JP2014149540A - 焦点調節装置、撮像装置、及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動画において主被写体に安定してピントを合わせ続けることを可能とする。
【解決手段】 撮像画像から合焦すべき被写体像を検出し、撮像光学系の合焦状態を検出する際の焦点検出エリアを設定し、前記焦点検出エリアにおける信号出力に基づいて前記撮像光学系を移動させて焦点調節を行うよう制御する制御方法であって、前記焦点検出エリアの設定では、前記撮像画像から検出された合焦すべき被写体に応じた第1の焦点検出エリアの他に前記第1の焦点検出エリアよりも大きい第2の焦点検出エリアを設定し、前記焦点調節では、前記設定された第1、第2の焦点検出エリアにおける信号出力に基づいて前記撮像光学系を移動させるよう制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は焦点調節機能を備えた焦点調節装置、この焦点調節装置を備えた撮像装置、及びその制御方法に関するものである。
ビデオカメラ等のオートフォーカス(AF)制御では、撮像素子により生成された映像信号の鮮鋭度(コントラスト状態)を示すAF評価値を生成し、AF評価値が最大となるフォーカスレンズの位置を探索するいわゆるTV−AF方式が主流である。しかしながら、コントラストの関係から、例えば人物を撮影する場合において、主被写体である人物にピントが合わず、背景にピントが合ってしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、顔認識機能を有する撮像装置が知られている。例えば、認識された顔エリアを含むエリアに焦点状態を検出するための焦点検出エリアを設定し、焦点検出を行う撮像装置(例えば、特許文献1参照)や、人物の目を検出し、その目に基づいて焦点検出を行う撮像装置(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特開2006−227080号公報 特開2001−215403号公報
しかしながら、上述した顔認識機能を用いた焦点検出では、例えば、人物が横を向いたり、目を閉じてしまった場合などの被写体の絵柄の変化による影響や撮影者の手ブレの影響等によっては、顔が安定して認識されない。そしてピント合わせの安定性が低下してしまう場合があった。また、被写体像の大きさの変化や被写体像の大きさが小さい場合に、ピント合わせの安定性が低下してしまう場合があった。特に動画の場合、常に人物が動いている可能性が高いため、その影響は顕著に表れる。人物の顔が常に認識される場合には、人物の顔エリアを焦点を検出するエリアに指定しピント合わせを行えば、人物へのピント合わせは安定する。しかし、顔が認識されたりされなかったりする撮影条件のもとでは、焦点を検出するエリアを顔の認識・非認識で変更していては、AF評価値も変動してしまい、安定したピント合わせを行うことができない。また被写体像の大きさの変化でAF評価値を取り込むエリアが変化したり、被写体像が小さい場合にAF評価値取り込みエリアが小さすぎて、AF評価値信号を安定して得ることができずピント合わせを行うのが困難な場合がある。
また、主被写体が人物でなくとも、被写体検出した結果に基づいて焦点検出エリアを設定し、焦点検出を行う場合、同様の問題が発生する。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、動画において被写体検出機能を用いて合焦すべき被写体にピントを合わせる場合でも、安定した合焦を維持させることのできる焦点調節装置、撮像装置及びその制御方法を提供することを目的の1つとする。
このような課題を解決するために、本発明の技術的特徴として、撮像光学系の合焦状態を示すAF評価値を取得する際、撮像画像から検出された合焦すべき被写体像に応じた第1のAF評価値検出エリアの他に前記第1のAF評価値検出エリアよりも大きい第2のAF評価値検出エリアを設定し、前記第1のAF評価値検出エリア及び第2のAF評価値検出エリアにおける信号出力を用いて演算して前記撮像光学系の焦点状態を調節するためのAF評価値を取得することを特徴とする。
また、他の技術的特徴として、撮像光学系の合焦状態を示すAF評価値を取得する際、撮像画像から検出された合焦すべき被写体像に追従した第1のAF評価値検出エリアと、前記撮像画像から検出された被写体像に追従しない第2のAF評価値検出エリアを設定し、前記第1のAF評価値検出エリア及び第2のAF評価値検出エリアにおける信号出力を用いて演算して前記撮像光学系の焦点状態を調節するためのAF評価値を取得することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、動画において安定した合焦状態を維持させることができる。
