JP2014180606A - ハニカム構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】内外の排ガス流通性の均一化を図って排ガス浄化性能を十分に確保しながら、簡易な構造で中心部と外周部との境界部分の強度を向上させ、全体の強度を十分に確保することができるハニカム構造体を提供すること。
【解決手段】ハニカム構造体1は、隔壁3とセル4とを備え、軸方向に直交する断面において、中心部21と外周部22とを有する。中心部21のセル密度をA1、外周部22のセル密度をA2とした場合、セル密度比A1/A2は1<A1/A2<1.85の関係を満たす。中心部21の隔壁3は、中心隔壁辺部311と中心交点部312とを有する。外周部22の隔壁3は、外周隔壁辺部321と外周交点部322とを有する。境界壁23は、中心部21の中心交点部312と外周部22の外周交点部322とが一致して重なり合う境界交点部24を有する。境界交点部24は、境界壁23の各辺のそれぞれにおいて、一定の間隔で配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車等の内燃機関の排ガスを浄化するための触媒の担体として用いられるハニカム構造体に関する。
自動車等の内燃機関の排ガスを浄化するための触媒の担体として、例えば、格子状に設けられた隔壁とその隔壁に囲まれて形成された複数のセルとを備えたハニカム構造体が知られている。ハニカム構造体は、排ガスの通路となる排気管内に設置して用いられる。そして、高温の排ガスをハニカム構造体に流通させることにより、ハニカム構造体に担持した貴金属等の触媒の触媒反応にて排ガスの浄化を行う。
近年、自動車等の排ガス規制が厳しくなっていることから、ハニカム構造体には、より高い排ガス浄化性能が要求されている。
例えば、特許文献1には、内側と外側との排ガス流通性の均一化を図るため、中心部に比べて排ガス流通性が低い外周部のセル密度を中心部よりも低くし、外周部の排ガス流通性を高めたハニカム構造体が開示されている。このハニカム構造体は、中心部と複数に分割可能な外周部とを別々に成形し、これらを接合して構成されているが、接合境界部の寸法ずれ等により、排気管への組み付け(以下、適宜、キャニングという)時に発生する応力(以下、適宜、キャニング応力という)の集中が起こる。また、中心部のセル密度を外周部の約2倍強にしており、外周部のセル密度が低くなってしまうため、今度は外周部における排ガスの吹き抜けという問題が生じる。
また、特許文献2には、排ガス入口側及び出口側において外周部のセル密度を中心部よりも低くし、ハニカム構造体を支持するリテーナによって排ガス入口側及び出口側の際外周部のセルがリテーナによって塞がれないようにしたハニカム構造体が開示されている。このハニカム構造体では、セルが規則正しく配列されるように、つまり不完全な形状のセルで開口面積が小さくなるものを形成しないように、排ガス入口側において中心部のセル密度が外周部のセル密度の4〜16倍となるようにしている。しかしながら、ハニカム構造体の軸方向中間位置では中心部及び外周部のセル密度は同じであるため、中心部における排ガスの吹き抜けが起こりやすく、内外の排ガス流通性の均一化を十分に図ることができない。
そこで、特許文献3には、ハニカム構造体の中心部と外周部との排ガス流通性を均一化する方法として、中心部と外周部との間に境界壁を設け、外周部のセル密度を中心部よりも低くし、かつ、中心部と外周部とのセル密度差をある程度小さくした(例えば、外周部のセル密度に比べて中心部のセル密度を2倍以下程度とした)ハニカム構造体が開示されている。これによれば、外周部の排ガス流通性を適度に高め、外周部における排ガスの吹き抜けを抑制し、内外の排ガス流通性の均一化を十分に図ることができる。そして、ハニカム構造体に担持した貴金属等の触媒の早期活性化を図ることができ、排ガス浄化性能を向上させることができる。
実開昭62−187628号公報 特開昭60−225651号公報 特開2008−18370号公報
しかしながら、上記特許文献3のハニカム構造体では、中心部と外周部との境界部分における強度が問題となる。
すなわち、中心部と外周部との間には両者を隔てる境界壁が設けられているが、キャニング応力等はその境界壁付近に集中する。そのため、境界壁やその境界壁に接する隔壁を厚肉化し、強度を確保するといった対策を講じる必要が生じる。
