JP2014200359A - 多機能フェイスマスク - Google Patents

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Abstract

【課題】頸動脈を圧迫することなく顔全体を引き締め顔の筋力トレーニングを効率的に行うこと。マッサージクリーム等を使用することなく、顔、首筋、目元も手軽にかつ、快適にフェイスマッサージが出来ること。顔のツボを鏡や本を見ることなく簡単に探せるフェイスマスクを提供すること。
【解決手段】
伸縮性(伸長率20%〜150%程度)と元に戻る強度(伸長回復率90%程度)のある生地または合成樹脂を利用し、耳の下の付け根のやや後頭部よりのところに細長い数センチ程度の開口部を設け、左右の下顎頭の近くに直径約20mm、厚さ約8mm程度の緩衝材を配置し頸動脈への圧迫を無くし、額と頬の部分の端に斜め上方向にバンドを付け、それぞれ顔を引き締めながら接合可能であり顔の美容に効くつぼの位置に小さい突起のある首筋までカバーしたフェイスマスク。
【選択図】図1

Description

本発明は、頸動脈を圧迫することなく顔全体を引き締め、顔及び首筋のマッサージと効率的な「顔の筋力トレーニング」や顔のツボ押しを簡便にする多機能フェイスマスクである。
顔全体を引き締めることで美容効果を促進させるものに関しては、空気圧を利用した特開2007-244842の美顔マッサージ器具(特許文献1)や顔の痩身目的の実願平05-088413の顔面痩身用マスク(特許文献2)等がある。しかし、いずれも頸動脈に関する配慮は、あまりされておらず、これらの形状で強く引き締めた時、耳の下付近の頸動脈が圧迫され気分が悪くなったり、意識障害になったりする危険性がある。
手の施術によるフェイスマッサージを前提としたフェイスマスクは存在するが素材はシリコンやゴム及び合成樹脂製のものである。これらを装着した場合、肌に粘着しやすく指の滑りが悪いため、マッサージの際皮膚のひきつりが起きやすい。また立体成型されたものは、顔の大きさの個人差により隙間が生じやすく、かつシリコン等は伸長率が高いため、その部分をマッサージすると伸びて皺になり快適に施術を行えない問題がある。
加えてフェイスマサージにおいては耳元から首筋のラインは重要な部分であるが、その部分をカバーしたフェイスマッサージ用マスクは調査する限りにおいて無い。
美容マスク(シート)であれば首までカバーしたものは存在する。特開平8−131254(特許文献1)。 また、保湿用としてフルフェイス型の布製のマスクは市販されている。しかし、どちらも、その上から手の施術によるフェイスマッサージを前提としておらず、実施するとズレや皺を生じることや、伸びすぎて肌のひきつりをおこし適していない。
美容に良いとされる顔のツボも不慣れな人は、どこを押せば良いかわからず、本や鏡を見ながら場所を探さなければならない問題がある。
特開2003−116957(特許文献4)
特開2007-244842 美顔マッサージ器具 実願平05-088413 顔面痩身用マスク 特開平8−131254 美容マスク 特開2003−116957 フェイスマスク
頸動脈を圧迫することなく顔全体を引き締め「顔の筋力トレーニング」を効率的に行うこと、マッサージクリーム等を使用することなく、顔、首筋、目元も快適で安全にフェイスマッサージが出来ること、顔のツボを鏡や本を見ることなく簡単に探せるフェイスマスクを提供することを主たる目的とする。
フェイスマスク本体3は伸縮性(伸長率20%〜150%程度)があり、かつ戻る強度(伸長回復率90%程度以上)のある生地または合成樹脂を利用する。これは顔全体に密着させ引き締める効果を考慮したものである。あまり伸びすぎると(伸長率200%以上)引き締め効果は薄く、マッサージの際、皺になることや肌のひきつりをおこしやすい。素材が合成樹脂の場合、皮膚に触れる面は粘着しやすいのでエンボス加工等、粘着しにくい処理を施したものが好ましい。表面は指のすべりの良い加工をしたものが好ましい。また肌に直接触れるので、安全性の高い素材(生地であればエコテックス規格スタンダード100等)が好ましい。
