JP2014186071A - 端末装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】照度センサによる測定照度のみに基づいて表示画面の明るさを調整することは行わずに、実際の周囲の照度に応じて端末装置の表示画面の明るさを調整することができるという効果が得られる。また、照度センサの照度と、その照度に基づく端末装置の表示画面の明るさを変更するための照度しきい値の設定によって、照度の揺らぎによりしきい値を何度も往復し、表示画面の明るさが短時間に何度も変化することを防ぐことができるという効果が得られる。
【解決手段】測定照度と照度基準値との差分を演算し、測定傾斜角度と傾斜角度基準値との差分を演算し、演算した測定傾斜角度の差分が表示部の明るさを変更するための所定の条件を満足するか否かを判定し、演算した測定照度の差分が表示部の明るさを変更するための所定の条件を満足するか否かを判定し、判定結果に基づいて、表示部の明るさを変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示画面の明るさを変更する端末装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
周囲照度に応じて表示画面の明るさを自動調整する機能を有するスマートフォンやタブレット型パソコンのような端末装置が普及している。これらの端末装置では、照度センサを用いて表示画面の明るさを調整している。
特許文献1に記載されている技術においては、制御装置にはキャビネットの傾斜角度と照度センサによって検知される照度とを変数として、キャビネットの周囲の明るさを表す関係が規定されている。そして、この技術における制御回路は、その周囲の明るさを表す関係を用いて、傾斜角度センサによって検知されたキャビネットの傾斜角度と、照度センサによって検知された照度から、キャビネットの周囲の明るさを導出し、導出した周囲の明るさに応じて、キャビネットに備わる照明装置の動作を制御する。この特許文献1に記載されている技術をスマートフォンやタブレット型パソコンのような端末装置に用いて、端末装置の傾斜角度と、端末装置の照度センサによって検知された照度から、端末装置の周囲の明るさを導出し、導出した周囲の明るさに応じて端末装置の表示画面の明るさを制御すれば、端末装置の表示画面は周囲の明るさに応じて変化するため、ユーザが違和感を覚えることはなくなる。
また、特許文献2には、ユーザの操作中に明るさを調整することを防止する技術が記載されている。
特開2010−34914号公報 特開2012−208392号公報
ここで、照度センサの照度と、その照度に基づく端末装置の表示画面の明るさを変更するための照度しきい値の設定によっては、照度の揺らぎによりしきい値を何度も往復し、表示画面の明るさが短時間に何度も変化するという問題が生じる可能性がある。
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載されている技術は、周囲の明るさが変化していないにもかかわらず端末装置の傾斜角度が変化することで照度センサへの入射光が変化し照度センサの測定照度が変化し、この結果周囲の明るさが変化したと判定してしまうという問題と、照度の揺らぎによりしきい値を何度も往復し、表示画面の明るさが短時間に何度も変化するという問題の両方を同時に解決する技術ではない。そのため、それら両方の問題を解決する技術が望まれていた。
そこでこの発明は、上記の課題を解決することのできる端末装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、光源からの光の照度を測定する照度センサと、自装置の傾斜角度を測定する傾斜角度センサと、前記照度センサによる測定照度を読み取り、当該読み取った測定照度と表示部の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された照度基準値との差分を演算する照度差分演算部と、前記傾斜角度センサによる測定傾斜角度を読み取り、当該読み取った測定傾斜角度と表示部の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された傾斜角度基準値との差分を演算する傾斜角度差分演算部と、自装置に対する所定の操作検出時に、前記照度センサによる測定照度を初期の照度基準値と特定し、前記傾斜角度差分演算部に前記傾斜角度センサによる測定傾斜角度を初期の傾斜角度基準値と特定するように、初期状態であることを示す初期化指示信号を前記照度差分演算部と前記傾斜角度差分演算部のそれぞれに出力する初期化指示部と、前記傾斜角度差分演算部の演算した測定傾斜角度と前記傾斜角度基準値との差分が、表示部の明るさを変更するための所定の傾斜角度変化量以内であるか否かを判定する傾斜角度判定部と、前記照度差分演算部の前記照度基準値、前記照度差分演算部の演算した測定照度の差分、のそれぞれが、表示部の明るさを変更するための所定の照度変化量しきい値を超えているか否かを判定する照度判定部と、前記傾斜角度判定部が所定の傾斜角度変化量以内であると判定し、前記照度判定部が所定の照度変化量しきい値を超えていると判定した場合に、表示部の明るさを変更する表示制御部と、を備えることを特徴とする端末装置である。
また本発明は、光源からの光の照度を測定し、端末装置の傾斜角度を測定し、前記測定した照度を読み取り、当該読み取った測定照度と表示部の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された照度基準値との差分を演算し、
