JP2014171015A - ルータ装置及びルーティング制御方法 - Google Patents

ルータ装置及びルーティング制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014171015A
JP2014171015A JP2013040721A JP2013040721A JP2014171015A JP 2014171015 A JP2014171015 A JP 2014171015A JP 2013040721 A JP2013040721 A JP 2013040721A JP 2013040721 A JP2013040721 A JP 2013040721A JP 2014171015 A JP2014171015 A JP 2014171015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
communication path
queue
mac address
router device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013040721A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokatsu Takahata
博勝 高畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
Priority to JP2013040721A priority Critical patent/JP2014171015A/ja
Publication of JP2014171015A publication Critical patent/JP2014171015A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】CPUの処理負荷が小さいルーティング処理を実現できるルータ装置を提供すること。
【解決手段】LANネットワーク20、WANネットワーク30、及び無線LANネットワークから受信したパケットが各受信キューに格納される。MACアドレス識別部120は、ルータ装置10とLANネットワーク20を介して接続する装置の識別子を有する第1テーブルと、WANネットワーク30を介して接続する装置の識別子を有する第2テーブルを有する。MACアドレス識別部120は、受信キューから読み出した対象パケットの送信先アドレスと、第1及び第2テーブルと、を比較して対象パケットの転送先を決定する。
【選択図】図7

Description

本発明はルータ装置及びルーティング制御方法に関する。
近年、無線LAN(Local Area Network)機能を内蔵したルータ装置が増加してきている。当該ルータ装置は、例えばホームネットワークにおいて使用される。IEEE802.11は、無線LAN機能の標準を定めている。当初の無線LANの通信速度は2Mbit/s程度であったが、最新のIEEE802.11nでは最大600Mbit/sの速度が想定されており、無線LANの高速化が著しい。
無線LAN機能を内蔵する一般的なルータ装置は、送信用キューと受信用キューを有する。LANネットワークからパケットを受信した場合には以下の処理を行う。受信パケットは一時的に送信用キューに格納される。ルータ装置内のCPUは、送信用キューに入力されたパケットのMAC(Media Access Control)アドレスを検証し、WANネットワークに転送するパケットであるか、無線LANユニットから転送するパケットであるかを判定する。
次にWANネットワークからパケットを受信した場合について説明する。ルータ装置内のCPUは、受信パケットのIPアドレスの識別を行い、識別したIPアドレスを基にアドレスの変換処理を行う。そしてCPUは、変換したアドレスを基に受信用キューに入れるパケットであるのか、または無線LANユニットに転送するパケットであるかを判定する。
上述した一般的なルータ装置の処理において、ルータ内のCPUは、パケットの経路判別処理を行う必要がある。ルータ装置の転送先が一つに限られる場合、パケットの経路判別処理は生じない。また一般的にルータ装置はスイッチ装置(同一ネットワーク内のパケット転送を処理する装置)と共に使用されるため、ルータ装置が2つのネットワーク経路(たとえばLANとWAN)と接続する場合にはパケットの経路判別処理が生じない。しかしながらルータ装置が3つ以上のネットワーク経路(たとえばWAN、LAN、無線LAN)と接続する場合、CPUはたとえばWANから入力されたパケットを、LANを介して転送するか、それとも無線LANを介して転送するかを判別する必要が生じていた。これにより、CPUの処理負荷が大きくなってしまうという問題が生じていた。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、3つ以上のネットワーク経路と接続するルータ装置において、CPUの処理負荷が小さいルーティング処理を実現できるルータ装置、及びルーティング制御方法を提供することを主たる目的とする。
本発明にかかるルータ装置の一態様は、
第1通信経路から受信したパケットを保持する第1キューと、
第2通信経路から受信したパケットを保持する第2キューと、
