JP2014158308A - ランダムアクセス性能改善のための基地局支援 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイマに基づいたRA失敗検出メカニズムでは、RA失敗からの回復は、例えば、最も重いトラフィック負荷など、最悪ケースを考えた場合でも、RA要求の受信および応答を処理するのに十分な長さを有する必要がある、事前に定められた期間を待たなければならないので、事前に定められた期間が性能を左右し得る。
【解決手段】本発明においては、基地局(BS)は、ランダムアクセス(RA)要求失敗の検出を支援するように構成することができ、RA要求を受信するように構成されたアンテナと、RA要求を復号するように構成されたプロセッサと、受信し復号した1つまたは複数のRA要求に応答する1つまたは複数のRA応答を含む、集約RA応答メッセージを送信するように構成された送信機とを含むことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信に関する。
無線ブロードバンドシステムにおいて現在存在する2つの問題は、加入者側でのランダムアクセス(RA)失敗検出の待ち時間と、衝突である。衝突、すなわち、2人以上のユーザ(加入者)が同じRA機会(RA opportunity)を使用したために、または不十分な信号レベルのために、BSがRA信号を正しく受信することに失敗した場合、RA試み(RA attempt)は失敗する。
第1の問題は、加入者側でのRA失敗検出の待ち時間問題である。スケジューリングベースのアクセスシステムでは、例えば、新たなユーザ、既存ユーザの新たな要件などの、新たなアクセスの求めに、RAが対応する。例えば、マイクロ波アクセスの世界的相互運用性(WiMAX)およびロングタームエボリューション(LTE)などの、ブロードバンド無線アクセスシステムは、典型的なスケジューリングベースのアクセスシステムであり、基地局(BS)が、エアリンクリソースの使用を管理する。
RA失敗が発生した場合、加入者は、それを検出し、その後、例えば、再試行または送信電力の引き上げなど、しかるべきアクションをとる必要がある。加入者がランダムアクセス試みの失敗を検出するために一般に使用されるメカニズムは、タイマに基づいたものであり、すなわち、事前に定められた期間待っても、期待した応答が得られなかった場合、加入者は、先のRA試みが失敗したと見なすが、ここで、期待した応答は、RAの目的に依存する。
タイマに基づいたRA失敗検出メカニズムでは、RA失敗からの回復は、例えば、最も重いトラフィック負荷など、最悪ケースを考えた場合でも、RA要求の受信および応答を処理するのに十分な長さを有する必要がある、事前に定められた期間を待たなければならないので、事前に定められた期間が性能を左右し得る。
第2の問題は、衝突シナリオに関する。衝突は、2人以上の加入者が同じRA機会を選択した場合に発生し、RA機会とは、加入者がRA要求を送信する機会のことであり、例えば、IEEE802.16システムにおけるRA機会は、RAチャネルと、RAチャネル上で送信されるRAコードから成る。衝突が発生した場合、いくつかの結果が考えられる。第1の結果は、BSは何も検出しないというものである。第2の結果は、BSが衝突を検出するというものである。第3の結果は、衝突が発生したRA機会において、RA要求がBSによって誤って1つだけ検出されるというものである。
基地局(BS)は、ランダムアクセス(RA)要求失敗の検出を支援するように構成することができ、RA要求を受信するように構成されたアンテナと、RA要求を復号するように構成されたプロセッサと、受信されおよび復号された1つまたは複数のRA要求に応答する1つまたは複数のRA応答を含む、集約RA応答メッセージ(aggregate RA response message)を送信するように構成された送信機とを含むことができる。
本発明により、加入者側でのRA失敗検出の待ち時間問題および衝突シナリオに関する問題を解決する。
図1は、複数のWTRUと、BSと、RNCとを含む、例示的な無線通信システムを示す図である。 図2は、図1の無線送受信ユニット(WTRU)およびBSの機能ブロック図である。 図3は、TDDフレーム構造のサンプルを示す図である。 図4は、例示的なレンジングRA領域およびBSのレンジングRA応答を示す図である。 図5は、RA領域当たりのまたはRA領域が複数のRAタイプによって共用される場合にはRAタイプ当たりの、BSのレンジングRA応答の一例を示す図である。 図6は、コンテンション方式の帯域幅要求に対する単一のBS RA応答メッセージの一例の図である。 図7は、HARQが使用されない場合の、RA要求後のアップリンクデータ衝突の一例を示す図である。 図8は、UL HARQが使用される場合の、RA要求後のULデータ領域衝突の一例を示す図である。 図9は、RAタイマまたは否定応答(NACK)においてBS支援情報を使用する一例の図である。
添付の図面を併用し、例を用いて行われる以下の説明から、より詳細な理解を得ることができよう。
1.イントロダクション
これ以降で言及される場合、「無線送受信ユニット(WTRU)」という用語は、ユーザ機器(UE)、移動局(MS)、固定もしくは移動加入者局(SSもしくはMS)、高性能移動局(AMS)、ページャ、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、コンピュータ、または無線環境で動作可能な他の任意のタイプのユーザデバイスを含むが、それらに限定されるものではない。これ以降で言及される場合、「基地局(BS)」という用語は、BS、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、高性能基地局(ABS)、ノードB、または無線環境で動作可能な他の任意のタイプのインタフェースデバイスを含むが、それらに限定されるものではない。本明細書で説明されるソリューションおよびメカニズムは、TDD、FDD、および他のシステムに適用可能とすることができる。
図1は、複数のWTRU110と、BS120と、無線ネットワークコントローラ(RNC)130とを含む、無線通信システム100を示している。図1に示されるように、WTRU 110は、BS120と通信し、BS120は、RNC130と通信する。WTRU 110は、高速共用データチャネルを介して、BS120からデータ送信を受信するように構成される。BS120および/またはWTRU110は、本明細書で説明するように、ランダムアクセス(RA)失敗および衝突を検出するように構成される。図1には、3つのWTRU110、1つのBS120、および1つのRNC130しか示されていないが、無線通信システム100には、無線デバイスおよび有線デバイスの任意の組み合わせを含むことができることに留意されたい。例えば、無線通信システム100には、RNC130が示されているが、RNC130は、システム100内に存在しないことがあり、BS120またはシステム100内の他の任意のエンティティに含まれることができる。WTRU110、BS120、およびRNC130、またはインターネットなどの他のネットワークの間の通信は、パケット方式の通信を使用して行うことができることを理解されたい。
