JP2014180721A - 把持装置 - Google Patents

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Keisuke Muto
圭祐 武藤
Kazutoshi Sakaguchi
和利 坂口
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Abstract

【課題】ころの外周面の形状測定では、開閉可能な構造のチャック又は嵌めこむ構造を有する治具を用いてころを固定する。ころには膨大な種類が存在するため、各々のころに専用の治具を用意する必要があり、治具の設計・製作に多大なコストを要していた。また、把持装置の一部に破損が生じた場合、全体を作り直す必要があった。
【解決手段】外周面を有する把持対象物を、円筒形状である治具の内部に把持する把持装置であって、把持対象物を把持するチャック部と、把持装置を他の装置に繋合するための軸部と、を分割可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、物体を把持する把持装置に関する。
従来より、軸受の転動体であるころ(円筒ころ、円すいころ、球面ころ等)は、軸受回転時の振動抑制や回転精度等を確保するために、外周面の形状が検査・管理されている。ころの外周面の形状測定としては、回転しているころの外周面上に触針を当てる接触式測定がよく知られている(特許文献1参照)。
特開2012−225816号公報
一般的に、ころの外周面の形状測定においては、開閉可能な構造のチャック又は嵌めこむ構造の治具を用いてころを把持する。このような把持装置は、ころの形状やサイズに合わせた専用の物が用いられる。しかしながら、ころには膨大な種類が存在するため、各々のころに専用の把持装置を用意する必要があり、装置の設計・製作に多大なコストを要していた。また、装置の一部に破損が生じた場合、全体を作り直す必要があった。
本発明は上述した課題を鑑みてなされたものであり、その目的は多様な形状の把持対象物を把持するに当たって、それぞれに専用のものを用意する必要がない、低コストな把持装置を提供することにある
本発明の目的は、下記の構成により達成される。
(1)外周面を有する把持対象物を、円筒形状である治具の内部に把持する把持装置であって、前記把持対象物を把持するチャック部と、前記把持装置を他の装置に繋合するための軸部と、を分割可能としたことを特徴とする把持装置。
(2)前記チャック部はボルトによって前記軸部と締結されることを特徴とする、(1)に記載の把持装置。
(3)前記チャック部は前記軸部の先端に設けられたチャックによって前記軸部と締結されることを特徴とする、(1)に記載の把持装置。
(4)前記チャック部が、ころを押し込む為の空洞が設けられており、前記ころを押し込む部分が弾性体からなることを特徴とする、(1)から(3)に記載の把持装置。
(5)前記チャック部が、内側円筒部の外周面及び外側円筒部の内周面には略同一の円すい面が形成され、内側円筒部の内部に設けられた空間に被測定物を嵌合させた状態で外側円筒部を内側円筒部に対して軸方向に押し付けて内側円筒部を縮径させ、把持対象物を把持する、(1)から(3)に記載の把持装置。
本発明によれば、軸部は共通化できるので、新たな形状の把持対象物に対してはチャック部のみ製作すれば良く、また、チャック部が破損した場合でも全体を作り直す必要がない等、多種の把持対象物に対して低コストな把持装置を提供できる。
本発明に係る把持装置の断面図である。 第1の実施形態に係る内側円筒部の断面図である。 第1の実施形態に係る外側円筒部の断面図である。 第1の実施形態に係る軸部の断面図である。 スリットを設けた内側円筒部の断面図である。 第2実施形態に係る軸部の図面である。 第2の実施形態に係る内側円筒部の断面図である。 (a)は第3の実施形態に係る把持装置の断面図である。(b)は第3の実施形態に係る把持装置において球面ころを把持した状態を示す断面図である。
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本実施形態の把持装置1はチャック部2と軸部3から成り、チャック部2と軸部3はボルト6によって締結されている。
チャック部2は、内側円筒部4と外側円筒部5から構成されている。図2は内側円筒部4の断面形状を示している。内側円筒部4の内周面41は把持対象物100の外周面と略同一の形状となっている。内側円筒部4の外周面42は軸方向一端側(図2中、右側端面)から他端側(図2中、左側端面)に向かうにしたがって外径が小さくなるような円すい面43となっており、外周面42において円すい面43から一端側に外れた部分には外側円筒部5と螺合するための雄ねじ部44が設けられている。また、内側円筒部4の一端側端面45には、軸部3との繋合において内側円筒部4と軸部3との同軸を保つための位置決め穴46と、軸部3との締結に用いるねじ穴47が設けられている。把持対象物100の振れ回りを防ぐため、内周面41と円すい面43及び位置決め穴46とは、高い同軸度を持って加工されている。