第3通信経路から受信したパケットを保持する第3キューと、
前記第1通信経路を介して接続する機器の識別子を管理する第1テーブル、及び前記第2通信経路を介して接続する機器の識別子を管理する第2テーブルを備えたハードウェア構成のアドレス識別部と、を備え、
前記アドレス識別部は、前記第1〜3キューのいずれかから読み出した対象パケットの識別子と、前記第1及び第2テーブルと、を比較して前記対象パケットの送信先を決定する、ものである。
本発明にかかるルーティング制御方法の一態様は、
第1〜第3通信経路のいずれかから受信したパケットの転送先を決定するルーティング制御方法であって、
前記第1〜第3通信経路のいずれかから受信した対象パケットの識別子と、前記第1通信経路を介して接続する機器の識別子を管理する第1テーブル及び前記第2通信経路を介して接続する機器の識別子を管理する第2テーブルと、を比較して前記対象パケットの送信先を決定する、ものである。
本発明は、3つ以上のネットワーク経路と接続するルータ装置において、CPUの処理負荷が小さいルーティング処理を実現できるルータ装置、及びルーティング制御方法を提供することができる。
実施の形態1にかかるルータ装置10の構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかるMACアドレス識別部120の構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかるルータ装置10の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるルータ装置10の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるルータ装置10の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかるルータ装置10の構成を示すブロック図である。 本発明にかかるルータ装置10の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかるルータ装置の構成を示すブロック図である。
ルータ装置10は、無線LANネットワーク(第1通信経路)、LANネットワーク20(第2通信経路)、及びWANネットワーク30(第3通信経路)と接続する。ルータ機器10は、MAC(Media Access Controller)110、MACアドレス識別部120、無線LANブリッジ送信キュー131(第4キュー)、無線LANブリッジ受信キュー132(第1キュー)、LAN送信キュー133(第5キュー)、LAN受信キュー134(第2キュー)、WAN送信キュー135(第6キュー)、WAN受信キュー136(第3キュー)、CPU(Central Processing Unit)140、無線LANユニット150、及びMAC160を有する。
MAC110は、LANネットワーク20と接続し、パケットの送受信処理を行う。MAC110は、MACアドレス識別部120と接続する。同様にMAC160はWANネットワーク30と接続し、パケットの送受信処理を行う。無線LANユニット150は、
無線LANネットワークと接続し、パケットの送受信処理を行う。
なお、ルータ装置10が設置される際には、合わせて図示しないスイッチ装置が配置される。このスイッチ装置は、同一ネットワーク内のパケットの送受信を制御する。すなわちスイッチ装置は、LANネットワーク20上の装置から送信されたパケットの宛先がLANネットワーク20上の装置である場合、当該パケットの転送処理を行う。同様にスイッチ装置は、無線LANネットワークから無線LANネットワークへの転送、及びWANネットワークからWANネットワークへの転送も行う。よってルータ装置10には、あるネットワークから他のネットワークへの転送対象となるパケット(無線LANからLAN、無線LANからWAN、LANから無線LAN、LANからWAN、WANから無線LAN、WANからLAN)のみが入力される。
MACアドレス識別部120は、あるネットワーク(例えばLAN)から他の複数のネットワーク(無線LAN、WAN)の中から転送先を選択する処理をCPU140に代わって実行する。よって本実施の形態にかかるルータ装置10は、3つ以上のネットワーク経路(本例ではLAN、無線LAN、WAN)を扱うものである。MACアドレス比較部120は、一般的にはハードウェア(いわゆる回路)により構成される。
MACアドレス識別部120は、無線LANブリッジ受信キュー132、LAN受信キュー134、及びWAN受信キュー136から読み出したパケット(対象パケットとも呼称する。)を解析し、無線LANブリッジ送信キュー131、LAN送信キュー133、及びWAN送信キュー135のいずれかに転送する。MACアドレス識別部120の詳細は、図2を参照して後述する。
無線LANブリッジ送信キュー131は、無線LANユニット150が無線LANを介して送信するパケットを一時的に格納するキューである。無線LANブリッジ受信キュー132は、無線LANユニット150が無線LANを介して受信したパケットを一時的に格納するキューである。LAN送信キュー133は、LANネットワーク20を介して送信するパケットを一時的に格納するキューである。LAN受信キュー134は、LANネットワーク20を介して受信したパケットを一時的に格納するキューである。WAN送信キュー135は、WANネットワーク30を介して送信するパケットを一時的に格納するキューである。WAN受信キュー136は、WANネットワーク30を介して受信したパケットを一時的に格納するキューである。
