JP2014158023A - 加熱装置、基板処理装置、及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】山部と谷部とが交互に複数連なることで蛇行状に形成され、両端が固定される発熱体と、谷部の末端にそれぞれ設けられ、谷部の幅よりも大きな幅を有する切り欠け部として形成された保持体受け部と、発熱体の外周に設けられる断熱体と、保持体受け部内に配置されて断熱体に固定される保持体と、を備える。
【選択図】図5
Description
山部と谷部とが交互に複数連なることで蛇行状に形成され、両端が固定される発熱体と、前記谷部の末端にそれぞれ設けられ、前記谷部の幅よりも大きな幅を有する切り欠け部として形成された保持体受け部と、前記発熱体の外周に設けられる断熱体と、前記保持体受け部内に配置されて前記断熱体に固定される保持体と、を備える加熱装置が提供される。
山部と谷部とが交互に複数連なることで蛇行状に形成され、両端が固定される発熱体と、前記谷部の末端にそれぞれ設けられ、前記谷部の幅よりも大きな幅を有する切り欠け部として形成された保持体受け部と、前記発熱体の外周に設けられる断熱体と、前記保持体受け部内に配置され、前記断熱体に固定される保持体と、を備える加熱装置と、該加熱装置の内部に設けられ基板を処理する処理室と、を有する基板処理装置が提供される。
加熱装置の内部に設けられる処理室内に基板を搬入する工程と、前記加熱装置に備えられ山部と谷部とが交互に複数連なることで蛇行状に形成された発熱体の両端を、前記発熱体の外周に設けられた断熱体に固定すると共に、前記谷部の末端にそれぞれ設けられ、前記谷部の幅よりも大きな幅を有する切り欠け部として形成された保持体受け部内に保持体を配置して前記断熱体に固定することで前記前記発熱体の位置を保持しつつ、前記発熱体を昇温させて前記処理室内の基板を加熱処理する工程と、を有する半導体装置の製造方法が提供される。
以下に本発明の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
アウタチューブ12の外部には、プロセスチューブ11の内部を加熱する加熱装置としてのヒータユニット30が、アウタチューブ12の周囲を囲うように設けられている。ヒータユニット30は、発熱体42と、断熱体33と、保持体41と、ケース31と、を備えている。
抗発熱材料を用いることが可能であり、その形状は、図4(a)に示すような線状材料であっても良く、(b)に示すような板状材料であっても良い。一対の給電部45,46は、後述する断熱体33(側壁部35)を貫通して断熱体33に固定されると共に、その端部は環状部42Rの両端部にそれぞれ接続されている。一対の給電部45,46は、金属などの導電性材料により構成されている。一対の給電部45,46を介して環状部42Rの一端から他端に向けて電流を流すことで、環状部42Rが加熱されてプロセスチューブ11内が昇温されるように構成されている。一対の給電部45,46は、コントローラ2
80に接続されている。
た幅であり、以下第1幅(a)とも呼ぶ)よりも広く構成されている。
次に、上述の基板処理装置により実施される基板処理工程の一例としての成膜工程を簡単に説明する。以下の説明において、基板処理装置の各部の動作はコントローラ280によって制御される。
本実施形態によれば、以下に示す(a)〜(e)のうち一つ又は複数の効果を奏する。
以下に、本実施形態の変形例について説明する。
本発明に係る保持体受け部42cは、上述の実施形態のように楕円形状である場合に限定されず、谷部42bの幅(第1幅(c))よりも大きな直径(第2幅(b)と同じ大きさの直径)を有する円形の切り欠け部として形成されていてもよい。図6(a)は本発明の第1の実施形態の変形例に係る環状部42Rの部分拡大図であり、(b)は拡大部分の側面図である。
