JP2014160374A - 中継計算機、分散配置システムおよびデータ配信方法 - Google Patents

中継計算機、分散配置システムおよびデータ配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クライアント拠点と複数のサーバ拠点とがネットワークを介して接続される分散配置システムにおいて、サーバ拠点の切替時のバックアップ運転を迅速に開始するための技術を提供する。
【解決手段】クライアント拠点900は、複数のサーバ拠点のいずれかを接続先とし、接続先のサーバ拠点を切り替える。中継計算機200は、各サーバ拠点から更新データを受信し、受信した更新データをサーバ拠点それぞれについて記憶する。中継計算機200は、更新データを送信したサーバ拠点が、クライアント拠点900が接続先とするサーバ拠点である場合は、受信した更新データをクライアント計算機31Aへ送信することで、サーバ拠点とクライアント拠点900とのデータの一致化処理を行う。サーバ拠点の切り替えの際、中継計算機200は、切替後のサーバ拠点の更新データをデータベースから読み出してクライアント計算機31Aへ送信する。
【選択図】図6

Description

本発明は、データベースシステムを構成する計算機に関し、特に、複数のデータベースの内容を一致化させるための技術に関する。
監視制御システム等においては、大量のデータが逐次記録され、データベースとして管理されている。このようなシステムでは、安定的な運用を行うため、計算機およびネットワークの多重化がなされている。監視制御システムとしては、例えば電力系統の運用のためのシステムがある。近年では、運用拠点が被災した時もシステムが継続して動作可能とするため、ディザスタリカバリを実現することが要請されている。
データベースシステムを構成する計算機およびネットワークを多重化するための技術は様々なものがある。例えば、特開2006−72635号公報(特許文献1)は、プロダクションサイト、ローカルサイト、リモートサイトにおいて、プロダクションサイトからリモートサイトへのリモートコピーを、ローカルサイトを中継して行う技術を開示している。特許文献1の技術によると、プロダクションサイトが被災した場合、同じデータを持つローカルサイトと、プロダクションサイトから長距離離れたリモートサイトにて業務を継続することを可能にしている。
特開2003−316633号公報(特許文献2)は、リスク分散のため遠隔地でファイルのバックアップを行うことを可能とするファイルバックアップ方法を開示している。特許文献2の技術によると、ストレージ間をネットワークで接続する方式であるSAN(Storage Area Network)に格納されたデータのバックアップを取る際、ファイルバックアップシステムは、データ転送の指示をSANとは異なるネットワーク経由で受け付けて、バックアップ対象のデータをSANの記憶手段の間でSANの機能を利用して転送する。
特開2009−266015号公報(特許文献3)は、ストレージシステムにおいて、レプリケーション管理者の管理負荷を軽減するとともに、監視負荷を低減する技術を開示している。特許文献3の技術によると、複数サイトにわたる大規模なストレージシステムにおいて、管理計算機は、プライマリサイト、リモートサイト等の各サイトのホスト計算機からコピーペアのステータス情報などのボリュームグループの構成情報を収集し、収集したデータを解析する。これにより、特許文献3のストレージシステムは、障害等の発生時にプライマリサイトとリモートサイトとの切り替えなどを行い、ボリュームグループの構成の変更を検出すると、検出された変更がどのような構成であるかを判定して監視設定を適切に切り替える。
特開2006−72635号公報 特開2003−316633号公報 特開2009−266015号公報
また、データベースを管理する複数のサーバ拠点を設け、広域ネットワークを介してクライアント拠点の計算機と複数のサーバ拠点の計算機とを接続する広域の分散配置システムがある。分散配置システムは、あるサーバ拠点が被災した時などバックアップ運転が必要となった場合に、クライアント拠点の計算機が接続するサーバ拠点を切り替えることで運転を継続することができる。
このように複数のサーバ拠点を設けて被災時にサーバ拠点を切り替えるシステムに対し、特許文献1のように、拠点と拠点との間でリモートコピーによってデータを多重化させる技術を適用しようとすると、クライアント拠点の計算機と接続するサーバ拠点を切り替える際に、切替後のサーバ拠点のデータを、広域ネットワークを経由してクライアント拠点の計算機のデータと一致させる必要がある。しかし、広域ネットワークを経由した一致化処理に時間を要するため、サーバ拠点を切り替えた運転の開始が遅延する。また、クライアント拠点の計算機の数が増えるほどサーバ拠点からクライアント拠点への大量のリモートコピーが発生し、広域ネットワークの通信帯域に悪影響を及ぼし得る。
したがって、サーバ拠点を切り替えたバックアップ運転を迅速に開始するとともに、広域ネットワークの通信帯域への影響が比較的小さい切り替えを可能にする技術が必要とされている。
一実施形態によると、クライアント計算機を含むクライアント拠点と、複数のサーバ拠点とがネットワークを介して接続される分散配置システムにおけるクライアント拠点の中継計算機が提供される。クライアント拠点は、サーバ拠点のいずれかを接続先とし、接続先のサーバ拠点を切り替える。中継計算機は、複数のサーバ拠点から送信される更新データを受信し、受信した更新データをサーバ拠点それぞれについて記憶する。また、中継計算機は、更新データを送信したサーバ拠点が、クライアント拠点が接続先とするサーバ拠点と一致するか否かを判定し、一致すると判定される場合に、受信した更新データをクライアント計算機へ送信する。クライアント拠点が接続先とするサーバ拠点を切り替える場合、中継計算機は、切替後のサーバ拠点の更新データを読み出して、読み出した更新データをクライアント計算機へ送信する。
