JP2014148724A - 薄膜形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロール交換のための時間や労力を減らすことができる、薄膜形成装置を提供する。
【解決手段】減圧チャンバー内で帯状基材Sの表面に薄膜を形成する薄膜形成装置1であって、薄膜形成前の帯状基材が巻き付けられた第1ロール4と、帯状基材を搬送する搬送部3と、帯状基材の表面に薄膜を形成する薄膜形成部2と、薄膜形成後の帯状基材を巻き付ける第2ロール5と、薄膜形成部を収容するメインチャンバ10と、第1ロールを収容する第1サブチャンバ6と、第2ロールを収容する第2サブチャンバ7と、メインチャンバ内の圧力を減圧状態に維持しつつ第1サブチャンバ及び第2サブチャンバの圧力を個別に減圧状態又は大気開放状態に切り替えるサブチャンバ圧力切替制御部と、帯状基材の搬送方向及び搬送速度を制御して当該帯状基材を一方向に搬送させ又は停止させ、一方向とは逆の方向に搬送させる、搬送制御部とを備えた薄膜形成装置である。
【選択図】図1

Description

減圧雰囲気の中で、薄膜形成対象となる帯状基材(つまり、長尺フィルムシート)を搬送させながら、薄膜形成部を通過させることにより、当該フィルムシートの表面に薄膜を形成する装置に関するものである。
ロール状に巻かれた長尺フィルムシートの表面に薄膜を形成するために、真空蒸着,スパッタ,CVDなどの薄膜形成装置が用いられている。このような薄膜形成装置は、巻出ロールから巻き出して供給されたフィルムシートを、減圧チャンバの中でメインロール(いわゆるキャンロール)と呼ばれる大径のドラム状ロールの表面に沿わせ、メインロールを回転させることによりフィルムシートを搬送させている。
さらに、薄膜形成部がメインロールの搬送面と対向する位置に配置されており、メインロールに沿わせたフィルムシートを搬送させながら薄膜形成部を通過させることにより、フィルムシート表面上に薄膜を形成している。そして、薄膜の形成が済んだフィルムシートは、巻取ロールに巻き取ることにより回収される。
さらに、メインロールを2つ備え、フィルムシートを1つ目のメインロールに沿わせて片方の面上に薄膜を形成した後、フィルムシートを2つ目のメインロールに沿わせて反対側の面上に薄膜を形成(つまり、両面成膜)する装置において、巻出ロール室と巻取ロール室とを装置の同じ壁面側に上下に配置した形態が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2012−149284号公報
従来の薄膜形成装置では、巻出ロールから供給された薄膜形成前のシートを一方向に搬送して薄膜形成部で薄膜を形成させた後、巻取ロールで薄膜形成後のシートを回収する形態を採っていた。この形態では、空になった巻出ロールを取り出し、成膜前のシートが巻き付けられた巻出ロールをセットし、満杯になった巻取ロールを取り出し、空の巻取ロールに交換するという作業が必要であった。
このとき、巻出ロールと巻取ロールを共に交換するために、双方のロールが収容されているチャンバーを減圧状態から大気開放状態にする必要があり、双方のロールの交換後に再びチャンバーを減圧状態に戻す必要があった。そのため、巻出ロール及び巻取ロール双方を交換するために時間や労力がかかっていた。
そこで本発明は、ロール交換のための時間や労力を減らすことができる、薄膜形成装置を提供することを目的としている。
以上の課題を解決するために、第1の発明は、
減圧チャンバー内で帯状基材の表面に薄膜を形成する薄膜形成装置であって、
薄膜形成前の帯状基材が巻き付けられた第1ロールと、
帯状基材を搬送する搬送部と、
帯状基材の表面に薄膜を形成する薄膜形成部と、
薄膜形成後の帯状基材を巻き付ける第2ロールと、
薄膜形成部を収容するメインチャンバと、
第1ロールを収容する第1サブチャンバと、
第2ロールを収容する第2サブチャンバと、
