JP2014174583A - 健康管理支援システム及び健康管理支援方法及びプログラム - Google Patents

健康管理支援システム及び健康管理支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの健康面への意識を高める。
【解決手段】健康管理支援システムのサーバ装置130において、服用状況評価部133は、会員の薬の服用状況の健康への影響を数値評価する。食品評価部134は、会員の服用中の薬との食べ合わせの良否により決まる、会員が摂った食品の健康への影響を数値評価する。画像出力部137は、服用状況評価部133の評価結果と食品評価部134の評価結果とのうち一方を縦軸、他方を横軸とする座標平面上に、いずれかの会員の数値を示す記号を描いた画像を生成し、その会員の端末に対し、生成した画像を出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、健康管理支援システム及び健康管理支援方法及びプログラムに関するものである。本発明は、例えば、スマートデバイスを活用した、個人健康管理・健康増進サポートシステムに関するものである。
従来、薬歴の管理を目的としたお薬手帳のデータを個人携帯端末(スマートフォン)に保管し、飲み合わせのチェックや食べ合わせのチェックを行うアプリケーションが多数開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−190332号公報
従来のアプリケーションでは、蓄積したデータを薬剤師(又は医師)が分析し、傾向と対策を患者に伝えることができるが、そもそも現代人の傾向として、平日は勤務している人々が多く、症状が著しく悪くなければ、医療機関へ足が運びにくく、ヘルスケアの優先度が低くなってしまっている。蓄積したデータを薬剤師(又は医師)のみが活用するのではなく、患者自身のヘルスケアに貢献することを実感しなければ、患者自身も持続してデータを蓄積しないと考えられる。
そこで、例えば、蓄積した、薬歴、食べ合わせ情報、バイタル情報を活用し、患者自身の問題点や改善点をメールで自動配信したり、同じ症状のある患者のコミュニティサイトを見せたりすることで、健康面への意識付けを強化する必要がある。
本発明は、例えば、ユーザの健康面への意識を高めることを目的とする。
本発明の一の態様に係る健康管理支援システムは、
複数のユーザのそれぞれについて、ユーザの服用中の薬及びその薬の服用方法を示すデータを記憶装置により記憶する薬データ記憶部と、
薬ごとに、薬と食品との食べ合わせの良否を示すデータを記憶装置により記憶する食べ合わせデータ記憶部と、
前記複数のユーザのそれぞれの端末から、ユーザの薬の服用状況を示すデータの入力を受け付ける服用状況データ入力部と、
前記複数のユーザのそれぞれの端末から、ユーザが摂った食品を示すデータの入力を受け付ける食品摂取データ入力部と、
前記複数のユーザのそれぞれについて、ユーザに対応するデータを前記薬データ記憶部から読み取り、読み取ったデータに基づき、ユーザの端末から前記服用状況データ入力部に入力されたデータが示す服用状況の健康への影響を数値評価する服用状況評価部と、
前記複数のユーザのそれぞれについて、ユーザに対応するデータを前記薬データ記憶部から読み取り、読み取ったデータが示す薬に対応するデータを前記食べ合わせデータ記憶部から読み取り、読み取ったデータに基づき、ユーザの端末から前記食品摂取データ入力部に入力されたデータが示す食品の健康への影響を数値評価する食品評価部と、
前記服用状況評価部の評価結果と前記食品評価部の評価結果とのうち一方を縦軸、他方を横軸とする座標平面上に、前記複数のユーザのいずれかである対象ユーザの数値を示す記号を描いた画像を生成し、前記対象ユーザの端末に対し、前記画像を出力する画像出力部とを備える。
本発明の一の態様によれば、ユーザの薬の服用状況とユーザが摂った食品とがユーザの健康に及ぼす影響を数値評価し、これらの評価結果のうち一方を縦軸、他方を横軸とする座標平面上にユーザの数値を示す記号を描いた画像を出力することで、ユーザの健康面への意識を高めることができる。
実施の形態1及び2に係る健康管理支援システムの構成及び動作を示す図。 実施の形態1及び2に係る健康管理支援システムのサーバ装置の構成を示す図。 実施の形態1に係る健康管理支援システムから出力される画像の一例を示す図。 実施の形態2に係る健康管理支援システムから出力される画像の一例を示す図。 実施の形態1及び2に係る健康管理支援システムのサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図。
近年スマートフォンの普及に伴い、調剤薬局が患者に発行するお薬手帳を電子化し、個人保有のスマートフォンで管理するアプリケーションが登場している。この電子お薬手帳は、病院や薬局等の医療分野で活用できることはもとより、食事の食べ合わせや、体重・血圧といったバイタル情報とも連携させれば、様々な形で個人の生活に即した活用ができると考えられる。
しかしながら、これら個人の情報連携による活用だけでは、健康上の問題を持った患者に対する個別の対応ができても、健康な人等、一見特に問題のない人(又は健康の問題に気付いていない人)にはあまり活用できない。
本発明の実施の形態では、スマートフォンで取り込んだ、病院での問診情報、調剤薬局での薬歴情報(お薬手帳)、一般薬の摂取情報、日々の生活での食品摂取情報、個人が測定したバイタル情報等を、インターネット等のネットワーク(図示していない)で接続したコンピュータセンタのディスク等の記録媒体に匿名で保存管理し、会員制等で不特定手数の人の実績として蓄積する。これにより、上記の各種情報を多次元にパターン化し、予見的に各項目の因果関係の傾向を表し、会員個人と類似する他の会員で発生している問題等を通知・閲覧可能とすることで、特に現時点では問題となっていない人でも、今後、どのような問題が発生し得るか、また、より好ましい健康状態とするためにはどのような生活を送るべきかがわかるようになる。
