JP2014178658A - Lubricant application device and image forming apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、潤滑剤塗布装置と、当該潤滑剤塗布装置を備えたプロセスユニット及び画像形成装置に関する。 The present invention relates to a lubricant application device, a process unit including the lubricant application device, and an image forming apparatus.
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置において、ステアリン酸亜鉛等の固形潤滑剤を潤滑剤塗布ローラによって感光体ドラムや中間転写ベルト等に塗布し、これらの保護、低摩擦係数化、クリーニング性や転写性の向上、及び長寿命化などを図ることが行われている。例えば、感光体ドラムの表面に固形潤滑剤を塗布する塗布装置として、感光体と固形潤滑剤に当接した塗布ローラを使用した、特許文献1(特開2012−27135号公報)や特許文献2(特許第3406099号公報)の潤滑剤塗布装置が知られている。
In image forming apparatuses such as copiers, printers, facsimiles, and composite machines thereof, a solid lubricant such as zinc stearate is applied to a photosensitive drum, an intermediate transfer belt, and the like by a lubricant application roller to protect and reduce this. It has been attempted to increase the friction coefficient, improve the cleaning property and transfer property, and extend the life. For example, Patent Document 1 (Japanese Patent Application Laid-Open No. 2012-27135) and
図19Aは特許文献1(特開2012−27135号公報)の潤滑剤塗布装置を備えたプロセスユニットの部分断面を示している。感光体ドラム2の外周に、帯電ローラ45、帯電クリーニングローラ46、クリーニングブレード50、廃トナー回収コイル51、塗布ローラ52、潤滑剤53、アーム部材54、加圧バネ55等が配設されている。クリーニングブレード50で感光体ドラム2上の残留トナーを除去し、除去されたトナーを図示しない廃トナーボトルに廃トナー回収コイル51で搬送するようにしている。
FIG. 19A shows a partial cross section of a process unit provided with a lubricant application device of Patent Document 1 (Japanese Patent Laid-Open No. 2012-27135). A
潤滑剤53は図19Bのように塗布ローラ52のほぼ全幅にわたって設けられ、表側(上側)が塗布ローラ52と接触し、裏側(下側)が両面粘着テープや接着剤等によって潤滑剤保持部材56を介してアーム部材54に固定されている。
The
固形潤滑剤53が消耗して無くなったまま感光体ドラム2を回転させると、感光体ドラム2が傷付きやすくなり、転写性等も悪化する。そこで、特許文献2(特許第3406099号公報)の潤滑剤塗布装置では、固形潤滑剤がなくなったことを表示する表示手段を備えている。図20A〜図20Cは特許文献2(特許第3406099号公報)の潤滑剤塗布装置を示したものである。クリーニングブレード50の下流側に潤滑剤塗布装置が配設されている。この潤滑剤塗布装置では、潤滑剤63の後端部が回動可能な保持部材64によって支持され、潤滑剤63の下面が塗布ローラ52に当接している。
If the
保持部材64から上方に延びた操作部64aに、検知手段としてのプッシュスイッチ65のスイッチボタン65aが当接している。そして潤滑剤63がなくなると図20Bのように保持部材64が自重で時計方向に回動し、保持部材64の操作部64aがスイッチボタン65aから離れる。これによりプッシュスイッチ65が作動し、当該プッシュスイッチ65からの信号が画像形成装置本体のCPUを介して表示手段66に送られる。当該表示手段66では、その表示窓66aに、固形潤滑剤27がなくなったのでユーザーに「交換」を促す文字を表示される。同時に、感光体ドラム2の駆動が停止される。なお、図20Cはコンパクト化のために塗布ローラ52を保持部材64に近付けて配置した場合の後述する課題を説明するためのものである。
A
特許文献1(特開2012−27135号公報)の装置では、感光体ドラム2の半径方向に、潤滑剤53、アーム部材54及び加圧バネ55を直線状に配設し、加圧バネ55の力で潤滑剤53が塗布ローラ52に強制的に押し付けられている。このため、潤滑剤53、アーム部材54及び加圧バネ55の合計長さ分のスペースが必要となり、装置のコンパクト化が困難であり、レイアウト上の自由度も少ない。また、アーム部材54の重量が加圧バネ55に作用するため加圧バネ55の力が減殺される。
In the apparatus of Patent Document 1 (Japanese Patent Laid-Open No. 2012-27135), a
特許文献2(特許第3406099号公報)の装置は、潤滑剤63の後端部を保持部材64で支持し、潤滑剤63の先端側下面を塗布ローラ52に当接させているため、保持部材64の重量を潤滑剤63に有効に作用させることができない。従って、潤滑剤63の残量が少なくなると塗布ローラ52との当接圧が低下し、潤滑剤使用量が低下する可能性がある。
In the apparatus of Patent Document 2 (Japanese Patent No. 3406999), the rear end portion of the
また、図20Cのようにコンパクト化のために塗布ローラ52を保持部材64に近付けて配置すると、潤滑剤53が経時で消耗した場合に保持部材64の先端が塗布ローラ52に接触する(点線の円で囲んだ部分)。そうすると保持部材64がそれ以上動かなくなるので、プッシュスイッチ65による検知機構が働かなくなる。一方、潤滑剤53が塗布ローラ52側に下降することができなくなるので、潤滑剤53が塗布ローラ30に塗布されなくなる。
If the
本発明の目的は、潤滑剤を保持する部材の重量を塗布ローラとの当接圧として有効利用することで潤滑剤の塗布性能の安定化を図ると共に装置のコンパクト化を図ることにある。 An object of the present invention is to stabilize the application performance of the lubricant and to make the apparatus compact by effectively utilizing the weight of the member holding the lubricant as the contact pressure with the application roller.
