JP2014191180A - 表示装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

表示装置、制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014191180A
JP2014191180A JP2013066303A JP2013066303A JP2014191180A JP 2014191180 A JP2014191180 A JP 2014191180A JP 2013066303 A JP2013066303 A JP 2013066303A JP 2013066303 A JP2013066303 A JP 2013066303A JP 2014191180 A JP2014191180 A JP 2014191180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjustment
display
image
normal
display area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013066303A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Ishii
真也 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013066303A priority Critical patent/JP2014191180A/ja
Publication of JP2014191180A publication Critical patent/JP2014191180A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

【課題】
有機ELパネルの経時劣化をマニュアルで調整できるようにする。
【解決手段】
有機ELパネル106の表示画面に通常表示領域と通常非表示領域を設定し、通常表示モードでは、入力画像を通常表示領域に表示し、通常非表示領域を非表示にする。調整モードでは、映像信号処理部104は通常表示領域画像生成部107からの調整用画像をブライト調整部105に供給する。ブライト調整部105は、調整値メモリ108に格納される調整値に従い調整用画像の輝度を調整する。通常非表示領域画像生成部109は、通常非表示領域に表示すべき目標画像を生成する。有機ELパネル106は、ブライト調整部105で調整された調整用画像を通常表示領域に表示し、目標画像を通常非表示領域に表示する。ユーザは両画像の輝度が一致するように操作部110により調整値の変更を制御部101に指示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置、制御方法及びプログラムに関する。
現在、液晶ディスプレイ(LCD)等のフラットな表示装置が広く普及している。近年では、液晶表示素子以外に、例えば有機EL(Electro Luminescence)素子を用いた表示装置が開発され、商品化が進められている。
有機EL表示装置では、有機EL素子の電流−電圧特性(I−V特性)が、時間の経過に従って劣化(経時劣化)することが知られている。有機EL素子のI−V特性が経時変化すると、有機EL素子を電流駆動する駆動トランジスタに流れる電流値が変化して有機EL素子自身に流れる電流値も変化し、それに応じて発光輝度も変化してしまう。さらに、有機EL表示素子では、赤(R)、緑(G)及び青(B)の色毎に輝度低下度合いが異なることも指摘されている。
図10は、有機EL材料の赤、緑及び青の色別劣化特性例を示す図である。図10に示すように、有機EL材料は、青、赤及び緑の順に劣化度合いが早い特性となる。すなわち、通電直後の各色の輝度比G:R:Bが1:1:1であったとしても、通電時間が増えるにつれ、各表示素子の輝度比G:R:Bが、例えば1:0.9:0.6のように変化する。このように青、赤及び緑の順に輝度劣化が早いので、経過時間に応じて緑がかった色合いに変化してしまうという問題がある。この変化を以下、色度劣化と呼ぶ。
このような問題に対し、例えば、特許文献1には、各表示セルの発光回数の累積値を記憶し、記憶された各表示セルの発光回数の累積値に応じて、入力映像信号の信号レベルのゲインを色毎に調整する技術が記載されている。
特開2005−010227号公報
特許文献1に記載された技術では、有機EL表示装置の駆動回路の回路規模が増大し、コストが増大してしまう。
