JP2014164292A - 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及びこれを用いた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014164292A
JP2014164292A JP2013038417A JP2013038417A JP2014164292A JP 2014164292 A JP2014164292 A JP 2014164292A JP 2013038417 A JP2013038417 A JP 2013038417A JP 2013038417 A JP2013038417 A JP 2013038417A JP 2014164292 A JP2014164292 A JP 2014164292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
scanning direction
region
scanning device
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013038417A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Nakano
一成 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2013038417A priority Critical patent/JP2014164292A/ja
Publication of JP2014164292A publication Critical patent/JP2014164292A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】製造用金型の加工を容易化することができるレンズ面形状を有する走査レンズを備えた光走査装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】光走査装置は、光線を発するレーザーユニットと、前記光線を偏向すると共に、前記光線で感光体ドラムの周面を主走査方向に走査させるポリゴンミラーと、1枚のfθレンズ28とを備える。fθレンズ28は、ポリゴンミラーと対向する第1面R1と、第1面R1とは反対側の第2面R2とを有し、前記偏向された光線を前記周面に結像させる。第1面R1の副走査方向断面における形状が、近軸の曲率半径のみで表される曲面の接線tAと光軸OAとのなす角をA、光軸OAから距離Xの部分における面の接線tBと光軸OAとのなす角をB、とするとき、
A<B
の関係を有する形状とされている。
【選択図】図4

Description

本発明は、光線を被走査面上に結像させる走査レンズを備えた光走査装置、及びこれを用いた画像形成装置に関する。
例えばレーザープリンターや複写機等に用いられる一般的な光走査装置は、レーザー光を発する光源と、前記レーザー光を偏向及び走査させるポリゴンミラーと、この偏向及び走査された前記レーザー光を感光体ドラムの周面(被走査面)上に結像させる走査レンズとを含む。前記走査レンズとしては、入射光の角度と像高とが比例関係となる歪曲収差(fθ特性)を有するレンズが用いられる。また、当該走査レンズは、樹脂材料を用いた金型モールド成形にて製造されるのが一般的である。
前記走査レンズは、複数枚のレンズで構成される場合もあるが、装置のコンパクト化や低コスト化等の目的で、1枚の走査レンズで構成される場合もある。例えば特許文献1には、1枚の走査レンズで構成される光走査装置において、当該走査レンズの副走査方向の曲率を、主走査方向に沿って連続的に変化させる設計技術が開示されている。このように特殊な面形状を含む走査レンズの製造には、面加工や鏡面仕上げ等において、非常に高精度に加工した金型が要求される。当然、高精度な金型加工には相当の時間を要することになる。特に、1枚の走査レンズでの構成の場合、レンズ倍率を高くしなければならない傾向があり、これにはレンズ面の曲率半径を小さくする必要がある。このようなレンズ設計、例えば、副走査方向の曲率半径が小さい曲面のレンズ設計が与えられた走査レンズの金型加工においては、先端部が小さい工具を用いた加工作業を要するため、より一層、長い加工時間を要することになる。
特開平09−33850号公報
金型加工時間が長くなると、加工開始時と加工終了時とで環境温度の変化や、被加工金型の温度変化による熱膨張の影響等により、被加工金型の寸法が微小に変化することがある。これに伴い、金型の加工精度が低下するという問題が生じる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、製造用金型の加工を容易化することができるレンズ面形状を有する走査レンズを備えた光走査装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る光走査装置は、光線を発する光源と、前記光源から発せられる光線を偏向すると共に、前記光線で被走査面上を主走査方向に走査させる偏向体と、前記偏向体と対向する第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有し、前記偏向された前記光線を前記被走査面上に結像させる1枚の走査レンズと、を備え、前記第1面及び前記第2面の少なくとも一方の面であって、前記主走査方向と直交する副走査方向に光学的パワーを有する屈折面の、前記副走査方向断面における形状が、近軸の曲率半径のみで表される曲面の接線と光軸とのなす角をA、近軸以外の面の接線と光軸とのなす角をB、とするとき、