ところが、境界壁及びその境界壁に接する隔壁を厚肉化した場合、中心部と外周部との境界部分の質量増加によって熱容量が大きくなり、触媒の早期活性化を図ることが困難となるおそれがある。
また、境界壁周辺には、不完全な形状のセル(隔壁のみに囲まれたセルではなく、隔壁と境界壁とによって囲まれた不完全な形状のセル。以下、不完全セルという。)が形成されているが、境界壁及びその境界壁に接する隔壁を厚肉化した場合、その不完全セルに触媒の目詰まりが発生しやすくなり、触媒担持量にばらつきが生じるおそれがある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、内外の排ガス流通性の均一化を図って排ガス浄化性能を十分に確保しながら、簡易な構造で中心部と外周部との境界部分の強度を向上させ、全体の強度を十分に確保することができるハニカム構造体を提供しようとするものである。
本発明の一の態様は、ハニカム状に設けられた隔壁と、
該隔壁に囲まれて形成された複数のセルとを備え、
軸方向に直交する断面において、中心部と、該中心部の外側を覆う外周部とを有し、
上記中心部のセル密度をA1、上記外周部のセル密度をA2とした場合、セル密度比A1/A2は、1<A1/A2<1.85の関係を満たし、
上記中心部と上記外周部との間には、両者を隔てる多角形状の境界壁が設けられており、
上記中心部の上記隔壁は、多角形状の上記セルの各辺を構成する中心隔壁辺部と、該中心隔壁辺部同士が合流する中心交点部とを有し、
上記外周部の上記隔壁は、多角形状の上記セルの各辺を構成する外周隔壁辺部と、該外周隔壁辺部同士が合流する外周交点部とを有し、
上記境界壁は、上記中心部の上記中心交点部と上記外周部の上記外周交点部とが一致して重なり合う境界交点部を有し、
該境界交点部は、上記境界壁の各辺のそれぞれにおいて、一定の間隔で配置されていることを特徴とするハニカム構造体にある(請求項1)。
上記ハニカム構造体は、軸方向に直交する断面において、中心部と、該中心部の外側を覆う外周部とを有する。そして、中心部と外周部とのセル密度比A1/A2は、1<A1/A2<1.85の関係を満たす。このセル密度比A1/A2を上記特定の範囲内とすることにより、中心部に比べて排ガス流通性の低い外周部の排ガス流通性を適度に高めることができ、かつ、外周部における排ガスの吹き抜けを抑制することができる。これにより、内外の排ガス流通性の均一化を図りつつ、ハニカム構造体に担持した触媒の早期活性や排ガス浄化性能も十分に確保することができる。
また、上記ハニカム構造体において、中心部と外周部との間には、両者を隔てる境界壁が設けられている。中心部の隔壁は、セルの各辺を構成する中心隔壁辺部同士が合流する中心交点部を有し、外周部の隔壁は、セルの各辺を構成する外周隔壁辺部同士が合流する外周交点部を有する。そして、境界壁は、中心部の中心交点部と外周部の外周交点部とが一致して重なり合う境界交点部を有し、その境界交点部は、境界壁の各辺のそれぞれにおいて、一定の間隔で配置されている。
そのため、境界交点部は、中心部側から中心隔壁辺部が合流し、外周部側から外周隔壁辺部が合流する箇所となる。このような箇所を境界壁の各辺に一定の間隔で設けた構造とすることにより、外周部よりかかるキャニング応力に対し、境界壁に無理な応力をかけずに中心部の隔壁へその応力を伝達することができる。これにより、従来のように境界壁やその境界壁に接する隔壁を特段に厚肉化することなく、簡易な構造で中心部と外周部との境界部分の強度を向上させることができる。そして、ハニカム構造体全体の強度を十分に確保することができる。
このように、内外の排ガス流通性の均一化を図って排ガス浄化性能を十分に確保しながら、簡易な構造で中心部と外周部との境界部分の強度を向上させ、全体の強度を十分に確保することができるハニカム構造体を提供することができる。
実施例1における、ハニカム構造体を示す斜視図。 実施例1における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面を示す断面図。 