前記測定した傾斜角度を読み取り、当該読み取った測定傾斜角度と表示部の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された傾斜角度基準値との差分を演算し、前記端末装置に対する所定の操作検出時に、測定した照度を初期の照度基準値と特定し、測定した傾斜角度を初期の傾斜角度基準値と特定するように、初期状態であることを示す初期化指示信号を出力し、前記演算した測定傾斜角度と前記傾斜角度基準値との差分が、表示部の明るさを変更するための所定の傾斜角度変化量以内であるか否かを判定し、前記照度基準値、前記演算した測定照度の差分、のそれぞれが、表示部の明るさを変更するための所定の照度変化量しきい値を超えているか否かを判定し、前記所定の傾斜角度変化量以内であると判定し、前記所定の照度変化量しきい値を超えていると判定した場合に、表示部の明るさを変更する、ことを特徴とする情報処理方法である。
また本発明は、端末装置のコンピュータを、光源からの光の照度を測定する照度センス手段、前記端末装置の傾斜角度を測定する傾斜角度センス手段、前記照度センサによる測定照度を読み取り、当該読み取った測定照度と表示部の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された照度基準値との差分を演算する照度差分演算手段、
前記傾斜角度センス手段による測定傾斜角度を読み取り、当該読み取った測定傾斜角度と表示部の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された傾斜角度基準値との差分を演算する傾斜角度差分演算手段、前記端末装置に対する所定の操作検出時に、前記照度センサによる測定照度を初期の照度基準値と特定し、前記傾斜角度差分演算手段に前記傾斜角度センサによる測定傾斜角度を初期の傾斜角度基準値と特定するように、初期状態であることを示す初期化指示信号を前記照度差分演算手段と前記傾斜角度差分演算手段のそれぞれに出力する初期化指示手段、前記傾斜角度差分演算手段の演算した測定傾斜角度と前記傾斜角度基準値との差分が、表示部の明るさを変更するための所定の傾斜角度変化量以内であるか否かを判定する傾斜角度判定手段、前記照度差分演算手段の前記照度基準値、前記照度差分演算部の演算した測定照度の差分、のそれぞれが、表示部の明るさを変更するための所定の照度変化量しきい値を超えているか否かを判定する照度判定手段、前記傾斜角度判定手段が所定の傾斜角度変化量以内であると判定し、前記照度判定手段が所定の照度変化量しきい値を超えていると判定した場合に、表示部の明るさを変更する表示制御手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、照度センサによる測定照度のみに基づいて表示画面の明るさを調整することは行わずに、実際の周囲の照度に応じて端末装置の表示画面の明るさを調整することができるという効果が得られる。また同時に、照度センサの照度と、その照度に基づく端末装置の表示画面の明るさを変更するための照度しきい値の設定によって、照度の揺らぎによりしきい値を何度も往復し、表示画面の明るさが短時間に何度も変化することを防ぐことができるという効果が得られる。
本発明の端末装置10の最小構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第一の実施形態による端末装置10の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第一の実施形態による記憶部111の記憶するデータの例を示す図である。 本発明の第一の実施形態による端末装置10の外観の例を示す図である。 本発明の第一の実施形態による端末装置10の傾斜角度が変化した場合の照度の増減を示す図である。 本発明の第一の実施形態による端末装置10の処理フローを示す図である。 本発明の第二の実施形態による端末装置10の処理フローを示す図である。
図1は、本発明の端末装置10の最小構成を示す機能ブロック図である。
本発明の端末装置10は、図1で示すように、少なくとも、照度センサ101と、傾斜角度センサ102と、照度差分演算部103と、傾斜角度差分演算部104と、初期化指示部105と、照度判定部106と、傾斜角度判定部107と、表示制御部108とを備える。
ここで、照度センサ101は、光源からの光の照度を測定するセンサである。
また、傾斜角度センサ102は、端末装置10の所定のタイミングで設定された傾斜角度基準値からの傾斜角度の絶対値を測定するセンサである。この傾斜角度センサ102は、例えば傾斜角センサや加速度センサであるが、傾斜角度を数値化できるセンサであればどのようなセンサであってもよい。
また、照度差分演算部103は、照度センサ101による測定照度を読み取り、当該読み取った測定照度と表示部110の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された照度基準値との差分を演算する機能部である。
また、傾斜角度差分演算部104は、傾斜角度センサ102による測定傾斜角度を読み取り、当該読み取った測定傾斜角度と表示部110の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された傾斜角度基準値との差分を演算する機能部である。
また、初期化指示部105は、端末装置10に対する所定の操作検出時に、照度センサ101による測定照度を初期の照度基準値と特定し、傾斜角度差分演算部104に傾斜角度センサ102による測定傾斜角度を初期の傾斜角度基準値と特定するように、初期状態であることを示す初期化指示信号を照度差分演算部103と傾斜角度差分演算部104のそれぞれに出力する機能部である。
また、照度判定部106は、照度差分演算部103の照度基準値、照度差分演算部103の演算した測定照度の差分、のそれぞれが、表示部110の明るさを変更するための所定の条件を満足するか否かを判定する機能部である。
