JP2014192748A - 端末装置、端末支持装置、受信システム及び端末支持方法 - Google Patents

端末装置、端末支持装置、受信システム及び端末支持方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な構成で、端末装置のアンテナが収納された場合の電波の受信不良を抑制する。
【解決手段】第1ロッドアンテナ22は、電波を受信すると共に筐体18への収納及び収納された状態からの引き出しが可能である。給電部26は、少なくとも引き出された状態の第1ロッドアンテナ22により受信された電波に応じた信号が供給される。導電体20は、卓上ホルダ14の金属棒56と接触可能に筐体18外へ晒され、且つ、少なくとも第1ロッドアンテナ22が筐体18へ収納された状態で給電部26と電気的に接続される。
【選択図】図1

Description

開示の技術は、端末装置、端末支持装置、受信システム及び端末支持方法に関する。
多機能型の携帯電話機(以下、「スマートフォン」という)の利用者は、卓上ホルダにスマートフォンを置いた状態で地上デジタルテレビ放送やマルチメディア放送を視聴することがある。この場合、スマートフォンの柱状アンテナを筐体内から引き出す必要があり、これは利用者にとって煩わしい作業である。また、マルチメディア放送では、スマートフォンがコンテンツをダウンロードすることとなるが、利用者が柱状アンテナを収納した状態でスマートフォンを卓上ホルダに置いたままにしておくと、電波が受信できずにダウンロードが完遂されない場合がある。
このような不具合を解消するための一案としては、アンテナ付きの卓上ホルダを用いるという案が考えられる。この場合、例えば卓上ホルダに備えられているイヤホン差込口にスマートフォンのイヤホン端子を差し込むことにより、卓上ホルダのアンテナとスマートフォンとが電気的に接続され、受信電波に基づく信号が卓上ホルダを介してスマートフォンへ供給される。また、複数の周波数帯域の電波を受信するために、イヤホン差込口とは別に卓上ホルダに高周波用の外部差込口を設けてもよい。この場合、卓上ホルダの外部差込口にスマートフォンの外部端子を差し込むことにより、スマートフォンは卓上ホルダのアンテナを介して複数の周波数帯域の電波を受信することが可能となる。
しかし、スマートフォンの端子を卓上ホルダの差込口に差し込むことは利便性に欠ける。また、複数の周波数の電波を受信するには、卓上ホルダ側に、周波数を切り替えるスイッチやマッチング回路が必要になる。
このような問題を解決する技術として、アンテナ及びこのアンテナに接続された板ばねを有する卓上ホルダにスマートフォンを置いた際に板ばねとスマートフォンのアンテナとを電磁的に結合させる技術が知られている。
特開2010−154316号公報
しかしながら、卓上ホルダのアンテナの性能は板ばねとスマートフォンのアンテナとの電磁的結合量に依存するため、スマートフォンにおける収納時のアンテナの長さや位置によっては卓上ホルダのアンテナの性能が低下してしまう。また、板ばねとスマートフォンのアンテナとの電磁的な結合により複数の周波数の電波を受信するには、卓上ホルダに複雑な機械的構造や電気回路が必要になる。
開示の技術は、1つの側面として、簡素な構成で、端末装置のアンテナが収納された場合の電波の受信不良を抑制することが目的である。
開示の技術の端末装置において、端末用アンテナは、電波を受信すると共に筐体への収納及び収納された状態からの引き出しが可能である。また、被供給部は、少なくとも引き出された状態の前記端末用アンテナにより受信された電波に応じた信号が供給される。そして、導電体は、補助アンテナ及び前記補助アンテナと電気的に接続される導電部材を有する端末支持装置の前記導電部材と接触可能に前記筐体外へ晒され、且つ、少なくとも前記端末用アンテナが前記筐体へ収納された状態で前記被供給部と電気的に接続される。
開示の技術の端末支持装置において、補助アンテナは、電波を受信する。また、支持部は、端末装置を支持する。ここで、端末装置は、端末用アンテナ、被供給部及び導電体を有する。端末用アンテナは、電波を受信すると共に筐体への収納及び収納された状態からの引き出しが可能である。被供給部は、少なくとも引き出された状態の前記端末用アンテナにより受信された電波に応じた信号が供給される。導電体は、前記筐体外へ晒され、且つ、少なくとも前記端末用アンテナが前記筐体へ収納された状態で前記被供給部と電気的に接続される。そして、端末支持装置における導電部材は、前記端末装置が前記支持部の所定位置に支持された際に、前記導電体と接触して前記補助アンテナと前記導電体とを電気的に接続する。
開示の技術は、1つの側面として、簡素な構成で、端末装置のアンテナが収納された場合の電波の受信不良を抑制することができる、という効果を有する。
第1実施形態に係る通信システムの要部構成の一例を示す概略構成図である。 第1実施形態に係る通信システムに含まれるスマートフォンの第1ロッドアンテナが筐体から引き出された状態(第1ロッドアンテナの使用時の状態)の一例を示す概略構成図である。 第1実施形態に係る通信システムに含まれるスマートフォンの第1ロッドアンテナの一例を示す概略斜視図である。 第1実施形態に係る通信システムに含まれる卓上ホルダの一例を示す概略部分斜視図である。 第1実施形態に係る通信システムに含まれるスマートフォンの第1ロッドアンテナの先端部に形成される伝送路の一例を示す模式図である。 スマートフォン単独で電波を受信する場合、先端に絶縁体を有しない第1ロッドアンテナに金属棒を接触させた場合、アンテナユニットの先端部に金属棒を接触させた場合、及び比較例の通信システムを用いた場合の各々の性能の一例を示すグラフである。 スマートフォンを上方から受け入れて支持する型式の卓上ホルダにスマートフォンが支持されている態様の一例を示す概略斜視図である。 図7に示す卓上ホルダの要部構成の一例を示す概略斜視図である。 図7に示すスマートフォンの導電体の側面が図7に示す卓上ホルダの金属棒に接触した状態の一例を示す概略構成図である。 スマートフォンの導電体の側面を卓上ホルダの金属棒に接触させる他の構成例を示す概略構成図である。 第1実施形態に係る通信システムの変形例を示す概略構成図である。 第2実施形態に係る通信システムの要部構成の一例を示す概略構成図である。 第2実施形態に係る通信システムに含まれるスマートフォンの回転式アンテナが筐体から引き出された状態(回転式アンテナの使用時の状態)の一例を示す概略構成図である。 第2実施形態に係る通信システムに含まれるスマートフォンの筐体内に収納された不使用時の回転式アンテナの状態を示す概略側面図である。 第2実施形態に係る通信システムに含まれるスマートフォンの筐体から引き出された使用時の回転式アンテナの状態を示す概略側面図である。 第3実施形態に係る通信システムの要部構成の一例を示す概略構成図である。 第1比較例に係る通信システムの構成の一例を示す概略構成図である。 第2比較例に係る通信システムの構成の一例を示す概略構成図である。 第2比較例に係る通信システムに含まれるスマートフォンの構成の一例を示す概略構成図である。
