JP2014192547A - 通信装置、通信制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】既存のネットワークを解散することなく、互いに通信可能な複数のネットワークを構築する。
【解決手段】通信装置は、少なくとも2つ以上の通信形態を有し、そのうちの1つの通信形態を用いて通信する通信部61と、他の通信装置の通信形態への変更を自装置側のネットワークに依頼するか、または自装置の通信形態への変更を前記他の通信装置側のネットワークに依頼する通信形態変更依頼部62と、自装置側のネットワークまたは他の通信装置側のネットワークからの応答に基づいて、通信形態の変更が可能であるか否かを判定する変更可否判定部63と、変更可能であると判定された場合、自装置側のネットワークの通信形態を他の通信装置側のネットワークの通信形態に変更するか、または他の通信装置側のネットワークの通信形態を自装置側のネットワークの通信形態に変更する通信形態変更部64とを備えている。
【選択図】図7

Description

本発明は、通信装置、通信制御方法、及びプログラムに関する。
近年、無線LAN(Loacal Area Network)機能搭載の端末装置の普及、及び通信キャリアによる公衆無線LANスポットの急速な増加により、屋外でも手軽に無線LANの機能を利用することが可能となってきている。無線LANは、複数のBSS(Basic Service Set)を構築することで、それぞれのBSS内での通信によるサービスを利用することが可能となる。BSSとは、無線LANのアドホックモードで接続されている機器のグループや、無線LANのインフラストラクチャモードで単一のAP(Access Point:アクセスポイント)とそのAPの圏内にいるSTA(Station:無線LAN端末)で構成されるネットワークのことを言う。以下では、ネットワークとは、BSSやWiFi DirectによるP2P Groupなどを指す。
しかしながら、デバイスサイズの制約などから、1つの無線アンテナしか搭載できない端末装置などの場合、1つのアンテナで複数のBSSを構築する際には、通常、無線チャネルを同一にする必要がある。チャネル設定については、既存のBSSのチャネルに合わせるだけであるため、既存のBSSのチャネルに合わせれば、新たなBSSが構築できず、新たなBSSを構築しようとすれば、既存のBSSを解散しなければならないという問題がある。そこで、既存のネットワークを解散することなく、互いに通信可能な複数のネットワークを構築することが望まれている。
例えば、特許文献1には、メッシュネットワークにおいて、利用可能な通信チャネルの品質及び可用性についての見解を蓄積するため、ネットワークノード間でチャネル情報を交換する技術が提案されている。
また、特許文献2には、BSSにおけるQoS状況を含むAPから取得された通告又は要求情報を利用して、端末装置によるローカル通信路感知に基づいて、より高いか等しい優先順位の潜在的隠れ端末からの衝突可能性を低減するようにAPを選択する技術が提案されている。
また、特許文献3には、隣接する他のBSSが存在するかを、無作為な優先順位に基づいてすべてのチャネルを走査し、既存の稼動状態のBSSの走査結果に基づいて主無線装置によって複数のチャネルのチャネル品質を測定し、チャネル品質パラメータに基づいて1つのチャネルを選択する技術が提案されている。
また、特許文献4には、異なる周波数上で動作するグループ間でワイヤレス配布システム(WDS)を介してメッセージを交換する際に、複数のワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)のソースWTRUで、宛先WTRUがキャンピングするチャネルにアクセスし、宛先WTRUにパケットを送り、パケットの送信後に、ソースWTRUを元のチャネルに戻す技術が提案されている。
特表2012−505584号公報 特表2010−508715号公報 特開2007−181200号公報 特表2009−515475号公報
しかしながら、上記特許文献1〜4では、チャネル情報の交換、APの選択方法、高品質なチャネルの選択方法、あるいはBSS間でのメッセージ交換などについて記載されているが、いずれにおいても、既存のBSSを解散することなく、新たなBSSを構築することについての解決方法を提供できないという問題があった。
そこで本発明は、既存のネットワークを解散することなく、互いに通信可能な複数のネットワークを構築することができる通信装置、通信制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の通信装置は、少なくとも2つ以上の通信形態を有し、そのうちの1つの通信形態を用いて通信する通信部と、他の通信装置の通信形態への変更を自装置側のネットワークに依頼するか、または自装置の通信形態への変更を前記他の通信装置側のネットワークに依頼する通信形態変更依頼部と、前記通信形態変更依頼部による依頼に対する、自装置側のネットワークまたは前記他の通信装置側のネットワークからの応答に基づいて、通信形態の変更が可能であるか否かを判定する変更可否判定部と、前記変更可否判定部により変更可能であると判定された場合、自装置側のネットワークの通信形態を前記他の通信装置側のネットワークの通信形態に変更するか、または前記他の通信装置側のネットワークの通信形態を自装置側のネットワークの通信形態に変更する通信形態変更部と、を備えることを特徴とする通信装置である。
