JP2014202031A - 電気錠制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末の表示器に表示された情報コードを読み取り、当該情報コードの照合結果に基づいて電気錠を制御するシステムにおいて、情報コードの読取精度を低下させることなく、複製による悪用を効果的に防止することが可能な構成を提供する。
【解決手段】携帯端末10側では、認証情報が記録された情報コードを複数の分割情報コードに分割して表示装置13に表示し、読取装置20側では、それら複数の分割情報コードを合成するとともに、合成した情報コードを読み取った結果に基づき電気錠を解錠状態とするようにしている。このため、分割情報コード単体では、電気錠を解錠することができないため、複製による悪用を効果的に防止することができる。また、表示装置13に表示される分割情報コードには、特殊な機能を持たせる必要もないため、当該情報コードの読取精度の低下を抑えることができる。
【選択図】図6
【解決手段】携帯端末10側では、認証情報が記録された情報コードを複数の分割情報コードに分割して表示装置13に表示し、読取装置20側では、それら複数の分割情報コードを合成するとともに、合成した情報コードを読み取った結果に基づき電気錠を解錠状態とするようにしている。このため、分割情報コード単体では、電気錠を解錠することができないため、複製による悪用を効果的に防止することができる。また、表示装置13に表示される分割情報コードには、特殊な機能を持たせる必要もないため、当該情報コードの読取精度の低下を抑えることができる。
【選択図】図6
Description
本発明は、電気錠制御システムに関するものである。
従来、携帯端末の表示器に表示された情報コードを読取装置で読み取り、当該情報コードの照合結果に基づいて電気錠を開錠する技術が知られている。例えば、このような技術としては、下記特許文献1、2のようなものが提供されている。
特許文献1の電気錠制御システムでは、まず、電気錠(5)を解錠する際に、携帯電話機(10)の表示器(11)に、解錠管理データが記憶された2次元コードを表示させる。そして、この2次元コードを出入口端末(1)(読取装置)の認識用カメラ(2)に読み取らせてその読取データを照合し、その照合結果に基づいて電気錠(5)のための解錠信号を出力するようになっている。
また、特許文献2には、携帯電話機(10)と、この携帯電話機(10)の表示器(13)に表示された二次元コード(Q)を読み取る読取装置(20)とを備えた電気錠制御システムが開示されている。この二次元コード(Q)は、認証情報と、識別基準情報に基づいて設定される誤りパターンとに基づいて携帯電話機(10)にて生成されるようになっている。そして、読取装置(20)は、表示器(13)に表示される二次元コードQを、誤り訂正を行いつつ読み取り、認証情報の適否判断及び誤り訂正位置の適否判断に基づいて、読み取った二次元コード(Q)の真偽を判定し、この真偽判定結果に基づいて、電気錠(62)の開錠を制御している。
しかしながら、特許文献1のシステムでは、電気錠の解錠の際に認証に用いられる解錠管理データが記憶された二次元コードが一意に決められており、この特定の二次元コードが使用され続けることで、何らかの手段を用いて複製されてしまうと(例えば、盗撮カメラなどによってこの二次元コードが盗撮されて複製されるなど)、悪用を防ぎにくいという問題があった。
一方、特許文献2のシステムでは、認証情報(解錠管理データ)だけでなく、識別情報の変更に応じて変更される誤り訂正位置の適否判断も考慮して二次元コードの認証が行われるため、よりセキュリティ性を高めることができる。しかしながら、特許文献2では、二次元コードの誤り訂正機能を使用するが故、携帯電話機(10)の表示器(13)の汚れなどによっては、正規の二次元コードであっても読み取りが正しく行われない虞があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、携帯端末の表示器に表示された情報コードを読み取り、当該情報コードの照合結果に基づいて電気錠を制御するシステムにおいて、情報コードの読取精度を低下させることなく、複製による悪用を効果的に防止することが可能な構成を提供することを目的とする。
本発明は、情報コードを表示可能な表示器を備えた携帯端末と、前記携帯端末で表示された前記情報コードを読取可能な読取システムと、を備えた電気錠制御システムであって、前記携帯端末は、認証情報を記憶又は生成する認証情報準備部と、前記認証情報準備部で準備された前記認証情報を記録してなる前記情報コードを複数の分割情報コードに分割するための分割方式を特定する分割方式特定情報を登録する分割方式登録部と、前記情報コードを前記分割方式登録部の前記分割方式特定情報に基づいて分割し、複数の前記分割情報コードを生成する分割情報コード生成部と、複数の分割情報コードを前記表示器に表示する表示制御部と、を備え、前記読取システムは、前記携帯端末の前記表示器で表示された複数の前記分割情報コードを撮像することで複数の前記分割情報コードの各コード画像を生成する1又は複数の撮像部と、複数の前記分割情報コードを合成するための合成方式を特定する合成方式特定情報を登録する合成方式登録部と、1又は複数の前記撮像部によって撮像された複数の前記分割情報コードを、前記合成方式登録部に登録された前記合成方式特定情報に基づいて合成し、前記情報コードを生成する分割情報コード合成部と、前記分割情報コード合成部によって複数の前記分割情報コードが合成されることで生成された前記情報コードを読み取る読取部と、前記読取部による前記情報コードの読み取り結果が、所定の正規条件を満たす場合に前記電気錠を解錠状態とする電気錠制御部と、を備えたことを特徴とする。
請求項1の電気錠制御システムでは、情報コードを表示可能な表示器を備えた携帯端末と、携帯端末で表示された情報コードを読取可能な読取システムを備えている。そして、この携帯端末では、認証情報を記録した情報コードを、分割方式特定情報に基づいて分割し、複数の分割情報コードを生成し、これら複数の分割情報コードを表示器に表示するようにしている。また、読取システムでは、これら複数の分割情報コードを撮像するとともに、合成方式特定情報に基づいて合成し、情報コードを生成し、この情報コードを読み取るようにしている。そして、この合成した情報コードの読み取り結果が所定の正規条件を満たす場合に、電気錠を解錠状態とするようにしている。
このように、携帯端末側では、認証情報が記録された情報コードを複数の分割情報コードに分割して表示器に表示し、読取システム側では、それら複数の分割情報コードを合成するとともに、合成した情報コードの読み取り結果に基づき電気錠を解錠状態とするようにしている。このため、携帯端末の表示器に表示された分割情報コードが複製されたとしても、その分割情報コード単体では、電気錠を解錠することができないため、複製による悪用を効果的に防止することができる。また、表示器に表示される分割情報コードには、特殊な機能を持たせる必要もないため(誤り訂正機能などを認証に用いる構成ではないため)、当該情報コードの読取精度の低下を抑えることができる。