前記課題を解決するため、本発明の潤滑剤塗布装置は、塗布対象物の表面に回転接触して固形潤滑剤を塗布する塗布ローラと、前記塗布ローラの上部に接触状態で配置される固形潤滑剤の上側を覆うようにして先端側に保持すると共に、基端側が前記塗布対象物との間に前記塗布ローラを挟む形で配置された所定の回動支点の回りに回動自在に支持されたアーム部材と、前記固形潤滑剤の消耗により前記回動支点を中心とした前記アーム部材の回転変位を検知する検知手段とを有する。 In order to solve the above-described problems, a lubricant application device according to the present invention includes an application roller that rotates and contacts a surface of an object to be applied to apply a solid lubricant, and a solid lubricant that is disposed in contact with the upper part of the application roller. The top side of the agent is covered so as to cover the top side, and the base end side is supported rotatably around a predetermined rotation fulcrum arranged in such a manner that the application roller is sandwiched between the application target object and the application object. And a detecting means for detecting a rotational displacement of the arm member around the rotation fulcrum as the solid lubricant is consumed.
本発明は、固形潤滑剤をその上側を覆うようにしてアーム部材の先端側で保持するため、固形潤滑剤の重量に加えてアーム部材の重量も塗布ローラとの当接圧として作用させることができる。このため、固形潤滑剤の残量が少なくなった状態でも必要な当接圧を容易に確保することができ、別途加圧手段を配設することなくコンパクトな構成で塗布量の安定化を図ることができる。 In the present invention, the solid lubricant is held at the tip side of the arm member so as to cover the upper side thereof, so that the weight of the arm member in addition to the weight of the solid lubricant can also act as a contact pressure with the application roller. it can. Therefore, the required contact pressure can be easily ensured even when the remaining amount of the solid lubricant is low, and the application amount is stabilized with a compact configuration without providing a separate pressurizing means. be able to.
以下、添付の図面に基づき、本発明の給紙装置の実施形態について説明する。なお、この実施形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。 Hereinafter, an embodiment of a paper feeding device of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. In each drawing for explaining this embodiment, constituent elements such as members and components having the same function or shape are given the same reference numerals as much as possible to distinguish them, and then the explanation will be given. Is omitted.
(画像形成装置) (Image forming device)
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の概略構成図である。図1に示す画像形成装置は、画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkを備えている。各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an image forming apparatus according to an embodiment of the present invention. The image forming apparatus shown in FIG. 1 includes four
具体的には、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、像担持体としての感光体ドラム2と、当該感光体ドラム2の表面を帯電する帯電装置3を有する。また、感光体ドラム2上にトナー画像を形成する現像装置4と、感光体ドラム2の表面を清掃するクリーニング装置5を有する。さらに、感光体ドラム2の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置6を備えている。また、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、画像形成装置本体10に対して一体的に着脱可能に構成されている。
Specifically, each of the
なお、この装置で使用するトナーは、形状が球形で均一化した小粒径の重合トナーを使用するものとする。本発明は感光体表面に良好な潤滑剤塗布層を形成することができるため、クリーニングブレードの挙動安定化によるクリーニング性の向上が図れ、これによりクリーニングブレードをすり抜ける残トナーの割合を大幅に低減することができる。また、形状が球形で均一化した小粒径の重合トナーによる現像特性と転写性の向上で高画質の画像形成ができる。 The toner used in this apparatus is a polymerized toner having a spherical shape and a uniform particle size. According to the present invention, since a good lubricant coating layer can be formed on the surface of the photoreceptor, the cleaning performance can be improved by stabilizing the behavior of the cleaning blade, thereby greatly reducing the ratio of residual toner that passes through the cleaning blade. be able to. In addition, high-quality image formation can be achieved by improving the development characteristics and transferability of the polymer toner having a spherical shape and a uniform small particle size.