発明者等の検討によれば、一対の給電部45,46が断熱体33に固定されている場合、熱膨張による環状部42Rの各部の位置ずれ量は、一対の給電部45、46から離れるに従って累積されて大きくなる。係る場合、環状部42Rの動き代は、環状部42Rの全周に渡って均等である必要はなく、位置ずれ量や位置ずれ方向に応じて適宜調整すればよい。本変形例では、保持体受け部42cの幅(あるいは直径)を、環状部42Rの全周に渡って均等な大きさとせず、位置ずれ量や位置ずれ方向に応じて局所的に変動させている。例えば、保持体受け部42cの幅を、一対の給電部45,46から遠のくに従って大きくなるように設定している。
本変形例においては、保持体受け部42cと保持体41との相対位置を、環状部42Rにおける全周各部のうちの少なくとも一部で異ならせて設定している。すなわち、保持体受け部42cの幅を局所的に変動させるのではなく、保持体受け部42cに配置する保持体41の位置を調整することにより、環状部42Rの周方向に沿った動き代を局所的に変動させている。
以下に、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態に係る基板処理装置は、発熱体42及び断熱体33の構成が上述の実施形態と異なる。その他の構成は上述の実施形態と同じである。
本実施形態によれば、以下に示す効果のうち一つ又は複数の効果を奏する。
上述の実施形態では、収納部40の底面40eの上下方向の幅は、環状部42Rのうち山部42a先端を除く中央部42eの上下方向の幅よりも小さく構成されていたが、本発明は係る形態に限定されない。例えば、収納部40における底面40eの上下方向の幅が、環状部42Rのうち山部42a先端を除く中央部42eの上下方向の幅より大きく形成され、収納部40における底面40eに、中央部42eの上下方向の幅より小さい幅で形成された段差部を設けることとしてもよい。
以下に、本発明の第3の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の第3の実施形態は、上述の実施形態のように、谷部42bの末端に切り欠け部として形成された保持体受け部42cが設けられている場合に限定されない。すなわち、図19に例示するように、山部42a’と谷部42b’とが交互に複数連なる箇所で形成される環状部42R’と、断熱体33を貫通して断熱体33に固定され環状部42R’の両端にそれぞれ接続される一対の給電部45,46と、を有する発熱体を備えた加熱装置であれば、保持体受け部42cが設けられていない場合であっても、本発明は好適に適用可能である。また、山部42a’と谷部42b’とが交互に複数連ならない形態の環状部、例えばコイル状形状の環状部と、断熱体を貫通して断熱体に固定され環状部の両端にそれぞれ接続される一対の給電部と、を備えた加熱装置であっても、本発明は好適に適用可能である。
以下に、本発明の好ましい態様について付記する。
山部と谷部とが交互に複数連なることで蛇行状に形成され、両端が固定される発熱体と、
前記谷部の末端にそれぞれ設けられ、前記谷部の幅よりも大きな幅を有する切り欠け部として形成された保持体受け部と、
前記発熱体の外周に設けられる断熱体と、
前記保持体受け部内に配置されて前記断熱体に固定される保持体と、を備える加熱装置である。
前記保持体受け部は、前記谷部の幅よりも大きな直径を有する円形の切り欠け部として形成されている。
前記発熱体は、
前記山部と前記谷部とが交互に複数連なる箇所で形成される環状部と、
前記断熱体を貫通して該断熱体に固定され、前記環状部の両端にそれぞれ接続される一対の給電部と、を有し、
前記保持体受け部の幅は、前記一対の給電部から遠のくに従って大きく設定されている。
前記発熱体は、
前記山部と前記谷部とが交互に複数連なる箇所で形成される環状部と、
前記断熱体を貫通して該断熱体に固定され、前記環状部の両端にそれぞれ接続される一対の給電部と、を有し、
前記保持体受け部と前記保持体との相対位置は、前記環状部における全周各部のうちの少なくとも一部で異ならせて設定されている。
