JP2014196910A - 測位装置、集積回路装置、電子機器及びプログラム - Google Patents

測位装置、集積回路装置、電子機器及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置、集積回路装置、電子機器及びプログラムを提供すること。【解決手段】測位装置1は、加速度センサー10と、地磁気センサー20と、角速度センサー30と、自律測位部40と、を含み、自律測位部40は、加速度センサー10及び地磁気センサー20の検出結果に基づいて自律測位を行う第1モードと、加速度センサー10、地磁気センサー20及び角速度センサー30の検出結果に基づいて自律測位を行う第2モードと、を有し、所定の条件に基づいて第1モードと第2モードとを切り換える。【選択図】図1

Description

本発明は、測位装置、集積回路装置、電子機器及びプログラムに関する。
従来、GPS(Global Positioning System;全地球測位システム)による測位と加速度センサー、地磁気センサーなどを用いた自律測位とを組み合わせて測位を行うことで、移動経路中の各地点の位置データを蓄積していく装置が開発されている。自律測位は、GPS衛星の電波が届かない区域でも、相対的な移動量及び移動方向を連続的に計測していくことで測位を行うことができる。また、一般的に、自律測位はGPSによる測位よりも小さな消費電力で行うことができる。
特開2012−93319号公報
自律測位に用いられる地磁気センサーは、地磁気を検出することによって絶対方位を求めることができる。しかし、地磁気センサーは、金属や磁石などの磁場の外乱要因の近くでは正確な方位を求められないという課題がある。
自律測位に用いられるジャイロセンサーなどの角速度センサーは、角速度を検出し、得られた角速度を時間で積分すると角度を求めることができるので、相対的な方位を求めることができる。角速度センサーは地磁気センサーに比べて外乱要因が少ないので、外部の環境の影響を受けにくいという利点を有する。しかし、角速度センサーは、角速度センサーの個体差などによるオフセット誤差も積分されるので、時間の経過とともに角度に誤差が生じやすいという課題がある。また、角速度センサーは、音叉振動子などの振動子を振動させ続ける必要があり、間欠的に動作させることは難しいので、消費電流を抑えることが難しいという課題がある。
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明のいくつかの態様によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置、集積回路装置、電子機器及びプログラムを提供することができる。
[適用例1]
本適用例に係る測位装置は、加速度センサーと、地磁気センサーと、角速度センサーと、自律測位部と、を含み、前記自律測位部は、前記加速度センサー及び前記地磁気センサーの検出結果に基づいて自律測位を行う第1モードと、前記加速度センサー、前記地磁気センサー及び前記角速度センサーの検出結果に基づいて自律測位を行う第2モードと、を有し、所定の条件に基づいて前記第1モードと前記第2モードとを切り換える、測位装置である。
本適用例によれば、所定の条件に基づいて第1モードと第2モードを切り換えて自律測位を行うので、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置を実現できる。
[適用例2]
上述の測位装置において、前記所定の条件は、地磁気の信頼度に関する条件であることが好ましい。
これによって、例えば、地磁気センサーで検出される地磁気の信頼度が高い場合には第1モードで自律測位を行い、地磁気センサーで検出される地磁気の信頼度が低い場合には第2モードで自律測位を行うことができるので、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置を実現できる。
[適用例3]
上述の測位装置において、前記所定の条件は、前記地磁気センサーで検出される全磁力の大きさが所定範囲以内の場合には前記第1モードを選択し、前記地磁気センサーで検出される全磁力の大きさが前記所定範囲外の場合には前記第2モードを選択する条件であることが好ましい。
地磁気センサーで検出される全磁力の大きさが所定範囲以内である場合には、地磁気センサーで検出される地磁気の信頼度が高いものと考えられる。したがって、本適用例によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置を実現できる。
[適用例4]
上述の測位装置において、前記所定の条件は、前記地磁気センサーで検出される全磁力の時間あたりの変化が基準値以下の場合には前記第1モードを選択し、前記地磁気センサーで検出される全磁力の時間あたりの変化が前記基準値を上回る場合には前記第2モードを選択する条件であることが好ましい。
地磁気センサーで検出される全磁力の時間あたりの変化が基準値以下の場合には、地磁気センサーで検出される地磁気の信頼度が高いものと考えられる。したがって、本適用例によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置を実現できる。
