JP2014198115A - ブロック組み合わせシステム及びブロック組み合わせシステムの制御方法 - Google Patents

ブロック組み合わせシステム及びブロック組み合わせシステムの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014198115A
JP2014198115A JP2013074582A JP2013074582A JP2014198115A JP 2014198115 A JP2014198115 A JP 2014198115A JP 2013074582 A JP2013074582 A JP 2013074582A JP 2013074582 A JP2013074582 A JP 2013074582A JP 2014198115 A JP2014198115 A JP 2014198115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
biological signal
signal
combination system
creator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013074582A
Other languages
English (en)
Inventor
健嗣 鈴木
Kenji Suzuki
健嗣 鈴木
智也 下柿元
Tomoya Shimokakimoto
智也 下柿元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Tsukuba NUC
Original Assignee
University of Tsukuba NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of Tsukuba NUC filed Critical University of Tsukuba NUC
Priority to JP2013074582A priority Critical patent/JP2014198115A/ja
Publication of JP2014198115A publication Critical patent/JP2014198115A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】本発明は子供の学習の促進、及び患者や障害者のリハビリ効果を高めることを課題とする。【解決手段】ブロック組み合わせシステム10は、生体信号検出センサ30と、生体信号無線送信器40と、複数の機能ブロック50とを有する。生体信号検出センサ30は、複数の機能ブロックの組み合わせを創作する創作者20の生体信号を検出するためのセンサである。複数の機能ブロック50は、創作者20が異なる機能を有する各ブロックを結合することにより創作者20が創作した任意の組み合わせからなるブロック組立体を構成することで当該創作者20のアイデアを実体化するものである。機能ブロック50には、第生体信号無線受信ブロック50A、制御ブロック50B、電源ブロック50C、電車ブロック50D、モータブロック50E、プロペラ(回転翼)ブロック50F、LEDブロック50G、自動車ブロック50H、スピーカブロック50Iなどがある。【選択図】図1

Description

本発明は、ブロック組み合わせシステム及びブロック組み合わせシステムの制御方法に関する。
例えば、子供が遊びながら電気的な制御や動作を学べる教育システムとしては、各電気的な素子を有するブロックの組み合わせ、あるいは電気信号により所定の機能を有する機能素子を有するブロックの組み合わせを変えることで、制御システムやモータによる動作等を実体化するものがある(例えば、特許文献1参照)。
この教育システムでは、子供が自由に各ブロックを結合することで、様々な制御あるいは動作を実現することが可能であり、各ブロックの組み合わせを変更することで、別の動作を行わせることが可能になる。そのため、子供自身が各ブロックの組み合わせを組み替えることで、各ブロックの機能を学習することができ、所望の動作が得られない場合には、ブロックの結合をどのように組み替えるかを思考することで制御システを理解することが可能になる。
特表2009−538645号公報
しかしながら、上記従来のブロック組み合わせシステムでは、教育に主眼が置かれそれぞれ異なる機能を有する複数のブロックの組み合わせた後に外部コンピュータと接続された計算機にプログラムを書き込み、スイッチをオンにして作動することになるため、子供自身(創作者)の意思で組立てたブロック組立体を即座に動作させたりできず、学習意欲を向上させることが難しかった。
