JP2014153615A - 交換レンズおよびカメラボディ - Google Patents
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Abstract
【課題】水中撮影時において交換レンズに適したスキャン範囲で焦点検出処理を実行すること。
【解決手段】交換レンズ200は、結像光学系210と、カメラボディ100が着脱可能に取り付けられるマウント手段201と、水中撮影時に行う結像光学系の焦点検出処理において合焦位置を探索するスキャン範囲を示すスキャン範囲データが記憶された記憶手段215と、スキャン範囲データをカメラボディに送信する通信手段203,217と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】交換レンズ200は、結像光学系210と、カメラボディ100が着脱可能に取り付けられるマウント手段201と、水中撮影時に行う結像光学系の焦点検出処理において合焦位置を探索するスキャン範囲を示すスキャン範囲データが記憶された記憶手段215と、スキャン範囲データをカメラボディに送信する通信手段203,217と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、交換レンズおよびカメラボディに関する。
水中撮影に適したマクロモードである水中マクロモードを有するカメラが知られている(特許文献1)。また、マクロモードにおける焦点検出処理の際に、合焦位置を探索するスキャン範囲を至近側の所定範囲に限定することで、高速に焦点検出を行う技術も知られている。
上記従来技術では、レンズ内蔵式のカメラであれば、予めレンズに適したスキャン範囲を設定しておいて焦点検出処理を行うことができる。しかしながら、交換レンズ式のカメラでは、交換される個々の交換レンズごとに適切なスキャン範囲が異なるので、上記従来技術では、水中撮影時において交換レンズに適したスキャン範囲で焦点検出処理を実行することができなかった。
(1)請求項1に記載の発明による交換レンズは、結像光学系と、カメラボディが着脱可能に取り付けられるマウント手段と、水中撮影時に行う結像光学系の焦点検出処理において合焦位置を探索するスキャン範囲を示すスキャン範囲データが記憶された記憶手段と、スキャン範囲データをカメラボディに送信する通信手段と、を備えることを特徴とする。
(2)請求項2に記載の発明による交換レンズは、結像光学系と、カメラボディが着脱可能に取り付けられるマウント手段と、水中撮影時に行う結像光学系の焦点検出処理において合焦位置を探索するスキャン範囲を示すスキャン範囲データが記憶された記憶手段と、水中であるか否かを判別する判別手段と、判別手段により水中であると判別された場合には、スキャン範囲データをカメラボディに送信する通信手段と、を備えることを特徴とする。
(3)請求項3に記載の発明によるカメラボディは、請求項1に記載の交換レンズが、着脱可能に取り付けられるマウント手段と、スキャン範囲データを交換レンズから受信する通信手段と、水中であるか否かを判別する判別手段と、判別手段により水中であると判別された場合には、スキャン範囲データが示すスキャン範囲において結像光学系の合焦位置を探索する焦点検出処理を行う焦点検出処理手段と、を備えることを特徴とする。
(4)請求項4に記載の発明によるカメラボディは、請求項2に記載の交換レンズが、着脱可能に取り付けられるマウント手段と、スキャン範囲データを交換レンズから受信する通信手段と、通信手段によりスキャン範囲データが受信された場合には、スキャン範囲データが示すスキャン範囲において結像光学系の合焦位置を探索する焦点検出処理を行う焦点検出処理手段と、を備えることを特徴とする。
(2)請求項2に記載の発明による交換レンズは、結像光学系と、カメラボディが着脱可能に取り付けられるマウント手段と、水中撮影時に行う結像光学系の焦点検出処理において合焦位置を探索するスキャン範囲を示すスキャン範囲データが記憶された記憶手段と、水中であるか否かを判別する判別手段と、判別手段により水中であると判別された場合には、スキャン範囲データをカメラボディに送信する通信手段と、を備えることを特徴とする。
(3)請求項3に記載の発明によるカメラボディは、請求項1に記載の交換レンズが、着脱可能に取り付けられるマウント手段と、スキャン範囲データを交換レンズから受信する通信手段と、水中であるか否かを判別する判別手段と、判別手段により水中であると判別された場合には、スキャン範囲データが示すスキャン範囲において結像光学系の合焦位置を探索する焦点検出処理を行う焦点検出処理手段と、を備えることを特徴とする。
