JP2014171162A - 通信システム、通信管理方法およびプログラム - Google Patents

通信システム、通信管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】中継装置による中継対象に無線通信装置を登録する作業が不便なこと。
【解決手段】ホスト装置が、他の無線通信装置であるゲスト装置の登録を申請する。登録した無線通信装置を対象に無線通信の中継を行う通信管理部が、前記ホスト装置から前記登録の申請を受けると、前記申請対象のゲスト装置と通信することによって、そのゲスト装置を対象に前記登録をする。
【選択図】図7

Description

本発明は、無線通信に関する。
アクセスポイントへのアクセス権の登録を、簡単かつ安全に行うことを目指した手法として、次の技術が知られている。既登録装置(アクセス権を持つ無線通信装置)が、新規登録装置(アクセス権を持っていない無線通信装置)へ第1のシード情報を送ると共に、アクセスポイントへ第2のシード情報を送る。新規登録装置は、自らの識別番号と第1のシード情報とをアクセスポイントへ送って、アクセス権の登録を申請する。アクセスポイントは、第1のシード情報と第2のシード情報とが一致する場合、新規登録装置を登録する。上記の情報送信は、赤外線等の短距離無線通信を用いて実行される(例えば特許文献1)。
特開2010−219754号公報
上記先行技術が有する課題は、登録の作業が不便なことである。上記先行技術の場合、既登録装置が新規登録装置と短距離無線通信を用いて通信する手順が含まれているからである。この他、低コスト化、省資源化、使い勝手の向上等が望まれていた。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためのものであり、以下の形態として実現できる。
(1)本発明の一形態によれば、通信システムが提供される。この通信システムは、無線通信装置であるゲスト装置を、無線通信の中継対象として登録することの申請を行う登録申請部を備えるホスト装置と;前記ホスト装置から前記申請を受けると、前記申請対象のゲスト装置と通信することによって、そのゲスト装置を対象に前記登録をする登録部を備え、前記登録をした無線通信装置を対象に無線通信の中継を行う通信管理部とを備える。この形態によれば、登録の作業が簡便になる。この形態における登録は、ホスト装置および通信管理部の通信、並びに通信管理部およびゲスト装置の通信によって実現される。つまり、ホスト装置とゲスト装置との通信は不要である。この通信が不要になれば、登録作業の制約が小さくなり、上記効果を得ることができる。なお、ホスト装置および通信管理部、並びに通信管理部およびゲスト装置の何れの通信についても、有線と無線との何れでもよい。無線通信の場合、WANを介しても介さなくてもよい。
(2)上記形態の通信システムにおいて、前記ホスト装置は、前記申請の権限を前記登録されたゲスト装置に付与することを、前記通信管理部に申請する付与申請部を備え;前記通信管理部は、前記権限を付与することの申請を受けると、この申請において指定されたゲスト装置に前記権限を付与する権限付与部を備える。この形態によれば、登録の作業が簡便になる。この形態においては、ゲスト装置を用いた登録作業が可能になる。よって、ホスト装置による登録作業が、全てのゲスト装置を対象にしなくても済み、上記効果を得ることができる。
(3)上記形態の通信システムにおいて、前記ホスト装置は、前記登録の抹消を前記通信管理部に申請する抹消申請部を備え;前記通信管理部は、前記抹消の申請を受けると、この申請において指定されたゲスト装置の前記登録を抹消する抹消部を備える。この形態によれば、ユーザは、ホスト装置を通じて、ゲスト装置の登録を通信管理部から抹消できる。
(4)上記形態の通信システムにおいて、前記通信管理部は、前記中継に用いられる複数の識別子を記憶する管理情報記憶部を備え;前記登録部は、前記登録の際に、前記申請対象のゲスト装置に対して前記複数の識別子のうち少なくとも1つを付与する。この形態によれば、複数の識別子それぞれについて、ゲスト装置を登録できる。さらに、(3)を引用する場合は、複数の識別子それぞれについて、登録を抹消できる。
(5)上記形態の通信システムにおいて、前記管理情報記憶部は、何れの前記識別子が何れの前記ゲスト装置に付与されたかを示す管理情報を記憶し;前記通信管理部は、前記管理情報を前記ホスト装置に送信する送信部を備え;前記ホスト装置は、受信した前記管理情報を、ユーザに向けて出力する出力部を備える。この形態によれば、ホスト装置のユーザは、何れの識別子が何れのゲスト装置に付与されたかを知ることができる。しかも、管理情報は、通信管理部に記憶されるので、ホスト装置に記憶される必要が無い。
(6)上記形態の通信システムにおいて、前記通信管理部は、互いに通信するサーバと中継装置とを備え;前記サーバは、前記登録部を備え;前記中継装置は、前記登録部の登録に従い、前記中継を実行する。この形態によれば、中継装置およびサーバが互いに通信するので、ホスト装置のユーザは、サーバを手元に設置しなくても良くなる。
(7)上記形態の通信システムにおいて、前記通信管理部は、前記中継装置を複数、備え;前記登録部は、何れの前記中継装置が何れの前記ゲスト装置のための中継を実行するかを登録する。この形態によれば、1つのサーバが、複数の中継装置を管理できる。