また、傾斜角度判定部107は、傾斜角度差分演算部104の演算した測定傾斜角度と表示部110の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された傾斜角度基準値との差分が、表示部110の明るさを変更するための所定の条件を満足するか否かを判定する機能部である。
また、表示制御部108は、照度判定部106の判定する判定結果と、傾斜角度判定部107の判定する判定結果とに基づいて、表示部110の明るさを変更する機能部である。
なお、端末装置10の備える照度差分演算部103と、傾斜角度差分演算部104と、初期化指示部105と、照度判定部106と、傾斜角度判定部107と、表示制御部108とは制御部(例えばCPU、Central Proccessing Unit)がプログラムを実行することにより、端末装置10に構成される。
<第一の実施形態>
図2は、本発明の第一の実施形態による端末装置10の構成を示す機能ブロック図である。
図2で示すように、第一の実施形態による端末装置10は、図1で示した端末装置10の最小構成を示す機能に加え、定期演算指示部109と、表示部110と、記憶部111と、タッチパネル120と、データ更新部130とを備える。
ここで、定期演算指示部109は、初期化指示部105から初期化指示信号を入力すると、初期化指示部105からの初期化指示のタイミングを起点に、照度差分演算部103に照度センサ101による測定照度を読み取るよう指示する指示信号を出力する機能部である。また、定期演算指示部109は、初期化指示部105から初期化指示信号を入力すると、初期化指示部105からの初期化指示のタイミングを起点に、傾斜角度差分演算部104に傾斜角度センサ102による測定傾斜角度を読み取るよう指示する指示信号を出力する機能部である。また、定期演算指示部109は、初期化指示部105から初期化指示信号を入力すると、初期化指示部105からの初期化指示のタイミングを起点に、照度判定部106と傾斜角度判定部107の何れか一方または両方に、それぞれの所定の条件を満足するか否かを定期的に判定するよう指示する指示信号を出力する機能部である。
また、表示部110は、例えば液晶パネル、有機ELパネルなどであり、表示制御部108による表示制御に基づいて、表示画面の明るさを変更したり情報を表示したりする。
また、記憶部111は、端末装置10の動作に必要な種々のデータやプログラムを記憶する記憶部である。
また、タッチパネル120は、ユーザ操作を検出し、その操作に応じた信号を端末装置10のそれぞれの機能部に入力する。
また、データ更新部130は、傾斜角度判定部107が所定の条件を満足していると判定し、かつ照度が照度変化量しきい値を超えて変化したと照度判定部106が判定した場合、当該判定時の照度を新たな照度基準値として記憶部111に記録する機能部である。また、データ更新部130は、傾斜角度判定部107が所定の条件を満足していないと判定した場合、当該判定時の照度と傾斜角度をそれぞれ新たな照度基準値と傾斜角度基準値として記憶部111に記録する機能部である。
図3は、本発明の第一の実施形態による記憶部111の記憶するデータの例を示す図である。
この図で示すように、記憶部111は、照度基準値と、傾斜角度基準値と、傾斜角度変化量と、照度変化量しきい値と、明るさテーブルの6種類のデータを記憶している。
ここで、照度基準値は、所定のタイミングで傾斜角度基準値を設定した際と同タイミングにおいて照度センサ101が検出した照度の基準値である。
また、傾斜角度基準値は、初期信号入力時、または傾斜角度判定部107が端末装置10の傾斜角度が所定の傾斜角度変化量を超えたと判定した際に、新たな傾斜角度の基準値として傾斜角度センサ102によって検出された端末装置10の傾斜角度である。
また、傾斜角度変化量は、傾斜角度基準値を基準とする所定の傾斜角度変化量であって、傾斜角度基準値から当該所定の傾斜角度変化量分の端末装置10の傾斜角度の変動があり、これにより照度センサ101の検出する照度が変化したとしても、ある一定の照度の変化である場合には周囲の環境における照度は変化していないと判定するための許容量を示す値である。
また、照度変化量しきい値は、傾斜角度基準値を基準とする所定の傾斜角度変化量内で端末装置10の傾斜角度が変動する場合に、照度判定部106が周囲の環境における照度が変化したと判定するための照度センサ101における照度変化量のしきい値である。
また、明るさテーブルは、照度範囲と、その照度範囲の照度を照度センサ101が検知した際に設定する端末装置10の表示画面の明るさと、の対応関係を示すデータテーブルである。端末装置10は、このデータテーブルを参照して、ある照度範囲の照度を照度センサ101で検知した際には、その照度範囲に対応する段階数の明るさに表示画面を設定するよう制御する。
次に、上述の傾斜角度変化量について説明する。
傾斜角度変化量は、上述したように端末装置10の状態変化によって、照度センサ101の検出する照度が変化したとしても、ある一定の照度の変化である場合には周囲の環境における照度は変化していないと判定するための傾斜角度基準値を基準とした許容量である。そして、傾斜角度基準値から傾斜角度変化量以内での傾斜角度変化に基づく照度変化によって表示画面の明るさが変動してしまうことを防ぐ必要がある。よって、この傾斜角度変化量は、傾斜角度基準値から傾斜角度変化量以内において傾斜角度の変化があったとしても、明るさテーブルにおける表示画面の明るさを1段階変化させる照度の変化はしないように例えば実験などにより設定されている。
また、傾斜角度変化量を小さく設定すればする程、端末装置10の傾斜角度の変化に起因する照度センサ101の照度変化への影響の度合いよりも光源からの光が変化したことに起因する照度センサ101の照度変化への影響の度合いを大きくすることができる。したがって、傾斜角度変化量を小さく設定すればする程、照度センサ101の照度変化は照度判定部106の行う光線からの光が変化したことに起因するという判定の確度が向上する。
