JP2014180323A - 遊技システム、及び、パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大当り等の特定結果の予告報知に際して遊技者に与える興趣性を高めることができる、遊技システム、及び、パチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】一のパチンコ遊技機の事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に、一のパチンコ遊技機及び他のパチンコ遊技機に対応する報知部で予告報知を開始し、一のパチンコ遊技機に対応する報知部が一のパチンコ遊技機で特定結果が報知されるまで予告報知を継続する一方、抽選部が他のパチンコ遊技機に対応する報知部の予告報知を継続するか否かを抽選し、抽選結果が継続の場合は他のパチンコ遊技機に対応する報知部が予告報知を継続し、非継続の場合は他のパチンコ遊技機に対応する報知部が一のパチンコ遊技機で特定結果が報知される前に予告報知を停止する。
【選択図】図9

Description

本発明は、保留先読み機能、及び、特定結果の予告報知機能を備えた、遊技システム、及び、パチンコ遊技機に関する。
従来、複数のパチンコ遊技機を通信接続し、何れかのパチンコ遊技機で保留先読みにより、大当り等の特定結果を先読みした場合に、他のパチンコ遊技機に対して先読み大当り信号を送信し、複数のパチンコ遊技機で一斉に特定結果の予告報知を行う技術(各パチンコ遊技機の表示装置に「大当り?」等の表示を行うなど)が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2010−274053号公報
前記特許文献1に記載の技術によれば、各パチンコ遊技機で遊技をする遊技者に対して、自分が遊技をしているパチンコ遊技機が大当りするのではないかという期待感を抱かせることができる。しかし、前記特許文献1に記載の技術では、複数のパチンコ遊技機で一斉に大当りの予告報知を行った後は、大当りを先読みした特定のパチンコ遊技機が大当りとなるまでの間、その状態を維持するに過ぎなかったため、興趣性に乏しかった。
本発明はかかる課題に鑑み、大当り等の特定結果の予告報知に際して遊技者に与える興趣性を高めることができる、遊技システム、及び、パチンコ遊技機を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、遊技球が入賞可能な始動口と、遊技球の前記始動口への入賞を契機に遊技データを抽選により取得する遊技データ抽選手段と、特別図柄を変動表示する特別図柄変動表示手段と、前記特別図柄変動表示手段により特別図柄が変動表示されているときに遊技球が前記始動口を通過した個数を記憶して、前記始動口の通過を契機とする特別図柄の変動表示の権利を保留する変動表示保留手段と、前記変動表示保留手段に前記特別図柄の変動表示の権利が保留されたときに、当該遊技球の通過を契機とする特別図柄の変動表示の開始前に、当該遊技球の通過を契機として前記遊技データ抽選手段により取得された前記遊技データが特定結果であるか否かを判定する事前判定手段と、を備えた、複数のパチンコ遊技機と、前記複数のパチンコ遊技機に対応して設けられ、前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に遊技者に対して所定の予告報知を行う複数の報知部と、前記複数の報知部で前記予告報知が開始された場合に当該予告報知を継続するか否かを抽選する抽選部とを備え、一のパチンコ遊技機の前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に、前記一のパチンコ遊技機及び他のパチンコ遊技機に対応する報知部で前記予告報知を開始し、前記一のパチンコ遊技機に対応する報知部が当該一のパチンコ遊技機で前記特定結果が報知されるまで前記予告報知を継続する一方、前記抽選部が前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部の前記予告報知を継続するか否かを抽選し、当該抽選結果が継続の場合は前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部が前記予告報知を継続し、非継続の場合は前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部が前記一のパチンコ遊技機で前記特定結果が報知される前に前記予告報知を停止するものである。
請求項2においては、遊技球が入賞可能な始動口と、遊技球の前記始動口への入賞を契機に遊技データを抽選により取得する遊技データ抽選手段と、特別図柄を変動表示する特別図柄変動表示手段と、前記特別図柄変動表示手段により特別図柄が変動表示されているときに遊技球が前記始動口を通過した個数を記憶して、前記始動口の通過を契機とする特別図柄の変動表示の権利を保留する変動表示保留手段と、前記変動表示保留手段に前記特別図柄の変動表示の権利が保留されたときに、当該遊技球の通過を契機とする特別図柄の変動表示の開始前に、当該遊技球の通過を契機として前記遊技データ抽選手段により取得された前記遊技データが特定結果であるか否かを判定する事前判定手段を備えた、パチンコ遊技機であって、前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に遊技者に対して所定の予告報知を行う報知部と、前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に他のパチンコ遊技機に対して前記予告報知の開始を指示する指示信号を送信すると共に、前記他のパチンコ遊技機の前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に他のパチンコ遊技機から前記予告報知の開始を指示する指示信号を受信する通信部と、前記報知部で前記予告報知が開始された場合に当該予告報知を継続するか否かを抽選する抽選部とを備え、前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合には、前記通信部によって他のパチンコ遊技機に前記指示信号を送信すると共に、前記報知部によって前記予告報知を開始し、当該予告報知を前記特定結果が報知されるまで継続し、前記他のパチンコ遊技機の前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合には、前記他のパチンコ遊技機から受信した前記指示信号に基づいて前記報知部による前記予告報知を開始すると共に、前記抽選部によって前記報知部の前記予告報知を継続するか否かを抽選し、当該抽選結果が継続の場合は前記予告報知を継続し、非継続の場合は前記他のパチンコ遊技機で前記特定結果が報知される前に前記予告報知を停止するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、大当り等の特定結果の予告報知に際して遊技者に与える興趣性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の全体的な構成を示した正面図。 同じく、窓枠が開放された状態の構成を示した斜視図。 同じく、遊技盤を示した正面図。 同じく、パチンコ遊技機の電気的な構成を示したブロック図。 メイン制御回路の詳細な構成を示したブロック図。 先読み判定処理の手順を示したフローチャート。 第一実施形態に係る遊技システムの構成を示した概略図。 同じく遊技システムで先読みをした際の第一の状態を示した概略図。 抽選処理の手順を示したフローチャート。 同じく遊技システムで先読みをした際の第二の状態を示した概略図。 同じく遊技システムで先読みをした際の第三の状態を示した概略図。 第二実施形態に係る遊技システムの構成を示した概略図。 第三実施形態に係る遊技システムの構成を示した概略図。 第四実施形態に係る遊技システムの構成を示した概略図。
