JP2014182412A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ワークフロー実行時の処理時間をより短縮する。
【解決手段】処理の実行順序が規定されたワークフローにしたがって、自装置内で実行する処理を表す内部処理を実行する処理実行部と、外部装置で実行する処理を表す外部処理の実行を外部装置に依頼する処理依頼部と、を有し、処理実行部は、外部処理が実行されている場合に、異なるワークフローの内部処理を実行することを特徴とする情報処理装置である。これにより、ワークフロー実行時の処理時間をより短縮することができる。
【選択図】図1
【解決手段】処理の実行順序が規定されたワークフローにしたがって、自装置内で実行する処理を表す内部処理を実行する処理実行部と、外部装置で実行する処理を表す外部処理の実行を外部装置に依頼する処理依頼部と、を有し、処理実行部は、外部処理が実行されている場合に、異なるワークフローの内部処理を実行することを特徴とする情報処理装置である。これにより、ワークフロー実行時の処理時間をより短縮することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
使用できるリソースが限られた情報処理装置にて、複数のワークフローを実行する際、各処理の実行順序を調整し、全体の処理時間の短縮を図る技術が知られている。特許文献1には、情報処理装置にて、複数のジョブの処理順序を調整し、全体の処理短縮を行う技術が開示されている。
しかしながら、従来の技術では、使用できるリソースが限られた情報処理装置内で完結される処理の実行順序を調整することのみが考えられており、外部へ処理を依頼した場合のワークフローについては考慮されていない。そのため、ワークフローにおける各処理を効率的に実行する点については、従来の技術においては改善の余地が残されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ワークフロー実行時の処理を効率的に実行することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、処理の実行順序が規定されたワークフローにしたがって、自装置内で実行する処理を表す内部処理を実行する処理実行部と、外部装置で実行する処理を表す外部処理の実行を前記外部装置に依頼する処理依頼部と、を有し、前記処理実行部は、前記外部処理が実行されている場合に、異なるワークフローの前記内部処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、ワークフロー実行時の処理を効率的に実行できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置、情報処理方法およびプログラムの一実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の情報処理装置は、使用できるリソースが限られるため実行できない処理を外部の装置またはサービスに依頼し、依頼した処理に時間がかかった場合、情報処理装置側が処理の終了を待機している最中に、別のワークフローの処理を実行する。例えば、ワークフロー中に設定されている複数の処理の中で、時間がかかる処理(負荷の高い処理)を待機せずに、各処理の実行順序を調整することで、次の処理や別のワークフローの処理を順次実行し、時間がかかる処理が終わったことの通知を受けて、処理を継続する。これにより、ワークフロー実行時の処理時間をより短縮することができる。
図1は、本実施形態にかかる情報処理装置としての画像形成装置を含む情報処理システムの構成例を示すブロック図である。情報処理システムは、例えばオフィス内に備えられる各機器と、サービス提供システム側に備えられる各機器とを含む。
オフィス内には、画像形成装置100と、配信先装置51と、OCRサービス52と、ファイル変換サービス53と、情報処理装置54と、ファイアウォール55と、が備えられる。サービス提供システムには、アクセス制御装置71と、OCRサービス72と、ファイル変換サービス73と、ストレージサービス74と、が備えられる。
画像形成装置100は、オフィス内のネットワーク(LANなど)を介して、情報処理装置54および配信先装置51と接続されている。画像形成装置100は、ネットワーク60(インターネットなど)を介してサービス提供システムと接続されている。各装置、サービスおよびシステムは複数備えられていてもよい。
画像形成装置100は、オフィス内のネットワークを介して、情報処理装置54に処理を依頼する。画像形成装置100は、ネットワーク60を介して、サービス提供システムに処理を依頼する。画像形成装置100は、オフィス内のネットワークを介して、配信先装置51へ画像データを配信する。情報処理装置54は、オフィス内のネットワークを介して、配信先装置51へ画像データを配信する。