[適用例5]
上述の測位装置において、前記所定の条件は、前記地磁気センサーで検出される地磁気の伏角又は仰角が所定範囲以内である場合には前記第1モードを選択し、前記地磁気センサーで検出される地磁気の伏角又は仰角が前記所定範囲外である場合には前記第2モードを選択する条件であることが好ましい。
地磁気センサーで検出される地磁気の伏角又は仰角が所定範囲以内である場合には、地磁気センサーで検出される地磁気の信頼度が高いものと考えられる。したがって、本適用例によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置を実現できる。
[適用例6]
上述の測位装置において、前記所定の条件は、前記地磁気センサーの検出結果から得られる方位角の変化と、前記加速度センサーから得られる向心加速度から得られる方位角の変化との一致度が基準値以上である場合には前記第1モードを選択し、前記一致度が前記基準値を下回る場合には前記第2モードを選択する条件であることが好ましい。
地磁気センサーの検出結果から得られる方位角の変化と、加速度センサーから得られる向心加速度から得られる方位角の変化との一致度が基準値以上である場合には、地磁気センサーで検出される地磁気の信頼度が高いものと考えられる。したがって、本適用例によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置を実現できる。
[適用例7]
上述の測位装置において、無線信号を受信する信号受信部をさらに含み、前記所定の条件は、前記信号受信部での前記無線信号の受信状況の良好度合が基準値以上である場合には前記第1モードを選択し、前記良好度合が前記基準値を下回る場合には前記第2モードを選択する条件であることが好ましい。
例えば測位装置が屋外にある場合など、信号受信部での無線信号の受信状況の良好度合が基準値以上である場合には、地磁気センサーで検出される地磁気の信頼度が高いものと考えられる。したがって、本適用例によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置を実現できる。
[適用例8]
上述の測位装置において、地図情報を保持する地図情報保持部をさらに含み、前記所定の条件は、自律測位の結果が前記地図情報の所定範囲以内である場合には前記第1モードを選択し、自律測位の結果が前記地図情報の前記所定範囲外である場合には前記第2モードを選択する条件であることが好ましい。
例えば測位装置が屋外にある場合など、自律測位の結果が地図情報の所定範囲以内である場合には、地磁気センサーで検出される地磁気の信頼度が高いものと考えられる。したがって、本適用例によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置を実現できる。
[適用例9]
上述の測位装置において、前記自律測位部は、前記第1モードで自律測位を開始し、前記加速度センサーで検出される加速度の時間あたりの変化が基準値以下となる期間で前記角速度センサーのバイアスを推定して補正値を設定した後に、前記第2モードで自律測位を行うことが好ましい。
角速度センサーのバイアスを適切に設定できれば、角速度センサーの検出結果から求まる方位の誤差を小さくできる。加速度センサーで検出される加速度の時間あたりの変化が基準値以下となる期間は、測位装置がほぼ静止しているものと考えられる。本適用例によれば、測位装置が静止している期間に角速度センサーのバイアスを推定して補正値を設定するので、測位精度の高い測位装置を実現できる。
[適用例10]
本適用例に係る集積回路装置は、加速度センサーの検出結果に関する情報である加速度センサー検出結果情報の入力を受け付ける第1入力部と、地磁気センサーの検出結果に関する情報である地磁気センサー検出結果情報の入力を受け付ける第2入力部と、角速度センサーの検出結果に関する情報である角速度センサー検出結果情報の入力を受け付ける第3入力部と、自律測位部と、を含み、前記自律測位部は、前記加速度センサー検出結果情報及び前記地磁気センサー検出結果情報に基づいて自律測位を行う第1モードと、前記加速度センサー検出結果情報、前記地磁気センサー検出結果情報及び前記角速度センサー検出結果情報に基づいて自律測位を行う第2モードと、を有し、所定の条件に基づいて前記第1モードと前記第2モードとを切り換える、集積回路装置である。
本適用例によれば、所定の条件に基づいて第1モードと第2モードを切り換えて自律測位を行うので、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる集積回路装置を実現できる。
[適用例11]
本適用例に係る電子機器は、上述の測位装置、又は、上述の集積回路装置を含む、電子
機器である。
これによって、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる電子機器を実現できる。
[適用例12]