(4)請求項4に記載の発明によるカメラボディは、請求項2に記載の交換レンズが、着脱可能に取り付けられるマウント手段と、スキャン範囲データを交換レンズから受信する通信手段と、通信手段によりスキャン範囲データが受信された場合には、スキャン範囲データが示すスキャン範囲において結像光学系の合焦位置を探索する焦点検出処理を行う焦点検出処理手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、水中撮影時において交換レンズに適したスキャン範囲で焦点検出処理を実行することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるレンズ交換式のカメラシステムを説明する構成ブロック図である。なお、図1では本発明に係わる機器および装置のみを示し、それ以外の機器および装置については図示と説明を省略する。カメラボディ100は、防水機能を有し、陸上での撮影に加えて水中での撮影が可能である。カメラボディ100には、防水機能を有し、陸上での撮影に加えて水中での撮影が可能である交換レンズ200を取り付けることができる。
交換レンズ200には、カメラボディ100が着脱可能に取り付けられるレンズ側マウント201が設けられている。また、交換レンズ200は、被写体像を結像させる結像光学系210を備える。結像光学系210は、複数のレンズ210a〜210cおよび絞り211により構成されている。これら複数のレンズ210a〜210cには、被写体像のピント位置を制御するためのフォーカシングレンズ210bが含まれている。
交換レンズ200内部には、交換レンズ200の各部の制御を司るレンズ制御部203が設けられている。レンズ制御部203は、不図示のマイクロコンピュータおよびその周辺回路等から構成される。レンズ制御部203には、レンズ側第1通信部217、レンズ側第2通信部218、レンズ駆動部212、レンズ位置検出部213、ROM215、およびRAM216が接続されている。
レンズ側第1通信部217およびレンズ側第2通信部218は、レンズ側マウント201に設けられた接点部202の各通信接点を介して、カメラボディ100との間で信号の授受が可能に構成されている。このレンズ側第1通信部217とレンズ側第2通信部218はそれぞれ、交換レンズ200側の通信インターフェースである。レンズ制御部203はこれら通信インターフェースを使って、カメラボディ100(後述するボディ制御部103)との間で後述する各データ通信(ホットライン通信、コマンドデータ通信)を行う。
レンズ駆動部212は例えばステッピングモータ等のアクチュエータを有し、レンズ駆動部212に入力された信号に応じてフォーカシングレンズ210bを駆動する。フォーカシングレンズ210bは、レンズ駆動部212により光軸方向に駆動される。レンズ位置検出部213は、例えばレンズ駆動部212が有するステッピングモータに入力された信号のパルス数を計数して、フォーカシングレンズ210bの位置を検出する。
ROM215は不揮発性の記憶媒体であり、レンズ制御部203が実行する所定の制御プログラムや、レンズデータ等が予め記憶される。RAM216は揮発性の記憶媒体であり、レンズ制御部203により各種データの記憶領域として利用される。
カメラボディ100には、交換レンズ200が着脱可能に取り付けられるボディ側マウント101が設けられている。また、カメラボディ100内のボディ側マウント101後方には、例えばCMOSやCCDなどの撮像素子104が設けられている。
撮像素子104の前面には、撮像素子104の露光状態を制御するためのシャッター115と、光学的ローパスフィルターや赤外線カットフィルターを組み合わせた光学フィルター116とが設けられている。結像光学系210を透過した被写体光は、シャッター115および光学フィルター116を介して撮像素子104に入射する。
また、カメラボディ100内部には、カメラボディ100の各部の制御を司るボディ制御部103が設けられている。ボディ制御部103は、不図示のマイクロコンピュータおよびその周辺回路等から構成される。ボディ制御部103には、ボディ側第1通信部117、ボディ側第2通信部118、水中センサ119、操作部材120、ROM121およびRAM122が接続されている。
ボディ側第1通信部117およびボディ側第2通信部118は、ボディ側マウント101の接点部102に設けられた各通信接点を介して、交換レンズ200との間で信号の授受が可能に構成されている。このボディ側第1通信部117とボディ側第2通信部118は、それぞれ、カメラボディ100側の通信インターフェースである。ボディ制御部103はこれら通信インターフェースを使って、交換レンズ200のレンズ制御部203との間で後述する各データ通信(ホットライン通信、コマンドデータ通信)を行う。
ROM121は不揮発性の記憶媒体であり、ボディ制御部103が実行する所定の制御プログラム等が予め記憶される。RAM122は揮発性の記憶媒体であり、ボディ制御部103により各種データの記憶領域として利用される。
水中センサ119は、カメラボディ100が水中にある状態か否かを検出するセンサであり、検出結果を示す信号をボディ制御部103に出力する。なお、水中センサ119としては公知のセンサを用いればよい。公知の水中センサとしては、例えば、カメラボディ100にかかる圧力やカメラボディ100の周囲の導電性に基づいてカメラボディ100が水中にある状態か否かを検出するセンサが知られている。
操作部材120は、ユーザによって操作される種々の入力部材、例えば、モード切替ボタン、シャッターボタン、録画ボタン、十字キー、決定ボタンなどを含む。操作部材120は、各ボタンが押下操作されると、各操作に応じた操作信号をボディ制御部103へ送出する。ボディ制御部103は、操作部材120からの操作信号に応じて各種処理を行う。