本発明の通信制御方法は、少なくとも2つ以上の通信形態を有し、そのうちの1つの通信形態を用いて通信する際の通信制御方法であって、他の通信装置の通信形態への変更を自装置側のネットワークに依頼するか、または自装置の通信形態への変更を前記他の通信装置側のネットワークに依頼する通信形態変更依頼ステップと、前記通信形態変更依頼ステップでの依頼に対する、自装置側のネットワークまたは前記他の通信装置側のネットワークからの応答に基づいて、通信形態の変更が可能であるか否かを判定する変更可否判定ステップと、前記変更可否判定ステップで変更可能であると判定された場合、自装置側のネットワークの通信形態を前記他の通信装置側のネットワークの通信形態に変更するか、または前記他の通信装置側のネットワークの通信形態を自装置側のネットワークの通信形態に変更する通信形態変更ステップと、を含むことを特徴とする通信制御方法である。
本発明のプログラムは、通信装置のコンピュータに、少なくとも2つ以上の通信形態を有し、そのうちの1つの通信形態を用いて通信する通信機能、他の通信装置の通信形態への変更を自装置側のネットワークに依頼するか、または自装置の通信形態への変更を前記他の通信装置側のネットワークに依頼する通信形態変更依頼機能、前記通信形態変更依頼機能による依頼に対する、自装置側のネットワークまたは前記他の通信装置側のネットワークからの応答に基づいて、通信形態の変更が可能であるか否かを判定する変更可否判定機能、前記変更可否判定機能により変更可能であると判定された場合、自装置側のネットワークの通信形態を前記他の通信装置側のネットワークの通信形態に変更するか、または前記他の通信装置側のネットワークの通信形態を自装置側のネットワークの通信形態に変更する通信形態変更機能、を実行させることを特徴とするプログラムである。
この発明によれば、既存のネットワークを解散することなく、複数のネットワークを構築することができる。
本発明の実施形態による端末装置1の構成を示すブロック図である。 本実施形態による端末装置1の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による端末装置1の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による端末装置1の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態の端末装置1によるチャネル移動の例を示す概念図である。 本実施形態の端末装置1を適用した例を示す図である。 付記1の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、前述したように、以下では、ネットワークとは、BSSやWiFi DirectによるP2P Groupなどのことを指す。
図1は、本発明の実施形態による端末装置1の機能構成を示すブロック図である。図において、端末装置1は、自端末動作モード判定部10、相手端末動作モード判定部11、チャネル移動依頼部12、チャネル移動部13、及び無線LAN送受信部14を備えている。なお、これら自端末動作モード判定部10、相手端末動作モード判定部11、チャネル移動依頼部12、チャネル移動部13は、図示しないCPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することによって実現される機能である。但し、必ずしもプログラムの実行で実現されることに限定されるものではなく、ハードウェアとして備えられていてもよい。
自端末動作モード判定部10は、自端末がSTAで動作しているか、あるいはAPで動作しているか、あるいはそれ以外(BSSに属さない)で動作しているかを判定する。相手端末動作モード判定部11は、相手端末がSTAで動作しているか、あるいはAPで動作しているか、あるいはそれ以外(BSSに属さない)で動作しているかを判定する。このとき、相手端末動作モード判定部11は、無線LAN送受信部14を介して、動作問い合わせフレームにて相手端末の動作モードを受信する。
チャネル移動依頼部12は、自端末動作モード判定部10、及び相手端末動作モード判定部11による動作モードの判定結果に基づいてチャネル移動依頼を送出する。具体的には、チャネル移動依頼部12は、自端末をBSSに接続をしたまま、相手端末のBSSに繋ぎたい場合には、自端末側のBSSのAPに対して、相手端末のBSSのチャネルへのチャネル移動を優先的に依頼する。一方、チャネル移動依頼部12は、自端末側のBSSのAPがチャネル移動を許可しなかった場合には、相手端末側のBSSのAPに対してチャネル移動を依頼する。チャネル移動依頼部12は、上記チャネル移動依頼に際し、無線LAN送受信部14を介して、チャネル移動依頼フレームを送受信することで、チャネル移動の依頼、及び該依頼に対する相手からの応答(チャネル移動可否)を授受する。
なお、上記相手端末動作モード判定部11による相手端末の動作モード(チャネルを含む)の受信、あるいはチャネル移動依頼部12によるチャネル移動の依頼(チャネルの指示を含む)、該依頼に対する相手からの応答(チャネル移動可否)については、例えば、Wi−Fi Directの規格に準ずるDiscovery(ディスカバリ)を用いて実現する。Wi−Fi Directの動作内容の1つであるDiscoveryでは、ActiveScan(アクティブスキャン)とPassiveScan(パッシブスキャン)を交互に繰り返すことで、情報の授受を行うことが可能である。本実施形態では、チャネルを合わせる前の相手端末との通信に、一例として、上記Discoveryを用いることを想定している。
