JP2014211583A - 表示装置、表示制御方法及び表示制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】電力がなくなる前に、メモが書き込まれたページや未表示のページ等、ユーザが確認したいページを表示することができる表示装置等を提供する。
【解決手段】複数ページのうちのいずれかのページのデータの表示状態を、電源手段108の電力を消費することなく保持すると共に、電源手段の電力を消費して表示ページの切り替えを行う表示手段11と、表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量を測定する測定手段101と、電源手段の残電力量を取得する取得手段101を備える。測定された表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量と、取得された残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出し、算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、設定された特定のページのデータを表示手段11に表示させる。
【選択図】 図8
【解決手段】複数ページのうちのいずれかのページのデータの表示状態を、電源手段108の電力を消費することなく保持すると共に、電源手段の電力を消費して表示ページの切り替えを行う表示手段11と、表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量を測定する測定手段101と、電源手段の残電力量を取得する取得手段101を備える。測定された表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量と、取得された残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出し、算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、設定された特定のページのデータを表示手段11に表示させる。
【選択図】 図8
Description
この発明は、電子ペーパー、タブレット端末等の表示装置、該表示装置で実施される表示制御方法及び表示制御プログラムに関する。
資料等のデータを表示する表示装置として、内蔵電源の電力を消費することなく表示状態を維持することが可能な例えば電子ペーパーやタブレット端末等が用いられている。
しかし、このような表示装置では、表示データの書き換えを行うときには電力が消費されるため、表示されるページが切り替わる度に、あるいはメモが書き込まれる度に、電力が消費される。特に、打ち合わせやプレゼンテーションの資料が多数ページからなる場合、ページを切り替えたりメモを書き込む頻度が高くなり電力消費が多くなる。
このため、打ち合わせやプレゼンテーションの途中で、表示装置の電力がなくなってしまった場合、新たに充電しなければ資料の内容を確認することができず、不便であった。
また、打ち合わせやプレゼンテーションを行っている時に、後で質問するために資料上に質問内容等をメモ書きしておくことがあるが、この場合も、表示装置の電力が途中でなくなってしまうと、メモの内容を確認することができなかった。
このように、表示装置の電力がデータの表示途中でなくなってしまうと、ユーザーは確認したいページがあっても、そのページをもはや表示させることができない。このため、表示装置の電力がなくなる前に、メモが書き込まれたページや未表示のページ等を表示できるようにして、ユーザーがこれらのページを確認することができれば、使い勝手が良くなり大変便利である。
なお、特許文献1には、撮像手段と、制御手段と、表示手段と、第1の記録手段と、第1の電力供給手段とを有し、撮像した静止画像及び或は動画像を記録媒体に記録及び再生表示する画像処理装置と、第2の記録手段と、第2の電力供給手段とを有し、前記画像処理装置と接続が可能な画像処理装置用ステーション装置において、第1及び或は第2の電力供給手段と第1及び或は第2の記録手段の残容量を検出し、その検出結果に基づいて、第1の電力供給手段への充電及び或は第1の記録手段から第2の記録手段へのデータの保存を行う技術が開示されている。
また、特許文献2には、画像データを受信する通信手段と、受信画像データを蓄積する画像メモリと、蓄積された画像データを印刷出力するプリンタとを有し、上記画像データの印刷出力に際し、上記印刷出力の指令操作が行われた場合、あるいは電池残容量が所定以下になった場合に、上記メモリ内の蓄積画像データを上記プリンタにダイジェスト印刷させる技術が開示されている。
しかしながら、上記の各特許文献に記載された技術では、電力切れの直前に、データを別の記録媒体へ保存したり用紙に印刷させるものであり、表示装置の電力がなくなる前に、ユーザが確認したいメモが書き込まれたページや未表示のページ等を表示装置に表示できる技術を提供するものではなかった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、電力がなくなる前に、メモが書き込まれたページや未表示のページ等、ユーザが確認したいページを表示することができる表示装置及び表示制御方法を提供し、さらには前記表示方法を表示装置のコンピュータに実行させるための表示制御プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)電源手段と、複数ページのうちのいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源手段の電力を消費して前記表示ページの切り替えを行う表示手段と、表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量を測定する測定手段と、前記電源手段の残電力量を取得する取得手段と、前記測定手段により測定された表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量と、前記取得手段により取得された前記電源手段の残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、設定された特定のページのデータを前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えたことを特徴とする表示装置。
