JP2014182625A - 操作パネルユニットの避雷針固定構造 - Google Patents

操作パネルユニットの避雷針固定構造 Download PDF

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大 間地
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Abstract

【課題】避雷針を絶縁ケースの溝内の最外側に安定的に配置してタッチパネルのアンテナパターンとの間に所要の距離を確保することができる操作パネルユニットの避雷針固定構造を提供すること。
【解決手段】矩形枠状の絶縁ケース2の開口部2aをタッチパネル3で覆い、該タッチパネル3の内面側にLCD4を配置するとともに、前記絶縁ケース2の開口部2a周縁に沿って形成された溝6に針金を屈曲して成る矩形枠状の避雷針5を配置して構成される操作パネルユニット1の前記避雷針5の固定構造として、前記避雷針5の一辺を外側に向かって開くよう成形し、前記絶縁ケース2の溝6に沿って形成された複数の差込孔7に楔状のサポート片8を挿入固定し、前記絶縁ケース2の溝6に配置された前記避雷針5を前記サポート片8によって前記溝6の幅方向外側に押圧する構成を採用する。
【選択図】図3

Description

本発明は、操作パネルユニットに備えられたタッチパネルの静電気対策に用いられる避雷針の固定構造に関するものである。
例えば、電子手帳、複写機やプリンタ等の画像形成装置、パソコン等の情報機器には入力装置として操作パネルユニットが備えられているが、斯かる操作パネルユニットに備えられたタッチパネルの静電気対策には従来から避雷針が用いられている(例えば、特許文献1参照)。ここで、操作パネルユニットにおける避雷針の従来の固定構造を図10〜図12に基づいて以下に説明する。
即ち、図10は従来の避雷針固定構造を備える操作パネルユニットの分解斜視図、図11は同操作パネルユニットの底面図、図12は図11のC−C線断面図であり、図示の操作パネルユニット101は、非導電性樹脂によって矩形枠状に一体成形された絶縁ケース102の開口部102aを矩形プレート状のタッチパネル103で覆い、該タッチパネル103の内面側にLCD104を配置して構成されている。
上記タッチパネル103は、透視した画面の支持に従って指やペン等でこれを押圧すると、その押圧された位置の座標を読み取るアンテナパターンを備えており、これが静電気の影響を受けるとノイズの発生やアンテナパターン等の破壊(静電破壊)等が引き起こされ、座標検出が不安定或いは不可能になるという問題が発生する。
そこで、ダッチパネル103の周囲に矩形枠状の避雷針105を配置する構成が採用されている。ここで、避雷針105は、針金を矩形枠状に屈曲成形することによって得られ、タッチパネル103のアンテナパターンとの間に所定の距離を確保するために可能な限り外側に配置されることが望ましい。このため、図12に示すように、絶縁ケース102の開口部102aの周縁に沿って溝106を形成し、この溝106に避雷針105を嵌め込んで配置する構成が採用されている。
特開2010−128726号公報
ところで、図10〜図12に示す避雷針105の固定構造を採用する場合、絶縁ケース102に形成される溝106は、避雷針105の変形や成形型の強度等を考慮して或る程度の幅が必要である。このため、溝106と避雷針105との間に隙間が生じ、溝106内での避雷針105の位置が安定せず、避雷針105を溝106の最外側に配置してタッチパネル103のアンテナパターンとの間に所要の距離を確保することが困難であるという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、避雷針を絶縁ケースの溝内の最外側に安定的に配置してタッチパネルのアンテナパターンとの間に所要の距離を確保することができる操作パネルユニットの避雷針固定構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、矩形枠状の絶縁ケースの開口部をタッチパネルで覆い、該タッチパネルの内面側にLCDを配置するとともに、前記絶縁ケースの開口部周縁に沿って形成された溝に針金を屈曲して成る矩形枠状の避雷針を配置して構成される操作パネルユニットの前記避雷針の固定構造であって、