メインチャンバ内の圧力を減圧状態に維持しつつ第1サブチャンバ及び第2サブチャンバの圧力を個別に減圧状態又は大気開放状態に切り替えるサブチャンバ圧力切替制御部と、
前記帯状基材の搬送方向及び搬送速度を制御して当該帯状基材を一方向に搬送させ又は停止させ、前記一方向とは逆の方向に搬送させる、搬送制御部と
を備えた薄膜形成装置である。
第2の発明は、
前記搬送制御部は、前記帯状基材を一方向に搬送して薄膜形成を終えた後に前記帯状基材の搬送を停止させ、
前記サブチャンバ圧力切替制御部は、
前記第2ロールが満杯となれば前記第2サブチャンバを大気開放状態に切り替え、
薄膜形成後の帯状基材で満杯となった第2ロールが薄膜形成前の帯状基材が巻き付けられた新しい第2ロールに取り替えられれば再び当該第2サブチャンバを減圧状態に切り替え、
前記搬送制御部は、前記取り替えられた薄膜形成前の帯状基材を前記一方向とは逆の方向に搬送させることを特徴とする、第1の発明に係る薄膜形成装置である。
第3の発明は、
前記薄膜形成部には、
第1成膜チャンバと、第2成膜チャンバと、
前記第1成膜チャンバと前記第2成膜チャンバに導入する成膜用ガスを切り替える成膜用ガス切替部とをさらに備え、
前記成膜用ガス切替部は、
前記帯状基材を一方向に搬送して薄膜形成するときに、前記第1成膜チャンバに第1の成膜用ガスを導入し、前記第2成膜チャンバには第2の成膜用ガスを導入し、
前記帯状基材を前記一方向とは逆の方向に搬送して薄膜形成するときに、前記第2成膜チャンバに第1の成膜用ガスを導入し、前記第1成膜チャンバには第2の成膜用ガスを導入することを特徴とする、第1の発明又は第2の発明に係る薄膜形成装置である。
第4の発明は、
前記搬送部には、前記帯状基材をドラム状の外周面に巻き付けて搬送するメインロールを備え、
前記薄膜形成部は、前記帯状基材を挟んで前記メインロールの外周面と対向する位置に配置されており、
前記メインロールの表面温度が薄膜形成部で薄膜が形成されるときの温度よりも低く設定されており、
当該メインロールに巻き付けられた帯状基材は前記薄膜形成部の上流側及び下流側に均等に配分して巻き付けられている
ことを特徴とする、第1〜3の発明のいずれかに係る薄膜形成装置である。
第5の発明は、
前記帯状基材の搬送経路中であって前記薄膜形成部の上流側及び下流側には、前記帯状基材と接触しつつ帯状基材の搬送に追従して回転する、上流側サブロール及び下流側サブロールが備えられ、
上流側サブロール及び下流側サブロールの内、前記帯状基材が搬送されるときに前記薄膜形成部の下流側となる方のサブロールを冷却する
ことを特徴とする、第1〜3の発明のいずれかに係る薄膜形成装置である。
第6の発明は、
前記薄膜形成部及びメインロールを2組み備え、
第1の薄膜形成部では薄膜形成前の帯状基材の片面に薄膜を形成し、
第2の薄膜形成部では薄膜を形成した当該片面とは反対側の面に薄膜を形成する
ことを特徴とする、第1〜5の発明のいずれかに係る薄膜形成装置である。
減圧雰囲気の中で薄膜形成を行う装置において、ロール交換のための時間や労力を減らすことができる。
本発明を具現化する形態の一例を示す断面図である。 本発明を具現化する形態の別の一例を示す断面図である。 本発明を具現化する形態のさらに別の一例を示す断面図である。
図1は、本発明を具現化する形態の一例を示す断面図である。
本発明に係る薄膜形成装置1は、薄膜形成部2と、搬送部3と、第1ロール4と、第2ロール5と、第1サブチャンバ6と、第2サブチャンバ7と、サブチャンバ圧力切替制御部8と、搬送制御部と、メインチャンバ10とを備えている。メインチャンバ10は、薄膜形成部2とメインロール3とを収容しており、減圧調節弁を介して真空ポンプと接続されている。
薄膜形成部2は、薄膜形成対象物となる帯状基材(つまり、長尺フィルムシート。以下、シートSという)の表面に薄膜を形成するものである。薄膜形成部2は、例えばプラズマCVDによる薄膜形成を行う形態を例示でき、下述のような装置構成にすることで、シートSの表面に薄膜形成を行うことができる。