本発明は、経時的なゲイン制御と言った複雑な制御を行うことなく、色毎の劣化度合を低減した良好な表示特性を保持できる表示装置、制御方法及びプログラムを提示することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る表示装置は、色毎の経時劣化が異なる表示手段であって、表示画面に通常表示領域と通常非表示領域を設定してある表示手段を具備し、入力画像を前記通常表示領域に表示させつつ、前記通常非表示領域を非表示にする通常表示モードと、前記表示手段の色度の経時劣化を調整する調整モードとを有する表示装置であって、前記経時劣化を調整する調整値を記憶する調整値格納手段と、前記調整モードにおいて、前記通常表示領域に表示すべき調整用画像を生成する調整用画像生成手段と、前記通常表示モードにおいて前記入力画像の輝度を前記調整値に従い調整し、前記調整モードにおいて前記調整用画像の輝度を前記調整値に従い調整する調整手段と、前記調整モードにおいて、前記通常非表示領域に表示すべき目標画像であってその輝度を初期調整値により調整された目標画像を生成する目標画像生成手段と、ユーザ操作に基づき前記調整値を変更する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複雑な制御を行うことなく、ユーザが表示装置の表示特性をマニュアルで容易に補正することができる。
本発明の第1実施例の概略構成ブロック図である。 第1実施例におけるカラーバランス調整の制御手順を示すフローチャートである。 有機ELパネルの表示領域を示す模式図である。 カラーバランス調整時のメニュー画面例である。 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図である。 第2実施例におけるカラーバランス調整の制御手順を示すフローチャートである。 第2実施例のカラーバランス調整モードでの画面例である。 第2実施例のカラーバランス調整モードでの別の画面例である。 単一パラメータによる色バランス調整の画面例である。 有機EL材料の赤、緑及び青の色別劣化特性例である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。以下に説明する実施例は、発明理解のための説明用であり、本発明は以下に説明する実施例の形態に限定されない。すなわち、以下に説明する実施例は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施例として説明されている構成の全構成要素が本発明に必須の構成要件とされるものではない。
図1は、本発明の一実施例を適用した撮像装置の概略構成ブロック図を示す。本実施例では、有機EL表示装置の表示領域に通常使用時には何も表示されない通常非表示領域を設けておき、カラーバランス調整モード(以下、調整モードと略す)では通常非表示領域に基準色画像(目標画像)を空間分割又は時分割等で表示させる。そして、ユーザが通常非表示領域に表示される基準色画像を参照して、有機EL表示装置の各色のゲインを調整する。
106は、再生映像や撮像映像を表示可能な表示手段である有機ELパネルである。有機ELパネル106は、先に説明したように、色毎に異なる速度で色度の経時劣化が起こるものである。有機ELパネル106のアスペクト比は、例えば16:10である。
103は、制御部101の制御下で、ビデオ信号処理部102から入力する映像信号を処理して有機ELパネル106に供給し、有機ELパネル106に対応する画像を表示させる画像処理部である。ビデオ信号処理部102は、例えば、撮像手段を具備し、撮像手段による撮像画像を所定の映像信号形式で出力する手段である。制御部101は、画像処理部103の制御を介して有機ELパネル106の画像表示のオン/オフを制御できる。
画像処理部103の映像信号処理部104は、通常表示モードでは、ビデオ信号処理部102からの入力画像信号を有機ELパネル106への入力形式(例えば、RGB形式)に合致するRGB画像信号に変換する。映像信号処理部104から出力されるRGB画像信号は、ブライト調整部105を介して有機ELパネル106に入力する。有機ELパネル106の入力信号形式は、RGB信号形式以外の形式、例えば、YCC信号形式でもよい。その場合、有機ELパネル106の前段にRGB信号を有機ELパネル106の入力信号形式に変換する変換手段を設ければよい。映像信号処理部104は、調整モードでは、通常表示領域画像生成部107からの画像信号を、ブライト調整部105を介して有機ELパネル106に供給する。
ブライト調整部105は、調整値メモリ108に格納される調整値を参照し、映像信号処理部104からの入力画像、すなわちRGB画像信号のR成分、G成分及びB成分のオフセット又は輝度を個別に調整する。調整値メモリ108は、電気的に消去・記録可能なメモリ、例えばEEPROM等からなる調整値記憶手段であり、有機ELパネル106の画質パラメータを記憶する。初期には、調整値メモリ108に有機ELパネル106の画質が最適となるような調整値が格納されているが、ユーザによりブライト調整が行われた場合には、その調整後の調整値が調整値メモリ108に格納される。