実施例1における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例1における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例1における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例2における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例2における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例2における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例2における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例2における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例2における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例2における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例2における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例2における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例2における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例2における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例3における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面を示す断面図。 実施例3における、ハニカム構造体の軸方向に直交する断面の一部を拡大して示す断面図。 実施例4における、セル密度比A1/A2とエミッションとの関係を示すグラフ。 中心部及び外周部のセルのセルピッチを示す説明図。
上記ハニカム構造体において、上記境界交点部は、上記境界壁の各辺のそれぞれにおいて、一定の間隔で配置されている。境界壁の各辺における境界交点部同士の間隔(距離)は、ハニカム構造体のキャニング時にそのハニカム構造体に必要な強度等を考慮して設定すればよいが、例えば、外周部のセルのセルピッチ(P)を基準とした場合に6セル以内(6P以内)程度で最低圧入方式のキャニング強度確保が可能である。
また、上記中心部及び上記外周部は、上記セルの形状が共に同じ多角形であってもよい(請求項2)。
この場合には、中心部の中心交点部と外周部の外周交点部とを境界壁上において重なり合うように配置し、境界壁に境界交点部を設けるといった構成を容易に実現することができる。
また、上記中心部及び上記外周部は、上記セルの形状が共に四角形であり、上記境界壁の形状は、八角形であってもよい(請求項3)。
また、上記中心部及び上記外周部は、上記セルの形状が共に六角形であり、上記境界壁の形状は、六角形であってもよい(請求項4)。
いずれの場合にも、中心部の中心交点部と外周部の外周交点部とを境界壁上において重なり合うように配置し、境界壁に境界交点部を設けるといった構成を容易に実現することができる。
なお、上記中心部及び上記外周部の上記セルの形状は、四角形や六角形に限定されるものではなく、種々様々な多角形を採用することができる。また、
また、上記中心部及び上記外周部の上記セルの形状は、共に同じ多角形であってもよいし、互いに異なる多角形であってもよい。
また、上記境界壁の形状は、六角形や八角形に限定されるものではなく、種々様々な多角形を採用することができる。
また、上記中心部及び上記外周部の上記セルの向きや大きさ(例えば、セルピッチ等)は、境界壁上において中心部の中心交点部と外周部の外周交点部とが一致して重なり合うように、つまり境界壁に境界交点部を設けることができるように、互いに調整すればよい。言い換えれば、中心部及び外周部のセルの向きや大きさを調整することにより、境界壁上において境界交点部を適切な位置に設けることができる。
例えば、中心部及び外周部のセルの形状が共に正方形の場合、セル密度比A1/A2が1<A1/A2<1.85の関係を満たす範囲において、中心部のセルピッチB1と外周部のセルピッチB2とのセルピッチ比B2/B1を設定する。このとき、セルピッチ比B2/B1の値を{(K+L−1/(M+N−1}>1となる値(ただし、K、L、M及びNはいずれも整数)から選択することにより、境界壁上に境界交点部を適切に構成することができる。
なお、中心部及び外周部のセルのセルピッチとは、隣接するセル間の距離をいう。すなわち、例えば、図20(a)に示すごとく、隔壁3によって囲まれたセル4の形状が四角形(正方形)の場合、セルピッチは同図の距離P1となる。また、図20(b)に示すごとく、隔壁3によって囲まれたセル4の形状が六角形の場合、セルピッチは同図の距離P2となる。