図1に記している様に装着する。図2は当フェイスマスクの顎の部分を加工する前の表の平面図である。
フェイスマスク本体3には、目の開口部4と鼻の切り込み部5、口の開口部6、耳下開口部右17、耳下開口部左18がある。
特徴的な部分として、耳の下の付け根のやや後頭部よりのところに数センチ程度の細長い耳下開口部右17、耳下開口部左18があげられる。これは頬用バンドで引き締めた際、頸動脈の圧迫を回避する働きがある。この部分に開口部を設けることで、強く引き締めた場合でも、顎、頬の引き締めは保持しつつ、頸動脈には軽く当たる程度で圧迫感は、ほとんど無くなる。
また図3は、フェイスマスクの顎の部分を加工する前の裏側の図であるが、下顎頭の近く(耳の下の付け根の少し内側)に直径約20mm、厚さ約8mm程度の緩衝材の顎パット右19と顎パット左20が固定されている。この付近は強く締めた時フェイスマスク本体の縁が肌に強く当りやすい為、厚みをもたせ隙間を作ることでそれを緩和し、かつ頸動脈の締め付けをより緩和させる。出来るだけフェイスマスクの縁が当たらなくする為に図2に記している様にフェイスマスク本体3のシルエットより数ミリ程度外側に出して配置している。素材は柔らかく、肌に優しいものが好ましい。
フェイスマスク本体3の表面にはツボガイド7が顔の美容に効くとされる主なツボの部分に固定されている。鏡や本を見ながら探るのではなく指先で探す。マッサージの邪魔にならない様、直径2mm、高さ1mm程度の突起である。装着して指先でその位置を基準に探り、押して「心地良いところ」、「窪みを感じるところ」が、その人の本当のツボの位置である。顔の大きさ、目、鼻、口の位置、大きさには個人差があるが、ある程度の目安となる。ツボガイド7の素材はフェイスマッサージに支障をきたさず安全性の高いものであれば何でも良い。
額用バンド右1、額用バンド止め8、頬用バンド右2、頬用バンド左9は表側に、面ファスナーのオス面(固くザラザラしている面)、裏側に、面ファスナーのメス面(柔らかく起毛している面)が固定されている構造となっている。一体成型の両面面ファスナーでも良いし、片面の面ファスナーをオス面とメス面を取り付けた構造のものでも良い。オス面を外側にしているのは、オス面が肌にあたるとザラツキを感じるからである。
図2に記している様にフェイスマスク本体3は一般的なフェイスマスクと異なり幅広である。これは2つの理由がある。
1・額用バンド右1、額用バンド止め8、頬用バンド右2、頬用バンド左9は外側がざらついたオス面なので耳に当たらない様にする為。
2・顎、頬を締め付けるには、口の水平ラインあたりの高さから締め付けるのが好ましいが、この部分が両頬に近い位置だとバンド状のもので締め付けた際、頚動脈を圧迫する。それを避ける為、広く面をとり横に広がり後頭部に近いところまで幅をとっている。
額用バンド右1、額用バンド止め8、頬用バンド右2、頬用バンド左9をそれぞれ斜め上方向に固定する様になっている。これには2つの理由がある。
1・斜め上方向に顔全体のリフトアップ効果を得る為。
2・額用バンドの締め付け方向を水平にして頬用バンドだけ斜め上方向に引き上げると、フェイスマスク本体3の耳の付け根部分に皺ができやすく、肌への密着感を損ないマッサージしづらい為。
図2で記している様に、額用バンド止め8の上にある額用バンド固定補助部10は、額用バンド右1で額用バンド止め8に引き締めながら固定する際、指で抑えたり、つまんだりして固定するための領域である。この部分が無いと額用バンド止め8を指で抑えて行うことになり、固定する際、指が邪魔になり装着しづらいからである。
図4はフェイスマスクを2つに折りたたみ、顎の部分の加工を説明する図である。顎の部分はフェイスマスク本体3を中央で縦に2つに折った折り目から約1cm内側の部分、顎固定部15を固定し、余分な部分を切り落とす。顎不要部16は切り取られた顎の部分である。このような加工をするのは3つの理由がある。