上記一実施形態によると、クライアント拠点の計算機と複数のサーバ拠点の計算機とがネットワークを介して接続される分散配置システムにおいて、バックアップ運転の切り替えを迅速に行うことができる。また、ネットワークの通信帯域への影響を比較的小さなものとすることができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
分散配置システム800の構成を示す図である。 中継計算機200のハードウェアの構成を示す図である。 中継計算機200の各機能を示すブロック図である。 中継計算機200によるサーバ拠点からのデータの受信およびクライアント計算機31Aへの送信処理を示すフローチャートである。 サーバ拠点を切り替える場合の各計算機の動作を示す図である。 サーバ拠点の切替時における中継計算機200からクライアント計算機群301のクライアント計算機31Aへのデータのリモートコピーを示す図である。 分散配置システム801の構成を示す図である。 クライアント拠点901の中継計算機管理部500に記憶されるデータを示す図である。 中継計算機管理部500が中継計算機の負荷に応じて主中継計算機を切り替える動作を示すフローチャートである。 中継計算機管理部500が各中継計算機のCPU負荷率を計測する処理を示す図である。 サーバ拠点におけるデータ更新の前後において主中継計算機が中継計算機管理部500によって切り替えられる例を示す図である。 サーバ拠点におけるデータファイル111を示す図である。 クライアント計算機31Aが、中継計算機を経由して受信したサーバ拠点のデータの保存を、通番値に応じて制御する処理を示すフローチャートである。 サーバ拠点を切り替える場合のクライアント拠点900の各計算機の動作を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<実施の形態1>
本実施の形態の計算機はデータベースを備えており、複数の計算機が設置されてデータベースシステムを構成する。図1は、分散配置システム800の構成を示す図である。図1を参照して、分散配置システム800は、複数のサーバ拠点(図1の例では、2つのサーバ拠点(第1サーバ拠点101および第2サーバ拠点102)を示す)と、クライアント拠点900とを含む。サーバ拠点は、複数のサーバ計算機を含み、サーバ計算機とデータベースとからなるデータベースシステムを構成する。複数のサーバ拠点のサーバ計算機と、クライアント拠点900に含まれる計算機とが、広域のIP(Internet Protocol)ネットワークであるネットワーク600によって接続される。
分散配置システム800は、例えば監視制御システムである。監視制御システムは、例えば、電力系統の運用等のための系統制御システムであり、発電所において発電された電力を、工場等の需要家に安定して供給する。系統制御システムでは、系統の状態を監視して、例えば、電圧や電流の最大値・最小値、位相の変化、遮断器(Circuit Breaker)のON/OFF状態などの監視値等を収集し、収集したデータによってデータベースシステムのデータレコードを更新する。系統制御システムでは、安定した連続運転が求められるため、データベースシステムを構成する計算機、および、各計算機を接続するためのネットワークが多重化されている。系統制御システムでは、例えば、各計算機および運用拠点(中央給電指令所、系統給電指令所など)がそれぞれ地理的に分散して設置されている。こうすることで、災害等が発生して一部の計算機や運用拠点が機能を発揮できなくなった場合においても、系統制御システムでは、計算機や運用拠点を切り替えて運転の継続が可能となっている。
監視制御システムは、多数設定されたモニタリング機器等に、逐次、データを取得させ、これら取得されるデータを収集し、収集データをサーバ拠点のデータベースシステムに蓄積する。クライアント拠点900は、接続先のサーバ拠点を切り替えて動作し、接続先のサーバ拠点からデータベースシステムのデータの送信を受け付ける。クライアント拠点900は、サーバ拠点から送信を受け付けたデータに基づいて、例えば監視制御システムにおけるモニタリング等のための処理を行い、監視者からの各種の指令のための操作を受け付ける。
詳細を説明すると、第1サーバ拠点101は、複数のサーバ計算機11Aと、記憶部11Bとを含む。記憶部11Bは、HDD(Hard Disk Drive)等の大容量の記録媒体により構成され、第1サーバ拠点101に収集される各種のデータを蓄積するための記憶領域を有する。サーバ計算機11Aは、記憶部11Bを管理し、第1サーバ拠点101に収集されるデータに基づき、記憶部11Bのデータを逐次更新する。第1サーバ拠点101は、記憶部11Bのデータを更新すると、更新したデータをクライアント拠点900の中継計算機200へ送信する。
第2サーバ拠点102は、複数のサーバ計算機12Aと記憶部12Bとにより構成される。記憶部12Bは、記憶部11Bと同様に大容量の記録媒体により構成され、第2サーバ拠点102に収集される各種のデータを蓄積するための記憶領域を有する。サーバ計算機12Aは、記憶部12Bを管理し、第2サーバ拠点102に収集されるデータに基づき、記憶部12Bのデータを逐次更新する。第2サーバ拠点102は、記憶部12Bのデータを更新すると、更新したデータをクライアント拠点900の中継計算機200へ送信する。