(実施例1)
上記ハニカム構造体にかかる実施例について、図を用いて説明する。
図1〜図3に示すように、本例のハニカム構造体1は、ハニカム状に設けられた隔壁3と、隔壁3に囲まれて形成された複数のセル4とを備えている。また、ハニカム構造体1は、軸方向Xに直交する断面において、中心部21と、中心部21の外側を覆う外周部22とを有する。中心部21のセル密度をA1、外周部22のセル密度をA2とした場合、セル密度比A1/A2は、1<A1/A2<1.85の関係を満たす。中心部21と外周部22との間には、両者を隔てる多角形状の境界壁23が設けられている。
同図に示すように、中心部21の隔壁3は、多角形状のセル4の各辺を構成する中心隔壁辺部311と、中心隔壁辺部311同士が合流する中心交点部312とを有する。外周部22の隔壁3は、多角形状のセル4の各辺を構成する外周隔壁辺部321と、外周隔壁辺部321同士が合流する外周交点部322とを有する。
境界壁23は、中心部21の中心交点部312と外周部22の外周交点部322とが一致して重なり合う境界交点部24を有する。境界交点部24は、境界壁23の各辺のそれぞれにおいて、一定の間隔で配置されている。
以下、これを詳説する。
図1に示すように、ハニカム構造体11は、コージェライトからなり、排ガス浄化用の触媒の担体として用いられるものである。
ハニカム構造体1は、四角形格子状に設けられた隔壁3と、その隔壁3に囲まれて形成された複数のセル4と、外周側面を覆う円筒状の外周壁5とを有し、全体を一体的に形成したものである。
図2に示すように、ハニカム構造体1は、軸方向X(図1)に直交する断面において、中心部21と、中心部21の外側を覆う外周部22とにより構成されている。中心部21と外周部22との間には、両者を隔てる八角形状の境界壁23が設けられている。境界壁23は、各辺を構成する8つの境界辺部(第1境界辺部231〜第8境界辺部238)を有する。境界壁23の平均厚みは約0.09mmである。
なお、図2(図1も同様)では、隔壁3やセル4を簡略化して図示しており、例えば、中心部21及び外周部22のセル4の向き、大きさ等は正確ではない。
図3に示すように、中心部21及び外周部22は、セル4の形状が共に四角形(正方形)であり、セル4の向きが互いに異なる。また、中心部21のセル密度は、外周部22のセル密度よりも高い。本例では、中心部21のセル密度A1が77.5セル/cm(500セル/平方インチ)、外周部22のセル密度A2が62セル/cm(400セル/平方インチ)、セル密度比A1/A2が1.25である。また、中心部21の平均セルピッチB1が約1.14mm、外周部22の平均セルピッチB2が1.27mm、セルピッチ比B2/B1が約1.12である。
同図に示すように、中心部21の隔壁3は、四角形状のセル4の各辺を構成する複数の中心隔壁辺部311を有する。各セル4は、4つの中心隔壁辺部311に囲まれて形成されている。また、中心部21の隔壁3は、中心隔壁辺部311同士が合流する複数の中心交点部312を有する。中心交点部312は、4つの中心隔壁辺部311が合流することによって形成されている。なお、中心部21の隔壁3(中心隔壁辺部311)の平均厚みは約0.08mmである。
同図に示すように、外周部22の隔壁3は、四角形状のセル4の各辺を構成する複数の外周隔壁辺部321を有する。各セル4は、4つの外周隔壁辺部321に囲まれて形成されている。また、外周部22の隔壁3は、外周隔壁辺部321同士が合流する複数の中心交点部312を有する。外周交点部322は、4つの外周隔壁辺部321が合流することによって形成されている。なお、外周部22の隔壁3(外周隔壁辺部321)の平均厚みは約0.09mmである。また、中心部21及び外周部22の隔壁3の厚みは、外周部22のセル密度を中心部21のセル密度よりも低くするため、後に行われる触媒担持工程を考慮すれば、中心部21と外周部22との吸水量バランスの関係から外周部22の隔壁3の平均厚みを中心部21の隔壁3の平均厚みよりも若干厚くするほうがよい。
同図に示すように、境界壁23は、中心部21の中心交点部312と外周部22の外周交点部322とが重なり合って一致する境界交点部24を複数有する。同図では、境界壁23上の境界交点部24を明確に示すために、境界交点部24が設けられている箇所を丸印で示してある。境界交点部24には、中心部21側から中心隔壁辺部311が合流し、外周部22側から外周隔壁辺部321が合流している。また、境界交点部24は、境界壁23の各辺(第1境界辺部231〜第8境界辺部238)のそれぞれにおいて、一定の間隔で配置されている。