図2は、画像形成装置100の機能構成例を示すブロック図である。画像形成装置100は、コピー機能であるコピー101と、ドキュメントボックス機能であるドキュメントボックス102と、ファクス機能であるファクス103と、プリンタ機能であるプリンタ104と、スキャナ機能であるスキャナ105と、操作表示部121と、制御部110と、操作表示部121と、主記憶部122と、補助記憶部123と、外部記憶装置I/F(インタフェース)部124と、ネットワークI/F部125と、を備えている。
スキャナ105は、原稿等を読み取って画像データを生成する。操作表示部121は、ユーザ等に提示する情報を表示する。操作表示部121は、ユーザからの入力を受け付ける。操作表示部121は、タッチパネル等により構成できる。
主記憶部122は、各種処理に用いる情報を記憶する。主記憶部122は、RAM等により構成できる。補助記憶部123は、各種処理に用いる情報を記憶する。補助記憶部123は、HDD等により構成できる。外部記憶装置I/F部124は、外部の記憶装置等に接続するためのインタフェースである。
ネットワークI/F部125は、情報処理装置54および配信先装置51などの外部装置との間の通信のためのインタフェースである。画像形成装置100は、ネットワークI/F部125を介して、情報処理装置54へ処理を依頼する。画像形成装置100は、ネットワークI/F部125を介して、サービス提供システムへ処理を依頼する。画像形成装置100は、ネットワークI/F部125を介して、情報処理装置54へ画像データを配信する。制御部110は、制御部110は、装置全体の処理を制御する。例えば、制御部110は、各構成部同士のアクセスやデータの送受信を制御する。制御部110は、例えばCPU等により構成できる。例えば制御部110が、処理実行部、処理依頼部および状態管理部として機能する。
図3は、画像形成装置100のワークフロー制御に関する機能構成の一例を示すブロック図である。画像形成装置100は、処理1プラグイン301と、処理2プラグイン302と、処理3プラグイン303と、ワークフロー制御部311と、処理キュー登録部321と、処理キュー取得部322と、実行処理判定部323と、処理キュー保持部331と、ワークフロー処理リスト保持部332と、ワークフロー定義情報保持部333と、を備えている。
処理キュー保持部331は、実行が要求されているワークフローの情報を保持する。ワークフロー処理リスト保持部332は、後述する処理リストを保持する。ワークフロー定義情報保持部333は、各ワークフローに含まれる処理などを定義するワークフロー定義情報を保持する。
処理1プラグイン301、処理2プラグイン302、および、処理3プラグイン303は、ワークフローに含めることができる処理を実行するプラグインである。プラグインの個数は3に限られるものではない。図1の例では、OCRサービスおよびファイル変換サービスがプラグインに相当する。
ワークフロー制御部311は、ワークフローの実行を制御する。処理キュー登録部321は、ワークフロー制御部311の指示等に応じて処理キューを処理キュー保持部331に登録する処理などを実行する。処理キュー取得部322は、ワークフロー制御部311の指示等に応じて処理キューを処理キュー保持部331から取得する処理などを実行する。実行処理判定部323は、ワークフロー制御部311の指示等に応じて実行する処理を判定する処理などを実行する。
次に、本実施形態による情報処理について説明する。図4及び図5は、処理リストの一例を示す図である。処理リストは、ワークフローで実行する各処理を記憶するリストである。図4及び図5に示すように、処理リストは、ワークフロー順序と、処理順序と、処理内容と、前提処理と、実行場所と、を含む。ワークフロー順序は、複数のワークフローが存在する場合の各ワークフローの実行順序を表す。処理順序は、ワークフロー内での各処理の実行順序を表す。前提処理は、各処理の実行前に完了する必要がある他の処理を表す。実行場所は、各処理を実行する場所(装置の内部か、外部装置か)を表す。なお、図5では、図6における処理リストの登録処理がなされた最初の状態が示されている。また処理リストにおける各処理の状態としては、完了、実行待機、実行中、終了待機がある。
図6は、ワークフロー実行要求に応じて処理リストを登録する登録処理の一例を示すフローチャートである。
ユーザは、画像形成装置100の操作表示部121を操作して、実行したいワークフローを選択する。ワークフローは、ワークフロー定義情報保持部333が保持しているワークフロー定義の中から選択できる。画像形成装置100は、選択されたワークフローを実行するワークフローとして設定する(ステップS601)。
ユーザが実行したいワークフローを選択した後に処理に関する設定等を行い、実行を選択すると、画像形成装置100は選択を受け付ける(ステップS602)。画像形成装置100の処理キュー登録部321は、実行要求を受け付けたワークフローの処理情報を処理キュー保持部331に登録する(ステップS603)。処理キュー登録部321はまた、ワークフロー処理リスト保持部332が保持する処理リストに、実行要求されたワークフローの情報を、最初の処理の状態を「実行待機」として登録する。図5は、二つのワークフローが実行要求を受け付けた状態で、さらにいずれのワークフローにおいてもまだ処理が始まっていない状態である。