(2)前記表示手段に電力を消費して手書きされたデータを入力する手書きデータ入力手段を備え、前記特定のページのデータは、前記手書きデータ入力手段により入力された手書きデータを含むページのデータである前項1に記載の表示装置。
(3)前記特定のページのデータの表示は、前記算出手段により算出された表示ページの切替可能回数が1回になったときに行われる前項1または2に記載の表示装置。
(4)前記制御手段は、前記特定のページが複数ページである場合はこれらの複数ページのデータを縮小して前記表示手段に表示させる前項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
(5)前記制御手段は、ユーザーによって設定された縮小率で前記複数ページのデータを縮小する前項4に記載の表示装置。
(6)前記制御手段は、前記複数ページのデータが文字データである場合、該文字データのフォントサイズを前記表示手段に表示可能な最小のフォントサイズに設定したときの縮小率で前記複数ページのデータを縮小する前項4に記載の表示装置。
(7)前記制御手段は、前記特定のページのページ数に応じた縮小率で前記複数ページのデータを縮小する前項4に記載の表示装置。
(8)前記制御手段は、縮小された複数ページのデータを同時に表示不可能な場合は、現在表示されているページよりも後のページで現在表示されているページにより近いページか、または現在表示されているページよりも前のページで現在表示されているページに対してより古いページのデータを前記表示手段に表示させる前項4〜7のいずれかに記載の表示装置。
(9)縮小された複数ページのデータを同時に表示不可能な場合に前記表示手段に表示させるページをユーザーが設定するための第1の設定手段を備え、前記制御手段は、縮小された複数ページのデータを同時に表示不可能な場合は、前記第1の設定手段により設定されたページのデータを前記表示手段に表示させる前項4〜7のいずれかに記載の表示装置。
(10)前記表示手段に電力を消費して手書きされたデータを入力する手書きデータ入力手段を備え、前記複数のページは、前記手書きデータ入力手段により入力された手書きデータを含むページ及び/または同一ファイルでまだ表示されていないページである前項4〜7のいずれかに記載の表示装置。
(11)前記表示手段に表示させる前記複数のページをユーザーが設定するための第2の設定手段を備え、前記制御手段は、前記第2の設定手段により設定された複数のページのデータを前記表示手段に表示させる前項4〜10のいずれかに記載の表示装置。
(12)前記特定の複数のページのデータを縮小して前記表示手段に表示させるか否かをユーザーが設定するための第3の設定手段を備え、前記制御手段は、前記第3の設定手段により複数のページのデータを縮小して前記表示手段に表示させる設定がなされている場合にのみ、複数のページのデータを縮小して前記表示手段に表示させる前項4〜11のいずれかに記載の表示装置。
(13)前記第3の設定手段によるユーザーの設定は、ページデータの表示中で表示ページの切替可能回数が2回のときに行われる前項12に記載の表示装置。
(14)電源手段と、複数ページのうちのいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源手段の電力を消費して前記表示ページの切り替えを行う表示手段とを備えた表示装置で実行される表示制御方法であって、表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量を測定する測定ステップと、前記電源手段の残電力量を取得する取得ステップと、前記測定ステップにおいて測定された表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量と、前記取得ステップにおいて検出された前記電源手段の残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出する算出ステップと、前記算出ステップにおいて算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、設定された特定のページのデータを前記表示手段に表示させる制御ステップと、を備えたことを特徴とする表示制御方法。
(15)電源手段と、複数ページのうちのいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源手段の電力を消費して前記表示ページの切り替えを行う表示手段とを備えた表示装置のコンピュータに、表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量を測定する測定ステップと、前記電源手段の残電力量を取得する取得ステップと、前記測定ステップにおいて測定された表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量と、前記取得ステップにおいて取得された前記電源手段の残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出する算出ステップと、前記算出ステップにおいて算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、設定された特定のページのデータを前記表示手段に表示させる制御ステップと、を実行させるための表示制御プログラム。
(1)電源手段と、複数ページのうちのいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源手段の電力を消費して前記表示ページの切り替えを行う表示手段と、表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量を測定する測定手段と、前記電源手段の残電力量を取得する取得手段と、前記測定手段により測定された表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量と、前記取得手段により取得された前記電源手段の残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、設定された特定のページのデータを前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えたことを特徴とする表示装置。