そのため、従来のブロック組み合わせシステムでは、例えば、脳卒中などの脳障害を有する患者や身体的な障害をもった障害者等のリハビリテーション(運動機能回復訓練)等に利用しようとしても十分な効果を得ることが難しかった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決したブロック組み合わせシステム及びブロック組み合わせシステムの制御方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、複数のブロックを結合することにより任意の機能を持たせるブロック組み合わせシステムであって、
前記複数のブロックの組み合わせを創作する創作者の生体信号を検出する生体信号検出手段と、
前記生体信号検出手段により検出された前記生体信号を送信する生体信号送信手段と、
前記生体信号送信手段により送信された生体信号を受信する受信手段を有する第1の機能ブロックと、
前記第1の機能ブロックに結合され、前記受信手段により受信された生体信号に応じた出力を生成する出力手段を有する複数の第2の機能ブロックと、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、生体信号送信手段により送信された生体信号を受信する受信手段を有する第1の機能ブロックと、受信手段により受信された生体信号に応じた出力を生成する出力手段を有する複数の第2の機能ブロックとを結合し、その組み合わせを換えることで、創作者自身の意思でブロック組立体を制御したり、所定の動作を行えるようにして子供の学習を促進することができ、また患者や障害者のリハビリテーションも効果的に行うことができる。
本発明によるブロック組み合わせシステムの実施形態1の概念を模式的に示す図である。 機能ブロックの構成を示す縦断面図である。 機能ブロックの一例を示す斜視図である。 各機能ブロックの結合による電車ブロック組立体を模試的に示す図である。 各機能ブロックの結合による自動車ブロック組立体を模試的に示す図である。 各機能ブロックの結合によるヘリコプターブロック組立体を模試的に示す図である。 制御ブロックに搭載された制御部が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
〔実施形態1〕
図1は本発明によるブロック組み合わせシステムの実施形態1の概念を模式的に示す図である。図1に示されるように、ブロック組み合わせシステム10は、創作者20(例えば、子供や障害者、あるいは入院患者等)の創作による学習の向上やリハビリテーションの効率化を行うためのものであり、生体信号検出センサ30と、生体信号無線送信器40と、複数の機能ブロック50とを有する。また、創作者20は、複数の機能ブロック50を組み合わせることで脳の思考を活性化することで創作意欲を高めると共に、思いついたアイデアを各ブロックの組み合わせにより実体化し、創作者20自身の生体信号を用いて各機能ブロック50が有する機能を動作させ、且つ創作したブロック組立体の動作を意識的に操作することができる。
生体信号検出センサ30は、複数の機能ブロックの組み合わせを創作する創作者20の生体信号(脳神経信号、脳波、筋電位信号、心電波、脈拍、血圧、体温などを含む)を検出するためのセンサである。生体信号検出センサ30としては、例えば、当該創作者20の脳において発生する脳神経信号や脳波、又は腕や足の筋肉の動きに応じた筋電位信号を検出するための電極からなる。例えば、当該創作者20の脳活動によりブロック組立体を操作する場合、脳神経信号や脳波を検出できるように当該創作者20の頭部に生体信号検出センサ30を有するヘアバンド又は帽子を装着する。この場合、生体信号検出センサ30は、ヘアバンド又は帽子の内側で頭部の皮膚に接触するように設けると良い。
また、例えば創作者20が腕の動きによりブロック組立体をコントロールする場合、腕の肘関節の伸展と屈曲の動作を行う筋肉が発生する筋電位を検出することができるように肘より上の部分に電極が内臓されたベルトを装着する。また、創作者20が足の動きによりブロック組立体を操作する場合、筋電位信号を検出する場合、膝関節の伸展と屈曲の動作を行う筋肉が発生する筋電位を検出することができるように膝より上の部分に電極が内臓されたベルトを装着する。
尚、生体信号としては、筋電位信号に限らず、例えば、血圧、脈拍などの測定値を電気信号に変換して出力しても良い。また、子供や障害者の負担を軽減するため、血圧、脈拍などを測定するためのセンサを内蔵したリストバンドを装着することで、子供や障害者が生体信号検出センサ30の存在を意識せずに生体信号を検出するようにしても良い。
