JP2014206600A - 表示システム、情報処理装置、表示装置、それらの制御方法及びプログラム - Google Patents
表示システム、情報処理装置、表示装置、それらの制御方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014206600A JP2014206600A JP2013083318A JP2013083318A JP2014206600A JP 2014206600 A JP2014206600 A JP 2014206600A JP 2013083318 A JP2013083318 A JP 2013083318A JP 2013083318 A JP2013083318 A JP 2013083318A JP 2014206600 A JP2014206600 A JP 2014206600A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- pointer
- display device
- setting information
- information processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】複数台のディスプレイが周辺に存在する場合に、ユーザがポインタを表示させたいディスプレイを指定可能にする。【解決手段】情報処理装置と1以上の表示装置とを備える表示システムであって、表示装置はそれぞれ、ポインタを表示装置に表示させるための第1の設定情報を情報処理装置から受信する受信部と、第1の設定情報に基づいて、表示画像にポインタ及び表示装置IDを合成した合成画像を表示する表示部とを備え、情報処理装置は、合成画像を撮像する撮像部と、撮像された合成画像から表示装置IDを抽出する抽出部と、抽出された表示装置IDを使用して、ポインタを表示装置に表示させるための第2の設定情報を作成し、1以上の表示装置へ送信する送信部とを備える。【選択図】 図1
Description
本発明は、表示システム、情報処理装置、表示装置、それらの制御方法及びプログラムに関する。
近年、パーソナルコンピュータ上にあるプレゼンテーションファイル、動画ファイルなどを大画面ディスプレイ上に表示しながら、講演や会議がよく行われている。そして講演者が聴衆や会議の出席者に注目してもらいたい場合にはディスプレイ上の特定個所にポインタを表示することが多い。例えばパーソナルコンピュータに接続したマウスを動かすことによって表示されるポインタやレーザポインタの照射光を、直接ディスプレイにあてたりしていた。一方、会議において討論する場合や講演において聴衆から質問したり、コメントしたりする場合はレーザポインタが使われる場合が多かった。また、最近ではレーザポインタの代わりにリモコンやスマートフォンを使ってポインタを表示するケースもあり、特許文献1ではリモコンを使ってポインタを表示する技術が開示されている。
講演の聴衆や会議の出席者が多くなると複数台のディスプレイを同時に使って講演や会議が行われることになる。この場合、複数台のディスプレイに同時にポインタを表示したい場合と特定のディスプレイのみにポインタを表示したい場合とがある。また複数の講演や会議が近隣で同時に行われる場合もあり、この場合は特定のディスプレイのみにポインタ表示をする必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、複数台のディスプレイが周辺に存在する場合に全てのディスプレイに同時にポインタを表示させたり、いくつかの特定のディスプレイだけにポインタを表示させたりする切り替えを行うことができない。
上記の課題に鑑み、本発明は、複数台のディスプレイが周辺に存在する場合に、ユーザがポインタを表示させたいディスプレイを指定可能にすることを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る表示システムは、
情報処理装置と1以上の表示装置とを備える表示システムであって、
前記表示装置はそれぞれ、
ポインタを表示装置に表示させるための第1の設定情報を前記情報処理装置から受信する受信手段と、
前記第1の設定情報に基づいて、表示画像にポインタ及び表示装置IDを合成した合成画像を表示する表示手段と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記合成画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像された前記合成画像から表示装置IDを抽出する抽出手段と、
前記抽出された表示装置IDを使用して、ポインタを表示装置に表示させるための第2の設定情報を作成し、前記1以上の表示装置へ送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする。
情報処理装置と1以上の表示装置とを備える表示システムであって、
前記表示装置はそれぞれ、
ポインタを表示装置に表示させるための第1の設定情報を前記情報処理装置から受信する受信手段と、