前記避雷針の一辺を外側に向かって開くよう成形し、前記絶縁ケースの溝に沿って形成された複数の差込孔に楔状のサポート片を挿入固定し、前記絶縁ケースの溝に配置された前記避雷針を前記サポート片によって前記溝の幅方向外側に押圧するようにしたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記避雷針の一方の長辺の長手方向略中央に該避雷針の切れ目を位置させ、該切れ目によって2分割された長辺の各分割片を外側に開く角度に折り曲げたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記サポート片の上端に、前記絶縁ケースの溝の一部を上方から部分的に覆う突起を突設したことを特徴とする。
請求項1及び2記載の発明によれば、一辺が外側に向かって開くよう成形された避雷針を絶縁ケースの溝に配置することによって該避雷針が溝内で広がるため、避雷針の溝内での位置が安定する。そして、絶縁ケースの溝に沿って形成された複数の差込孔に挿入固定される複数のサポート片によって溝内の避雷針が溝の幅方向外側に押圧されるため、避雷針が絶縁ケースの溝内の最外側に安定的に配置され、該避雷針とタッチパネルのアンテナパターンとの間に所要の距離が確保される。
請求項3記載の発明によれば、絶縁ケースの溝内に配置された避雷針の溝からの抜けがサポート片の上端に突設された突起によって確実に防がれる。
本発明に係る避雷針固定構造を備える操作パネルユニットの分解斜視図である。 本発明に係る避雷針固定構造を備える操作パネルユニットの底面図である。 図2のA−A線断面図である。 図3のb部拡大詳細図である。 避雷針の平面図である。 サポート片の正面側斜視図である。 サポート片の背面側斜視図である。 サポート片を絶縁ケースに差し込む状態を示す部分斜視図である。 サポート片を絶縁ケースに差し込む状態を示す部分断面図である。 従来の避雷針固定構造を備える操作パネルユニットの分解斜視図である。 従来の避雷針固定構造を備える操作パネルユニットの底面図である。 図11のC−C線断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る避雷針固定構造を備える操作パネルユニットの分解斜視図、図2は同操作パネルユニットの底面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図3のB部拡大詳細図、図5は避雷針の平面図、図6はサポート片の正面側斜視図、図7は同サポート片の背面側斜視図、図8はサポート片を絶縁ケースに差し込む状態を示す部分斜視図、図9はサポート片を絶縁ケースに差し込む状態を示す部分断面図である。
本実施の形態に係る操作パネルユニット1は、図1に示すように、非導電性樹脂によって矩形枠状に一体成形された絶縁ケース2の開口部2aを矩形プレート状のタッチパネル3で覆い、該タッチパネル3の内面側にLCD4を配置して構成されている。
上記タッチパネル3は、透視した画面の支持に従って指やペン等でこれを押圧すると、その押圧された位置の座標を読み取るアンテナパターンを備えるものであり、これの静電気対策として矩形枠状の避雷針5をタッチパネル3の周囲に配置する構成が採用されている。
上記避雷針5は、針金を矩形枠状に屈曲成形することによって得られ、図5に示すように長辺側の一辺が外側(図5の上方)に向かって開くように成形されている。より詳細には、避雷針5の一方の長辺の長手方向略中央に切れ目を位置させ、この切れ目によって2分割された長辺の各分割片5aを外側に開く角度(90°+α)に折り曲げている。
ところで、絶縁ケース2の開口部2aの周縁には、図8及び図9にその一部を示すように、上方が開口する縦断面矩形の溝6が形成されており、この溝6に図5に示すような長辺側の一辺が外側に向かって広げられた形状の避雷針5が上方から嵌め込まれて配置される。このとき、避雷針5の外側に向かって広げられた一方の長辺(2つの分割辺5a)は内側へと直角に折り曲げられ、当該避雷針5が絶縁ケース2の溝6に嵌め込まれて収容されると、折り曲げられていた一方の長辺(2つの分割辺5a)が弾性によって広がるため、避雷針5の全体が絶縁ケース2の溝6の幅方向外側に押し付けられ、該避雷針5の溝6内での位置が安定する。