操作部110は、制御部101に各種の動作指示を入力するための操作手段である。制御部101の動作モードには、静止画モード、動画モード及び再生モードがあり、ユーザは、モード切替え部111により、静止画モード、動画モード、再生モード及び電源オフの何れかを制御部101に指示できる。モード切替え部111はまた、メニュー画面により設定できる各種設定の切り替えにも使用できる。例えば、メニューにより有機ELパネル106の調整モードを選択することで、色度経時劣化のマニュアル補正又は調整を行うことができる。
操作部110の各操作部材には、場面毎に異なる機能を割当てることができる。具体的には、操作部110の各操作部材は、有機ELパネル106に表示される種々の機能アイコンの選択操作に応じた機能のボタンとして機能する。例えば、メニューボタンが押されると、各種の設定可能なメニュー画面が有機ELパネル106に表示される。利用者は、表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタン及びSETボタンを用いて、各種設定を行うことができる。尚、操作部110は、有機ELパネル106に対する接触を検知可能なタッチパネルであってもよい。タッチパネルとして、抵抗膜方式、静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式又は光センサ方式等の様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
通常表示領域画像生成部107は、図3に示す通常表示領域301に表示すべき色調整用画像(目標画像との対比の下で輝度を手動調整される画像)を生成する調整用画像生成手段である。通常表示領域301は、再生映像、撮像映像、及びメニュー画面等の撮像装置で通常使用される画像を表示する領域である。通常非表示領域画像生成部109は、図3に示す通常非表示領域302に表示すべき目標画像(色基準となる参照画像)を生成する目標画像生成手段である。通常非表示領域画像生成部109の出力画像はブライト調整部105から出力される画像信号と合成されて、有機ELパネル106に印加される。従って、ブライト調整部105における輝度調整は、通常非表示領域302の色味を変更しない。
通常非表示領域画像生成部109は、撮像装置の通常使用状態では、黒画像を生成する。つまり自発光素子である有機ELパネル106の通常非表示領域302は、通常使用状態では点灯しない。メニューにより調整モードが選択されると、制御部101は、通常非表示領域画像生成部109に黒画像でない目標画像を生成させる。つまり、通常非表示領域302は、調整モードのときにのみ画像を表示し、通常使用状態では画像を表示しないので、色度の経時劣化が極めて少ない。また、有機ELパネル106のアスペクト比を16:10とし、通常表示領域301のそれを16:9とすることで、入力映像の視野率を確保できる。通常非表示領域302のアスペクト比は16:1となる。
調整モードでの動作を説明する。図2は、その制御動作のフローチャートを示す。制御部101が、図2に示す制御処理を実行する。
撮像装置に電源が投入されると、S201で、制御部101は、モード切替え部111により調整モードが指定されているか否かを判定する。制御部101は、調整モードの場合、S202に進み、それ以外の場合、S206に進む。
調整モード(S202)では、制御部101は、通常表示領域画像生成部107で生成された色調整用画像を通常表示領域301に表示する。S203で、制御部101は、通常非表示領域画像生成部109で生成された目標画像を通常非表示領域302に表示する。図4は、色調整用画像と目標画像の例を示す。同時に、通常表示領域301には、赤色と青色のブライト調整のためのスライドバーとブライト増減のためのブライト操作ボタンを表示する。すなわち、調整用画像に調整値をユーザがマニュアルで操作するためのユーザインターフェースを含めても良い。
S204で、ユーザは、有機ELパネル106のカラーバランスを調整する。具体的には、ユーザは、有機ELパネル106に表示される色調整用画像と目標画像とが同程度の輝度になるように、通常表示領域301のブライト調整用スライドバー又はブライト操作ボタンを操作する。制御部101は、通常表示領域301のブライト調整用スライドバー又はブライト操作ボタンのユーザ操作に応じて、調整値メモリ108に格納される調整値を変更する。変更された調整値に従い、ブライト調整部105は、映像信号処理部104からの色調整用画像の赤色と青色のブライトを調整し、調整後の色調整用画像が有機ELパネル106に表示される。これにより、ユーザは調整後の表示色を目標画像の色と視覚的に比較できる。