A<B
の関係を有する形状である。
この構成によれば、近軸の曲率半径のみで表される曲面の接線と光軸とのなす角Aよりも、近軸以外の面の接線と光軸とのなす角Bの方が大きいので、走査レンズの副走査方向端部付近のレンズ形状が鋭利化することを抑止できる。従って、金型の加工時間を短縮することが可能となり、加工精度の低下を抑制することができる。また、上記A<Bの関係を具備させることで、結果として当該走査レンズの副走査方向におけるレンズ倍率が下がることになる。これにより、走査レンズのハウジングへの据え付けの際における誤差感度を低減することができる。
上記構成において、前記屈折面は、前記副走査方向断面において、前記被走査面上に結像される光線が通過する第1領域と、前記被走査面上に結像される光線が通過しない第2領域とに区画され、前記近軸以外の面は、前記第2領域内の面であることが望ましい。
この構成によれば、被走査面上に結像される光線が通過する第1領域と、光線が通過しない第2領域、つまり当該走査レンズの結像光学特性に影響を与えない領域とにおいて、上記のA<Bの関係が具備される。従って、走査レンズ本来の性能を低下させることなく、走査レンズの前記第2領域内でレンズ形状が鋭利化することを防止できる。つまり、走査レンズの副走査方向の中心付近(第1領域)では必要な光学的パワーを得ることができる一方で、副走査方向の端部付近(第2領域)では曲率を小さくし、倍率を下げることができる。
上記構成において、前記屈折面は、前記副走査方向断面において、前記被走査面上に結像される光線が通過する第1領域と、前記被走査面上に結像される光線が通過しない第2領域とに区画され、前記屈折面は、前記第2領域内に変曲点を有していることが望ましい。例えば、前記屈折面が、近軸の曲面が凹面であり、前記第2領域内に凸面を有している構成、或いは、前記屈折面が、近軸の曲面が凸面であり、前記第2領域内に凹面を有している構成とすることができる。
この構成によれば、前記第2領域内に変曲点を設けることで、当該第2領域内の面の接線角(なす角B)を、容易に前記第1領域内の曲面の接線角(なす角A)よりも大きくすることができる。
上記構成において、前記屈折面の前記副走査方向の近軸の曲面が、前記主走査方向において凸面から凹面又は平面に変化し、これに追従して前記第2領域内の面が凹面から凸面又は平面に変化していることが望ましい。
若しくは、前記屈折面の前記副走査方向の近軸の曲面が、前記主走査方向において凹面から凸面又は平面に変化し、これに追従して前記第2領域内の面が凸面から凹面又は平面に変化していることが望ましい。
これらの構成によれば、前記屈折面の前記副走査方向の近軸の曲面形状が、主走査方向において変化している場合でも、これに合わせて前記第2領域における前記屈折面の形状も変化する。従って、主走査方向の全長に亘って、金型加工の精度を向上させることができる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持体の周面を前記被走査面として光線を照射する、上記の光走査装置と、を備える。
本発明によれば、製造用金型の加工を容易化することができるレンズ面形状を有する走査レンズが実現される。従って、当該走査レンズを備えた光走査装置及び画像形成装置は、高画質の画像を形成することができる。
本発明の一実施形態に係るプリンターの概略構成を示す断面図である。 実施形態に係る光走査装置の内部構造を示す斜視図である。 前記光走査装置の主走査断面の構成を示す光路図である。 一実施形態に係る走査レンズの、副走査方向の断面図である。 他の実施形態に係る走査レンズの、副走査方向の断面図である。 他の実施形態に係る走査レンズの、副走査方向の断面図である。 他の実施形態に係る走査レンズの、副走査方向の断面図である。 (A)は他の実施形態に係る走査レンズの平面図、(B)は(A)のVIIIB−VIIIB線断面図、(C)は(A)のVIIIC−VIIIC線断面図である。 (A)は他の実施形態に係る走査レンズの平面図、(B)は(A)のIXB−IXB線断面図、(C)は(A)のIXC−IXC線断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る光走査装置について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るプリンター1(画像形成装置の一例)の概略構成を示す断面図である。なお、画像形成装置は、プリンター1に限られず、複写機、ファクシミリ、複合機等であってもよい。プリンター1は、箱状の筐体101と、この筐体内に収容された画像形成部100、光走査装置104、及び給紙カセット210,220とを含む。給紙カセット210,220は、プリンター1の下部に、着脱自在に装着されている。