図4は、本発明の第一の実施形態による端末装置10の外観の例を示す図である。
端末装置10は例えばスマートフォンであり、ユーザは、この図で示すように、キー11と、照度センサウインドウ12と、照度センサ101と、表示部110と、タッチパネル120とを外部から確認することができる。
なお、キー11は、端末装置10の例えばホームポジションに戻る機能を持つボタンである。
図5は、本発明の第一の実施形態による端末装置10の傾斜角度が変化した場合の照度の増減を示す図である。
この図は、図4で示したスマートフォンを横から見たときの図であり、照度センサ101は、端末装置10の照度センサウインドウ12から端末装置10の内部奥側に配置されている。そのため、照度センサウインドウ12の開口を通過して照度センサ101に到達する光は、図5(a)が最も多く、図5(c)が最も少なくなる。すなわち、照度センサウインドウ12の開口面に平行な表示部110やタッチパネル120の面が光源からの光の進行方向に対して垂直に近づく程、照度センサ101に到達する光が増える。一方、表示部110は端末装置10の表面にあるため、光源からの光は図5(a)、(b)、(c)共に表示部110の全面に到達する。したがって、ユーザにとって表示部110上の明るさは図5(a)、(b)、(c)共にほぼ同一の明るさに感じるが、照度センサ101の検出する明るさは図5(a)、(b)、(c)とで異なる。
図6は、本発明の第一の実施形態による端末装置10の処理フローを示す図である。
次に、本実施形態による端末装置10の処理フローを説明する。
本実施形態による端末装置10の処理フローは、あるユーザが端末装置10の1つである、例えば図2〜図4で示したスマートフォンを使用した場合の処理フローである。そして、ここでは、ユーザが端末装置10の使用を開始し、端末装置10の操作中に端末装置10が傾き、照度センサ101の検出する照度が変化した場合に、光源からの光の強さが変化したため照度が変化したのか、それとも図5で示したように端末装置10における照度センサ101の設置位置に起因して端末装置10が傾くことで照度が変化したのかを判断する場合の処理フローを示している。
なお、本実施形態では、太陽光が光源で屋外の場合や蛍光灯が光源で室内の天井のあらゆる方向から光が差すような、端末装置10の傾斜角度がどのような場合にも表示画面の明るさの変化が小さい場合を想定している。
まず、端末装置10の記憶部111は、図3で示したような明るさテーブルを記憶しているものとする。この明るさテーブルは、例えば端末装置10の製造業者が照度センサ101の感度や表示部110の特性を考慮して作成するものである。
傾斜角度変化量しきい値は、起動時など所定のタイミングで設定された角度である傾斜角度基準値を基準として相反する方向に設定された角度のしきい値として設定される。そして、傾斜角度変化量は明るさテーブルにおける表示画面の明るさを1段階変化させないように傾斜角度変化量しきい値が設定され、記憶部111に記録されたと仮定する。
ここで、ユーザは、端末装置10を起動するための所定の操作、例えば、端末装置10の電源スイッチをオンにする操作を行う。
このとき、初期化指示部105は、例えば端末装置10における所定箇所の電圧や電流がしきい値を超えることを検出することで、端末装置10の起動を検出する(ステップS1)。そして、初期化指示部105は、端末装置10の起動や所定のユーザ操作を検出した場合に、照度センサ101による測定照度を初期の照度基準値と特定し、初期化指示信号を照度差分演算部103と定期演算指示部109に出力する(ステップS2)。
照度差分演算部103は、初期化指示部105から初期化指示信号を入力すると、照度センサ101による測定照度を初期の照度基準値として読み取る(ステップS3)。そして、照度差分演算部103は、初期化指示信号を入力して初めて読み取った照度を初期の照度基準値として記憶部111に記録する(ステップS4)。また、傾斜角度差分演算部104は、初期化指示部105から初期化指示信号を入力すると、傾斜角度センサ102による測定傾斜角度を初期の傾斜角度基準値として読み取る(ステップS5)。ここで、本実施形態においては、傾斜角度の0[度]は、照度センサ101への光の入射方向(光軸)と照度センサ101の感知する中心軸とが一致する角度であるとする。また、本実施形態においては、端末装置10の傾斜角度は、照度センサ101への光の入射方向(光軸)と照度センサ101の感知する中心軸とが含まれる平面において、中心軸が変化する角度であるとする。そして、傾斜角度差分演算部104は、読み取った初期の傾斜角度基準値を記憶部111に記録する(ステップS6)。
また、端末装置10の定期演算指示部109は、初期化指示部105から初期化指示信号を入力すると、そのタイミングを起点に、照度センサ101による測定照度を読み取るよう指示する指示信号を照度差分演算部103に出力する(ステップS7)。また、端末装置10の定期演算指示部109は、初期化指示部105から初期化指示信号を入力すると、初期化指示部105からの初期化指示のタイミングを起点に、傾斜角度センサ102による測定傾斜角度を読み取るよう指示する指示信号を傾斜角度差分演算部104に出力する(ステップS7)。また、端末装置10の定期演算指示部109は、初期化指示部105から初期化指示信号を入力すると、初期化指示部105からの初期化指示のタイミングを起点に、式(1)の条件(第一条件)を満足するか否かを定期的に判定するよう指示する指示信号を照度判定部106に出力する(ステップS7)。
Figure 2014186071
