JP2014165603A - 通信装置、その制御方法、プログラム - Google Patents

通信装置、その制御方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014165603A
JP2014165603A JP2013033506A JP2013033506A JP2014165603A JP 2014165603 A JP2014165603 A JP 2014165603A JP 2013033506 A JP2013033506 A JP 2013033506A JP 2013033506 A JP2013033506 A JP 2013033506A JP 2014165603 A JP2014165603 A JP 2014165603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
service
communication
search
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013033506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014165603A5 (ja
Inventor
Hajime Watabe
肇 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013033506A priority Critical patent/JP2014165603A/ja
Priority to CN201410058085.9A priority patent/CN104010350B/zh
Priority to US14/186,445 priority patent/US9635150B2/en
Publication of JP2014165603A publication Critical patent/JP2014165603A/ja
Publication of JP2014165603A5 publication Critical patent/JP2014165603A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Communication Control (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】 無駄な接続処理が実行される可能性を低減したい。
【解決手段】 通信装置は、無線ネットワークに参加する前に、外部装置を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された外部装置が提供する機能を判断する判断手段と、前記検索手段により検索された外部装置を識別する情報と前記判断手段により判断された機能を示す情報とを対応付けて表示部に一覧表示する表示制御手段と、前記表示部に表示された外部装置のうちいずれかが選択された場合、無線ネットワークに参加する参加手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部装置と通信可能な通信装置に関する。
無線通信の普及に伴い、デジタルカメラなどの携帯端末にも無線通信機能を搭載し、画像ファイルなどを送信することが考えられている(特許文献1)。例えば無線LANを用いてデータ通信を行う場合、まずは無線LANネットワークに参加し、その後ネットワーク内の外部装置と通信を確立する手法をとる。この場合、外部装置とファイルの送受信が適切に行えるかどうかは、外部装置との通信を確立した後に確認するのが一般的である。
特開2009−152689号公報
しかしながら、一旦無線のレイヤでの接続及び外部装置との通信を確立した後、外部装置とのデータの送受信が適切に行えないと判断された場合、それまでに実行された接続処理が無駄になってしまう。
本発明に係る通信装置は、無線ネットワークに参加する前に、外部装置を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された外部装置が提供する機能を判断する判断手段と、前記検索手段により検索された外部装置を識別する情報と前記判断手段により判断された機能を示す情報とを対応付けて表示部に一覧表示する表示制御手段と、前記表示部に表示された外部装置のうちいずれかが選択された場合、無線ネットワークに参加する参加手段とを有する。
本発明によれば、無駄な接続処理が実行される可能性を低減することができる。
通信装置を構成するブロック図 通信装置内のソフトウェア機能ブロック図 本発明が適用されるネットワーク構成の一例を示す図 本発明が適用される通信装置のシーケンス図 本発明の第1実施例における通信サービスを選択するメニュー画面を示す図 本発明の第1実施例における通信サービスの検索結果の画面を示す図 本発明の第2実施例における通信サービスの検索結果の画面を示す図
<第1の実施形態>
以下、本実施形態に係る通信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANシステムを用いた例について説明するが、通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANには限らない。