その結果、パーソナルヘルスケア、セルフメディケーションに貢献し、健康増進、医療費削減に繋げることができる。
また、本発明の実施の形態では、病院、薬局、食品スーパー、ドラッグストア、健康機器等、様々な情報の発生元からデータを収集するため、そのデータの単位(カロリー、グラム、リットル等)や表現が統一されていないことが課題として考えられる。そこで、情報をパターン化する際に変換テーブルによる単位の一元化、及び、数値範囲(上限、下限)のブロック化により、統一的な情報に分類しながらデータを蓄積する。また、データは明細のまま持ち、変換テーブルのみを動的にすることで、将来、単位や数値範囲を変更する際にもシステムを再構築することなく、過去に収集したデータを活用できるようにする。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る健康管理支援システム100の構成及び動作を示す図である。
図1において、健康管理支援システム100は、会員の実績データベース110、分析用データベース120、サーバ装置130を備える。
会員の実績データベース110は、ユーザデータ記憶部111、薬データ記憶部112、健康状態データ記憶部113を備える。また、会員の実績データベース110は、図示していない記憶装置等のハードウェアを備える。
ユーザデータ記憶部111は、会員(ユーザの例)ごとに、属性データ(会員マスタ)を記憶装置により記憶する。
例えば、ユーザデータ記憶部111は、糖尿病患者である会員αの年齢、性別、病気等を示す属性データを、会員αに対応する属性データとして記憶する。
薬データ記憶部112は、会員ごとに、薬歴、副作用等に関するデータを記憶する。具体的には、薬データ記憶部112は、複数の会員のそれぞれについて、会員の服用中の薬及びその薬の服用方法を示すデータ(以下、薬データ)を記憶装置により記憶する。薬データでは、会員が現在服用している薬だけでなく、過去に服用していた薬が示されていてもよい。
例えば、薬データ記憶部112は、会員αが医師から処方された糖尿病の治療薬Xと、その医師又は薬剤師から指示又は説明された治療薬Xの服用量、服用回数、副作用といった服用方法とを示す薬データを、会員αに対応する薬データとして記憶する。
健康状態データ記憶部113は、会員ごとに、問診データ、バイタルに関するデータ等を記憶する。具体的には、健康状態データ記憶部113は、複数の会員のそれぞれについて、会員の健康状態を示すデータ(以下、健康状態データ)を記憶装置により記憶する。
例えば、健康状態データ記憶部113は、会員αが2013年3月1日に医師の診察又は検査を受けた結果を示す健康状態データを、会員αに対応する2013年3月1日の健康状態データとして記憶する。また、健康状態データ記憶部113は、会員αが2013年3月1日午前10時00分に計測した血圧、心拍数等の体調を示す健康状態データを、会員αに対応する2013年3月1日午前10時00分の健康状態データ(又は2013年3月1日の健康状態データの一部)として記憶する。
分析用データベース120は、傾向データ記憶部121、食べ合わせデータ記憶部122を備える。また、分析用データベース120は、図示していない記憶装置等のハードウェアを備える。
傾向データ記憶部121は、病気の症状ごとに、合併症、食事制限、運動制限等を示すデータ(以下、症状別傾向データ)を記憶装置により記憶する。
例えば、傾向データ記憶部121は、糖尿病の症状が一定のレベルまで進行している場合に起こりやすい合併症、必要な食事制限、運動制限等を示す症状別傾向データを、その症状のレベルに対応する症状別傾向データとして記憶する。
食べ合わせデータ記憶部122は、食べ合わせチェック、飲み合わせチェック等に関するデータ、食品成分表、一般薬成分表等のデータを記憶する。具体的には、食べ合わせデータ記憶部122は、薬ごとに、薬と食品との食べ合わせの良否を示すデータ(以下、食べ合わせデータ)を記憶装置により記憶する。
例えば、食べ合わせデータ記憶部122は、糖尿病の治療薬Xとカレー(又はその成分である香辛料)との食べ合わせが良くないことと、カレーの量、成分等に応じた健康への影響度とを示す食べ合わせデータを、治療薬Xに対応する食べ合わせデータとして記憶する。
図2は、サーバ装置130の構成を示す図である。
図2において、サーバ装置130は、服用状況データ入力部131、食品摂取データ入力部132、服用状況評価部133、食品評価部134、ユーザ抽出部135、メッセージ出力部136、画像出力部137を備える。また、サーバ装置130は、図示していない処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置等のハードウェアを備える。ハードウェアはサーバ装置130の各部によって利用される。例えば、処理装置は、サーバ装置130の各部でデータや情報の演算、加工、読み取り、書き込み等を行うために利用される。記憶装置は、そのデータや情報を記憶するために利用される。また、入力装置は、そのデータや情報を入力するために、出力装置は、そのデータや情報を出力するために利用される。
服用状況データ入力部131は、複数の会員のそれぞれの端末200から、会員の薬の服用状況を示すデータ(以下、服用状況データ)の入力を入力装置により受け付ける。