(2)前記表示手段に電力を消費して手書きされたデータを入力する手書きデータ入力手段を備え、前記特定のページのデータは、前記手書きデータ入力手段により入力された手書きデータを含むページのデータである前項1に記載の表示装置。
(3)前記特定のページのデータの表示は、前記算出手段により算出された表示ページの切替可能回数が1回になったときに行われる前項1または2に記載の表示装置。
(4)前記制御手段は、前記特定のページが複数ページである場合はこれらの複数ページのデータを縮小して前記表示手段に表示させる前項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
(5)前記制御手段は、ユーザーによって設定された縮小率で前記複数ページのデータを縮小する前項4に記載の表示装置。
(6)前記制御手段は、前記複数ページのデータが文字データである場合、該文字データのフォントサイズを前記表示手段に表示可能な最小のフォントサイズに設定したときの縮小率で前記複数ページのデータを縮小する前項4に記載の表示装置。
(7)前記制御手段は、前記特定のページのページ数に応じた縮小率で前記複数ページのデータを縮小する前項4に記載の表示装置。
(8)前記制御手段は、縮小された複数ページのデータを同時に表示不可能な場合は、現在表示されているページよりも後のページで現在表示されているページにより近いページか、または現在表示されているページよりも前のページで現在表示されているページに対してより古いページのデータを前記表示手段に表示させる前項4〜7のいずれかに記載の表示装置。
(9)縮小された複数ページのデータを同時に表示不可能な場合に前記表示手段に表示させるページをユーザーが設定するための第1の設定手段を備え、前記制御手段は、縮小された複数ページのデータを同時に表示不可能な場合は、前記第1の設定手段により設定されたページのデータを前記表示手段に表示させる前項4〜7のいずれかに記載の表示装置。
(10)前記表示手段に電力を消費して手書きされたデータを入力する手書きデータ入力手段を備え、前記複数のページは、前記手書きデータ入力手段により入力された手書きデータを含むページ及び/または同一ファイルでまだ表示されていないページである前項4〜7のいずれかに記載の表示装置。
(11)前記表示手段に表示させる前記複数のページをユーザーが設定するための第2の設定手段を備え、前記制御手段は、前記第2の設定手段により設定された複数のページのデータを前記表示手段に表示させる前項4〜10のいずれかに記載の表示装置。
(12)前記特定の複数のページのデータを縮小して前記表示手段に表示させるか否かをユーザーが設定するための第3の設定手段を備え、前記制御手段は、前記第3の設定手段により複数のページのデータを縮小して前記表示手段に表示させる設定がなされている場合にのみ、複数のページのデータを縮小して前記表示手段に表示させる前項4〜11のいずれかに記載の表示装置。
(13)前記第3の設定手段によるユーザーの設定は、ページデータの表示中で表示ページの切替可能回数が2回のときに行われる前項12に記載の表示装置。
(14)電源手段と、複数ページのうちのいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源手段の電力を消費して前記表示ページの切り替えを行う表示手段とを備えた表示装置で実行される表示制御方法であって、表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量を測定する測定ステップと、前記電源手段の残電力量を取得する取得ステップと、前記測定ステップにおいて測定された表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量と、前記取得ステップにおいて検出された前記電源手段の残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出する算出ステップと、前記算出ステップにおいて算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、設定された特定のページのデータを前記表示手段に表示させる制御ステップと、を備えたことを特徴とする表示制御方法。
(15)電源手段と、複数ページのうちのいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源手段の電力を消費して前記表示ページの切り替えを行う表示手段とを備えた表示装置のコンピュータに、表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量を測定する測定ステップと、前記電源手段の残電力量を取得する取得ステップと、前記測定ステップにおいて測定された表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量と、前記取得ステップにおいて取得された前記電源手段の残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出する算出ステップと、前記算出ステップにおいて算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、設定された特定のページのデータを前記表示手段に表示させる制御ステップと、を実行させるための表示制御プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、測定手段により測定された表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量と、取得手段により取得された電源手段の残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出し、算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、設定された特定のページのデータを表示手段に表示させるから、電力がなくなる前に、メモが書き込まれたページや未表示のページ等、特定のページを表示することができる表示装置となる。このため、電力がなくなってユーザーが確認したいページ等があっても、そのページを表示させることができないという不都合をなくし、使い勝手の大変良い表示装置となる。