接続先管理部400は、クライアント計算機群301に含まれる複数のクライアント計算機31Bが接続先とするサーバ拠点(第1サーバ拠点101および第2サーバ拠点102のいずれか)を示す接続先サーバ情報41を保持している。接続先管理部400は、接続先サーバ情報41に基づいて、クライアント拠点900が接続先とするサーバ拠点がいずれであるかを管理するための計算機である。接続先管理部400は、例えば、クライアント拠点900が接続先とするサーバ拠点を切り替えるための入力操作を監視者から受け付けることで接続先サーバ情報41を更新する。
中継計算機200は、複数のサーバ拠点(第1サーバ拠点101および第2サーバ拠点102)のそれぞれが蓄積しているデータをサーバ拠点ごとにネットワーク600を経由して受信し、受信したデータをサーバ拠点ごとにデータベースとして管理する。図1の例では、中継計算機200は、第1サーバ拠点101から受信したデータを第1サーバ拠点のデータベース21Aにおいて記憶し、第2サーバ拠点102から受信したデータを第2サーバ拠点のデータベース21Bにおいて記憶する。
中継計算機200は、接続先管理部400の接続先サーバ情報41を参照して、クライアント拠点900が接続先とするサーバ拠点を特定する。中継計算機200は、サーバ拠点から受信したデータが、クライアント拠点900が接続先とするサーバ拠点から送信されたものである場合は、受信したデータをクライアント計算機群301に含まれる複数のクライアント計算機31Aに送信する。中継計算機200は、受信したデータが、クライアント拠点900が接続先としていないサーバ拠点(バックアップ用のサーバ拠点)から送信されたものである場合は、受信したデータをクライアント計算機群301の各計算機へ送信せずデータベースを更新する。例えば、接続先サーバ情報41において、クライアント拠点900が接続先とするサーバ拠点が第1サーバ拠点101と示されている場合、中継計算機200は、第1サーバ拠点101から受信したデータを用いて第1サーバ拠点のデータベース21Aを更新し、受信したデータをクライアント計算機群301へ送信する。これに対し、第2サーバ拠点102がバックアップ用のサーバ拠点である場合、中継計算機200は、第2サーバ拠点102から受信したデータのクライアント計算機群301への送信を行うことなく第2サーバ拠点のデータベース21Bを更新する。
また、中継計算機200は、後述する処理を実行することにより、サーバ拠点の被災等によりクライアント拠点900がサーバ拠点の接続先を切り替える際に、切替後のサーバ拠点のデータをデータベースから読み出してクライアント計算機群301の各クライアント計算機に送信する。
クライアント計算機群301は、複数のクライアント計算機31Aを含み、クライアント拠点900が接続先とするサーバ拠点のデータを中継計算機200から受信してサーバ拠点データベース31Bを更新する。クライアント計算機群301を操作する操作者は、サーバ拠点データベース31Bに蓄積されたデータをもとに、各種の指令を与えるための操作を行う。
なお、図1では、接続先管理部400と中継計算機200とクライアント計算機31Aとが別の計算機であるものとして示しているが、接続先管理部400、中継計算機200およびクライアント計算機31Aが発揮する各機能は、1台の計算機が兼ね備えるものとしてもよい。例えば、複数のクライアント計算機31Aのうちの1台が、中継計算機200としての機能を発揮するものとしてもよい。
<構成>
図2を参照して、本実施の形態の計算機(サーバ計算機11A、サーバ計算機12A、接続先管理部400、中継計算機200およびクライアント計算機31A)のハードウェア構成について説明する。図2は、中継計算機200のハードウェアの構成を示す図である。図2に示すように、中継計算機200は、CPU(Central Processing Unit)1と、ROM(Read Only Memory)2と、RAM(Random Access Memory)3と、通信インタフェース4と、I/O(Input/Output)5と、HDD6とを含む。
CPU1は、プログラムを読み出して、読み出したプログラムに従って中継計算機200の動作を制御する。ROM2は、中継計算機200の動作を制御するためのプログラムおよびデータを記憶する。RAM3は、中継計算機200がプログラムに従って動作する際に、データ等を記憶する。
通信インタフェース4は、中継計算機200がネットワーク600を経由して第1サーバ拠点101および第2サーバ拠点102と通信するためのインタフェースである。また、通信インタフェース4は、中継計算機200がクライアント拠点900において接続先管理部400およびクライアント計算機群301と通信するためのインタフェースである。I/O5は、中継計算機200に対する操作等を行うための入出力インタフェースである。HDD6は、大容量のデータを記憶するための記憶領域である。中継計算機200のHDD6は、サーバ拠点それぞれに対応して第1サーバ拠点のデータベース21Aと第2サーバ拠点のデータベース21Bとを記憶する。
なお、サーバ計算機11A、サーバ計算機12A、接続先管理部400およびクライアント計算機31Aのハードウェア構成は、中継計算機200のハードウェア構成と同様に、CPU、ROM、RAM、通信インタフェース等からなるためハードウェア構成の説明を繰り返さない。