[第1比較例]
以下、開示の技術の実施形態の説明に先立ち、開示の技術の第1比較例を説明する。一例として図17に示す第1比較例に係る通信システム200は、スマートフォン202及び卓上ホルダ204を含む。スマートフォン202は、直方体状に形成された筐体205を備えている。スマートフォン202は、柱状の内蔵アンテナ206を備えている。内蔵アンテナ206は、筐体205に収納されている。
スマートフォン202は、給電部209を備えている。給電部209は、内蔵アンテナ206に接続されており、スマートフォン202に内蔵された送信機から供給された送信信号を内蔵アンテナ206へ伝送する。また、給電部209は、内蔵アンテナ206により受信された電波に応じた受信信号を、スマートフォン202に内蔵された受信機へ伝送する。
一方、卓上ホルダ204は、筐体216を含む。筐体216には、支持部210が形成されており、卓上アンテナ212及び金属片214が設けられている。支持部210は、筐体205に内蔵アンテナ206が収納されたスマートフォン202を受け入れて支持する。卓上アンテナ212は、卓上ホルダ204の筐体216に立設されており、スマートフォン202が支持部210によって支持されている間、内蔵アンテナ206の代わりに電波を受信する。金属片214は、支持部210によって支持されたスマートフォン202の内蔵アンテナ206に対向するように支持部210の側壁に設けられており、卓上アンテナ212の基端部に導線218を介して接続されている。
通信システム200では、支持部210がスマートフォン202を支持すると、内蔵アンテナ206と金属片214とが筐体205の壁部を介して電磁的に結合され、卓上アンテナ212で受信された電波に応じた受信信号が給電部209に供給される。
[第2比較例]
次に、開示の技術の第2比較例を説明する。一例として図18に示す第2比較例に係る通信システム300は、スマートフォン302及び卓上ホルダ304を含む。スマートフォン302は、第1比較例で説明したスマートフォン202と比較して、内蔵アンテナ206に代えてスライド式アンテナ306を有する点、及び筐体205に代えて筐体308を有する点が異なっている。スライド式アンテナ306は、スライド可能に筐体308に取り付けられており、筐体308に収納されている。スライド式アンテナ306は、一例として図19に示すように筐体308外へ引き出される。また、筐体308外へ引き出されたスライド式アンテナ306は、引き出し時のスライド方向と逆方向にスライドさせることで筐体308に収納される。
一方、卓上ホルダ304は、第1比較例で説明した卓上ホルダ204と比較して、金属片214に代えて金属片314を有する点が異なっている。金属片314は、支持部210外へ露出しないように支持部210内に設けられている。また、金属片314は、スライド式アンテナ306が筐体308に収納された状態のスマートフォン302が支持部210によって支持された際に、スライド式アンテナ306に対向するように支持部210の底部に埋設されている。
通信システム300では、支持部210がスマートフォン302を支持すると、スライド式アンテナ306と金属片314とが筐体216の壁部を介して電磁的に結合され、卓上アンテナ212で受信された電波に応じた受信信号が給電部209に供給される。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。なお、以下の説明では、開示の技術における端末装置の一例として、スマートフォンを例に挙げて説明するが、開示の技術は、これに限定されるものではない。開示の技術は、例えば、携帯型のパーソナル・コンピュータやPDA(Personal Digital Assistants)などの種々の端末装置にも適用可能である。また、以下の説明では、開示の技術における端末支持装置として、卓上ホルダを例に挙げて説明するが、開示の技術は、これに限定されるものではない。開示の技術は、例えば、壁掛け式のホルダや吊り下げ式のホルダなどの種々のホルダにも適用可能である。
一例として図1に示す通信システム10は、スマートフォン12及び卓上ホルダ14を含む。スマートフォン12は、地上デジタルテレビ放送(以下、「DTV」という)を受信する機能(以下、「DTV受信機能」という)及びマルチメディア放送(以下、「MM」という)を受信する機能(以下、「MM受信機能」という)を備えている。スマートフォン12は、利用者の指示に応じてDTV受信機能を働かせることでDTV用の周波数帯域(例えば470MHz以上770MHz以下の帯域)の電波を受信し、受信した電波に応じた映像及び音声を出力する。また、スマートフォン12は、利用者の指示に応じてMM受信機能を働かせることでMM用の周波数帯域(例えば207.5MHz以上222MHz以下の帯域)の電波を受信し、受信した電波に応じた映像及び音声を出力する。
スマートフォン12は、アンテナユニット16、筐体18及び開示の技術における被供給部の一例である給電部26を備えている。アンテナユニット16は、導電体20、開示の技術における柱状アンテナの一例である第1ロッドアンテナ22及び絶縁体24を含み、筐体18への収納及び収納された状態からの引き出しが可能とされている。
第1ロッドアンテナ22は、電波を受信する導電面が外面に露出した状態とされている。第1ロッドアンテナ22は、筐体18にスライド可能に取り付けられており、スライド方向に沿って伸縮可能に形成されている。第1ロッドアンテナ22は、DTV用又はMM用の電波を受信する場合、一例として図2に示すように筐体18の開口18Aから筐体18外へ引き出して用いられる。
導電体20は、第1ロッドアンテナ22の先端に絶縁体24を介して設けられている。導電体20の先端部(絶縁体24に接触していない端部)は、プラスチック製の円筒状のカバー25で覆われている。カバー25には、一例として図3に示すように導電体20の先端面20Aを外部へ晒す開口25Aが形成されている。従って、先端面20Aは、一例として図1に示すようにアンテナユニット16の全体が筐体18に収納された場合に、開口18A,25Aを介して筐体18外へ晒される。
給電部26は、導電性材料で形成されており、アンテナユニット16に接触している。給電部26は、スマートフォン12に内蔵された送信機から送信信号が供給され、筐体18外へ引き出された状態の第1ロッドアンテナ22又は後述の補助アンテナ52により受信された電波に応じた受信信号が供給される。給電部26は、供給された送信信号を筐体18外へ引き出された状態の第1ロッドアンテナ22又は補助アンテナ52へ伝送し、供給された受信信号をスマートフォン202に内蔵された受信機(例えば後述のDTV受信部40やMM受信部42)へ伝送する。
