JP2014174882A - 情報端末装置、画像表示方法および画像表示プログラム - Google Patents

情報端末装置、画像表示方法および画像表示プログラム Download PDF

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【課題】ユーザーの感性と適合し易く、タッチディスプレイパネルに対する操作に伴う結果をユーザーが想起し易いグラフィックユーザーインターフェースを提供する。
【解決手段】操作標章Fへの検知対象物Tの接触が検出されていない非操作状態では、操作標章Fを初期表示位置に標準表示状態で表示させる処理#10と、操作標章Fの内の1つである選択標章Sに対して検知対象物Tの接触が検出されている操作状態では、選択標章Sを、弱調表示状態で初期表示位置に表示させると共に、選択標章Sの意匠を維持した形態で表現される可動標章Mを接触位置に表示させる処理#30とを行い、操作状態において接触位置が非決定領域R2に属する場合には、可動標章Mと選択標章Sとを表示させる処理#30Aを行い、接触位置が決定領域R1に属する場合には、可動標章Mを表示させると共に選択標章Sを非表示にさせる処理#30Bを行う。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像を表示面に表示すると共に、その表示面への検知対象物の接触を検出するタッチディスプレイパネルを備えた情報端末装置、及びそのような情報端末装置における画像表示方法及び画像表示プログラムに関する。
近年、タッチディスプレイパネルを備えた種々の情報端末装置が普及している。このような情報端末装置を利用するユーザーは、タッチディスプレイパネルに表示された操作標章を操作ボタンとして操作して、様々な機能を当該情報端末装置に実現させる。米国特許出願公開US2007/0273663号明細書(特許文献1)には、ユーザーの指やスタイラスペンなどを用いて、タッチディスプレイパネルに表示された操作標章(memu 50)を介して、ユーザーの所望の機能を情報端末装置に実行させる操作方法が開示されている。特許文献1では、それぞれに特定機能が割り当てられた複数の操作標章(memu 50)が選択エリア(a selection area 30a)に配置され、その内の1つの操作標章を実行エリア(an execution area 30b)に移動させることによって、当該操作標章に割り当てられた機能が実行される。1つの態様として、ユーザーは、所望の操作標章に指先やスタイラスペンを接触させ、接触させたままで選択エリアから実行エリアに操作標章を移動させる。つまり、いわゆる“ドラッグ”操作を行うことにより、所望の操作標章に割り当てられた機能を実行させる(特許文献1:[0041]-[0051], Figs.5-6D等。)。
このようなドラッグ操作は、操作も容易であるから、複数の操作標章から1つを選択して実行させるような場合に好適な態様である。しかし、操作対象となる操作標章が例えば一般的な人の指先程度の大きさであると、操作標章を隠してしまい、操作の途上でユーザーが迷ってしまう可能性もある。視認性を確保するために、操作標章を大きくすると、選択可能な操作標章の数が減少するため、利便性が低下する可能性がある。また、単純なドラッグ操作では、操作標章の移動に伴う変化の詳細な様子が表現しきれずに、情報端末装置の動作とユーザーの期待する動作結果との間に差が生じる可能性がある。
米国特許出願公開US2007/0273663号明細書
上記背景に鑑みて、ユーザーの感性と適合し易く、タッチディスプレイパネルに対する操作に伴う結果をユーザーが想起し易いグラフィックユーザーインターフェースが望まれる。
上記課題に鑑みた本発明に係る情報端末装置の特徴構成は、
画像を表示面に表示すると共に、前記表示面への検知対象物の接触を検出するタッチディスプレイパネルを備えた情報端末装置であって、
前記タッチディスプレイパネルに複数の操作標章を含む表示画像を表示させる表示制御部と、
前記タッチディスプレイパネルに対する前記検知対象物の接触位置を前記表示画像における指示座標として特定する座標特定部と、を備え、
前記表示制御部は、
前記表示画像中に、1つの前記操作標章が選択されたことを決定する決定領域と、前記決定領域とは重複することなく設定された非決定領域とを区分して表示させ、
前記操作標章への前記検知対象物の接触が検出されていない非操作状態では、前記操作標章のそれぞれを、前記非決定領域における予め規定されたそれぞれの初期表示位置に標準表示状態で表示させ、
前記操作標章の内の1つである選択標章に対して前記検知対象物の接触が検出されている操作状態では、当該選択標章を、前記標準表示状態で表示された他の前記操作標章に比べて視認性を低下させた弱調表示状態で、前記初期表示位置に表示させると共に、当該選択標章の意匠を維持した形態で表現される標章であって前記接触位置に応じて移動可能な可動標章を前記接触位置に表示させ、
前記操作状態において、前記接触位置が前記非決定領域に属する場合には、前記可動標章と前記選択標章とを表示させ、
前記操作状態において、前記接触位置が前記決定領域に属する場合には、前記可動標章を表示させると共に前記選択標章を非表示にさせる点にある。