一般に、現在市場に出ているWi−Fi Direct対応のデバイス(WLANチップ)によれば、自端末がBSSに属していても、別チャネルのBSSのAPやSTAに対して該Discoveryを実行することが可能である。該Discovery(あるいは、これに近い方法)を用いれば、フレーム内に、相手端末の動作モード取得依頼や、チャネル移動依頼、チャネル移動依頼に対する応答(可否)などの独自のプロトコルなどを、タグ(Information Element)として入れることで、チャネルを合わせる前であっても、相手端末、及び該相手端末のBSSが用いているチャネルや、相手端末の動作モードなどを取得することができる。
また、チャネル移動依頼部12は、チャネル移動の依頼に対するAPからの応答に基づいて、チャネル移動が可能であるか否かを判定する。なお、チャネル移動依頼を受けたAPは、例えば、それぞれのBSSに属するBSS端末(STA)がチャネル移動の機能を有しているか、あるいは移動後のチャネルで動作が可能であるかなどを確認することでチャネル移動可否を判定し、チャネル移動依頼に対する応答して返信する。
チャネル移動部13は、チャネル移動依頼部12により授受したチャネル移動可否の判定結果に基づいて、無線LANに用いているチャネルを移動(変更)する。具体的には、チャネル移動部13は、移動すべきチャネルを示すチャネル移動フレームを、無線LAN送受信部14を介して、自身または相手端末側のBSSのAPに供給する。また、チャネル移動部13は、相手端末からチャネル移動を依頼された場合には、移動すべきチャネルを示すチャネル移動フレームを、無線LAN送受信部14を介して、自身または相手端末のBSSのAPから受信する。
無線LAN送受信部14は、チャネル移動部13からのチャネル移動フレームで示されるチャネルを用いて、相手端末の無線LAN送受信部との間で無線フレームを送受信する。これらのチャネル移動には、IEEE802.11hで規定されているCSA(Channel Switch Announcement)機能を使用する。
本実施形態では、端末装置1は、自端末動作モード判定部10、及び相手端末動作モード判定部11によって自端末と相手端末の動作モードを判定した後、チャネル移動依頼部12によってチャネル移動の依頼を行う。自端末、もしくは相手端末は、依頼の結果(チャネル移動の可否)に応じて、チャネル移動部13でチャネルの移動を行うことで新たなBSSを構築する。
端末装置1は、例えば、自身のBSSに接続したまま、他のBSSに属する相手端末に繋ぎたい場合、相手端末側のBSSに対するチャネル移動依頼よりも、自端末側のBSSのAPに対して、相手端末側のチャネルへのチャネル移動を優先的に依頼する。チャネル移動が可能であれば、自端末側のBSSのチャネルを相手端末のBSSのチャネルに変更し、変更後のチャネルで相手端末と新たなBSSを構築する。
一方、自端末側のBSSのAPがチャネル移動を許可しなかった場合には、端末装置1は、相手端末経由で、相手端末側のBSSのAPに対して、自端末側のチャネルへのチャネル移動を依頼する。チャネル移動が可能であれば、相手端末側のBSSのAPに対して、自端末側のBSSへのチャネルに変更させ、変更後のチャネルで相手端末と新たなBSSを構築する。
次に、上述した実施形態の動作について説明する。
なお、以下の説明では、端末装置1を、端末装置1または自端末1とし、相手端末を相手端末2として説明する。また、端末装置1がSTAとして動作している場合には、自端末(STA)1、APとして動作している場合には、自端末(AP)1と表記する。相手端末2についても同様である。
図2乃至図4は、本実施形態による端末装置1の動作を説明するためのフローチャートである。なお、説明を分かりやすくするために、相手端末2、もしくは相手端末2のBSSのAPでの動作についても一連のフローの中で、点線ブロックで示している。
端末装置1において、まず、自端末動作モード判定部10は、自端末1の接続状態(動作モード)を判別する(ステップS10)。そして、自端末1がBSSを構築していない場合には(ステップS10のなし)、相手端末動作モード判定部11は、相手端末2の接続状態(動作モード)を判別する(ステップS12)。そして、相手端末2もBSSを構築していない場合には(ステップS12のなし)、端末装置1は、通常通りの接続シーケンスに従って新たなBSSを構築する(ステップS14)。そして、当該処理を終了する。
一方、自端末1がBSSを構築しておらず(ステップS10のなし)、相手端末2がSTAで動作している場合には(ステップS12のSTA)、チャネル移動部13は、相手端末2を介して該相手端末2のAPに参加要請し、既に構築されている相手端末2のBSSにチャネルを合わせて当該BSSに参加する(ステップS16)。そして、当該処理を終了する。また、相手端末2がAPで動作している場合には(ステップS12のAP)、チャネル移動部13は、APで動作している相手端末2に直接参加要請し、既に構築されている相手端末2のBSSにチャネルを合わせて当該BSSに参加する(ステップSS18)。そして、当該処理を終了する。
一方、自端末1がSTAで動作している場合には(ステップS10のSTA)、相手端末動作モード判定部11は、相手端末2の接続状態(動作モード)を判別する(図3のステップS20)。そして、相手端末2がSTAで動作している場合には(ステップS20のSTA)、チャネル移動依頼部12は、自端末(STA)1のBSSのAPにチャネル(Ch)移動を依頼し、チャネル移動可能であるか否かを判定する(ステップS22)。そして、自端末(STA)1のBSSのAPがチャネル移動可能である場合には(ステップS22のOK)、チャネル移動部13は、既に構築されている相手端末(STA)2のBSSにチャネルを合わせて新たなBSSを構築する(ステップS24)。そして、当該処理を終了する。
