JP2014192841A - 画像処理装置、配信システム、設定値反映方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数台の画像処理装置の設定のうち、設定項目に応じた最適な設定を一台の画像処理装置に反映することを可能とする仕組みを提供する。
【解決手段】画像処理装置102が備える送受信部421が、配信装置101から、複数の画像処理装置の設定値を取得する。画像処理装置102が備える設定値選択部423が、取得された複数の設定値から、設定項目に応じて設定値を選択する。そして、設定値反映部425が、選択された設定値を画像処理装置102に反映する。
【選択図】図1
【解決手段】画像処理装置102が備える送受信部421が、配信装置101から、複数の画像処理装置の設定値を取得する。画像処理装置102が備える設定値選択部423が、取得された複数の設定値から、設定項目に応じて設定値を選択する。そして、設定値反映部425が、選択された設定値を画像処理装置102に反映する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数台の画像処理装置の設定を一台の画像処理装置に反映する仕組みに関する。
近年の画像処理装置は、多機能化が進むことで設定項目が増加し、さらに機能の複雑化により、ユーザに特殊な知識が必要とされる傾向にある。したがって、設定を行うためのユーザインタフェースを階層構造で表示したり、別の画面に表示したりする画像処理装置が提案されている。そして、この画像処理装置のユーザは、複数の画面で複雑な設定を行う必要がある。
特に、最初に機器を設置する場合(初期設置時)やリプレイス時に、サービスマンやユーザが初期設定として画像処理装置に対して一度に設定する設定項目は、ネットワーク系、アドレス系、ユーザ情報系など多岐に渡る。また、この設定項目は、それぞれの設定画面で行わなければならないので、ユーザの負荷が大きい。
特許文献1は、リファレンス機から抽出した設定情報を、所望の機器に対してインポートすることによって設定値を反映する情報処理装置を開示している。
画像処理装置に対する設定をする際のユーザの負荷を軽減する必要がある。しかし、特許文献1が開示する技術は、設定情報のインポート元の画像処理装置が1台のみである場合を想定しており、複数台の画像処理装置の設定を1台の画像処理装置にインポートすることは想定していない。従って、特許文献1が開示する技術では、複数台の画像処理装置から一台の画像処理装置にリプレイスする場合、複数台の画像処理装置の設定をリプレイス後の画像処理装置に引き継がせることが困難である。
また、現状のシステムにおいて、複数台の画像処理装置の設定を一台の画像処理装置に引き継ぐ場合、インポートを複数回実施する必要があり、作業効率が良くない。さらに、複数台の画像処理装置の設定をインポートする際に、インポートデータに同じ項目設定が存在する場合、同じ項目の設定は後からインポートした設定に上書きされてしまう。したがって、ユーザが、複数回インポートを実施した場合、設定項目に応じて最適な設定値を画像処理装置に反映することができない。
本発明は、上記の課題の少なくとも一つを解決するためになされたものである。本発明は、複数台の画像処理装置の設定のうち、設定項目に応じた最適な設定を一台の画像処理装置に反映することを可能とする仕組みの提供を目的とする。
本発明の一実施形態の画像処理装置は、複数の画像処理装置の設定値を取得する取得手段と、前記取得された複数の設定値から、設定項目に応じて設定値を選択する選択手段と、前記選択された設定値を画像処理装置に反映する反映手段とを備える。
本発明によれば、複数台の画像処理装置の設定のうち、設定項目に応じた最適な設定を一台の画像処理装置に反映することが可能となる。
以下に、本実施形態について図面を用いて説明する。まず、用語の定義を行う。
「エクスポート」とは、画像処理装置が外部に設定値を出力することを示す。例えば任意の画像処理装置から設定値をエクスポートし、エクスポートした設定値(後述「エクスポートデータ」)を他の画像処理装置にインポートすることで、他の画像処理装置の設定を簡易に行うことが可能となる。
「エクスポート」とは、画像処理装置が外部に設定値を出力することを示す。例えば任意の画像処理装置から設定値をエクスポートし、エクスポートした設定値(後述「エクスポートデータ」)を他の画像処理装置にインポートすることで、他の画像処理装置の設定を簡易に行うことが可能となる。
「エクスポートデータ」とは、画像処理装置からエクスポートした設定値のことを示す。具体的には、エクスポートデータは、アドレス帳や管理者の設定やネットワーク設定等を含む。
「インポート」とは、画像処理装置が外部から設定値を取得して反映することを示す。「インポートデータ」とは、画像処理装置がインポートのために受信した設定値を示す。任意の画像処理装置からエクスポートしたエクスポートデータと、このエクスポートデータを使用してインポートを実施したインポートデータとは同一である。
「主デバイス」とは、画像処理装置が取得した複数のインポートデータのうち、主としてインポートするインポートデータを保持していた画像処理装置を示す。「サブデバイス」とは、画像処理装置が取得した複数のインポートデータのうち、主デバイスのインポートデータ以外のインポートデータを保持していた画像処理装置を示す。
「固有ID」とは、各設定値の実態に対して割り振られた固有の識別子を示す。割り振られた固有の識別子は重複することはない。また、固有IDを保持する設定における処理は設定の実態ではなく、固有IDを用いる。具体的には、固有IDは、アドレス帳や転送設定に固有IDを含む。
「リプレイス」とは、利用中の画像処理装置を新たな画像処理装置に置き換えることを示す。リプレイスが発生する場合には、ユーザ環境に設置されている利用中の画像処理装置が老朽化し、新しい画像処理装置に置き換える場合や、ユーザ環境に設置されている複数の画像処理装置を一台の高性能な画像処理装置に置き換える場合等がある。
「リファレンス機」とは、画像処理装置の設定を行うためのインポートデータを作成する元となる画像処理装置を示す。初期設置時に画像処理装置に設定をインポートするインポートデータを作成するためには、ある一台の画像処理装置の設定を行い、設定した画像処理装置から設定値をエクスポートする必要がある。リファレンス機とは、上記設定を行う一台の画像処理装置のことを示す。
「先行機」とは、ある画像処理装置と同一のシリーズであり、かつ前記画像処理装置以前に発売された画像処理装置を示す。「後継機」とは、ある画像処理装置と同一のシリーズであり、かつ、この画像処理装置以降に発売された画像処理装置のことを示す。以上が用語の説明となる。ここで説明した以外にも適宜用語の説明を行う。
(実施例1)
図1は、本実施形態の配信システムの構成例を示す図である。図1に示す配信システム制御部509は、ネットワーク105を介して接続された配信装置101と画像処理装置102乃至104を備える。
図1は、本実施形態の配信システムの構成例を示す図である。図1に示す配信システム制御部509は、ネットワーク105を介して接続された配信装置101と画像処理装置102乃至104を備える。
配信装置101は、配信装置101に入力された「インポート」の指示に従って指定された設定値の、画像処理装置102、103、104に対するインポート処理を実行する。また、配信装置101は、入力された「エクスポート」の指示に従って、画像処理装置102、103、104における設定値のエクスポート処理を実行する。