このように、携帯端末側では、認証情報が記録された情報コードを複数の分割情報コードに分割して表示器に表示し、読取システム側では、それら複数の分割情報コードを合成するとともに、合成した情報コードの読み取り結果に基づき電気錠を解錠状態とするようにしている。このため、携帯端末の表示器に表示された分割情報コードが複製されたとしても、その分割情報コード単体では、電気錠を解錠することができないため、複製による悪用を効果的に防止することができる。また、表示器に表示される分割情報コードには、特殊な機能を持たせる必要もないため(誤り訂正機能などを認証に用いる構成ではないため)、当該情報コードの読取精度の低下を抑えることができる。
請求項2の発明では、生成側変換テーブルに基づいて、情報コードの各種類のセルをいずれの種類のセルに変換するかを定め、また合成側変換テーブルに基づいて、生成側変換テーブルによって特定される情報コードの各種類のセルと、複数の分割情報コードのそれぞれで選択されるセル種類の組み合わせとの対応関係を特定するようにしている。このように、生成側変換テーブルと合成側変換テーブルを用いることで、情報コードの分割と合成を複雑な処理を必要とせず、比較的簡易に行うことができる。
請求項3の発明では、分割方式登録部には、複数の生成側変換テーブルが登録されており、また、合成方式登録部には、複数の合成側変換テーブルが登録されている。そして、複数の生成側変換テーブルから選択された特定の生成側変換テーブルと対応する特定の合成側変換テーブルを、複数の合成側変換テーブルから決定し、それら特定の生成側変換テーブルと合成側変換テーブルを用いて、情報コードの分割と合成を行うようにしている。このように、複数の生成側変換テーブルから選択された特定の生成側変換テーブルと対応する特定の合成側変換テーブルを複数の合成側変換テーブルから選び出す必要があるため、不正に情報コードが複製されることをより防止することができる。
請求項4の発明では、携帯端末は、所定の配列で配置された複数の入力キーから構成され、特定情報を入力可能な入力手段と、複数の入力キーから入力される入力信号をプッシュ音信号に変換するプッシュ音信号変換手段を備えている。そして、複数の生成側変換テーブル選択された生成側変換テーブルを特定する特定情報を、プッシュ音信号に変換して読取システム側へ出力するようにしている。この構成では、分割情報コードを合成するために、特定情報を携帯端末の利用者側で入力し、さらに、その特定情報をプッシュ音信号により読取システム側へ出力する必要があるため、よりセキュリティ性を高めることができる。
請求項5の発明では、携帯端末の利用者側で入力される特定情報をプッシュ音信号に変換して読取システム側へ出力するとともに、複数の入力キーから入力される入力信号とプッシュ音信号とを対応付ける音テーブルが定期的に(日時情報に基づいて)変更されるようになっているので、仮にプッシュ音信号が録音されるなどして複製されても、悪用されることを効果的に防止できる。
請求項6の発明では、表示器が、複数方向の各視野角範囲に、それぞれ異なる画像を同時期に表示可能な多画面表示装置で構成されており、表示制御部は、複数の分割情報コードを、複数方向の各視野角範囲に同時期に表示するようにしているので、これら複数の分割情報コード全てを盗撮カメラなどで盗撮して複製することが極めて困難となり、複製による悪用をより効果的に防止することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示す電気錠システム1は、携帯端末10と読取装置20とを備えた真偽判定システム50と、施錠装置60とを備えている。
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示す電気錠システム1は、携帯端末10と読取装置20とを備えた真偽判定システム50と、施錠装置60とを備えている。
真偽判定システム50は、真偽判定の対象となる二次元コードQを表示させる表示装置13を備えた携帯端末10と、表示装置13に表示された二次元コードQを読み取る読取装置20と、を備え、携帯端末10の表示装置13に認証情報が記録された二次元コードQを表示させ、読取装置20側において、読み取った二次元コードQの真偽を判定するシステムとして構成されている。真偽判定システム50は、電気錠制御システム1の一部を構成するものであり、この真偽判定システム50と施錠装置60とを備える形で電気錠制御システム1が構成されている。
携帯端末10は、ハードウェア構成は公知の携帯電話機や公知のスマートフォン、或いは公知の携帯型情報コードリーダ等と同様の構成をなしている。なお、時計機能を有しかつ二次元コードを生成しうる構成であれば公知の様々な携帯型情報処理端末を採用できる。例えば、後述する構成とは異なる構成の携帯端末を採用してもよく、タブレット式の端末などを採用してもよい。
図2は、その主要部を概略的に例示しており、制御回路11と、撮像装置12、表示装置13、操作部14、メモリ15、時計部16、発音部17などによって携帯端末10が構成されている。
制御回路11は、CPU,ROM及びRAMを含むマイクロコンピュータ等から構成されたもので、後述する二次元コード生成処理や、電話の発着信処理、電子メールの作成送受信処理、インターネット処理などを行うものである。撮像装置12は、CCDカメラやCMOSカメラ等の公知のカメラによって構成されている。
表示装置13は、図4に示すように、複数方向(図4では3方向)の各視野角範囲に、それぞれ異なる画像を同時期に表示可能な公知の多画面表示装置として構成されている。表示装置13は、具体的に、複数の画素のうち交互に位置する複数の画素で構成される複数の画素群毎に、異なる画像を表示可能とする表示素子本体(図示略)と、表示素子本体の画素に対向する側に形成され、この表示素子本体の各画素群で表示する画像を視差により分離して表示させる複数層の視差バリア層(図示略)を備えて構成されている。多画面表示装置の構成としては、例えば、特開2008−8934公報、特開2008−164702公報、特開2012−133011公報などに開示された技術を好適に用いることができる。また、見る方向によって表示内容が変化し得る周知の表示装置(例えば、表示画面に対して垂直方向に見た内容と、斜め左側から見た内容と、斜め右側から見た内容とをそれぞれ異ならることが可能な表示装置)であればこれら技術以外の他の構成を用いてもよい。
また、操作部14は、外部操作可能な部分を総称しており、十字キー、電源キー、ファンクションキー、オンフックキー(開始キー)、クリアキー、及び所定の配列で配置された文字・数字キー(テンキー)等の入力キーから構成されている。なお、操作部14は、特定情報を入力可能な「入力手段」の一例に相当する。
メモリ15は、ROM,RAM、不揮発性メモリ、ハードディスクドライブなどの記憶手段によって構成されている。そして、このメモリ15には、情報コードを複数の分割情報コードに分割するための分割方式を特定するための生成側変換テーブル(分割方式特定情報)が複数登録されている。時計部16は、年月日時分を特定可能な公知の電波時計によって構成されている。なお、分割方式特定情報を登録するメモリ15は、「分割方式登録部」の一例に相当する。