本実施形態に好適な事例におけるハードウェア構成について説明する。
図1(a)は本発明を適用できる実施形態に係る、後述の各装置の構成の一例を表すブロック図である。101は装置全体を示す。102は、記憶部103に記憶される制御プログラムを実行することにより装置全体を制御する制御部である。制御部102は、1つ又は複数のCPUやMPU等のプロセッサを含み、記録制御、表示制御、通信制御などを行う。制御部102は、他の装置との間で通信パラメータの設定制御も行う。103は制御部102が実行する制御プログラムと、通信パラメータ等の各種情報を記憶する記憶部である。また、記憶部103には、通信装置で生成された、又は、外部装置から受信した、画像データやファイル等を記憶してもよい。記憶部103は、ROM,RAM,HDD,フラッシュメモリ等の各種メモリによって構成される。尚、後述する各種動作は、記憶部103に記憶された制御プログラムを制御部102が実行することにより行われる。
104はIEEE802.11シリーズに準拠した無線LAN通信を行うための無線部である。105は各種表示を行う表示部でありLCDやLEDのように視覚で認知可能な情報の出力、あるいはスピーカなどの音出力が可能な機能を有する。表示部105は視覚情報および音情報の少なくともどちらか一方を出力する機能を備えるものである。
107はアンテナ制御部、そして108はアンテナである。アンテナ制御部107はアンテナ108を制御して無線通信による信号を送受信する。109は、ユーザが各種入力等を行い、通信装置を操作するための操作部である。操作部109は、各種ボタンやタッチパネル等によって構成される。
サービス提供部106は、通信装置が提供するアプリケーションレベルのサービス情報を提供する機能を備えている。例えば、本通信装置がプリンタである場合は、印刷機能を提供し、デジタルカメラである場合はファイル転送機能を提供する。
尚、図1(a)は一例であり、通信装置101は図1に示すハードウェア構成以外のハードウェア構成を備えていてもよい。
図1(b)は、通信装置がデジタルカメラである場合のハードウェア構成の例であり、110はファイル転送サービスを提供するサービス提供部である。また、111は、被写体を撮像するための撮像部であり、撮像されたデータは、所定の制御によって記録部103に記録される。
図2は、後述の通信制御機能を実行するソフトウェア機能ブロックの構成の一例を表すブロック図である。201はソフトウェア機能ブロック全体を示す。202はDiscovery制御部であり、通信相手となる通信装置を検索する検索処理を動作させる。
203はGO Negotiation制御部である。Wi−Fi Directプロトコル仕様に基づいた制御を行い、通信装置間でどちらが無線LANアクセスポイントになり、どちらが無線LANステーションになるかといった無線レイヤにおける役割を決定する。Wi−Fi Directにおいては、無線LANアクセスポイント機能を実施する通信装置をP2Pグループオーナー(以下、GO)、無線LANステーション機能を実施する通信装置をP2Pクライアント(以下、CL)と称する。GOまたは無線LANアクセスポイントとなる場合は、後述の無線LANアクセスポイント機能制御部211が起動され、CLまたは無線LANステーションとなる場合は、後述の無線LANステーション機能制御部210が起動される。このGO NegotiationのプロトコルはWi−Fi Direct仕様で決定されている。本発明のポイントではないため、説明は割愛する。Wi−Fi DirectではGOが構築したネットワークをP2Pグループと称する。本明細書でもネットワークのことをP2Pグループと記載する場合がある。本実施形態においては、これらは同一の意味で記載されている。
なお、本明細書では、P2Pグループオーナー(GO)、P2Pクライアント(CL)および役割が未決定の通信装置群をまとめて、P2Pデバイスと称す。
204はDHCPクライアント制御部であり、GO Negotiation制御部203において自通信装置の役割が無線LANステーションとなったときに起動される。205はDHCPサーバ制御部であり、GO Negotiation制御部203において自通信装置の役割が無線LANアクセスポイントとなった時に起動される。
206はWPSエンローリ制御部であり、無線LANの通信のために必要な通信パラメ―タを、他のWPSレジストラ装置より受信する。DHCPクライアント制御部204と同様に、自通信装置の役割が無線LANステーションの時に動作する。207はWPSレジストラ制御部であり、無線LANの通信のために必要な通信パラメータを、他のWPSエンローリ装置に提供する。DHCPサーバ制御部205と同様に、自通信装置の役割が無線LANアクセスポイントの時に動作する。尚、WPSレジストラによって提供される通信パラメータは、ネットワーク識別子としてのSSID、暗号鍵、暗号方式、認証鍵、認証方式等のパラメータである。