図2は、図1のWTRU110およびBS120の機能ブロック図200である。図2に示されるように、WTRU110は、BS120と通信し、ともに、以下で説明するように、ランダムアクセス(RA)失敗および衝突を検出するように構成することができる。
典型的なWTRU内に見出すことのできるコンポーネントに加えて、WTRU 110は、プロセッサ115と、受信機116と、送信機117と、アンテナ118とを含む。プロセッサ115は、RA失敗および衝突を検出するように構成される。受信機116および送信機117は、プロセッサ115と通信する。アンテナ118は、無線データの送信および受信を容易にするために、受信機116および送信機117の両方と通信する。
典型的なBS内に見出すことのできるコンポーネントに加えて、BS120は、プロセッサ125と、受信機126と、送信機127と、アンテナ128とを含む。プロセッサ125は、RA失敗および衝突を検出するように構成される。受信機126および送信機127は、プロセッサ125と通信する。アンテナ128は、無線データの送信および受信を容易にするために、受信機126および送信機127の両方と通信する。
2.例示的なフレーム構造
図3は、現在のところIEEE802.16m TDDフレーム構造に対応する、TDDフレーム構造の一例を示しているが、もちろん、本明細書で説明される実施形態とともに、他のフレーム構造も使用することができる。チャネル帯域幅(5、7、8.75、10、または20MHz)に係わらず、スーパーフレーム310は、示されるように、長さが20msとすることができ、4個の5msのフレーム320に分割することができる。フレーム320は、5〜8個のサブフレーム330にさらに分割することができる。これらのサブフレーム330は、使用するサブフレーム330のタイプに応じて、各々が、5、6、7、または9個のOFDMシンボルを含むことができる。
各TDDサブフレーム330は、送信と受信の間または受信と送信の間にそれぞれ挿入される、TTG(送信/受信ギャップ)360およびRTG(受信/送信ギャップ)380によって隔てられた、ダウンリンク部分340と、アップリンク部分350とを含む。ダウンリンク/アップリンク比は、5、7、8.75、10、および20MHz帯域幅毎に様々とすることができる。ダウンリンク/アップリンク比のいくつかの例は、8/0、6/2、5/3、4/4、3/5である。
図3は、DL/UL分割が5/3である、5、10、および20MHz TDDのフレーム構造を示している。
単一のダウンリンクフレーム340は、いくつかのWTRUのためのデータを搬送する、様々なサイズおよびタイプの複数のバーストを含むことができる。フレームサイズも、フレーム毎に可変とすることができる。各バーストは、より高位のレイヤから受け取った、複数の連結された固定サイズまたは可変サイズのパケットまたはパケットの断片を含むことができる。
アップリンクサブフレーム350は、異なるWTRUからのいくつかのアップリンクデータバーストから構成することができる。アップリンクサブフレーム350の一部は、ネットワークへのエントリ中ばかりでなく、以降定期的にも行われる、ULのためのレンジング(ranging)、時刻調整、および電力調整を含む、様々な目的で使用できる、ランダムアクセス(RA)とも呼ばれるコンテンション方式のアクセスのために確保しておくことができる。RAチャネルは、アップリンク帯域幅要求を行うためにも、WTRUによって使用することができる。加えて、送信するデータの量が少なすぎて、専用チャネルの要求を正当化できない場合には特に、このコンテンション方式のチャネル上で、ベストエフォート型のデータも送信することができる。
3.ランダムアクセス(RA)
スケジューリングベースの無線ブロードバンドアクセスシステムでは、ランダムアクセス(RA)は、WTRUがアクセスを行うために割り当てられるアップリンク(UL)領域に関係する。ランダムアクセス(RA)は、コンテンション方式のアクセスとも呼ばれる。RAのために割り当てられるUL領域は、ランダムアクセス(RA)領域と呼ばれることがある。
RA領域は、一般にRAチャネルを含み、RAチャネルは、何らかの情報コードを搬送するために物理的に変調される。RAチャネルによって搬送される情報コードは、RAコードと呼ばれる。いくつかのRAコード設計では、同じRAチャネルにおいて、何らかの直交性を有する複数のコードを、異なるWTRUによって送信することができる。例えば、IEEE802.16システムでは、複数のWTRUが、異なるRAコードを用いて、1つのRAチャネルにアクセスできるように、符号分割多元接続(CDMA)様のRAコードを使用することができる。
RA機会(RA Opportunity)とは、RA要求を送信するためにWTRUが使用する機会のこととすることができる。RAチャネルが複数のRAコードを搬送できる場合、RA機会は、RAチャネルとRAコードの組み合わせとすることができる。WTRUは、RA要求を送信する必要がある場合、RAチャネルにおいて特定のRAコードを送信することができる。
RA要求を送信した後、WTRUは、例えば、RA領域、RAチャネル、およびRAコードの位置といった、WTRUがRA要求を送信するのに使用したRA機会によって識別される、RA要求に対する応答をBSが提供するのを待つ。WTRUのRA要求の意図に応じて、期待される応答は様々である。
3.1 RA使用ケース
異なるRA使用ケースのためのRA機会は、BSによって割り当てられる異なるRA領域によって、または同じRA領域内の異なるRAコードドメイン/異なるRAチャネルによって識別することができる。ランダムアクセス(RA)には、少なくとも4つの使用ケース、すなわち、新たな加入者(WTRU)がネットワークに参加するための初期アクセス(初期レンジング)と、1つのBSから別のBSへの加入者(WTRU)のハンドオーバ(HOレンジング)と、アップリンク(UL)送信パラメータの定期的な保守(定期的レンジング)と、既存の加入者(WTRU)のための帯域幅要求(コンテンション方式の帯域幅要求)とがあり得る。
初期レンジング(Initial Ranging)は、新たなWTRUがBSとの通信を開始するためのプロセスである。WTRUは、初期レンジングRA機会において初期レンジング要求を、例えば、初期レンジングRAチャネルにおいて初期レンジングコードをBSに送信する。初期レンジング要求を送信した後、WTRUは、BSからの応答を待つ。初期レンジング要求に対する期待される応答は、UL送信パラメータ調整を伴うまたは伴わない、レンジング状態通知とすることができる。