例えば、服用状況データ入力部131は、会員αの端末200(例えば、スマートフォン、携帯電話)から、2013年3月1日に会員αが治療薬Xを服用したことと、その日の治療薬Xの服用量、服用回数とを示す服用状況データを、ネットワークを介して受信する。服用状況データ入力部131は、受信した服用状況データを、会員αに対応する2013年3月1日の服用状況データとして記憶装置に保存する。また、服用状況データ入力部131は、2013年3月1日午後3時00分に会員αが糖尿病の治療薬Xを服用したことと、そのときの治療薬Xの服用量とを示す服用状況データを、ネットワークを介して受信する。服用状況データ入力部131は、受信した服用状況データを、会員αに対応する2013年3月1日午後3時00分の服用状況データ(又は2013年3月1日の服用状況データの一部)として記憶装置に保存する。
食品摂取データ入力部132は、複数の会員のそれぞれの端末200から、会員が摂った食品を示すデータ(以下、食品摂取データ)の入力を入力装置により受け付ける。
例えば、食品摂取データ入力部132は、会員αの端末200から、2013年3月1日午後7時00分に会員αがカレーを食べたことと、そのときのカレーの量、成分とを示す食品摂取データを、ネットワークを介して受信する。食品摂取データ入力部132は、受信した食品摂取データを、会員αに対応する2013年3月1日午後7時00分の食品摂取データ(又は2013年3月1日の食品摂取データの一部)として記憶装置に保存する。
服用状況評価部133は、複数の会員のそれぞれについて、会員に対応する薬データを薬データ記憶部112から読み取り、読み取った薬データに基づき、会員の端末200から服用状況データ入力部131に入力された服用状況データが示す服用状況の健康への影響を処理装置により数値評価する。
例えば、服用状況評価部133は、会員αに対応する薬データとして、会員αが医師から処方された治療薬Xと、その医師から指示された治療薬Xの服用量、服用回数とを示す薬データを薬データ記憶部112から読み取る。また、服用状況評価部133は、会員αに対応する2013年3月1日の服用状況データとして、服用状況データ入力部131により会員αの端末200から受信された、2013年3月1日に会員αが治療薬Xを服用したことと、その日の治療薬Xの服用量、服用回数とを示す服用状況データを記憶装置から読み取る。同様に、服用状況評価部133は、会員αに対応する2013年3月2日から2013年3月31日までの服用状況データがあれば、それらの服用状況データも記憶装置から読み取る。服用状況評価部133は、会員αに対応する薬データが示す治療薬Xの服用量、服用回数と、会員αに対応する服用状況データが示す2013年3月の各日の治療薬Xの服用量、服用回数とを比較する。服用状況評価部133は、比較した服用量、服用回数が毎日同じであれば、高い評価結果を出力する。一方、服用状況評価部133は、比較した服用量、服用回数が同じでない日があるほど、また、その差が大きいほど、低い評価結果を出力する。なお、服用状況評価部133の評価の単位期間は、月に限るものではなく、日、週、年、その他の任意の単位期間であってよい。
食品評価部134は、複数の会員のそれぞれについて、会員に対応する薬データを薬データ記憶部112から読み取り、読み取った薬データが示す薬に対応する食べ合わせデータを食べ合わせデータ記憶部122から読み取り、読み取った食べ合わせデータに基づき、会員の端末200から食品摂取データ入力部132に入力された食品摂取データが示す食品の健康への影響を処理装置により数値評価する。
例えば、食品評価部134は、会員αに対応する薬データとして、会員αが医師から処方された治療薬Xと、その医師から指示された治療薬Xの服用量、服用回数とを示す薬データを薬データ記憶部112から読み取る。食品評価部134は、会員αに対応する薬データが示す治療薬Xに対応する食べ合わせデータとして、治療薬Xとカレーとの食べ合わせが良くないことと、カレーの量、成分に応じた健康への影響度とを示す食べ合わせデータを食べ合わせデータ記憶部122から読み取る。また、食品評価部134は、会員αに対応する2013年3月1日の食品摂取データとして、食品摂取データ入力部132により会員αの端末200から受信された、2013年3月1日午後7時00分に会員αがカレーを食べたことと、そのときのカレーの量、成分とを示す食品摂取データを記憶装置から読み取る。同様に、食品評価部134は、会員αに対応する2013年3月2日から2013年3月31日までの食品摂取データがあれば、それらの食品摂取データも記憶装置から読み取る。食品評価部134は、治療薬Xに対応する食べ合わせデータから、会員αに対応する2013年3月1日の食品摂取データが示すカレーの量、成分に応じた健康への影響度を特定する。同様に、食品評価部134は、治療薬Xに対応する食べ合わせデータから、会員αに対応する2013年3月の各日の食品摂取データが示す食品の量、成分に応じた健康への影響度を特定する。食品評価部134は、特定した影響度の合計(2013年3月における悪い影響の度合)が小さいほど、高い評価結果を出力する。一方、食品評価部134は、特定した影響度の合計が大きいほど、低い評価結果を出力する。なお、食品評価部134の評価の単位期間は、月に限るものではなく、日、週、年、その他の任意の単位期間であってよい。
ユーザ抽出部135は、複数の会員のいずれかである対象ユーザに対応する属性データをユーザデータ記憶部111から読み取る。ユーザ抽出部135は、読み取った属性データに基づき、対象ユーザを処理装置により予め定められた複数のカテゴリのいずれかに分類する。また、ユーザ抽出部135は、複数の会員のうち、対象ユーザと同じカテゴリに属する会員を処理装置により抽出する。