1・額用及び頬用バンドで斜め上方向に引き締めるとき、顎先にひっかかる部分を作り上にずれない様にする為。
2・顎や頬を下から上方向にマッサージする際、顎先にひっかかる部分を作り上にずれない様にする為。
3・顎の部分の固定を約1cm程度内側にしないと装着した際、ここに隙間ができやすく顎の引き締め効果が薄くなる為。
必要最小限に顎部分を固定しているのは、立体的に、すればするほど、顔の大きさの個人差が明確になり隙間が多く生じることと、喉の近くまで固定すると引き締めた時その部分が喉を圧迫する為である。
図2で記している様にフェイスマスク本体3のシルエットとして特徴的な部分は両頬バンドの固定部分から、首の長さ程度まで下に伸び、それから約10センチ程度水平に内側に向かい、その後、顎に向かってゆるやかな上昇曲線を描いている。これには以下2つの理由がある。
1・フェイスマッサージにおいて重要な耳の付け根から首筋を通り、鎖骨に向かって流す施術を行う為
2・下に伸びたラインが顎に向かって上昇しているのは、フェイスマッサージにおいて重要なのは胸鎖乳突筋に沿った部分で首の中央(喉の部分)はマッサージしないからである。顎に向かって上昇しないで、下のラインを水平にすると装着した際、首から離れ「だぶつき」が大きく生じるだけでなく、首筋のマッサージがやりづらい為である。
次に特徴的な部分としては、図5に記したマスクの結束方法である。
このフェイスマスクは、まず額用バンド右1で斜め上方向に持ち上げながら後頭部を通り、額用バンド止め8に引き締め具合を調整しながら固定する。
次に頬用バンド右2、頬用バンド左9を水平方向に締め付け具合を調整しながら左右どちらかを上にして斜めに交差させ一旦接合する。この時頬用バンドはどちらも内側がメス面である。
その後それらを外側がオス面となっている額用両バンド右1へ引き上げ具合を調整しながら接合させる。つまり、顎と頬の部分の水平方向の締め付け具合を調整可能であり、かつ上に持ち上げる加減も調整可能としている。下記にそれぞれの締め付け方向とその強度を記す。
図5のAは、額の水平方向(弱)。顎、頬の水平方向(中)上方向(弱)
図5のBは、額の水平方向(強)。顎、頬の水平方向(強)上方向(強)
図5のCは、額の斜め上方向(中)。顎、頬の水平方向(弱)上方向(中)
図5のDは、額の斜め上方向(強)。顎、頬の水平方向(中)上方向(強)
この様に、額部分の締め付け方向と強度、頬と顎部分の締め付け方向と強度を個別に調整可能であり、用途に応じ多彩な結束方法をとれるフェイスマスクである。
また頬用バンド右2、頬用バンド左9の斜めに交差する位置によって、顎を上げるだけで引き締めがより強まる。
図8に記したものは、簡易的にCGでシミュレーションした図である。左は顎を引いた状態の図で右は顎を上げた状態の図である。線分GKは後頭部と顎先を結んだ直線で、線分GNは顎を引いた状態の顎から後頭部と首筋の付け根を結んだ直線である。左右のGK、GNの長さは同じである。この状態から端点Gを固定点として顎を上げると、線分GKはそのまま何の抵抗もないので引き締め具合は変わらない。一方線分GNは端点のNが首の内側に入っているのがわかる。つまり首が抵抗となり顎を上げると引き締めはより強まる。
図5のAは、顎上げによる締め付けが弱い。
図5のBは、顎上げによる締め付けが強い。
図5のC、Dは、顎上げによる締め付けがほとんどない。
図5のAは軽く顔全体を締め付けた状態であり、フェイスマッサージをするのに適している。
図5のBは強く顔全体を締め付けた状態であり、顎を上げるだけで顎、頬が、より強く引き締まる。この状態で「顔の筋力トレーニング」(顎を突き出して大きく口を開けたり、すぼめたり、膨らませたり、極端な表情を作り顔の筋肉を鍛える美容法)等を実行すれば、顔全体に負荷がかかっているので効果的である。