本発明の一実施形態であるビデオカメラの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態のカメラAFマイコンの処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のAF枠の設定制御を示す図である。 レンズ交換式ビデオカメラの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態を説明する。
[実施形態]
<装置の説明>
図1には、本発明の一実施形態であるビデオカメラの構成を示している。なお、本実施形態では、ビデオカメラについて説明するが、本発明は、デジタルスチルカメラや顕微鏡等の他の装置にも適用することができる。
図1において、101は第1固定レンズ、102は光軸方向に移動して変倍を行う変倍レンズ、103は絞りである。また、104は第2固定レンズ、105は変倍に伴う焦点面の移動を補正する機能とフォーカシング(焦点調節)の機能とを兼ね備えたフォーカスコンペンセータレンズ(以下、フォーカスレンズという)である。第1固定レンズ101、変倍レンズ102、絞り103、第2固定レンズ104及びフォーカスレンズ105により撮像光学系が構成される。
106は、CCDセンサやCMOSセンサにより構成される光電変換素子としての撮像素子である。撮像光学系により結像された被写体像を撮像素子106により光電変換する。107は撮像素子106の信号出力をサンプリングし、ゲイン調整するCDS/AGC回路である。
108はカメラ信号処理回路であり、CDS/AGC回路107からの信号出力に対して各種の画像処理を施し、映像信号を生成する。109はLCD等により構成されるモニタであり、カメラ信号処理回路108からの映像信号を表示する。115は記録装置であり、カメラ信号処理回路108からの映像信号を磁気テープ、光ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録する。
110は変倍レンズ102を移動させるためのズーム駆動源である。111はフォーカスレンズ105を移動させるためのフォーカシング駆動源である。ズーム駆動源110及びフォーカシング駆動源111は、ステッピングモータ、DCモータ、振動型モータ及びボイスコイルモータ等のアクチュエータにより構成される。
112はCDS/AGC回路107からの全画素の信号出力のうち焦点検出に用いられるエリアの信号のみを通すAFゲートである。
AF信号処理回路113は、AFゲート112を通過した信号から高周波成分や輝度差成分(AFゲート112を通過した信号の輝度レベルの最大値と最小値の差分)等を抽出して第1の情報としてのAF評価値を生成する。AF評価値は、カメラ/AFマイコン114に出力される。AF評価値は、撮像素子106からの信号出力に基づいて生成される映像の鮮鋭度(コントラスト状態)を表すものであるが、鮮鋭度は撮像光学系の焦点状態によって変化するので、結果的に撮像光学系の焦点状態を表す信号となる。
制御手段としてのカメラ/AFマイコン114は、ビデオカメラ全体の動作の制御を司るとともに、AF評価値に基づいて、フォーカシング駆動源111を制御してフォーカスレンズ105を移動させ焦点調節を行うAF制御を実行する。
顔検出部116は、撮像画像に対して公知の顔認識処理を施し、撮像画面内の人物の顔情報を検出する。その検出結果をカメラ/AFマイコン114に送信する。カメラ/AFマイコン114は、上記検出結果に基づき、撮像画面内の顔エリアを含む位置に焦点検出に用いられるエリアを追加するようにAFゲート112へ情報を送信する。
なお、顔認識処理としては、例えば、画像データで表される各画素の階調色から、肌色エリアを抽出し、予め用意する顔の輪郭プレートとのマッチング度で顔を検出する方法がある。また、周知のパターン認識技術を用いて、目、鼻、口等の顔の特徴点を抽出することで顔検出を行う方法等が開示されている。
<AF制御のフロー>
次に、カメラ/AFマイコン114で行われるAF制御について、図2を用いて説明する。このAF制御は、カメラ/AFマイコン114内に格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。
Step201は処理の開始を表している。Step202では顔検出部116から顔情報(顔の位置、顔の大きさ、顔の信頼度)を取り込む。Step203では顔検出部116で顔検出が成功していれば、Step204へ進み、そうでなければ、Step208へ進む。
Step204ではAF枠(AF評価値検出エリア)として、顔検出部116により検出された顔情報に対応する顔枠と、中央を固定して大きさを拡大した通常枠とを設定する。ここで、画像内の顔枠の中心は、検出した主被写体である主顔の中心でも、両目の中心でもどちらでもよく、垂直方向及び水平方向の大きさWIDは検出した主顔の大きさに基づいて決定する。顔枠は顔情報に応答して、随時更新され、顔を追従して枠設定がなされる。また、通常枠は顔枠を含むように大きさを拡大し設定する。Step205では、顔枠と通常枠におけるAF評価値を取得する。Step206では、各AF評価値を所定の比率で加算(演算)してAF評価値とする。Step207ではStep206で生成したAF評価値を使ってAF制御(つまり、AF枠内において、常に合焦状態となるようにフォーカスレンズを移動させる制御)を行う。
