JP2014157208A - 天体案内装置、天体案内方法、およびプログラム - Google Patents

天体案内装置、天体案内方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 移動天体を簡単に案内する装置、方法および、プログラムを提供する。
【解決手段】 端末装置10は、ディスプレイ12に移動天体候補121,122を表示し、タッチパネル13への入力操作により少なくとも一の移動天体106が選択されると、選択された移動天体106の軌道情報を取得し、取得された軌道情報に基づき、移動天体106の現在位置にかかわらず、移動天体106が天球上の所定位置となる日時および方位を初期値として天球画像123をディスプレイに表示する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、天体案内を行う装置、方法、およびプログラムの技術に関する。
近年、天体案内装置としては、画像表示ディスプレイを備える情報携帯端末によって現在位置および現在時刻に基づき、ユーザが現在位置で見ることができる星空をいわゆる天球画像として画像表示ディスプレイに表示するものが提案されている。
たとえば、特許文献1および特許文献2には、日時情報取得部により取得された日時情報と位置情報取得部により取得された位置情報とに基づいて、天体または天体群から、日時情報および位置情報が示す日時および観測位置において使用者に視認され得る天体または天体群の候補を抽出することが記載されている。
特開2010−266817号公報 特開2010−266818号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載の技術では、観測時および観測位置において地平線の下に隠れて見えなくなる天体または天体群を除いたものとされているため、観測時に見ることのできない天体は簡単に案内できないといった課題があった。
また、特に天文に詳しくない利用者にとっては、例えば大きな天体ショーである彗星のような移動天体の大接近があることを知っていたとしても、いつ、どの位置に見えるかを簡単に知ることは難しいといった課題があった。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、現在の日時では見ることができない移動天体であっても簡単に利用者へ案内することができる天体案内装置、天体案内方法、および、プログラムを提供することにある。
本発明のある態様は、天体案内装置に関する。この天体案内装置は、天球画像を表示する表示部と、ユーザからの入力操作を受け付ける入力部とを備える天体案内装置であって、表示部に移動天体の候補を表示し、入力部への入力操作により少なくとも一の移動天体が選択されると、選択された移動天体の軌道情報を取得し、取得された軌道情報に基づき、選択された移動天体の現在位置にかかわらず、選択された移動天体が天球上の所定位置となる日時および方位を初期値として天球画像を表示部に表示することを特徴とする。
このような態様によると、移動天体を選択するだけで、選択した移動天体の現在位置にかかわらず、選択した移動天体が見やすい位置となるように自動的に日時および方位を設定した天球画像を表示することができる。
本発明のある態様は、天体案内方法に関する。この天体案内方法は、表示部に移動天体の候補を表示するステップと、入力部への入力操作により少なくとも一の移動天体を選択するステップと、選択された移動天体の軌道情報を取得するステップと、取得された軌道情報に基づき、選択された移動天体の現在位置にかかわらず、選択された移動天体が天球上の所定位置となる日時および方位を初期値として天球画像を表示部に表示するステップとからなることを特徴とする。
このような態様によると、移動天体を選択するだけで、選択した移動天体の現在位置にかかわらず、選択した移動天体が見やすい位置となるように自動的に日時および方位を設定した天球画像を表示することができる。
本発明のある態様は、コンピュータに実行させるためのプログラムに関する。このプログラムは、コンピュータに、表示部に移動天体の候補を表示する処理と、入力部への入力操作により少なくとも一の移動天体の選択を受け付ける処理と、選択された移動天体の軌道情報を取得する処理と、取得された軌道情報に基づき、選択された移動天体の現在位置にかかわらず、選択された移動天体が天球上の所定位置となる日時および方位を初期値として天球画像を表示部に表示する処理とを実行させるためのものである。
このような態様によると、移動天体を選択するだけで、選択した移動天体の現在位置にかかわらず、選択した移動天体が見やすい位置となるように自動的に日時および方位を設定した天球画像を表示することができる。
本発明によると、移動天体を候補として提示することで、簡単に移動天体を選択することができ、選択した移動天体が見やすい日時および方位を自動的に設定して天球画像を表示することができ、天文に詳しくないユーザでも選択した移動天体が見やすい日時および方位を簡単に知ることができるという効果を得ることができる。
以下、本発明を天体案内装置として携帯情報端末装置に適用した例を用いて説明する。なお、本発明における天体案内装置としては、携帯情報端末装置に限られず、本発明に必要な機能を備えた端末装置を広く含むものとすることは言うまでもない。
まず、携帯情報端末装置について図1を用いて簡単に説明する。端末装置10は、通信機能を有しており、インターネット等の無線または有線のネットワーク20を介して、各種のサーバ装置30に接続されている。端末装置10は、図1に示すように、端末装置10a,10b,・・・,10cのように複数台が、ネットワーク20を介してサーバ装置30に接続することが可能とされている。以下では、端末装置10a,10b,・・・,10cを端末装置10として便宜上1台の装置として説明を行う。