画像形成装置本体10の上部には、各色のトナーを充填したトナーボトル7が設けてある。トナーボトル7内の各色トナーは、図示しないトナー移送管を介して対応する現像装置4へ移送されるようになっている。
A
各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの下方には、各感光体ドラム2の表面を露光する露光装置8が配設されている。露光装置8からは、各感光体ドラム2へレーザ光又はLED光が照射されるようになっている。
Under each
各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの上方には、転写装置9が配設されている。転写装置9は、転写体としての無端状のベルトから構成される中間転写ベルト11を有する。中間転写ベルト11は、複数の支持ローラ12,13,14,15によって張架されている。複数の支持ローラ12,13,14,15のうちの1つが駆動ローラとなっており、その駆動ローラが回転することにより、中間転写ベルト11は図の矢印に示す方向に走行するようになっている。
A
4つの感光体ドラム2に対向した位置に、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ16が配設されている。各一次転写ローラ16と各感光体ドラム2とによって中間転写ベルト11を挟み込んだ箇所には、一次転写ニップが形成されている。
Four
また、中間転写ベルト11の図の右側の外周面に、二次転写手段としての二次転写ローラ17が当接している。この二次転写ローラ17とこれに対向する支持ローラ12とによって中間転写ベルト11を挟み込んだ箇所には、二次転写ニップが形成されている。また、中間転写ベルト11の図の左端の外周面には、中間転写ベルト11の表面を清掃するベルトクリーニング装置18が配設されている。
Further, a
画像形成装置本体10の下部には、記録媒体としての記録用紙Pを収容した給紙トレイ19や、給紙トレイ19から記録用紙Pを搬出する給紙ローラ20等が設けてある。また、画像形成装置本体10内には、給紙トレイ19から上方へ記録用紙Pを案内するための搬送経路Rが形成されている。この搬送経路Rにおいて、給紙ローラ20を配設した位置から二次転写ローラ17を配設した位置に至る途中には、記録用紙Pの搬送タイミングを計るための一対のタイミングローラ21が配設されている。
A lower part of the image forming apparatus
また、二次転写ローラ17の配設位置の上方には、記録用紙P上の画像を定着させるための定着装置22を配設している。さらに、定着装置22の上方には、画像形成装置本体10の上面を凹ませて形成したストック部23に記録用紙Pを排出するための一対の排紙ローラ24が配設されている。
A fixing
以下、図1を参照して上記画像形成装置の基本的動作について説明する。作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの感光体ドラム2が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体ドラム2の表面が帯電装置3によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体ドラム2の表面には、露光装置8からレーザ光又はLED光がそれぞれ照射されて、それぞれの感光体ドラム2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体ドラム2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体ドラム2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として現像化(可視画像化)される。
The basic operation of the image forming apparatus will be described below with reference to FIG. When the image forming operation is started, the
中間転写ベルト11を張架する駆動ローラが回転駆動することにより、中間転写ベルト11が図の矢印で示す方向に走行する。また、各一次転写ローラ16に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加される。これにより、各一次転写ローラ16と各感光体ドラム2との間の一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。そして、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの感光体ドラム2に形成された各色のトナー画像が、上記一次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、中間転写ベルト11上に順次重ね合わせて転写される。かくして中間転写ベルト11はその表面にフルカラーのトナー画像を担持する。また、トナー画像の転写を終えた各感光体ドラム2の表面に、潤滑剤塗布装置6によって潤滑剤が塗布され、次いで、クリーニング装置5によって各感光体ドラム2の表面に残留するトナーが除去される。
When the driving roller that stretches the intermediate transfer belt 11 is driven to rotate, the intermediate transfer belt 11 travels in the direction indicated by the arrow in the figure. Further, a constant voltage having a polarity opposite to the charging polarity of the toner or a voltage controlled by a constant current is applied to each
また、作像動作が開始されると、給紙ローラ20が回転を開始し、給紙トレイ19に収容された記録用紙Pが搬送経路Rに送り出される。搬送経路Rに送り出された記録用紙Pは、タイミングローラ21によって一旦停止される。その後、タイミングローラ21の駆動が再開され、記録用紙Pが、上記中間転写ベルト11上のトナー画像とタイミングを合わせて、二次転写ローラ17と中間転写ベルト11との間の二次転写ニップに送られる。
When the image forming operation is started, the
このとき二次転写ローラ17には、中間転写ベルト11上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより二次転写ニップに転写電界が形成されている。そして、記録用紙Pと中間転写ベルト11上のトナー画像とが二次転写ニップに到達した際、二次転写ニップに形成された転写電界によって、中間転写ベルト11上のトナー画像が記録用紙P上に一括して転写される。
At this time, a transfer voltage having a polarity opposite to the toner charging polarity of the toner image on the intermediate transfer belt 11 is applied to the