発音部17は、公知のスピーカを備え構成されており、各ボタンに対応する音を発するように構成されている。具体的には、「1」のボタンが押されたときに、第1の音階の音が鳴らされ、「2」のボタンが押されたときに、第2の音階の音が鳴らされ、「3」のボタンが押されたときに、第3の音階の音が鳴らされるといったように、各ボタンに固有の音が対応付けられている。
なお、携帯端末10は、図2に示す要素以外の要素(例えば、送受信アンテナを通して電波を媒体として基地局に対して送受信する無線部や、マイク、二次電池等)も設けられているが、図示は省略している。
図3に示すように、読取装置20は、制御部21、カメラ22、操作部23、表示部24、記憶部25、通信部26、時計部27、マイク28などを備えている。
制御部21は、CPUなどによって構成され、読取装置20全体を制御可能な情報処理部として機能している。この制御部21は、上述のカメラ22、操作部23、表示部24、記憶部25、通信部26、時計部27などが接続されている。
カメラ22は、図1に示すように、第1カメラ22a、第2カメラ22b、第3カメラ22cを備えてなり、各カメラ22a〜22cは、C−MOSエリアセンサ、CCDエリアセンサ等の受光センサを備えて構成されている。そして、各カメラ22a〜22cは、図4に示すように、携帯端末10の表示装置13の表示面に対して、それぞれ異なる角度で配置されている(表示面を囲むように配置されている)。具体的には、各カメラ22a〜22cは、表示装置13の複数方向(図4では、3方向)の各視野角範囲にそれぞれ対応して配置されており、表示装置13に同時期に表示される複数の異なる画像(本構成では、例えば3つの画像)をこれらカメラ22a〜22cで同時期に撮像可能になっている。なお、カメラの数は特に限定されず、表示装置13に同時期に表示される画像の数等に合わせて適宜変更することができる。なお、カメラ22は、「撮像部」の一例に相当する。
操作部23は、操作ボタン等によって構成されており、利用者による入力操作が可能な構成となっている。表示部24は、公知の液晶表示器やLED等のランプなどによって構成されており、各種表示を行い得るものである。記憶部25は、例えばRAM、ROM、不揮発性メモリなどの半導体メモリやその他の記憶デバイス等によって構成されている。そして、この記憶部25には、複数の分割情報コードを合成するための合成方式を特定する合成側変換テーブル(合成方式特定情報)が複数登録されている。なお、記憶部25は、「合成方式登録部」の一例に相当する。
また、時計部27は、公知の電波時計によって構成されており、年月日時分の情報を発生し、制御回路40に与える構成をなしている。なお、読取装置20は、例えば図示しない商用電源等から電力供給を受ける構成となっている。
施錠装置60は、電気的信号に応じた施錠及び開錠が可能な電気錠62と、この電気錠62を制御する制御部61とを備えた公知の電気錠装置として構成されており、読取装置20の制御回路40とインタフェース48を介して接続されている。電気錠62は、たとえばデッドボルトを有し、モータやソレノイドなどのアクチュエータによってデッドボルトを進退させることによって対象物の施解錠を行うものなどを採用することができる。この構成の場合、制御部61は、モータやソレノイドなどのアクチュエータを駆動する駆動回路によって構成され、制御回路40からの電気的信号(制御信号)に応じて電気錠62を開錠状態又は施錠状態に変化させるように機能する。なお、ここでは施錠装置の一例を挙げたが、制御回路40からの制御信号に応じて開錠状態又は施錠状態に変化しうる構成であれば公知の様々な電気錠装置を採用できる。
(分割情報コード表示処理)
次に、上述のように構成される電気錠制御システム1の携帯端末10にて行われる分割情報コード表示処理について、図5及び図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS1では、携帯端末10にて認証情報の取得がなされる。認証情報は、例えば、暗証番号やパスワードなどから構成されており、携帯端末10の使用者などによって、操作部14からメモリ15へ書き込むようにしてもよく、携帯端末10の制御回路11で生成するようにしてもよい。このように、認証情報を記憶又は生成する制御回路11及びメモリ15は、「認証情報準備部」の一例に相当する。
次に、上述のように構成される電気錠制御システム1の携帯端末10にて行われる分割情報コード表示処理について、図5及び図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS1では、携帯端末10にて認証情報の取得がなされる。認証情報は、例えば、暗証番号やパスワードなどから構成されており、携帯端末10の使用者などによって、操作部14からメモリ15へ書き込むようにしてもよく、携帯端末10の制御回路11で生成するようにしてもよい。このように、認証情報を記憶又は生成する制御回路11及びメモリ15は、「認証情報準備部」の一例に相当する。
このように、携帯端末10にて認証情報の取得がなされると、続くステップS2にて、このメモリ15に記憶される認証情報をコード化した情報コードを生成する。なお、本実施形態では、情報コードの一例として、QRコード(登録商標)を例に挙げて説明する。また、情報コードは、例えば、特開2009−9547公報、特開平11−328301公報などに開示された技術を好適に用いて生成することができる。
そして、このように生成された情報コードを、続くステップS3にて、複数の分割情報コードに分割する。なお、ここでは、図11に示す情報コードC0を分割して、3つの分割情報コードC1〜C3を生成する例を挙げて説明する。
ここで、QRコードは、複数種類のセルがマトリックス状に配列されて構成されている。具体的に、例えば、図12に示すQRコードの例では、1辺が21セル(モジュール)の正方形状に構成されており、三隅に設けられている位置検出パターンや形式情報(図12に示す斜線部分)、タイミングパターンを除いたコード領域に、8個のセルを4行2列に配置して構成されるデータブロックが26ブロック(A0〜A25)配置されており、この8個のセルを情報の一単位(コードワード)としている。なお、本実施形態では、図12に示すように、26ブロックのデータブロックから構成されたQRコードを例に挙げて説明する。
ステップS3では、ステップS2にて生成された情報コードを、このコードワード毎に分割(分離)し、複数の分割情報コードを生成する。このコードワードXの分離処理は、例えば図6のような流れで行われ、まず、コードワードXの生成側変換テーブル(以下単に、「生成テーブル」ともいう)を取得する(ステップS11)。本分離処理では、情報コードの各種類のセルを、複数の分割情報コードのそれぞれにおいて、いずれの種類のセルに変換するかを定める生成側変換テーブル(図10参照)に基づき、情報コードにおける各位置のセルの種類から、複数の分割コードにおける各位置に対応する対応位置のセルの種類を特定するように、複数の分割コードを生成するようにしている。