画像形成部100は、シートにトナー画像を形成する処理を行うもので、帯電装置102、感光体ドラム103(像担持体)、現像装置105、転写ローラー106、クリーニング装置107、及び定着ユニット108を備えている。
感光体ドラム103は、円筒状の部材であり、その周面に静電潜像及びトナー像が形成される。感光体ドラム103は、図略のモーターからの駆動力を受けて、図1において矢印Xで示す時計回りの方向に回転される。帯電装置102は、感光体ドラム103の表面を略一様に帯電する。
現像装置105は、静電潜像が形成された感光体ドラム103の周面にトナーを供給してトナー像を形成する。現像装置105は、トナーを担持する現像ローラーやトナーを攪拌搬送するスクリューを含む。感光体ドラム103に形成されたトナー像は、給紙カセット210,220から繰り出され搬送路300を搬送されるシートに転写される。この現像装置105には、図略のトナーコンテナからトナーが補給される。
転写ローラー106は、感光体ドラム103の側方に対向して配設され、両者によって転写ニップ部が形成されている。転写ローラー106は、導電性を有するゴム材料等で構成されると共に転写バイアスが与えられ、感光体ドラム103に形成されたトナー像を前記シートに転写させる。クリーニング装置107は、トナー像が転写された後の感光体ドラム103の周面を清掃する。
定着ユニット108は、ヒーターを内蔵する定着ローラーと、該定着ローラーと対向する位置に設けられた加圧ローラーとを備える。定着ユニット108は、トナー像が形成されたシートを前記ローラーによって加熱しつつ搬送することにより、シートに転写されたトナー像を当該シートへ定着させる。
光走査装置104は、帯電装置102によって略一様に帯電された感光体ドラム103の周面(被走査面)に対して、パーソナルコンピューター等の外部装置から入力される画像データに応じたレーザー光Yを照射して、静電潜像を形成する。この光走査装置104については、後記で詳述する。
給紙カセット210,220は、画像形成に供される複数枚のシートPを収容する。給紙カセット210,220と画像形成部100との間には、シート搬送用の搬送路300が配設されている。搬送路300には、給紙ローラー対213,223、搬送ローラー対214,224、及びレジストローラー対215が設けられている。また、定着ユニット108の下流側には、搬送ローラー対109と、排紙トレイ119にシートを排出する排出ローラー対110とが配置されている。
次に、プリンター1の画像形成動作について簡単に説明する。先ず、帯電装置102により感光体ドラム103の周面が略均一に帯電される。帯電された感光体ドラム103の周面が、光走査装置104から発せられるレーザー光により露光され、シートPに形成する画像の静電潜像が感光体ドラム103の周面に形成される。この静電潜像が、現像装置105から感光体ドラム103の周面にトナーが供給されることにより、トナー像として顕在化される。一方、給紙カセット210、220からは、ピックアップローラー212,222によってシートPが搬送路300に繰り出され、搬送ローラー対214,224によって搬送される。その後、シートPは、レジストローラー対215によって一旦停止され、所定のタイミングで転写ローラー106と感光体ドラム103との間の転写ニップ部へ送られる。前記トナー像は、前記転写ニップ部をシートPが通過することにより、当該シートPに転写される。この転写動作が行われた後、シートPは定着ユニット108に搬送され、シートPにトナー像が固着される。しかる後、シートPは搬送ローラー対109及び排出ローラー対110によって、排紙トレイ119に排出される。
続いて、本実施形態に係る光走査装置104の詳細構造について説明する。図2は、光走査装置104の内部構造を示す斜視図、図3は、光走査装置104の主走査断面の構成を示す光路図である。光走査装置104は、ハウジング104Hと、このハウジング104H内に収容されたレーザーユニット20(光源)、コリメータレンズ23、シリンドリカルレンズ24、ポリゴンミラー26(偏向体)、及びfθレンズ28(走査レンズ)とを含む。図2に付記している方向表示において、左右方向が主走査方向である。本実施形態の光走査装置104は、走査レンズが1枚のレンズ(fθレンズ28)のみで構成される光走査装置である。
ハウジング104Hは、各種の部材が載置されるベース部材となる底板141と、この底板141の周縁から略垂直に立設された側板142と、側板142の上方を塞ぐ蓋体とを含む。なお図2では、前記蓋体が取り外された状態を示しているので、該蓋体は描かれていない。ハウジング104Hは、上面視で略四角形の形状を有する。側板142は、光走査装置104がプリンター1に取り付けられた場合に感光体ドラム103の周面103Sと対向する前側板142F、この前側板142Fと対向する後側板142B、これらの両側部を繋ぐ右側板142R及び左側板142Lからなる。
底板141には、後側板142Bに隣接する箇所に、高さが周囲よりも低い凹所143が備えられている。凹所143にポリゴンミラー26が配置され、底板141の凹所143以外の領域にレーザーユニット20、コリメータレンズ23、シリンドリカルレンズ24及びfθレンズ28が配置されている。前側板142Fには、当該前側板142Fを上縁から中間部付近まで切り欠いて形成された窓部144が設けられている。図略の前記蓋体が装着された状態においても、当該窓部144はハウジング104Hの開口部となる。また、底板141の上面であって左側板142Lの近傍には、第1保持部材145及び第2保持部材146が備えられている。左側板142Lと第1保持部材145との間、及び左側板142Lと第2保持部材146との間には、それぞれ微小な隙間が設けられている。