端末装置10は、サーバ装置30から各種サービスや、アプリケーションプログラムの配信を受け、データやプログラムのダウンロードが可能とされている。以下で、本発明の例を説明する際には、端末装置10にアプリケーションプログラムがダウンロードされ、これを実行する形で説明を進めるが、ダウンロードしたアプリケーションプログラムに限られず、端末装置10にあらかじめ記憶されているプログラムで実行するようにしてもよく、ハードウェア処理にて実現するようにしてもよいことは言うまでもない。
つぎに、端末装置10の外観について図2を用いて簡単に説明する。端末装置10は、図2に示すように、筐体11と、ディスプレイ12と、タッチパネル13と、ハードウェアキー14と、カメラ15等を備えている。
つぎに、端末装置10の内部構成について図3を用いて簡単に説明する。端末装置10は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)51と、内部メモリ52と、外部メモリ53と、方位センサ54と、GPS(Global Positioning Sysytem)センサ55と、加速度センサ56と、無線通信部57と、図2で説明したディスプレイ12と、タッチパネル13と、カメラ15とを備えている。
つぎに、端末装置10の各部について詳細な説明を行う。
筐体11は、端末装置10の外殻を構成し、各部を内蔵するケースであり、樹脂、金属、カーボンファイバ等の各種部材で形成されている。
ディスプレイ12は、端末装置10の表示部を構成し、文字や画像を表示することが可能とされている。ディスプレイ12としては、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等を用いることができる。ディスプレイ12には、後述する天球画像を表示するために好適な各種デバイスを用いることができることは言うまでもない。
タッチパネル13は、端末装置10の入力部の一つを構成し、ディスプレイ12に重ねあわされて形成され、ユーザからの入力操作を受け付けることが可能とされている。タッチパネル13は、マトリクス状の透明電極を重ね合わせた構造とされており、電極間の電気抵抗や静電容量に基づき、ユーザの押圧操作、タッチ操作、ホバリング操作(非接触操作)等により、ディスプレイ12に表示された画像をユーザの指等でなぞることで、ユーザからの入力操作を検出することができる。
ハードウェアキー14は、端末装置10の入力部の一つを構成し、押圧操作等のユーザからの入力操作を受け付けることが可能とされている。ハードウェアキー14は、タッチパネル13と異なる入力操作態様で用いられ、モードの切り替え操作、電源操作等、単一の操作に機能を割り振り、アプリケーションプログラムごとに使い分けられる。
カメラ15は、端末装置10の入力部の一つを構成し、写真を撮像することが可能とされている。カメラ15は、アレイ状のCCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等とレンズにより構成されているが、汎用的な技術であるため詳細を割愛する。カメラ15は、ユーザ自身を撮像することにより、ユーザの動作をとらえるいわゆるモーションキャプチャ技術により、ユーザの入力操作を受け付けることも可能とされている。
CPU51は、端末装置10の制御部の一つを構成し、図示しない他の制御部とともに、端末装置10内部の各構成要素を制御することが可能とされている。CPU51は、内部バスを通じて、内部メモリ52、外部メモリ53、方位センサ54、GPSセンサ55、加速度センサ56、無線通信部57、ディスプレイ12、タッチパネル13、ハードウェアキー14、カメラ15等と接続されている。
CPU51は、内部メモリ52または外部メモリ53に記憶されたアプリケーションプログラムに基づき、各構成要素を適宜制御することができ、本発明の例では、天球画像を生成し表示する処理を行うことができる。
内部メモリ52および外部メモリ53は、端末装置10の記憶部を構成し、例えば不揮発性の半導体メモリによって構成され、各種のアプリケーションプログラムやデータを記憶可能とされている。特に内部メモリ52は、端末装置10が内蔵する記憶部であり、オペレーティングシステムやコアプログラムが格納されている。外部メモリ53は、端末装置10から着脱可能とされており、アプリケーションプログラムやデータを外部装置によって記憶したものを端末装置10に装着して用いるようにしてもよい。本発明の例においては、内部メモリ52および外部メモリ53について、特にアプリケーションプログラムやデータの格納先を特定しないが、システムに応じて適宜使い分けるようにすればよいことは言うまでもない。
方位センサ54は、端末装置10の方位を検出する構成であり、例えば、地磁気センサやジャイロセンサを用いることが可能である。後述するように、ディスプレイ12に天球画像を表示する際に、端末装置10の方位に応じて、表示される天球画像を変更する場合等に用いることができる。
GPSセンサ55は、端末装置10の地球上の現在位置を検出する構成であり、GPS衛星からの電波を複数受信することで三角測量を行い端末装置10の緯度、経度を検出することができる。後述するように、ディスプレイ12に天球画像を表示する際に、端末装置10の現在位置に応じて、表示される天球画像を変更する場合等に用いることができる。
加速度センサ56は、端末装置10の傾きを検出する構成であり、光学式、機械式、半導体式等の各方式を用いることができる。本発明の例では、より小型簡便な構成である半導体式を用いることが好ましい。後述するように、ディスプレイ12に天球画像を表示する際に、端末装置10の傾きに応じて、表示される天球画像を変更する場合等に用いることができる。