また、端末装置10の定期演算指示部109は、初期化指示部105から初期化指示信号を入力すると、初期化指示部105からの初期化指示のタイミングを起点に、式(2)の条件(第二条件)を満足するか否かを定期的に判定するよう指示する指示信号を傾斜角度判定部107に出力する(ステップS7)。
Figure 2014186071
なお、照度変化量しきい値と傾斜角度変化量しきい値の範囲における照度センサ101の最大照度変化量の関係は、式(3)において、傾斜角度によって照度が変化した場合でも、周囲の環境変化による照度変化が確実にあったことを保証するように不等号が成り立つようにNを設定する。
Figure 2014186071
なお、定期演算指示部109から指示信号を入力した照度差分演算部103と、傾斜角度差分演算部104と、照度判定部106と、傾斜角度判定部107は、その指示入力以降、クロックカウンタなどを用いた所定のタイミングで定期的に測定や演算を繰り返す。
このような状況でユーザが端末装置10を操作すると、端末装置10は傾斜角度が変化する。端末装置10の傾斜角度差分演算部104は、傾斜角度センサ102による測定傾斜角度を読み取る(ステップS8)。そして、傾斜角度差分演算部104は、読み取った測定傾斜角度と、傾斜角度基準値との差分を演算する(ステップS9)。そして、傾斜角度差分演算部104は、読み取った測定傾斜角度と、ステップS9で演算した傾斜角度の差分とを傾斜角度判定部107に出力する。傾斜角度判定部107は、傾斜角度差分演算部104から読み取った測定傾斜角度と、ステップS9で演算した傾斜角度の差分とを入力すると、入力したステップS9で演算した傾斜角度の差分のみを用いて式(2)の条件を満足するか否かを判定する(ステップS10)。なお、式(2)の条件を満足するか否かを少ないか否かで判定することは、1つの態様である。
ステップS10の処理で、傾斜角度判定部107が式(2)の条件を満足する(YES)と判定した、すなわち、傾斜角度が傾斜角度基準値から所定の傾斜角度変化量しきい値の範囲内にあると判定した場合、その判定に応じて、照度差分演算部103は、照度センサ101による測定照度を読み取る。そして、照度差分演算部103は、読み取った測定照度と読み取った測定照度である照度基準値との差分を演算する(ステップS12)。そして、照度差分演算部103は、読み取った測定照度と、ステップS12で演算した照度の差分を照度判定部106に出力する。照度判定部106は、照度差分演算部103から読み取った測定照度と、ステップS12で演算した照度の差分を入力すると、入力したステップS12で演算した照度の差分のみを用いて式(1)の条件を満足するか否かを判定する(ステップS13)。
そして、ステップS13の処理で、照度判定部106が式(1)の条件を満足する(YES)と判定した、すなわち、照度が所定の照度変化量しきい値を超えたと判定した場合、照度センサ101による測定照度の変化は、端末装置10の傾斜角度の変化の影響をあまり受けず、光源からの光が弱くなった変化の影響を受けていることになる。そして、この判定に応じて、照度判定部106は、読み取った測定照度を表示制御部108とデータ更新部130とに出力する(ステップS14)。表示制御部108は、照度判定部106から読み取った測定照度を入力すると、記憶部111から明るさテーブルを読み出す。そして、表示制御部108は、入力した測定照度が読み出した明るさテーブルの照度範囲のどこに相当するかを判定する(ステップS15)。そして、表示制御部108は、その照度範囲に相当する表示画面の明るさに表示部110の明るさを変更する(ステップS16)。また、データ更新部130は、照度判定部106から読み取った測定照度を入力すると、入力した測定照度を新たな照度基準値として記憶部111に記録する(ステップS17)。そして、ステップS8の処理へ戻る。
また、ステップS10の処理で、傾斜角度判定部107が式(2)の条件を満足しない(NO)と判定した、すなわち、傾斜角度が所定の傾斜角度変化量しきい値の範囲から外れたと判定した場合、傾斜角度判定部107は、傾斜角度差分演算部104から読み取った測定傾斜角度をデータ更新部130に出力する(ステップS18)。つまり、現在の傾斜角度基準値から傾斜角度が大きくずれている場合は、データ更新部130は、傾斜角度判定部107から読み取った測定傾斜角度を入力すると、入力した測定傾斜角度を新たな傾斜角度基準値として記憶部111に記録する(ステップS19)。
また、ステップS13の処理で、照度判定部106が式(1)の条件を満足しない(NO)と判定した、すなわち、照度が所定の照度変化量しきい値を超えていないと判定した場合、この判定に応じて、ステップS8の処理へ戻る。
以上、本発明の実施形態による端末装置10の処理フローについて説明したが、上述の端末装置10の処理によれば、照度センサ101による測定照度のみに基づいて表示画面の明るさを調整することは行わずに、実際の周囲の照度に応じて端末装置10の表示画面の明るさを調整することができるという効果が得られる。また、照度センサ101の照度と、その照度に基づく端末装置10の表示画面の明るさを変更するための照度しきい値の設定によって、照度の揺らぎによりしきい値を何度も往復し、表示画面の明るさが短時間に何度も変化することを防ぐことができるという効果が得られる。
<第二の実施形態>
次に、本発明の第二の実施形態による端末装置10について説明する。
本実施形態において、端末装置10に対して特定の方向からのみ光源からの光が照射される場合、光源からの光の乱反射や回折などが制限されるため、光源に対して端末装置10の表示画面が反対側にあると表示画面への光の照射が殆どない。そのため、太陽光が光源で屋外の場合や蛍光灯が光源で室内の天井のあらゆる方向から光が差すような場合に比べ、端末装置10の傾斜角度の変化による表示部110上の明るさの変化量は大きくなる。