この特徴構成によれば、選択標章に対して検知対象物の接触が検出されている操作状態において、接触位置が非決定領域に属する場合には、選択標章が弱調表示されると共に、可動標章が接触位置に表示される。一方、操作状態において、接触位置が決定領域に属する場合には、選択標章は表示されることなく、可動標章のみが表示される。つまり、可動標章が非決定領域に存在する場合と決定領域にある場合とで、その後の操作に伴う結果が異なることをユーザーに感覚的に伝えることができる。例えば、選択標章や可動標章に対応する操作標章に割り当てられた機能の実行が行われるか否かの予想を、表示内容によってユーザーに想起させることができる。このように、本特徴構成によれば、ユーザーの感性と適合し易く、タッチディスプレイパネルに対する操作に伴う結果をユーザーが想起し易いグラフィックユーザーインターフェース(GUI)を提供することができる。
ここで、本発明に係る情報端末装置は、前記表示制御部が、前記可動標章を、前記標準表示状態で表示された他の前記操作標章に比べて視認性を高めた強調表示状態で表示させると好適である。可動標章が強調表示されることにより、指やスタイラスペンなどと操作標章(この場合は、可動標章)とが重なっても、可動標章の視認性の低下が抑制される。さらに、可動標章が強調表示されることにより、当該可動標章と同じ意匠の操作標章(選択標章)に割り付けられた機能を実行することができるということを、ユーザーは良好に把握することができる。また、初期表示位置において弱調表示されている選択標章との差異がより明確となるので、ユーザーは、機能を実行させようとして操作している操作標章を確実に把握することができる。
また、本発明に係る情報端末装置は、前記表示制御部が、前記可動標章の位置に応じて、前記可動標章から前記決定領域へ向かう方向を指示する方向指示標章をさらに表示させると好適である。上述したように、表示制御部は、タッチディスプレイパネルに対する操作に伴う結果をユーザーが想起し易いような表示を実施している。さらに、可動標章に割り当てられた機能を実行させるに際して、可動標章を移動させる方向を示す方向指示標章が表示されることで、ユーザーはより確実な操作が可能となる。
上述したように、本発明に係る情報端末装置は、可動標章が非決定領域に属する場合と決定領域に属する場合とで、表示形態を異ならせているので、その後の操作に伴う結果が異なることをユーザーに感覚的に伝えることができる。例えば、可動標章が非決定領域に属する場合と決定領域に属する場合とで、検知対象物とタッチディスプレイパネルとが接触状態から非接触状態へと変化した後の実行形態を異ならせる場合に、それらの実行結果を良好にユーザーに想起させることができる。1つの態様として、本発明に係る情報端末装置の前記表示制御部は、前記可動標章が前記決定領域に属する状態で前記検知対象物と前記タッチディスプレイパネルとの接触が解除された場合には、前記可動標章に対応する前記操作標章に割り当てられた機能を実行し、前記可動標章が前記非決定領域に属する状態で前記検知対象物と前記タッチディスプレイパネルとの接触が解除された場合には、前記可動標章を非表示にさせると共に、前記選択標章に対応する前記操作標章を前記初期表示位置に前記標準表示状態で表示させると好適である。このように、初期表示位置に選択標章が表示されている状態では、選択標章に対応する機能が実行可能な状態ではなく、選択標章が非表示の状態では、選択標章に対応する機能が実行可能であると、その後の操作に伴う結果がユーザーにとって想起し易いものとなる。
ここで、前記非決定領域は、前記決定領域の周囲に設定され、前記操作標章の前記初期表示位置は、前記決定領域の周囲に設定されていると好適である。決定領域の周囲に操作標章が配置されていると、何れの操作標章から決定領域に向けて操作される場合でも、検知対象物がほぼ均等な動作量となるので、高い操作性を得ることができる。
さらに、前記決定領域は、円形状に設定され、前記初期表示位置は円周に沿って配置されていると好適である。決定領域と初期表示位置との位置関係がこのような形態であると、各操作標章と決定領域との距離の均等性が高くなり、さらに高い操作性を得ることができる。
上述した本発明に係る情報端末装置の種々の技術的特徴は、タッチディスプレイパネルを備えた情報端末装置において、そのタッチディスプレイパネルに複数の操作標章を含む表示画像を表示させる画像表示方法や、画像表示プログラムにも適用可能である。従って、本発明は、そのような画像表示方法や、画像表示プログラムも権利の対象とすることができる。例えば、本発明に係る画像表示方法や画像表示プログラムも、上述した情報端末装置の作用効果を奏することができる。さらに、情報端末装置の好適な態様として例示した種々の付加的特徴を画像表示方法や画像表示プログラムに組み込むことも可能であり、当該画像表示方法や画像表示プログラムはそれぞれの付加的特徴に対応する作用効果も奏することができる。
その場合における、画像表示方法の特徴構成は、
画像を表示面に表示すると共に、前記表示面への検知対象物の接触を検出するタッチディスプレイパネルを備えた情報端末装置において、前記タッチディスプレイパネルに複数の操作標章を含む表示画像を表示させる画像表示方法であって、
前記タッチディスプレイパネルに対する前記検知対象物の接触位置を前記表示画像における指示座標として特定する座標特定ステップと、
前記表示画像中に、1つの前記操作標章が選択されたことを決定する決定領域と、前記決定領域とは重複することなく設定された非決定領域とを区分して表示させる領域設定ステップと、
前記操作標章への前記検知対象物の接触が検出されていない非操作状態において、前記操作標章のそれぞれを、前記非決定領域における予め規定されたそれぞれの初期表示位置に標準表示状態で表示させる標準表示ステップと、