各々の画像処理装置は、配信装置101からのインポート指示にしたがって、配信装置101から配信された設定値を反映する。また、画像処理装置は、自装置に設定されている設定値を配信装置101にエクスポートする。なお、画像処理装置102乃至104は、同一の構成を有する。
ネットワーク105は、例えば、LAN(Local Area Network)105、インターネット等である。配信装置101と画像処理装置とは、ネットワーク105を介して通信可能である。
図2は、配信装置と画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。図2(A)は、配信装置101のハードウェア構成例を示す。配信装置101が備える制御部200は、配信装置101を統括的に制御する。制御部200は、CPU201乃至内部バス209を備える。
CPU201は、ROM202に記憶されたコンピュータプログラム(制御プログラム)を読み出して各種制御処理を実行する。CPUは、Central processing Unitの略称である。また、ROMは、Read Only Memoryの略称である。
RAM203は、CPU201の主メモリ、及びワークエリア等の一時領域として用いられる。RAMは、Random Access Memoryの略称である。HDD204は、画像データ、各種プログラム、または各種情報テーブルを記憶する。HDDは、Hard Disk Driveの略称である。
入力装置205は、キーボードやマウスなどユーザの選択指示を受け付け、内部バス209を介してプログラムに伝達する装置である。表示部206は、情報を表示する装置である。外部機器I/F(Interface)207は、外部記憶機器等を接続する。
ネットワークI/F208は、制御部200をLAN104に接続して、LAN104上の画像処理装置102、103との間で各種情報を送受信する。
内部バス209は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、入力装置205、表示部206、外部機器I/F207、ネットワークI/F208間を接続する通信バスである。
配信装置101の電源が投入されると、CPU201はROM202のブートプログラムに従って装置を初期化し、HDD204等にあるOS(Operating System)のロードを行い、各種アプリケーション等を動作させる。
図2(B)は、画像処理装置102のハードウェア構成例を示す。制御部300は、画像処理装置102を統括的に制御する。制御部300は、CPU301乃至システムバス313を備える。
CPU301は、ROM302に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。ROM302には装置のブートプログラム等が格納されている。RAM303は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するためのメモリでもある。RAM303は、記憶した内容を電源OFF後も保持しておくSRAM、電源OFF後には記憶した内容が消去されてしまうDRAM等を有する。
HDD304は、画像データ、各種プログラム、または各種情報テーブルを記憶する。操作部I/F305は、システムバス313と操作部312とを接続するインタフェースである。操作部I/F305は、操作部312に表示するための画像データをシステムバス313に出力するとともに、操作部312から入力された情報をシステムバス313へ出力する。操作部312には表示部(タッチパネル機能を有する液晶表示部など)やキーボードが備えられている。
ネットワークI/F306はLAN314及びシステムバス313に接続し、情報の入出力を行う。
ネットワークI/F306はLAN314及びシステムバス313に接続し、情報の入出力を行う。
スキャナI/F308は、スキャナ部309から受け取った画像データに対して、補正、加工、および編集を行う。なお、スキャナI/F308は、受け取った画像データがカラー原稿か白黒原稿か、文字原稿か写真原稿かなどを判定する。そして、その判定結果を画像データに付随させる。この付随させた判定結果の情報(付随情報)を属性データと称する。
プリンタI/F310は、画像処理チップ307から送信された画像データを受け取り、この画像データに付随させられている属性データを参照しながら、画像データに画像形成を施す。画像形成後の画像データは、プリンタI/F310を介して制御部300からプリンタ311に転送され、プリンタ311において記録媒体上に印刷される。
画像処理装置102に電源が投入されると、CPU301はROM302のブートプログラムに従って装置を初期化し、HDD304等にあるOSのロードを行い、各種アプリケーション等を動作させる。
図3は、本実施形態の配信システムの機能ブロック図の一例である。図3中に示す各処理部の機能は、配信装置101では、ROM202もしくはHDD204に保存され、CPU201にて実行される。また、各処理部の機能は、画像処理装置102では、ROM302またはHDD304に保存され、CPU301にて実行することにより実現される。
また、配信装置101は、RAM203もしくはHDD204に実行時に使用する各種情報を保存して、処理部間での各種情報のやりとりを行う。画像処理装置は、RAM303またはHDD304に実行時に使用する各種情報を保存して、処理部間での各種情報のやりとりを行う。また、配信装置101は、ネットワークI/F208、画像処理装置102は、ネットワークI/F306を用いて、外部装置と通信を行う。
次に、各装置の機能の説明を行う。配信装置101は、基本機能に加えて、送受信部411を備える。送受信部411は、画像処理装置102に対して任意の設定値を送信する。また、画像処理装置102、103、104から任意の設定値を受信する。本実施形態では、送受信部421が、複数の画像処理装置の設定値を画像処理装置102に送信する。
画像処理装置102は、基本機能に加えて、送受信部421乃至設定値保持部426を備える。なお、画像処理装置103が備える送受信部431乃至設定値保持部436は、送受信部421乃至設定値保持部426と同様である。また、画像処理装置104が備える送受信部441乃至設定値保持部446は、送受信部421乃至設定値保持部426と同様である。
送受信部421は、画像処理装置102に対する送受信全般を司る。送受信部421は、例えば、配信装置101から配信された設定値を受信する。送受信部421は、受信した設定値をRAM303に一時的に展開する。
設定値判断部422は、受信したインポートデータを解析する。設定値判断部422は、この解析によって、インポート処理を行っている設定値がセキュリティに関する設定値であるか否か、資源に関わる設定値であるか否か等、設定値の設定項目すなわち素性を判断する。
設定値選択部423は、複数のインポートデータから画像処理装置102に反映する設定値を選択する。設定値選択部423は、設定値判断部422によって判断された設定値の設定項目に応じて、複数のインポートデータから画像処理装置102に反映する設定値を選択する。
デバイス構成確認部424は、画像処理装置102の構成を確認する。デバイス構成確認部424は、例えば、画像処理装置102に接続されているフィニッシャや、有効となっているライセンス等を確認する。
設定値反映部425は、インポートデータを画像処理装置102に反映する。具体的には、設定値反映部425は、一時的にRAM303に展開されたインポートデータを実際に反映する。設定値保持部426は、インポートデータの設定値を一時的に保持する。設定値保持部426は、例えば、複数の設定値を展開したインポートデータを一時的に保持する。
