JP2014174761A - 翻訳例文表示システム - Google Patents

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優介 篠原
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聡 天下井
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晃嗣 上田
Kyohei Takatsuka
恭兵 高塚
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Abstract

【課題】建設現場の監督が、外国人の作業者に即座に指示を出すために、そのときの状況で作業指示に必要な単語や例文を提示することが可能な翻訳例文表示システムを提供する。
【解決手段】指示者用の表示端末12と、作業エリア情報と、前記作業エリアにいる会話相手の識別情報を出力する作業者情報出力手段22と、前記識別情報と、当該識別情報に対応する前記会話相手の使用言語の情報が記憶された人員データベース72と、前記作業エリア情報及び前記使用言語の情報に関連付けられ、前記指示者が前記会話相手と会話をするための複数の翻訳例文の情報を記憶した例文データベース70と、前記人員データベース72から前記識別情報に対応する前記使用言語の情報を選択するとともに、前記例文データベース70から、前記作業エリア情報及び前記使用言語の情報に対応する前記翻訳例文の情報を選択して前記表示端末12に出力する制御部74と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、会話する相手や場所、時刻をもとに、最も関係すると考えられる業務内容や作業種類を推定し、利用する可能性の高い例文、単語の候補が提示可能な翻訳例文表示システムに関する。
海外旅行者を対象に、簡単な行動や日常用語をまとめた小冊子やソフトウェアが頒布されていることは周知である。また、特許文献1には、より高い精度で会話を予測し、予測した話題に基づいて提示する文のテンプレート及び単語を減少させ、選択に係るユーザの負担を軽減する技術が開示されている。
特許第3792010号
しかし、特許文献1における技術であっても、初めの段階では、利用者が話題を選択しなければならず、特に建設現場等で監督が外国人に対して即座に指示を出すことが必要な際には不向きである。
そこで、本発明では、建設現場内で、外国人の作業者に即座に指示を出すために、建設現場の監督が、話題(業務内容と作業種類)を選択することなく、そのときの状況で作業指示に必要な単語や例文を提示することが可能な翻訳例文表示システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る翻訳例文表示システムは、指示者用の表示端末と、前記指示者がいる作業エリアを示す作業エリア情報と、前記指示者と同じ作業エリアにいる会話相手の識別情報を出力する作業者情報出力手段と、前記識別情報と、当該識別情報に対応する前記会話相手の使用言語の情報が記憶された人員データベースと、前記作業エリア情報及び前記使用言語の情報に関連付けられ、前記指示者が前記会話相手と会話をするための複数の翻訳例文の情報を記憶した例文データベースと、前記人員データベースから前記識別情報に対応する前記使用言語の情報を選択するとともに、前記例文データベースから、前記作業エリア情報及び前記使用言語の情報に対応する前記翻訳例文の情報を選択して前記表示端末に出力する制御部と、を有することを特徴とする。
上記構成により、表示端末には、指示者が会話相手に話すべき例文の翻訳文が、作業エリア及び会話相手の使用言語に対応して表示されるので、指示者の会話相手に対する意思疎通及び作業指示を迅速に行なうことができる。
また、本発明は、指示者用の表示端末と、前記指示者がいる作業エリアを示す作業エリア情報と、前記指示者と同じ前記作業エリアにいる会話相手の使用言語の情報を包含する識別情報を出力する作業者情報出力手段と、前記作業エリア情報及び前記使用言語の情報に関連付けられ、前記指示者が前記会話相手と会話をするための複数の翻訳例文の情報を記憶した例文データベースと、前記例文データベースから、前記作業エリア情報及び前記使用言語の情報に対応する前記翻訳例文の情報を選択して前記表示端末に出力する制御部と、を有することを特徴とする。
上記構成により、表示端末には、指示者が会話相手に話すべき例文の翻訳文が、作業エリア及び会話相手の使用言語に対応して表示されるので、指示者の会話相手に対する意思疎通及び作業指示を迅速に行なうことができる。
本発明において、前記例文データベースには、前記翻訳例文の情報に対応し、前記翻訳例文の原文となる例文の情報が記憶され、前記制御部は、前記制御部が選択した前記翻訳例文の情報に対応する前記例文の情報を前記表示端末に出力することを特徴とする。
上記構成により、指示者の使用言語(日本語)で記載された原文が翻訳例文とともに表示されるので、指示者が翻訳例文の意味を迅速に理解することができる。
本発明において、前記指示者の複数の業務内容の情報が記憶された業務内容データベースと、前記指示者が業務を行なったことを示す業務実績情報を前記業務内容の情報に関連付けて生成する業務実績情報生成手段と、前記作業エリア情報と、前記作業エリア情報が入力された時間の情報と、前記識別情報と、前記業務実績情報と、に基づいて前記複数の業務内容の情報に係る業務出現確率の情報をそれぞれ算出して前記業務内容の情報に関連付けて生成する業務出現確率情報演算手段と、を有し、前記翻訳例文の情報は、前記業務内容の情報に関連付けられ、前記制御部は、前記業務出現確率の情報に基づいて前記業務内容の情報を選択し、当該業務内容の情報に対応する前記翻訳例文の情報を選択することを特徴とする。
上記構成により、指示者の業務予定が組まれていない場合であっても、作業エリア情報と、作業エリア情報が入力された時間の情報と、識別情報と、に基づいて、指示者が行なう業務内容を推定して、その業務内容に係る翻訳例文を表示することができる。
本発明において、前記作業者情報出力手段から出力された互いに異なる複数の前記識別情報の個数を表す個数情報を生成する個数情報演算手段が設けられ、前記業務出現確率情報演算手段は、前記個数情報に基づいて前記複数の業務内容の情報に係る前記業務出現確率の情報をそれぞれ算出することを特徴とする。
上記構成により、会話相手が一つの作業エリアに複数存在する場合において、会話相手の集まり具合に対応して業務内容の業務出現確率を変動させて推定候補となる業務内容の情報の選択の精度を高めることができる。
本発明において、前記制御部は、前記制御部が前記表示端末に表示する前記翻訳例文の情報に対応する前記業務内容の情報を前記表示端末に出力することを特徴とする。
上記構成により、指示者が翻訳例文の情報が現在行なっている業務に関連するものか否かを容易に判断することができる。
本発明において、前記識別情報及び前記例文の情報は、前記会話相手の職分の情報に関連付けられ、前記制御部は、前記職分の情報に基づいて前記例文の情報を選択することを特徴とする。
上記構成において、表示端末には、会話相手の職分に対応した翻訳例文の情報が表示されるので、会話相手の職分に対応した的確な指示を迅速に行なうことができる。
