JP2014214655A - 軸流水車 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランナベーンとディスチャージリングとの間の間隙に起因する漏れ流れの低減による水車性能の向上を図るとともに、間隙近傍で発生するキャビテーシン壞食を低減する。
【解決手段】軸流水車は、上流側内周面が円筒面として形成されるとともに下流側内周面が球面として形成されたディスチャージリングと、前記ディスチャージリングの内側に配置されるとともに外周端面が球面として形成されたランナベーンとを備えている。一実施形態において、この軸流水車は、ランナ子午断面で見て、前記ディスチャージリングの前記円筒面と前記球面との境界を通り、水車回転軸に直交する直線をAとし、直線Aと前記水車回転軸との交点をBとし、交点Bを中心として、直線Aを上流側に回転して10度以下の角度θで傾けた直線をCとし、直線Cと、前記ランナベーンの外周端面との交点をDとしたとき、前記ランナベーンの前縁の外周端が交点D上に位置するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、軸流水車のランナの構成に関する。
代表的な軸流水車であるカプラン水車が備え付けられた水力発電所の部分断面図(子午断面図)を図8に示す。上流よりケーシング1へ流入する水流はステーベーン2を通り、流量を調整するための開閉機能を有するガイドベーン3を流れ、発電機と主軸で連結されたランナへと到達する。この流水はランナボス10及びこれに取り付けられた複数枚のランナベーン4を有するランナを水車回転軸5周りに回転させ、これにより発電機が回転して発電が行われる。ランナを流出した流れは吸出し管を通り、下流もしくは下池へと放出される。カプラン水車のランナベーン4は、流量に応じてベーン回転軸6を中心として回転する。
ランナベーン4とディスチャージリング9との間には間隙が存在するため、当該間隙を通って流れる漏れ流れが存在する。この漏れ流れの分だけランナベーン4に作用する流体力を回収できなくなるため、漏れ流れが大きいと損失は増大する。
また、水車回転軸5に直交する断面でランナベーンを見てランナベーン4同士がオーバーラップしない場合には、特に流速の早い外周側(チップ部側)でランナベーン4に作用しない通り抜け流れが発生する。この通り抜け流れとランナベーン4とディスチャージリング9との間の間隙に由来する漏れ流れの影響により、ランナベーン4出口における流速分布はチップ部側で乱れやすく、また、乱れた流れは吸出し管において十分圧力回復を図ることができず、性能低下をもたらす。なお、図8において、ランナベーン4のチップ部におけるハッチングは、漏れ流れに起因して生じた翼面流の乱れを示している。
図8には、設計点に対応する姿勢のランナベーン4が二点鎖線で示され、大流量運転点に対応する姿勢のランナベーン4が実線で示されている。また、図8には、ベーン回転軸6方向から見たランナベーン4の外周端面7(これは球面である)を、設計点姿勢にあるものを二点鎖線で(参照符号7Aを付した)、大流量運転点姿勢にあるものを実線で(参照符号7Bを付した)、それぞれ示してある。ランナベーン4の分解・組み立て作業性を考慮し、近年では殆どの場合、ディスチャージリング9は、上流側内周面が円筒面、下流側内周面が球面となるように製作される。従って、ランナベーン4とディスチャージリング9との間の間隙Gのサイズは、上流側で大きく、また、ランナベーン4が設計点姿勢にあるときよりも大流量運転点姿勢にあるときにより大きくなる。この為、上述した漏れ流れによる損失は大流量運転点で大きくなり、大流量運転点での効率低下の主因となっている。
また、遠心力の影響により流れが外周側(チップ部側)へ偏り易いだけでなく、外周側では流速が大きいので、ランナベーン4の負圧面(裏面)での圧力低下が発生する。そのため、ランナベーン4とディスチャージリング9間の間隙が存在するこの部位ではキャビテーションが発生しやすく、壊食が生じ易い。このキャビテーションを抑制することも、性能低下をもたらす損失を低減させることとともにランナベーン4の延命化を図る上で重要である。
特開2005−315216号 実開昭63−112278号
本発明は、ランナベーンとディスチャージリングとの間の間隙に起因する漏れ流れの低減による水車性能の向上を図るとともに、間隙近傍で発生するキャビテーション壊食を低減することを目的としている。