図3は、中継計算機200の各機能を示すブロック図である。図3を参照して、中継計算機200は、受信部211と、送信部221と、記憶部231と、制御部241とを備える。受信部211は、中継計算機200の外部の計算機からネットワーク600等を経由してデータを受信する。送信部221は、中継計算機200の外部の計算機に対し、中継計算機200からデータを送信する。記憶部231は、中継計算機200において使用されるデータを記憶し、第1サーバ拠点のデータベース21Aおよび第2サーバ拠点のデータベース21Bを記憶する。中継計算機200は、例えば、サーバ拠点それぞれに対応したデータベースを有しており、各サーバ拠点から受信したデータをそれぞれのデータベースにおいて管理する。
制御部241は、更新元判定部251と送信制御部261とサーバ切替処理部271とを含み、中継計算機200の動作を制御する。更新元判定部251は、サーバ拠点において更新されたデータを中継計算機200が受信した際に、そのデータの更新元のサーバ拠点を、例えば受信データの送信元計算機を識別する情報を参照することによって判定する。送信制御部261は、接続先サーバ情報41に従って、各サーバ拠点から受信したデータをクライアント計算機31Aに送信するか否かを制御する。サーバ切替処理部271は、クライアント拠点900が接続先とするサーバ拠点を切り替えて、切替後のサーバ拠点のデータを記憶部231から読み出してクライアント計算機31Aへ送信する。
<動作>
図4から図6を用いて、分散配置システム800における各計算機の動作について具体的に説明する。図4は、中継計算機200によるサーバ拠点からのデータの受信およびクライアント計算機31Aへの送信処理を示すフローチャートである。
ステップS401において、中継計算機200は、サーバ拠点(第1サーバ拠点101または第2サーバ拠点102)において更新されたデータをサーバ拠点から受信する。
ステップS403において、中継計算機200は、接続先管理部400と通信し、接続先サーバ情報41を取得することで、クライアント拠点900が接続先とするサーバ拠点を識別する情報を取得する。
ステップS405において、中継計算機200は、受信したデータの更新元のサーバ拠点と、接続先サーバ情報41に示されるサーバ拠点とが一致するか否かを判定する。中継計算機200が受信したデータの更新元のサーバ拠点が接続先サーバ情報41に示されるサーバ拠点である場合(ステップS405においてYES)、中継計算機200は、ステップS407の処理を行う。また、中継計算機200が受信したデータの更新元のサーバ拠点が接続先サーバ情報41に示されるサーバ拠点と異なる場合(ステップS405においてNO)は、ステップS406の処理を行う。
ステップS406において、中継計算機200は、受信したデータを、データの更新元のサーバ拠点と対応付けて記憶部231において記憶する。
ステップS407において、中継計算機200は、受信したデータを、データの更新元のサーバ拠点と対応付けて記憶部231において記憶し、受信したデータをクライアント計算機31Aに送信する。
以上の処理によって、分散配置システム800においては、各サーバ拠点において更新されたデータが中継計算機200に記憶され、クライアント拠点900が接続先とするサーバ拠点のデータが中継計算機200からクライアント計算機31Aへと送信される。分散配置システム800において、バックアップ用のサーバ拠点のデータは、クライアント計算機31Aに送信されることなく中継計算機200に記憶される。
ここで、クライアント拠点900が、接続先とするサーバ拠点を切り替える場合に、切替後のサーバ拠点のデータが、中継計算機200からクライアント計算機31Aへと送信される。そのため、サーバ拠点を切り替える場合に、切替後のサーバ拠点からクライアント計算機群301のクライアント計算機31Aにネットワーク600を経由してリモートコピーを行う必要がなく、バックアップ用のサーバ拠点への切り替えを高速に行うことができる。また、切替後のサーバ拠点からクライアント計算機群301のクライアント計算機31Aにデータをリモートコピーする場合と比べると、ネットワーク600の通信帯域に与える負荷を小さくすることができる。
ここで、図5を参照して、サーバ拠点を切り替える場合のクライアント拠点900の各計算機の動作を具体的に説明する。図5は、サーバ拠点を切り替える場合の各計算機の動作を示す図である。
ステップS41において、接続先管理部400は、例えば監視者の入力操作を受け付けることにより、クライアント拠点900が接続先とするサーバ拠点を切り替えるための操作を受け付ける。
ステップS43において、接続先管理部400は、接続先サーバ情報41を更新し、切替後のサーバ拠点を識別するための情報を接続先サーバ情報41として記憶する。
ステップS45において、接続先管理部400は、切替後のサーバ拠点のデータをクライアント計算機群301において一致させるための指示を、中継計算機200とクライアント計算機群301のクライアント計算機31Aに対し送信する。
ステップS21において、中継計算機200は、クライアント計算機群301の複数のクライアント計算機31Aのデータを、切替後のサーバ拠点のデータと一致させるための指示を接続先管理部400から受け付ける。中継計算機200は、接続先サーバ情報41に基づいて、切替後のサーバ拠点を特定し、切り替え後のサーバ拠点について記憶部231において記憶しているデータを、クライアント計算機群301のクライアント計算機31Aに送信する。