また、給電部26には、アンテナユニット16が挿通された貫通孔が設けられており、給電部26は、アンテナユニット16をスライド可能に保持する。すなわち、給電部26は、第1ロッドアンテナ22が筐体18外へ引き出された場合に第1ロッドアンテナ22の基端部を保持し(図2参照)、第1ロッドアンテナ22が筐体18へ収納された場合に導電体20を保持する(図1参照)。従って、導電体20は、第1ロッドアンテナ22が筐体18外へ引き出された場合に給電部26と電気的に絶縁され、第1ロッドアンテナ22が筐体18へ収納された場合に給電部26と電気的に接続される。なお、本第1実施形態において、第1ロッドアンテナ22が筐体18外へ引き出された場合とは、第1ロッドアンテナ22が一例として図2に示すように最大限に伸ばされた場合を指す。また、本第1実施形態において、第1ロッドアンテナ22が筐体18へ収納された場合とは、第1ロッドアンテナ22が一例として図1に示すように最小限に縮められた場合を指す。
スマートフォン12は、DTV受信部40、MM受信部42、スイッチ44、マッチング回路46、イヤホンジャック48、制御部50及び受付部52を備えている。
制御部50は、スイッチ44、マッチング回路46及び受付部52に接続されている。マッチング回路46は、給電部26及びスイッチ44に接続されている。イヤホンアンテナ48は、スイッチ44に接続されている。DTV受信部40及びMM受信部42は、スイッチ44に接続されている。
イヤホンジャック48は、イヤホンアンテナの先端部に設けられたプラグが差し込まれ、イヤホンアンテナとDTV受信部40及びMM受信部42との電気的な接続を可能にする。DTV受信部40は、DTV用の周波数帯域の受信信号を選択的に受信する。MM受信部42は、MM用の周波数帯域の受信信号を選択的に受信する。
スイッチ44は、マッチング回路46とDTV受信部40及びMM受信部42とを接続する第1の状態又はイヤホンアンテナ48とDTV受信部40及びMM受信部42とを接続する第2の状態に切り替わる。
受付部52は、タッチパネルやタッチパネル外に設けられたキー(ハードキー)等を含み、スマートフォン12の利用者からの指示を受け付ける。例えば、受付部52は、DTV受信機能を作動させる指示(以下、「DTV受信指示」という)やMM受信機能を作動させる指示(以下、「MM受信指示」という)を受け付ける。
マッチング回路46は、給電部26側のインピーダンスを、制御部50からの指示に従って、DTV受信部40のインピーダンスとMM受信部42のインピーダンスとに選択的に整合させる。
制御部50は、受付部52によって受け付けられた指示に従ってスイッチ44を制御する。すなわち、制御部50は、受付部52によってイヤホンアンテナ48の使用指示が受け付けられていない場合にスイッチ44を第1の状態にするようにスイッチ44を制御する。また、制御部50は、受付部52によってイヤホンアンテナ48の使用指示が受け付けられた場合にスイッチ44を第2の状態にするようにスイッチ44を制御する。
制御部50は、更に、受付部52によって受け付けられた指示に従ってマッチング回路46を制御する。すなわち、スイッチ44が第1の状態で、受付部52によってDTV受信指示が受け付けられた場合に、マッチング回路46に対してDTV用の周波数帯域に応じたインピーダンス整合を行わせる。また、スイッチ44が第1の状態で、受付部52によってMM受信指示が受け付けられた場合に、マッチング回路46に対してMM用の周波数帯域に応じたインピーダンス整合を行わせる。
一方、卓上ホルダ14は、スマートフォン12を所定位置で予め定められた向きに保持する保持機能、及び所定位置で予め定められた向きに保持されたスマートフォン12に電力を供給してスマートフォン12の二次電池を充電させる充電機能を備えている。卓上ホルダ14は、筐体49、支持部50、開示の技術における補助アンテナの一例である第2ロッドアンテナ52及び付勢機構53を備えている。
筐体49は、略L字状に形成されており、水平部70及び垂直部72を含む。垂直部70及び水平部72には、スマートフォン12を支持する支持部50が形成されている。図4には、支持部50の要部構成を示す概略部分斜視図が示されている。なお、図4に示す例では、第2ロッドアンテナ52が省略されている。図4に示すように、支持部50は、案内溝50A及び保持溝50Bを有する。案内溝50Aは、水平部70の上面に水平部70の先端から基端にかけて直線上に形成された矩形溝であり、水平部70の先端側からスマートフォン12を受け入れて保持溝50Bへ案内する。保持溝50Bは、案内溝50Aに連続しており、水平部70の上面に連続する垂直部72の一側面に垂直部72の上面近傍にかけて直線上に形成された矩形溝である。保持溝50Bは、案内溝50Aによって案内されたスマートフォン12を受け入れて保持する。
保持溝50Bの底面55には開口55A,55Bが形成されている。開口55Aは、第1ロッドアンテナ22が筐体18に収納されたスマートフォン12が予め定められた向きで案内溝50Aの所定位置に支持された際に先端面20Aと対向する位置に設けられている。開口55Bは、第1ロッドアンテナ22が筐体18に収納されたスマートフォン12が予め定められた向きで案内溝50Aの所定位置に支持された際にスマートフォン12の筐体18の外面と対向するように設けられている。
図1に戻って、第2ロッドアンテナ52は、垂直部72の上部に立設されており、電波を受信する。水平部70の先端部には、付勢機構53が設けられている。付勢機構53は、回転部材53A、回転軸53B及び捩じりばね53Cを備えている。回転部材53Aの基端部は、回転軸53Bによって水平部70の先端部に軸支されている。捩じりばね53Cは、回転軸53Bに巻き掛けられており、回転部材53Aを矢印E方向に付勢している。
卓上ホルダ14は、開示の技術における導電部材の一例である金属棒56を備えている。金属棒56は、開口55Aを介して筐体49外へ突出可能に筐体49に収納されており、第2ロッドアンテナ52の基端部に導線58を介して接続されている。なお、本第1実施形態では、円柱状の金属棒56を採用しているが、これに限らず、開口25Aを介して先端面20Aに接触可能な形状の導電部材であればよく、先端面20Aに面接触可能な形状の導電部材であることが好ましい。