本適用例に係るプログラムは、加速度センサーの検出結果に関する情報である加速度センサー検出結果情報の入力を受け付ける第1入力部と、地磁気センサーの検出結果に関する情報である地磁気センサー検出結果情報の入力を受け付ける第2入力部と、角速度センサーの検出結果に関する情報である角速度センサー検出結果情報の入力を受け付ける第3入力部と、自律測位部と、してコンピューターを機能させるプログラムであって、前記自律測位部は、前記加速度センサー検出結果情報及び前記地磁気センサー検出結果情報に基づいて自律測位を行う第1モードと、前記加速度センサー検出結果情報、前記地磁気センサー検出結果情報及び前記角速度センサー検出結果情報に基づいて自律測位を行う第2モードと、を有し、所定の条件に基づいて前記第1モードと前記第2モードとを切り換える、プログラムである。
本適用例によれば、所定の条件に基づいて第1モードと第2モードを切り換えて自律測位を行うので、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができるプログラムを実現できる。
本実施形態に係る測位装置1の機能ブロック図である。 本実施形態に係る測位装置1の具体的な構成例を示すブロック図である。 図3(A)、図3(B)及び図3(C)は、電子機器1000の外観の一例を示す図である。 本実施形態に係る測位装置1の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施例について図面を用いて詳細に説明する。用いる図面は説明の便宜上のものである。なお、以下に説明する実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.全体構成
図1は、本実施形態に係る測位装置1の機能ブロック図である。以下の実施形態においては、使用者が容易の持ち運べるような携帯型の測位装置1を例にとり説明する。
本実施形態に係る測位装置1は、加速度センサー10と、地磁気センサー20と、角速度センサー30と、自律測位部40と、を含む。
加速度センサー10は、測位装置1の加速度を検出できるように測位装置1に設けられている。本実施形態において、加速度センサー10は3軸の加速度センサーである。すなわち、加速度センサー10は、互いに直交する3軸の各方向の加速度の大きさをそれぞれ検出する。
地磁気センサー20は、測位装置1に設けられている。本実施形態において、地磁気センサー20は3軸の地磁気センサーである。すなわち、地磁気センサー20は、互いに直交する3軸の各方向の磁界の大きさをそれぞれ検出する。
角速度センサー30は、測位装置1の角速度を検出できるように測位装置1に設けられている。本実施形態において、角速度センサー30は、3軸の角速度センサーである。すなわち、角速度センサー30は、互いに直交する3軸の各方向に対する角速度の大きさをそれぞれ検出する。
自律測位部40は、加速度センサー10及び地磁気センサー20の検出結果に基づいて自律測位を行う第1モードと、加速度センサー10、地磁気センサー20及び角速度センサー30の検出結果に基づいて自律測位を行う第2モードと、を有している。すなわち、自律測位部40は、第1モードでは、加速度センサー10及び地磁気センサー20の合計6軸のセンサーを用いて自律測位を行い、第2モードでは、加速度センサー10、地磁気センサー20及び角速度センサー30の合計9軸のセンサーを用いて自律測位を行う。また、自律測位部40は、所定の条件に基づいて第1モードと第2モードとを切り換える。
外乱要因の有無という観点からは、測位精度は第2モードの方が高い。地磁気センサー20は、金属、強磁性体、電子機器などの磁場の影響を受け易いからである。また、消費電流は角速度センサー30を使わない第1モードの方が少ない。第1モードでは角速度センサー30の動作を停止させることができるからである。
本実施形態によれば、所定の条件に基づいて第1モードと第2モードを切り換えて自律測位を行うので、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置1を実現できる。
測位装置1において、所定の条件は、地磁気の信頼度に関する条件であってもよい。
これによって、例えば、地磁気センサー20で検出される地磁気の信頼度が高い場合には第1モードで自律測位を行い、地磁気センサー20で検出される地磁気の信頼度が低い場合には第2モードで自律測位を行うことができるので、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置1を実現できる。
なお、測位装置1のより具体的な動作例については、「2.動作例」の項で詳述される。
測位装置1は、無線信号を受信する信号受信部50をさらに含んでいてもよい。信号受信部50が受信する無線信号としては、GPSやGLONASS(Global Navigation Satellite System)などの測位衛星からの無線信号、携帯電話の基地局からの無線信号など、受信状況の良好度合いによって、例えば、屋内であるか屋外であるかをある程度推測できるような種々の無線信号を採用できる。信号受信部50は、定期的なタイミングで無線信号を受信してもよい。無線信号が位置情報を含む信号である場合には、自律測位部40は、信号受信部50が受信した無線信号に含まれる位置情報に基づいて自律測位の結果を補正してもよい。