本発明の第二の実施形態による端末装置10の構成は、図2で示した第一の実施形態による端末装置10の構成と同一であるため、その説明を省略する。また、第二の実施形態による端末装置10の処理フローにおいて、第二の実施形態による初期化指示部105と表示制御部108は第一の実施形態のそれらと機能が異なる。
したがって、第二の実施形態による初期化指示部105と表示制御部108の機能を以下で示し、それらの機能が第一の実施形態と異なることに伴う第一の実施形態による処理フローとの違いを以下で説明する。
第二の実施形態による端末装置10の初期化指示部105は、照度センサ101が最も大きな照度を示すときの傾斜角度センサ102の示す測定傾斜角度を初期の傾斜角度基準値として読み取ることを指示する初期化指示信号を傾斜角度差分演算部104に出力する機能部である。また、初期化指示部105は、照度センサ101が最も大きな照度を示すときの照度を初期の照度基準値として読み取ることを指示する初期化指示信号を照度差分演算部103に出力する機能部である。
また、表示制御部108は、照度判定部106と傾斜角度判定部107の両方がそれぞれ所定の条件を満足したときに、表示部110の明るさを変更するためのメニューを表示部110に表示し、ユーザによる表示部110に表示されたメニューに対するタッチパネル120への操作に基づいて表示部110の明るさを変更する機能部である。また、表示制御部108は、傾斜角度判定部107が表示制御部108による表示画面の明るさの変更なしに所定回数傾斜角度基準値を変更した場合、表示部110の明るさを変更するためのメニューを表示部110に表示し、ユーザによる表示部110に表示されたメニューに対応するタッチパネル120への操作に基づいて表示部110の明るさを変更する機能部である。
図7は、本発明の第二の実施形態による端末装置10の処理フローを示す図である。
次に、本実施形態による端末装置10の処理フローを説明する。
本実施形態による端末装置10の処理フローは、あるユーザが端末装置10の1つである、例えば図2〜図4で示したスマートフォンを使用した場合の処理フローである。そして、ここでは、ユーザが端末装置10の使用を開始し、端末装置10の操作中に端末装置10が傾き、照度センサ101の検出する照度が変化した場合に、光源からの光の強さが変化したため照度が変化したのか、それとも図5で示したように端末装置10における照度センサ101の設置位置に起因して端末装置10が傾くことで照度が変化したのかを判断する場合の処理フローを示している。
なお、本実施形態では、室内の天井の1点から光が差すような場合を想定しているため、端末装置10の表示画面には、周りからの光の反射や回折による光は殆ど照射されない。従って、端末装置10の表示画面の明るさは、端末装置10の傾斜角度の影響を受け易く、第一の実施形態の処理とは、ステップS20〜ステップS28が異なる。
まず、端末装置10の記憶部111は、第一の実施形態と同様に、図3で示したような明るさテーブルを記憶しているものとする。
ここで、ユーザは、端末装置10を起動するための所定の操作、例えば、端末装置10の電源スイッチをオンにする操作を行う。
このとき、初期化指示部105は、例えば端末装置10における所定箇所の電圧や電流がしきい値を超えることを検出することで、端末装置10の起動を検出する(ステップS1)。この検出に応じて、端末装置10は、例えば初期の基準値設定モードに入り、ユーザは端末装置10の照度センサ101を室内の天井の1点の光に対向する操作を行う。すると、初期化指示部105は、所定の周期で所定の時間、例えば、10秒間0.1秒ごとに照度センサ101の測定照度をサンプリングし、そのサンプリングと同時に傾斜角度センサ102の測定傾斜角度を読み取ることを指示する初期化指示信号を傾斜角度差分演算部104に出力する(ステップS20)。
照度差分演算部103は、初期化指示部105から初期化指示信号を入力すると、照度センサ101による測定照度を所定の周期で所定の時間読み取る(ステップS21)。また、例えば、同一のクロック信号を利用してタイミングを合わせることで、照度差分演算部103が照度センサ101の測定照度を読み取るのと同時に、傾斜角度差分演算部104は、傾斜角度センサ102の測定傾斜角度を読み取る(ステップS21)。そして、照度差分演算部103は、読み取った照度の最大照度を初期の照度基準値として記憶部111に記録する(ステップS22)。なお、ここでは、所定時間内に照度差分演算部103の読み取った測定照度の最大値を最大照度としている。また、傾斜角度差分演算部104は、例えば、照度差分演算部103の読み取った最大照度が所定時間の何回目の測定データであるかを示す信号を入力し、その測定データに基づいて、最大照度と同時に測定した測定傾斜角度を最大照度と関連付けて記憶部111に記録する(ステップS23)。
そして、ステップS23の処理に続き、第一の実施形態におけるステップS7〜ステップS9、ステップS10(YES)、ステップS11〜ステップS12、ステップS13(YES)、ステップS14〜ステップS17と同様の処理が行われる。そして、ステップS17の後に、表示制御部108は、表示部110の明るさを変更するためのメニューを表示部110に表示する(ステップS24)。ここで、ユーザが例えば表示部110に表示されたメニューに対しタッチパネル120への操作を行うと、そのユーザ操作に応じて表示制御部108は表示部110の明るさを変更する。本実施形態においては、端末装置10の照度センサ101を光源に対向するように初期化しているが、本実施形態は光源として室内の天井の1点からの光を仮定しているため、周囲からの反射や回折などによる端末装置10の表示画面への入射光が少ないため、第一の実施形態の端末装置10に比べ、照度センサ101の測定照度は端末装置10の傾斜角度の影響を受け易い。そのため、ユーザ毎に違和感を覚える度合いが異なることが予想される。その際の表示画面の明るさの補助的な調整機能として、明るさを変更するためのメニューを表示させることもできる機能を付加している。そして、ステップS24の処理に続き、ステップS8の処理へ戻る。
