JP2014192868A - 端末装置、消費電力抑制方法及び消費電力抑制プログラム - Google Patents

端末装置、消費電力抑制方法及び消費電力抑制プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信先が機能不全状態に陥っている間の端末装置の電力消耗を抑制する。
【解決手段】アプリプロセッサ12は、通信系アプリケーション20を実行することで通信先22に対して定期的な問い合わせを行う。検出部14は、通信先22が機能不全状態に陥ったこと及び通信先22が機能不全状態から脱したことを検出する。抑制部16は、検出部14により通信先22が機能不全状態に陥ったことが検出されてから通信先22が機能不全状態から脱したことが検出されるまでの間、少なくともアプリプロセッサ12による定期的な問い合わせを抑制する。
【選択図】図1

Description

開示の技術は、端末装置、消費電力抑制方法及び消費電力抑制プログラムに関する。
近年、端末装置の稼働時間の長時間化に関する様々な技術が提案されている。例えば、緊急地震速報により通知された地震波の到達予測時間が所定時間以上の場合、端末装置に接続される二次電池に対して緊急充電を開始する技術が知られている。また、子機が応答待ち時間後に親機への再同期を行い、同期後に親機からデータを取得する場合、応答待ちの時間帯に無線部及びベースバンド部への電力供給を停止する技術が知られている。また、端末装置がメールサーバに対して自装置宛ての新着メールの問い合わせを行い、メールサーバ内に自装置宛ての電子メールが格納されていることを認識した場合に、スリープモードから通常モードに復帰させる技術が知られている。更に、緊急地震速報を受信した場合に、安否確認のメッセージを表示し、メッセージを表示した後、ユーザによる操作入力がなかった場合に端末装置を強制的に省電力モードに移行する技術が知られている。
特開2012−165137号公報 特開2010−219886号公報 特開2011−254205号公報 特開2009−89091号公報
しかしながら、サーバ装置に対して定期的に新着メールの有無の問い合わせを行うアプリケーションが導入されている端末装置は、大震災等でサーバ装置が輻輳している場合であってもサーバ装置に対して定期的に問い合わせを行うため、無駄な消費電力が発生する。なお、新着メールの有無を定期的に問い合わせるアプリケーションに限らず、通信先に対して定期的な何らかの問い合わせを行うアプリケーションが端末装置に導入されていれば同様の問題が生じる。
開示の技術は、1つの側面として、通信先が機能不全状態に陥っている間の端末装置の電力消耗を抑制することが目的である。
開示の技術において、アプリケーションプロセッサは、通信系アプリケーションを実行することで通信先に対して定期的な問い合わせを行う。検出部は、前記通信先が機能不全状態に陥ったこと及び前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出する。抑制部は、前記検出部により前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことが検出されてから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことが検出されるまでの間、少なくとも前記アプリケーションプロセッサによる前記定期的な問い合わせを抑制する。
開示の技術は、1つの側面として、通信先が機能不全状態に陥っている間の端末装置の電力消耗を抑制することができる、という効果を有する。
第1実施形態に係るスマートフォンの要部機能の一例を示すブロック図である。 第1及び第2実施形態に係るスマートフォンのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係るアプリプロセッサの要部構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る無線通信プロセッサの要部構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る第1検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る第2検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るスマートフォンと通信先との間で送受信されるデータの構成の一例を示す概念図である。 第2実施形態に係るスマートフォンの要部機能の一例を示すブロック図である。 第2実施形態に係るアプリプロセッサの要部構成の一例を示すブロック図である。 第2実施形態に係る検出・抑制処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るスマートフォンの変形例を示す機能ブロック図である。
以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。なお、以下の説明では、端末装置の一例として、多機能型の携帯電話機、いわゆるスマートフォンを例に挙げて説明するが、開示の技術は、これに限定されるものではない。例えば、開示の技術は、通信先に対して定期的に問い合わせを行うタブレット端末、携帯電話機、ゲーム機、カーナビゲーション装置などの種々の端末装置に適用可能である。
[第1実施形態]
一例として図1に示すように、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、アプリケーションプロセッサ(以下、「アプリプロセッサ」という)12、無線通信プロセッサ13、検出部14、抑制部16及び電力供給部17を含む。
アプリプロセッサ12は、アプリケーション群18に含まれる複数のアプリケーションの各々を実行することで、各種情報の生成やスマートフォン10に含まれる各部(例えば無線通信プロセッサ13)との情報の授受などを行う。アプリケーション群18は、例えば、Webの閲覧用のアプリケーション、映像再生用のアプリケーション、音楽再生用のアプリケーション、ナビゲーション用のアプリケーション、スケジュール管理用のアプリケーションなどを含む。また、アプリケーション群18は、通信系アプリケーション20を含み、アプリプロセッサ12は、通信系アプリケーション20を実行することで通信先22に対して定期的な問い合わせを行う。