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機である遊技機1の全体的な構成について、図1及び図2を用いて説明する。
なお、以下の説明では、遊技機1を遊技者から見て、手前側を遊技機1の前側とし、奥側を遊技機1の後側として、前後方向を規定する。また、遊技機1を遊技者から見て、左手側を遊技機1の左側とし、右手側を遊技機1の右側として、左右方向を規定する。
遊技機1は、図1及び図2に示すように、主として、外枠2と、中枠3と、窓枠5と、により構成される枠体に、各種の遊技部品が取り付けられて形成される。
外枠2は、遊技機1の外郭を成し、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。外枠2は、パチンコホール等の遊技場に設けられた台島に設置される。外枠2には、中枠3が設けられる。
中枠3は、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。中枠3は、外枠2の前側の開口部にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。中枠3には、遊技盤4と、窓枠5と、下皿ユニット6と、が設けられる。
遊技盤4は、略平板状に形成される部材である。遊技盤4は、中枠3の下側を除く略全面に渡って配置される。遊技盤4は、中枠3に着脱可能に取り付けられる。遊技盤4の前側面には、遊技球が流下する領域である遊技領域7が形成される(図3参照)。
窓枠5は、略平板状に形成される枠体である。窓枠5は、遊技盤4の前方に配置される。窓枠5は、中枠3の前側の開口部にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。窓枠5の略中央には、略円形状の窓枠開口部8が開口される。窓枠開口部8は、透明板13により被覆される。これによって、遊技者は、前方から透明板13を介して窓枠5の後方に配置された遊技盤4(より詳細には、遊技領域7)を視認することができる。窓枠開口部8の下方には、発射前の遊技球が貯溜される上皿9が配設される。窓枠開口部8の左右上方には、スピーカ10がそれぞれ配設される。
下皿ユニット6は、中枠3の下側であって窓枠5の下方に取り付けられる。下皿ユニット6の略中央には、上皿9から溢れた遊技球が貯溜される下皿11が配設される。下皿ユニット6の右側部であって下皿11の右方には、発射ハンドル12が配設される。発射ハンドル12は、回動操作されることによって上皿9に貯溜された遊技球を遊技盤4の遊技領域7へ向けて発射可能に構成される。
次に、遊技領域7の構成について、図3及び図4を用いてさらに詳細に説明する。
遊技領域7は、遊技盤4の前側面にガイドレール20によって区画形成される。ガイドレール20は、略円弧状に形成された帯状の部材である。ガイドレール20は、遊技盤4の前側面に正面視で略円形状を形成するように配置される。つまり、遊技領域7は、ガイドレール20により正面視で略円形状に区画形成される。遊技領域7内には、図示せぬ複数の遊技釘が植設される。発射ハンドル12の回動操作によって遊技領域7内に放出された遊技球は、前記遊技釘に衝突しながら当該遊技領域7内を下方へ向けて落下する(転動する)。
遊技領域7内には、可変入賞装置22と、大入賞装置24と、普通図柄表示装置25と、特別図柄表示装置(特別図柄変動表示手段)26と、装飾図柄表示装置27と、が設けられる。
可変入賞装置22(普通電動役物)は、遊技領域7内の中央下部に配置される。可変入賞装置22には、始動口29が設けられる。始動口29は、上面が開口されたポケット状に形成され、その内部に遊技球が入球(入賞)可能に構成される。始動口29の左右上方には、一対の可動片30が配設される。一対の可動片30は、相互に対向して配置される。一対の可動片30には、可変入賞装置22に設けられた可動片用ソレノイドの出力軸が連動連結される。そして、一対の可動片30は、可動片用ソレノイドの出力軸の作動によって、下端を支点として相互に近接又は離間する方向に回動する。そして、一対の可動片30が下端を支点として相互に近接する方向に回動した場合、遊技領域7内を転動する遊技球は当該一対の可動片30に干渉されて始動口29に入賞することができない(閉塞状態)。一方、一対の可動片30が下端を支点として相互に離間する方向に回動した場合、遊技領域7内を転動する遊技球は当該一対の可動片30に干渉されず始動口29に入賞することができる(開放状態)。
このように、可変入賞装置22は、その作動により遊技球が入賞可能な開放状態及び入賞不能な閉塞状態を任意に切り替え可能に構成される。また、始動口29の内部には、近接スイッチからなる始動口センサ32が配設される。始動口センサ32は、遊技球が始動口29(可変入賞装置22)に入賞すると当該入賞を検知して、始動口入賞信号を出力する。
大入賞装置24(特別電動役物)は、遊技領域7内の下部であって、可変入賞装置22の下方に配置される。大入賞装置24には、大入賞口34が設けられる。大入賞口34は、正面視で左右方向に細長い略矩形状であって、遊技領域7が前後方向に貫通して形成される。大入賞口34は、大入賞口扉35によって被覆される。大入賞口扉35は、下端を支点として遊技領域7に対して前後回りに回動可能に支持される。大入賞口扉35には、大入賞装置24に設けられた大入賞口扉用ソレノイド36の出力軸が連動連結される。そして、大入賞口扉35は、大入賞口扉用ソレノイド36の出力軸の作動によって、下端を支点として前回りに回動し、遊技領域7から前方へ向けて突出した(板面を上下方向へ向けた)姿勢となる。そして、遊技領域7内を転動する遊技球は、大入賞口扉35の上面側に上方から衝突し、当該大入賞口扉35によって大入賞口34に入球(入賞)するように案内される。つまり、大入賞口扉35が下端を支点として前回りに回動した場合、遊技領域7内を転動する遊技球が大入賞口34に入賞することができる(開放状態)。一方、大入賞口扉35が大入賞口34を被覆している場合、遊技領域7内を転動する遊技球は大入賞口34に入賞することができない(閉塞状態)。
このように、大入賞装置24は、その作動により遊技球が入賞可能な開放状態及び入賞不能な閉塞状態を任意に切り替え可能に構成される。また、大入賞口34の内部には、近接スイッチからなる大入賞口センサ37が配設される。大入賞口センサ37は、遊技球が大入賞口34(大入賞装置24)に入賞すると当該入賞を検知して、大入賞口入賞信号を出力する。
普通図柄表示装置25は、普通図柄39の変動を表示し、普通図柄遊技の当り判定の結果を表示(報知)する装置である。普通図柄表示装置25は、遊技領域7内の右下部に配置される。普通図柄表示装置25には、普通図柄39を表示するためのドットマトリクス形のLED表示部38が設けられる。
特別図柄表示装置(特別図柄変動表示手段)26は、特別図柄41の変動を表示し、特別図柄遊技の大当り判定の結果(電子抽選手段である特別図柄抽選部150による抽選結果)を表示(報知)する装置である。特別図柄表示装置26は、遊技領域7内の右下部であって、普通図柄表示装置25に隣接して配置される。
なお、本実施形態では、特別図柄41を表示するための7セグメントLED表示部40が設けられる。特別図柄41は、7セグメントLED表示部40にて変動しながら表示される。そして、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると、所定の当り図柄で変動が停止される。一方、特別図柄遊技の大当り判定の結果がハズレであると、所定のハズレ図柄で変動が停止される。