一実施形態によれば、上流側内周面が円筒面として形成されるとともに下流側内周面が球面として形成されたディスチャージリングと、前記ディスチャージリングの内側に配置されるとともに外周端面が球面として形成されたランナベーンとを備えた軸流水車が提供される。この軸流水車は、ランナ子午断面で見て、前記ディスチャージリングの前記円筒面と前記球面との境界を通り、水車回転軸に直交する直線をAとし、直線Aと前記水車回転軸との交点をBとし、交点Bを中心として、直線Aを上流側に回転して10度以下の角度θで傾けた直線をCとし、直線Cと、前記ランナベーンの外周端面との交点をDとしたとき、前記ランナベーンの前縁の外周端が交点D上に位置するように構成されている。
第1実施形態を示すランナ子午断面図。 ランナベーン外周端前縁位置と水力損失の相関を示すグラフ図。 第2実施形態を示すランナ子午断面図及びベーン回転軸方向からの矢視図。 第2実施形態を示すベーン回転軸方向からの矢視図。 ランナベーン外周端周方向移動量と大流量運転点水力損失の相関を示すグラフ図。 第3実施形態を示すランナ子午断面図。 ランナベーン前縁部位湾曲量と水力損失の相関を示すグラフ図。 一般的な軸流水車(カプラン水車)の構成を示す部分断面図。
以下に図面を参照して、軸流水車の実施形態について説明する。なお、各実施形態を示す図面において、図8に示す要素と同一の要素には同一の参照符号を付し、重複説明は省略する。また、太い矢印Fは、水流(主流)を示している。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。図1は、設計点ランナベーン開度におけるランナ子午面形状を示している。ランナの基本構造は従来のもの(図8に示したもの)と同じであるが、本実施形態に係るランナベーン4は、
− ランナ子午断面で見て、
− ディスチャージリング9の内周面のうち上流側の円筒面と下流側の球面との境界9iを通り、水車回転軸5に直交する直線(この直線は、水車が縦軸の場合は水平線である)をAとし、
− 直線Aと水車回転軸5との交点をBとし、
− 交点Bを中心として、直線Aを上流側に回転して10度以下の角度θで傾けた直線をCとし、
− 直線Cと、ランナベーン4の外周端面7(これは球面である)との交点をDとしたとき、
− ランナベーン4の前縁8の外周端が交点D上に位置する
ように形成されている。
直線Aと直線Cとが成す角度をθとしたとき、角度θと水力損失の関係を流れ解析により調査した結果を図2に示す。この図2より、角度θが10度を超えると急激に損失が増加していることがわかる。このような現象が生じるのは、ランナベーン4とディスチャージリング9との間の隙間を通る漏れ流れの流量がある程度大きくなると、漏れ流れが減衰することなくランナ下流部位で新たな流れの乱れを誘発することに起因している、ということが発明者による流れの可視化分析により解明されている。この第1実施形態によれば、角度θを10度以下に制限することにより、ディスチャージリング9の円筒面とランナベーン外周端面7との間の間隙のサイズを制限し、これによって、漏れ流れに起因した損失を大幅に低減することができ、さらには漏れ流れに起因したキャビテーション発生を低減することが可能となる。
[第2実施形態]
次に、図3〜図5を参照して、第2実施形態について説明する。図3には、上段にランナベーン4及びディスチャージリング9を含むランナの子午断面、下段にランナベーン4のベーン回転軸6方向(矢印R方向)から見たランナベーン4の外周端面7の形状がそれぞれ示されている。詳細には、図3の下段は、球面であるランナベーン外周端面7を、ベーン回転軸6に垂直な平面に平行投影したものが示されている。
第2実施形態は、第1実施形態の構成を全て備えている。これに加えて第2実施形態では、図3の下段及び図4において実線で示すように、ランナベーン外周端面7が、ランナベーン4の圧力面側にずれた位置に配置されている。一般的な従来のランナベーンでは、ランナベーンのベーン回転軸6方向で見て、ランナベーン回転軸6が、図3の下段及び図4において破線で示すランナベーン外周端面7の翼型におけるキャンバ線CL’(図4参照)上に位置している。この場合、ランナベーンを設計点姿勢(設計点に対応する角度位置)から大流量運転点姿勢(大流量運転点に対応する角度位置)までランナベーン回転軸6を中心として回転させると(図3の下段を参照)、ランナベーン4の前縁8の外周端が図3の下段において符号12aで示す位置から符号12bで示す位置まで上流側に向けて移動する。前述したようにランナベーン4の外周端面7が球面でディスチャージリング9上流側内周面が円筒面であるため、このようなランナベーン4の前縁8の外周端の移動に伴い、ディスチャージリング9とランナベーン4の前縁8の外周端との間の隙間のサイズは増大する。従って、大流量運転点のときに漏れ流れが増大することになる。