前記操作標章の内の1つである選択標章に対して前記検知対象物の接触が検出されている操作状態において、当該選択標章を、前記標準表示状態で表示された他の前記操作標章に比べて視認性を低下させた弱調表示状態で、前記初期表示位置に表示させると共に、当該選択標章の意匠を維持した形態で表現される標章であって前記接触位置に応じて移動可能な可動標章を前記接触位置に表示させる選択時表示ステップと、
前記操作状態において、前記接触位置が前記非決定領域に属する場合に、前記可動標章と前記選択標章とを表示させる非決定可能時表示ステップと、
前記操作状態において、前記接触位置が前記決定領域に属する場合には、前記可動標章を表示させると共に前記選択標章を非表示にさせる決定可能時表示ステップと、
を備える点にある。
また、その場合における画像表示プログラムの特徴構成は、
画像を表示面に表示すると共に、前記表示面への検知対象物の接触を検出するタッチディスプレイパネルを備えた情報端末装置において、前記タッチディスプレイパネルに複数の操作標章を含む表示画像を表示させるための画像表示プログラムであって、
前記タッチディスプレイパネルに対する前記検知対象物の接触位置を前記表示画像における指示座標として特定する座標特定機能と、
前記表示画像中に、1つの前記操作標章が選択されたことを決定する決定領域と、前記決定領域とは重複することなく設定された非決定領域とを区分して表示させる領域設定機能と、
前記操作標章への前記検知対象物の接触が検出されていない非操作状態において、前記操作標章のそれぞれを、前記非決定領域における予め規定されたそれぞれの初期表示位置に標準表示状態で表示させる標準表示機能と、
前記操作標章の内の1つである選択標章に対して前記検知対象物の接触が検出されている操作状態において、当該選択標章を、前記標準表示状態で表示された他の前記操作標章に比べて視認性を低下させた弱調表示状態で、前記初期表示位置に表示させると共に、当該選択標章の意匠を維持した形態で表現される標章であって前記接触位置に応じて移動可能な可動標章を前記接触位置に表示させる選択時表示機能と、
前記操作状態において、前記接触位置が前記非決定領域に属する場合に、前記可動標章と前記選択標章とを表示させる非決定可能時表示機能と、
前記操作状態において、前記接触位置が前記決定領域に属する場合には、前記可動標章を表示させると共に前記選択標章を非表示にさせる決定可能時表示機能と、
を、コンピュータに実現させる点にある。尚、このようなプログラムを格納した記憶媒体も同様に権利の対象とすることができる。
スマートフォンの一例を示す外観図 スマートフォンの姿勢と表示状態との関係を示す図 操作状態の画面表示の一例を示す図 操作状態から非操作状態に遷移した際の画面表示の一例を示す図 操作状態の画面表示の一例を示す図 操作標章に応じた処理が実行された後の画面表示の一例を示す図 スマートフォンの機能構成の一例を模式的に示すブロック図 表示画像における座標の一例を示す図 スマートフォンの表示画像の処理の一例を示すフローチャート
以下、情報端末装置として、スマートフォン1を適用した例を用いて、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。ここで、スマートフォンとは、インターネットとの親和性が高く、パーソナルコンピューターの機能をベースとして作られた多機能携帯電話をいう。尚、情報端末装置は、データ通信機能付きの携帯型音楽プレーヤー、データ通信機能付きのカメラなどの携帯情報端末や、パーソナルコンピューター、車載のナビゲーションシステムなどを適用することもできる。当然ながら、携帯情報端末は、掌にすっぽり収まるような小型の携帯機器に限定されることなく、画面サイズが7〜9インチ以上のタブレット型端末も含まれる。
図1は、スマートフォン1の外観を示している。スマートフォン1は、画像を表示面に表示すると共に、表示面への検知対象物の接触を検出するタッチディスプレイパネル2を備えて構成されている。また、スマートフォン1は、種々のアプリケーションプログラムを実行可能に構成されている。図1は、それら種々のアプリケーションプログラムを選択するためのポータルアプリケーションプログラム(post)のポータル画面が表示されている例を示している。このポータル画面には、ユーザーの操作指示を受けて種々のアプリケーションプログラムを起動可能な操作アイコンF(操作標章)が配列されている。図1では、操作アイコンFを含むポータル画面が標準表示状態で表示されている形態を例示している。
このポータル画面には、タッチディスプレイパネル2の表示画像中に、1つの操作アイコンFが選択されたことを決定する決定領域R1と、決定領域R1とは重複することなく設定された非決定領域R2とが区分して表示されている。非決定領域R2は、決定領域R1の周囲に設定され、操作アイコンF(操作標章)の初期表示位置は、決定領域R1の周囲に設定されている。本実施形態では、決定領域R1は、円形状に設定され、初期表示位置はその円周に沿って設定された円環状の配置領域R3に設定されている。後述するように、操作アイコンFが決定領域R1へ向かって操作されることによって、当該操作アイコンFに割り当てられたアプリケーションが実行される。この動作を明示するために、操作アイコンFから決定領域R1へ向かう方向を示す操作説明標章Aも表示されている。