CPU140は、ルータ装置10の各種制御を行うとともに、パケットの変換処理等を行う。詳細にはCPU140は、無線LANブリッジ送信キュー131に格納されたパケットを無線LANユニット160に適応したパケットフォーマットに変換する。同様にCPU140は、無線LANユニット160が受信したパケットを通常のパケットフォーマットに変換して無線LANブリッジ受信キュー132に格納する。またCPU140は、他のキュー(LAN送信キュー133)に格納されるパケットについてもフローの識別処理、パケットの加工処理等を行う。
続いて図2を参照してMACアドレス識別部120の詳細構成について説明する。MACアドレス識別部120は、無線LAN−MACアドレステーブル121、LAN−MACアドレステーブル122、無線LAN−MACアドレス比較部123、LAN−MACアドレス比較部124、及びXOR回路125を有する。
ルータ装置10は、一般的に無線LANネットワーク及びLANネットワーク内のルーティング情報を有する。そのため、MACアドレス識別部120は、無線LANにかかる無線LAN−MACアドレステーブル121、及びLANにかかるLAN−MACアドレステーブル122を有し、WANに関するMACアドレステーブルは有さない。
無線LAN−MACアドレステーブル121は、ルータ装置10と無線LAN接続された各機器のMACアドレスを保持する。LAN−MACアドレステーブル122は、ルータ装置10と(有線)LAN接続された各機器のMACアドレスを保持する。これらのテーブルは、例えばARP(Address Resolution Protocol)処理等によって認識されたMACアドレスが反映される。なお各テーブルの格納するMACアドレスの値は、ARP処理の再実行に応じて適宜更新される。
MACアドレス識別部120は、いずれかの受信キューからパケットを読み出し、当該パケットから送信先MACアドレスを抽出する。抽出された送信先MACアドレスは、無線LAN−MACアドレス比較部123及びLAN−MACアドレス比較部124に入力される。
無線LAN−MACアドレス比較部123は、送信先MACアドレスが無線LAN−MACアドレステーブル121内に存在しているか否かを判定する。存在している場合、無線LAN−MACアドレス比較部123は、当該パケットを無線LANブリッジ送信キュー131に入力する。
LAN−MACアドレス比較部124は、送信先MACアドレスがLAN−MACアドレステーブル122内に存在しているか否かを判定する。存在している場合、LAN−MACアドレス比較部124は、当該パケットをLAN送信キュー133に入力する。
XOR回路125は、送信先MACアドレスが無線LAN−MACアドレステーブル121及びLAN−MACアドレステーブル122に存在しない場合、当該パケットはWANネットワークに転送すべきパケットであると判定する。この場合、MACアドレス識別部120は、このパケットをWAN送信キュー135に格納する。以上のように、MACアドレス識別部120は、各受信キューから取得したパケットの転送先を識別して、識別先に応じた送信キューに格納する。
次に図3を参照してLANネットワーク20からパケットを受信した場合のルータ装置10の動作を説明する。MACアドレス識別部120は、LAN受信キュー134に格納されたパケットから送信先MACアドレスを読み出す(S301)。無線LAN−MACアドレス比較部123は、送信先MACアドレスが無線LAN−MACアドレステーブル121内に存在しているか否かを判定する(S302)。
存在しない場合(S302:No)、MACアドレス識別部120は当該パケットをWAN送信キュー135に格納する(S303)。その後にCPU140は、当該パケットに対してフロー識別やパケットの加工等の処理(一般的なルータ装置において行われる処理)を行う(S304)。MAC160は、WAN送信キュー135からパケットを順次取り出して送信する(S305)。
一方、送信MACアドレスが無線LAN−MACアドレステーブル121内に存在する場合(S302:Yes)、MACアドレス識別部120は、パケットを無線LANブリッジ送信キュー131に格納する(S306)。その後にCPU140は、当該パケットに対して各種の無線LAN送信処理(一般的なルータ装置において行われる処理)を行う(S307)。無線LANユニット150は、無線LANブリッジ送信キュー131からパケットを順次取り出して送信する(S308)。
なお、上述したようにルータ装置1は、図示しないスイッチ装置と共に使用される。そのため、LANネットワーク20から受信したパケットは、LANネットワーク20には転送されない。そのため、図3ではLAN−MACアドレステーブル122との比較処理を省略している。
次に図4を参照してWANネットワーク30からパケットを受信した場合のルータ装置1の動作を説明する。CPU140は、WANネットワーク30から入力されたパケットに対してフロー識別処理やパケット加工処理を行い(S401)、当該パケットをWAN受信キュー136に格納する(S402)。MACアドレス識別部120は、WAN受信キュー136からパケットを読み出し、当該パケットから送信元MACアドレスを抽出する(S403)。