208は無線LANパケット受信部、209は無線LANパケット送信部であり、上位レイヤの通信プロトコルを含むあらゆるパケットの送受信をつかさどる。210は無線LANステーション機能制御部である。自通信装置が無線LANステーションとして動作するときの認証・暗号処理等を実施し、無線LANアクセスポイントとして動作する装置が構築した無線ネットワークに参加する。211は無線LANアクセスポイント機能制御部であり、自通信装置が無線LANアクセスポイント機能として動作するときに無線ネットワークを構築し、認証・暗号処理および通信相手装置の管理等を実施する。無線LANステーション機能制御部210および無線LANアクセスポイント機能制御部211は、どちらか一方の機能もしくは同時に動作することが可能である。
212はパケットルーティング制御部であり、無線LANアクセスポイント機能制御部211が動作しているときに、通信パケットをブリッジおよびルーティングする。213はデータ記憶部であり、ソフトウェアそのものおよび、無線LANパラメータや、前述のDHCPアドレステーブルおよびARPテーブル等の各種テーブルを記憶保持している。
214はサービスディスカバリ制御部であり、Wi−Fi Direct特有のサービスディスカバリ機能をつかさどる。サービスディスカバリ機能は、IEEE802.11uで定められたアクションフレームを送受信することにより、相手通信装置の保有しているサービス情報をやりとりする。具体的にはSD Queryを送信し、SD Responseを返答として受信する。もしくは、相手装置からのSD Queryを受信し、応答としてSD Responseを送信する。
215はP2P Invitation機能制御部であり、Wi−Fi Direct規格で定められたInvitation機能を制御する。本Invitation機能についてはWi−Fi Direct仕様に定められているため割愛するが、GO機器もしくはCL機器が役割の決まっていないP2PデバイスをP2Pクライアントとして接続を促す機能である。
216はアプリケーションレイヤのサービスを提供するサービス提供部である。ここでのアプリケーションレイヤとは、OSI参照モデルにおける第5層以上の上位レイヤにおけるサービス提供層のことをさす。すなわち、サービス提供部216は、例えば、印刷機能(印刷サービス)や画像ストリーミング機能(動画像ストリーミングサービス)や、ファイル転送機能(ファイル転送サービス)などを提供する。
217はアプリケーションレイヤにおけるサービス利用部である。対向となる装置のアプリケーションレイヤのサービス提供部によって提供されるサービスを利用する。すなわち、印刷サービス提供装置へ印刷物を送信する機能や、デジタルディスプレイに動画像を送信する機能などを司る。
なお、図2に示す全ての機能ブロックはソフトウェアによって提供されるものに限らず、少なくとも一部がハードウェアによって提供されるようにしてもよい。そして、図2に示す各機能ブロックは、相互関係を有するものである。また、図2に示す各機能ブロックは一例であり、複数の機能ブロックが1つの機能ブロックを構成するようにしてもよいし、何れかの機能ブロックが更に複数の機能を行うブロックに分かれてもよい。
また、本実施形態において、アプケリーションレイヤにおけるサービスは、そのサービスを提供する装置と、そのサービスを利用する装置とによって実現される。アプリケーションレイヤにおけるサービスの一例として印刷サービスを例にすると、サービス提供装置はプリンタであり、パーソナルコンピュータ(PC)等から送られる印刷データを受信して印刷を行う。一方、サービス利用装置はPC等の装置であり、印刷データを生成してサービス提供装置としてのプリンタに送信する。また、サービスの一例として画像ストリーミングサービスを例にすると、サービス提供装置は表示装置であり、PC等から送られる画像データを受信して表示する。一方、サービス利用装置はPC等の装置であり、画像データを生成してサービス提供装置としての表示装置に送信する。また、サービスの一例としてファイル転送サービスを例にすると、ファイル転送サービスにはファイル受信機能とファイル送信機能が含まれる。ファイル転送サービスを用いる機器の場合、送信機能が有効な機器から受信機能が有効な機器にファイルが送信される。送信する側の機器としては例えばデジタルカメラなどの撮像装置を用いることができ、受信する側の機器としては例えばPCや、いわゆるスマートフォンと呼ばれる携帯電話などを用いることができる。
図3は、本発明が適応される通信装置によって構成されるネットワークの例である。図3(a)は、通信装置A32(以下、STA−A)、通信装置B33(以下、STA−B)、通信装置C34(以下、STA−C)、通信装置D35(以下、STA−D)、通信装置E36(以下、STA−E)とから構成されるネットワークA31(以下、ネットワークA)を示した図である。これら全ての装置は、先に説明した図1、図2の構成を有している。
図3(b)は、STA−A、STA−B、STA−C、STA−D、STA−Eを各々、デジタルカメラ32B、パーソナルコンピュータ33B、モバイル端末34B、プリンタ35B、テレビ(映像プレイヤー)36Eを適用した例として構成されるネットワーク31Bを示した図である。
図4は、各通信装置間の動作シーケンスを示すシーケンス図である。
図4の例では、STA−Aがサービス利用装置であり、STA−B、STA−C、STA−D、STA−Eがサービス提供装置として動作している。
