JP2014178945A - 制御装置、制御方法及びプログラム、並びに端末装置 - Google Patents

制御装置、制御方法及びプログラム、並びに端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の利用者が同一のタッチパネルに対して操作を行う場合にも、操作者の負担を減らしつつ、一の利用者の操作を適切に認識する。
【解決手段】過去タッチ操作判定部142は、タッチパネル110へのタッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以前に検出された過去タッチ操作のうち、所定の条件を満たす過去タッチ操作があるか否かを判定する。また、コンテンツ処理部143は、過去タッチ操作判定部142が、条件を満たす過去タッチ操作があると判定した場合に、タッチパネル110の当該過去タッチ操作の座標に表示されたコンテンツに対応する所定の処理を行う。過去タッチ操作判定部142が判定に用いる条件は、過去タッチ操作が検出された時刻とタッチ操作が検出された時刻との差の時間が所定時間以内であることと、タッチパネル110における過去タッチ操作の座標とタッチ操作の座標との距離が所定距離以内であることを含むものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルを備える端末装置、並びに当該端末装置を制御する制御装置、制御方法及びプログラムに関する。
タッチパネルを備える端末装置が普及しており、タッチパネルに対する操作に応じて所定の処理を実行するための技術が研究されている。特許文献1には、タッチパネル上の2点が略同時にタッチされた場合において、当該2点が所定の範囲にあるときに、当該タッチがダブルタッチ操作であると判定し、ダブルタッチ点の座標に基づく位置にメニューを表示させる技術が開示されている。また、特許文献2には、タッチパネルを介して文字入力を行う場合において、1回目のタップと2回目のタップが同一認識範囲内にないときに、メニューを表示させる技術が開示されている。
なお、本明細書において「タッチ操作」とは、「接触」及び「押圧」のことであって、特にタッチパネルが静電容量式タッチパネルである場合、静電容量が所定の検出閾値を超える程度の「近接」をも含むものである。また、本明細書において「タップ操作」とは、タッチ操作から当該タッチ操作をリリースするまでの時間が所定時間以内である場合の「タッチ操作」をいう。また、「リリース」とは、「タッチ操作」を解除することであり、静電容量が所定の検出閾値以下になるまでタッチパネルから離間することを含むものである。
特開2003−330614号公報 特開2012−238344号公報
ところで、タッチパネルの技術の向上により、近年では大型のタッチパネルを安価に製造することができるようになった。これに伴い、タッチパネルは、個人用の端末装置に限られず、複数人が同時に使用する大型の端末装置にも搭載することができるようになった。このように、複数人が使用し得るタッチパネルにおいて、操作者の負担を減らすことを目的として特許文献1に開示された技術によりダブルタッチの判定を行うと、ある利用者がダブルタッチ操作を行ったときに、偶然に他の利用者がタッチ操作を行った場合に、ダブルタッチ操作を検出することができないという問題がある。なお、特許文献1によれば、3以上のタッチを検知した場合には、検出を無効にするとの記載がある。
また、複数人が使用しうるタッチパネルにおいて、操作者の負担を減らすことを目的として特許文献2に開示された技術を用いた場合、ある利用者がタッチ操作をしているときに、他の利用者が離れた位置でタッチ操作を行ったときに、他の利用者が操作したい内容と関係の無いメニュー画面が表示されるという問題がある。
本発明の目的は、複数の利用者が同一のタッチパネルに対して操作を行う場合にも、操作者の負担を減らしつつ、一の利用者の操作を適切に認識する制御装置、制御方法及びプログラム、並びに端末装置を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、タッチパネルへのタッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以前に検出された過去タッチ操作のうち、所定の条件を満たす過去タッチ操作があるか否かを判定する過去タッチ操作判定部と、前記過去タッチ操作判定部が、前記条件を満たす過去タッチ操作があると判定した場合に、前記タッチパネルの当該過去タッチ操作の座標に表示されたコンテンツに対応する所定の処理を行うコンテンツ処理部とを備え、前記条件は、当該過去タッチ操作が検出された時刻と前記タッチ操作が検出された時刻との差の時間が所定時間以内であること、前記タッチパネルにおける当該過去タッチ操作の座標と前記タッチ操作の座標との距離が所定距離以内であること、を含むことを特徴とする制御装置である。
