JP2014183773A - 疑似煙草 - Google Patents

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Abstract

【課題】条件反射制御法に基づく禁煙トレーニングや禁煙治療を完全かつ効果的に行うことのできる疑似煙草を提供する。
【解決手段】 疑似煙草1Aは、略円筒状の紙巻煙草様の形状を有し、フィルタ部10と葉煙草部20との間には隔壁30が設けられており、フィルタ部10の側壁11には、複数の通気孔15が設けられている。葉煙草部20には、葉煙草27と、比較的低酸素状態でも燃え易く燃焼持続性の高い導火材29とが略均質に混合されて充填されている。葉煙草部20の端部23にライター等で着火してフィルタ部10の端部13から吸引しても、フィルタ部10の側壁11に設けられた通気孔13から外気が吸引されるだけで、葉煙草25や導火材29の煙は隔壁30により遮断されて吸引されることがない。また、葉煙草27に混合された低酸素状態でも燃え易い導火材29が次々と火種を中継していくので、葉煙草部20に点いた火が消えることなく最後まで燃焼し続ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、禁煙トレーニングや禁煙治療等に利用される疑似煙草に関する。詳しくは、条件反射制御法に基づく禁煙トレーニングや禁煙治療を完全かつ効果的に行うことのできる疑似煙草に関するものである。
煙草は紀元前からの歴史を有する嗜好物であり、今もなお10億人もの人々が煙草を吸い、未だにその数は増加しているという。しかしながら、過度の喫煙は健康を害する恐れがあることに加えて、経済的理由や環境への悪影響等から喫煙者の多くが禁煙や節煙を望んでいるのが現状であり、そのため、これまで様々な禁煙トレーニングや禁煙治療の方法が提案されてきたが、決定的な効果を上げているものは少ない。
一方、本発明者は、物質反復摂取等の嗜癖行動は、依存性物質(例えば、覚せい剤、ニコチン、アルコール等)の薬理作用により引き起こされる神経活動により生じる生理的報酬の獲得を、過度に反復したために第一信号系内にその行動を司る反射連鎖が成立し、関連する刺激を受けると反射連鎖が作動して生じるものと考え、生理的報酬を獲得する定型的な行動、例えば覚せい剤を摂取するための連続した動作を最終のものまでを真似してその動作を司る反射の連鎖を作動させ、しかし、生理的報酬は与えないことを反復することにより、生理的報酬獲得行動を司る無意識的な反射の連鎖の作動性自体を抑制された状態にすること等を基本とする条件反射制御法(過去には「条件反射抑制療法」と呼んだ)を提案した(例えば、非特許文献1参照)。また、斯かる条件反射制御法の治療プログラムに基づいた禁煙トレーニングや禁煙治療等を行うのに適した疑似煙草が提案されている(特許文献1参照)。
斯かる疑似煙草によれば、フィルタ部と葉煙草部との間に隔壁が設けられており、また、フィルタ部の側壁には細孔が設けられているので、葉煙草部の先端に火を付けてフィルタ部の端部から吸引しても、フィルタ部側壁の細孔から外気が吸引されるだけで煙は隔壁で遮断されて吸引されることがない。従って、禁煙トレーニングや禁煙治療を行う者(喫煙者・ニコチン嗜癖者)が、斯かる疑似煙草を用いて疑似的な喫煙行為を行うことにより、生理的報酬獲得行動たる喫煙を司る無意識的な反射の連鎖が作動されつつ生理的報酬たるニコチンの薬理作用は得られない状況に置かれることになり、条件反射制御法によるところの生理的報酬獲得行動を司る無意識的な反射の連鎖の作動性抑制治療を行うことができるものである。
実用新案登録第3145620号公報
平井愼二、「覚せい剤反復接取に対する条件反射抑制療法」、精神科、2008年、13(1)、p.1−13
しかしながら、斯かる従来の疑似煙草では、葉煙草部の先端にライター等で火を点けようとしても、隔壁で通気が遮断されているため、フィルタ部の端部を吸引しても葉煙草部に外気が取り込まれず、火を点けることができなかったり、一端火を付けても、酸素不足により火がすぐに消えてしまうという問題があった。