例えば、会員の年代、性別、病気の組み合わせごとに、カテゴリが定められているとする。ユーザ抽出部135は、会員αに対応する属性データとして、会員αの年齢、性別、病気を示す属性データをユーザデータ記憶部111から読み取る。ユーザ抽出部135は、会員αを、会員αに対応する属性データが示す年齢、性別、病気の組み合わせに対応するカテゴリに分類する。また、ユーザ抽出部135は、全ての会員の中から、会員αと同じカテゴリに属する会員を抽出する。
メッセージ出力部136は、ユーザ抽出部135により抽出された会員の端末200から食品摂取データ入力部132に入力された食品摂取データのうち、任意の期間の食品摂取データを処理装置により選択する。メッセージ出力部136は、対象ユーザの端末200に対し、選択した食品摂取データが示す食品に関するメッセージを出力装置により出力する。
例えば、メッセージ出力部136は、ユーザ抽出部135により抽出された同一カテゴリに属する会員ごとに、会員に対応する2013年3月の各日の食品摂取データとして、食品摂取データ入力部132により会員の端末200から受信された、2013年3月に会員が食べた料理(又はその成分)や会員が飲んだサプリメント(又はその成分)等を示す食品摂取データを記憶装置から読み取る。メッセージ出力部136は、同一カテゴリに属する会員に対応する2013年3月の各日の食品摂取データから、そのカテゴリにおけるデータの集計(カロリー摂取量の平均値の計算等)を行う。また、メッセージ出力部136は、同一カテゴリに属する会員に対応する2013年3月の各日の食品摂取データから、そのカテゴリ内で食べられている料理や飲まれているサプリメント等に関する情報(会員によく飲まれているサプリメントのランキング等)の抽出を行う。メッセージ出力部136は、得られた集計結果及び情報を電子メールあるいはその他の通知手段で会員αの端末200に送信する。会員αの端末200は、集計結果及び情報を受信して画面に表示する。これにより、会員αは、自分と同じような糖尿病患者がどの程度のカロリーを摂取しているか、どういったサプリメントを飲んでいるかといった有用な情報を知ることができる。
また、メッセージ出力部136は、服用状況評価部133の評価結果と食品評価部134の評価結果とに基づいて、対象ユーザの端末200に対し、注意を喚起するメッセージを出力装置により出力する。
例えば、服用状況評価部133が、会員αに対応する薬データと、会員αに対応する2013年3月の各日の服用状況データとを比較し、その結果、服用量、服用回数が同じであり、残薬がなかったとする。また、食品評価部134が、会員αに対応する2013年3月の各日の食品摂取データを検証し、その結果、2013年3月に会員αがカレーをよく食べており、また、1日の指示エネルギーを超過していたとする。メッセージ出力部136は、会員αが服用している治療薬Xとカレーとの食べ合わせについて、「香辛料の働きで、薬が強く効き過ぎてしまい逆効果になってしまう可能性があります」という注意喚起とともに、食べ合わせで合併症(心筋梗塞、脳卒中、高血圧等)を起こした人の例を示すメッセージを電子メールあるいはその他の通知手段で会員αの端末200に送信する。また、メッセージ出力部136は、「1日の摂取カロリーをオーバーしています」という注意喚起とともに、糖尿病患者の平均摂取量を示したり、糖尿病患者が購入する健康食品を勧めるメッセージを電子メールあるいはその他の通知手段で会員αの端末200に送信する。会員αの端末200は、これらのメッセージを受信して画面に表示する。これにより、会員αは、糖尿病患者として注意すべき事項や参考になる情報を知ることができる。
画像出力部137は、服用状況評価部133の評価結果と食品評価部134の評価結果とのうち一方を縦軸、他方を横軸とする座標平面上に、対象ユーザの数値を示す記号を描いた画像を処理装置により生成する。画像出力部137は、対象ユーザの端末200に対し、生成した画像を出力装置により出力する。
図3は、画像出力部137から出力される画像300の一例を示す図である。
図3の例において、画像出力部137は、マトリックス301(座標平面)の縦軸302を服用状況評価部133の評価結果、横軸303を食品評価部134の評価結果とし、このマトリックス301に会員αの2013年1月〜3月の月ごとの数値をプロットした画像300を生成する。画像出力部137は、会員αの端末200に対し、画像300を、ネットワークを介して送信する。会員αの端末200は、画像300を受信して画面に表示する。なお、マトリックス301にプロットされる数値の単位期間は、月に限るものではなく、日、週、年、その他の任意の単位期間であってよい。
画像300において、マトリックス301の縦軸302及び横軸303で区切られた4つの領域のうち、右上のA領域は、服用状況評価部133の評価結果、食品評価部134の評価結果がともに高いため、「良好」な領域である。右下のB領域は、食品評価部134の評価結果は高いが、服用状況評価部133の評価結果が低いため、「服用状況の見直し」が必要な領域である。左上のC領域は、服用状況評価部133の評価結果は高いが、食品評価部134の評価結果が低いため、「生活習慣の見直し」が必要な領域である。左下のD領域は、服用状況評価部133の評価結果、食品評価部134の評価結果がともに低いため、「合併症に注意」が必要な領域である。
会員αは、糖尿病患者として自分がどの領域(又は位置)にいるかを端末200の画面で確認することができる。例えば、会員αは、自分がA領域にいるのであれば、今の生活を続けていけばよいと判断することができる。会員αは、自分がB領域にいるのであれば、治療薬Xを飲み忘れないように気をつける必要があると判断することができる。会員αは、自分がC領域にいるのであれば、より一層食事に気を遣う必要がある、あるいは、サプリメント等の健康食品を摂る必要があると判断することができる。会員αは、自分がD領域にいるのであれば、医師等に相談したほうがよいと判断することができる。