このように、通常非表示領域302に表示される目標画像を基準として赤色と青色の輝度をユーザ操作に基づきマニュアル調整することで、有機ELパネル106の色度劣化を容易に補正できる。調整用画像と目標画像を表示画面上で並べて表示することで、両者の視覚的な対比が容易になる。
色調整用画像と目標画像の色毎の輝度が視覚的に一致したと感じたら、ユーザは、モード切替え部111によりパネルカラーバランス調整モード以外のモード、例えば、通常撮影モードに切り替える。この切り替えにより、ステップS205で、制御部101は、パネルカラーバランス調整モードを終了する。
ステップS205の後、制御部101は、撮影あるいは再生が継続されているかどうかを判定する。制御部101は、モード切替え部111が電源オフになるまで(206)、ステップS201以降の処理を繰り返し、モード切替え部111が電源オフになると(S206)、図2に示すフローを終了する。
本実施例では、通常使用時には黒表示のままとした通常非表示領域を有機ELパネルの表示域に確保し、この通常非表示領域に調整モードの際にのみ画像を表示することで、色度が経時劣化していない色基準を表示できる。この色基準を参照して通常表示領域の所定色のブライト又は輝度を調整することで、通常表示領域の色度の経時劣化を適切に補正できる。
図5は、本発明の第2実施例の概略構成ブロック図を示す。図5に示す実施例では、制御部501の制御動作と画像処理部503の構成と動作が、制御部101及び画像処理部103のそれらとは異なる。同じ機能の構成要素には同じ符号を付してある。
画像処理部503では、通常表示領域画像生成部107と通常非表示領域画像生成部109の代わりに表示画像生成部507を設ける。表示画像生成部507は、通常使用モードでは、通常非表示領域302に対して黒画像信号を生成する。調整モードでは、表示画像生成部507は、通常表示領域301に対する色調整用画像と通常非表示領域302に対する黒画像を含む画像信号と、通常表示領域301に対する黒画像と通常非表示領域302に対する目標画像を含む画像信号とを交互に発生する。表示画像生成部507は、前者と後者の画像信号を垂直同期信号の整数倍の周波数で交互に発生する。
映像信号処理部504は、通常表示モードではビデオ信号処理部102からの映像信号に表示画像生成部507からの画像信号を空間的に合成し、有機ELパネル106の入力形式に変換してブライト調整部505に供給する。映像信号処理部504はまた、調整モードでは表示画像生成部507からの画像信号をブライト調整部505に供給する。
ブライト調整部505は、映像信号処理部504からの色調整用画像を含む画像信号の輝度を調整値メモリ508に格納される調整値に従い調整する。ブライト調整部505はまた、映像信号処理部504からの目標画像を含む画像信号の輝度を初期調整値で調整する。
図6は、本実施例の調整モードでの制御動作のフローチャートを示す。制御部501が、図6に示す制御を実行する。
撮像装置に電源が投入されると、S601で、制御部501は、モード切替え部111により調整モードが指定されているか否かを判定する。制御部101は、調整モードの場合、S602に進み、それ以外の場合、S606に進む。
調整モード(S602)では、制御部501は、表示画像生成部507に色調整用画像を含む画像信号を生成させ、ブライト調整部505には、調整値メモリ508に格納される調整値に基づく輝度調整を指示する。この色調整用画像は、図7に示すような画像からなり、通常表示領域301に表示される。通常非表示領域302は黒のままである。通常表示領域301には、赤色と青色のブライト調整のためのスライドバーとブライト増減のためのブライト操作ボタンを表示する。
S603で、制御部501は、表示画像生成部507に目標画像を含む画像信号を生成させ、ブライト調整部505には初期調整値に基づく輝度調整を指示する。この目標画像は、図8に示すような画像からなり、通常非表示領域302に表示される。通常表示領域301は黒のままである。
S604で、ユーザは、有機ELパネル106のパネルカラーバランスを調整する。具体的には、ユーザは、有機ELパネル106に交互に表示される色調整用画像と目標画像とが同程度の輝度になるように、通常表示領域301のブライト調整用スライドバー又はブライト操作ボタンを操作する。制御部501は、通常表示領域301のブライト調整用スライドバー又はブライト操作ボタンの操作に応じて、調整値メモリ508に格納される調整値を変更する。調整値の変更により、ブライト調整部505は、映像信号処理部504からの色調整用画像の赤色と青色のブライトを調整し、調整後の色調整用画像が有機ELパネル106に表示される。これにより、ユーザは調整後の表示色を目標画像の色と視覚的に比較できる。