ここで、通信系アプリケーション20は、例えば、アプリプロセッサ12に対し、少なくとも通信先22への定期的な問い合わせを行わせる(例えばサーバ装置に対する新着メールの有無の定期的な問い合わせを行わせる)メールアプリケーションを含む。
無線通信プロセッサ13は、所定のアプリケーション(アプリケーション群18に含まれないアプリケーション)を実行することで、スマートフォン10に含まれる各部(例えばアプリプロセッサ12)と情報の授受を行う。また、後述の送受信回路40及びアンテナ42(図2参照)を介して通信先22と無線通信を行う。
検出部14は、第1検出部24及び第2検出部26を含む。第1検出部24は、通信先22が機能不全状態に陥ったことを検出する。第1検出部24は、アプリプロセッサ12に含まれており、ソフトウェア構成により実現される。第2検出部26は、通信先22が機能不全状態から脱したことを検出する。第2検出部26は、無線通信プロセッサ13に含まれており、ソフトウェア構成により実現される。
ここで、機能不全状態とは、例えばスマートフォン10との通信が行えない状態を指す。スマートフォン10との通信が行えない状態とは、例えば通信先22が故障している状態が例示できる。また、通信先22がサーバ装置であれば、ダウンしている状態(電源が入っていない状態や輻輳している状態)が例示できる。
電力供給部17は、アプリプロセッサ12へ電力を供給する。抑制部16は、検出部14により通信先22が機能不全状態に陥ったことが検出されてから通信先22が機能不全状態から脱したことが検出されるまでの間、アプリプロセッサ12に対する電力供給が停止されるように電力供給部17を制御する。
一例として図2に示すように、スマートフォン10は、インプット・アウトプット・インターフェース(I/O)28を備えている。I/O28は、アプリプロセッサ12、無線通信プロセッサ13、及び各種の入出力デバイスを電気的に接続している。I/O28は、アプリプロセッサ12と無線通信プロセッサ13との間の各種情報の送受信を司ると共に、アプリプロセッサ12及び無線通信プロセッサ13の各々と各種の入出力デバイスとの間の各種情報の送受信を司る。図2に示す例では、各種の入出力デバイスとして、受付部30、表示部32、送話部34、受話部36、電力制御部38及び外部インタフェース(I/F)40が例示されている。
無線通信プロセッサ13には、送受信回路40が接続されており、送受信回路40には、基地局44との間で無線信号を送受信可能なアンテナ42が接続されている。送受信回路40は、アンテナ42を介してスマートフォン10と基幹通信網の末端である基地局44との間で送受信される無線信号のD/A(デジタル/アナログ)変換、A/D(アナログ/デジタル)変換、周波数変換、信号増幅及びフィルタリングを行う。
基地局44は、パケット交換機46及び図1に示す通信先22の一例であるゲートウェイ(GW)サーバ装置48を介して、図1に示す通信先22の一例であるメールサーバ装置50に接続されている。パケット交換機46は、パケットを受信し、受信したパケットを一旦蓄積し、パケットに付与されている宛先情報により特定される宛先へパケットを送信する。GWサーバ装置48は、プロトコルが異なる複数のネットワークを相互に接続し、受信したパケットを転送先のネットワークのプロトコルに変換して転送する。メールサーバ装置50は、インターネットに接続されており、受信した電子メールを保管すると共に、端末装置(例えばスマートフォン10)の問い合わせ(電子メールの送信要求)に応じて、問い合わせ元宛ての電子メールを問い合わせ元へ送信する。
受付部30は、タッチパネルやタッチパネル外に設けられたキー(ハードキー)等を含み、スマートフォン12の利用者からの指示を受け付ける。表示部32は、ディスプレイ(例えばタッチパネルに重ねられた液晶ディスプレイ)を含み、ディスプレイに各種情報を表示する。
送話部34は、マイクロフォン(図示省略)及び信号処理回路(図示省略)を含む。この場合、例えばスマートフォン10の利用者が通話時に発した音声をマイクロフォンで検出し、マイクロフォンで検出された音声を信号処理回路で音声データに変換して無線通信プロセッサ13へ出力する。
受話部36は、D/A変換回路(図示省略)、増幅器(図示省略)及びスピーカ(図示省略)を含む。D/A変換回路は、例えば無線通信プロセッサ13から供給された音声データに対してD/A変換を行い、D/A変換後に増幅器で増幅された音声信号をスピーカ(図示省略)へ出力する。
スマートフォン10は、電力供給部52(図1に示す電力供給部17の一例)を備えており、電力供給部52には電力制御部38及び二次電池54が接続されている。電力供給部52は、スマートフォン10に含まれる全電子部品のうち、二次電池54からの電力供給を要する電子部品(以下、「電力要求先」という)へ電力を供給する。また、電力供給部52には、コネクタ(図示省略)を介してACアダプタ(図示省略)が接続されており、電力供給部52は、商用電源からACアダプタを介して供給された電力を二次電池54へ供給する。
電力制御部38は、アプリプロセッサ12や無線通信プロセッサ13の指示に従って電力要求先を選択し、選択した電力要求先へ電力が供給されるように電力供給部52を制御する。
アプリプロセッサ12は、一例として図3に示すCPU(Central Processing Unit)60、揮発性のメモリ62(例えばRAM(Random Access Memory))及び不揮発性の記憶部64(例えばフラッシュメモリ)を含む。CPU60、メモリ62及び記憶部64はバス66に接続されており、図1に示す第1検出部24は、例えばCPU60、メモリ62及び記憶部64によって実現される。
記憶部64には、第1検出プログラム68及び図1に示す通信系アプリケーション20の一例であるメールアプリケーション70が記憶されている。CPU60は、記憶部64から第1検出プログラム68を読み出してメモリ62に展開し、第1検出プログラム68が有するプロセスを実行する。
第1検出プログラム68は、第1検出プロセス68aを有する。CPU60は、第1検出プロセス68aを実行することで、図1に示す第1検出部24として動作する。