測位装置1は、地図情報を保持する地図情報保持部60をさらに含んでいてもよい。地図情報には、例えば、道路及び建物の位置が含まれ、現在位置と照合することによって、例えば、屋内であるか屋外であるかをある程度推測できるような情報が含まれている。
図2は、本実施形態に係る測位装置1の具体的な構成例を示すブロック図である。図1と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図2に示される測位装置1は、集積回路装置2、加速度センサー10、地磁気センサー20、角速度センサー30、信号受信部50、アンテナ110、記憶部210及び表示部
230を含んで構成されている。
集積回路装置2は、加速度センサー10の検出結果に関する情報である加速度センサー検出結果情報の入力を受け付ける第1入力部71と、地磁気センサー20の検出結果に関する情報である地磁気センサー検出結果情報の入力を受け付ける第2入力部72と、角速度センサー30の検出結果に関する情報である角速度センサー検出結果情報の入力を受け付ける第3入力部73と、自律測位部40と、を含んで構成されている。また、自律測位部40は、加速度センサー検出結果情報及び地磁気センサー検出結果情報に基づいて自律測位を行う第1モードと、加速度センサー検出結果情報、地磁気センサー検出結果情報及び角速度センサー検出結果情報に基づいて自律測位を行う第2モードと、を有している。また、自律測位部40は、所定の条件に基づいて第1モードと第2モードとを切り換える。
また、集積回路装置2は、信号受信部50での受信結果に関する情報である受信結果情報の入力を受け付ける第4入力部74をさらに含んでいてもよい。
また、集積回路装置2は、地図情報を保持する地図情報保持部60をさらに含んでいてもよい。
集積回路装置2の自律測位部40、地図情報保持部60、第1入力部71、第2入力部72、第3入力部73及び第4入力部74は、専用回路によって実現されていてもよいし、例えばCPU(Central Processing Unit)が記憶部210等に記憶されたプログラムを実行してコンピューターとして機能させて実現されていてもよい。
すなわち、集積回路装置2の機能は、加速度センサー10の検出結果に関する情報である加速度センサー検出結果情報の入力を受け付ける第1入力部71と、地磁気センサー20の検出結果に関する情報である地磁気センサー検出結果情報の入力を受け付ける第2入力部72と、角速度センサー30の検出結果に関する情報である角速度センサー検出結果情報の入力を受け付ける第3入力部73と、自律測位部40と、してコンピューターを機能させるプログラムであって、自律測位部40は、加速度センサー検出結果情報及び地磁気センサー検出結果情報に基づいて自律測位を行う第1モードと、加速度センサー検出結果情報、地磁気センサー検出結果情報及び角速度センサー検出結果情報に基づいて自律測位を行う第2モードと、を有し、所定の条件に基づいて第1モードと第2モードとを切り換える、プログラムとして実現されてもよい。また、上述のプログラムが記憶された情報記憶媒体として実現されていてもよい。
加速度センサー10は、加速度センサー10の検出結果に関する情報である加速度センサー検出結果情報を信号S1として第1入力部71に出力する。
地磁気センサー20は、地磁気センサー20の検出結果に関する情報である地磁気センサー検出結果情報を信号S2として第2入力部72に出力する。
角速度センサー30は、角速度センサー30の検出結果に関する情報である角速度センサー検出結果情報を信号S3として第3入力部73に出力する。
第1入力部71は、加速度センサー検出結果情報の入力を受け付け、受け付けた加速度センサー検出結果情報を自律測位部40へ出力する。
第2入力部72は、地磁気センサー検出結果情報を受け付け、受け付けた地磁気センサー検出結果情報を自律測位部40へ出力する。
第3入力部73は、角速度センサー検出結果情報を受け付け、受け付けた角速度センサー検出結果情報を自律測位部40へ出力する。
アンテナ110は、無線信号を受信する。本実施形態においては、GPS衛星からの無線信号(GPS信号)を受信する。アンテナ110は、受信したデータを信号S4として信号受信部50に出力する。
信号受信部50は、信号S4に基づいて種々の変換処理を行い、位置に関する情報である位置関連情報と、GPS信号の受信状況の良好度合に関する情報である受信状況情報とを、信号S5として第4入力部74に出力する。本実施形態においては、信号受信部50は、アンテナ110で受信されたGPS信号を復調する処理を行う。
地図情報保持部60は、ROM(Read Only Memory)や不揮発性メモリーなどで構成され、地図情報を記憶する。
記憶部210は、集積回路装置2の機能を実現するプログラムが記憶されてもよい。記憶部210に記憶されるプログラムは、予め記憶されていてもよいし、情報記憶媒体や通信回線などを介して記憶されてもよい。また、記憶部210には、自律測位部40による自律測位で得られた測位データが記憶されてもよい。記憶部210は、その目的に応じて、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリーなど、種々の構成を採用できる。集積回路装置2は記憶部210を含む構成としてもよい。