ステップS31において、クライアント計算機31Aは、切替後のサーバ拠点のデータと、複数のクライアント計算機31Aのデータとを一致させるための指示を接続先管理部400から受け付ける。クライアント計算機31Aは、切替後のサーバ拠点のデータのリモートコピーを中継計算機200から受け付ける。
図6を参照して、クライアント拠点900が接続先とするサーバ拠点を切り替える際の動作の例を説明する。図6は、サーバ拠点の切替時における中継計算機200からクライアント計算機群301のクライアント計算機31Aへのデータのリモートコピーを示す図である。
中継計算機200は、各サーバ拠点から、各サーバ拠点で更新されたデータを受信して記憶している(第1サーバ拠点のデータベース21Aおよび第2サーバ拠点のデータベース21B)。例えば、クライアント拠点900が第1サーバ拠点101を接続先とする場合に、第1サーバ拠点101が被災等したため、クライアント拠点900の監視者がサーバ拠点を第1サーバ拠点101から第2サーバ拠点102へ切り替えるものとする。
クライアント拠点900の監視者が、サーバ拠点を切り替えるための入力操作を接続先管理部400に対して行うと、接続先管理部400は、サーバ拠点の切替操作に応じて接続先サーバ情報41を更新し、中継計算機200とクライアント計算機群301のクライアント計算機31Aに対し、第1サーバ拠点101から第2サーバ拠点102への切り替えの指示を送信する。中継計算機200は、切替後のサーバ拠点である第2サーバ拠点102のデータを第2サーバ拠点のデータベース21Bから読み出して、クライアント計算機群301のクライアント計算機31Aへリモートコピーする。クライアント計算機31Aは、サーバ拠点の切り替えの指示に応じて、中継計算機200から第2サーバ拠点のデータベース21Bのデータを受信して、受信したデータをサーバ拠点データベース31Bに記憶する。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2の分散配置システムについて説明する。実施の形態1では、中継計算機が1つの場合について説明したが、実施の形態2では、複数の中継計算機を用いて各サーバ拠点のデータを受信する場合について説明する。実施の形態2では、複数の中継計算機のうちいずれかを、クライアント計算機へデータを送信するための計算機として使用し、中継計算機の負荷に応じて、主として使用する中継計算機を切り替える。
図7は、分散配置システム801の構成を示す図である。図7を参照して、分散配置システム801は、複数のサーバ拠点(第1サーバ拠点101および第2サーバ拠点102)と、クライアント拠点901とがネットワーク600によって接続される。実施の形態1と比較すると、実施の形態2のクライアント拠点901は、複数の中継計算機(第1中継計算機201および第2中継計算機202)を含んでいる(中継計算機群210)。また、クライアント拠点901は、中継計算機管理部500としての機能を発揮する計算機を含んでいる。
複数の中継計算機のそれぞれは、いずれか1つの中継計算機を主中継計算機とし(図7の例では、第1中継計算機201を主中継計算機としている)、その他の中継計算機を副中継計算機(図7の例では、第2中継計算機202を副中継計算機としている)として、主中継計算機が、各サーバ拠点からのデータの受信と、クライアント拠点901のクライアント計算機31Aへのデータの送信とを行う。中継計算機管理部500は、中継計算機のうち、いずれの中継計算機が主中継計算機であるかを管理する中継計算機情報51を記憶している。各サーバ拠点から送信されるデータは、中継計算機情報51に示される中継計算機において受信される。
実施の形態2では、主中継計算機は、各サーバ拠点から受信したデータを、クライアント計算機31Aと副中継計算機とに対して送信する。副中継計算機は、主中継計算機から各サーバ拠点のデータを受信して記憶する。図7の例では、第1中継計算機201が主中継計算機として機能する。第1中継計算機201は、第1サーバ拠点101において更新されたデータを第1サーバ拠点101から受信して第1サーバ拠点のデータベース21Aにおいて記憶し、第2サーバ拠点102において更新されたデータを第2サーバ拠点102から受信して第2サーバ拠点のデータベース21Bにおいて記憶する。また、第1中継計算機201は、各サーバ拠点から受信したデータを、副中継計算機である第2中継計算機202へ送信する。第2中継計算機202は、主中継計算機である第1中継計算機201を経由して各サーバ拠点から送信されたデータを受信し、受信したデータを記憶する(第1サーバ拠点のデータベース22Aおよび第2サーバ拠点のデータベース22B)。
主中継計算機としての第1中継計算機201は、接続先管理部400の接続先サーバ情報41を参照して、サーバ拠点(第1サーバ拠点101および第2サーバ拠点102)から受信したデータが、接続先サーバ情報41に示される、クライアント拠点901が接続先とするサーバ拠点から送信されたデータである場合は、受信データをクライアント計算機群301のクライアント計算機31Aに送信する。第1中継計算機201は、サーバ拠点から受信したデータが、接続先サーバ情報41に示されるサーバ拠点とは異なるサーバ拠点からのデータである場合、受信データをクライアント計算機31Aへ送信せず記憶する。
また、中継計算機管理部500は、各中継計算機(第1中継計算機201および第2中継計算機202)のCPUの負荷率を示す負荷情報52を記憶しており、各中継計算機の負荷に応じて、主中継計算機を切り替える。
なお、中継計算機管理部500の計算機としてのハードウェア構成は、上述した図2の中継計算機200と同様のハードウェア構成により実現されるため、その説明を繰り返さない。
<データ>