前記第1の設定情報に基づいて、表示画像にポインタ及び表示装置IDを合成した合成画像を表示する表示手段と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記合成画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像された前記合成画像から表示装置IDを抽出する抽出手段と、
前記抽出された表示装置IDを使用して、ポインタを表示装置に表示させるための第2の設定情報を作成し、前記1以上の表示装置へ送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数台のディスプレイが周辺に存在する場合に、ユーザがポインタを表示させたいディスプレイを指定可能になる。
(第1実施形態)
本実施形態では、ディスプレイにプレゼンテーションファイルや画像ファイルを表示して会議を行う場合を考える。
本実施形態では、ディスプレイにプレゼンテーションファイルや画像ファイルを表示して会議を行う場合を考える。
図1は本発明の実施形態に係る会議の様子を示した図である。同図において101は会議の発表者、102〜105はそれぞれ会議の出席者を示す。
111は発表者101が説明に使うプレゼンテーションファイルや、画像ファイル等が入っているパーソナルコンピュータである。121〜123はパーソナルコンピュータ111内のプレゼンテーションファイル、画像ファイル等を表示するための1以上のディスプレイ(表示装置)である。112〜115は会議の出席者102〜105が持っている携帯情報端末(情報処理装置)である。
会議の発表者101がパーソナルコンピュータ111内のプレゼンテーションファイル、画像ファイル等を開き、ディスプレイ121〜123に表示する。会議の発表者101がディスプレイ121〜123上でポインタ表示したい場合はパーソナルコンピュータ111に接続したマウスなどを使えば特定の位置にポインタを表示できる。
一方、会議の出席者102〜105がディスプレイ121〜123上でポインタ表示したい場合は携帯情報端末112〜115を使って以下の手順を行う。
まず携帯情報端末112〜115からディスプレイ121〜123にポインタ表示設定を行い、その後、ポインタ画像、ポインタ表示位置に関する情報を送ることによりポインタ表示を行う。ポインタ表示設定にはポインタを表示させるディスプレイを特定するためにディスプレイID(表示装置ID)の指定が含まれている。1台の携帯情報端末から周辺にある全てのディスプレイに対してポインタ表示をさせる場合にはディスプレイIDを全てのディスプレイを示す値に設定する。
図2は、第1実施形態に係る表示システムの構成要素とポインタ関連情報のデータフローを示した図である。同図において1121、1131、1141、1151は、それぞれ携帯情報端末112、113、114、115の識別情報や使用者の個人情報などのID情報を管理する携帯ID情報管理部である。1122、1132、1142、1152はポインタを表示させるための各種設定、ポインタ画像、ポインタ位置を設定するためのポインタ設定部である。1123、1133、1143、1153はポインタ設定部1122、1132、1142、1152からポインタ設定情報を受け、画像を表示させるとともにポインタ表示位置データをポインタ設定部1122、1132、1142、1152に転送する画像表示部である。1124、1134、1144、1154はディスプレイの画面を撮像するための撮像部である。1125、1135、1145、1155は撮像部1124、1134、1144、1154が撮像したディスプレイ表示画像を解析し、ディスプレイIDを抽出するためのディスプレイID抽出部である。
1211、1221、1231は携帯ID情報管理部1121、1131、1141、1151から携帯情報端末112、113、114、115のID情報を受け取り、認証処理を行うための認証処理部である。1212、1222、1232は認証処理部1211、1221、1231にあらかじめ設定され、保持されているディスプレイ121、122、123との通信が許可されている携帯情報端末の端末リストである。1213、1223、1233はディスプレイ121、122、123の表示画像を生成するための表示画像生成部である。1214、1224、1234は表示画像生成部1213、1223、1233が生成した表示画像を表示するための画像表示部である。1215、1225、1235は表示画像生成部1213、1223、1233に内蔵されているタイマーである。なお、携帯情報端末112、113、114、115とディスプレイ121、122、123間のデータ送受信は無線通信で行うようになっている。
図3は、第1実施形態に係る表示システムで実施される処理の手順を示すフローチャートである。以下、図1、図2及び図3を参照して、本実施形態におけるポインタ表示動作を説明する。会議の出席者102が携帯情報端末112を使ってポインタ表示処理を開始する。
ステップS301において、会議の出席者102は携帯情報端末112の携帯ID情報管理部1121から、携帯ID情報をディスプレイ121の認証処理部1211に送信する(ID情報送信)。認証処理部1211はあらかじめ通信が許可されている携帯情報端末が記載されている端末認証リスト1212と照合することにより認証処理を行う。認証処理部1211が認証しない場合は(S301;NO)、ポインタ表示処理は終了となる。一方、認証処理部1211が携帯情報端末112を認証する場合は(S301;YES)、ステップS302へ進む。