また、本発明は、タッチパネルを備える端末装置の制御方法であって、過去タッチ操作判定部が、タッチパネルへのタッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以前に検出された過去タッチ操作のうち、所定の条件を満たす過去タッチ操作があるか否かを判定するステップと、コンテンツ処理部が、前記過去タッチ操作判定部が前記条件を満たす過去タッチ操作があると判定した場合に、前記タッチパネルの当該過去タッチ操作の座標に表示されたコンテンツに対応する所定の処理を行うステップとを有し、前記条件は、当該過去タッチ操作が検出された時刻と前記タッチ操作が検出された時刻との差の時間が所定時間以内であること、前記タッチパネルにおける当該過去タッチ操作の座標と前記タッチ操作の座標との距離が所定距離以内であること、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、タッチパネルを備える端末装置のコンピュータを、タッチパネルへのタッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以前に検出された過去タッチ操作のうち、所定の条件を満たす過去タッチ操作があるか否かを判定する過去タッチ操作判定部、前記過去タッチ操作判定部が前記条件を満たす過去タッチ操作があると判定した場合に、前記タッチパネルの当該過去タッチ操作の座標に表示されたコンテンツに対応する所定の処理を行うコンテンツ処理部として機能させ、前記条件は、当該過去タッチ操作が検出された時刻と前記タッチ操作が検出された時刻との差の時間が所定時間以内であること、前記タッチパネルにおける当該過去タッチ操作の座標と前記タッチ操作の座標との距離が所定距離以内であること、を含むことを特徴とするプログラムである。
また、本発明は、タッチパネルと、前記タッチパネルへのタッチ操作を検出するタッチ操作検出部と、前記タッチ操作検出部が前記タッチパネルへのタッチ操作を検出した場合に、前記タッチ操作検出部が当該タッチ操作以前に検出した過去タッチ操作のうち、所定の条件を満たす過去タッチ操作があるか否かを判定する過去タッチ操作判定部と、前記過去タッチ操作判定部が、前記条件を満たす過去タッチ操作があると判定した場合に、前記タッチパネルの当該過去タッチ操作の座標に表示されたコンテンツに対応する所定の処理を行うコンテンツ処理部とを備え、前記条件は、当該過去タッチ操作が検出された時刻と前記タッチ操作が検出された時刻との差の時間が所定時間以内であること、前記タッチパネルにおける当該過去タッチ操作の座標と前記タッチ操作の座標との距離が所定距離以内であること、を含むことを特徴とする端末装置である。
本発明によれば、複数の利用者が同一のタッチパネルに対して操作を行う場合にも、一の利用者の操作を適切に認識することができる。
本発明の第1の実施形態に係る端末装置の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る入力制御プログラムの効果の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る端末装置の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る制御装置の基本構成を示す概略ブロック図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
《第1の実施形態》
図1は、本発明の第1の実施形態に係る端末装置100の構成を示す概略ブロック図である。
第1の実施形態に係る端末装置100は、タッチパネル110、主記憶装置120、補助記憶装置130、CPU140(Central Processing Unit:制御装置)を備える。
タッチパネル110は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスの表面に、マルチタッチを検出可能なタッチパッド(例えば、静電容量式タッチパッド)を設けた入出力デバイスである。
主記憶装置120は、CPU140が実行しているプログラム及び当該プログラムに用いるデータを記憶する揮発性メモリである。
補助記憶装置130は、CPU140により実行可能なプログラムやデータを記憶する不揮発性メモリである。補助記憶装置130は、タッチパネル110による入力を制御する入力制御プログラムを記憶している。補助記憶装置130としては、例えばSSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)を用いることができる。
CPU140は、補助記憶装置130が記憶するプログラムを主記憶装置120に展開することで計算を行う。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る入力制御プログラムの効果の例を示す図である。
なお、補助記憶装置130が記憶する入力制御プログラムは、図2(A)に示すようにタッチパネル110に対してタッチ操作T1をした後、図2(B)に示すように当該タッチ操作のリリース前にタップ操作T2を行い、タッチ操作T1とタップ操作T2のリリースが略同時になされたときに、図2(C)に示すように、タッチパネル110にコンテンツC1に係るメニューウインドウMを表示させるものである。