一方、この第2実施形態によれば、図3の下段及び図4において実線で示すように、ランナベーン4の外周端面7をベーン回転軸6に対してランナ圧力面側(図3の下段及び図4における上方)に移動量T(図4を参照)だけずらした位置に配置している。すなわち、図4に示すように、ベーン回転軸6方向で見て、ランナベーン4の外周端面7の翼型のキャンバ線CLが、ベーン回転軸6よりもランナベーン4の圧力面側にずれた位置に位置している。このようにすることにより、図3の下段及び図4の図面上において、設計点姿勢にあるランナベーン4の前縁8の外周端(11a、11b)とベーン回転軸6とを結ぶ直線と、流れ方向に延びる直線(図3の下段では水車回転軸5に対応する直線)とが成す角度(以下、角度φと呼ぶ)が小さくなる。ランナベーン4を設計点に対応する角度位置から大流量運転点に対応する角度位置までランナベーン回転軸6を中心として回転させたとき、ランナベーン4の前縁8の外周端はランナベーン回転軸6を中心とする円13に沿って図中11aで示す位置から11bで示す位置まで移動するが、この第2実施形態では従来例と比較して前記角度φが小さい(図示例ではゼロ度付近で変動)するため、「COS(φ+Δφ)−COSφ」で決まるランナベーン4の前縁8の外周端の流れ方向に関する移動量は非常に小さい。このため、ランナベーン4が設計点の姿勢から大流量運転点の姿勢に移行しても、ランナベーン4とディスチャージリング9との間の上流側における隙間寸法が極端に増加することはない。従って、この第2実施形態によれば、より広い運転流量範囲において、漏れ流れに起因した損失とキャビテーションをより効果的に低減することができる。
なお、移動量Tが大きすぎると、大流量運転時にランナベーン4とディスチャージリング9との間の下流側における隙間寸法が過大となり、損失が逆に増加してしまう。このため、上記第2実施形態の効果を確実に発現させるためには、ランナベーン4の移動量Tを適切な範囲に収める必要がある。以下、この点について図4及び図5を参照して説明する。
先に説明したように図4には、第2実施形態に係るランナベーン4が設計点姿勢にあるときの外周端面7を、ベーン回転軸6に垂直な平面に平行投影したものが実線で示されている。図4の平面(投影平面)上において、ランナベーン4の外周端面7の翼型におけるキャンバ線CLと、ベーン回転軸6を通り水車回転軸5と直交する直線との交点をPとし、この点Pとランナベーン回転軸6との距離を、ランナベーン4の移動量Tと定義する。また、水車回転軸5の方向に沿って測定したランナベーン4の外周端面7の翼型の前縁11a(これはランナベーン4の前縁8の外周端に対応する)から点Pまでの距離をL1とする。そして、移動量Tを前記距離L1により除することにより無次元化した移動量T/L1と大流量運転点における水力損失の関係を、流れ解析により調査した。その結果が図5に示されており、この図5より、T/L1<1.5とすることが最適であることがわかる。なお、図4において、翼型の前縁11aが水車回転軸5上に位置するように描かれているが、水車回転軸5から外れた位置にあっても構わない。
[第3実施形態]
次に、図6を参照して、第3実施形態について説明する。図6は、ランナベーン4が設計点姿勢にあるときのランナ子午断面を示している。この第3実施形態は、第1実施形態の構成を全て備えているが、ランナベーン4の前縁8が下流側に向けて凹となるように湾曲している点が、第1実施形態と異なっている。第1実施形態のように(図2を参照)、ランナベーン4の前縁8の外終端を下流側に後退させ、かつ、ランナベーン4の前縁8が直線状である場合、翼後退角効果によりランナベーン4の前縁8に沿った外向き流れ14(図6(a)を参照)が発生し、これが前述した漏れ流れを乱して、これにより損失が増加しうる。