なお、実行要求を受け付けた順に要求されるワークフローの処理情報は登録されていくため、処理キュー保持部331は、複数のワークフローの処理情報を保持することが出来る。
図7は、画像形成装置100において、内部または外部に対して実行する処理を決定する処理の一例を示すフローチャートである。この処理フローは定期的に行われ、また、処理が完了したことに応じて行われる。処理キュー取得部322は、処理リストの中から「実行待機」の処理をすべて取得する(ステップS101)。また処理キュー取得部322は、処理リストの中から「実行中」の処理をすべて取得する(ステップS102)。処理キュー取得部322が取得した「実行待機」及び「実行中」の処理リストに基づき、実行処理判定部323は、「実行中」の処理に内部処理(実行場所が「内部」の処理)が存在するか否かを判断する(ステップS103)。「実行中」の処理に内部処理が存在しない場合(ステップS103:No)、実行処理判定部323は、「実行待機」の処理に内部処理が存在するか否かを判断する(ステップS104)。存在する場合(ステップS201:Yes)、実行処理判定部323は、「実行待機」状態かつ「内部」の処理のうち、ワークフロー順序および処理順序が最も早い内部処理を実行処理とする(ステップS105)。存在しない場合(ステップS104:No)、実行処理判定部323は、並列処理不可と判断して、実行処理なしとする(ステップS107)。
「実行中」の処理に内部処理が存在する場合(ステップS103:Yes)、実行処理判定部323は、「実行待機」の処理に外部処理が存在するか否かを判断する(ステップS106)。「実行待機」の処理に外部処理が存在しない場合(ステップS106:No)、実行処理判定部323は、並列処理不可と判断して、実行処理なしとする(ステップS107)。「実行待機」の処理に外部処理が存在する場合(ステップS106:Yes)、実行処理判定部323は、「実行待機」状態かつ「内部」の処理のうち、ワークフロー順序および処理順序が最も早い外部処理を実行処理とする(ステップS108)。
図8は、実行処理判定部323により実行処理が決定されたときの、処理実行および処理リストの登録(変更)の一例を示すフローチャートである。ワークフロー制御部311は、実行処理判定部323により決定した実行処理に基づき、処理プラグインに処理の実行を要求し、要求を受け付けた処理プラグインは、処理を開始する(ステップS201)。次に処理キュー登録部321は、ワークフロー処理リスト保持部332が保持する処理リストの中で、実行処理に該当する処理の「状態」を「実行中」に変更登録する(ステップS202)。
次に、処理キュー登録部321は、「実行中」に登録した処理が「前提処理」に登録されている後続の処理があるか検索する(ステップS203)。該当する処理がなければ(ステップS203:No)、処理を終了する。該当する処理があれば(ステップS203:Yes)、次に処理キュー登録部321は、該当した処理の「状態」が「終了待機」かどうかを確認する(ステップS204)。該当した処理の「状態」が「終了待機」であれば(ステップS204:Yes)処理を終了し、該当した処理の「状態」が「終了待機」でなければ(ステップS204:No)該当した処理の「状態」を「終了待機」に変更登録する。
図9は、処理プラグインにより処理が完了したときの、処理リストの登録(変更)の一例を示すフローチャートである。ワークフロー制御部311が、処理プラグインから処理の完了通知を受け付けると(ステップS301)、処理キュー登録部321は、ワークフロー処理リスト保持部332が保持する処理リストの中で、完了した処理の「状態」を「完了」に登録する(ステップS302)。
次に、処理キュー取得部322は、状態が「終了待機」の処理を取得し(ステップS303)、「終了待機」の処理の中で、完了した処理が「前提処理」に登録されているものがあるか検索する(ステップS304)。該当する処理がなければ(ステップS304:No)図7の実行処理の決定フローを実行するように要求し、図7のフローが開始される(ステップS307)。該当する処理があれば(ステップS304:Yes)、該当した処理の「前提処理」に登録されている全ての処理の「状態」を確認し、全ての処理の「状態」が「完了」であるかどうかを確認する(ステップS305)。
全てが「完了」でなければ(ステップS305:No)、図7の実行処理の決定フローを実行するように要求し、図7のフローが開始される(ステップS307)。全てが「完了」であれば(ステップS305:Yes)、該当した処理の「状態」を「実行待機」に変更登録し(ステップS306)、図7の実行処理の決定フローを実行するように要求し、図7のフローが開始される(ステップS307)。
