JP2017111419A - Lubricant application device and image forming apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、潤滑剤塗布装置、及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。 The present invention relates to a lubricant application device and an image forming apparatus including the same.
プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置において、潤滑剤供給対象としての感光体や中間転写ベルトなどの像担持体の保護や低摩擦化のため像担持体の表面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給装置を備えたものが知られている。
例えば、特許文献1には、固形状潤滑剤(固形潤滑剤)の導電性のホルダ部材が電極と、非接触の状態から接触状態となるときの導通状態の変化を検出して、固形状潤滑剤の残量(寿命)を判断する潤滑剤残量検知装置の構成が記載されている。
In image forming apparatuses such as printers, facsimiles, and copiers, lubrication is performed by supplying a lubricant to the surface of the image carrier for protecting the image carrier such as a photosensitive member or an intermediate transfer belt as a lubricant supply target and reducing friction. An apparatus provided with an agent supply device is known.
For example, Patent Document 1 discloses a solid lubricant by detecting a change in a conductive state when a conductive holder member of a solid lubricant (solid lubricant) is brought into contact with an electrode from a non-contact state. The configuration of a lubricant remaining amount detection device that determines the remaining amount (life) of the agent is described.
しかし、従来の潤滑剤残量検知装置を備えた潤滑剤塗布装置の構成では、次のような問題があった。
固形状潤滑剤の交換時には潤滑剤残量検知装置の電極や導電性部材、又は潤滑剤残量検知装置自体を着脱しなければならず、交換作業時間が長くなり、固形状潤滑剤の枯渇にともなう機械動作禁止により生じるダウンタイムが長くなる場合がある。
However, the configuration of the lubricant application device provided with the conventional lubricant remaining amount detection device has the following problems.
When replacing the solid lubricant, the electrode and conductive member of the lubricant remaining amount detection device, or the lubricant remaining amount detection device itself must be attached and detached, resulting in longer replacement time and depletion of the solid lubricant. In some cases, the downtime caused by the prohibition of the machine operation is prolonged.
上述した課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、固形状潤滑剤と、該固形状潤滑剤を削りとって被塗布体に塗布する潤滑剤塗布ローラと、前記固形状潤滑剤の消費による潤滑剤量の減少を検知する潤滑剤残量検知装置とを有する潤滑剤塗布装置において、前記潤滑剤残量検知装置には、回転軸を中心に回転する残量検知用の回転部材が設けられており、前記回転部材は、前記固形状潤滑剤の消費にともなって前記潤滑剤塗布ローラ側へ移動する前記固形状潤滑剤の保持部材に接触する接触部分を有し、前記固形状潤滑剤を保持した前記保持部材、前記潤滑剤塗布ローラの順で同じ方向から当該潤滑剤塗布装置に取り付けるときの取り付け方向下流側から、前記保持部材の当接箇所に前記接触部分が当接するように設けられていることを特徴とする。 In order to solve the above-described problems, the invention described in claim 1 includes a solid lubricant, a lubricant application roller that scrapes the solid lubricant and applies the solid lubricant to an object to be coated, and the solid lubricant. And a lubricant remaining amount detecting device for detecting a decrease in the amount of lubricant due to consumption of the lubricant, wherein the lubricant remaining amount detecting device includes a rotating member for detecting a remaining amount that rotates about a rotating shaft. The rotating member has a contact portion that comes into contact with the solid lubricant holding member that moves to the lubricant application roller side as the solid lubricant is consumed. The contact portion comes into contact with the contact portion of the holding member from the downstream side in the mounting direction when the holding member holding the lubricant and the lubricant application roller are attached to the lubricant application device from the same direction in this order. This is provided The features.
本発明によれば、従来よりも、固形状潤滑剤の枯渇にともなう機械動作禁止により生じるダウンタイムの低減を図ることができる潤滑剤塗布装置を提供できる。 Advantageous Effects of Invention According to the present invention, it is possible to provide a lubricant application device that can reduce downtime caused by the prohibition of machine operation accompanying the depletion of solid lubricant as compared with the prior art.
以下、本発明を適用した潤滑剤塗布装置を備えた画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、プリンタ200という)の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンタ200の概略構成図である。
Hereinafter, an embodiment of an electrophotographic printer (hereinafter referred to as a printer 200) will be described as an image forming apparatus provided with a lubricant application device to which the present invention is applied.
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a
まず、図1を用いて、プリンタ200の基本的な構成、及びその動作について説明する。
このプリンタ200は、図1に示すように、その内部の略中央に像担持体である中間転写体としての中間転写ベルト56等を有した中間転写装置50を備えている。中間転写ベルト56は、ポリイミドやポリアミド等の耐熱性材料からなり、中抵抗に調整された基体からなる無端状ベルトで、二次転写対向ローラ52と3つのローラ53,54,55等に掛け渡して支持され、図中矢印方向に回転駆動される。中間転写ベルト56の上方にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色トナーに対応した4つの作像ユニット(プロセスカートリッジ)10Y,M,C,Kが中間転写ベルト56のベルト面に沿って並んでいる。
First, the basic configuration and operation of the
As shown in FIG. 1, the
プリンタ200は、各色のトナーボトルを有しており、ここから搬送経路によって、所定の補給量だけそれぞれの現像装置4に補給される。
各作像ユニット10では、あらかじめ帯電装置2によって一様に帯電された潜像担持体である感光体1Y,M,C,K表面上に、露光装置9によるレーザ光にて露光走査して、各トナー色用の静電潜像が作成される。
各静電潜像は各色の現像装置4におけるトナーにて現像され、各感光体1表面上に各色のトナー像が形成される。
The
In each
Each electrostatic latent image is developed with toner in each color developing device 4, and a toner image of each color is formed on the surface of each photoreceptor 1.
中間転写装置50には各作像ユニットの感光体1に対向して中間転写ベルト56を挟むように一次転写ローラ51が配置されており、一次転写ローラ51に電圧が印加されることで、感光体1上のトナー像を、中間転写ベルト56上に順次転写する。このように順次転写することで、各色を重畳したトナー像が中間転写ベルト56上に形成される。中間転写ベルト56はプリンタ200本体の駆動手段にて回転駆動されており、感光体1から転写されたトナー像を、二次転写部を構成する二次転写装置としての二次転写ローラ61と二次転写対向ローラ52で支持された中間転写ベルト56とのニップ部へ搬送していく。
A
記録媒体としての記録材(用紙)は、給紙部40に有した給紙カセット41より給紙ローラで搬送される。記録材の先端がレジストローラまで到達するとセンサによって検知され、この信号によりタイミングを取りながら、レジストローラ対44によって記録材を二次転写ローラ61と中間転写ベルト56のニップ部に搬送される。二次転写部では、ニ次転写装置としての二次転写ローラ61と、二次転写対向ローラ52にて、中間転写ベルト56を挟みこみニップを形成している。記録材は、このニップ部における二次転写ローラ61と中間転写ベルト56の間に搬送される。
A recording material (paper) as a recording medium is conveyed by a paper feed roller from a paper feed cassette 41 provided in the
中間転写ベルト56上に形成され二次転写ローラ61と中間転写ベルト56の間に搬送されたトナー像は、二次転写ローラ61と二次転写対向ローラ52との間に所定の電位差が付与される。これにより、二次転写ローラ61と中間転写ベルト56の間に搬送された記録材に二次転写される。
各色トナー像が二次転写された記録材は定着装置70に搬送されて、定着ローラ73と加圧ローラ74に挟持される定着ニップ部を通過するときに、熱及び圧力で定着されたのち排紙ローラ63にて排紙される。上述したようにして、1枚の記録材に対する画像形成動作が終了する。
The toner image formed on the
The recording material onto which each color toner image has been secondarily transferred is conveyed to the
ここで、各感光体1上に残留したトナーは、それぞれのクリーニング装置8でクリーニングされ、次の画像形成動作に対する帯電に備える。また、中間転写ベルト56上の残留トナーは、ベルトクリーニング装置39によってクリーニングされ、次の画像形成動作に備える。また、各感光体1及び中間転写ベルト56上から、クリーニング装置8、ベルトクリーニング装置39にてそれぞれ回収された残留トナーは、プリンタ200本体に配置されたトナー回収容器に搬送され収納される構成となっている。
Here, the toner remaining on each photoconductor 1 is cleaned by each cleaning device 8 to prepare for charging for the next image forming operation. The residual toner on the
次に、潤滑剤残量検知装置を有した潤滑剤塗布装置として、中間転写ベルト56上に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置31に付いて、図を用いて説明する。
図2は、潤滑剤塗布装置31の着脱方法、及びセット検知方式の一例の説明図であり、図2(a)が潤滑剤塗布装置31の着脱方法の説明図、図2(b)が未セット状態の説明図、図2(c)がセット状態の説明図である。
Next, as a lubricant application device having a lubricant remaining amount detection device, the
FIG. 2 is an explanatory diagram of an example of a method for attaching / detaching the
各作像ユニット(プロセスカートリッジ)10に有した感光体1や中間転写ベルト56は、その表面を保護し長寿命なものとするため潤滑剤の塗布を行っている。
各感光体1や中間転写ベルト56の表面は、帯電/バイアス印加による劣化やトナーに添加された成分の付着等により、経時において表面の劣化や表面摩擦の上昇が生じ、異常画像や不具合の発生しやすい状況となってしまう。潤滑剤の塗布を行うことで、その表面における保護層を形成し、かつ、常時リフレッシュして保持していくことで、上述したような不具合の発生を防止して長期にわたり使用可能な状態を保つことができる。
一般的に、各クリーニング装置における下流位置に潤滑剤塗布装置を配置して、残留トナー等がクリーニング装置にて除去された表面に潤滑剤の保護層を形成するようにしている。
The photosensitive member 1 and the
The surface of each photoconductor 1 and the
Generally, a lubricant application device is disposed at a downstream position in each cleaning device, and a lubricant protective layer is formed on the surface from which residual toner or the like has been removed by the cleaning device.
図2(a)に示すように、潤滑剤塗布装置31はプリンタ200本体から、単独で直接着脱可能な構成としている。本体前面のカバーをあけることで、各作像ユニット10や中間転写装置50と同様に、プリンタ200本体の開口部から潤滑剤塗布ローラ311(図3(a)等参照)の軸方向に引き出し取り外すことが可能となっている。
ここで、潤滑剤塗布装置31は、プリンタ200本体ないしは中間転写装置50に配置されたガイドレールに沿って図中前後方向(潤滑剤塗布ローラ311の軸方向)に移動(操作)可能に支持されている。
As shown in FIG. 2A, the
Here, the
ガイドレールに沿っての取り外し/取り付け時は、潤滑剤塗布ローラ311の表面が、中間転写装置50に配置した潤滑剤塗布装置31の対向ローラ57により押された中間転写ベルト56表面に接触しない位置に退避して、ガイドされる構成としている。ガイドレールにて正常セット位置に達した際、中間転写装置50の前後に設けられた位置決め部材にて潤滑剤塗布装置31の位置が規制され位置決めされる。さらにセット状態では、潤滑剤塗布装置31がガイドレールから離れるとともに、潤滑剤塗布ローラ311が対向ローラ57に押された中間転写ベルト56表面に接触してニップを形成する構成としている。
At the time of removal / attachment along the guide rail, the surface of the