本発明において、前記職分の情報が、前記指示者が指示対象とする被指示者となる職分である場合において、前記会話相手の複数の作業種類の情報が記憶された作業種類データベースと、前記会話相手が作業を行なったことを示す作業実績情報を前記作業種類の情報に関連付けて生成するする作業実績情報生成手段と、前記作業エリア情報と、前記作業エリア情報が入力された時間の情報と、前記識別情報と、前記作業実績情報に基づいて前記複数の作業種類の情報に係る作業出現確率の情報をそれぞれ算出する作業出現確率情報演算手段と、を有し、前記制御部は、前記作業出現確率の情報に基づいて前記作業種類の情報を選択し、当該作業種類の情報に対応する前記翻訳例文の情報を選択することを特徴とする。
上記構成により、会話相手の作業予定が組まれていない場合であっても、作業エリア情報と、作業エリア情報が入力された時間の情報と、識別情報と、作業実績情報に基づいて、会話相手が行なう作業種類を推定して、その作業種類に対応する翻訳例文を表示することができる。
本発明において、前記作業出現確率情報演算手段は、前記個数情報に基づいて前記複数の作業種類の情報に係る前記作業出現確率の情報をそれぞれ算出することを特徴とする。
上記構成により、会話相手が一つの作業エリアに複数存在する場合において、会話相手の集まり具合に対応して作業種類の作業出現確率を変動させて推定候補となる作業種類の情報の選択の精度を高めることができる。
本発明において、前記制御部は、前記制御部が前記表示端末に表示する前記翻訳例文の情報に対応する前記作業種類の情報を前記表示端末に出力することを特徴とする。
上記構成により、指示者が翻訳例文の情報が現在行なっている作業に関連するものか否かを容易に判断することができる。
本発明において、前記複数の業務内容の情報を前記表示端末に出力するとともに前記指示者の操作により選択された前記複数の業務内容の情報のうちの一つを出力する業務情報選択手段を有し、前記制御部は、前記業務情報選択手段から入力された前記業務内容の情報に基づいて前記翻訳例文の情報を選択することを特徴とする。
上記構成により、指示者が選択した業務内容に対応する翻訳例文を表示させることができる。
本発明において、前記業務実績情報演算手段は、前記業務情報選択手段から入力された前記業務内容の情報に基づいて前記業務実績情報を更新することを特徴とする。
上記構成により、業務出現確率の情報を更新させることにより業務発生確率の情報を更新させ、表示すべき翻訳例文の情報の選択精度を高めることができる。
本発明において、前記複数の作業種類の情報を前記表示端末に出力するとともに前記指示者の操作により選択された前記複数の作業種類の情報のうちの一つを出力する作業情報選択手段を有し、前記制御部は、前記作業情報選択手段から入力された前記作業種類の情報に基づいて前記翻訳例文の情報を選択することを特徴とする。
上記構成により、指示者が選択した作業種類に対応する翻訳例文を表示させることができる。
本発明において、前記作業実績情報演算手段は、前記作業情報選択手段から入力された前記作業種類の情報に基づいて前記作業実績情報を更新することを特徴とする。
上記構成により、作業実績情報を更新することにより作業出現確率の情報を更新させ、指示者が必要とする作業種類の情報の選択精度を高めることができる。
本発明において、前記指示者の業務予定の情報が記憶された業務予定データベースを有し、前記翻訳例文の情報は、前記業務予定の情報に関連付けられ、前記業務出現確率情報演算手段は、前記作業エリア情報が入力された時刻に対応する前記業務予定の情報が存在する場合には前記業務予定の情報に対応する業務内容の業務出現確率を1とし、他の業務内容の業務出現確率をゼロとすることを特徴とする。
上記構成により、表示端末には、指示者の業務予定に対応した翻訳例文の情報が表示されるので、業務予定に対応した的確な指示を迅速に行なうことができる。
本発明において、前記会話相手の作業予定の情報が記憶された作業予定データベースを有し、前記翻訳例文の情報は、前記作業予定の情報に関連付けられ、前記作業出現確率情報演算手段は、前記作業エリア情報が入力された時刻に対応する前記作業予定の情報が存在する場合には前記作業予定の情報に対応する作業内容の作業出現確率が、他の作業内容の作業出現確率よりも高くなるように算出することを特徴とする。
上記構成により、表示端末には、会話相手の作業種類に対応した翻訳例文の情報が高い確率で表示されるので、作業種類に対応した的確な指示を迅速に行なうことができる。
本発明において、前記例文の情報中の各単語の情報に関連付けられた複数の単語情報と、前記例文中の各単語の前記使用言語に係る翻訳単語を表し、前記単語情報と、前記翻訳単語の情報と、前記単語情報の出現確率を表す単語出現確率の情報が互いに関連付けられて記憶された単語データベースと、前記単語出現確率の情報に基づいて前記複数の単語情報から推定候補となる複数の推定単語情報を選択するとともに、前記複数の推定単語情報のうち、前記指示者の操作により選択される使用単語情報を前記制御部に出力する単語選択手段と、を有し、前記制御部は、前記単語データベースから前記使用単語情報に対応する前記翻訳単語の情報を選択し、前記翻訳例文の情報において、前記翻訳例文中の変換対象の翻訳単語の情報を前記使用単語情報に対応する前記翻訳単語の情報に置き換えた情報を前記表示端末に出力することを特徴とする。
上記構成により、指示者は会話相手に指示するための例文及び翻訳例文の修正を行なうことができる。
本発明において、前記制御部は、前記例文の情報において、前記例文中の変換対象の単語の情報を前記使用単語情報に置き換えた情報を前記表示端末に出力することを特徴とする。
上記構成により、指示者は変換後の例文を確認することができる。
本発明において、前記単語選択手段が選択した前記使用単語情報に基づいて前記単語出現確率情報を更新する単語出現確率情報演算手段が設けられていることを特徴とする。
上記構成により、指示者が使用する単語の候補の出現確率を高めることができる。
本発明において、前記会話相手の作業予定の情報が記憶された作業予定データベースを有し、前記翻訳例文の情報は、前記作業予定の情報に関連付けられ、前記制御部は、前記作業エリア情報が入力された時刻に対応する前記作業予定の情報に基づいて前記翻訳例文の情報を選択することを特徴とする。
上記構成において、表示端末には、会話相手の作業予定に対応した翻訳例文の情報が表示されるので、会話相手の作業予定に対応した的確な指示を迅速に行なうことができる。
本発明において、前記指示者が入力する外部入力情報を前記制御部に出力する外部入力情報生成手段が設けられ、前記制御部は、前記例文データベース中の前記翻訳例文の情報を前記外部入力情報に基づいて検索して前記表示端末に出力することを特徴とする。
上記構成により、表示された例文が、指示者が必要とする例文に該等しない場合であっても、制御部を用いた検索により、指示者が必要とする例文またはその例文に類似した例文を表示させて、指示者の指示の遅滞を防止することができる。
本発明に係る翻訳例文表示システムによれば、表示端末には、指示者が会話相手に話すべき例文の翻訳文が、作業エリア及び会話相手の使用言語に対応して表示されるので、指示者の会話相手に対する意思疎通及び作業指示を迅速に行なうことができる。