例えば、コンテンツC1が画像コンテンツである場合、タッチ操作T1により操作対象を選択し、タップ操作T2を行うことにより、タップ操作T2の座標にメニューウインドウMが表示される。メニューウインドウMには、書き込み機能への切り替えボタンや、画像のコピーボタンなどが機能ごとに表示されており、これらのボタンにタッチ操作を行うことで、目的の機能が実行される。
なお、タッチ操作T1からタップ操作T2までの間におけるタップ操作T2から離間した座標に対するタップ操作T3、T4の有無に関わらず、メニューウインドウMが表示される。ここで、タッチ操作T1の例としては例えば右手の人差し指でのタッチ操作が挙げられ、タップ操作T2の例としては例えば右手の中指でのタップ操作が挙げられる。
CPU140は、補助記憶装置130が記憶する入力制御プログラムを実行することで、タッチ操作検出部141、過去タッチ操作判定部142、コンテンツ処理部143を備え、主記憶装置120にタッチ操作履歴記憶部121の領域を確保する。
タッチ操作検出部141は、利用者によるタッチパネル110へのタッチ操作及び当該タッチ操作のリリースを検出する。また、タッチ操作検出部141は、タッチ操作を検出した場合、当該タッチ操作を検出した時刻及びタッチ操作のタッチパネル110上の座標を特定する。また、タッチ操作のリリースを検出した場合、当該リリースを検出した時刻を特定する。そして、タッチ操作検出部141は、検出したタッチ操作の座標、検出時刻、並びにリリース時刻を関連付けてタッチ操作履歴記憶部121に記録する。
過去タッチ操作判定部142は、タッチ操作検出部141が新たなタッチ操作を検出したときに、タッチ操作履歴記憶部121が記憶する過去のタッチ操作(過去タッチ操作)の中から、以下に示す条件を全て満たすタッチ操作があるか否かを判定する。すなわち、過去タッチ操作判定部142は、(1)過去のタッチ操作の検出時刻と新たなタッチ操作の検出時刻との差の時間が所定範囲内(Δt以上Δt以下)であること、(2)過去のタッチ操作の座標と新たなタッチ操作の座標との距離が所定距離Δd以内であること、(3)新たなタッチ操作の前にリリースされていないこと、(4)過去のタッチ操作のリリース時刻と新たなタッチ操作のリリース時刻との差の時間が所定時間Δt以内であること、(5)新たなタッチ操作の座標と過去タッチ操作の座標とに同一のコンテンツが表示されていること、を全て満たす過去タッチ操作の有無を判定する。
コンテンツ処理部143は、補助記憶装置130が記憶するアプリケーションプログラムを実行して所定のコンテンツをタッチパネル110に表示させる。また、コンテンツ処理部143は、過去タッチ操作判定部142が、上記条件を満たす過去タッチ操作があると判定した場合に、当該過去タッチ操作の座標に表示されたコンテンツのメニューウインドウを表示させる(所定の処理)。他方、コンテンツ処理部143は、過去タッチ操作判定部142が、上記条件を満たす過去タッチ操作が無いと判定した場合に、当該タッチ操作に基づく通常の処理を実行する。
次に、本実施形態に係る端末装置100の動作について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る端末装置100の動作を示すフローチャートである。
利用者がタッチパネル110に対してタッチ操作を行うと、タッチ操作検出部141は、当該タッチ操作を検出する(ステップS1)。次に、タッチ操作検出部141は、検出したタッチ操作の座標及び検出時刻をタッチ操作履歴記憶部121に記録する(ステップS2)。
次に、利用者が当該タッチ操作をリリースすると、タッチ操作検出部141は、当該リリースを検出する(ステップS3)。そして、タッチ操作検出部141は、ステップS1で検出したタッチ操作に関連付けて当該タッチ操作のリリース時刻をタッチ操作履歴記憶部121に記録する(ステップS4)。
次に、過去タッチ操作判定部142は、タッチ操作履歴記憶部121が記憶する過去タッチ操作の中から、ステップS1で検出したタッチ操作の座標に表示されたコンテンツと同じコンテンツに対してされた過去タッチ操作があるか否かを判定する(ステップS5)。過去タッチ操作判定部142は、同じコンテンツにされた過去タッチ操作があると判定した場合に(ステップS5:YES)、該当する過去タッチ操作を抽出する(ステップS6)。
次に、過去タッチ操作判定部142は、抽出した過去タッチ操作の中に、以下に示すステップS9〜ステップS12の判定処理を実行していないものがあるか否かを判定する(ステップS7)。過去タッチ操作判定部142は、判定処理を実行していない過去タッチ情報があると判定した場合(ステップS7:YES)、判定処理を実行していない過去タッチ情報のうち、ステップS1で検出したタッチ操作の座標から近いものを1つ選択する(ステップS8)。