本実施形態では、ポータル画面には、5つのアプリケーションプログラムに割り当てられた操作アイコンF(F1〜F5)が表示されている。それぞれのアプリケーションプログラムは、本実施形態では、アイコンのデザイン設定アプリケーションプログラム(F1:CHARACTER)、地図の装飾アプリケーションプログラム(F2:MAP)、ニュースなどを配信するアプリケーションプログラム(F3:Billbordard)、壁紙設定アプリケーションプログラム(F4:paper)、経路案内アプリケーションプログラム(Route)である。これら5つのアプリケーションプログラムが割り当てられた操作アイコンF(F1〜F5)は、上述したように配置領域R3に配置されている。
図1に示すように、決定領域R1は円形状に設定されており、配置領域R3は決定領域R1の外周に沿った同心円による円環状に設定されている。配置領域R3のさらに外周側は、背景領域R4であり、非決定領域R2は、配置領域R3及び背景領域R4を有して構成されている。スマートフォン1は、後述するように、スマートフォン1の姿勢を検出するセンサーを内蔵しており、姿勢に応じてタッチディスプレイパネル2に表示される表示画像を変更する(調整する)。例えば、図2に示すように、スマートフォン1の姿勢に応じて、表示画像を横長にしたり、縦長にしたりすることができる。決定領域R1及び配置領域R3は、共に円弧状であるから、スマートフォン1の姿勢に拘わらず、同一のレイアウトを維持することが可能である。換言すれば、スマートフォン1の姿勢に応じた調整は、背景領域R4において対応されている。
ここで、1つの操作アイコンFがユーザーにより選択され、当該操作アイコンFに割り当てられたアプリケーションプログラムが実行されるまでの、ユーザーによる操作例とそれに伴う表示画面の表示形態の変化について説明する。ユーザーの指又はスタイラスペンなどの検知対象物Tが、複数の操作アイコンFの内の1つに接触することによって、当該1つの操作アイコンFが選択され、選択アイコンSとなる。ここでは、操作アイコン“F1”が選択される例を示している。
本実施形態において、操作アイコンFの内の1つである選択アイコンS(選択標章)に対して検知対象物Tの接触が検出されている状態を“操作状態”と称する。この“操作状態”において検知対象物Tの接触位置が非決定領域R2に属する場合には、操作アイコン“F1”は、標準表示状態で表示された他の操作アイコン“F2〜F5”に比べて視認性を低下された“弱調表示状態”で、初期表示位置に表示される。また、これと共に、選択アイコンS(操作アイコン“F1”)の意匠を維持した形態で表現される標章であって検知対象物Tの接触位置に応じて移動可能な可動アイコンM(可動標章)が当該接触位置に表示される。
ここで、“弱調表示状態”とは、選択アイコンSに対応する操作アイコン“F1”の明度、彩度、色相の何れか又は複数を変化させて、他の操作アイコン“F2〜F5”よりも目立たないように調整された表示形態である。また、このような色味や濃淡の調整に代えて、あるいは色味や濃淡の調整と共に、標章の大きさを変化させてもよい。つまり、選択アイコンSに対応する操作アイコン“F1”の大きさを他の操作アイコン“F2〜F5”よりも小さくすることによって、目立ちにくくしてもよい。図3に例示した形態では、大きさを維持し、明度或いは彩度を低下させた例を示している。
操作状態においては、さらに、可動アイコンMが、標準表示状態で表示された他の操作アイコン“F2〜F5”に比べて視認性を高めた“強調表示状態”で表示されると好適である。“強調表示状態”とは、“弱調表示状態”とは逆に、色調の調整や大きさの調整によって他の操作アイコン“F2〜F5”よりも目立ち易くした状態をいう。本実施形態では、操作アイコン“F1”の意匠を維持した状態で大きさを大きくした例を示している。可動アイコンMが強調表示されることにより、指やスタイラスペンなどの検知対象物Tと操作アイコンF(この場合は、可動アイコンM)とが重なっても、可動アイコンMの視認性の低下が抑制される。さらに、可動アイコンMが強調表示されることにより、可動アイコンMと同じ意匠の操作アイコンF(選択アイコンS)に割り付けられた機能を実行することができるということを、ユーザーは良好に把握することができる。また、初期表示位置において弱調表示されている選択アイコンSとの差異がより明確となるので、ユーザーは、機能を実行させようとして操作している操作アイコンFを確実に把握することができる。当然ながら、可動アイコンMが必ず強調表示状態で表示される必要はなく、元の操作アイコンFと全く同一の意匠で表示される形態を妨げるものではない。
ところで、本実施形態では、図3に示すように、可動アイコンMの位置に応じて、可動アイコンMから決定領域R1へ向かう方向を指示する方向指示標章Yがさらに表示される。接触位置に応じて表示位置が移動する可動アイコンMと同様に、方向指示標章Yも、可動アイコンMの位置に応じて表示位置や方向が変化する動的な標章である。可動アイコンMを決定領域R1に移動させるに際して、可動アイコンMを移動させる方向を示す方向指示標章Yが表示されることで、ユーザーはより確実な操作が可能となる。この方向指示標章Yは、上述したような、操作アイコンFから決定領域R1へ向かう方向を示す操作説明標章Aよりも、強調された表示形態である。選択アイコンSや可動アイコンMの表示形態によって、タッチディスプレイパネルに対する操作に伴う結果をユーザーが想起し易いような表示が実施されているが、方向指示標章Yが表示されることによって、ユーザーはより確実な操作が可能となる。尚、この際、選択アイコンSに対応する操作説明標章Aも、選択アイコンSに対応する操作アイコンFと同様に、他の操作説明標章Aに比べて弱調表示されてもよい。また、当然ながら、方向指示標章Yが必ず追加表示される必要はなく、方向指示標章Yが追加表示されない形態を妨げるものではない。