卓上ホルダ14は、連動機構60を備えている。連動機構60は、筐体49に収納されており、回転部材62及び柱状レバー64を備えている。回転部材62は、中心部が筐体49に軸支された非導電性の柱状部材である。柱状レバー64は、一端部が開口55Bから突出しており、他端部が回転部材62の一端部に軸支されている。回転部材62の他端部には金属棒56の一端部が軸支されている。従って、柱状レバー64の一端部が例えば矢印A方向に押圧されることに伴い、連動する回転部材62の他端部が金属棒56を例えば矢印B方向に押圧することで、金属棒56は開口55Aから筐体49外へ突出する。
なお、筐体18にアンテナユニット12が収納された状態で、金属棒56が先端面20Aに接触した際の第2ロッドアンテナ52の先端部から給電部26に至るまでアンテナ長は、第1ロッドアンテナ22のアンテナ長に一致している。
次に、通信システム10の作用を説明する。なお、以下では、説明の便宜上、受付部52によってイヤホンアンテナ48の使用指示が受け付けられていない場合について説明する。
先ず、第1ロッドアンテナ22を用いてDTV又はMMを受信する場合について説明する。この場合、一例として図2に示すように、筐体18外へ第1ロッドアンテナ22が引き出される。すると、第1ロッドアンテナ22及び給電部26によって伝送路68が形成され、第1ロッドアンテナ22は、マッチング回路46と導通する。
この状態で、受付部52によりDTV受信指示が受け付けられた場合、制御部50の指示に従ってマッチング回路46がインピーダンス整合を行うことで、第1ロッドアンテナ22により受信されたDTV用の電波に応じた受信信号がDTV受信部40に供給される。また、受付部52によりMM受信指示が受け付けられた場合、制御部50の指示に従ってマッチング回路46がインピーダンス整合を行うことで、第1ロッドアンテナ22により受信されたMM用の電波に応じた受信信号がDTV受信部40に供給される。
ここで、第1ロッドアンテナ22は、絶縁体24によって導電体20と絶縁されているので、第1ロッドアンテナ22により受信された電波に応じた受信信号は導電体20の影響を受け難い。従って、スマートフォン12は、第1ロッドアンテナ22を用いてDTV又はMMの電波を受信する場合、一例として図6に示すように、DTV用及びMM用周波数帯域について良好なアンテナ放射効率を実現できる。
なお、図6に示す各グラフは、アンテナ放射効率と電波の周波数との関係を電磁界シミュレータで計算した結果の一例である。図6に示す例において、二点鎖線のグラフは、アンテナユニット16が引き出されたスマートフォン12が単独で第1ロッドアンテナ22により電波を受信する場合の第1ロッドアンテナ22のアンテナ放射効率と電波の周波数との関係の一例を示すグラフである。また、破線のグラフは、先端に絶縁体24が設けられていない第1ロッドアンテナ22を有するスマートフォンが案内溝50Aの所定位置に支持された場合のアンテナ放射効率と電波の周波数との関係の一例を示すグラフである。また、一点鎖線のグラフは、スマートフォン12が案内溝50Aの所定位置に支持された場合のアンテナ放射効率と電波の周波数との関係の一例を示すグラフである。更に、実線のグラフは、第1比較例又は第2比較例に示す通信システムを用いた場合のアンテナ放射効率と電波の周波数との関係の一例を示すグラフである。
次に、第2ロッドアンテナ52を用いてDTV又はMMを受信する場合について説明する。この場合、先ず、回転部材53Aが捩じりばね53Cの付勢力に抗して倒され、この状態で、筐体18に第1ロッドアンテナ22が収納されたスマートフォン12の先端部が、先端面20Aが開口55Aに対向するように案内溝50Aに載置される。次に、スマートフォン12は、先端面20Aが開口55Aに対向した状態のまま、一例として図1に示す矢印C方向に押し込まれると、先端部が保持溝50Bに嵌り込み、柱状レバー64の一端部を押圧する。柱状レバー64の一端部が押圧されると、柱状レバー64が回転部材62の一端部を押圧し、回転部材62が回転する。金属棒56は、回転部材62の回転に伴って開口55Aから突出し、スマートフォン12が所定位置まで押し込まれると、金属棒56の先端面が導電体20の先端面20Aに面接触する。金属棒56の先端面を導電体20の先端面20Aに面接触させた状態は、一例として図1に示すようにスマートフォン12の後端面が付勢機構53の回転部材53Aによって押圧されることで維持される。
また、導電体20の先端面20Aに金属棒56の先端面が面接触すると、一例として図5に示すように第2ロッドアンテナ52、導線58、金属棒56、導電体20及び給電部26によって伝送路70が形成される。これにより、第2ロッドアンテナ52は、伝送路70によってマッチング回路46と導通する。
ここで、導電体20は、絶縁体24によって第1ロッドアンテナ22と絶縁されているので、第2ロッドアンテナ52により受信された電波に応じた受信信号は第1ロッドアンテナ22の影響を受け難い。よって、通信システム10は、一例として図6に示すように、導電体20と第1ロッドアンテナ22とが絶縁体24で絶縁されていない場合と比較して、DTV用周波数帯域について良好なアンテナ放射効率を実現することができる。また、スマートフォン12単独で第1ロッドアンテナ22により電波を受信する場合とほぼ同様のアンテナ放射効率を実現することができる。
また、通信システム10は、導電体20の先端面20Aに金属棒56の先端面が面接触しているので、一例として図6に示すように、比較例に示す通信システムと比較して、DTV用及びMM用周波数帯域について良好なアンテナ放射効率を実現することができる。
また、第2ロッドアンテナ52の先端部から給電部26に至るまでアンテナ長は、第1ロッドアンテナ22のアンテナ長(例えば第1ロッドアンテナ22の先端から給電部26に至るまでの伝送路の長さ)に一致している。よって、第2ロッドアンテナ52を用いて電波を受信する場合であっても、第1ロッドアンテナ22を用いて電波を受信する場合(第1ロッドアンテナ22を引き出して電波を受信する場合)と共通のマッチング回路46を利用することができる。また、第2ロッドアンテナ52を用いて電波を受信する場合であっても、第1ロッドアンテナ22を用いて電波を受信する場合の受信感度に相当する受信感度を実現することができる。
以上説明したように、本第1実施形態に係る通信システム10では、スマートフォン12が案内溝50Aの所定位置に支持された際に、金属棒56が導電体20と接触することで第2ロッドアンテナ52と導電体20とが電気的に接続される。従って、本第1実施形態に係る通信システム10は、簡素な構成で、第1ロッドアンテナ22が収納された場合の電波の受信不良を抑制することができる。
また、本第1実施形態に係る通信システム10では、導電体20が、第1ロッドアンテナ22が引き出された場合に給電部26と電気的に絶縁され、第1ロッドアンテナ22が筐体18に収納された場合に給電部26と電気的に接続される。従って、本第1実施形態に係る通信システム10は、第1ロッドアンテナ22及び第2ロッドアンテナ52の一方により受信された電波に応じた受信信号に対して他方が悪影響を及ぼすことを抑制することができる。