生体信号無線送信器40は、生体信号検出センサ30により検出された検出信号(生体信号)を無線信号に変換して送信する送信器であり、例えば、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)などの通信方式を用いる。なお、生体信号無線送信器40は、生体信号検出センサ30と別体に設けて良いし、生体信号検出センサ30とともにリストバンドに搭載しても良い。
また、複数の機能ブロック50は、創作者20が異なる機能を有する各ブロックを結合することにより創作者20が創作した任意の組み合わせからなるブロック組立体を構成することで当該創作者20のアイデアを実体化するものである。
複数の機能ブロック50には、機能の異なるブロックが各種用意してあり、例えば第1の機能ブロックとしての生体信号無線受信ブロック50Aと、第2の機能ブロックとしての制御ブロック50B、電源ブロック50C、電車ブロック50D、モータブロック50E、プロペラ(回転翼)ブロック50F、LEDブロック50G、自動車ブロック50H、スピーカブロック50Iなどがある。各ブロック50B〜50Iは、それぞれ異なる機能を持っており、受信した生体信号に応じた信号や回転力など出力するものである。
生体信号無線受信ブロック(第1の機能ブロック)50Aは、内部に生体信号無線送信器40から送信された無線信号(生体信号)を受信する受信器(受信手段)を有する。制御ブロック50Bは、内部にマイクロコンピュータのICチップからなる制御部(演算手段)を有する。電源ブロック50Cは、内部に充電式バッテリからなる電源部を有する。電車ブロック50Dは、外観が電車の形状であり、底部には車輪が設けられている。モータブロック50Eは、内部に電動モータからなる駆動部を有する。プロペラブロック50Fは、外観がヘリコプタの形状とされ、上部に回転翼を有する。LEDブロック50Gは、赤色、緑色、青色の各発光ダイオード(LED)からなる照明部を有する。自動車ブロック50Hは、外観が自動車の形状であり、底部には車輪が設けられている。スピーカブロック50Iは、音声を出力するスピーカを有する。また、これらの機能ブロックは、本実施形態の一例として例示しているが、これら以外の機能を有するブロックを追加してもよい。
図2は機能ブロックの構成を示す縦断面図である。図2に示されるように、機能ブロック50、絶縁性樹脂材により成形された上ケース52と、下ケース54と接着してなり、内部空間には電子部品56が実装された基板58が収納されている。また、上ケース52の上面には、凸形状とされた中空凸部(第1の接続部)53が設けられ、下ケース54の下面には、中空凸部53に対応する凹形状とされた円形凹部(第2の接続部)55が設けられている。
中空凸部53は、円筒形状に形成された第1の結合部であり、外周にアース接続のためのGND端子(第2の端子)53Aが円筒内周面に形成されている。また、中空凸部53の中心には、電源及び制御信号が伝送される伝送端子(第1の端子)53Bが設けられている。
円形凹部55は、第2の結合部であり、その内周面には、中空凸部53のGND端子53Aに電気的に接続されるGND端子(第2の端子)55Aが円形凹部55の内壁全体に設けられている。また、円形凹部55の中心には、伝送端子53Bが挿入される中空形状の伝送端子(第1の端子)55Bが突出している。なお、各GND端子53A、55A及び伝送端子53B、55Bは、それぞれリード線57及び基板58の導電パターンを介して電子部品56に接続されている。
各GND端子53A、55Aは、外周面の全体に設けられており、各ブロックが周方向に90°、180°、270°の3方向に組み替えてもGND端子53A、55Aは必ず接続される。また、上ケース52の内壁面には、GND層59が積層されている。このGND層59は、中空凸部53のGND端子53と上ケース52を貫通する電極により電気的に接続され、且つ基板58のGNDパターンに接続されている。尚、下ケース54のGND端子53A、55Aも基板58のGNDパターンに接続されている。
当該電子部品56は各機能ブロックの種別に応じた機能を有しており、例えば、生体信号無線受信ブロック50Aの場合には、無線信号を受信する受信回路(受信手段)などからなり、制御ブロック50Bの場合には、制御プログラムが格納されたROM(Read on memory)と、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)などからなる。また、電源ブロック50Cの電子部品56の場合は、バッテリと定電圧回路などからなる電子部品56が収納されている。
また、電車ブロック50Dの場合は、車輪の回転を制御する車輪制御プログラムと、当該車輪制御プログラムを実行するCPUなどからなる電子部品56が収納されている。また、モータブロック50Eの場合は、モータの回転数を制御するモータ制御プログラムと、当該モータ制御プログラムを実行するCPUからなる電子部品56が収納されている。