図2(b)、(c)に示すように、潤滑剤塗布装置31のセット状態を検出するセット検知手段をプリンタ200本体側に有している。
具体的には、プリンタ200に装着するときの装着方向下流側(本体後側)にスイッチ式のセンサであるセットセンサ361を配置している。そして、潤滑剤塗布装置31が取り付けされることで、図2(c)に示すようにセットセンサ361のスイッチが押されセット状態であることをプリンタ200本体が認識する構成となっている。逆に取り外すときは、図2(b)に示すようにセットセンサ361のスイッチの押圧が解除され未セット状態であることを通知認識する構成である。
次に、本実施形態の潤滑剤塗布装置31、及び潤滑剤塗布装置31に設けることができる潤滑剤残量検知装置330の構成について、複数の実施例と参考例を挙げて説明する。
As shown in FIGS. 2B and 2C, the
Specifically, a
Next, the configuration of the
(実施例1)
まず、本実施形態の潤滑剤塗布装置31、及び潤滑剤塗布装置31に設けることができる潤滑剤残量検知装置330の実施例1について、図を用いて説明する。
図3は、本実施例の潤滑剤塗布装置31の構成説明図であり、図3(a)が断面説明図、図3(b)が潤滑剤塗布装置31の主な構成部材のセット方向の斜視説明図である。図4は、潤滑剤塗布装置31に有した潤滑剤収納ケース301及び固形状潤滑剤312等の説明図であり、図4(a)が潤滑剤収納ケース301の斜視説明図、図4(b)が固形状潤滑剤312とともに取り外し可能な構成部材の説明図である。ここで、図3(a)では、潤滑剤残量検知装置330の潤滑剤残量検知ケース331内の各部材の構成が分かり易いように、潤滑剤残量検知ケース331をハッチングのみで示している。
Example 1
First, Example 1 of the
FIG. 3 is an explanatory diagram of the configuration of the
図3(a)に示すように、潤滑剤塗布装置31は、固形状潤滑剤312と、潤滑剤塗布ローラ311と、固形状潤滑剤312を加圧する圧縮スプリング321やスプリング部材321a等の加圧部材と、これらを収納する潤滑剤収納ケース301等からなる。
固形状潤滑剤312自体は脆く壊れやすいため、金属等の導電性材料から構成させるホルダ部材313に接着剤や両面テープを使用して固定している。そして、ホルダ部材313を図3(a)に示す圧縮スプリング321や図3(b)に示すアーム形状部材321bの加圧部材を用いて押圧し、潤滑剤塗布ローラ311に当接配置している。
As shown in FIG. 3A, the
Since the
潤滑剤塗布ローラ311は、ブラシローラやスポンジローラ等が用いられ、回転可能に潤滑剤塗布装置31に配置されている。そして、圧縮スプリング321やアーム形状部材321bの加圧部材により押圧され当接配置された固形状潤滑剤312表面を摺擦して粉体状潤滑剤として削り取り、削り取った粉体状潤滑剤を中間転写ベルト56に当接しながら塗布する構成となっている。
The
また、潤滑剤塗布ローラ311により削り取られた粉体状の潤滑剤が潤滑剤塗布装置31外に飛散しないように、シールやマイラー等の遮蔽部材303を潤滑剤収納ケース301の図中上方の開口部近傍に配置している。具体的には、潤滑剤塗布ローラ311の前後(中間転写ベルト56の搬送方向における潤滑剤塗布ローラ311に対する上流、下流位置)において、中間転写ベルト56と密閉する構成としている。また、同様に、潤滑剤塗布ローラ311の長手方向端部においても中間転写ベルト56に当接するようにシール部材を配置して粉体状潤滑剤の飛散の防止も行っている。
ここで、潤滑剤塗布ローラ311の前後に配置する遮蔽部材303の取り付け部には、上述したレールが当接するガイド形状302がそれぞれ形成されている。
Further, a shielding
Here, the guide shapes 302 with which the above-described rails abut are formed on the attachment portions of the shielding
近年の各ユニット寿命の長寿命化に伴い、固形状潤滑剤の枯渇による異常画像や不具合の発生がユニットの寿命となっている状況である。固形状潤滑剤の容量を十分に確保し大きくすることで寿命の延命は可能であるが、本体の小型化、省スペース化に伴い、十分な容量を確保できないのが現状である。そこで、本実施形態のプリンタ200では、潤滑剤塗布装置31に潤滑剤残量検知装置330を配置することで、固形状潤滑剤312の枯渇による不具合の発生前に機械動作を禁止させる、かつ、通知させる構成としている。また同時に、固形状潤滑剤312の容量を十分に使用しないまま早期に交換されることを防止して、確実に容量を活用したうえで交換を促すことができるようになっている。
すなわち、潤滑剤塗布装置31に潤滑剤残量検知装置330を備えることで、固形状潤滑剤312の容量を十分に活用した状態で、固形状潤滑剤312を適宜、交換することができ、潤滑剤塗布装置31の固形状潤滑剤312の交換頻度を低減できる。
Along with the long life of each unit in recent years, the occurrence of abnormal images and malfunctions due to the depletion of the solid lubricant is the status of the unit. Although it is possible to extend the life of the solid lubricant by sufficiently securing and increasing the capacity of the solid lubricant, it is not possible to secure a sufficient capacity as the main body is downsized and space-saving. Therefore, in the
That is, by providing the
図3(a)では、潤滑剤塗布ローラ311を図中右回り(時計回り)に回転させる例を示しているが、潤滑剤塗布ローラ311の回転方向はこのような方向に限定されるものではない。中間転写ベルト56の搬送方向と同様の左回り(反時計回り)方向でも同様に、固形状潤滑剤312の枯渇にともなう機械動作禁止により生じるダウンタイムの低減を図ることができるという効果が得られる。また、潤滑剤残量検知装置330の配置も潤滑剤塗布装置31の左右どちらでもよく、上記効果に関しては潤滑剤塗布ローラ311の回転方向との関係性はない。また、図3(a)に示した例では、潤滑剤塗布ローラ311の前後とも遮蔽部材にて密閉した構成としている。しかし、中間転写ベルト56の搬送方向における潤滑剤塗布ローラ311の下流位置においては、塗布された粉体状潤滑剤を中間転写ベルト56表面上にて均し押圧して均一な保護層を形成するブレード等の潤滑剤層形成手段を有した構成としても良い。
FIG. 3A shows an example in which the
ここで、潤滑剤塗布装置31は図3(b)に示すように、図中上部の一面を開口状態とした潤滑剤収納ケース301に、固形状潤滑剤312と潤滑剤塗布ローラ311を保持するようにして構成されている。また、潤滑剤収納ケース301は開口部を上面として置くことが可能であり、その上面の開口部から固形状潤滑剤312、潤滑剤塗布ローラ311の順にセットする。
固形状潤滑剤312は、潤滑剤収納ケース301内にて長手方向や幅方向を内壁やガイド形状(リブ形状)にて規制されており、開口部に向けてのみ加圧部材により付勢され移動可能な状態である。この状態にて、潤滑剤収納ケース301の開口部に潤滑剤塗布ローラ311をセットすることで、固形状潤滑剤312が潤滑剤収納ケース301内で潤滑剤塗布ローラ311に押圧された状態となる。
Here, as shown in FIG. 3B, the
The
潤滑剤塗布ローラ311は、両端部における芯金部を回転可能な状態で保持する軸受け部材をセットすることで、潤滑剤収納ケース301に取り付けられている。潤滑剤塗布装置31のプリンタ200本体へのセット時、プリンタ200本体側に配置した駆動手段と潤滑剤塗布ローラ311の端部とで駆動伝達し、回転動作して潤滑剤の削り取り及び塗布を実施することができる。
The
次に、図4(a)、(b)を用いて、潤滑剤塗布装置31の潤滑剤収納ケース301、及び固形状潤滑剤312について説明する。
潤滑剤収納ケース301は、潤滑剤塗布装置31のプリンタ200本体へのセット時に活用するガイド形状302を上面開口部の両端に有した形状となっている。このように、潤滑剤収納ケース301と一体としてガイド形状302を設けることで、セット性の向上を図るとともに別部材による部品点数の増加を防止することができる。
Next, the
The
ここで、本実施形態のプリンタ200では、図4(a)に示すように、開口部の両端部近傍にガイド形状302を設けているが、これは、開口部、すなわち潤滑剤塗布ローラ311を配置した部分を上にしてプリンタ200に配置されるためである。つまり、本実施形態のプリンタ200では、潤滑剤の被塗布体である中間転写ベルト56が潤滑剤塗布装置31の上部に配置された構成であるため、図4(a)に示すように、開口部の両端部近傍にガイド形状302を設けている。
このため、プリンタ200本体に対するセット状態により、ガイド形状302の設置箇所(最適箇所)は異なる。
Here, in the
For this reason, the installation location (optimum location) of the
また、図4(a)に示すように、潤滑剤収納ケース301の一方の長手方向側面の両端部近傍の2箇所に潤滑剤残量検知装置330を取り付けている。これは、固形状潤滑剤312の偏った摩耗状態においても、枯渇による不具合の発生を防止すべく確実に検知できる構成としたいため両端部配置としている。その両端配置部において、潤滑剤収納ケース301自体には残量検知用の穴305を設け、その穴305の部分を潤滑剤残量検知装置330が覆う配置としている。
Further, as shown in FIG. 4A, lubricant remaining
この穴305の部分で潤滑剤残量検知装置330が固形状潤滑剤312の残量をメカ的に直接監視できる構成としつつ、穴305の部分から粉体状潤滑剤の飛散を潤滑剤残量検知装置330自体で防止する構成としている。そして、潤滑剤収納ケース301に設けた穴305の部分に、潤滑剤残量検知装置330に配置した残量検知用回転部材334の一部を差し込み、潤滑剤残量の検出を行える構成としている。ここで、潤滑剤残量検知装置330の詳細については、後述する。
The lubricant remaining
また、開口面における長手両端部位置に設けて潤滑剤塗布ローラ311を保持するための軸受け部材のセット形状、プリンタ200本体に位置決めを行うピン形状等を潤滑剤塗布装置31の潤滑剤収納ケース301に設けることで、次のような効果も奏する。より部品点数を削減したシンプルで安価な構成とすることができる。
Further, a
固形状潤滑剤312は、上述したように、脆く壊れやすいため金属材料で形成されたホルダ部材313で保持されている。このホルダ部材313に加圧部材(図中ではアーム部材321bと引っ張りスプリング部材321a)を取り付けて、固形状潤滑剤312の表面(図中、上面)が潤滑剤塗布ローラ311側に押圧されるようにしている。また、潤滑剤残量検知用としてホルダ部材313の両端部2箇所に曲げや凸形状の残量検知用形状314を設けている。この残量検知用形状314が、潤滑剤収納ケース301へのセット時において潤滑剤残量検知装置330の配置する部分、されに言えば、潤滑剤残量検知用に設けた穴305に合わさるように長手方向で配置調整している。
The
次に、潤滑剤塗布装置31に設けた潤滑剤残量検知装置330の構成について、図を用いて説明する。
図5は、本実施例の潤滑剤塗布装置31に設けた潤滑剤残量検知装置330の構成、及び動作説明図であり、図5(a)が固形状潤滑剤312の残量が通常(新品)時の断面説明図である。また、図5(b)が固形状潤滑剤312の残量が通常(新品)時の側面説明図、図5(c)が固形状潤滑剤312の残量が枯渇してきた時の断面説明図、図5(d)が固形状潤滑剤312の残量が枯渇してきた時の側面説明図である。図6は、本実施例の潤滑剤塗布装置31における、固形状潤滑剤312の交換時の説明図であり、図6(a)が固形状潤滑剤312の交換時の断面説明図、図6(b)が固形状潤滑剤312の交換時の側面説明図である。ここで、図5(a)、(c)と図6(a)では、潤滑剤塗布装置31及び潤滑剤残量検知装置330の各可動部材の状態変化が分かり易いように、潤滑剤収納ケース301及び潤滑剤残量検知ケース331をハッチングのみで示している。
Next, the configuration of the lubricant remaining
FIG. 5 is a diagram illustrating the configuration and operation of the lubricant remaining
図5(a)〜(d)に示すように、潤滑剤残量検知装置330は、主に、回転動作する残量検知用回転部材334と、導通検知を行う2つの電極板335,336と、これらを保持する潤滑剤残量検知ケース331とから構成されている。そして、潤滑剤残量検知ケース331に保持された状態で潤滑剤塗布装置31の潤滑剤収納ケース301に取り付けられている。
潤滑剤塗布装置31(潤滑剤収納ケース301)内の固形状潤滑剤312は、潤滑剤塗布ローラ311に削り取られることで徐々に短くなり、固形状潤滑剤312を保持するホルダ部材313が潤滑剤塗布ローラ311側に近づくよう移動する。ここで、上述したように、ホルダ部材313の両端部近傍に潤滑剤残量の残量検知用形状314を設けており、この残量検知用形状314が残量検知用回転部材334に設けられた接触端部334b(一端部)に接触配置されることとなる。
As shown in FIGS. 5A to 5D, the lubricant remaining
The
本実施例の潤滑剤残量検知装置330では、潤滑剤塗布ローラ311側から見たときに、残量検知用回転部材334の一方の端部側である接触端部334bが、ホルダ部材313に設けた残量検知用形状314の図中下方の奥側にて接触するように配置している。
これにより、固形状潤滑剤312の減少にともなうホルダ部材313の移動に連動し、残量検知用回転部材334が軸334aを中心に回転動作を行うようにし、もう一方の押圧端部334cが並列配置した2つの電極板335,336の部分に至るようにしている。2つの電極板335,336は並列にて近接配置しているが、図5(a)、(b)に示す固形状潤滑剤312の残量が通常(新品)時には、非接触の状態である。
In the lubricant remaining
Accordingly, in conjunction with the movement of the
また、残量検知用回転部材334は、ホルダ部材313に設けた残量検知用形状314の図中下方から、ホルダ部材313の残量検知用形状314に接触端部334bが当接するように設けられている。つまり、残量検知用回転部材334は、潤滑剤塗布ローラ311と、固形状潤滑剤312を保持したホルダ部材313を潤滑剤塗布装置31に取り付けるときの取り付け方向下流側から、ホルダ部材313の残量検知用形状314に接触端部334bが当接する。このように残量検知用回転部材334を設ける(配置する)ことで、潤滑剤残量検知装置330の着脱動作をすることなく、固形状潤滑剤312の交換が可能となっている。
例えば、逆配置であった場合、潤滑剤残量検知装置330の残量検知用回転部材334を取り除かなければ固形状潤滑剤312を抜くことができなくなり作業時間を要し、交換作業の効率の悪化を招く。さらに、潤滑剤残量検知装置330を外すことによる、粉体状潤滑剤の飛散や落下も懸念される。
The remaining amount detecting
For example, in the case of the reverse arrangement, the
そして、図5(c)、(d)に示すように、固形状潤滑剤312の残量が枯渇してくると、2つの電極板335,336が接触する。これにより、電極板335,336に接続されたエレキ経路を介してプリンタ200本体の制御部100が導通を検出し、固形状潤滑剤の残量がわずかである(ニア寿命である)ことを検出する構成としている。
具体的には、図5(a)、(b)に示す状態から残量検知用回転部材334の押圧端部334cが、一方の電極板335に接触してさらに押していくことにより徐々にたわむ。この動作により、一方の電極板335が、他方の電極板336に接触するようになっている。
Then, as shown in FIGS. 5C and 5D, when the remaining amount of the
Specifically, from the state shown in FIGS. 5A and 5B, the
このようにして、2つの電極板335,336が導通した状態を『固形状潤滑剤が残りわずか(ニア寿命状態)である』としているが、固形状潤滑剤312の寿命としての検出でも同様に活用することができる。
但し、導通状態=寿命とした場合、固形状潤滑剤312の枯渇による不具合の発生を防止するためにはプリンタ200の機械動作を禁止しなければならなくなり、プリンタ200の機械を動作させることができないダウンタイムを生じさせることとなってしまう。このようなことから、ニア寿命状態として活用し、別途枯渇の寿命を検出する手段を有する構成とする方が望ましい。
In this way, the state in which the two
However, when the conduction state = lifetime, in order to prevent the occurrence of problems due to the depletion of the
また、残量検知用回転部材334は、押圧端部334cが形成された部分の自重により軸334aを回転中心に回動し、ホルダ部材313の残量検知用形状314を、図5(b)、(d)図中、矢印Bの方向に下方から接触端部334bで付勢している。これにより、残量検知用回転部材334は、固形状潤滑剤312の減少によるホルダ部材313の移動に連動して回転動作する構成となっている。