(8)上記形態の通信システムにおいて、前記複数の中継装置の少なくとも何れか2つは、前記複数の識別子のうち、同一の識別子を用いて前記中継を行う。この形態によれば、中継装置による中継が、実行されやすくなる。或る1つの識別子を用いる中継装置が複数あれば、その識別子を用いる無線通信装置の通信可能範囲が広がるからである。さらに、無線通信装置は、複数の中継装置の中継範囲に位置する場合、何れの中継装置による中継によって通信するかを選択し得る。
(9)上記形態の通信システムにおいて、前記通信管理部として機能する中継装置を備える。この形態によれば、サーバが不要になるので、通信システムの構成が簡素になる。
先述した本発明の各形態の有する複数の構成要素はすべてが必須のものという訳ではなく、先述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな他の構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行うことが可能である。また、先述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、先述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部を先述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
例えば、本発明の一形態は、ホスト装置と、通信管理部との2つの要素の内の一部または全部の要素を備えた形態として実現可能である。すなわち、通信システムは、ホスト装置を有していても有していなくてもよい。また、通信システムは、通信管理部を有していても有していなくてもよい。また、通信管理部は、サーバを有していても有していなくてもよい。また、通信管理部は、中継装置を有していても有していなくてもよい。ホスト装置は、例えば、無線通信の中継対象として登録された無線通信装置であって、他の無線通信装置であるゲスト装置の登録を申請する登録申請部を備えてもよい。通信管理部は、登録された無線通信装置を対象に無線通信の中継を行うと共に、前記ホスト装置から前記登録の申請を受けると、前記申請対象のゲスト装置とWANを介して通信することによって、そのゲスト装置を登録する登録部を備えてもよい。こうしたシステムは、例えば通信システムとして実現できるが、通信システム以外の他のシステムとしても実現可能である。このような形態によれば、低コスト化、省資源化、使い勝手の向上等の種々の課題の少なくとも1つを解決できる。先述した通信システムの各形態の技術的特徴の一部または全部は、何れもこのシステムに適用できる。
本発明は、上記以外の種々の形態でも実現できる。例えば、上記通信システムによって実行される手順を特定した通信管理方法、この通信方法を実現するためのプログラム、このプログラムを記憶した一時的でない記憶媒体等の形態で実現できる。このプログラムは、サーバによって実行されるものと、中継装置によって実行されるものとの少なくとも一方のことである。
通信システムの概略。 サーバの内部構成を示すブロック図。 ルータの内部構成を示すブロック図。 パソコンの内部構成を示すブロック図。 初期設定処理を示すシーケンス図。 管理情報の表示例。 招待処理を示すシーケンス図。 設定変更処理を示すシーケンス図。 第2世代以降のゲスト装置の表示例。 更新処理を示すシーケンス図。 引継処理を示すシーケンス図。
図1は、通信システム20の概略を示す。通信システム20は、通信管理部30と、複数の無線通信装置とを備える。図1は、複数の無線通信装置として、パソコン(パーソナルコンピュータ)80と、スマートフォン90とを例示する。通信管理部30は、無線通信装置のWAN接続(インターネット接続)を中継する。パソコン80及びスマートフォン90は、通信管理部による中継だけではなく、基地局(図示無し)を中継したWAN接続もできる。図1において、各装置間に示された実線は有線通信が確立されたことを意味し、破線は無線通信が確立されたことを意味する。
通信管理部30は、サーバ40と、複数のルータとを備える。図1は、複数のルータとして、ルータ50とルータ60とを例示する。上記WAN接続の中継は、複数のルータの何れかによって実現される。ルータ50は、ホームゲートウェイとして機能するブロードバンドルータであり、WAN接続と、ホームネットワーク(図示無し)へのアクセスとを中継する。ルータ60は、ポータブルルータであり、WAN接続の中継を行う。サーバ40は、中継に関する情報(詳細は後述)を管理する。サーバ40、ルータ50及びルータ60は、WANを介して互いに通信できる。よって、サーバ40、ルータ50及びルータ60は、互いに近距離に配置されなくてもよい。
図2は、サーバ40の内部構成を示すブロック図である。サーバ40は、CPU42と、記憶媒体44と、有線通信I/F48とを備える。CPU42は、後述する処理を実行することによって、登録部421、権限付与部423、抹消部425及び送信部427として機能する。記憶媒体44は、揮発性メモリと不揮発性メモリとを備え、後述する各種処理を実現するためのプログラムと各種データとを記憶する。記憶媒体44は、CPU42が後述する処理を実行することによって、管理情報記憶部441として機能する。有線通信I/F48は、有線によるWAN接続のためのインターフェイスである。