無線通信部57は、端末装置10と図示しない無線基地局と通信を行う構成であり、送受信アンテナ、変調復調回路等により構成されている。無線通信部57は、無線基地局と通信を行い、ネットワーク20を介して端末装置10とサーバ装置30との間で通信を可能としている。なお、無線通信部57は、図示しない無線基地局と通信を行うことから、無線基地局の位置情報またはセル情報に基づき、端末装置10の位置を間接的に検出することが可能であり、GPSセンサ55の情報を用いることができない場合に、代替情報として位置情報を得ることも可能である。本発明の例では、GPSセンサ55を省いた構成を説明していないが、GPSセンサ55を省略可能であることは言うまでもない。
つぎに、端末装置10のディスプレイ12に表示される画像に基づき、各部の動作を説明する。
CPU51は、タッチパネル13等への入力操作に基づき、アプリケーションプログラムを起動し、図4に示すように、ディスプレイ12に天球画像100を表示するように制御を行う。天球画像100には、地平線101、方位102、赤経線103、赤緯線104、天の南極(天の北極)105、移動天体106、太陽107、月108、方位補助画像109、図示しない恒星等が含まれる。
ここで、本発明の例における天球とは、地球から見える天体の方向を表すために無限遠の距離にある仮想の球面を指すものとする。また、赤経、赤緯については、天球上の緯度、経度を指すものとする。天球画像とは、天球上に上述した各天体および方位等の情報を表示した星図である。
CPU51は、方位センサ54、GPSセンサ55、加速度センサ56の情報に基づき、端末装置10の方位、位置、傾きを検出し、ディスプレイ12に現在ユーザが見ている向き天球画像を表示するように画像表示制御を行う。すなわち、端末装置10をカメラのように見立て、ユーザの見たい方角に端末装置10をかざすと、その向きに応じた天球画像が表示される。
地平線101は、現在の端末装置10の位置、方位、傾きに応じて、端末装置10を向けた方向に地平線がある場合表示される線である。端末装置10の向きによっては地平線101が表示されない場合があることは言うまでもない。
方位102は、地平線101上の方位を示す文字または図形である。本発明の例においては、漢字により「東」「西」「南」「北」とともに、その間を補完する「南西」「南東」「北西」「北東」を用いているが、アルファベット「W」「E」「S」「N」等の表記を用いてもよいことは言うまでもない。端末装置10では、方位102の情報により天球画像100の向きがユーザにとって把握しやすくしている。
赤経線103、赤緯線104は、天球上の赤経、赤緯をわかりやすく表示するものであり、必要に応じて表示・非表示を切り替えられるようにしてもよい。なお、図5に示している、星座像124、メシエ天体125、惑星126等を、天球画像100に表示してもよいが、図4の情報が煩雑となるため図4においては割愛している。したがって、本発明の例によれば、図4に星座像124、メシエ天体125、惑星126等が表示されているものとして取り扱うこととする。
天の南極(天の北極)105は、各種の規定によって定義されるが、天球と天球の回転軸の交点を示す部位であり、当該極付近に位置する天体は地球の自転、公転によっても見える位置に変動が殆どない等の特性を有する点である。端末装置10の向きによっては表示されない場合があることは言うまでもない。
移動天体106は、天球上を短時間で移動する天体であり、例えば、彗星、惑星、小惑星、衛星、人工衛星等である。本発明の例では、特に移動天体106が彗星であるものとして説明をする。移動天体106は、彗星である場合に、彗星の核となるコマ106aと、太陽風によりコマ106aから放出されるテイル106bにより構成される。テイル106bの向きは太陽127と反対側に延在する。ここで、コマ106aおよびテイル106bは、移動天体106が太陽127に近づくほどに太陽風の風圧をより多く受けることとなるため、コマ106aはより大きく、テイル106bはより太く長く伸びるようになる。したがって、移動天体106の表示は、移動天体106と太陽127との距離に応じて、コマ106aおよびテイル106bの表示サイズを可変させることが好ましい。
なお、移動天体106は、彗星である場合、そのイメージが太陽に接近する毎に変化し、彗星ごとに固有のものとなることが知られている。したがって、端末装置10はサーバ装置30と通信を行いイメージ情報を取得して、彗星固有のイメージを更新した移動天体106とするようにしてもよい。
太陽107は、太陽系の中心にある恒星であり、天球上を図示しない黄道に沿って移動する天体である。太陽107が、地平線101よりも下側にある場合は、既に日没しているか、あるいは、日の出前ということになる。本発明の例では、移動天体106が彗星である場合には、テイル106bの向きに影響を与えるため、太陽107を表示することが好ましい。また、太陽107の表示は、日没前であるか、日没後であるか、あるいは日の出前であるか、日の出後であるか等を知るためにも有益な情報である。
月108は、地球の衛星である月であり、天球上を移動する天体である。月108は、現実の星空において、明かりの強さおよび面積の大きさから、目視できる指標として最適な天体である。したがって、月108を表示することにより、ユーザにとって、現実の星空でどの位置に移動天体106が存在するのか、把握を容易とすることができる。このため、天球画像100には、月108を表示することが好ましい。