図3に示した画像300では、マトリックス301に、会員αの月ごとの数値を単にプロットしているだけでなく、それぞれの数値を示す点を時系列に線304でつないでいる。つまり、この例において、画像出力部137は、マトリックス301に、会員αの時系列での数値の変化を示す線304を描いた画像300を生成する。これにより、会員αは、糖尿病患者として自分の生活に問題点や改善点がないかを端末200の画面で確認することができる。例えば、会員αは、自分がA領域にいるとしても、徐々にB領域に近づいているのであれば、薬の飲み忘れが多くなっているので、気をつけなければならないと判断することができる。
以上説明したように、本実施の形態では、持病のある会員に対し、その会員の生活上の問題点や、同じ病気にかかっている会員がどのような生活をしているか等を教えることで、会員の健康面への意識を高めたり、会員の健康管理や生活改善を支援したりすることができる。
なお、健康管理支援システム100は、上記のように、持病のある会員にサービス(健康管理支援サービス)を提供するだけでなく、病気にかかっていないか又は病気にかかっていることに気付いていない会員にもサービスを提供することができる。例えば、そのような会員に対して、現在の身体的症状に該当する病名等を通知するだけでも、会員が医療機関へ足を運ぶ後押しとなり、薬剤師(又は医師)等と投薬する上でのコミュニケーションツールとなり得る。また、サプリメント供給会社等と共同して、症状に合った商品に関する情報を会員に提供することができる。
本実施の形態では、健康管理支援システム100が提供するサービスを会員制としているが、会員登録を不要としてもよい。つまり、本実施の形態は、健康管理支援システム100が会員以外のユーザを対象にサービスを提供する場合にも適用することができる。
本実施の形態の説明で挙げている期間(年月)、日付(年月日)、日時(年月日及び時刻)等は例であり、本実施の形態が他の期間、日付、日時等にも適用することができることはいうまでもない。
以下、図1に沿って、健康管理支援システム100の利用形態の一例を説明する。括弧内の番号は、図1内の同じ番号に対応する。
(1)まず患者が医療機関に行き、問診データと処方された薬情報、測定したバイタル情報を非接触ICカードを介して、患者の所有する携帯端末(スマートフォン)(端末200の例)で読み込む。
(2)クラウドサーバ(サーバ装置130の例)上にアップロードし、症状別傾向データ等を参照し、患者の分類を行う。
(3)スーパーやコンビニエンスストア、飲食店で、食品のバーコード(例えば、二次元バーコード)を読み込み、クラウドサーバ上の食品成分表を参照して、現在患者が服用中の薬との食べ合わせチェックを行う。チェックに引っかかった場合は、エラーを表示し、患者に注意喚起することができる。
(4)摂取した食品の情報を、クラウドサーバ上にアップロードし、症状別傾向データ等を参照し、患者の分類を行う。
(5)ドラッグストアでサプリメント等を購入する際に、商品のバーコードを読み込み、クラウドサーバ上の一般薬成分表を参照して、現在患者が服用中の薬との飲み合わせチェックを行う。チェックに引っかかった場合は、エラーを表示し、患者に注意喚起することができる。
(6)購入したサプリメント情報を、クラウドサーバ上にアップロードし、症状別傾向データ等を参照し、患者の分類を行う。
(7)各医療機関で所有する「問診データ」「薬歴」「副作用」「バイタル」のデータベースと、食品メーカが所有する食品の成分情報を保有する「食品データ」、サプリメント提供元が所有するサプリメントの成分情報・効用を保有する「サプリメント情報」データベースを共有し、患者のなりやすい病気等を月次報告する。また、クラウドサーバ上で、同じ症状の患者が活用しているサプリメント情報や改善に役立った情報や、また症状によって該当する病気情報をレポート化し、患者へ毎月自動配信する。また、会員用コミュニティを活用し、コラム形式で病気の説明や症状等を配信する。また、同じ病気をもつ人の情報発信する場を設け、病気に関する知識の共有を図る。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
本実施の形態に係る健康管理支援システム100の構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。健康管理支援システム100のサーバ装置130の構成は、図2に示した実施の形態1のものと同様である。
本実施の形態において、ユーザ抽出部135は、複数の会員から対象ユーザを除いた他ユーザ(即ち、他の会員、望ましくは対象ユーザと同じカテゴリに属する会員)のうち、以下の条件(1)〜(3)の全てを満たす会員を処理装置により抽出する。
・条件(1):健康状態データ記憶部113に記憶された、他ユーザに対応する健康状態データが示す第1の時期の健康状態が、対象ユーザに対応する健康状態データが示す現在の健康状態より良好である。
・条件(2):健康状態データ記憶部113に記憶された、他ユーザの健康状態データが示す第2の時期の健康状態が、対象ユーザの健康状態データが示す現在の健康状態とほぼ同じである。ここで、第2の時期は、第1の時期より前(過去)の時期であるとする。
・条件(3)画像出力部137が生成する画像で用いられる座標平面上に、第2の時期以前の他ユーザの時系列での数値の変化を示す線を描いた場合に、その線が現在までの対象ユーザの数値の変化を時系列に示す線と近似する。
メッセージ出力部136は、ユーザ抽出部135により抽出された会員の端末200から食品摂取データ入力部132に入力された食品摂取データのうち、第2の時期から第1の時期までの期間の食品摂取データを処理装置により選択する。メッセージ出力部136は、対象ユーザの端末200に対し、選択した食品摂取データが示す食品を摂ることを勧めるメッセージを出力装置により出力する。