また、プロペラ(回転翼)ブロック50Fの場合は、プロペラの回転数を制御するプロペラ制御プログラムと、当該プロペラ制御プログラムを実行するCPUなどからなる電子部品56が収納されている。また、LEDブロック50Gの場合は、発光ダイオードの発光(点灯、点滅、消灯〕を制御する発光制御プログラムと、当該発光制御プログラムを実行するCPUなどからなる電子部品56が収納されている。
また、自動車ブロック50Iの場合は、タイヤの回転数を制御するタイヤ制御プログラムと、当該タイヤ制御プログラムを実行するCPUなどからなる電子部品56が収納されている。また、スピーカブロック50Iの場合は、音声(応答や効果音など)を制御する音声制御プログラムと、当該音声制御プログラムを実行するCPUなどからなる電子部品56が収納されている。
図3は機能ブロックの一例を示す斜視図である。図3(A)〜(C)に示されるように、機能ブロック50は、形状の異なる複数のブロックが用意されており、例えば、ブロック上面、下面に中空凸部53、円形凹部55がX方向及びY方向に2個ずつ配置された正方形状のタイプIと、上方からみるとL字形状に形成されたタイプIIと、上方からみるとT字形状に形成されたタイプIIIなどがある。この他にも異なる形状のものが多数あるが、説明の便宜上省略する。
従って、創作者20は、各機能ブロック50が有する機能と、各機能ブロック50の形状(タイプI〜III)を選択的に組み合わせて創作したものを実体化することができる。
ここで、各機能ブロックの組み合わせ手順について説明する。
図4は各機能ブロックの結合による電車ブロック組立体を模試的に示す図である。図4に示されるように、ブロック組み合わせシステム10Aは、電車ブロック組立体100を動作させる具体例である。
まず、創作者20が電車ブロック組立体100を創作する場合、電車ブロック50Dの上面の中空凸部53にスピーカブロック50Iとモータブロック50Eの円形凹部55を嵌合させる。モータブロック50Eのモータ回転軸は、車輪の駆動ギヤに回転を伝達可能となる。これにより、電車ブロック50D、モータブロック50E、スピーカブロック50Iに内蔵された各電子部品56及び基板58は、互いに電気的に接続される(手順1)。
次に、スピーカブロック50Iとモータブロック50Eの中空凸部53に電源ブロック50Cの円形凹部55を嵌合させる。これにより、電源ブロック50C、電車ブロック50D、モータブロック50E、スピーカブロック50Iに内蔵された各電子部品56及び基板58は、互いに電気的に接続される(手順2)。
続いて、電源ブロック50Cの中空凸部53に制御ブロック50Bの円形凹部55を嵌合させる。これにより、制御ブロック50B、電源ブロック50C、電車ブロック50D、モータブロック50E、スピーカブロック50Iに内蔵された各電子部品56及び基板58は、互いに電気的に接続される(手順3)。
さらに、制御ブロック50Bの中空凸部53に生体信号受信ブロック50Aの円形凹部55を嵌合させる。これにより、生体信号受信ブロック50A、制御ブロック50B、電源ブロック50C、電車ブロック50D、モータブロック50E、スピーカブロック50Iに内蔵された各電子部品56及び基板58は、互いに電気的に接続される(手順4)。これで、電車ブロック組立体100が完成する。尚、上記手順1〜4は、決められた手順ではないので、逆の順番で組み立ても良いし、あるいは順番を入れ替えたりしても良い。
創作者20は、生体信号検出センサ30及び生体信号無線送信器40を有するベルトを腕に装着した場合、腕の筋肉の動きによって電車ブロック組立体100の車輪を回転駆動させると共に、スピーカブロック50Iから電車の走行音や警笛を発声することが可能になる。
図5は各機能ブロックの結合による自動車ブロック組立体を模試的に示す図である。図5に示されるように、ブロック組み合わせシステム10Bは、自動車ブロック組立体200を動作させる具体例である。
創作者20が自動車ブロック組立体200を創作する場合、自動車ブロック50Hの上面の中空凸部53にLEDブロック50Gとモータブロック50Eの円形凹部55の円形凹部55を嵌合させる。これにより、モータブロック50E、LEDブロック50G、自動車ブロック50Hは、互いに電気的に接続される(手順1)。
次に、LEDブロック50Gとモータブロック50Eの中空凸部53に電源ブロック50Cの円形凹部55の円形凹部55を嵌合させる。モータブロック50Eのモータ回転軸は、タイヤの駆動ギヤに回転を伝達可能となる。これにより、電源ブロック50C、モータブロック50E、LEDブロック50G、自動車ブロック50Hに内蔵された各電子部品56及び基板58は、互いに電気的に接続される(手順2)。