このように、通常非表示領域302に表示される目標画像を基準として赤色と青色の輝度を調整することで、有機ELパネル106の色度劣化を容易に補正できる。
色調整用画像と目標画像の色毎の輝度が視覚的に一致したと感じたら、ユーザは、モード切替え部111により調整モード以外のモード、例えば、通常撮影モードに切り替える。この切り替えにより、ステップS605で、制御部501は、調整モードを終了する。
ステップS605の後、制御部501は、撮影あるいは再生が継続されているかどうかを判定する。制御部501は、モード切替え部111が電源オフになるまで(S606)、ステップS601以降の処理を繰り返し、モード切替え部111が電源オフになると(S606)、図6に示すフローを終了する。
本実施例では、第1実施例の作用効果に加え、調整用画像と目標画像を時分割で表示することで、構成部品を削減できる。また、時分割表示でも、調整用画像と目標画像を表示画面上で並べて表示することで、両者の視覚的な対比が容易になる。
表示画像生成部507に、通常非表示領域302に表示すべき目標画像と、通常表示領域301に表示すべき調整用画像とを一画面に含む画像信号を生成させても良い。但し、この場合には、ブライト調整部505が、通常表示領域301に対しては調整値メモリ508に格納される調整値を適用し、通常非表示領域302に対しては初期調整値を適用する。
色度の経時劣化の早い表示手段として有機ELパネルを例に説明したが、本発明は、この例に限定されない。例えば、プラズマディスプレイなど色度の経時劣化を無視できないその他の表示手段にも、本発明は適用可能である。
上述した各実施例では、ブライト調整部105,505が、赤(R)と青(Bの)の輝度を調整しているが、R,G(緑)及びBの3つの色について輝度を調整しても良いことは明らかである。ブライト調整ではなくコントラスト調整でも良い。また、R,G,Bの輝度劣化比率が点灯時間に対して一定である場合、図9に例示する画面例で1パラメータで色バランスを決定した上で、R,B,Gの輝度劣化比率の相対的な関係に基づいて各成分の輝度調整値を決定すれば良い。R,G,Bの輝度劣化比率が点灯時間によって異なる場合には、撮像装置の起動時間に対するR,B,Gの輝度劣化比率の相対的な関係に基づいて、各成分の輝度調整値を決定すれば良い。
上述した実施例におけるアスペクト比は一例である。アスペクト比16:10以外に、4:3、16:9及び3:2などの様々なアスペクト比の表示装置でも、本発明は適用可能である。
なお、上述した実施例において説明される各機能ブロックは必ずしも個別のハードウエアである必要はない。すなわち、例えばいくつかの機能ブロックの機能は、1つのハードウエアにより実行されても良い。また、いくつかのハードウエアの連係動作により1又は複数の機能ブロックの機能が実現されても良い。また、各機能ブロックの機能は、CPUがメモリ上に展開したコンピュータプログラムにより実行されても良い。
以上、本発明をその好適な実施例に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施例の一部を適宜組み合わせてもよい。
上述の実施例は、システム或は装置のコンピュータ(或いはCPU、MPU等)によりソフトウエア的に実現することも可能である。従って、上述の実施例をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給されるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、上述の実施例の機能を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
上述の実施例を実現するためのコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能であれば、どのような形態であってもよい。例えば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等で構成することができるが、これらに限るものではない。上述の実施例を実現するためのコンピュータプログラムは、記憶媒体又は有線/無線通信によりコンピュータに供給される。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記憶媒体、MO、CD、DVD等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたコンピュータプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバを利用する方法がある。