HOレンジングは、1つのBSから別のBSへのハンドオーバ中に、WTRUがターゲットBSとの通信を開始するためのプロセスである。WTRUは、HOレンジングRA機会においてHOレンジング要求を、すなわち、HOレンジングRAチャネルにおいてHOレンジングコードをBSに送信する。HOレンジング要求を送信した後、WTRUは、BSからの応答を待つ。HOレンジング要求に対する期待される応答は、UL送信パラメータ調整を伴うまたは伴わない、レンジング状態通知とすることができる。
定期的レンジング(Periodic Ranging)に関しては、BSからの距離はWTRU毎に異なることがあるので、時間領域および周波数領域の両方においてシンボルを同期させること、ならびに様々な活動中(Active)のWTRUの間で受信電力レベルを等しくすることが、アップリンクでは重要になることがある。アップリンクでは、活動中のWTRUは、少なくとも互いのサイクリックプレフィックスガードタイム(cyclic prefix guard time)の間は、同期させることが必要なことがある。さもないと、深刻なキャリア間およびシンボル間干渉が引き起こされることがある。同様に、スプリアス他セル干渉(spurious other−cell interference)を低減させるために、ダウンリンク電力制御を使用することができるが、絶対に必要というわけではない。アップリンク電力制御は、(1)バッテリ寿命を改善すること、(2)スプリアス他セル干渉を低減させること、および(3)直交周波数分割多重(OFDM)シンボルをともに共用している同じセル内の遠方のWTRUが他に紛れてしまわないようにすることができる。
この定期的レンジングプロセスは、開始された場合、チャネル強度と、問題のWTRUからの受信UL信号の時間/周波数とを推定し、その後、例えば、時間、周波数、および/または電力レベルなど、必要なUL送信パラメータ調整をWTRUに送信するよう、BSに要求することができる。WTRUがユニキャストUL割り当てを使用する場合、BSは、WTRUから受信したユニキャストULデータを推定して、UL送信パラメータ調整が必要かどうかを決定することができる。WTRUがユニキャストUL割り当てをもたずに、定期的レンジングが開始される場合、WTRUは、定期的レンジングRA機会を使用して、BSに定期的レンジング要求を送信する必要がある。定期的レンジング要求を送信した後、WTRUは、BSからの応答を待つ。定期的レンジング要求に対する期待される応答は、UL送信パラメータ調整を伴うまたは伴わない、レンジング状態通知とすることができる。
コンテンション方式の帯域幅要求は、帯域幅要求(BR)RA要求を送信することによって、WTRUがUL帯域幅を要求するために使用する、プロセスとすることができる。WTRUは、BR RA機会においてBR RA要求を、すなわち、BR RAチャネルにおいてBR RAコードをBSに送信することができる。BR RA要求を送信した後、WTRUは、BSからの応答を待つ。BR RA要求に対する期待される応答は、UL帯域幅グラント(UL bandwidth grant)とすることができる。
4.待ち時間および衝突に対処する実施形態
4.1 待ち時間
このシステムまたは他のシステムには、WTRUでのRA失敗検出の待ち時間問題に対処できるいくつかの実施形態が存在する。一般に、実施形態は、WTRUが、RA試みの失敗をタイムリかつ正確に検出でき、その後、しかるべくRA回復プロセスを開始できるように、RA失敗検出の際に、BS支援を使用して、WTRUを手助けすることができる。
第1の実施形態では、BSは、あるRA領域において受信したすべてのRA要求に対する応答を、同じ集約BS RA応答メッセージで送信することができ、この集約BS応答は、可能なうちで最も早いBS RA応答機会において送信することができる。RA要求の目的に応じて、BS RA応答は、パラメータ調整を伴うもしくは伴わないレンジング状態通知、リソース割り当て、またはRA要求の正常受信を知らせる単純な肯定応答とすることができる。
あるRA領域においてBSがRA要求を正常に受信しなかった場合、BSは、応答メッセージを送信しないことがあり、またはBSは、ヌルメッセージを送信することがある。
正常に受信したWTRU RA要求に対する応答を含む、BS RA応答メッセージを受信し、復号すると、WTRUは、自分のRA要求がBSで正常に受信されたかどうかを確定的に検出することができる。WTRUは、集約BS RA応答メッセージが、自分のRA要求に対する応答を含むかどうかをチェックすることによって、例えば、802.16システムではRAチャネルとRAコードをチェックすることによって、これを行う。集約BS RA応答メッセージが、自分のRA要求に対する応答を含まない場合、WTRUは、RA要求が失敗したと見なすことができ、その後、RA回復プロセスを開始することができる。この回復プロセスは、WTRU側でのRA失敗検出の待ち時間が大幅に短縮されるように、タイマ満了を待つことなく、直ちに開始することができる。
集約BS RAメッセージを使用する別の利点は、BSは受信したすべてのRA要求に対する応答を同じ集約BS RA応答メッセージで送信するので、各RA要求に対して個別にRA応答メッセージを送信するのに比べて、オーバヘッドが短縮されることとすることができる。オーバヘッド短縮は、複数のメッセージヘッダを省いたこと、および別個のメッセージにおいて各RA機会を個々に識別する代わりに、1つの集約メッセージ内でRA機会を識別する、より効率的な方法が得られたことからもたらされる。
4.1.1 初期レンジング要求
例えば、BSは、新たなWTRUがネットワークに参加するための初期レンジング機会を提供するために、UL内にレンジングRA領域を割り当てることができる。新たなWTRUは、基本的なシステム構成パラメータを獲得し、BSのダウンリンク(DL)と同期した後、初期レンジング要求を送信することによって、すなわち、選択された初期レンジングRAコードを選択された初期レンジングチャネルで送信することによって、初期レンジングプロセスを開始することができる。初期レンジング領域を受信し、復号した後、BSは、可能なうちで最も早いBS初期レンジングRA応答機会において、集約RA応答メッセージを送信することができる。集約RA応答メッセージは、初期レンジングRA領域において正常に受信し復号したすべての初期レンジングRA要求に対する初期レンジングRA応答を含むことができる。BSのRA応答は、正常に受信し復号した初期レンジング要求毎に、レンジング状態と、必要なUL送信パラメータ調整を含むことができる。