本実施形態の翻訳例文表示システムを簡略化したブロック図である。 本実施形態の翻訳例文表示システムの作業者情報出力手段(その1)の模式図である。 本実施形態の翻訳例文表示システムの作業者情報出力手段(その2)の模式図である。 本実施形態の翻訳例文表示システムの作業者情報出力手段(その3)のブロック図である。 本実施形態の翻訳例文表示システムの作業者情報出力手段(その4)のブロック図である。 本実施形態の翻訳例文表示システムの表示端末に表示される出力表示例である。 本実施形態の翻訳例文表示システムのブロック図である。 業務内容と、会話相手と、時間と、業務内容の業務出現確率と、の関係例を示す表である。 作業種類データベースに記憶された作業種類の例を示す表である。 作業予定データベースに記憶された情報の例を示す表である。 例文データベースに記憶された情報の例を示す表である。 単語データベースに記憶された情報の例を示す表である。 人員データベースに記憶された情報の例を示す表である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1に本実施形態の翻訳例文表示システムを簡略化したブロック図を示す。本実施形態の翻訳例文表示システム10は、作業を指示する指示者と、指示を受けて実際に作業を行なう会話相手との間で行う会話の例文を、作業エリアや会話相手の使用言語などに対応して表示するものであり、表示端末12、作業者情報出力手段22、人員データベース72、例文データベース70、制御部74から構成される。
表示端末12は、指示者が所持する端末であり、例えばタブレット型のパーソナルコンピュータ、高機能携帯等のタッチパネル式の端末が適用される。もちろんラップトップ型のパーソナルコンピュータも適用できる。
作業者情報出力手段22は、詳細は後述するが、指示者がある作業エリアにいることを示す作業エリア情報と、会話相手の識別情報を表示端末12(制御部74でもよい)に出力するものである。
人員データベース72は、少なくとも、会話相手の識別情報と、これに対応する会話相手の使用言語の情報が記憶されたデータベースである。ここで、指示者の使用言語は日本語とし、会話相手の使用言語は、英語、フランス語等、日本語以外の言語とする。
例文データベース70は、少なくとも、作業エリア情報に関連付けられた例文の情報と、作業エリア情報と会話相手の使用言語の情報に関連付けられた翻訳例文の情報が記憶されたデータベースである。ここで、作業エリアとは、建設現場を複数に分割したうちの一つのエリアを表し、建設現場内に複数存在する。例文の情報は、指示者の使用言語(日本語)で記載された情報であり、翻訳例文の情報は、例文を会話相手の使用言語に翻訳したものである。また、翻訳例文の情報は、その原文となる例文の情報を互いに異なる複数の言語に翻訳したものであり、一つの例文の情報に対して複数の翻訳例文の情報が対応する。
制御部74は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)にインストールされたアプリケーションであり、インターフェースを介して、表示端末12、作業者情報出力手段22、人員データベース72、例文データベース70に接続されている。
上記構成による翻訳例文表示システム10の動作を説明すると、制御部74には、表示端末12(または作業者情報出力手段22)から作業エリア情報と識別情報が入力される。すると制御部74は、作業エリア情報に対応する例文の情報を例文データベース70から読み出して表示端末12に出力する。また制御部74は、識別情報に対応する使用言語の情報を人員データベース72から読み出し、作業エリア情報及び使用言語の情報に対応する翻訳例文の情報を例文データベース70から読み出して表示端末12に出力する。
これにより、表示端末12(ディスプレイ)には、例文と翻訳例文が表示される。よって、表示端末12には、指示者が会話相手に話すべき例文の翻訳文が、作業エリア及び会話相手の使用言語に対応して表示されるので、指示者の会話相手に対する意思疎通及び作業指示を迅速に行なうことができる。また、指示者の使用言語(日本語)で記載された原文が翻訳例文とともに表示されるので、指示者が翻訳例文の意味を迅速に理解することができる。なお、図1において、作業者情報出力手段22が出力する識別情報に会話相手の使用言語の情報が包含されている場合は、人員データベース72を省略し、制御部74が識別情報から使用言語の情報を抽出できるようにすればよい。
図2に本実施形態の翻訳例文表示システムの作業者情報出力手段(その1)の模式図を示す。図2に示すように、作業者情報出力手段22は、IDタグ24、IDタグ26、リーダ28(リーダ手段)により構成される。IDタグ24(第1のID記録手段)は、作業エリアの壁面等に貼付され、作業エリアを識別するための作業エリア情報が記憶されたアクセスポイントになっている。IDタグ26(第2のID記録手段)は、会話相手の識別情報が記憶されたタグであり、例えば、会話相手が用いるヘルメット等に貼付される。
リーダ28は、例えば指示者が所持するものであり、IDタグ24、IDタグ26から、作業エリア情報、識別情報を読み出して表示端末12(または制御部74)に出力するものである。なお、作業エリア情報と識別情報は、リーダ28において互いに区別できるように属性分けされており、リーダ28は、作業エリア情報に指示者の登録情報(互いに異なる指示者同士を識別するための情報であって、識別情報と同種のもの)を関連付けて表示端末12に出力している。
図3に本実施形態の翻訳例文表示システムの作業者情報出力手段(その2)の模式図を示す。図3に示すように、作業者情報出力手段22は、コードパターン30(第1のID記録手段)、コードパターン32(第2のID記録手段)、カメラ34、画像処理手段(不図示)により構成される。コードパターン30、32は、QRコード(登録商標)やバーコードなどの識別用のパターンである。コードパターン30は、作業エリア情報を表すコードであって、作業エリアの壁面等に貼付されたアクセスポイントになっている。なお、コードパターン30は、同一の作業エリア内であれば同一の作業エリア情報を有するものを複数配置してもよい。コードパターン32は、会話相手の識別情報を表すコードであって、例えば会話相手のヘルメット等に貼付される。画像処理手段(不図示)は、指示者が所持するカメラ34が撮影した画像情報中のコードパターン30から作業エリア情報を読み出し、カメラ34が撮影した画像情報中のコードパターン32から識別情報を読み出すものである。そして、画像処理手段(不図示)は、識別情報を表示端末12(制御部74)に出力するとともに、作業エリア情報に指示者の登録情報を関連付けて表示端末12(制御部74)に出力する。
図4に本実施形態の翻訳例文表示システムの作業者情報出力手段(その3)のブロック図を示す。図4に示すように、作業者情報出力手段22は、GPS情報生成手段38、カメラ34、マイク40、画像/音声処理手段42(照合手段)、特徴データベース44により構成される。特徴データベース44には、全ての会話相手の顔情報や声紋情報が記憶されている。画像/音声処理手段42(照合手段)は、指示者が所持するカメラ34/マイク40から取得した会話相手の画像情報/音声情報から会話相手の特徴情報(顔情報/声紋情報)を照合し、その顔情報/声紋情報に対応する識別情報を特徴データベース44から読み出して表示端末12(制御部74)に出力する。
一方、GPS情報生成手段38は、指示者が所持するデバイスであって、各作業エリアの地図上の範囲を示す作業エリア情報を記憶したデータベースに接続可能となっている。そしてGPS情報生成手段38は、GPS衛星から受信したGPS測位情報に係る位置情報を包含する作業エリア情報を選択し、選択した作業エリア情報に指示者の登録情報を関連付けて表示端末12(制御部74)に出力する。