図3は、ルータ50の内部構成を示すブロック図である。ルータ50は、CPU52と、記憶媒体54と、無線通信I/F56と、有線通信I/F58とを備える。無線通信I/F56は、複数のインターフェイスの集合であり、無線通信装置、他のルータ及び基地局と無線通信するために用いられる。無線通信装置および他のルータとの無線通信は、IEEE802.11等に準拠して実行され、LAN接続に用いられる。基地局との無線通信は、第3世代移動通信システム(3G)やLong Term Evolution(LTE)等の移動体通信方式によって実行され、WAN接続に用いられる。有線通信I/F58は、LAN接続または固定通信回線によるWAN接続に用いられる。記憶媒体54は、揮発性メモリと不揮発性メモリとを備え、後述する各種処理を実現するためのプログラムと各種データとを記憶する。これらの構成によって、無線通信装置のための中継が実現される。他のルータも、上記の構成を備える。但し、ルータ60は、ポータブルルータなので、本実施形態では有線通信I/F58を備えない。
図4は、パソコン80の内部構成を示すブロック図である。パソコン80は、CPU82と、記憶媒体84と、ユーザI/F85と、無線通信I/F86とを備える。CPU82は、後述する処理を実行することによって、登録申請部821、付与申請部823、抹消申請部825及び出力部827として機能する。記憶媒体84は、揮発性メモリと不揮発性メモリとを備え、後述する各種処理を実現するためのプログラムと各種データとを記憶する。ユーザI/F85は、入出力インターフェイスであり、ディスプレイ、キーボード等から構成される。無線通信I/F86は、無線によるWAN接続のために用いられる。このWAN接続とは、LTEや3G等の移動体回線網によってWAN接続を行うこと、又は無線LANによって接続されたルータ50若しくはルータ60を経由してWAN接続を行うことを意味する。無線通信I/F86は、同一ネットワーク内における無線LAN接続のために用いられることも可能である。この他、有線通信I/F(図示なし)等を備えていてもよい。他の無線通信装置も、上記の構成を備える。
図5は、初期設定処理を示すシーケンス図である。初期設定処理の開始トリガとして、何れかの無線通信装置(以下、パソコン80の場合を例示する)のCPU82は、ユーザI/F85への入力に従い、次で説明するホスト装置として機能するためのプログラムを、サーバ40からダウンロードする(ステップS110)。ホスト装置とは、招待権限(後述)が予め付与されていると共に、設定変更処理(後述)を開始できる無線通信装置のことである。パソコン80のCPU82は、このダウンロードを、何れかのルータによる中継を利用して実行してもよいし、移動体通信における基地局の中継を利用して実行してもよい。
パソコン80のCPU82は、設定情報をサーバ40に送信する(ステップS120)。設定情報には、ユーザ名と、パスワードと、パソコン80のコンピュータ名とが含まれる。設定情報は、サーバ40が送信元の無線通信装置をホスト装置として登録するための情報である。ユーザ名およびパスワードは、ユーザI/F85に表示される画面を通じて入力される。この画面は、ウェブブラウザ用の画面であり、サーバ40からダウンロードされた上記プログラムの実行によって表示される。パソコン80のCPU82は、これら設定情報の送信を、本実施形態では移動体通信における基地局の中継を利用して実行する。なお、設定情報の入力は、パソコン80の画面を通じて入力されなくてもよい。スマートフォン90の画面を介して入力を実行し、入力された設定情報をパソコン80へ送信するようにしても良い。或いは、パソコン又はスマートフォン用のアプリケーションの実行によって上記設定情報の入力を促し、スクリプト処理によりサーバ40へ通知される形態であっても良い。
サーバ40のCPU42は、設定情報を受信すると、複数のグループそれぞれに対応づけた通信用セットを作成し、記憶媒体44の管理情報記憶部441に記憶させる(ステップS130)。以下、ステップS130で管理情報記憶部441が記憶する情報を「管理情報」という。管理情報の内容は、以降のステップによって変更、追加、削除等を受ける。通信用セットとは、SSIDと、セキュリティ情報とが一組にされた情報である。セキュリティ情報とは、セキュリティ方式(AES、TKIP等)とセキュリティ方式によるセキュリティキーとが一組にされた情報、又は電子証明書等である。複数のグループには、プライベート用アカウントが用いられるグループ(プライベートグループ)と、招待用アカウントが用いられるグループ(招待用グループ)とが含まれる。プライベート用アカウントとは、ホスト装置(本実施形態ではパソコン80)のみからログインでき、WAN接続とホームネットワークへのアクセスとができるアカウントである。招待用アカウントとは、他の無線通信装置に使用させることを目的としたアカウントであり、WAN接続は常に認可されている一方、ホームネットワーク上に接続されている各種通信装置へのアクセスが禁止され得るアカウントである。複数のグループにおける各グループは、「グループ名」によって識別される。グループ名は、図6において「プライベート」「家庭用グループ」「来客用グループ」として例示されている。グループ名は、各グループに割り当てられた「SSIDの値」で代用されても良い。
次にサーバ40のCPU42は、通信用セットをパソコン80に送信する(ステップS140)。パソコン80のCPU82は、通信用セットを受信すると、1つ以上のルータそれぞれに、グループを特定する情報、並びにステップS120において送信したものと同じユーザ名およびパスワード(以下、これら3つをまとめて「設定確認情報」という)を送信する(ステップS150)。この送信には、各ルータに予め設定された通信用セットが用いられる。上記のグループを特定する情報は、ユーザI/F85を通じて取得する。