図4に示されるように、UL初期レンジング領域1010の後、最も早いBS初期レンジングRA応答機会は、BSのスケジューラによって決定することができ、BSのスケジューラは、BSのリアルタイムトラフィック負荷およびトラフィック構成に基づいて、無線リンクリソースを管理し、割り当てる。フレームn 1000内の初期レンジング領域の場合、最も早いBS初期レンジングRA応答機会1035は、フレームn+1 1030のDLフレーム1020、すなわち、初期レンジング領域を有するULフレーム後の次のDLフレームとすることができるが、それは、BSスケジューラが、そのDLフレーム内に、他のよりプライオリティの高いトラフィックデータを収めた後で、初期レンジングRA集約応答メッセージを収めることができる場合であり、さもなければ、最も早いBS初期レンジングRA応答機会1045は、フレームn+2 1040のDLフレームか、またはさらに後のDLフレームになることもある。
初期レンジングRA要求を送信した後、WTRUは、BSからの初期レンジングRA応答を待つ。初期レンジングRA応答メッセージを受信し、復号すると、WTRUは、使用した初期レンジングRAチャネルおよび初期レンジングRAコードに基づいて、自分の要求に対する応答を識別しようと試みる。BS集約初期レンジングRA応答メッセージが、そのWTRUの要求に対する応答を含む場合、WTRUは、初期レンジングRA要求は成功したと見なすことができ、得られた応答に従って、次のステップに進む。BS初期レンジングRA集約応答メッセージが、そのWTRUの要求に対する応答を含まない場合、WTRUは、初期レンジングRA要求は失敗したと見なすことができ、直ちに初期レンジングRA回復プロセスを開始することができる。
ある初期レンジング領域において正常に受信し復号したすべての初期レンジングRA要求に対する応答を含むBS初期レンジングRA応答メッセージの使用は、WTRUが、初期レンジングRA試みの状態をタイムリかつ確定的に検出することを可能にすることができる。WTRUが初期レンジングRA要求の失敗を検出した場合、初期レンジングRA回復プロセスを直ちに開始して、初期レンジングRA失敗検出および回復の待ち時間を最短化することができる。
これを、BSが正常に受信し復号した各初期レンジングRA要求に対する別個の初期レンジング応答を送信する方法と比べた場合、正常に受信し復号した初期レンジングRA要求に対する応答を、1つのBS初期レンジングRA応答メッセージに集約すると、複数のMACヘッダが省かれるので、MAC符号化のオーバヘッドが短縮され、また、それらを一緒に集約した場合には、RA要求を識別するためのより効率的な方法を得ることもできる。
システム全体の堅牢性を高めるため、初期レンジングRAタイマを引き続き使用して、メッセージ配信エラーなどの例外を処理することができる。
4.1.2 HOレンジング要求
HOレンジングRA機会が別個のRA領域内に存在できる、HOレンジングRAプロセスにも、同様の実施形態を適用することができる。あるいは、図5に示されるように、HOレンジングRA機会は、フレームn 1100内に示されるように、初期レンジング機会と同じRA領域1110を共用することもできる。例えば、IEEE802.16システムでは、初期レンジングとHOレンジングは、同じRA領域を共用することができ、それらのレンジングは、異なるRAコードを使用することによって区別される。
HOレンジングが初期レンジングと同じRA領域を共用する場合、BSは、正常に受信し復号したすべての初期レンジングRA要求およびHOレンジングRA要求に対する応答を含む1つのRA応答メッセージ1135を、最も早い(HOレンジングRA要求についてはフレームn+1 1130内の)BS初期/HOレンジング応答機会において送信することができる。あるいは、BSは、1つは初期レンジングのための、1つはHOレンジングのための、2つの別個の集約RA応答メッセージ1138、1145を、それぞれフレームn+1 1130およびフレームn+2 1140内の、最も早いBS HOレンジングRA応答機会および最も早いBS初期レンジングRA応答機会において送信することができる。最も早いBS初期レンジングRA応答機会と最も早いBS HOレンジングRA応答機会は、それらのRA応答のプライオリティに関するBSスケジューラの決定、ならびにBSのリアルタイムトラフィック負荷およびトラフィック構成に応じて、異なることがある。
4.1.3 定期的レンジング要求
さらに、定期的レンジングRAプロセスにも、同様の実施形態を適用することができる。やはり、定期的レンジングRA機会は、別個のRA領域内に存在することができる。この場合、各定期的レンジングRA領域の後で、BSは、正常に受信されおよび復号されたすべての定期的レンジングRA要求に対するRA応答を含む定期的レンジングRA応答メッセージを、可能なうちで最も早いBS定期的レンジング応答時刻に送信する。
定期的レンジングRA領域は、ULにおいてBSと同期がとれているWTRUからのランダムアクセスのためのものとすることができるので、初期レンジング/HOレンジングRA領域とは異なるPHYチャネル設計を有することができる。
あるいは、定期的レンジングRA機会は、例えば、初期レンジングおよび/またはHOレンジングなどの、他のレンジングタイプと、同じRA領域を共用することができる。この場合、各レンジングRA領域の後で、BSは、すべてのレンジングタイプを含む、正常に受信し復号したすべてのレンジングRA要求に対するRA応答を含むただ1つのレンジングRA応答メッセージを、可能なうちで最も早いBSレンジングRA応答時刻に送信することができる。あるいは、BSは、各レンジングタイプに1つの、またはレンジングRA領域においてサポートされるレンジングタイプの任意の組み合わせに1つの、複数のレンジングRA応答メッセージを、同じまたは異なる最も早いRA応答時刻に送信することができる。
4.1.4 コンテンション方式の要求
コンテンション方式の帯域幅要求RAが行われる別の実施形態では、BS RA応答メッセージは、次のUL領域に配置すること、または次の複数のUL領域に分散させることができる、リソース割り当てを含むことができる。図6に示された簡略化されたフレームに示されるように、フレームn−1 600内のRA領域602の場合、BSは、正常に受信したすべてのRA要求に対する応答を含むBS RA集約応答メッセージ611を、フレームn 610のDL 612において送信し、応答611は、フレームn 610内に、または次のいくつかのフレーム620内に、リソース割り当て616を含むことができる。
BS応答611は、例えば、IEEE802.16mの高機能MAP(A−MAP:Advanced−MAP)など、実際の割り当てを含むULリソース割り当て制御信号を見出すことができる、将来のサブフレームも指示することができる。