ステップS302において、会議の出席者102は携帯情報端末112の画像表示部1123上にタッチするなどしてポインタ設定部1122に対してポインタ設定を行う。
携帯情報端末112から各ディスプレイに送信するポインタ表示設定情報はポインタ表示を行うディスプレイの指定、ポインタの画像データ、ポインタの表示位置データ、その他のポインタ設定情報等を含む。
ポインタ表示を行うディスプレイの指定はあらかじめ各ディスプレイに設定されているディスプレイIDを各ディスプレイに通知することにより行う。ポインタの画像データは作成しても、あらかじめ用意されているポインタ画像の中から選択してもよい。各携帯情報端末を区別するため、オリジナルのポインタ画像を用意し、各ディスプレイに送信する。
ここで図6は、本実施形態において選択されたポインタ画像データの一例を示す。なお、ポインタとして表示する情報として携帯情報端末112内に保持している出席者102の氏名、メールアドレスなどの個人情報を表示してもよい。ポインタ表示位置データは表示画面上の絶対位置を座標で示してもよいし、現在のポインタ表示位置からの相対的な移動ベクトルで示してもよい。どのようにポインタ表示を指定するかは上記その他のポインタ設定情報に含まれている。
ステップS303において、ポインタ表示ディスプレイ指定、ポインタ画像データ、ポインタ表示位置データ、その他のポインタ設定などのポインタ表示設定情報(第1の設定情報)が携帯情報端末112からディスプレイ121、122、123に転送される。ここで図4の401、402、403はそれぞれディスプレイ121、122、123の表示画像を示す。
ステップS304において、ディスプレイ121、122、123は携帯情報端末112から受信したポインタ表示設定情報によりポインタ表示が特定のディスプレイを対象としているのか、又は全てのディスプレイを対象としているのかを判定する。そして全てのディスプレイを対象としている場合は(S304;NO)、ステップS305へ進む。特定のディスプレイを対象としている場合は(S304;YES)、ステップS306へ進む。
ステップS305において、ディスプレイ121、122、123内の表示画像生成部1213、1223、1233は現在の表示画像にポインタ画像を合成して合成画像を作成し、画像表示部1214、1224、1234に転送し、表示する。ここで図5の501、502、503はそれぞれディスプレイ121、122、123の表示画像を示し、最初に表示していた画面上にポインタとしてスマイルマーク511、512、513がそれぞれ合成されて表示されている。このスマイルマークはこのポインタが会議の出席者102が表示させた携帯情報端末112に対応したポインタであることを示すものである。
ステップS306において、ディスプレイ121、122、123内の表示画像生成部1213、1223、1233は現在の表示画像にポインタ画像およびディスプレイIDを合成し画像表示部1214、1224、1234に転送し、表示する。ここで図7の701、702、703はそれぞれ各々ディスプレイ121、122、123の表示画像を示し、最初に表示していた画面上にポインタとしてスマイルマークおよびディスプレイIDが合成されて、合成画像が表示されている。例えば、スマイルマークおよびディスプレイIDは相互に隣接して表示される。ここではディスプレイ121、122、123のディスプレイIDを各々121、122、123としている。
ステップS307において、携帯情報端末112は撮像部1124により図7の701に示すポインタを表示したいディスプレイ121の表示画像を撮像し、ディスプレイID抽出部1125に送る。
次にステップS308において、ディスプレイID抽出部1125はステップS307で撮像したディスプレイ121の表示画像を解析し、ディスプレイ121のディスプレイIDを抽出し、ポインタ設定部1122に送る。
ステップS309において、ポインタ設定部1122はステップS308で抽出したディスプレイIDを使って自動的にポインタ設定を再度行う。なお、ディスプレイID以外のポインタ表示設定情報はステップS302と同じ値を使用する。ステップS310において、再設定したポインタ表示設定情報(第2の設定情報)が携帯情報端末112からディスプレイ121、122、123に転送される。
ステップS311において、ディスプレイ121、122、123は携帯情報端末112からポインタ表示設定情報を受信する。このポインタ表示設定情報からディスプレイ121内の表示画像生成部1213は元の表示画像にポインタ画像を合成し画像表示部1214に転送し、表示する。一方、ディスプレイ122、123内の表示画像生成部1223、1233は元の表示画像のみを画像表示部1214に転送し、表示する。このときのディスプレイ121、122、123の表示画像はそれぞれ図8の801、802、803に示す通りである。その後、処理を終了する。