具体的に、境界壁23の第1境界辺部231では、複数の境界交点部24が一定の間隔C1で配置されている。また、第3境界辺部233、第5境界辺部235及び第7境界辺部237(図2)も同様である。
また、境界壁23の第2境界辺部232では、複数の境界交点部24が一定の間隔C2で配置されている。また、第4境界辺部234、第6境界辺部236及び第8境界辺部238(図2)も同様である。なお、間隔C2は、間隔C1よりも距離が短い。
次に、本例のハニカム構造体1の製造方法について説明する。
本例において、ハニカム構造体1を製造するに当たっては、製造工程そのものは従来と同様の工程を採用することができる。具体的には、まず、ハニカム構造体1を構成するコージェライト原料をハニカム状に成形体として押出成形する。次いで、その成形体を所定の長さに切断し、乾燥した後、焼成する。これにより、ハニカム構造体1が得られる。
なお、押出成形を行う際の金型としては、隔壁3の形状に対応する形状のスリット溝を設けた押出成形用の金型(図示略)を用いることができる。スリット溝は、放電加工、レーザー加工等の方法により形成することができる。
次に、本例の作用効果について説明する。
本例のハニカム構造体1は、軸方向Xに直交する断面において、中心部21と、中心部21の外側を覆う外周部22とを有する。そして、中心部21と外周部22とのセル密度比A1/A2は、1<A1/A2<1.85の関係を満たす。このセル密度比A1/A2を上記特定の範囲内とすることにより、中心部21に比べて排ガス流通性の低い外周部22の排ガス流通性を適度に高めることができ、かつ、外周部22における排ガスの吹き抜けを抑制することができる。これにより、内外の排ガス流通性の均一化を図りつつ、ハニカム構造体1に担持した触媒の早期活性や排ガス浄化性能も十分に確保することができる。
また、ハニカム構造体1において、中心部21と外周部22との間には、両者を隔てる境界壁23が設けられている。また、中心部21の隔壁3は、セル4の各辺を構成する中心隔壁辺部311同士が合流する中心交点部312を有し、外周部22の隔壁3は、セル4の各辺を構成する外周隔壁辺部321同士が合流する外周交点部322と有する。そして、境界壁23は、中心部21の中心交点部312と外周部22の外周交点部322とが一致して重なり合う境界交点部24を有し、その境界交点部24は、境界壁23の各辺のそれぞれにおいて一定の間隔で配置されている。
そのため、境界交点部24は、中心部21側から中心隔壁辺部311が合流し、外周部22側から外周隔壁辺部321が合流する箇所となる。このような箇所を境界壁23の各辺に一定の間隔で設けた構造とすることにより、外周部23よりかかるキャニング応力に対し、境界壁23に無理な応力をかけずに中心部21の隔壁3へその応力を伝達することができる。これにより、従来のように境界壁23やその境界壁23に接する隔壁3を特段に厚肉化することなく、簡易な構造で中心部21と外周部22との境界部分の強度を向上させることができる。そして、ハニカム構造体1全体の強度を十分に確保することができる。
このように、本例によれば、内外の排ガス流通性の均一化を図って排ガス浄化性能を十分に確保しながら、簡易な構造で中心部21と外周部22との境界部分の強度を向上させ、全体の強度を十分に確保することができるハニカム構造体1を提供することができる。
なお、本例では、図2に示すように、ハニカム構造体1の軸方向Xに直交する断面の形状が円形であるが、例えば、図4に示すように、境界壁23の境界交点部24同士の間隔が小さい第2境界辺部232側の外形寸法Dが他の方向よりも寸法が大きくなるように構成することもできる。なお、同図のE点は、断面の中心である。この場合には、触媒が担持されたハニカム構造体1の製品が断熱性のセラミックスマットを介して金属の排気管内に挿入され利用される際に、製品の強度余裕度を高めることができる。つまり、境界交点部24の間隔が狭い側に相当する製品外形が、境界交点部24の間隔が広い側の製品外形よりも大きい形状にすることで、製品全体として高い応力にも耐えられるようになる。
