JP2014202370A - 加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電機の排熱とヒートポンプの放熱によって熱媒を加熱する加熱装置において、発電機における排熱回収効率と、ヒートポンプにおけるエネルギー効率を高く保ちつつ、加熱後の熱媒の温度を適切に管理することが可能な技術を提供する。【解決手段】本明細書が開示する加熱装置は、発電機と、発電機の排熱で第1熱媒を加熱する第1熱交換器と、発電機で生成された電力で駆動するヒートポンプと、ヒートポンプの放熱で第1熱媒を加熱する第2熱交換器と、第1熱交換器を流れる第1熱媒の流量と、第2熱交換器を流れる第1熱媒の流量の比率を調整する手段を備えている。その加熱装置では、第1熱交換器の下流側の第1熱媒と第2熱交換器の下流側の第1熱媒が合流している。【選択図】図1

Description

本発明は、加熱装置に関する。
特許文献1に、加熱装置が開示されている。この加熱装置は、発電機と、発電機の排熱で熱媒を加熱する第1熱交換器と、発電機で生成された電力で駆動するヒートポンプと、ヒートポンプの放熱で熱媒を加熱する第2熱交換器を備えている。この加熱装置によれば、発電機の排熱を利用して熱媒を加熱しつつ、発電機が生成した電力で駆動するヒートポンプを利用して熱媒を加熱することができる。発電機が生成する電力と排熱を有効に活用して熱媒を加熱することができる。
特開2008ー185245号公報
特許文献1の技術では、第1熱交換器と第2熱交換器を単に直列に接続する構成としており、熱媒は第2熱交換器で加熱された後、さらに第1熱交換器で加熱される。このような構成とすると、発電機における排熱回収効率やヒートポンプにおけるエネルギー効率を優先して制御すると、加熱後の熱媒の温度が所望の温度となるように制御することが困難となる。また、加熱後の熱媒の温度が所望の温度となるように制御すると、発電機における排熱回収効率やヒートポンプにおけるエネルギー効率を高めることが困難となる。発電機における排熱回収効率と、ヒートポンプにおけるエネルギー効率を高く保ちつつ、加熱後の熱媒の温度を適切に管理することが可能な技術が期待されている。
本明細書は、上記の課題を解決する技術を提供する。本明細書では、発電機の排熱とヒートポンプの放熱によって熱媒を加熱する加熱装置において、発電機における排熱回収効率と、ヒートポンプにおけるエネルギー効率を高く保ちつつ、加熱後の熱媒の温度を適切に管理することが可能な技術を提供する。
本明細書が開示する加熱装置は、発電機と、発電機の排熱で第1熱媒を加熱する第1熱交換器と、発電機で生成された電力で駆動するヒートポンプと、ヒートポンプの放熱で第1熱媒を加熱する第2熱交換器と、第1熱交換器を流れる第1熱媒の流量と、第2熱交換器を流れる第1熱媒の流量の比率を調整する手段を備えている。その加熱装置では、第1熱交換器の下流側の第1熱媒と第2熱交換器の下流側の第1熱媒が合流している。
上記の加熱装置によれば、第1熱交換器を流れる第1熱媒の流量と、第2熱交換器を流れる第1熱媒の流量の比率を調整することで、最終的な第1熱媒の温度を調整することができる。一般に、発電機における排熱回収効率を高めるためには、第1熱交換器の入口における第1熱媒の温度と出口における第1熱媒の温度の差を大きくすることが好ましい。また、ヒートポンプにおけるエネルギー効率を高めるためには、第2熱交換器の入口における第1熱媒の温度と出口における第1熱媒の温度の差を小さくする(例えば10℃程度にする)ことが好ましい。上記の加熱装置では、発電機の排熱回収効率が高くなるように第1熱交換器の出口における第1熱媒の温度を調整し、ヒートポンプのエネルギー効率が高くなるように第2熱交換器の出口における第1熱媒の温度を調整した場合でも、第1熱交換器からの第1熱媒と第2熱交換器からの第1熱媒の混合比を調整することで、最終的な熱媒の温度を所望の温度に調整することができる。発電機における排熱回収効率と、ヒートポンプにおけるエネルギー効率を高く保ちつつ、加熱後の熱媒の温度を適切に管理することができる。