薄膜形成部2は、メインロール31と対向する位置に配置されており、シートSのメインロール31の外周面31fと接する面と反対側の面に、薄膜形成をするものである。
より具体的には、薄膜形成部2は、例えば2組みの成膜チャンバ20(20a,20b)、原料ガス導入部21(21a,21b)、高周波発生部22(22a,22b)を備えている。そして、メインチャンバ10内を減圧状態にしておき、成膜チャンバ20内に、原料ガス導入部21から原料ガスを導入し、高周波発生部22に高周波の電気エネルギーを印可する。そうすることで、シートSの表面に、所望の薄膜を形成することができる。なお、薄膜形成部2は、上述のプラズマCVD方式の薄膜形成方式を例示するが、真空蒸着,スパッタなどの他の薄膜形成方式を用いても良い。
搬送部3は、シートSを搬送するものである。具体的には、搬送部3は、メインロール31と、回転軸32と、駆動モータ33とを備えている。また、搬送部3には、シートSの搬送移動に追従して回転するサブロールR1〜R7が、適宜備えられている。搬送部3は、シートSをメインロール31の外周面31fに沿わせて架け渡たし、シートSを矢印31vの方向に搬送させるものである。より具体的には、メインロール31は、円筒状のロールで、回転軸32に取り付けられた駆動モータ33の回転/停止により、矢印31vの方向或いは、その逆方向に回転したり、静止する構造をしている。
第1ロール4は、シートSをメインロール31へ供給するものである。具体的には、第1ロール4は、回転軸41と、モータ42とを備えている。
回転軸41は、長尺のシートSをロール状に巻き付けておくための円筒軸である。
モータ42は、メインロール31の回転に同期させて回転軸41を矢印43の方向に回転させるものである。或いは、回転軸41とモータ42との間にパウダークラッチ(図示せず)を備え、モータ42を矢印43と逆方向に回転させつつ、パウダークラッチの伝達トルクを調節することにより、シートSに所定の張力を付与しつつ、回転軸41を矢印43の方向に回転可能な状態にしても良い。
第2ロール5は、シートSをメインロール31から回収するものである。具体的には、第2ロール5は、回転軸51と、モータ52とを備えている。
回転軸51は、長尺のシートSをロール状に巻き付けておくための円筒軸である。
モータ52は、メインロール31の回転に同期させて回転軸51を矢印53の方向に回転させるものである。或いは、回転軸51とモータ52との間にパウダークラッチ(図示せず)を備え、モータ52を矢印53の方向により速く回転させつつ、パウダークラッチの伝達トルクを調節することにより、シートSに所定の張力を付与しつつ、回転軸51を矢印53の方向に回転可能な状態にしても良い。
そのため、第1ロール4は、回転軸41に巻き付けられた長尺のシートSを、メインロール31の回転に応じて矢印43,Svの方向に巻き出し、供給することができる。一方、第2ロール5は、薄膜形成が済んだシートSを、メインロール31の回転に応じて矢印53,Svの方向に巻き取り、回転軸51に巻き付けて回収することができる。
また、第1ロールと第2ロールは、モータ42,52の回転方向を上述の矢印43,53と逆の方向に設定することができる。そのため、第2ロール5からシートSを巻き出して供給し、薄膜形成が済んだシートSを第1ロール4に巻き取って回収することができる。
第1サブチャンバ6は、第1ロール4を収容するもので、後述するサブチャンバ圧力切替制御部8と排気ポート83aを介して接続されている。さらに、第1サブチャンバ6は、メインチャンバ10と互いに連通する開口部61を有している。さらに、開口部61には、ゲート開閉部62が備えられている。