これは、境界交点部24が外周部22と中心部21との間で応力の伝達をする際に主要な部位となるからであり、境界壁23を挟んだ他の接続部分は形状的に高い剛性を持たずに若干の変形を起こすのに対して、境界交点部24では大きくひずみを起こすことなく応力伝達する。したがって、境界交点部24の数が多くなるほど1箇所当りの応力負担は小さくなり、結果として高い応力に耐えることができる。
なお、図4のハニカム構造体1は、後述する実施例2の図8のハニカム構造体1と同様のものである。
また、本例では、図3に示すように、中心部21及び外周部22のセル4の形状が共に正方形であるが、例えば、図5に示すように、中心部21のセル4の形状を正方形、外周部22のセル4の形状を長方形とすることもできる。
(実施例2)
本例は、図6〜図16に示すように、ハニカム構造体1において、中心部21及び外周部22のセル密度等を変更した例である。
図6に示す例では、中心部21のセル密度A1が99.2セル/cm(640セル/平方インチ)、外周部22のセル密度A2が62セル/cm(400セル/平方インチ)、セル密度比A1/A2が1.6である。また、中心部21の平均セルピッチB1が約1.00mm、外周部22の平均セルピッチB2が1.27mm、セルピッチ比(B2/B1)が約1.26である。
図7に示す例では、中心部21のセル密度A1が85.9セル/cm(約554セル/平方インチ)、外周部22のセル密度A2が62セル/cm(400セル/平方インチ)、セル密度比A1/A2が約1.39である。また、中心部21の平均セルピッチB1が約1.08mm、外周部22の平均セルピッチB2が1.27mm、セルピッチ比B2/B1が約1.18である。
図8に示す例では、中心部21のセル密度A1が62セル/cm(400セル/平方インチ)、外周部22のセル密度A2が38.2セル/cm(約246セル/平方インチ)、セル密度比A1/A2が約1.62である。また、中心部21の平均セルピッチB1が1.27mm、外周部22の平均セルピッチB2が約1.62mm、セルピッチ比B2/B1が約1.27である。
図9に示す例では、中心部21のセル密度A1が62セル/cm(400セル/平方インチ、外周部22のセル密度A2が47.7セル/cm(約308セル/平方インチ)、セル密度比A1/A2が約1.30である。また、中心部21の平均セルピッチB1が1.27mm、外周部22の平均セルピッチB2が約1.45mm、セルピッチ比B2/B1が約1.14である。
図10に示す例では、中心部21のセル密度A1が62セル/cm(400セル/平方インチ)、外周部22のセル密度A2が36.5セル/cm(約235セル/平方インチ)、セル密度比A1/A2が約1.70である。また、中心部21の平均セルピッチB1が1.27mm、外周部22の平均セルピッチB2が約1.42mm、セルピッチ比B2/B1が約1.30である。
図11に示す例では、中心部21のセル密度A1が62セル/cm(400セル/平方インチ)、外周部22のセル密度A2が40.3セル/cm(260セル/平方インチ)、セル密度比A1/A2が約1.54である。また、中心部21の平均セルピッチB1が1.27mm、外周部22の平均セルピッチB2が約1.42mm、セルピッチ比B2/B1が約1.24である。
図12に示す例では、中心部21のセル密度A1が182.4セル/cm(約1177セル/平方インチ)、外周部22のセル密度(A2)が139.5セル/cm(900セル/平方インチ)、セル密度比A1/A2が約1.31である。また、中心部21の平均セルピッチB1が約0.74mm、外周部22の平均セルピッチB2が約0.85mm、セルピッチ比B2/B1が約1.14である。
図13に示す例では、中心部21のセル密度A1が111.6セル/cm(約720セル/平方インチ)、外周部22のセル密度A2が62セル/cm(400セル/平方インチ)、セル密度比A1/A2が約1.80である。また、中心部21の平均セルピッチB1が約0.95mm、外周部22の平均セルピッチB2が約1.27mm、セルピッチ比B2/B1が約1.34である。
図14に示す例では、中心部21のセル密度A1が109.4セル/cm(約706セル/平方インチ)、外周部22のセル密度A2が93セル/cm(600セル/平方インチ)、セル密度比A1/A2が約1.18である。また、中心部21の平均セルピッチB1が約0.96mm、外周部22の平均セルピッチB2が約1.04mm、セルピッチ比B2/B1が約1.08である。