なお、月108は、天球画像123を生成、表示する基礎となる日付情報に基づき満ち欠けを再現するイメージとすることにより、ユーザにとって移動天体106を探す際の指標として認知されやすくなることは言うまでもない。
方位補助画像109は、方位を示す指標となる星座を表示するように設けた画像である。例えば、地球の北半球上では、天の北極近傍にある北極星をよって方位を知ることができるが、その北極星の位置を見つける手がかりとなる星座として、カシオペア座、おおぐま座(北斗七星)等が知られている。本発明の例では、方位補助画像109として、端末装置10が北半球に位置する場合に、カシオペア座の星座線または北斗七星の星座線を表示する。方位補助画像109によって、後述する星座線124と比較するなどしてユーザは方位確認を容易とすることが可能である。また、方位補助画像109は、タッチパネル13への入力操作用のボタンとして機能するようにしてもよく、天球画像100と後述する天球画像123との間でモード変更を容易とすることができる。
また、CPU51は、タッチパネル13等への入力操作に基づき、アプリケーションプログラムの処理を進め、図5に示すように、ディスプレイ12にアプリケーションプログラムのメニュー画像であるアプリ画像120を表示するように制御を行う。
アプリ画像120には、図4と略同等の、地平線101、方位102、赤経線103、赤緯線104、天の南極(天の北極)105、移動天体106、太陽107、月108、方位補助画像109以外に、移動天体候補121,122と、天球画像100とは異なる略半円状の天球画像123と、星座線124と、メシエ天体125と、惑星126が含まれる。なお、図4および図5における天球画像100,120内の情報は、図面の見やすさを優先して記載を分けているが、地平線101、方位102、赤経線103、赤緯線104、天の南極(天の北極)105、移動天体106、太陽107、月108、移動天体候補121,122と、星座線124と、メシエ天体125と、惑星126等の天球上の情報は適宜すべて含まれるものとする。
ここで、天球画像100と天球画像123の違いについて、簡単に説明する。天球画像100は、端末装置10が現在向いている方向の天球を画像化したものであり、端末装置10の傾きにより地平線101が曲線状に表示されることもあり、ユーザが視認する星空との対応関係が画像上にも再現されるものである。天球画像123は、端末装置10の向きによらず、端末装置10の現在位置から所定の方向をみて略180度見渡すことができる範囲で、ユーザが視認する星空との対応関係が画像上にも再現されるものである。上述したように、方位補助画像109への入力操作により天球画像100と天球画像123との間でモード変更が可能とされている。
つぎに、移動天体候補121,122は、内部メモリ52または外部メモリ53に記憶された複数の移動天体の候補を表示するメニュー兼ボタンである。移動天体の候補は、あらかじめ内部メモリ52または外部メモリ53に記憶しておいてもよいし、サーバ装置30から適宜取得するようにしてもよい。より好ましくは、現在日時に近い日時においてみることのできる移動天体や、話題となる移動天体をアプリケーションプログラムが抽出してディスプレイ12に表示するようにすることが好ましい。天文の知識に乏しいユーザには、過剰な情報を提示するよりも、直近に見ることができる移動天体や、話題の移動天体を簡便に提示するほうが、移動天体の把握を容易とすることができるからである。
ここで、移動天体候補121,122は、現在日時において直近で接近する彗星を2つ表示するものであり、タッチパネル13への入力操作により、どちらの彗星を案内するかを選択できるようにするものである。移動天体候補121,122は、文字でも図形でも構わないし、移動天体の候補を2つに限定するものではないことは言うまでもない。なお、2つ以上の移動天体の候補を表示する場合には、複数の移動天体を選択してもよく、例えば、同時期に二つの移動天体が天球上に存在する場合には、一つの移動天体の候補を選択したうえで他の移動天体の候補も選択できるようにすることもできる。
なお、移動天体候補121,122としては、過去の移動天体を提示するようにしてもよい。例えば、移動天体候補として、著名な彗星であるハレー彗星を表示し、ハレー彗星が接近した際には、どのように彗星が見えたのかを見ることができると、ユーザにとって楽しみが増えることになり好ましい。
つぎに、天球画像123は、所定の方位を180度見渡す範囲で天体等を表示する画像であり、略半円形状の半円部123aと、所定の方位を180度見渡す地平線101の下部で通常は見ることができない天体等を表示する画像であり、略方形状の方形部123bとからなる。
本発明の例の一つの特徴である方形部123bについて、詳述する。通常、実際に見る星空以外の天体情報を天球画像として提示すると、天球画像内の情報が過多となり、天文初心者にはみにくくなるため、表示しないようにし、実際に見る星空と同じ半円部を使うことが考えられる。しかし、本発明の例では、若干量だけ地平線101の下方を方形部123bにより表示することにより、例えば、移動天体106のコマ106aが地平線101の下方にあり、テイル106bだけが地平線101上にある場合であっても、移動天体を適切に表示することができ、彗星をより簡易に見やすく案内することが可能となる。
つぎに、星座線124は、天球上の図示しない星を線で結び星座を視認しやすくするために描写する線図であり、星座の位置から移動天体106の位置の把握を容易とするために表示される。
つぎに、メシエ天体125は、星雲,星団,銀河の等の主要天体をカタログ化したものであり、M1,・・・,M10のようにナンバリングされているものを示すものである。特にメシエ天体125は、他の天体と比較して特徴的な広がりを持つため視認されやすく、メシエ天体125を天球画像123に表示することで、移動天体106の位置把握を容易とすることができる。