カメラボディ100の背面には、LCDパネル等により構成される表示装置111が配置される。ボディ制御部103はこの表示装置111に対し、撮像素子104の出力に基づく被写体の画像や、撮影条件等を設定するための各種のメニュー画面を表示する。
(接点部102,202の説明)
図2は、ボディ側マウント101に設けられた接点部102およびレンズ側マウント201に設けられた接点部202の詳細を示す模式図である。図2に示すように、接点部102にはBP1〜BP12の12個の接点が存在する。また接点部202には、上記の12個の接点にそれぞれ対応する、LP1〜LP12の12個の接点が存在する。
図2は、ボディ側マウント101に設けられた接点部102およびレンズ側マウント201に設けられた接点部202の詳細を示す模式図である。図2に示すように、接点部102にはBP1〜BP12の12個の接点が存在する。また接点部202には、上記の12個の接点にそれぞれ対応する、LP1〜LP12の12個の接点が存在する。
接点BP1および接点BP2は、カメラボディ100内の送電部130に接続されている。送電部130は、接点BP1に、アクチュエータ等の駆動系を有し消費電力が比較的大きい回路(レンズ駆動部212)を除く交換レンズ200内の各部の動作電圧を供給する。すなわち、接点BP1および接点LP1からは、上記の各駆動部を除く交換レンズ200内の各部の動作電圧が供給される。接点BP2は、接点BP1に与えられる上記動作電圧に対応する接地端子である。すなわち、接点BP2および接点LP2は、上記の動作電圧に対応する接地端子電圧である。接点LP1および接点LP2は、交換レンズ200内の受電部230に接続されている。受電部230は、カメラボディ100から供給された電力を、レンズ制御部203を含む交換レンズ200内の各部に供給する。これらの接点LP1,LP2、BP1,BP2は、カメラボディ100側から交換レンズ200側へ電源供給するための、電源系接点を構成する。
接点BP3,BP4,BP5,およびBP6は、ボディ側第1通信部117に接続されている。これらの接点に対応する交換レンズ200側の接点LP3,LP4,LP5,およびLP6は、レンズ側第1通信部217に接続されている。ボディ側第1通信部117とレンズ側第1通信部217は、これらの接点(通信系接点)LP3〜LP6を用いて、互いにデータの送受信を行う。なお、本実施形態において、ボディ制御部103およびボディ側第1通信部117とレンズ制御部203およびレンズ側第1通信部217との間で行われる通信を「コマンドデータ通信」と称する。このコマンドデータ通信において、レンズ制御部203は、レンズ側第1通信部217を制御して、ボディ側第1通信部117からの制御データの受信と、ボディ側第1通信部117への応答データの送信とを並行して、第1の所定周期(本実施形態では例えば16ミリ秒)で行う。なお、ボディ側第1通信部117からの制御データは、例えば、交換レンズ200側の特定のデータを要求する内容のコマンドや、交換レンズ200側の被駆動部材(フォーカシングレンズ210bや絞り211など)を駆動するコマンドなどを含む。
コマンドデータ通信において、接点BP3および接点LP3により構成される信号線CLKには、ボディ側第1通信部117から、クロック信号が出力される。接点BP4および接点LP4により構成される信号線BPATには、ボディ側第1通信部117からクロック信号に同期してデータ信号が出力される。接点BP5および接点LP5により構成される信号線LPATには、レンズ側第1通信部217からクロック信号に同期してデータ信号が出力される。接点BP6および接点LP6により構成される信号線RDYには、レンズ側第1通信部217から、コマンドデータ通信の可否を示す通信可否信号が出力される。
接点BP7,BP8,BP9,およびBP10は、ボディ側第2通信部118に接続されている。これらの接点に対応する交換レンズ200側の接点LP7,LP8,LP9,およびLP10は、レンズ側第2通信部218に接続されている。レンズ側第2通信部218は、これらの接点(通信系接点)を用いて、ボディ側第2通信部118にデータの送信を行う。なお、本実施形態において、レンズ制御部203およびレンズ側第2通信部218と、ボディ制御部103およびボディ側第2通信部118との間で行われる通信を「ホットライン通信」と称する。ボディ制御部103は、ホットライン通信を第2の所定周期(本実施形態では例えば1ミリ秒)毎に開始するように構成されている。この周期は、コマンドデータ通信を行う周期よりも短い。ホットライン通信において、レンズ制御部203は、レンズ側第2通信部218を制御して、ボディ側第2通信部118へレンズ位置データを送信する。なお、レンズ位置データとは、フォーカシングレンズ210bの位置の検出結果を表すデータである。