従って、従来の疑似喫煙では、現実の喫煙における様々な行為を完全には再現することができず、生理的報酬獲得行動を司る無意識的な反射の連鎖の作動性抑制の治療を完全な形では実施することができないものであった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、条件反射制御法に基づく禁煙トレーニングや禁煙治療を完全に且つ効果的に行うことのできる疑似煙草を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)即ち、本発明は、紙巻煙草型の疑似煙草であって、フィルタ材又は疑似フィルタ材が充填されたフィルタ部と、葉煙草又は疑似葉煙草が充填された葉煙草部と、前記フィルタ部と前記葉煙草部との間に設けられ、前記フィルタ部と前記葉煙草部との間の通気を実質的に遮断するように構成された隔壁部と、を備え、前記フィルタ部は、側壁に少なくとも1つの通気孔を有し、前記葉煙草部は、前記葉煙草又は疑似葉煙草よりも燃焼持続性の高い導火材が更に充填されていることを特徴とする、疑似煙草である。
(2)本発明はまた、前記導火材は、前記葉煙草又は前記疑似葉煙草と混合されて充填されている、(1)に記載の疑似煙草である。
(3)本発明はまた、前記導火材は、前記葉煙草又は前記疑似葉煙草と分離されて前記葉煙草部の空間の少なくとも一部を占有するように充填されている、(1)に記載の疑似煙草である。
(4)本発明はまた、前記導火材は、前記葉煙草部の略軸芯部分に充填されている、(3)に記載の疑似煙草である。
(5)本発明はまた、前記導火材は、前記葉煙草部の先端部分が他の部分よりも充填密度が高くなっている、(1)乃至(4)の何れか1つに記載の疑似煙草である。
(6)本発明はまた、前記葉煙草部は、側壁に少なくとも1つの通気孔を有する、(1)乃至(5)の何れか1つに記載の疑似煙草である。
(7)本発明はまた、前記フィルタ部と前記葉煙草部とは、着脱自在に構成され、前記隔壁部は、前記フィルタ部又は前記葉煙草部の何れか一方又は両方に設けられている、(1)乃至(6)の何れか1つに記載の疑似煙草である。
(8)本発明はまた、前記導火材は、モグサである、(1)乃至(7)の何れか1つに記載の疑似煙草である。
(9)本発明はまた、前記疑似葉煙草は、ハーブである、(1)乃至(8)の何れか1つに記載の疑似煙草である。
(10)本発明はまた、市販の煙草と同一又は類似の外観を有する、(1)乃至(9)の何れか1つに記載の疑似煙草である。
(11)本発明はまた、市販の煙草のパッケージと同一又は類似のパッケージに包装されている、(1)乃至(10)の何れか1つに記載の疑似煙草である。
本発明の疑似煙草によれば、フィルタ部と葉煙草部との間に隔壁を備え、フィルタ部の側壁に通気孔を有するとともに、葉煙草部には、低酸素状態でも燃え易く葉煙草よりも燃焼持続性の高い導火材が充填されているので、導火材が次々と火種を中継して、葉煙草部に点いた火が消えることなく最後まで燃焼し続けるものである。従って、従来の疑似喫煙では再現することができなかった現実の喫煙における様々な行為を完全に再現することができるので、禁煙トレーニングや禁煙治療を行う者(喫煙者・ニコチン嗜癖者)が、本発明に係る疑似煙草を用いて疑似的な喫煙行為を行った場合、生理的報酬獲得行動たる喫煙を司る無意識的な反射の連鎖がより強力に作動されつつ、生理的報酬たるニコチンの薬理作用は得られない状況に置かれることになり、条件反射制御法による生理的報酬獲得行動を司る無意識的な反射の連鎖の作動性抑制治療を完全にかつ効果的に行えるものである。
本発明の第1の実施形態に係る疑似煙草1Aの構成を示す概略断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る疑似煙草1Bの構成を示す概略断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る疑似煙草1Cの構成を示す概略断面図である。