メールアプリケーション70は、電子メールの作成、電子メールの送信、メールサーバ装置50に対する新着メールの有無の定期的な問い合わせ、受信したメールの保存・管理などを実現するためにCPU60によって実行されるアプリケーションである。ここで、「定期的な問い合わせ」とは、例えばスマートフォン10が1分毎にメールサーバ装置50に対して新着メールの有無の問い合わせを行うことを意味する。このように、本第1実施形態では、メールサーバ装置50に対する新着メールの有無の問い合わせを「定期的な問い合わせ」として例示しているが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、スマートフォン10の内蔵メモリに格納されているデータを定期的にバックアップするためにバックアップ用のサーバ装置に対して定期的に問い合わせを行うことを上記の「定期的な問い合わせ」としてもよい。
なお、ここでは第1検出プログラム68を記憶部64から読み出す場合を例示したが、必ずしも最初から記憶部64に記憶させておく必要はない。例えば、アプリプロセッサ12に接続されて使用されるSSD(Solid State Drive)、DVDディスク、ICカード、光磁気ディスク、CD−ROMなどの任意の「可搬型の記憶媒体」に先ずは第1検出プログラム68を記憶させておいてもよい。そして、アプリプロセッサ12がこれらの可搬型の記憶媒体から第1検出プログラム68を取得して実行するようにしてもよい。また、通信回線を介してアプリプロセッサ12に接続される他のコンピュータ等の記憶部に第1検出プログラム68を記憶させておき、アプリプロセッサ12が他のコンピュータ等から第1検出プログラム68を取得して実行してもよい。
無線通信プロセッサ13は、一例として図4に示すCPU78、揮発性のメモリ80及び不揮発性の記憶部82を含む。CPU78、メモリ80及び記憶部82はバス84に接続されており、図1に示す第2検出部26は、例えばCPU78、メモリ80及び記憶部82によって実現される。
記憶部82には、第2検出プログラム84が記憶されている。CPU78は、記憶部82から第2検出プログラム84を読み出してメモリ80に展開し、第2検出プログラム84が有するプロセスを実行する。
第2検出プログラム84は、第2検出プロセス84aを有する。CPU78は、第2検出プロセス84aを実行することで、図1に示す第2検出部26として動作する。
なお、ここでは第2検出プログラム84を記憶部82から読み出す場合を例示したが、必ずしも最初から記憶部82に記憶させておく必要はない。例えば、無線通信プロセッサ13に接続されて使用されるSSD(Solid State Drive)、DVDディスク、ICカード、光磁気ディスク、CD−ROMなどの任意の「可搬型の記憶媒体」に先ずは第2検出プログラム84を記憶させておいてもよい。そして、無線通信プロセッサ13がこれらの可搬型の記憶媒体から第2検出プログラム84を取得して実行するようにしてもよい。また、通信回線を介して無線通信プロセッサ13に接続される他のコンピュータ等の記憶部に第2検出プログラム84を記憶させておき、無線通信プロセッサ13が他のコンピュータ等から第2検出プログラム84を取得して実行してもよい。
次に本第1実施形態の作用として、スマートフォン10によって行われる第1検出処理の流れの一例について、図5を参照して説明する。なお、第1検出処理は、記憶部64に記憶されている第1検出プログラム68がCPU60によって実行されることにより実現される。
図5に示す第1検出処理では、先ず、ステップ100において、第1検出部24により、基地局44から送信される緊急災害信号を無線通信プロセッサ13が受信したか否かが判定される。緊急災害信号とは、例えば基地局44を中心とした所定範囲(例えば半径300km)内に設置されている地震観測装置により所定規模以上の地震が観測された場合に地震観測装置によって基地局44経由でスマートフォン10に送信される信号を指す。なお、所定規模以上の地震とは、例えばマグニチュード6以上の規模の地震を指す。
ステップ100において、基地局44から送信される緊急災害信号を無線通信プロセッサ13が受信した場合は、判定が肯定されてステップ110へ移行する。ステップ100において、基地局44から送信される緊急災害信号を無線通信プロセッサ13が受信していない場合は、判定が否定されてステップ102へ移行する。
ステップ102では、メールアプリケーション70によるメールサーバ装置50に対する新着メールの有無の問い合わせ時期(以下、「新着メール問い合わせ時期」という)が到来したか否かが第1検出部24によって判定される。ステップ102において、新着メール問い合わせ時期が到来していない場合は、判定が否定されてステップ100へ移行する。ステップ102において、新着メール問い合わせ時期が到来した場合は、判定が肯定されてステップ104へ移行する。
ステップ104では、第1検出部24により、メールアプリケーション70が実行されることで、無線通信プロセッサ13、送受信回路40及びアンテナ42を介してメールサーバ装置50に対する新着メールの有無の問い合わせが行われる。メールサーバ装置50に対する新着メールの有無の問い合わせは、例えば、第1検出部24が、一例として図7に示す送信パケット86をメールサーバ装置50へ送信することで実現される。
図7に示す送信パケット86は、通常時にスマートフォン10によって基地局44及びパケット交換機46を介してGWサーバ装置48へ送信される。ここで、通常時とは、例えばGWサーバ装置48及びメールサーバ装置50が機能不全状態に陥っていない場合を指す。なお、これに対し、非常時とは、例えばGWサーバ装置48及びメールサーバ装置50の少なくとも一方が機能不全状態に陥っている場合を指す。
一例として図7に示すように、送信パケット86は、ヘッダ86a及びデータ本体86bを含む。ヘッダ86aは、GWサーバ装置48の宛先を示すIP−GW情報と、スマートフォン10に対して固有に付与されている識別情報の一例であるTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity)とを有する。データ本体86bは、送信先IP、送信元IP及び新着メール問い合わせ情報を有する。送信先IPとは、例えば、送信パケット86の送信先(新着メールの有無の問い合わせ先)のメールサーバ装置50のIPアドレスを指す。送信元IPとは、例えば、送信パケット86の送信元(新着メールの有無の問い合わせ元)であるスマートフォン10のIPアドレスを指す。新着メール問い合わせ情報とは、例えば、新着メールの有無の問い合わせに対する応答をスマートフォン10が要求していることを示す情報を指す。