また、転写後の中間転写ベルト11上に残留するトナーは、ベルトクリーニング装置18によって除去される。トナー画像が転写された記録用紙Pは定着装置22へと搬送され、そこでトナー画像が記録用紙Pに定着される。その後、記録用紙Pは排紙ローラ24によってストック部23へと排出される。
Further, the toner remaining on the intermediate transfer belt 11 after the transfer is removed by the
以上の説明は、記録用紙上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作である。同様の動作は、4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニットを使用して、2色又は3色の画像を形成したりする場合でも可能である。
The above description is an image forming operation when a full-color image is formed on a recording sheet. A similar operation is to form a single color image using any one of the four
(プロセスユニット)
図2は、上記プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの概略構成図である。図2に示すように、感光体ドラム2の下側に帯電装置3、左側に現像装置4、右側に潤滑剤塗布装置6、その下側にクリーニング装置5が配設されている。帯電装置3は、感光体ドラム2に対向して配設された帯電部材としての接触式の帯電ローラ45と、この帯電ローラ45が感光体ドラム2と対向する面と反対側の面に当接するように配置された帯電クリーニングローラ46とによって構成されている。帯電ローラ45は感光体ドラム2に対して接触式とすることでオゾンの発生を抑制することができる。帯電ローラ45は感光体ドラム2に対して微小ギャップをもって対向させてもよく、これにより帯電ローラ45の表面に対して感光体ドラム2からのトナー等の汚れが付着しにくくなり、帯電ローラ45の汚れを抑制してその長寿命化が図ることができる。
(Process unit)
FIG. 2 is a schematic configuration diagram of the
帯電ローラ45は、感光体ドラム2に対して直流電圧に交流電圧を重畳したAC帯電を行う。AC帯電を行うことにより、帯電電流が十分に流れ、微小なギャップ変動に起因する帯電電位のバラツキなどの影響が抑制され、均一な帯電により像担持体帯電電位が安定して高画質な画像が得られる。
The charging
現像装置4は、現像剤を収容した現像ケース40と、この現像ケース40に回転自在に支持され、かつ該現像ケースに形成された開口を通して感光体ドラム2に対向して配置された現像ローラ47を有する。また、その現像ローラ47上の現像剤量を規制する現像ブレード48と、現像ケース40内の現像剤を現像ローラ47に搬送する搬送スクリュー43とを有している。現像剤は、トナーとキャリアを有する二成分現像剤、又は、キャリアを有しない一成分磁性トナーあるいは一成分非磁性トナーを用いることができる。
The developing
潤滑剤塗布装置6は、固形潤滑剤を潤滑剤塗布部材としての塗布ローラ30で掻き取って感光体ドラム2に塗布するものである。潤滑剤塗布装置6は、詳しくは図3A、図3Bに示すように、アーム部材31の先端側に取り付けた固形潤滑剤33を塗布ローラ30の上に自重で当接させている。
The
塗布ローラ30は例えば回転軸の周りに細い繊維を放射状に植毛したブラシローラの形態とすることができる。そして、塗布ローラ30の回転により、固形潤滑剤33から掻き取った潤滑剤の粉を、回転接触する感光体ドラム2の周面に付着させるようにしている。
The
潤滑剤塗布装置6は後述するように、第1実施形態から第14実施形態まで多様な構成が可能である。ここでは、潤滑剤塗布装置6を含むプロセスユニット1の基本動作を説明し、各潤滑剤塗布装置6の詳しい作動については後述することとする。
As will be described later, the
クリーニング装置5は、クリーニングブレード50と廃トナー回収コイル51とを有する。クリーニングブレード50は、感光体ドラム2上の残留トナーを除去する機能と、感光体ドラム2の表面に塗布された潤滑剤層を均一化する展延ブレードの機能を有する。廃トナー回収コイル51は、除去されたトナーを図示していない廃トナーボトルに搬送する。
The
次に、図2を参照して、上記プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの動作について説明する。作像動作が開始されると、感光体ドラム2は図2の時計回りに回転駆動され、このとき帯電電圧を印加された帯電ローラ45によって感光体ドラム2が所定の極性に帯電される。また、帯電ローラ45は、帯電クリーニングローラ46によって清掃される。その後、図示しない露光装置からの露光によって形成された感光体ドラム2上の静電潜像が現像ローラ47との対向位置に移動し、そこで現像ローラ47から静電潜像にトナーが供給される。詳しくは、図2の反時計回り回転する現像ローラ47に担持された現像剤が、現像ブレード48によって所定の厚さに規制された後、現像ローラ47と感光体ドラム2との間の現像領域に運ばれる。ここで現像剤中のトナーが感光体ドラム2上の静電潜像に静電的に移行して、当該静電潜像がトナー画像として可視像化される。そして、感光体ドラム2上のトナー画像は、感光体ドラム2の上部位置に移動し、ここで図示しない中間転写ベルトに転写される。
Next, operations of the
上記トナー画像が転写された後、図2の反時計回りに回転する塗布ローラ30によって、感光体ドラム2の表面に潤滑剤の粉が塗布される。その後、感光体ドラム2の表面に残留するトナーがクリーニングブレード50によって除去され、除去された残留トナーは、廃トナー回収コイル51によって図示しない廃トナーボトルに搬送される。同時に、クリーニングブレード50によって、感光体ドラム2上の潤滑剤の粉が均一な厚みに展延される。
After the toner image is transferred, lubricant powder is applied to the surface of the
次に、潤滑剤塗布装置6の作用について説明する。アーム部材31はそれ自体の重量と固形潤滑剤33の重量により、回動支点32aを中心として図3A、図3Bの反時計方向に回動付勢されている。固形潤滑剤33は常時塗布ローラ30に対して加圧状態で接触している。この状態で塗布ローラ30が図示するように反時計方向、すなわち感光体ドラム2の回転方向に対し順方向(トレーリング方向)に回転すると、塗布ローラ30の植毛で掻き取られた固形潤滑剤33の粉が感光体ドラム2の表面に塗布される。
Next, the operation of the
以上のようにして感光体ドラム2の表面に塗布された潤滑剤は、潤滑剤塗布装置6の下流側に配置されたクリーニングブレード50で均一な厚さに均されて薄層化され、感光体ドラム2の表面の保護層を形成する。
The lubricant applied to the surface of the
このように、感光体ドラム2に潤滑剤を適量供給するとともに、クリーニングブレード50により潤滑剤を薄層化することにより潤滑剤が感光体ドラム2上に保護層を形成する。これにより、帯電ローラ45の汚れ等による異常画像が起こらず、消耗品の交換頻度が少なく、長期に渡って高画質画像を出力可能な画像形成装置を実現することができる。
In this way, an appropriate amount of lubricant is supplied to the