このように、BS RA集約応答611は、先の帯域幅要求RA領域において送信された帯域幅要求RA要求に対する、WTRUへの肯定応答としても機能する。すなわち、BS RA集約応答メッセージは、2つの機能を果たすことができ、1つは、リソースを割り当てることであり、もう1つは、先のRA領域を使用したWTRUに肯定応答を伝えることである。
先の帯域幅要求RA領域においてUL帯域幅要求のためにRA機会を使用したWTRUについては、そのWTRUが、BS RA集約応答から期待した応答を受信した場合、WTRUは、RA試みが成功したと見なすことができ、ULユニキャスト割り当てがどこにあるかも知る。WTRUが、BS RA応答で期待した応答を受信しなかった場合、WTRUは、RA試みが失敗したと認識することができ、直ちにまたは妥当な時に回復プロセスを開始することができる。
4.1.5 応答に関する付加的な実施形態
別の実施形態では、RA要求を送信した後、WTRUが、BSからのRA応答メッセージで応答を受信しなかった場合、許容されるRA試みの最大回数に達していなければ、WTRUは、RA回復手順を開始することができる。
あるいは、別の実施形態では、RA要求を検出したら直ちに、明示的なACKを送信することができる。リソース割り当てを求めるRA要求の場合、実際のリソースグラントは、リソースが利用可能になった以降の時点で送信することができる。
リソース割り当てを求めるRA要求についてのACKを受信すると、WTRUは、タイマを始動させることができる。グラント/応答を受信する前に満了したタイマは、WTRUが再びアクセス手順を試みる原因とすることができる。これは、受信エラーが発生した場合に、WTRUが長く待ちすぎるのを防止することができる。
別の実施形態では、BS RA集約応答メッセージにおいて、正常に受信され復号されたRA要求は、(例えば、IEEE802.16システムで使用されるような)例えば、RA領域、RAチャネル、およびRAコードなどの、RA機会ディスクリプタによって、またはRA機会ディスクリプタから導出される識別子によって識別される。BS RA応答メッセージにおいて、RA領域のためにRA機会ディスクリプタが使用される場合、符号化効率は、2レベルのリストを使用することによって、すなわち、受信され復号された少なくとも1つのRAコードを有するRAチャネルをリストアップし、次にリストアップされたRAチャネル毎に、受信され復号されたすべてのRAコードをリストアップすることによって、受信され復号されたRA機会についての(RAチャネル、RAコード)ペアからなる1レベルのリストを使用するのと比べて、改善することができる。
別の実施形態では、一括してRA機会と呼ばれる、コードとRAチャネルの組み合わせ毎に、ACKを送信することができる。RA機会は、グループに区分けすることができる。グループ毎に、正常に受信されたすべてのRAが通知される。N個の機会を有するアクセスグループ毎に、最大でKmax個の受信されたRAを通知することができる。数Kを通知することができ、それにはlog2(Kmax)ビットを必要とする。成功したRAの組み合わせに対するインデックスを通知することができ、それにはlog2(N/K)ビットを必要とする。K>Kmaxであるイベントを通知するために、インデックスを予約しておくことができる。
別の実施形態では、BSは、WTRUが、動的でシステム負荷に応じて変化する、改善されたRAタイマ期間を獲得するように支援する。例えば、RA要求リソース割り当てでは、システムにかかる負荷が軽い場合、要求されたリソースを迅速に割り当てることができ、したがって、RAタイマ値を小さくすることができる。システムにかかる負荷が重い場合、要求されたリソースは時間領域に広がって割り当てられ、したがって、タイマ値はより大きくすべきである。BSから知らされない限り、WTRUはシステム負荷情報をもたないので、WTRUが自分のRAタイマを動的に変更することは困難であるか、または不可能である。BSが支援を行う場合、BSは、RA領域を受信/処理した後、正常に受信したRA要求に応答し終えるのにどれだけの時間がかかるかについてのBSの知識に基づいて、与えられたRA領域のためのRAタイマ値をWTRUに告げる、ブロードキャストメッセージを送出する。あるいは、送信時間は特定されておらず、WTRUは、最後の利用可能なRAタイマ値に従う。
RA要求の複数のクラスがサポートされる場合に受信したRA要求でRAクラス情報が提供されるならば、BSは、複数のRAタイマ値を送信することができ、その各々は、特定のRA要求クラス用のものである。RAタイマ設定ブロードキャストメッセージは、小さな数、すなわち、RAタイマ値を含むだけなので、非常に短くすることができる。提案されるこの実施形態は、衝突が原因のRA失敗および電力が低すぎることが原因のRA失敗の検出に適用することもできる。WTRUが、所定の時間内に期待されるRA応答を受信しなかった場合、許容されるRA試みの最大回数に達していなければ、WTRUは、RA回復手順を開始することができる。
4.2 衝突
衝突に対処するための第1の方法では、すべての無線送受信ユニット(WTRU)が異なるコードを使用することができるが、受信機に限界があるため、検出できるよりも多くのコードが使用される。第1の結果は、必ずしもすべてのコードが検出されないこととすることができるが、検出されたコードは正しい。これは、すべてのWTRUが再び同じチャネルを選択する場合にのみ問題となる。第2の結果は、誤検出が行われることである。これは、確率の低いイベントであり、それからの回復は、検証ステージで行われる。
第1の実施形態は、ULハイブリッド自動再送要求(HARQ)が使用されない場合に、RA衝突の検出見逃し(missed−detection)によって引き起こされるULデータ衝突問題に対処することができる。RA衝突の検出見逃しは、RA衝突が起こった、すなわち、2つ以上のWTRUによってアクセスされたRA機会において、BSがRA要求1210(図7)を誤って1つしか検出しない場合に発生する。例えば、コンテンション方式のUL帯域幅要求RAプロセスにおいて、期待されるRA応答1235が、ユニキャストULデータ割り当てを含むことができる場合、BSは、復号したRA要求1210にユニキャストUL割り当てを割り当てることができる。しかし、その場合、同じRA機会1210を使用した2つ以上のWTRUは、UL割り当て1238において送信することができ、したがって、データ領域衝突を引き起こす。