STA−Aは任意のサービスを利用するために、当該サービスを提供している通信装置を検索するための問い合わせ信号を送信する(F401)。前記問い合わせ信号を受信したSTA−B、STA−C、STA−D、STA−Eは、STA−Aに検索応答信号を送信する(F402)。なお、ファイル転送サービスの検索応答信号には送信機能と受信機能のいずれが有効であるかを示す情報も含まれている。
STA−Aは、受信した検索応答信号のサービス種類を判定する(F403)。判定結果は、表示部105に検索一覧として表示される(F404)。本実施形態では、サービス判定処理として、サービス利用装置のサービスと対となるサービスを有する装置を判定する。例として、STA−Aがファイル転送サービスを利用した送信機能が有効であれば、フローF403の判定処理としては、ファイル転送サービスを利用した受信機能が有効な装置があるか判断する。そして、フローF404では、受信機能が有効な通信装置の一覧を表示する。なお、表示部105の表示内容については後で説明をする。
STA−Aのユーザにより一覧表示された検索結果から操作部を用いて所望の装置が選択される(F405)と、無線レイヤでの接続処理、および、当該サービスにおいて定められた所定の接続処理を実施する(F406)。図4の例ではSTA−AがSTA−Bと接続する場合を示している。
ここで、無線レイヤでの接続処理は、前述したWi−Fi Direct仕様に基づいた接続処理である。すなわちSTA−AまたはSTA−Bのどちらか一方がP2Pグループオーナーとなり、他方がP2Pクライアントとなり、CLはGOが構築した無線ネットワークに参加することによって接続を行う。
接続処理が完了した後、STA−AとSTA−Bとの間でファイルを転送するサービス処理を実施する(F407)。
以上述べたように、本実施形態におけるSTA−Aは、無線レイヤでの接続処理を行う前に事前に周囲の装置が提供するサービスを認識することが可能となる。したがって、無駄な無線レイヤでの接続を避けることが可能となる。
以下、STA−Aがデジタルカメラ32Bの場合を例に、図3(b)に示すネットワークBの構成に適応した場合について説明をする。
図5は、デジタルカメラ32Bの表示部105に表示される階層型メニュー画面のひとつであり、アプリケーションレイヤにおいて実現される機能を選択するメニュー画面の「機能選択」画面(501)を示している。機能の選択項目として「画像の送信」(502)、「画像の受信」(503)、「プリンタで印刷」(504)、「テレビで閲覧」(504)の項目で構成される。ユーザは操作部109によりカーソル506を上下移動することで、各項目を選択することが可能である。
「画像の送信」(502)は、ネットワークを構成する他の通信装置にデジタルカメラ32Bから画像データを送信する機能を選択するメニュー項目である。この機能はファイル転送サービスを用いて実現される。「画像の受信」(503)は、ネットワークを構成する他の通信装置からデジタルカメラ32Bが画像データを受信して記憶部103に記録する機能を選択するメニュー項目である。この機能も、ファイル転送サービスを用いて実現される。「プリンタで印刷」(504)は、デジタルカメラ32Bから画像データをプリンタに送信して印刷する機能を選択するメニュー項目である。この機能は印刷サービスを用いて実現される。「テレビで閲覧」(504)は、デジタルカメラ32Bの画像データをテレビ等の再生装置に送信して閲覧するサービスを選択する項目である。「SET」(507)は、ユーザが選択したメニュー項目を確定して上位階層のメニュー画面(不図示)に戻るための選択アイコンである。「CANCEL」(508)は、サービスの選択を取り消して、上位階層のメニュー画面に戻るための選択アイコンである。図5では「画像の送信」が選択されている場合を示しており、デジタルカメラ32Bは、「画像の送信」が選択され、ファイル転送サービスを利用する装置である場合について説明を進める。
図6は、デジタルカメラ32Bが、受信した検索応答信号に基づき判定したサービスの検索結果を表示する「検索一覧」(601)の画面であり、図4で説明したフロー(F404)において表示される。本実施形態では、デジタルカメラ32Bは、ファイル転送サービスを利用する装置と動作しており、送信機能を有効にしている。そこでデジタルカメラ32Bは、送信機能と対の機能である、ファイル転送サービスの受信機能が有効であると判定した通信装置を一覧表示する。図6では、一例として受信機能が有効な通信装置としてPC(33B)、モバイル端末34Bの2台が検索された場合を示している。検索一覧の画面(601)には、装置名称であるPC−B(602)、Mobile−C(603)と、受信機能が有効であることを示すアイコン(604)、(605)とが対応付けて表示される。「SET」(606)は、ユーザが選択した装置を確定して無線接続/サービス接続のフローF407に進めるためのアイコンである。ユーザは操作部109によりカーソル608を上下移動することで、検索された複数の装置から所望の装置を選択することで通信装置と接続しサービスを利用することが可能である。「CANCEL」(607)は、機能の選択をキャンセルするためのアイコンである。このように複数台のサービス提供装置から、自装置のサービスと対となるサービスを提供する通信装置をユーザに示し、ユーザが所望の装置を選択する手段を提供する。