装飾図柄表示装置27は、複数の装飾図柄43・43・43の変動を表示し、装飾図柄遊技の当り判定の結果(特別図柄遊技の大当り判定の結果)を表示(報知)する装置である。装飾図柄表示装置27には、装飾図柄43・43・43の表示領域としての液晶表示部42が設けられる。装飾図柄表示装置27は、液晶表示部42を前方へ向けた状態で、遊技領域7の略中央に開口された開口部44に取り付けられる。液晶表示部42には、左・中・右の3つの変動領域が形成される。3つの変動領域では、装飾図柄43・43・43がそれぞれ独立して変動するように表示される。そして、装飾図柄43・43・43の変動が停止すると、3つの装飾図柄43・43・43が横一列に並んだ状態で表示される。
なお、装飾図柄43・43・43の変動が停止する順番は、リーチ演出等の特定の演出内容がない場合には、3つの変動領域のうちの左から順番に停止される。また、リーチ演出等の特定の演出内容がある場合には、3つの変動領域のうちの右から順番に停止されたり、中から順番に停止されたり、その停止される順番が変化する。
なお、本実施形態では、装飾図柄43・43・43の図柄要素として、「0」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」の数字図柄が使用される。
ここで、「装飾図柄43の変動」とは、「0」から「7」までの図柄が、所定の変動時間内で順番に繰り返して(循環して)変化することを指すものである。そして、所定の変動時間が経過すると、装飾図柄43の変動が停止され、「0」から「7」までのうち一つの装飾図柄43が確定図柄となる。そして、液晶表示部42の3つの変動領域に停止(確定)した装飾図柄43・43・43の組み合わせに応じて、装飾図柄遊技の当り判定の結果が表示される。なお、装飾図柄43・43・43の変動は、特別図柄表示装置26における特別図柄41の変動が停止すると同時に停止する。また、装飾図柄遊技の当り判定の結果は、特別図柄遊技の大当り判定の結果に応じて決定される。つまり、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると、装飾図柄遊技の当り判定の結果が当り、一方、特別図柄遊技の大当り判定の結果がハズレであると、装飾図柄遊技の当り判定の結果がハズレとなる。
なお、本実施形態では、装飾図柄遊技の当り判定の結果が当りであると、液晶表示部42の3つの変動領域に停止した装飾図柄43・43・43の組み合わせは、相互に同一種類の図柄となる。つまり、装飾図柄遊技の当り判定の結果が当りであると、液晶表示部42の3つの変動領域に停止した装飾図柄43・43・43の組み合わせは、「000」「111」「222」「333」「444」「555」「666」「777」のうちいずれかの組み合わせとなる。
なお、装飾図柄遊技の当り判定の結果が当りであると、遊技状態が大当り遊技状態へ移行する。ここで、「大当り遊技状態」とは、大入賞装置24(特別電動役物)が作動して、当該大当り遊技状態となる前の遊技状態(通常の遊技状態)よりも有利となる遊技状態が遊技者に付与された遊技状態を指すものである。また、「大当り遊技」とは、大当り遊技状態での遊技を指すものである。
より詳細には、遊技状態が大当り遊技状態へ移行すると、大入賞装置24の開放状態と閉塞状態とが連続して切り替えられ、遊技球の大入賞口34への入賞機会が通常の遊技状態と比較して相対的に増加する。大入賞装置24の開放状態と閉塞状態との連続した切り替えは、所定の回数(例えば、15回)だけ行われる。なお、大入賞装置24の1回当りの開放状態は、所定の時間(例えば、30秒)を経過した場合か、又は所定の個数(例えば、10個)の遊技球が大入賞口34に入賞した場合に終了し、閉塞状態へと切り替えられる。
なお、装飾図柄遊技の当り判定の結果がハズレであると、液晶表示部42の3つの変動領域に停止した装飾図柄43・43・43の組み合わせは、「000」「111」「222」「333」「444」「555」「666」「777」以外の組み合わせとなる。
ここで、装飾図柄遊技の当り判定の結果がハズレである場合の演出内容は、3つの変動領域に表示された装飾図柄43・43・43がそれぞれ停止する順番や、停止した組み合わせによって、「リーチハズレ」(リーチ演出あり)と「完全ハズレ」(リーチ演出なし)とに区分される。
また、装飾図柄表示装置27の液晶表示部42には、保留絵柄表示部45が設けられる。保留絵柄表示部45には、保留球乱数が保留球乱数記憶部(メモリ)155(図5を参照)に記憶された場合に、特別図柄遊技の(変動)保留回数分の保留絵柄46が表示される。特別図柄遊技の(変動)保留回数は、上限を4回として、遊技球の始動口29への入賞に応じて加算され、あるいは特別図柄41の変動に応じて減算されて表示される。
次に、遊技機1の電気的な構成について、図4を用いて説明する。
図4のメイン制御回路50は特別図柄遊技および大当り遊技のそれぞれの遊技内容を制御するものであり、CPU51とROM52とRAM53を有している。このメイン制御回路50のROM52には制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPU51はRAM53をワークエリアとしてROM52の制御プログラムおよびROM52の制御データに基づいて処理動作を行う。入力回路54は始動口センサ32からの始動口入賞信号および大入賞口センサ37からの大入賞口入賞信号のそれぞれをメイン制御回路50に出力するものであり、メイン制御回路50は入力回路54を通して始動口入賞信号を検出した場合に制御コマンドおよび賞球コマンドを設定し、特別入賞信号を検出した場合に賞球コマンドを設定する。ソレノイド回路55は大入賞口扉用ソレノイド36を通断電するものであり、メイン制御回路50はソレノイド回路55を電気的に制御することで大入賞口扉35を開閉操作する。LED回路56は特別図柄表示装置26の複数のLEDのそれぞれを通断電するものであり、メイン制御回路50はLED回路56を電気的に制御することで特別図柄表示装置26の表示内容を制御する。
図4の払出制御回路60は賞品球の払出動作を制御するものであり、CPUとROMとRAMを有している。この払出制御回路60のROMには制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPUはRAMをワークエリアとしてROMの制御プログラムおよびROMの制御データに基づいて遊技球の払出動作を行う。この払出制御回路60はメイン制御回路50から賞球コマンドが送信されるものであり、賞球コマンドを検出した場合に駆動信号を出力する。モータ回路61は払出制御回路60から駆動信号が入力されるものであり、駆動信号が入力された場合に払出しモータ62を駆動することで上皿9内に単位個数の賞品球を払出す。
図4の演出制御回路(演出装置制御手段)70は、装飾図柄遊技の演出内容、及び、演出装置の動作を制御するものであり、CPU71とROM72とRAM73を有している。この演出制御回路70のROM72には制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPU71はRAM73をワークエリアとしてROM72の制御プログラムおよびROM72の制御データに基づいて処理動作を行う。この演出制御回路70はメイン制御回路50から制御コマンドの設定結果が送信されるものであり、制御コマンドの送信結果を検出した場合に演出コマンドを設定する。