MACアドレス識別部120は、無線LAN−MACアドレステーブル121内に抽出した送信元MACアドレスと同一のMACアドレスが存在するかを判定する(S404)。
存在しない場合(S404:No)、MACアドレス識別部120は当該パケットをLAN送信キュー133に格納する(S405)。MAC110は、LAN送信キュー133に格納されたパケットを順次取り出して送信する。
一方、送信MACアドレスが無線LAN−MACアドレステーブル121内に存在する場合(S404:Yes)、MACアドレス識別部120は当該パケットを無線LANブリッジ送信キュー131に格納する(S406)。CPU120は、当該パケットに対して各種の無線LAN送信処理(一般的なルータ装置において行われる処理)を行う(S407)。無線LANユニット150は、無線LANブリッジ送信キュー131からパケットを順次取り出して送信する(S408)。
なお、上述したようにルータ装置1は、図示しないスイッチ装置と共に使用される。そのため、WANネットワーク30から受信したパケットがWANネットワーク30に転送されることはない。そのため、図4では送信先が無線LANネットワークではない場合には自動的にLANネットワーク20内に送信先があるものとして扱っている。
次に図5を参照して無線LANからパケットを受信した場合のルータ装置10の動作を説明する。無線LANユニット150は、無線LANネットワークからパケットを受信する(S501)。無線LANユニット150は、受信したパケットを無線LANブリッジ受信キュー132に格納する(S502)。MACアドレス識別部120は、無線LANブリッジ受信キュー132からパケットを読み出し、当該パケットから送信元MACアドレスを抽出する(S503)。
LAN−MACアドレス比較部124は、抽出した送信元MACアドレスがLAN−MACアドレステーブル122内に存在するか否かを判定する(S504)。存在しない場合(S504:No)、MACアドレス比較部124はパケットをWAN送信キュー135に格納する(S505)。その後にCPU140は、当該パケットに対してフロー識別やパケットの加工等の処理(一般的なルータ装置において行われる処理)を行う(S506)。MAC160は、WAN送信キュー135からパケットを順次取り出して送信する(S507)。
一方、送信MACアドレスがLAN−MACアドレステーブル122内に存在する場合(S504:Yes)、MACアドレス比較部120は当該パケットをLAN送信キュー133に格納する(S508)。MAC110は、LAN送信キュー133に格納されたパケットを順次取り出して送信する。
続いて本実施の形態にかかるルータ装置の効果について説明する。本実施の形態にかかるルータ装置10は、MACアドレス比較部120を有する。MACアドレス比較部120は、一般的なルータ装置のCPUにおいて行われるパケットの転送先の判定を行っている。これにより本実施の形態にかかるルータ装置10のCPU140の処理負荷が軽減される。また図3〜図5に示すように、MACアドレス比較部120による判定処理(S302、S404、S504)以降の処理は互いに影響しあうことなく行うことができるため、負荷分散設計が容易となる。
<実施の形態2>
本実施の形態にかかるルータ装置10は、CPU140の処理を更に軽減したことを特徴とする。本実施の形態にかかるルータ装置10について、実施の形態1と異なる点を以下に説明する。
図6は、本実施の形態にかかるルータ装置10の構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかるルータ装置10は、図1に示す構成に加えて転送処理部170を更に有する構成である。
転送処理部170は、MAC160と、WAN送信キュー135及びWAN受信キュー136と、の間に配置される。転送処理部170は、実施の形態1においてCPU140が実行していたフロー識別やパケット加工(S304、S401、S506)の処理を実行する。その他の処理は、実施の形態1と同様である。
本実施の形態にかかるルータ装置10は、転送処理部170がWAN通信に関するフロー識別やパケット加工といった処理(制御処理とも呼称する。)をCPU140に代わって実行する。これによりCPU140の処理負荷を更に軽減することができる。
なお図6の説明では、転送処理部170がMAC160と、WAN送信キュー135及びWAN受信キュー136と、の間に配置されるものとして説明したが必ずしもこれに限られない。転送処理部170は、MAC110と、LAN送信キュー133及びLAN受信キュー134と、の間に設けられてもよい。
上述した実施の形態は本件発明者により得られた技術思想の適用に関する例に過ぎない。すなわち、当該技術思想は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは勿論である。
たとえば、上述の説明では各通信経路に対応するキューが設けられるものとして説明したが、一つの記憶手段を通信経路毎に領域分割してもよい。すなわち上述の技術思想は、キューの配置に関わらず、受信して記憶手段に一時的に格納されているパケットを解析して送信先を設定する技術に適応することができる。