この場合、本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムファイル)をサーバに記憶しておく。プログラムファイルとしては、実行形式のものであっても、ソースコードであっても良い。そして、このサーバにアクセスしたクライアントコンピュータに、プログラムファイルをダウンロードすることによって供給する。この場合、プログラムファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに分散して配置することも可能である。
上述の実施例を実現するためのコンピュータプログラムを暗号化して格納した記憶媒体を配布し、所定の条件を満たしたユーザに、暗号化を解く鍵情報を供給し、ユーザの有するコンピュータへのインストールを許可してもよい。鍵情報は、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給することができる。上述の実施例を実現するためのコンピュータプログラムは、すでにコンピュータ上で稼働するOSの機能を利用するものであってもよい。さらに、上述の実施例を実現するためのコンピュータプログラムは、その一部をコンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアで構成してもよいし、拡張ボード等が備えるCPUで実行するようにしてもよい。

Claims (13)

  1. 色毎の経時劣化が異なる表示手段であって、表示画面に通常表示領域と通常非表示領域を設定してある表示手段を具備し、入力画像を前記通常表示領域に表示させつつ、前記通常非表示領域を非表示にする通常表示モードと、前記表示手段の色度の経時劣化を調整する調整モードとを有する表示装置であって、
    前記経時劣化を調整する調整値を記憶する調整値記憶手段と、
    前記調整モードにおいて、前記通常表示領域に表示すべき調整用画像を生成する調整用画像生成手段と、
    前記通常表示モードにおいて前記入力画像の輝度を前記調整値に従い調整し、前記調整モードにおいて前記調整用画像の輝度を前記調整値に従い調整する調整手段と、
    前記調整モードにおいて、前記通常非表示領域に表示すべき目標画像であってその輝度を初期調整値により調整された目標画像を生成する目標画像生成手段と、
    ユーザ操作に基づき前記調整値を変更する制御手段
    とを有することを特徴とする表示装置。
  2. 色毎の経時劣化が異なる表示手段であって、表示画面に通常表示領域と通常非表示領域を設定してある表示手段を具備し、入力画像を前記通常表示領域に表示させつつ、前記通常非表示領域を非表示にする通常表示モードと、前記表示手段の色度の経時劣化を調整する調整モードとを有する表示装置であって、
    前記経時劣化を調整する調整値を記憶する調整値記憶手段と、
    前記調整モードにおいて、前記通常表示領域に表示すべき調整用画像と、前記通常非表示領域に表示すべき目標画像とを生成する画像生成手段と、
    前記通常表示モードにおいて前記入力画像の輝度を前記調整値に従い調整し、前記調整モードにおいて前記調整用画像の輝度を前記調整値に従い調整すると共に前記目標画像を初期調整値に従い調整する調整手段と、
    ユーザ操作に基づき前記調整値を変更する制御手段
    とを有することを特徴とする表示装置。
  3. 前記画像生成手段が、前記調整用画像と前記目標画像を時分割で生成することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 更に、前記調整モードにおいて前記調整値をユーザが操作するユーザインターフェースを前記表示画面に表示する手段を具備することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の表示装置。
  5. 前記ユーザインターフェースが色バランスを操作する手段を含むことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記表示手段が、有機EL表示手段であることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の表示装置。
  7. 色毎の経時劣化が異なる表示手段であって、表示画面に通常表示領域と通常非表示領域を設定してある表示手段と、
    前記経時劣化を調整する調整値を記憶する調整値記憶手段と、
    前記調整値に従い、前記表示手段に表示すべき画像の輝度を調整する調整手段
