JP2014196857A - 室内温度制御方法 - Google Patents

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武志 板津
剛史 宇野
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Abstract

【課題】室内の温度変動幅を小さく抑えることができる室内温度制御方法を提供する。
【解決手段】 複数の空気調和装置12〜14によって室内温度を制御する。この場合、複数の空気調和装置12〜14を、異なった設定温度T1〜T3で運転する。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の空気調和装置によって室内温度を一定に保つように制御する室内温度制御方法に関するものである。
一般に、機械加工を行う工場等の広い室内の温度管理を行う場合には、図2に示すように、室内11に複数、例えば第1〜第3の3台の空気調和装置12,13,14を設置し、それらの空気調和装置12〜14の運転により、室内11を一定温度に保つように制御していた。
この場合、従来の室内温度制御方法では、図3に示すように、第1〜第3空気調和装置12〜14の設定温度Tを室内11の制御温度の例えば23.5℃に設定し、室外温度が室内制御温度よりも高い夏期等においては、各空気調和装置12〜14を冷房により運転していた。
特許文献1には、1台の室外機に複数台の室内機が接続され、少なくとも1台の室内機が設定温度に達したら、他の室内機の吸い込み温度と比較して、温度差が許容温度差以内であれば、全ての室内機を停止させ、許容温度差を越えていれば、設定された室内機のみが停止される方法が開示されている。
特開平11−207868号公報
ところが、この従来の室内温度制御方法において、各空気調和装置12〜14がインバータを利用することなく単純なオン、オフ制御を行う場合には、設定温度Tを中心として例えば±1℃の調節温度範囲Rでオン、オフ運転されるため、室内11の温度変動幅Wが大きくなるという問題があった。すなわち、各空気調和装置12〜14の停止状態で、室内11の温度が室内制御温度の23.5℃から上昇して調節温度範囲Rの上限の24.5℃を超えると、各空気調和装置12〜14が同時にオンされて、冷房運転が開始される。また、各空気調和装置12〜14の運転状態で、室内11の温度が室内制御温度の23.5℃から下降して調節温度範囲Rの下限の22.5℃を超えると、各空気調和装置12〜14が同時にオフされて、冷房運転が停止される。このため、室内11の温度変動幅Wが2℃と大きくなった。
また、特許文献1の方法においては、複数台の室内機の検出温度を比較する必要があって、システムが複雑になる。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、複数の空気調和装置がインバータのない汎用的なオン、オフ制御を行う場合でも、室内の温度変動幅を小さく抑えることができる室内温度制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この室内温度制御方法は、複数の空気調和装置によって室内温度を制御する室内温度制御方法において、複数の空気調和装置の設定温度を異ならせることを特徴としている。
従って、この室内温度制御方法においては、複数の空気調和装置がインバータを備えない単純なオン、オフ制御を行う場合でも、各空気調和装置が異なった設置温度を中心とする調節温度範囲でオン、オフ運転される。よって、例えば各空気調和装置の冷房運転の停止状態で、室内の温度が上昇した場合には、設定温度の低い空気調和装置から順に冷房運転が開始される。これに対して、各空気調和装置の冷房運転状態で、室内の温度が下降した場合には、設定温度の高い空気調和装置から順に冷房運転が停止される。その結果、室内の温度変動幅を各空気調和装置の調節温度範囲よりも小さく抑えることができる。
前記の室内温度制御方法によれば、複数の空気調和装置がたとえインバータを備えない単純なオン、オフ制御を行う場合でも、室内の温度変動幅を小さく抑えることができるという効果を発揮する。
一実施形態の室内温度制御方法を示す図。 複数の空気調和装置によって室内温度を制御する状態を示す概略平面図。 従来の室内温度制御方法を示す図。