尚、可動アイコンMが決定領域R1に位置していない状態で、検知対象物Tとタッチディスプレイパネル2との接触が解除されると、可動アイコンM及び方向指示標章Yは非表示となる。そして、選択アイコンSに対応する操作アイコン“F1”は、再び初期表示位置に標準表示状態で表示される。この際、図4に示すように、検知対象物Tとタッチディスプレイパネル2とが接触していた位置に拡大表示された可動アイコンMが、縮小しながら初期表示位置へと移動して、初期表示位置に達した際に、選択アイコンSの表示形態が標準表示状態に復帰すると、動的な動きが表現されて好適である。即ち、実行可能な状態から、初期画面の待機状態となることが動的に表現される。操作説明標章Aが弱調表示されていた場合には、当該操作説明標章Aも標準表示状態に復帰する。初期配置位置には、弱調表示された選択アイコンSが表示されており、当該選択アイコンSの表示形態が標準表示状態へと変化するので、ユーザーは画面の変化を明確に理解することができる。
上述したように、“操作状態”において接触位置が非決定領域R2に属する場合には、選択アイコンSと可動アイコンMとが表示される。一方、“操作状態”において接触位置が決定領域R1に属する場合には、図5に示すように、可動アイコンMが表示される一方で選択アイコンS及び方向指示標章Yが非表示となる。選択アイコンSが非表示となることで、検知対象物Tとタッチディスプレイパネル2との接触が解除されても、可動アイコンMが戻る場所がないことが示される。また、方向指示標章Yが非表示となることで、当該可動アイコンM(操作アイコンF)に割り当てられた機能を実行するために、可動アイコンMを移動する必要がないことが示される。つまり、現在の状態が、可動アイコンM(操作アイコンF)に割り当てられた機能が実行される状態であることが明示的に示される。この際、選択アイコンSに対応する操作説明標章Aも、選択アイコンSに対応する操作アイコンFと同様に、非表示となると好適である。
可動アイコンMが決定領域R1に属する状態で検知対象物Tとタッチディスプレイパネル2との接触が解除された場合には、可動アイコンMに対応する操作アイコン“F1”に割り当てられた機能が実行される。本実施形態においては、図6に示すように、アイコンのデザイン設定アプリケーションプログラム(F1:CHARACTER)が起動され、アイコンのデザイン候補FCを選択する画面に遷移する。尚、当該画面の左上には、ポータルアプリケーションプログラム(post)のポータル画面に戻るための操作アイコン“FB”が表示されている。
このような表示画像の制御は、スマートフォン1の内部に構築された表示制御部3を中核として実行される。以下、このような画面表示を行うためのスマートフォン1の機能構成について説明する。図7は、スマートフォン1のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。スマートフォン1の大部分のハードウェアは、メインボード10(マザーボード)と称される基板上に搭載される。アンテナ16やカメラ13、マイク15mなどの主要な周辺デバイスも当該メインボード10に接続される。
メインボード10には、スマートフォン1の中核となるメインプロセッサーMP、メインプロセッサーMPにおいて実行されるプログラム(ソフトウェア)が記憶されたフラッシュメモリー10f、プラグラム実行中の一時ファイルを記憶するメインメモリー10mが搭載されている。メインメモリー10mは揮発性メモリーでよく、例えばDRAMが用いられる。また、本実施形態では、スマートフォン1に対してメモリーカード15cも着脱可能に構成されている。メインプロセッサーMPは、メモリーカード15cに格納された、画像や音声を含む各種データや、アプリケーションプログラムなどを利用することも可能である。後述する表示制御部3や座標特定部5は、これらメインプロセッサーMPやメモリー(10f,10m)などのハードウェアと、プログラム(ソフトウェア)との協働によって実現される機能部である。尚、各種プログラムは、フラッシュメモリー10fやメモリーカード15cなどの独立した記憶媒体に記憶されてもよいし、メインプロセッサーMPに内蔵された記憶領域(記憶媒体)に記憶されていてもよい。
スマートフォン1には、複数の方式に対応したワイヤレス通信モジュール10tが搭載されている。本実施形態では、ワイヤレス通信モジュール19として、携帯電話回線網との通信を制御するベースバンドプロセッサ19bと、無線LANによる通信を制御する無線LANモジュール19rとがメインボード10に搭載されている態様を例示している。メインボード10には、ベースバンドプロセッサ19bに接続されるベースバンドアンテナ16b、及び、無線LANモジュール19rに接続される無線LANアンテナ16rも接続されている。また、スマートフォン1には、通話の際に利用されるマイク15mとスピーカー15sも備えられている。メインボード10には、ボイスモジュール10vやオーディオモジュール10aが搭載されている。マイク15mはボイスモジュール10vを介してメインプロセッサーMPに接続されている。また、スピーカー15sは、オーディオモジュール10a及びボイスモジュール10vを介してメインプロセッサーMPと接続されている。