レーザーユニット20は、基板21と、該基板の一方面に搭載された略円筒形状の半導体レーザー22とを含む。半導体レーザー22は、所定の波長のレーザー光Y(光線)を発する光源である。基板21には、半導体レーザー22及び該半導体レーザー22を駆動する駆動回路部品がマウントされている。レーザーユニット20は、基板21が、第1保持部材145及び第2保持部材146と左側板142Lとの間に存在する前記隙間に挟み込まれるように、かつ半導体レーザー22が第1保持部材145及び第2保持部材146の間に嵌り込むように、底板141の上面に取り付けられている。基板21の前記隙間への嵌り込み位置を調整することで、レーザー光Yの照射位置の調整を行うことができる。
コリメータレンズ23は、半導体レーザー22から発せられ拡散するレーザー光Yを平行光若しくは平行に近い光に変換する。コリメータレンズ23は、台座部25を介して、底板141に接着剤で固定されている。
シリンドリカルレンズ24は、前記平行光を主走査方向に長い線状光に変換してポリゴンミラー26の反射面に結像させる。コリメータレンズ23及びシリンドリカルレンズ24は、ポリゴンミラー26へレーザー光Yを入射させる入射光学系であって、本実施形態では斜入射の光学系の構成とされている。
ここで、シリンドリカルレンズ24は、その入射面又は出射面のうちの少なくとも1つの面に、光学回折面が設けられていることが望ましい。一例として、入射面に弧状に湾曲したシリンドリカル面(屈折部)を備え、出射面に回折面が形成されたシリンドリカルレンズを用いることができる。前記光学回折面は、フレネルな回折格子であって、主走査方向にはパワーを持たない形状とされることが望ましい。これにより、温度変動に起因する回折効果の変化が主走査方向に影響することを防止できる。
ポリゴンミラー26は、正六角形の各辺に沿って反射面26Rが形成された多面鏡である。ポリゴンミラー26の中心位置には、ポリゴンモーター27の回転軸27Sが連結されている。ポリゴンミラー26は、ポリゴンモーター27の駆動によって、回転軸27Sの軸回りに回転する。この回転を行いつつ、ポリゴンミラー26は、半導体レーザー22から発せられ、コリメータレンズ23及びシリンドリカルレンズ24を経て結像されたレーザー光Yを反射面26Rで反射して偏向すると共に、このレーザー光Yで感光体ドラム103の周面103S上を主走査方向に走査させる。
fθレンズ28は、fθ特性を有するレンズであって、主走査方向に長尺のレンズである。fθレンズ28は、窓部144とポリゴンミラー26との間に配設され、ポリゴンミラー26によって反射されたレーザー光Yを集光し、ハウジング104Hの窓部144を通して感光体ドラム103の周面103Sに結像させる。fθレンズ28は、透光性樹脂材料を用いた金型モールド成形にて製造されている。
図3を参照して、fθレンズ28は、ポリゴンミラー26と対向しレーザー光Yが入射される入射面281(第1面R1)と、入射面281と反対側の面であってレーザー光Yが出射される出射面282(第2面R2)とを備える。レーザーユニット20から発せられたレーザー光Yは、上述のコリメータレンズ23及びシリンドリカルレンズ24からなる入射光学系を経てポリゴンミラー26の反射面26Rで反射(偏向)された後、fθレンズ28の第1面R1に入射する。その後、レーザー光Yは、第2面R2から出射し、ドラム周面103Sに向かう。ポリゴンミラー26の回転に伴い、レーザー光Yは、走査領域におけるマイナス(−)方向の軸外から、プラス(+)方向の軸外に向けて、ドラム周面103S上を走査する。
このようなfθレンズ28において、本実施形態では、副走査方向の断面形状に工夫を施し、当該fθレンズ28を成形するための金型の加工精度を低下させないようにしている。この点を図4に基づいて説明する。図4は、本発明の第1実施形態に係るfθレンズ28の、副走査方向の断面図である。この実施形態では、第1面R1及び第2面R2の双方の面が、副走査方向に光学的パワーを有する屈折面である。これら屈折面のうち、第1面R1の副走査方向断面における形状が、光軸OAの近傍の近軸の曲率半径のみで表される曲面の接線tAと光軸OAとのなす角をA、光軸OAから副走査方向に距離Xだけ離れたポイントの面(近軸以外の面)の接線tBと光軸OAとのなす角をBとするとき、
A<B
の関係を有する形状とされている。ここで、図4中、直線Lは、光軸OAと平行な直線である。また、レーザー光Yの進行方向を、白抜きの矢印で示している(これらは、以下の図5〜図7でも同じ)。なお、第2面R2は、周面103Sに向けて凸の曲面である。