続いて、電源ブロック50Cの中空凸部53に制御ブロック50Bの円形凹部55を嵌合させる。これにより、制御ブロック50B、モータブロック50E、LEDブロック50G、自動車ブロック50Hに内蔵された各電子部品56及び基板58は、互いに電気的に接続される(手順3)。
さらに、制御ブロック50Bの中空凸部53に生体信号受信ブロック50Aの円形凹部55を嵌合させる。これにより、生体信号受信ブロック50A、制御ブロック50B、モータブロック50E、LEDブロック50G、自動車ブロック50Hに内蔵された各電子部品56及び基板58は、互いに電気的に接続される(手順4)。これで、自動車ブロック組立体200が完成する。尚、上記手順1〜4は、決められた手順ではないので、逆の順番で組み立ても良いし、あるいは順番を入れ替えたりしても良い。
創作者20は、生体信号検出センサ30及び生体信号無線送信器40を有するベルトを足に装着した場合、足の筋肉の動きによって自動車ブロック組立体200のタイヤを回転駆動させることが可能になり、同時にLEDブロック50Gの発光ダイオードを点滅させることができる。
図6は各機能ブロックの結合によるヘリコプターブロック組立体を模試的に示す図である。図6に示されるように、ブロック組み合わせシステム10Cは、ヘリコプターブロック組立体300を動作させる具体例である。
創作者20がヘリコプターブロック組立体300を創作する場合、生体信号受信ブロック50Aの上面の中空凸部53に制御ブロック50Bの円形凹部55を嵌合させる。これにより、生体信号受信ブロック50A、制御ブロック50Bに内蔵された各電子部品56及び基板58は、互いに電気的に接続される(手順1)。
次に、制御ブロック50Bの中空凸部53に電源ブロック50Cの円形凹部55を嵌合させる。これにより、生体信号受信ブロック50A、制御ブロック50B、電源ブロック50Cに内蔵された各電子部品56及び基板58は、互いに電気的に接続される(手順2)。
続いて、電源ブロック50Cの中空凸部53にLEDブロック50G及びモータブロック50Eの円形凹部55を嵌合させる。これにより、生体信号受信ブロック50A、制御ブロック50B、電源ブロック50C、モータブロック50E、LEDブロック50Gに内蔵された各電子部品56及び基板58は、互いに電気的に接続される(手順3)。
さらに、LEDブロック50G及びモータブロック50Eの中空凸部53にプロペラブロック50Fの円形凹部55を嵌合させる。モータブロック50Eのモータ回転軸は、プロペラの駆動ギヤに回転を伝達可能となる。これにより、生体信号受信ブロック50A、制御ブロック50B、電源ブロック50C、モータブロック50E、プロペラブロック50F、LEDブロック50Gに内蔵された各電子部品56及び基板58は、互いに電気的に接続される(手順4)。これで、ヘリコプターブロック組立体300が完成する。尚、上記手順1〜4は、決められた手順ではないので、逆の順番で組み立ても良いし、あるいは順番を入れ替えたりしても良い。
創作者20は、生体信号検出センサ30及び生体信号無線送信器40を有するベルトを頭部に装着した場合、脳活動による脳神経信号又は脳波の変化によってヘリコプターブロック組立体300のプロペラを回転駆動させると共に、LEDブロック50Gの発光ダイオードを点滅させることができる。
次に制御ブロック50Bに搭載された制御部が実行する制御処理について説明する。尚、制御処理は、各機能ブロックの組み合わせによって様々に変化するため、その一例として自動車ブロック組立体200について説明する。
図7は制御ブロックに搭載された制御部が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。図7に示されるように、制御ブロック50Bに搭載された制御部は、ステップS11で生体信号検出センサ30により検出された創作者20の生体信号(脳神経信号、脳波、筋電位信号、心電波、脈拍、血圧、体温などを含む)が受信されたか否かをチェックする。ステップS11において、生体信号無線送信器40から送信された生体信号が生体信号受信ブロック50A(第1の機能ブロック)の電子部品(受信回路)58によって受信された場合(YESの場合)、ステップS12に進む。
ステップS12では、受信された生体信号の波形の振幅や周期等の変化の有無を判定する。次のステップS13では、生体信号の波形の振幅や周期等の変化の有無、あるいは生体信号の波形の振幅や周期等の変化率の大きさから当該創作者が何らかの動きを行っているか否かをチェックする。
