JP2014165768A - 視覚補助装置 - Google Patents

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恭輔 前田
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Abstract

【課題】外界を撮影した画像の色を色覚異常者が弁別することのできる色に変換した上で表示することにより、外界の色の弁別をリアルタイムで補助する。
【解決手段】外界を撮影して各色毎に画像データを生成するカラーカメラと、画像データの各色毎の入出力特性を格納したルックアップテーブルと、ルックアップテーブルの出力を予め設定したゲインで増幅する乗算器と、前記乗算器出力を画像に再生する表示器と、該表示器で再生された画像を瞳に投影する投影レンズを備え、 撮影して得られた各色毎の画像データを装着者が色弁別しやすい画像データに変換して表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、頭部に装着して使用する映像表示装置(ヘッドマウントディスプレイ、以下「HMD」)を用いた視覚補助装置に関し、特に、装着者(利用者)の視覚能力を補助して、色弁別能力を高めることのできる視覚補助装置に関する。
「HMD」は、眼鏡のように頭部に装着できる小型の映像表示装置であり、目の前に映像を表示させる装置として、映画鑑賞用あるいは産業用に広く利用されている。
HMDの内、映画鑑賞用などを主目的としたHMDは、その性質上、外界への視界が遮られているため、HMDを常時装着するのは不都合である。これに対し、装着者の外界への視界中に、電子画像を重畳して、外界への視界を確保するシースルー型の表示装置も開発されている。このシースルー型のHMDは、通常の肉眼での視界を妨げることなく映像情報を重畳して表示することができることから、弱視等の視覚障がい者に利用される(特許文献1、2)。
特開2006−165773号公報 特開2011−247975号公報 特開2005−346273号公報
ところで、ヒトの網膜には、それぞれ長波長(565nm)、中波長(545nm)、および短波長(440nm)付近の光に感度の高い錐体が存在し、それぞれL錐体、M錐体、およびS錐体と呼ばれている。目に光が入るとこれらの錐体が反応し、その情報が網膜から視神経を伝わって大脳皮質の視覚中枢に運ばれ、可視光線(400〜800nm)の各波長に応じた色覚が起こるといわれている。
この色覚に異常をもつ色覚異常者は、例えば、L錐体、M錐体、S錐体のうちのいいずれかの感覚が弱い、あるいは欠落していることによって、「正常」な人とは少し違った色感覚を持つことになる。
ここで、色覚異常のタイプについて説明する。上述のように、ヒトの網膜にある3種類の視細胞(錐体)はそれぞれの分光感度の違いにより、L錐体が主に赤色を、M錐体が主に緑色を、S錐体が主に青色を認識する。L錐体に異常が認められる状態を1型色覚、M錐体の同状態を2型色覚、S錐体の同状態を3型色覚と呼ぶ。さらに細分化すると、L錐体が全く機能しない状態を1型2色覚、M錐体の同状態を2型2色覚、S錐体の同状態を3型2色覚と呼び、L錐体の分光感度にずれが認められる状態を1型3色覚、M錐体の同状態を2型3色覚、S錐体の同状態を3型3色覚と呼ぶ。日本における色覚異常者の殆どは1型色覚か2型色覚である。1型2色覚者および2型2色覚者は赤色に対する緑色などの色弁別が困難となる。また、1型3色覚者でL錐体がM錐体の分光感度に似通っている場合や、2型3色覚者でM錐体がL錐体の分光感度に似通っている場合も、結果として赤色に対する緑色などの色弁別が困難となる。
このような特徴を持つ色覚異常者は、例えば、隣り合った2色(赤と緑など)の区別が困難となる場合がある(赤緑色覚異常)。
このような色覚異常者の色覚を補助するため、実際に見ている色がその混同中心色からどのくらいの色差があるかをグレースケール画像または同系色のグラデーション画像として視覚的に教示することにより、色を見分け易くするツールが開示されている(特許文献3)。