表示部230は、各種の情報表示や画像表示を行う。表示部230は、例えば、自律測位部40で得られた移動軌跡を、地図情報保持部60に登録されている地図画像データ上に重ねて表示した画像を表示してもよい。表示部230は、その目的に応じて、例えば、液晶ディスプレイ、電気泳動ディスプレイなど、種々の構成を採用できる。
図3(A)、図3(B)及び図3(C)は、電子機器1000の外観の一例を示す図である。
電子機器1000は、測位装置1又は集積回路装置2を含む。電子機器1000は、例えば、図3(A)に示されるように、スマートフォンや携帯電話等の端末であってもよい。また、電子機器1000は、図3(B)に示すような、衣服のポケット等に入れる、又はバンドやクリップで使用者の体や衣服に固定するタイプの電子機器であってもよい。また、電子機器1000は、図3(C)に示すような腕時計タイプの電子機器であってもよい。電子機器1000は、ナビゲーション端末であってもよい。
2.動作例
図4は、本実施形態に係る測位装置1の動作例を示すフローチャートである。
測位装置1は、まず、自律測位部40が第1モードで自律測位を行う(ステップS100)。図4に示される例では、ステップS100では自律測位部40が第1モードで自律測位を行なっているが、これに限らず、ステップS100では自律測位部40が第2モードで自律測位を行うように構成されていてもよい。
ステップS100の次に、自律測位部40は、所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS102)。所定の条件は、例えば、地磁気の信頼度に関する条件であってもよい。所定の条件の具体例については後述される。
ステップS102で自律測位部40が所定の条件を満たすものと判定した場合(ステップS102でYESの場合)には、自律測位部40が第1モードで自律測位を行う(ステップS104)。
ステップS102で自律測位部40が所定の条件を満たさないのと判定した場合(ステップS102でNOの場合)には、自律測位部40が第2モードで自律測位を行う(ステップS106)。
ステップS104及びステップS106の次に、自律測位部40は、再びステップS102を行い、以下の工程を繰り返す。
以下において、ステップS102における所定の条件の具体例について説明する。
2−1.第1具体例
ステップS102における所定の条件は、地磁気センサー20で検出される全磁力の大きさが所定範囲以内であるか否かであってもよい。すなわち、第1具体例における所定の条件は、地磁気センサー20で検出される全磁力の大きさが所定範囲以内の場合には第1モードを選択し、地磁気センサー20で検出される全磁力の大きさが所定範囲外の場合には第2モードを選択する条件である。
地磁気の全磁力の大きさは、例えば、日本国内では約45μT〜約51μT程度である。したがって、全磁力の大きさの所定範囲を、例えば、44μT以上52μT以下の範囲と設定してもよい。
地磁気センサー20で検出される全磁力の大きさが所定範囲以内である場合には、地磁気センサー20で検出される地磁気の信頼度が高いものと考えられる。したがって、第1具体例によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置1を実現できる。
2−2.第2具体例
ステップS102における所定の条件は、地磁気センサー20で検出される全磁力の時間あたりの変化が基準値以下であるか否かであってもよい。すなわち、第2具体例における所定の条件は、地磁気センサー20で検出される全磁力の時間あたりの変化が基準値以下の場合には第1モードを選択し、地磁気センサー20で検出される全磁力の時間あたりの変化が基準値を上回る場合には第2モードを選択する条件である。
地磁気による磁力と外乱要因の磁力の合力が、偶然に第1具体例の所定範囲以内になる可能性がある。このような場合においても、外乱要因の磁力が大きい場合には、地磁気センサー20で検出される全磁力の時間あたりの変化が基準値よりも大きくなるものと考えられる。基準値としては、例えば、所定時間(例えば、2〜3秒間)における地磁気センサー20で検出される全磁力の最大値と最小値との差が20μT程度と設定してもよい。
地磁気センサー20で検出される全磁力の時間あたりの変化が基準値以下の場合には、地磁気センサー20で検出される地磁気の信頼度が高いものと考えられる。したがって、第2具体例によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置1を実現できる。
2−3.第3具体例
ステップS102における所定の条件は、地磁気センサー20で検出される地磁気の伏
角又は仰角が所定範囲以内であるか否かであってもよい。すなわち、第3具体例における所定の条件は、地磁気センサー20で検出される地磁気の伏角又は仰角が所定範囲以内である場合には第1モードを選択し、地磁気センサー20で検出される地磁気の伏角又は仰角が所定範囲外である場合には第2モードを選択する条件である。
地磁気は、概ね、北半球においては地面に対する伏角をもって検出され、南半球においては地面に対する仰角をもって検出される。地磁気の伏角は、例えば、日本国内では約45度程度である。したがって、地磁気の伏角の所定範囲を、例えば、35度以上55度以下の範囲と設定してもよい。