UL送信のためにUL HARQが使用されない場合、関与するWTRUは、ULデータが、例えば、ハンドシェイクプロトコルデータの一部として、何らかの応答を要求するならば、ULデータに対するBSからの期待される応答が受信できないことによって、ULデータ領域衝突を検出することができるが、さもなければ、関与するWTRUは、MAC層において、そのようなULデータ領域衝突を検出することができないことがある。提案される実施形態は、そのようなULデータ領域衝突を検出する際に、WTRUに対するBSの支援を使用することができる。BSは、どのULデータ割り当てがどのRA応答に対するものかについての知識を有し、BSは、ULデータ領域が正常に受信されたかどうかの知識も有する。したがって、ULデータ領域衝突の場合、BSは、その知識を使用して、RA要求に対して割り当てられたULデータ領域の受信の失敗を知らせる通知をWTRUに送信することができる。ULデータ領域衝突のそのような通知は、RA開始(RA−initiated)のULデータ否定応答(NACK)と呼ばれることがある。
与えられたUL割り当てを使用したWTRUが、そのようなRA開始のULデータNACKをBSから受信した場合、WTRUは、「進行中」の手順においてエラーが発生したことを認識することができ、エラー回復が必要とされる。
BSによって送信されたRA開始のULデータNACK 1245において、ULデータ領域は、応答としてULデータ割り当てが与えられたRA要求によって識別することができ、RA要求は、例えば、RA領域、RAチャネル、およびRAコードなどの、RA要求ディスクリプタによって、またはこれらのRAディスクリプタから導出される識別子によって識別することができる。
BSによって送信されたRA開始のULデータNACK 1245において、ULデータ領域は、例えば、フレームインデックス、サブフレームインデックス、LRU(論理リソースユニット)インデックスなどの、ULデータ割り当てディスクリプタによって、またはこれらのUL割り当てディスクリプタから導出される識別子によって識別することができる。
例えば、IEEE802.16システムでは、BSは、RA開始のULデータNACK 1245をMAC制御信号として送信することができ、そのようなRA開始のULデータNACKは、制御メッセージ、制御シグナリングヘッダ、MAC PDU(プロトコルデータユニット)のサブヘッダもしくは拡張ヘッダ、または高機能MAP(A−MAP)情報要素(IE)として符号化することができる。
別の実施形態は、UL HARQが使用される場合に、RA衝突の検出見逃しによって引き起こされるULデータ衝突問題に対処することができる。この場合、RA衝突の検出見逃しによって引き起こされるULデータ衝突は、衝突を起こしたWTRUに繰り返し再送することを強制し、その結果、HARQ再送の最大許容回数に達するまで、再衝突が繰り返されることがあるので、深刻なリソース浪費を引き起こすことがある。UL HARQを用いた場合、単一のバーストエラーは、それが通常のリンクエラーの結果か、それとも衝突の結果かを見分けることが困難なことがあるので、ULデータ領域衝突の検出には、追加の試み、および/またはごく普通のULデータHARQ復号とは別の技法が必要になることがある。
図8に示されるように、アップリンクのフレームnにおいて、複数のRA要求機会1310が送信され、フレームn+1において、BS集約RA応答メッセージ1335が、RA要求1310および他の要求に対する応答を提供する。RA要求1310に対する応答としてのULデータ割り当てにおける第1のUL送信を受信し復号した後も、BSは、まだ衝突を検出できることがある。例えば、BSは、ULデータ領域1338が、増加的冗長性(インクリメンタルリダンダンシ)HARQ(IR HARQ:Incremental Redundancy HARQ)などの、チャネル符号化に基づいて、異常に高いレベルのエラーを経験した場合、またはチャネル遅延スプレッド(channel delay spread)など、他の異常な物理的信号変化を観測した場合、衝突が検出されたと見なすことができる。
後続のUL HARQ再送1338を受信し復号した場合でも、HARQ再送の最大回数に達する前であれば、BSは、RA要求に対する応答としてのULデータ割り当てにおける衝突を検出できることがある。例えば、BSは、UL HARQ再送から利得が得られなかったことを観測した場合、衝突が検出されたと見なすことができる。
ULデータ領域衝突は、ひとたび検出されれば、WTRUがエラー状態をタイムリに検出し、UL HARQ再送を中止し、エラー回復プロセスに入ることを手助けするBSの支援を使用することによって、対処することができる。BS支援は、例えば、図8のフレームn+3内のダウンリンクにおけるRA開始のULデータ否定応答(NACK)1350などの、BSによってWTRUに送信される通知信号とすることができる。
そのようなRA開始のULデータNACK 1350をBSから受信した場合、WTRUは、HARQ再送プロセスを中止し、ランダムアクセス回復プロセスに直ちに入ることができる。
先の実施形態と同様に、BSによって通知されたRA開始のULデータNACK 1350は、例えば、IEEE802.16システムにおける、MAC制御信号として、また制御メッセージ、制御シグナリングヘッダ、MAC PDU(プロトコルデータユニット)のサブヘッダもしくは拡張ヘッダ、または高機能MAP(A−MAP)情報要素(IE)として符号化することができる。
加えて、同期したUL HARQが使用される場合、BSによって送信されるRA開始のULデータNACKは、例えば、図8のフレームn+3内の、UL HARQ再送1350のための同期したULリソース割り当てを終了するために使用されるのと同じ制御信号とすることができる。例えば、IEEE802.16システムでは、BSによって、ゼロ割り当てを有するCDMA割り当てA−MAP IEを使用して、RA開始のULデータNACKを通知することができ、またUL HARQ再送のための同期したULリソース割り当てを終了することもできる。
また、同期していないUL HARQが使用される場合、BSによって通知されるRA開始のULデータNACKは、UL HARQ NACKと、先のHARQ送信または再送後の事前に定められた期間内にHARQ再送に割り当てられたULリソースがないこととの組み合わせとすることができる。
あるいは、同期していないUL HARQが使用される場合、BSによって通知されるRA開始のULデータNACKは、UL HARQ NACKと、HARQ再送のためのゼロULリソース割り当てとの組み合わせとすることができる。例えば、IEEE802.16システムでは、ゼロULリソース割り当ては、ゼロ割り当てを有するCDMA割り当てA−MAP IEとすることができる。
RA要求に後続するUL割り当てのためのUL HARQ再送に対してゼロ割り当てを使用して、UL HARQ再送プロセスを終了する場合、対象WTRUは、例えば、RA領域、RAチャネル、およびRAコードなどの、先に使用されたRA機会ディスクリプタ、またはこれらのRAディスクリプタから導出される識別子によって識別することができる。