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る疑似煙草1Aの構成を示す概略断面図である。図1に示すように、疑似煙草1Aは、略円筒状の紙巻煙草様の形状を有し、フィルタ部10と、葉煙草部20と、フィルタ部10と葉煙草部20との間に設けられた隔壁30とから構成されている。
フィルタ部10は、チップペーパー等のパルプからなる側壁11と、その内部に充填されたアセテートフィルタ等のフィルタ材17とから構成されている。フィルタ部10の側壁11には、複数の通気孔15が設けられている。
葉煙草部20は、シガレットペーパーやライスペーパー等の麻やパルプからなる側壁21と、その内部に充填された刻み葉煙草等の葉煙草27とから構成されている。そして、葉煙草27には、比較的低酸素状態でも燃え易く燃焼持続性の高い導火材29が略全体に亘って略均質に混合されている。導火材29の素材は、葉煙草25よりも低酸素状態で燃え易く燃焼持続性が高いものであれば特に限定されるものではなく、例えば、モグサ等を利用することができるが、特に好ましくはモグサである。また、葉煙草27と導火材29との混合比率は特に限定されるものではないが、好ましくは両者の体積比が20:1〜1:1、特に好ましくは9:1〜2:1である。葉煙草27に対する導火材29の混合比率が上記下限未満では添加の効果があまり得られず、逆に上記上限を超えると形状保持性が悪くなるからである。
隔壁30の素材は、フィルタ部10と葉煙草部20との間の通気を実質的に遮断することができるものであれば特に限定されるものではなく、例えば側壁11や側壁21と同一素材であっても良いし、異なる素材、例えば異なる種類のパルプやプラスチック等であっても良い。また、フィルタ材15の一端部に接着剤等を塗布して固化することにより隔壁30を形成しても構わない。
このようにして構成された疑似煙草1Aは、葉煙草部20の端部23にライター等で着火してフィルタ部10の端部13から吸引しても、フィルタ部10の側壁11に設けられた通気孔13から外気が吸引されるだけで、葉煙草25や導火材29の煙は隔壁30により遮断されて吸引されることがない。そして、本発明と同様にフィルタ部と葉煙草部との間に隔壁を有する従来の疑似煙草では、葉煙草部の先端に一端火を付けても、隔壁で通気が遮断されているため、フィルタ部の端部を吸引しても葉煙草部に外気が取り込まれず、酸素不足により火はすぐに消えてしまうものであったが、本実施形態に係る疑似煙草1Aでは、葉煙草27に混合された低酸素状態でも燃え易い導火材29が次々と火種を中継していくので、葉煙草部20に点いた火が消えることなく最後まで燃焼し続けるものである。従って、従来の疑似喫煙では、着火してもすぐに火が消えてしまうため、「煙草にライター等で火をつける行為」及び「煙草の火を揉み消す行為」を再現することはできるものの、現実の喫煙におけるその他の様々な行為を再現することはできなかったが、本実施形態に係る疑似煙草1Aでは、着火した火は最後まで消えることがないので、喫煙時のあらゆる行為、例えば、上記の行為に加えて、「煙草の煙を吸い込む行為」、「煙草の煙を吐き出す行為」、「煙草の煙を燻らす行為」、「煙草の灰を灰皿に落とす行為」、「火の点いたタバコを一旦灰皿に置く行為」、「一度消した煙草に再度火をつける行為」等を何度でも再現することができる。故に、禁煙トレーニングや禁煙治療を行う者(喫煙者・ニコチン嗜癖者)が、本実施形態に係る疑似煙草1Aを用いて疑似的な喫煙行為を行うことにより、生理的報酬獲得行動たる喫煙を司る無意識的な反射の連鎖が作動されつつ生理的報酬たるニコチンの薬理作用は得られない状況に置かれることになり、条件反射制御法による生理的報酬獲得行動を司る無意識的な反射の連鎖の作動性抑制治療を完全にかつ効果的に行うことができるものである。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る疑似煙草1Bの構成を示す概略断面図である。図2に示すように、本実施形態に係る疑似煙草1Bでは、フィルタ部10には、フィルタ材17に代えて疑似フィルタ材17'が充填されている。