設定確認情報を受信したルータのCPU52は、設定確認情報とルータのMACアドレスとをサーバ40に送信する(ステップS160)。サーバ40のCPU42は、これらの情報を受信すると、設定確認情報に含まれるグループと、設定確認情報を送信してきたルータとを紐づけた情報(以下「ルータの割り当て」という)を、管理情報に追加する(ステップS170)。続いてサーバ40は、設定確認情報に含まれるグループに対応する通信用セットを返信する(ステップS180)。返信を受けたルータのCPU52は、初期設定が完了したことをパソコン80に通知する(ステップS190)。
図6は、管理情報の表示を例示する。この表示は、後述する設定変更処理においてユーザI/F85に表示されるものであって、初期設定処理によって管理情報記憶部441に記憶される以外の情報を含む。先述したように、無線通信装置のコンピュータ名(図6には「ホスト装置:パソコン80」として例示)、通信用セット(SSID等)及びルータの割り当ては、初期設定処理によって記憶される。ルータの割り当ては、図6において、「1位:ルータ50」「2位:ルータ60」等として例示されている。「1位」及び「2位」は、ホームネットワーク(HN)へのアクセスの可否およびルータの優先順位(後述)を示す。優先順位は、初期設定処理の終了時においてはデフォルト値に設定される。図6における「ルータ50」及び「ルータ60」は、各ルータのMACアドレスが表示されていることを示す。アクセスの可否のデフォルト値は、プライベートグループについては可、招待用グループについては不可である。優先順位のデフォルト値は、サーバ40への登録順である。なお、優先順位は、ウェブ設定画面を通じた入力や、スマートフォン用のアプリケーション等を用いることによって適宜、変更できる。
初期設定処理によって記憶されない情報は、ゲスト装置(後述)の情報と、2つ目以降の招待用グループと、各招待用グループの名称とである。ゲスト装置の情報は招待処理(後述)によって、各招待用グループの名称は設定変更処理(後述)によって、2つ目以降の招待用グループは再度の初期設定処理によって、管理情報に追加される。再度の初期設定処理の場合、ステップS110は実行されないと共に、ステップS120において、追加する招待用グループの数を特定する情報が追加で送信される。
図7は、招待処理を示すシーケンス図である。招待処理は、ホスト装置以外の無線通信装置が招待用アカウントを用いた中継することを認可するための処理である。招待処理によって招待される無線通信装置を「ゲスト装置」という。本実施形態においては、例えば、スマートフォン90がゲスト装置となり得る。
招待処理の開始トリガとして、招待装置の登録申請部821は、招待情報をサーバ40に送信する(ステップS210)。招待装置とは、サーバ40に招待情報を受理させる権限(招待権限)を持つ無線通信装置である。招待情報は、ゲスト装置のメールアドレスと、招待先のグループを特定する情報と、招待権限を付与するか否かを示す情報(権限付与情報)とを含む。招待権限を持つ無線通信装置は、ホスト装置(本実施形態の場合、パソコン80)と、ホスト装置から招待権限を付与されたゲスト装置とである。ホスト装置から招待権限を付与されたゲスト装置は、権限が付与されたことを示す情報を、自装置に備えられた記憶媒体に、ステップS240(後述)において格納する。サーバ40は、先述したステップS210において取得した権限付与情報を、管理情報記憶部441に記憶させる。
サーバ40のCPU42は、招待装置から招待情報を受信すると、招待情報に含まれるメールアドレス宛にeメール(以下「招待メール」という)を送信する(ステップS220)。送信元が招待装置であるか否かは、送信元のMACアドレスと管理情報のMACアドレスとを照合することによって判定される。招待メールは、サーバ40にアクセスするためのURLを含む。
招待メールを受信したゲスト装置のCPU82は、ユーザI/F85への入力に従い、招待メールに含まれるURLを通じてサーバ40にアクセスして、自装置のコンピュータ名をサーバ40に送信する(ステップS230)。サーバ40との通信は、ウェブブラウザを介して実行され、招待処理のためのプログラムを必要としない。サーバ40の登録部421は、アクセスしてきたゲスト装置に、招待先のグループの通信用セットを送信する(ステップS240)。続いて、サーバ40のCPU42は、ゲスト装置からサーバへのS240に対するACK応答を受けることによってゲスト装置の通信用セットの正常受信を確認すると、アクセスしてきたゲスト装置のコンピュータ名とMACアドレスとを、招待先のグループに対応づけて、管理情報に追加する(ステップS250)。ステップS250において、ゲスト装置の招待元となったホスト装置を特定する情報が、管理情報の一部として記憶される。この情報が記憶されると、ユーザは、セキュリティ面においてゲスト装置をより適切に管理できる。
招待処理が実行されることによって、ゲスト装置は、通信用セットを取得するので、招待されたグループに所属するルータによる中継を利用できるようになる。さらに、招待権限を付与されたゲスト装置は、他の無線通信装置を招待できるようになる。招待権限を付与されたゲスト装置は、他の無線通信装置を招待する場合、ユーザI/F85の指示に従い、サーバ40からプログラムをダウンロードする。