通常の「顔の筋力トレーニング」でも効果を高める為に手で顔の一部分を抑え実施することもあるが、これであればその必要もなくなる。図7はその様子の一部を記したものである。左は顎を引いた状態。右は顎を上げ大きく口を開けた状態である。顎から首筋までの距離が伸び、引き締めが強まったことで耳下開口部右17は広がり扁平している。これにより頸動脈の締め付けを緩和する。
図5のCは、ややリフトアップ効果が期待出来る。首の後ろ側の圧迫も無く、この状態でリフトアップ用の美容器具(フェイス用ローラー等)を使用すると効果的である。
図5のDは、短時間でのリフトアップ効果を期待出来る結束方法である。これも首の後ろ側の圧迫は無い。
顔の大きさには個人差があるが、「AIST人体寸法データベース1991-92」によると頭囲(眉間点と後頭点を通る周長)は、男性最大613mm、女性最小値519mmである。フェイスマスク本体3の幅は約430mm、額用バンド右1は約200mm、頬用バンドは左右各約150mm。フェイスマスク本体3の伸長性もあるため、ほとんどの人が利用可能である。
本発明のフェイスマスクの効果を以下に記す。
1・顔に密着させ、頸動脈を締め付けることなく「顔を引き締めた」状態で肌を保護しながら安全にフェイスマッサージができる。
フェイスマッサージは顔のリンパの流れを促進させることを目的としており、広く面で引き締めた方が余分な指の食い込みによる施術方向への抵抗、ひきつりも少なく、効果的である。一般的なフェイスマッサージでも場所によっては、ひきつりを少なくするため片方の手で肌を固定し、もう一方の手で固定したところから施術方向に流して行う。
またカッサ(プレート状のもので皮膚をこすってマッサージする美容器具)や美容ローラー(皮膚の上をローラー状のものでコロコロ転がして行う美容器具)等を実施してもフェイスマスクでカバーしているので肌を傷つけることなく優しく刺激をあたえられ安全性が高い。
2・マッサージクリーム等を使用しないでフェイスマッサージができる。
通常フェイスマッサージを行う場合、指のすべりを良くする為にマッサージクリームやオイルを使用する。その後ふきとりやクレンジング用の化粧品等を使い洗い流す。このフェイスマスクであれば、それらの必要もなく経済的であり簡便である。
またフェイスマッサージはお風呂で行うのが良いとされているが、マッサージクリームの多くは肌の滑りを良くする為のオイル成分が入っており湯船に入って行うことはあまり無い。なぜなら、浴槽に油分が入り汚れるからである。このフェイスマスクであれば、それらを使用しないので湯船に浸ってフェイスマッサージが出来、温浴効果も加わり血行を促進し、より効果的である。
3・首筋まで広くカバーしているのでフェイスマッサージで重要な耳元から首筋を通り鎖骨へリンパを流す施術もできる。
4・図6に記している様に額の部分を折り曲げるとアイマスクの様になり、目元、目尻も簡単にマッサージできる。
5・図5のAまたはBの結束方法をとれば顎を突き出すだけで頬、顎をより強く引き締める。この状態で「顔の筋力トレーニング」を実行すれば、引き締めの負荷がかかっているので、より効果的である。
6・図5のCまたはDの結束方法をとればリフトアップ効果のある締め付けを行うことができる。
7・ツボガイド7があるので、鏡や本等を見る事なく顔のツボの位置がわかりやすい。
8・フェイスパックや美容液を塗り、その上に装着できる。ズレ落ちの心配もなく、美容液の蒸発を防ぐだけでなく、手のひらで上から圧迫することや、顎を上げることで全体的に引き締められるので美容液の浸透力も高まる。この場合にはフェイスマスク本体3は防水性のあるものが好ましい。
9・使用回数により劣化はするが、ある程度繰り返し利用でき経済的である。
図1はフェイスマスクを装着した図である。 図2は顎の部分を加工する前の表の平面図である。 図3は顎の部分を加工する前の裏の平面図である。 図4は顎の部分の加工を説明するための図である。 図5はフェイスマスクを着用する際の結束方法を説明するための図である。 図6はフェイスマスク本体3の額の部分を折りたたんで目元のマッサージを行うことを説明するための図である。 図7はフェイスマスクを装着し顎を引いた状態と顎を出した状態の図である。 図8は頬用バンドの結束位置によって顎を出した時の締め付けが違うことを説明するための図である。 図9は他の形状展開の図である。