そして、メモリ15には、図10に示すような生成側変換テーブルが複数記憶されており(図10の「生成テーブル1」は一例であり、図9(A)に示すように、各セルの白黒パターンを変えた複数のテーブル(「生成テーブル2」、「生成テーブル3」・・・)がメモリ15に記憶されている)、制御回路11によって、複数の生成側変換テーブルのうちから、いずれかの生成側変換テーブルが選択される。選択される生成側変換テーブルは、分割情報コードを生成する毎に変更するように設定されていてもよく、定期的に(例えば、毎日)変更するように設定されていてもよい。そして、選択された生成側変換テーブルを特定する特定情報(例えば、「生成テーブル1」が選択された場合には、この「生成テーブル1」を特定する情報)を読取システム側へ出力する(詳細は後述)。なお、制御回路11は、「選択手段」の一例に相当する。なお、S11で取得された生成テーブルは、分離処理を行うべき全てのコードワードで共通に用いることができる。
次に、ステップS12にて、制御回路11にて乱数Yを発生させるとともに、発生させた乱数Yに基づき、各分割情報コードC1〜C3のコードワード毎の各セルの白黒パターンを決定する。発生する乱数Yは、「0」、「1」、「2」、「3」のいずれかであり、情報コードの各セルに乱数Yのいずれかが割り当てられるようになっている。なお、乱数は、例えば、特開2010−114975公報などに開示された技術を好適に用いて発生させることができる。また、乱数の発生はこの技術に限らず、上述の特定の数字(「0」、「1」、「2」、「3」)を発生可能な方式であれば他の周知技術であってもよい。
例えば、図10に示す「生成テーブル1」が生成側変換テーブルとして選択されており、ステップS2にて生成された情報コードが図11に示す情報コードC0であった場合、A0のブロックのセルA00には「1」、A01には「3」、A02には「2」、A03には「0」、A04には「2」、A05には「3」、A06には「0」、A07には「1」という具合に、「0」、「1」、「2」、「3」のいずれかの数がランダムに割り当てられる。
次に、ステップS13で、各セルが白か否かが判定される。本構成では、図6の処理で着目しているコードワードXの全セルに対してS12〜S17の処理が行われるようになっており、当該コードワードXを構成するセル毎にS12〜S17の処理が繰り返される。従って、S13の処理では図6の処理で着目しているコードワードXのいずれかのセル(現在の着目セル)の色を判別することになる。そして、S13の処理で現在着目しているセルが白であった場合には(ステップS13でYes)、取得した乱数Yに対応する白セル分離Tbl番号のテーブル番号を選択し(ステップS14)、その選択されたテーブル番号のテーブル内容に基づき分離情報コードC1〜C3における対応セル(分離情報コードC1〜C3において、情報コードC0におけるS13で色判別を行ったセルと同位置に配置されるべきセル)の白黒パターンを選択する(ステップS15)。一方、当該S13の処理で現在着目しているセルが黒であった場合は(ステップS13でNo)、取得した乱数Yに対応する黒セル分離Tbl番号のテーブル番号を選択し(ステップS18)、その選択されたテーブル番号のテーブル内容に基づき分離情報コードC1〜C3における対応セル(分離情報コードC1〜C3において、情報コードC0におけるS13で色判別を行ったセルと同位置に配置されるべきセル)の白黒パターンを選択する(ステップS15)。そして、S14又はS18で決定された色に基づいて、各分離情報コードC1〜C3において、S13で色判別を行ったセルに対応する位置のセルを作成する。このようなS12〜S16の処理を、着目しているコードワードXの全セルに対して行うことで、これら全てのセルについて分離パターンを取得し(ステップS15)、分離セルを作成する(ステップS16)。例えば、S12〜S16で着目するセルが情報コードC0のA00であり、S12の処理で、このA00のセルに対して乱数「1」が割り当てられた場合、このA00のセルに記録する値が「1」である場合には、A00のセルの色は「黒」であるため、S13ではNoに進むことになる。そして、S12の処理によりこのA00のセルに対して乱数「1」が選択された場合、生成テーブル1から、「黒」のセルにおける分離テーブル番号「1」が選択され、分割情報コードC1のA00のセルには「黒」のパターン、分割情報コードC2のA00のセルには「白」のパターン、分割情報コードC3のA00のセルには「黒」のパターンがそれぞれ選択される。
このように、着目しているコードワードXの各セルについてS12〜S16の処理が行われ、S12〜S16の処理が行われる毎に、続くステップS17にて、コードワードXの全セルの処理が完了したか否かが判定される。ここで、例えば、着目しているコードワードXが図12に示すA0であり、このA0の全てセル(A00〜A07)について、分離セルの作成が完了していない場合はNoと判定され、ステップS12からの処理が繰り返される。一方、A0の全てセル(A00〜A07)について、分離セルの作成が完了している場合にはYesと判定され、当該A0のコードワードに対する図6の処理が終了する。図6のようなコードワードXの分離処理は、情報コードC0を構成する全てのコードワードに対して行われ、例えば情報コードC0が図12のような構成の場合、A0〜A25の全てのコードワードに対して図6の処理が行われることになる。従って、A0のコードワードに対する図6の処理が終了した場合、A0のコードワードと同様に、A1のコードワードの全セル(A11〜A17)に対して図6の分離処理が行われる。このようにして、A0〜A25の全コードワードに対して図6のコードワード分離処理が終了すると、これら分離された分離セルに基づき、分割情報コードC1〜C3が生成される(図11参照)。なお、図11では、分割元の情報コードC0の具体的セル構成及び分割情報コードC1〜C3の具体的セル構成は省略して示している。本構成では、情報コードC0を生成側変換テーブルに基づいて分割し、複数の分割情報コードC1〜C3を生成する制御回路11が「分割情報コード生成部」の一例に相当する。
そして、このように生成された分割情報コードC1〜C3を、ステップS4にて、表示装置13に表示する。表示装置13は、上述したように、複数方向の各視野角範囲(例えば3方向の各視野角範囲)に、それぞれ異なる画像を同時期に表示可能な多画面表示装置として構成されており、このステップS4では、分割情報コードC1〜C3を、表示装置13の表示エリアARに同時期に表示するようにしている。具体的には、表示エリアARに分割情報コードC1〜C3を重なるように配置し、それぞれ異なる方向から観測したときに、分割情報コードC1〜C3のうちの一つが観測できるように表示される。例えば、表示装置13の表示面に対して垂直方向に見た場合に、分割情報コードC2が表示され、表示装置13の表示面に対して斜め左側から見た場合に分割情報コードC1が表示され、表示装置13の表示面に対して斜め右側から見た場合に分割情報コードC3が表示されるようになっている。なお、図1の例では、携帯端末10の厚さ方向及び長手方向と直交する方向を左右方向(幅方向)としている。また、分割情報コードC1〜C3を同時期に表示させる制御回路11は、「表示制御部」の一例に相当する。