また、本第1実施形態に係る通信システム10では、連動機構60により金属棒56を導電体20に接触させるので、第2ロッドアンテナ52と導電体20との電気的な接続を簡素な構成で実現することができる。
なお、上記第1実施形態では、連動機構60を作動させて金属棒56を先端面20Aに接触させる例を挙げて説明したが、連動機構60を用いずに付勢部材によって金属棒56を底面55から略水平方向に予め突出させておいてもよい。
また、上記第1実施形態では、第1ロッドアンテナ22の導電体20の周面がカバー25で覆われている例に挙げて説明したが、導電体20の先端部の周面がカバー25で覆われずに剥き出しの状態であってもよい。
また、上記第1実施形態では、スマートフォン12を卓上ホルダ14の側方から受け入れて支持する卓上ホルダ14を例示したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、スマートフォン96を上方(一例として図中の破線矢印方向)から受け入れて支持する卓上ホルダ98を用いてもよい。卓上ホルダ98は、上記第1実施形態で説明した卓上ホルダ14と比較して、支持部50に代えて支持部100を有する点、及び金属棒56に代えて一例として図7に示す金属棒104を有する点が異なっている。一例として図8に示すように、支持部100は、スマートフォン96を上方から受け入れて支持する。金属棒104は、支持部100がスマートフォン96を支持する面である支持面101に対して略垂直な方向に突出している。
一方、スマートフォン96は、一例として図9に示すように、上記第1実施形態で説明したスマートフォン12と比較して、筐体18に代えて筐体97を有する点及びアンテナユニット16に代えてアンテナユニット106を有する点が異なっている。
アンテナユニット106は、上記第1実施形態で説明したアンテナユニット16と比較して、カバー25に代えてカバー108を有する点が異なっている。カバー108は、カバー25と比較して、開口25Aに代えて一例として図9に示す開口108Aを有する点が異なっている。開口108Aは、筐体97にアンテナユニット106が収納された際に、導電体20の側面の一部が支持面101から突出している金属棒104の先端面に対向するようにカバー108に形成されている。
筐体97は、筐体18と比較して、開口18Aに代えて開口97A,97Bを設けた点が異なっている。開口97Aは、アンテナユニット106がスライドする進路上に設けられており、アンテナユニット106の筐体97外への引き出し及び筐体97への収納を可能にする。開口97Bは、スマートフォン96が支持部100の所定位置に支持された際に、支持面101から突出している金属棒104の先端面に対向するように筐体97に形成されている。
アンテナユニット106の第1ロッドアンテナ22を用いる場合、第1ロッドアンテナ22は上記第1実施形態で説明した場合と同様に筐体97外へ引き出され、第1ロッドアンテナ22の基端部が給電部26によって保持される。よって、アンテナユニット106の第1ロッドアンテナ22を用いる場合、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、卓上ホルダ98の第2ロッドアンテナ52を用いる場合、筐体97にアンテナユニット106が収納されたスマートフォン96が支持部100によって支持されると、金属棒104の先端面が開口97B,108Aを通過して導電体20の側面に面接触する。よって、卓上ホルダ98の第2ロッドアンテナ52を用いる場合も上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、図9に示す例では、金属棒104の先端面を導電体20の側面の一部に面接触させているが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、図10に示すように、図7に示す金属棒104に代えて、支持部100から略水平方向に突出させた金属棒109を用いると共に、アンテナユニット106に代えてアンテナユニット112を用いてもよい。アンテナユニット112は、アンテナユニット106と比較して、カバー108に代えてカバー110を有する点が異なっている。カバー110は、カバー108と比較して、開口108Aに代えて溝110Aを有する点が異なっている。溝110Aは、金属棒109が嵌め込まれると共に、金属棒109が嵌め込まれた際に金属棒109の側面が導電体20の側面に面接触するようにカバー110に形成されている。従って、一例として図10に示すようにアンテナユニット112の先端部を引き出した状態でスマートフォン96が支持部100によって支持されると、金属棒109が溝110Aに嵌め込まれて金属棒109の側面が導電体20の側面と面接触する。これにより、第2ロッドアンテナ52は、給電部26と電気的に接続される。なお、ここで、「先端部を引き出した状態」とは、アンテナユニット112のうち導電体20におけるカバー110で覆われた部分が開口18Aから筐体18外へ引き出され、残りの部分が筐体18に収納された状態を意味する。
また、上記第1実施形態では、第2ロッドアンテナ52の基端部と金属棒56とが導線58を介して常時接続されている例を挙げて説明したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば図11に示すように、リレー回路508を用いて、スマートフォン12が案内溝50Aの所定位置に支持された際に第2ロッドアンテナ52の基端部と金属棒56とを電気的に接続するようにしてもよい。
一例として図11に示す通信システム10Aは、図1に示す通信システム10と比較して、卓上ホルダ14に代えて卓上ホルダ500を有する点が異なっている。卓上ホルダ500は、図1に示す卓上ホルダ14と比較して、筐体49に代えて筐体502を有する点、及び切替部503を有する点が異なっている。
筐体502は、図1に示す筐体49と比較して、開口55Cを有する点が異なっている。開口55Cは、第1ロッドアンテナ22が筐体18に収納された状態のスマートフォン12が予め定められた向きで案内溝50Aの所定位置に支持された際にスマートフォン12の筐体18の外面と対向するように設けられている。
切替部503は、スマートフォン12が案内溝50Aの所定位置に支持された際に第2ロッドアンテナ52と金属棒56とを電気的に接続する。また、切替部503は、スマートフォン12が案内溝50Aの所定位置に支持された状態が解除された際に(例えば保持溝50Bから外された際に)第2ロッドアンテナ52と金属棒56とを電気的に切断する。