一方、Step208では顔認識失敗が一定時間経過したかを見て、一定時間経過していなければStep209へ進む。また、一定時間経過していればStep211へ進む。Step209では通常枠を以前、顔検出が成功していたときのサイズに維持し、Step210では通常枠のAF評価値を取得する。そして、Step207ではStep210で取得したAF評価値を使ってAF制御を行う。
一方、Step211では通常枠を初期サイズに設定する。Step212では通常枠のAF評価値を取得する。そして、Step207ではStep212で取得したAF評価値を使ってAF制御を行う。
<AF枠の設定>
次にAF枠の設定について図3を用いて説明する。図3(a)のように通常枠は画面中心付近に設定される。これは撮影者が一般的に被写体を画面中央に置くことから決められている。次に図3(b)のように顔枠は前記の顔認識処理で検出された撮像画面上の顔位置に設定する。さらに通常枠を中心位置は固定して拡大し、顔枠が含まれるようにする。このように枠を重ね、顔枠を通常枠に内包させることにより、顔枠が無くなり通常枠だけになった時のAF評価値の変動が小さくなる。
次に図3(c)のように顔が検出されなくなった場合、顔枠を使用することを中止する。通常枠はそのまま維持することで、顔枠があったエリアも通常枠に含まれるので、使用するAF評価値が急に変動することが少ない。次に図3(d)のように一定時間顔が検出されない状態が続いたら、通常枠を顔検出前の初期の大きさに設定し直す。これにより中央優先AFが実現できる。
このように枠を設定して、動画において通常は中央の被写体優先とする。そして、顔認識された場合は通常枠の大きさを設定し、設定された通常枠と顔枠のAF評価値を所定の比率で加算して、このAF評価値に基づいてAF制御を行う。これにより、顔認識された人物にピント合わせを行うとともに、顔認識がされない場合にも、安定した合焦状態を維持することができる。具体的には、通常枠と顔枠を設定して両方のAF評価値を加算して用いることにより、顔枠におけるAF評価値が無限遠など顔に対するピント位置とは異なる結果を示す場合でも、通常枠で捕らえた被写体にピントを合わせることができる。
[その他の実施形態]
上述の実施形態では、通常枠を設定する際、中心位置を変えずに大きさを拡大し顔枠が含まれるように設定した。しかしながら、これに限らず、例えば下記のAF枠設定例(1)〜(3)のように通常枠、顔枠を設定して、両枠のAF評価値に基づいて、AF制御を行うことによっても、動画において安定した合焦状態を維持することができる。
(1)通常枠は顔が検出されうる全範囲を含むように設定する。この通常枠は固定されたエリアであり、顔検出結果とは無関係に設定する。一方、顔枠は前述の顔認識処理で検出された撮像画面上の顔位置に設定する。つまり、顔に追従して刻々と変化する顔枠と、顔に追従しない通常枠を設定する。これにより、通常枠に対する顔枠の大きさが撮影シーンに応じて異なる。主被写体の顔の大きさが小さい場合には、通常枠に対する顔枠の大きさの割合が小さくなるので、通常枠のAF評価値と顔枠のAF評価値を加算した場合には顔枠のAF評価値の影響が少なくなる。言い換えると、主被写体の動きに対して反応が遅くなる。一方、主被写体の顔の大きさが大きい場合には、通常枠に対する顔枠の大きさの割合が大きくなるので、通常枠のAF評価値と顔枠のAF評価値を加算した場合には顔枠のAF評価値の影響が大きくなる。言い換えると、主被写体の動きに対して反応が早くなる。
(2)通常枠は複数段階(例えば大枠と小枠)の大きさに変化するものとする。この通常枠の大きさは、顔検出結果(顔の位置や大きさ等)に応じて、検出された顔が枠に含まれるように切り換わる。また、顔枠は前記の顔認識処理で検出された撮像画面上の顔位置に設定する。これにより、撮影者の所望する主被写体の顔を顔枠においてとらえるとともに、もし顔枠において顔に対する合焦状態を示す情報を取得できなかった場合でも、主被写体を通常枠においてとらえられるのでピントが背景に抜けてしまうような失敗が少なくなる。
(3)顔枠は前記の顔認識処理で検出された撮像画面上の顔位置に設定する。この顔枠は検出された顔に追従して随時位置及び大きさが更新されるものとする。そして、通常枠は顔枠よりも大きく、顔枠を含むように設定する。これにより、撮影者の所望する主被写体の顔を顔枠においてとらえるとともに、もし顔枠において顔に対する合焦状態を示す情報を取得できなかった場合でも、主被写体を通常枠においてとらえられるのでピントが背景に抜けてしまうような失敗が少なくなる。