(潤滑剤塗布装置)
次に、潤滑剤塗布装置6の第1実施形態から第14実施形態を順番に説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図3A、図3Bのように、感光体ドラム2の回転中心よりもやや低い位置に塗布ローラ30が配設されている。塗布ローラ30は感光体ドラム2とほぼ同じ幅を有し、感光体ドラム2の回転軸と平行に配設されている。塗布ローラ30は所定の付勢力で感光体ドラム2の周面に接触されている。
(Lubricant application device)
Next, the first to fourteenth embodiments of the
(First embodiment)
In the
塗布ローラ30は、例えば、ナイロン、アクリル等の樹脂にカーボンブラック等の抵抗制御材料を添加して体積抵抗率1×103Ωcm以上かつ1×108Ωcm以下の範囲内に
調整された材料で、ブラシローラの形に形成することができる。
The
塗布ローラ30の上側近傍にアーム部材31が配設されている。このアーム部材31は塗布ローラ30とほぼ同じ幅を有し、先端側は塗布ローラ30の上方まで延びている。この先端側の下面に、紙面に垂直方向に延びた長尺棒状の固形潤滑剤33の上面が固定されている。固形潤滑剤33の下面は、塗布ローラ30の上部に対して常に接触状態を維持するように配置されている。塗布ローラ30及びアーム部材31は、固形潤滑剤33の粉が周囲に飛散しないように、プロセスユニット1と一体のケース32で覆われている。
An
固形潤滑剤33としては、オレイン酸鉛、オレイン酸亜鉛、オレイン酸銅、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸コバルト、ステアリン酸鉄、ステアリン酸銅、ハルミチン酸亜鉛、ハルミチン酸銅、リノレイン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩類を用いることができる。また、固形潤滑剤33は、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等を固形成形体に塗り込んだものを用いることもできる。
Examples of the
固形潤滑剤33は、少なくとも脂肪酸金属塩を含み、特にステアリン酸亜鉛を含むものにすることで、特に像担持体の保護、クリーニング不良低減効果を大きくすることができる。固形潤滑剤33は、少なくとも無機潤滑剤を含み、特に窒化ホウ素を含むのとすることで、特にクリーニングブレードの経時劣化低減効果、帯電ローラの経時劣化低減効果、クリーニング不良低減効果を増大させることができる。固形潤滑剤33は、脂肪酸金属塩と無機潤滑剤の両方を含む潤滑剤とすることで、像担持体と像担持体周辺部品の経時劣化を合わせて改善することができ、像担持体を含む周辺部品の寿命向上に大きな効果が得られる。
The
固形潤滑剤33は一般に柔らかく、それ自体では長手方向の形状を維持するのが困難である。従って、固形潤滑剤33とアーム部材31との間に必要に応じて所定の剛性を有する潤滑剤保持部材を介在させたり、アーム部材31自体の剛性を高め、アーム部材31を潤滑剤保持部材として機能させてもよい。
The
アーム部材31の基端側は感光体ドラム2から離間する方向(図で右側)に延びている。アーム部材31は、側面視で全体として左右方向中間部分が上側に凸状かつ鈍角に屈曲した形をしている。アーム部材31の基端側に斜め上方に突出したブラケット部31aが形成されている。当該ブラケット部31aは、アーム部材31の幅方向両端部に形成され、左右のブラケット部31aに形成された軸穴に、ケース32の幅方向両端壁内面から突出された回動支点32aが回転自在に挿入されている。
The base end side of the
ブラケット部31aの先に、アーム部材31の基端側と垂直な方向に延びた移動接点34が形成されている。一方、ケース32の天井に固定接点35が水平に配設されている。移動接点34と固定接点35が、電気抵抗検知手段36に連結されている。電気抵抗検知手段36は、移動接点34と固定接点35の間の電気抵抗を検知する機能を有する。移動接点34と固定接点35が離間している間は、固形潤滑剤33がまだ使用可能である。移動接点34と固定接点35が接触すると、電気抵抗検知手段36によって、固形潤滑剤33が寿命に近付いていることが検知されるようになっている。要するに、固形潤滑剤33の消耗によるアーム部材31の回転変位が、電気抵抗検知手段36によって検知される構成である。
A moving
固形潤滑剤33を使用可能な間は、図3Aのように移動接点34が固定接点35から離間している。このため、電気抵抗検知手段36は両接点34、35の導通を検知していない。従って、この状態では電気抵抗検知手段36に消費電力が発生せず、装置の省エネ化を図れる。固形潤滑剤33が消耗して図3Bのようにアーム部材31が回動支点32aを中心として反時計方向に回動すると、移動接点34が固定接点35に当接する。これにより、電気抵抗検知手段36が移動接点34と固定接点35の間の導通を検知し、固形潤滑剤33の消耗によってその寿命が近付いてきたことを検知する。そして図示しない画像形成装置の制御装置のCPUが、電気抵抗検知手段36からの当該導通信号に基づいて感光体ドラム2の回転を停止する信号を発生し、感光体ドラム2を停止して作像動作を停止する。また、画像形成装置の操作パネルの液晶表示装置等に、ユーザーによる固形潤滑剤33の交換を促す旨の表示が表示されたり、通信手段によってサービス担当者に固形潤滑剤33の交換時期到来が通知されたりする。
While the
(第2実施形態)
第2実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図4A、図4Bのように、アーム部材31の先端側を下方に加圧(付勢)する加圧手段として加圧バネ37を配設したものである。当該加圧バネ37は、例えばアーム部材31の左右両側領域と中央領域の合計3箇所に左右対称的に配置するものとする。
(Second Embodiment)
In the
加圧バネ37の上端部はケース32の天井に固定され、下端部はアーム部材31の先端側上面に固定されている。その他の構成は第1実施形態と同様である。加圧バネ37が配設されているので、アーム部材31の先端側が加圧バネ37で塗布ローラ30側に加圧される。このため、固形潤滑剤33の残量が少なくなっても、塗布ローラ30との間で十分な当接圧を確保することができ、固形潤滑剤33の使用量を安定化させることができる。
The upper end portion of the
(第3実施形態)
第3実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図5A、図5Bのように、アーム部材41の基端部をケース32の端に近付け、回動支点32aで支持している。アーム部材41はほぼストレート形状であり、回動支点32aと先端側との間に、下方に突出した移動接点34を設けている。また、この移動接点34の移動範囲内のケース32内面に、固定接点35を配設している。そして移動接点34と固定接点35を電気抵抗検知手段36に接続している。
(Third embodiment)
As shown in FIGS. 5A and 5B, the
この実施形態では、固形潤滑剤33を使用可能な間は、接点34、35相互間が開いていて、電気抵抗検知手段36は導通なしを検知している。従って、この状態では電気抵抗検知手段36に消費電力が発生せず、装置の省エネ化を図れる。固形潤滑剤33の残りが少なくなると、アーム部材41が反時計方向に回動し、図5Bのように移動接点34が固定接点35に当接し、電気抵抗検知手段36が両接点34、35の導通を検知する。これにより、固形潤滑剤33の消耗によってその寿命が近付いてきたことを検知する。
In this embodiment, while the
(第4実施形態)