画像出力部137は、服用状況評価部133の評価結果と食品評価部134の評価結果とのうち一方を縦軸、他方を横軸とする座標平面上に、対象ユーザの時系列での数値の変化を示す線と、ユーザ抽出部135により抽出された会員の時系列での数値の変化を示す線とを描いた画像を処理装置により生成する。画像出力部137は、対象ユーザの端末200に対し、生成した画像を出力装置により出力する。
図4は、画像出力部137から出力される画像300aの一例を示す図である。
図4の例において、画像出力部137は、図3の例と同様に、マトリックス301(座標平面)の縦軸302を服用状況評価部133の評価結果、横軸303を食品評価部134の評価結果とする画像300aを生成する。この画像300aでは、マトリックス301に、会員αの2013年1月〜3月の月ごとの数値がプロットされ、それぞれの数値を示す点が時系列に線304aでつながれている。マトリックス301には、さらに、会員βの2012年9月〜12月の月ごとの数値がプロットされ、それぞれの数値を示す点が時系列に線304bでつながれている。画像出力部137は、会員αの端末200に対し、画像300aを、ネットワークを介して送信する。会員αの端末200は、画像300aを受信して画面に表示する。
ここでは、会員βが、会員αと年代、性別が同じ糖尿病患者であり、2013年3月を現在としたときに以下の条件(α1)〜(α3)の条件を満たす会員であるとしているため、上記のような画像300aが生成されている。
・条件(α1)会員βの2012年12月(第1の時期)の健康状態が、会員αの2013年3月(現在)の健康状態より良好である。なお、第1の時期は、現在又は過去の時期である。2013年3月を現在としているため、第1の時期は、2013年3月又は2013年2月以前のいずれかの月となる。
・条件(α2)会員βの2012年11月(第2の時期)の健康状態が、会員αの2013年3月(現在)の健康状態とほぼ同じである。なお、第2の時期は、前述したように、第1の時期より前(過去)の時期である。2012年12月を第1の時期としているため、第2の時期は、2012年11月以前のいずれかの月となる。
・条件(α3)マトリックス301に、2012年11月(第2の時期)以前の会員βの時系列での数値の変化を示す線304bを描いた場合に、その線304bが2013年1月〜3月(ここでは、会員αの2012年以前の数値が取得不可又は対象外であるとする)の会員αの数値の変化を時系列に示す線304aと近似する。
ユーザ抽出部135は、上記条件(α1),(α2)を判定するために、健康状態データ記憶部113に記憶された会員αに対応する2013年3月(現在)以前の健康状態データから、会員αの各月の健康状態を任意の方法で数値評価する。また、ユーザ抽出部135は、健康状態データ記憶部113に記憶された会員βに対応する少なくとも2012年12月(第1の時期)以前の健康状態データから、会員βの各月の健康状態を同様の方法で数値評価する。
ユーザ抽出部135は、上記条件(α3)に関して、2つの線304a,304bが近似するかどうかを任意の方法で判定する。
会員αは、実施の形態1と同様に、糖尿病患者として自分の生活に問題点や改善点がないかを端末200の画面で確認することができる。本実施の形態において、会員αは、さらに、自分と同じカテゴリに属する他の会員のうち、自分と同じような数値変化の軌跡を辿ったことがあり(会員βの線304bのうち、2012年9月〜11月の部分)、かつ、その後に自分よりも健康状態が良くなっている(会員βの線304bのうち、2012年12月の部分)会員βがどのような数値変化の軌跡を辿っているか知ることができる。例えば、図4に示した画像300aからは、会員βが2012年11月〜12月の期間に薬の服用状況を大幅に改善したことがわかるため、会員αは、自分も治療薬Xを飲み忘れないように気をつけることが大切であると認識できる。
例えば、メッセージ出力部136は、ユーザ抽出部135により抽出された会員βに対応する2012年11月〜12月の各日の食品摂取データとして、食品摂取データ入力部132により会員βの端末200から受信された、2012年11月〜12月の期間に会員βが食べた料理(又はその成分)や会員βが飲んだサプリメント(又はその成分)等を示す食品摂取データを記憶装置から読み取る。メッセージ出力部136は、会員βに対応する2012年11月〜12月の各日の食品摂取データから、2012年11月〜12月の期間に会員βが食べた料理や会員βが飲んだサプリメント等に関する情報の抽出を行う。メッセージ出力部136は、得られた情報を電子メールあるいはその他の通知手段で会員αの端末200に送信する。会員αの端末200は、情報を受信して画面に表示する。これにより、会員αは、自分と同じような糖尿病患者である会員βがどのような料理を食べたり、どのようなサプリメントを飲んだりして健康状態が良くなったかを知ることができる。
図5は、実施の形態1及び2に係るサーバ装置130のハードウェア構成の一例を示す図である。
図5において、サーバ装置130は、コンピュータであり、LCD901(Liquid・Crystal・Display)、キーボード902(K/B)、マウス903、FDD904(Flexible・Disk・Drive)、CDD905(Compact・Disc・Drive)、プリンタ906といったハードウェアデバイスを備えている。これらのハードウェアデバイスはケーブルや信号線で接続されている。LCD901の代わりに、CRT(Cathode・Ray・Tube)、あるいは、その他の表示装置が用いられてもよい。マウス903の代わりに、タッチパネル、タッチパッド、トラックボール、ペンタブレット、あるいは、その他のポインティングデバイスが用いられてもよい。