図2に記している様に伸縮性(伸長率20%〜150%程度)があり、かつ戻る強度(伸長回復率90%程度)のある生地もしくは合成樹脂で作られたフェイスマスク本体3に目の開口部4と鼻の切り込み部5、口の開口部6、耳下開口部右17、耳下開口部左18を配し、両面面ファスナーの構造となっている額用バンド右1、額用バンド止め8、頬用バンド右2、頬用バンド左9を斜め上方向に固定する。フェイスマスク本体3の裏側には下顎頭の近く(耳の下の付け根の少し内側)に直径約20mm、厚さ約8mm程度の緩衝材の顎パット右19と顎パット左20を固定する。この緩衝剤は肌に優しく、柔らかい素材が好ましい。
フェイスマスク本体3の素材が布製の場合、切り端がほつれない性質のものであれば、縁の縫製加工の必要がなく生産コストを抑制されるので好ましい。また、美容液や美容シート等を施した上から装着すること考慮すると防水性のある生地が好ましい。
フェイスマスク本体3の素材が合成樹脂の場合は、肌に触れる面は皮膚に粘着しやすいので、平坦ではなくエンボス加工やべたつきをなくす為の処理を施したものが好ましい。表面は、指のすべりの良い加工をしたものが好ましい。
フェイスマスク本体3は、肌に直接触れるので安全性の高い素材(生地であればエコテックス規格スタンダード100等)が好ましい。
フェイスマスク本体3の形状は、幅広で額用バンド1、額用バンド止め8、頬用バンド右2、頬用バンド左9を斜め上方向に固定される様にして、耳の部分はフェイスマスク本体3が当たらない様内側にカーブさせる。首筋をマッサージできる様に両頬バンドの固定部分から、首の長さ程度まで下に伸び、それから約10センチ程度水平に内側に向かい、その後、顎に向かってゆるやかな上昇を描く曲線とする。
図4に記している様に顎の部分はフェイスマスク本体3を中央で縦に2つに折った折り目から約1cm内側の部分、顎固定部15を固定し、余分な部分の顎不要部16を切り落とす。
フェイスマスク本体3の表面には、ドーム状の小さな薄い突起のツボガイド7を美容に良いとされる顔のツボの場所に配する。素材はフェイスマッサージに支障をきたさず安全性の高いものであれば何でも良い。
図1に記している様に装着する。順番としては、まず額用バンド右1を斜め上方向に後頭部へ回し、片方の手の指で額用バンド固定補助部10を押すかつまんで固定し、引き締め具合を調整しながら額用バンド止め8に接合させる。この時、額用バンド1は外側がオス面である。
次に頬用バンド右2、頬用バンド左9を水平方向に締め付け具合を調整しながら斜めに交差させ一旦接合する。この時2つの頬用バンドは内側がメス面である。その後それらを額用バンド右1へ引き上げ具合を調整しながら接合させる。水平方向の締め付け具合を調整可能であり、かつ上に持ち上げる加減も調整可能としている。図5は装着後の様子を後ろから見た図である。
図5のAは、額の水平方向(弱)。顎、頬の水平方向(中)上方向(弱) 顎を上げると少し引き締まる。
図5のBは、額の水平方向(強)。顎、頬の水平方向(強)上方向(強) 顎を上げると強く引き締まる。
図5のCは、額の斜め上方向(中)。顎、頬の水平方向(弱)上方向(中) 顎を上げても引き締め効果は無い。
図5のDは、額の斜め上方向(強)。顎、頬の水平方向(強)上方向(強) 顎を上げても引き締め効果は無い。
フェイスマッサージをするには、図5のAの結束方法が好ましい。まずツボガイド7を利用して、顔のツボを押して行く。これで顔の血行を良くした後にフェイスマッサージを実施してゆく。基本は顔の内側から外側に向け、リンパの流れに沿って指や手のひらの付け根の部分等を利用して行う。それぞれ数回行なった後、耳の付け根から首筋を経由して鎖骨に老廃物を流して行く。