第4実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図6A、図6Bのように、前記第3実施形態のアーム部材41を加圧手段としての加圧バネ37で下方に加圧(付勢)したものである。その他は、第3実施形態と同様である。加圧バネ37が配設されているので、固形潤滑剤33の残量が少なくなっても、塗布ローラ30との間で十分な当接圧を確保することができ、固形潤滑剤33の使用量を安定化させることができる。
(Fourth embodiment)
As shown in FIGS. 6A and 6B, the
(第5実施形態)
第5実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図7A、図7Bのように、プッシュスイッチ38を使用したものである。プッシュスイッチ38は、その作動子38aが押されている間だけOFF状態で所定の動作状態を維持する型式である。すなわち、作動子38aが押されている間はOFF状態となり、固形潤滑剤33が使用可能であるとして、作像動作を継続可能にする動作状態が維持される。従って、この状態ではプッシュスイッチ38に接続された機器に消費電力が発生せず、装置の省エネ化を図れる。
(Fifth embodiment)
The
アーム部材41はほぼストレート形状であり、基端部がケース32の端近くまで延び、回動支点32aで回動自在に支持されている。回動支点32aから先端側までの間の上面に押圧部41bが形成され、この押圧部41bでプッシュスイッチ38の作動子38aを押圧可能に構成されている。
The
この潤滑剤塗布装置で、固形潤滑剤33が減っていくと、図7Bのようにアーム部材41が反時計方向に回動し、プッシュスイッチ38の作動子38aからアーム部材41の押圧部41bが離間する。これにより、プッシュスイッチ38がON状態からOFF状態になり、固形潤滑剤33の残りが少なくなったことが検知され、作像動作が停止される。
In this lubricant application device, when the
(第6実施形態)
第6実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図8A、図8Bのように、アーム部材41の下面に突き出た押圧部41cを形成し、アーム部材41の下側のケース32内面に配設したプッシュスイッチ38の上向き作動子38aを押圧可能に構成している。プッシュスイッチ38は、その作動子38aが押されていない間だけOFF状態で所定の動作状態を維持する型式である。すなわち、作動子38aが押されていない間はOFF状態となり、固形潤滑剤33が使用可能であるとして、作像動作を継続可能にする動作状態が維持される。従って、この状態ではプッシュスイッチ38に接続された機器に消費電力が発生せず、装置の省エネ化を図れる。
(Sixth embodiment)
As shown in FIGS. 8A and 8B, the
この実施形態では、固形潤滑剤33を使用可能な間はプッシュスイッチ38の作動子38aから押圧部41cが離間している。固形潤滑剤33が減ってくると図8Bのようにアーム部材41が反時計方向に回動し、押圧部41cが作動子38aを押圧する。これにより、プッシュスイッチ38がスイッチOFF状態からON状態になり、固形潤滑剤33の残りが少なくなったことが検知される。
In this embodiment, while the
(第7実施形態)
第7実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図9A、図9Bのように、フォトインタラプタ39を配設し、光学的に検知するようにしたものである。アーム部材41の上面にフィラー41dを設け、このフィラー41dで、ケース32の天井に配設したフォトインタラプタ39の光路を遮断可能に構成されている。
(Seventh embodiment)
As shown in FIGS. 9A and 9B, the
固形潤滑剤33を使用可能な間は、フィラー41dによってフォトインタラプタ39の光路が遮断されている。従って、この状態ではフォトインタラプタ39に接続された機器に消費電力が発生せず、装置の省エネ化を図れる。固形潤滑剤33の残りが少なくなると、図9Bのようにアーム部材41が反時計方向に回動し、フォトインタラプタ39の光路が開く、これにより、フォトインタラプタ39がOFF状態からON状態になり、固形潤滑剤33の残りが少なくなったことが検知される。
While the
(第8実施形態)
第8実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図10A、図10Bのように、フォトインタラプタ39をアーム部材41の下方に配置し、そのON−OFF作動を逆にしたものである。固形潤滑剤33を使用可能な間は、アーム部材41の下方に突出したフィラー41eがフォトインタラプタ39から離間して光路が開いている。固形潤滑剤33の残りが少なくなると、図10Bのようにアーム部材41が反時計方向に回動し、そのフィラー41eでフォトインタラプタ39の光路が遮断される。これにより、フォトインタラプタ39がON状態からOFF状態になり、固形潤滑剤33の残りが少なくなったことが検知される。
(Eighth embodiment)
As shown in FIGS. 10A and 10B, the
(第9実施形態)
第9実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図11A、図11Bのように、移動接点34aと固定接点35をケース32外に配設したものである。固定接点35はケース32に固定することができる。移動接点34aと固定接点35をケース32内に配設していると、固形潤滑剤33の粉やトナーが接点34a、35に付着して検知不良になる可能性がある。これら接点34a、35をケース32外に配設することで、電気抵抗検知手段36の検知不良を防止することができる。
(Ninth embodiment)
As shown in FIGS. 11A and 11B, the
ケース32に、移動接点34aを外方に突出させるための窓32bを形成する。移動接点34aはアーム部材31の幅方向任意の位置に取り付けることが可能であるが、部品レイアウト上、アーム部材31のいずれか一方の端部に近い位置に取り付けるのが望ましい。従って、ケース32の窓32bもケース32の幅方向一端部に形成する。
A
(第10実施形態)
第10実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図12A、図12Bのように、アーム部材31に加圧手段としての加圧バネ37を取り付けたもので、第2実施形態の変形である。その他は第9実施形態と同様である。
(10th Embodiment)
As shown in FIGS. 12A and 12B, the
(第11実施形態)
第11実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図13A、図13Bのように、プッシュスイッチ38をケース32外に配設し、アーム部材31のブラケット部31aの先から延びた押圧部34bをケースの窓32bから外部に突出させたものである。プッシュスイッチ38はケース32に固定することができる。
(Eleventh embodiment)
In the
プッシュスイッチ38は、その作動子38aが押されている間だけOFF状態で所定の動作状態を維持する型式である。すなわち、作動子38aが押されている間はOFF状態となり、固形潤滑剤33が使用可能であるとして、作像動作を継続可能にする動作状態が維持される。
The
固形潤滑剤33を使用可能な間は、図13Aのように押圧部34bがプッシュスイッチ38の作動子38aを上から押圧し、プッシュスイッチ38がOFF状態になっている。固形潤滑剤33の残りが少なくなると、図13Bのようにアーム部材31が反時計方向に回動し、押圧部34bがプッシュスイッチ38の作動子38aから離間する。これによりプッシュスイッチ38がOFF状態からON状態になり、固形潤滑剤33の残りが少なくなったことが検知される。