(電気錠解錠処理)
次に、電気錠制御システム1にて行われる電気錠解錠処理について、図7及び図8のフローチャートを用いて説明する。当該電気錠解錠処理では、携帯端末10の表示装置13で表示された分割情報コードC1〜C3を読取装置20側で合成して読み取り、この読み取り結果に基づき施錠装置60の電気錠62を解錠状態とするようにしている。
次に、電気錠制御システム1にて行われる電気錠解錠処理について、図7及び図8のフローチャートを用いて説明する。当該電気錠解錠処理では、携帯端末10の表示装置13で表示された分割情報コードC1〜C3を読取装置20側で合成して読み取り、この読み取り結果に基づき施錠装置60の電気錠62を解錠状態とするようにしている。
まず、ステップS21にて、読取装置20のカメラ22a〜22cで、分割情報コードC1〜C3を撮像する。表示装置13には、分割情報コードC1〜C3が同時期に表示エリアARに表示されており、これら分割情報コードC1〜C3をカメラ22a〜22cで同時期に撮像する。なお、図4のようにカメラ22a〜22cの視野範囲の向き(カメラ22a〜22cの視野の中心(光軸)の向き)はそれぞれ異なっており、カメラ22aの視野範囲の中心(光軸)は、カメラ22bの視野範囲の中心(光軸)に対して所定角度で傾斜している。また、カメラ22cの視野範囲の中心(光軸)は、カメラ22bの視野範囲の中心(光軸)に対して所定角度で傾斜している。また、カメラ22a〜22cは所定方向に並んでおり、カメラ22a〜22cの並び方向と平行であり且つカメラ22bの視野範囲の中心(光軸)と平行な方向を水平方向とした場合、カメラ22aの視野範囲の中心(光軸)は水平方向と平行となっている。また、カメラ22cの視野範囲の中心(光軸)も水平方向と平行となっている。このように構成されているため、図4のようにカメラ22bの視野範囲の中心(光軸)が表示装置13の表示画面と直交するように配置され、表示装置13が各カメラにある程度近い位置に配置された場合に、カメラ22aでは分割情報コードC1が撮像され、カメラ22bでは分割情報コードC2が撮像され、カメラ22cでは分割情報コードC3が撮像されることになる。そして、ステップS22では、このように撮像したコード画像からそれぞれの分割情報コードC1〜C3のセル情報を取得する。そして、分割情報コードC1〜C3全ての画像を取得したか否かの判定が行われる(ステップS23)。ここで、Noと判定されると、分割情報コードC1〜C3全ての画像を取得するまで、ステップS21からの処理が繰り返される。
一方、ステップS23でYesと判定された場合には、続くステップS24にて、取得した分割情報コードC1〜C3のセル情報に基づき、フォーマット情報が一致するか否かの判定がなされる。なお、分割情報コードC1〜C3は、各コードワードのセル内容については上述の分離方式によって異ならせているが、位置検出パターン(切り出しシンボル)、タイミングパターン、アライメントパターンなどの特定パターン(固定パターン)は、分離元の情報コードC0と同一の内容となっており、フォーマット情報についても分離元の情報コードC0と同一の内容となっている。従って、分割情報コードC1〜C3の各フォーマット情報が互いに一致していなければ、これら分割情報コードC1〜C3を合成することができないため、当該電気錠解錠処理を終了する(ステップS24でNo)。一方、フォーマット情報が一致し、ステップS24でYesと判定されると、続くステップS25にてプッシュ音を取得する。
ここで、携帯端末10は、選択された生成側変換テーブルを特定する特定情報を操作部14から入力可能になっており、この操作部14にて入力された入力信号が制御回路11にてブッシュ音信号に変換されて、発音部17から出力されるようになっている。なお、このような操作部14での入力は、上述の生成処理(図5)の際に行うようにしてもよく、生成処理(図5)の後に別途行うようにしてもよい。例えば、上述の生成処理(図5)のS3において生成テーブルを決定する際にユーザに入力を促すようにしてもよい。そして、例えば、「生成テーブル1」には「0001」、「生成テーブル2」には「0002」、「生成テーブル3」には「0003」というように、対応番号が割り振られており(この対応番号はランダムな数字であってもよい)、この対応番号に対応する番号を使用者が数字キーにより入力することで、S3の処理では入力された数字に対応する生成テーブルが用いられるようにしてもよい。この場合、この入力信号がプッシュ音信号に変換されて、発音部17から読取装置20側へ出力される。発音部17でのプッシュ音の出力は、S3の生成時に発するようにしてもよく、S3の生成後(例えばS4の表示時)の所定タイミングで一回又は定期的に発するようにしてもよい。また、生成処理(図5)の際にユーザが入力しない方式の場合でも、S4の表示時にS3で選択された生成テーブルの番号に対応するプッシュ音を所定タイミングで一回又は定期的に発するようにしてもよい。
なお、選択された生成側変換テーブルを特定する特定情報を読取装置20側へ出力する発音部17は、「特定情報出力手段」の一例に相当する。また、発音部17により出力された特定情報を取得するマイク28及び制御部21は、「特定情報取得手段」の一例に相当する。操作部14から入力される入力信号をプッシュ音信号に変換する制御回路11は、「プッシュ音信号変換手段」の一例に相当する。
ここで、記憶部25には、生成側変換テーブルによって特定される、情報コードの各種類のセルと、複数の分割情報コードのそれぞれで選択されるセル種類の組み合わせとの対応関係を特定する合成側変換テーブル(以下、単に「合成テーブル」ともいう)が合成方式特定情報として登録されている。例えば、図9(B)に示すように、複数の合成側変換テーブル(「合成テーブル1」、「合成テーブル2」、「合成テーブル3」・・・)が読取装置20の記憶部25に登録されている。そして、「生成テーブル1」に基づいて生成された分割情報コードは、「合成テーブル1」に基づいて合成することができるようになっている。例えば、ステップS25にて取得したプッシュ音が「0001」であった場合には、「生成テーブル1」と対応する「合成テーブル1」を複数の合成テーブルの中から決定する(ステップS26)。そして、この決定された「合成テーブル1」に基づき、S21で取得された分割情報コードC1〜C3を合成する(ステップS27)。なお、生成側変換テーブルと対応する合成側変換テーブルを、記憶部25に登録された複数の合成側変換テーブルから決定する制御部21は、「決定手段」の一例に相当する。