なお、このツールは元画像をその色が弁別し易いように変換して表示した上で、その色を見て元画像の色の種類を弁別するというものであり、外界を見た瞬間に外界の色を見分けることはできない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、外界を撮影した画像の色を色覚異常者が弁別することのできる色に変換した上で直ちに表示して、色覚異常者による外界の色の弁別をリアルタイムで補助することのできる色覚補助装置を提供するものである。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
外界を撮影して各色毎に画像データを生成するカラーカメラと、画像データの各色毎の入出力特性を格納したルックアップテーブルと、ルックアップテーブルの出力を予め設定したゲインで増幅する乗算器と、前記乗算器出力を画像に再生する表示器と、該表示器で再生された画像を瞳に投影する投影レンズを備え、 撮影して得られた各色毎の画像データを装着者が色弁別しやすい画像データに変換して表示する。
本発明は、以上の構成を備え、外界を撮影した画像の色を色覚異常者が弁別することのできる色に変換した上で表示するので、色覚異常者による外界の色の弁別をリアルタイムで補助することができる。
本発明の視覚補助装置の構成を示す図である。 本発明の視覚補助装置のハードウエア構成を示す図である。 処理部103の詳細を説明する図である。 ルックアップテーブル部および記憶部のアドレスマップを示す図である。 強調/抑制スイッチの例を示す図である。 電源スイッチ108投入時の処理を説明する図である。 調整アプリケーションがパーソナルコンピュータに表示する画面構成の例を説明する図である。 調整アプリケーション使用時における視覚補助装置とのデータ通信フォーマットの例を説明する図である。 調整アプリケーション使用時の処理を説明する図である。 トーンカーブ調整前における健常者と1型3色覚者の色覚を説明する図である。 トーンカーブ調整後における健常者と1型3色覚者の色覚を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明の視覚補助装置を示す図であり、図1(a)は本体部を示す図,図1(b)は強調/抑制スイッチを示す図である。図2は本発明の視覚補助装置のハードウエア構成を示す図である。図3は、処理部103の詳細を説明する図である
これらの図において、101はカラーカメラであり、撮影した外界画像を電子化し、電子化した画像データを外界画像データR、G、Bとして出力する。103は処理部であり、外界画像データR、G、Bを受信し、受信した画像データR、G、Bのそれぞれを、ルックアップテーブル部301に格納したルックアップテーブルを参照して装着者にとって色弁別しやすい色となるように画像データを修正(変換)する。なお、ルックアップテーブルの内容は装着者により書き換え可能である。
302は乗算部であり、ルックアップテーブルから受信した画像データR、G、Bのそれぞれに乗算係数を乗算して画像データR、G、Bを出力する。303はクリップ回路であり、画像データを設定値に制限する。
102は記憶部であり、ルックアップテーブルのテーブル内容を不揮発に保存する。105は液晶表示装置(LCD)であり、前記画像データを可視化し電子画像を生成する。
106は電子画像を瞳210に拡大投影するレンズ、104は液晶表示装置と前記レンズとの距離を調整する焦点調整ネジ、107は強調/抑制スイッチであり、前記処理部における前記画像データR,G,Bに乗算すべき乗算係数107R,107G,107Bをリアルタイムで調整することができる。108は電源スイッチ、109は外部接続コネクタである。なお、前記処理部はFPGA(Field Programmable Gate Array)あるいはASIC(Application Specific Integrated Circuit)のような半導体で構成することができる。また、前記記憶部はフラッシュメモリのような半導体で構成することができる。前記焦点調整ネジは時計回りに回転さることで前記液晶表示装置LCDと前記レンズとの距離を縮小し、反時計回りに回転させることで前記液晶表示装置LCDと前記レンズとの距離を拡大することができる。