図4は、配信装置が画像処理装置に配信する設定値を選択する処理を説明する図である。図4(A)は、画像処理装置102にインポートするエクスポートデータをファイルとして選択するための選択画面500を示す。図4(B)は、配信システム100によって管理された画像処理装置のうち、画像処理装置102への設定の引き継ぎ元となる画像処理装置を選択するための選択画面510である。ユーザが、選択画面510上で画像処理装置を選択すると、配信装置101が、選択された画像処理装置から設定値をエクスポートし、エクスポートデータを画像処理装置102に配信する。以下に、具体的な処理について説明する。
ユーザが、図4(A)に示す選択画面500内の選択欄501において、配信対象とするエクスポートデータを選択する。これにより、配信される設定値が選択される。ユーザが、「Next」ボタン502を押下すると、図4(B)に示す選択画面510に画面遷移する。ユーザが「Cancel」ボタン503を押下すると、設定値の選択がキャンセルされる。
図4(B)に示す選択画面310の選択欄511に、配信システム100が管理する画像処理装置の一覧が表示される。ユーザが、選択欄511に表示された画像処理装置のリスト501から、設定の引き継ぎ元となる画像処理装置を選択する。これにより、設定の引き継ぎ元となる画像処理装置が選択される。ユーザが、「Next」ボタン512を押下すると、図4(C)に示す選択画面520に画面遷移する。ユーザが、「Cancel」ボタン513を押下すると、画像処理装置の選択がキャンセルされる。
図4(C)は、主デバイスを選択するための選択画面520である。主デバイスは、画像処理装置102への配信対象として選択された設定値のエクスポート元である画像処理装置のうち、画像処理装置102に主として反映させる設定値のエクスポート元の画像処理装置である。
ユーザが、選択画面520上で主デバイスを選択する。これにより、主デバイスが選択される。ユーザが、「Import」ボタン523を押下すると、配信装置101が、図4(B)の選択画面510上で選択された画像処理装置からの図4(A)の選択画面500上で選択されたエクスポートデータを画像処理装置102に配信する。ユーザが「Cancel」ボタン522を押下すると、エクスポートデータの配信がキャンセルされる。
図5乃至図7は、画像処理装置が設定値をインポートする処理の例を説明するフローチャートである。
図5は、画像処理装置102が配信装置101から配信されたインポートデータをインポートする処理を示す。まず、送受信部421が、配信装置101からインポートデータを受信する(ステップS601)。これにより、画像処理装置102が、複数の画像処理装置の設定値を取得する。
図5は、画像処理装置102が配信装置101から配信されたインポートデータをインポートする処理を示す。まず、送受信部421が、配信装置101からインポートデータを受信する(ステップS601)。これにより、画像処理装置102が、複数の画像処理装置の設定値を取得する。
次に、送受信部421が、ユーザが選択した主デバイスの情報を受信する(ステップS602)。続いて、設定値選択部423が、インポートを実行する画像処理装置102が保持する設定項目に対して、インポートデータを順に確認し、画像処理装置102にインポートする設定値を選択する(ステップS603)。すなわち、設定値選択部423が、複数の設定値から、設定項目に応じて設定値を選択する。具体的には、設定値選択部423は、設定項目が、予め決められた複数の設定項目のうちのいずれかである場合に、当該設定項目に対応する設定値の選択条件に基づいて、設定値を選択する。ステップS603の処理については、図6を参照して詳述する。
次に、設定値反映部425がステップS603において選択したインポートデータを画像処理装置102に反映する(ステップS604)。続いて、設定値判断部422が、ステップS601において受信したインポートデータの中に未確認の設定項目があるかを判断する(ステップS605)。
未確認の設定項目が存在する場合は、処理がステップS603に戻り、受信したインポートデータの中からインポートする設定値を選択する処理と設定値を反映する処理が繰り返し実行される。未確認項目がなくなったら、インポート処理を終了する。
図5を参照して説明したフローチャートにしたがって動作することにより、画像処理装置102が、複数のインポートデータをインポートすることが可能となる。
なお、図4(B)に示す例では、ユーザは、複数の画像処理装置を選択する。この場合に、選択された画像処理装置から設定値をエクスポートする処理は、以下のように汎用的でよい。配信装置101の送受信部411が、選択された画像処理装置にエクスポート指示を出す。画像処理装置がエクスポート指示を受信し、各設定値を読み出してエクスポートデータを作成する。そして、画像処理装置が、配信装置101の送受信部411にエクスポートデータを送信する。
図6は、図5のステップS603における設定値の選択処理の例を説明するフローチャートである。以下の説明では、画像処理装置102は、受信したインポートデータの中に存在する任意の設定項目を対象として処理を実行する。
まず、設定値判断部422が、受信したインポートデータが、リプレイス時にのみ反映する設定値であるか否かを判断する(ステップS611)。リプレイス時にのみ反映する設定値としては、例えば「IPアドレス」や「設置場所名」の設定等が挙げられる。リプレイス時にのみ反映する設定値は、他の画像処理装置に反映不可能な設定であるが、現画像処理装置の替わりとなる画像処理装置であれば同一の設定とするべき設定値である。設定値判断部422は、リプレイス時にのみ反映する設定値であるか否かを、インポートデータもしくは画像処理装置内に保持された設定値に基づいて判断する。
例えば、配信装置101が、インポートデータ内のリプレイス時に反映する設定値の項目にフラグを立てておき、設定値判断部422が、このフラグが立っている項目の設定値を、リプレイス時にのみ反映する設定値であると判断する。また、画像処理装置102が保持する設定値においてリプレイス時に反映する設定値の項目にフラグを立てておく。そして、受信したインポートデータが当該フラグが立っている項目の設定値である場合に、設定値判断部422が、当該設定値を、リプレイス時にのみ反映する設定値であると判断する。
設定値判断部422が、インポートデータがリプレイス時にのみ反映する設定値であると判断した場合は、処理がステップS612に進む。そして、設定値選択部423が、ユーザによって入力された主デバイスの設定値を、インポートする設定値として選択する(ステップS612)。
設定値判断部422が、インポートデータがリプレイス時にのみ反映する設定値でないと判断した場合は、処理がステップS613に進む。そして、設定値判断部422が、受信したインポートデータがセキュリティの設定であるか否かを判断する(ステップS613)。セキュリティの設定は、例えば、画像処理装置の管理者画面に入るための「ID」や「パスワード」等である。
設定値判断部422が、インポートデータがセキュリティの設定値であると判断した場合は、処理がステップS612に進む。設定値判断部422が、インポートデータがセキュリティの設定値でないと判断した場合は、処理がステップS614に進む。
次に、設定値判断部422が、受信したインポートデータがデータ削除時間に関する設定値であるか否かを判断する(ステップS614)。