つぎに、惑星126は、水星、金星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星等の太陽系に属する惑星を示すものである。特に惑星は、他の天体と比較して明るいため視認されやすく、惑星126を天球画像123に表示することで、星空の位置把握を容易とし、移動天体106の位置把握を容易とすることができる。
つぎに、ユーザのタッチパネル13への入力操作により、移動天体候補121が選択された場合について、図6ないし図17を用いて説明する。
ユーザがタッチパネル13を入力操作し、具体的には移動天体候補121上をタッチすることで、移動天体106の候補のうち移動天体候補121が選択される。図中において、移動天体候補121は、パンスターズ彗星であり、移動天体候補122は、アイソン彗星であるが、以下単に移動天体と表記して説明を進めることとする。
つぎに、CPU51は、タッチパネル13等への入力操作に基づき、移動天体候補121を選択したと判断すると、アプリケーションプログラムに基づき、図6に示すように、ディスプレイ12にアプリ画面120を表示するように制御を行う。アプリ画面120には、図5で説明したものに加え、日時情報127、日付バー128、日付調整アイコン129、時刻バー130、時刻調整アイコン131が含まれる。
ここで、CPU51は、選択された移動天体106の軌道情報を内部メモリ52または外部メモリ53から読み出し又はサーバ装置30から受信して取得し、移動天体106が見えやすい位置となるように、日時および方位を調整した初期値に基づき天球画像123を生成するように制御を行う。見えやすい位置とは、移動天体106が彗星の場合には、例えば、太陽107に移動天体106が最も近づく日であって、コマ106aおよびテイル106bが地平線101上方に位置する範囲で定められる。彗星は、日没後、太陽を追うように地平線に沈むことから、天球画像123を生成する時刻は、日没後に空が暗くなった後であって、彗星が地平線に沈む前の間で定めることが好適である。また、天体画像123を生成する方位102は、上述した日時における移動天体106の位置を中心とする方位102を中心とするように天球画像123を生成する。なお、複数の移動天体が選択された場合には、それぞれの移動天体が上述の範囲に含まれる範囲で初期値を定めるようにしてもよい。
このように、端末装置10は、移動天体候補121を選択するだけで、移動天体106が、もっともよく見える日時を基準として天球画像123をディスプレイ12に表示することができ、移動天体106が見える日時および方位をユーザが簡単に把握することができるといった効果を得ることができる。
つぎに、日時情報127は、天球画像を生成する際に参照した恒星や移動天体106等(以下では単に天体等と記述する)の位置を算出する基礎となる日時を表示するものである。したがって、日付情報127の初期値は、現在時刻と相関はなく、上述したようにアプリケーションプログラムに従いCPUによって算出、もしくはあらかじめ定めた値を表示することとなる。
つぎに、日付バー128は、天球画像123が前述した日付の初期値を中心にどれだけ変化したかを示すバーであり、日付調整アイコン129は、ユーザのタッチパネル13への入力操作により移動可能とされており、天球画像123を生成する際に天体等の位置を算出する基礎となる日付を変更することが可能とされたものである。日付バー128は、図中で右側を未来方向、左側を過去方向とし、中心位置を初期値として、左右両端は移動天体106を見ることができる範囲で適宜定められている。具体的には、移動天体106が彗星である場合には、彗星が太陽に所定の距離まで近づいた範囲とすることができる。
つぎに、時刻バー130は、深夜の0:00時刻を中心としてPM側、AM側にわかれており、0:00を中心に時刻がどれだけ変化したかを示すバーであり、時刻調整アイコン131は、ユーザのタッチパネル13への入力操作により移動可能とされており、天球画像123を生成する際に天体等の位置を算出する基礎となる時刻を変更することが可能とされたものである。時刻バー130は、図中で上側を未来方向、下側を過去方向とし、0:00時刻を中心位置、初期値を上述のプロフラム処理により定められた時刻として、上下両端は移動天体106を見ることができる範囲で適宜定められている。具体的には、移動天体106が彗星である場合には、方形部123bの範囲に移動天体106が表示されることを考慮して日没前所定時間から、日の出後所定の時間までを範囲とすることができる。
ここで、以下で具体的に、日付調整アイコン129をユーザが入力操作した場合の天球画像の動きについて、図7、図8、図6、図9、図10の順に時系列順に並べて説明する。図6に示すように日時および方位が初期値とされた天球画像123が表示されている状態で、ユーザが日付調整アイコン129を図中、左方向に移動させると、図7に示すように、日時情報127が、2013年3月6日18:00に変更され、当該日付における天体画像123が生成され、ディスプレイ12に表示される天体画像123が更新される。なお、図より明らかであるが、日付調整アイコン129の操作により時刻の変更はない。
続いて、ユーザが日付調整アイコン129を図中、右方向に移動させると、図8に示すように、日時情報127が、2013年3月10日18:00に変更され、当該日付における天体画像123が生成され、ディスプレイ12に表示される天体画像123が更新される。