    とを具備し、入力画像を前記通常表示領域に表示させつつ、前記通常非表示領域を非表示にする通常表示モードと、前記表示手段の色度の経時劣化を調整する調整モードとを有する表示装置の制御方法であって、
    前記通常表示モードか前記調整モードを選択するステップと、
    前記調整モードにおいて、前記通常表示領域に表示すべき調整用画像を生成する調整用画像生成ステップと、
    前記調整モードにおいて前記調整用画像の輝度を前記調整手段により前記調整値に従い調整する調整ステップと、
    前記調整モードにおいて、前記通常非表示領域に表示すべき目標画像であってその輝度を初期調整値により調整された目標画像を生成する目標画像生成ステップと、
    前記調整ステップで調整された前記調整用画像と前記目標画像生成ステップにより生成される前記目標画像を前記表示手段に表示させるステップと、
    ユーザ操作に基づき前記調整値を変更する制御ステップ
    とを有することを特徴とする表示装置の制御方法。
  8. 色毎の経時劣化が異なる表示手段であって、表示画面に通常表示領域と通常非表示領域を設定してある表示手段と、
    前記経時劣化を調整する調整値を記憶する調整値記憶手段と、
    前記調整値に従い、前記表示手段に表示すべき画像の輝度を調整する調整手段
    とを具備し、入力画像を前記通常表示領域に表示させつつ、前記通常非表示領域を非表示にする通常表示モードと、前記表示手段の色度の経時劣化を調整する調整モードとを有する表示装置の制御方法であって、
    前記通常表示モードか前記調整モードを選択するステップと、
    前記調整モードにおいて、前記通常表示領域に表示すべき調整用画像と、前記通常非表示領域に表示すべき目標画像とを生成する画像生成ステップと、
    前記調整モードにおいて前記調整手段により前記調整用画像の輝度を前記調整値に従い調整すると共に前記目標画像の輝度を初期調整値に従い調整する調整ステップと、
    前記調整ステップで調整された前記調整用画像と前記目標画像を前記表示手段に表示させるステップと、
    ユーザ操作に基づき前記調整値を変更する制御ステップ
    とを有することを特徴とする表示装置の制御方法。
  9. 前記画像生成ステップが、前記調整用画像と前記目標画像を時分割で生成することを特徴とする請求項8に記載の表示装置の制御方法。
  10. 更に、前記調整モードにおいて前記制御ステップのために前記調整値をユーザが操作するユーザインターフェースを前記表示画面に表示するステップを具備することを特徴とする請求項7から9の何れか1項に記載の表示装置の制御方法。
  11. 前記表示手段が、有機EL表示手段であることを特徴とする請求項7から10の何れか1項に記載の表示装置の制御方法。
  12. 色毎の経時劣化が異なる表示手段であって、表示画面に通常表示領域と通常非表示領域を設定してある表示手段と、
    前記経時劣化を調整する調整値を記憶する調整値記憶手段と、
    前記調整値に従い、前記表示手段に表示すべき画像の輝度を調整する調整手段と、
    制御手段
    とを具備し、入力画像を前記通常表示領域に表示させつつ、前記通常非表示領域を非表示にする通常表示モードと、前記表示手段の色度の経時劣化を調整する調整モードとを有する表示装置において、前記制御手段を、
    前記通常表示モードか前記調整モードを選択する手段と、
    前記調整モードにおいて、前記通常表示領域に表示すべき調整用画像を生成する調整用画像生成手段と、
    前記調整モードにおいて前記調整用画像の輝度を前記調整値に従い前記調整手段により調整させる手段と、
    前記調整モードにおいて、前記通常非表示領域に表示すべき目標画像であってその輝度を初期調整値により調整された目標画像を生成する目標画像生成手段と、
    前記調整手段で調整された前記調整用画像と前記目標画像生成手段により生成される前記目標画像の前記表示手段による表示に対するユーザ操作に基づき前記調整値を変更する手段
    として動作させるプログラム。
  13. 色毎の経時劣化が異なる表示手段であって、表示画面に通常表示領域と通常非表示領域を設定してある表示手段と、
    前記経時劣化を調整する調整値を記憶する調整値記憶手段と、
    前記調整値に従い、前記表示手段に表示すべき画像の輝度を調整する調整手段と、
    制御手段
    とを具備し、入力画像を前記通常表示領域に表示させつつ、前記通常非表示領域を非表示にする通常表示モードと、前記表示手段の色度の経時劣化を調整する調整モードとを有する表示装置において、前記制御手段を、
    前記通常表示モードか前記調整モードを選択する手段と、