図5のAの結束方法で、図9で記している様に額の部分を手前に折ってアイマスクにする。指や手のひらの付け根の部分等を利用し眼球に当たらない様に目の上の骨に沿って内側から外側に向かい流して行く。次に目の下の骨に沿って同様に流す。最後に目尻から耳に向かって流し、耳の付け根から首筋を経由して鎖骨に老廃物を流して行く。
図7で記している様に、顎を上に上げながら、「顔の筋力トレーニング」を行う。結束方法は、図5のAもしくはBにすると顎を上げるだけで引き締めが強まり、顔全体に負荷がかかるので、より効果的である。顎を上げながら大きく口を広げたり、頬をふくらませたり、舌を出したりして行う。
図5のC、Dに記している様に装着しリフトアップ効果のある締め付けを行う。
図9はフェイスマスク本体B30を左右対称として、額用バンド33を着脱式としたものである。額用バンド止め右31、 額用バンド固定補助部右32、額用バンド止め左34、 額用バンド固定補助部左35がある形状である。装着時、利き腕を選べ、額用バンドB33が着脱式なので折りたたんで携帯する時コンパクトになるメリットがある。
スキンケア関連の国内市場は約1兆円(2011年 株式会社富士総研調査)とも言われ特に女性の関心は高い。上述の発明は、手軽にフェイスマッサージや顔のツボの刺激を行うことで肌本来の代謝を高め健全な肌に導き、効率的な顔の筋力トレーニングにより、「たるみ」や「皺」といった悩みの解消の一助となると思われる。
1 額用バンド右
2 頬用バンド右
3 フェイスマスク本体
4 目の開口部
5 鼻の切り込み部
6 口の開口部
7 ツボガイド
8 額用バンド止め
9 頬用バンド左
10 額用バンド固定補助部
11 額用バンド右固定部
12 頬用バンド右固定部
13 額用バンド左固定部
14 頬用バンド左固定部
15 顎固定部
16 顎不要部
17 耳下開口部右
18 耳下開口部左
19 顎パット右
20 顎パット左
30 フェイスマスク本体B
31 額用バンド止め右
32 額用バンド固定補助部右
33 額用バンドB
34 額用バンド止め左
35 額用バンド固定補助部左

Claims (4)

  1. 伸縮性(伸長率20%〜150%程度)と戻る強度(伸長回復率90%程度)のある生地または合成樹脂を利用し首筋をカバーした幅広の形状で、目、口の開口部、鼻の切り込みがあり、両方の額と頬の部分の端に、それぞれ斜め上方向にバンドを付け、それらを接合し顔全体を斜め上方向に引き締めることが可能であり、顎が密着する様に顎先の部分を固定し、両耳の下の付け根のやや後頭部よりのところに細長い数センチ程度の開口部を設け強く引き締めても頸動脈への圧迫を緩和することを特徴とする顔全体及び首筋までマッサージ可能なフェイスマスク。
  2. 面ファスナーのオス面とメス面が表と裏にある構造のバンドを利用して、額の片方の部分に20数センチの長さの額用バンドを斜め上方向に固定し、片方には、その額用バンドを固定する為の面ファスナーを斜め上方向に固定し、その上部に引き締めを調整する時に抑えて固定する為の補助部があるフェイスマスク本体であり、左右の頬の部分には10数センチの頬用バンドを斜め上方向にフェイスマスク本体に取り付け、まず水平方向の引き締め具合を調整しながら後頭部で斜めに交差させ接合した後、それらを額用バンドに引き上げ具合を調整しながら接合可能とし、用途に応じた多彩な結束方法が可能であり、交差して接合する頬用バンドの接合位置の高さにより顎を上げた際、引き締めの強度が変わることを特徴とした請求項1に記載のフェイスマスク。
  3. 裏側に左右の下顎頭の近くに直径約20mm、厚さ約8mm程度の緩衝材の配置し、その近辺のフェイスマスクの縁が肌に強く触れなくするとともに、頸動脈への圧迫を緩和させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフェイスマスク。
  4. 顔の主なツボの位置に、指先で検知できる突起を配置した、請求項1または請求項2または請求項3に記載のフェイスマスク。
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