開口部61のゲート開閉部は、第1サブチャンバ6内が大気開放状態にある場合は閉状態(破線で示す位置)となっており、第1サブチャンバ6内が減圧状態にあれば、開放状態(図示する位置)に切り替えられる。そして、第1サブチャンバ6内を大気開放状態にするときは、予め開口部61のゲート開閉部が閉状態に切り替えられる。そのため、第1サブチャンバ6内が減圧状態或いは大気開放状態にあっても、メインチャンバ10内の圧力が、常に減圧状態に維持できるようになっている。また、第1サブチャンバ6には、第1ロール4を交換するための開閉扉部(図示せず)が備えられている。
上述と同様に、第2サブチャンバ7は、第2ロール5を収容するもので、後述するサブチャンバ圧力切替制御部8と排気ポート83bを介して接続されている。さらに、第2サブチャンバ7は、メインチャンバ10と互いに連通する開口部71を有している。さらに、開口部71には、ゲート開閉部72が備えられている。
開口部71のゲート開閉部は、第2サブチャンバ7内が大気開放状態にある場合は閉状態(破線で示す位置)となっており、第2サブチャンバ7内が減圧状態にあれば、開放状態(図示する位置)に切り替えられる。そして、第2サブチャンバ7内を大気開放状態にするときは、予め開口部71のゲート開閉部が閉状態に切り替えられる。そのため、第2サブチャンバ7内が減圧状態或いは大気開放状態にあっても、メインチャンバ10内の圧力が、常に減圧状態に維持できるようになっている。また、第1サブチャンバ6には、第1ロール4を交換するための開閉扉部(図示せず)が備えられている。
サブチャンバ圧力切替制御部8は、第1サブチャンバ6と第2サブチャンバ7の内部の圧力を、それぞれ個別に、減圧状態又は大気開放状態に切り替えるものである。
サブチャンバ圧力切替制御部8は、真空ポンプ81と、切替弁82と、排気ポート83a,83bとを備えている。第1サブチャンバ6には排気ポート83aが接続されており、第2サブチャンバ7には排気ポート83bが接続されている。それぞれの排気ポート83a,83bは、切替弁82を介して、真空ポンプ81と接続されている。切替弁82は、排気ポート83a,83bのいずれを真空ポンプ81と連通状態とするか、外部からの切替信号85に基づいて切り替えを行うものである。さらに、排気ポート83a,83bの経路中には、同様の切替弁を配置し、切替弁82側と連通状態にするか、大気と連通状態にするかを切り替えできるようにしておく。
なお、サブチャンバ圧力切替制御部8は、メインチャンバ10内が減圧状態であれば、ゲート開閉部61,71が閉状態にある場合に限り、切替弁82を操作して、第1サブチャンバ6や第2サブチャンバ7を大気開放状態にしたり再び減圧状態にできる様なインターロックを設けておく。そうすることで、サブチャンバ圧力切替制御部8は、メインチャンバ10内の圧力を減圧状態に維持しつつ、1台の真空ポンプ81のみを用いて、第1サブチャンバ6と第2サブチャンバ7の内部の圧力を、それぞれ個別に、減圧状態又は大気開放状態に切り替えることができる。
シートSの搬送方向及び搬送速度を制御して、シートSを一方向(図中の矢印Svに示す方向)に搬送させたり、停止させたり、前記一方向とは逆の方向に搬送させたりするものである。具体的には、搬送制御部は、メインロール31を回転させる駆動モータ33の回転方向(図中の矢印31vに示す方向)や回転速度を制御することで、シートSの搬送方向及び搬送速度を制御することができる。また、搬送制御部は、メインロール31をシートSの搬送に従属して回転する形態としても良く、この場合は、第1ロール及び第2ロールの巻き取り側を駆動回転させる形態としたり、サブロールR1〜R7の全て若しくはいずれかを駆動用モータと接続された駆動ロールに代えた形態としても良い。
薄膜形成装置1は、上述の様な構成をしているので、シートSを一方向に搬送しながら薄膜形成をした後、巻取ロールを取り出すことなく反対方向に搬送させることができる。そのため、多層の薄膜形成を行う場合に、一層目の薄膜形成が済んだシートが巻き付けられた巻取ロールを取り出して、巻出ロール側に再装填して運転継続させるといったことが不要となる。つまり本発明の装置によれば、ロール交換のための時間や労力を減らすことができる。
[別の形態]