前記強調/抑制スイッチ107はロータリースイッチのような回転式のスイッチである。このスイッチは、前記ルックアップテーブルを用いて色信号を変換しても、なお前記装着者が色弁別しにくい色の組み合わせが前記外界画像に存在するとき、前記強調/抑制スイッチを時計回りまたは反時計回りに回転させR、G、Bの3色のいずれかを強調または抑制する。これにより、色の微妙な違いを際立たせることができる。すなわち、前記外界画像の傾向に応じてR、G、Bの3色のいずれかを強調または抑制することにより、色弁別能力を向上させることができる。
また、パーソナルコンピュータ212で動作する調整アプリケーション213により前記ルックアップテーブルのデータを装着者毎に調整することができる。また、調整したデータは前記記憶部102に装着者毎に保存することができる。ルックアップテーブルのデータ調整に際しては、視覚補助装置と前記パーソナルコンピュータを外部接続ケーブル211で接続しなければならない。
図3は、処理部103の詳細を説明する図である。前記処理部103は、ルックアップテーブル部301、乗算部302、クリップ部303、ルックアップテーブル制御部304を備える。ルックアップテーブル部301は、前記外界画像データR、G、Bのそれぞれを読み出しアドレスとして前記ルックアップテーブルから対応するデータを読み出す。乗算部302は、前記ルックアップテーブル部で読み出したデータに対して前記強調/抑制スイッチの設定値を乗算係数として乗算する。クリップ部303は、前記乗算部で乗算したデータを上限値に制限する。ルックアップテーブル制御部304は、前記ルックアップテーブル部への書き込みおよび読み出し、前記記憶部への書き込みおよび読み出し、前記外部接続コネクタを経由して前記調整アプリケーションへの送信および受信制御を行う。
図4は、ルックアップテーブル部および記憶部のアドレスマップを示す図である。図に示すように、入力値である外界画像データR、G、Bのそれぞれに対応して装着者にとって色弁別しやすい画像データに変換するための出力値が格納されている。例えば前記外界画像データがR、G、Bの3色でそれぞれが8ビットずつ、計24ビットのデータとすると、8ビットで表現可能な値は0から255までの256種類であるため、前記ルックアップテーブルはR、G、Bの3色でそれぞれ256種類ずつ計768種類となり、768種類を選択するためのアドレスは10ビット必要となる。
図5は、強調/抑制スイッチの例を示す図である。図5は強調/抑制スイッチに16進ロータリースイッチを用いる場合の設定値に対する乗算係数を示す。
前記16進ロータリースイッチは0x0から0xFまでの16種類の設定を持つ4ビットのスイッチであり、例えば前記4ビットのうち最上位ビットを前記乗算係数の整数部とみなし、前記最上位ビット以外の3ビットを前記乗算係数の小数部とみなすことで、0x6で0.750、0x7で0.875、0x8で1.000、0x9で1.125、0xAで1.250、のように1/8すなわち0.125刻みで前記乗算係数を設定して出力することができる。
図6は、電源スイッチ108投入時の処理を説明する図である。視覚補助装置の装着者が操作601で視覚補助装置の前記電源スイッチを押下すると電源が投入され、視覚補助装置は初期動作として処理602において前記記憶部102からすべてのデータを読み出して前記ルックアップテーブル部301に書き込む。
図7は、調整アプリケーションがパーソナルコンピュータに表示する画面構成の例を説明する図である。
調整アプリケーションは、調整アプリケーションの使用方法を記した注意書き701、複数パターンの色覚検査表702、ルックアップテーブルの各色毎の入出力特性を表すトーンカーブ703、マウスポインタ704、保存ボタン705、キャンセルボタン706を表示する。
装着者は、視覚補助装置とパーソナルコンピュータを前記外部接続ケーブルで接続して調整アプリケーションを起動し、強調/抑制スイッチによる乗算係数をすべて「1」に設定する。次いで、この状態で、前記色覚検査表の数値がすべて判別可能となるように前記トーンカーブを例えばマウスポインタでドラッグして調整する。前記トーンカーブの横軸は入力データ、縦軸は出力データを表しており、例えば前記トーンカーブを左下から右上への対角線とすると、出力データは入力データと同一となる。また、トーンカーブを左上から右下への対角線とすると、出力データは入力データの反転となる。
図8は、調整アプリケーション使用時における視覚補助装置とのデータ通信フォーマットの例を説明する図である。