一方、自端末(STA)1のBSSのAPがチャネル移動不可である場合には(ステップS22のNO)、チャネル移動依頼部12は、相手端末(STA)2を介して、相手端末(STA)2のBSSのAPにチャネル(Ch)移動を依頼し、チャネル移動可能であるか否かを判定する(ステップS26)。そして、相手端末(STA)2のBSSのAPがチャネル移動可能である場合には(ステップS26のOK)、相手端末(STA)2のBSSのAPは、既に構築されている自端末(STA)1のBSSにチャネルを合わせて新たなBSSを構築する(ステップS28)。そして、当該処理を終了する。
また、相手端末(STA)2のBSSのAPもチャネル移動不可である場合には(ステップS26のNO)、新たなBSSの構築はできないと判断する(ステップS30)。そして、当該処理を終了する。
一方、相手端末2がBSSを構築していない場合には(ステップS20のなし)、相手端末2は、既に構築されている自端末(STA)1のBSSにチャネルを合わせて新たなBSSを構築する(ステップS32)。そして、当該処理を終了する。
一方、相手端末2がAPで動作している場合には(ステップS20のAP)、チャネル移動依頼部12は、自端末(STA)1のBSSのAPにチャネル(Ch)移動を依頼し、チャネル移動可能であるか否かを判定する(ステップS34)。そして、自端末(STA)1のBSSのAPがチャネル移動可能である場合には(ステップS34のOK)、チャネル移動部13は、既に構築されている相手端末(AP)2のBSSにチャネルを合わせて新たなBSSを構築する(ステップS36)。そして、当該処理を終了する。
一方、自端末(STA)1のBSSのAPがチャネル移動不可である場合には(ステップS34のNO)、チャネル移動依頼部12は、相手端末(AP)2にチャネル(Ch)移動を依頼し、チャネル移動可能であるか否かを判定する(ステップS38)。相当該端末(STA)1にチャネル移動可否を応答として返す一方、チャネル移動可能であれば、自身のBSSに属するBSS端末にチャネル(Ch)移動を通知する。そして、相手端末(AP)2側のBSSにおいて、BSS端末がチャネル移動可能である場合には(ステップS38のOK)、相手端末(AP)2、及びそのBSSに属するBSS端末は、既に構築されている当該端末(STA)1のBSSにチャネルを合わせて新たなBSSを構築する(ステップS40)。そして、当該処理を終了する。
また、相手端末(AP)2のBSSのAPがチャネル移動不可である場合には(ステップS38のNO)、新たなBSSの構築はできないと判断する(ステップS42)。そして、当該処理を終了する。
一方、自端末1がAPで動作している場合には(図2のステップS10のAP)、相手端末動作モード判定部11は、相手端末2の接続状態(動作モード)を判別する(図4のステップS44)。そして、相手端末2がSTAで動作している場合には(ステップS44のSTA)、端末装置(AP)1は、自身のBSSに属するBSS端末にチャネル(Ch)移動を通知し、チャネル移動可能であるか否かを判定する(ステップS46)。そして、チャネル移動可能である場合には(ステップS46のOK)、自端末(AP)1、及びそのBSSに属するBSS端末は、チャネル移動部13により、既に構築されている相手端末(STA)2のBSSにチャネルを合わせて新たなBSSを構築する(ステップS48)。そして、当該処理を終了する。
一方、自端末(AP)1のBSSに属するBSS端末がチャネル移動不可である場合には(ステップS46のNO)、チャネル移動依頼部12は、相手端末(STA)2を介して、相手端末(STA)2のBSSのAPにチャネル(Ch)移動を依頼し、チャネル移動可能であるか否かを判定する(ステップS50)。そして、相手端末(STA)2のBSSのAPがチャネル移動可能である場合には(ステップS50のOK)、相手端末(STA)2のBSS側のAP、及び相手端末(STA)2を含むBSS端末は、既に構築されている当該端末(AP)1のBSSにチャネルを合わせて新たなBSSを構築する(ステップS52)。そして、当該処理を終了する。
また、相手端末(STA)2のBSSに属するBSS端末がチャネル移動不可である場合には(ステップS50のNO)、新たなBSSの構築はできないと判断する(ステップS54)。そして、当該処理を終了する。
一方、相手端末2がBSSを構築していない場合には(ステップS44のなし)、相手端末2が、既に構築されている当該端末(AP)1のBSSにチャネルを合わせて新たなBSSを構築する(ステップS56)。そして、当該処理を終了する。
一方、相手端末2がAPで動作している場合には(ステップS44のAP)、端末装置(AP)1は、自身のBSSに属するBSS端末にチャネル(Ch)移動を通知し、チャネル移動可能であるか否かを判定する(ステップS58)。そして、自端末(AP)1のBSSに属するBSS端末がチャネル移動可能である場合には(ステップS58のOK)、自端末(AP)1、及びそのBSSに属するBSS端末は、それぞれのチャネル移動部13により、既に構築されている相手端末(AP)2のBSSにチャネルを合わせて新たなBSSを構築する(ステップS60)。そして、当該処理を終了する。