切替部503は、マイクロスイッチ506及びリレー回路508を備えている。マイクロスイッチ506は、開口55Cを介して筐体502外へ露出された状態で筐体502に保持されている。マイクロスイッチ506は、リレー回路508に接続されており、オンされるとリレー回路508にON信号を出力し、オフされるとリレー回路508にOFF信号を出力する。
リレー回路508は、通常時、第2ロッドアンテナ52の基端部と金属棒56とを電気的に切断している。リレー回路508は、第2ロッドアンテナ52の基端部と金属棒56とが電気的に切断された状態でON信号が入力された場合に第2ロッドアンテナ52の基端部と金属棒56とを電気的に接続する。また、リレー回路508は、第2ロッドアンテナ52の基端部と金属棒56とが電気的に接続された状態でOFF信号が入力された場合に第2ロッドアンテナ52の基端部と金属棒56とを切断する。
通信システム10Aでは、スマートフォン12が支持部50に支持された状態で矢印C方向に押圧され、所定位置まで押し込まれると、マイクロスイッチ506がスマートフォン12によってオンされ、マイクロスイッチ506からON信号が出力される。これにより、リレー回路508のスイッチがオンされ、金属棒56が第2ロッドアンテナ52の基端部と電気的に接続される。また、スマートフォン12がマイクロスイッチ506から離れると、マイクロスイッチ506がオフされ、マイクロスイッチ506からOFF信号が出力される。これにより、リレー回路508のスイッチがオフされ、金属棒56が第2ロッドアンテナ52の基端部と電気的に切断される。
[第2実施形態]
次に開示の技術の第2実施形態を説明する。上記第1実施形態では、スライド式の第1ロッドアンテナ22を有するスマートフォン12を例示したが、本第2実施形態では、一例として図12に示す回転式アンテナ136を有するスマートフォン132を用いた場合について説明する。なお、本第2実施形態では、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
一例として図12に示す通信システム130は、上記第1実施形態で説明した通信システム10と比較して、スマートフォン12に代えてスマートフォン132を備えている点が異なっている。スマートフォン132は、スマートフォン12と比較して、筐体18に代えて筐体134を有する点、及び第1ロッドアンテナ22に代えて回転式アンテナ136を有する点が異なっている。また、スマートフォン132は、スマートフォン12と比較して、給電部26に代えて給電部138を有する点、及び導電体20に代えて屈曲金属片140を有する点が異なっている。
筐体134は、筐体18と比較して、アンテナ収納溝134Aを有する点が異なっている。アンテナ収納溝134Aは、スマートフォン132が案内溝50Aの所定位置に支持された際の筐体134における鉛直方向の上端部(図12における正面視上端部)に形成されている。
回転式アンテナ136は、電波を受信する導電面が外面に露出した状態とされており、アンテナ収納溝134Aに収納されている。また、回転式アンテナ136は、絶縁体である回転軸142によって給電部138に軸支された回転式アンテナ136の基端部であるアンテナ基端部144と、アンテナ基端部144以外の部位であるアンテナ本体部146と、に大別される。アンテナ本体部146は、一例として図13に示すように伸縮可能に形成されている。アンテナ基端部144は、一例として図14に示すように略U字状に形成されており、回転軸142によって給電部138に軸支されてアンテナ本体部146を支持する一対の支持片147,148を有する。支持片147,148は、凹部147A,148Aを有する。凹部147A,148Aは、各々矩形状の凹みを有しており、凹みの開放部分が互いに対向するように設けられている。
給電部138は、給電部26と比較して、側面に導電性の複数の凸部150が設けられた点が異なっている。個々の凸部150は、給電部138の側面から半球状に隆起しており、凹部147A,148Aに嵌め込み可能な大きさに形成されている。また、凸部150は、支持片147,148によって挟持される給電部138の両側面の各々に、回転軸142を中心にして回転式アンテナ136を回転させた際の凹部147A,148Aの経路に沿って所定間隔で配置されている。また、凸部150は、弾性変形可能に形成されており、凸部150が自身の弾性力に抗して凹部147A,148Aに嵌め込まれた場合に給電部138と回転式アンテナ136とが導通される。なお、給電部138は、何れの凸部150も凹部147A,148Aに嵌め込まれない場合(何れの凸部150も凹部147A,148Bから離脱している場合)に回転式アンテナ136と接触しないように回転軸142に固定されている。ここで、何れの凸部150も凹部147A,148Aに嵌め込まれない場合とは、例えば回転式アンテナ136がアンテナ収納溝134Aに収納されている場合を指す。なお、ここでは、複数の凸部150を例示しているが、これに限らず、給電部138の両側面に、回転軸142を中心にして回転式アンテナ136を回転させた際の凹部147A,148Aの経路に沿って連続した凸状部(例えば円弧状部)を設けてもよい。
屈曲金属片140は、一例として図12に示すようにL字状に形成されており、短片140Aと長片140Bとを含んでいる。短片140Aは、開口18Aを閉塞している。長片140Bは給電部138の下端面に固定されており、給電部138と電気的に接続されている。
なお、金属棒56が短片140Aに接触した際の第2ロッドアンテナ52の先端部から給電部138に至るまでアンテナ長は、回転式アンテナ136のアンテナ長に一致している。
次に、通信システム130の作用を説明する。なお、以下では、説明の便宜上、受付部52によってイヤホンアンテナ48の使用指示が受け付けられていない場合について説明する。
先ず、回転式アンテナ136を用いてDTV又はMMを受信する場合について説明する。この場合、回転軸142を中心にして回転式アンテナ136を図12に示す円弧矢印D方向に沿って回転させることで筐体134外へ回転式アンテナ136が引き出される。回転式アンテナ136の引き出しに伴い、一例として図15に示すように凸部150が凹部147A,148A上で摺動し、回転式アンテナ136の引き出しが完了した状態で、何れかの凸部150が凹部147A,148Aに嵌り込む。これにより、回転式アンテナ136が給電部138と導通する。
従って、回転式アンテナ136が給電部138と導通した状態で、回転式アンテナ136を用いてDTV又はMMを受信する場合、スマートフォン132は、図2に示す第1ロッドアンテナ22を用いて電波を受信する場合と同様のアンテナ放射効率を実現できる。