以上、本実施形態によるとサービスを利用する通信装置は、自装置の機能と対となる機能を判定する。そしてサービスを利用する通信装置は、自装置と対となる機能を提供する通信装置を無線レイヤでの接続前に検索し表示することで、ユーザは所望の機能を有する装置を選択することが容易となり、不要な無線接続を防ぐことが可能となる。
<第2の実施形態>
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態は第1の実施形態と共通する部分が多い。そのため、共通部分については説明を省略し、本実施形態に特有の部分について詳細に説明する。
以下、図5の画面において「画像の送信」が選択され、デジタルカメラ32Bがファイル転送サービスを利用する場合について説明を進める。
図7(a)は、デジタルカメラ32Bが受信した検索応答信号に基づき判定したサービスの検索結果を示す「検索一覧」(701)の画面であり、図4で説明したフロー(F404)において表示される。本実施形態では、デジタルカメラ32Bは、ファイル転送サービスを利用する装置として動作しており、ファイル転送サービスの提供装置と判定した通信装置を一覧表示する。本実施形態では、ファイル転送サービスを有する装置としてPC(33B)、モバイル端末34Bの2台が検索された場合を示している。検索一覧の画面には装置名称と通信装置が提供する機能を示すアイコンが表示される。ファイル転送サービスには、送信機能と受信機能とがあり、一例としてPC(33B)は、送信機能が有効な装置であり、装置名称PC−B(702)と送信機能を示すアイコン(704)が表示される。モバイル端末34Bは、送信機能と受信機能の両方が有効な装置である。この場合、装置名称Mobile−C(703)、送信機能を示すアイコン(704)、そして受信機能を示すアイコン(705)が表示される。「SET」(706)は、ユーザが選択した装置を確定して無線接続/サービス接続のフローF407に進めるためのアイコンである。ユーザは操作部109によりカーソル708を上下移動することで、検索された複数の通信装置から所望の装置を選択することが可能である。「CANCEL」サービスの選択を取り消して、上位階層のメニュー画面に戻るための選択アイコンである。
ここで、ユーザが操作部109によりカーソル708を上下移動し、Mobile−C(703)を選択した場合について説明をする。デジタルカメラ32Bは送信機能が有効であるため、送信機能と対となる受信機能を用いるよう接続を確立することで外部装置へのファイルの送信が可能となる。モバイル端末34Bは、ファイル転送サービスの送信機能と受信機能とを有する。このうち、Mobile−C(703)の選択(図4(F405))により、デジタルカメラ32Bの送信機能とモバイル端末34Bの受信機能が用いられるように接続処理が実施される(図4(F406))。これによって、デジタルカメラ32Bからモバイル端末34Bへファイルを転送するサービス処理が可能となる。
次に変形例として、サービス利用装置のサービスと対となるサービス以外を提供する通信装置を選択した場合について、図7(b)、(c)を用いて説明する。図7(b)は、ファイル転送サービス以外のサービスを提供する通信装置も「検索一覧」の画面(701)に表示する場合の一例を示している。なお、図7(a)と同一番号を付してあるものについては説明を省略する。
2台のファイル転送サービスを有する装置としてPC(33B)、モバイル端末34Bと印刷サービスを提供するプリンタ35B、動画像ストリーミングサービスを提供するテレビ36Bが検索された場合を示している。プリンタ(35B)は、装置名称PR−D(709)とともに印刷サービスを示すアイコン(711)、テレビ36Bは、装置名称TV−E(710)とともに動画像ストリーミングサービスを示すアイコン(712)が表示される。ここで、ユーザが操作部109によりカーソル708を上下移動し、PR−D(709)を選択した場合について説明をする。デジタルカメラ32Bは、ファイル転送サービスを利用する装置として動作しており、ファイル送信サービスと対となるサービスはファイル受信サービスである。ここで、ユーザが操作部109によりカーソル708を上下移動し、PR−D(709)を選択した場合、プリンタ35Bは、印刷サービスを有するがファイル転送サービスを有していない。この場合は、図7(c)に示すように対応していない旨の表示(713)をする。これにより、ユーザはサービス提供装置を選択し直すことが可能となり、不要な無線・サービス接続を防止することが可能となる。
<第3の実施形態>
次にサービス提供装置が、自装置のサービスを提供能力に応じて、サービス検索信号への応答内容を変化させる場合について説明する。なお、本実施形態は第1、2の実施形態と共通する部分が多い。そのため、共通部分については説明を省略し、本実施形態に特有の部分について詳細に説明する。
本実施形態では、デジタルカメラ32Bがサービス提供装置であって、ファイル転送サービスを提供する装置として動作する場合について説明する。