接点BP7および接点LP7により構成される信号線HREQには、ボディ側第2通信部117から、ホットライン通信の開始時にLレベルの信号が出力される。レンズ側第2通信部218がこの信号を検知すると、レンズ制御部203がレンズ位置データを生成する。レンズ位置データの生成が完了すると、レンズ側第2通信部218から、接点BP8および接点LP8により構成される信号線HANSに、Lレベルの信号が出力される。ボディ側第2通信部118がこの信号を検知すると、ボディ側第2通信部118から、接点BP9および接点LP9により構成される信号線HCLKに、クロック信号が出力される。このクロック信号に同期して、レンズ側第2通信部218から、接点BP10および接点LP10により構成される信号線HDATに、レンズ位置データを表すレンズ位置データ信号が出力される。レンズ位置データ信号の送信が完了すると、信号線HANSには、レンズ側第2通信部218からHレベルの信号が出力される。ボディ側第2通信部118は、この信号が入力されたことに応じて、信号線HREQにHレベルの信号を出力する。
なお、コマンドデータ通信とホットライン通信は、同時にも或いは一部並行的にも実行することが可能である。すなわち、レンズ側第1通信部217とレンズ側第2通信部218との一方は、その他方がカメラボディ100と通信を行っている場合であってもカメラボディ100と通信を行うことが可能である。
接点BP11および接点BP12は、カメラボディ100内の電源回路140に接続されている。電源回路140は、接点BP12に、アクチュエータ等の駆動系を有し消費電力が比較的大きい回路(レンズ駆動部212等)の駆動電圧を供給する。すなわち、接点BP12および接点LP12からは、上記の各駆動部の駆動電圧が供給される。接点BP11は、接点BP12に与えられる上記駆動電圧に対応する接地端子である。すなわち、接点BP11および接点LP11は、上記駆動電圧に対応する接地端子である。これらの接点LP11,LP12、BP11,BP12は、カメラボディ100側から交換レンズ200側へ電源供給するための、電源系接点を構成する。
(自動焦点検出処理)
ボディ制御部103は、周知のコントラスト方式の自動焦点検出処理を実行可能に構成されている。ボディ制御部103は、撮像素子104からの画素出力データを用いて周知のコントラスト検出演算を行う。ボディ制御部103はこのコントラスト検出演算を、フォーカシングレンズ210bを至近端と無限遠端との間で駆動させながら行う、いわゆるスキャン動作を実行し、焦点評価値(コントラスト値)がピークとなるフォーカシングレンズ210bの位置を検出することにより、焦点調節を行う。
ボディ制御部103は、周知のコントラスト方式の自動焦点検出処理を実行可能に構成されている。ボディ制御部103は、撮像素子104からの画素出力データを用いて周知のコントラスト検出演算を行う。ボディ制御部103はこのコントラスト検出演算を、フォーカシングレンズ210bを至近端と無限遠端との間で駆動させながら行う、いわゆるスキャン動作を実行し、焦点評価値(コントラスト値)がピークとなるフォーカシングレンズ210bの位置を検出することにより、焦点調節を行う。
(レンズデータ)
ところで、水中では光が減衰してしまうため、遠方の被写体では光が暗くなってしまう。したがって水中撮影では、遠方の被写体を撮影することは少なく、近距離の被写体を撮影することの方が多い。そこで本実施形態のカメラボディ100は、水中撮影時の自動焦点検出処理において、フォーカシングレンズ210bを駆動させて合焦位置を探索する範囲(スキャン範囲)を至近端から無限遠端までの全範囲とせず、至近側の所定範囲(すなわち至近端から所定位置(無限遠端よりも至近側の位置)までの範囲)とする。このようにカメラボディ100は、全範囲よりも狭いスキャン範囲を水中撮影用のスキャン範囲とすることで、水中撮影時において高速な焦点検出を可能としている。
ところで、水中では光が減衰してしまうため、遠方の被写体では光が暗くなってしまう。したがって水中撮影では、遠方の被写体を撮影することは少なく、近距離の被写体を撮影することの方が多い。そこで本実施形態のカメラボディ100は、水中撮影時の自動焦点検出処理において、フォーカシングレンズ210bを駆動させて合焦位置を探索する範囲(スキャン範囲)を至近端から無限遠端までの全範囲とせず、至近側の所定範囲(すなわち至近端から所定位置(無限遠端よりも至近側の位置)までの範囲)とする。このようにカメラボディ100は、全範囲よりも狭いスキャン範囲を水中撮影用のスキャン範囲とすることで、水中撮影時において高速な焦点検出を可能としている。
この水中撮影用のスキャン範囲は、交換レンズ200ごとに最適な範囲が定められている。この最適な範囲とは、例えば、近距離撮影において適切に撮影可能である範囲(例えば、所定の解像感が保証される範囲や収差量が所定値以下である範囲)などである。このような範囲は、交換レンズ200の光学特性によって異なる。したがってある交換レンズのスキャン範囲は、至近端から撮影距離1.5mに対応するレンズ位置までと設定されているが、別の交換レンズのスキャン範囲は、至近端から撮影距離2.0mに対応するレンズ位置までと設定されていたりする。交換レンズ200のROM215には、この交換レンズ200固有である水中撮影用のスキャン範囲を示すスキャン範囲データが予め格納されている。