地磁気センサー20で検出される地磁気の伏角又は仰角が所定範囲以内である場合には、地磁気センサー20で検出される地磁気の信頼度が高いものと考えられる。したがって、第3具体例によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置1を実現できる。
2−4.第4具体例
ステップS102における所定の条件は、地磁気センサー20の検出結果から得られる方位角の変化と、加速度センサー10から得られる向心加速度から得られる方位角の変化との一致度が基準値以上であるか否かであってもよい。すなわち、第4具体例における所定の条件は、地磁気センサー20の検出結果から得られる方位角の変化と、加速度センサー10から得られる向心加速度から得られる方位角の変化との一致度が基準値以上である場合には第1モードを選択し、一致度が基準値を下回る場合には第2モードを選択する条件である。
例えば、ユーザーが測位装置1を持って曲がり角を曲がると、地磁気センサー20は方位角の変化を検出し、加速度センサー10は向心加速度を検出する。地磁気センサー20から得られる方位角が変化したときに、加速度センサー10から向心加速度が検出されない場合には、外部磁場の影響で地磁気センサー20が検出する方位角が変化した可能性がある。例えば、地磁気センサー20で検出される方位角が70度以上変化したタイミングに加速度センサー10で検出される向心加速度が検出されない(又は、所定値以下の値となる)タイミングが連続して生じる回数(連続回数)を一致度とし、基準値として連続回数が2〜4回程度の値を設定してもよい。
地磁気センサー20の検出結果から得られる方位角の変化と、加速度センサー10から得られる向心加速度から得られる方位角の変化との一致度が基準値以上である場合には、地磁気センサー20で検出される地磁気の信頼度が高いものと考えられる。これに対して、一致度が基準値を下回る場合には、外部磁場の影響によって地磁気センサー20の検出結果の信頼度が低いものと考えられる。したがって、第4具体例によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置1を実現できる。
2−5.第5具体例
ステップS102における所定の条件は、信号受信部50での無線信号の受信状況の良好度合が基準値以上であるか否かであってもよい。すなわち、第5具体例における所定の条件は、信号受信部50での無線信号の受信状況の良好度合が基準値以上である場合には第1モードを選択し、良好度合が基準値を下回る場合には第2モードを選択する条件である。
屋内に比べて屋外では、磁場の外乱要因となる電子機器などと測位装置1とが近接する機会が少ないので、概ね外部磁場の影響が少ない。また、屋外に比べて屋内では、無線信号の受信状況の良好度合が低下するのが通常である。したがって、無線信号の受信状況の
良好度合に基づいて、測位装置1が屋内にあるのか屋外にあるのかを推測できる。
例えば、無線信号がGPS信号である場合には、受信できる衛星の数を良好度合とし、基準値を3個と設定してもよい。また、GPSの測位精度(信頼度)を良好度合として採用してもよい。
例えば測位装置1が屋外にある場合など、信号受信部50での無線信号の受信状況の良好度合が基準値以上である場合には、地磁気センサー20で検出される地磁気の信頼度が高いものと考えられる。したがって、第5具体例によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置1を実現できる。
2−6.第6具体例
ステップS102における所定の条件は、自律測位部40による自律測位の結果が、地図情報保持部60が保持する地図情報の所定範囲以内であるか否かであってもよい。すなわち、第6具体例における所定の条件は、自律測位部40による自律測位の結果が、地図情報保持部60が保持する地図情報の所定範囲以内である場合には第1モードを選択し、自律測位部40による自律測位の結果が、地図情報保持部60が保持する地図情報の所定範囲外である場合には第2モードを選択する条件である。
屋内に比べて屋外では、磁場の外乱要因となる電子機器などと測位装置1とが近接する機会が少ないので、概ね外部磁場の影響が少ない。また、地図情報を参照して、例えば、測位装置1が建物の位置にある場合には屋内である可能性が高く、測位装置1が道路の位置にある場合には屋外である可能性が高い。したがって、自律測位部40による自律測位の結果が、地図情報保持部60が保持する地図情報の所定範囲以内であるか否かに基づいて、測位装置1が屋内にあるのか屋外にあるのかを推測できる。
地図情報における所定範囲としては、例えば、道路の領域と設定してもよい。すなわち、例えば建物の領域は所定範囲外になる。
例えば測位装置1が屋外にある場合など、自律測位部40による自律測位の結果が、地図情報保持部60が保持する地図情報の所定範囲以内である場合には、地磁気センサー20で検出される地磁気の信頼度が高いものと考えられる。したがって、第6具体例によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置1を実現できる。
2−7.第7具体例