以上説明したように、ポインタ表示したいディスプレイのディスプレイIDを指定することにより特定のディスプレイのみにポインタを表示できる。ポインタ表示したいディスプレイのディスプレイIDが不明な場合はまず全てのディスプレイにポインタ表示するようにディスプレイIDを設定する。次にポインタおよびディスプレイIDを表示させた表示画像を携帯情報端末112が撮像し、画像からディスプレイIDを抽出する。そして抽出したディスプレイIDを使ってポインタ表示したいディスプレイの指定を行うことにより特定のディスプレイのみにポインタ表示することができる。
本実施形態によれば、複数台のディスプレイ全てにポインタ表示したり、特定のディスプレイのみにポインタ表示したりする切り替えが容易にできるようになる。また、複数台のディスプレイの表示画像が同じ場合でもディスプレイIDを表示させて撮像することにより特定のディスプレイのみにポインタ表示する制御が可能になる。
(第2実施形態)
本実施形態では、複数の携帯情報端末からポインタ表示する場合を説明する。第1実施形態と同じ構成要素には同じ参照符号を付している。
本実施形態では、複数の携帯情報端末からポインタ表示する場合を説明する。第1実施形態と同じ構成要素には同じ参照符号を付している。
図9の901、902、903、904はそれぞれ第2実施形態に係る携帯情報端末112、113、114、115のポインタ画像を示す。各ポインタの表示形態は携帯情報端末に固有の表示形態であり、表示形態を確認すると誰の携帯端末によるポインタであるかが認識できる。
図10は、に第2実施形態に係る携帯情報端末112、113、114、115とディスプレイ121、122、123の動作シーケンスを示す。
ステップS1001において、携帯情報端末112からディスプレイ121、122、123に対して携帯ID情報を送信する。ステップS1002においてディスプレイ121、122、123は認証処理部1211、1221、1231において携帯IDを端末リスト1212、1222、1232と照合し携帯情報端末112を認証する。
同様にステップS1003において、携帯情報端末113からディスプレイ121、122、123に対して携帯ID情報を送信する。ステップS1004においてディスプレイ121、122、123は認証処理部1211、1221、1231において携帯IDを端末リスト1212、1222、1232と照合し携帯情報端末113を認証する。
同様にステップS1005において、携帯情報端末114からディスプレイ121、122、123に対して携帯ID情報を送信する。ステップS1006において、ディスプレイ121、122、123は認証処理部1211、1221、1231において携帯IDを端末リスト1212、1222、1232と照合し携帯情報端末114を認証する。
同様にステップS1007において、携帯情報端末115からディスプレイ121、122、123に対して携帯ID情報を送信する。ステップS1008において、ディスプレイ121、122、123は認証処理部1211、1221、1231において携帯IDを端末リスト1212、1222、1232と照合し携帯情報端末115を認証する。
ステップS1009において、携帯情報端末112はポインタ設定部1122において全てのディスプレイにポインタとディスプレイIDを表示させる設定を行う。続いてステップS1010において、携帯情報端末112はこのポインタ設定を全てのディスプレイに送信する。ステップS1011においてディスプレイ121、122、123は携帯情報端末112からのポインタ設定を受信し、ポインタおよびディスプレイIDを表示する。
同様にしてステップS1012において、携帯情報端末113はポインタ設定部1132において全てのディスプレイにポインタとディスプレイIDを表示させる設定を行う。続いてステップS1013において、携帯情報端末113はこのポインタ設定を全てのディスプレイに送信する。ステップS1014においてディスプレイ121、122、123は携帯情報端末113からのポインタ設定を受信し、ポインタおよびディスプレイIDを表示する。
同様にしてステップS1015において、携帯情報端末114はポインタ設定部1142において全てのディスプレイにポインタとディスプレイIDを表示させる設定を行う。続いてステップS1016において、携帯情報端末114はこのポインタ設定を全てのディスプレイに送信する。ステップS1017において、ディスプレイ121、122、123は携帯情報端末114からのポインタ設定を受信し、ポインタおよびディスプレイIDを表示する。
同様にしてステップS1018において、携帯情報端末115はポインタ設定部1152において全てのディスプレイにポインタとディスプレイIDを表示させる設定を行う。続いてステップS1019において、携帯情報端末115はこのポインタ設定を全てのディスプレイに送信する。ステップS1020において、ディスプレイ121、122、123は携帯情報端末115からのポインタ設定(第1の設定情報)を受信し、ポインタおよびディスプレイIDを表示する。
ディスプレイ121、122、123がポインタおよびディスプレイIDを表示した表示画像の一例をそれぞれ図11の1101、1102、1103に示す。携帯情報端末112、113、114、115のポインタとポインタに隣接してディスプレイ121、122、123のディスプレイIDが表示されている。