前記発熱体は、前記山部と前記谷部とが交互に複数連なる箇所で形成される環状部と、
前記断熱体を貫通して該断熱体に固定され前記環状部の両端にそれぞれ接続される一対の給電部と、を有し、
前記断熱体は、前記環状部の外周面を囲うように筒状に形成され、前記環状部を収容する溝状の収納部を前記断熱体の内周面に有し、
前記環状部のうち前記山部の先端が、前記環状部の中心に向くように、前記環状部のうち前記山部先端を除く中央部に対して鈍角にそれぞれ傾斜し、
前記収納部の両側壁が、前記収納部の底面に対して鈍角にそれぞれ傾斜し、
前記山部先端の傾斜角度と、前記収納部の両側壁の傾斜角度とは、同等の角度に設定されている第1の態様に記載の加熱装置である。
前記収納部における前記底面の幅が、前記中央部の幅より大きく形成され、
前記収納部における前記底面には、前記中央部より小さい幅で形成された段差部を有する。
前記発熱体は、前記山部と前記谷部とが交互に複数連なる箇所で形成される環状部と、
前記断熱体を貫通して該断熱体に固定され前記環状部の両端にそれぞれ接続される一対の給電部と、を有し、
前記断熱体は、前記環状部の外周面を囲うように筒状に形成され、前記環状部を収容する溝状の収納部を前記断熱体の内周面に有し、
前記収納部における底面と該底面に隣接する前記環状部のうち前記山部先端を除く中央部との間の距離は、前記収納部および前記環状部における全周各部のうちの少なくとも一部で異ならせて設定されている第1の態様に記載の加熱装置である。
前記距離は、少なくとも前記環状部が室温状態の時に、前記収納部および前記環状部における全周各部のうちの少なくとも一部で異ならせて設定されている。
前記距離は、少なくとも前記環状部が基板処理時の温度状態の時に、熱膨張により前記収納部および前記環状部における全周各部が同等の距離となるように設定されている。
前記距離は、前記一対の給電部から遠のくに従って大きく設定されている。
山部と谷部とが交互に複数連なることで蛇行状に形成され、両端が固定される発熱体と、前記谷部の末端にそれぞれ設けられ、前記谷部の幅よりも大きな幅を有する切り欠け部として形成された保持体受け部と、前記発熱体の外周に設けられる断熱体と、前記保持体受け部内に配置され、前記断熱体に固定される保持体と、を備える加熱装置と、
該加熱装置の内部に設けられ基板を処理する処理室と、を有する基板処理装置である。
前記保持体受け部は、前記谷部の幅よりも大きな直径を有する円形の切り欠け部として形成されている。
前記発熱体は、
前記山部と前記谷部とが交互に複数連なる箇所で形成される環状部と、
前記断熱体を貫通して該断熱体に固定され、前記環状部の両端にそれぞれ接続される一対の給電部と、を有し、
前記保持体受け部の幅は、前記一対の給電部から遠のくに従って大きく設定されている。
前記発熱体は、前記山部と前記谷部とが交互に複数連なる箇所で形成される環状部と、
前記断熱体を貫通して該断熱体に固定され前記環状部の両端にそれぞれ接続される一対の給電部と、を有し、
前記断熱体は、前記環状部の外周面を囲うように筒状に形成され、前記環状部を収容する溝状の収納部を前記断熱体の内周面に有し、
前記環状部のうち前記山部の先端が、前記環状部の中心に向くように、前記環状部のうち前記山部先端を除く中央部に対して鈍角にそれぞれ傾斜し、
前記収納部の両側壁が、前記収納部の底面に対して鈍角にそれぞれ傾斜し、
前記山部先端の傾斜角度と、前記収納部の両側壁の傾斜角度とは、同等の角度に設定されている。
前記収納部における前記底面の幅が、前記環状部のうち前記山部先端を除く中央部の幅より大きく形成され、
前記収納部における前記底面には前記中央部より小さい幅で形成された段差部を有する。
前記発熱体は、前記山部と前記谷部とが交互に複数連なる箇所で形成される環状部と、
前記断熱体を貫通して該断熱体に固定され前記環状部の両端にそれぞれ接続される一対の給電部と、を有し、
前記断熱体は、前記環状部の外周面を囲うように筒状に形成され、前記環状部を収容する溝状の収納部を前記断熱体の内周面に有し、