図3(A)は、交換レンズ200が単焦点レンズである場合において、ROM215に記憶されているスキャン範囲データである、スキャン範囲テーブルの一例を示す図である。図3(A)に示すスキャン範囲テーブル300において、スキャン範囲(C1〜Cn)は、交換レンズ200の絞り値(A1〜An)をパラメータとするデータとなっている。すなわち交換レンズ200において、絞り値(A1〜An)ごとに適切なスキャン範囲が設定されている。
また図3(B)は、交換レンズ200がズームレンズである場合におけるスキャン範囲テーブルの一例を示す図である。ズームレンズでは焦点距離が可変であるため、図3(B)に示すスキャン範囲テーブル400においてスキャン範囲(C11〜Cnn)は、交換レンズ200の絞り値(A1〜An)および焦点距離(B1〜Bn)をパラメータとするマトリクス状のデータとなっている。すなわち交換レンズ200において、絞り値(A1〜An)および焦点距離(B1〜Bn)ごとに適切なスキャン範囲が設定されている。
なお、本実施形態において、スキャン範囲テーブルにおけるスキャン範囲は、至近端からどの位置までフォーカシングレンズ210bを駆動させるかを示した値である。本実施形態ではフォーカシングレンズ210bの位置はレンズ駆動部212に与える信号のパルス数により表されるため、スキャン範囲も当該パルス数により表されるようにする。なお、これに限らず、スキャン範囲は撮影距離によって表されていてもよい。
(交換レンズとカメラボディの通信処理)
次に、カメラボディ100が交換レンズ200から上記スキャン範囲テーブルを取得する処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4の左側にはカメラボディ100のボディ制御部103が実行する処理が、図4の右側には交換レンズ200のレンズ制御部203が実行する処理が、それぞれ示されている。
次に、カメラボディ100が交換レンズ200から上記スキャン範囲テーブルを取得する処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4の左側にはカメラボディ100のボディ制御部103が実行する処理が、図4の右側には交換レンズ200のレンズ制御部203が実行する処理が、それぞれ示されている。
ステップS101において、ボディ制御部103は、ボディ側第1通信部117を介して交換レンズ200にスキャン範囲テーブルを要求する。
ステップS201において、レンズ制御部203は、カメラボディ100からスキャン範囲テーブルが要求されたか否かを判定する。レンズ制御部203は、スキャン範囲テーブルが要求された場合にはステップS202に進み、スキャン範囲テーブルをROM215から読み出し、レンズ側第1通信部217を介して送信する。
ステップS102において、ボディ制御部103は、交換レンズ200からスキャン範囲テーブルを受信したか否かを判定する。ボディ制御部103は、スキャン範囲テーブルを受信した場合にはステップS103へ進む。
ステップS103において、ボディ制御部103は、上記受信したスキャン範囲テーブルをRAM122に記憶させて、ステップS104へ進む。
なお、このようなスキャン範囲テーブルの通信(ステップS101〜103、S201〜S202)は、カメラボディ100と交換レンズ200との初期通信で行われる。ここでいう初期通信とは、例えばカメラボディ100の電源スイッチがOFFからONになった時や、カメラボディ100に交換レンズ200が取り付けられた時に、ボディ制御部103およびレンズ制御部203により実行される通信のことを指す。この初期通信においては、スキャン範囲テーブルの他、交換レンズ200固有の光学特性を示したレンズデータなどが交換レンズ200からカメラボディ100に送信される。スキャン範囲テーブルはこのレンズデータの一部として交換レンズ200からカメラボディ100に送信されるようにしてもよい。
ステップS104において、ボディ制御部103は、水中センサ119からの検出信号に基づいてカメラボディ100が水中にある状態か否かを判定する。ボディ制御部103は、カメラボディ100が水中にはない(すなわち陸上にある)と判定した場合にはステップS105へ進む。ステップS105において、ボディ制御部103は、スキャン範囲を至近端から無限遠端までの全範囲に設定して自動焦点検出処理を行い、ステップS104に戻る。
一方ステップS104において、ボディ制御部103は、カメラボディ100が水中にあると判定した場合にはステップS106へ進む。ステップS106において、ボディ制御部103は、交換レンズ200から受信したスキャン範囲テーブルに基づいてスキャン範囲を設定する。
例えば交換レンズ200が単焦点レンズの場合は、スキャン範囲テーブルから現時点の交換レンズ200の絞り値に対応するスキャン範囲を読み出して設定する。また、交換レンズ200がズームレンズの場合は、スキャン範囲テーブルから現時点の交換レンズ200の絞り値および焦点距離に対応するスキャン範囲を読み出して設定する。なお、カメラボディ100は、現時点の交換レンズ200の絞り値および焦点距離を、定期的に交換レンズ200との間で行うコマンドデータ通信によって随時取得する。
そしてボディ制御部103は、上記設定したスキャン範囲による自動焦点検出処理を行い、ステップS104に戻る。
なお、このステップS104〜S106の処理は、カメラボディ100の撮影モード中において繰り返し行われる。