上述の薄膜形成装置1において、さらに別の形態として、下記構成を付加することが好ましい。
1)搬送制御部は、シートSを一方向(図中の矢印Svに示す方向)に搬送して薄膜形成を終えた後に、シートSの搬送を停止させる。このとき、第1ロールは空状態となり、第2ロールは満杯状態となっている。
2)第2ロール5が満杯となれば、サブチャンバ圧力切替制御部8は、第2サブチャンバ7を大気開放状態に切り替える。
3)そして、薄膜形成後の帯状基材で満杯となった第2ロールが、薄膜形成前のシートSが巻き付けられた新しい第2ロールに取り替えられれば、サブチャンバ圧力切替制御部8は、再び第2サブチャンバ7を減圧状態に切り替える。
4)そして、搬送制御部は、取り替えられた薄膜形成前のシートSを上記一方向とは逆の方向(図中の矢印Svに示す方向とは逆の方向)に搬送させる。
なお、前記1)〜4)の間、空状態となった巻出側の第1ロールはそのまま交換せず、第1サブチャンバ6は、減圧状態を維持しておく。そして、シートSを矢印Svに示す方向とは逆の方向に搬送させて、シートS上に薄膜の形成を行い、巻出側の第2ロール5が空状態となれば、シートSの搬送を停止させる。このとき、巻取側の第1ロール4が満杯状態となっている。
巻取側の第1ロール4が満杯状態となれば、サブチャンバ圧力切替制御部8は、巻取側の第1サブチャンバ6を大気開放状態に切り替える。そして、薄膜形成後の帯状基材で満杯となった第1ロールが、薄膜形成前のシートSが巻き付けられた新しい第1ロールに取り替えられれば、サブチャンバ圧力切替制御部8は、再び第1サブチャンバ6を減圧状態に切り替える。そして、搬送制御部は、取り替えられた薄膜形成前のシートSを直前の搬送方向とは逆(つまり、図中の矢印Svに示す方向)に搬送させる。
当該形態の薄膜形成装置は、このような構成をしているので、シートSを矢印Svに示す方向又はその逆方向に搬送させてシートS上に薄膜形成することができる。さらに、薄膜形成が済んだシートSが巻き付けられたロールを取り出して、薄膜形成前のシートSが巻き付けられたロールと交換するだけで、次の成膜のためにシートSを逆方向に搬送して運転を継続することができる。このとき、巻出側のロールとして機能していた第1ロール又は第2ロールは、交換せずに、次の巻取側のロールとして用いることができる。つまり、従来は巻出側ロールと巻取側ロールを2本とも交換しなければならなかったのが、本発明を適用すれば、満杯側のロールを1本だけ交換すれば済み、ロール交換のための時間や労力を減らすことができる。
[別の形態]
上述の薄膜形成装置1及びその別形態において、さらに別の形態として、下記構成としても良い。
1)薄膜形成部2は、第1成膜チャンバ20aと第2成膜チャンバ20bとを備え、
第1成膜チャンバ20aと第2成膜チャンバ20bに導入する成膜用原料ガスを切り替える成膜用原料ガス切替部をさらに備えている。
2)成膜用原料ガス切替部は、
シートSを一方向(図中の矢印Svに示す方向)に搬送して薄膜形成するときに、第1成膜チャンバ20aに原料ガス導入部21aを通して第1の成膜用原料ガスを導入し、第2成膜チャンバ20bには原料ガス導入部21bを通して第2の成膜用原料ガスを導入する。一方、シートSを前記一方向とは逆の方向(図中の矢印Svに示す方向とは逆の方向)に搬送して薄膜形成するときに、第2成膜チャンバ20bに原料ガス導入部21bを通して第1の成膜用原料ガスを導入し、第1成膜チャンバ20aには原料ガス導入部21aを通して第2の成膜用原料ガスを導入する。
具体的には、プラズマCVD装置において、シートSの表面にSiO膜/SiCN膜膜を積層形成する場合、下記の運用を行う。
1)正転搬送時
シートSを一方向(図中の矢印Svに示す方向)に搬送させ、上流側となる成膜チャンバ20aに、原料ガス導入部21aから第1の成膜用原料ガスとして酸素(O)を導入してプラズマ状態にし、反応用ガスとしてHMDS(ヘキサメチルジシラザン)を導入する。そして、成膜チャンバ20aの下流側となる成膜チャンバ20bに、原料ガス導入部21bから第2の成膜用原料ガスとして窒素(N)を導入してプラズマ状態にし、反応用ガスとしてHMDS(ヘキサメチルジシラザン)を導入する。