前項(2)に記載の発明によれば、算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、手書きデータ入力手段により入力された手書きデータを含むページが表示されるから、ユーザーは手書き入力されたページを確認することができる。
前項(3)に記載の発明によれば、算出手段により算出された表示ページの切替可能回数が1回となったときに、特定のページのデータが表示されるから、表示装置の電力がなくなる直前にユーザーは特定のページを確認することができる。
前項(4)に記載の発明によれば、特定のページが複数ページである場合は、算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、前記複数ページのデータが縮小されて集約表示されるから、ユーザーは複数ページを一度に確認することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、ユーザーによって設定された縮小率で前記複数ページのデータが縮小されるから、ユーザー自身が見やすい状態で複数ページを集約表示できる。
前項(6)に記載の発明によれば、複数ページのデータが文字データである場合、該文字データのフォントサイズを表示手段に表示可能な最小のフォントサイズに設定したときの縮小率で複数ページのデータが縮小表示されるから、より多くのページを集約表示できる。
前項(7)に記載の発明によれば、特定のページのページ数に応じた縮小率で複数ページのデータが縮小されるから、各ページを効率的な大きさに縮小することができる。
前項(8)に記載の発明によれば、縮小された複数ページのデータを同時に表示不可能な場合は、現在表示されているページよりも後のページで現在表示されているページにより近いページか、または現在表示されているページよりも前のページで現在表示されているページに対してより古いページのデータが表示手段に表示される。
前項(9)に記載の発明によれば、縮小された複数ページのデータを同時に表示不可能な場合は、ユーザーにより設定されたページのデータ、つまりユーザーが望むページが表示手段に表示される。
前項(10)に記載の発明によれば、手書きデータ入力手段により入力された手書きデータを含むページ及び/または同一ファイルでまだ表示されていないページのデータが表示手段に表示されるから、ユーザーが確認したいページを効果的に表示させることができる。
前項(11)に記載の発明によれば、ユーザーにより設定された複数のページのデータが集約表示される。
前項(12)に記載の発明によれば、ユーザーにより複数のページのデータを縮小して表示手段に表示させる設定がなされている場合にのみ、複数のページのデータが縮小されて前記表示手段に表示されるから、ユーザーの意思に基づいて複数ページの集約表示を行わせることができる。
前項(13)に記載の発明によれば、前記第3の設定手段によるユーザーの設定は、ページデータの表示中で表示ページの切替可能回数が2回のときに行われるから、設定のために電力が消費されても、複数ページの集約表示を確実に行わせることができる。
前項(14)に記載の発明によれば、電力がなくなる前に、メモが書き込まれたページや未表示のページ等、特定のページを表示することができるから、ユーザーが確認したいページ等があっても、電力がなくなってそのページを表示させることができないという不都合をなくし、使い勝手を改善することができる。
前項(15)に記載の発明によれば、電力がなくなる前に、メモが書き込まれたページや未表示のページ等、特定のページを表示装置に表示する処理を、表示装置のコンピュータに実行させることができる。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る表示装置としての電子ペーパー1の正面図である。なお、表示装置は電子ペーパーに限定されることはなく、タブレット端末等であっても良い。
この電子ペーパー1は表示部を備えると共に、下端部にはページ戻しボタン12と、実行/更新ボタン13と、ページ送りボタン14が配設されている。
表示部11は、後述する電源部の電力を消費することなく表示状態を保持する一方、表示ページを切り替える際には電力を消費する公知の構成のものである。「電力を消費することなく」とは、電力を全く消費しない場合はもとより、電力消費がわずかである場合も許容する概念である。
この表示部11の表面にはタッチパネル(図示せず)が設けられており、ユーザーはタッチパネルを手書き入力装置2でなぞって文字や図形等のメモを手書き入力することができる構成となされている。なお、手書き入力装置2によるメモの書き込みは、ページ切り替えと同様に電力消費を伴って行われる。
ページ戻しボタン12は、表示されているページを1つ前のページに切り替えるためのボタンであり、実行/更新ボタン13は、例えば手書き入力装置2により手書きされたメモの入力を実行するのに用いられ、ページ送りボタン14は、表示されているページを次のページに切り替えるためのボタンである。
図2は、電子ペーパー1の電気的な構成を示すブロック図である。
電子ペーパー1は、上述した表示部の他、CPU101、RAM102、ROM103、画像処理部104、外部記憶装置105、操作部106、電源管理部107、電源部108、ネットワークインターフェース(図面ではネットワークIFと記されている)109を備えている。
CPU101は、ROM103や外部記憶装置105などに保存されているプログラムをRAM103にロードして実行することにより、電子ペーパー1の全体を統括的に制御する。たとえば、外部記憶装置105に記憶された複数ページのデータからなる資料を、ユーザーの指示に基づいて表示部11に表示するとともに、表示したページを切り替える。さらに、表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量を測定したり、電源管理部107を介して電源部108の残電力量を取得したり、測定した表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量と、取得した電源部108の残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出したり、算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、予め設定された特定のページのデータを表示部11に表示させる等の制御を行うが、詳細は後述する。