疑似フィルタ材17'とは、フィルタ材のようにタールやニコチン等を吸着ろ過する機能は有していないが、フィルタ部10を吸引した際にフィルタ材と同等かそれ以上の負荷を与えるための部材である。疑似フィルタ材17'の素材は特に限定されるものではないが、例えば、ウレタンフォーム等を利用することができる。疑似フィルタ材17'により吸引負荷がかかることにより、実際には煙草の煙を吸っていないにも拘らず煙草の煙を吸ったような疑似的な吸煙感覚を得ることができ、生理的報酬獲得行動(喫煙)を司る無意識的な反射の連鎖が強く作動するので、より効果的な治療を行うことができる。更に、疑似フィルタ材17'にミント(ハッカ)系香料等を含ませると、疑似的な吸煙感覚がより強くなるので好ましい。
また、疑似煙草1Bでは、葉煙草部20に、葉煙草27に代えて疑似葉煙草27'が充填されている。疑似葉煙草27'は、燃やすと葉煙草27と同じような煙を出す葉煙草以外の素材からなるものであり、好ましくは、煙中のタールやニコチンの含有量が低いかゼロである素材がよい。疑似葉煙草として煙中のタールやニコチンの含有量が低いかゼロである素材を利用すれば、副流煙による受動喫煙をも有効に防止することができるからである。疑似葉煙草27'としては、例えば、煙草以外の植物の葉等の乾燥物を刻んだもの等を利用することができ、その植物は特に限定されるものではないが、具体例としては、ハーブ等が揚げられる。
更に、疑似煙草1Bでは、葉煙草部20に混合・充填されている導火材29は、先端部分(端部23の近傍)が他の部分よりも充填密度が高くなっている。上述のとおり、フィルタ部と葉煙草部との間に隔壁を有する従来の疑似煙草では、葉煙草部の先端に火を点けようとしても、隔壁で通気が遮断されているため、フィルタ部の端部を吸引しても葉煙草部に外気が取り込まれず、火を点けることすらできない場合があったが、本実施形態に係る疑似煙草1Bでは、葉煙草部20の先端部分が導火材29の充填密度が高くなっているので、端部29にライター等の火を近付けるだけで簡単且つ確実に着火することができるものである。
更に、葉煙草部20の側壁21には、フィルタ部10と同様に、複数の通気孔25が設けられている。これにより、葉煙草部20の燃焼中に通気孔25から外気が取り込まれるので、低酸素状態が解消されて燃焼持続性がより改善され、葉煙草部20に点いた火が消えることなく最後まで燃焼し続けることができるものである。
図3は、本発明の第3の実施形態に係る疑似煙草1Cの構成を示す概略断面図である。図3に示すように、本実施形態に係る疑似煙草1Cでは、導火材29は葉煙草27と分離されて、葉煙草部20の略軸芯部分を占有するように、充填されている。このように、疑似煙草1Cでは、導火材29が葉煙草部20の空間の一部を占有して導火材同士が密集しているので火種を中継し易いうえに、導火材29が芯材として機能して葉煙草部20の火を最後まで導くので、より優れた燃焼持続性を発揮するものである。更に、疑似煙草1Cでは、前記第2の実施形態と同様に、葉煙草部20の先端部分の導火材29の充填密度(占有率)が高くなっているので、着火性にも極めて優れている。なお、導火材29は、粒状、粉状又は刻み葉状のものをそのまま葉煙草部20の略軸芯部分に充填しても良いが、予め棒状に賦形して成形したものを葉煙草部20に挿入して充填するようにしても良い。
本発明の疑似煙草は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態の疑似煙草におけるフィルタ部及び葉煙草部の通気孔の個数や位置、大きさ及び形状は、図示したものに限定されるものではなく、適宜変更することが可能である。
上記実施形態に係る疑似煙草では、葉煙草部には葉煙草か疑似葉煙草の何れかが充填されていたが、これらの両方が混合されて充填されていても良い。
また、上記実施形態では、フィルタ部にはフィルタ材又は疑似フィルタ材が充填されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、フィルタ部にフィルタ材等を充填せずに中空構造としても良い。斯かる場合、フィルタ部の側壁の通気孔の数や大きさ等で吸引負荷を調節することによって吸煙感覚等を調整するようにしても構わない。