設定値判断部422が、インポートデータがデータ削除時間に関する設定値であると判断した場合は、処理がステップS615に進む。そして、設定値選択部423が、複数のインポートデータから、データ削除時間が最大である設定値を選択する。例えば、Box内の文書を1日で削除することを示す設定値と、2日で削除することを示す設定値とがインポートデータとして受信された場合を想定する。インポートデータから1日で削除する設定値を選択すると、2日で削除する設定で画像処理装置を使用していたユーザが、2日目に文書を確認すると、既に削除済みであり確認できないという問題が生じる。そのため、設定値選択部423は、最大値である2日で削除することを示す設定値を選択する。
設定値判断部422が、インポートデータがデータ削除時間に関する設定値でないと判断した場合は、処理がステップS616に進む。そして、設定値判断部422が、受信したインポートデータが複数登録可能な設定値であるか否かを判断する(ステップS616)。
設定値判断部422が、インポートデータが複数登録可能な設定値であると判断した場合は、処理がステップS617に進む。そして、設定値選択部423が、複合設定の選択処理を実行する(ステップS617)。複合設定の選択処理については、図7を参照して後述する。
設定値判断部422が、インポートデータが複数登録可能な設定値であると判断した場合は、処理がステップS618に進む。そして、設定値判断部422が、受信したインポートデータが資源に関する設定値であるか否かを判断する(ステップS618)。資源に関する設定とは、例えばタイマーやスリープの設定である。
設定値判断部422が、インポートデータが資源に関する設定値であると判断した場合は、処理がステップS619に進む。そして、設定値選択部423が、複数のインポートデータのうち、最も多く設定されている設定を選択する(ステップS619)。
設定値判断部422が、インポートデータが資源に関する設定値でないと判断した場合は、処理がステップS620に進む。そして、設定値判断部422が、受信したインポートデータがパーソナライズデータを持つデフォルトの設定値であるか否かを判断する(ステップS620)。パーソナライズデータは、ユーザ毎にカスタマイズされている、ユーザ個別の設定であって、ログインしているユーザに応じて用いられる。すなわちパーソナライズデータを持つデフォルトの設定値は、例えば、ユーザ毎に表示言語やTopメニューの変更ができる場合に、デフォルトユーザが画像処理装置を使用する際の表示言語やTopメニューに関する設定値である。
設定値判断部422が、インポートデータがパーソナライズデータを持つデフォルトの設定値であると判断した場合は、処理がステップS619に進む。設定値判断部422が、インポートデータがパーソナライズデータを持つデフォルトの設定値でないと判断した場合は、処理がステップS621に進む。
次に、設定値判断部422が、受信したインポートデータがフィニッシャやライセンス等必ずしも設定値が登録されていないオプションの設定値であるか否かを判断する(ステップS621)。設定値判断部422が、インポートデータがオプションに関する設定値であると判断した場合は、処理がステップS622に進む。そして、デバイス構成確認部424が、画像処理装置102に接続されているフィニッシャや、有効に適用されているオプション設定を確認する。そして、設定値選択部423が、デバイス構成確認部424によって確認された結果に応じた設定と同一の構成を持つ設定値を選択する。
設定値判断部422が、インポートデータがオプションに関する設定値でないと判断した場合は、処理がステップS623に進む。そして、設定値選択部423が、以下に説明するステップS623以降の処理によって、画像処理装置102の構成と近い構成を持つ画像処理装置の設定値を選択する。
ステップS623において、設定値判断部422が、インポートデータに、画像処理装置102と同一の機種の画像処理装置の設定値があるか否かを判断する。設定値判断部422が、インポートデータに画像処理装置102と同一の機種の画像処理装置の設定値があると判断した場合は、処理がステップS624に進む。そして、設定値選択部423が、当該同一機種の画像処理装置の設定値を選択する。
設定値判断部422が、インポートデータに画像処理装置102と同一の機種の画像処理装置の設定値がないと判断した場合は、処理がステップS625に進む。そして、設定値判断部422が、インポートデータに画像処理装置102の後継機または先行機の設定値があるかを判断する(ステップS625)。設定値判断部422は、例えば、インポートデータ内に含まれる、設定値のインポート元の画像処理装置に関する情報に基づいて、ステップS625の判断処理を実行する。
設定値判断部422が、インポートデータに画像処理装置102の後継機または先行機の設定値があると判断した場合は、処理がステップS626に進む。設定値判断部422が、インポートデータに画像処理装置102の後継機の設定値も、先行機の設定値もないと判断した場合は、処理がステップS630に進む。
ステップS626において、設定値判断部422が、インポートデータに後継機の設定値があるかを判断する。設定値判断部422が、インポートデータに後継機の設定値があると判断した場合、設定値選択部423が、当該後継機の設定値を選択する。設定値判断部422が、インポートデータに後継機の設定値がないと判断した場合、設定値選択部423が、先行機の設定値を選択する(ステップS628)。
次に、設定値判断部422が、選択した設定値が、先行機からの機能追加がある設定値であるかを判断する(ステップS629)。設定値判断部422が、選択した設定値が、先行機からの機能追加がある設定値でないと判断した場合は、ステップS628で選択した先行機の設定値を選択したままとする。設定値判断部422が、選択した設定値が、先行機からの機能追加がある設定値であると判断した場合は、処理がステップS630に進む。
次に、設定値選択部423が、カラー/白黒の設定、世代等が画像処理装置102と近い画像処理装置の設定値を選択する(ステップS630)。例えば、カラー/白黒の設定が画像処理装置102と同一である画像処理装置の設定値があれば、設定値選択部423は、当該同一の設定値を選択する。続いて、設定値判断部422が、インポートデータのインポート元の画像処理装置の世代を確認する。確認された世代が画像処理装置102の世代と同一である場合には、設定値選択部423が、当該同一の世代の画像処理装置102の設定値を選択する。確認された世代が画像処理装置102の世代と同一でない場合には、設定値選択部423は、画像処理装置102の後継機の設定値を選択する。後継の設定値がなければ、設定値選択部423は、画像処理装置102の先行機の設定値を選択する。
また、カラー/白黒の設定、世代等が画像処理装置102と近い画像処理装置の設定値がない場合、または、当該設定値が複数ある場合は、以下の処理が実行される。設定値選択部423は、フィニッシャやオプションの構成が画像処理装置102の構成と近い画像処理装置の設定値を選択する。さらに、上記複数の設定値においてフィニッシャやオプションの構成に差異がない場合、設定値選択部423は、更新時間の新しい設定値を選択する。
次に、設定値判断部422が、機能追加分の設定値が存在するか否かを判断する(ステップS631)。機能追加分の設定値が存在しない場合には、その設定項目の設定はどのインポートデータにも存在しない。したがって、処理を終了する。機能追加分の設定値が存在する場合には、設定値選択部423が、機能追加分の設定値を新しい機種の画像処理装置の設定値から選択し、インポートを実行する(ステップS632)。