上記の加熱装置は、第1熱交換器および第2熱交換器で加熱された第1熱媒を蓄える蓄熱槽をさらに備えるように構成することができる。
上記の加熱装置によれば、第1熱媒についての熱需要がない時期においても、電力需要に応じて発電機とヒートポンプを駆動して、蓄熱槽に蓄熱することができる。
上記の加熱装置は、第1熱交換器が、発電機の排熱で第1熱媒および/または第2熱媒を加熱する三流体熱交換器であり、第2熱交換器が、ヒートポンプの放熱で第1熱媒および/または第2熱媒を加熱する三流体熱交換器であるように構成することができる。
上記の加熱装置によれば、蓄熱槽の内部が高温の第1熱媒で満たされた満蓄状態になり、蓄熱槽への熱回収ができない場合であっても、第2熱媒に熱を回収することができる。
上記の加熱装置は、第1熱交換器と第2熱交換器が並列に接続されているように構成することができる。あるいは、上記の加熱装置は、第1熱交換器と第2熱交換器が直列に接続されており、第1熱交換器をバイパスするバイパス路が第1熱交換器と並列に接続されているように構成することができる。
本明細書が開示する加熱装置によれば、発電機における排熱回収効率と、ヒートポンプにおけるエネルギー効率を高く保ちつつ、加熱後の熱媒の温度を適切に管理することができる。
実施例1の加熱装置2の構成を模式的に示す図である。 実施例2の加熱装置72の構成を模式的に示す図である。
(実施例1)
図1は、本実施例の加熱装置2の概略の構成を示している。加熱装置2は主に、発電機4と、第1熱交換器6と、第1循環ポンプ8と、ヒートポンプ10と、第2熱交換器12と、第2循環ポンプ14と、蓄熱槽16と、混合弁18と、補助熱源機20と、バイパス制御弁22と、三方弁24等を備えている。
発電機4は、電力を生成するとともに排熱を生成する。発電機4は、例えばSOFCやPEFCなどの燃料電池であってもよいし、ガスエンジン発電機であってもよし、太陽光発電機であってもよい。発電機4は、冷却水循環路26を備えている。冷却水循環路26の一部は、第1熱交換器6を通過している。冷却水循環路26を冷却水が循環することで、発電機4の排熱が第1熱交換器6で放熱される。
ヒートポンプ10は、冷媒を循環させることで、外気から吸熱して第2熱交換器12で放熱する。ヒートポンプ10は、冷媒循環路28を備えている。冷媒循環路28の一部は、第2熱交換器12を通過している。ヒートポンプ10は、発電機4で生成した電力の供給を受けて動作する。
蓄熱槽16は、内部に給湯用水(第1熱媒に相当する)を蓄えることができる。蓄熱槽16の下部には、給湯用水往路30が接続している。給湯用水往路30は、第1給湯用水加熱路32と第2給湯用水加熱路34に分岐している。第1給湯用水加熱路32は、第1熱交換器6を通過している。第1給湯用水加熱路32には、第1循環ポンプ8が設けられている。第2給湯用水加熱路34は、第2熱交換器12を通過している。第2給湯用水加熱路34には、第2循環ポンプ14が設けられている。第1給湯用水加熱路32の第1熱交換器6より下流側と第2給湯用水加熱路34の第2熱交換器12より下流側は、合流して給湯用水復路36に接続している。給湯用水復路36は、蓄熱槽16の上部に接続している。
加熱装置2には、給水路38から給湯用水として水道水が供給される。給水路38は、蓄熱槽給水路40と蓄熱槽バイパス路42に分岐している。蓄熱槽給水路40は蓄熱槽16の下部に接続している。蓄熱槽16の上部には、蓄熱槽出水路44が接続している。蓄熱槽バイパス路42と蓄熱槽出水路44は合流して、第1給湯路46に接続している。蓄熱槽バイパス路42と蓄熱槽出水路44の合流箇所には、混合弁18が設けられている。混合弁18は、蓄熱槽バイパス路42から第1給湯路46に流れる給湯用水の流量と、蓄熱槽出水路44から第1給湯路46に流れる給湯用水の流量の比率を調整可能である。
第1給湯路46は、補助熱源機往路48と補助熱源機バイパス路50に分岐している。補助熱源機往路48は補助熱源機20に接続している。補助熱源機20は、ガスの燃焼によって給湯用水を加熱する。補助熱源機20には補助熱源機復路52が接続しており、加熱された給湯用水は補助熱源機復路52へ送られる。補助熱源機バイパス路50にはバイパス制御弁22が設けられている。補助熱源機復路52と補助熱源機バイパス路50は合流して、第2給湯路54へ接続している。第2給湯路54を介して、給湯箇所への給湯が行われる。