サーバ装置130は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit)を備えている。CPU911は、処理装置の一例である。CPU911は、バス912を介してROM913(Read・Only・Memory)、RAM914(Random・Access・Memory)、通信ボード915、LCD901、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905、プリンタ906、HDD920(Hard・Disk・Drive)と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。HDD920の代わりに、フラッシュメモリ、光ディスク装置、メモリカードリーダライタ、あるいは、その他の記録媒体が用いられてもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、HDD920は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置の一例である。通信ボード915、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905は、入力装置の一例である。また、通信ボード915、LCD901、プリンタ906は、出力装置の一例である。
通信ボード915は、LAN(Local・Area・Network)等に接続されている。通信ボード915は、LANに限らず、IP−VPN(Internet・Protocol・Virtual・Private・Network)、広域LAN、ATM(Asynchronous・Transfer・Mode)ネットワークといったWAN(Wide・Area・Network)、あるいは、インターネットに接続されていても構わない。LAN、WAN、インターネットは、ネットワークの一例である。
HDD920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。プログラム群923には、本発明の実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが含まれている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。ファイル群924には、本発明の実施の形態の説明において、「〜データ」、「〜情報」、「〜ID(識別子)」、「〜フラグ」、「〜結果」として説明するデータや情報や信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」の各項目として含まれている。「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」は、RAM914やHDD920等の記録媒体に記憶される。RAM914やHDD920等の記録媒体に記憶されたデータや情報や信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出、検索、参照、比較、演算、計算、制御、出力、印刷、表示といったCPU911の処理(動作)に用いられる。抽出、検索、参照、比較、演算、計算、制御、出力、印刷、表示といったCPU911の処理中、データや情報や信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
本発明の実施の形態の説明において用いるブロック図やフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示す。データや信号は、RAM914等のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク(FD)、CDD905のコンパクトディスク(CD)、HDD920の磁気ディスク、光ディスク、DVD(Digital・Versatile・Disc)、あるいは、その他の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912、信号線、ケーブル、あるいは、その他の伝送媒体により伝送される。
本発明の実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜工程」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。即ち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。あるいは、「〜部」として説明するものは、ソフトウェアのみ、あるいは、素子、デバイス、基板、配線といったハードウェアのみで実現されていても構わない。あるいは、「〜部」として説明するものは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、あるいは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実現されていても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。即ち、プログラムは、本発明の実施の形態の説明で述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、プログラムは、本発明の実施の形態の説明で述べる「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