あるいは、RA要求に後続するUL割り当てのためのUL HARQ再送に対してゼロ割り当てを使用して、UL HARQ再送プロセスを終了する場合、対象WTRUは、例えば、フレームインデックス、サブフレームインデックス、LRU(論理リソースユニット)インデックスなどの、先に使用されたULデータ割り当てディスクリプタによって、またはこれらのUL割り当てディスクリプタから導出される識別子によって識別することができる。
RA要求に後続するUL割り当てのためのUL HARQ再送に対してゼロ割り当てを使用して、UL HARQ再送プロセスを終了する場合、対象WTRUの識別子は、ゼロ割り当て制御信号内の情報フィールドとして含まれることができ、またはゼロ割り当て制御信号の巡回冗長検査(CRC)を用いてマスクすることができる。
ゼロ割り当て制御信号は、例えば、単独のA−MAP IEなどの、単独のULリソース割り当て情報要素として符号化することができ、そのタイプ値が、ゼロUL割り当てを示す。
あるいは、ゼロ割り当て制御信号は、例えば、CDMA割り当てIEなどの、RA要求に後続するUL割り当てのためのUL割り当てIEの特殊ケースとして符号化することができ、特殊ケースは、UL割り当てIE内の情報フィールドの特定の値によって示すことができる。
別の実施形態は、UL HARQが使用される場合に、RA衝突の検出見逃しによって引き起こされるULデータ衝突問題に対処することができる。BSは、RA要求に対する応答として割り当てられたULデータ領域に対して、限られた数のUL HARQ再送を設定することができ、そのような限られた数は、他のUL割り当てのためのUL HARQ再送の最大回数よりも小さい。この実施形態を用いた場合、RA要求に後続するUL割り当てにおいて送信するWTRUは、最初の送信を含めてn回送信されたときに、UL HARQ再送を終了することができ、ここで、1≦n≦Max_num_HARQ_retransmissionsである。nの値は、システム構成によって決定することができる。BSからのn回目のHARQ NACKも、HARQ再送プロセスの終了を指示する。n回目のHARQ NACKを受信した場合、WTRUは、UL HARQ再送を終了し、ランダムアクセス回復プロセスに入ることができる。
別の実施形態は、必ずしもすべてのコードが検出されない場合と、何も検出されない場合の衝突問題に対処することができる。この実施形態は、WTRUがスロットおよびコードの選択をランダム化できるような、回復メカニズムを使用する。
別の実施形態は、RA衝突が検出される場合のRA衝突問題に対処することができる。この例では、BSは、NACKを送信して、先のRA領域においてBSが検出したRA失敗は衝突が原因であることをWTRUに通知することができる。ACKではなく、NACKを送信することの利点は、NACK信号は規則ではなく例外であるので、オーバヘッドが減少することにある。
図9は、RAタイマまたはNACKにおいてBS支援情報を使用する、フレームの図である。BSがRAにおいて衝突を検出した場合、次のDL機会において、BSは、NACKメッセージ613を送信して、加入者に検出された衝突を知らせることができる。これは、WTRU側での誤検出の排除/最小化と、RA待ち時間の大幅な短縮とを同時に行う。提案されるNACKメカニズムは、WTRUのタイマベースのメカニズムに取って代わるのではなく、それに対する追加とすることができる。タイマベースのメカニズムは、あるシナリオでは、バックアップメカニズムとして利用することができる。
本明細書で説明した実施形態は、衝突に起因するRA失敗および不十分な信号電力に起因するRA失敗の検出ばかりでなく、他の原因によるRA失敗の検出にも対処することができる。
上では機能および要素が特定の組み合わせで説明されたが、各機能または要素は、他の機能および要素を伴わずに単独で、または他の機能および要素を伴ってもしくは伴わずに様々な組み合わせで使用することができる。本明細書で提供された方法またはフローチャートは、汎用コンピュータまたはプロセッサによって実行するための、コンピュータ可読記憶媒体内に含まれるコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施することができる。コンピュータ可読記憶媒体の例は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび着脱可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD−ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含む。
適切なプロセッサは、例えば、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、他の任意のタイプの集積回路(IC)、および/または状態機械を含む。
ソフトウェアと連携するプロセッサを使用して、無線送受信ユニット(WTRU)、ユーザ機器(UE)、端末、基地局、無線ネットワークコントローラ(RNC)、または任意のホストコンピュータで使用するための、無線周波数トランシーバを実施することができる。WTRUは、カメラ、ビデオカメラモジュール、テレビ電話、スピーカフォン、バイブレーションデバイス、スピーカ、マイクロフォン、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、キーボード、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、液晶表示(LCD)ディスプレイユニット、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、および/または任意の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)もしくは超広帯域(UWB)モジュールなど、ハードウェアおよび/またはソフトウェアで実施されるモジュールと併せて使用することができる。
実施形態
1.ランダムアクセス(RA)要求失敗の検出を支援するように構成された基地局(BS)であって、
RA要求を受信するように構成されたアンテナと、
RA要求を復号するように構成されたプロセッサと、
受信し復号した1つまたは複数のRA要求に応答する1つまたは複数のRA応答を含む、集約RA応答メッセージを送信するように構成された送信機と
を備える基地局(BS)。
2.RA要求は、初期レンジング要求である実施形態1のBS。
3.初期レンジング要求は、初期レンジングチャネルにおいて初期レンジングコードを含む実施形態2のBS。
4.1つまたは複数のRA応答は、レンジング状態通知を含む実施形態2のBS。
5.1つまたは複数のRA応答は、アップリンク(UL)パラメータ調整を含む実施形態4のBS。
6.RA要求は、ハンドオーバ(HO)レンジング要求である実施形態1のBS。
7.HOレンジング要求は、HOレンジングRAチャネルにおいてHOレンジングコードを含む実施形態6のBS。