続いて、ユーザが日付調整アイコン129を図中、更に右方向に移動させると、図6に示すように、日時情報127が、2013年3月14日18:00に変更され、当該日付における天体画像123が生成され、ディスプレイ12に表示される天体画像123が更新される。
続いて、ユーザが日付調整アイコン129を図中、更に右方向に移動させると、図9に示すように、日時情報127が、2013年3月22日18:00に変更され、当該日付における天体画像123が生成され、ディスプレイ12に表示される天体画像123が更新される。
続いて、ユーザが日付調整アイコン129を図中、更に右方向に移動させると、図10に示すように、日時情報127が、2013年4月1日18:00に変更され、当該日付における天体画像123が生成され、ディスプレイ12に表示される天体画像123が更新される。
以上のように、ユーザにより日付調整アイコン129の操作が行われると、日付情報が更新して設定され、CPU51が天体画像123を生成し、この天体画像123をディスプレイ12に表示するように制御を行うことで、もっとも見やすい初期値の日付および方位を中心に前後の日付で移動天体106がどの方位にどのように見えるのか、ユーザにわかりやすく提示することができる。
なお、日付を過去方向に戻す場合の説明は、日付調整アイコン129を逆方向に操作することにより達成することができるが、主な動作は未来方向への変化と逆であるため詳細な説明は割愛する。
つぎに、以下で具体的に、時刻調整アイコン131をユーザが入力操作した場合の天球画像123の動きについて、図11、図12、図6、図13、図14の順に時系列順に並べて説明する。図6に示す天球画像123が表示されている状態で、ユーザが時刻調整アイコン131を図中、下方向に移動させると、図11に示すように、日時情報127が、2013年3月14日15:30に変更され、当該時刻における天体画像123が生成され、ディスプレイ12に表示される天体画像123が更新される。なお、図より明らかであるが、時刻調整アイコン131の操作により日付の変更はない。ただし、後述するようAMからPMに変化する過程において日付が変更される場合がある。
続いて、ユーザが時刻調整アイコン131を図中、上方向に移動させると、図12に示すように、日時情報127が、2013年3月14日17:15に変更され、当該時刻における天体画像123が生成され、ディスプレイ12に表示される天体画像123が更新される。
続いて、ユーザが時刻調整アイコン131を図中、更に上方向に移動させると、図6に示すように、日時情報127が、2013年3月14日18:00に変更され、当該時刻における天体画像123が生成され、ディスプレイ12に表示される天体画像123が更新される。
続いて、ユーザが時刻調整アイコン131を図中、更に上方向に移動させると、図13に示すように、日時情報127が、2013年3月14日18:30に変更され、当該時刻における天体画像123が生成され、ディスプレイ12に表示される天体画像123が更新される。
続いて、ユーザが時刻調整アイコン131を図中、更に上方向に移動させると、図14に示すように、日時情報127が、2013年3月14日19:30に変更され、当該時刻における天体画像123が生成され、ディスプレイ12に表示される天体画像123が更新される。
続いて、ユーザが時刻調整アイコン131を図中、更に上方向に移動させ、PMからAMをまたぐと、図15に示すように、日時情報127が、2013年3月15日の04:00に変更され、当該時刻における天体画像123が生成され、ディスプレイ12に表示される天体画像123が更新される。
ここで、本発明の例において、図14と図15の間における天体画像123の更新について、特記すべき事項があるため説明する。図14から図15の間における時刻調整アイコン131は、PMとAMをまたぐことにより日付が変更される。また、太陽を追いかける移動天体106は、その見える位置が東西方向で逆となる。わかりやすく説明すると日の出と日没の方位の関係に対応する。従って、PMとAMの間で時刻調整アイコン131が行き来することで、天球画像123を生成する方位の情報が移動天体126が見える方位に変更される。
移動天体106は、特に彗星である場合に太陽近傍に位置するため実際の星空において深夜の時間帯には見ることができない。したがって、天球画像123に移動天体106が表示されない時間が多くなり、時刻調整アイコン131を移動しても、なかなか移動天体106が表示されないという煩わしさが生じる。そこで、本発明の例においては、天体画像123に移動天体106が表示されない場合には、つぎに移動天体106が表示される時刻まで処理を進めるようにすると好ましい。また、厳密に移動天体106が表示されるか否かで時刻を進めたり戻したりする処理を行うと、時刻を固定した状態で上述の日付調整アイコン129を移動させた場合に、移動天体106が非表示になってしまう恐れもある。そこで、本例では、移動天体106が表示されない時間であっても日付調整をした場合に移動天体106を表示させることが可能な程度に所定のマージンを付加した時間だけ時刻を進めたり戻したりする処理を行うこととしている。
具体的には、時刻調整アイコン131の位置が急激に変化するとユーザがタッチパネル13等を用いて入力操作、例えば、スライド操作を行う場合に、指の位置と時刻調整アイコン131の位置がずれてしまうおそれがある。そこで、本発明の例においては、移動天体106を表示しない時間を除いて、時刻調整アイコン131が連続して移動するよう時刻調整アイコン131の位置と時刻を一致させる不連続な時間軸を時刻調整バー130に割り当てるようにしている。これにより、上述のような不具合もおこらずに、滑らかに移動天体106を天球画像123に表示することが可能となる。