前記データ通信フォーマットは4バイトすなわち32ビットであり、最上位2ビットすなわち[31:30]でデータ通信種を示し、前記最上位2ビット以外の30ビットすなわち[29:0]で前記データ通信種に応じた詳細データを示す。[31:30]が0b00の場合、ルックアップテーブル読み出し要求801を示し、[25:16]で10ビットの読み出し開始アドレスを示し、[9:0]で10ビットの読み出しデータ数を示す。
[31:30]が0b01の場合、ルックアップテーブル読み出し応答802を示し、[25:16]で10ビットの読み出しアドレスを示し、[7:0]で8ビットの読み出しデータを示す。[31:30]が0b10の場合、ルックアップテーブル書き込み要求803を示し、[25:16]で10ビットの書き込みアドレスを示し、[7:0]で8ビットの書き込みデータを示す。[31:30]が0b11の場合、ルックアップテーブル保存要求804を示す。
なお、前記ルックアップテーブル読み出し要求と前記ルックアップテーブル読み出し応答は連動しており、例えば前記調整アプリケーションが前記ルックアップテーブル読み出し要求で前記読み出し開始アドレスが0x000で前記読み出しデータ数が0x300を要求したとき、視覚補助装置は前記ルックアップテーブル読み出し応答で前記読み出しアドレスを0x000から0x2FFまでの0x300回分、すなわち768回分を応答する。
図9は、調整アプリケーション使用時の処理を説明する図である。
装着者が調整アプリケーションを起動すると、調整アプリケーションはルックアップテーブル制御部304にルックアップテーブル読み出し要求を送信する(ステップ901,902)。ルックアップテーブル制御部304はルックアップテーブル部301からすべてのデータを読み出して前記調整アプリケーションへ送信する(ステップ903)。調整アプリケーションはルックアップテーブル制御部304からのルックアップテーブル読み出し応答を受信して前記トーンカーブの画面表示を更新する(ステップ904,905)。
装着者は前記色覚検査表の数値がすべて判別可能かどうかの可否を判断する(ステップ906)。判断が否の場合、装着者は前記トーンカーブをドラッグして変形させる(ステップ907)、調整アプリケーションは、前記トーンカーブの変形に伴うルックアップテーブルのテーブルデータの書き換え要求をルックアップテーブル制御部304に送信する(ステップ908)。書き換え要求を受信したルックアップテーブル制御部は、ルックアップテーブル部301のテーブルデータを書き換える(ステップ909)。調整アプリケーションは,前記テーブルデータの書き換えに伴いトーンカーブの表示を更新し(ステップ905)、装着者は色覚検査表の数値がすべて判別可能かどうかの可否を再度判断する(ステップ906)。
ステップ906での判断が可の場合、装着者は前記トーンカーブの調整結果を保存するかどうかを判断する(ステップ910)。この判断が否の場合、装着者はでキャンセルボタンをクリックし、調整アプリケーションによる処理を終了する(ステップ911,915)。ステップ910における判断が可の場合、前記装着者は保存ボタンをクリックし、調整アプリケーションはルックアップテーブル制御部304にルックアップテーブル保存要求を送信し、ルックアップテーブル制御部304はルックアップテーブル部からすべてのデータを読み出して記憶部102に書き込み、調整アプリケーションは処理を終了する(ステップ912,913,914,915)。なお、記憶部102に保存されたデータは、電源投入時に自動的にルックアップテーブルに読み込まれる。
図10はトーンカーブ調整前における健常者と1型3色覚者の色覚を説明する図、図11はトーンカーブ調整後における健常者と1型3色覚者の色覚を説明する図である。
これらの図は、緑地に赤色の警告表示1002が貼り付けられたドア1003を健常者と1型3色覚者がそれぞれ目視したときの見え方を説明する図であり、図10(a)、図11(a)は健常者の見え方、図10(b)、図11(b)は1型3色覚者の見え方を示す。
すなわち、健常者と1型3色覚者が、それぞれ調整前のトーンカーブ1001が保存されたルックアップテーブルを備えた視覚補助装置を装着して、警告表示1002を貼り付けたドア1003を目視したとき、健常者には前記警告表示の文字(赤色)と背景色(緑色)が分離して見えるが、1型3色覚者には前記警告表示の文字と背景色が混同して見える。