加熱装置2には、床暖房機等を備える暖房回路から暖房熱媒往路56を介して暖房熱媒(第2熱媒に相当する)が流入する。本実施例では、暖房熱媒は水または不凍液である。暖房熱媒往路56は、第1暖房熱媒加熱路58と第2暖房熱媒加熱路60に分岐している。第1暖房熱媒加熱路58と第2暖房熱媒加熱路60が分岐する箇所には、三方弁24が設けられている。三方弁24は、暖房熱媒往路56から第1暖房熱媒加熱路58へ流れる暖房熱媒の流量と、暖房熱媒往路56から第2暖房熱媒加熱路60へ流れる暖房熱媒の流量の比率を調整可能である。第1暖房熱媒加熱路58は、第1熱交換器6を通過している。第2暖房熱媒加熱路60は、第2熱交換器12を通過している。第1暖房熱媒加熱路58と第2暖房熱媒加熱路60は合流して、暖房熱媒復路62に接続している。暖房熱媒復路62を介して加熱装置2から暖房回路へ暖房熱媒が送り出される。
加熱装置2において、発電機4が発電を行う際には、第1循環ポンプ8を駆動して蓄熱槽16の給湯用水を第1熱交換器6に循環させる。蓄熱槽16の下部から低温の給湯用水が第1熱交換器6に送り出されて加熱される。第1熱交換器6で加熱されて高温となった給湯用水は蓄熱槽16の上部に戻される。
発電機4が発電を行っている状態で、ヒートポンプ10を駆動する際には、第2循環ポンプ14を駆動して蓄熱槽16の給湯用水を第2熱交換器12にも循環させる。蓄熱槽16の下部から低温の給湯用水が第2熱交換器12に送り出されて加熱される。第2熱交換器12で加熱された高温となった給湯用水は、第1熱交換器6で加熱された給湯用水と混合した後、蓄熱槽16の上部に戻される。
発電機4においては、排熱の回収効率を高めるために、第1熱交換器6の入口における給湯用水の温度と第1熱交換器6の出口における給湯用水の温度の差は、大きくすることが好ましい。これに対して、ヒートポンプ10においては、エネルギー効率を高めるために、第2熱交換器12の入口における給湯用水の温度と第2熱交換器12の出口における給湯用水の温度の差は、小さくする(例えば10℃程度とする)ことが好ましい。第1熱交換器6の入口における給湯用水の温度と第2熱交換器12の入口における給湯用水の温度は同じであるから、発電機4において高い排熱回収効率を実現し、かつヒートポンプ10において高いエネルギー効率を実現する場合、第1熱交換器6の出口における給湯用水の温度と、第2熱交換器12の出口における給湯用水の温度は、大きく異なるものとなる。このため、給湯用水復路36から蓄熱槽16の上部に戻される給湯用水の温度は、第1熱交換器6を流れる給湯用水の流量と、第2熱交換器12を流れる給湯用水の流量の比率を調整することで、調整することができる。本実施例の加熱装置2では、第1循環ポンプ8の回転数と第2循環ポンプ14の回転数をそれぞれ制御することで、第1熱交換器6を流れる給湯用水の流量と、第2熱交換器12を流れる給湯用水の流量の比率を調整することができる。このような構成とすることで、蓄熱槽16の上部に戻される給湯用水の温度管理を適切に行うことができる。なお、上記の例では、第1循環ポンプ8の回転数と第2循環ポンプ14の回転数をそれぞれ制御することで、第1熱交換器6を流れる給湯用水の流量と第2熱交換器12を流れる給湯用水の流量の比率を調整しているが、例えば、第1給湯用水加熱路32と第2給湯用水加熱路34の分岐部または合流部に三方弁を設けて、その三方弁の開度を調整することで、第1熱交換器6を流れる給湯用水の流量と第2熱交換器12を流れる給湯用水の流量の比率を調整してもよい。