招待処理の実行に伴い、管理情報が、サーバ40の管理情報記憶部441によって記憶される。招待処理の後で、ホスト装置のユーザが管理情報の変更を希望する場合がある。この変更は、次から説明する設定変更処理によって実行される。
図8は、設定変更処理を示すシーケンス図である。設定変更処理は、管理情報の変更等をするための処理である。設定変更処理の開始トリガとして、ホスト装置のCPU82は、ユーザI/F85への入力に従い、サーバ40に管理情報の返信を要求する(ステップS310)。
サーバ40の送信部427は、ホスト装置から上記要求を受けると、管理情報記憶部441に記憶されている管理情報をホスト装置に送信する(ステップS320)。
ホスト装置の出力部827は、ユーザI/F85を通じて管理情報を出力する(ステップS330)。この出力は、具体的には、図6と図9(後述)とに例示される画像をディスプレイに表示することである。
図9は、第2世代以降のゲスト装置の表示を例示する。第n(≧2)世代とは、招待権限を有する第(n−1)世代のゲスト装置によって招待されたことを示す。図6に示された第1世代とは、ホスト装置によって招待されたことを示す。図6に示されるように、第1世代のゲスト装置に関する情報として、各ゲスト装置に招待権限が付与されているか否かを示す情報と、各ゲスト装置から派生して何世代まで招待されたかを示す情報とが表示される。
図9の表示は、例えば、図6の表示において第2世代を招待したゲスト装置を示すアイコンを、マウスポインタでクリックすることを契機に実行される。図6の場合、パソコンBから派生して第3世代まで招待されていることが表示されている。パソコンBのアイコンをクリックすると、図9のように、第2世代のゲスト装置に関する情報が表示される。
第2世代のゲスト装置に関する情報は、図9に示されるように、招待装置を示す情報(図9の場合、パソコンB)と、該当世代のゲスト装置を示す情報(図9の場合、パソコンF,G)と、次世代のゲスト装置を招待したかを各ゲスト装置について示す情報(図9の場合、パソコンFは招待した(有り)、パソコンGは招待していない(無し))とである。この表示内容は、第3世代以降も同じである。次世代を招待したゲスト装置を示すアイコン(図9の場合、パソコンF)を示すアイコンをクリックすると、次世代(第3世代)に関する情報が表示される。本実施形態においては、第2世代以降のゲスト装置は全て招待権限を有する。よって、第2世代以降についての招待権限の有無は表示されない。なお、全ての世代で招待された無線通信装置の全てが表示画面に表示されても良いし、されなくても良い。また、招待権限を有する装置が何れであるかが、図9に示されるように識別可能に表示されても良いし、されなくても良い。また、表示されている無線通信装置と、この装置を招待した装置とが、図9に示されるように関係付けられて表示されても良いし、されなくても良い。
次にホスト装置のCPU82は、ユーザI/F85を通じて取得した変更指示をサーバ40に送信する(ステップS340)。変更指示とは、図6、図9と共に説明した情報の何れかを変更することに関する情報である。具体的には、下記表1に列挙されている通り、ゲスト装置の登録抹消、招待権限の付与または取消し、ルータの登録抹消、優先順位の変更、ホームネットワークへのアクセスの可否の変更、及びグループの削除である。変更指示は、対象とするグループを特定する情報を伴って行われる。ルータの優先順位は、後述する引継処理において用いられる情報である。
Figure 2014171162
これらの変更指示は、ステップS330において表示される画面を通じて入力される。例えば、変更対象のアイコンをクリックすると表示されるプルダウンメニューを通じて入力される。表1に示された「ゲスト装置の抹消」が指示される場合、抹消の対象を指定する方法として、少なくとも、ゲスト装置を1つずつ指定する方法と、世代数を指定する方法とが用意されている。世代数が指定された場合、指定された世代に属するゲスト装置全てが抹消対象として指定される。なお、何れのグループにも所属していなかったルータを新たに追加することは、設定変更処理ではなく、初期設定処理のステップS150〜ステップS190によって実行される。
ステップS340における変更指示の送信は、変更指示が招待権限の付与を申請する内容の場合、ホスト装置の付与申請部823によって実行され、変更指示が登録の抹消を申請する内容の場合、ホスト装置の抹消申請部825によって実行される。
サーバ40のCPU42は、受信した変更指示に応じて、管理情報記憶部441に記憶された管理情報を変更する(ステップS350)。変更内容は、表1に示される通りである。ゲスト装置の登録を抹消するために、そのゲスト装置に関する情報を削除することは、サーバ40の抹消部425が実行する。招待権限の付与のために、管理情報において対象のゲスト装置に招待権限有りの情報を紐づけることは、サーバ40の権限付与部423が実行する。
サーバ40のCPU42は、上記変更を示す情報(以下「変更情報」という)を、必要に応じて、変更に関わるルータに送信する(ステップS360)。送信の要否および送信内容は、表1に示される通りである。表1に示された「−」は、送信する内容が無いので送信が不要であることを示す。ゲスト装置の抹消の場合における送信内容は、以下で詳しく説明する。