RAM102は、CPU101が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供する記憶媒体であり、ROM103は、CPU101が実行する動作プログラムやその他のデータを保存する記憶媒体である。
画像処理部104は、外部記憶装置105に記憶される画像データ等に所定の画像処理を実行する。
外部記憶装置105は例えばSDカード等の可搬性記録媒体やハードディスク装置等からなり、表示部11に表示される複数ページの資料のデータやその他のデータを保存する。
操作部106は前述したタッチパネルからなり、タッチパネルがタッチされた時のタッチ位置の座標の読み取り等を行う。
電源管理部107は電源部108の状態を管理するものであり、表示ページの切り替え等が行われるたびに、電源部108の残電力量等を取得する。なお、電源部108は電子ペーパー1の各部に電力を供給するものであり、充電可能に構成されている。また、表示部11に表示されるページの切り替えや手書き入力装置2による画面へのメモ書きがあった場合等には、電源部108の電力が消費される。
ネットワークインターフェース109は、電子ペーパー1と他の外部機器との間で、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段として機能する。
次に、図1及び図2に示した電子ペーパー1の動作の概要を説明する。
図3のように、例えば打ち合わせやプレゼンテーション中に、A〜Fの6ページからなる資料(ファイル)を、Aページから順に表示部11に表示していくものとする。図3の例では、現在Dページが表示部11に表示されており、A〜Cの各ページは既に表示済みであり、E及びFの各ページは未表示であるとする。また、Bページ及びCページは手書き入力によるメモ(手書きメモ)が存在しているページである。
この実施形態では、電子ペーパー1は、表示部11に表示されているページを他のページに1回切り替えたときに要する消費電力量を測定するとともに、この消費電力量と前記電源部108の残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出する。そして、算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、設定された特定のページのデータを表示部11に表示させるものとなされている。
表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、設定された特定のページのデータを表示部11に表示させるから、電力がなくなる前に、ユーザーが確認したい手書きメモのあるページや未表示のページ等の特定のページを表示することができる。このため、電力がなくなってしまい、ユーザーが確認したいページ等があってもそのページを表示させることができないという不都合をなくし、使い勝手を向上できる。
また、表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、特定のページのデータを表示部11に表示させるか否かを、ユーザーがタッチパネルや実行/更新ボタン13等を用いて設定できる構成としても良い。
表示ページの切替可能回数の所定値としては、例えば1回、あるいは2回、3回等を例示できるが、これに限定されることはない。この所定値はデフォルトで設定されていても良いし、ユーザーがタッチパネルや実行/更新ボタン13等を用いて設定できる構成としても良い。
また、前記所定値となったときに表示部11に表示される特定のページも、予めデフォルトで設定されていても良いが、ユーザーがタッチパネルや実行/更新ボタン13等を用いて設定できる構成としても良い。ユーザーによる設定は全ての資料に共通の設定として予め行われていても良いし、資料の表示を行わせる前や表示中その他任意のタイミングで、その都度設定を行う構成としても良い。ただし、資料表示中に設定する場合、設定動作にも電量が消費されるから、電源部108の残電力量として、2回の表示ページの切り替えが可能な電力量が確保されているとき、つまり表示ページの切替可能回数が2回のときに行われるのが望ましい。なお、表示ページの切替可能回数が3回以上のときに行われても良い。
特定のページが複数のページである場合、これらの複数のページは縮小されて集約表示つまり同時に表示部11に表示される。
図4は、特定のページとして、手書きメモの存在するページが設定されている例を示すものである。これにより、電力がなくなる前に、ユーザーは手書きメモの存在するページを確認することができる。
この実施形態では、前述したように、B及びCページの2ページが手書きメモの存在しているページであり、これらの2ページがそれぞれ表示倍率70.7%に自動的に縮小され、向きも90度回転されて表示部11に集約表示される。
縮小倍率は特定ページのページ数に応じて自動的に設定されても良いし、ユーザーが予めあるいは資料表示の都度、タッチパネルや実行/更新ボタン13等を用いて設定できる構成としても良い。ただし、資料表示中に設定する場合、少なくとも2回の表示ページの切り替えが可能な電力量が確保されているときに設定が行われるのが望ましい。
また、複数のページのデータを縮小して表示部11に表示させるか否かをユーザーが設定できる構成としても良い。この場合は、複数のページのデータを縮小して表示部11に表示させる設定がなされている場合にのみ、複数のページのデータが縮小されて表示部11に表示される。この設定は、ユーザーが予め行っても良いし、資料表示の都度、タッチパネルや実行/更新ボタン13等を用いて行っても良い。また、予め行うか資料表示の都度行うかをユーザーが選択できるようにしても良い。ただし、資料表示中に設定する場合、2回の表示ページの切り替えが可能な電力量が確保されているときに設定が行われるのが望ましい。
図5は、特定のページとして未表示のページが設定されている例を示すものである。これにより、電力がなくなる前に、ユーザーは未表示のページを確認することができる。
