JP2014164857A - バッテリ - Google Patents
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Abstract
【課題】バッテリセルを樹脂材で覆って基板と一体成形する場合でも、機械的強度や電気的強度の確保、及びコストダウンを図りつつ、ガスを外部へ排出可能にして安全性を高める仕組みを提供する。
【解決手段】バッテリは、基板2と、ガス弁3を有して、基板2の表面に配置されるバッテリセル1と、を備え、基板2の表面がバッテリセル1とともに封止材4で覆われて基板2とバッテリセル1とが一体に成形される。基板2には、ガス弁3からのガスを外部に排出する通気孔8が貫通して設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】バッテリは、基板2と、ガス弁3を有して、基板2の表面に配置されるバッテリセル1と、を備え、基板2の表面がバッテリセル1とともに封止材4で覆われて基板2とバッテリセル1とが一体に成形される。基板2には、ガス弁3からのガスを外部に排出する通気孔8が貫通して設けられる。
【選択図】図1
Description
本発明は、バッテリセルと基板とが一体に成形されるバッテリに関する。
バッテリとして、バッテリセルに、充放電制御や電気的保護を目的としてICなどが実装された回路基板が絶縁シートやスペーサを介して取り付けられるものがある。このようなバッテリでは、部品点数や組立工数が多くなったり、使用者が分解して取り扱った等の場合にショートが発生する懸念もある。そこで、回路基板を樹脂材で覆う事によって、コストダウンを図ると共に機械的強度および電気的強度を確保し、更にショートなどの発生を防止する技術が提案されている(特許文献1)。
ところで、近年のバッテリセルの容量密度の向上に伴い、基板上に配置可能な小型でかつ十分な容量を持つバッテリセルが望まれている。このような小型なバッテリセルにおいて、基板に実装されたICなどの回路部と共に基板上に配置し、機械的強度や電気的強度の確保、及びコストダウンを図るために、回路部と共にバッテリセルも合成樹脂材料で覆って基板と一体成形する事が考えられる。
しかし、バッテリセルを回路部とともに合成樹脂材料で覆って基板と一体成形する場合、バッテリセル全体が合成樹脂材料で覆われるため、バッテリセルの液漏れ等で発生したガスを外部へ排出する為のガス弁も覆われてしまう。この場合、ガス弁が防爆弁として機能できなくなってしまうため、安全性が低下する問題が生じる。
そこで、本発明は、バッテリセルを合成樹脂材料で覆って基板と一体成形する場合でも、機械的強度や電気的強度の確保、及びコストダウンを図りつつ、ガスを外部へ排出可能にして安全性を高める仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、基板と、ガス弁を有して、前記基板の表面に配置されるバッテリセルと、を備え、前記基板の表面が前記バッテリセルとともに封止材で覆われて前記基板と前記バッテリセルとが一体に成形されるバッテリであって、前記基板に、前記ガス弁からのガスを外部に排出する通気孔が貫通して設けられることを特徴とする。
本発明によれば、バッテリセルを封止材で覆って基板と一体成形する場合でも、機械的強度や電気的強度の確保、及びコストダウンを図りつつ、ガスを外部へ排出可能にして安全性を高めることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態であるバッテリの斜視図である。図1に示すように、本実施形態のバッテリは、長方形状の基板2と、基板2の表面の長手方向の一側に配置されるバッテリセル1と、基板2の表面の長手方向の他側に配置され、IC等の部品を含む保護回路部5とを備える。保護回路部5は、バッテリセル1の正極6と負極7に電気的に接続され、バッテリセル1の充放電制御や保護動作を行う。また、バッテリセル1には、保護回路部5の側の面にガス弁3が設けられている。
図1は、本発明の第1の実施形態であるバッテリの斜視図である。図1に示すように、本実施形態のバッテリは、長方形状の基板2と、基板2の表面の長手方向の一側に配置されるバッテリセル1と、基板2の表面の長手方向の他側に配置され、IC等の部品を含む保護回路部5とを備える。保護回路部5は、バッテリセル1の正極6と負極7に電気的に接続され、バッテリセル1の充放電制御や保護動作を行う。また、バッテリセル1には、保護回路部5の側の面にガス弁3が設けられている。
そして、本実施形態では、基板2の表面の略全域がバッテリセル1及び保護回路部5とともに合成樹脂材料で形成される封止材4で覆われてバッテリセル1と基板2とがCOB等で一体成形されるが、かかる一体成形の前に、基板2にスルーホール8と仕切り板11が設けられる。
スルーホール8は、ガス弁3の近傍に基板2を貫通して設けられている。仕切り板11は、スルーホール8とバッテリセル1全体を覆うように設けられる。これにより、封止材4で基板2の表面が全て覆われた場合にも、ガス弁3からのガスをスルーホール8を介して外部に排出する事が可能になる。
以上説明したように、本実施形態では、バッテリセル1を保護回路部5とともに封止材4で覆って基板2と一体成形する場合でも、機械的強度や電気的強度の確保、及びコストダウンを図りつつ、ガスを外部へ排出可能にして安全性を高めることができる。
なお、ガス弁3がバッテリセル1の基板2に接する面に配置される場合は、仕切り板11は不要であり、この場合、基板2のガス弁3が接する位置にスルーホール8を設ける事でガス抜きが可能となる。
また、図2に示すように、ガス弁3とスルーホール8を確保する空間21があれば良いため、仕切り板11を用いずに成形しても良い。
更に、図1では、ガス弁3とスルーホール8と共にバッテリセル1も覆ったが、図3に示すように、ガス弁3とスルーホール8を覆うだけの仕切り板11aであってもよい。また、図3に示すように、スルーホール8を複数設けてもよく、更には、スルーホール8に代えて通気孔を設けてもよい。また、仕切り板11aの内部に、成形時の封止材4を通さず、かつ、ガスを通過させることが可能なスポンジ形状の素材31を設けてもよい。
(第2の実施形態)
次に、図4を参照して、本発明の第2の実施形態であるバッテリについて説明する。図4(a)はバッテリの斜視図、図4(b)は図4(a)に示すバッテリを基板の裏面側から見た平面図である。なお、本実施形態では、上記第1の実施形態に対して重複する部分については、図に同一符号を付してその説明を省略する。