前記収納部における底面と該底面に隣接する前記環状部のうち前記山部先端を除く中央部との間の距離は、前記収納部および前記環状部における全周各部のうちの少なくとも一部で異ならせて設定されている。
前記距離は、少なくとも前記環状部が室温状態の時に、前記収納部および前記環状部における全周各部のうちの少なくとも一部で異ならせて設定されている。
前記距離は、少なくとも前記環状部が基板処理時の温度状態の時に、熱膨張により前記収納部および前記環状部における全周各部が同等の距離となるように設定されている。
前記距離は、前記一対の給電部から遠のくに従って大きく設定されている。
加熱装置の内部に設けられる処理室内に基板を搬入する工程と、
前記加熱装置に備えられ山部と谷部とが交互に複数連なることで蛇行状に形成された発熱体の両端を、前記発熱体の外周に設けられた断熱体に固定すると共に、前記谷部の末端にそれぞれ設けられ、前記谷部の幅よりも大きな幅を有する切り欠け部として形成された保持体受け部内に保持体を配置して前記断熱体に固定することで前記前記発熱体の位置を保持しつつ、前記発熱体を昇温させて前記処理室内の基板を加熱処理する工程と、
を有する半導体装置の製造方法である。
山部と谷部とが交互に複数連なる箇所で形成される環状部を有する発熱体と、
前記環状部の外周面を囲うように筒状に形成され、前記環状部を収容する溝状の収納部を前記断熱体の内周面に有する断熱体と、を備え、
前記発熱体は、前記断熱体を貫通して該断熱体に固定され、前記環状部の両端にそれぞれ接続される一対の給電部を有し、
前記環状部のうち前記山部の先端が、前記環状部の中心に向くように、前記環状部のうち前記山部先端を除く中央部に対して鈍角にそれぞれ傾斜しており、
前記収納部の両側壁が、前記収納部の底面に対して鈍角にそれぞれ傾斜し、
前記山部先端の傾斜角度と、前記収納部の両側壁の傾斜角度とは、同等の角度に設定されている加熱装置である。
前記収納部における前記底面の幅が、前記中央部の幅より大きく形成され、
前記収納部における前記底面には、前記中央部より小さい幅で形成された段差部を有する。
山部と谷部とが交互に複数連なる箇所で形成される環状部を有する発熱体と、
前記環状部の外周面を囲うように筒状に形成され、前記環状部を収容する溝状の収納部を前記断熱体の内周面に有する断熱体と、を備え、
前記発熱体は、前記断熱体を貫通して該断熱体に固定され、前記環状部の両端にそれぞれ接続される一対の給電部を有し、
前記収納部における底面と該底面に隣接する前記環状部のうち前記山部先端を除く中央部との間の距離は、前記収納部および前記環状部における全周各部のうちの少なくとも一部で異ならせて設定されている加熱装置である。
前記距離は、少なくとも前記環状部が室温状態の時に、前記収納部および前記環状部における全周各部のうちの少なくとも一部で異ならせて設定されている。
前記距離は、少なくとも前記環状部が基板処理時の温度状態の時に、熱膨張により前記収納部および前記環状部における全周各部が同等の距離となるように設定されている。
14 処理室
30 ヒータユニット(加熱装置)
33 断熱体
40 収納部
40d 収納部の両側壁
40e 収納部の底面
41 保持体
42 発熱体
42R 環状部
42a 山部
42b 谷部
42c 保持体受け部
45,46 給電部
Claims (10)
- 山部と谷部とが交互に複数連なることで形成された環状部を有する発熱体と、
前記発熱体の外周を囲うように設けられる断熱体と、
前記発熱体を前記断熱体の内壁に固定する固定部と、を備えた加熱装置であって、
少なくとも前記発熱体が室温状態の時に、前記発熱体と前記断熱体の内壁との間の距離が、前記固定部から離れるにつれて大きくなるように設定されている加熱装置。 - 山部と谷部とが交互に複数連なることで形成された環状部を有する発熱体と、
前記発熱体の外周を囲うように設けられる断熱体と、
前記発熱体を前記断熱体の内壁に固定する固定部と、を備えた加熱装置であって、