次に、第2ロッドアンテナ52を用いてDTV又はMMを受信する場合について説明する。この場合、先ず、アンテナ収納溝134Aに回転式アンテナ136が収納されたスマートフォン132の先端部が、屈曲金属片140の短片140Aが開口55Aに対向するように支持部50に載置される。次に、スマートフォン132は、上記第1実施形態で説明したように矢印C方向に押し込まれると、柱状レバー64の一端部を押圧する。スマートフォン132が柱状レバー64の一端部を押圧することに伴って、金属棒56は、回転部材62の回転に伴って開口55Aから突出し、金属棒56の先端面が短片140Aに面接触する。
短片140Aに金属棒56の先端面が面接触すると、第2ロッドアンテナ52は、屈曲金属片140を介して給電部138と導通する。ここで、給電部138は、回転軸142によって回転式アンテナ136と絶縁されており、凸部150が凹部147A,148Aと接触していないので、第2ロッドアンテナ52により受信された電波に応じた受信信号は回転式アンテナ136の影響を受け難くなる。よって、第2ロッドアンテナ52を用いて電波を受信する場合であっても、回転式アンテナ136を用いて電波を受信する場合(回転式アンテナ136を引き出して電波を受信する場合)の受信感度に相当する受信感度を実現することができる。
また、第2ロッドアンテナ52の先端部から給電部138に至るまでのアンテナ長は、回転式アンテナ136のアンテナ長(例えば回転式アンテナ136の先端部から給電部138に至るまでの伝送路の長さ)に一致している。よって、第2ロッドアンテナ52を用いて電波を受信する場合であっても、回転式アンテナ136を用いて電波を受信する場合と共通のマッチング回路46を利用することができる。
従って、通信システム132は、第2ロッドアンテナ52が給電部138と導通した状態で、第2ロッドアンテナ52を用いてDTV又はMMを受信する場合、図1に示す第2ロッドアンテナ52を用いた場合と同様のアンテナ放射効率を実現することができる。
以上説明したように、本第2実施形態に係る通信システム130では、回転式アンテナ136が、アンテナ収納溝134Aから引き出された場合に給電部138と電気的に接続され、アンテナ収納溝134Aに収納された場合に給電部138と電気的に絶縁される。従って、本第2実施形態に係る通信システム130は、回転式アンテナ136及び第2ロッドアンテナ52の一方により受信された電波に応じた受信信号に対して他方が悪影響を及ぼすことを抑制することができる。
なお、上記各実施形態では、第2ロッドアンテナ52によりDTV用及びMM用の電波が受信される例を挙げて説明したが、開示の技術はこれに限定されるものではなく、DTV用のアンテナ及びMM用のアンテナを設けてもよい。
また、上記各実施形態では、開示の技術における補助アンテナの一例として第2ロッドアンテナ52を用いた場合について説明したが、開示の技術はこれに限定されるものではなく、他の種類のアンテナ(例えばダイポール構造のアンテナ)を用いてもよい。
[第3実施形態]
上記第1実施形態では、第1ロッドアンテナ22の先端に絶縁体24を介して導電体20が設けられたアンテナユニット16を例に挙げて説明したが、本第3実施形態では、絶縁体24を用いない場合について説明する。
一例として図16に示すように、本第3実施形態に係る通信システム10Bは、図1に示す通信システム10と比較して、スマートフォン12に代えてスマートフォン400を備えている点が異なっている。スマートフォン400は、スマートフォン12と比較して、アンテナユニット16に代えてスライド式アンテナ402を設けた点が異なっている。
スライド式アンテナ402は、アンテナユニット16に対し、絶縁体24を除いて導電体20と第2ロッドアンテナ22とを一体化した点が異なっている。また、スライド式アンテナ402は、上記第1実施形態で説明したアンテナユニット16が給電部26に保持されているのと同様に給電部26に保持されている。従って、通信システム10Bでは、上記第1実施形態と同様に金属棒56をスライド式アンテナ402の先端面402Aに接触させることができ、これにより、第2ロッドアンテナ52とスライド式アンテナ402とを電気的に接続することができる。このように第2ロッドアンテナ52とスライド式アンテナ402とが電気的に接続されることで、通信システム10Bは、一例として図6に示す破線グラフのように、DTV用周波数帯域について良好なアンテナ放射効率を実現することができる。
なお、上記では開示の技術に係る端末装置の一例としてスマートフォンを説明したが、開示の技術に係る端末装置は、電波を受信して映像及び音声を出力する機能を備えた携帯型の受信装置やゲーム機等であってもよい。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
電波を受信すると共に筐体への収納及び収納された状態からの引き出しが可能な端末用アンテナと、少なくとも引き出された状態の前記端末用アンテナにより受信された電波に応じた信号が供給される被供給部と、補助アンテナ及び前記補助アンテナと電気的に接続される導電部材を有する端末支持装置の前記導電部材と接触可能に前記筐体外へ晒され、且つ、少なくとも前記端末用アンテナが前記筐体へ収納された状態で前記被供給部と電気的に接続される導電体と、を含む端末装置。
(付記2)
前記端末用アンテナは、スライドすることで前記収納及び前記引き出しが可能な柱状アンテナであり、前記導電体は、前記柱状アンテナの先端に絶縁体を介して設けられ、前記柱状アンテナが引き出された場合に前記被供給部と電気的に絶縁され、前記柱状アンテナが前記筐体へ収納された場合に前記被供給部と電気的に接続される付記1に記載の端末装置。
(付記3)
前記被供給部は、前記柱状アンテナをスライド可能に保持する付記2に記載の端末装置。
(付記4)
前記端末用アンテナは、基端部を中心にして回転することで前記収納及び前記引き出しが可能な柱状アンテナであり、引き出された場合に前記被供給部と電気的に接続され、収納された場合に前記被供給部と電気的に絶縁される付記1に記載の端末装置。
(付記5)
前記基端部を前記被供給部に軸支する絶縁性回転軸を更に含む付記4に記載の端末装置。
(付記6)
電波を受信する補助アンテナと、電波を受信すると共に筐体への収納及び収納された状態からの引き出しが可能な端末用アンテナ、少なくとも引き出された状態の前記端末用アンテナにより受信された電波に応じた信号が供給される被供給部、並びに前記筐体外へ晒され、且つ、少なくとも前記端末用アンテナが前記筐体へ収納された状態で前記被供給部と電気的に接続される導電体を有する端末装置を支持する支持部と、前記端末装置が前記支持部の所定位置に支持された際に、前記導電体と接触して前記補助アンテナと前記導電体とを電気的に接続する導電部材と、を含む端末支持装置。
(付記7)