図5に本実施形態の翻訳例文表示システムの作業者情報出力手段(その4)のブロック図を示す。図5に示すように、作業者情報出力手段22は、カメラ34、画像処理手段43、作業エリア画像データベース46を有する。なお、図5においては、識別情報の生成手順が図4の場合と同様なのでその説明を省略する。作業エリア画像データベース46は、全ての作業エリアのあらゆる部分の画像を記憶したデータベースとなっている。画像処理手段43は、指示者が撮影した作業エリアを映した画像情報中の特徴的な形状等を根拠としてどの作業エリアを映したものか判断する。そして、作業エリアを特定するとその作業エリア情報に指示者の登録情報を関連付けて表示端末12(制御部74)に出力する。
なお、本実施形態において、指示者が複数存在する場合には、表示端末12は各指示者が所持するものとする。作業者情報出力手段22、またはその構成要素の一部は、指示者に所持させる、または表示端末12に内蔵させておき、作業者情報出力手段22を使用する指示者の登録情報が、その作業者情報出力手段22から出力する作業エリア情報に関連付けられるようにしておく。また、表示端末12には、登録情報に対応する指示者の氏名の情報、及び作業エリア情報に対応する場所の名称の情報が予め記憶されているものとする。
図6に本実施形態の翻訳例文表示システムの表示端末に表示される出力表示例を示す。図6に示すように、表示端末12(ディスプレイ)には、状況データとして、現在時刻、場所、会話相手の項目が表示され、現在の時間の情報、場所の名称、会話相手の名称(表示端末12を所持する指示者以外の指示者も含む)が表示される。また表示端末12には、推定状況として、業務内容、作業種類の項目が表示され、業務内容の名称、作業種類の名称が表示される。さらに表示端末には、候補例文の項目が設けられ、例文の情報と翻訳例文の情報(図6不図示、図8参照)が表示される。
ここで、例文の情報及び翻訳例文の情報は、前述の現在の時間、場所、会話相手、業務内容、作業種類等の変化に対応して様々なパターンが用意されている。また翻訳例文の情報は、例文の情報を会話相手の使用言語により翻訳したものである。したがって、表示端末には、指示者の業務内容、会話相手の作業種類に対応した例文と、会話相手の使用言語による例文の翻訳文が表示されることになる。
ここで、例えば、指示者が業務内容(工程会議)、または作業内容(配管開先合わせ)のクリック部分48をクリック(タッチ)すると、その部分に隣接して他の候補となる名称が複数表示され、指示者が候補のうちの一つをクリック(タッチ)すると、指示者により選ばれた名称に変更され、変更後の名称に対応して、表示される例文の情報及び翻訳例文の情報が変化することになる。
さらに、例文の情報は、単語ごとに区分されており、指示者が単語(または単語の前に設けられたクリック部分48)をクリック(タッチ)すると、その部分に隣接して他の候補となる単語が複数表示され、指示者が候補のうちの一つをクリック(タッチ)すると、例文の情報中のクリック(タッチ)した単語が、指示者が選択した単語に入れ替わるとともに、翻訳例文においても入れ替わった単語に対応する翻訳単語が入れ替わって表示される。図6においては、単語「8月」の部分をクリックすることにより他の候補となる単語「9月」、「10月」が「8月」に隣接して表示されている。
なお、指示者が必要とする例文が表れない場合に対応して、検索欄が設けられ、表示端末12にタッチパネル操作(または付属するキーボード等)により文字(外部入力情報)を入力すると、その文字を包含する例文とその翻訳例文が表示できるようになっている。
図7に本実施形態の翻訳例文表示システムのブロック図を示す。本実施形態の翻訳例文表示システム10は、表示端末12、作業者情報出力手段22、制御部74、各種演算手段、各種データベース等により構成される。このうち、制御部74、各種演算手段等は、例えば、PCにインストールされたアプリケーションにより構築することができ、各種データベースは、PCに付属する記憶領域(ハードディスク等)により構築することができる。作業者情報出力手段22は、表示端末12に作業エリア情報及び識別情報を有線、無線等を用いて送信可能となっている。また制御部74と、表示端末12とは、インターネット回線等を利用して相互通信ができるようになっている。なお、前述のように、制御部74と作業者情報出力手段22との間も上記回線により通信ができるようにしてもよい。
業務内容データベース50は、指示者が行なう業務(会議や会話相手に対する指示等)を表す業務内容の情報を、作業エリア情報、会話相手の識別情報(職分の情報)に対応させて記憶したデータベースである。また業務内容データベース50には、後述のように、指示者が業務を行なったことを示す業務実績情報と、業務内容の業務出現確率の情報とが業務内容の情報に関連付けられて記憶されている。業務予定データベース52は、指示者が行う業務内容の情報とその業務を行なう予定の時間の情報を包含する業務予定の情報が記憶されたデータベースである。
個数情報演算手段54は、同一の作業エリアにおいて複数の会話相手がいる場合、すなわち、同一の作業エリアを表すとともに互いに異なる複数の識別情報を有する複数の作業エリア情報が入力された場合に、互いに異なる識別情報の個数を個数情報として生成するものである。
業務実績情報演算手段55は、後述の業務情報選択手段14から入力された業務種類の情報が入力されるとその業務を実際に行ったことを表す業務実績情報を生成し、業務内容の情報に対応させて業務内容データベース50に記憶するものである。
業務出現確率情報演算手段56は、各業務内容の業務出現確率を、作業エリア情報、時間の情報(例えば、作業エリア情報が制御部74に入力された時間の情報)、会話相手の識別情報(職分の情報)、個数情報、業務実績情報、業務予定の情報に基づいて算出し、業務出現確率の情報を業務内容の情報に対応させて業務内容データベース50に記憶するものである。なお、業務出現確率の情報(後述の作業出現確率、単語出現確率等も同様)の算出のロジックには、ベイズ理論などを用いることができる。
作業種類データベース58は、会話相手の職分が指示者に指示される職分となる者(例えば作業者)である場合において、会話相手(作業者)が行なう作業を表す作業種類の情報を、作業エリア情報に対応させて記憶したデータベースである。また作業種類データベース58には、後述のように、会話相手が作業を行なったことを示す作業実績情報と、作業種類の作業出現確率の情報とが作業種類の情報に関連付けられて記憶されている。
作業予定データベース60は、会話相手の職分が指示者に指示される職分となる者(例えば作業者)である場合において、会話相手(作業者)の作業予定を表す作業種類の情報とその作業を行なう予定の時間の情報を包含する作業予定の情報が記憶されたデータベースである。
作業実績情報演算手段62は、後述の作業情報選択手段16から入力された作業種類の情報が入力されるとその作業を実際に行ったことを表す作業実績情報を生成し、作業種類の情報に対応させて作業種類データベース58に記憶するものである。
作業出現確率情報演算手段64は、各作業種類の作業出現確率を、作業エリア情報、時間の情報(例えば、作業エリア情報が制御部74に入力された時間の情報)、会話相手の識別情報(職分の情報)、個数情報、作業実績情報、作業予定の情報に対応させて算出し、作業出現確率の情報を作業内容の情報に対応させて作業種類データベース58に記憶するものである。
単語データベース66は、例文の情報中の各単語の変換対象となる複数の単語情報と、当該単語情報に対応する会話相手の使用言語に係る翻訳単語の情報が単語の内容により分類されて記憶されたデータベースである。会話相手の使用言語は複数(英語、フランス語等)あるので、各国語に翻訳された翻訳単語の情報が網羅されている。また、単語データベース66には、単語の使用実績を表す単語使用実績情報と、単語出現確率情報と、が単語情報に関連付けられて記憶されている。