このようにカメラボディ100は、初期通信において交換レンズ200からスキャン範囲テーブルを取得してRAM122に保持しておく。そしてカメラボディ100は、陸上撮影時には至近端から無限遠端までの全範囲をスキャン範囲として設定し、水中撮影時には交換レンズ200から取得して保持しておいたスキャン範囲テーブルに従ってスキャン範囲を設定する。
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)交換レンズ200は、結像光学系210と、カメラボディ100が着脱可能に取り付けられるレンズ側マウント201と、水中撮影時に行う結像光学系210の焦点検出処理において合焦位置を探索するスキャン範囲を示すスキャン範囲データ(スキャン範囲テーブル)が記憶されたROM215と、スキャン範囲データをカメラボディ100に送信するレンズ制御部203およびレンズ側第1通信部217と、を備える。これによりカメラボディ100では、上記スキャン範囲データを参照することで、水中撮影時において交換レンズ200に適したスキャン範囲で焦点検出処理を実行することができる。またこのようにスキャン範囲を制限することで、高速にピント合わせを行うことができる。
(1)交換レンズ200は、結像光学系210と、カメラボディ100が着脱可能に取り付けられるレンズ側マウント201と、水中撮影時に行う結像光学系210の焦点検出処理において合焦位置を探索するスキャン範囲を示すスキャン範囲データ(スキャン範囲テーブル)が記憶されたROM215と、スキャン範囲データをカメラボディ100に送信するレンズ制御部203およびレンズ側第1通信部217と、を備える。これによりカメラボディ100では、上記スキャン範囲データを参照することで、水中撮影時において交換レンズ200に適したスキャン範囲で焦点検出処理を実行することができる。またこのようにスキャン範囲を制限することで、高速にピント合わせを行うことができる。
(2)カメラボディ100は、上記(1)の交換レンズ200が、着脱可能に取り付けられるボディ側マウント101と、スキャン範囲データを交換レンズ200から受信するボディ制御部103およびボディ側第1通信部117と、カメラボディ100が水中にある状態か否かを検出する水中センサ119と、水中センサ119により水中であると判別された場合には、スキャン範囲データが示すスキャン範囲において結像光学系210の合焦位置を探索する焦点検出処理を行うボディ制御部103と、を備える。これにより、カメラボディ100は、水中撮影時において交換レンズ200に適したスキャン範囲で焦点検出処理を実行することができる。
(変形例1)
上述した実施の形態では、カメラボディ100は、交換レンズ200との初期通信でスキャン範囲テーブルを受信する例について説明した。しかしながら、カメラボディ100は、交換レンズ200と定期的に行うコマンドデータ通信でスキャン範囲テーブルを受信するようにしてもよい。この場合のカメラボディ100は、水中センサ119によって水中であることを検出した時点でスキャン範囲テーブルを交換レンズ200に要求するようにしてもよい。
上述した実施の形態では、カメラボディ100は、交換レンズ200との初期通信でスキャン範囲テーブルを受信する例について説明した。しかしながら、カメラボディ100は、交換レンズ200と定期的に行うコマンドデータ通信でスキャン範囲テーブルを受信するようにしてもよい。この場合のカメラボディ100は、水中センサ119によって水中であることを検出した時点でスキャン範囲テーブルを交換レンズ200に要求するようにしてもよい。
またカメラボディ100は、現時点での交換レンズ200の絞り値や焦点距離に対応するスキャン範囲を交換レンズ200から都度受信するようにしてもよい。この場合のスキャン範囲の通信は、例えばコマンドデータ通信で行われる。ボディ制御部103は、水中センサ119によって水中であると検出されると、交換レンズ200に水中撮影用のスキャン範囲を示すスキャン範囲データを要求する。レンズ制御部203は、当該要求を受信すると、ROM215に記憶されたスキャン範囲テーブルから、現時点での絞り値や焦点距離に対応するスキャン範囲を読み出し、読み出したスキャン範囲を示すスキャン範囲データをカメラボディ100に送信する。ボディ制御部103は、交換レンズ200から送信されたスキャン範囲データが示すスキャン範囲を設定して自動焦点検出処理を実行する。
(変形例2)
上述した実施の形態では、カメラボディ100に水中センサ119が設けられている例について説明した。しかしながら、交換レンズ200に水中センサが設けられていてもよい。
上述した実施の形態では、カメラボディ100に水中センサ119が設けられている例について説明した。しかしながら、交換レンズ200に水中センサが設けられていてもよい。
この場合のスキャン範囲の通信は、例えばコマンドデータ通信で行われる。レンズ制御部203は、水中センサによって水中であることを検出していないときはスキャン範囲データを送信しない。一方レンズ制御部203は、水中センサによって水中であることを検出すると、その時点での絞り値や焦点距離に対応するスキャン範囲を読み出し、読み出したスキャン範囲を示すスキャン範囲データをカメラボディ100に送信する。