GWサーバ装置48は、スマートフォン10から送信された送信パケット86を受信し、受信した送信パケット86からデータ本体86bを抽出する。そして、抽出したデータ本体86bをメールサーバ装置50へ送信する。メールサーバ装置50は、GWサーバ装置48から送信されたデータ本体86bを受信する。そして、受信したデータ本体86bに含まれる新着メール問い合わせ情報に応じて、新着メールの有無の問い合わせに対する応答を、GWサーバ装置48、パケット交換機46及び基地局44を介して、スマートフォン10に対して行う。
そこで、次のステップ106では、第1検出部24により、メールサーバ装置50から新着メールの有無の問い合わせに対する応答があったか否かが判定される。ステップ106において、メールサーバ装置50から新着メールの有無の問い合わせに対する応答があった場合は、判定が肯定されてステップ100へ移行する。ステップ106において、メールサーバ装置50から新着メールの有無の問い合わせに対する応答がなかった場合は、判定が否定されてステップ108へ移行する。
ステップ108では、第1検出部24により、上記ステップ104の処理が行われてから所定時間(例えば30秒)が経過したか否かが判定される。ステップ108において、上記ステップ104の処理が行われてから所定時間が経過していない場合は、判定が否定されてステップ106へ移行する。ステップ108において、上記ステップ104の処理が行われてから所定時間が経過した場合は、判定が肯定されてステップ110へ移行する。
ステップ110では、第1検出部24により、機能不全通知信号が無線通信プロセッサ13及び電力制御部38へ送信され、その後、第1検出処理を終了する。機能不全通知信号とは、GWサーバ装置48及びメールサーバ装置50の少なくとも一方が機能不全状態に陥ったことを通知する信号を指す。電力制御部38は、ステップ110の処理によって送信された機能不全通知信号を受信すると、二次電池54からアプリプロセッサ12への電力の供給が停止されるように電力供給部52を制御する。これにより、アプリプロセッサ12は作動が停止される。
次に、スマートフォン10によって行われる第2検出処理の流れの一例について、図6を参照して説明する。なお、第2検出処理は、記憶部82に記憶されている第2検出プログラム84がCPU78によって実行されることにより実現される。
図6に示すステップ150では、第2検出部26により、上記ステップ110の処理によって無線通信プロセッサ13へ送信された機能不全通知信号を受信したか否かが判定される。ステップ150において、上記ステップ110の処理によって無線通信プロセッサ13へ送信された機能不全通知信号を受信した場合は、判定が肯定されてステップ152へ移行する。ステップ150において、上記ステップ110の処理によって無線通信プロセッサ13へ送信された機能不全通知信号を受信していない場合は、判定が否定されてステップ150の判定が再び行われる。
ステップ152では、第2検出部26により、送受信回路40及びアンテナ42を介してメールサーバ装置50へ一例として図7に示すICMP(Internet Control Message Protocol)パケット88が送信される。ICMPパケット88は、PING(ICMPプロトコルを使用したネットワーク診断プログラム)が実行されることで診断対象へ送信されるパケットである。
一例として図7に示すように、ICMPパケット88は、非常時にスマートフォン10からスマートフォン10によって基地局44及びパケット交換機46を介してGWサーバ装置48へ送信される。ICMPパケット88は、ヘッダ86aと同様に構成されたヘッダ88aと、データ本体88bとを含む。データ本体88bは、PINGが実行されたことを示すPING情報と、TMSIとを有する。GWサーバ装置48は、スマートフォン10から送信されたICMPパケット88を受信する。そして、GWサーバ装置48及びメールサーバ装置50がスマートフォン10と通信可能な状態の場合、応答パケット90を生成してスマートフォン10へ送信する。ここで、応答パケット90とは、ICMPパケット88におけるPING情報をPING−OK情報(GWサーバ装置48及びメールサーバ装置50がスマートフォン10と通信可能な状態であることを示す情報)に置き換えた信号を指す。
次のステップ154では、第2検出部26により、上記ステップ152の処理によってICMPパケット88が送信されたことに対するGWサーバ装置48からの応答があったか否か(応答パケット90を受信したか否か)が判定される。ステップ154において、上記ステップ152の処理によってICMPパケット88が送信されたことに対するGWサーバ装置48からの応答がない場合(応答パケット90を受信していない場合)は、判定が否定されてステップ156へ移行する。ステップ154において、上記ステップ152の処理によってICMPパケット88が送信されたことに対する応答がGWサーバ装置48からあった場合(応答パケット90を受信した場合)は、判定が肯定されてステップ158へ移行する。
ステップ156では、第2検出部26により、上記ステップ152の処理が行われてから所定時間(例えば1分)が経過したか否かが判定される。ステップ156において、上記ステップ152の処理が行われてから所定時間が経過していない場合は、判定が否定されてステップ154へ移行する。ステップ156において、上記ステップ152の処理が行われてから所定時間が経過した場合は、判定が肯定されてステップ152へ移行する。
ステップ158では、第2検出部26により、復旧通知信号が電力制御部38へ送信され、その後、第2検出処理を終了する。復旧通知信号とは、GWサーバ装置48及びメールサーバ装置50が機能不全状態から脱したことを通知する信号を指す。電力制御部38は、ステップ158の処理によって送信された復旧通知信号を受信すると、二次電池54からアプリプロセッサ12へ電力が供給されるように電力供給部52を制御する。これにより、アプリプロセッサ12の作動が再開される。