この実施形態では、前述したように、E及びFページの2ページが未表示のページであり、これらの2ページがそれぞれ表示倍率70.7%に縮小され、向きも90度回転されて表示部11に集約表示されている。
図6は、集約表示対象の特定のページとして、手書きメモが存在しているページと未表示のページが設定されている例を示すものである。
この場合、特定のページとしてB及びCページとE及びFページの合計4ページが対象となり、これらの4ページがそれぞれ表示倍率50%に自動的に縮小され、上下左右に1ページずつのレイアウトで表示部11に集約表示されている。
図7は、最小文字サイズを考慮して縮小倍率を設定し複数ページを集約表示した例を示すものである。
図4〜6の例では、特定のページのページ数に応じて、これらの複数ページが表示部11の全体に表示されるように、ページ数に応じた縮小率で各ページが縮小された場合を示した。これに対し、図7の例では、手書きメモが存在しているB及びCページと未表示のE及びFページの合計4ページが、ページ内のテキストデータの一文字が表示部11で表示可能な最小文字サイズと一致するような縮小倍率で縮小され、表示されている。
このような縮小倍率に設定することで、より多くのページを集約表示することができる。
ところで、特定のページが複数ページである場合、縮小倍率によっては全てのページを同時に表示部11に表示できない場合がある。例えば、縮小倍率が70.7%に設定されている状態では表示部11に同時に表示されるページ数は2ページであり、手書きメモが存在しているB及びCページと未表示のE及びFページの合計4ページを、同時に表示させることができない。
そこでこの場合は、現在表示されているページ(例えばページD)よりも後のページ(新しいページ)であるE及びFページの2ページか、または現在表示されているページよりも前のページ(古いページ)であるB及びCページの2ページを、優先的に表示部11に表示させる。前者の場合、図4と同じ表示状態となり、後者の場合、図5と同じ表示状態となる。
新しいページや古いページが3ページ以上存在しており、一度に集約表示できない場合は、新しいページのうち現在表示されているページにより近いページや、古いページのうち現在表示されているページに対してよりより古いページから順に優先的に表示させても良い。
いずれのページを優先的に表示させるかは、予めデフォルトで設定されていても良い。また、ユーザーが予めあるいは資料表示の都度、タッチパネルや実行/更新ボタン13等を用いて設定できる構成としても良い。
図8は、電子ペーパー1が行う特定ページの表示処理の動作を示すフローチャートである。この処理は、電子ペーパー1のCPU101がROM103または外部記憶装置105に格納されている動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ステップS01では、所定のタイミングで複数ページを縮小して表示する設定、つまり集約表示設定がなされているかどうかを判断する。設定されていなければ(ステップS01でNO)、処理を終了する。設定されていれば(ステップS01でYES)、ステップS02で、集約表示タイミングとして、電源部108の残電力が表示ページの切替可能回数1回(最後の1回)になったタイミングをセットしたのち、ステップS03に進む。
ステップS03では、集約表示設定を資料表示の都度行う設定になっているかどうかを判断し、その都度行う設定になっていなければ(ステップS03でNO)、ステップS05に進む。その都度行う設定になっていれば(ステップS03でYES)、ユーザーの指示に基づく設定を行うのに電力消費を伴うことから、ステップS04で、集約表示タイミングとして、電源部108の残電力が表示ページの切替可能回数2回(最後の2回)になったタイミングをセットしたのち、ステップS05に進む。
ステップS05では、ページが切り替えられるのを待ち(ステップS05でNO)、ページが切り替えられると(ステップS05でYES)、ステップS06で、電力状態確認処理を実行する。この処理については後述する。
次いで、ステップS07で、電源部108の残電力が集約表示タイミングに達したかどうかを、表示ページの切替可能回数が1回または2回になったかどうかで判断する。電源部108の残電力が集約表示タイミングに達していなければ(ステップS07でNO)、ステップS05に進む。達していれば(ステップS07でYES)、ステップS08で、集約ページ作成処理を実行した後、ステップS09で、作成された集約ページのデータを表示部11に表示する。集約ページ作成処理については後述する。
図9は、図8のステップS06の電力状態確認処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS061では、ページ切り替えに要したページ切替電力量を取得する。ページ切替電力量は、電源部108のページ切替前の残電力量とページ切替後の残電力量との差から求められる。
次に、ステップS062で、ステップS061で求めたページ切替電力量が、ページ切替最大電力量よりも大であるか否かを判断し、大であれば(ステップS062でYES)、ステップS063で、前記ページ切替電力量をページ切替最大電力量に置き換えた後、ステップS064に進む。ページ切替電力量が、ページ切替最大電力量よりも大でなければ(ステップS062でNO)、そのままステップS064に進む。
このように、ページ切替最大電力量を基準に電源部108の残電力量が判断されるから、1回分または2回分の切替可能回数となっても必要十分な残電力量を確保できる。なお、1ページ当たりの切り替えに要する消費電力量の測定は、上記方法に限定されることはない。
ステップS064では、電源部108の残電力量を取得した後、ステップS065で、残電力量がページ切替電力量×3よりも大かどうかを判断する。大であれば(ステップS065でYES)、ステップS066で、切替可能回数として2回以上をセットした後、本ルーチンを終了し、図8のルーチンにリターンする。大でなければ、(ステップS065でNO)、ステップS067で、切替可能回数として2回をセットした後、ステップS068に進む。
ステップS068では、電源部108の残電力量が残電力量がページ切替電力量×2よりも大かどうかを判断する。大であれば(ステップS068でYES)、図8のルーチンにリターンする。大でなければ、(ステップS068でNO)、ステップS069で、切替可能回数として1回をセットした後、図8のルーチンにリターンする。