最後に図7を参照して本発明にかかるルータ装置の概要について改めて説明する。図7は、本発明にかかるルータ装置10の概略構成を示すブロック図である。
無線LANユニット150は、無線LANネットワーク(第1通信経路)からパケットを受信して、無線LANブリッジ受信キュー132(第1キュー)に格納する。MAC110は、LANネットワーク20(第2通信経路)からパケットを受信して、LAN受信キュー134(第2キュー)に格納する。MAC160は、WANネットワーク30(第3通信経路)からパケットを受信して、WAN受信キュー136(第3キュー)に格納する。
MACアドレス識別部120は、いずれかの受信キューから処理対象となるパケット(対象パケット)を読み出し、当該パケットから送信先MACアドレス(送信先の識別子)を抽出する。MACアドレス識別部120は、上述のようにルータ装置10と無線LANネットワークを介して接続する機器のMACアドレス(識別子)を管理する無線LAN−MACアドレステーブル121(第1テーブル)と、LANネットワーク20を介して接続する機器のMACアドレス(識別子)を管理するLAN−MACアドレステーブル122(第2テーブル)を有する。
MACアドレス識別部120は、パケットから抽出した送信先MACアドレスと、無線LAN−MACアドレステーブル121及びLAN−MACアドレステーブル122と、を比較する。そしてMACアドレス識別部120は、当該比較に応じてパケットの転送先を決定する。
なおMACアドレス識別部120は、上述のように送信先に応じた送信キューにパケットを格納することが一般的であるが、CPUによる処理が終了した後にMAC110、無線LANユニット150、及びMAC160に直接パケットを供給することも理論上可能である。しかしながら、上述のように送信キューにパケットを一時的に保存することにより、CPUが他の処理との兼ね合いから適切なタイミングで送信制御を行うことができる。
以上のように本発明にかかるルータ装置10は、専用ハードウェアであるMACアドレス識別部120がCPUに代わってパケットの送信先を判別している。これによりCPUの負荷を軽減することができる。
10 ルータ装置
20 LANネットワーク
30 WANネットワーク
110 MAC
120 MACアドレス識別部
121 無線LAN−MACアドレステーブル
122 LAN−MACアドレステーブル
123 無線LAN−MACアドレス比較部
124 LAN−MACアドレス比較部
125 XOR回路
131 無線LANブリッジ送信キュー
132 無線LANブリッジ受信キュー
133 LAN送信キュー
134 LAN受信キュー
135 WAN送信キュー
136 WAN受信キュー
140 CPU
150 無線LANユニット
160 MAC
170 転送処理部

Claims (6)

  1. 第1通信経路から受信したパケットを保持する第1キューと、
    第2通信経路から受信したパケットを保持する第2キューと、
    第3通信経路から受信したパケットを保持する第3キューと、
    前記第1通信経路を介して接続する機器の識別子を管理する第1テーブル、及び前記第2通信経路を介して接続する機器の識別子を管理する第2テーブルを備えたハードウェア構成のアドレス識別部と、を備え、
    前記アドレス識別部は、前記第1〜3キューのいずれかから読み出した対象パケットの識別子と、前記第1及び第2テーブルと、を比較して前記対象パケットの送信先を決定する、ルータ装置。
  2. 前記第1通信経路へ送信するパケットを保持する第4キューと、
    前記第2通信経路へ送信するパケットを保持する第5キューと、
    前記第3通信経路へ送信するパケットを保持する第6キューと、を更に備え、
    前記アドレス識別部は、前記対象パケットの送信先を決定し、決定した送信先に対応する前記第4〜6キューのいずれかに前記対象パケットを格納する、請求項1に記載のルータ装置。
  3. 前記ルータ装置に設けられたCPUに代わり前記第1通信経路から受信したパケットに対する制御処理、及び前記第1通信経路から送信するパケットに対する制御処理を実行する転送処理部を備える請求項1または請求項2に記載のルータ装置。
  4. 前記ルータ装置に設けられたCPUに代わり前記第3通信経路から受信したパケットに対する制御処理、及び前記第3通信経路から送信するパケットに対する制御処理を実行する転送処理部を備える請求項1または請求項2に記載のルータ装置。
  5. 第1〜第3通信経路のいずれかから受信したパケットの転送先を決定するルーティング制御方法であって、
    前記第1〜第3通信経路のいずれかから受信した対象パケットの識別子と、前記第1通信経路を介して接続する機器の識別子を管理する第1テーブル及び前記第2通信経路を介して接続する機器の識別子を管理する第2テーブルと、を比較して前記対象パケットの送信先を決定する、ルーティング制御方法。
  6. 第1〜第3通信経路から受信したパケットを保持する記憶手段と、
    前記第1通信経路を介して接続する機器の識別子を管理する第1テーブル、及び前記第2通信経路を介して接続する機器の識別子を管理する第2テーブルを備えたハードウェア構成のアドレス識別部と、を備え、
    前記アドレス識別部は、前記記憶手段から読み出した対象パケットの識別子と、前記第1及び第2テーブルと、を比較して前記対象パケットの送信先を決定する、ルータ装置。