以上説明したように、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、検出部14により、通信先22が機能不全状態に陥っていることが検出される。また、検出部14により、通信先22が機能不全状態から脱したことが検出される。そして、抑制部16により、通信先22が機能不全状態に陥っている間、アプリプロセッサ12によって新着メールの有無の問い合わせを含む処理は行われない。これにより、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、通信先22が機能不全状態に陥っている間のスマートフォン10の電力消耗を抑制することができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、抑制部16により、通信先22が機能不全状態に陥っている間、アプリプロセッサ12への電力供給が停止される。これにより、アプリプロセッサ12の作動が停止される。従って、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、通信先22が機能不全状態に陥っている間のスマートフォン10の電力消耗をより一層抑制することができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、アプリプロセッサ12が有する第1検出部24により、通信先22が機能不全状態に陥ったことが検出される。また、無線通信プロセッサ13が有する第2検出部26により、通信先22が機能不全状態から脱したことが検出される。これにより、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、アプリプロセッサ12の作動が停止している状態であっても、通信先22が機能不全状態から脱したことを認識することができる。
また、本第1実施形態にスマートフォン10では、検出部14により、通常時にメールサーバ装置50に対して新着メールの有無が問い合わせられることで、メールサーバ装置50に対する応答の要求が行われる。これにより、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、簡易な構成で、通信先22が機能不全状態に陥ったか否かを認識することができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、検出部14により、通常時に通信先22から送信された緊急災害信号が受信されることで、通信先22が機能不全状態に陥ったことが検出される。これにより、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、通信先22が機能不全状態に陥ったことを認識することができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、検出部14により通信先22が機能不全状態に陥ったことが検出されてから、通信先22を検査対象としたPINGが定期的に実行される。そして、検出部14により、通信先22の応答が検出されることで、通信先22が機能不全状態から脱したことが検出される。これにより、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、通信先22が機能不全状態に陥った後、通信先22が機能不全状態から脱したことを簡易な構成で認識することができる。
なお、上記第1実施形態では、GWサーバ装置48及びメールサーバ装置50の少なくとも一方が機能不全状態に陥っていることが検出された場合に抑制部16によって消費電力の抑制を図る例を挙げて説明したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、基地局44やパケット交換機46が機能不全状態に陥っていることが検出された場合に抑制部16によって消費電力の抑制を図るようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、第1検出部24が通信先22に対して新着メールの有無の問い合わせを行うことにより、通信先22に対して応答を要求しているが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、第1検出部24が、図7に示すICMPパケット88に相当するパケットを通信先22へ送信する(PINGを実行する)ことにより、通信先22に対して応答を要求してもよい。スマートフォン10は、PINGを実行することで、例えば新着メールの有無を問い合わせるよりも低消費電力で通信先22の状態を確認することができる。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、アプリプロセッサ12への電力供給を停止する例を挙げて説明したが、本第2実施形態ではGWサーバ装置48に対する定期的な問い合わせを抑制することにより、スマートフォン10の電力消耗を抑制する場合について説明する。なお、本第2実施形態では、上記第1実施形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
一例として図8に示すように、本第2実施形態に係るスマートフォン200は、図1に示すスマートフォン10と比べ、アプリプロセッサ12に代えてアプリプロセッサ202を備えている点、及び電力供給部17が除かれている点が異なる。また、スマートフォン200は、図1に示すスマートフォン10と比べ、検出部14を除いた点が異なる。また、スマートフォン200は、スマートフォン10と比べ、無線通信プロセッサ13に代えて無線通信プロセッサ203を備えている点が異なる。
また、アプリプロセッサ202は、図1に示すアプリプロセッサ12と比べ、第1検出部24に代えて検出部204及び抑制部206を有する点が異なる。また、無線通信プロセッサ203は、図1に示す無線通信プロセッサ13と比べ、第2検出部26が除かれている点が異なる。
一例として図9に示すように、アプリプロセッサ202は、図3に示すアプリプロセッサ12と比べ、記憶部64に代えて記憶部214を有する点が異なる。記憶部214は、記憶部64と比べ、第1検出プログラム68に代えて検出・抑制プログラム216を記憶している点が異なる。