まず、過去タッチ操作判定部142は、ステップS8で選択した過去タッチ操作の座標とステップS1で検出したタッチ操作の座標との間の距離が所定距離Δd以下であるか否かを判定する(ステップS9)。これは、2人の異なる操作者によるタッチ操作の間の距離が極端に近くなることがまれであることから、異なる操作者によるタッチ操作と誤判定することを防ぐために設けられたステップである。
過去タッチ操作判定部142は、選択した過去タッチ操作の座標とステップS1で検出したタッチ操作の座標との距離が所定距離Δd以下である場合に(ステップS9:YES)、当該過去タッチ操作の検出時刻とステップS1で検出したタッチ操作の検出時刻との差の時間が所定時間Δt(例えば、100ミリ秒)以上であるか否かを判定する(ステップS10)。これは、ピンチイン・ピンチアウトなどのマルチフィンガーアクションに該当するタッチ操作と、メニューウインドウの表示のための操作とを誤認識することを排除するために設けられたステップである。
過去タッチ操作判定部142は、選択した過去タッチ操作とステップS1で検出したタッチ操作との検出時刻との差の時間が所定時間Δt以上であると判定した場合に(ステップS10:YES)、選択した過去タッチ操作の検出時刻とステップS1で検出したタッチ操作の検出時刻との差の時間が所定時間Δt(例えば、2秒)以下であるか否かを判定する(ステップS11)。これは、一連の操作のタイムアウトの判定のために設けられたステップである。
過去タッチ操作判定部142は、選択した過去タッチ操作とステップS1で検出したタッチ操作との検出時刻との差の時間が所定時間Δt以下であると判定した場合に(ステップS11:YES)、選択した過去タッチ操作のリリース時刻がステップS1で検出したタッチ操作の検出時刻より後であるか否かを判定する(ステップS12)。これも、他の操作との誤認識を防止するために設けられたステップである。
過去タッチ操作判定部142は、選択した過去タッチ操作のリリース時刻がステップS1で検出したタッチ操作の検出時刻より後である場合(ステップS12:YES)、選択した過去タッチ操作のリリース時刻とステップS1で検出したタッチ操作のリリース時刻との差の時間が所定時間Δt(例えば、100ミリ秒)以下であるか否かを判定する(ステップS13)。つまり、過去タッチ操作判定部142は、2つのタッチ操作が略同時にリリースされたか否かを判定する。これも、他の操作との誤認識を防止するために設けられたステップである。
過去タッチ操作判定部142は、2つのタッチ操作のリリース時刻の差の時間が所定時間Δt以下であると判定した場合(ステップS13:YES)、上記条件を満たすものとして当該過去タッチ操作を特定する。
他方、2つのタッチ操作の座標間の距離が所定距離Δdより大きいと判定した場合(ステップS9:NO)、2つのタッチ操作の検出時刻の差の時間が所定時間Δtより大きいと判定した場合(ステップS11:NO)、過去タッチ操作のリリース時刻がタッチ操作の検出時刻より後でない場合(ステップS12:NO)、または2つのタッチ操作のリリース時刻の差の時間が所定時間Δtより大きい場合(ステップS13:NO)、ステップS7に戻り、次の過去タッチ操作を選択する。
なお、2つのタッチ操作の検出時刻との差の時間が所定時間Δt未満であると判定した場合(ステップS10:NO)、コンテンツ処理部143は、ステップS1で検出したタッチ操作及び当該過去タッチ操作に基づいてマルチフィンガーアクションに係る通常の処理を実行する(ステップS14)。
他方、ステップS13において過去タッチ操作判定部142が、条件を満たす過去タッチ操作を特定すると、コンテンツ処理部143は、ステップS1で検出されたタッチ操作がタップ操作であるか否かを判定する(ステップS15)。具体的には、ステップS1で検出されたタッチ操作の検出時刻とリリース時刻との差の時間が所定の閾値Δt(例えば、100ミリ秒)以下であるか否かを判定する。過去タッチ操作判定部142は、ステップS1で検出されたタッチ操作がタップ操作であると判定した場合(ステップS15:YES)、過去タッチ操作判定部142が特定した過去タッチ操作の座標に表示されているコンテンツについてのメニューウインドウを、タッチパネル110に表示させる(ステップS16)。
他方、ステップS5において、過去タッチ操作判定部142が、ステップS1で検出したタッチ操作の座標に表示されたコンテンツと同じコンテンツに対してされた過去タッチ操作がないと判定した場合(ステップS5:NO)、またはステップS7において、過去タッチ操作判定部142が、判定処理を実行していない過去タッチ情報がないと判定した場合(ステップS7:NO)、コンテンツ処理部143は、ステップS1で検出されたタッチ操作に基づいて通常の処理を実行する(ステップS17)。
このように、本実施形態によれば、あるタッチ操作を検出したときに、複数の過去タッチ操作の中から条件を満たすものがあるか否かを判定する。これにより、CPU140は、複数人が同時にタッチパネル110を操作する場合にも、2つのタッチ操作の組み合わせに基づいて所定の処理を実行することができる。
《第2の実施形態》