JP2013040721A 2013-03-01 2013-03-01 ルータ装置及びルーティング制御方法 Pending JP2014171015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013040721A JP2014171015A (ja) 2013-03-01 2013-03-01 ルータ装置及びルーティング制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013040721A JP2014171015A (ja) 2013-03-01 2013-03-01 ルータ装置及びルーティング制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014171015A true JP2014171015A (ja) 2014-09-18

Family

ID=51693115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013040721A Pending JP2014171015A (ja) 2013-03-01 2013-03-01 ルータ装置及びルーティング制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014171015A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9444743B2 (en) Network system, switch and connected terminal detection method
JP5585664B2 (ja) ネットワークシステム、及び経路制御方法
US9515868B2 (en) System and method for communication
JP5610247B2 (ja) ネットワークシステム、及びポリシー経路設定方法
EP2544417B1 (en) Communication system, path control apparatus, packet forwarding apparatus and path control method
US20150263862A1 (en) Communication system, control apparatus, communication control method, transfer control method, and transfer control program
JP2016506147A (ja) マルチホップハイブリッドネットワークのためのシームレスな切替え
JP6064989B2 (ja) 制御装置、通信システム、ノード制御方法及びプログラム
US10476774B2 (en) Selective transmission of bidirectional forwarding detection (BFD) messages for verifying multicast connectivity
US9491795B2 (en) Extended connectivity based on wireless paths between stations of a wireless local area network (WLAN)
US10523629B2 (en) Control apparatus, communication system, communication method, and program
JP2015525982A (ja) 通信方法、通信システム、情報処理装置、通信端末およびプログラム
WO2014157549A1 (ja) スイッチ装置及びスイッチ装置の制御方法
JPWO2014126094A1 (ja) 通信システム、通信方法、制御装置、制御装置の制御方法及びプログラム
WO2014130632A1 (en) System and method for enabling g.hn nodes to support 1905.1 relaying (mac relaying) while supporting legacy g.hn relaying according to the g.hn standards
JP5251716B2 (ja) パケット中継装置
JP2014171015A (ja) ルータ装置及びルーティング制御方法
JP2017175522A (ja) ネットワークシステム、制御装置、方法およびプログラム
JP2017139630A (ja) 無線中継装置
JP6134571B2 (ja) 疎通確認装置、ネットワークシステム、疎通確認方法、および疎通確認プログラム
KR20140100348A (ko) 수신된 데이터에서의 불필요한 패킷 제거 장치 및 방법
JP2013004987A (ja) ネットワーク装置、送信先問合せ方法および送信先問合せプログラム
WO2016197728A1 (zh) 报文处理方法及装置
WO2014175250A1 (ja) 通信端末、制御装置、通信システム、通信方法及びプログラム
WO2015129727A1 (ja) 通信端末、通信方法およびプログラム