図10は、図8のステップS08の集約ページ作成処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS0801で、集約表示対象として未表示ページが設定され、かつ未表示ページが存在するか否かを判断する。設定されかつ存在すれば(ステップS0801でYES)、ステップS0802で、未表示ページを集約表示対象のページ数に加算したのち、ステップS0803に進む。設定されていないかまたは存在しない場合は(ステップS0801でNO)、そのままステップS0803に進む。
ステップS0803では、集約表示対象として手書きメモが存在するページ(手書きページ)が設定され、かつ手書きページが存在するか否かを判断する。設定されかつ存在すれば(ステップS0803でYES)、ステップS0804で、手書きページを集約表示対象のページ数に加算したのち、ステップS0805に進む。設定されていないかまたは存在しない場合は(ステップS0803でNO)、そのままステップS0805に進む。
ステップS805では、ユーザー等によって指定された表示倍率の内容に応じて、ステップS0806〜S0808の処理を行う。
即ち、最小文字サイズが指定されている場合は、ステップS0806で、最小文字サイズに対応する表示可能ページ数算出処理を実行する。縮小倍率が指定されている場合は、ステップS0807で、倍率指定に対応する表示可能ページ数算出処理を実行する。集約対象として全ページが指定されている場合は、ステップS0808で、表示可能ページ数として対象ページ数をセットする。前記各対象ページ縮小処理については後述する。
次いで、ステップS0809で、表示不可ページ数として、対象ページ数と表示可能ページ数の差をセットした後、ステップS0810で、表示不可ページがあるかどうかを判断する。表示不可ページがあれば(ステップS0810でYES)、ステップS0811に進む。表示不可ページがなければ(ステップS0810でNO)、ステップS0814に進む。
ステップS0811では、ユーザー等によって設定された、表示不可ページが存在するときの設定内容を調べる。設定内容が、現在の表示ページよりも古いページ順に表示する設定となっている場合は、ステップS0812で、古いページ順に表示可能ページまでの各ページに対して縮小処理を行って集約ページデータを作成した後、ステップS0815に進む。設定内容が、現在の表示ページよりも新しいページ順に表示する設定となっている場合は、ステップS0813で、新しいページ順に表示可能ページまでの各ページに対して縮小処理を行って集約ページデータを作成した後、ステップS0815に進む。ステップS0814では、全ページに対して縮小処理を行って集約ページデータを作成した後、ステップS0815に進む。
ステップS0815では、縮小された各ページが集約された集約ページを作成して、本ルーチンを終了し、図8のルーチンにリターンする。
図11(A)は、図10のステップS0806の表示可能ページ数算出処理(最小文字サイズ)のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS08061で、集約表示対象のページの表示文字サイズを取得したのち、ステップS08062で、(最小表示文字サイズ)÷(表示文字サイズ)を求めて、その値を表示倍率としてセットする。次いで、ステップS08063で、(1÷表示倍率)×(1÷表示倍率)の値を求め、その値を表示可能ページ数としてセットしたのち、本ルーチンを終了し、図10のルーチンにリターンする。
図11(B)は、図10のステップS0807の表示可能ページ数算出処理(倍率指定)のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS08071で、指定された表示倍率を取得し表示倍率としてセットする。次に、ステップS08072で、(1÷表示倍率)×(1÷表示倍率)の値を求め、その値を表示可能ページ可能ページ数としてセットしたのち、本ルーチンを終了し、図10のルーチンにリターンする。
1 電子ペーパー(表示装置)
2 手書き入力装置
11 表示部
101 CPU
102 RAM
103 ROM
105 外部記憶装置
106 操作部
107 電源管理部
108 電源部
2 手書き入力装置
11 表示部
101 CPU
102 RAM
103 ROM
105 外部記憶装置
106 操作部
107 電源管理部
108 電源部
Claims (15)
- 電源手段と、
複数ページのうちのいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源手段の電力を消費して前記表示ページの切り替えを行う表示手段と、
表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量を測定する測定手段と、
前記電源手段の残電力量を取得する取得手段と、
前記測定手段により測定された表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量と、前記取得手段により取得された前記電源手段の残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、設定された特定のページのデータを前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備えたことを特徴とする表示装置。 - 前記表示手段に電力を消費して手書きされたデータを入力する手書きデータ入力手段を備え、
前記特定のページのデータは、前記手書きデータ入力手段により入力された手書きデータを含むページのデータである請求項1に記載の表示装置。 - 前記特定のページのデータの表示は、前記算出手段により算出された表示ページの切替可能回数が1回になったときに行われる請求項1または2に記載の表示装置。
- 前記制御手段は、前記特定のページが複数ページである場合はこれらの複数ページのデータを縮小して前記表示手段に表示させる請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
- 前記制御手段は、ユーザーによって設定された縮小率で前記複数ページのデータを縮小する請求項4に記載の表示装置。