<実施形態のまとめ、効果など>
以上のように、動画において顔認識を用いて被写体の人物にピントを合わせるとともに、顔認識が安定しない場合や、顔エリアが変化する場合、顔エリアが小さい場合でも、合焦状態を維持させることができる。
なお、上述の実施形態では、検出された顔は通常枠にすっぽり含まれる構成としたが、これに限るものではない。例えば、顔の一部が通常枠に含まれるようにすることにより、顔における鮮鋭度(コントラスト状態)を取得できるので、撮影者の所望する顔にピントを合わせることができる。
また、本実施形態において移動するAF評価値生成エリアは、本実施形態では撮像画面内の検出された顔の位置にしているが、その他画像検出により特定の被写体を検出しても構わない。例えば、背景から被写体像を切り出して検出したりすることも考えられる。その他、外部入力手段から撮像画面内の位置を入力したり、ファインダーを見ている撮影者の視線を検出して撮像画面内の位置を決定しても構わない。
また、図4に示したように撮像光学系が交換可能のレンズであってもよい。図4の例ではAF信号処理回路113により生成されたAF評価値は、レンズ/AFマイコン401に出力される。制御手段としてのレンズ/AFマイコン401は、AF評価値に基づいて、フォーカシング駆動源111を制御してフォーカスレンズ105を移動させ焦点調節を行うAF制御を実行する。また、カメラマイコン402は、顔検出部116からの撮像画面内の人物の顔情報を受信し、上記検出結果に基づき、撮像画面内の顔エリアを含む位置に焦点検出に用いられるエリアを追加するようにAFゲート112へ情報を送信する。このときのAF制御のフローは、以下のようになる。
レンズ/AFマイコン401及びカメラマイコン402で行われるAF制御について、以下に説明する。このAF制御は、レンズ/AFマイコン401、及び、カメラマイコン402内に格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。
まず、カメラマイコン402は、顔検出部116から顔情報(顔の位置、顔の大きさ、顔の信頼度)を取り込む。
顔検出部116で顔検出が成功していれば、AF枠(焦点検出エリア)として、顔検出部116により検出された顔情報に対応する顔枠と、中央を固定して大きさを拡大して通常枠を設定する。そして、AF信号処理回路113により顔枠と通常枠におけるAF評価値を取得する。そして、各AF評価値は所定の比率で加算してAF評価値とされる。そして、このAF評価値はレンズ/AFマイコン401に送信される。レンズ/AFマイコン401は、受信したAF評価値を使ってAF制御を行う。
一方、顔検出部116で顔検出が成功していなければ、顔認識失敗が一定時間経過したかを見て、一定時間経過していなければ通常枠を以前、顔検出が成功していたときのサイズに維持し、AF信号処理回路113にて通常枠のAF評価値が取得される。また、一定時間経過していれば通常枠が初期サイズに設定され通常枠のAF評価値が取得される。そして、このAF評価値はレンズ/AFマイコン401に送信される。レンズ/AFマイコン401は、受信したAF評価値を使ってAF制御を行う。
なお、図4では、図1と同じ構成要件については同じ符号を付し説明を省略している。
101 固定レンズ
102 変倍レンズ
103 絞り
104 固定レンズ
105 フォーカスレンズ
106 CCD
107 CDS/AGC
108 カメラ信号処理回路
109 モニタ装置
110 ズーム駆動源
111 フォーカス駆動源
112 AFゲート
113 AF信号処理回路
114 カメラ/AFマイコン
115 記録装置
116 顔検出部
このような課題を解決するために、本発明の技術的特徴として、撮像された画像から、合焦すべき被写体の領域を被写体領域として検出する検出ステップと、前記検出ステップにより検出された被写体領域の情報に応じて、前記画像に対する焦点検出エリアを設定する設定ステップと、前記画像の焦点検出エリアからの信号出力に含まれる、予め定められた周波数帯域の成分に基づいてAF評価値を生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成されたAF評価値に基づいて、撮像光学系の移動を制御する制御ステップとを有し、前記設定ステップでは、前記検出ステップにより検出された被写体領域に応じた第1の焦点検出エリアの他に前記第1の焦点検出エリアよりも大きく、撮像された画像全体よりも小さい領域に対応する第2の焦点検出エリアを設定し、前記生成ステップでは、前記検出ステップにより被写体領域が検出された場合でも前記検出ステップにより被写体領域が検出されない場合でも前記第2の焦点検出エリアにおける信号出力に基づいてAF評価値を生成し、前記検出ステップにより被写体領域が検出された場合には、前記第1の焦点検出エリアにおける信号出力に基づいて生成されたAF評価値と前記第2の焦点検出エリアにおける信号出力に基づいて生成されたAF評価値とを所定の比率で加算してAF評価値を生成することを特徴とする。