この第3実施形態によれば、ランナベーン4の前縁8を下流側に向けて凹となるように湾曲させた形状にすることにより、ランナベーン4の前縁外周端付近では、翼前進角効果により、図6(b)に示すような内向き流れ15が発生してランナベーン4の前縁8に沿った外向き流れ14を打ち消す様に作用する。このため、第1実施形態と比較して、より効果的に漏れ流れに起因した流れの乱れとこれに伴う損失を低減することができる。
なお、前縁8の湾曲量が大きすぎるとランナ中央部で発生する外向き流れ14と外周部位で発生する内向き流れ15が強烈になりすぎて、この流れ自体がランナ内部流れを乱して、損失が逆に増加してしまう。このため、上記第3実施形態の発明の効果を確実に発現させるためには、ランナベーン前縁の湾曲量を適正にする必要がある。ここで湾曲量は、ランナベーン4が設計点姿勢にあるときのランナ子午断面である図7(a)に示すように、ランナベーンの前縁の内周端と外周端とを結ぶ線分16(破線で示す)に直交する方向に測定した前記線分からランナベーン4の前縁8までの最大距離ΔYとして定義される。この最大距離ΔYを線分16の長さLで除して無次元化した湾曲量ΔY/Lと、損失との関係を流れ解析により調査した結果が図7(b)に示されている。この図7(b)より、「ΔY/L<0.2」とすることが最適であることがわかる。なお、この第3実施形態に、第2実施形態の特徴を組み込んでも構わない。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、実施形態は例示的なものであり、本発明の範囲は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。なお、上記の実施形態の特徴は、ペルトン水車に限らず、様々な形式の軸流水車に適用可能である。
1 ケーシング
2 ステーベーン
3 ガイドベーン
4 ランナベーン
5 水車回転軸
6 ベーン回転軸
7 ランナベーンの外周端面
8 ランナベーンの前縁
9 ディスチャージリング
10 ランナボス
11a,11b,12a,12b ランナベーンの前縁の外周端

Claims (6)

  1. 上流側内周面が円筒面として形成されるとともに下流側内周面が球面として形成されたディスチャージリングと、前記ディスチャージリングの内側に配置されるとともに外周端面が球面として形成されたランナベーンとを備えた軸流水車において、
    ランナ子午断面で見て、
    前記ディスチャージリングの前記円筒面と前記球面との境界を通り、水車回転軸に直交する直線をAとし、
    直線Aと前記水車回転軸との交点をBとし、
    交点Bを中心として、直線Aを上流側に回転して10度以下の角度θで傾けた直線をCとし、
    直線Cと、前記ランナベーンの外周端面との交点をDとしたとき、
    前記ランナベーンの前縁の外周端が交点D上に位置する
    ことを特徴とする軸流水車。
  2. 前記ランナベーンのベーン回転軸方向で見て、
    前記ランナベーンの外周端面の翼型のキャンバ線が、ベーン回転軸よりも前記ランナベーンの圧力面側にずれた位置に配置されていることを特徴とする、請求項1記載の軸流水車。
  3. 前記ランナベーンのベーン回転軸方向で見て、
    水車回転軸方向に直交する方向に前記ベーン回転軸から前記圧力面側に延ばした直線が前記ランナベーンの外周端面の翼型のキャンバ線と交わる点をPとしたとき、前記ベーン回転軸から点Pまでの距離をTとし、前記水車回転軸方向に沿って測定した前記翼型の前縁から点Pまでの距離をL1としたとき、
    T/L1<1.5
    なる関係が成立するように前記ランナベーンを配置したことを特徴とする、請求項2記載の軸流水車。
  4. ランナ子午断面で見て、前記ランナベーンの前縁が下流側に向けて凹となるように湾曲していることを特徴とする、請求項1記載の軸流水車。
  5. ランナ子午断面で見て、前記ランナベーンの前縁が下流側に向けて凹となるように湾曲していることを特徴とする、請求項2または3記載の軸流水車。
  6. ランナ子午断面で見て、
    前記ランナベーンの前縁の内周端と外周端とを結ぶ線分の長さをLとし、
    前記線分に直交する方向に測定した前記線分から前記ランナベーンの前縁までの最大距離を△としたとき、
    △/L<0.2
    なる関係が成立するように前記ランナベーンの前縁が湾曲していることを特徴とする、請求項4または5記載の軸流水車。
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