図4の表示制御回路80は装飾図柄表示装置27の表示内容を制御するものであり、表示制御回路80には演出制御回路70から演出コマンドの設定結果が送信される。この表示制御回路80は演出コマンドの設定結果を受信した場合に装飾図柄表示装置27に演出コマンドの受信結果に応じた映像を表示するものであり、VDPとVROMとVRAMを有している。VROMは装飾図柄遊技の映像を表示するための画像データと装飾図柄遊技の背景映像を表示するためのビデオデータと大当り遊技演出の映像を表示するためのビデオデータと保留絵柄46を表示するための画像データとが予め記録されたものであり、VDPはVROMから検出した画像データおよびビデオデータのそれぞれをVRAMに展開し、装飾図柄表示装置27にR・G・Bの各信号を出力することで映像をカラーで表示する。
図4の音制御回路90は両スピーカ10のそれぞれの出力内容を制御するものであり、音制御回路90には演出制御回路70から演出コマンドの設定結果が送信される。この音制御回路90は演出コマンドの設定結果を受信した場合に演出コマンドの受信結果に応じた音信号を設定するものであり、両スピーカ10のそれぞれを音信号の設定結果に応じて電気的に操作することで両スピーカ10のそれぞれから演出コマンドの受信結果に応じた効果音を出力する。
図4の電飾制御回路100は複数の電飾LED15のそれぞれの発光内容を制御するものであり、電飾制御回路100には演出制御回路70から演出コマンドの設定結果が送信される。この電飾制御回路100は演出コマンドの設定結果を受信した場合に演出コマンドの受信結果に応じた電飾信号を設定するものであり、複数の電飾LED15のそれぞれを電飾信号の設定結果に応じて電気的に操作することで演出コマンドに応じて発光させる。
図4の通信回路110は遊技機1と外部との通信を制御するものであり、遊技機1と有線により接続された外部に対して、演出制御回路70から通信コマンドの設定結果が送信される。なお、遊技機1と外部とは無線により通信する構成とすることも可能である。
次に、メイン制御回路について、図5を用いて詳細に説明する。
メイン制御回路50は、図5に示す如く、始動口29に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る遊技データである乱数を抽選により取得する特別図柄抽選部(遊技データ抽選手段)150と、この特別図柄抽選部150が判定した遊技データに応じて特別図柄を決定する特別図柄決定部160と、保留球乱数記憶部155に記憶されている保留球乱数が大当りであるか否かの判定を、保留球乱数に基づく遊技が開始されるより前に行う先読み判定部(事前判定手段)170と、特別図柄抽選部150による抽選結果の判定が特別図柄当りとなった場合に大入賞口扉用ソレノイド36を作動させて大当り遊技に移行する大当り遊技制御部(大当り遊技制御手段)180と、普通図柄始動口23を遊技球が通過したことを契機に普通図柄に係る電子抽選を行う普通図柄抽選部190と、電動チューリップである可動片30の作動を制御する電動チューリップ作動制御部200とを備えている。なお、本実施形態においては、遊技データとして大当り判定の結果を用いるものとしたが、遊技データは大当り判定の結果に限定されるものではない。例えば、遊技データとして、特別図柄41の変動時間を設定する情報である変動パターンの選択結果や、演出パターンの選択結果等を用いることも可能である。
特別図柄抽選部150は、周期的(例えば2ミリ秒毎)に入力される割り込み信号に基づいてループカウンタの値を1ずつ更新させることによりソフトウェア乱数を生成する特別図柄用乱数発生部(特別図柄用乱数発生手段)151と、始動口29に遊技球が入賞したことを契機に乱数を1つ取得(ラッチ)する特別図柄用乱数取得部(特別図柄用乱数取得手段)152と、この特別図柄用乱数取得部152が取得した乱数が大当りであるか否かを特別図柄判定テーブル154を参照して決定する特別図柄当否判定部(特別図柄当否判定手段)153と、特別図柄用乱数取得部152が乱数を取得したときに特別図柄が変動中である場合に、この取得した乱数を保留球乱数として記憶する保留球乱数記憶部(変動表示保留手段)155と、を備えている。換言すれば、保留球乱数記憶部(変動表示保留手段)155は、特別図柄表示装置26により特別図柄41が変動表示されているときに遊技球が始動口29を通過した個数を記憶して、始動口29の通過を契機とする特別図柄41の変動表示の権利を保留するのである。
先読み判定部(事前判定手段)170は、遊技球が始動口29に入賞したことを契機に取得した特別図柄用乱数が大当りであるか否かを特別図柄用判定テーブル154を参照して判定するものである。換言すれば、先読み判定部(事前判定手段)170は、保留球乱数記憶部155に特別図柄41の変動表示の権利が保留されたときに、当該遊技球の通過を契機とする特別図柄41の変動表示の開始前に、当該遊技球の通過を契機として特別図柄抽選部150により取得された遊技データである保留球乱数が特定結果であるか否かを判定するのである。この先読み判定部170による判定のタイミングは、特別図柄用乱数が保留球乱数として保留球乱数記憶部155に記憶されたときである。つまり、遊技球が始動口29に入賞したことに基づいて特別図柄用乱数取得部152が特別図柄用乱数を取得したが、特別図柄変動中につき保留球乱数として保留球乱数記憶部155に記憶された時点が先読み判定部170による判定のタイミングである。
大当り遊技制御部180は、大当りの種類に応じて所定のラウンド数だけ大入賞口扉35の開閉を行うように制御している。また、普通図柄抽選部190は、特別図柄用乱数発生手段151が発生させる乱数の数より少ないが同様の構成からなる普通図柄用乱数発生部と、普通図柄始動口23を遊技球が通過したことを契機に乱数を1つ取得(ラッチ)する普通図柄用乱数取得部と、この普通図柄用乱数取得部が取得した乱数が普通図柄当りであるか否かを普通図柄判定テーブルを参照して決定する普通図柄当否判定部と、普通図柄用乱数取得部が乱数を取得したときに普通図柄が変動中である場合に、この取得した乱数を普通図柄用保留球乱数として記憶する普通図柄用保留球乱数記憶部と、を備えている。また、電動チューリップ作動制御部200は、普通図柄抽選部190による電子抽選で普通図柄当りに当選したコマンドに基づいて、可動片30のソレノイドに通電して開閉するように制御している。
次に、遊技機1における先読み判定処理の手順について、図6を用いて説明する。
まず、遊技領域7を流下している遊技球が、始動口29に入賞したかどうかを判断する(ステップS10)。始動口29に遊技球が入賞したと判断された場合(ステップS10でYes)には、特別図柄用乱数取得部152が特別図柄用乱数発生部151で発生した乱数の中から1つを取得する(ステップS11)。
次いで、特別図柄が変動中かどうかを、特別図柄抽選部150が判断する(ステップS12)。特別図柄が変動中である場合(ステップS12でYes)には、保留球乱数記憶部155に取得した特別図柄用乱数を保留球乱数として記憶させると共に、演出制御回路70に保留球乱数を記憶した旨の保留球コマンドを送信する(ステップS13)。なお、保留球コマンドを受け取った演出制御回路70は、保留絵柄表示部45に保留絵柄46の表示を行い、記憶した保留球乱数に係る遊技が開始される旨のコマンドをメイン制御回路50から演出制御回路70が受信すると、この保留絵柄46の表示を消去する。
次いで、先読み判定部170は、保留球乱数が大当りであるか否かを特別図柄判定テーブル154を参照して判定する(ステップS14)。先読み判定部170の判定結果(以下、適宜「先読み判定結果」と記載する)が大当りである場合(ステップS15でYes)には、大当りである旨のコマンドを演出制御回路70に送信し(ステップS16)、先読み判定の処理が終了する。その後、このコマンドを受け取った演出制御回路70が後述する先読み当り処理を行う。なお、ステップS10でNoの場合、ステップS12でNoの場合、ステップS15でNoの場合は、そのまま処理が終了する。