このような第1面R1の面形状を有するfθレンズ28によれば、近軸の曲率半径のみで表される曲面の接線tAと光軸OAとのなす角Aよりも、副走査方向の端部に近い部分の面の接線tBと光軸OAとのなす角Bの方が大きいことによって、fθレンズ28の副走査方向端部付近のレンズ形状が鋭利化することを抑止できる。第1面R1の近軸付近の面は、1枚のfθレンズ28の構成であることに鑑み、所定の結像性能を確保するため、相応の小さい曲率半径を有する曲面とする必要がある。しかし、第1面R1の副走査方向全長に亘って、近軸付近の曲面が有する曲率半径を具備させたならば、図4中において点線で示す仮想面R11のような面形状となる。この場合、副走査方向端部のエッジ部E0は鋭利な形状となる。これは、fθレンズ28の副走査方向側面R3を、fθレンズ28のハウジング104Hへの据え付け性を良好とする観点から、水平な面とする要請にも依る。
鋭利なエッジ部E0を備えたfθレンズの成形金型の加工には、一般に長い加工時間を要する。すなわち、先端部が小さい工具を用いた金型加工の作業を要するため、その加工に手間が掛かるためである。金型加工時間が長くなると、加工開始時の環境温度と加工終了時の環境温度との相違や、被加工金型自身の温度変化による熱膨張の影響等により、被加工金型の寸法が微小に変化することがある。これに伴い、金型の加工精度が低下するという問題が生じる。fθレンズの成形金型には、本来的に非常に高い精度が求められるので、上述のような寸法変化が生じてしまうと、所望のレンズ面形状、つまりは所望の光学特性が得られない場合がある。
これに対し、上記A<Bの関係を具備させることで、当該fθレンズ28の副走査方向端部のエッジ部Eは、比較的緩いエッジ形状となる。従って、金型の加工時間を短縮することが可能となり、金型加工精度の低下を抑制することができる。また、上記A<Bの関係を具備させることで、fθレンズ28の副走査方向端部付近の面の曲率が小さくなり、結果として当該端部付近のレンズ倍率が下がることになる。これにより、fθレンズ28のハウジング104Hへの据え付けの際における誤差感度を低減することができる。
上記接線tBと光軸OAとのなす角Bは、60度以上とすることが望ましい。この場合、fθレンズ28の副走査方向端部におけるエッジ形状の鋭利度合いを抑制することができる。また、金型鏡面を高度に平滑化された面(表面粗さが低い面)とする必要がある場合は、前記なす角Bは70度以上とすることが望ましい。この場合、鏡面仕上げの加工が施し易くなる。さらに、一層の高画質、高解像度が求められる画像形成装置に適用されるfθレンズの場合は、前記なす角Bは80度以上とすることが望ましい。この場合、高精度の金型加工の容易化を図ることができる。
図5は、第2実施形態に係るfθレンズ28Aの、副走査方向の断面図である。この第2実施形態では、第1面R1(屈折面)に変曲点FP1が備えられているfθレンズ28Aを例示している。第1面R1は、周面103Sに結像される光線(レーザー光Y)が通過する第1領域Q1(有効領域)と、周面103Sに結像される光線が通過しない第2領域Q2(有効領域外)とに区画される。当然、第1領域Q1は光軸OAを中心として副走査方向に一定に幅を持つ領域であり、二つの第2領域Q2は第1領域Q1の両サイドに各々位置する領域である。
fθレンズ28Aの本来の役目からすれば、当該レンズの副走査方向の幅は、上記の第1領域Q1に相当する幅で足りることになる。しかしながら、透光性の樹脂材料を用いて金型で成形されるレンズにおいては、成形後の材料の均質性が問題となる。一般に、金型成形された物品は、金型との接触面に近い領域から徐々に冷却されてゆく。このため、物品の表面部と深部とで材料の性質が異なる状態で、成形物品が仕上がることがある。成形対象がレンズであれば、屈折率が表面部と深部とで異なることがある。従って、fθレンズ28Aの副走査方向の場合、光軸付近と副走査方向端部とで屈折率が異なるように仕上がることがある。金型成形後の冷却に十分な時間を掛ければ問題を解消し得るが、生産性が低下してしまう。そこで、第1領域Q1の両側に、本来的には不必要な第2領域Q2を設け、結像特性に影響を及ぼす第1領域Q1が、安定した屈折率を具備し得るようにしている。
fθレンズ28Aの第1面R1に具備されている変曲点FP1は、結像特性に影響が無い第2領域Q2に配置されている。そして、該変曲点FP1よりも副走査方向で見て端部側の面は、平面とされている。fθレンズ28Aの第1面R1の副走査方向断面における形状は、光軸OAの近傍の近軸の曲率半径のみで表される曲面の接線tA1と光軸OAとのなす角をA1、変曲点FP1よりも副走査方向端部寄りの前記平面(近軸以外の面)の接線tB1と光軸OAとのなす角をB1とするとき、A1<B1の関係を有する形状とされている。
この構成によれば、被走査面である周面103S上に結像されるレーザー光Yが通過する第1領域Q1と、光線が通過しない第2領域Q2、つまり当該fθレンズ28Aの結像光学特性に影響を与えない領域とにおいて、上記のA1<B2の関係が具備される。従って、fθレンズ28A本来の性能を低下させることなく、fθレンズ28Aの第2領域Q2内でレンズ形状が鋭利化することを防止できる。つまり、fθレンズ28Aの副走査方向の中心付近(第1領域Q1)ではレーザー光Yの結像に必要な光学的パワーを得ることができる一方で、副走査方向の端部付近(第2領域Q2)では曲率を小さくし、倍率を下げることができる。また、第2領域Q2内に変曲点FP1を設けることで、当該第2領域Q2内の面の接線角(なす角B)を、第1領域Q1内の曲面の接線角(なす角A)よりも容易に大きくすることができる。