単語関連情報演算手段68(単語出現確率情報演算手段)は、後述の単語選択手段18から入力された使用単語情報に基づいて単語使用実績情報を更新するとともに、更新後の単語使用実績情報に基づいて単語出現確率情報を更新し、単語使用実績情報及び単語出現確率情報を単語情報に関連付けて単語データベース66に記憶するものである。
例文データベース70は、前述のように、例文の情報と、これに対応する翻訳例文の情報が記憶されている。また例文の情報は、会話相手の使用言語の情報及び職分の情報、業務内容の情報、作業種類の情報に関連付けられている。よって、例文データベース70は、会話相手の使用言語に対応した翻訳例文を有するのみならず、作業エリア、会話相手の職分、業務内容、作業種類に対応した例文の情報及び翻訳例文の情報が記憶されている。
人員データベース72は、会話相手の識別情報と、これに対応する使用言語の情報及び職分の情報が記憶されたデータベースである。
制御部74は、本実施形態の翻訳例文表示システム10全体を制御する部分であり、後述のように様々な制御を行なう。また制御部74には、各種データを一時的に記憶する記憶領域を有している。
表示端末12は、業務情報選択手段14、作業情報選択手段16、単語選択手段18、外部入力情報生成手段20が設けられている。前述のように(図6参照)、表示端末12には、例文の情報、翻訳例文の情報、業務内容、作業種類、作業エリア情報、登録情報(指示者の氏名)、識別情報(会話相手の氏名)が表示される。なお、表示端末12には、登録情報に対応する指示者の氏名の情報が予め記憶されているものとする。また、前述のように、指示者の操作により例文の情報中の各単語に隣接して単語情報が表示される。さらに、前述(または後述)のように、指示者の操作により業務内容、作業種類に隣接して実際の業務、作業の候補となる業務内容、作業種類が表示される。
業務情報選択手段14は、指示者の操作(外部入力情報生成手段20)により制御部74を介して、業務内容データベース50内の業務内容の情報のうち、業務出現確率の最も高いものから順に複数の業務内容の情報を読み出して表示端末12(業務種類の項目)に出力するものである。また業務情報選択手段14は、表示された複数の業務内容の情報のうちから指示者の操作により選択された業務内容の情報を制御部74に出力するものである。
作業情報選択手段16は、指示者の操作(外部入力情報生成手段20)により制御部74を介して、作業種類データベース58内の作業種類の情報のうち、作業出現確率の最も高いものから順に複数の作業種類の情報を読み出して表示端末12(作業種類の項目)に出力するものである。また作業情報選択手段16は、表示された複数の作業種類の情報のうちから指示者の操作により選択された作業種類の情報を制御部74に出力するものである。
単語選択手段18は、指示者の操作(外部入力情報生成手段20)により制御部74を介して、単語データベース内の単語情報のうち、単語出現確率の最も高いものから順に複数の単語情報(推定単語情報)を読み出して表示端末12に出力するものである。また単語選択手段18は、表示された複数の単語情報のうちから指示者の操作により選択された使用単語情報を制御部74に出力するものである。
外部入力情報生成手段20は、表示端末12に付属するタッチパネル、キ−ボード、マウス等により構成されている。外部入力情報生成手段20は、表示された例文または翻訳例文が指示者にとって適切な場合に制御部74に確認情報(外部入力情報)を出力する場合に用いられる。また、外部入力情報生成手段20は、前述の業務情報選択手段14が業務内容の情報を選択する際、作業情報選択手段16が作業種類の情報を選択する際、単語選択手段18が単語情報を選択する際に用いられるものである。ここで確認情報とは、業務情報選択手段14が出力する業務内容の情報、作業情報選択手段16が出力する作業種類の情報、単語選択手段18が出力する使用単語情報を含むものである。なお、外部入力情報生成手段20は、指示者の音声を文字情報に変換して出力できるものでもよい。
本実施形態の翻訳例文表示システム10の動作について説明する。
まず、表示端末12(または作業者情報出力手段22)から、制御部74に作業エリア情報及び識別情報が入力される。制御部74は、識別情報が入力されると人員データベース72から識別情報に対応する使用言語の情報及び職分の情報を読み出す。
制御部74は、入力された全ての識別情報(同一の作業エリア情報に関連付けられている)を個数情報演算手段54に出力する。これにより、個数情報演算手段54は、同一の作業エリア内で識別された識別情報の個数(会話相手の人数)となる個数情報を業務出現確率情報演算手段56、作業出現確率情報演算手段64に出力する。
また制御部74は、業務出現確率情報演算手段56に、作業エリア情報、時間の情報(作業エリア情報が制御部74に入力された時間の情報)、職分の情報、識別情報を出力する。業務出現確率情報演算手段56は、作業エリア情報、時間の情報、職分の情報、識別情報、個数情報、業務実績情報、業務予定の情報に基づいて業務内容ごとの業務出現確率情報を生成して業務内容データベース50に上書きする。
このとき、業務出現確率情報演算手段56は、業務予定データベース52において、作業エリア情報が制御部74に入力された時間の情報に対応する業務予定の情報がある場合には、業務予定の情報に対応する業務内容の業務出現確率を1とし、他の業務内容の業務出現確率をゼロにして業務内容データベース50に上書き(更新)することができる。これにより指示者に業務予定がある場合には、業務予定に対応した指示を行うための例文及び翻訳例文を確実に表示することができる。
また制御部74は、作業出現確率情報演算手段64に、作業エリア情報、時間の情報(作業エリア情報が制御部74に入力された時間の情報)、職分の情報、識別情報を出力する。作業出現確率情報演算手段64は、作業エリア情報、時間の情報、職分の情報、識別情報、個数情報、作業実績情報、作業予定の情報に基づいて作業種類ごとの作業出現確率情報を生成して業務内容データベース50に上書きする。
このとき、作業出現確率情報演算手段64は、作業予定データベース60において、作業エリア情報が制御部74に入力された時間の情報に対応する作業予定の情報がある場合には、作業予定の情報に対応する作業内容の作業出現確率を、他の作業内容の作業出現確率よりも高くなるように設定して作業出現確率を作業内容データベース50に上書き(更新)することができる。これにより会話相手に作業予定がある場合には、作業予定に対応した指示を行うための例文及び翻訳例文を高い確率で表示することができる。
そして、制御部74は、業務内容データベース50から業務出現確率の最も高い業務内容の情報を選択し、作業種類データベース58から作業出現確率の最も高い作業種類の情報を選択し、それぞれ表示端末12に出力する。さらに、制御部74は、作業エリア情報、職分の情報、使用言語の情報、自ら選択した業務内容の情報、自ら選択した作業種類の情報に基づいて例文データベースから例文の情報及び翻訳例文の情報を選択して表示端末12に出力する。
上記工程により、表示端末12には、例文または翻訳例文が表示されるとともに、業務内容の情報(業務内容を表す名称)、作業種類の情報(作業種類を示す名称)が表示される。表示端末12に表示された例文、翻訳例文、業務内容の情報、作業種類の情報が適切であると指示者が判断した場合は、指示者は、外部入力情報生成手段20を用いて確認情報を制御部74に出力する。