次にステップS1021において、携帯情報端末112の撮像部1124はディスプレイ121の表示画像を撮像し、ディスプレイID抽出部1125に送る。ディスプレイID抽出部1125は画像解析によりディスプレイIDを抽出し、ポインタ設定部1122に送る。
ステップS1022において、携帯情報端末112はステップS1021で抽出したディスプレイIDを使い、ディスプレイ121にだけポインタ表示するためのポインタ設定を行う。続いてステップS1023において、携帯情報端末112はディスプレイ121、122、123にポインタ設定を送信する。ステップS1024において、ディスプレイ121は携帯情報端末112からのポインタ設定を受信し、ポインタは表示し続け、隣接して表示しているディスプレイIDを消去する。ディスプレイ122、123は携帯情報端末112からのポインタ設定を受信し、ポインタおよび隣接して表示しているディスプレイIDを消去する。
同様にステップS1025において、携帯情報端末113の撮像部1134はディスプレイ121の表示画像を撮像し、ディスプレイID抽出部1135に送る。ディスプレイID抽出部1135は画像解析によりディスプレイIDを抽出し、ポインタ設定部1132に送る。
ステップS1026において、携帯情報端末113はステップS1025で抽出したディスプレイIDを使い、ディスプレイ121にだけポインタ表示するためのポインタ設定を行う。続いてステップS1027において携帯情報端末113はディスプレイ121、122、123にポインタ設定を送信する。ステップS1028において、ディスプレイ121は携帯情報端末113からのポインタ設定を受信し、ポインタは表示し続け、隣接して表示しているディスプレイIDを消去する。ディスプレイ122、123は携帯情報端末113からのポインタ設定を受信し、ポインタおよび隣接して表示しているディスプレイIDを消去する。
同様にステップS1029において、携帯情報端末114の撮像部1144はディスプレイ121の表示画像を撮像し、ディスプレイID抽出部1145に送る。ディスプレイID抽出部1145は画像解析によりディスプレイIDを抽出し、ポインタ設定部1142に送る。
ステップS1030において、携帯情報端末114はステップS1029で抽出したディスプレイIDを使い、ディスプレイ121にだけポインタ表示するためのポインタ設定を行う。続いてステップS1031において、携帯情報端末114はディスプレイ121、122、123にポインタ設定を送信する。ステップS1032において、ディスプレイ121は携帯情報端末114からのポインタ設定を受信し、ポインタは表示し続け、隣接して表示しているディスプレイIDを消去する。ディスプレイ122、123は携帯情報端末114からのポインタ設定を受信し、ポインタおよび隣接して表示しているディスプレイIDを消去する。
ステップS1033において、ステップS1020から一定期間、携帯情報端末115から新たなポインタ設定(第2の設定情報)が受信できなかったため、タイマー1215、1225、1235はタイムアウトと判定する。ステップS1034において、ディスプレイ121、122、123は携帯情報端末115のポインタ表示に隣接して表示しているディスプレイIDを消去する。すなわち、第1の設定情報に基づいてディスプレイIDを含む合成画像を表示してから、携帯情報端末から第2の設定情報を受信するまでに、一定期間経過した場合、ディスプレイIDの表示を中止する。
ステップS1034の処理後、ディスプレイ121、122、123の表示画像の一例はそれぞれ図12の1201、1202、1203に示す通りである。以上で図10の処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数台のディスプレイにディスプレイIDを携帯情報端末のポインタに隣接して表示させ、撮像することにより特定のディスプレイのみにポインタ表示することが可能になる。また、一定期間ポインタ設定しないことにより全てのディスプレイにポインタ表示させることができ、ポインタ表示させるディスプレイの切替が容易になる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (14)
- 情報処理装置と1以上の表示装置とを備える表示システムであって、
前記表示装置はそれぞれ、
ポインタを表示装置に表示させるための第1の設定情報を前記情報処理装置から受信する受信手段と、
前記第1の設定情報に基づいて、表示画像にポインタ及び表示装置IDを合成した合成画像を表示する表示手段と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記合成画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像された前記合成画像から表示装置IDを抽出する抽出手段と、
前記抽出された表示装置IDを使用して、ポインタを表示装置に表示させるための第2の設定情報を作成し、前記1以上の表示装置へ送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする表示システム。 - 前記表示手段は、前記情報処理装置から受信した前記第2の設定情報に基づいて、自装置が前記抽出された表示装置IDに対応する表示装置である場合、表示画像にポインタを合成して表示することを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