また、ステップS23の処理に続き、ステップS7〜ステップS9、ステップS10(NO)、ステップS18の処理が行われる場合、ステップS18の後に、傾斜角度判定部107は、測定傾斜角度が傾斜角度変化量しきい値から外れたため、傾斜角度基準値が1回変更されたこと(NOと判定したこと)をカウントする(ステップS25)。そして、傾斜角度判定部107は、傾斜角度基準値が所定回数変更されたか否かを判定する(ステップS26)。例えば、傾斜角度判定部107は、傾斜角度基準値の所定回数をしきい値として、そのしきい値とカウントした数を比較して判定する。そして、傾斜角度判定部107の判定結果が所定回数に達していない(NOと判定した)場合、次にステップS19の処理を行う。そしてステップS8の処理へ戻る。そして、ステップS8の後に、ステップS9、ステップS10(NO)、ステップS18、ステップS25、ステップS26(NO)、ステップS19の処理を連続して繰り返し、所定回数に達すると、ステップS26の処理で、傾斜角度判定部107の判定結果が所定回数に達した(YESと判定した)場合、次に、ステップS24の処理を行い、ユーザは表示画面の明るさ調整をメニューに従い行うことができる。ここでは、連続して傾斜角度基準値が変更されたことを検出して、端末装置10の傾斜角度が大きく変更されたことに起因して表示部110の明るさが変わっていると予想して、表示制御部108が表示画面の明るさを調整するメニューを表示部110に表示させている。そして、ステップS8の処理へ戻る。
なお、ユーザがこの機能の利用を停止する操作を行った場合、例えばステップS27でそのユーザ操作を判定して機能を停止させてもよい。
以上、本発明の実施形態による端末装置10の処理フローについて説明したが、上述の端末装置10の処理により、光源が端末装置10に対して特定の方向にある場合でも表示画面の明るさを適切に調整することができるという効果が得られる。また、端末装置10が表示画面の明るさを調整する処理を所定回数実行したときにシャットダウンすることで表示画面の明るさ調整機能によるバッテリ切れを防ぐことができるという効果が得られる。
なお、本発明の実施形態による端末装置10の処理フローは、適切な処理が行われる範囲内で処理の順序が入れ替わってもよい。
また、各機能部は、次の処理を行う後段機能部へ処理を指示する処理指示信号を出力し、その処理指示信号に応じて後段機能部が処理を実行しても構わない。
なお本発明の実施形態について説明したが、上述の端末装置10は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
10・・・端末装置
11・・・キー
12・・・照度センサウインドウ
101・・・照度センサ
102・・・傾斜角度センサ
103・・・照度差分演算部
104・・・傾斜角度差分演算部
105・・・初期化指示部
106・・・照度判定部
107・・・傾斜角度判定部
108・・・表示制御部
109・・・定期演算指示部
110・・・表示部
111・・・記憶部
120・・・タッチパネル
130・・・データ更新部

Claims (10)

  1. 光源からの光の照度を測定する照度センサと、
    自装置の傾斜角度を測定する傾斜角度センサと、
    前記照度センサによる測定照度を読み取り、当該読み取った測定照度と表示部の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された照度基準値との差分を演算する照度差分演算部と、
    前記傾斜角度センサによる測定傾斜角度を読み取り、当該読み取った測定傾斜角度と表示部の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された傾斜角度基準値との差分を演算する傾斜角度差分演算部と、
    自装置に対する所定の操作検出時に、前記照度センサによる測定照度を初期の照度基準値と特定し、前記傾斜角度差分演算部に前記傾斜角度センサによる測定傾斜角度を初期の傾斜角度基準値と特定するように、初期状態であることを示す初期化指示信号を前記照度差分演算部と前記傾斜角度差分演算部のそれぞれに出力する初期化指示部と、
    前記傾斜角度差分演算部の演算した測定傾斜角度と前記傾斜角度基準値との差分が、表示部の明るさを変更するための所定の傾斜角度変化量以内であるか否かを判定する傾斜角度判定部と、
    前記照度差分演算部の前記照度基準値、前記照度差分演算部の演算した測定照度の差分、のそれぞれが、表示部の明るさを変更するための所定の照度変化量しきい値を超えているか否かを判定する照度判定部と、
    前記傾斜角度判定部が所定の傾斜角度変化量以内であると判定し、前記照度判定部が所定の照度変化量しきい値を超えていると判定した場合に、表示部の明るさを変更する表示制御部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記初期化指示部からの初期化指示信号のタイミングを起点に、前記照度差分演算部に照度センサによる測定照度を読み取るよう指示すると共に、前記傾斜角度差分演算部に傾斜角度センサによる測定傾斜角度を読み取るよう指示し、前記照度判定部と前記傾斜角度判定部の何れか一方または両方に、それぞれの判定する第一条件と第二条件を満足するか否かを定期的に判定するよう指示する指示信号を出力する定期演算指示部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. (照度変化量しきい値)
    >(傾斜角度変化量しきい値の範囲における照度センサの最大照度変化量)×N