ボディ制御部103は、交換レンズ200からスキャン範囲データが送信されてこないときは、スキャン範囲を全範囲に設定して自動焦点検出処理を実行する。一方、ボディ制御部103は、交換レンズ200からスキャン範囲データが送信されてきたときには、当該スキャン範囲データが示すスキャン範囲を設定して自動焦点検出処理を実行する。
なお変形例2においても、交換レンズ200は初期通信においてカメラボディ100にスキャン範囲テーブルを送信しておくようにしてもよい。この場合の交換レンズ200は、水中センサによって水中であることを検出すると、その旨を示す水中検出信号をカメラボディ100に送る。カメラボディ100は、交換レンズ200から水中検出信号を受信すると、予め受信しておいたスキャン範囲テーブルに基づいてスキャン範囲を設定する。
(変形例3)
上述した実施の形態では、カメラボディ100はコントラスト方式の自動焦点検出処理を実行可能に構成されている例について説明したが、周知の位相差検出方式の自動焦点検出処理を実行可能に構成されていてもよい。
上述した実施の形態では、カメラボディ100はコントラスト方式の自動焦点検出処理を実行可能に構成されている例について説明したが、周知の位相差検出方式の自動焦点検出処理を実行可能に構成されていてもよい。
この場合、例えば、撮像素子104に複数の焦点検出用画素が並んだ焦点検出用画素列が設けられる。焦点検出用画素は、例えば、交換レンズ200の瞳の一対の領域を通った一対の光束を受光する一対の光電変換部を有する。ボディ制御部103は、焦点検出用画素列からの一対の出力信号列を相対的に順次シフトさせながら相関量を演算する公知の相関演算を行う。そしてボディ制御部103は、相関量が最も小さくなるシフト量に基づいてデフォーカス量を検出して焦点調節を行う。またこの相関演算におけるシフト範囲は、位相差検出方式の焦点検出処理における合焦位置の探索範囲(スキャン範囲)である。そこでボディ制御部103は、水中撮影時には上記スキャン範囲データに基づいて、この相関演算におけるシフト範囲を陸上撮影時よりも制限する。これにより、相関演算の処理時間を短縮することができるので、水中撮影時において高速に焦点検出を行うことができる。なお、瞳分割型の位相差検出方式の焦点検出処理を実行する際、信頼性のあるデフォーカス量を算出できないこともある。この場合のボディ制御部103は、フォーカシングレンズ210bを所定のスキャン範囲で駆動させながらデフォーカス量の算出を行う。このスキャン範囲の設定も、水中撮影時には上記スキャン範囲データに基づいて行うようにしてもよい。
(変形例4)
上述した実施の形態では、交換レンズ200固有のスキャン範囲が、絞り値や焦点距離ごとに設定されている例について説明したが、これに限らなくてよく、その他のパラメータごとに設定されていてもよい。また、1つの交換レンズ200に対して1つのスキャン範囲が設定されているようにしてもよい。また広角レンズでは至近端から無限遠端までの距離が比較的短いので、水中撮影においてもスキャン範囲を全範囲とするスキャン範囲データを記憶しておき、望遠レンズでは水中撮影において全範囲よりも狭いスキャン範囲とするスキャン範囲データを記憶しておくようにしてもよい。
上述した実施の形態では、交換レンズ200固有のスキャン範囲が、絞り値や焦点距離ごとに設定されている例について説明したが、これに限らなくてよく、その他のパラメータごとに設定されていてもよい。また、1つの交換レンズ200に対して1つのスキャン範囲が設定されているようにしてもよい。また広角レンズでは至近端から無限遠端までの距離が比較的短いので、水中撮影においてもスキャン範囲を全範囲とするスキャン範囲データを記憶しておき、望遠レンズでは水中撮影において全範囲よりも狭いスキャン範囲とするスキャン範囲データを記憶しておくようにしてもよい。
(変形例5)
上述した実施の形態では、水中センサ119によって水中であるか否かを検出する例について説明した。しかしながら、カメラボディ100のボディ制御部103は、操作部材120からの操作信号に応じて水中であるか否かを判別するようにしてもよい。
上述した実施の形態では、水中センサ119によって水中であるか否かを検出する例について説明した。しかしながら、カメラボディ100のボディ制御部103は、操作部材120からの操作信号に応じて水中であるか否かを判別するようにしてもよい。
この場合、カメラボディ100のメニュー設定で、ユーザが操作部材120の操作によって、水中撮影モードか陸上撮影モードかを設定できるようにする。そしてボディ制御部103は、操作部材120により水中撮影モードが設定された場合には、交換レンズ200から受信したスキャン範囲データに基づいてスキャン範囲を設定する。
(変形例6)
上述した実施の形態では、防水機能を有するカメラボディ100に本発明を適用する例について説明した。しかしながら、防水ハウジングを装着することで防水できるカメラボディに本発明を適用してもよい。この場合のカメラボディは、防水ハウジングが装着されていると水中であると判別し、防水ハウジングが装着されていないと陸上であると判別するようにしてもよい。