この合成処理では、まず、ステップS31にて決定された「合成テーブル1」を記憶部25から取得する。本合成処理では、決定された合成側変換テーブルに基づいて分割情報コードC1〜C3を合成し、情報コードを生成する。なお、合成側変換テーブルは、図10に示した生成側変換テーブルと同様に構成されており、この図10に示すテーブルが記憶部25に複数記憶されている(図10では、「合成テーブル1」を示している)。そして、「合成テーブル1」に基づき、各分割情報コードC1〜C3のコードワード毎に、生成する情報コードの各セルの白黒パターンを決定する。例えば、各分割情報コードC1〜C3のセルA00の白黒パターンは順に、「黒」、「白」、「黒」であり(図11参照)、これと対応する白黒パターンは「合成テーブル1」から「黒」となるため、合成する情報コードのセルA00の白黒パターン(合成パターン)は、「黒」となる。このように、コードワード毎に、合成パターンを作成する。なお、制御部21は、「分割情報コード合成部」の一例に相当する。
そして、続くステップS33にて、全コードワードで合成パターンの作成が完了したか否かが判定される。ここで、全コードワードの合成パターンの作成が完了するまでは、Noとの判定が繰り返される。そして、全コードワードの合成パターンの作成が完了すると(ステップS28)、この合成された情報コードに対して、ステップS28にて、デコード処理がなされる。なお、分割情報コードC1〜C3が合成されることで生成された情報コードを読み取る制御部21は、「読取部」の一例に相当する。
次に、ステップS29にて、合成された情報コードの読み取り結果が、所定の正規条件を満たすか否かの判定がなされる。具体的には、記憶部25には予め照合情報が記憶されており、合成された情報コードの情報(認証情報)がこの照合情報と一致するか否かを判定し、一致する場合にはYesと判定されて、続くステップS30へ進む。一方、一致しない場合には、Noと判定されて当該解錠処理を終了する。
ステップS29でYesと判定されると、続くステップS30にて電気錠解錠処理が行われる(ステップS30)。具体的には、制御部21から制御部61に対して電気錠62の開錠を指示する制御信号が出力され、制御部61はその制御信号に応じて電気錠62を駆動し開錠する。このように、本実施形態では、合成された情報コードの情報(認証情報)が照合情報と一致する適切なものである場合に限って当該情報コードが「真」と判断され、電気錠62の開錠が行われることとなる。一方、認証情報が照合情報と一致せず不適切である場合、合成された情報コードは「偽」と判断され、電気錠62は施錠状態が維持される。合成された情報コードの読み取り結果が所定の正規条件を満たす場合に、電気錠を解錠状態とする制御部21は、「電気錠制御部」の一例に相当する。
以上説明したように、本第1実施形態に係る電気錠制御システム1では、情報コードを表示可能な表示装置13を備えた携帯端末10と、携帯端末10で表示された情報コードを読取可能な読取装置20を備えている。そして、この携帯端末10では、認証情報を記録した情報コードを、分割方式特定情報に基づいて分割し、複数の分割情報コードを生成し、これら複数の分割情報コードを表示装置13にそれぞれ表示するようにしている。また、読取装置20では、これら複数の分割情報コードを撮像するとともに、合成方式特定情報に基づいて合成し、情報コードを生成し、この情報コードを読み取るようにしている。そして、この合成した情報コードの読み取り結果が所定の正規条件を満たす場合に、電気錠を解錠状態とするようにしている。
このように、携帯端末10側では、認証情報が記録された情報コードを複数の分割情報コードに分割して表示装置13に表示し、読取装置20側では、それら複数の分割情報コードを合成するとともに、合成した情報コードの読み取り結果に基づき電気錠を解錠状態とするようにしている。このため、携帯端末10の表示装置13に表示された分割情報コードが複製されたとしても、その分割情報コード単体では、電気錠を解錠することができないため、複製による悪用を効果的に防止することができる。また、表示装置13に表示される分割情報コードには、特殊な機能を持たせる必要もないため(誤り訂正機能などを認証に用いる構成ではないため)、当該情報コードの読取精度の低下を抑えることができる。
このように、携帯端末10側では、認証情報が記録された情報コードを複数の分割情報コードに分割して表示装置13に表示し、読取装置20側では、それら複数の分割情報コードを合成するとともに、合成した情報コードの読み取り結果に基づき電気錠を解錠状態とするようにしている。このため、携帯端末10の表示装置13に表示された分割情報コードが複製されたとしても、その分割情報コード単体では、電気錠を解錠することができないため、複製による悪用を効果的に防止することができる。また、表示装置13に表示される分割情報コードには、特殊な機能を持たせる必要もないため(誤り訂正機能などを認証に用いる構成ではないため)、当該情報コードの読取精度の低下を抑えることができる。
また、生成側変換テーブルに基づいて、情報コードの各種類のセルをいずれの種類のセルに変換するかを定め、また合成側変換テーブルに基づいて、生成側変換テーブルによって特定される情報コードの各種類のセルと、複数の分割情報コードのそれぞれで選択されるセル種類の組み合わせとの対応関係を特定するようにしている。このように、生成側変換テーブルと合成側変換テーブルを用いることで、情報コードの分割と合成を複雑な処理を必要とせず、比較的簡易に行うことができる。
また、メモリ15には、複数の生成側変換テーブルが登録されており、また、記憶部25には、複数の合成側変換テーブルが登録されている。そして、複数の生成側変換テーブルから選択された特定の生成側変換テーブルと対応する特定の合成側変換テーブルを、複数の合成側変換テーブルから決定し、それら特定の生成側変換テーブルと合成側変換テーブルを用いて、情報コードの分割と合成を行うようにしている。このように、複数の生成側変換テーブルから選択された特定の生成側変換テーブルと対応する特定の合成側変換テーブルを複数の合成側変換テーブルから選び出す必要があるため、不正に情報コードが複製されることをより防止することができる。
また、携帯端末10は、所定の配列で配置された複数の入力キーから構成され、特定情報を入力可能な操作部14と、複数の入力キーから入力される入力信号をプッシュ音信号に変換するプッシュ音信号変換手段(制御部21)を備えている。そして、複数の生成側変換テーブル選択された生成側変換テーブルを特定する特定情報を、プッシュ音信号に変換して読取装置20側へ出力するようにしている。この構成では、分割情報コードを合成するために、特定情報を携帯端末10の利用者側で入力し、さらに、その特定情報をプッシュ音信号により読取装置20側へ出力する必要があるため、よりセキュリティ性を高めることができる。
また、表示装置13が、複数方向の各視野角範囲に、それぞれ異なる画像を同時期に表示可能な多画面表示装置で構成されており、表示制御部(制御部21)は、複数の分割情報コードを、複数方向の各視野角範囲に同時期に表示するようにしているので、これら複数の分割情報コード全てを盗撮カメラなどで盗撮して複製することが極めて困難となり、複製による悪用をより効果的に防止することができる。
[第1実施形態の変形例]