デジタルカメラ32Bは撮像部111によって撮像された画像データを記録部103にファイルとして記録する。この時、画像データのファイル名は、例えばDCF規格(Design rule for Camera File system)の規則に則りファイル名が付与される。DCF規格では最上位に「DCIM」というフォルダ名が規定され、このフォルダDCIMの1階層下の第2階層には、3桁の数字からなるフォルダ番号Mと5つの文字からなるフォルダ識別名Fから構成されるフォルダ名が規定される。すなわちフォルダ番号は999番までとの制約がある。また、第2階層下の第3階層には、4つの文字からなるファイル識別名Pと4桁の数字からなるファイル番号Nと3桁の拡張子からなるファイル名が規定される。すなわちフォルダ番号には、9999番までの制約がある。よってファイルには連続したファイル番号を付して保存されるが、フォルダ番号が999でファイル番号が9999となった場合には、ファイル名を付してりファイルを記録することができないといった制約がある。
本実施形態では、デジタルカメラ32Bが通信装置から受信したファイルを記憶部103に記録する場合、上記規則に則りファイル名を付して記録するとしているため、上記ファイル番号に関する制約を受ける。すなわち、デジタルカメラ32Bがファイル番号の制約に該当する場合、通信装置から受信したファイルを記録することができない状態となる。
この場合、デジタルカメラ32Bは自装置の能力を判定して、すなわちファイルを記録できるか否かを判定してサービス検索信号への応答内容を変化させる。具体的には、自装置にてファイルを記録できる状態でないと判定すると、検索信号への応答としてファイルの送信が利用可能である、つまり送信機能が有効である旨の応答信号を送信する。しかし、受信機能を利用可能である旨の応答信号は送信しない。これにより、サービス利用装置側では、サービス提供装置を適切に判断・選択することが可能となる。なお、ファイルを記録できるか否かの判定として、ファイル番号の制約について説明したが、例えば記憶部103にファイルを記録するだけの容量がない場合、または、記憶部103が挿抜可能な記録媒体で構成され、記録媒体が取り外されている等でも良い。また、ユーザが提供するサービス、機能を制限できるようなメニュー画面を提供してもよい。例えば受信機能を使用しないよう選択した場合は、送信機能のみを利用可能であるとの応答信号を送信するように構成しても良い。サービス利用装置は、この応答信号に基づいて無線接続・サービス接続を行うことになる。
上記例では、サービス提供装置がファイルを受信できない場合の例について説明したが、ファイルを送信できない場合の例について説明する。例えば、デジタルカメラ32Bの記憶部103に画像データが無い場合は、送信するファイルが無いことになる。この場合、自装置の能力を判定して、すなわち送信するファイルがあるか否かを判定してサービス検索信号への応答内容を変化させる。具体的には、自装置にてファイルを送信できる状態でないと判定すると、ファイル転送サービスの検索信号への応答として、受信機能は有効であるとの応答信号を送信するが、送信機能が有効であるとの応答信号は送信しない。これによりサービス利用装置側では、サービス提供装置を適切に判断・選択することが可能となる。なお、ファイルを送信できるか否かの判定として、ファイルの有無の例について説明したが、記憶部103が挿抜可能な記録媒体で構成され、記録媒体が取り外されていること等、本発明の趣旨を逸脱しない限り種々の変更が可能である。また、ユーザが提供するサービスを指定できるようなメニュー画面を提供してもよい。例えばファイル送信サービスを使用しないよう選択した場合は、受信機能のみ有効であるとの応答信号を送信するように構成しても良い。サービス利用装置は、この応答信号に基づいて無線接続・サービス接続を行うことになる。
また、提供するサービスはファイル転送サービスに限るものではなく、他のサービスにも適応できることは言うまでもない。また、自装置の能力の判定についても本発明の趣旨を逸脱しない限り種々の変更が可能である。
<他の実施形態>
以上、上記の各実施形態は、本発明を実施するための一例を示すものであり、本発明の趣旨を逸脱しない限り種々の変更が可能である。また、上記実施形態1〜3は組み合わせることができる。また、各通信装置が、実施形態1〜3のどれに従って動作するかをユーザが任意に選択できるようにしてもよい。
上記実施形態の通信装置は、デジタルカメラに限らない。プリンタやPC、タブレット端末であってもよく、携帯電話やスマートフォン等のモバイル端末であってもよい。また、複写機やスキャナ、FAX、複合機等の画像処理装置、テレビやレコーダー等のデジタル家電であってもよい。
また、上記実施形態のサービスは、ファイル転送サービスに限らない。印刷サービス、動画像ストリーミングサービス等であっても良く、通信装置はいずれか一つのサービスだけでなく、複数のサービスに対応可能なように構成してもよい。
また、本実施形態ではファイル転送サービスに送信機能と受信機能が含まれる構成としたが、例えばファイル送信サービスとファイル受信サービスという2つのサービスを用意してもよい。
また、上記実施形態はIEEE802.11準拠の無線LANを例に説明した。しかしながら、本発明は、ワイヤレスUSB、MBOA、Bluetooth(登録商標)、UWB、ZigBee(登録商標)等の他の無線通信において実施してもよい。また、有線LAN等の有線通信媒体において実施してもよい。ここで、MBOAは、Multi Band OFDM Allianceの略である。また、UWBは、ワイヤレスUSB、ワイヤレス1394、WINETなどが含まれる。
更に、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (7)