一方、自端末(AP)1のBSSに属するBSS端末がチャネル移動不可である場合には(ステップS58のNO)、チャネル移動依頼部12は、相手端末(AP)2にチャネル(Ch)移動を依頼し、チャネル移動可能であるか否かを判定する(ステップS62)。相手端末(AP)2は、当該端末(STA)1にチャネル移動可否を応答として返す一方、チャネル移動可能であれば、自身のBSSに属するBSS端末にチャネル(Ch)移動を通知する。そして、相手端末(AP)2側のBSSにおいて、チャネル移動可能である場合には(ステップS62のOK)、相手端末(AP)2、及びそのBSSに属するBBS端末は、既に構築されている当該端末(AP)1のBSSにチャネルを合わせて新たなBSSを構築する(ステップS64)。そして、当該処理を終了する。
また、相手端末(AP)2のBSSに属するBSS端末がチャネル移動不可である場合には(ステップS62のNO)、新たなBSSの構築はできないと判断する(ステップS66)。そして、当該処理を終了する。
本実施形態では、基本的な動作として、まず、端末装置1、もしくは端末装置1が属するBSSのAPに対してチャネル移動可否の判断を行う(端末装置1がAPであれば、自身が判断する)。そして、端末装置1側でチャネル移動が可能であれば、端末装置1側でチャネル移動を行うことで、相手端末2との通信が可能な新たなBSSを構築する。
一方、端末装置1側でチャネル移動できない場合には、相手端末2側に対してチャネル移動を依頼し、相手端末2側でのチャネル移動可否の判断を行う。そして、相手端末2側でチャネル移動が可能であれば、相手端末2側がチャネル移動を行う。このように端末装置1と相手端末2とのBSSでチャネルを合わせることで、既存のBSSを解放することなく、端末装置1と相手端末2との通信が可能な新たなBSSを構築することができる。
図5(a)〜(d)は、本実施形態の端末装置1によるチャネル移動のいくつかの例を示す概念図である。図5(a)は、自端末1がSTAとして動作し、相手端末2がBSS20のAPとして動作している場合であり、上述したステップS38、S40の動作に相当する。自端末(STA)1は、相手端末(AP)2にチャネル移動を依頼する(ステップSa1)。相手端末(AP)2は、BSS20でチャネル移動可能であるかを判定し(ステップSa2)、チャネル移動可能であれば、BSS20のBSS端末(STA)3−1〜3−3にチャネル移動を通知する(ステップSa3)。そして、BSS20の相手端末(AP)2、及びBSS端末3−1〜3−3は、既に構築されている自端末(STA)1のチャネルに合わせることで新たなBSSを構築する(ステップSa4)。
図5(b)は、自端末1がBSS21のAPとして動作し、相手端末2が他のBSSのSTAとして動作している場合であり、上述したステップS46、S48の動作に相当する。自端末(AP)1は、BSS20でチャネル移動可能であるかを判定し(ステップSb1)、チャネル移動可能であれば、BSS20のBSS端末(STA)3−1〜3−3にチャネル移動を通知する(ステップSb2)。そして、BSS20の自端末(AP)1、及びBSS端末3−1〜3−3は、既に構築されている相手端末(STA)2のチャネルに合わせることで新たなBSSを構築する(ステップSb3)。
図5(c)は、自端末1がSTAとして動作し、相手端末2がBSS22のSTAとして動作している場合であり、上述したステップS26、S28の動作に相当する。自端末(STA)1は、相手端末(STA)2を介して、相手端末(STA)2側のAP4にチャネル移動を依頼する(ステップSc1)。相手端末(STA)2側のAP4は、BSS22でチャネル移動可能であるかを判定し(ステップSc2)、チャネル移動可能であれば、BSS22のBSS端末(STA)3−1、3−2、及び相手端末(STA)2にチャネル移動を通知する(ステップSc3)。そして、BSS22の相手端末(STA)2、BSS端末3−1、3−2、及びAP4は、自端末(STA)1のチャネルに合わせることで新たなBSSを構築する(ステップSc4)。
図5(d)は、自端末1がBSS23のSTAとして動作し、相手端末2が他のBSSのSTAとして動作している場合であり、上述したステップS22、S24の動作に相当する。自端末(STA)1は、BSS23のAP5にチャネル移動を依頼する(ステップSd1)。自端末(STA)1のBSS23のAP5は、チャネル移動可能であるかを判定し(ステップSd2)、チャネル移動可能であれば、BSS23のBSS端末3−1、3−2、及び自端末(STA)1にチャネル移動を通知する(ステップSd3)。そして、BSS23の自端末(STA)1、BSS端末3−1、3−2、及びAP5は、相手端末(STA)2のチャネルに合わせることで新たなBSSを構築する(ステップSd4)。
このように、本実施形態では、相手端末2がAPだった場合には、直接、チャネル移動依頼を行い、相手端末2がSTAだった場合には、その相手端末(STA)2経由で、相手側のBSSのAPに対してチャネル移動を依頼する。上述したように、APが行うチャネル移動可否の判定については、各BSSのBSS端末(STA)がチャネル移動の機能を有しているか、さらに移動後のチャネルに対して動作が可能であるかを確認することで行う。APは、BSS内の全ての端末装置が条件を満たす場合にのみ、チャネル移動を実施する。これらのチャネル移動には、IEEE 802.11hで規定されているChannel Switch Announcement(CSA)機能を使用する。
図6は、本実施形態の端末装置1を適用した例を示す図である。図6において、自端末1は、携帯端末(HH:Hand Held)31が既に構築しているBSS(Wi−Fi Direct;P2P Group)30に参加しており、STA(Client)として帰属している。携帯端末(HH)31は、無線LAN等によりインターネット100に接続している。該BSS30には、他に、携帯端末(HH)32や、携帯端末(ゲーム機)33が帰属している。また、相手端末2は、AP41が既に構築しているBSS40に参加しており、STAとして帰属している。該BSS40には、他に、PC(Personal Computer)42や、プリンタ43が帰属している。AP41は、有線によりインターネット100に接続している。