図10〜図14は、図7から図9までのフローによって変更登録される処理リストの遷移の一例を表した遷移図である。まず、遷移前として図5の状態からスタートする。この状態から、実行処理を決定すると、ワークフロー順序1の処理順序1およびワークフロー順序2の処理順序1が共に、「実行場所」が「内部」であり「状態」が「実行待機」であるため、ワークフロー順序の早いワークフロー順序1の処理順序1が実行する処理として決定されるため、ワークフロー順序1の処理順序1の「状態」が「実行中」となり、また、ワークフロー順序1の処理順序1を「前提処理」としているワークフロー順序1の処理順序2の「状態」が「終了待機」となる(遷移1)。
次に、ワークフロー順序1の処理順序1の処理が完了すると「状態」が「完了」となり、また、ワークフロー順序1の処理順序1を「前提処理」としているワークフロー順序1の処理順序2は、他に「前提処理」が登録されていないため「状態」が「実行待機」となる(遷移2)。
そこで、ワークフロー順序1の処理順序1の処理が完了したことにより、実行処理を決定すると、「実行場所」が「内部」であり「状態」が「実行待機」であるワークフロー順序2の処理順序1の処理が実行され、「状態」が「実行中」となり、これを「前提処理」とするワークフロー順序2の処理順序2の「状態」が「終了待機」となる。また、この状態で、定期的な実行処理の決定フローが行われると、ワークフロー順序1の処理順序2の処理が実行され、「状態」が「実行中」となり、これを「前提処理」とするワークフロー順序1の処理順序3の「状態」が「終了待機」となる(遷移3)。
ここで、ワークフロー順序1の処理順序2の処理が完了すると「状態」が「完了」となり、ワークフロー順序1の処理順序3の「状態」が「実行待機」となる。但し、ワークフロー順序1の処理順序3は「実行場所」が「内部」であり、ワークフロー順序2の処理順序1の「状態」が「実行中」であるため、実行処理の決定フローでは実行を開始する処理はないと判断される。その後、ワークフロー順序2の処理順序1の処理が完了すると「状態」が「完了」となり、ワークフロー順序2の処理順序2の状態が「実行待機」となる(遷移4)。
この状態で、実行する処理を決定すると、ワークフロー順序1の処理順序3が実行され、「状態」が「実行中」となる。但し、ワークフロー順序1の処理順序3を「前提処理」とする処理がないため、「終了待機」の登録は行われない。そして、この状態で、定期的な実行処理の決定フローが行われると、ワークフロー順序2の処理順序2が実行され、「状態」が「実行中」となる。また、ワークフロー順序2の処理順序2を「前提処理」とするワークフロー順序2の処理順序3及び4の「状態」が「終了待機」となる(遷移5)。
そこで、ワークフロー順序2の処理順序2の処理が完了すると「状態」が「完了」となる。ここで、ワークフロー順序2の処理順序3は「前提処理」としてワークフロー順序2の処理順序2しか登録しておらず、全ての「前提処理」が完了した状態となるため、「状態」が「実行待機」となるが、ワークフロー順序2の処理順序4は「前提処理」としてワークフロー順序2の処理順序2および3を登録しており、ワークフロー順序2の処理順序3の「状態」が「完了」でないため、「状態」は「終了待機」のままである。また、ワークフロー順序2の処理順序3は、ワークフロー順序1の処理順序3の「状態」が「実行中」のため、この段階では処理が開始されない(遷移6)。
次に、ワークフロー順序1の処理順序3の処理が完了すると、ワークフロー順序2の処理順序3が実行する処理として決定され、「状態」が「実行中」となる。また、ワークフロー順序2の処理順序3を「前提処理」として登録するワークフロー順序2の処理順序4は既に「状態」が「終了待機」であるため、登録に変更はない(遷移7)。
次にワークフロー順序2の処理順序3の処理が完了すると「状態」が「完了」となり、また、ワークフロー順序2の処理順序3を「前提処理」として登録するワークフロー順序2の処理順序4は、「前提処理」として登録するワークフロー順序2の処理順序2及び3の「状態」が全て「完了」であるため、「状態」が「実行待機」となる(遷移8)。
そして、ワークフロー順序2の処理順序4が実行する処理として決定され、「状態」が「実行中」となる(遷移9)。なお、処理が完了すれば「状態」は「完了」となり、全ての処理が完了する。
なお、以上の処理フローによって、ワークフローにおける内部処理と外部処理を効率的に実行する説明を行ったが、上述の処理フローは一例である。つまり、実行が要求される複数のワークフローにおいて、内部処理が実行中であっても、実行できる外部処理があれば実行することが本発明の要旨であり、上述の処理フローに限定されない。
また、外部処理において、外部装置も画像形成装置100で説明したような処理キュー登録部321、処理キュー取得部322、処理キュー保持部331を備えていれば、仮に外部装置において処理を依頼し、処理が完了していない状態(上述の「状態」では「実行中」)だったとしても、「前提処理」が全て「完了」している処理であれば逐次外部装置に依頼してもよい。この場合、外部装置において実行依頼を受信した順番に処理キューが登録され、順次実行される。