制御部74は、表示端末12から確認情報(業務内容の情報)が入力されると、業務実績情報演算手段55に業務情報選択手段14から入力された業務内容の情報を出力する。これにより、業務実績情報演算手段55は、上述のように業務実績情報を生成して業務内容データベース50に上書き(更新)する。これにより、同一条件で業務出現確率情報演算手段56により業務出現確率を算出しても、更新後の業務実績情報により、その値が変化することになる。
また、制御部74は、表示端末12から確認情報(作業種類の情報)が入力されると、作業実績情報演算手段62に作業情報選択手段16から入力された作業種類の情報を出力する。そして、作業実績情報演算手段62は、前述のように作業実績情報を生成して作業種類データベース58に上書き(更新)する。これにより、同一条件で作業出現確率情報演算手段64により作業出現確率を算出しても、更新後の作業実績情報により、その値が変化することになる。
制御部74は、表示端末12から確認情報(使用単語情報)が入力されると、使用単語情報を単語関連情報演算手段68に出力する。単語関連情報生成手段68は、制御部74から入力された使用単語情報と、作業エリア情報が制御部74に入力された時間の情報に基づいて単語データベース66に記憶された単語使用実績情報及び単語出現確率情報を上書き(更新)する。これにより、同一条件で単語選択手段18を動作させても単語出現確率情報の大小関係の変化に応じて表示端末における並び順が変化することになる。
一方、表示端末12に表示された例文、翻訳例文、業務内容の情報、作業種類の情報が適切でないと指示者が判断した場合は、指示者は、外部入力情報生成手段20を用いて業務情報選択手段14、作業情報選択手段16、単語選択手段18を動作させる。
指示者の外部入力情報生成手段20の操作により業務情報選択手段14を動作させると、業務情報選択手段14は、制御部74を介して業務内容データベース50から、業務出現確率の高いものを上位から複数選択して表示端末12(業務内容の項目)に表示させる。そして、指示者の外部入力情報生成手段20の操作により業務情報選択手段14が複数表示された業務内容のうちの一つを選択し、選択した業務内容の情報が制御部74に出力される。
また、指示者の外部入力情報生成手段20の操作により作業情報選択手段16を動作させると、作業情報選択手段16は、制御部74を介して作業種類データベース58から、作業出現確率の高いものを上位から複数選択して表示端末12(作業修理の項目)に表示させる。そして、指示者の外部入力情報生成手段20の操作により作業情報選択手段16が複数表示された作業種類のうちの一つを選択し、選択した作業種類の情報が制御部74に出力される。
これにより、制御部74は、制御部74に入力された業務内容の情報及び作業種類の情報に対応する例文の情報及び翻訳例文の情報を表示端末12に出力することができる。
一方、制御部74は、業務情報選択手段14から入力された業務内容の情報を業務実績情報演算手段55に出力させて、上述のように業務実績情報を更新する。これにより、業務出現確率情報を修正して指示者が必要とする例文の出現確率を高めることができる。同様に、制御部74は、作業情報選択手段16から入力された作業種類の情報を作業実績情報演算手段62に出力させて、上述のように作業実績情報を更新する。これにより、作業出現確率情報を修正して指示者が必要とする例文の出現確率を高めることができる。
さらに、指示者の外部入力情報生成手段20の操作により単語選択手段18を動作させる場合、単語選択手段18は、同一の分類内の単語であって単語出現確率の高いものを上位から複数選択して表示端末12(例文中の変換対象の単語に隣接して)に表示させる。そして、指示者の外部入力情報生成手段20の操作により単語選択手段18が複数表示された単語のうち一つ(使用単語情報)を選択し、選択した使用単語情報が制御部74に出力される。そして、制御部74は、単語選択手段18から入力された使用単語情報を単語関連情報演算手段68に出力させて、上述のように単語使用実績情報及び単語出現確率情報を更新させる。これにより、単語出現確率情報を修正して指示者が必要とする例文中の単語の出現確率を高めることができる。
また、制御部74は、例文の情報において、例文中の変換対象の単語の情報を使用単語情報に置き換えた情報と、翻訳例文の情報において、例文中の変換対象の翻訳単語の情報を使用単語情報の翻訳単語の情報に置き換えた情報と、を表示端末12に出力する。これにより、指示者は修正後の例文および翻訳例文を確認することができる。
上記工程においても指示者が必要とする例文が表れない場合、指示者は外部入力情報生成手段20(例えばキーボード)を用いて文字情報(外部入力情報)を制御部74に出力する。すると制御部74(検索手段)は、文字情報に係る文字(単語等)を有する例文を検索して、該等する例文とその翻訳例文を表示端末12に出力することができる。
図8に、業務内容と、会話相手と、時間と、業務内容の業務出現確率と、の関係例を示す。図8に示すように、指示者及び会話相手の居場所(作業エリア情報)としては、会議室、Aエリア、Bエリア(図9参照)等がある。また業務予定(業務予定の情報)としては、たとえば「工程会議」のみが予め組まれている。また会話相手(班長、作業者)の作業予定(作業予定の情報)としては、例えば「配管設定」が予め組まれている。
会話相手(職分の情報)としては「監督」、「業監」、「班長」、「作業者」が定義されている。図8において、「監督」とは、表示端末12を有する指示者の職分であり、「業監」、「班長」、「作業者」は指示者が指示対象とする職分である。また「監督」において「1人」となっている場合は、作業エリアに会話相手はおらず、「複数」の場合は指示者と同じ職分である監督が1人以上いることを示す。さらに「業監」、「班長」、「作業者」において人数が「複数」となっている場合は、前述の個数情報に係る個数が複数であることを示し、同じ作業エリアに「業監」、「班長」、「作業者」が複数いることを示す。
時間(制御部74に作業エリア情報が入力された時間の情報)としては、時期(年、月、日)と時刻に分けられ、それぞれの適用時間を定義することができる。適用時間に関する情報は、制御部74に接続された記憶領域に記憶しておけばよい。指示者の業務内容としては、工程会議、作業指導、事前検討会、作業予定下調整、朝礼、TBM(作業前打ち合わせ)、現場巡視等がある。
よって、居場所(作業エリア情報)、業務予定及び作業予定の有無、会話相手(職分の情報)とその人数(個数情報)、時間(時間の情報)に対応して業務内容の業務出現確率が異なったものになる。
例えば、指示者がいる作業エリア情報が会議室を示す情報であって、入力された時間が工程会議が組まれた時間と重なる場合は、現在指示者が行なっている業務が工程会議であることは確実であるとして、会話相手、時間に係らず工程会議の業務出現確率を1とし、他の業務内容の業務出現確率がゼロになるように設定(算出)することができる。これにより、指示者が所持する表示端末12には、工程会議で必要な例文と会話相手(他の監督、業監)の使用言語に係る翻訳例文が表示される。
指示者がいる作業エリア情報が会議室を示す情報であって、入力された時間が月末の場合、さらに同一の会議室に複数の監督及び業監がいる場合には、指示者は工程会議を行なっている可能性が極めて高いとして、工程会議の業務出現確率を0.7、事前検討会の業務出現確率を0.2、作業予定下調整の業務出現確率を0.1とし、他の業務がゼロとなるように設定(算出)することができる。また、月末以外(その他)の場合、時間帯、例えば13時から15時では作業予定下調整、15時から17時では指示者が事前検討会が行なう確率が高いとして、図8において、13時から15時では作業予定下調整の業務出現確率が、15時から17時では事前検討会の業務出現確率が最も高くなるように設定することができる。