本実施形態によれば、まず、自端末(HH)1は、自身が参加しているBSS(P2P Group)30の携帯端末(HH)31に対してチャネル移動を要請し、携帯端末(HH)31がチャネル移動可能と判断すれば、自身のBSS(P2P Group)30のチャネルを、既に構築されている相手端末2のBSS40のチャネルに合わせて新たなBSSを構築する。
これに対して、携帯端末(HH)31が、BSS(P2P Group)30の携帯端末(HH)32、携帯端末(ゲーム機)33が、チャネル移動が不可であると判断すれば、自端末(HH)1は、相手端末(HH)2を介して、該相手端末(HH)2側のBSS40のAP41に対してチャネル移動を依頼する。そして、相手端末(HH)2側のBSS40でチャネル移動が可能であれば、BSS40側のAP41、PC42や、プリンタ43が、既に構築されている自端末(HH)1のBSS(P2P Group)30のチャネルにチャネルを合わせて新たなBSSを構築する。
上述したように、携帯端末(HH)31のP2P GroupとAP41のBSS40とで、チャネル合わせを行うことで、図示するように、自端末(HH)1と相手端末(HH)2とで新しくBSS(Wi−Fi DirectのP2P Group)50を構築することが可能となる。BSS50においては、自端末(HH)1と相手端末(HH)2のどちらがAP(Group Owner)、STA(Client)でも構わない。
上述した実施形態によれば、相手端末2にチャネルを合わせる場合に、まず、端末装置1のBSSのAPにチャネル移動を依頼し、チャネル移動可能であれば、そのまま端末装置1のBSSのチャネルを相手端末2のBSSのチャネルに変更し、チャネル移動不可であれば、相手端末2のBSSのAPにチャネル移動を依頼し、チャネル移動可能であれば、相手端末2のBSSのチャネルを、端末装置1のBSSのチャネルに変更することで、双方のチャネルを一致させるようにしたので、既存のBSSを解散することなく、他のBSSへの接続が可能な複数のBSSを構築することができる。
例えば、3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution)などの通信ベアラ経由で、web上のコンテンツをダウンロード、もしくはストリーミングしながら、無線LAN(Wi−Fi)経由で相手端末と通信を行う場合、高品質なコンテンツの通信に、3GやLTEを使用すると、必要な通信速度が出せないが、web上のコンテンツも無線LAN(Wi−Fi)経由で通信を行うことで高品質なデータ通信が可能になる。
特に、Wi−Fi Miracastなどの動画像を扱う通信では重要となる。この場合、無線LANでのBSS構築が2つ必要になるが、既に存在する接続状態(チャネルや動作モード)によっては、一旦、BSSを解散しなくてはならない。これに対して、本実施形態によれば、既存のBSSを解散することなく、また、煩雑なBSSの解散/構築の手間を省き、他のBSSへの接続が可能な複数のBSSを構築することができる。
なお、本実施形態は、端末装置として携帯電話に適用した例であるが、本発明はこれに限定されず、他の装置(例えば、ゲーム機、タブレットPC、ノートPC、PDA(Personal Data Assistants:携帯情報端末)にも適用可能できる。
次に、図7を参照して付記1記載の通信装置と実施形態との対応関係について説明する。図7は付記1記載の通信装置の構成を示すブロック図である。この図において、通信部61は、少なくとも2つ以上の通信形態を有し、そのうちの1つの通信形態を用いて通信するものであり、上述した実施形態の無線LAN送受信部14に対応する。
通信形態変更依頼部62は、他の通信装置の通信形態への変更を自装置側のネットワークに依頼するか、または自装置の通信形態への変更を他の通信装置側のネットワークに依頼する。変更可否判定部63は、通信形態変更依頼部62による依頼に対する、自装置側のネットワークまたは前記他の通信装置側のネットワークからの応答に基づいて、通信形態の変更が可能であるか否かを判定する。上記通信形態変更依頼部62、及び変更可否判定部63は、上述した実施形態のチャネル移動依頼部12に対応する。
通信形態変更部64は、変更可否判定部63により変更可能であると判定された場合、自装置側のネットワークの通信形態を前記他の通信装置側のネットワークに変更するか、または前記他の通信装置側のネットワークの通信形態を自装置側のネットワークの通信形態に変更するものであり、上述した実施形態のチャネル移動部13に対応する。
上記構成によれば、他の通信装置の通信形態への変更を自装置側のネットワークに依頼するか、または自装置の通信形態への変更を他の通信装置側のネットワークに依頼し、該依頼に対する、自装置側のネットワークまたは他の通信装置側のネットワークからの応答に基づいて、通信形態の変更が可能であるか否かを判定し、変更可能であると判定された場合、自装置側のネットワークの通信形態を他の通信装置側のネットワークに変更するか、または他の通信装置側のネットワークの通信形態を自装置側のネットワークの通信形態に変更するので、既存のネットワークを解散することなく、複数のネットワークを構築することができる。