この潤滑剤残量検知装置330では、ある一定量、固形状潤滑剤312が減少して、2つの電極板335,336の導通による残量検知を検出した後、継続して回転動作を続けることで電極板に過剰な負荷を与えないようにするため、次のような構成を設けている。
導通検知するときの残量検知用回転部材334の回転動作を規制する回転規制形状337を潤滑剤残量検知ケース331に設けている。また、残量検知用回転部材334が直接、接触しない電極板336側がたわむことにより導通状態を解除してしまうのを防止するため、潤滑剤残量検知ケース331に同様のストッパ形状338も設けている。
Further, the remaining amount detecting
In this lubricant remaining
A
そして、図6(a)、(b)に示す固形状潤滑剤312の交換時には、残量検知用回転部材334は潤滑剤残量検知装置330の回転規制形状337に突き当たり、ホルダ部材313の残量検知用形状314と接触する面が略水平となる状態にて保持されている。
このような状態で、潤滑剤収納ケース301の上面開口部から新しい固形状潤滑剤312をセットしていくと、残量検知用形状314が残量検知用回転部材334に接触して、図中下側に押し込むかたちとなる。そして、残量検知用回転部材334が回転することで2つの電極板335,336の導通状態が解除され、固形状潤滑剤312が通常時と同様の配置であると認識することができる。
When the
In this state, when a new
上述したように、固形状潤滑剤312を保持したホルダ部材313、潤滑剤塗布ローラ311の順で同じ方向から取り付けられる取り付け方向下流側から、ホルダ部材313の残量検知用形状314に残量検知用回転部材334の接触端部334bが当接する。
このように当接するので、潤滑剤塗布ローラ311と、固形状潤滑剤312を保持したホルダ部材313を取り付けるときには、ホルダ部材313の残量検知用形状314は接触端部334bを押して残量検知用回転部材334を回転させることができる。一方、固形状潤滑剤312を保持したホルダ部材313を取り外すときには、残量検知用回転部材334の接触端部334bからホルダ部材313の残量検知用形状314が離間するだけである。
これらのため、固形状潤滑剤312を交換するときに、残量検知用回転部材334の接触端部334bが、潤滑剤塗布ローラ311と、固形状潤滑剤312を保持したホルダ部材313の着脱動作を妨げることなく、スムーズな交換作業が行える。
As described above, the remaining amount is detected by the remaining
Because of this contact, when attaching the
For these reasons, when the
したがって、固形状潤滑剤312を交換するときに潤滑剤残量検知装置330の電極や導電性部材を潤滑剤残量検知装置330から、又は潤滑剤残量検知装置330自体を潤滑剤塗布装置31から取り外すことなく、固形状潤滑剤312の交換作業が行え、交換作業時間の短縮化が図れる。
よって、従来よりも、固形状潤滑剤312の枯渇にともなう機械動作禁止により生じるダウンタイムの低減を図ることができる潤滑剤塗布装置31を提供できる。
Therefore, when the
Therefore, it is possible to provide the
また、潤滑剤塗布装置31は、プリンタ200本体に対して、独立して着脱可能に構成されている。
これによれば、潤滑剤塗布装置31の固形状潤滑剤312の交換作業の作業性をさらに向上させ、また、潤滑剤収納ケース301の内部に搭載した固形状潤滑剤312の交換をさらに短時間で容易に実施できる。
The
According to this, the workability of the replacement operation of the
また、潤滑剤塗布装置31の各部材は、次のように配置されている。中間転写ベルト56に接触する潤滑剤塗布ローラ311の部分が、潤滑剤塗布ローラ311の上面となるように、潤滑剤塗布装置31を上方から潤滑剤塗布ローラ311、固形状潤滑剤312の順となるように略直立した姿勢で配置である。
これによれば、潤滑剤塗布ローラ311を上面として直立する構成とし、上面から潤滑剤塗布ローラ311、固形状潤滑剤312の順に交換可能な構成とすることができ、固形状潤滑剤312の交換作業の作業性をより向上させることができる。また、固形状潤滑剤312を収納する潤滑剤収納ケース301において、潤滑剤塗布ローラ311側のみが開口したシンプルな形状とすることで、粉体状に削りとられた潤滑剤の飛散や落下を容易に防止できる構成とすることができる。また、同時によりシンプルな潤滑剤塗布装置とすることで、部品点数の削減を図り安価な潤滑剤塗布装置31とすることもできる。
The members of the
According to this configuration, the
また、潤滑剤塗布装置31の潤滑剤残量検知装置330は、次のようにして動作する。ホルダ部材313に設けた残量検知用形状314等の一部の凸形状が、固形状潤滑剤312の潤滑剤塗布装置31へのセット時において潤滑剤残量検知装置330に設けた残量検知用回転部材334の接触端部334bに接触して押すことで、回転動作する。
これによれば、残量検知用回転部材334を、固形状潤滑剤312のセット方向に対して回転動作できるように配置し、セット時動作に連動して回転させるこができる。そして、このように回転させることで、潤滑剤残量検知装置330を潤滑剤塗布装置31自体から取り外すことなく、固形状潤滑剤312の交換作業が可能に、容易に構成することができる。
Further, the lubricant remaining
According to this, the remaining amount detecting
また、潤滑剤塗布装置31は、固形状潤滑剤312を収納する潤滑剤収納ケース301は、固形状潤滑剤312を収納/着脱可能とするため一面のみを開口した形状とするとともに、開口した一面を上面にして直立可能に構成されている。
これによれば、潤滑剤収納ケース301の開口面を一面とし、またその開口面を上面として立たせることができる形状とすることで、粉体状潤滑剤の予期せぬ飛散および落下を防止することができる。また、その開口面に潤滑剤塗布ローラ311を配置する構成となるため、別途開口部を設けた場合に必要なカバー部材等を削減することができる。
In addition, the
According to this, by making the opening surface of the
また、潤滑剤塗布装置31に設けた潤滑剤残量検知装置330は、残量検知用回転部材334の回転動作と電極板335,336とを用いた通電により、固形状潤滑剤312の残量状態を判断する。
これによれば、導通状態、非導通状態を判断することにより固形状潤滑剤312の残量を検知することで、センサ等の検知手段を潤滑剤塗布装置31の近傍に配置する必要がなく省スペースで固形状潤滑剤312の残量検知を行うことができる。
また、潤滑剤塗布装置31は、潤滑剤残量検知装置330を複数箇所に有し、少なくとも固形状潤滑剤312の長手方向の両端部近傍に配置している。
これによれば、固形状潤滑剤312の両端部2箇所近傍での導通の確認を行うことで、固形状潤滑剤312の偏った消費状態においても、固形状潤滑剤312の残量を正常に検知することが可能となる。
The lubricant remaining
According to this, by detecting the remaining amount of the
Also, the
According to this, by confirming the continuity in the vicinity of the two ends of the
また、潤滑剤塗布装置31の前記潤滑剤残量検知装置は、電極板335,336等の導電性の材料からなる部材との接触による通電により、固形状潤滑剤312の残量が残りわずかなニア寿命の状態であると検知する。
これによれば、通状態を固形状潤滑剤312の寿命もしくはニア寿命とすることで、プリンタ200の動作時、つまり通常時には、常に導通しない状態とすることができ、消費電力を低減できる。また、後述するように、潤滑剤塗布ローラ311回転時には検知動作を行わないように構成することで、固形状潤滑剤312の振動等による断続的な接触での導通による誤検知も防止できる。また、導通状態をニア寿命とすることで、固形状潤滑剤312の交換を促す時間を設けることができ、ダウンタイムの低減効果を、さらに高めることができる。
The lubricant remaining amount detecting device of the
According to this, by setting the through state to the life or near life of the
また、プリンタ200、つまり、中間転写ベルト56と、中間転写ベルト56に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置として、上述した潤滑剤塗布装置31を備えるプリンタ200は、潤滑剤塗布装置31を、プリンタ200本体から単独で着脱可能に備える。
これによれば、上述したいずれかの構成を有した潤滑剤塗布装置31と同様な効果を奏することができるとともに、潤滑剤塗布装置31の固形状潤滑剤312の交換作業の作業性をさらに向上させることができる。また、内部に搭載した固形状潤滑剤312の交換をさらに短時間で容易に実施できる。
Further, the
According to this, the same effect as the
また、本実施例の潤滑剤残量検知装置330では、残量検知用回転部材334(接触端部334b)の付勢力により、固形状潤滑剤312を加圧する圧縮スプリング321やスプリング部材321a等の加圧部材の矢印A方向の加圧力を補助としている。
そして、加圧部材による矢印A方向の加圧方向と、潤滑剤残量検知装置330に設けた残量検知用回転部材334により、固形状潤滑剤312を保持するホルダ部材313が付勢される矢印B方向の方向とを、同一方向としている。
Further, in the lubricant remaining
The
この構成により、次のような効果を奏することができる。
新品時等に潤滑剤塗布ローラ311が接触する面がフラットな固形状潤滑剤312では、その表面を潤滑剤塗布ローラ311により削り取り難く、固形状潤滑剤312の使用開始初期においては、潤滑剤塗布量が不足し易い。
一方、本実施例の潤滑剤塗布装置31では、圧縮スプリング321等の加圧部材による加圧方向と、残量検知用回転部材334によるホルダ部材313の付勢方向とを同じ方向としている。このように同じ方向とすることで、残量検知用回転部材334による付勢により、固形状潤滑剤312を潤滑剤塗布ローラ311に向けて加圧する圧縮スプリング321等加圧部材の加圧力を補助することができる。
With this configuration, the following effects can be achieved.
In the case of a
On the other hand, in the
これにより、固形状潤滑剤312を潤滑剤塗布ローラ311に向けて加圧する加圧力を大きくして、その表面を潤滑剤塗布ローラ311により削り取り易くできる。この結果、潤滑剤塗布ローラ311が接触する面がフラットな固形状潤滑剤312でも、使用開始初期の潤滑剤塗布量が不足を解消できる。
また、圧縮スプリング321等の加圧部材のバネ定数を大きくする必要がないので、固形状潤滑剤312の着脱動作時において、残量検知用の回転部材である残量検知用回転部材334による付勢が妨げとならない構成とすることもできる。
As a result, the pressure applied to press the
Further, since it is not necessary to increase the spring constant of the pressure member such as the
また、本実施例の潤滑剤残量検知装置330では、残量検知用回転部材334により、固形状潤滑剤312を保持するホルダ部材313を付勢する付勢力は、固形状潤滑剤312の消費にともない、徐々に弱くなっていくように構成されている。
具体的には、ホルダ部材313を付勢する付勢力を発生させるのは、軸334aを回転中心に回動する、押圧端部334cが形成された部分の自重により作用する回転モーメントである。そして、押圧端部334cが形成された部分の重心までの距離(足)が、図5(b)に示すように固形状潤滑剤312の残量が多い場合、付勢力は強くなり、図5(d)に示すように固形状潤滑剤312の残量が減ってくるとその付勢力は徐々に弱くなる。
Further, in the lubricant remaining
Specifically, the urging force that urges the
この構成により、次のような効果を奏することができる。
新品時等に潤滑剤塗布ローラ311が接触する面がフラットな固形状潤滑剤312では、その表面を潤滑剤塗布ローラ311により削り取り難く、固形状潤滑剤312の使用開始初期においては、潤滑剤塗布量が不足し易い。しかし、経時においても固形状潤滑剤312を潤滑剤塗布ローラ311に向けて加圧する加圧力を大きくしてしまうと、固形状潤滑剤312の消費量、つまり潤滑剤塗布量が必要以上に増えてしまい固形状潤滑剤312の寿命が短くなってしまう。
一方、固形状潤滑剤312を保持するホルダ部材313を付勢する付勢力を、固形状潤滑剤312の消費にともない、徐々に弱くすることで、固形状潤滑剤312の残量が多い場合における潤滑剤塗布量を多くしつつ、経時においては消費率を減らして、固形状潤滑剤312の寿命を伸ばすことができる。
With this configuration, the following effects can be achieved.
In the case of a
On the other hand, the urging force for urging the
また、本実施例の潤滑剤残量検知装置330では、固形状潤滑剤312の潤滑剤量の減少が、所定の量まで達したと検知されたときに、残量検知用回転部材334により固形状潤滑剤312(ホルダ部材313)を付勢する付勢力が無くなるように構成されている。
具体的には、電極板335,336等の通電により、固形状潤滑剤312の残量が残りわずかなニア寿命の状態であると検知した直後、回転規制形状337で残量検知用回転部材334の動作を規制する構成とする。このように構成することで、残量検知用回転部材334により付勢する力が固形状潤滑剤312に伝わらなくなる。
Further, in the lubricant remaining
Specifically, immediately after detecting that the remaining amount of the
この構成により、次のような効果を奏することができる。
固形状潤滑剤312の残量が多い場合には、圧縮スプリング321等の加圧部材による加圧力を残量検知用回転部材334による付勢力で補助して潤滑剤塗布量不足を補い、経時においては残量検知用回転部材334による付勢力をなくして、加圧部材の加圧力のみによる潤滑剤塗布とすることができる。
このように、経時において加圧部材の加圧力のみによる潤滑剤塗布とすることで、固形状潤滑剤312の消費率を更に減らして、固形状潤滑剤312の寿命を更に伸ばすことができる。
With this configuration, the following effects can be achieved.
When the remaining amount of the
As described above, by applying the lubricant only by the pressing force of the pressure member over time, the consumption rate of the
ここで、従来の潤滑剤塗布装置では、固形状潤滑剤の新品時において、表面がフラットであると削り取るために力が多く必要であり、その表面に削り取り易くするための突起を設けたり、塗布ローラに沿った円弧形状にしたり、と工夫が必要であった。
また、固形状潤滑剤側で対応しきれない場合は、潤滑剤塗布ローラ自体の研磨能力を向上させるためトナー等の粉体を研磨剤として塗布する対応を実施していた。
一方、固形状潤滑剤の経時においては、潤滑剤塗布装置部へのトナー入力も多くなり、塗布ローラ自体がトナーを抱えた状態となって、加圧力以上に潤滑剤塗布量が増える状態となっていた。
Here, in the conventional lubricant application device, when the solid lubricant is new, a large amount of force is required to scrape off if the surface is flat, and a protrusion is provided on the surface to facilitate scraping or coating. It was necessary to devise an arc shape along the roller.
Further, when the solid lubricant side cannot cope with it, a countermeasure such as applying a powder such as toner as an abrasive has been implemented in order to improve the polishing ability of the lubricant application roller itself.
On the other hand, with the passage of time for the solid lubricant, the amount of toner input to the lubricant application unit also increases, and the application roller itself is in a state of holding toner, resulting in an increase in the amount of lubricant applied beyond the applied pressure. It was.