ステップS13において、生体信号の波形の振幅や周期等の変化が所定値以上で大きい場合(YESの場合)には、当該創作者が何らかの動きを行っているものと判断し、ステップS14に進む。ステップS14では、制御信号(出力信号)のレベルを増幅する。
次のステップS15では、上記制御信号をLEDブロック50G(第2の機能ブロック)の電子部品56に入力して発光ダイオードを点滅させる。続いて、ステップS16に進み、上記制御信号をモータブロック50E(第2の機能ブロック)の電子部品56に入力してモータ回転軸を回転させ、自動車ブロック50Hのタイヤを回転させる。尚、タイヤは、モータブロック50Eのモータ回転軸に伝達ギヤを介して連結されている。このように、創作者20が何らかの動作を行って生体信号を送信することにより、自動車ブロック組立体200はタイヤを回転させて走行しながら発光ダイオードを点滅させることができる。
また、上記ステップS13において、生体信号の波形の振幅や周期等の変化が所定値以下で小さい場合(NOの場合)、ステップS17に進む。ステップS17では、制御信号(出力信号)のレベルを減少させる。
次のステップS18では、上記制御信号をLEDブロック50G(第2の機能ブロック)の電子部品56に入力して発光ダイオードを消灯させる。続いて、ステップS19に進み、上記制御信号をモータブロック50E(第2の機能ブロック)の電子部品56に入力してモータ回転軸を停止させ、自動車ブロック50Hのタイヤを停止させる。このように、創作者20が何も動作しないときは、生体信号が低下することにより、自動車ブロック組立体200はタイヤを減速し、停止する。
従って、創作者20は、自分で創作した自動車ブロック組立体200を組立てることで実体化することができ、さらに生体信号を発生することで自分の意思で自動車組立体200を移動させたり、停止させたり操作することも可能になる。
また、従来の玩具に用いられるリモコンやコンピュータを使用しないことから、低学年あるいは未就学児、あるいは脳障害をもった児童でも利用することが可能である。さらには、福祉施設や医療機関などで、障害者や入院患者のリハビリテーションの一環として利用することも可能であり、例えば、病気の症状に応じて機能ブロック50の種類を限定したり、あるいは増やすことで組立体の創作難易度を段階的に上げて徐々に脳活動の活性化を図ることも可能である。さらには、病気の進行に応じてどの機能ブロック50を組み合わせると治療効果が高められるかを経験から得ることで、より実践的な脳活動の多様なリハビリテーションが可能になる。
10、10A〜10C ブロック組み合わせシステム
30 生体信号検出センサ
40 生体信号無線送信器
50 機能ブロック
50A 生体信号無線受信ブロック
50B 制御ブロック
50C 電源ブロック
50D 電車ブロック
50E モータブロック
50F プロペラ(回転翼)ブロック
50G LEDブロック
50H 自動車ブロック
50I スピーカブロック
52 上ケース
53 中空凸部
53A、55A GND端子
53B、55B 伝送端子
54 下ケース
55 円形凹部
56 電子部品
58 基板
59 GND層
100 電車ブロック組立体
200 自動車ブロック組立体
300 ヘリコプターブロック組立体

Claims (7)

  1. 複数のブロックを結合することにより任意の機能を持たせるブロック組み合わせシステムであって、
    前記複数のブロックの組み合わせを創作する創作者の生体信号を検出する生体信号検出手段と、
    前記生体信号検出手段により検出された前記生体信号を送信する生体信号送信手段と、
    前記生体信号送信手段により送信された生体信号を受信する受信手段を有する第1の機能ブロックと、
    前記第1の機能ブロックに結合され、前記受信手段により受信された生体信号に応じた出力を生成する出力手段を有する複数の第2の機能ブロックと、
    を備えたことを特徴とするブロック組み合わせシステム。
  2. 前記第2の機能ブロックは、前記生体信号に応じた出力信号を増幅又は減少させる演算手段を有し、前記演算手段により演算された前記出力信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のブロック組み合わせシステム。
  3. 前記第2の機能ブロックは、前記受信手段により受信された生体信号の波形の変化に応じて出力信号を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のブロック組み合わせシステム。
  4. 前記出力手段は、前記演算手段により生成された制御信号に応じて音又は光を出力することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のブロック組み合わせシステム。