次に、本発明の第一実施形態に係る遊技システムS1の全体的な構成について、図7を用いて説明する。
遊技システムS1は、前記の如く構成された遊技機1を4台備えて構成されている。本実施形態においては、それぞれの遊技機1を区別するために遊技機P11から遊技機P14として説明する。なお、本実施形態に係る遊技システムS1においては、遊技機を4台備えているものとして説明を行うが、遊技機の数は限定されるものではない。例えばパチンコホールの島全体に本パチンコ遊技システムを用いた場合は、遊技機を40台として構成することも可能である。
遊技システムS1は、それぞれの遊技機P11〜P14に対応する報知部201〜204を備えている。それぞれの報知部201〜204は、遊技機P11〜P14における先読み判定部170で大当りの遊技データが判定された場合に遊技者に対する大当りの予告報知を制御するものであり、CPUとROMとRAMを有している。報知部201〜204のROMには制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPUはRAMをワークエリアとしてROMの制御プログラムおよびROMの制御データに基づいて処理動作を行う。また、それぞれの報知部201〜204は、図示しない発光装置やスピーカを備えている。そして、対応する遊技機P11〜P14における先読み判定部170による判定結果が大当りであった場合に、これらの発光装置からの発光、及び、スピーカからの発声により、遊技者に対して大当りの予告報知を行うことが可能に構成されている(図8を参照)。図7に示す報知部201〜204は、全てが予告報知を行っていない状態(OFF状態)を示している。
なお、それぞれの遊技機P11〜P14に共通する報知装置を構成し、この報知装置に、遊技機P11〜P14に対応する報知部を設ける構成とすることも可能である。この場合、遊技機P11〜P14を報知装置に接続し、報知部同士については報知装置の内部の配線を用いて接続する構成とするのである。
遊技システムS1は、それぞれの遊技機P11〜P14に対応する通信部211〜214をそれぞれの報知部201〜204に備えている。各通信部211〜214は、対応する遊技機P11〜P14が備える通信回路110と接続されて通信可能に構成されている。また、各通信部211〜214は互いに、後述する予告報知の指令情報等、指令情報の送受ができるように、通信可能に接続されている。本実施形態において、各通信部211〜214は対応する遊技機P11〜P14と有線で接続されているが、無線接続とすることも可能である。また、各通信部211〜214は直列的に接続する構成とすることも、相互に並列的に接続する構成とすることも可能である。
遊技システムS1は、それぞれの遊技機P11〜P14に対応し、報知部201〜204で予告報知が開始された場合に当該予告報知を継続するか否かの抽選処理を行う抽選部221〜224をそれぞれの報知部201〜204に備えている。各抽選部221〜224は、周期的(例えば2ミリ秒毎)に入力される割り込み信号に基づいてループカウンタの値を1ずつ更新させることによりソフトウェア乱数を生成する抽選用乱数発生部と、乱数を1つ取得(ラッチ)して記憶する抽選用乱数記憶部と、この抽選用乱数取得部が取得した乱数が継続判定乱数であるか否かを抽選判定テーブルを参照して判定する抽選判定部と、を備えている。
次に、遊技システムS1において、一の遊技機における先読み判定部170による判定結果が特定結果である大当りであった場合に行う先読み当り処理について、図8から図11を用いて説明する。本実施形態においては、遊技機P12において先読み判定結果が大当りであった場合を記載する。
遊技機P12において、図6に示す先読み判定処理で先読み判定部170の判定結果(ステップS15)が大当りである場合に、演出制御回路70はその判定結果である大当りコマンドをメイン制御回路50から受信する(ステップS16)。そして、演出制御回路70は図8中の矢印D1の如く、遊技機P12に対応する報知部202の通信部212に対して予告報知の指令情報である大当りコマンドを送信する。大当りコマンドを受信した報知部202は、図8に示す如く遊技者に対して大当りの予告報知を行い、ON状態となる。なお、本実施形態においては、予告報知の指令情報として大当りコマンドを用いているが、必ずしも大当りに関する情報に限定されるものではない。つまり、予告報知の指令情報としては、単に「予告報知をすること」のみを情報として備えているものでも差し支えない。
先読み判定結果が大当りとなった遊技機P12に対応する報知部202では、当該遊技機P12において特定結果である大当りが報知されるまで、遊技者に対する大当りの予告報知を継続する。即ち、報知部202では、遊技者に対して大当りが報知されるまで、発光装置からの発光、及び、スピーカからの発声が継続するのである。なお、遊技機P12において大当りが報知されると、その旨の指令情報である大当り報知コマンドが通信部211〜214を介して報知部201〜204に送信される。
一方、報知部202の通信部212は図8中の矢印D2の如く、他の通信部211・213・214を介して、大当りコマンドを他の遊技機P11・P13・P14に対応する他の報知部201・203・204に送信する。大当りコマンドを受信した他の報知部201・203・204は、下記の抽選処理を行う。
他の報知部201における抽選処理の手順について、図9を用いて説明する。なお、他の報知部203・204における抽選処理については、報知部201における抽選処理と同様であるため省略する。
まず、通信部211が大当り判定結果である大当りコマンドを受信したかどうかを判断する(ステップS20)。通信部211が大当りコマンドを受信したと判断された場合(ステップS20でYes)には、報知部201が遊技者に対して大当りの予告報知を行う(ステップS21)。通信部211が大当りコマンドを受信していないと判断された場合(ステップS20でNo)には、抽選処理を終了する。
次に、遊技機P11における1変動が終了したタイミングであるかどうかを判断する(ステップS22)。遊技機P11における1変動が終了したタイミングである場合(ステップS22でYes)には、抽選用乱数記憶部が抽選用乱数を取得して記憶する(ステップS23)。遊技機P11における1変動が終了したタイミングでない場合(ステップS22でNo)には、ステップS21に戻る。
次に、抽選用乱数取得部が取得した抽選用乱数が継続判定乱数であるか否かを、抽選判定部が抽選判定テーブルを参照して判定する(ステップS24)。抽選用乱数が継続判定乱数である場合(ステップS25でYes)には、ステップS26に進む。抽選用乱数が継続判定乱数でない(非継続判定乱数である)場合(ステップS25でNo)には、ステップS27に進み、予告報知を解除して抽選処理を終了する。
ステップS26では、遊技機P12において大当りが報知された旨の大当り報知コマンドを通信部211が受信したか否かを判定する。通信部211が大当り報知コマンドを受信していない場合(ステップS26でNo)には、ステップS21に戻る。通信部211が大当り報知コマンドを受信している場合(ステップS26でYes)には、ステップS27に進み、予告報知を解除して抽選処理を終了する。なお、抽選用乱数が継続判定乱数となる確率は、抽選判定テーブルにおいて適宜設定することが可能である。例えば、抽選用乱数が継続判定乱数となる確率を1/3、非継続判定乱数となる確率を2/3と設定することにより、抽選処理において予告報知が継続する確率を1/3とすることができる。