上述したように、本実施例の潤滑剤塗布装置31では、初期においても滑剤塗布量を確保するため、潤滑剤残量検知装置330の残量検知用回転部材334による付勢力を、固形状潤滑剤312を潤滑剤塗布ローラ311側に押す力として活用する構成とした。一方、経時において、残量検知用回転部材334で補助する付勢力が必要なくなったときには、回転規制形状337にてその寄与をゼロとできる構成としている。
これらにより、固形状潤滑剤312を保持するホルダ部材313を付勢する付勢力、つまり残量検知用回転部材334により圧縮スプリング321等の加圧部材による加圧力を補助する補助付勢力は、固形状潤滑剤312の消費にともない、徐々に弱くなっていく。
As described above, in the
Accordingly, the urging force for urging the
(参考例1)
次に、本実施形態の潤滑剤塗布装置31に設けることができる潤滑剤残量検知装置330の参考例1について、図を用いて説明する。
図7は、本参考例の潤滑剤塗布装置31に設けた潤滑剤残量検知装置330の構成、及び動作説明図であり、図7(a)が固形状潤滑剤312の残量が通常(新品)時の断面説明図、図7(b)が固形状潤滑剤312の残量が枯渇してきた時の断面説明図である。ここで、図7(a)、(b)では、潤滑剤塗布装置31及び潤滑剤残量検知装置330の各可動部材の状態変化が分かり易いように、潤滑剤収納ケース301及び潤滑剤残量検知ケース331をハッチングのみで示している。
(Reference Example 1)
Next, Reference Example 1 of the lubricant remaining
FIG. 7 is a diagram illustrating the configuration and operation of the lubricant remaining
以下に説明する、本参考例の潤滑剤残量検知装置330と、実施例1の潤滑剤残量検知装置とでは、次の構成に係る点のみことなる。本参考例の潤滑剤残量検知装置330が固形状潤滑剤を保持するホルダ部材313を導電材で構成し、このホルダ部材313と1つの曲げ加工電極板336aとの導通状態を検知することで、固形状潤滑剤312の残量を検知することに係る点である。
したがって、以下の説明では、実施例1の潤滑剤残量検知装置に備える構成部材と同一、又は同様な構成部材には、特に区別する必要が無い限り、同一の符号を付して説明するとともに、その作用・効果についても、適宜、省略して説明する。
The lubricant remaining
Therefore, in the following description, the same or similar components as those provided in the lubricant remaining amount detecting device of the first embodiment are described with the same reference numerals unless otherwise distinguished. The operation and effect will be omitted as appropriate.
本参考例の潤滑剤残量検知装置330は、図7(a)、(b)に示すように、導電性のホルダ部材313と、1つの曲げ加工電極板336aとを用いた構成であり、実施例1の構成よりも部品点数が少なく、安価に構成できる。
この潤滑剤残量検知装置330では、ホルダ部材313を導電材で構成し、ホルダ部材313の残量検知用形状314が、潤滑剤収納ケース301の穴305から潤滑剤収納ケース301内に突出している曲げ加工電極板336aの接触部に接触する導通状態を検知する。
As shown in FIGS. 7A and 7B, the lubricant remaining
In this lubricant remaining
図7(a)、(b)に示す例では、潤滑剤収納ケース301の穴305の外側下方に曲げ加工電極板336aの一端側の平坦部を固定し、穴305から潤滑剤収納ケース301の内部側に曲げ加工した接触部が張り出すように構成している。また、接触部に続く他端側にも、潤滑剤残量検知ケース331の内側に接触するような曲げ加工を施して、ホルダ部材313に設けた残量検知用形状314が接触したときの反力を、平坦部からの弾性とともに受け持つように構成している。
In the example shown in FIGS. 7A and 7B, a flat portion on one end side of the
そして、固形状潤滑剤312の残量が十分にある通常時には、図7(a)に示すようにホルダ部材313に設けた残量検知用形状314と、曲げ加工電極板336aの接触部とは離間した非導通状態にある。一方、固形状潤滑剤312の残量が枯渇してくると、図7(b)に示すようにホルダ部材313に設けた残量検知用形状314と、曲げ加工電極板336aの接触部とが接触して導通状態となる。
これらの非導通状態及び導通状態を検知することで、実施例1の潤滑剤残量検知装置と同様に『固形状潤滑剤が残りわずか(ニア寿命状態)である』ことや、固形状潤滑剤312の寿命を検出(検知)することができる。
In a normal state where the remaining amount of the
By detecting these non-conductive state and conductive state, the solid lubricant remains in a little amount (near life state) as in the lubricant remaining amount detection device of Example 1, and the solid lubricant The lifetime of 312 can be detected (detected).
(実施例2)
次に、本実施形態の潤滑剤塗布装置31に設けることができる潤滑剤残量検知装置330の実施例2について、図を用いて説明する。
図8は、本実施例の潤滑剤塗布装置31に設けた潤滑剤残量検知装置330の構成、及び動作説明図であり、図8(a)が固形状潤滑剤312の残量が通常(新品)時の側面説明図、図8(b)が固形状潤滑剤312の残量が枯渇してきた時の側面説明図である。
(Example 2)
Next, Example 2 of the lubricant remaining
FIG. 8 is a diagram illustrating the configuration and operation of the lubricant remaining
ここで、本実施例の潤滑剤残量検知装置330と、実施例1の潤滑剤残量検知装置とでは、次の構成に係る点のみことなる。本実施例の潤滑剤残量検知装置330が残量検知用回転部材334を導電材で構成し、この残量検知用回転部材334と1つの電極板336bとの導通状態を検知することで、固形状潤滑剤312の残量を検知することに係る点である。
したがって、以下の説明では、実施例1、2の潤滑剤残量検知装置に備える構成部材と同一、又は同様な構成部材には、特に区別する必要が無い限り、同一の符号を付して説明するとともに、その作用・効果についても、適宜、省略して説明する。
Here, the lubricant remaining
Therefore, in the following description, the same or similar components as those provided in the lubricant remaining amount detection devices of Examples 1 and 2 are denoted by the same reference numerals unless otherwise distinguished. In addition, the operation and effect will be omitted as appropriate.
本実施例の潤滑剤残量検知装置330は、図8(a)、(b)に示すように、導電性の残量検知用回転部材334と、1つの電極板336bを用いた構成であり、参考例と同様に、実施例1の構成よりも部品点数が少なく、安価に構成できる。
この潤滑剤残量検知装置330では、残量検知用回転部材334を導電材で構成し、残量検知用回転部材334の押圧端部334cが、1つの電極板336bに接触する導通状態を検知する。
As shown in FIGS. 8A and 8B, the lubricant remaining
In this lubricant remaining
図8(a)、(b)に示す例では、残量検知用回転部材334を導電材で構成していることと、電極板336bを1つとしていることに係る点を除くと、実施例1の潤滑剤残量検知装置330と略同様な構成である。
そして、固形状潤滑剤312の残量が十分にある通常時には、図8(a)に示すように残量検知用回転部材334の押圧端部334cと、1つの電極板336bとは離間した非導通状態にある。一方、固形状潤滑剤312の残量が枯渇してくると、図8(b)に示すように残量検知用回転部材334の押圧端部334cと、1つの電極板336bとが接触して導通状態となる。
これらの非導通状態及び導通状態を検知することで、実施例1の潤滑剤残量検知装置と同様に『固形状潤滑剤が残りわずか(ニア寿命状態)である』ことや、固形状潤滑剤312の寿命を検出(検知)することができる。
In the example shown in FIGS. 8A and 8B, the embodiment is excluding the point that the rotating
In the normal state where the remaining amount of the
By detecting these non-conductive state and conductive state, the solid lubricant remains in a little amount (near life state) as in the lubricant remaining amount detection device of Example 1, and the solid lubricant The lifetime of 312 can be detected (detected).
(実施例3)
次に、本実施形態の潤滑剤塗布装置31に設けることができる潤滑剤残量検知装置330の実施例3について、図を用いて説明する。
図9は、本実施例の潤滑剤塗布装置31に設けた潤滑剤残量検知装置330の構成、及び動作説明図であり、図9(a)が固形状潤滑剤312の残量が通常(新品)時の断面説明図である。また、図9(b)が固形状潤滑剤312の残量が枯渇してきた時の断面説明図、図9(c)が固形状潤滑剤312の残量が枯渇してきた時の側面説明図である。ここで、図9(a)、(b)では、潤滑剤塗布装置31及び潤滑剤残量検知装置330の各可動部材の状態変化が分かり易いように、潤滑剤収納ケース301及び潤滑剤残量検知ケース331をハッチングのみで示している。
(Example 3)
Next, Example 3 of the lubricant remaining
FIG. 9 is a diagram illustrating the configuration and operation of the lubricant remaining
ここで、本実施例の潤滑剤残量検知装置330と、実施例1、2の潤滑剤残量検知装置とでは、次の構成に係る点のみことなる。本実施例の潤滑剤残量検知装置330が導電材で構成した残量検知用回転部材344を潤滑剤塗布ローラ311の回転軸と平行な軸を中心に回転可能に支持され、1つの曲げ加工電極板336cの一端部近傍を潤滑剤残量検知ケース331に固定していることに係る点である。
したがって、以下の説明では、実施例1、2の潤滑剤残量検知装置に備える構成部材と同一、又は同様な構成部材には、特に区別する必要が無い限り、同一の符号を付して説明するとともに、その作用・効果についても、適宜、省略して説明する。
Here, the lubricant remaining
Therefore, in the following description, the same or similar components as those provided in the lubricant remaining amount detection devices of Examples 1 and 2 are denoted by the same reference numerals unless otherwise distinguished. In addition, the operation and effect will be omitted as appropriate.
本実施例の潤滑剤残量検知装置330は、図9(a)〜(c)に示すように、導電性の残量検知用回転部材344と、1つの曲げ加工電極板336cを用いた構成であり、参考例、及び実施例2と同様に、実施例1の構成よりも部品点数が少なく、安価に構成できる。
この潤滑剤残量検知装置330では、実施例2の潤滑剤残量検知装置の残量検知用回転部材334と同様に、残量検知用回転部材344を導電材で構成し、その押圧端部344cが、1つの曲げ加工電極板336cに接触する導通状態を検知する。
但し、実施例2の潤滑剤残量検知装置とは異なり、残量検知用回転部材344が潤滑剤塗布ローラ311の回転軸と平行な軸344aを中心に回転可能に支持され、1つの曲げ加工電極板336cの一端側が潤滑剤残量検知ケース331に固定されている。
As shown in FIGS. 9A to 9C, the lubricant remaining
In the lubricant remaining
However, unlike the lubricant remaining amount detecting device of the second embodiment, the remaining amount detecting rotating
つまり、図9(a)〜(c)に示す例では、残量検知用回転部材344を潤滑剤塗布ローラ311の回転軸と平行な軸344aを中心に回転可能に支持されていることに係る点を除くと、実施例2の潤滑剤残量検知装置330と略同様な構成である。
軸344aには、これを中心に回転し、穴305から潤滑剤収納ケース301の内部に出入りするように回動する接触形状344bと、1つの曲げ加工電極板336cの自由端側に接離するように回動する押圧端部344cが接続されている。
That is, in the example shown in FIGS. 9A to 9C, the remaining amount detecting
The
そして、固形状潤滑剤312の残量が十分にある通常時には、図9(a)に示すように残量検知用回転部材344の押圧端部344cと、1つの曲げ加工電極板336cとは離間した非導通状態にある。一方、固形状潤滑剤312の残量が枯渇してくると、図9(b)や図9(c)に示すように残量検知用回転部材344の押圧端部344cと、1つの曲げ加工電極板336cとが接触して導通状態となる。
これらの非導通状態及び導通状態を検知することで、実施例1、2の潤滑剤残量検知装置と同様に『固形状潤滑剤が残りわずか(ニア寿命状態)である』ことや、固形状潤滑剤312の寿命を検出(検知)することができる。
In the normal state where the remaining amount of the
By detecting these non-conductive state and conductive state, it is possible to detect that “the remaining amount of the solid lubricant (near life state) is small” or the solid The life of the
ここで、上述した実施例3の構成と、参考例、実施例2の構成は、いずれも1つの電極板を用いた構成であり、部品点数は少なく安価にて対応可能な構成ではある。しかし、固形状潤滑剤312を粉体状に削り取り塗布する領域(=粉体状の潤滑剤が舞う領域)において、汚れによる誤検知が懸念される。特に、参考例の構成では、粉体状潤滑剤が付着してしまうおそれが高い。このため、検知精度を高める構成としては実施例1で説明したような2つの電極板を有した構成が望ましい。
すなわち、実施例1のように、2つの電極板335,336と非導電材からなる残量検知用回転部材334を用いることで粉体潤滑剤の飛散等による誤検知を防止する構成をとることができ、より確実な検知を行える。
また、上述した実施例3の構成において、残量検知用回転部材344を非導電材から構成し、1つの曲げ加工電極板336cを、2つの電極板に替えることでも、上述した実施例1と同様の効果を得ることができる。
Here, the configuration of the third embodiment described above, the configuration of the reference example, and the second embodiment are all configurations using one electrode plate, and the configuration can be handled at a low cost with a small number of parts. However, there is a concern about erroneous detection due to contamination in a region where the
In other words, as in the first embodiment, by using the two
Further, in the configuration of the above-described third embodiment, the remaining amount
また、上述したように、本実施形態の潤滑剤残量検知装置330では、電極板等による導通検知をニア寿命状態としており、寿命状態は別途枯渇状態を検出する構成としている。具体的には、導通検知を行ったニア寿命以降の潤滑剤塗布ローラ311、ないしは、中間転写ベルト56の走行距離を計数して、ある一定量走行したときに寿命状態と判断するようにしている。
Further, as described above, in the lubricant remaining
固形状潤滑剤312の消費率は、走行距離に対して合わせこんだ設定としており、枚数や時間等にくらべ、走行距離にて判断することがより精度よく判断することができる。また、実際残量が5〜10[%]程度をニア寿命として設定しているため、新品時から90〜95[%]までの使用を走行距離による予測にするより、90〜95[%]以降の短い期間を走行距離による予測にするほうが誤差を少なくすることが可能である。また、同時にニア寿命から寿命までの動作時間を予測も容易となる。
上述したように、本実施形態の潤滑剤残量検知装置330では、導通検知によるニア寿命、導通検知後の走行距離計数による寿命、の判定にて潤滑剤残量検知を実施している。
The consumption rate of the
As described above, in the lubricant remaining
(実施例4)
次に、本実施形態の潤滑剤塗布装置31の実施例4について説明する。
ここで、上述した実施例1〜3の潤滑剤塗布装置と、本実施例の潤滑剤塗布装置31とでは、潤滑剤塗布ローラ311の回転方向に対して、潤滑剤残量検知装置330を設ける潤滑剤塗布装置31の好適な側面を規定したことに係る点のみ異なる。
したがって、以下の説明では、実施例1〜3の潤滑剤残量検知装置に備える構成部材と同一、又は同様な構成部材には、特に区別する必要が無い限り、同一の符号を付して説明するとともに、その作用・効果についても、適宜、省略して説明する。
Example 4
Next, Example 4 of the
Here, the lubricant application device of the first to third embodiments and the
Therefore, in the following description, the same or similar components as those provided in the lubricant remaining amount detection devices of Examples 1 to 3 are denoted by the same reference numerals unless otherwise distinguished. In addition, the operation and effect will be omitted as appropriate.