次に、本発明の第1実施形態における変形例に係る電気錠制御システム1について、図13を用いて説明する。本発明の第1実施形態における変形例では、上記第1実施形態の構成に加え、さらに、操作部14から入力される入力信号を、所定の音テーブルに基づき制御部21にてプッシュ音信号に変換するとともに、この音テーブルを定期的に変更するようにしている。したがって、第1実施形態の電気錠制御システム1と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
次に、本発明の第1実施形態における変形例に係る電気錠制御システム1について、図13を用いて説明する。本発明の第1実施形態における変形例では、上記第1実施形態の構成に加え、さらに、操作部14から入力される入力信号を、所定の音テーブルに基づき制御部21にてプッシュ音信号に変換するとともに、この音テーブルを定期的に変更するようにしている。したがって、第1実施形態の電気錠制御システム1と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
本変形例では、携帯端末10のメモリ15には、さらに、複数の入力キーから入力される入力信号とプッシュ音信号とを対応付ける音テーブル(「音テーブル1」、「音テーブル2」、「音テーブル3」、・・・)が複数登録されている。そして、時計部16において、西暦、年月日、時、分を特定しうる日時情報が発生しており、時計部16にて発生する日時情報が制御回路11によって取得されるようになっている。そして、この日時情報に基づいて、制御回路11では音テーブルを変更するようにしている。具体的に、例えば、図13に示すように、「音テーブル1」では、0時に、「0」のボタンが押されたときに「ド」の音階の音が鳴らされ、「1」のボタンが押されたときに「レ」の音階が鳴らされ、「2」のボタンが押されたときに「ミ」の音階の音が鳴らされるといったように対応付けられている。また、「音テーブル2」では、1時に、「0」のボタンが押されたときに「レ」の音階の音が鳴らされ、「1」のボタンが押されたときに「ミ」の音階が鳴らされ、「2」のボタンが押されたときに「ファ」の音階の音が鳴らされるといったように対応付けられている。そして、制御回路11では、例えば、取得した日時情報が0時00分であった場合には「音テーブル1」に設定し、1時00分であった場合には「音テーブル2」に変更する。なお、音テーブルの変更は、分単位、日単位、月単位、年単位などで行うようにしてもよく、セキュリティレベル応じて適宜変更することができる。なお、メモリ15は、「音テーブル登録部」の一例に相当する。また、日付情報及び時刻情報の少なくともいずれかを含んでなる日時情報を発生させる時計部16は、「計時手段」の一例に相当する。さらに、制御回路11は、「音テーブル変更手段」の一例に相当する。
そして、携帯端末10では、例えば、0時に、「生成テーブル1」に基づいて分割情報コードC1〜C3が生成されたときに、「0001」に対応するプッシュ音「ド」、「ド」、「ド」、「レ」の音が出力されるようになっている。また、1時に、「生成テーブル1」に基づいて分割情報コードC1〜C3が生成されたときに、「0001」に対応するプッシュ音「レ」、「レ」、「レ」、「ミ」の音が出力されるようになっている。
また、読取装置20の記憶部25にも、図13と同様の音テーブルが記憶されており、時計部27で発生される日時情報に基づき、制御部21では、音テーブルを特定するようになっている。そして、ステップS25において、マイク28によって、携帯端末10側で発生されたプッシュ音信号を受信し、特定された音テーブルに基づき、選択された生成側変換テーブルと対応する合成側変換テーブルを、記憶部25に登録された複数の合成側変換テーブルから決定するようにしている。具体的に、読取装置20側では、0時に、「ド」、「ド」、「ド」、「レ」のプッシュ音信号を受信すると、図13に示す「音テーブル1」からこのプッシュ音信号を入力信号「0」、「0」、「0」、「1」に変換し、「0001」に対応する「合成テーブル1」を決定して、この「合成テーブル1」に基づき分割情報コードC1〜C3を合成し情報コードを生成するようになっている。なお、制御部21は、「音テーブル特定手段」の一例に相当する。
このように、携帯端末10の利用者側で入力される特定情報をプッシュ音信号に変換して読取装置20側へ出力するとともに、複数の入力キーから入力される入力信号とプッシュ音信号とを対応付ける音テーブルが定期的に変更されるようになっているので、仮にプッシュ音信号が録音されるなどして複製されても、悪用されることを効果的に防止できる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、情報コード及び分割情報コードの一例として、QRコードを例に挙げて説明したが、これに限定されず、例えば、データマトリックコードやマキシコード等の二次元コードであってもよい。
上記実施形態では、複数の分割情報コードを、同時期に携帯端末10の表示装置13に表示する構成を例示したが、これに限定されず、例えば、異なるタイミングで別々の時期に表示装置13に表示するようにしてもよい。
上記実施形態では、携帯端末10の表示装置13で表示された複数の分割情報コードを、読取装置20に設けられる複数のカメラ22a〜22cで同時期に撮像する構成を例示したが、これに限定されず、1つのカメラで別々の時期に撮像するようにしてもよい。
上記実施形態では、情報コードC0を分割して3つの分割情報コードC1〜C3を生成する例を挙げて説明したが、分割情報コードの数はこれに限らず、2つでもよく、4つ以上でもよい。
上記実施形態では、選択手段にて選択された生成側変換テーブルを特定する特定情報(生成テーブル番号)を読取システム側へ出力する特定情報出力手段として発音部を例示したがこの例に限られない。例えば無線LAN通信、RFID通信、赤外線通信などによって特定情報(生成テーブル番号)を読取システム側へ出力してもよい。この場合、読取システム側の特定情報取得手段は、このような情報を取得し得る通信部(無線LAN通信、RFID通信、赤外線通信等を行い得る通信インタフェース)によって構成すればよい。
1…電気錠制御システム
10…携帯端末
11…制御回路(認証情報準備部、分割情報コード生成部、表示制御部、選択手段)
12…撮像装置
13…表示装置(表示器)
14…操作部(入力手段)
15…メモリ(分割方式登録部)
16…時計部
17…発音部(特定情報出力手段)
20…読取装置(読取システム)
21…制御部(分割情報コード合成部、読取部、電気錠制御部、特定情報取得手段、決定手段、プッシュ音信号変換手段)
22…カメラ(撮像部)
22a…第1カメラ
22b…第2カメラ
22c…第3カメラ
23…操作部
24…表示部
25…記憶部(合成方式登録部)
26…通信部
27…時計部
28…マイク(特定情報取得手段)
50…真偽判定システム
60…施錠装置
61…制御部
62…電気錠
10…携帯端末
11…制御回路(認証情報準備部、分割情報コード生成部、表示制御部、選択手段)
12…撮像装置
13…表示装置(表示器)
14…操作部(入力手段)
15…メモリ(分割方式登録部)
16…時計部
17…発音部(特定情報出力手段)
20…読取装置(読取システム)
21…制御部(分割情報コード合成部、読取部、電気錠制御部、特定情報取得手段、決定手段、プッシュ音信号変換手段)