While the
(第12実施形態)
第12実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図14A、図14Bのように、前述の第11実施形態のプッシュスイッチ38をアーム部材31の押圧部34bの下側から上側に移し替えたものである。これにより、プッシュスイッチ38のONとOFFの作動を逆にしている。プッシュスイッチ38はケース32に固定することができる。
(Twelfth embodiment)
As shown in FIGS. 14A and 14B, the
プッシュスイッチ38は、その作動子38aが押されていない間だけOFF状態で所定の動作状態を維持する型式である。すなわち、作動子38aが押されていない間はOFF状態となり、固形潤滑剤33が使用可能であるとして、作像動作を継続可能にする動作状態が維持される。従って、この状態ではプッシュスイッチ38に接続された機器に消費電力が発生せず、装置の省エネ化を図れる。
The
固形潤滑剤33を使用可能な間は、押圧部34bがプッシュスイッチ38の作動子38aから離間し、プッシュスイッチ38がOFF状態になっている。固形潤滑剤33の残りが少なくなると、図14Bのようにアーム部材31が反時計方向に回動し、押圧部34bがプッシュスイッチ38の作動子38aを押圧する。これにより、プッシュスイッチ38がOFF状態からON状態になり、固形潤滑剤33の残りが少なくなったことが検知される。
While the
(第13実施形態)
第13実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図15A、図15Bのように、フォトインタラプタ39をケース32外に配設し、アーム部材31のブラケット部31aの先から延びたフィラー34cをケース32の窓32bから外方に延ばしている。フォトインタラプタ39はケース32に固定することができる。
(13th Embodiment)
As shown in FIGS. 15A and 15B, the
この潤滑剤塗布装置6では、固形潤滑剤33が使用可能な間はフォトインタラプタ39の光路がフィラー34cで遮断されている。固形潤滑剤33の残りが少なくなると、図15Bに示すようにアーム部材31が反時計方向に回動し、フィラー34cがフォトインタラプタ39から離間する。これにより、フォトインタラプタ39がOFF状態からON状態になり、固形潤滑剤33の残りが少なくなったことが検知される。
In this
(第14実施形態)
第14実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図16A、図16Bのように、前述の第13実施形態のフォトインタラプタ39をフィラー34cの下側から上側に移し替えたものである。これにより、フォトインタラプタ39のON状態とOFF状態の作動を逆にしている。アーム部材31のブラケット部31aの先から延びたフィラー34cを、ケース32の窓32bから外部に延ばしている。フォトインタラプタ39はケース32に固定することができる。
(14th Embodiment)
As shown in FIGS. 16A and 16B, the
この潤滑剤塗布装置6では、固形潤滑剤33を使用可能な間はフィラー34cがフォトインタラプタ39から離間している。固形潤滑剤33の残りが少なくなると、図16Bに示すうようにアーム部材31が反時計方向に回動し、フィラー34cがフォトインタラプタ39の光路を遮断する。これにより、フォトインタラプタ39がOFF状態からON状態になり、固形潤滑剤33の残りが少なくなったことが検知される。
In the
(第15実施形態)
第15実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図17A、図17Bのように、前述の第1実施形態の移動接点34と固定接点35をコンパクト化したものである。すなわち、ケース32と一体の回動支点32aとアーム部材31のブラケット部31aとの間に当該接点を配設している。つまり、回動支点32aに固定接点35aを配設し、ブラケット部31aに移動接点34dを配設している。このように移動接点34dと固定接点35aをコンパクト化することで、ケース32及び潤滑剤塗布装置6をコンパクト化することができる。
(Fifteenth embodiment)
As shown in FIGS. 17A and 17B, the
固定接点35aは、回動支点32aの軸方向に少なくとも1箇所配設する。固定接点35aは回動支点32aの軸の周面に配設してもよいし、軸の端部に配設してもよい。また、移動接点34dは当該固定接点35aの軸方向位置と同じ位置に配設する。固定接点35aは移動接点34dの移動範囲内に配設され、移動接点34dと固定接点35aが接触すると、電気抵抗検知手段36によって、固形潤滑剤33が寿命に近付いていることが検知される。
At least one
この実施形態では、固形潤滑剤33を使用可能な間は、図17Aのように移動接点34dが固定接点35aから離間している。このため、電気抵抗検知手段36は両接点34d、35aの導通を検知していない。従って、この状態では電気抵抗検知手段36に消費電力が発生せず、装置の省エネ化を図れる。固形潤滑剤33が消耗して図17Bのようにアーム部材31が回動支点32aを中心として反時計方向に回動すると、移動接点34dが固定接点35aに当接する。これにより、電気抵抗検知手段36が移動接点34dと固定接点35aの間の導通を検知し、固形潤滑剤33の消耗によってその寿命が近付いてきたことを検知する。
In this embodiment, while the
(第16実施形態)
第16実施形態に係る潤滑剤塗布装置6は、図18A、図18Bのように、前述の加圧バネ37を使用した第2実施形態の移動接点34と固定接点35をコンパクト化したものである。すなわち、前記第15実施形態と同様に、ケース32と一体の回動支点32aとアーム部材31のブラケット部31aとの間に当該接点を配設している。つまり、回動支点32aに固定接点35aを配設し、ブラケット部31aに移動接点34dを配設している。このように移動接点34dと固定接点35aをコンパクト化することで、ケース32及び潤滑剤塗布装置6をコンパクト化することができる。
(Sixteenth embodiment)
As shown in FIGS. 18A and 18B, the
固定接点35aは、前記第15実施形態と同様に、回動支点32aの軸方向に少なくとも1箇所配設する。固定接点35aは回動支点32aの軸の周面に配設してもよいし、軸の端部に配設してもよい。また、移動接点34dは当該固定接点35aの軸方向位置と同じ位置に配設する。固定接点35aは移動接点34dの移動範囲内に配設され、移動接点34dと固定接点35aが接触すると、電気抵抗検知手段36によって、固形潤滑剤33が寿命に近付いていることが検知される。
As in the fifteenth embodiment, at least one
この実施形態では、固形潤滑剤33を使用可能な間は、図18Aのように移動接点34dが固定接点35aから離間している。このため、電気抵抗検知手段36は両接点34d、35aの導通を検知していない。従って、この状態では電気抵抗検知手段36に消費電力が発生せず、装置の省エネ化を図れる。固形潤滑剤33が消耗して図18Bのようにアーム部材31が回動支点32aを中心として反時計方向に回動すると、移動接点34dが固定接点35aに当接する。これにより、電気抵抗検知手段36が移動接点34dと固定接点35aの間の導通を検知し、固形潤滑剤33の消耗によってその寿命が近付いてきたことを検知する。
In this embodiment, while the