図15に示す例では、中心部21のセル密度A1が136.8セル/cm(約882セル/平方インチ)、外周部22のセル密度A2が93セル/cm(600セル/平方インチ)、セル密度比A1/A2が約1.47である。また、中心部21の平均セルピッチB1が約0.86mm、外周部22の平均セルピッチB2が約1.04mm、セルピッチ比B2/B1が約1.21である。
図16に示す例では、中心部21のセル密度A1が86.1セル/cm(約556セル/平方インチ)、外周部22のセル密度A2が62セル/cm(400セル/平方インチ)、セル密度比A1/A2が約1.39である。また、中心部21の平均セルピッチB1が約1.08mm、外周部22の平均セルピッチB2が1.27mm、セルピッチ比B2/B1が約1.18である。
図6〜図16に示すいずれの例においても、中心部21の中心交点部312と外周部22の外周交点部322とが境界壁23上において一致して重なり合うように、中心部21及び外周部22のセル4の向きを互いに調整している。
その他の基本的な構成は、実施例1と同様である。また、実施例1と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略している。
次に、本例の作用効果について説明する。
図6〜図16に示すいずれの例の場合にも、実施例1と同様に、境界壁23の各辺に境界交点部24を一定の間隔で設けることにより、簡易な構造で中心部21と外周部22との境界部分の強度を向上させ、ハニカム構造体1全体の強度を十分に確保することができる。
その他の基本的な作用効果も、実施例1と同様である。
(実施例3)
本例は、図17、図18に示すように、ハニカム構造体1において、中心部21及び外周部22のセル4の形状、境界壁23の形状等を変更した例である。
図17に示すように、ハニカム構造体1において、中心部21と外周部22との間には、両者を隔てる六角形状の境界壁23が設けられている。境界壁23は、各辺を構成する6つの境界辺部(第1境界辺部231〜第6境界辺部236)を有する。境界壁23の平均厚みは約0.095mmである。
図18に示すように、中心部21及び外周部22は、セル4の形状が共に六角形であり、セル4の向きが互いに異なる。また、中心部21のセル密度は、外周部22のセル密度よりも高い。本例では、中心部21のセル密度A1が106.9セル/cm(約690セル/平方インチ)、外周部22のセル密度A2が80.2セル/cm(約517セル/平方インチ)、セル密度比A1/A2が約1.33である。また、中心部21の平均セルピッチB1が約1.04mm、外周部22の平均セルピッチB2が1.2mm、セルピッチ比B2/B1が約1.15である。
同図に示すように、中心部21の隔壁3は、六角形状のセル4の各辺を構成する複数の中心隔壁辺部311を有する。各セル4は、6つの中心隔壁辺部311に囲まれて形成されている。また、中心交点部312は、6つの中心隔壁辺部311が合流することによって形成されている。なお、中心部21の隔壁3(中心隔壁辺部311)の平均厚みは約0.085mmである。
同図に示すように、外周部22の隔壁3は、六角形状のセル4の各辺を構成する複数の外周隔壁辺部321を有する。各セル4は、6つの外周隔壁辺部321に囲まれて形成されている。また、外周交点部322は、6つの外周隔壁辺部321が合流することによって形成されている。なお、外周部22の隔壁3(外周隔壁辺部321)の平均厚みは約0.095mmである。
同図に示すように、境界壁23は、境界交点部24を複数有する。境界交点部24には、中心部21側から中心隔壁辺部311が合流し、外周部22側から外周隔壁辺部321が合流している。また、境界交点部24は、境界壁23の各辺(第1境界辺部231〜第6境界辺部236)のそれぞれにおいて、一定の間隔で配置されている。
具体的に、境界壁23の第1境界辺部231では、2つの境界交点部24(24a、24b)が存在し、2つの境界交点部24a、24bが互いに位置をずらした状態でそれぞれ一定の間隔C3で配置されている。また、第3境界辺部233及び第5境界辺部235(図17)も同様である。
また、境界壁23の第2境界辺部232では、2つの境界交点部24(24c、24d)が存在し、2つの境界交点部24c、24dが互いに位置をずらした状態でそれぞれ一定の間隔C4で配置されている。また、第4境界辺部234及び第6境界辺部236(図17)も同様である。なお、間隔C3と間隔C4とは同じ距離である。
その他の基本的な構成は、実施例1と同様である。また、実施例1と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略している。