100 健康管理支援システム、110 会員の実績データベース、111 ユーザデータ記憶部、112 薬データ記憶部、113 健康状態データ記憶部、120 分析用データベース、121 傾向データ記憶部、122 食べ合わせデータ記憶部、130 サーバ装置、131 服用状況データ入力部、132 食品摂取データ入力部、133 服用状況評価部、134 食品評価部、135 ユーザ抽出部、136 メッセージ出力部、137 画像出力部、200 端末、300,300a 画像、301 マトリックス、302 縦軸、303 横軸、304,304a,304b 線、901 LCD、902 キーボード、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 HDD、921 オペレーティングシステム、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群。

Claims (6)

  1. 複数のユーザのそれぞれについて、ユーザの服用中の薬及びその薬の服用方法を示すデータを記憶装置により記憶する薬データ記憶部と、
    薬ごとに、薬と食品との食べ合わせの良否を示すデータを記憶装置により記憶する食べ合わせデータ記憶部と、
    前記複数のユーザのそれぞれの端末から、ユーザの薬の服用状況を示すデータの入力を受け付ける服用状況データ入力部と、
    前記複数のユーザのそれぞれの端末から、ユーザが摂った食品を示すデータの入力を受け付ける食品摂取データ入力部と、
    前記複数のユーザのそれぞれについて、ユーザに対応するデータを前記薬データ記憶部から読み取り、読み取ったデータに基づき、ユーザの端末から前記服用状況データ入力部に入力されたデータが示す服用状況の健康への影響を数値評価する服用状況評価部と、
    前記複数のユーザのそれぞれについて、ユーザに対応するデータを前記薬データ記憶部から読み取り、読み取ったデータが示す薬に対応するデータを前記食べ合わせデータ記憶部から読み取り、読み取ったデータに基づき、ユーザの端末から前記食品摂取データ入力部に入力されたデータが示す食品の健康への影響を数値評価する食品評価部と、
    前記服用状況評価部の評価結果と前記食品評価部の評価結果とのうち一方を縦軸、他方を横軸とする座標平面上に、前記複数のユーザのいずれかである対象ユーザの数値を示す記号を描いた画像を生成し、前記対象ユーザの端末に対し、前記画像を出力する画像出力部と
    を備えることを特徴とする健康管理支援システム。
  2. 前記画像出力部は、前記画像として、前記座標平面上に、前記対象ユーザの時系列での数値の変化を示す線を描いた画像を生成することを特徴とする請求項1の健康管理支援システム。
  3. 前記複数のユーザのそれぞれについて、ユーザの健康状態を示すデータを記憶装置により記憶する健康状態データ記憶部と、
    前記複数のユーザから前記対象ユーザを除いた他ユーザのうち、(1)前記健康状態データ記憶部に記憶された、他ユーザに対応するデータが示す第1の時期の健康状態が、前記対象ユーザに対応するデータが示す現在の健康状態より良好であり、かつ、(2)前記健康状態データ記憶部に記憶された、他ユーザのデータが示す前記第1の時期より前の第2の時期の健康状態が、前記対象ユーザのデータが示す現在の健康状態とほぼ同じであり、かつ、(3)前記座標平面上に、前記第2の時期以前の他ユーザの時系列での数値の変化を示す線を描いた場合に、その線が現在までの前記対象ユーザの数値の変化を時系列に示す線と近似するという条件を満たすユーザを抽出するユーザ抽出部と
    をさらに備え、
    前記画像出力部は、前記画像として、前記座標平面上に、前記対象ユーザの時系列での数値の変化を示す線とともに、前記ユーザ抽出部により抽出されたユーザの時系列での数値の変化を示す線を描いた画像を生成することを特徴とする請求項2の健康管理支援システム。
  4. 前記ユーザ抽出部により抽出されたユーザの端末から前記食品摂取データ入力部に入力されたデータのうち、前記第2の時期から前記第1の時期までの期間のデータを選択し、前記対象ユーザの端末に対し、選択したデータが示す食品を摂ることを勧めるメッセージを出力するメッセージ出力部
    をさらに備えることを特徴とする請求項3の健康管理支援システム。
  5. 複数のユーザのそれぞれについて、ユーザの服用中の薬及びその薬の服用方法を示すデータを記憶装置により記憶する薬データ記憶部と、薬ごとに、薬と食品との食べ合わせの良否を示すデータを記憶装置により記憶する食べ合わせデータ記憶部とを備えるコンピュータが、
    前記複数のユーザのそれぞれの端末から、ユーザの薬の服用状況を示すデータの入力を受け付け、
    前記複数のユーザのそれぞれの端末から、ユーザが摂った食品を示すデータの入力を受け付け、
    前記複数のユーザのそれぞれについて、ユーザに対応するデータを前記薬データ記憶部から読み取り、読み取ったデータに基づき、ユーザの端末から入力されたデータが示す服用状況の健康への影響を数値評価し、
    前記複数のユーザのそれぞれについて、ユーザに対応するデータを前記薬データ記憶部から読み取り、読み取ったデータが示す薬に対応するデータを前記食べ合わせデータ記憶部から読み取り、読み取ったデータに基づき、ユーザの端末から入力されたデータが示す食品の健康への影響を数値評価し、
    服用状況の健康への影響の評価結果と食品の健康への影響の評価結果とのうち一方を縦軸、他方を横軸とする座標平面上に、前記複数のユーザのいずれかである対象ユーザの数値を示す記号を描いた画像を生成し、前記対象ユーザの端末に対し、前記画像を出力することを特徴とする健康管理支援方法。
  6. コンピュータを、請求項1から4のいずれかの健康管理支援システムとして機能させるためのプログラム。
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