CPU60は、記憶部214から検出・抑制プログラム216を読み出してメモリ62に展開し、検出・抑制プログラム216が有するプロセスを順次実行する。
検出・抑制プログラム216は、検出プロセス216a及び抑制プロセス216bを有する。CPU60は、検出プロセス216aを実行することで、図8に示す検出部204として動作する。また、CPU60は、抑制プロセス216bを実行することで、図8に示す抑制部206として動作する。
次に本第2実施形態の作用として、スマートフォン200によって行われる検出・抑制処理の流れの一例について、図10を参照して説明する。なお、図10に示す検出・抑制処理は、記憶部214に記憶されている検出・抑制プログラム216がCPU60によって実行されることにより実現される。また、図10に示す検出・抑制処理は、図5に示す第1検出処理と比べ、ステップ110に代えてステップ250,252,254,256を有する点が異なる。以下では、図5に示す第1検出処理と同一のステップについては同一のステップ番号を付し、説明を省略する。
図10に示す検出・抑制処理のステップ250では、検出部204により、ICMPパケット88をGWサーバ装置48へ送信する指示(送信指示)が無線通信プロセッサ203に対して行われる。無線通信プロセッサ203は、ステップ250の処理で行われた送信指示に応じて一例として図7に示すICMPパケット88をGWサーバ装置48へ送信する。
次のステップ252では、抑制部206により、ICMPパケット88の送信に対するGWサーバ装置48からの応答があったか否か(応答パケット90を受信したか否か)が判定される。ステップ252において、ICMPパケット88の送信に対する応答がGWサーバ装置48からあった場合(応答パケット90を受信した場合)は、判定が肯定されて検出・抑制処理を終了する。ステップ252において、ICMPパケット88の送信に対するGWサーバ装置48からの応答がない場合(応答パケット90を受信していない場合)は、判定が否定されてステップ254へ移行する。
ステップ254では、抑制部206により、新着メール問い合わせ時期が到来したか否かが判定される。ステップ254において、新着メール問い合わせ時期が到来していない場合は、判定が否定されてステップ252へ移行する。ステップ254において、新着メール問い合わせ時期が到来した場合は、判定が肯定されてステップ256へ移行する。
ステップ256では、抑制部206により、新着メール問い合わせ時期が到来したことが無視され、その後、ステップ250へ移行する。ここで、「無視」とは、新着メール問い合わせ時期が到来してもアプリプロセッサ202が新着メールの有無の問い合わせ(図5に示すステップ104の処理と同様の処理)を行わないことを意味する。アプリプロセッサ202が新着メールの有無の問い合わせを行わないとは、アプリプロセッサ202が、通信系アプリケーション20に含まれる処理のうち、新着メールの有無の問い合わせを実現するために行われる処理を実行しないことを意味する。
以上説明したように、本第2実施形態に係るスマートフォン200では、非常時に新着メール問い合わせ時期が到来してもアプリプロセッサ202に対して新着メールの有無の問い合わせを行わせない。これにより、非常時にアプリプロセッサ202で消費される電力が抑制されるので、スマートフォン200の非常時における電力消耗を抑制することができる。
なお、上記第2実施形態では、非常時にアプリプロセッサ202に対して新着メールの有無の問い合わせを行わせないことにより非常時の電力消耗の抑制を図る例を挙げて説明したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、非常時に、新着メールの有無の問い合わせのインターバルを通常時よりも長くすることで、非常時の電力消耗の抑制を図るようにしてもよい。
また、上記第2実施形態では、新着メールの問い合わせに起因して発生する消費電力を通常時よりも抑制する場合を例示したが、これに限らず、通信先22に対する定期的な問い合わせに起因して発生する消費電力が被抑制対象とされていればよい。
また、上記第2実施形態では、アプリプロセッサ302が検出部204及び抑制部206を有する例を挙げて説明したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、アプリプロセッサ202から検出部204を除き、他のデバイスに対して検出部204に相当する処理を行わせるようにしてもよい。この場合の一例が図11に示されている。
図11に示すスマートフォン300は、図8に示すスマートフォン200と比べ、アプリプロセッサ202に代えてアプリプロセッサ302を備えている点、及び検出部304を備えている点が異なる。アプリプロセッサ302は、アプリプロセッサ202と比べ、検出部204が除かれている点が異なる。検出部304は、例えばアプリプロセッサ302及び無線通信プロセッサ203とは異なる他のプロセッサが、例えば図10に示す検出・抑制処理に含まれる処理のうち、ステップ100からステップ108の各処理を実行することにより実現される。
なお、図11に示す例では、検出部304がアプリプロセッサ302及び無線通信プロセッサ203とは異なる他のプロセッサによって実現されるが、これに限らず、無線通信プロセッサ203が検出部304に相当する検出部を有していてもよい。この場合も、無線通信プロセッサ203に対して、図10に示す検出・抑制処理に含まれる処理のうち、ステップ100からステップ108の各処理を実行させればよい。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
通信系アプリケーションを実行することで通信先に対して定期的な問い合わせを行うアプリケーションプロセッサと、前記通信先が機能不全状態に陥ったこと及び前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出する検出部と、前記検出部により前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことが検出されてから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことが検出されるまでの間、少なくとも前記アプリケーションプロセッサによる前記定期的な問い合わせを抑制する抑制部と、を含む端末装置。