    前記調整モードにおいて、前記通常表示領域に表示すべき調整用画像と、前記通常非表示領域に表示すべき目標画像とを生成する画像生成手段と、
    前記調整モードにおいて前記調整手段により前記調整用画像の輝度を前記調整値に従い調整すると共に前記目標画像の輝度を初期調整値に従い調整させる手段と、
    前記調整手段で調整された前記調整用画像と前記目標画像の前記表示手段による表示に対するユーザ操作に基づき前記調整値を変更する手段
    として動作させるプログラム。
JP2013066303A 2013-03-27 2013-03-27 表示装置、制御方法及びプログラム Pending JP2014191180A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013066303A JP2014191180A (ja) 2013-03-27 2013-03-27 表示装置、制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013066303A JP2014191180A (ja) 2013-03-27 2013-03-27 表示装置、制御方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014191180A true JP2014191180A (ja) 2014-10-06

Family

ID=51837464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013066303A Pending JP2014191180A (ja) 2013-03-27 2013-03-27 表示装置、制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014191180A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4666033B2 (ja) 情報処理装置、およびプログラム
JP6071242B2 (ja) 撮像装置および表示制御方法
JP2009520398A (ja) 変動する照明条件の下で表示部を自動的に調整する装置及び方法
US20080084570A1 (en) Display system, control method of the same and control method of video source apparatus
JP2008158372A (ja) 液晶表示装置、および液晶表示制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2012093529A (ja) 投射型表示装置及びその制御方法
US20150243250A1 (en) Calibration device, calibration method and display device
JP2017045030A (ja) 画像表示装置
JP4732035B2 (ja) 光源制御装置、カラー表示装置及びカラー表示方法
KR101341025B1 (ko) 영상 표시장치의 화질 개선 시뮬레이션 방법과 그 장치
JP4788005B2 (ja) 輝度調整装置、表示装置、プログラム、輝度調整方法
EP2827590B1 (en) Projector, projector control method, and recording medium storing projector control program
JP6632188B2 (ja) 表示装置、表示装置の制御方法、及び、プログラム
CN112309321B (zh) 显示控制方法及装置、存储介质
JP2020067629A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP6021356B2 (ja) 画像表示装置及びその制御方法
JP2016163228A (ja) 表示装置
JPWO2011132236A1 (ja) 表示装置、表示方法およびプログラム
JP2014191180A (ja) 表示装置、制御方法及びプログラム
JP2019071574A (ja) 画像出力制御装置、画像出力制御方法、画像出力システム及び画像出力制御プログラム
JP2015100035A (ja) 表示装置および表示装置の制御方法
US10277826B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP2015022123A (ja) 表示装置、表示装置の制御方法、及び、プログラム
JP5780614B2 (ja) 表示装置、表示方法
JP6868068B2 (ja) 表示制御システム及び表示制御方法