変更情報を受信したルータのCPU52は、受信した変更情報に基づき、記憶媒体54の記憶内容を変更する(ステップS370)。削除する通信用セットを指定する情報を受信した場合、ルータのCPU52は、その通信用セットを削除する。この削除を実行すると、その通信用セットによる中継は実行できなくなる。
ステップS370において、変更前の通信用セットと、変更後の通信用セットとを指定する情報(以下、この2つをまとめて「通信用セット変更情報」という)を受信した場合、ルータのCPU52は、変更前の通信用セットとして指定された通信用セットが記憶媒体54に記憶されているはずなので、変更前の通信用セットに換えて変更後の通信用セットを記憶する。ルータのCPU52は、ステップS370において記憶内容を正常に変更した場合、サーバ40へACK応答を返す。一方でルータのCPU52は、変更を適切に実行できなかった場合、適切に変更できなかった内容を示す情報(以下「失敗情報」という)と共に、サーバ40へNAK応答を返す。サーバ40は、ルータからACK応答を受信するとホスト装置へACK応答を送信し、ルータからNAK応答を受信するとホスト装置へNAK応答を送信する。サーバ40は、NAK応答を受信した場合、NAK応答と共に受信した失敗情報を管理情報に反映させる。
ルータのCPU52は、通信用セット変更情報と共に、経過措置対象ゲスト装置を指定する情報を受信した場合、経過措置情報を記憶媒体54に記憶させる。経過措置情報は、受信した情報(経過措置対象ゲスト装置を指定する情報)と、変更前の通信用セットとを紐づけた情報であり、経過措置を実施するための情報である。経過措置とは、或るゲスト装置の登録抹消に伴い、他のゲスト装置がルータによる中継を利用できなくなることを回避するための措置のことである。或るゲスト装置が登録抹消された場合、そのゲスト装置が所属していたグループの通信用セットが変更されるので、経過措置を実施しないと、そのグループに所属する他のゲスト装置は、登録が抹消されたゲスト装置と同様に中継が利用できなくなる。そこで、上記他のゲスト装置を経過措置対象ゲスト装置に指定して、経過措置を実施する。経過措置は、次に説明する更新処理において実施される。
図10は、更新処理を示すシーケンス図である。更新処理は、経過措置を実施すると共に、管理情報の更新内容をゲスト装置の記憶内容に反映させるための処理である。更新処理の開始トリガとして、経過措置対象ゲスト装置は、ルータに中継の開始を要求する(ステップS510)。経過措置対象ゲスト装置でから中継を要求されたルータのCPU52は、変更後の通信用セットをそのゲスト装置に送信する(ステップS520)。この送信は、経過措置情報として記憶されている通信用セットを用いて実行する。経過措置対象ゲスト装置であるか否かは、先述した経過措置情報を参照することによって特定できる。ステップS510とステップS520とが経過措置である。
経過措置対象ゲスト装置のCPU82は、中継の要求に用いた通信用セットに換えて、受信した通信用セットを記憶し(ステップS530)、ルータからACK応答を確認した後、新しく記憶した通信用セットを適用し、新たに記憶した通信用セットを用いてルータによる中継の利用を開始する(ステップS540)。
一方、変更後の通信用セットを送信したルータのCPU52は、通信用セットの送信先のゲスト装置を示す経過措置情報をサーバ40に送信すると共に(ステップS550)、ACK応答を経過措置対象ゲスト装置に送信し、その経過措置情報を削除する(ステップS560)。サーバ40のCPU42は、受信した経過措置情報を所定のルータに転送する(ステップS570)。所定のルータとは、通信用セットが変更されたグループに属しているルータであって、登録が抹消されていないルータである。この転送は、そのルータに経過措置情報を削除させるために実行される。経過措置情報を受信したルータは、ACK応答をサーバ40に返す。サーバ40は、ACK応答を返してこなかったルータがあった場合、そのルータをグループから除外しても良い。この除外は、管理情報の変更によって実現される。
登録が抹消されたゲスト装置から中継を要求されたルータのCPU52は、中継の要求に応じないので、中継は実現されない。
図11は、引継処理を示すシーケンス図である。引継処理は、或るルータ(以下「前任ルータ」という)よる中継を、他のルータ(以下「後任ルータ」という)に引き継がせるための処理である。引継ぎの対象となる無線通信装置を、以下、引継対象装置と呼ぶ。
引継処理の開始トリガとして、後任ルータのCPU52は、前任ルータのMACアドレスを前任ルータから取得する(ステップS610)。この取得は、直接通信(アドホック通信)によって実行される。後任ルータのCPU52は、取得したMACアドレスと、自装置のMACアドレスとをサーバ40に送信する(ステップS620)。
サーバ40は、取得した2つのMACアドレスに基づき、引継ぎを実施させるかを判定する(ステップS630)。引継ぎをさせる条件は、前任ルータと後任ルータとが同じグループに所属していること、及びそのグループにおいて後任ルータの優先順位が前任ルータの優先順位よりも高く設定されていることである。
優先順位は、設定変更処理の説明において述べたように、ユーザの指示に従って決定される。ユーザは、通常、より好ましい条件によって中継を実行できるルータの優先順位を高く設定する。例えば、ブロードバンドルータであるルータ50の優先順位を、ポータブルルータであるルータ60の優先順位よりも高く設定する。