(構成例1)
まず、実施例1、2で説明した潤滑剤残量検知装置を備えた潤滑剤塗布装置に対応する構成例1について、図を用いて説明する。
図10は、本実施例の構成例1の潤滑剤塗布装置31の構成説明図であり、図10(a)が断面説明図、図10(b)が潤滑剤塗布装置31の主な構成部材のセット方向の斜視説明図である。図11は、本実施例の構成例1の潤滑剤塗布装置31に設けた潤滑剤残量検知装置330の構成、及び動作説明図であり、図11(a)が固形状潤滑剤312の残量が通常(新品)時の断面説明図である。また、図11(b)が固形状潤滑剤312の残量が通常(新品)時の側面説明図、図11(c)が固形状潤滑剤312の残量が枯渇してきた時の断面説明図、図11(d)が固形状潤滑剤312の残量が枯渇してきた時の側面説明図である。ここで、図11(a)、(c)では、潤滑剤塗布装置31及び潤滑剤残量検知装置330の各可動部材の状態変化が分かり易いように、潤滑剤収納ケース301及び潤滑剤残量検知ケース331をハッチングのみで示している。
(Configuration example 1)
First, a configuration example 1 corresponding to the lubricant application device provided with the lubricant remaining amount detection device described in the first and second embodiments will be described with reference to the drawings.
FIG. 10 is a diagram illustrating the configuration of the
本構成例では、図3、図5を用いて説明した潤滑剤塗布ローラを図中右回りに回転させる実施例1、2とは異なり、図10、図11に示すように、潤滑剤塗布ローラ311を図中左回り(反時計回り)に回転させ、潤滑剤残量検知装置330を右側に配置している。
このように、実施例1、2とは反対方向に潤滑剤塗布ローラ311を回転させても、上述した実施例1、2の効果と同様な効果を、本構成例の潤滑剤塗布装置31は奏することができる。
In this configuration example, unlike the first and second embodiments in which the lubricant application roller described with reference to FIGS. 3 and 5 is rotated clockwise in the figure, as shown in FIGS. 311 is rotated counterclockwise (counterclockwise) in the figure, and the lubricant remaining
Thus, even if the
そして、実施例1、2とは反対方向に潤滑剤塗布ローラ311を回転させること、つまり、潤滑剤塗布ローラ311の回転方向に対して、潤滑剤残量検知装置330を設ける潤滑剤塗布装置31の好適な側面を規定している。
具体的には、図10(a)、図11(a)、(c)に示すように、潤滑剤残量検知装置330は潤滑剤塗布装置31の長手方向の右側面に設けるものである。そして、固形状潤滑剤312に接する側の潤滑剤塗布ローラ311の回転方向下流側の、長手方向の右側面に潤滑剤残量検知装置330が設けられている。
Then, the
Specifically, as shown in FIGS. 10A, 11 </ b> A, and 11 </ b> C, the lubricant remaining
このように潤滑剤塗布装置31を構成することで、次のような効果を奏することができる。
固形状潤滑剤312は潤滑剤塗布ローラ311により削りとられるため、固形状潤滑剤312に接する側の潤滑剤塗布ローラ311の回転方向下流側へ押された状態となる。この状態でも、固形状潤滑剤312に接する側の潤滑剤塗布ローラ311の回転方向下流側の、長手方向の右側面に潤滑剤残量検知装置を設けることで、安定した固形状潤滑剤312の残量検知を確実に行うことができる。
ここで、図11として、実施例1の説明で用いた図5に対応するもののみを記載したが、実施例2の構成に対応するものとしては、図11(b)、(d)の側面図に替えて、実施例2の説明で用いた図8(a)、(b)に記載の内容を参照されたい。
By configuring the
Since the
Here, as FIG. 11, only the one corresponding to FIG. 5 used in the description of the first embodiment is described, but as the one corresponding to the configuration of the second embodiment, the side surfaces of FIG. 11B and FIG. Instead of the figure, refer to the contents described in FIGS. 8A and 8B used in the description of the second embodiment.
(構成例2)
まず、実施例3で説明した潤滑剤残量検知装置を備えた潤滑剤塗布装置に対応する構成例2について、図を用いて説明する。
図12は、本実施例4の構成例2の潤滑剤塗布装置31に設けた潤滑剤残量検知装置330の構成、及び動作説明図であり、図12(a)が固形状潤滑剤312の残量が通常(新品)時の断面説明図である。また、図12(b)が固形状潤滑剤312の残量が枯渇してきた時の断面説明図、図12(c)が固形状潤滑剤312の残量が枯渇してきた時の側面説明図である。ここで、図12(a)、(b)では、潤滑剤塗布装置31及び潤滑剤残量検知装置330の各可動部材の状態変化が分かり易いように、潤滑剤収納ケース301及び潤滑剤残量検知ケース331をハッチングのみで示している。
(Configuration example 2)
First, a configuration example 2 corresponding to the lubricant application device including the lubricant remaining amount detection device described in the third embodiment will be described with reference to the drawings.
FIG. 12 is a diagram illustrating the configuration and operation of the remaining
本構成例では、図9を用いて説明した潤滑剤塗布ローラを図中右回りに回転させる実施例3とは異なり、図12に示すように、潤滑剤塗布ローラ311を図中左回り(反時計回り)に回転させ、潤滑剤残量検知装置330を右側に配置している。
このように、実施例3とは反対方向に潤滑剤塗布ローラ311を回転させても、上述した実施例1、2、及び図3の効果と同様な効果を、本構成例の潤滑剤塗布装置31は奏することができる。
In the present configuration example, unlike the third embodiment in which the lubricant application roller described with reference to FIG. 9 is rotated clockwise in the drawing, the
Thus, even if the
そして、実施例3とは反対方向に潤滑剤塗布ローラ311を回転させること、つまり、潤滑剤塗布ローラ311の回転方向に対して、潤滑剤残量検知装置330を設ける潤滑剤塗布装置31の好適な側面を規定している。
具体的には、図12(a)、(b)に示すように、上述した構成例1と同様に、潤滑剤残量検知装置330は潤滑剤塗布装置31の長手方向の右側面に設けるものである。そして、固形状潤滑剤312に接する側の潤滑剤塗布ローラ311の回転方向下流側の、長手方向の右側面に潤滑剤残量検知装置330が設けられている。
Then, the
Specifically, as shown in FIGS. 12A and 12B, the lubricant remaining
このように潤滑剤塗布装置31を構成することで、構成例1と同様な効果、つまり次のような効果を奏することができる。
固形状潤滑剤312は潤滑剤塗布ローラ311により削りとられるため、固形状潤滑剤312に接する側の潤滑剤塗布ローラ311の回転方向下流側へ押された状態となる。この状態でも、固形状潤滑剤312に接する側の潤滑剤塗布ローラ311の回転方向下流側の、長手方向の右側面に潤滑剤残量検知装置を設けることで、安定した固形状潤滑剤312の残量検知を確実に行うことができる。
By configuring the
Since the
(参考例2)
次に、本実施例のように、潤滑剤塗布ローラ311の回転方向に対して、潤滑剤残量検知装置330を設ける潤滑剤塗布装置31の好適な側面を規定している、上述した参考例1に対応する参考例2について、図を用いて説明しておく。
図13は、本参考例の潤滑剤塗布装置31に設けた潤滑剤残量検知装置330の構成、及び動作説明図であり、図13(a)が固形状潤滑剤312の残量が通常(新品)時の断面説明図、図13(b)が固形状潤滑剤312の残量が枯渇してきた時の断面説明図である。ここで、図13(a)、(b)では、潤滑剤塗布装置31及び潤滑剤残量検知装置330の各可動部材の状態変化が分かり易いように、潤滑剤収納ケース301及び潤滑剤残量検知ケース331をハッチングのみで示している。
(Reference Example 2)
Next, as in the present embodiment, the above-described reference example that prescribes a suitable side surface of the
FIG. 13 is a diagram illustrating the configuration and operation of the lubricant remaining
本参考例では、図7を用いて説明した潤滑剤塗布ローラを図中右回りに回転させる参考例1とは異なり、図13に示すように、潤滑剤塗布ローラ311を図中左回り(反時計回り)に回転させ、潤滑剤残量検知装置330を右側に配置している。
このように、参考例1とは反対方向に潤滑剤塗布ローラ311を回転させても、上述した参考例1の効果と同様な効果を、本参考例の潤滑剤塗布装置31は奏することができる。
In this reference example, unlike the reference example 1 in which the lubricant application roller described with reference to FIG. 7 is rotated clockwise in the figure, the
Thus, even if the
そして、参考例1とは反対方向に潤滑剤塗布ローラ311を回転させること、つまり、潤滑剤塗布ローラ311の回転方向に対して、潤滑剤残量検知装置330を設ける潤滑剤塗布装置31の好適な側面を規定している。
具体的には、図13(a)、(b)に示すように、上述した参考例1と同様に、潤滑剤残量検知装置330は潤滑剤塗布装置31の長手方向の右側面に設けるものである。そして、固形状潤滑剤312に接する側の潤滑剤塗布ローラ311の回転方向下流側の、長手方向の右側面に潤滑剤残量検知装置330が設けられている。
Then, the
Specifically, as shown in FIGS. 13A and 13B, the lubricant remaining
このように潤滑剤塗布装置31を構成することで、構成例1、2と同様な効果、つまり次のような効果を奏することができる。
固形状潤滑剤312は潤滑剤塗布ローラ311により削りとられるため、固形状潤滑剤312に接する側の潤滑剤塗布ローラ311の回転方向下流側へ押された状態となる。この状態でも、固形状潤滑剤312に接する側の潤滑剤塗布ローラ311の回転方向下流側の、長手方向の右側面に潤滑剤残量検知装置を設けることで、安定した固形状潤滑剤312の残量検知を確実に行うことができる。
By configuring the
Since the
(実施例5)
次に、本実施形態の潤滑剤塗布装置31の実施例5について、図を用いて説明する。
図14は、本実施例の潤滑剤塗布装置31の構成説明図であり、図14(a)が、潤滑剤塗布装置31に設けた固形状潤滑剤312の位置規制部材(ガイド形状)であるリブ形状の平面配置説明図、図14(b)が、潤滑剤塗布装置31の断面説明図である。ここで、図14(a)、(b)では、潤滑剤塗布装置31及び潤滑剤残量検知装置330の各可動部材の状態変化が分かり易いように、潤滑剤収納ケース301及び潤滑剤残量検知ケース331をハッチングのみで示している。また、潤滑剤残量検知装置330の構成については、実施例1で説明した構成を例に記載しているが、本実施例の潤滑剤塗布装置31に設ける潤滑剤残量検知装置330の構成としては、例えば、実施例2、3で説明した構成のものでも良い。
(Example 5)
Next, Example 5 of the
FIG. 14 is an explanatory diagram of the configuration of the
ここで、上述した実施例4(構成例1、2)の潤滑剤塗布装置と、本実施例の潤滑剤塗布装置31とでは、潤滑剤塗布ローラ311の回転方向に対して、適切な位置に固形状潤滑剤312のガタを規制する位置規制部材を設けていることに係る点のみ異なる。
したがって、以下の説明では、実施例4(及び実施例1〜3)の潤滑剤残量検知装置に備える構成部材と同一、又は同様な構成部材には、特に区別する必要が無い限り、同一の符号を付して説明するとともに、その作用・効果についても、適宜、省略して説明する。
Here, in the lubricant application device of Example 4 (Configuration Examples 1 and 2) described above and the
Therefore, in the following description, the same or similar components as those included in the lubricant remaining amount detection device of the fourth embodiment (and the first to third embodiments) are the same unless otherwise required to be distinguished. The description will be given with reference numerals, and the operations and effects will be omitted as appropriate.