少なくとも前記発熱体を昇温させる前の状態において、前記発熱体と前記断熱体の内壁との間の距離が、前記固定部から離れるにつれて大きくなるように設定されている加熱装置。 - 山部と谷部とが交互に複数連なることで形成された環状部を有する発熱体と、
前記発熱体の外周を囲うように設けられる断熱体と、
前記発熱体を前記断熱体の内壁に固定する固定部と、を備えた加熱装置であって、
前記固定部が前記発熱体の周方向に沿って複数設けられ、
少なくとも前記発熱体が室温状態の時に、前記発熱体と前記断熱体の内壁との間の距離が、隣接する前記固定部間の中央位置から前記固定部に近づくにつれて小さくなるように設定されている加熱装置。 - 山部と谷部とが交互に複数連なることで形成された環状部を有する発熱体と、
前記発熱体の外周を囲うように設けられる断熱体と、
前記発熱体を前記断熱体の内壁に固定する固定部と、を備えた加熱装置であって、
前記固定部が前記発熱体の周方向に沿って複数設けられ、
少なくとも前記発熱体を昇温させる前の状態において、前記発熱体と前記断熱体の内壁との間の距離が、隣接する前記固定部間の中央位置から前記固定部に近づくにつれて小さくなるように設定されている加熱装置。 - 山部と谷部とが交互に複数連なることで形成された環状部を有する発熱体と、前記発熱体の外周を囲うように設けられる断熱体と、前記発熱体を前記断熱体の内壁に固定する固定部と、を備えた加熱装置の前記発熱体の内側に設けられた処理室内に基板を搬入する工程と、
前記発熱体を昇温させて前記処理室内の基板を加熱して処理する工程と、を有し、
少なくとも前記発熱体が室温状態の時に、前記発熱体と前記断熱体の内壁との間の距離が、前記固定部から離れるにつれて大きくなるように設定する半導体装置の製造方法。 - 山部と谷部とが交互に複数連なることで形成された環状部を有する発熱体と、前記発熱体の外周を囲うように設けられる断熱体と、前記発熱体を前記断熱体の内壁に固定する固定部と、を備えた加熱装置の前記発熱体の内側に設けられた処理室内に基板を搬入する工程と、
前記発熱体を昇温させて前記処理室内の基板を加熱して処理する工程と、を有し、
少なくとも前記発熱体を昇温させる前の状態において、前記発熱体と前記断熱体の内壁との間の距離が、前記固定部から離れるにつれて大きくなるように設定する半導体装置の製造方法。 - 山部と谷部とが交互に複数連なることで形成された環状部を有する発熱体と、
前記発熱体の外周を囲うように設けられる断熱体と、
前記発熱体を前記断熱体の内壁に固定する固定部と、を備えた加熱装置であって、
少なくとも前記発熱体が室温状態の時に、前記発熱体と前記断熱体の内壁との間の距離が、前記固定部から離れるにつれて大きくなるように設定されている加熱装置と、
該加熱装置の内部に設けられ基板を処理する処理室と、を有する基板処理装置。 - 山部と谷部とが交互に複数連なることで形成された環状部を有する発熱体と、
前記発熱体の外周を囲うように設けられる断熱体と、
前記発熱体を前記断熱体の内壁に固定する固定部と、を備えた加熱装置であって、
少なくとも前記発熱体を昇温させる前の状態において、前記発熱体と前記断熱体の内壁との間の距離が、前記固定部から離れるにつれて大きくなるように設定されている加熱装置と、
該加熱装置の内部に設けられ基板を処理する処理室と、を有する基板処理装置。 - 外周を断熱体により囲われ、前記断熱体の内壁に固定部により固定される環状部を有する発熱体であって、
少なくとも前記発熱体が室温状態の時に、前記断熱体の内壁との間の距離が、前記固定部から離れるにつれて大きくなるように設定される発熱体。 - 外周を断熱体により囲われ、前記断熱体の内壁に固定部により固定される環状部を有する発熱体であって、
少なくとも前記発熱体を昇温させる前の状態において、前記断熱体の内壁との間の距離が、前記固定部から離れるにつれて大きくなるように設定される発熱体。
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