引継ぎを実施させる場合、サーバ40は、前任ルータに中継の中断を指示する(ステップS640)。前任ルータは、中継の中断を指示されると、中継を中断すると共に、後任ルータに中継の開始を直接通信によって指示する(ステップS650)。この指示には、引継対象装置を特定する情報が付加される。この指示を受けた後任ルータは、指示に従って、所定時間内に中継を開始する(ステップS660)。所定時間内に中継を開始できない場合は、後任ルータは前任ルータに中継の再開を直接通信によって指示する(ステップS670)。中継の再開を指示された前任ルータは、中継を再開する(ステップS680)。
なお、前任ルータと後任ルータとの直接通信が可能であることは、後任ルータと引継対象装置との通信が高確率で可能であることを意味する。ステップS610は、引継ぎの判定に使用するMACアドレスを取得すると共に、引継ぎが高確率で可能なことを確認するためのステップである。
本実施形態によれば、これまでに説明したように、少なくとも次の効果を得ることができる。(a)ホスト装置のユーザは、ホスト装置によってゲスト装置と通信ができなくても、そのゲスト装置を招待できる。(b)ゲスト装置のユーザは、簡単な操作によって招待を受けることができる。(c)ホスト装置のユーザは、管理画面によって招待の状況を知ることができる。(d)ホスト装置のユーザは、管理画面を通じて、招待状況の変更を指示できる。(e)同じ通信用セットを複数のルータに割り当てた場合に、より好ましい方のルータによる中継に移行できるときは、この移行をユーザに指示されなくても実行できる。
本発明は、本明細書の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、先述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、先述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことができる。その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除できる。例えば、次のものが考えられる。
実施形態におけるルータの機能は、無線通信装置が実行してもよい。例えば、テザリング機能を備えるスマートフォンに、実施形態におけるルータの機能を実現させてもよい。
優先順位の情報は、各ルータに記憶されてもよい。この形態の場合、引継ぎの判定および中継の中断指示は、後任ルータが実行する。
引継ぎの是非は、引継対象装置によって判定されてもよい。この判定には、優先順位の情報が使用されても、されなくてもよい。使用される場合は、優先順位の情報を各ルータが記憶し、引継対象装置が各ルータから取得してもよい。優先順位の情報を使用しない場合は、優先順位以外の情報に基づく判定が実行されてもよい。優先順位以外の情報とは、例えば、ルータの種類(ブロードバンドルータか、ポータブルルータか等)であってもよい。
引継処理は実行されなくてもよい。
AOSS(登録商標)若しくはAOSS2又はこれらに類する技術を、ステップS150等に利用してもよい。AOSSは、AirStation(登録商標) One-touch Secure Systemの略であり、ルータと無線通信装置との入力ユーザI/F(ボタン)がほぼ同時に操作されたことを契機に、通信用セットを送信する技術のことである。
ゲスト装置の登録に期限を設定してもよい。この形態によれば、後から抹消する手間が省ける。
実施形態のサーバ40によって実現される機能を、ルータによって実現してもよい。この形態によれば、サーバが不要となる。さらに、ルータに通信管理部の機能を集約できると共に、実施形態におけるサーバ40とルータとの通信は不要になるため、通信システムが簡素になる。
実施形態のサーバ40によって実現される機能を、ホスト装置によって実現してもよい。この形態によっても、通信システムが簡素になる。
サーバ40は、無線によってインターネット接続をしてもよい。
招待情報の通知の方法は、eメールに限定されない。例えばソーシャルネットワーキングサービス(TWITTER(登録商標)やSkype(登録商標)等)によってアクセス用URLが通知されても良い。
ゲスト端末の登録を抹消した場合に、表1で示したようにルータの通信用セットを削除しても良いし、ルータのMACアドレス制限や802.1x等の認証において該当装置のアクセスを禁止する設定を実行しても良い。
ホスト装置が、サーバの管理情報記憶部に記憶される管理情報と同じ管理情報を記憶してもよい。この場合は、設定変更処理において、次の手順を追加してもよい。サーバは、ルータから適切に変更できなかった内容を示す情報(失敗情報)と共にNAK応答を受信すると、その情報を管理情報へ反映すると共に、NAK応答をホスト装置へ送信することによって、変更指示の反映結果を送信する。ホスト装置は、ルータ又はサーバ40における変更結果を、自身の管理情報へ反映する。この反映は、適切に変更が実施されなかったことを、その内容も含めて表示できるようにするために実行されてもよい。