タッチディスプレイパネル2は、表示部として機能するディスプレイパネル2dと、検知部として機能するタッチパネル2tとにより構成されている。本実施形態では、ディスプレイパネル2dとタッチパネル2tとが一体化されてタッチディスプレイパネル2として構成されている。また、スマートフォン1には、カメラ13が搭載されている。カメラ13により撮影された撮影画像は、メインプロセッサーMPを介して、或いはDMA転送などによりメインボード10上に設けられたデータバスを介して直接に、メインメモリー10mやメモリーカード15c、フラッシュメモリー10f等に格納される。
また、スマートフォン1には、ジャイロセンサー、加速度センサー、気圧センサー、温度センサー、方向センサー、重力センサーなどの各種センサーが搭載されている。本実施形態では、メインボード10に加速度センサー10s(姿勢検出部)が搭載されている形態を例示している。加速度センサー10sは、スマートフォン1の傾きや向きを検出する。つまり、加速度センサー10sによってスマートフォン1の上下方向を検出して、メインプロセッサーMPは、その上下方向に応じてタッチディスプレイパネル2への表示方向を制御することができる(図2参照)。本実施形態では、加速度センサー10sを利用する形態を例示したが、重力センサーやジャイロセンサーを用いることも可能である。当然ながら、複数のセンサーが搭載されていてもよい。
メインプロセッサーMPには、少なくとも表示制御部3と、座標特定部5との2つの機能部が構成されている。表示制御部3は、タッチディスプレイパネル2に複数の操作アイコンFを含む表示画像を表示させる機能部である。座標特定部5は、タッチディスプレイパネル2に対する検知対象物Tの接触位置を表示画像における指示座標として特定する機能部である。図7においては、便宜上、メインプロセッサーMPに、表示制御部3と座標特定部5とが備えられている形態を示しているが、上述したように、これらの機能部は、ハードウェア及びプログラムなどのソフトウェアとの協働によって実現されるものであり、全てがメインプロセッサーMPに備えられている必要はない。
図8は、座標特定部5において管理される指示座標Pや、初期表示座標D(初期表示位置)などの座標の一例を示している。“Q”は、円形状に領域設定された決定領域R1の中心座標である。本実施形態では、中心座標Qを中心とした円周上に、各操作アイコンF(F1〜F5)の初期表示座標D(D1〜D5)が設定されている。そして、座標特定部5は、タッチディスプレイパネル2に対する検知対象物Tの接触位置を表示画像における指示座標Pとして特定する。この指示座標Pを描画の基準位置として可動アイコンMが表示される。指示座標Pと中心座標Qとを結ぶ直線“L”は、指示座標Pから中心座標Qへ向かう方向を示している。従って、方向指示標章Yは、この直線“L”に沿って描画される。方向指示標章Yは、指示座標Pと中心座標Qとに基づいて演算される両座標間の距離と、表示画像の基準座標に対する角度とに応じた姿勢と表示座標を決定されて動的に表示される。
以下、図9のフローチャートも利用して、タッチディスプレイパネル2に複数の操作アイコンFを含む表示画像を表示させる画像表示方法(画像表示プログラム)の処理手順の一例について説明する。ここでは、表示制御部3による制御(表示制御ステップ/機能)を中心として説明するが、表示制御部3による制御とともに、座標特定部5により、タッチディスプレイパネル2に対する検知対象物Tの接触位置を表示画像における指示座標Pとして特定する処理(座標特定ステップ/機能)も、当然ながら実施される。
メインプロセッサーMPにより、種々の機能を実行可能な操作アイコンF(操作標章)が配列されたポータルアプリケーションプログラム(post)が実行されると、表示制御部3により、そのポータル画面が表示画像として表示される(#10:初期画面表示ステップ/機能)。この際、表示制御部3は、表示画像中に、1つの操作アイコンFが選択されたことを決定する決定領域R1と、決定領域R1とは重複することなく設定された非決定領域R2とを区分して表示させる(領域設定ステップ/機能)。また、表示制御部3は、操作アイコンFへの検知対象物Tの接触が検出されていない非操作状態において、操作アイコンFのそれぞれを、非決定領域R2における予め規定されたそれぞれの初期表示座標D(初期表示位置)に標準表示状態で表示させる(標準表示ステップ/機能)。本実施形態では、操作アイコンFのそれぞれが整列して表示される。つまり、初期画面表示ステップ/機能(#10)は、領域設定ステップ/機能、及び、標準表示ステップ/機能を含んで構成されている。
初期画面表示ステップ/機能(#10)が実行されている状態において、操作アイコンFの内の1つである選択アイコンSに対して検知対象物Tの接触が検出されている操作状態であるか否かが判定される(#20)。操作状態でなければ(接触が無ければ)、初期画面表示ステップ/機能(#10)の実行が継続される。操作状態であれば(接触があれば)、表示制御部3は、選択アイコンSを、標準表示状態で表示された他の操作アイコンFに比べて視認性を低下させた弱調表示状態で、初期表示座標Dに表示させると共に、選択アイコンSの意匠を維持した形態で表現される標章であって接触位置(指示座標P)に応じて移動可能な可動アイコンMを接触位置(指示座標P)に表示させる(#30:選択時表示ステップ/機能)。選択時表示ステップ/機能(#30)には、後述するように、非決定可能時表示ステップ/機能(#30A)と、決定可能時表示ステップ/機能(#30B)とが含まれる。操作状態において、接触位置(指示座標P)が非決定領域R2に属する場合には、表示制御部3は、可動アイコンMと選択アイコンSとを表示させる(#30A:非決定可能時表示ステップ/機能)。