以下、室内温度制御方法の一実施形態を、図面に従って説明する。
図2に示すように、この実施形態の室内温度制御方法は、例えば機械加工を行う工場等の室内11に設置された第1〜第3の3台の空気調和装置12,13,14を運転制御して、室内11を一定温度に保つように管理する場合に適用される。この場合、第1〜第3空気調和装置12〜14としては、インバータを備えない単純なオン、オフ制御を行うものが使用されている。
そして、図1に示すように、この実施形態の室内温度制御方法では、第1〜第3空気調和装置12〜14の設定温度T1〜T3が異なった値に設定される。すなわち、室内11を例えば23.5℃の制御温度に保ちたい場合には、第2空気調和装置13の設定温度T2が室内制御温度の23.5℃に設定される。これに対して、第1空気調和装置12の設定温度T1が第2空気調和装置13の設定温度T2よりも高い24℃に設定されるとともに、第3空気調和装置14の設定温度T3が第2空気調和装置13の設定温度T2よりも低い23℃に設定される。そして、室外温度が室内制御温度の23.5℃よりも高い夏期等においては、各空気調和装置12〜14が冷房によって運転される。
この場合、各空気調和装置12〜14においては、単純なオン、オフ制御が行われるため、設定温度T1〜T3を中心として例えば±1℃の調節温度範囲R1〜R3でオン、オフ運転される。すなわち、第1空気調和装置12では、調節温度範囲R1の上限の25℃及び下限の23℃においてオン、オフ動作される。第2空気調和装置13では、調節温度範囲R2の上限の24.5℃及び下限の22.5℃においてオン、オフ動作される。第3空気調和装置14では、調節温度範囲R3の上限の24℃及び下限の22℃においてオン、オフ動作される。
そして、この実施形態の室内温度制御方法では、第1〜第3空気調和装置12〜14の調節温度範囲R1〜R3が異なったレベルになって、少なくとも2つの空気調和装置12〜14間でラップするように設定されている。この実施形態においては、第1〜第3の全ての空気調和装置12〜14の調節温度範囲R1〜R3が、室内制御温度23.5℃を含む23℃から24℃の温度範囲において互いにラップするように設定されている。
従って、この室内温度制御方法においては、以下のように動作される。
すなわち、各空気調和装置12〜14の停止状態で、室内11の温度が室内制御温度の23.5℃から上昇した場合には、設定温度T1〜T3の低い空気調和装置12〜14から順にオンされて、冷房運転が開始される。
つまり、室内11の温度が第3空気調和装置14の調節温度範囲R3の上限の24℃まで上昇したとき、その第3空気調和装置14がオンされて、冷房運転が開始される。次に、室内11の温度が第2空気調和装置13の調節温度範囲R2の上限の24.5℃まで上昇したとき、その第2空気調和装置13がオンされて、冷房運転が開始される。最後に、室内11の温度が第1空気調和装置12の調節温度範囲R1の上限の25℃まで上昇したとき、その第1空気調和装置12がオンされて、冷房運転が開始される。このように、室内11の温度が室内制御温度の23.5℃から0.5℃だけ上昇した時点で、最初の第3空気調和装置14の冷房運転が開始される。
これに対して、各空気調和装置12〜14の冷房運転状態において、室内11の温度が室内制御温度の23.5℃から下降した場合には、設定温度T1〜T3の高い空気調和装置12〜14から順にオフされて、冷房運転が停止される。
つまり、室内11の温度が第1空気調和装置12の調節温度範囲R1の下限の23℃まで下降したとき、その第1空気調和装置12がオフされて、冷房運転が停止される。次に、室内11の温度が第2空気調和装置13の調節温度範囲R2の下限の22.5℃まで下降したとき、その第2空気調和装置13がオフされて、冷房運転が停止される。最後に、室内11の温度が第3空気調和装置14の調節温度範囲R3の下限の22℃まで下降したとき、その第3空気調和装置14がオフされて、冷房運転が停止される。このように、室内11の温度が室内制御温度の23.5℃から0.5℃だけ下降した時点で、最初の第1空気調和装置12の冷房運転が停止される。よって、室内11の温度変動幅W1が各空気調和装置12〜14の調節温度範囲R1〜R3よりも小さい±0.5℃の範囲に抑えられる。