本発明において、設定値の選択処理は、図6に示すものに限定されない。画像処理装置102が、少なくとも上記ステップS611、S613、S614、S616、S618、S620、S621のうちのいずれかの判断処理を実行するようにしてもよい。本フローチャートにしたがった処理を実行することによって、複数の設定値のうち、設定項目に応じて最適な設定値を画像処理装置102に反映させることが可能となる。
図7は、図6のステップS617における複合設定の選択処理の例を説明するフローチャートである。
ステップS641において、設定値選択部423が、複数の設定値のうち、同一の設定項目の設定値を足し合わせる。そして、設定値選択部423が、足し合わせた設定値をインポートデータとして反映する。
ステップS641において、設定値選択部423が、複数の設定値のうち、同一の設定項目の設定値を足し合わせる。そして、設定値選択部423が、足し合わせた設定値をインポートデータとして反映する。
本フローチャートにしたがって処理を実行することによって、複数の設定値を登録可能な設定項目については、上書きではなく、足し合わせた設定値を画像処理装置102に反映させることが可能となる。
以上説明した実施例1によれば、複数のインポートデータ内に同一項目の設定値が存在する場合であっても、最適な設定値を選択して、画像処理装置に反映することが可能となる。
(実施例2)
次に、実施例2について説明する。実施例1では、画像処理装置102は、複数の設定を登録可能な設定項目については、複数の設定値を足し合わせてインポートを実行する。しかし、同一項目の設定を複数登録可能な設定値について、複数の画像処理装置から設定を引き継ぐ場合には、一台の画像処理装置が保持することが可能な容量を超えてしまう場合がある。
次に、実施例2について説明する。実施例1では、画像処理装置102は、複数の設定を登録可能な設定項目については、複数の設定値を足し合わせてインポートを実行する。しかし、同一項目の設定を複数登録可能な設定値について、複数の画像処理装置から設定を引き継ぐ場合には、一台の画像処理装置が保持することが可能な容量を超えてしまう場合がある。
したがって、実施例2の画像処理装置は、複数登録可能な設定値について、複数の設定値を足し合わせたインポートデータが保存容量を超えた場合に、重複する設定値を削除する。
図8は、ユーザに設定値の削除を促す画面の一例を示す図である。画像処理装置102の設定値判断部422が、複数の設定値を足し合わせたインポートデータが保存容量を超えた場合に、画面700を表示する。
ユーザは、選択欄701に表示された、インポートデータに存在する設定値の一覧から削除するデータを選択し、「OK」ボタン703を押下する。これにより、選択された設定値が削除される。なお、実施例2の画像処理装置の基本的な動作処理は、図5を参照して説明した処理と同様である。
図9は、実施例2における複合設定の選択処理の例を説明するフローチャートである。この選択処理は、図6のステップS617の処理に対応する。
まず、設定値選択部423が、複数のインポートデータの同一項目の設定値を足し合わせる(ステップS801)。次に、設定値判断部422が、足し合わせた設定のデータ量が画像処理装置102内のインポートデータの記憶領域(第1の記憶領域)の容量を超えているか、すなわち、容量が不足するかを判断する(ステップS802)。
容量が不足しない場合は、処理を終了する。容量が不足する場合は、処理がステップS803に進む。続いて、設定値判断部422が、足し合わせた複合設定の中に重複する設定値が存在するか否かを判断する(ステップS803)。足し合わせた複合設定の中に重複する設定値が存在する場合は、処理がステップS804に進む。設定値判断部422が、重複する設定値を削除し(ステップS804)、処理がステップS802に戻る。設定値判断部422が、重複する設定値を削除した後の複合設定のデータ量に基づいて、容量が不足するかを再度判断する。
足し合わせた複合設定の中に重複する設定値が存在しない場合は、処理がステップS805に進む。そして、設定値判断部422が、複合設定がパーソナライズデータであるか否かを判断する(ステップS805)。
複合設定がパーソナライズデータでない場合は、処理がステップS806に進む。そして、設定値判断部422が、図8に示す画面700上に、複合設定の一覧を表示して、ユーザに削除を促す(ステップS806)。なお、送受信部421が、配信装置101へ複合設定の一覧情報を送信し、配信装置101が、この一覧情報を表示部206に表示するようにしてもよい。
ユーザは、表示された複合設定の一覧から、削除対象のデータを選択して、「OK」ボタン703を押下する。これにより、送受信部421が、ユーザが選択した削除対象のデータの情報を受信する(ステップS807)。そして、設定値選択部423が、削除対象のデータを削除して(ステップS808)、処理がステップS802に戻る。
複合設定がパーソナライズデータである場合は、処理がステップS809に進む。そして、設定値保持部426が、容量越えのインポートデータを保存できる他の記憶領域(第2の記憶領域)があるか否かを判断する(ステップS809)。容量越えのインポートデータを保存できる第2の記憶領域がある場合は、処理がステップS810に進む。そして、設定値保持部426が、第2の記憶領域にインポートデータを保存する(ステップS810)。容量越えのインポートデータを保存できる第2の記憶領域がない場合は、処理がステップS811に進む。そして、設定値選択部423が、エラーメッセージを表示して(ステップS811)、処理を終了する。
本フローチャートにしたがった処理を実行することによって、複合設定を足し合わせた際に画像処理装置102の容量不足になってしまった場合にも、インポート処理を継続し、最適な設定値を画像処理装置102に反映することが可能となる。
図10は、パーソナライズデータの複合設定が容量を越えた場合のユーザログイン時の動作処理を説明するフローチャートである。まず、ユーザ判断部427が、ログインユーザを検知する(ステップS901)。
次に、設定値保持部426が、検知されたログインユーザに対応するパーソナライズデータが、第2の記憶領域に存在しているか否かを判断する(ステップS902)。ログインユーザに対応するパーソナライズデータが、第2の記憶領域に存在していない場合は、処理がステップS908に進む。そして、画像処理装置102が、第1の記憶領域に保存されている設定値で動作する(ステップS908)。
ログインユーザに対応するパーソナライズデータが、第2の記憶領域に存在している場合は、処理がステップS903に進む。そして、設定値保持部426が、第1の記憶領域に保存された設定値と、第2の記憶領域に保存された設定値とを読み出す(ステップS903)。
次に、設定値保持部426が、読み出した設定値の一覧を含む画面700を表示し、ログインユーザに設定値の削除を促す(ステップS904)。ステップS905およびS906は、図8のステップS807およびS808と同様である。
ステップS907において、設定値保持部426が、ステップS906における削除後の設定値のデータ量に基づいて、容量が不足するかを判断する(ステップS907)。容量が不足しない場合は、処理がステップS908に進む。容量が不足する場合は、処理がステップS904に戻る。