    を満足し、
    傾斜角度によって照度が変化した場合でも、周囲の環境変化による照度変化が確実にあったことを保証するように不等号が成り立つNである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記傾斜角度判定部が所定の条件を満足していると判定し、かつ照度が照度変化量しきい値を超えて変化したと前記照度判定部が判定した場合、当該判定の照度を新たな照度基準値として記憶部に記録するデータ更新部
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の端末装置。
  5. 前記傾斜角度判定部が所定の条件を満足していないと判定した場合、当該判定の傾斜角度を新たな傾斜角度基準値として記憶部に記録するデータ更新部
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の端末装置。
  6. 前記初期化指示部は、当該照度センサが光源に対して最も大きな照度を示すときに、前記傾斜角度差分演算部に前記傾斜角度センサによる測定傾斜角度を初期の傾斜角度基準値として読み取り、前記照度差分演算部に当該照度センサが光源に対して最も大きな照度を示す照度を初期の照度基準値として読み取るように、初期状態であることを示す初期化指示信号を前記照度差分演算部と前記傾斜角度差分演算部のそれぞれに出力する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の端末装置。
  7. 前記表示制御部は、前記照度判定部と前記傾斜角度判定部の両方がそれぞれの所定の条件を満足したときに表示部の明るさを変更するためのメニューを表示部に表示し、ユーザによる表示部に表示されたメニューに対するタッチパネルへの操作に基づいて表示部の明るさを変更する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の端末装置。
  8. 前記表示制御部は、前記傾斜角度判定部が前記表示制御部による表示画面の明るさの変更なしに所定回数傾斜角度基準値を変更した場合、表示部の明るさを変更するためのメニューを表示部に表示し、ユーザによる表示部に表示されたメニューに対応するタッチパネルへの操作に基づいて表示部の明るさを変更する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の端末装置。
  9. 光源からの光の照度を測定し、
    端末装置の傾斜角度を測定し、
    前記測定した照度を読み取り、当該読み取った測定照度と表示部の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された照度基準値との差分を演算し、
    前記測定した傾斜角度を読み取り、当該読み取った測定傾斜角度と表示部の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された傾斜角度基準値との差分を演算し、
    前記端末装置に対する所定の操作検出時に、測定した照度を初期の照度基準値と特定し、測定した傾斜角度を初期の傾斜角度基準値と特定するように、初期状態であることを示す初期化指示信号を出力し、
    前記演算した測定傾斜角度と前記傾斜角度基準値との差分が、表示部の明るさを変更するための所定の傾斜角度変化量以内であるか否かを判定し、
    前記照度基準値、前記演算した測定照度の差分、のそれぞれが、表示部の明るさを変更するための所定の照度変化量しきい値を超えているか否かを判定し、
    前記所定の傾斜角度変化量以内であると判定し、前記所定の照度変化量しきい値を超えていると判定した場合に、表示部の明るさを変更する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  10. 端末装置のコンピュータを、
    光源からの光の照度を測定する照度センス手段、
    前記端末装置の傾斜角度を測定する傾斜角度センス手段、
    前記照度センス手段による測定照度を読み取り、当該読み取った測定照度と表示部の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された照度基準値との差分を演算する照度差分演算手段、
    前記傾斜角度センス手段による測定傾斜角度を読み取り、当該読み取った測定傾斜角度と表示部の明るさを変更するための所定のタイミングで設定された傾斜角度基準値との差分を演算する傾斜角度差分演算手段、
    前記端末装置に対する所定の操作検出時に、前記照度センス手段による測定照度を初期の照度基準値と特定し、前記傾斜角度差分演算手段に前記傾斜角度センス手段による測定傾斜角度を初期の傾斜角度基準値と特定するように、初期状態であることを示す初期化指示信号を前記照度差分演算手段と前記傾斜角度差分演算手段のそれぞれに出力する初期化指示手段、
    前記傾斜角度差分演算手段の演算した測定傾斜角度と前記傾斜角度基準値との差分が、表示部の明るさを変更するための所定の傾斜角度変化量以内であるか否かを判定する傾斜角度判定手段、
    前記照度差分演算手段の前記照度基準値、前記照度差分演算手段の演算した測定照度の差分、のそれぞれが、表示部の明るさを変更するための所定の照度変化量しきい値を超えているか否かを判定する照度判定手段、
    前記傾斜角度判定手段が所定の傾斜角度変化量以内であると判定し、前記照度判定手段が所定の照度変化量しきい値を超えていると判定した場合に、表示部の明るさを変更する表示制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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