蓄熱槽16の上部に戻される給湯用水の温度は、給湯設定温度まで上昇していることが好ましい。しかしながら、ヒートポンプ10のみで給湯用水の加熱を行う場合、高いエネルギー効率を優先すると、給湯設定温度まで給湯用水を加熱できないおそれがある。本実施例の加熱装置2では、第1熱交換器6の出口における給湯用水の温度が高くなるように発電機4を運転させることで、第2熱交換器12の出口における給湯用水の温度が低い場合でも、給湯設定温度まで加熱された給湯用水を蓄熱槽16の上部に戻すことができる。ヒートポンプ10を高いエネルギー効率で運転させつつ、蓄熱槽16に給湯設定温度の給湯用水を蓄えることができる。
本実施例の加熱装置2では、第1熱交換器6と第2熱交換器12が並列に接続されている。このような構成とすることで、第1熱交換器6と第2熱交換器12を直列に接続する場合に比べて、第1熱交換器6の入口における給湯用水の温度を低くし、発電機4からの排熱回収効率を高めることができる。
本実施例の加熱装置2では、発電機4およびヒートポンプ10によって加熱された給湯用水を蓄熱槽16に蓄えることができる。このため、給湯や暖房における熱需要がない状況でも、電力需要に応じて発電機4を運転させることができ、発電機4とヒートポンプ10からの熱を蓄熱槽16に蓄えることができる。
本実施例の加熱装置2では、第1熱交換器6と第2熱交換器12が三流体熱交換器であって、第1熱交換器6において発電機4からの放熱を暖房熱媒の加熱に利用することができ、第2熱交換器12においてヒートポンプ10からの放熱を暖房熱媒の加熱に利用することができる。このような構成とすることで、蓄熱槽16が高温の給湯用水で満たされた状態(満蓄状態)となった後も、発電機4やヒートポンプ10から暖房熱媒へ放熱することができるため、発電機4とヒートポンプ10の運転を継続することができる。
(実施例2)
図2は本実施例の加熱装置72の概略の構成を示している。以下では実施例1の加熱装置2と相違する点についてのみ詳細に説明する。
蓄熱槽16の下部には、給湯用水往路74が接続している。給湯用水往路74は、第2熱交換器12を通過している。給湯用水往路74には、循環ポンプ76が設けられている。給湯用水往路74は、発電機加熱路78と発電機バイパス路80に分岐している。発電機加熱路78は、第1熱交換器6を通過している。発電機加熱路78と発電機バイパス路80は合流して、給湯用水復路84に接続している。発電機加熱路78と発電機バイパス路80が合流する箇所には、三方弁82が設けられている。三方弁82は、発電機加熱路78から給湯用水復路84に流れる熱媒の流量と、発電機バイパス路80から給湯用水復路84に流れる熱媒の流量の比率を調整可能である。
暖房熱媒往路56は、暖房熱媒加熱路86と暖房熱媒バイパス路88に分岐している。暖房熱媒加熱路86と暖房熱媒バイパス路88に分岐する箇所には、三方弁90が設けられている。三方弁90は、暖房熱媒往路56から暖房熱媒加熱路86に流れる暖房熱媒の流量と、暖房熱媒往路56から暖房熱媒バイパス路88に流れる暖房熱媒の流量の比率を調整可能である。暖房熱媒加熱路86は、第2熱交換器12と第1熱交換器6を順に通過している。暖房熱媒加熱路86と暖房熱媒バイパス路88は合流して、暖房熱媒復路62に接続している。
加熱装置72において、発電機4が発電を行う際には、三方弁82において発電機バイパス路80を全閉(発電機加熱路78を全開)にした状態で、循環ポンプ76を駆動して蓄熱槽16の給湯用水を第1熱交換器6に循環させる。蓄熱槽16の下部から低温の給湯用水が第1熱交換器6に送り出されて加熱される。第1熱交換器6で加熱されて高温となった給湯用水は蓄熱槽16の上部に戻される。
発電機4が発電を行っている状態で、ヒートポンプ10を駆動すると、蓄熱槽16の下部から低温の給湯用水が第2熱交換器12に送り出されて加熱される。第2熱交換器12で加熱された高温となった給湯用水は、さらに第1熱交換器6で加熱された後、蓄熱槽16の上部に戻される。