- 前記制御手段は、前記複数ページのデータが文字データである場合、該文字データのフォントサイズを前記表示手段に表示可能な最小のフォントサイズに設定したときの縮小率で前記複数ページのデータを縮小する請求項4に記載の表示装置。
- 前記制御手段は、前記特定のページのページ数に応じた縮小率で前記複数ページのデータを縮小する請求項4に記載の表示装置。
- 前記制御手段は、縮小された複数ページのデータを同時に表示不可能な場合は、現在表示されているページよりも後のページで現在表示されているページにより近いページか、または現在表示されているページよりも前のページで現在表示されているページに対してより古いページのデータを前記表示手段に表示させる請求項4〜7のいずれかに記載の表示装置。
- 縮小された複数ページのデータを同時に表示不可能な場合に前記表示手段に表示させるページをユーザーが設定するための第1の設定手段を備え、
前記制御手段は、縮小された複数ページのデータを同時に表示不可能な場合は、前記第1の設定手段により設定されたページのデータを前記表示手段に表示させる請求項4〜7のいずれかに記載の表示装置。 - 前記表示手段に電力を消費して手書きされたデータを入力する手書きデータ入力手段を備え、
前記複数のページは、前記手書きデータ入力手段により入力された手書きデータを含むページ及び/または同一ファイルでまだ表示されていないページである請求項4〜7のいずれかに記載の表示装置。 - 前記表示手段に表示させる前記複数のページをユーザーが設定するための第2の設定手段を備え、
前記制御手段は、前記第2の設定手段により設定された複数のページのデータを前記表示手段に表示させる請求項4〜10のいずれかに記載の表示装置。 - 前記特定の複数のページのデータを縮小して前記表示手段に表示させるか否かをユーザーが設定するための第3の設定手段を備え、
前記制御手段は、前記第3の設定手段により複数のページのデータを縮小して前記表示手段に表示させる設定がなされている場合にのみ、複数のページのデータを縮小して前記表示手段に表示させる請求項4〜11のいずれかに記載の表示装置。 - 前記第3の設定手段によるユーザーの設定は、ページデータの表示中で表示ページの切替可能回数が2回のときに行われる請求項12に記載の表示装置。
- 電源手段と、複数ページのうちのいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源手段の電力を消費して前記表示ページの切り替えを行う表示手段とを備えた表示装置で実行される表示制御方法であって、
表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量を測定する測定ステップと、
前記電源手段の残電力量を取得する取得ステップと、
前記測定ステップにおいて測定された表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量と、前記取得ステップにおいて検出された前記電源手段の残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにおいて算出された表示ページの切替可能回数が所定値となったときに、設定された特定のページのデータを前記表示手段に表示させる制御ステップと、
を備えたことを特徴とする表示制御方法。 - 電源手段と、複数ページのうちのいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源手段の電力を消費して前記表示ページの切り替えを行う表示手段とを備えた表示装置のコンピュータに、
表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量を測定する測定ステップと、
前記電源手段の残電力量を取得する取得ステップと、
前記測定ステップにおいて測定された表示ページの1回の切り替えに要する消費電力量と、前記取得ステップにおいて取得された前記電源手段の残電力量とに基づいて、表示ページの切替可能回数を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにおいて算出された表示ページの切替可能回数が所定値になったときに、設定された特定のページのデータを前記表示手段に表示させる制御ステップと、
を実行させるための表示制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013088916A JP2014211583A (ja) | 2013-04-19 | 2013-04-19 | 表示装置、表示制御方法及び表示制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013088916A JP2014211583A (ja) | 2013-04-19 | 2013-04-19 | 表示装置、表示制御方法及び表示制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014211583A true JP2014211583A (ja) | 2014-11-13 |
Family
ID=51931376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013088916A Pending JP2014211583A (ja) | 2013-04-19 | 2013-04-19 | 表示装置、表示制御方法及び表示制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014211583A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016177471A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 富士通株式会社 | 表示プログラム、表示方法、及び情報処理装置 |
-
2013
- 2013-04-19 JP JP2013088916A patent/JP2014211583A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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