図8は、クライアント拠点901の中継計算機管理部500に記憶されるデータを示す図である。中継計算機管理部500は、記憶部501において、中継計算機情報51および負荷情報52を記憶している。中継計算機情報51は、クライアント拠点901における主中継計算機を識別するための情報を示す。負荷情報52は、各中継計算機のCPU負荷率を測定した測定結果を示す。
<動作>
ここで、図9を参照して、クライアント拠点901において、主中継計算機を切り替えるための動作について具体的に説明する。図9は、中継計算機管理部500が中継計算機の負荷に応じて主中継計算機を切り替える動作を示すフローチャートである。
ステップS903において、中継計算機管理部500は、中継計算機管理部500において管理されている時刻情報を読み出して、読み出した時刻を初期の時刻として保持する。
ステップS905において、中継計算機管理部500は、時刻情報を読み出した後、周期T1(秒)で各中継計算機のCPU負荷率を計測し、計測時点ごとに計測結果をメモリに保持する。
ステップS907において、中継計算機管理部500は、初期の時刻から時間T2(秒)(T2>T1)が経過したか否かを判定する。中継計算機管理部500は、各中継計算機のCPU負荷率の計測を開始してから時間T2(秒)が経過すると(ステップS907においてYES)、ステップS909の処理を行う。
ステップS909において、中継計算機管理部500は、各中継計算機について、周期T1(秒)で計測されたCPU負荷率の平均値を算出し、算出結果を保持する。
ステップS911において、中継計算機管理部500は、ステップS909の算出結果に基づいて、CPU負荷率の平均値が最も低い中継計算機を特定する。
ステップS913において、中継計算機管理部500は、ステップS911において特定された中継計算機が、中継計算機情報51に示される中継計算機と異なる場合、特定された中継計算機を新たな主中継計算機とするよう中継計算機情報51を更新し、新たな主中継計算機に対し、クライアント計算機群301のクライアント計算機31Aへのデータのリモートコピーを指示する。
図10は、中継計算機管理部500が各中継計算機のCPU負荷率を計測する処理を示す図である。図10に示すように、中継計算機管理部500は、第1中継計算機201と第2中継計算機202とに対し、CPU負荷率を中継計算機管理部500に送信させる。これにより、中継計算機管理部500は、各中継計算機のCPU負荷率をそれぞれ周期T1(秒)で計測する。中継計算機管理部500は、各中継計算機のCPU負荷率の計測を開始してから時間T2(秒)が経過すると、各中継計算機のCPU負荷率の平均値を算出する。例えば、図10の例では、CPU負荷率の計測回数が各中継計算機についてそれぞれn回とすると、第1中継計算機201のCPU負荷率の平均値は、第1中継計算機201のCPU負荷率の平均値=(A1+A2+・・・+An)/n (%)となる。同様に、第2中継計算機202のCPU負荷率の平均値=(B1+B2+・・・+Bn)/n (%)となる。
以上の処理を行うことにより、実施の形態2の分散配置システムによると、平均CPU負荷率の最も低い中継計算機にサーバ拠点からクライアント計算機へのデータの送信を中継させることができるため、システムの健全性を保つことができる。
<実施の形態3>
次に、実施の形態3の分散配置システムについて説明する。実施の形態3では、サーバ拠点が更新するデータと通番値とを対応させてサーバ拠点において記憶している。サーバ拠点は、データの更新に応じて通番値を更新する。
図11は、サーバ拠点におけるデータ更新の前後において主中継計算機が中継計算機管理部500によって切り替えられる例を示す図である。なお、各計算機のハードウェア構成は、上述の実施の形態1および実施の形態2の中継計算機と同様であるため、ハードウェア構成の説明を繰り返さない。図11を参照して、クライアント拠点902が接続先とするサーバ拠点は、第1サーバ拠点101であるとする。分散配置システム802において、第1サーバ拠点101は、記憶部11Bに記憶される更新前データ111Aと通番値とを第1中継計算機201に送信している。
更新前データ111Aが第1サーバ拠点101から第1中継計算機201へ送信された後、クライアント拠点902において、主中継計算機が第1中継計算機201から第2中継計算機202へと切り替わったとする。その後、第1サーバ拠点101において、更新前データ111Aが更新後データ111Bに更新されると、更新後データ111Bと通番値とが第1サーバ拠点101から第2中継計算機202へ送信される。
第1中継計算機201は、主中継計算機として動作している状態で更新前データ111Aを受信すると、クライアント計算機群301のクライアント計算機31Aへ更新前データ111Aと通番値とを送信する。また、第2中継計算機202は、主中継計算機として動作している状態で更新後データ111Bを受信すると、クライアント計算機群301のクライアント計算機31Aへ更新後データ111Bと通番値とを送信する。そのため、例えば第1中継計算機201からクライアント計算機31Aへの更新前データ111Aの送信が遅延し、クライアント計算機31Aが更新後データ111Bを受信した後に更新前データ111Aを受信した場合においても、クライアント計算機31Aは、通番値を参照することで、サーバ拠点における最新の更新データをサーバ拠点データベース31Bにおいて保持することができる。
<データ>