続いて、ユーザが時刻調整アイコン131を図中、更に上方向に移動させると、図16に示すように、日時情報127が、2013年3月15日06:15に変更され、当該時刻における天体画像123が生成され、ディスプレイ12に表示される天体画像123が更新される。
続いて、ユーザが時刻調整アイコン131を図中、更に上方向に移動させると、図17に示すように、日時情報127が、2013年3月15日08:00に変更され、当該時刻における天体画像123が生成され、ディスプレイ12に表示される天体画像123が更新される。
以上のように、ユーザにより時刻調整アイコン131の操作が行われると、CPU51が天体画像123を生成し、この天体画像123をディスプレイ12に表示するように制御を行うことで、もっとも見やすい初期値の時刻の前後の時刻で移動天体106がどの方位にどのように見えるのか、ユーザにわかりやすく提示することができる。
なお、時刻を過去方向に戻す場合の説明は、時刻調整アイコン131を逆方向に操作することにより達成することができるが、主な動作は未来方向への変化と逆であるため詳細な説明は割愛する。
以上のように、ディスプレイ12に表示される天球画像123を中心に端末装置10の動作を説明したが、具体的な処理プログラムについて、図18を用いて説明を行う。
端末装置10は、上述したようにコンピュータとしての機能を有しており、CPU51が内部メモリ52または外部メモリ53から読みだしたプログラムを実行することにより上述の機能を実現することができる。
CPU51は、内部メモリ52または外部メモリ53から読みだした情報またはサーバ装置30から受信した情報に基づき、ディスプレイ12に移動天体候補121,122を表示し、ユーザのタッチパネル13への入力操作により、何れか一つの移動天体106を選択する処理を行う。
つぎに、CPU51は、選択した移動天体106の軌道情報を内部メモリ52または外部メモリ53から取得する処理を行う(S100)。なお、本処理は、CPU51が無線通信部57を制御してサーバ装置30から軌道情報を取得する処理に代替することができるものとする。
つぎに、CPU51は、移動天体106の軌道情報に基づき、移動天体106の現在位置にかかわらず、移動天体106が天球上の所定位置となる日時および方位を算出、もしくはあらかじめ算出しておいた日時および方位を内部メモリ52または外部メモリ53から取得し、これを初期値に設定する処理を行う(S101)。なお、本処理は、CPU51が無線通信部57を制御してサーバ装置30から日時および方位を取得する処理に代替することができるものとする。
つぎに、CPU51は、設定された日時および方位に基づき、天球画像123を生成し、ディスプレイ12に表示する処理を行う(S102)。
CPU51は、ユーザのタッチパネル13への入力操作により、日付調整アイコン129または時刻調整アイコン131の移動を受け付けると、その入力操作量に応じて日付調整アイコン129または時刻調整アイコン131を移動する処理を行うとともに、移動した日付または時刻において移動天体106が天球画像123上に表示可能かどうかを判定する処理を行う(S103のYes)。
CPU51は、移動天体106が天球画像123上に表示可能と判定した場合に(S104のYes)、移動した日付または時刻を日時として設定変更し(S105)、その日時情報に基づき天球画像123を表示する制御を行う(S102)。
一方、CPU51は、移動天体106が天球画像123上に表示不可と判定した場合に(S104のNo)、移動方向へ時刻を進める時間スキップ処理(S106)を行い、進めた時刻を日時として設定変更し(S105)、その日時情報に基づき天球画像123を表示する制御を行う(S102)。なお、本処理(S104)において、CPU51は、移動天体106が天球画像123上に表示不可と判定するに際し、上述で説明した所定のマージン時間を加味して移動天体106が天球画像123上に表示できるか否かを判断してもよい。また、時間スキップ処理(S106)についても、CPU51は、上述で説明した所定のマージン時間を加味した時刻までスキップ処理を行うようにしてもよい。
なお、CPU51は、ユーザのタッチパネル13への入力操作がない場合に(S103のNo)、処理を終了するか、S103の処理をユーザのタッチパネル13への入力操作があるまでループ処理するようにしてもよい。
以上のように端末装置10内において、CPU51の処理によって、プログラム処理が実行されることとなるが、図18のフローチャートで説明をした処理以外にも、上述の表示画面を用いて説明した各処理をプログラムで実行できることは言うまでもない。
最後に、本発明を望遠鏡システムに適用した場合について、図19を用いて簡単に説明する。
望遠鏡システム200は、図19に示すように、望遠鏡201と、望遠鏡を所定の軸周りに回動可能に保持する赤道義202と、赤道義202を制御し各種ユーザの入力を受け付けるコンソール端末203からなる。
ここで、本発明の例で説明した端末装置10を、コンソール端末203と兼用もしくは、コンソール端末203と有線通信または無線通信で接続し連係動作可能とするようにしてもよい。以下で、端末装置10とコンソール端末203を連携した場合の効果について説明する。
例えば、ユーザが、端末装置10において、移動天体106が今見ることが可能であると判断した場合に、ディスプレイ12に表示された天球画像に基づき、望遠鏡201を移動天体106を中心とする方向へ移動させるべく、赤道義202をコントロールする。このような動作をすることで、端末装置10で、簡単に移動天体106を見つけるだけでなく、望遠鏡201を簡単に移動天体206に合わせこむことが可能となり、ユーザの利便性が向上する。