Claims (10)

  1. 撮像画像から合焦すべき被写体像を検出する検出手段と、
    前記撮像画像におけるAF評価値検出エリアを設定する設定手段と、
    前記AF評価値検出エリアからの信号出力に基づいて撮像光学系の焦点状態を調節するためのAF評価値を取得する焦点検出手段とを有する焦点調節装置であって、
    前記設定手段は、前記検出手段により検出された被写体像に応じた第1のAF評価値検出エリアの他に前記第1のAF評価値検出エリアよりも大きい第2のAF評価値検出エリアを設定し、
    前記焦点検出手段は、前記第1のAF評価値検出エリア及び第2のAF評価値検出エリアにおける信号出力を用いて演算して前記撮像光学系の焦点状態を調節するためのAF評価値を取得することを特徴とする焦点調節装置。
  2. 撮像画像から合焦すべき被写体像を検出する検出手段と、
    前記撮像画像におけるAF評価値検出エリアを設定する設定手段と、
    前記AF評価値検出エリアからの信号出力に基づいて撮像光学系の焦点状態を調節するためのAF評価値を取得する焦点検出手段とを有する焦点調節装置であって、
    前記設定手段は、前記検出手段により検出された被写体像に追従した第1のAF評価値検出エリアと、前記検出手段により検出された被写体像に追従しない第2のAF評価値検出エリアを設定し、
    前記焦点検出手段は、前記第1のAF評価値検出エリア及び第2のAF評価値検出エリアにおける信号出力を用いて演算して前記撮像光学系の焦点状態を調節するためのAF評価値を取得することを特徴とする焦点調節装置。
  3. 前記検出手段により合焦すべき被写体像が検出されない場合は前記第2のAF評価値検出エリアにおける信号出力を用いて前記撮像光学系の焦点状態を調節するためのAF評価値を取得し、前記検出手段により合焦すべき被写体像が検出されない状態から前記検出手段により合焦すべき被写体像が検出された場合は前記第1のAF評価値検出エリア及び第2のAF評価値検出エリアにおける信号出力を用いて演算して前記撮像光学系の焦点状態を調節するためのAF評価値を取得することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の焦点調節装置。
  4. 前記第2のAF評価値検出エリアはエリアの中心位置が固定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
  5. 前記焦点検出手段は、前記第1のAF評価値検出エリアにおける信号出力に基づいて生成されたAF評価値と、前記第2のAF評価値検出エリアにおける信号出力に基づいて生成されたAF評価値を所定の比率で加算して前記撮像光学系の焦点状態を調節するためのAF評価値を取得することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
  6. 前記検出手段は、撮像画像から顔情報を検出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
  7. 前記撮像光学系と、
    前記撮像光学系の焦点状態を調節するためのAF評価値に基づいて、前記撮像光学系の移動を制御する制御手段とを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
  8. 前記撮像光学系により結像された被写体像を光電変換して撮像画像を出力する撮像手段と、
    前記撮像手段を用いて得られた前記撮像画像を記録媒体に記録するよう制御する記録手段と、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の焦点調節装置とを有することを特徴とする撮像装置。
  9. 撮像光学系の合焦状態を示すAF評価値を取得する際、撮像画像から検出された合焦すべき被写体像に応じた第1のAF評価値検出エリアの他に前記第1のAF評価値検出エリアよりも大きい第2のAF評価値検出エリアを設定し、
    前記第1のAF評価値検出エリア及び第2のAF評価値検出エリアにおける信号出力を用いて演算して前記撮像光学系の焦点状態を調節するためのAF評価値を取得することを特徴とする焦点調節装置の制御方法。
  10. 撮像光学系の合焦状態を示すAF評価値を取得する際、撮像画像から検出された合焦すべき被写体像に追従した第1のAF評価値検出エリアと、前記撮像画像から検出された被写体像に追従しない第2のAF評価値検出エリアを設定し、
    前記第1のAF評価値検出エリア及び第2のAF評価値検出エリアにおける信号出力を用いて演算して前記撮像光学系の焦点状態を調節するためのAF評価値を取得することを特徴とする焦点調節装置の制御方法。
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