図12は、サーバ拠点におけるデータファイル111を示す図である。図12を参照して、第1サーバ拠点101は、記憶部11Bにおいてデータファイル111を記憶している。データファイル111の各レコードは、第1サーバ拠点101が保持するデータ本体と、データ本体と対応付けた通番値を保持する通番部とを含む。第1サーバ拠点101は、レコードに示されるデータ本体を更新する都度、通番値をカウントアップさせる等により更新する。
<動作>
図13は、クライアント計算機31Aが、中継計算機を経由して受信したサーバ拠点のデータの保存を、通番値に応じて制御する処理を示すフローチャートである。
ステップS1301において、クライアント計算機31Aは、中継計算機から送信されるデータを受信する。
ステップS1303において、クライアント計算機31Aは、受信したデータをサーバ拠点データベース31Bに書き込むためのレコードに保持されている通番値をサーバ拠点データベース31Bから読み出す。
ステップS1305において、クライアント計算機31Aは、受信したデータの通番値が、ステップS1303で読み出した通番値より大きいか否かを判定する。クライアント計算機31Aは、受信したデータの通番値の方が、ステップS1303で読み出した通番値より大きいと判定される場合(ステップS1305においてYES)、ステップS1307の処理を行う。受信したデータの通番値が、ステップS1303で読み出した通番値より大きくないと判定すると(ステップS1305においてNO)、クライアント計算機31Aは、ステップS1309の処理を行う。
ステップS1307において、クライアント計算機31Aは、受信したデータをサーバ拠点データベース31Bに保持する。
ステップS1309において、クライアント計算機31Aは、受信したデータを破棄する。
このように、実施の形態3においては、サーバ拠点におけるデータの更新時に通番値を更新することによって、中継計算機を切り替えた場合においても最新の更新データがクライアント計算機に反映される。
<サーバ拠点の切替時の処理>
上記の動作の説明では、クライアント計算機が、通番値に応じて中継計算機から送信されるデータを保持または破棄することで、最新の更新データをクライアント計算機で保持することを説明した。実施の形態3においても、例えばあるサーバ拠点が被災等により機能しなくなった場合、クライアント拠点902は、接続するサーバ拠点を切り替えて動作を継続する。この場合、クライアント計算機群301のクライアント計算機31Aは、通番値にかかわらず、切替後のサーバ拠点のデータのリモートコピーを行い、リモートコピーが完了すると、図13に示した処理を再開する。
図14は、サーバ拠点を切り替える場合のクライアント拠点900の各計算機の動作を示す図である。なお、図14の説明では、主中継計算機が第1中継計算機201であるとして説明する。
ステップS41において、接続先管理部400は、例えば監視者の入力操作を受け付けることにより、クライアント拠点900が接続先とするサーバ拠点を切り替えるための操作を受け付ける。
ステップS43において、接続先管理部400は、接続先サーバ情報41を更新し、切替後のサーバ拠点を識別するための情報を接続先サーバ情報41として記憶する。
ステップS45において、接続先管理部400は、切替後のサーバ拠点のデータをクライアント計算機群301において一致させるための指示を、第1中継計算機201と第2中継計算機202とクライアント計算機群301のクライアント計算機31Aとに対し行う。
ステップS21において、第1中継計算機201は、クライアント計算機群301の複数のクライアント計算機31Aのデータを、切替後のサーバ拠点のデータと一致させるための指示を接続先管理部400から受け付ける。第1中継計算機201は、接続先サーバ情報41に基づいて、切替後のサーバ拠点を特定し、切り替え後のサーバ拠点について記憶部231において記憶しているデータを、クライアント計算機群301のクライアント計算機31Aに送信する。
ステップS32において、クライアント計算機31Aは、切替後のサーバ拠点のデータと、複数のクライアント計算機31Aのデータとを一致させるための指示を接続先管理部400から受け付ける。クライアント計算機31Aは、サーバ拠点データベース31Bに保持される各レコードの通番値にかかわらず、切替後のサーバ拠点のデータのリモートコピーを中継計算機200から受け付ける。
ステップS35において、クライアント計算機31Aは、切替後のサーバ拠点のデータのリモートコピーが完了すると、上記の図13で説明したように、中継計算機から送信されるデータを通番値に基づいて保存または破棄する処理を行う。
<変形例>
上記説明では、サーバ拠点は、第1サーバ拠点101および第2サーバ拠点102の2つの場合を説明したが、3つ以上のサーバ拠点からなる分散配置システムであってもよい。また、実施の形態2と実施の形態3において、中継計算機の数は2つであるとして説明したが、3つ以上であってもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 CPU、2 ROM、3 RAM、4 通信インタフェース、5 I/O、6 HDD6、11A サーバ計算機、11B 記憶部、12A サーバ計算機、12B 記憶部、21A 第1サーバ拠点のデータベース、21B 第2サーバ拠点のデータベース、22A 第1サーバ拠点のデータベース、22B 第2サーバ拠点のデータベース、31A クライアント計算機、31B サーバ拠点データベース、41 接続先サーバ情報、51 中継計算機情報、52 負荷情報、101 第1サーバ拠点、102 第2サーバ拠点、111 データファイル、111A 更新前データ、111B 更新後データ、200 中継計算機、201 第1中継計算機、202 第2中継計算機、210 中継計算機群、211 受信部、221 送信部、231 記憶部、241 制御部、251 更新元判定部、261 送信制御部、271 サーバ切替処理部、301 クライアント計算機群、400 接続先管理部、500 中継計算機管理部、600 ネットワーク、800 分散配置システム、801 分散配置システム、802 分散配置システム、900 クライアント拠点、901 クライアント拠点、902 クライアント拠点。