8.1つまたは複数のRA応答は、レンジング状態通知を含む実施形態7のBS。
9.1つまたは複数のRA応答は、アップリンク(UL)パラメータ調整を含む実施形態8のBS。
10.RA要求は、定期的レンジング要求である実施形態1のBS。
11.BSは、定期的レンジング要求を受信し、復号するとき、定期的レンジング要求に対応する受信UL信号のチャネル強度および時間/周波数を推定する実施形態10のBS。
12.1つまたは複数のRA応答は、レンジング状態通知を含む実施形態10のBS。
13.1つまたは複数のRA応答は、アップリンク(UL)パラメータ調整を含む実施形態12のBS。
14.RA領域は、初期レンジング要求と、ハンドオーバ(HO)レンジング要求とを含む実施形態1のBS。
15.BSは、受信し復号したすべての初期レンジングRA要求およびHOレンジングRA要求に対するRA応答を含む、集約RA応答メッセージを送信し、集約レンジングRA応答メッセージは、受信し復号したレンジングRA要求当たり1つのレンジングRA応答を含む実施形態14のBS。
16.BSは、少なくとも2つの集約RA応答メッセージを送信し、第1の集約RA応答メッセージは、受信し復号した初期レンジング要求に応答するRA応答を含み、第2の集約RA応答メッセージは、受信し復号したHOレンジング要求に応答するRA応答を含む実施形態15のBS。
17.RA要求は、コンテンション方式の帯域幅要求である実施形態1のBS。
18.BSは、少なくとも2つのRA要求を受信し、RAは、少なくとも2つの集約RA応答メッセージを送信し、第1の集約RA応答メッセージは、受信し復号したRA要求の1つに応答するRA応答を含み、第2の集約RA応答メッセージは、受信し復号した他のRA要求に応答するRA応答を含む実施形態1のBS。
19.RA要求は、第1のフレーム内のアップリンク領域で受信され、集約RA応答メッセージは、第1のフレームに後続する第2のフレーム内のダウンリンク領域で送信される実施形態1のBS。
20.第2のフレームは、第1のフレームの直後に後続する実施形態19のBS。
21.第2のフレームのダウンリンク領域は、第1のフレームのアップリンク領域の直後に後続する実施形態19のBS。
22.ランダムアクセス(RA)要求の失敗を検出する無線送受信ユニット(WTRU)であって、
RA要求を送信するように構成された送信機と、
集約RA応答メッセージを受信するように構成された受信機と、
集約RA応答メッセージがRA要求に対応するRA応答を含むかどうかを判定することによって、RA要求が成功したかどうかを判定するように構成されたプロセッサと
を備える無線送受信ユニット(WTRU)。
23.RA要求は、初期レンジング要求である実施形態22のWTRU。
24.RA要求は、ハンドオーバレンジング要求である実施形態22のWTRU。
25.RA要求は、定期的レンジング要求である実施形態22のWTRU。
26.アップリンクのRA領域は、初期レンジング要求と、ハンドオーバレンジング要求とを含む実施形態22のWTRU。
27.RA要求は、コンテンション方式の帯域幅要求である実施形態22のBS。
28.RA要求は、第1のフレーム内のアップリンク領域で送信され、集約RA応答メッセージは、第1のフレームに後続する第2のフレーム内のダウンリンク領域で受信される実施形態22のWTRU。
29.第2のフレームは、第1のフレームの直後に後続する実施形態28のWTRU。
30.第2のフレームのダウンリンク領域は、第1のフレームのアップリンク領域の直後に後続する実施形態29のWTRU。
31.ランダムアクセス(RA)衝突検出を支援する基地局(BS)であって、
RA要求を受信し、アップリンク(UL)データバーストを受信するように構成されたアンテナと、
RA要求を復号し、RA要求に応答するRA応答を構築し、スケジュールし、RA要求に応答してULデータ割り当てをスケジュールし、ULデータバーストを復号するように構成されたプロセッサと、
RA要求に対するRA応答を送信するように構成された送信機であって、RA要求に応答してUL割り当てを送信し、RA要求に対応するULデータ領域でデータが受信されなかった場合、RA開始のULデータ否定応答(NACK)も送信するようにさらに構成された送信機と
を備える基地局(BS)。
32.RA開始のULデータNACKは、ULデータ領域に関連付けられたRA要求の識別情報を含む実施形態31のBS。
33.ULハイブリッド自動再送要求(HARQ)が使用される場合、RA開始のULデータNACKは、HARQ NACKと、HARQ再送のためのゼロアップリンクリソース割り当てとの組み合わせによって通知される実施形態31のBS。
34.ULハイブリッド自動再送要求(HARQ)が使用される場合、NACKは、ULハイブリッド自動再送要求(HARQ)再送を終了することによって通知される実施形態31のBS。
35.ランダムアクセス(RA)要求失敗の検出を支援するための方法であって、
RA要求を受信し、復号するステップと、
受信し復号したRA要求のうちの1つまたは複数に応答する1つまたは複数のRA応答を含む、集約RA応答メッセージを送信するステップと
を含む方法。
36.ランダムアクセス(RA)失敗を検出するための方法であって、
RA要求を送信するステップと、
1つまたは複数のRA応答を含む、集約RA応答メッセージを受信するステップと、
集約RA応答メッセージがRA要求に対応するRA応答を含むかどうかを判定することによって、RA要求が正常に送信されたかどうかを判定するステップと
を含む方法。
本発明は無線通信に利用できる。
100 無線通信システム
110 WTRU
115、125 プロセッサ
116、126 受信機
117、127 送信機
120 BS
130 RNC

Claims (5)

  1. ランダムアクセス(RA)要求失敗の検出を支援するように構成された基地局(BS)であって、
    RA要求を受信するように構成されたアンテナと、
    前記RA要求を復号するように構成されたプロセッサと、
    受信し復号した1つまたは複数のRA要求に応答する1つまたは複数のRA応答を含む、集約RA応答メッセージを送信するように構成された送信機と
    を備えることを特徴とする基地局(BS)。
  2. 前記RA要求は、初期レンジング要求を含むことを特徴とする請求項1に記載のBS。
  3. 前記初期レンジング要求は、初期レンジングチャネルにおいて初期レンジングコードを含むことを特徴とする請求項2に記載のBS。
  4. 前記1つまたは複数のRA応答は、レンジング状態通知を含むことを特徴とする請求項2に記載のBS。
  5. 前記1つまたは複数のRA応答は、アップリンク(UL)パラメータ調整を含むことを特徴とする請求項4に記載のBS。
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