第1の実施形態では、入力制御プログラムが、タッチ操作のリリース前にタップ操作を行い、タッチ操作とタップ操作のリリースが略同時になされたときに、CPU140にアプリケーションプログラムのメニューウインドウを表示させるものである場合について説明した。これに対し、第2の実施形態に係る入力制御プログラムは、2回のタップ操作が所定の時間以内になされたときに、CPU140にアプリケーションプログラムのメニューウインドウを表示させるものである。
つまり、第2の実施形態に係る過去タッチ操作判定部142は、タッチ操作検出部141が新たなタッチ操作を検出したときに、タッチ操作履歴記憶部121が記憶する過去タッチ操作の中から、以下に示す条件を全て満たすタッチ操作があるか否かを判定する。すなわち、過去タッチ操作判定部142は、(1)過去タッチ操作の検出時刻と新たなタッチ操作の検出時刻との差の時間が所定範囲内(Δt以上Δt以下)であること、(2)過去タッチ操作の座標と新たなタッチ操作の座標との距離が所定距離Δd以内であること、(3)過去のタッチ操作がタップ操作であること、(4)新たなタッチ操作の座標と過去タッチ操作の座標とに同一のコンテンツが表示されていること、を全て満たす過去タッチ操作の有無を判定する。
以上、図面を参照してこの発明のいくつかの実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、過去タッチ操作判定部142が判定する条件の2つの例について説明したが、これらに限られない。例えば、少なくとも、過去タッチ操作の検出時刻と新たなタッチ操作の検出時刻との差の時間がΔt以下であることと、過去タッチ操作の座標と新たなタッチ操作の座標との距離がΔd以内であることを満たす条件であればその他の条件であっても良い。なお、誤認識を防止するという観点からは、上記条件は多いほど好ましい。
また、上述した実施形態では、メニューウインドウを表示させるために、タッチ操作の後にタップ操作を行う場合と、2回のタップ操作を行う場合とを説明したが、これに限られない。例えば2回目のタッチ操作がタップ操作でなく所定時間タッチが継続された場合にメニューウインドウを表示するようにしても良い。
また、上述した実施形態では、2つのタッチ操作の組み合わせによりコンテンツ処理部143がメニューウインドウを表示させる場合について説明したが、これに限られない。例えば、コンテンツ処理部143は、タップ操作の座標に表示されたコンテンツを削除する処理や、当該コンテンツのカットアンドペーストの処理など、タップ操作の座標に表示されたコンテンツに対応する所定の処理であれば、他の処理を実行しても良い。
《基本構成》
図4は、本発明に係る制御装置の基本構成を示す概略ブロック図である。
上述した実施形態では、本発明に係る制御装置を備える端末装置100の例として図1に示す構成について説明したが、本発明による制御装置の基本構成は、図4に示すとおりである。
すなわち、本発明による制御装置は、過去タッチ操作判定部142、及びコンテンツ処理部143を基本構成とする。
過去タッチ操作判定部142は、タッチパネル110へのタッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以前に検出された過去タッチ操作のうち、所定の条件を満たす過去タッチ操作があるか否かを判定する。また、コンテンツ処理部143は、過去タッチ操作判定部142が、条件を満たす過去タッチ操作があると判定した場合に、タッチパネル110の当該過去タッチ操作の座標に表示されたコンテンツに対応する所定の処理を行う。なお、過去タッチ操作判定部142が判定に用いる条件は、過去タッチ操作が検出された時刻とタッチ操作が検出された時刻との差の時間が所定時間以内であることと、タッチパネル110における過去タッチ操作の座標とタッチ操作の座標との距離が所定距離以内であることを含むものである。
これにより、複数の利用者がタッチパネル110に対して操作を行う場合にも、一の利用者の操作を適切に認識することができる。
なお、上述した実施形態では、上述した各処理部の動作は、入力制御プログラムとして補助記憶装置130に記憶されている場合について説明したが、これに限られない。例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等、その他のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されていても良い。また、この入力制御プログラムを通信回線によって端末装置100に配信し、この配信を受けた端末装置100のCPU140が当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能を補助記憶装置130にすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
100…端末装置 110…タッチパネル 120…主記憶装置 121…タッチ操作履歴記憶部 130…補助記憶装置 140…CPU 141…タッチ操作検出部 142…過去タッチ操作判定部 143…コンテンツ処理部

Claims (9)