本フローチャートにしたがった処理を実行することによって、パーソナライズデータの設定が第2の記憶領域に保存されていた場合であっても、設定を読み出すことが可能であり、ログインユーザに最適な設定を反映することが可能となる。
本実施例によれば、複合設定のデータ量が閾値を超えていた場合でも、最適な設定値を画像処理装置に反映することが可能となる。更に、パーソナライズデータの設定に関しては、ログインユーザが検知されたことを契機として、当該ログインユーザに応じた設定を読み出して、最適な設定値を画像処理装置に反映することが可能となる。
(実施例3)
実施例2では、画像処理装置102は、重複している設定値の削除やユーザが選択した設定値の削除を行い、インポートを実行する。しかし、設定値が固有IDで管理されている場合や、依存関係を持つ設定値が存在する場合には、固有IDや依存関係を考慮して設定値の削除を行う必要がある。
実施例2では、画像処理装置102は、重複している設定値の削除やユーザが選択した設定値の削除を行い、インポートを実行する。しかし、設定値が固有IDで管理されている場合や、依存関係を持つ設定値が存在する場合には、固有IDや依存関係を考慮して設定値の削除を行う必要がある。
したがって、実施例3では、設定値が固有IDで管理されている場合や依存関係を持つ設定値が存在する場合、画像処理装置は、固有IDの再設定を実行する。
図11(A)乃至図12(A)は、固有IDで管理されている設定の一例を示す図である。この例では、固有IDで管理されている設定値は、アドレス帳の設定であるものとする。すなわち、図11(A)は、サブデバイスのアドレス帳の設定値(第1の設定値)を示す。図11(B)は、主デバイスのアドレス帳の設定を示す。図12(A)は、図11(A)のアドレス帳の設定と図11(B)のアドレス帳の設定とを足し合わせた結果得られるアドレス帳の設定(複合設定)である。
各アドレス帳の設定は、インデックスと、実際のアドレスと、実際のアドレスに紐付く固有の識別情報(ID)であるUUIDといったデータ構成で管理されている。例えば、図11(A)で示されるように、「a@」というアドレスは、I1というUUIDで管理される。
図12(B)は、サブデバイスのアドレス帳の設定に紐付く固有IDと、複合設定において当該設定に紐付く固有IDと、アドレスとの対応情報が記憶されたテーブル(UUID対応表)である。UUIDが、サブデバイスのアドレス帳の設定に紐付く固有IDである。また、新UUIDが、複合設定におけるアドレス帳の設定に紐付く固有IDである。
図13は、固有IDで管理されている設定に依存関係を持つ設定の一例を示す図である。この例では、図13に示す設定は、固有IDで管理されたアドレス帳の設定に依存する転送設定であるものとする。
図13(A)は、サブデバイスの転送設定を示す。図13(B)は、主デバイスの転送設定を示す。図13(C)は、図13(A)の転送設定と図13(B)の転送設定とを足し合わせた結果得られる転送設定(複合設定)の設定値を示す。
各転送設定は、インデックスと、条件と、転送先といったデータ構成で管理されている。条件は、文書の受け取り元に関する条件を示す。転送先は、文書の転送先を示す。図13(A)に示す例では、「Bさんから」受け取った文書は、アドレス帳のI1というUUIDで管理されたアドレス(図12(A)中に示す「a@」というアドレス)に転送される。すなわち、転送設定の設定値は、アドレス帳のUUIDに依存した設定値(第2の設定値)である。
図14は、実施例3における複合設定の選択処理の例を説明するフローチャートである。この選択処理は、図6のステップS617の処理に対応する。なお、実施例3の画像処理装置の基本的な動作処理は、図5を参照して説明した処理と同様である。
まず、設定値選択部423が、設定の基盤となるインポートデータを選択する(ステップS1301)。この例では、主デバイスのインポートデータを図11(B)に示すアドレス帳の設定1010とする。また、サブデバイスのインポートデータを図11(A)に示すアドレス帳の設定1000とする。
次に、設定値選択部423が、選択した主デバイスのインポートデータ1010を登録データ一覧とする(ステップS1302)。すなわち、設定値選択部423が、主デバイスのアドレス帳の設定を、選択対象として複合設定に含める。具体的には、設定値選択部423が、図11(B)に示す設定のレコード1011乃至1013を、図12に示す複合設定1020のレコード1021乃至1023として登録する。以下では、複合設定1020を登録データ一覧1020とも記述する。
次に、設定値選択部423が、受信したインポートデータから未処理のインポートデータを一つ選択する。そして、設定値選択部423が、ステップS1304以降の処理を、受信したインポートデータの数分繰り返し実行したかを判断する(ステップS1303)。ステップS1304以降の処理を、受信したインポートデータの数分繰り返し実行していない場合は、処理がステップS1304に進む。ステップS1304以降の処理を、受信したインポートデータの数分繰り返し実行した場合は、処理がステップS1309に進む。
ステップS1304において、設定値判断部422が、ステップS1303で選択したインポートデータが保持する設定値の数分、ステップS1305以降の処理を繰り返したか否かを判断する(ステップS1304)。設定値の数分、ステップS1305以降の処理を繰り返した場合は、処理がステップS1303に戻る。設定値の数分ステップS1305以降の処理を繰り返していない場合は、処理がステップS1305に進む。
次に、設定値選択部423が、ステップS1303で選択したインポートデータの中から一つ設定値を選択する(ステップS1305)。この例では、設定値選択部423は、サブデバイスのインポートデータ1000のレコード1001に含まれるアドレス(例えば、「a@」)を選択する。
次に、設定値判断部422が、ステップS1305において選択した設定値が登録データ一覧に登録済みの設定値であるか否かを判断する(ステップS1306)。ステップS1305において選択した設定値が登録データ一覧に登録済みの設定値である場合は、処理がステップS1307に進む。ステップS1305において選択した設定値が登録データ一覧に登録済みの設定値でない場合は、処理がステップS1308に進む。
ステップS1307において、設定値判断部422が、登録データ一覧に登録済みの設定値が紐付く固有IDと、ステップS1305において選択した設定値が紐付く固有IDとの対応付けを行い、ステップS1304に戻る。例えば、図11(A)中のレコード1001に含まれる設定値「a@」は、登録データ一覧1020のレコード1021に登録済みである。したがって、設定値判断部422は、レコード1021において「a@」が紐付くUUID「I5」と、レコード1001において「a@」が紐付くUUID「I1」との対応付けを行う。設定値判断部422は、UUID「I5」と「I1」との対応情報を含むレコード1101を、管理データとしてUUID対応表1100に登録する。
ステップS1308において、設定値判断部422が、ステップS1305において選択した設定値を登録データ一覧に追加し、処理がステップS1304に戻る。例えば、図11(A)中のレコード1003に含まれる設定値「c@」は、登録データ一覧1020に未登録である。したがって、設定値判断部422は、登録データ一覧1020に、新たにUUID「I3」と紐付く設定値「c@」を有するレコード1024を追加する。
ステップS1303乃至S1308の処理の結果、例えば、図11(A)、(B)に示すアドレス帳の設定に基づいて、図12(A)に示す複合設定(登録データ一覧)1020と、図12(B)に示すUUID対応表1100が生成される。