Claims (6)

  1. クライアント計算機を含むクライアント拠点と、複数のサーバ拠点とがネットワークを介して接続される分散配置システムにおける前記クライアント拠点の中継計算機であって、
    前記クライアント拠点は、前記サーバ拠点のいずれかを接続先としており、
    前記中継計算機は、
    前記複数のサーバ拠点から送信される更新データを受信し、受信した更新データをサーバ拠点それぞれについて記憶するための記憶部と、
    前記ネットワークを介して更新データを送信したサーバ拠点が、前記クライアント拠点が接続先とするサーバ拠点と一致するか否かを判定する判定部と、
    前記更新データを送信したサーバ拠点が、前記クライアント拠点が接続先とするサーバ拠点と一致すると判定される場合に、当該更新データを前記クライアント計算機に送信する送信制御部と、
    前記クライアント拠点が接続先とするサーバ拠点を切り替える場合に、切替後のサーバ拠点の更新データを前記記憶部から読み出して前記クライアント計算機に送信する切替制御部とを含む、中継計算機。
  2. クライアント拠点と、複数のサーバ拠点とがネットワークを介して接続される分散配置システムであって、
    前記クライアント拠点は、前記サーバ拠点のいずれかを接続先としており、
    クライアント計算機と、
    前記サーバ拠点から送信される更新データを受信して、受信した更新データの前記クライアント計算機への送信を制御する中継計算機とを含み、
    前記中継計算機は、
    前記複数のサーバ拠点から送信される更新データを受信し、受信した更新データをサーバ拠点それぞれについて記憶するための記憶部と、
    前記ネットワークを介して更新データを送信したサーバ拠点が、前記クライアント拠点が接続先とするサーバ拠点と一致するか否かを判定する判定部と、
    前記更新データを送信したサーバ拠点が、前記クライアント拠点が接続先とするサーバ拠点と一致すると判定される場合に、当該更新データを前記クライアント計算機に送信する送信制御部と、
    前記クライアント拠点が接続先とするサーバ拠点を切り替える場合に、切替後のサーバ拠点の更新データを前記記憶部から読み出して前記クライアント計算機に送信する切替制御部とを含む、分散配置システム。
  3. 前記クライアント拠点は、
    複数の前記中継計算機と、
    前記複数の中継計算機のうち、前記クライアント計算機に対し前記更新データを送信するための中継計算機を管理する計算機管理部とを含み、
    前記計算機管理部は、前記複数の中継計算機それぞれの稼働状況に基づいて、前記更新データを前記クライアント計算機へ送信するための中継計算機を決定し、
    前記中継計算機は、前記計算機管理部の決定に従って、前記更新データを前記クライアント計算機へ送信する、請求項2に記載の分散配置システム。
  4. 前記計算機管理部は、前記複数の中継計算機それぞれの負荷率を計測し、計測結果に基づいて、最も負荷率の低い中継計算機を、前記更新データを前記クライアント計算機へ送信するための計算機として決定し、
    前記中継計算機は、前記計算機管理部による決定に従って前記更新データを前記クライアント計算機へ送信する、請求項3に記載の分散配置システム。
  5. 前記サーバ拠点のサーバ計算機は、更新データと、前記更新データの更新状況を示す値とを前記中継計算機へ送信し、
    前記中継計算機の送信制御部は、前記サーバ拠点から送信される更新データと、前記値とを前記クライアント計算機へ送信し、
    前記クライアント計算機は、前記値に示される前記更新データの更新状況に基づいて、、前記中継計算機から送信される最新の更新データを保持する、請求項2に記載の分散配置システム。
  6. クライアント拠点と、複数のサーバ拠点とがネットワークを介して接続される分散配置システムにおけるデータ配信方法であって、
    前記クライアント拠点は、前記サーバ拠点のいずれかを接続先としており、
    クライアント計算機と、
    前記サーバ拠点から送信される更新データを受信し、受信した更新データをサーバ拠点それぞれについて記憶し、前記更新データの前記クライアント計算機への送信を制御する中継計算機とを含み、
    前記データ配信方法は、
    前記中継計算機が、前記ネットワークを介して更新データを送信したサーバ拠点が、前記クライアント拠点が接続先とするサーバ拠点と一致するか否かを判定するステップと、
    前記中継計算機が、前記判定の結果、前記更新データを送信したサーバ拠点と前記クライアント拠点が接続先とするサーバ拠点とが一致すると判定される場合に、当該更新データを前記クライアント計算機に送信するステップと、
    前記中継計算機が、前記クライアント拠点が接続先とするサーバ拠点の切り替えの際に、切替後のサーバ拠点の更新データをメモリから読み出して前記クライアント計算機に送信するステップとを含む、データ配信方法。
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