サーバは、引継処理におけるステップS620においてMACアドレスを取得する代わりに、予め記憶しておいてもよい。この場合、前任ルータと後任ルータとのMACアドレスは、各ルータがサーバとの間で最初に接続された際に、サーバへ登録されるものとしてもよい。この形態における引継処理の開始トリガは、ユーザが端末から操作することでも良いし、実施形態において示した条件(グループと優先順位とに基づく条件)の成立を、サーバが自主的に判定することでもよい。サーバの自主的な判定を開始トリガとして採用する場合、サーバは、条件成立の確認後、引継ぎを希望するかをユーザに確認しても良いし、しなくても良い。ユーザに確認する場合、サーバは、引継ぎの希望の有無を、前任ルータ経由で引継対象装置から取得する。この取得は、引継ぎの希望の有無をユーザに入力させるための情報を前任ルータ経由で引継対象装置に送信し、ユーザの入力後、引継対象装置から前任ルータ経由で返信を受けることによって実現してもよい。
20…通信システム
30…通信管理部
40…サーバ
42…CPU
44…記憶媒体
48…有線通信I/F
50…ルータ
52…CPU
54…記憶媒体
56…無線通信I/F
58…有線通信I/F
60…ルータ
80…パソコン
82…CPU
84…記憶媒体
85…ユーザI/F
86…無線通信I/F
90…スマートフォン
421…登録部
423…権限付与部
425…抹消部
427…送信部
441…管理情報記憶部
821…登録申請部
823…付与申請部
825…抹消申請部
827…出力部
INT…インターネット

Claims (12)

  1. 無線通信装置であるゲスト装置を、無線通信の中継対象として登録することの申請を行う登録申請部を備えるホスト装置と、
    前記ホスト装置から前記申請を受けると、前記申請対象のゲスト装置と通信することによって、そのゲスト装置を対象に前記登録をする登録部を備え、前記登録をした無線通信装置を対象に無線通信の中継を行う通信管理部と
    を備える通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記ホスト装置は、前記申請の権限を前記登録されたゲスト装置に付与することを、前記通信管理部に申請する付与申請部を備え、
    前記通信管理部は、前記権限を付与することの申請を受けると、この申請において指定されたゲスト装置に前記権限を付与する権限付与部を備える
    通信システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の通信システムであって、
    前記ホスト装置は、前記登録の抹消を前記通信管理部に申請する抹消申請部を備え、
    前記通信管理部は、前記抹消の申請を受けると、この申請において指定されたゲスト装置の前記登録を抹消する抹消部を備える
    通信システム。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1つに記載の通信システムであって、
    前記通信管理部は、前記中継に用いられる複数の識別子を記憶する管理情報記憶部を備え、
    前記登録部は、前記登録の際に、前記申請対象のゲスト装置に対して前記複数の識別子のうち少なくとも1つを付与する
    通信システム。
  5. 請求項4に記載の通信システムであって、
    前記管理情報記憶部は、何れの前記識別子が何れの前記ゲスト装置に付与されたかを示す管理情報を記憶し、
    前記通信管理部は、前記管理情報を前記ホスト装置に送信する送信部を備え、
    前記ホスト装置は、受信した前記管理情報を、ユーザに向けて出力する出力部を備える
    通信システム。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の通信システムであって、
    前記通信管理部は、互いに通信するサーバと中継装置とを備え、
    前記サーバは、前記登録部を備え、
    前記中継装置は、前記登録部の登録に従い、前記中継を実行する
    通信システム。
  7. 請求項6に記載の通信システムであって、
    前記通信管理部は、前記中継装置を複数、備え、
    前記登録部は、何れの前記中継装置が何れの前記ゲスト装置のための中継を実行するかを登録する
    通信システム。
  8. 請求項7に記載の通信システムであって、
    前記複数の中継装置の少なくとも何れか2つは、前記複数の識別子のうち、同一の識別子を用いて前記中継を行う
    通信システム。
  9. 請求項1から請求項5の何れか1つに記載の通信システムであって、
    前記通信管理部として機能する中継装置を備える
    通信システム。
  10. ホスト装置が、他の無線通信装置であるゲスト装置の登録を申請し、
    通信管理部が、前記ホスト装置から前記登録の申請を受けると、前記申請対象のゲスト装置と通信することによって、そのゲスト装置を対象に前記登録をし、前記登録をした無線通信装置を対象に無線通信の中継を行う
    通信管理方法。
  11. サーバに登録された無線通信装置を対象に無線通信の中継を行う中継装置から前記登録の申請を受けると、前記申請対象の無線通信装置と通信することによって、前記申請対象の無線通信装置を登録する
    ことを前記サーバに実行させるためのプログラム。
  12. 登録をした無線通信装置を対象に無線通信の中継を行う中継装置に、
    前記登録をした無線通信装置から、前記登録をしていない無線通信装置を対象に前記登録をすることの申請を受けると、前記申請対象の無線通信装置と通信することによって、前記申請対象の無線通信装置を登録する
    ことを実行させるためのプログラム。
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