22…カメラ(撮像部)
22a…第1カメラ
22b…第2カメラ
22c…第3カメラ
23…操作部
24…表示部
25…記憶部(合成方式登録部)
26…通信部
27…時計部
28…マイク(特定情報取得手段)
50…真偽判定システム
60…施錠装置
61…制御部
62…電気錠
Claims (6)
- 情報コードを表示可能な表示器を備えた携帯端末と、前記携帯端末で表示された前記情報コードを読取可能な読取システムと、を備えた電気錠制御システムであって、
前記携帯端末は、
認証情報を記憶又は生成する認証情報準備部と、
前記認証情報準備部で準備された前記認証情報を記録してなる前記情報コードを複数の分割情報コードに分割するための分割方式を特定する分割方式特定情報を登録する分割方式登録部と、
前記情報コードを前記分割方式登録部の前記分割方式特定情報に基づいて分割し、複数の前記分割情報コードを生成する分割情報コード生成部と、
複数の分割情報コードを前記表示器に表示する表示制御部と、
を備え、
前記読取システムは、
前記携帯端末の前記表示器で表示された複数の前記分割情報コードを撮像することで複数の前記分割情報コードの各コード画像を生成する1又は複数の撮像部と、
複数の前記分割情報コードを合成するための合成方式を特定する合成方式特定情報を登録する合成方式登録部と、
1又は複数の前記撮像部によって撮像された複数の前記分割情報コードを、前記合成方式登録部に登録された前記合成方式特定情報に基づいて合成し、前記情報コードを生成する分割情報コード合成部と、
前記分割情報コード合成部によって複数の前記分割情報コードが合成されることで生成された前記情報コードを読み取る読取部と、
前記読取部による前記情報コードの読み取り結果が、所定の正規条件を満たす場合に前記電気錠を解錠状態とする電気錠制御部と、
を備えたことを特徴とする電気錠制御システム。 - 前記情報コードは、複数種類のセルが配列されてなるものであり、
前記分割方式特定情報は、前記情報コードの各種類のセルを、複数の前記分割情報コードのそれぞれにおいて、いずれの種類のセルに変換するかを定める生成側変換テーブルを備え、
前記分割情報コード生成部は、前記生成側変換テーブルに基づき、前記情報コードにおける各位置のセルの種類から、複数の前記分割コードにおける前記各位置に対応する対応位置のセルの種類を特定するように、複数の前記分割コードを生成し、
前記合成方式登録部には、前記生成側変換テーブルによって特定される、前記情報コードの各種類のセルと、複数の前記分割情報コードのそれぞれで選択されるセル種類の組み合わせとの対応関係を特定する合成側変換テーブルが前記合成方式特定情報として登録されていることを特徴とする請求項1に記載の電気錠制御システム。 - 前記分割方式登録部には、複数の前記生成側変換テーブルが登録されており、
前記合成方式登録部には、複数の前記合成側変換テーブルが登録されており、
前記携帯端末は、
前記分割方式登録部に登録された複数の前記生成側変換テーブルからいずれかの生成側変換テーブルを選択する選択手段と、
前記選択手段にて選択された生成側変換テーブルを特定する特定情報を前記読取システム側へ出力する特定情報出力手段と、
を備え、
前記分割情報コード生成部は、前記選択手段にて選択された生成側変換テーブルに基づいて複数の前記分割情報コードを生成し、
前記読取システムは、
前記特定情報出力手段により出力された前記特定情報を取得する特定情報取得手段と、
前記特定情報取得手段にて取得された前記特定情報に基づき、前記選択手段にて選択された生成側変換テーブルと対応する合成側変換テーブルを、前記合成方式登録部に登録された複数の前記合成側変換テーブルから決定する決定手段と、
を備え、
前記分割情報コード合成部は、前記決定手段により決定された合成側変換テーブルに基づいて前記分割情報コードを合成し、前記情報コードを生成することを特徴とする請求項2に記載の電気錠制御システム。 - 前記携帯端末は、
所定の配列で配置された複数の入力キーから構成され、前記特定情報を入力可能な入力手段と、
前記複数の入力キーから入力される入力信号をプッシュ音信号に変換するプッシュ音信号変換手段と、
を備え、
前記特定情報出力手段は、前記プッシュ音信号変換手段にて変換された前記特定情報の前記プッシュ音信号を出力することを特徴とする請求項3に記載の電気錠制御システム。 - 前記携帯端末は、
前記複数の入力キーから入力される前記入力信号と前記プッシュ音信号とを対応付ける音テーブルを登録する音テーブル登録部と、
日付情報及び時刻情報の少なくともいずれかを含んでなる日時情報を発生させる計時手段と、
前記計時手段から発生された前記日時情報に基づいて前記音テーブルを変更する音テーブル変更手段と、
を備え、
前記プッシュ音信号変換手段は、前記音テーブル変更手段により変更された前記音テーブルに基づき、前記複数の入力キーから入力される入力信号をプッシュ音信号に変換し、
前記読取システムは、
前記音テーブル変更手段で変更された前記音テーブルを特定する音テーブル特定手段を備え、
前記決定手段は、前記音テーブル特定手段にて特定された前記音テーブルと前記特定情報取得手段にて取得された前記特定情報に基づき、前記選択手段にて選択された生成側変換テーブルと対応する合成側変換テーブルを、前記合成方式登録部に登録された複数の前記合成側変換テーブルから決定することを特徴とする請求項4に記載の電気錠制御システム。 - 前記表示器は、複数方向の各視野角範囲に、それぞれ異なる画像を同時期に表示可能な多画面表示装置であり、
前記表示制御部は、複数の前記分割情報コードを、複数方向の前記各視野角範囲に同時期に表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電気錠制御システム。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10057461B2 (en) | 2015-06-25 | 2018-08-21 | Ricoh Company, Ltd. | Authentication system, image forming apparatus, terminal apparatus, and authentication method |
JP2020017144A (ja) * | 2018-07-26 | 2020-01-30 | 株式会社リコー | 真贋判断システム、画像形成装置、読取装置、サーバ装置、真贋判断方法 |
-
2013
- 2013-04-09 JP JP2013081284A patent/JP2014202031A/ja active Pending
Cited By (3)
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JP2020017144A (ja) * | 2018-07-26 | 2020-01-30 | 株式会社リコー | 真贋判断システム、画像形成装置、読取装置、サーバ装置、真贋判断方法 |
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