非決定可能時表示ステップ/機能(#30A)が実行されている状態においては、検知対象物Tの接触が検出されている操作状態であるか否かが判定される(#41)。操作状態でなければ(接触が無ければ)、再び初期画面表示ステップ/機能(#10)が実行される。つまり、可動アイコンMが非決定領域R2に属する状態で検知対象物Tとタッチディスプレイパネル2との接触が解除された場合には、表示制御部3は、可動アイコンMを非表示にさせると共に、選択アイコンSに対応する操作アイコンFを初期表示座標Dに標準表示状態で表示させる。
ステップ/機能(#41)において、操作状態であると判定されると(接触があれば)、次に、接触位置(指示座標P)が決定領域R1に属するか否かが判定される(#43)。操作状態であって、接触位置(指示座標P)が決定領域R1内ではない場合(非決定領域R2内の場合)には、非決定可能時表示ステップ/機能(#30A)の実行が継続される。操作状態であって、接触位置(指示座標P)が決定領域R1に属する場合には、表示制御部3は、可動アイコンMを表示させると共に選択アイコンSを非表示にさせる(#30B:決定可能時表示ステップ/機能)。
決定可能時表示ステップ/機能(#30B)が実行されている状態においても、接触位置(指示座標P)が決定領域R1に属するか否かが判定される(#45)。接触位置(指示座標P)が決定領域R1内ではない場合(非決定領域R2内の場合)には、非決定可能時表示ステップ/機能(#30A)が実行される。接触位置(指示座標P)が決定領域R1内であると判定されると、次に、検知対象物Tの接触が検出されているか否かが判定される(#47)。検知対象物Tの接触が検出されている場合には、決定可能時表示ステップ/機能(#30B)の実行が継続される。検知対象物Tの接触が検出されていない場合には、可動アイコンMに対応する操作アイコンFに割り当てられた機能が実行され、図6に例示するような表示画像に遷移される。つまり、可動アイコンMが決定領域R1に属する状態で検知対象物Tとタッチディスプレイパネル2との接触が解除された場合には、メインプロセッサーMPは、可動アイコンMに対応する操作アイコンFに割り当てられた機能を実行する。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザーの感性と適合し易く、タッチディスプレイパネルに対する操作に伴う結果をユーザーが想起し易いグラフィックユーザーインターフェースを提供することができる。
〔その他の実施形態〕
以下、本発明のその他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記説明においては、決定領域R1を円形状に構成した形態を例示したが、決定領域R1の形状は円形状に限定されるものではない。例えば、決定領域R1は、正方形、長方形、菱形、三角形、六角形などの多角形であってもよい。また、決定領域R1は、楕円形や雲形などの曲線によって形成された形状であってもよい。決定領域R1がこれらの形状の場合、配置領域R3の形状(外形)は、決定領域R1の相似形状であっても良いし、全く異なる形状であってもよい。また、配置領域R3を設定することなく、決定領域R1の周囲に操作アイコンFが配置されていてもよい。
(2)上記説明においては、操作アイコンFを決定領域R1の周囲に沿って一列に並べる形態を例示した。しかし、操作アイコンFは一列に限らず、複数列に並べられてもよい。また、操作アイコンFは、必ずしも、決定領域R1の周囲に沿って配列される必要はなく、任意の位置に配置されてもよい。
本発明は、画像を表示面に表示すると共に、その表示面への検知対象物の接触を検出するタッチディスプレイパネルを備えた情報端末装置、及びそのような情報端末装置における画像表示方法及び画像表示プログラムに利用することができる。
2 :タッチディスプレイパネル
3 :表示制御部
5 :座標特定部
D :初期表示座標(初期表示位置)
F :操作アイコン(操作標章)
M :可動アイコン(可動標章)
P :指示座標(接触位置)
R1 :決定領域
R2 :非決定領域
S :選択アイコン(選択標章)
S :操作アイコン(操作標章)
T :検知対象物
Y :方向指示標章

Claims (8)

  1. 画像を表示面に表示すると共に、前記表示面への検知対象物の接触を検出するタッチディスプレイパネルを備えた情報端末装置であって、
    前記タッチディスプレイパネルに複数の操作標章を含む表示画像を表示させる表示制御部と、
    前記タッチディスプレイパネルに対する前記検知対象物の接触位置を前記表示画像における指示座標として特定する座標特定部と、を備え、
    前記表示制御部は、
    前記表示画像中に、1つの前記操作標章が選択されたことを決定する決定領域と、前記決定領域とは重複することなく設定された非決定領域とを区分して表示させ、
    前記操作標章への前記検知対象物の接触が検出されていない非操作状態では、前記操作標章のそれぞれを、前記非決定領域における予め規定されたそれぞれの初期表示位置に標準表示状態で表示させ、