このように、大当りコマンドを受信した他の報知部201・203・204は、図8に示す如く遊技者に対して大当りの予告報知を行い、ON状態となる。即ち、遊技機P12において先読み判定結果が大当りであった場合は、全ての報知部201〜204がON状態となり、図8に示す如くそれぞれの報知部201〜204で遊技者に対する大当りの予告報知を同時に開始するのである。
なお、本実施形態に係る遊技システムS1においては、一の遊技機における先読み判定結果が大当りであった場合に、即座に全ての報知部201〜204で大当りの予告報知を行うのではなく、所定の時間だけ経過した後に予告報知を行う構成としている。これは、所定の遊技機における先読み時点で予告報知を行った場合に、始動口29への遊技球の入賞のタイミングから遊技者が大当りとなったことを推測できる事態を防止するためである。
そして、他の遊技機P11・P13・P14に対応する他の報知部201・203・204では、遊技機P12において特定結果である大当りが報知されるまでの間、遊技者に対する大当りの予告報知を継続するか否かの抽選処理を行う。そして、抽選結果が継続判定の場合は大当りの予告報知を継続し、抽選結果が非継続判定の場合は大当りの予告報知を解除するのである。
上記の如く、本実施形態に係る遊技システムS1においては、何れかの遊技機における先読み判定処理で大当りとなった場合に、それぞれの遊技機P11〜P14における全ての報知部201〜204がON状態となり、遊技者に対して大当りの予告報知を開始する構成としている。これにより、各遊技機P11〜P14で遊技をする遊技者に対して、自分が遊技をしているパチンコ遊技機が大当りするのではないかという期待感を抱かせることができる。
さらに、本実施形態に係る遊技システムS1では、先読み判定処理で大当りとなっていない他の遊技機に対応する報知部において、予告報知が順に解除されていくように構成している。具体的には、遊技機P12に対応する報知部202が遊技機P12で大当りが報知されるまで予告報知を継続する一方、抽選部221・223・224が遊技機P11・P13・P14に対応する報知部201・203・204の予告報知を継続するか否かを抽選し、抽選結果が継続の場合は遊技機P11・P13・P14に対応する報知部201・203・204が予告報知を継続し、非継続の場合は遊技機P11・P13・P14に対応する報知部201・203・204が遊技機P12で大当りが報知される前に予告報知を停止するのである。即ち、図10及び図11に示す如く、他の報知部における抽選処理において非継続判定がなされた遊技機から順に、予告報知が解除されていくのである。図10では報知部201・204で予告報知が解除された状態を、さらに図11では報知部203で予告報知が解除された状態(先読み判定処理で大当りとなった遊技機P12に対応する報知部202のみが予告報知を継続している状態)を示している。
本実施形態においては上記の如く構成することにより、遊技者に与える興趣性を向上させることができる。具体的には、一斉に予告報知がなされた遊技者に対して、遊技を進めるうちに順に予告報知を解除していくことにより、予告報知が継続している遊技者に対して、恰もサバイバルに成功したように感じさせることができるのである。即ち、遊技システムS1において一斉に予告報知がなされた後、遊技者に対して、自らが遊技する遊技機1における予告報知が継続するか、又は予告報知が解除されてしまうかに強い関心を抱かせることができるため、遊技者に新たな面白みを与えることが可能となるのである。
なお、本実施形態においては、先読み判定処理で大当りとなっていない他の遊技機P11・P13・P14に対応する報知部201・203・204において、それぞれの遊技機P11・P13・P14における1変動が終了したタイミングで抽選を行う構成としているが、抽選のタイミングは本実施形態に限定されるものではなく、他のタイミングで抽選を行うことも可能である。
また、本実施形態においては、先読み判定処理で大当りとなっていない他の遊技機P11・P13・P14に対応する報知部201・203・204において抽選を行い、非継続判定がなされた報知部から順に予告報知が解除されていくように構成しているが、遊技者による遊技がなされていない遊技機に対応する報知部や、遊技球の保留がない(特別図柄用乱数が保留球乱数として保留球乱数記憶部155に記憶されていない)遊技機に対応する報知部から優先的に予告報知を解除することも可能である。これにより、実際に遊技をしている遊技者を優先させて予告報知を継続させることができるため、遊技者に対する興趣性を有効的に高めることが可能となる。
また、本実施形態においては、報知部201〜204で特定結果である大当りの予告報知を行う構成としているが、予告報知の内容である特定結果は大当りに限定されるものではない。つまり、希少な演出の予告や、大当りの期待度が高い演出の予告を特定結果として報知する構成とすることも可能である。
また、それぞれの通信部において複数のチャンネルを用いる構成とすることもできる。例えば、パチンコホールの島全体における40台の遊技機について、通信部で2種類のチャンネルを用いた場合は、遊技機を20台ずつ2区画に分けて遊技システムを二つ構成することが可能となる。さらに、通信部で4種類のチャンネルを用いた場合は、遊技機を10台ずつ4区画に分けて遊技システムを二つ構成することが可能となる。
さらに、本実施形態に係る遊技システムS1は、遊技機P11〜P14の種類が相互に異なっても使用することができる。つまり、それぞれの遊技機P11〜P14に対応する報知部を接続することができれば、遊技システムS1を構成することが可能である。
また、本実施形態に係る遊技システムS1においては、報知部201〜204が抽選部221〜224を備える構成としているが、遊技機P11〜P14が対応する抽選部を備える構成とすることも可能である。この場合、予告報知を解除する際に、各抽選部から対応する各報知部に対して報知解除信号を出力する構成とするのである。
また、本実施形態に係る遊技システムS1においては、通信部211〜214を報知部201〜204に備える構成としているが、遊技システムが、報知部とは別に通信部を備える構成とすることも可能である。
この場合、遊技システムが、前記複数のパチンコ遊技機に対応して設けられた、複数の通信部と、前記複数のパチンコ遊技機に対応して設けられた、前記複数のパチンコ遊技機に対応して設けられた、前記パチンコ遊技機における前記事前判定手段による判定結果が特定結果であった場合に、遊技者に対して特定結果の予告報知を行う複数の報知部と、をそれぞれ独立した別の構成として備えるのである。
そして、前記通信部は、互いに指令情報の送受が可能に接続され、一のパチンコ遊技機の前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に、前記一のパチンコ遊技機及び他のパチンコ遊技機に対応する報知部で前記予告報知を開始し、前記一のパチンコ遊技機に対応する報知部が当該一のパチンコ遊技機で前記特定結果が報知されるまで前記予告報知を継続する。
さらに、前記抽選部が前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部の前記予告報知を継続するか否かを抽選し、当該抽選結果が継続の場合は前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部が前記予告報知を継続し、非継続の場合は前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部が前記一のパチンコ遊技機で前記特定結果が報知される前に前記予告報知を停止するのである。
また、遊技システムが、報知部とは別に通信部及び抽選部を備える構成とすることも可能である。