図6は、第3実施形態に係るfθレンズ28Bの、副走査方向の断面図である。fθレンズ28Bの第1面R1(屈折面)は非球面形状であって、近軸の曲面が光線の進行方向で見て凹面であり、前記第2領域Q2内に凸面を有している。すなわち、第1面R1は、第2領域Q2内に変曲点FP2を備えている。そして、fθレンズ28Bの第1面R1の副走査方向断面における形状は、光軸OAの近傍の近軸の曲率半径のみで表される曲面の接線tA2と光軸OAとのなす角をA2、変曲点FP2よりも副走査方向端部寄りの曲面(近軸以外の面)の接線tB2と光軸OAとのなす角をB2とするとき、A2<B2の関係を有する形状とされている。
このようなfθレンズ28Bによれば、凹面から凸面に変化する変曲点FP2を第2領域Q2に有するので、前記なす角B2を上述の第1及び第2実施形態に比べて、より一層大きくすることができる。つまり、第1領域Q1における近軸の曲面の曲率半径が小さい凹面の場合でも、第2領域Q2では凸面に変わるので、副走査方向両端部における光線進行方向のレンズ厚みを抑制することができる。換言すると、光線進行方向のレンズ厚みの変動を、近軸と副走査方向両端部との間で小さくすることができる。このことは、fθレンズ28Bの成形用金型の加工を容易にすることに繋がる。なお、前記なす角B2が大きすぎる構成とすると、副走査方向両端部においてレンズ形状に鋭利さが生じるので好ましくない。このため、前記なす角B2は、150度程度以下とすることが望ましい。
図7は、第4実施形態に係るfθレンズ28Cの、副走査方向の断面図である。fθレンズ28Cの第1面R1(屈折面)は非球面形状であって、近軸の曲面が光線の進行方向で見て凸面であり、前記第2領域Q2内に凹面を有している。すなわち、第1面R1は、第2領域Q2内に変曲点FP3を備えている。そして、fθレンズ28Cの第1面R1の副走査方向断面における形状は、光軸OAの近傍の近軸の曲率半径のみで表される曲面の接線tA3と光軸OAとのなす角をA3、変曲点FP3よりも副走査方向端部寄りの曲面(近軸以外の面)の接線tB3と光軸OAとのなす角をB3とするとき、A3<B3の関係を有する形状とされている。
このようなfθレンズ28Cによれば、凸面から凹面に変化する変曲点FP3を第2領域Q2に有するので、前記なす角B3を上述の第1及び第2実施形態に比べて、より一層大きくすることができる。つまり、第1領域Q1における近軸の曲面の曲率半径が小さい凸面の場合でも、第2領域Q2では凹面に変わるので、副走査方向両端部における光線進行方向のレンズ厚みを抑制することができる。従って、第3実施形態と同様に、光線進行方向のレンズ厚みの変動を、近軸と副走査方向両端部との間で小さくすることができる。なお、前記なす角B3は、150度程度以下とすることが望ましい。
第3及び第4実施形態で示したように、fθレンズ28B、28Cの、凹面から凸面又は凸面から凹面に変化する変曲点FP2、FP3を備えた非球面の第1面R1の、副走査方向の面形状Zsの設計に際しては、下記のサグ量を示す数式(1)を適用することができる。なお、rsは近軸の副走査方向における曲率半径、Xは光軸OAを基準とした副走査方向の高さ位置、Kxはコーニック係数、Aiは非球面係数である。
Figure 2014164292
上記(1)式における、曲率半径rsの符号と、コーニック係数Kx及び非球面係数Aiのうちの少なくとも一つの係数の符号とを異符号とすることで、第1面R1に変曲点を具備させることができる。上記第3実施形態に係るfθレンズ28Bの第1面R1は、曲率半径rsの符号が負であり、コーニック係数Kx及び非球面係数Aiのうちの少なくとも一つの符号が正の例を示している。また、上記第4実施形態に係るfθレンズ28Cの第1面R1は、曲率半径rsの符号が正であり、コーニック係数Kx及び非球面係数Aiのうちの少なくとも一つの符号が負の例を示している。
ここで、曲率半径rsの符号とは異符号とする係数は、非球面係数Aiのうちの、より次数の高い係数とすることが望ましい。例えば、非球面係数Aiを1次〜8次まで展開する場合は、例えば6次〜8次の非球面係数の符号の少なくとも一つ(より好ましくは最も高次の係数の符号)を、曲率半径rsの符号と異符号とすれば良い。これにより、結像特性に影響を及ぼさない第2領域Q2にのみに変曲点を設けることができる。この場合、第2領域Q2にのみに寄与する係数Aiのうちの少なくとも一つをゼロにしても光学性能に影響は実質的に無いことから、レンズ面形状の光学設計を簡素化できる。
ところで、fθレンズの光学設計においては、第1面R1又は第2面R2(屈折面)の副走査方向の近軸の曲面が、前記主走査方向において変化する場合がある。続いて、このようなfθレンズにおける望ましい面形状の例について説明する。
図8(A)は第5実施形態に係るfθレンズ28Dの平面図(同図の上下方向が主走査方向である)、図8(B)は図8(A)のVIIIB−VIIIB線断面図、図8(C)は図8(A)のVIIIC−VIIIC線断面図である。fθレンズ28Dの、主走査方向の中央付近においては、図8(B)に示すように、第1面R1の副走査方向における近軸の曲面は凹面Rcである。一方、fθレンズ28Dの、主走査方向の端部付近においては、図8(C)に示すように、第1面R1の副走査方向における近軸の曲面が凸面Rvである。つまり、第1面R1の副走査方向の近軸部分の曲面が、主走査方向の中央から端部にかけて、凹面Rcから凸面Rvに徐々に変化している。