ところで、本実施の形態では、絶縁ケース2には、図1に示すように複数の細長いスリット状の差込孔7が溝6に沿って形成されている。具体的には、絶縁ケース2の相対向する短辺側には各2つの差込孔7(図1には一方のみ図示)が適当な間隔でそれぞれ形成され、長辺側には4つの差込孔7(図1には一方のみ図示)が適当な間隔でそれぞれ形成されている。そして、これらの差込孔7には楔状のサポート片8が図8及び図9に示すように上方から差し込まれて図3に示すように絶縁ケース2に固定される。尚、図8に示すように、絶縁ケース2の各差込孔7が開口する箇所の一部には突起状のストッパ9が内側に向かってそれぞれ突設されており、絶縁ケース2の溝6に嵌め込まれた避雷針5の浮き上がりがストッパ9によって防がれ、サポート片8の差込孔7への差し込みが作業性良くなされる。
ここで、各サポート片8の構成の詳細が図6及び図7に示されるが、各サポート片8は樹脂によって略矩形平板状に一体成形されており、その上端の左右には係止突起8aが一体に形成されている。又、図6に示すように、各サポート片8の表面(内側の面)下部の幅方向中央には係止爪8bが一体に突設されており、図7に示すように、各サポート片8の裏面(外側の面)の左右には縦方向に延びるリブ状の押圧部8cが突設されている。そして、各押圧部8cの上端部には、ブロック状の突起8dが外側に向かってそれぞれ突設されている。
而して、以上のように構成された各サポート片8は、図8及び図9に示すように、表面側を内側、係止爪8b側を下側にして絶縁ケース2の各差込孔7に上方から差し込まれ、これが図3に示すように差込孔7に完全に差し込まれると、その下端に形成されて係止爪8bが絶縁ケース2の差込孔7の下端周縁に係合するため、該サポート片8が絶縁ケース2に固定される。このように各サポート片8が絶縁ケース2の各差込孔7にそれぞれ差し込まれて固定されると、図3及び図4に示すように、避雷針5が各サポート片8の左右の押圧部8cによって外側へと押圧され、該避雷針5は絶縁ケース2の溝6の幅方向外側に押し付けられた状態で保持される。又、絶縁ケース2の溝6の一部は、各サポート片8の上端に突設された左右の突起8dによって部分的に覆われるため、避雷針5の溝6からの抜けが突起8dによって確実に防がれる。
以上のように、本発明に係る避雷針5の固定構造によれば、一辺が外側に向かって開くよう成形された避雷針5を絶縁ケース2の溝6に配置することによって該避雷針5が溝6内で広がるため、避雷針5の溝6内での位置が安定する。そして、絶縁ケース2の溝6に沿って形成された複数の差込孔7に挿入固定される複数のサポート片8によって溝6内の避雷針5が溝6の幅方向外側に押圧されるため、避雷針5が絶縁ケース2の溝6内の最外側に安定的に配置され、該避雷針5とタッチパネル3のアンテナパターンとの間に所要の距離が確保される。
又、本実施の形態では、サポート片8の上端に、絶縁ケース2の溝6の一部を上方から部分的に覆う突起8dを突設したため、絶縁ケース2の溝6内に配置された避雷針5の溝6からの抜けがサポート片8の突起8dによって確実に防がれるという効果が得られる。
1 操作パネルユニット
2 絶縁ケース
2a 絶縁ケースの開口部
3 タッチパネル
4 LCD
5 避雷針
5a 避雷針の分割辺
6 絶縁ケースの溝
7 絶縁ケースの差込孔
8 サポート片
8a サポート片の係止突起
8b サポート片の係止爪
8c サポート片の押圧部
8d サポート片の突起
9 絶縁ケースのストッパ

Claims (3)

  1. 矩形枠状の絶縁ケースの開口部をタッチパネルで覆い、該タッチパネルの内面側にLCDを配置するとともに、前記絶縁ケースの開口部周縁に沿って形成された溝に針金を屈曲して成る矩形枠状の避雷針を配置して構成される操作パネルユニットの前記避雷針の固定構造であって、
    前記避雷針の一辺を外側に向かって開くよう成形し、前記絶縁ケースの溝に沿って形成された複数の差込孔に楔状のサポート片を挿入固定し、前記絶縁ケースの溝に配置された前記避雷針を前記サポート片によって前記溝の幅方向外側に押圧するようにしたことを特徴とする操作パネルユニットの避雷針固定構造。
  2. 前記避雷針の一方の長辺の長手方向略中央に該避雷針の切れ目を位置させ、該切れ目によって2分割された長辺の各分割片を外側に開く角度に折り曲げたことを特徴とする請求項1記載の操作パネルユニットの避雷針固定構造。
  3. 前記サポート片の上端に、前記絶縁ケースの溝の一部を上方から部分的に覆う突起を突設したことを特徴とする請求項1又は2記載の操作パネルユニットの避雷針固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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