図3に示す外側円筒部5は、その内周面51が円すい面43と略同一の円すい面52となっており、内周面51において円すい面52から一端側に外れた部分には内側円筒部4と締結するための雌ねじ部53が設けられている。
図4に軸部3の断面を示す。軸部3は一端側にテーパ部31を、他端側にフランジ部32を有している。テーパ部31は一端側に向かって細くなっており、測定機等の設備側に設けられた略同一のテーパ形状を有する孔に押し込むことで、設備に繋合させることができる。フランジ部32には内側円筒部4との締結に用いる穴33と位置決め円筒部34が形成されている。チャック部2を精度良く取り付けるために、テーパ部31と位置決め円筒部34は高い同軸度を持って加工されている。
軸部3と内側円筒部4とは複数のボルト6によって図1に示すように締結される。この状態で内周面41に把持対象物100を挿入し、外側円筒部5を取り付けた上で内側円筒部4に対して相対回転させて雄ねじ部44と雌ねじ部53を螺合させる。雄ねじ部44と雌ねじ部53とが螺合されるにしたがって円すい面52が円すい面43に押し付けられて円すい面43を縮径させ、把持対象物100が堅固に把持される。
軸部3とチャック部2は分離可能となっているので、異なる形状の把持対象物100を把持する際はチャック部2を取り替えることで対応することができる。そのため軸部3を多数用意する必要が無く、多種の把持対象物100に対して低コストな把持装置1を提供できる。
また、図5に示すように内側円筒部4の他端側から一端側に向かってスリット48を円周方向に数箇所設けることもある。スリット48を設けることで内側円筒部4の剛性が低下するため、円すい面52が円すい面43を縮径させ易くなり、把持対象物を固定する際の作業性が向上する。
チャック部2、軸部3の材質としては一般的な炭素鋼やステンレス鋼、またはアルミニウムを用いることができる。特に内側円筒部4に関しては、把持対象物100の表面に傷が付くのを避けるため、樹脂製としても良い。
(第2実施形態)
図6は本発明の第2実施形態に係る軸部2を示している。本実施形態の把持装置は、第1実施形態と基本的構成を同一とするので、同一または相当部分には同一の符号を付すことにより説明を省略または簡略化する。
本実施形態では軸部3の先端に設けられたチャック35によってチャック部2を把持する。チャック35の構造としては、図6に示すようにスリット部36を設け、ボルト37を用いてスリット部36を縮径させるクランプ型や、工作機械などにおいて一般的に利用されている三つ爪または四つ爪式のスクリューチャック等(図示しない)を用いることができる。尚、本実施形態では軸部3に位置決め穴38を設けており、チャック部2に位置決め円筒部49を設けている(図7参照)。複数のボルト6を用いて締結する第1実施形態と比べてチャック部2の交換が容易となり、形状の異なる把持対象物を把持する際の作業性を向上させることができる。
(第3実施形態)
図8に本発明の第3実施形態を示す。本実施形態に係る把持装置1は、チャック部2に把持対象物100を押し込む為の円筒形状の空洞81が設けられており、少なくとも空洞81の周囲の把持部分8が弾性体からなることを特徴とする[図8(a)参照]。把持部分8に球面ころ101を押し込んだ際、弾性体の内周面の一部が弾性変形し、球面ころ101の外周面に接触して把持する[図8(b)参照]。本実施形態は第1及び第2実施形態と比較して把持力は低いが、球面ころ101の着脱を容易に行うことができる。
1 把持装置
2 チャック部
3 軸部
31 テーパ部
32 フランジ部
33 穴
34、49 位置決め円筒部
35 チャック
36 スリット
4 内側円筒部
41 内周面
42 外周面
43 円すい面
44 雄ねじ部
45 一端側端面
38、46 位置決め穴
47 ねじ穴
48 スリット
5 外側円筒部
51 内周面
52 円すい面
53 雌ねじ部
6、37 ボルト
8 把持部分
81 空洞
100 把持対象物
101 球面ころ

Claims (5)

  1. 外周面を有する把持対象物を、円筒形状である治具の内部に把持する把持装置であって、前記把持対象物を把持するチャック部と、前記把持装置を他の装置に繋合するための軸部と、を分割可能としたことを特徴とする把持装置。
  2. 前記チャック部はボルトによって前記軸部と締結されることを特徴とする、請求項1に記載の把持装置。
  3. 前記チャック部は前記軸部の先端に設けられたチャックによって前記軸部と締結されることを特徴とする、請求項1に記載の把持装置。
  4. 前記チャック部が、ころを押し込む為の空洞が設けられており、前記ころを押し込む部分が弾性体からなることを特徴とする、請求項1から請求項3に記載の把持装置。
  5. 前記チャック部が、内側円筒部の外周面及び外側円筒部の内周面には略同一の円すい面が形成され、内側円筒部の内部に設けられた空間に被測定物を嵌合させた状態で外側円筒部を内側円筒部に対して軸方向に押し付けて内側円筒部を縮径させ、把持対象物を把持する、請求項1から請求項3に記載の把持装置。
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