また、上記実施形態では、フィルタ部と葉煙草部は一体的に構成されていたが、フィルタ部と葉煙草部とが互いに着脱自在に構成されていても良い。これにより、フィルタ部に対して葉煙草部をディスポーザブル式として付け替えて利用するようにしても良い。この場合、隔壁はフィルタ部側に設けても良いし葉煙草部側に設けても良いし、その両方に設けても構わない。
本発明の疑似煙草は、市販の煙草の銘柄と同一又は類似する外観を備えていることが好ましい。これにより、利用者は、日頃喫煙していた銘柄と同一又は類似の形状を有する本発明の疑似煙草を用いて疑似喫煙を行うことにより、条件反射制御法に基づく禁煙トレーニングや禁煙治療をより効果的に行うことができる。
同様に、本発明の疑似煙草は、市販の煙草のパッケージと同一又は類似のパッケージに包装されていることが好ましい。これにより、利用者は、疑似煙草を購入する行為やパッケージを開封して疑似煙草を取りだす行為をも行うことができ、より効果的に条件反射制御法に基づく禁煙トレーニングや禁煙治療を行うことができる。
上述したように、本発明の疑似煙草は、現実の喫煙における様々な行為を完全に再現することができるので、条件反射制御法に基づく禁煙トレーニングや禁煙治療に用いた場合極めて有用である。
1A〜1C 疑似煙草
10 フィルタ部
11、21 側壁
13、23 端部
15、25 通気孔
17 フィルタ材
17' 疑似フィルタ材
20 葉煙草部
27 葉煙草
27' 疑似葉煙草
29 導火材
30 隔壁

Claims (11)

  1. 紙巻煙草型の疑似煙草であって、
    フィルタ材又は疑似フィルタ材が充填されたフィルタ部と、
    葉煙草又は疑似葉煙草が充填された葉煙草部と、
    前記フィルタ部と前記葉煙草部との間に設けられ、前記フィルタ部と前記葉煙草部との間の通気を実質的に遮断するように構成された隔壁部と、を備え、
    前記フィルタ部は、側壁に少なくとも1つの通気孔を有し、
    前記葉煙草部は、前記葉煙草又は疑似葉煙草よりも燃焼持続性の高い導火材が更に充填されていることを特徴とする、
    疑似煙草。
  2. 前記導火材は、前記葉煙草又は前記疑似葉煙草と混合されて充填されている、
    請求項1に記載の疑似煙草。
  3. 前記導火材は、前記葉煙草又は前記疑似葉煙草と分離されて前記葉煙草部の空間の少なくとも一部を占有するように充填されている、
    請求項1に記載の疑似煙草。
  4. 前記導火材は、前記葉煙草部の略軸芯部分に充填されている、
    請求項3に記載の疑似煙草。
  5. 前記導火材は、前記葉煙草部の先端部分が他の部分よりも充填密度が高くなっている、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の疑似煙草。
  6. 前記葉煙草部は、側壁に少なくとも1つの通気孔を有する、請求項1乃至5の何れか1項に記載の疑似煙草。
  7. 前記フィルタ部と前記葉煙草部とは、着脱自在に構成され、
    前記隔壁部は、前記フィルタ部又は前記葉煙草部の何れか一方又は両方に設けられている、
    請求項1乃至6の何れか1項に記載の疑似煙草。
  8. 前記導火材は、モグサである、
    請求項1乃至7の何れか1項に記載の疑似煙草。
  9. 前記疑似葉煙草は、ハーブである、
    請求項1乃至8の何れか1項に記載の疑似煙草。
  10. 市販の煙草と同一又は類似の外観を有する、
    請求項1乃至9の何れか1項に記載の疑似煙草。
  11. 市販の煙草のパッケージと同一又は類似のパッケージに包装されている、
    請求項1乃至10の何れか1項に記載の疑似煙草。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107594635A (zh) * 2017-09-30 2018-01-19 四川三联新材料有限公司 一种发烟制品及其制造方法

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