一方、指示者がいる作業エリア情報がAエリアを示す情報であって、指示者一人と会話相手「業督」一人のみとし、時間が午前中(8時〜12時)の場合は、指示者が作業指導の業務を行なう可能性が極めて高いので、作業指導の業務出現確率を0.9、現場巡視の業務出現確率を0.1と設定することができる。これにより、指示者が所持する表示端末12には、作業指導で必要な例文と会話相手(業監)の使用言語に係る翻訳例文が表示される。
また、指示者がいる作業エリア情報がAエリアを示す情報であり、作業予定「配管設定」が予め組み込まれ、指示者一人と会話相手(業督、班長、作業者)がそれぞれ複数存在し、時間が8時〜9時である場合は、指示者を中心として朝礼を行なっている可能性が高いが、指示者がTBM、現場巡視を行なっている可能性もある。そこで、朝礼の業務出現確率を0.4、TBMの業務出現確率を0.3、現場巡視の業務出現確率を0.2、作業指導の業務出現確率を0.1とすることができる。これにより、指示者が所持する表示端末12には、朝礼で必要な例文とその翻訳例文が最も高い確率で表示される。
さらに、指示者がいる作業エリア情報がAエリアを示す情報であり、作業予定「配管設定」が予め組み込まれ、指示者一人と会話相手(作業者)一人であり、時間が8時〜12時である場合は、作業者が現場巡視を行なっている可能性が極めて高いとして、現場巡視の業務出現確率を0.8、作業指導を0.2とすることができる。
同様に、作業種類の情報において、居場所(作業エリア情報)、作業予定の有無、職分、人数、時間に対応して作業内容の作業出現確率が異なったものになる。
図9に作業種類データベースに記憶された作業種類の例を示し、図10に作業予定データベースに記憶された情報の例を示す。図9においては作業種類の情報が作業エリアごとに作業順に記載されている。図10は、場所(作業エリア情報)、作業種類(作業種類の情報)、予実入力状況(作業予定の情報、作業実績情報)が場所、作業種類に対応して記載されている。図7では、作業種類データベース58に作業実績情報を記憶したが、図10のように作業予定データベース60に記憶してもよい。また図9、図10において、作業予定の作業出現確率情報の記載を省略しているが、作業出現確率の情報は、作業予定データベース60、作業種類データベース58のいずれにも記憶してもよい。
図11に例文データベースに記憶された情報の例を示す。図11に示すように、例文の情報は、作業種類(配管開先合わせ、配管仮吊、設定芯ケガキ、・・・)ごとに業務内容(工程会議、作業指導、・・・現場巡視)が関連付けられている。また図11に示すように、例文は、原文(日本語)、翻訳文(英語)、翻訳文(フランス語)・・・というように会話相手の使用言語に対応して原文と同じ意味になる翻訳文を互いに関連付けて記憶している。なお翻訳文が英語の場合は、STE(Simplified Technical English)などの標準をもとに翻訳されたものを用いる。
図11の上部に示すように、作業修理(配管開先合わせ)と業務内容(工程会議)の組み合わせごとに複数の例文の情報が関連付けられる場合がある。この場合は、制御部74が出現確率の高い順に複数選択して表示端末12に出力できるようにすればよい。なお例文の出現確率の情報は、単語関連情報演算手段68等と当同様に、例文の使用実績の情報を用いて算出して例文データベース70に例文の情報に対応して記憶すればよい。
また、例文の情報中の単語は、その分類に対応した単語情報により入れ替え可能な構成となっている。例えば、例文中において、<分類名>単語<分類名>といった態様で、単語がその分類(例えばグループ名)を表すブラケットで挟まれている場合、その単語は、共通の分類(グループ名)下にある他の単語に変換可能なことを表す。もちろん、上述のブラケットは、表示端末12において、その表示を省略することができる。
図12に単語データベースに記憶された情報の例を示す。単語データベース66は、単語、月(年、月、日、時刻)、対象、動作、グループ名といった分類(属性)により分けられた複数の単語情報を有している。また単語情報には同じ意味になる翻訳単語情報と単語情報の出現確率情報が互いに関連付けられて記憶されている。
図13に人員データベースに記憶された情報の例を示す。図13に示すように、人員データベース72には、識別情報のうち、識別番号、作業者名(会話相手の名前)、職分(職分の情報)、使用言語(使用言語の情報)が互いに関連付けられて記憶されている。
建設現場内で、外国人の作業者に即座に指示を出すために、建設現場の監督が、話題(業務内容と作業種類)を選択することなく、そのときの状況で作業指示に必要な単語や例文を提示することが可能な翻訳例文表示システムとして利用できる。
10………翻訳例文表示システム、12………表示端末、14………業務情報選択手段、16………作業情報選択手段、18………単語選択手段、20………外部入力情報生成手段、22………作業者情報出力手段、24………IDタグ、26………IDタグ、28………リーダ、30………コードパターン、32………コードパターン、34………カメラ、38………GPS情報生成手段、40………マイク、42………画像/音声処理手段、43………画像処理手段、44………特徴データベース、46………作業エリア画像データベース、48………クリック部分、50………業務内容データベース、52………業務予定データベース、54………個数情報演算手段、56………業務出現確率情報演算手段、58………作業種類データベース、60………作業予定データベース、62………作業実績情報演算手段、64………作業出現確率情報演算手段、66………単語データベース、68………単語関連情報演算手段、70………例文データベース、72………人員データベース、74………制御部。

Claims (20)

  1. 指示者用の表示端末と、
    前記指示者がいる作業エリアを示す作業エリア情報と、前記指示者と同じ作業エリアにいる会話相手の識別情報を出力する作業者情報出力手段と、
    前記識別情報と、当該識別情報に対応する前記会話相手の使用言語の情報が記憶された人員データベースと、
    前記作業エリア情報及び前記使用言語の情報に関連付けられ、前記指示者が前記会話相手と会話をするための複数の翻訳例文の情報を記憶した例文データベースと、
    前記人員データベースから前記識別情報に対応する前記使用言語の情報を選択するとともに、前記例文データベースから、前記作業エリア情報及び前記使用言語の情報に対応する前記翻訳例文の情報を選択して前記表示端末に出力する制御部と、を有することを特徴とする翻訳例文表示システム。
  2. 指示者用の表示端末と、
    前記指示者がいる作業エリアを示す作業エリア情報と、前記指示者と同じ前記作業エリアにいる会話相手の使用言語の情報を包含する識別情報を出力する作業者情報出力手段と、
    前記作業エリア情報及び前記使用言語の情報に関連付けられ、前記指示者が前記会話相手と会話をするための複数の翻訳例文の情報を記憶した例文データベースと、
    前記例文データベースから、前記作業エリア情報及び前記使用言語の情報に対応する前記翻訳例文の情報を選択して前記表示端末に出力する制御部と、を有することを特徴とする翻訳例文表示システム。
  3. 前記例文データベースには、前記翻訳例文の情報に対応し、前記翻訳例文の原文となる例文の情報が記憶され、
    前記制御部は、前記制御部が選択した前記翻訳例文の情報に対応する前記例文の情報を 前記表示端末に出力することを特徴とする請求項1または2に記載の翻訳例文表示システム。