本実施例の加熱装置72においては、給湯用水復路84から蓄熱槽16の上部に戻される給湯用水の温度は、発電機加熱路78から給湯用水復路84に流れる給湯用水の流量と、発電機バイパス路80から給湯用水復路84に流れる給湯用水の流量の比率に応じて変化する。発電機加熱路78から給湯用水復路84には、第1熱交換器6で加熱された給湯用水が流れる。発電機バイパス路80から給湯用水復路84には、第2熱交換器12で加熱された給湯用水が流れる。本実施例の加熱装置72では、三方弁82の開度を制御することで、発電機加熱路78から給湯用水復路84に流れる給湯用水の流量と、発電機バイパス路80から給湯用水復路84に流れる給湯用水の流量の比率を調整することができる。このような構成とすることで、蓄熱槽16の上部に戻される給湯用水の温度管理を適切に行うことができる。
本実施例の加熱装置72においても、第1熱交換器6の出口における給湯用水の温度が高くなるように発電機4を運転させることで、第2熱交換器12の出口における給湯用水の温度が低い場合でも、給湯設定温度まで加熱された給湯用水を蓄熱槽16の上部に戻すことができる。ヒートポンプ10を高いエネルギー効率で運転させつつ、蓄熱槽16に給湯設定温度の給湯用水を蓄えることができる。
本実施例の加熱装置72でも、発電機4およびヒートポンプ10によって加熱された給湯用水を蓄熱槽16に蓄えることができる。このため、給湯や暖房における熱需要がない状況でも、電力需要に応じて発電機4を運転させることができ、発電機4とヒートポンプ10からの熱を蓄熱槽16に蓄えることができる。
本実施例の加熱装置72でも、第1熱交換器6と第2熱交換器12が三流体熱交換器であって、第1熱交換器6において発電機4からの放熱を暖房熱媒の加熱に利用することができ、第2熱交換器12においてヒートポンプ10からの放熱を暖房熱媒の加熱に利用することができる。このような構成とすることで、蓄熱槽16が高温の給湯用水で満たされた状態(満蓄状態)となった後も、発電機4やヒートポンプ10から暖房熱媒へ放熱することができるため、発電機4とヒートポンプ10の運転を継続することができる。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 加熱装置
4 発電機
6 第1熱交換器
8 第1循環ポンプ
10 ヒートポンプ
12 第2熱交換器
14 第2循環ポンプ
16 蓄熱槽
18 混合弁
20 補助熱源機
22 バイパス制御弁
24 三方弁
26 冷却水循環路
28 冷媒循環路
30 給湯用水往路
32 第1給湯用水加熱路
34 第2給湯用水加熱路
36 給湯用水復路
38 給水路
40 蓄熱槽給水路
42 蓄熱槽バイパス路
44 蓄熱槽出水路
46 第1給湯路
48 補助熱源機往路
50 補助熱源機バイパス路
52 補助熱源機復路
54 第2給湯路
56 暖房熱媒往路
58 第1暖房熱媒加熱路
60 第2暖房熱媒加熱路
62 暖房熱媒復路
72 加熱装置
74 給湯用水往路
76 循環ポンプ
78 発電機加熱路
80 発電機バイパス路
82 三方弁
84 給湯用水復路
86 暖房熱媒加熱路
88 暖房熱媒バイパス路
90 三方弁

Claims (5)

  1. 発電機と、
    発電機の排熱で第1熱媒を加熱する第1熱交換器と、
    発電機で生成された電力で駆動するヒートポンプと、
    ヒートポンプの放熱で第1熱媒を加熱する第2熱交換器と、
    第1熱交換器を流れる第1熱媒の流量と、第2熱交換器を流れる第1熱媒の流量の比率を調整する手段を備えており、
    第1熱交換器の下流側の第1熱媒と第2熱交換器の下流側の第1熱媒が合流している加熱装置。
  2. 第1熱交換器および第2熱交換器で加熱された第1熱媒を蓄える蓄熱槽をさらに備える、請求項1の加熱装置。
  3. 第1熱交換器が、発電機の排熱で第1熱媒および/または第2熱媒を加熱する三流体熱交換器であり、
    第2熱交換器が、ヒートポンプの放熱で第1熱媒および/または第2熱媒を加熱する三流体熱交換器である、請求項2の加熱装置。
  4. 第1熱交換器と第2熱交換器が並列に接続されている、請求項1から3の何れか一項の加熱装置。
  5. 第1熱交換器と第2熱交換器が直列に接続されており、
    第1熱交換器をバイパスするバイパス路が第1熱交換器と並列に接続されている、請求項1から3の何れか一項の加熱装置。
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