  1. タッチパネルへのタッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以前に検出された過去タッチ操作のうち、所定の条件を満たす過去タッチ操作があるか否かを判定する過去タッチ操作判定部と、
    前記過去タッチ操作判定部が、前記条件を満たす過去タッチ操作があると判定した場合に、前記タッチパネルの当該過去タッチ操作の座標に表示されたコンテンツに対応する所定の処理を行うコンテンツ処理部と
    を備え、
    前記条件は、
    当該過去タッチ操作が検出された時刻と前記タッチ操作が検出された時刻との差の時間が所定時間以内であること、
    前記タッチパネルにおける当該過去タッチ操作の座標と前記タッチ操作の座標との距離が所定距離以内であること、
    を含むことを特徴とする制御装置。
  2. 前記条件は、
    前記タッチ操作が検出された時刻に前記過去タッチ操作がリリースされていないこと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記条件は、
    前記タッチ操作がリリースされた時刻と当該過去タッチ操作がリリースされた時刻との差の時間が所定時間以内であること
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記条件は、
    前記過去タッチ操作が検出された時刻と前記タッチ操作が検出された時刻との差の時間が所定時間以上であること
    を含むことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の制御装置。
  5. 前記コンテンツ処理部は、前記タッチ操作が検出されてから当該タッチ操作がリリースされるまでの時間が所定時間以内である場合に、前記所定の処理を行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の制御装置。
  6. タッチパネルを備える端末装置の制御方法であって、
    過去タッチ操作判定部が、タッチパネルへのタッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以前に検出された過去タッチ操作のうち、所定の条件を満たす過去タッチ操作があるか否かを判定するステップと、
    コンテンツ処理部が、前記過去タッチ操作判定部が前記条件を満たす過去タッチ操作があると判定した場合に、前記タッチパネルの当該過去タッチ操作の座標に表示されたコンテンツに対応する所定の処理を行うステップと
    を有し、
    前記条件は、
    当該過去タッチ操作が検出された時刻と前記タッチ操作が検出された時刻との差の時間が所定時間以内であること、
    前記タッチパネルにおける当該過去タッチ操作の座標と前記タッチ操作の座標との距離が所定距離以内であること、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  7. タッチパネルを備える端末装置のコンピュータを、
    タッチパネルへのタッチ操作が検出された場合に、当該タッチ操作以前に検出された過去タッチ操作のうち、所定の条件を満たす過去タッチ操作があるか否かを判定する過去タッチ操作判定部、
    前記過去タッチ操作判定部が前記条件を満たす過去タッチ操作があると判定した場合に、前記タッチパネルの当該過去タッチ操作の座標に表示されたコンテンツに対応する所定の処理を行うコンテンツ処理部
    として機能させ、
    前記条件は、
    当該過去タッチ操作が検出された時刻と前記タッチ操作が検出された時刻との差の時間が所定時間以内であること、
    前記タッチパネルにおける当該過去タッチ操作の座標と前記タッチ操作の座標との距離が所定距離以内であること、
    を含むことを特徴とするプログラム。
  8. タッチパネルと、
    前記タッチパネルへのタッチ操作を検出するタッチ操作検出部と、
    前記タッチ操作検出部が前記タッチパネルへのタッチ操作を検出した場合に、前記タッチ操作検出部が当該タッチ操作以前に検出した過去タッチ操作のうち、所定の条件を満たす過去タッチ操作があるか否かを判定する過去タッチ操作判定部と、
    前記過去タッチ操作判定部が、前記条件を満たす過去タッチ操作があると判定した場合に、前記タッチパネルの当該過去タッチ操作の座標に表示されたコンテンツに対応する所定の処理を行うコンテンツ処理部と
    を備え、
    前記条件は、
    当該過去タッチ操作が検出された時刻と前記タッチ操作が検出された時刻との差の時間が所定時間以内であること、
    前記タッチパネルにおける当該過去タッチ操作の座標と前記タッチ操作の座標との距離が所定距離以内であること、
    を含むことを特徴とする端末装置。
  9. 前記条件は、
    前記タッチ操作が検出された時刻に前記過去タッチ操作がリリースされていないこと
    を含むことを特徴とする請求項8に記載の端末装置。
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