なお、室外温度が室内制御温度よりも高い冬期等において、各空気調和装置12〜14を暖房によって運転する場合には、各空気調和装置12〜14が前記冷房運転時と逆に、室内温度の下降に際して順にオンされるとともに、上昇に際して順にオフされる。これにより、冷房運転時と同様に、室内11の温度変動幅W1が小さく抑えられる。
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この実施形態では、複数の空気調和装置12〜14によって室内11の温度を制御する室内温度制御方法において、複数の空気調和装置12〜14の設定温度T1〜T3を異ならせている。
このため、複数の空気調和装置12〜14がインバータが存在しない単純なんオン、オフ制御を行う場合でも、各空気調和装置12〜14が異なった設置温度T1〜T3を中心とする調節温度範囲R1〜R3でオン、オフ運転される。よって、例えば各空気調和装置12〜14の冷房運転の停止状態で、室内11の温度が上昇した場合には、設定温度T1〜T3の低い空気調和装置12〜14から順に冷房運転が開始される。これに対して、各空気調和装置12〜14の冷房運転状態で、室内11の温度が下降した場合には、設定温度T1〜T3の高い空気調和装置12〜14から順に冷房運転が停止される。その結果、室内11の温度変動幅W1を各空気調和装置12〜14の調節温度範囲R1〜R3よりも小さく抑えることができる。このため、工場の室内の温度の変動を少なくできて、その室内におけるワークの加工を高精度に行うことができる。
また、各空気調和装置12〜14間の連繋を図る必要がないため、システムの構成を簡素化できる。
(2) この実施形態では、冷房によって室内温度を制御するようになっている。このため、例えば機械加工を行う工場等の室内11の温度制御を行った場合には、機械加工等にともなう室内の温度上昇を抑えて、室内11を変動幅の少ない所定温度に保つことができ、加工精度を向上させることができる。
(3) この実施形態では、複数の空気調和装置において、設定温度T1〜T3を中心とする調節温度範囲R1〜R3を異ならせてラップさせている。このため、各空気調和装置12〜14の調節温度範囲R1〜R3のラップにより、室内11の温度変動幅W1をより小さく抑えることができる。
(4) この実施形態では、全ての空気調和装置12〜14の調節温度範囲R1〜R3を互いにラップさせている。このため、室内11の温度変動幅をより一層小さくすることができる。
(5) この実施形態では、空気調和装置12〜14を3台以上用いている。このため、3台以上の空気調和装置12〜14を効率的に運転制御して、室内11を変動幅の少ない所定温度に保つことができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 空気調和装置12〜14の使用台数を、室内11の広さに応じて任意に変更すること。例えば、空気調和装置を2台または4台以上にすること。

・ 空気調和装置をインバータが備えられたタイプのものに変更すること。このようにすれば、さらに精密な温度制御が可能になる。
・ 空気調和装置の調節温度範囲を互いにラップさせることなく設定すること。
11…室内、12…第1空気調和装置、13…第2空気調和装置、14…第3空気調和装置、T1〜T3…設定温度、R1〜R3…調節温度範囲、W1…温度変動幅。

Claims (6)

  1. 複数の空気調和装置によって室内温度を制御する室内温度制御方法において、
    複数の空気調和装置の設定温度を異ならせる室内温度制御方法。
  2. 冷房によって室内温度を制御する請求項1に記載の室内温度制御方法。
  3. 前記複数の空気調和装置において、設定温度を中心とする調節温度範囲を上下に異ならせる請求項1または2に記載の室内温度制御方法。
  4. 前記調節温度範囲をラップさせる請求項3に記載の室内温度制御方法。
  5. 空気調和装置を3台以上用いる請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の室内温度制御方法。
  6. 全ての空気調和装置の調節温度範囲を互いにラップさせる請求項5に記載の室内温度制御方法。
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