前記導電部材が前記導電体と接触した場合の前記補助アンテナの先端部から前記被供給部に至るまでのアンテナ長は、引き出された状態の前記端末用アンテナのアンテナ長に相当する付記6に記載の端末支持装置。
(付記8)
前記端末装置が前記支持部の所定位置に支持された際に前記端末装置によって一端部が押圧されることに伴って連動する他端部の押圧力により前記導電部材を前記導電体に接触させる連動機構を更に含む付記6又は付記7に記載の端末支持装置。
(付記9)
前記導電部材は、前記導電体と面接触して前記補助アンテナと前記導電体とを電気的に接続する付記6〜付記8の何れか1つに記載の端末支持装置。
(付記10)
前記端末装置が前記支持部の所定位置に支持された際に前記補助アンテナと前記導電部材とを電気的に接続し、前記端末装置が前記支持部の所定位置に支持された状態が解除された際に前記補助アンテナと前記導電部材とを電気的に切断する切替部を更に含む付記6〜付記9の何れか1つに記載の端末支持装置。
(付記11)
電波を受信する補助ロッドアンテナと、電波を受信すると共に筐体への収納及び収納された状態からの引き出しが可能であり、先端部が前記筐体外へ晒された端末用ロッドアンテナを有する端末装置を支持する支持部と、前記端末装置が前記支持部の所定位置に支持された際に、前記先端部と接触して前記補助ロッドアンテナと前記先端部とを電気的に接続する導電部材と、を含む端末支持装置。
(付記12)
付記1〜付記5の何れか1つに記載の端末支持装置と、付記6〜付記11の何れか1つに記載の端末装置と、を含む受信システム。
(付記13)
付記11に記載の端末支持装置と、電波を受信すると共に筐体への収納及び収納された状態からの引き出しが可能であり、先端部が前記導電部材と接触可能に前記筐体外へ晒された端末用アンテナを有する端末装置と、を含む受信システム。
(付記14)
補助アンテナにより電波を受信し、電波を受信すると共に筐体への収納及び収納された状態からの引き出しが可能な端末用アンテナ、少なくとも引き出された状態の前記端末用アンテナにより受信された電波に応じた信号が供給される被供給部、並びに前記筐体外へ晒され、且つ、少なくとも前記端末用アンテナが前記筐体へ収納された状態で前記被供給部と電気的に接続される導電体を有する端末装置を支持し、前記端末装置を前記支持部の所定位置に支持した際に、導電部材を前記導電体と接触させて前記補助アンテナと前記導電体とを電気的に接続することを含む端末支持方法。
(付記15)
補助ロッドアンテナにより電波を受信し、電波を受信すると共に筐体への収納及び収納された状態からの引き出しが可能であり、先端部が前記筐体外へ晒されたスライド可能な端末用ロッドアンテナを有する端末装置を支持し、前記端末装置を前記支持部の所定位置に支持した際に、導電部材を前記先端部と接触させて前記補助ロッドアンテナと前記先端部とを電気的に接続することを含む端末支持方法。
10,130 通信システム
12,96,132 スマートフォン
18,134 筐体
20 導電体
20A 先端面
22 第1ロッドアンテナ
24 絶縁体
26,138 給電部
50,100 支持部
52 第2ロッドアンテナ
56,104,109 金属棒
60 連動機構
136 回転式アンテナ
140 屈曲金属片
142 回転軸

Claims (8)

  1. 電波を受信すると共に筐体への収納及び収納された状態からの引き出しが可能な端末用アンテナと、
    少なくとも引き出された状態の前記端末用アンテナにより受信された電波に応じた信号が供給される被供給部と、
    補助アンテナ及び前記補助アンテナと電気的に接続される導電部材を有する端末支持装置の前記導電部材と接触可能に前記筐体外へ晒され、且つ、少なくとも前記端末用アンテナが前記筐体へ収納された状態で前記被供給部と電気的に接続される導電体と、
    を含む端末装置。
  2. 前記端末用アンテナは、スライドすることで前記収納及び前記引き出しが可能な柱状アンテナであり、
    前記導電体は、前記柱状アンテナの先端に絶縁体を介して設けられ、前記柱状アンテナが引き出された場合に前記被供給部と電気的に絶縁され、前記柱状アンテナが前記筐体へ収納された場合に前記被供給部と電気的に接続される請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記端末用アンテナは、基端部を中心にして回転することで前記収納及び前記引き出しが可能な柱状アンテナであり、引き出された場合に前記被供給部と電気的に接続され、収納された場合に前記被供給部と電気的に絶縁される請求項1に記載の端末装置。
  4. 電波を受信する補助アンテナと、
    電波を受信すると共に筐体への収納及び収納された状態からの引き出しが可能な端末用アンテナ、少なくとも引き出された状態の前記端末用アンテナにより受信された電波に応じた信号が供給される被供給部、並びに前記筐体外へ晒され、且つ、少なくとも前記端末用アンテナが前記筐体へ収納された状態で前記被供給部と電気的に接続される導電体を有する端末装置を支持する支持部と、
    前記端末装置が前記支持部の所定位置に支持された際に、前記導電体と接触して前記補助アンテナと前記導電体とを電気的に接続する導電部材と、
    を含む端末支持装置。
  5. 前記導電部材が前記導電体と接触した場合の前記補助アンテナの先端部から前記被供給部に至るまでのアンテナ長は、引き出された状態の前記端末用アンテナのアンテナ長に相当する請求項4に記載の端末支持装置。
  6. 前記端末装置が前記支持部の所定位置に支持された際に前記端末装置によって一端部が押圧されることに伴って連動する他端部の押圧力により前記導電部材を前記導電体に接触させる連動機構を更に含む請求項4又は請求項5に記載の端末支持装置。
  7. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の端末支持装置と、
    請求項4〜請求項6の何れか1項に記載の端末装置と、
    を含む受信システム。
  8. 補助アンテナにより電波を受信し、
    電波を受信すると共に筐体への収納及び収納された状態からの引き出しが可能な端末用アンテナ、少なくとも引き出された状態の前記端末用アンテナにより受信された電波に応じた信号が供給される被供給部、並びに前記筐体外へ晒され、且つ、少なくとも前記端末用アンテナが前記筐体へ収納された状態で前記被供給部と電気的に接続される導電体を有する端末装置を支持し、
    前記端末装置を前記支持部の所定位置に支持した際に、導電部材を前記導電体と接触させて前記補助アンテナと前記導電体とを電気的に接続する
    ことを含む端末支持方法。
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