  5. 前記第1、第2の機能ブロックは、上面に凸形状に形成された第1の接続部を有し、下面に前記第1の接続部に対応する凹形状に形成された第2の接続部を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のブロック組み合わせシステム。
  6. 前記第1、第2の接続部は、電源及び制御信号を伝送するための第1の端子と、アース接続のための第2の端子とを有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のブロック組み合わせシステム。
  7. 複数の機能ブロックを結合することにより任意の機能を持たせるブロック組み合わせシステムの制御方法であって、
    前記複数のブロックの組み合わせを創作する創作者の生体信号を検出する第1のステップと、
    前記第1のステップにより検出された前記生体信号を送信する第2のステップと、
    前記生体信号を受信する受信手段を有する第1の機能ブロックから出力された信号を、前記第1の機能ブロックに結合された第2の機能ブロックに入力する第3のステップと、
    前記第2の機能ブロックにおいて前記生体信号に応じた出力信号を生成し、他のブロックに出力信号を出力する第4のステップと、
    を実行することを特徴とするブロック組み合わせシステムの制御方法。
JP2013074582A 2013-03-29 2013-03-29 ブロック組み合わせシステム及びブロック組み合わせシステムの制御方法 Pending JP2014198115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013074582A JP2014198115A (ja) 2013-03-29 2013-03-29 ブロック組み合わせシステム及びブロック組み合わせシステムの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013074582A JP2014198115A (ja) 2013-03-29 2013-03-29 ブロック組み合わせシステム及びブロック組み合わせシステムの制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014198115A true JP2014198115A (ja) 2014-10-23

Family

ID=52355438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013074582A Pending JP2014198115A (ja) 2013-03-29 2013-03-29 ブロック組み合わせシステム及びブロック組み合わせシステムの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014198115A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101605017B1 (ko) * 2015-07-10 2016-03-21 (주)우드브릭스 조립식 블록완구
CN105817040A (zh) * 2016-05-20 2016-08-03 珠海揉博电子科技有限公司 一种电子积木模块
CN109589617A (zh) * 2019-01-08 2019-04-09 中山加创塑模科技有限公司 多个方向磁性触点连接的发光积木
WO2020008719A1 (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 株式会社バンダイ ブロック玩具
JP2021003422A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 株式会社エフティエルインターナショナル ブロック及びブロックセット
JP2021509295A (ja) * 2018-01-02 2021-03-25 東莞市微石塑膠金属科技有限公司Wist Plastic & Metal Technology Limited 接合構造体

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101605017B1 (ko) * 2015-07-10 2016-03-21 (주)우드브릭스 조립식 블록완구
WO2017010746A1 (ko) * 2015-07-10 2017-01-19 (주)앤스브릭 코리아 조립식 블록
CN105817040A (zh) * 2016-05-20 2016-08-03 珠海揉博电子科技有限公司 一种电子积木模块