(付記2)
前記アプリケーションプロセッサへ電力を供給する電力供給部を更に含み、前記抑制部は、前記検出部により前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことが検出されてから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことが検出されるまでの間、前記アプリケーションプロセッサに対する電力供給が停止されるように前記電力供給部を制御する付記1に記載の端末装置。
(付記3)
前記検出部は、前記アプリケーションプロセッサを利用して前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出し、前記アプリケーションプロセッサとは異なる他のプロセッサを利用して前記機能不全状態から脱したことを検出する付記2に記載の端末装置。
(付記4)
前記他のプロセッサは、無線通信プロセッサである付記3に記載の端末装置。
(付記5)
前記抑制部は、前記検出部により前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことが検出されてから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことが検出されるまでの間、前記アプリケーションプロセッサに対して前記定期的な問い合わせを行わせない付記1に記載の端末装置。
(付記6)
前記抑制部は、前記検出部により前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことが検出されてから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことが検出されるまでの間、前記定期的な通信のインターバルを通常時よりも長くする付記1に記載の端末装置。
(付記7)
前記通信先は、新着メールの有無の問い合わせに対して応答するサーバ装置であり、前記検出部は、通常時に前記サーバ装置に対して新着メールの有無を問い合わせてから所定時間内に前記サーバ装置から応答がないことを認識することにより、前記サーバ装置が機能不全状態に陥ったことを検出する付記1から付記6の何れか1つに記載の端末装置。
(付記8)
前記検出部は、通常時に前記通信先から送信された緊急災害信号を受信することで、前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出する付記1から付記7の何れか1つに記載の端末装置。
(付記9)
前記検出部は、前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出してから、前記通信先に対して応答を定期的に要求し、要求に応じた前記通信先の応答を検出することにより、前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出する付記1から付記8の何れか1つに記載の端末装置。
(付記10)
前記検出部は、前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出してから、前記通信先を検査対象としたPINGを実行することにより前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出する付記9に記載の端末装置。
(付記11)
アプリケーションプロセッサにより、通信系アプリケーションを実行することで通信先に対して定期的な問い合わせを行い、前記通信先が機能不全状態に陥ったこと及び前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出し、前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出してから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出するまでの間、少なくとも前記アプリケーションプロセッサによる前記定期的な問い合わせを抑制することを含む消費電力抑制方法。
(付記12)
前記アプリケーションプロセッサへ電力を供給し、前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出してから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出するまでの間、前記アプリケーションプロセッサに対する電力供給が停止されるように制御することを含む付記11に記載の消費電力抑制方法。
(付記13)
前記アプリケーションプロセッサを利用して前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出し、前記アプリケーションプロセッサとは異なる他のプロセッサを利用して前記機能不全状態から脱したことを検出することを含む付記12に記載の消費電力抑制方法。
(付記14)
前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出してから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出するまでの間、前記アプリケーションプロセッサに対して前記定期的な問い合わせを行わせないことを含む付記11に記載の消費電力抑制方法。
(付記15)
前記通信先は、新着メールの有無の問い合わせに対して応答するサーバ装置であり、通常時に前記サーバ装置に対して新着メールの有無を問い合わせ、問い合わせてから所定時間内に前記サーバ装置から応答がないことを認識することにより、前記サーバ装置が機能不全状態に陥ったことを検出することを含む付記11から付記14の何れか1つに記載の消費電力抑制方法。
(付記16)
通常時に前記通信先から送信された緊急災害信号を受信することで、前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出する付記11から付記15の何れか1つに記載の消費電力抑制方法。
(付記17)