これは、1型3色覚者は主に赤色の認識に弱く、相対的に緑色および青色の認識に強いためである。
これに対し、図11に示すように、赤色を強調し、緑色および青色を抑制するように調整したトーンカーブ1101をルックアップテーブルに保存した視覚補助装置を装着して、前記警告表示が貼り付けされた前記ドアを健常者と1型3色覚者がそれぞれ目視するとき、健常者には前記警告表示の文字と背景色がより分離して見える(図11(a))。また、1型3色覚者も前記警告表示の文字と背景色が分離して見える(図11(b)。
以上説明したように、本実施形態によれば、外界を撮影して得た各色毎の画像データの入出力特性を各色毎にルックアップテーブルを参照することにより任意に変更し、さらに任意の設定値(強調/抑制スイッチの設定値)を乗算する乗算処理および乗算処理された出力を所定の上下限内に制限するクリップ処理を施したのち、HMDに供給して利用者の瞳に投影する。
このように、ルックアップテーブルのデータを調整して記憶部へ保存するので、色弁別能力が装着者毎に最適となるように調整することができる。さらに強調/抑制スイッチを環境に応じて,例えば一時的に調整することにより、色弁別能力を環境に応じて一時的に向上させることができる(例えば環境に緑色が多い場合は緑色を抑制する)。また、前記焦点調整ネジを調整することで合焦能力を向上させることができる。
なお、本発明では、液晶表示装置105は、電子画像を外界を見るときの外界光に近い光軸上に配置し、リアルタイム処理された電子画像を表示する。これにより,装着者は健常者と同様な色識別能力を他人に気づかれることなくリアルタイムで獲得することができる。
また、以上で説明した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。
101 カメラ
102 記憶部
103 処理部
104 焦点調整ネジ
105 液晶表示装置
106 レンズ
107 強調/抑制スイッチ
108 電源スイッチ
109 外部接続コネクタ
210 瞳
211 外部接続ケーブル
212 パーソナルコンピュータ
213 調整アプリケーション
301 ルックアップテーブル部
302 乗算部
303 クリップ部
304 ルックアップテーブル制御部

Claims (5)

  1. 外界を撮影して各色毎に画像データを生成するカラーカメラと、
    画像データの各色毎の入出力特性を格納したルックアップテーブルと、
    ルックアップテーブルの出力を予め設定したゲインで増幅する乗算器と、
    前記乗算器出力を画像に再生する表示器と、該表示器で再生された画像を瞳に投影する投影レンズを備え、
    撮影して得られた各色毎の画像データを装着者が色弁別しやすい画像データに変換して表示することを特徴とする視覚補助装置。
  2. 請求項1記載の視覚補助装置において、
    前記ゲインを設定する強調/抑制スイッチを備えたことを特徴とする視覚補助装置。
  3. 請求項1記載の視覚補助装置において、
    前記ルックアップテーブルの内容を不揮発に保存する記憶装置および前記ルックアップテーブルの内容を書き換える書き換え手段を備えたことを特徴とする視覚補助装置。
  4. 請求項1記載の視覚補助装置において、
    前記表示器と投影レンズ間の距離を調整する調節ねじを備えたことを特徴とする視覚補助装置。
  5. 外界を撮影して各色毎に画像データを生成するカラーカメラと、
    画像データの各色毎の入出力特性を格納したルックアップテーブルと、
    ルックアップテーブルの書き換えを制御するルックアップテーブル制御部と、
    ルックアップテーブルの出力を予め設定したゲインで増幅する乗算器と、
    該乗算器の出力を所定の制限値にクリップするクリップ回路と、
    前記乗算器出力を画像に再生する表示器と、表示器で再生された画像を瞳に投影する投影レンズを備え、
    前記ルックアップテーブルの内容である入出力特性および前記ゲインを書き換えることにより、撮影して得られた入力画像データを装着者が色弁別しやすい画像データに変換して表示することを特徴とする視覚補助方法。
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