    前記操作標章の内の1つである選択標章に対して前記検知対象物の接触が検出されている操作状態では、当該選択標章を、前記標準表示状態で表示された他の前記操作標章に比べて視認性を低下させた弱調表示状態で、前記初期表示位置に表示させると共に、当該選択標章の意匠を維持した形態で表現される標章であって前記接触位置に応じて移動可能な可動標章を前記接触位置に表示させ、
    前記操作状態において、前記接触位置が前記非決定領域に属する場合には、前記可動標章と前記選択標章とを表示させ、
    前記操作状態において、前記接触位置が前記決定領域に属する場合には、前記可動標章を表示させると共に前記選択標章を非表示にさせる、
    情報端末装置。
  2. 前記表示制御部は、前記可動標章を、前記標準表示状態で表示された他の前記操作標章に比べて視認性を高めた強調表示状態で表示させる請求項1に記載の情報端末装置。
  3. 前記表示制御部は、前記可動標章の位置に応じて、前記可動標章から前記決定領域へ向かう方向を指示する方向指示標章をさらに表示させる請求項1又は2に記載の情報端末装置。
  4. 前記表示制御部は、
    前記可動標章が前記決定領域に属する状態で前記検知対象物と前記タッチディスプレイパネルとの接触が解除された場合には、前記可動標章に対応する前記操作標章に割り当てられた機能を実行し、
    前記可動標章が前記非決定領域に属する状態で前記検知対象物と前記タッチディスプレイパネルとの接触が解除された場合には、前記可動標章を非表示にさせると共に、前記選択標章に対応する前記操作標章を前記初期表示位置に前記標準表示状態で表示させる、請求項1から3の何れか一項に記載の情報端末装置。
  5. 前記非決定領域は、前記決定領域の周囲に設定され、前記操作標章の前記初期表示位置は、前記決定領域の周囲に設定されている、請求項1から4の何れか一項に記載の情報端末装置。
  6. 前記決定領域は、円形状に設定され、前記初期表示位置は円周に沿って配置されている請求項5に記載の情報端末装置。
  7. 画像を表示面に表示すると共に、前記表示面への検知対象物の接触を検出するタッチディスプレイパネルを備えた情報端末装置において、前記タッチディスプレイパネルに複数の操作標章を含む表示画像を表示させる画像表示方法であって、
    前記タッチディスプレイパネルに対する前記検知対象物の接触位置を前記表示画像における指示座標として特定する座標特定ステップと、
    前記表示画像中に、1つの前記操作標章が選択されたことを決定する決定領域と、前記決定領域とは重複することなく設定された非決定領域とを区分して表示させる領域設定ステップと、
    前記操作標章への前記検知対象物の接触が検出されていない非操作状態において、前記操作標章のそれぞれを、前記非決定領域における予め規定されたそれぞれの初期表示位置に標準表示状態で表示させる標準表示ステップと、
    前記操作標章の内の1つである選択標章に対して前記検知対象物の接触が検出されている操作状態において、当該選択標章を、前記標準表示状態で表示された他の前記操作標章に比べて視認性を低下させた弱調表示状態で、前記初期表示位置に表示させると共に、当該選択標章の意匠を維持した形態で表現される標章であって前記接触位置に応じて移動可能な可動標章を前記接触位置に表示させる選択時表示ステップと、
    前記操作状態において、前記接触位置が前記非決定領域に属する場合に、前記可動標章と前記選択標章とを表示させる非決定可能時表示ステップと、
    前記操作状態において、前記接触位置が前記決定領域に属する場合には、前記可動標章を表示させると共に前記選択標章を非表示にさせる決定可能時表示ステップと、
    を備える画像表示方法。
  8. 画像を表示面に表示すると共に、前記表示面への検知対象物の接触を検出するタッチディスプレイパネルを備えた情報端末装置において、前記タッチディスプレイパネルに複数の操作標章を含む表示画像を表示させるための画像表示プログラムであって、
    前記タッチディスプレイパネルに対する前記検知対象物の接触位置を前記表示画像における指示座標として特定する座標特定機能と、
    前記表示画像中に、1つの前記操作標章が選択されたことを決定する決定領域と、前記決定領域とは重複することなく設定された非決定領域とを区分して表示させる領域設定機能と、
    前記操作標章への前記検知対象物の接触が検出されていない非操作状態において、前記操作標章のそれぞれを、前記非決定領域における予め規定されたそれぞれの初期表示位置に標準表示状態で表示させる標準表示機能と、
    前記操作標章の内の1つである選択標章に対して前記検知対象物の接触が検出されている操作状態において、当該選択標章を、前記標準表示状態で表示された他の前記操作標章に比べて視認性を低下させた弱調表示状態で、前記初期表示位置に表示させると共に、当該選択標章の意匠を維持した形態で表現される標章であって前記接触位置に応じて移動可能な可動標章を前記接触位置に表示させる選択時表示機能と、
    前記操作状態において、前記接触位置が前記非決定領域に属する場合に、前記可動標章と前記選択標章とを表示させる非決定可能時表示機能と、
    前記操作状態において、前記接触位置が前記決定領域に属する場合には、前記可動標章を表示させると共に前記選択標章を非表示にさせる決定可能時表示機能と、
    を、コンピュータに実現させる画像表示プログラム。
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