図14(a)、(b)に示すように、潤滑剤塗布装置31は潤滑剤収納ケース301を上面の開口部から見たときに、その長手方向の両端部の内側面に固形状潤滑剤312の長手方向両端部の摺動抵抗を緩和する位置規制部材である長手方向リブ形状351を設けている。また、潤滑剤塗布ローラ311の回転による、より方向側(潤滑剤塗布ローラ311の回転方向下流側で、潤滑剤残量検知装置330を配置した側)の内側面にも、長手方向の複数箇所に位置規制部材であるより方向リブ形状352を設けている。
これらのリブ形状により、固形状潤滑剤312の潤滑剤収納ケース301内での動き(ガタ)をある程度規制するとともに、ホルダ部材313に設けた残量検知用の曲げ形状である残量検知用形状314(凸形状)がケースに引っかかることを防止している。また、固形状潤滑剤312の着脱時における潤滑剤残量検知装置330の各部への予期せぬ接触も同時に防止する構成としている。
As shown in FIGS. 14A and 14B, the
With these rib shapes, the movement (backlash) of the
すなわち、固形状潤滑剤312を収納する潤滑剤収納ケース301は、固形状潤滑剤312を収納/着脱可能とするため一面のみを開口した形状としている。
そして、同時に、開口した面側から見た場合の長手方向両端部の内側面に、固形状潤滑剤312の長手方向の位置を規制する位置規制部材である長手方向リブ形状351を設けている。また、回転する潤滑剤塗布ローラ311による固形状潤滑剤312のより方向下流側の内側面に、固形状潤滑剤312のより方向の位置を規制する位置規制部材であるより方向リブ形状352を設けている。
That is, the
At the same time, a
このように、本実施例の潤滑剤塗布装置31を構成することで、次のような効果を奏することができる。
固形状潤滑剤312は、その消費にともなって潤滑剤塗布ローラ311側に移動するためのガタを、潤滑剤収納ケース301の長手方向の両端側の内側面、及び長手方向に平行な両内側面に有している。
しかし、これらのガタが大きすぎると、潤滑剤塗布ローラ311を回転させて固形状潤滑剤312を削りとるときに、固形状潤滑剤312及びホルダ部材313がガタついて、残量検知用形状314等が潤滑剤収納ケース301に引っ掛かるおそれがある。また、ガタが大きすぎると、固形状潤滑剤312の着脱時における、固形状潤滑剤312やホルダ部材313の潤滑剤残量検知装置330の各部等への予期せぬ接触がおこり、残量検知用の残量検知用回転部材334の接触端部334b等が破損するおそれもある。
このようにホルダ部材313が引っ掛かってしまったり、残量検知用回転部材334の接触端部334b等が破損してしまったりすると、潤滑剤残量検知装置330による正常な潤滑剤残量検知が行えなくなってしまう。
Thus, the following effects can be produced by configuring the
As the
However, if the backlash is too large, the
When the
一方、本実施例のように、潤滑剤収納ケース301の長手方向両端部の内側面、及び回転する潤滑剤塗布ローラ311による固形状潤滑剤312のより方向下流側の内側面に固形状潤滑剤312の位置を規制するリブ形状を設ける。このように設けることで、固形状潤滑剤312が潤滑剤残量検知ケース331内での動き(ガタ)をある程度規制できる。
このように規制することにより、残量検知用としてホルダ部材313に設けた残量検知用形状314等が引っかかったり、残量検知用回転部材334の接触端部334b等が破損したりすることを抑制できる。
On the other hand, as in the present embodiment, the solid lubricant is applied to the inner side surfaces at both ends in the longitudinal direction of the
By restricting in this way, the remaining
次に、本実施形態の潤滑剤残量検知装置330を用いた固形状潤滑剤312の残量検知の制御の流れを、図15を用いて説明する。
図15は、潤滑剤残量検知における検知フロー図である。
まず、潤滑剤塗布ローラ311、ないしは、中間転写ベルト56の走行距離が、ある一定量走行した寿命であるか否かを判断する(S101)。ここで、通常、固形状潤滑剤312の寿命を検出している状態では(S101のYES)、プリンタ200の機械動作を禁止しているため、潤滑剤残量判定を実施するまでもなく寿命状態として『残量なし』を通知して、機械動作を停止させておく(S102)。
Next, the flow of control for detecting the remaining amount of the
FIG. 15 is a detection flowchart for detecting the remaining amount of lubricant.
First, it is determined whether or not the travel distance of the
潤滑剤が寿命でないと判断した場合は(S101のNO)、各印刷動作後の停止要求を行う(S013)。
その後、前回の潤滑剤残量検知の判定結果を照会し(S104)、潤滑剤残量検知装置330で導通状態、つまりニア寿命状態を検知していた場合は、潤滑剤塗布ローラ311や、中間転写ベルト56の走行距離が、寿命まで走行したか否かを判断する(S105)。
この判断で、寿命まで走行した、つまり寿命であると判断したら(S105のYES)、寿命状態として『残量なし』を通知して、機械動作を停止させておく(S102)。
一方、寿命まで走行していない、つまり寿命でないと判断したら(S105のNO)、ニア寿命状態として『残量わずか』を通知して、機械動作が可能な状態を維持する(S106)。
If it is determined that the lubricant is not at the end of life (NO in S101), a stop request is issued after each printing operation (S013).
Thereafter, the determination result of the previous lubricant remaining amount detection is inquired (S104), and if the lubricant remaining
If it is determined that the vehicle has run to the end of its life, that is, it is the end of life (YES in S105), “no remaining amount” is notified as the life state, and the machine operation is stopped (S102).
On the other hand, if it is determined that the vehicle has not traveled to the end of its life, that is, it is not the end of life (NO in S105), “nearly remaining amount” is notified as the near life state, and a state in which machine operation is possible is maintained (S106).
前回の潤滑剤残量検知の判定結果を照会し(S104)、非導通状態、つまり通常状態を検知していた場合は、改めて潤滑剤残量検知装置330の導通によるニア寿命判定を開始する(S107)。
そして、潤滑剤残量検知装置330による導通、非導通の状態検知を行い(S108)、潤滑剤残量検知装置330で導通を検知したら、ニア寿命状態として『残量わずか』を通知して、機械動作が可能な状態を維持する(S106)。
一方、潤滑剤残量検知装置330で非導通を検知したら、通常のままの状態として『残量あり』を通知して、機械動作が可能な状態を維持する(S109)。
The determination result of the previous lubricant remaining amount detection is inquired (S104), and when the non-conductive state, that is, the normal state is detected, the near life determination by the conduction of the lubricant remaining
Then, the state of conduction and non-conduction is detected by the lubricant remaining amount detection device 330 (S108), and when conduction is detected by the lubricant remaining
On the other hand, if non-conduction is detected by the lubricant remaining
ここで、非寿命状態であると判断した後(S101のNO)、停止要求を行った後(S103)、潤滑剤残量検知装置330による導通、非導通の判定動作を実行しているのは、機械動作による振動による誤検知を防止する目的からである。
また、図15のフロー図では、特に明記していないが、プリンタ200本体の電源OFF/ON時も同様な制御フローを実行し(流し)、固形状潤滑剤の残量の判定を行ったうえで、機械動作可否判定を実施する。
Here, after determining that it is in a non-life state (NO in S101), after making a stop request (S103), the operation of determining whether the lubricant remaining
Although not particularly specified in the flowchart of FIG. 15, a similar control flow is executed (flowed) when the
上述したように、本実施形態の潤滑剤塗布装置31では、潤滑剤残量検知装置330は、固形状潤滑剤312の残量判断を行うタイミングでのみ通電動作を実行する。
これによれば、導通検知で固形状潤滑剤の残量を検出する潤滑剤残量検知装置では、導通検知するために通電するため、そのバイアス印加による電力量が多くなる。一方、本実施形態の潤滑剤塗布装置31では、潤滑剤塗布ローラ311の停止時、中間転写ベルト56の停止時、プリンタ200本体の停止時等にのみ固形状潤滑剤312の残量の判断を実行するため、本実行時以外のバイアス印加は不要となる。このため、電力量の総量を減らす効果がある。また、潤滑剤塗布装置31を備えるプリンタ200の動作時における残量検知のバイアス印加動作を行わない構成とすると、残量検知のバイアス印加に起因したノイズによる画像形成動作等への影響の懸念もなくなる。
As described above, in the
According to this, in the lubricant remaining amount detection device that detects the remaining amount of the solid lubricant by the conduction detection, the amount of electric power due to the bias application increases because the lubricant is supplied to detect the conduction. On the other hand, in the
以上、本実施形態について、図面を参照しながら説明してきたが、具体的な構成は、上述した本実施形態の潤滑剤塗布装置31を備えた構成に限られるものではなく、要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等を行っても良い。
例えば、各感光体1上に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置を設け、上述した潤滑剤塗布装置31と同様な潤滑剤残量検知装置を、各感光体1上に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置に設けても良い。
これにより、上述した本実施形態の潤滑剤塗布装置31と同様な効果を奏することができる。
As described above, the present embodiment has been described with reference to the drawings. However, the specific configuration is not limited to the configuration including the
For example, a lubricant application device that applies a lubricant to each photoconductor 1 is provided, and a lubricant remaining amount detection device similar to the
Thereby, there can exist an effect similar to the
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
固形状潤滑剤312などの固形状潤滑剤と、該固形状潤滑剤を削りとって中間転写ベルト56などの被塗布体に塗布する潤滑剤塗布ローラ311などの潤滑剤塗布ローラと、前記固形状潤滑剤の消費による潤滑剤量の減少を検知する潤滑剤残量検知装置330などの潤滑剤残量検知装置とを有する潤滑剤塗布装置31などの潤滑剤塗布装置において、前記潤滑剤残量検知装置には、軸334aなどの回転軸を中心に回転する残量検知用の残量検知用回転部材334などの回転部材が設けられており、前記回転部材は、前記固形状潤滑剤の消費にともなって前記潤滑剤塗布ローラ側へ移動する前記固形状潤滑剤のホルダ部材313などの保持部材に接触する接触端部334bなどの接触部分を有し、前記固形状潤滑剤を保持した前記保持部材、前記潤滑剤塗布ローラの順で同じ方向から当該潤滑剤塗布装置に取り付けるときの取り付け方向下流側から、前記保持部材の残量検知用形状314などの当接箇所に前記接触部分が当接するように設けられていることを特徴とする。
What was demonstrated above is an example, and there exists an effect peculiar for every following aspect.
(Aspect A)
A solid lubricant such as the
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
固形状潤滑剤を保持した保持部材、潤滑剤塗布ローラの順で同じ方向から潤滑剤塗布装置に取り付けるときの取り付け方向下流側から、保持部材の当接箇所に回転部材の接触部分が当接する。
このように当接するので、潤滑剤塗布ローラと、固形状潤滑剤を保持した保持部材を取り付けるときには、保持部材の当接部分は接触部分を押して回転部材を回転させることができる。一方、潤滑剤塗布ローラと、固形状潤滑剤を保持した保持部材を取り外すときには、回転部材の接触部分から保持部材の当接箇所が離間するだけである。
これらのため、固形状潤滑剤を交換するときに、回転部材の接触部分が、潤滑剤塗布ローラと、固形状潤滑剤を保持した保持部材の着脱動作を妨げることなく、スムーズな交換作業が行える。
According to this, as described in the present embodiment, the following effects can be achieved.
The contact portion of the rotating member comes into contact with the contact portion of the holding member from the downstream side in the attaching direction when attaching to the lubricant applying device from the same direction in the order of the holding member holding the solid lubricant and the lubricant applying roller.
Thus, when the lubricant application roller and the holding member holding the solid lubricant are attached, the contact portion of the holding member can push the contact portion to rotate the rotating member. On the other hand, when removing the lubricant application roller and the holding member holding the solid lubricant, the contact portion of the holding member is merely separated from the contact portion of the rotating member.
For these reasons, when replacing the solid lubricant, the contact portion of the rotating member can be smoothly replaced without interfering with the attaching / detaching operation of the lubricant application roller and the holding member holding the solid lubricant. .
したがって、固形状潤滑剤を交換するときに潤滑剤残量検知装置の電極や導電性部材を潤滑剤残量検知装置から、又は潤滑剤残量検知装置自体を潤滑剤塗布装置から取り外すことなく、固形状潤滑剤の交換作業を行うことができ、交換作業時間の短縮化が図れる。
よって、従来よりも、固形状潤滑剤の枯渇にともなう機械動作禁止により生じるダウンタイムの低減を図ることができる潤滑剤塗布装置を提供できる。
Therefore, when replacing the solid lubricant, without removing the electrode or conductive member of the lubricant remaining amount detection device from the lubricant remaining amount detection device or the lubricant remaining amount detection device itself from the lubricant application device, The replacement work of the solid lubricant can be performed, and the replacement work time can be shortened.
Therefore, it is possible to provide a lubricant application device that can reduce downtime caused by the prohibition of machine operation accompanying the depletion of the solid lubricant as compared with the conventional case.
(態様B)
(態様A)において、当該潤滑剤塗布装置を用いる装置に対して、独立して着脱可能なことを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、潤滑剤塗布装置の固形状潤滑剤の交換作業の作業性をさらに向上させ、また、潤滑剤収納ケース301などの内部に搭載した固形状潤滑剤の交換をさらに短時間で容易に実施できる。
(Aspect B)
(Aspect A) is characterized in that it can be independently attached to and detached from an apparatus using the lubricant applying apparatus.
According to this, as described in the present embodiment, the workability of the replacement operation of the solid lubricant of the lubricant application device is further improved, and the solid lubrication mounted inside the
(態様C)
(態様A)又は(態様B)において、前記被塗布体に接触する前記潤滑剤塗布ローラの部分が、前記潤滑剤塗布ローラの上面となるように、当該潤滑剤塗布装置を上方から前記潤滑剤塗布ローラ、前記固形状潤滑剤の順となるように略直立した姿勢で配置されていることを特徴とする。
(Aspect C)
In (Aspect A) or (Aspect B), the lubricant application device is moved from above so that the portion of the lubricant application roller in contact with the object to be applied is the upper surface of the lubricant application roller. The coating roller and the solid lubricant are arranged in an upright posture so as to be in this order.
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
潤滑剤塗布ローラを上面として直立する構成とし、上面から潤滑剤塗布ローラ、固形状潤滑剤の順に交換可能な構成とすることができ、固形状潤滑剤の交換作業の作業性をより向上させることができる。また、固形状潤滑剤を収納する潤滑剤収納ケース301などの潤滑剤収納部材において、潤滑剤塗布ローラ側のみが開口したシンプルな形状とすることで、粉体状に削りとられた潤滑剤の飛散や落下を容易に防止できる構成とすることができる。また、同時によりシンプルな潤滑剤塗布装置とすることで、部品点数の削減を図り安価な潤滑剤塗布装置とすることもできる。
According to this, as described in the present embodiment, the following effects can be achieved.
The lubricant application roller can be configured to stand upright, and the lubricant application roller and the solid lubricant can be replaced in this order from the upper surface, further improving the workability of the solid lubricant replacement work. Can do. Further, in the lubricant storage member such as the
(態様D)
(態様A)乃至(態様C)のいずれかにおいて、前記保持部材に設けた残量検知用形状314などの一部の凸形状が、前記固形状潤滑剤の潤滑剤塗布装置へのセット時に、前記回転部材の前記接触部分に接触して押すことで、前記回転部材が回転動作することを特徴とする。
(Aspect D)
In any one of (Aspect A) to (Aspect C), when some of the convex shapes such as the remaining
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
残量検知用の回転部材を、固形状潤滑剤のセット方向に対して回転動作できるように配置し、セット時動作に連動して回転させることができる。そして、このように回転させることで、潤滑剤残量検知装置を潤滑剤塗布装置自体から取り外すことなく、固形状潤滑剤の交換作業が可能に、容易に構成することができる。
According to this, as described in the present embodiment, the following effects can be achieved.