このような近軸の曲面形状の変化に追従して、第1面R1の副走査方向端部付近(第2領域Q2内)の面形状が、図8(B)に示すように主走査方向の中央付近では凸面Rvとされ、図8(C)に示すように主走査方向の端部付近では凹面Rcとされている。なお、前記凹面Rcに代えて、第2領域Q2内の面形状を平面とすることもできる。
図9(A)は第6実施形態に係るfθレンズ28Eの平面図、図9(B)は図9(A)のIXB−IXB線断面図、図9(C)は図9(A)のIXC−IXC線断面図である。fθレンズ28Eの、主走査方向の中央付近においては、図9(B)に示すように、第1面R1の副走査方向における近軸の曲面は凸面Rvである。一方、fθレンズ28Eの、主走査方向の端部付近においては、図9(C)に示すように、第1面R1の副走査方向における近軸部分の曲面が凹面Rcである。つまり、第1面R1の副走査方向の近軸の曲面が、主走査方向の中央から端部にかけて、凸面Rvから凹面Rcに徐々に変化している。
このような近軸の曲面形状の変化に追従して、第1面R1の副走査方向端部付近(第2領域Q2内)の面形状が、図9(B)に示すように主走査方向の中央付近では凹面Rcとされ、図9(C)に示すように主走査方向の端部付近では凸面Rvとされている。なお、前記凸面Rvに代えて、第2領域Q2内の面形状を平面とすることもできる。
これら第5、第6実施形態に係るfθレンズ28D、28Eによれば、第1面R1の副走査方向の近軸の曲面形状が、主走査方向において変化しており、これに合わせて第2領域Q2における面形状も変化させている。従って、主走査方向の全長に亘って、第2領域Q2のレンズ形状が鋭利化することはなく、金型加工の精度を向上させることができる。
以上説明した本実施形態に係る光走査装置104によれば、製造用金型の加工を容易化することができるレンズ面形状を有するfθレンズ28〜28E(走査レンズ)が実現される。従って、当該fθレンズ28〜28Eを備えた光走査装置104及びプリンター1は、高精度の静電潜像に基づいて、高画質の画像を形成することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、レーザー光Yの入射面である第1面R1を本発明の「屈折面」として説明したが、レーザー光Yの出射面である第2面R2の面形状を、上記第1〜第6実施形態で説明した面形状としても良い。或いは、第1面R1及び第2面R2の双方を、上記第1〜第6実施形態で説明した面形状としても良い。
1 プリンター(画像形成装置)
103 感光体ドラム(像担持体)
103s 周面(被走査面)
104 光走査装置
20 レーザーユニット(光源)
23 コリメータレンズ
24 シリンドリカルレンズ
26 ポリゴンミラー(偏向体)
28 fθレンズ(走査レンズ)
281(R1) 入射面(第1面)
282(R2) 出射面(第2面)
Q1 第1領域
Q2 第2領域

Claims (8)

  1. 光線を発する光源と、
    前記光源から発せられる光線を偏向すると共に、前記光線で被走査面上を主走査方向に走査させる偏向体と、
    前記偏向体と対向する第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有し、前記偏向された前記光線を前記被走査面上に結像させる1枚の走査レンズと、を備え、
    前記第1面及び前記第2面の少なくとも一方の面であって、前記主走査方向と直交する副走査方向に光学的パワーを有する屈折面の、前記副走査方向断面における形状が、
    近軸の曲率半径のみで表される曲面の接線と光軸とのなす角をA、
    近軸以外の面の接線と光軸とのなす角をB、とするとき、
    A<B
    の関係を有する形状である、光走査装置。
  2. 請求項1に記載の光走査装置において、
    前記屈折面は、前記副走査方向断面において、前記被走査面上に結像される光線が通過する第1領域と、前記被走査面上に結像される光線が通過しない第2領域とに区画され、
    前記近軸以外の面は、前記第2領域内の面である、光走査装置。
  3. 請求項1又は2に記載の光走査装置において、
    前記屈折面は、前記副走査方向断面において、前記被走査面上に結像される光線が通過する第1領域と、前記被走査面上に結像される光線が通過しない第2領域とに区画され、
    前記屈折面は、前記第2領域内に変曲点を有している、光走査装置。
  4. 請求項3に記載の光走査装置において、
    前記屈折面は、近軸の曲面が凹面であり、前記第2領域内に凸面を有している、光走査装置。
  5. 請求項3に記載の光走査装置において、
    前記屈折面は、近軸の曲面が凸面であり、前記第2領域内に凹面を有している、光走査装置。
  6. 請求項3に記載の光走査装置において、
    前記屈折面の前記副走査方向の近軸の曲面が、前記主走査方向において凸面から凹面又は平面に変化し、これに追従して前記第2領域内の面が凹面から凸面又は平面に変化している、光走査装置。
  7. 請求項3に記載の光走査装置において、