  1. 無線ネットワークに参加する前に、外部装置を検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された外部装置が提供する機能を判断する判断手段と、
    前記検索手段により検索された外部装置を識別する情報と前記判断手段により判断された機能を示す情報とを対応付けて表示部に一覧表示する表示制御手段と、
    前記表示部に表示された外部装置のうちいずれかが選択された場合、無線ネットワークに参加する参加手段とを有する通信装置。
  2. 前記判断手段により、前記検索手段により検索された外部装置が複数の機能を提供する装置であると判断した場合、前記表示制御手段は、前記検索手段により検索された外部装置を識別する情報と前記複数の機能を示す情報とを対応付けて表示することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記外部装置が提供する機能は、データを送信する機能またはデータを受信する機能を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記外部装置が提供する機能は、データを印刷する機能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記外部装置が提供する機能は、データをディスプレイに表示する機能を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 通信装置の制御方法であって、
    無線ネットワークに参加する前に、外部装置を検索する検索工程と、
    前記検索工程で検索された外部装置が提供する機能を判断する判断工程と、
    前記検索工程で検索された外部装置を識別する情報と前記判断工程で判断された機能を示す情報とを対応付けて一覧表示する表示工程と、
    前記表示工程で表示された外部装置のうちいずれかが選択された場合、無線ネットワークに参加する参加工程とを有する通信装置の制御方法。
  7. コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるコンピュータが読み取り可能なプログラム。
JP2013033506A 2013-02-22 2013-02-22 通信装置、その制御方法、プログラム Pending JP2014165603A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013033506A JP2014165603A (ja) 2013-02-22 2013-02-22 通信装置、その制御方法、プログラム
CN201410058085.9A CN104010350B (zh) 2013-02-22 2014-02-20 通信装置及其控制方法
US14/186,445 US9635150B2 (en) 2013-02-22 2014-02-21 Communication apparatus, control method therefor, and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013033506A JP2014165603A (ja) 2013-02-22 2013-02-22 通信装置、その制御方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014165603A true JP2014165603A (ja) 2014-09-08
JP2014165603A5 JP2014165603A5 (ja) 2016-04-07

Family

ID=51615861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013033506A Pending JP2014165603A (ja) 2013-02-22 2013-02-22 通信装置、その制御方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014165603A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017058881A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 キヤノン株式会社 通信装置およびその制御方法ならびにプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002359873A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Kyocera Corp 無線通信装置及びその通信接続先装置の選択方法
JP2004135079A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Sony Corp 無線通信方法、無線通信装置および無線通信システム
JP2009537898A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 マイクロソフト コーポレーション ワイヤレス・ネットワークにおいて発見情報を伝達するメカニズム