以下、本発明の特徴を付記する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
付記1記載の発明は、
少なくとも2つ以上の通信形態を有し、そのうちの1つの通信形態を用いて通信する通信部61と、
他の通信装置の通信形態への変更を自装置側のネットワークに依頼するか、または自装置の通信形態への変更を前記他の通信装置側のネットワークに依頼する通信形態変更依頼部62と、
前記通信形態変更依頼部62による依頼に対する、自装置側のネットワークまたは前記他の通信装置側のネットワークからの応答に基づいて、通信形態の変更が可能であるか否かを判定する変更可否判定部63と、
前記変更可否判定部63により変更可能であると判定された場合、自装置側のネットワークの通信形態を前記他の通信装置側のネットワークの通信形態に変更するか、または前記他の通信装置側のネットワークの通信形態を自装置側のネットワークの通信形態に変更する通信形態変更部64と、
を備えることを特徴とする通信装置である。
(付記2)
前記通信形態変更依頼部は、前記他の通信装置側のネットワークに対する変更依頼よりも、自装置側のネットワークに対する通信形態の変更を優先的に依頼する、ことを特徴とする付記1に記載の通信装置である。
(付記3)
前記通信形態変更依頼部は、前記変更可否判定部により自装置側のネットワークでの変更が不可であると判定された場合、前記他の通信装置側のネットワークに対して自装置の通信形態への変更を依頼する、ことを特徴とする付記2に記載の通信装置である。
(付記4)
自装置の動作モードを判定する第1の動作モード判定部を更に備え、前記通信形態変更依頼部は、前記第1の動作モード判定部によって自装置が第1のネットワークに属する端末として動作していると判定された場合、前記第1のネットワークのアクセスポイントに対して前記他の通信装置の通信形態への変更を依頼する、ことを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の通信装置である。
(付記5)
前記通信形態変更依頼部は、前記第1の動作モード判定部によって自装置が第1のネットワークのアクセスポイントとして動作していると判定された場合、自装置に対して前記他の通信装置の通信形態への変更を依頼する、ことを特徴とする付記4に記載の通信装置である。
(付記6)
前記他の通信装置の動作モードを判定する第2の動作モード判定部を更に備え、
前記通信形態変更依頼部は、前記第2の動作モード判定部によって前記他の通信装置が第2のネットワークに属する端末として動作していると判定された場合、前記他の通信装置を介して、前記第2のネットワークのアクセスポイントに対して自装置の通信形態への変更を依頼する、ことを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の通信装置である。
(付記7)
前記通信形態変更依頼部は、前記第2の動作モード判定部によって前記他の通信装置が第2のネットワークのアクセスポイントとして動作していると判定された場合、前記他の通信装置に対して自装置の通信形態への変更を依頼する、ことを特徴とする付記6に記載の通信装置である。
(付記8)
前記通信部は、前記通信形態として、通信に用いる少なくとも2つ以上の周波数帯を有し、そのうちの1つの周波数帯を用いて他の通信装置と通信する、ことを特徴とする付記1から7のいずれかに記載の通信装置。
(付記9)
少なくとも2つ以上の通信形態を有し、そのうちの1つの通信形態を用いて通信する際の通信制御方法であって、他の通信装置の通信形態への変更を自装置側のネットワークに依頼するか、または自装置の通信形態への変更を前記他の通信装置側のネットワークに依頼する通信形態変更依頼ステップと、前記通信形態変更依頼ステップでの依頼に対する応答に基づいて、通信形態の変更が可能であるか否かを判定する変更可否判定ステップと、前記変更可否判定ステップで変更可能であると判定された場合、自装置側のネットワークの通信形態を前記他の通信装置側のネットワークの通信形態に変更するか、または前記他の通信装置側のネットワークの通信形態を自装置側のネットワークの通信形態に変更する通信形態変更ステップと、を含むことを特徴とする通信制御方法である。
(付記10)
通信装置のコンピュータに、少なくとも2つ以上の通信形態を有し、そのうちの1つの通信形態を用いて通信する通信機能、他の通信装置の通信形態への変更を自装置側のネットワークに依頼するか、または自装置の通信形態への変更を前記他の通信装置側のネットワークに依頼する通信形態変更依頼機能、前記通信形態変更依頼機能による依頼に対する、自装置側のネットワークまたは前記他の通信装置側のネットワークからの応答に基づいて、通信形態の変更が可能であるか否かを判定する変更可否判定機能、前記変更可否判定機能により変更可能であると判定された場合、自装置側のネットワークの通信形態を前記他の通信装置側のネットワークの通信形態に変更するか、または前記他の通信装置側のネットワークの通信形態を自装置側のネットワークの通信形態に変更する通信形態変更機能、を実行させることを特徴とするプログラムである。
1 端末装置(自端末)
2 端末装置(相手端末)
3−1〜3−3 BSS端末
4、5、41 AP
31、32 端末装置(HH)
33 端末装置(ゲーム機)
42 PC
43 プリンタ
10 自端末動作モード判定部
11 相手端末動作モード判定部
12 チャネル移動依頼部
13 チャネル移動部
14 無線LAN送受信部
20、21、22、23 BSS
61 通信部
62 通信形態変更依頼部
63 変更可否判定部
64 通信形態変更部
100 インターネット