  4. 前記指示者の複数の業務内容の情報が記憶された業務内容データベースと、
    前記指示者が業務を行なったことを示す業務実績情報を前記業務内容の情報に関連付けて生成する業務実績情報生成手段と、
    前記作業エリア情報と、前記作業エリア情報が入力された時間の情報と、前記識別情報と、前記業務実績情報と、に基づいて前記複数の業務内容の情報に係る業務出現確率の情報をそれぞれ算出して前記業務内容の情報に関連付けて生成する業務出現確率情報演算手段と、を有し、
    前記翻訳例文の情報は、前記業務内容の情報に関連付けられ、
    前記制御部は、前記業務出現確率の情報に基づいて前記業務内容の情報を選択し、当該業務内容の情報に対応する前記翻訳例文の情報を選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の翻訳例文表示システム。
  5. 前記作業者情報出力手段から出力された互いに異なる複数の前記識別情報の個数を表す個数情報を生成する個数情報演算手段が設けられ、
    前記業務出現確率情報演算手段は、前記個数情報に基づいて前記複数の業務内容の情報に係る前記業務出現確率の情報をそれぞれ算出することを特徴とする請求項4に記載の翻訳例文表示システム。
  6. 前記制御部は、前記制御部が前記表示端末に表示する前記翻訳例文の情報に対応する前記業務内容の情報を前記表示端末に出力することを特徴とする請求項4または5に記載の翻訳例文表示システム。
  7. 前記識別情報及び前記例文の情報は、前記会話相手の職分の情報に関連付けられ、
    前記制御部は、前記職分の情報に基づいて前記例文の情報を選択することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の翻訳例文表示システム。
  8. 前記職分の情報が、前記指示者が指示対象とする被指示者となる職分である場合において、
    前記会話相手の複数の作業種類の情報が記憶された作業種類データベースと、
    前記会話相手が作業を行なったことを示す作業実績情報を前記作業種類の情報に関連付けて生成するする作業実績情報生成手段と、
    前記作業エリア情報と、前記作業エリア情報が入力された時間の情報と、前記識別情報と、前記作業実績情報に基づいて前記複数の作業種類の情報に係る作業出現確率の情報をそれぞれ算出する作業出現確率情報演算手段と、を有し、
    前記制御部は、前記作業出現確率の情報に基づいて前記作業種類の情報を選択し、当該作業種類の情報に対応する前記翻訳例文の情報を選択することを特徴とする請求項7に記載の翻訳例文表示システム。
  9. 前記作業出現確率情報演算手段は、前記個数情報に基づいて前記複数の作業種類の情報に係る前記作業出現確率の情報をそれぞれ算出することを特徴とする請求項8に記載の翻訳例文表示システム。
  10. 前記制御部は、前記制御部が前記表示端末に表示する前記翻訳例文の情報に対応する前記作業種類の情報を前記表示端末に出力することを特徴とする請求項8または9に記載の翻訳例文表示システム。
  11. 前記複数の業務内容の情報を前記表示端末に出力するとともに前記指示者の操作により選択された前記複数の業務内容の情報のうちの一つを出力する業務情報選択手段を有し、
    前記制御部は、前記業務情報選択手段から入力された前記業務内容の情報に基づいて前記翻訳例文の情報を選択することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の翻訳例文表示システム。
  12. 前記業務実績情報演算手段は、前記業務情報選択手段から入力された前記業務内容の情報に基づいて前記業務実績情報を更新することを特徴とする請求項11に記載の翻訳例文表示システム。
  13. 前記複数の作業種類の情報を前記表示端末に出力するとともに前記指示者の操作により選択された前記複数の作業種類の情報のうちの一つを出力する作業情報選択手段を有し、
    前記制御部は、前記作業情報選択手段から入力された前記作業種類の情報に基づいて前記翻訳例文の情報を選択することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の翻訳例文表示システム。
  14. 前記作業実績情報演算手段は、前記作業情報選択手段から入力された前記作業種類の情報に基づいて前記作業実績情報を更新することを特徴とする請求項13に記載の翻訳例文表示システム。
  15. 前記指示者の業務予定の情報が記憶された業務予定データベースを有し、
    前記翻訳例文の情報は、前記業務予定の情報に関連付けられ、
    前記業務出現確率情報演算手段は、前記作業エリア情報が入力された時刻に対応する前記業務予定の情報が存在する場合には前記業務予定の情報に対応する業務内容の業務出現確率を1とし、他の業務内容の業務出現確率をゼロとすることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の翻訳例文表示システム。
  16. 前記会話相手の作業予定の情報が記憶された作業予定データベースを有し、
    前記翻訳例文の情報は、前記作業予定の情報に関連付けられ、
    前記作業出現確率情報演算手段は、前記作業エリア情報が入力された時刻に対応する前記作業予定の情報が存在する場合には前記作業予定の情報に対応する作業内容の作業出現確率が、他の作業内容の作業出現確率よりも高くなるように算出することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の翻訳例文表示システム。
  17. 前記例文の情報中の各単語の情報に関連付けられた複数の単語情報と、前記例文中の各単語の前記使用言語に係る翻訳単語を表し、前記単語情報と、前記翻訳単語の情報と、前記単語情報の出現確率を表す単語出現確率の情報が互いに関連付けられて記憶された単語データベースと、
    前記単語出現確率の情報に基づいて前記複数の単語情報から推定候補となる複数の推定単語情報を選択するとともに、前記複数の推定単語情報のうち、前記指示者の操作により選択される使用単語情報を前記制御部に出力する単語選択手段と、を有し、
    前記制御部は、前記単語データベースから前記使用単語情報に対応する前記翻訳単語の情報を選択し、前記翻訳例文の情報において、前記翻訳例文中の変換対象の翻訳単語の情報を前記使用単語情報に対応する前記翻訳単語の情報に置き換えた情報を前記表示端末に出力することを特徴とする請求項3乃至16のいずれか1項に記載の翻訳例文表示システム。
  18. 前記制御部は、前記例文の情報において、前記例文中の変換対象の単語の情報を前記使用単語情報に置き換えた情報を前記表示端末に出力することを特徴とする請求項17に記載の翻訳例文表示システム。
  19. 前記単語選択手段が選択した前記使用単語情報に基づいて前記単語出現確率情報を更新する単語出現確率情報演算手段が設けられていることを特徴とする請求項17または18に記載の翻訳例文表示システム。
  20. 前記指示者が入力する外部入力情報を前記制御部に出力する外部入力情報生成手段が設けられ、
    前記制御部は、前記例文データベース中の前記翻訳例文の情報を前記外部入力情報に基づいて検索して前記表示端末に出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の翻訳例文表示システム。
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