この場合、遊技システムが、前記複数のパチンコ遊技機に対応して設けられた、複数の通信部と、前記複数のパチンコ遊技機に対応して設けられた、抽選処理を行う複数の抽選部と、前記複数のパチンコ遊技機に対応して設けられた、前記パチンコ遊技機における前記事前判定手段による判定結果が特定結果であった場合に、遊技者に対して特定結果の予告報知を行う複数の報知部と、をそれぞれ独立した別の構成として備えるのである。
そして、前記通信部は、互いに指令情報の送受が可能に接続され、一のパチンコ遊技機の前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に、前記一のパチンコ遊技機及び他のパチンコ遊技機に対応する報知部で前記予告報知を開始し、前記一のパチンコ遊技機に対応する報知部が当該一のパチンコ遊技機で前記特定結果が報知されるまで前記予告報知を継続する。
さらに、前記抽選部が前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部の前記予告報知を継続するか否かを抽選し、当該抽選結果が継続の場合は前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部が前記予告報知を継続し、非継続の場合は前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部が前記一のパチンコ遊技機で前記特定結果が報知される前に前記予告報知を停止するのである。
また、図12に示した本発明の第二実施形態に係る遊技システムS2の如く、遊技機P21〜P24が、対応する報知部301〜304、対応する通信部311〜314、及び、対応する抽選部321〜324、を備える構成とすることも可能である。なお、報知部301〜304、通信部311〜314、及び、抽選部321〜324の機能は前記第一実施形態に係る遊技システムS1で説明した報知部、通信部、及び抽選部の機能と略同一であるため、その説明を省略する。
つまり、遊技システムS2における、各遊技機P21〜P24は、遊技球が入賞可能な始動口と、遊技球の前記始動口への入賞を契機に遊技データを抽選により取得する遊技データ抽選手段と、特別図柄を変動表示する特別図柄変動表示手段と、前記特別図柄変動表示手段により特別図柄が変動表示されているときに遊技球が前記始動口を通過した個数を記憶して、前記始動口の通過を契機とする特別図柄の変動表示の権利を保留する変動表示保留手段と、前記変動表示保留手段に前記特別図柄の変動表示の権利が保留されたときに、当該遊技球の通過を契機とする特別図柄の変動表示の開始前に、当該遊技球の通過を契機として前記遊技データ抽選手段により取得された前記遊技データが特定結果であるか否かを判定する事前判定手段と、を備えている。
また、各遊技機P21〜P24は、前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に遊技者に対して所定の予告報知を行う報知部と、前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に他のパチンコ遊技機に対して前記予告報知の開始を指示する指示信号を送信すると共に、前記他のパチンコ遊技機の前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に他のパチンコ遊技機から前記予告報知の開始を指示する指示信号を受信する通信部と、前記報知部で前記予告報知が開始された場合に当該予告報知を継続するか否かを抽選する抽選部とを備えている。
そして、各遊技機P21〜P24は、前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合には、前記通信部によって他のパチンコ遊技機に前記指示信号を送信すると共に、前記報知部によって前記予告報知を開始し、当該予告報知を前記特定結果が報知されるまで継続し、前記他のパチンコ遊技機の前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合には、前記他のパチンコ遊技機から受信した前記指示信号に基づいて前記報知部による前記予告報知を開始すると共に、前記抽選部によって前記報知部の前記予告報知を継続するか否かを抽選し、当該抽選結果が継続の場合は前記予告報知を継続し、非継続の場合は前記他のパチンコ遊技機で前記特定結果が報知される前に前記予告報知を停止するのである。
本実施形態においても上記の如く構成することにより、遊技者に与える興趣性を向上させることができる。具体的には、一斉に予告報知がなされた遊技者に対して、遊技を進めるうちに順に予告報知を解除していくことにより、予告報知が継続している遊技者に対して、恰もサバイバルに成功したように感じさせることができるのである。即ち、遊技システムS2における、各遊技機P21〜P24において一斉に予告報知がなされた後、遊技者に対して、自らが遊技する遊技機1における予告報知が継続するか、又は予告報知が解除されてしまうかに強い関心を抱かせることができるため、遊技者に新たな面白みを与えることが可能となるのである。
また、図13に示した本発明の第三実施形態に係る遊技システムS3の如く、遊技機P31〜P34と、報知部401〜404における通信部411〜414との通信を、発光体を介して行う構成とすることも可能である。
具体的には図13に示す如く、遊技機P31〜P34に、LED等の発光体で形成された可動発光手段441〜444を配設する。可動発光手段441〜444は、可動してその姿勢を変化させることにより、それぞれが対応する通信部411〜414の方向と、通信部411〜414ではない方向とに、発光の方向を変更できるように構成されている。一方、報知部401〜404における通信部411〜414には、受光素子が配設される。可動発光手段441〜444は通常時において、通信部411〜414とは異なる方向に向けて発光するように配置されているため、通信部411〜414の受光素子は可動発光手段441〜444からの光を受光することはない。
そして、遊技機P32における先読み判定処理で先読み判定結果が大当りである場合には、図13に示す如く、演出制御回路は可動発光手段442を通信部412に向けて発光するように変位させるのである。そして、通信部412の受光素子は、図13中の矢印D1の如く可動発光手段442からの光を受光することにより、判定結果である大当りコマンドを遊技機P32から受信するのである。可動発光手段442からの発光を介して大当りコマンドを受信した報知部402は、遊技者に対して大当りの予告報知を行い、ON状態となる。そして、報知部402の通信部412は図13中の矢印D2の如く、他の通信部411・413・414を介して、大当りコマンドを他の遊技機P31・P33・P34に対応する他の報知部401・403・404に送信するのである。なお、報知部401〜404及び抽選部421〜424の機能は前記第一実施形態に係る遊技システムS1で説明した報知部及び抽選部の機能と略同一であるため、その説明を省略している。
また、図14に示した本発明の第四実施形態に係る遊技システムS4の如く、遊技機P41〜P44に対応する報知部401〜404を一つの報知手段400(大型液晶パネル等)に備え、それぞれに共通する抽選部420、を備える構成とすることも可能である。なお、報知部401〜404、及び、抽選部420の機能は前記第一実施形態に係る遊技システムS1で説明した報知部、及び抽選部の機能と略同一であるため、その説明を省略する。