自律測位部40は、第1モードで自律測位を開始し、加速度センサー10で検出される加速度の時間あたりの変化が基準値以下となる期間で角速度センサー30のバイアスを推定して補正値を設定した後に、第2モードで自律測位を行ってもよい。すなわち、第7具体例における所定の条件は、角速度センサー30の補正値が設定されていない場合には第1モードを選択し、角速度センサー30の補正値が設定された場合には第2モードを選択する条件である。
角速度センサー30のバイアスを適切に設定できれば、角速度センサー30の検出結果から求まる方位の誤差を小さくできる。加速度センサー10で検出される加速度の時間あたりの変化が基準値以下となる期間は、測位装置1がほぼ静止しているものと考えられる。基準値としては、例えば、N個(Nは正の整数。例えば、Nは32。)の加速度センサー10の検出結果の最大値と最小値との差が0.1G(1Gは9.8m/s2)程度と設定してもよい。加速度センサー10の検出結果の最大値と最小値との差が小さいほど、測位装置1が静止している可能性が高いからである。
第7具体例によれば、測位装置1が静止している期間に角速度センサー30のバイアスを推定して補正値を設定するので、測位精度の高い測位装置1を実現できる。
2−8.第8具体例
ステップS102における所定の条件は、測位装置1の電源が電池で供給されている場合に、測位装置1の電池残量が基準値以下であるか否かであってもよい。すなわち、第8具体例における所定の条件は、測位装置1の電池残量が基準値以下である場合には第1モードを選択し、測位装置1の電池残量が基準値を上回る場合には第2モードを選択してもよい。
電池残量が少ない場合には、消費電流の少ない第1モードを選択することによって、長時間にわたって使用できる測位装置1を実現できる。
2−9.第9具体例
測位装置1を含む電子機器1000が折りたたみ式の携帯電話である場合には、所定の条件は、携帯電話を折りたたんだ状態の場合には第1モードを選択し、携帯電話を開いた状態の場合には第2モードを選択する条件であってもよい。
また、測位装置1を含む電子機器1000がスマートフォンである場合には、画面がオフ状態の場合には第1モードを選択し、画面がオン状態の場合には第2状態を選択する条件であってもよい。
また、測位装置1を含む電子機器1000がスマートフォンである場合には、ナビゲーションを使用するアプリケーションが起動していない場合には第1モードを選択し、ナビゲーションを使用するアプリケーションが起動している場合には第2モードを選択する条件であってもよい。
ナビゲーション用途として電子機器1000が利用されている可能性が高い場合に、精度の高い第2モードを選択し、それ以外の場合には消費電流の少ない第1モードを選択することによって、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置1を実現できる。
2−10.第10具体例
信号受信部50が受信する携帯電話の基地局の情報に基づいて、自律測位部40が測位装置1の大まかな位置を特定し、自律測位部40が特定された位置に基づいて第1モードと第2モードとを切り換えてもよい。すなわち、第10具体例における所定の条件は、予め設定された磁場環境の良い場所では第1モードを選択し、それ以外の場所では第2モードを選択する条件である。
磁場環境の良い場所では、地磁気センサー20で検出される地磁気の信頼度が高いものと考えられる。したがって、第10具体例によれば、消費電流を抑えつつ測位精度を保つことができる測位装置1を実現できる。
2−11.第11具体例
測位装置1は、ユーザーからの操作を受け付ける操作部(不図示)を有し、自律測位部40は、操作部で受け付けた操作に基づいて第1モードと第2モードとを切り換えてもよい。すなわち、第11具体例における所定の条件は、操作部で受け付けた操作が第1モードに対応するものである場合には第1モードを選択し、操作部で受け付けた操作が第2モードに対応するものである場合には第2モードを選択する条件である。これによって、ユーザーの意思に合った動作を行うことができる。
以上、本実施形態あるいは変形例について説明したが、本発明はこれら本実施形態あるいは変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
例えば、図1又は図2の加速度センサー10、地磁気センサー20及び角速度センサー30は、測位装置1とは別の装置として設けられ、図2の信号S1〜S3を無線で受信する構成としてもよい。
本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…測位装置、2…集積回路装置、10…加速度センサー、20…地磁気センサー、30…角速度センサー、40…自律測位部、50…信号受信部、60…地図情報保持部、71…第1入力部、72…第2入力部、73…第3入力部、74…第4入力部、110…アンテナ、210…記憶部、230…表示部、1000…電子機器

Claims (12)

  1. 加速度センサーと、
    地磁気センサーと、
    角速度センサーと、
    自律測位部と、
    を含み、
    前記自律測位部は、
    前記加速度センサー及び前記地磁気センサーの検出結果に基づいて自律測位を行う第1モードと、