図15に戻って、ステップS1309において、設定値判断部422が、固有IDで管理されている設定値に依存する設定値が存在するか否かを判断する(ステップS1309)。固有IDで管理されている設定値に依存する設定値が存在しない場合は、処理を終了する。固有IDで管理されている設定値に依存する設定値が存在する場合は、処理がステップS1310に進む。この例では、図13(A)、(B)に示す転送設定が、UUIDで管理されているアドレス帳設定に依存する設定値として確認されたものとする。
設定値選択部423が、固有IDで管理されている設定値に依存する設定値のうち、主デバイスの設定値を選択する(ステップS1310)。この例では、設定値選択部423は、図13(B)に示す転送設定1210のレコード1211、1212を選択する。
次に、設定値選択部423が、ステップS1310において選択した設定値を登録データ一覧とする(ステップS1311)。具体的には、設定値選択部423は、レコード1211、1212とを、図12に示す複合設定1020のレコード1221乃至1222として登録する。
次に、設定値選択部423が、受信したインポートデータから未処理のインポートデータを一つ選択する。そして、設定値選択部423が、ステップS1313以降の処理を、受信したインポートデータの数分繰り返し実行したかを判断する(ステップS1312)。ステップS1313以降の処理を、受信したインポートデータの数分繰り返し実行していない場合は、処理がステップS1313に進む。ステップS1313以降の処理を、受信したインポートデータの数分繰り返し実行した場合は、処理が終了する。
ステップS1313において、設定値判断部422が、ステップS1312で選択したインポートデータが保持する設定値の数分、ステップS1314以降の処理を繰り返したか否かを判断する(ステップS1313)。設定値の数分、ステップS1314以降の処理を繰り返した場合は、処理がステップS1312に戻る。設定値の数分ステップS1314以降の処理を繰り返していない場合は、処理がステップS1314に進む。
次に、設定値選択部423が、ステップS1312で選択したインポートデータの中から一つ設定値を選択する(ステップS1314)。この例では、設定値選択部423は、サブデバイスのインポートデータ1200のレコード1201に含まれる条件と転送先(例えば、「From Bさん」と「アドレス帳I1」)を選択する。
次に、設定値判断部422が、ステップS1314において選択した設定値が紐付く固有ID(UUID)を特定する。そして、設定値判断部422が、図12(B)のUUID対応表1100を参照して、上記特定された固有IDに新UUIDが対応付けられているかを判断する。特定されたUUIDに新UUIDが対応付けられていない場合は、処理がステップS1317に進む。
特定されたUUIDに新UUIDが対応付けられている場合は、処理がステップS1315に進む。そして、設定値保持部426が、上記ステップS1314において選択した設定値が紐付くUUIDを、上記新UUIDに変更し(ステップS1315)、ステップS1317へ進む。
次に、設定値判断部422が、選択している設定値が登録データ一覧1220に登録済みの設定値と一致するか否かを判断する(ステップS1317)。選択している設定値が登録データ一覧1220に登録済みの設定値と一致する場合は、ステップS1313に戻る。
図13(A)のレコード1201に含まれる設定値である転送先「アドレス帳I1」が紐付くUUID「U1」は、UUID対応表1100において、新UUID「I5」に対応付けられている。したがって、上記ステップS1315において、設定値保持部426は、当該レコード1201に含まれる設定値である転送先「アドレス帳I1」を「アドレス帳I5」に変更する。変更後の転送先「アドレス帳I5」は、図13(C)の登録データ一覧1220のレコード1221において登録済みである。したがって、ステップS1317において、転送先「アドレス帳I5」は、登録データ一覧1220に登録されない。
また、図13(A)のレコード1202に含まれる設定値である転送先「アドレス帳I2」が紐付くUUID「I1」は、UUID対応表1100において、新UUID「I6」に対応付けられている。したがって、上記ステップS1315において、設定値保持部426は、当該レコード1201に含まれる設定値である転送先「アドレス帳I2」を「アドレス帳I6」に変更する。この転送先「アドレス帳I6」は、図13(C)の登録データ一覧1220のレコード1222において登録済みである。したがって、ステップS1317において、転送先「アドレス帳I6」は、登録データ一覧1220に登録されない。
上記ステップS1317の判断処理において、選択している設定値が登録データ一覧に登録済みの設定値と一致しない場合は、ステップS1318に進む。そして、設定値反映部445が、上記選択している設定値を登録データ一覧1220に追加し、ステップS1314に戻る。
例えば、図13(A)のレコード1203に含まれる設定値である転送先「アドレス帳I3」が紐付くUUID「I3」は、UUID対応表1100において、との新UUIDとも対応付けられていない。したがって、上記ステップS1315の判断処理の後、処理がステップS1317に進む。そして、条件「From Aさん」、転送先「アドレス帳I3」という設定値は、図13(C)の登録データ1220には存在しない。したがって、上記ステップ1318において、設定値反映部445が、登録データ1223に、条件「From Aさん」、転送先「アドレス帳I3」という設定値を含むレコード1223を追加する。
本フローチャートにしたがった処理を実行することによって、固有IDで管理されている設定値や依存関係を持つ設定値に関しても、不整合なく、重複する設定値を画像処理装置102への反映対象から除外することが可能となる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
101 配信装置
102,103,104 画像処理装置
102,103,104 画像処理装置
Claims (16)
- 複数の画像処理装置の設定値を取得する取得手段と、
前記取得された複数の設定値から、設定項目に応じて設定値を選択する選択手段と、
前記選択された設定値を画像処理装置に反映する反映手段とを備える
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記設定項目が、予め決められた複数の設定項目のうちのいずれかである場合に、当該設定項目に対応する前記設定値の選択条件に基づいて、前記設定値を選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記設定項目が、画像処理装置のリプレイス時に反映する設定項目であるか、セキュリティに関する設定項目であるか、データの削除時間に関する設定項目であるか、設定値を複数登録可能な設定項目であるか、資源に関する設定項目であるか、ユーザ個別の設定値に関する設定項目であるか、またはオプション設定に関する設定項目であるかのいずれかに応じて、設定値を選択する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記設定項目が、前記予め決められた複数の設定項目のうちのいずれでもない場合に、前記画像処理装置の構成と近い構成を持つ画像処理装置の設定値を選択する