上述した実施の形態では、防水機能を有するカメラボディ100に本発明を適用する例について説明した。しかしながら、防水ハウジングを装着することで防水できるカメラボディに本発明を適用してもよい。この場合のカメラボディは、防水ハウジングが装着されていると水中であると判別し、防水ハウジングが装着されていないと陸上であると判別するようにしてもよい。
(変形例7)
本発明を一眼レフタイプのカメラボディに適用するようにしてもよい。この場合のカメラボディも、交換レンズとの初期通信でスキャン範囲データを受信するようにすればよい。また、一眼レフタイプのカメラボディと交換レンズとの間のデータ通信においても、定常通信(コマンドデータ通信に相当する)と、定常通信よりも通信周期が短い通信(ホットライン通信に相当する)とが設けられている場合、スキャン範囲データの通信を定常通信で行うようにしてもよい。
本発明を一眼レフタイプのカメラボディに適用するようにしてもよい。この場合のカメラボディも、交換レンズとの初期通信でスキャン範囲データを受信するようにすればよい。また、一眼レフタイプのカメラボディと交換レンズとの間のデータ通信においても、定常通信(コマンドデータ通信に相当する)と、定常通信よりも通信周期が短い通信(ホットライン通信に相当する)とが設けられている場合、スキャン範囲データの通信を定常通信で行うようにしてもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。また、上記実施形態に各変形例の構成を適宜組み合わせてもかまわない。
100…カメラボディ、101…ボディ側マウント、103…ボディ制御部、104…撮像素子、117…ボディ側第1通信部、119…水中センサ、120…操作部材、122…RAM、200…交換レンズ、201…レンズ側マウント、203…レンズ制御部、215…ROM、217…レンズ側第1通信部
Claims (6)
- 結像光学系と、
カメラボディが着脱可能に取り付けられるマウント手段と、
水中撮影時に行う前記結像光学系の焦点検出処理において合焦位置を探索するスキャン範囲を示すスキャン範囲データが記憶された記憶手段と、
前記スキャン範囲データを前記カメラボディに送信する通信手段と、
を備えることを特徴とする交換レンズ。 - 結像光学系と、
カメラボディが着脱可能に取り付けられるマウント手段と、
水中撮影時に行う前記結像光学系の焦点検出処理において合焦位置を探索するスキャン範囲を示すスキャン範囲データが記憶された記憶手段と、
水中であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により水中であると判別された場合には、前記スキャン範囲データを前記カメラボディに送信する通信手段と、
を備えることを特徴とする交換レンズ。 - 請求項1に記載の交換レンズが、着脱可能に取り付けられるマウント手段と、
前記スキャン範囲データを前記交換レンズから受信する通信手段と、
水中であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により水中であると判別された場合には、前記スキャン範囲データが示すスキャン範囲において前記結像光学系の合焦位置を探索する焦点検出処理を行う焦点検出処理手段と、
を備えることを特徴とするカメラボディ。 - 請求項2に記載の交換レンズが、着脱可能に取り付けられるマウント手段と、
前記スキャン範囲データを前記交換レンズから受信する通信手段と、
前記通信手段により前記スキャン範囲データが受信された場合には、前記スキャン範囲データが示すスキャン範囲において前記結像光学系の合焦位置を探索する焦点検出処理を行う焦点検出処理手段と、
を備えることを特徴とするカメラボディ。 - 請求項3または4に記載のカメラボディにおいて、
前記判別手段は、前記カメラボディが水中にある状態か否かを検出する検出センサを有することを特徴とするカメラボディ。 - 請求項3または4に記載のカメラボディにおいて、
操作部材をさらに備え、
前記判別手段は、前記操作部材からの操作信号に基づいて水中であるか否かを判別することを特徴とするカメラボディ。
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JP2013024567A JP2014153615A (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 交換レンズおよびカメラボディ |
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JP2013024567A JP2014153615A (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 交換レンズおよびカメラボディ |
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-
2013
- 2013-02-12 JP JP2013024567A patent/JP2014153615A/ja active Pending
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