JP2014171461A5 - カンゾウ属植物株、識別マーカー、カンゾウ属植物株の識別方法、増殖方法、及び、水耕栽培装置 - Google Patents

Claims (15)

1. 配列表の配列番号１〜９のいずれかの配列で示されるＤＮＡを有する、ことを特徴とするカンゾウ属植物株。
2. 配列表の配列番号１〜５、７および９の配列で示されるＤＮＡのすべてを有する、又は、配列表の配列番号４〜６の配列で示されるＤＮＡのすべてを有する、
   ことを特徴とする請求項１に記載のカンゾウ属植物株。
3. 前記配列は、ウラルカンゾウＧｕ２−３−２株、ＧｕＴＳ７１−０８ＩＶ１株（ＧｕＩＶ１株）、ＧｕＴＳ７１−０８ＩＶ２株（ＧｕＩＶ２株）、又は、ＧｕＴＳ７１−０８系統実生クローンの株識別番号１１の株（Ｇｕ＃１１株）におけるＳＱＳ（スクアレン合成酵素）２遺伝子、ＣＹＰ８８Ｄ６遺伝子又はＣＹＰ７２Ａ１５４遺伝子の部分配列である、
   ことを特徴とする請求項１又は２に記載のカンゾウ属植物株。
4. 前記カンゾウ属植物株は、Ｇｕ＃１１株又はＧｕＴＳ７１−０８系統実生クローンの株識別番号１、１２及び３１（Ｇｕ７１＃１、Ｇｕ７１＃１２及びＧｕ７１＃３１）の株である、
   ことを特徴とする、請求項１乃至３の何れか一項に記載のカンゾウ属植物株。
5. 配列表の配列番号３〜６のいずれかの配列で示されるＤＮＡを有するカンゾウ属植物株を識別する識別マーカーであって、
   配列表の配列番号１２、及び、配列表の配列番号１３及び／又は１４の配列と同一、相補的又は逆相補的な配列からなる、
   ことを特徴とする識別マーカー。
6. 配列表の配列番号７〜９のいずれかの配列で示されるＤＮＡを有するカンゾウ属植物株を識別する識別マーカーであって、
   配列表の配列番号１５、及び、配列表の配列番号１６及び／又は１７の配列、又は、配列表の配列番号１８及び１９の配列と同一、相補的又は逆相補的な配列からなる、
   ことを特徴とする識別マーカー。
7. 配列表の配列番号１又は２の配列で示されるＤＮＡを有するカンゾウ属植物株を識別する識別マーカーであって、
   配列表の配列番号１０及び１１の配列と同一、相補的又は逆相補的な配列からなり、請求項５及び／又は請求項６に記載の識別マーカーとの組み合わせにおいて用いられる、
   ことを特徴とする識別マーカー。
8. 請求項５乃至７のいずれか１項に記載の識別マーカーを用いて、配列表の配列番号１〜９のいずれかの配列で示されるＤＮＡを有するカンゾウ属植物株を識別する、
   ことを特徴とする、カンゾウ属植物株の識別方法。
9. 前記配列は、ウラルカンゾウＧｕ２−３−２株、ＧｕＴＳ７１−０８ＩＶ１株（ＧｕＩＶ１株）、ＧｕＴＳ７１−０８ＩＶ２株（ＧｕＩＶ２株）、又は、ＧｕＴＳ７１−０８系統実生クローンの株識別番号１１の株（Ｇｕ＃１１株）におけるＳＱＳ（スクアレン合成酵素）２遺伝子、ＣＹＰ８８Ｄ６遺伝子又はＣＹＰ７２Ａ１５４遺伝子の部分配列である、
   ことを特徴とする請求項８に記載のカンゾウ属植物株の識別方法。
10. 植物体の茎葉部を株の根元より切除し、当該切除した茎葉部から葉を切除して茎切片を露出し、
    前記露出した植物体の茎切片を水で湿潤し、
    前記湿潤した植物体の茎切片を流水で処理し、
    前記流水で処理した植物体の茎切片を挿し床に挿し木する、
    ことを特徴とする増殖方法。
11. 前記植物体は、配列表の配列番号１〜９のいずれかの配列で示されるＤＮＡを有するカンゾウ属植物株からなる、
    ことを特徴とする請求項１０に記載の増殖方法。
12. 養液を貯留する養液槽と、
    前記養液槽内に略鉛直方向に形成され、上端開口部に植物体を設置する一又は複数の筒状部と、
    前記養液槽内の養液の水位を変動させる水位変動手段と、を備え、
    前記水位変動手段は、前記植物体の根部の先端が前記養液槽の上端位置と下端位置との間の中間位置に達するまで、前記養液の水位を当該中間位置より上の第１の位置に設定し、その後当該中間位置より下の第２の位置に設定する、
    ことを特徴とする水耕栽培装置。
13. 前記植物体は、配列表の配列番号１〜９のいずれかの配列で示されるＤＮＡを有するカンゾウ属植物株からなる、
    ことを特徴とする請求項１２に記載の水耕栽培装置。
14. 前記第１の位置は、前記養液槽の上端位置から１〜１０ｃｍ下の位置であり、前記第２の位置は、前記養液槽の下端位置から１〜１０ｃｍ上の位置である、
    ことを特徴とする請求項１２又は１３に記載の水耕栽培装置。
15. 前記筒状部は、前記養液を吸収する材料で形成される、
    ことを特徴とする請求項１２乃至１４のいずれか１項に記載の水耕栽培装置。