また、本実施形態は、画像形成装置100の備える機能として説明したが、画像形成装置100とネットワークを介して接続するサーバ等のワークフロー実行装置が備えても良い。例えば、画像形成装置100において、ユーザがワークフローを選択、決定し、実行を要求すると、まず画像形成装置100においてスキャン処理が行われた後に、スキャン処理によって生成された画像データと共に残りのワークフロー処理の実行をワークフロー実行装置に送信し、ワークフロー実行装置において上述したワークフローが実行されるような構成でもよい。また、ワークフロー実行装置は、画像形成装置100に限らず、パーソナルコンピュータや携帯端末、タブレット端末、プロジェクター等種々の装置とネットワークを介して接続し、これら種々の装置からワークフローの実行要求を受信する構成でも良い。この場合も、ワークフローの実行要求を受信した順に、処理キューと処理リストが登録されていき、上述の処理フローによってワークフローが実行される。
なお、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記実施形態では、本発明の画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の情報処理装置であればいずれにも適用することができる。
100 画像形成装置
101 コピー
102 ドキュメントボックス
103 ファクス
104 プリンタ
105 スキャナ
110 制御部
121 操作表示部
122 主記憶部
123 補助記憶部
124 外部記憶装置I/F部
125 ネットワークI/F部
101 コピー
102 ドキュメントボックス
103 ファクス
104 プリンタ
105 スキャナ
110 制御部
121 操作表示部
122 主記憶部
123 補助記憶部
124 外部記憶装置I/F部
125 ネットワークI/F部
Claims (5)
- 処理の実行順序が規定されたワークフローにしたがって、自装置内で実行する処理を表す内部処理を実行する処理実行部と、
外部装置で実行する処理を表す外部処理の実行を前記外部装置に依頼する処理依頼部と、を有し、
前記処理実行部は、前記外部処理が実行されている場合に、異なるワークフローの前記内部処理を実行する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記内部処理の処理状態を管理し、前記処理状態に応じて前記実行順序を調整する状態管理部をさらに有し、
前記処理実行部は、調整された前記実行順序にしたがって前記内部処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記状態管理部は、前記外部処理の処理状態を管理し、前記処理状態に応じて前記実行順序を調整し、
前記処理依頼部は、調整された前記実行順序にしたがって前記外部処理の実行を依頼することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 処理の実行順序が規定されたワークフローにしたがって、自装置内で実行する処理を表す内部処理を実行する処理実行ステップと、
外部装置で実行する処理を表す外部処理の実行を前記外部装置に依頼する処理依頼ステップと、を含み、
前記処理実行ステップは、前記外部処理が実行されている場合に、異なるワークフローの前記内部処理を実行する
情報処理方法。 - コンピュータを、
処理の実行順序が規定されたワークフローにしたがって、自装置内で実行する処理を表す内部処理を実行する処理実行部と、
外部装置で実行する処理を表す外部処理の実行を前記外部装置に依頼する処理依頼部、
として機能させ、
前記処理実行部は、前記外部処理が実行されている場合に、異なるワークフローの前記内部処理を実行する
プログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013054443A JP2014182412A (ja) | 2013-03-15 | 2013-03-15 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019159967A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | 株式会社リコー | 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法 |
JP2020119018A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-08-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム |
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2013
- 2013-03-15 JP JP2013054443A patent/JP2014182412A/ja active Pending
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