つまり、遊技システムS4における、各遊技機P41〜P44は、遊技球が入賞可能な始動口と、遊技球の前記始動口への入賞を契機に遊技データを抽選により取得する遊技データ抽選手段と、特別図柄を変動表示する特別図柄変動表示手段と、前記特別図柄変動表示手段により特別図柄が変動表示されているときに遊技球が前記始動口を通過した個数を記憶して、前記始動口の通過を契機とする特別図柄の変動表示の権利を保留する変動表示保留手段と、前記変動表示保留手段に前記特別図柄の変動表示の権利が保留されたときに、当該遊技球の通過を契機とする特別図柄の変動表示の開始前に、当該遊技球の通過を契機として前記遊技データ抽選手段により取得された前記遊技データが特定結果であるか否かを判定する事前判定手段と、を備えている。
また、各遊技機P41〜P44は、前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に遊技者に対して所定の予告報知を行う報知部と、前記報知部で前記予告報知が開始された場合に当該予告報知を継続するか否かを抽選する抽選部とを備えている。
そして、各遊技機P41〜P44は、一のパチンコ遊技機の前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に、前記一のパチンコ遊技機及び他のパチンコ遊技機に対応する報知部で前記予告報知を開始し、前記一のパチンコ遊技機に対応する報知部が当該一のパチンコ遊技機で前記特定結果が報知されるまで前記予告報知を継続する。
さらに、前記抽選部が前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部の前記予告報知を継続するか否かを抽選し、当該抽選結果が継続の場合は前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部が前記予告報知を継続し、非継続の場合は前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部が前記一のパチンコ遊技機で前記特定結果が報知される前に前記予告報知を停止するのである。
本実施形態においても上記の如く構成することにより、遊技者に与える興趣性を向上させることができる。具体的には、一斉に予告報知がなされた遊技者に対して、遊技を進めるうちに順に予告報知を解除していくことにより、予告報知が継続している遊技者に対して、恰もサバイバルに成功したように感じさせることができるのである。即ち、遊技システムS4における、各遊技機P41〜P44において一斉に予告報知がなされた後、遊技者に対して、自らが遊技する遊技機1における予告報知が継続するか、又は予告報知が解除されてしまうかに強い関心を抱かせることができるため、遊技者に新たな面白みを与えることが可能となるのである。
1:遊技機,4:遊技盤,7:遊技領域,29:始動口

Claims (2)

  1. 遊技球が入賞可能な始動口と、遊技球の前記始動口への入賞を契機に遊技データを抽選により取得する遊技データ抽選手段と、特別図柄を変動表示する特別図柄変動表示手段と、前記特別図柄変動表示手段により特別図柄が変動表示されているときに遊技球が前記始動口を通過した個数を記憶して、前記始動口の通過を契機とする特別図柄の変動表示の権利を保留する変動表示保留手段と、前記変動表示保留手段に前記特別図柄の変動表示の権利が保留されたときに、当該遊技球の通過を契機とする特別図柄の変動表示の開始前に、当該遊技球の通過を契機として前記遊技データ抽選手段により取得された前記遊技データが特定結果であるか否かを判定する事前判定手段と、を備えた、複数のパチンコ遊技機と、
    前記複数のパチンコ遊技機に対応して設けられ、前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に遊技者に対して所定の予告報知を行う複数の報知部と、
    前記複数の報知部で前記予告報知が開始された場合に当該予告報知を継続するか否かを抽選する抽選部とを備え、
    一のパチンコ遊技機の前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に、前記一のパチンコ遊技機及び他のパチンコ遊技機に対応する報知部で前記予告報知を開始し、前記一のパチンコ遊技機に対応する報知部が当該一のパチンコ遊技機で前記特定結果が報知されるまで前記予告報知を継続する一方、前記抽選部が前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部の前記予告報知を継続するか否かを抽選し、当該抽選結果が継続の場合は前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部が前記予告報知を継続し、非継続の場合は前記他のパチンコ遊技機に対応する報知部が前記一のパチンコ遊技機で前記特定結果が報知される前に前記予告報知を停止することを特徴とする遊技システム。
  2. 遊技球が入賞可能な始動口と、遊技球の前記始動口への入賞を契機に遊技データを抽選により取得する遊技データ抽選手段と、特別図柄を変動表示する特別図柄変動表示手段と、前記特別図柄変動表示手段により特別図柄が変動表示されているときに遊技球が前記始動口を通過した個数を記憶して、前記始動口の通過を契機とする特別図柄の変動表示の権利を保留する変動表示保留手段と、前記変動表示保留手段に前記特別図柄の変動表示の権利が保留されたときに、当該遊技球の通過を契機とする特別図柄の変動表示の開始前に、当該遊技球の通過を契機として前記遊技データ抽選手段により取得された前記遊技データが特定結果であるか否かを判定する事前判定手段を備えた、パチンコ遊技機であって、
    前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に遊技者に対して所定の予告報知を行う報知部と、
    前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に他のパチンコ遊技機に対して前記予告報知の開始を指示する指示信号を送信すると共に、前記他のパチンコ遊技機の前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合に他のパチンコ遊技機から前記予告報知の開始を指示する指示信号を受信する通信部と、
    前記報知部で前記予告報知が開始された場合に当該予告報知を継続するか否かを抽選する抽選部とを備え、
    前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合には、前記通信部によって他のパチンコ遊技機に前記指示信号を送信すると共に、前記報知部によって前記予告報知を開始し、当該予告報知を前記特定結果が報知されるまで継続し、
    前記他のパチンコ遊技機の前記事前判定手段によって特定結果の遊技データが判定された場合には、前記他のパチンコ遊技機から受信した前記指示信号に基づいて前記報知部による前記予告報知を開始すると共に、前記抽選部によって前記報知部の前記予告報知を継続するか否かを抽選し、当該抽選結果が継続の場合は前記予告報知を継続し、非継続の場合は前記他のパチンコ遊技機で前記特定結果が報知される前に前記予告報知を停止することを特徴とするパチンコ遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017099682A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 ハイライツ・エンタテインメント株式会社 遊技用装置
JP2017099683A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 ハイライツ・エンタテインメント株式会社 遊技機

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