    前記屈折面の前記副走査方向の近軸の曲面が、前記主走査方向において凹面から凸面又は平面に変化し、これに追従して前記第2領域内の面が凸面から凹面又は平面に変化している、光走査装置。
  8. 静電潜像を担持する像担持体と、
    前記像担持体の周面を前記被走査面として光線を照射する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の光走査装置と、
    を備える画像形成装置。
JP2013038417A 2013-02-28 2013-02-28 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置 Pending JP2014164292A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013038417A JP2014164292A (ja) 2013-02-28 2013-02-28 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013038417A JP2014164292A (ja) 2013-02-28 2013-02-28 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014164292A true JP2014164292A (ja) 2014-09-08

Family

ID=51614898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013038417A Pending JP2014164292A (ja) 2013-02-28 2013-02-28 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014164292A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000352679A (ja) 光走査用レンズおよび光走査装置および画像形成装置
EP2631703B1 (en) Collimator lens, optical scanning device and image forming apparatus using same
US6829104B2 (en) Resin-made non-spherical optical element, optical scanning device using the optical element, and image forming apparatus using the optical scanning device
JP5309234B2 (ja) 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置
US9645522B2 (en) Optical scanning apparatus
US10527963B2 (en) Optical scanning device and image forming apparatus including the same
US7164517B2 (en) Light scanning device and image-forming apparatus using the same
JP5093280B2 (ja) レンズ
JP2014164292A (ja) 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置
JP6700842B2 (ja) 光走査装置
US8797624B2 (en) Scanning optical apparatus and image forming apparatus
US8730512B2 (en) Scanning lens, optical scanning device and image forming apparatus using same
JP2013174789A (ja) 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置
US8223420B2 (en) Cylindrical lens, optical beam scanning apparatus using apparatus the same, image forming apparatus, and method of manufacturing the lens
US20010035493A1 (en) Optical scanning device and image forming apparatus
JP2002055298A (ja) 走査光学系及び該走査光学系を用いた画像形成装置
JP2022138794A (ja) 光走査装置
JP2024010772A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP5752025B2 (ja) 光走査装置及びこれを備えた画像形成装置
JP3592324B2 (ja) 光走査装置
JP2010117588A (ja) 光走査装置及び画像形成装置