次に、図4を参照して、本発明の第2の実施形態であるバッテリについて説明する。図4(a)はバッテリの斜視図、図4(b)は図4(a)に示すバッテリを基板の裏面側から見た平面図である。なお、本実施形態では、上記第1の実施形態に対して重複する部分については、図に同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、図4(a)に示すように、基板2に2つのスルーホール8がバッテリセル1のガス弁3の近傍に位置して設けられている。2つのスルーホール8は、それぞれ保護回路部5に設けられた制御部41に接続されている。制御部41は、回路又はマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)により構成される。
制御部41は、バッテリセル1の電解液の液漏れを検知して、保護回路部5の出力を停止する。すなわち、電解液がバッテリセル1のガス弁3から漏液すると、2つのスルーホール8が電解液によって短絡し、これを制御部41が検知して保護回路部5の出力を停止するように制御する。これにより、スルーホール8をガス抜き用と漏液検知用として利用することができる。
また、制御部41をマイコンで構成する場合に、2つのスルーホール8は漏液検知用のみではなく、接続されるマイコンの端子は、データの書き込み用や出荷時の検査用の機能端子でも良い。
この場合、図4(b)に示すように、基板2の裏面に2つのテストポイント42を設けてそれぞれ2つのスルーホール8と電気的に接続する。これにより、マイコンを搭載する場合に必須となるマイコンの機能端子を別途に設けることなく、ガス抜き用のスルーホール8を通じて外部に配置する事が可能となる。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明の構成は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
1 バッテリセル
2 基板
3 ガス弁
4 封止材
5 保護回路部
8 スルーホール
31 スポンジ素材
41 制御部
42 テストポイント
2 基板
3 ガス弁
4 封止材
5 保護回路部
8 スルーホール
31 スポンジ素材
41 制御部
42 テストポイント
Claims (5)
- 基板と、
ガス弁を有して、前記基板の表面に配置されるバッテリセルと、を備え、
前記基板の表面が前記バッテリセルとともに封止材で覆われて前記基板と前記バッテリセルとが一体に成形されるバッテリであって、
前記基板に、前記ガス弁からのガスを外部に排出する通気孔が貫通して設けられることを特徴とするバッテリ。 - 前記樹脂材と、前記通気孔及び前記ガス弁が配置される空間とが仕切り板により仕切られていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ。
- 前記基板の表面には、前記バッテリセルに電気的に接続されて、前記バッテリセルの充放電制御を行う回路部が設けられ、
前記回路部は、前記バッテリセルとともに前記封止材により覆われることを特徴とする請求項1又は2に記載のバッテリ。 - 前記回路部には、前記ガス弁からの電解液の液漏れを検知して、前記回路部からの出力を停止するように制御する制御部が設けられ、
前記通気孔は、スルーホールで構成されるとともに、前記ガス弁の近傍に2つ配置されて、前記制御部に電気的に接続され、
前記制御部は、電解液が前記ガス弁から漏液して2つの前記スルーホールが短絡した場合に、前記ガス弁からの電解液の液漏れを検知して、前記回路部からの出力を停止することを特徴とする請求項3に記載のバッテリ。 - 前記回路部には、マイクロコンピュータが搭載され、
前記通気孔は、スルーホールで構成されるとともに、前記ガス弁の近傍に2つ配置されて、前記マイクロコンピュータに電気的に接続され、
前記基板の裏面には、2つのテストポイントが設けられて、それぞれ2つの前記スルーホールと電気的に接続されることを特徴とする請求項3に記載のバッテリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013033227A JP2014164857A (ja) | 2013-02-22 | 2013-02-22 | バッテリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013033227A JP2014164857A (ja) | 2013-02-22 | 2013-02-22 | バッテリ |
Publications (1)
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JP2014164857A true JP2014164857A (ja) | 2014-09-08 |
Family
ID=51615319
Family Applications (1)
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JP2013033227A Pending JP2014164857A (ja) | 2013-02-22 | 2013-02-22 | バッテリ |
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JP (1) | JP2014164857A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019102986A1 (ja) * | 2017-11-22 | 2019-05-31 | Tdk株式会社 | 電池パック |
JP2022003652A (ja) * | 2015-10-27 | 2022-01-11 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | バンド、時計及びウェアラブルデバイス |
-
2013
- 2013-02-22 JP JP2013033227A patent/JP2014164857A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7317918B2 (ja) | 2015-10-27 | 2023-07-31 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | バンド及び時計 |
US11973180B2 (en) | 2015-10-27 | 2024-04-30 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Battery and method for manufacturing battery |
WO2019102986A1 (ja) * | 2017-11-22 | 2019-05-31 | Tdk株式会社 | 電池パック |
JPWO2019102986A1 (ja) * | 2017-11-22 | 2020-10-01 | Tdk株式会社 | 電池パック |
JP7092148B2 (ja) | 2017-11-22 | 2022-06-28 | Tdk株式会社 | 電池パック |
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