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記設定項目が前記予め決められた複数の設定項目のうちのいずれでもない場合に、
前記複数の設定値に前記画像処理装置と同一機種の画像処理装置の設定値があるときは、前記同一機種の画像処理装置の設定値を選択する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記複数の設定値に前記画像処理装置と同一機種の画像処理装置の設定値がない場合に、
前記画像処理装置の後継機の設定値があるときは、前記後継機の設定値を選択し、
前記後継機の設定値がなく、前記画像処理装置の先行機の設定値があるときは、前記先行機の設定値を選択する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、
前記選択した先行機の設定値が、前記先行機からの機能追加がある設定値である場合に、前記複数の設定値から機能追加分の設定値を選択する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、
前記設定項目が前記画像処理装置のリプレイス時に反映する設定項目であるか、またはセキュリティに関する設定項目である場合に、ユーザが選択した画像処理装置の設定値を選択し、
前記設定項目が前記データの削除時間に関する設定である場合に、データの削除時間の最大値を選択し、
前記設定項目が前記設定値を複数登録可能な設定項目である場合に、前記複数の設定値を足し合わせた設定値を選択し、
前記設定項目が前記資源に関する設定項目であるか、または前記ユーザ個別の設定値に関する設定項目である場合に、前記複数の設定値のうち、最も多く設定されている設定値を選択し、
前記設定項目が前記オプション設定に関する設定項目である場合に、少なくとも前記画像処理装置に適用されているオプション設定に応じた設定値を選択する
ことを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記設定項目が前記設定値を複数登録可能な設定項目である場合に、
前記複数の設定値を足し合わせた設定値に対応するデータ量が、設定値を記憶する記憶手段の第1の記憶領域の容量を超えるかを判断し、
前記データ量が前記第1の記憶領域の容量を超える場合に、前記複数の設定値を足し合わせた設定値のうち、重複する設定値を削除する
ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記複数の設定値を足し合わせた設定値に対応するデータ量が前記第1の記憶領域の容量を超える場合であって、当該設定値が前記ユーザ個別の設定値である場合に、当該設定値を第2の記憶領域に記憶する
ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理装置にユーザがログインした時に、当該ユーザ個別の設定値が前記第2の記憶領域にあるかを判断し、当該ユーザ個別の設定値が前記第2の記憶領域にある場合に、前記第1の記憶領域から設定値を読み出すとともに、前記第2の記憶領域から当該ユーザ個別の設定値を読み出す読み出し手段を備える
ことを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記設定項目が前記設定値を複数登録可能な設定項目であって、前記足し合わせ対象の複数の設定値が、固有の識別情報に紐付けられている設定値である場合に、
前記複数の画像処理装置のうち、ユーザが選択した画像処理装置を主デバイス、前記ユーザが選択した画像処理装置でない画像処理装置をサブデバイスとして、主デバイスの前記設定値と、前記サブデバイスの前記設定値のうち前記主デバイスの設定値と重複しない設定値とを、選択対象として登録し、
前記主デバイスと前記サブデバイスとで重複する前記設定値を、前記主デバイスの当該設定値の固有の識別情報と、前記サブデバイスの当該設定値の固有の識別情報とに紐付けて管理データとして管理する
ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、
前記複数の設定値に、第1の設定値に依存する第2の設定値があるかを判断し、
前記複数の設定値に前記第1の設定値に依存する前記第2の設定値がある場合に、前記主デバイスの第2の設定値を前記選択対象として登録し、
前記管理データに、前記サブデバイスの前記第2の設定値が紐付く前記サブデバイスの第1の設定値の固有の識別情報が含まれているかを判断し、
前記管理データに、前記サブデバイスの前記第2の設定値が紐付く前記サブデバイスの第1の設定値の固有の識別情報が含まれている場合に、前記管理データにおいて当該固有の識別情報が紐付く前記主デバイスの第1の設定値の固有の識別情報を特定し、
前記サブデバイスの前記第2の設定値が紐付く固有の識別情報を、前記特定した前記主デバイスの第1の設定値の固有の識別情報に変更し、
前記変更後の前記サブデバイスの第2の設定値のうち、前記選択対象として登録された前記主デバイスの第2の設定値と重複しない第2の設定値を、前記選択対象として登録する
ことを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。 - 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の画像処理装置と、当該画像処理装置に前記複数の画像処理装置の設定値を配信する配信装置とを備える
ことを特徴とする配信システム。 - 複数の画像処理装置の設定値を取得する取得工程と、
前記取得された複数の設定値から、設定項目に応じて設定値を選択する選択工程と、
前記選択された設定値を画像処理装置に反映する反映工程とを有する
ことを特徴とする設定値反映方法。 - 請求項15に記載の設定値反映方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016173416A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2019021227A (ja) * | 2017-07-21 | 2019-02-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置およびプログラム |
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2013
- 2013-03-28 JP JP2013068985A patent/JP2014192841A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016173416A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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US11023253B2 (en) | 2017-07-21 | 2021-06-01 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium |
JP7005982B2 (ja) | 2017-07-21 | 2022-01-24 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 情報処理装置およびプログラム |
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