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。例えば、以上の説明では加圧ばねを左右両側領域と中央領域の合計3箇所に左右対称的に配置したが、アーム部材31、41は左右両側領域で塗布ローラ30に対して独立的に変位できない構成である。従って、加圧バネ37は例えば中央領域の一箇所のみに配置する構成も可能である。また、好ましくは少なくとも左右両側領域で各1個配置し、より好ましくは前記実施形態のように合計3箇所で配置するか、或いは4箇所以上に配置するようにしてもよい。
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention. For example, in the above description, the pressure springs are symmetrically disposed in the left and right side regions and the central region in a total of three locations, but the
また、以上の説明では図3(A)(B)のように塗布ローラ30を感光体ドラム2の回転方向に対し順方向(トレーリング方向)に回転させたが、反対のカウンター方向に回転させてもよい。
In the above description, as shown in FIGS. 3A and 3B, the
また、本発明の上記実施の形態では、感光体ドラムに潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置に対して本発明の構成を適用した場合を例に挙げて説明したが、中間転写ベルト等の転写体に潤滑剤を塗布する装置に対して本発明の構成を適用することも可能である。あるいは、本発明の構成を、感光体や転写体以外の塗布対象物に潤滑剤を塗布する装置に適用することも可能である。また、本発明に係る潤滑剤塗布装置を備える画像形成装置は、図1に示すカラー画像形成装置に限らず、モノクロ画像形成装置や、複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等であってもよい。 In the above-described embodiment of the present invention, the case where the configuration of the present invention is applied to the lubricant application device that applies the lubricant to the photosensitive drum has been described as an example. It is also possible to apply the configuration of the present invention to a device for applying a lubricant to a body. Alternatively, the configuration of the present invention can also be applied to an apparatus that applies a lubricant to an object to be applied other than the photosensitive member or the transfer member. Further, the image forming apparatus provided with the lubricant applying device according to the present invention is not limited to the color image forming apparatus shown in FIG. 1, but may be a monochrome image forming apparatus, a copying machine, a printer, a facsimile, or a complex machine thereof. May be.
1Y,1C,1M,1Bk:プロセスユニット
2:感光体ドラム(像担持体)
3:帯電装置
4:現像装置
5:クリーニング装置
6:潤滑剤塗布装置
7:トナーボトル
8:露光装置
9:転写装置
10:画像形成装置本体
11:中間転写ベルト
18:ベルトクリーニング装置
19:給紙トレイ
20:給紙ローラ
21:タイミングローラ
22:定着装置
23:ストック部
24:排紙ローラ
27:固形潤滑剤
30:塗布ローラ
31:アーム部材
32:ケース
32a:回動支点
32b:窓
33:固形潤滑剤
34:移動接点
35:固定接点
36:電気抵抗検知手段
37:加圧バネ
38:プッシュスイッチ
39:フォトインタラプタ
1Y, 1C, 1M, 1Bk: Process unit 2: Photosensitive drum (image carrier)
3: charging device 4: developing device 5: cleaning device 6: lubricant application device 7: toner bottle 8: exposure device 9: transfer device 10: image forming device main body 11: intermediate transfer belt 18: belt cleaning device 19: paper feeding Tray 20: paper feed roller 21: timing roller 22: fixing device 23: stock unit 24: paper discharge roller 27: solid lubricant 30: coating roller 31: arm member 32:
Claims (11)
前記塗布ローラの上部に接触状態で配置される固形潤滑剤の上側を覆うようにして先端側に保持すると共に、基端側が前記塗布対象物との間に前記塗布ローラを挟む形で配置された所定の回動支点の回りに回動自在に支持されたアーム部材と、
前記固形潤滑剤の消耗により前記回動支点を中心とした前記アーム部材の回転変位を検知する検知手段とを有する潤滑剤塗布装置。 An application roller that rotates and contacts the surface of the object to be applied to apply a solid lubricant;
The upper end of the solid lubricant arranged in contact with the upper part of the coating roller is held on the distal end side, and the base end side is disposed in such a manner that the coating roller is sandwiched between the coating target object An arm member rotatably supported around a predetermined rotation fulcrum;
Lubricant application apparatus comprising: a detecting unit that detects a rotational displacement of the arm member around the rotation fulcrum as the solid lubricant is consumed.
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