Claims (10)

  1. 少なくとも2つ以上の通信形態を有し、そのうちの1つの通信形態を用いて通信する通信部と、
    他の通信装置の通信形態への変更を自装置側のネットワークに依頼するか、または自装置の通信形態への変更を前記他の通信装置側のネットワークに依頼する通信形態変更依頼部と、
    前記通信形態変更依頼部による依頼に対する、自装置側のネットワークまたは前記他の通信装置側のネットワークからの応答に基づいて、通信形態の変更が可能であるか否かを判定する変更可否判定部と、
    前記変更可否判定部により変更可能であると判定された場合、自装置側のネットワークの通信形態を前記他の通信装置側のネットワークに変更するか、または前記他の通信装置側のネットワークの通信形態を自装置側のネットワークの通信形態に変更する通信形態変更部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信形態変更依頼部は、前記他の通信装置側のネットワークに対する変更依頼よりも、自装置側のネットワークに対する通信形態の変更を優先的に依頼する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信形態変更依頼部は、前記変更可否判定部により自装置側のネットワークでの変更が不可であると判定された場合、前記他の通信装置側のネットワークに対して自装置の通信形態への変更を依頼する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 自装置の動作モードを判定する第1の動作モード判定部を更に備え、
    前記通信形態変更依頼部は、前記第1の動作モード判定部によって自装置が第1のネットワークに属する端末として動作していると判定された場合、前記第1のネットワークのアクセスポイントに対して前記他の通信装置の通信形態への変更を依頼する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 前記通信形態変更依頼部は、前記第1の動作モード判定部によって自装置が第1のネットワークのアクセスポイントとして動作していると判定された場合、自装置に対して前記他の通信装置の通信形態への変更を依頼する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記他の通信装置の動作モードを判定する第2の動作モード判定部を更に備え、
    前記通信形態変更依頼部は、前記第2の動作モード判定部によって前記他の通信装置が第2のネットワークに属する端末として動作していると判定された場合、前記他の通信装置を介して、前記第2のネットワークのアクセスポイントに対して自装置の通信形態への変更を依頼する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信装置。
  7. 前記通信形態変更依頼部は、前記第2の動作モード判定部によって前記他の通信装置が第2のネットワークのアクセスポイントとして動作していると判定された場合、前記他の通信装置に対して自装置の通信形態への変更を依頼する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記通信部は、前記通信形態として、通信に用いる少なくとも2つ以上の周波数帯を有し、そのうちの1つの周波数帯を用いて他の通信装置と通信する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の通信装置。
  9. 少なくとも2つ以上の通信形態を有し、そのうちの1つの通信形態を用いて通信する際の通信制御方法であって、
    他の通信装置の通信形態への変更を自装置側のネットワークに依頼するか、または自装置の通信形態への変更を前記他の通信装置側のネットワークに依頼する通信形態変更依頼ステップと、
    前記通信形態変更依頼ステップでの依頼に対する、自装置側のネットワークまたは前記他の通信装置側のネットワークからの応答に基づいて、通信形態の変更が可能であるか否かを判定する変更可否判定ステップと、
    前記変更可否判定ステップで変更可能であると判定された場合、自装置側のネットワークの通信形態を前記他の通信装置側のネットワークの通信形態に変更するか、または前記他の通信装置側のネットワークの通信形態を自装置側のネットワークの通信形態に変更する通信形態変更ステップと、
    を含むことを特徴とする通信制御方法。
  10. 通信装置のコンピュータに、
    少なくとも2つ以上の通信形態を有し、そのうちの1つの通信形態を用いて通信する通信機能、
    他の通信装置の通信形態への変更を自装置側のネットワークに依頼するか、または自装置の通信形態への変更を前記他の通信装置側のネットワークに依頼する通信形態変更依頼機能、
    前記通信形態変更依頼機能による依頼に対する、自装置側のネットワークまたは前記他の通信装置側のネットワークからの応答に基づいて、通信形態の変更が可能であるか否かを判定する変更可否判定機能、
    前記変更可否判定機能により変更可能であると判定された場合、自装置側のネットワークの通信形態を前記他の通信装置側のネットワークの通信形態に変更するか、または前記他の通信装置側のネットワークの通信形態を自装置側のネットワークの通信形態に変更する通信形態変更機能、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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