    前記加速度センサー、前記地磁気センサー及び前記角速度センサーの検出結果に基づいて自律測位を行う第2モードと、
    を有し、
    所定の条件に基づいて前記第1モードと前記第2モードとを切り換える、測位装置。
  2. 請求項1に記載の測位装置において、
    前記所定の条件は、地磁気の信頼度に関する条件である、測位装置。
  3. 請求項1又は2に記載の測位装置において、
    前記所定の条件は、
    前記地磁気センサーで検出される全磁力の大きさが所定範囲以内の場合には前記第1モードを選択し、
    前記地磁気センサーで検出される全磁力の大きさが前記所定範囲外の場合には前記第2モードを選択する条件である、測位装置。
  4. 請求項1又は2に記載の測位装置において、
    前記所定の条件は、
    前記地磁気センサーで検出される全磁力の時間あたりの変化が基準値以下の場合には前記第1モードを選択し、
    前記地磁気センサーで検出される全磁力の時間あたりの変化が前記基準値を上回る場合には前記第2モードを選択する条件である、測位装置。
  5. 請求項1又は2に記載の測位装置において、
    前記所定の条件は、
    前記地磁気センサーで検出される地磁気の伏角又は仰角が所定範囲以内である場合には前記第1モードを選択し、
    前記地磁気センサーで検出される地磁気の伏角又は仰角が前記所定範囲外である場合には前記第2モードを選択する条件である、測位装置。
  6. 請求項1又は2に記載の測位装置において、
    前記所定の条件は、
    前記地磁気センサーの検出結果から得られる方位角の変化と、前記加速度センサーから得られる向心加速度から得られる方位角の変化との一致度が基準値以上である場合には前記第1モードを選択し、
    前記一致度が前記基準値を下回る場合には前記第2モードを選択する条件である、測位装置。
  7. 請求項1又は2に記載の測位装置において、
    無線信号を受信する信号受信部をさらに含み、
    前記所定の条件は、
    前記信号受信部での前記無線信号の受信状況の良好度合が基準値以上である場合には前記第1モードを選択し、
    前記良好度合が前記基準値を下回る場合には前記第2モードを選択する条件である、測位装置。
  8. 請求項1又は2に記載の測位装置において、
    地図情報を保持する地図情報保持部をさらに含み、
    前記所定の条件は、
    自律測位の結果が前記地図情報の所定範囲以内である場合には前記第1モードを選択し、
    自律測位の結果が前記地図情報の前記所定範囲外である場合には前記第2モードを選択する条件である、測位装置。
  9. 請求項1に記載の測位装置において、
    前記自律測位部は、
    前記第1モードで自律測位を開始し、
    前記加速度センサーで検出される加速度の時間あたりの変化が基準値以下となる期間で前記角速度センサーのバイアスを推定して補正値を設定した後に、前記第2モードで自律測位を行う、測位装置。
  10. 加速度センサーの検出結果に関する情報である加速度センサー検出結果情報の入力を受け付ける第1入力部と、
    地磁気センサーの検出結果に関する情報である地磁気センサー検出結果情報の入力を受け付ける第2入力部と、
    角速度センサーの検出結果に関する情報である角速度センサー検出結果情報の入力を受け付ける第3入力部と、
    自律測位部と、
    を含み、
    前記自律測位部は、
    前記加速度センサー検出結果情報及び前記地磁気センサー検出結果情報に基づいて自律測位を行う第1モードと、
    前記加速度センサー検出結果情報、前記地磁気センサー検出結果情報及び前記角速度センサー検出結果情報に基づいて自律測位を行う第2モードと、
    を有し、
    所定の条件に基づいて前記第1モードと前記第2モードとを切り換える、集積回路装置。
  11. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の測位装置、又は、請求項10に記載の集積回路装置を含む、電子機器。
  12. 加速度センサーの検出結果に関する情報である加速度センサー検出結果情報の入力を受け付ける第1入力部と、
    地磁気センサーの検出結果に関する情報である地磁気センサー検出結果情報の入力を受け付ける第2入力部と、
    角速度センサーの検出結果に関する情報である角速度センサー検出結果情報の入力を受け付ける第3入力部と、
    自律測位部と、
    してコンピューターを機能させるプログラムであって、
    前記自律測位部は、
    前記加速度センサー検出結果情報及び前記地磁気センサー検出結果情報に基づいて自律
    測位を行う第1モードと、
    前記加速度センサー検出結果情報、前記地磁気センサー検出結果情報及び前記角速度センサー検出結果情報に基づいて自律測位を行う第2モードと、
    を有し、
    所定の条件に基づいて前記第1モードと前記第2モードとを切り換える、プログラム。
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