- 前記表示手段は、前記情報処理装置から受信した前記第2の設定情報に基づいて、自装置が前記抽出された表示装置IDに対応しない表示装置である場合、表示画像を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示システム。
- 前記情報処理装置は、自装置のID情報を前記表示装置へ送信するID情報送信手段をさらに備え、
前記表示装置は、前記ID情報を、予め保持している認証リストに従って認証する認証処理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示システム。 - 前記ポインタの表示形態は、前記情報処理装置に固有の表示形態であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の表示システム。
- 前記表示手段は、前記第1の設定情報に基づいて、表示画像に、ポインタ及び表示装置IDを相互に隣接して合成した合成画像を表示することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の表示システム。
- 前記表示手段は、前記第1の設定情報に基づいて前記表示装置IDを含む合成画像を表示してから、前記情報処理装置から前記第2の設定情報を受信するまでに、一定期間経過した場合、前記表示装置IDの表示を中止することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の表示システム。
- 情報処理装置と1以上の表示装置とを備える表示システムの制御方法であって、
前記表示装置のそれぞれにおいて、
受信手段が、ポインタを表示装置に表示させるための第1の設定情報を前記情報処理装置から受信する受信工程と、
表示手段が、前記第1の設定情報に基づいて、表示画像にポインタ及び表示装置IDを合成した合成画像を表示する表示工程と、を有し、
前記情報処理装置において、
撮像手段が、前記合成画像を撮像する撮像工程と、
抽出手段が、前記撮像された前記合成画像から表示装置IDを抽出する抽出工程と、
送信手段が、前記抽出された表示装置IDを使用して、ポインタを表示装置に表示させるための第2の設定情報を作成し、前記1以上の表示装置へ送信する送信工程と、
を有することを特徴とする表示システムの制御方法。 - ポインタを表示装置に表示させるための設定情報を情報処理装置から受信する受信手段と、
前記設定情報に基づいて、表示画像にポインタ及び表示装置IDを合成した合成画像を表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする表示装置。 - 表示画像にポインタ及び表示装置IDが合成されて表示装置に表示されている合成画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像された前記合成画像から表示装置IDを抽出する抽出手段と、
前記抽出された表示装置IDを使用して、ポインタを表示装置に表示させるための設定情報を作成し、前記表示装置へ送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 表示装置の制御方法であって、
受信手段が、ポインタを表示装置に表示させるための設定情報を情報処理装置から受信する受信工程と、
表示手段が、前記設定情報に基づいて、表示画像にポインタ及び表示装置IDを合成した合成画像を表示する表示工程と、
を有することを特徴とする表示装置の制御方法。 - 情報処理装置の制御方法であって、
撮像手段が、表示画像にポインタ及び表示装置IDが合成されて表示装置に表示されている合成画像を撮像する撮像工程と、
抽出手段が、前記撮像された前記合成画像から表示装置IDを抽出する抽出工程と、
送信手段が、前記抽出された表示装置IDを使用して、ポインタを表示装置に表示させるための設定情報を作成し、前記表示装置へ送信する送信工程と、
をことを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 請求項11に記載の表示装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項12に記載の情報処理装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013083318A JP2014206600A (ja) | 2013-04-11 | 2013-04-11 | 表示システム、情報処理装置、表示装置、それらの制御方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013083318A JP2014206600A (ja) | 2013-04-11 | 2013-04-11 | 表示システム、情報処理装置、表示装置、それらの制御方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014206600A true JP2014206600A (ja) | 2014-10-30 |
Family