The rotating member for detecting the remaining amount is arranged so as to be able to rotate with respect to the setting direction of the solid lubricant, and can be rotated in conjunction with the operation at the time of setting. By rotating in this way, the solid lubricant can be easily replaced without removing the lubricant remaining amount detection device from the lubricant application device itself.
(態様E)
(態様A)乃至(態様D)のいずれかにおいて、前記固形状潤滑剤を前記潤滑剤塗布ローラに向けて加圧する圧縮スプリング321やスプリング部材321aなどの加圧部材を有し、前記加圧部材による矢印A方向などの加圧方向と、前記潤滑剤残量検知装置に設けた前記回転部材により、前記固形状潤滑剤を保持する前記保持部材が付勢される矢印B方向などの方向とを、同一方向としたことを特徴とする。
(Aspect E)
In any one of (Aspect A) to (Aspect D), a pressure member such as a
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
新品時等に潤滑剤塗布ローラが接触する面がフラットな固形状潤滑剤では、その表面を潤滑剤塗布ローラにより削り取り難く、固形状潤滑剤の使用開始初期においては、潤滑剤塗布量が不足し易い。
一方、加圧部材による加圧方向と、回転部材による保持部材の付勢方向とを同じ方向とすることで、残量検知用の回転部材による付勢により、固形状潤滑剤を潤滑剤塗布ローラに向けて加圧する加圧部材の加圧力を補助することができる。
これにより、固形状潤滑剤を潤滑剤塗布ローラに向けて加圧する加圧力を大きくして、その表面を潤滑剤塗布ローラにより削り取り易くでき、潤滑剤塗布ローラが接触する面がフラットな固形状潤滑剤でも、使用開始初期の潤滑剤塗布量が不足を解消できる。
また、加圧部材のバネ定数を大きくする必要がないので、固形状潤滑剤の着脱動作時において、残量検知用の回転部材による付勢が妨げとならない構成とすることもできる。
According to this, as described in the present embodiment, the following effects can be achieved.
In the case of a solid lubricant with a flat contact surface with the lubricant application roller when it is new, it is difficult to scrape the surface with the lubricant application roller, and the amount of lubricant application is insufficient at the beginning of use of the solid lubricant. easy.
On the other hand, by applying the pressing direction by the pressing member and the biasing direction of the holding member by the rotating member to the same direction, the solid lubricant is applied to the lubricant application roller by the biasing by the rotating member for detecting the remaining amount. The pressurizing force of the pressurizing member that pressurizes toward the pressure can be assisted.
As a result, the pressure applied to the solid lubricant toward the lubricant application roller is increased, the surface of the surface can be easily scraped off by the lubricant application roller, and the surface on which the lubricant application roller contacts is flat. Even with the agent, the shortage of lubricant application amount at the beginning of use can be solved.
Further, since it is not necessary to increase the spring constant of the pressurizing member, it is possible to adopt a configuration in which the urging force by the rotating member for detecting the remaining amount is not hindered during the attaching / detaching operation of the solid lubricant.
(態様F)
(態様E)において、前記回転部材により、前記保持部材を付勢する付勢力は、前記固形状潤滑剤の消費にともない、徐々に弱くなっていくことを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
新品時等に潤滑剤塗布ローラが接触する面がフラットな固形状潤滑剤では、その表面を潤滑剤塗布ローラにより削り取り難く、固形状潤滑剤の使用開始初期においては、潤滑剤塗布量が不足し易い。しかし、経時においても固形状潤滑剤を潤滑剤塗布ローラに向けて加圧する加圧力を大きくしてしまうと、固形状潤滑剤の消費量、つまり潤滑剤塗布量が必要以上に増えてしまい固形状潤滑剤の寿命が短くなってしまう。
一方、保持部材を付勢する付勢力を、固形状潤滑剤の消費にともない、徐々に弱くすることで、固形状潤滑剤の残量が多い場合における潤滑剤塗布量を多くしつつ、経時においては消費率を減らして、固形状潤滑剤の寿命を伸ばすことができる。
(Aspect F)
In (Embodiment E), the urging force for urging the holding member by the rotating member gradually decreases with consumption of the solid lubricant.
According to this, as described in the present embodiment, the following effects can be achieved.
In the case of a solid lubricant with a flat contact surface with the lubricant application roller when it is new, it is difficult to scrape the surface with the lubricant application roller, and the amount of lubricant application is insufficient at the beginning of use of the solid lubricant. easy. However, if the pressure applied to press the solid lubricant toward the lubricant application roller is increased over time, the amount of solid lubricant consumed, that is, the amount of lubricant applied will increase more than necessary. The life of the lubricant will be shortened.
On the other hand, by gradually reducing the urging force for urging the holding member as the solid lubricant is consumed, the amount of lubricant applied when the remaining amount of the solid lubricant is large is increased over time. Can reduce the consumption rate and extend the life of the solid lubricant.
(態様G)
(態様E)又は(態様F)において、前記潤滑剤残量検知装置で、前記固形状潤滑剤の潤滑剤量の減少が所定の量まで達したと検知されたときに、前記回転部材により前記固形状潤滑剤を付勢する付勢力が無くなるように構成されていることを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
固形状潤滑剤の残量が多い場合には、加圧部材による加圧力を回転部材による付勢力で補助して潤滑剤塗布量不足を補い、経時においては回転部材による付勢力をなくして、加圧部材の加圧力のみによる潤滑剤塗布とすることができる。
このように、経時において加圧部材の加圧力のみによる潤滑剤塗布とすることで、固形状潤滑剤の消費率を更に減らして、固形状潤滑剤の寿命を更に伸ばすことができる。
(Aspect G)
In (Aspect E) or (Aspect F), when the lubricant remaining amount detection device detects that a decrease in the lubricant amount of the solid lubricant has reached a predetermined amount, the rotating member causes the The urging force for urging the solid lubricant is configured to be eliminated.
According to this, as described in the present embodiment, the following effects can be achieved.
When the remaining amount of solid lubricant is large, the pressure applied by the pressure member is assisted by the urging force of the rotating member to compensate for the insufficient amount of lubricant applied. The lubricant can be applied only by the pressure applied by the pressure member.
As described above, by applying the lubricant only by the pressure applied by the pressure member over time, the consumption rate of the solid lubricant can be further reduced, and the life of the solid lubricant can be further extended.
(態様H)
(態様A)乃至(態様G)のいずれかにおいて、前記固形状潤滑剤を収納する潤滑剤収納ケース301などの潤滑剤収納部材は、前記固形状潤滑剤を収納/着脱可能とするため一面のみを開口した形状とするとともに、前記開口した一面を上面にして直立可能としたことを特徴とする。
(Aspect H)
In any one of (Aspect A) to (Aspect G), a lubricant storage member such as a
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
潤滑剤収納部材の開口面を一面とし、またその開口面を上面として立たせることができる形状とすることで、粉体状潤滑剤の予期せぬ飛散および落下を防止することができる。また、その開口面に潤滑剤塗布ローラを配置する構成となるため、別途開口部を設けた場合に必要なカバー部材等を削減することができる。
According to this, as described in the present embodiment, the following effects can be achieved.
By making the opening surface of the lubricant containing member one surface and having the opening surface as an upper surface, it is possible to prevent the powdery lubricant from being unexpectedly scattered and dropped. In addition, since the lubricant application roller is arranged on the opening surface, it is possible to reduce a cover member or the like necessary when a separate opening is provided.
(態様I)
(態様A)乃至(態様H)のいずれかにおいて、前記潤滑剤残量検知装置は、前記回転部材の回転動作と電極板335,336などの導電性材料からなる部材とを用いた通電により、前記固形状潤滑剤の残量状態を判断することを特徴とする。
(Aspect I)
In any one of (Aspect A) to (Aspect H), the lubricant remaining amount detection device performs a rotation operation of the rotating member and energization using a member made of a conductive material such as the
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
導通状態、非導通状態を判断することにより潤滑剤残量を検知することで、センサ等の検知手段を潤滑剤塗布装置の近傍に配置する必要がなく省スペースで固形状潤滑剤の残量検知を行うことができる。
According to this, as described in the present embodiment, the following effects can be achieved.
Detecting the remaining amount of lubricant by determining the conduction state and non-conduction state, it is not necessary to place a sensor or other detection means near the lubricant application device, and space-saving detection of the remaining amount of solid lubricant It can be performed.
(態様J)
(態様I)において、前記潤滑剤残量検知装置は、前記固形状潤滑剤の残量判断を行うタイミングでのみ通電動作を実行することを特徴とする。
(Aspect J)
In (Aspect I), the lubricant remaining amount detection device performs the energization operation only at the timing of determining the remaining amount of the solid lubricant.
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
導通検知で潤滑剤残量を検出する潤滑剤残量検知装置では、導通検知するために通電するため、そのバイアス印加による電力量が多くなる。一方、本態様Gでは、塗布ローラの停止時、像担持体の停止時、画像形成装置本体の停止時等にのみ固形状潤滑剤の残量の判断を実行するため、本実行時以外のバイアス印加は不要となる。このため、電力量の総量を減らす効果がある。また、潤滑剤塗布装置を備える装置の動作時における残量検知のバイアス印加動作を行わない構成とすると、残量検知のバイアス印加に起因したノイズによる画像形成動作等への影響の懸念もなくなる。
According to this, as described in the present embodiment, the following effects can be achieved.
In the lubricant remaining amount detection device that detects the remaining amount of lubricant by detecting continuity, power is supplied to detect continuity, so that the amount of electric power due to bias application increases. On the other hand, in this mode G, since the determination of the remaining amount of the solid lubricant is performed only when the application roller is stopped, the image carrier is stopped, the image forming apparatus main body is stopped, and the like, Application is unnecessary. This has the effect of reducing the total amount of power. Further, when the bias application operation for the remaining amount detection is not performed during the operation of the apparatus including the lubricant application device, there is no concern about the influence on the image forming operation due to noise caused by the bias application for the remaining amount detection.
(態様K)
(態様A)又は(態様J)のいずれかにおいて、前記潤滑剤残量装置を複数箇所に有し、少なくとも前記固形状潤滑剤の長手方向の両端部近傍に配置していることを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、固形状潤滑剤の両端部2箇所近傍での導通の確認を行うことで、固形状潤滑剤の偏った消費状態においても、潤滑剤残量を正常に検知することが可能となる。
(Aspect K)
In any one of (Aspect A) or (Aspect J), the lubricant remaining amount device is provided at a plurality of locations, and is disposed at least near both ends in the longitudinal direction of the solid lubricant. .
According to this, as described in the present embodiment, the remaining amount of the lubricant can be obtained even in the uneven consumption state of the solid lubricant by confirming conduction in the vicinity of the two ends of the solid lubricant. Can be detected normally.
(態様L)
(態様I)又は(態様J)において、前記潤滑剤残量検知装置は、導電性の材料からなる部材との接触による通電により、前記固形状潤滑剤の残量が残りわずかな状態であると検知することを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
導通状態を固形状潤滑剤の寿命もしくはニア寿命とすることで、潤滑剤塗布装置を備える装置の動作時、つまり通常時には、常に導通しない状態とすることができ、消費電力を低減できる。また、潤滑剤塗布ローラ回転時には検知動作を行わないように構成することで、固形状潤滑剤の振動等による断続的な接触での導通による誤検知も防止できる。また、導通状態をニア寿命とすることで、固形状潤滑剤の交換を促す時間を設けることができ、ダウンタイムの低減効果を、さらに高めることができる。
(Aspect L)
In (Aspect I) or (Aspect J), the lubricant remaining amount detecting device is in a state where the remaining amount of the solid lubricant is in a slight state due to energization by contact with a member made of a conductive material. It is characterized by detecting.
According to this, as described in the present embodiment, the following effects can be achieved.
By setting the conductive state to the life or near life of the solid lubricant, the device including the lubricant application device can be kept in a non-conductive state at the time of operation of the device, that is, normally, and power consumption can be reduced. Further, by configuring so that the detection operation is not performed when the lubricant application roller rotates, it is possible to prevent erroneous detection due to intermittent contact due to vibration of the solid lubricant or the like. Further, by setting the conductive state to the near life, it is possible to provide time for prompting replacement of the solid lubricant, and the effect of reducing the downtime can be further enhanced.
(態様M)
(態様A)乃至(態様L)のいずれかにおいて、前記潤滑剤残量検知装置を当該潤滑剤塗布装置の長手方向の一側面に設けるものであり、前記固形状潤滑剤に接する側の前記潤滑剤塗布ローラの回転方向下流側の、長手方向の右側面などの一側面に前記潤滑剤残量検知装置が設けられていることを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
固形状潤滑剤は潤滑剤塗布ローラにより削りとられるため、固形状潤滑剤に接する側の潤滑剤塗布ローラの回転方向下流側へ押された状態となる。この状態でも、固形状潤滑剤に接する側の潤滑剤塗布ローラの回転方向下流側の、長手方向の一側面に潤滑剤残量検知装置を設けることで、安定した固形状潤滑剤の残量検知を確実に行うことができる。
(Aspect M)
In any one of (Aspect A) to (Aspect L), the lubricant remaining amount detection device is provided on one side surface in the longitudinal direction of the lubricant application device, and the lubrication on the side in contact with the solid lubricant The lubricant remaining amount detection device is provided on one side surface such as a right side surface in the longitudinal direction downstream of the lubricant application roller in the rotation direction.
According to this, as described in the present embodiment, the following effects can be achieved.
Since the solid lubricant is scraped off by the lubricant application roller, the solid lubricant is pushed downstream in the rotation direction of the lubricant application roller on the side in contact with the solid lubricant. Even in this state, it is possible to stably detect the remaining amount of solid lubricant by providing a lubricant remaining amount detection device on one side in the longitudinal direction downstream of the rotation direction of the lubricant application roller on the side in contact with the solid lubricant. Can be performed reliably.