前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出してから、前記通信先に対して応答を定期的に要求し、要求に応じた前記通信先の応答を検出することにより、前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出することを含む付記11から付記16の何れか1つに記載の消費電力抑制方法。
(付記18)
コンピュータに、アプリケーションプロセッサにより、通信系アプリケーションを実行することで通信先に対して定期的な問い合わせを行い、前記通信先が機能不全状態に陥ったこと及び前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出し、前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出してから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出するまでの間、少なくとも前記アプリケーションプロセッサによる前記定期的な問い合わせを抑制することを含む処理を実行させるための消費電力抑制プログラム。
10,200,300 スマートフォン
12,202,302 アプリケーションプロセッサ
13,203 無線通信プロセッサ
14,204,304 検出部
16,206 抑制部
17 電力供給部
20 通信系アプリケーション
22 通信先

Claims (9)

  1. 通信系アプリケーションを実行することで通信先に対して定期的な問い合わせを行うアプリケーションプロセッサと、
    前記通信先が機能不全状態に陥ったこと及び前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出する検出部と、
    前記検出部により前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことが検出されてから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことが検出されるまでの間、少なくとも前記アプリケーションプロセッサによる前記定期的な問い合わせを抑制する抑制部と、
    を含む端末装置。
  2. 前記アプリケーションプロセッサへ電力を供給する電力供給部を更に含み、
    前記抑制部は、前記検出部により前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことが検出されてから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことが検出されるまでの間、前記アプリケーションプロセッサに対する電力供給が停止されるように前記電力供給部を制御する請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記検出部は、前記アプリケーションプロセッサを利用して前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出し、前記アプリケーションプロセッサとは異なる他のプロセッサを利用して前記機能不全状態から脱したことを検出する請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記抑制部は、前記検出部により前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことが検出されてから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことが検出されるまでの間、前記アプリケーションプロセッサに対して前記定期的な問い合わせを行わせない請求項1に記載の端末装置。
  5. 前記通信先は、新着メールの有無の問い合わせに対して応答するサーバ装置であり、
    前記検出部は、通常時に前記サーバ装置に対して新着メールの有無を問い合わせてから所定時間内に前記サーバ装置から応答がないことを認識することにより、前記サーバ装置が機能不全状態に陥ったことを検出する請求項1から請求項4の何れか1項に記載の端末装置。
  6. 前記検出部は、通常時に前記通信先から送信された緊急災害信号を受信することで、前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出する請求項1から請求項5の何れか1項に記載の端末装置。
  7. 前記検出部は、前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出してから、前記通信先に対して応答を定期的に要求し、要求に応じた前記通信先の応答を検出することにより、前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出する請求項1から請求項6の何れか1項に記載の端末装置。
  8. アプリケーションプロセッサにより、通信系アプリケーションを実行することで通信先に対して定期的な問い合わせを行い、
    前記通信先が機能不全状態に陥ったこと及び前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出し、
    前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出してから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出するまでの間、少なくとも前記アプリケーションプロセッサによる前記定期的な問い合わせを抑制する
    ことを含む消費電力抑制方法。
  9. コンピュータに、
    アプリケーションプロセッサにより、通信系アプリケーションを実行することで通信先に対して定期的な問い合わせを行い、
    前記通信先が機能不全状態に陥ったこと及び前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出し、
    前記通信先が前記機能不全状態に陥ったことを検出してから前記通信先が前記機能不全状態から脱したことを検出するまでの間、少なくとも前記アプリケーションプロセッサによる前記定期的な問い合わせを抑制する
    ことを含む処理を実行させるための消費電力抑制プログラム。
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