ID=52120197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013083318A Pending JP2014206600A (ja) | 2013-04-11 | 2013-04-11 | 表示システム、情報処理装置、表示装置、それらの制御方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014206600A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102505404B1 (ko) * | 2021-08-30 | 2023-03-02 | 주식회사 엘지유플러스 | 원격 화상회의 다중 레이저 포인터 제공 시스템 및 방법 |
-
2013
- 2013-04-11 JP JP2013083318A patent/JP2014206600A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102505404B1 (ko) * | 2021-08-30 | 2023-03-02 | 주식회사 엘지유플러스 | 원격 화상회의 다중 레이저 포인터 제공 시스템 및 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107659416B (zh) | 一种会议记录分享的方法、装置、会议终端和存储介质 | |
JP6772379B2 (ja) | インスタント通信メッセージに基づくタスク管理 | |
JP6266245B2 (ja) | コンテンツ共有方法及びシステム、その機器及び記録媒体 | |
CN107534704B (zh) | 一种经由通信网络连接的信息处理方法、设备和介质 | |
US10152625B2 (en) | Method for providing control function using fingerprint sensor and electronic device thereof | |
CN104077026B (zh) | 显示用于执行应用的服务页的方法和设备 | |
US20110320961A1 (en) | Method and apparatus for sharing virtual workspaces | |
KR101828889B1 (ko) | 공유된 장치 및 개인용 장치를 이용한 개인맞춤화된 사용자 기능의 협력적 제공 | |
US20140337697A1 (en) | System and method for providing content to an apparatus based on location of the apparatus | |
KR20170073068A (ko) | 이동단말기 및 그 제어방법 | |
CN114071230B (zh) | 多端投屏方法、计算机设备及计算机可读存储介质 | |
CA3102425C (en) | Video processing method, device, terminal and storage medium | |
US20160373695A1 (en) | Video conference data generation | |
JP2019117571A (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム | |
US20150100866A1 (en) | Information processing apparatus, information processing system, and non-transitory computer readable medium | |
JP2014206600A (ja) | 表示システム、情報処理装置、表示装置、それらの制御方法及びプログラム | |
CN113420133B (zh) | 一种会话处理方法、装置、设备及存储介质 | |
KR101740667B1 (ko) | 다른 장치로부터 전달받아 공유중인 레이어를 또 다른 장치로 전달하여 공유할 수 있는 레이어 공유 시스템 | |
US9960925B2 (en) | Server apparatus program, server apparatus, and communication apparatus program | |
JP2021036400A (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
EP4243409A1 (en) | System and method for displaying image, image-capturing device, and carrier means | |
KR101760770B1 (ko) | 네트워크 디바이스 간 정보 공유 방법 | |
JP2016027443A (ja) | 中継装置、中継システムおよびプログラム | |
CN103856549A (zh) | 数位资料即时分享系统与方法 | |
JP2018077889A (ja) | 端末装置の制御プログラム、端末装置の制御方法及び端末装置 |