次に、本例の作用効果について説明する。
本例の場合にも、実施例1と同様に、境界壁23の各辺に境界交点部24を一定の間隔で設けることにより、簡易な構造で中心部21と外周部22との境界部分の強度を向上させ、ハニカム構造体1全体の強度を十分に確保することができる。
その他の基本的な作用効果も、実施例1と同様である。
(実施例4)
本例は、ハニカム構造体のセル密度比A1/A2を変化させた場合の排ガス浄化性能について評価を行ったものである。
本例では、中心部のセル密度A1と外周部のセル密度A2とのセル密度比A1/A2が異なる複数のハニカム構造体を準備し、これらについて排ガス浄化性能を評価した。なお、準備したハニカム構造体の基本的な構成は、上述した実施例1等と同様である。
排ガス浄化性能の評価は、触媒を担持したハニカム構造体をエンジンの排気管内に設置し、所定の条件でエンジンを運転させた場合に排出されるエミッションの量(本例では炭化水素(HC)の量)を測定した。なお、本例では、セル密度比A1/A2=1の場合のエミッションの量を基準(=1)とした。
図19に排ガス浄化性能の評価結果を示す。同図は、セル密度比A1/A2とエミッションとの関係を示したものである。なお、同図のグラフは、排ガス流れが中心部と外周部とで平滑化した度合いを測定値に基づいて推定したものである。
同図からわかるように、セル密度比A1/A2が1よりも大きく、1.85よりも小さい場合には、エミッションが1よりも小さくなっている。しかしながら、セル密度比A1/A2が1.85以上の場合には、エミッションが1よりも大きくなっている。つまり、セル密度比A1/A2が1<A1/A2<1.85の関係を満たしている場合には、エミッションを低減することができ、排ガス浄化性能を高めることができる。
以上の結果から、ハニカム構造体において、中心部のセル密度A1と外周部のセル密度A2とのセル密度比A1/A2が1<A1/A2<1.85の関係を満たすようにすることにより、内外の排ガス流通性の均一化を図りつつ、排ガス浄化性能を十分に確保することができることがわかった。
1 ハニカム構造体
21 中心部
22 外周部
23 境界壁
24 境界交点部
3 隔壁
311 中心隔壁辺部
312 中心交点部
321 外周隔壁辺部
322 外周交点部
4 セル
X 軸方向

Claims (4)

  1. ハニカム状に設けられた隔壁(3)と、
    該隔壁(3)に囲まれて形成された複数のセル(4)とを備え、
    軸方向(X)に直交する断面において、中心部(21)と、該中心部(21)の外側を覆う外周部(22)とを有し、
    上記中心部(21)のセル密度をA1、上記外周部(22)のセル密度をA2とした場合、セル密度比A1/A2は、1<A1/A2<1.85の関係を満たし、
    上記中心部(21)と上記外周部(22)との間には、両者を隔てる多角形状の境界壁(23)が設けられており、
    上記中心部(21)の上記隔壁(3)は、多角形状の上記セル(4)の各辺を構成する中心隔壁辺部(311)と、該中心隔壁辺部(311)同士が合流する中心交点部(312)とを有し、
    上記外周部(22)の上記隔壁(3)は、多角形状の上記セル(4)の各辺を構成する外周隔壁辺部(321)と、該外周隔壁辺部(321)同士が合流する外周交点部(322)とを有し、
    上記境界壁(23)は、上記中心部(21)の上記中心交点部(312)と上記外周部(22)の上記外周交点部(322)とが一致して重なり合う境界交点部(24)を有し、
    該境界交点部(24)は、上記境界壁(23)の各辺のそれぞれにおいて、一定の間隔で配置されていることを特徴とするハニカム構造体(1)。
  2. 請求項1に記載のハニカム構造体(1)において、上記中心部(21)及び上記外周部(22)は、上記セル(4)の形状が共に同じ多角形であることを特徴とするハニカム構造体(1)。
  3. 請求項2に記載のハニカム構造体(1)において、上記中心部(21)及び上記外周部(22)は、上記セル(4)の形状が共に四角形であり、上記境界壁(23)の形状は、八角形であることを特徴とするハニカム構造体(1)。
  4. 請求項2に記載のハニカム構造体(1)において、上記中心部(21)及び上記外周部(22)は、上記セル(4)の形状が共に六角形であり、上記境界壁(23)の形状は、六角形であることを特徴とするハニカム構造体(1)。
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