(態様N)
(態様M)において、前記固形状潤滑剤を収納する潤滑剤収納部材は、前記固形状潤滑剤を収納/着脱可能とするため一面のみを開口した形状とするとともに、前記開口した面側から見た場合の長手方向両端部の内側面、及び回転する前記潤滑剤塗布ローラによる前記固形状潤滑剤のより方向下流側の内側面に前記固形状潤滑剤の位置を規制する規制部材を設けていることを特徴とする。
(Aspect N)
In (Aspect M), the lubricant accommodating member that accommodates the solid lubricant has a shape in which only one surface is opened so that the solid lubricant can be accommodated / removable, and viewed from the opened surface side. A regulating member for regulating the position of the solid lubricant is provided on the inner side surface at both ends in the longitudinal direction and the inner side surface on the downstream side of the solid lubricant by the rotating lubricant application roller. It is characterized by that.
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
固形状潤滑剤は、その消費にともなって潤滑剤塗布ローラ側に移動するためのガタを、潤滑剤収納部材の長手方向の両端側の内側面、及び長手方向に平行な両内側面に有している。
しかし、これらのガタが大きすぎると、潤滑剤塗布ローラを回転させて固形状潤滑剤を削りとるときに、固形状潤滑剤及びその保持部材がガタついて、保持部材に設けた一部の凸形状等が潤滑剤収納部材に引っ掛かるおそれがある。また、ガタが大きすぎると、固形状潤滑剤の着脱時における、固形状潤滑剤やその保持部材の潤滑剤残量検知部等への予期せぬ接触がおこり、残量検知用の回転部材の接触部分等が破損するおそれもある。
このように保持部材が引っ掛かってしまったり、回転部材の接触部分等が破損してしまったりすると、潤滑剤残量検知装置による正常な潤滑剤残量検知が行えなくなってしまう。
According to this, as described in the present embodiment, the following effects can be achieved.
The solid lubricant has backlash for moving to the lubricant application roller side as it is consumed on the inner side surfaces on both ends in the longitudinal direction of the lubricant housing member and on both inner side surfaces parallel to the longitudinal direction. ing.
However, if these backlashes are too large, when the lubricant application roller is rotated to scrape off the solid lubricant, the solid lubricant and its holding member become loose, and some convex shapes provided on the holding member Or the like may be caught on the lubricant housing member. If the backlash is too large, unexpected contact of the solid lubricant or its holding member with the lubricant remaining amount detection unit, etc. occurs when the solid lubricant is attached or detached. There is a risk of damage to the contact area.
If the holding member is caught or the contact portion of the rotating member is damaged as described above, the normal lubricant remaining amount cannot be detected by the lubricant remaining amount detecting device.
一方、長手方向両端部の内側面、及び回転する潤滑剤塗布ローラによる固形状潤滑剤のより方向下流側の内側面に固形状潤滑剤の位置を規制する規制部材を設けることで、固形状潤滑剤が装置ケース内での動き(ガタ)をある程度規制できる。
このように規制することにより、残量検知用として保持部材に設けた一部の凸形状等が潤滑剤収納部材に引っかかったり、回転部材の接触部分等が破損したりすることを抑制できる。
On the other hand, by providing a regulating member for regulating the position of the solid lubricant on the inner side surface at both ends in the longitudinal direction and the inner side surface on the downstream side of the solid lubricant by the rotating lubricant application roller, solid lubrication The agent can regulate the movement (backlash) in the device case to some extent.
By restricting in this way, it is possible to prevent a part of the convex shape or the like provided on the holding member for detecting the remaining amount from being caught on the lubricant housing member or from damage to the contact portion of the rotating member.
(態様O)
中間転写ベルト56などの中間転写ベルトと、該中間転写ベルトに潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置を備えるプリンタ200などの画像形成装置において、前記潤滑剤塗布装置として、(態様A)乃至(態様N)のいずれかの潤滑剤塗布装置31などの潤滑剤塗布装置を、当該画像形成装置本体から単独で着脱可能に備えること特徴とする。
(Aspect O)
In an image forming apparatus such as a
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
(態様A)乃至(態様N)のいずれかの潤滑剤塗布装置と同様な効果を奏することができるとともに、潤滑剤塗布装置の固形状潤滑剤の交換作業の作業性をさらに向上させることができる。また、内部に搭載した固形状潤滑剤の交換をさらに短時間で容易に実施できる。
According to this, as described in the present embodiment, the following effects can be achieved.
The effect similar to that of the lubricant application device according to any one of (Aspect A) to (Aspect N) can be obtained, and the workability of the replacement operation of the solid lubricant in the lubricant application device can be further improved. . In addition, the replacement of the solid lubricant mounted inside can be easily performed in a shorter time.
1 感光体
2 帯電装置
4 現像装置
8 クリーニング装置
10 作像ユニット
31 潤滑剤塗布装置
39 ベルトクリーニング装置
50 中間転写装置
56 中間転写ベルト
100 制御部
200 プリンタ
224 接触端
301 潤滑剤収納ケース
311 潤滑剤塗布ローラ
312 固形状潤滑剤
313 ホルダ部材
314 残量検知用形状
321 圧縮スプリング
321a スプリング部材
321b アーム形状部材
330 潤滑剤残量検知装置
331 潤滑剤残量検知ケース
334 残量検知用回転部材(実施例1、2)
334a 軸(実施例1、2)
334b 接触端部
334c 押圧端部
335,336 電極板
336a 曲げ加工電極板(参考例)
336b 電極板(実施例2)
336c 曲げ加工電極板(実施例3)
337 回転規制形状
338 ストッパ形状
344 残量検知用回転部材(実施例3)
344a 軸(実施例3)
344b 接触形状(実施例3)
344c 押圧端部(実施例3)
351 長手方向リブ形状(実施例5)
352 より方向リブ形状(実施例5)
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Photoconductor 2 Charging device 4 Developing device 8
334a shaft (Examples 1 and 2)
336b Electrode plate (Example 2)
336c Bending electrode plate (Example 3)
337
344a shaft (Example 3)
344b Contact shape (Example 3)
344c Pressing end (Example 3)
351 Longitudinal rib shape (Example 5)
352 Directional rib shape (Example 5)
Claims (15)
前記潤滑剤残量検知装置には、回転軸を中心に回転する残量検知用の回転部材が設けられており、
前記回転部材は、前記固形状潤滑剤の消費にともなって前記潤滑剤塗布ローラ側へ移動する前記固形状潤滑剤の保持部材に接触する接触部分を有し、前記固形状潤滑剤を保持した前記保持部材、前記潤滑剤塗布ローラの順で同じ方向から当該潤滑剤塗布装置に取り付けるときの取り付け方向下流側から、前記保持部材の当接箇所に前記接触部分が当接するように設けられていることを特徴とする潤滑剤塗布装置。 A solid lubricant, a lubricant application roller for scraping the solid lubricant and applying the solid lubricant to an object, and a lubricant remaining amount detection device for detecting a decrease in the amount of lubricant due to consumption of the solid lubricant; In a lubricant application device having
The lubricant remaining amount detecting device is provided with a rotating member for detecting a remaining amount that rotates around a rotation shaft,
The rotating member has a contact portion that contacts the holding member of the solid lubricant that moves to the lubricant application roller side as the solid lubricant is consumed, and holds the solid lubricant. The holding member and the lubricant application roller are provided so that the contact portion comes into contact with the contact position of the holding member from the downstream side in the attachment direction when attaching to the lubricant application device from the same direction in this order. A lubricant application device characterized by the above.
当該潤滑剤塗布装置を用いる装置に対して、独立して着脱可能なことを特徴とする潤滑剤塗布装置。 In the lubricant application device according to claim 1,
A lubricant applicator characterized by being detachable independently from an apparatus using the lubricant applicator.
前記被塗布体に接触する前記潤滑剤塗布ローラの部分が、前記潤滑剤塗布ローラの上面となるように、当該潤滑剤塗布装置を上方から前記潤滑剤塗布ローラ、前記固形状潤滑剤の順となるように略直立した姿勢で配置されていることを特徴とする潤滑剤塗布装置。 In the lubricant application device according to claim 1 or 2,
The lubricant application device is arranged from the top in the order of the lubricant application roller and the solid lubricant so that the portion of the lubricant application roller in contact with the object to be applied becomes the upper surface of the lubricant application roller. The lubricant application device is arranged in a substantially upright posture.
前記保持部材に設けた一部の凸形状が、前記固形状潤滑剤の潤滑剤塗布装置へのセット時に、前記回転部材の前記接触部分に接触して押すことで、前記回転部材が回転動作することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 In the lubricant application device according to any one of claims 1 to 3,
When a part of the convex shape provided on the holding member is set in contact with the contact portion of the rotating member when the solid lubricant is set in the lubricant application device, the rotating member rotates. A lubricant application device characterized by that.
前記固形状潤滑剤を前記潤滑剤塗布ローラに向けて加圧する加圧部材を有し、
前記加圧部材による加圧方向と、前記潤滑剤残量検知装置に設けた前記回転部材により、前記固形状潤滑剤を保持する前記保持部材が付勢される方向とを、同一方向としたことを特徴とする潤滑剤塗布装置。 In the lubricant application device according to any one of claims 1 to 4,
A pressure member that pressurizes the solid lubricant toward the lubricant application roller;
The pressing direction by the pressing member and the direction in which the holding member holding the solid lubricant is urged by the rotating member provided in the lubricant remaining amount detecting device are set to be the same direction. A lubricant application device characterized by the above.
前記回転部材により、前記保持部材を付勢する付勢力は、前記固形状潤滑剤の消費にともない、徐々に弱くなっていくことを特徴とする潤滑剤塗布装置。 In the lubricant application device according to claim 5,
The lubricant applying apparatus according to claim 1, wherein the urging force for urging the holding member by the rotating member gradually decreases with consumption of the solid lubricant.
前記潤滑剤残量検知装置で、前記固形状潤滑剤の潤滑剤量の減少が所定の量まで達したと検知されたときに、
前記回転部材により前記固形状潤滑剤を付勢する付勢力が無くなるように構成されていることを特徴とする潤滑剤塗布装置。 In the lubricant application device according to claim 5 or 6,
When the lubricant remaining amount detecting device detects that the decrease in the amount of lubricant of the solid lubricant has reached a predetermined amount,
A lubricant application device configured to eliminate an urging force for urging the solid lubricant by the rotating member.
前記固形状潤滑剤を収納する潤滑剤収納部材は、前記固形状潤滑剤を収納/着脱可能とするため一面のみを開口した形状とするとともに、前記開口した一面を上面にして直立可能としたことを特徴とする潤滑剤塗布装置。 In the lubricant application device according to any one of claims 1 to 7,
The lubricant storage member for storing the solid lubricant has a shape in which only one surface is opened so that the solid lubricant can be stored / removable, and can be made upright with the opened one surface as an upper surface. A lubricant application device characterized by the above.
前記潤滑剤残量検知装置は、前記回転部材の回転動作と導電性材料からなる部材とを用いた通電により、前記固形状潤滑剤の残量状態を判断することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 In the lubricant application device according to any one of claims 1 to 8,
The lubricant remaining amount detecting device judges a remaining state of the solid lubricant by energization using a rotating operation of the rotating member and a member made of a conductive material. .
前記潤滑剤残量検知装置は、前記固形状潤滑剤の残量判断を行うタイミングでのみ通電動作を実行することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 In the lubricant application device according to claim 9,
The lubricant remaining amount detecting device performs an energization operation only at a timing of determining the remaining amount of the solid lubricant.
前記潤滑剤残量装置を複数箇所に有し、少なくとも前記固形状潤滑剤の長手方向の両端部近傍に配置していることを特徴とする潤滑剤塗布装置。 In the lubricant application device according to any one of claims 1 to 10,
A lubricant application device having the lubricant remaining device at a plurality of locations and disposed at least in the vicinity of both ends in the longitudinal direction of the solid lubricant.
前記潤滑剤残量検知装置は、導電性の材料からなる部材との接触による通電により、前記固形状潤滑剤の残量が残りわずかな状態であると検知することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 In the lubricant application device according to claim 9 or 10,
The lubricant remaining amount detecting device detects that the remaining amount of the solid lubricant is in a slight state by energization by contact with a member made of a conductive material. .
前記潤滑剤残量検知装置を当該潤滑剤塗布装置の長手方向の一側面に設けるものであり、
前記固形状潤滑剤に接する側の前記潤滑剤塗布ローラの回転方向下流側の、長手方向の一側面に前記潤滑剤残量検知装置が設けられていることを特徴とする潤滑剤塗布装置。 The lubricant application device according to any one of claims 1 to 12,
The lubricant remaining amount detection device is provided on one side surface in the longitudinal direction of the lubricant application device,
The lubricant application device, wherein the lubricant remaining amount detection device is provided on one side surface in the longitudinal direction on the downstream side in the rotation direction of the lubricant application roller on the side in contact with the solid lubricant.
前記固形状潤滑剤を収納する潤滑剤収納部材は、前記固形状潤滑剤を収納/着脱可能とするため一面のみを開口した形状とするとともに、前記開口した面側から見た場合の長手方向両端部の内側面、及び回転する前記潤滑剤塗布ローラによる前記固形状潤滑剤のより方向下流側の内側面に前記固形状潤滑剤の位置を規制する規制部材を設けていることを特徴とする潤滑剤塗布装置。 The lubricant application device according to claim 13,
The lubricant storage member for storing the solid lubricant has a shape in which only one surface is opened so that the solid lubricant can be stored / removable, and both ends in the longitudinal direction when viewed from the opened surface side. Lubrication characterized in that a regulating member for regulating the position of the solid lubricant is provided on the inner side surface of the part and on the inner side surface on the downstream side of the solid lubricant by the rotating lubricant application roller. Agent applicator.
前記潤滑剤塗布装置として、請求項1乃至14のいずれか一に記載の潤滑剤塗布装置を、当該画像形成装置本体から単独で着脱可能に備えること特徴とする画像形成装置。 In an image forming apparatus comprising an intermediate transfer belt and a lubricant application device for applying a lubricant to the intermediate transfer belt,
15. An image forming apparatus comprising the lubricant applying apparatus according to claim 1 detachably attached to the main body of the image forming apparatus as the lubricant applying apparatus.
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US11579557B2 (en) | 2019-08-29 | 2023-02-14 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Lubricant application device capable of detecting near-end and end of lubricant |
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