JP2012175614A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Sony Corp 無線通信装置、無線通信方法、プログラムおよび無線通信システム
JP2012203631A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Brother Ind Ltd 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002359873A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Kyocera Corp 無線通信装置及びその通信接続先装置の選択方法
JP2004135079A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Sony Corp 無線通信方法、無線通信装置および無線通信システム
JP2009537898A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 マイクロソフト コーポレーション ワイヤレス・ネットワークにおいて発見情報を伝達するメカニズム
JP2012175614A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Sony Corp 無線通信装置、無線通信方法、プログラムおよび無線通信システム
JP2012203631A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Brother Ind Ltd 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017058881A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 キヤノン株式会社 通信装置およびその制御方法ならびにプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6141006B2 (ja) 通信装置、制御方法、及びプログラム
KR102134125B1 (ko) 통신장치, 통신장치의 제어방법 및 기억매체
JP6184105B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP6271843B2 (ja) 通信装置、その制御方法、プログラム
JP6242051B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP6080561B2 (ja) 生成機器、制御方法、及びプログラム
EP3291509B1 (en) Information processing device and non-transitory recording medium
JP6338344B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム
US9807583B2 (en) Communication apparatus, control method thereof, and recording medium
US20180241826A1 (en) Communication apparatus, control method therefor, and storage medium
JP6271839B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP6173011B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
US9635150B2 (en) Communication apparatus, control method therefor, and program
JP6271840B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP2014160319A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP6666669B2 (ja) 通信装置及びその制御方法ならびにプログラム
JP6730790B2 (ja) 通信装置およびその制御方法ならびにプログラム
JP2014165603A (ja) 通信装置、その制御方法、プログラム
JP2014203201A (ja) 通信装置およびその制御方法、プログラム
JP6112955B2 (ja) 通信装置、その制御方法、プログラム
JP2014165605A (ja) 通信装置、その制御方法、プログラム
JP6584106B2 (ja) 通信機器およびその制御方法、プログラム
JP2013005337A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、および、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160219

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170704