JP2021509295A (ja) * 2018-01-02 2021-03-25 東莞市微石塑膠金属科技有限公司Wist Plastic & Metal Technology Limited 接合構造体
JP7033203B2 (ja) 2018-01-02 2022-03-09 東莞市微石塑膠金属科技有限公司 接合構造体
WO2020008719A1 (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 株式会社バンダイ ブロック玩具
JP2020005681A (ja) * 2018-07-02 2020-01-16 株式会社バンダイ ブロック玩具
CN112312982A (zh) * 2018-07-02 2021-02-02 株式会社万代 积木玩具
CN112312982B (zh) * 2018-07-02 2022-06-03 株式会社万代 积木玩具
CN109589617A (zh) * 2019-01-08 2019-04-09 中山加创塑模科技有限公司 多个方向磁性触点连接的发光积木
JP2021003422A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 株式会社エフティエルインターナショナル ブロック及びブロックセット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014198115A (ja) ブロック組み合わせシステム及びブロック組み合わせシステムの制御方法
JP6725721B2 (ja) 人体に触覚指示を伝達するための方法およびシステム
US10828231B2 (en) Multi-mode massage device using biofeedback
CA2815629C (en) Portable hand rehabilitation device
US11607521B2 (en) Apparatus for administering bilateral tactile stimulation to a human subject
Stefanov et al. The smart house for older persons and persons with physical disabilities: structure, technology arrangements, and perspectives
US9282893B2 (en) Wearable communication platform
US8611828B2 (en) System and methods for self-powered, contactless, self-communicating sensor devices
US20170010672A1 (en) Smart wearable devices and methods for customized haptic feedback
JP2010500894A (ja) 動的身体状態ディスプレイ装置
CN103735395A (zh) 一种具有温度觉和振动觉的穿戴装置
Li et al. Recent progress of skin-integrated electronics for intelligent sensing
WO2016009277A1 (en) Garments having stretchable and conductive ink
CN206137390U (zh) 一种智能手环
TWM602878U (zh) 微型穿戴生理裝置及穿戴式生理系統
EP2923501B1 (en) Bone conduction apparatus and multi-sensory brain integration method
CN108654013A (zh) 一种用于促进动静脉内痿成熟的握力球
CN101584580A (zh) 一种便携式生物反馈练习治疗装置
CN215195290U (zh) 一种新型握力训练球
US20170274268A1 (en) Interactive exercise devices and systems
CN106889698A (zh) 一种面向安全的鞋垫
CN211132874U (zh) 一种用于缓解帕金森病患者冻结步态的智能装置
US20240001193A1 (en) System and method for targeted neurological therapy using brainwave entrainment with passive treatment
TWM530172U (zh) 無線式運動員訓練配速監控系統
CN207928562U (zh) 具有穿戴式光学睡眠辅助装置