以上、本発明の例をもとに説明した。本発明は上述した実施例並びに各実施例の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。上記実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
端末装置とネットワークおよびサーバ装置を示す図である。 端末装置の外観を示す図である。 端末装置の内部構成を説明する図である。 端末装置の表示画面を説明する図である。 端末装置の選択画面を説明する図である。 端末装置の初期画面を説明する図である。 端末装置の表示画面の日付変化を説明する図である。 端末装置の表示画面の日付変化を説明する図である。 端末装置の表示画面の日付変化を説明する図である。 端末装置の表示画面の日付変化を説明する図である。 端末装置の表示画面の時刻変化を説明する図である。 端末装置の表示画面の時刻変化を説明する図である。 端末装置の表示画面の時刻変化を説明する図である。 端末装置の表示画面の時刻変化を説明する図である。 端末装置の表示画面の時刻変化を説明する図である。 端末装置の表示画面の時刻変化を説明する図である。 端末装置の表示画面の時刻変化を説明する図である。 プログラム処理を説明する図である。 望遠鏡システムを示す図である。
10 端末装置、
10a,10b,10c 端末装置、
11 筐体、
12 ディスプレイ、
13 タッチパネル、
14 ハードウェアキー、
15 カメラ、
20 ネットワーク、
30 サーバ装置、
51 CPU、
52 内部メモリ、
53 外部メモリ、
54 方位センサ、
55 GPSセンサ、
56 加速度センサ、
57 無線通信部、
100 天球画像、
101 地平線、
102 方位、
103 赤経線、
104 赤緯線、
105 天の南極(天の北極)、
106 移動天体、
106a コマ、
106b テイル、
107 太陽、
108 月、
109 方位補助画像、
120 アプリ画像、
121,122 移動天体候補、
123 天球画像、
123a,123b 天球画像、
124 星座線、
125 メシエ天体、
126 惑星、
127 日時情報、
128 日付バー、
129 日付調整アイコン、
130 時刻バー、
131 時刻調整アイコン、
200 望遠鏡システム、
201 望遠鏡、
202 赤道義、
203 コンソール端末

Claims (8)

  1. 天球画像を表示する表示部と、ユーザからの入力操作を受け付ける入力部とを備える天体案内装置であって、
    前記表示部は、移動天体の候補を表示し、
    前記入力部は、ユーザの入力操作により少なくとも一の移動天体が選択されると、選択された移動天体の軌道情報を取得し、
    取得された軌道情報に基づき、選択された移動天体の現在位置にかかわらず、選択された移動天体が天球上の所定位置となる日時および方位を初期値として天球画像を前記表示部に表示すること
    を特徴とする天体案内装置。
  2. 前記表示部に地平線よりも下方を含めた天球画像を表示すること
    を特徴とする請求項1に記載の天体案内装置。
  3. 前記表示部に、前記天球画像を表示するとともに、日付軸と当該日付軸上に日付調整画像を表示し、
    前記入力部への入力操作に基づき、前記表示部に、前記日付軸上に沿って前記日付調整画像を移動させて表示するとともに、前記日付調整画像の移動量に応じて日付を変更した天球画像を表示すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の天体案内装置。
  4. 前記表示部に、前記天球画像を表示するとともに、時刻軸と当該時刻軸上に時刻調整画像を表示し、
    前記入力部への入力操作に基づき、前記表示部に、前記時刻軸上に沿って前記時刻調整画像を移動させて表示するとともに、前記時刻調整画像の移動量に応じて時刻を変更した天球画像を表示すること
    を特徴とする請求項1ないし3の何れか1に記載の天体案内装置。
  5. 前記表示部に、前記時刻軸上に沿って前記時刻調整画像を移動させて表示するとともに、前記時刻調整画像の移動量に応じて時刻を変更した天球画像を表示する際に、前記移動天体が天球画像に表示されない時間又は当該時間の前後に所定のマージンを加えた時間を省略して時刻を不連続に変更させて天球画像を表示すること
    を特徴とする請求項4に記載の天体案内装置。
  6. 天体追尾装置と接続され、前記表示部に表示された移動天体を追尾することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1に記載の天体案内装置。
  7. 表示部に移動天体の候補を表示するステップと、
    入力部への入力操作により少なくとも一の移動天体を選択するステップと、
    選択された移動天体の軌道情報を取得するステップと、
    取得された軌道情報に基づき、選択された移動天体の現在位置にかかわらず、選択された移動天体が天球上の所定位置となる日時および方位を初期値として天球画像を前記表示部に表示するステップと
    からなる天体案内方法。
  8. コンピュータに、
    表示部に移動天体の候補を表示する処理と、
    入力部への入力操作により少なくとも一の移動天体の選択を受け付ける処理と、
    選択された移動天体の軌道情報を取得する処理と、
    取得された軌道情報に基づき、選択された移動天体の現在位置にかかわらず、選択された移動天体が天球上の所定位置となる日時および方位を初期値として天球画像を前記表示部に表示する処理と
    を実行させるためのプログラム。

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