2)逆転搬送時
シートSを一方向(図中の矢印Svに示す方向)とは逆の方向に搬送させ、上流側となる成膜チャンバ20bに、原料ガス導入部21bから第1の成膜用原料ガスとして酸素(O)を導入してプラズマ状態にし、反応用ガスとしてHMDS(ヘキサメチルジシラザン)を導入する。そして、成膜チャンバ20bの下流側となる成膜チャンバ20aに、原料ガス導入部21aから第2の成膜用原料ガスとして窒素(N)を導入してプラズマ状態にし、反応用ガスとしてHMDS(ヘキサメチルジシラザン)を導入する。
3)導入する原料ガスの切替
上記の原料ガス導入部21a、原料ガス導入部21bに、第1の成膜用原料ガス、第2の成膜用原料ガスのいずれを導入するかは、予め設定しておき、自動的に切り替えを行う。
当該形態の薄膜形成装置は、このような構成をしているので、成膜用原料ガスの導入・切替を自動的に行うことができ、シートSを一方向に搬送する場合と、その逆方向に搬送する場合とで、運転切替のために要する停機時間や労力を減らすことができる。なお、本説明では、2層の薄膜形成を行う場合について説明したが、成膜チャンバ等を増やして積層数を増やすようにしても良い。
[別の形態]
上述の薄膜形成装置1及びその別形態において、さらに別の形態として、下記構成としても良い。
1)搬送部3には、シートSをドラム状の外周面に巻き付けて搬送するメインロール31を備えている。
2)薄膜形成部2は、シートSを挟んでメインロール31の外周面と対向する位置に配置されている。
3)メインロール31の表面温度が薄膜形成部で薄膜が形成されるときの温度よりも低く設定されている。
4)メインロール31に巻き付けられたシートSは、薄膜形成部2の上流側及び下流側に均等に配分して巻き付けられている。
このとき、メインロール31全体を冷却しておく。これは、薄膜形成時にシートSが高温となると、シートSが熱膨張するが、減圧チャンバー内で薄膜形成が行われるため、冷却が不十分になりがちである。そうすると、薄膜形成後のシートSが巻き取られたロールは、サブチャンバから取り出した後、さらに放熱しながらシートが収縮し、いわゆる巻き締まり現象が生じる。この様な巻き締まり現象が生じると、薄膜形成後のシートSにはしわが発生したり、形成した薄膜にクラックが入るなど不具合を生じる。このような不具合を防止するため、薄膜形成後のシートSを大気解放後の温度と同程度にする様に、メインロール31全体を冷却しておく。そうすれば、メインロール31の外周面31fの内、シートSが巻き付けられた区間を冷却区間34とすることができる。さらに、冷却区間34は、図示するように上流側及び下流側に均等に配分しておくことが好ましい。
当該形態の薄膜形成装置は、このような構成をしているので、シートSを一方向に搬送する場合と、その逆方向に搬送する場合とで、温調状態を同じにでき、同じ品質の薄膜形成を行うことができる。つまり、正転時と逆転時とで運転条件の変更や段取り替えなどをする必要がなく、運転切替のために要する停機時間や労力を減らすことができる。
[別の形態]
上述の薄膜形成装置1及びその別形態において、さらに別の形態として、下記の様な構成の薄膜形成装置1bとしても良い。
図2は、本発明を具現化する形態の別の一例を示す断面図である。
つまり、薄膜形成装置1bは、上述の薄膜形成装置1の各部について下記の様な構成をしている点を特徴としている。
1)シートSの搬送経路中であって薄膜形成部2の上流側及び下流側には、シートSと接触しつつシートSの搬送に追従して回転する、上流側サブロール及び下流側サブロールが備えられている。
2)上流側サブロール及び下流側サブロールの内、シートSが搬送されるときに薄膜形成部2の下流側となる方のサブロール(つまり、図中のサブロールR5)を冷却する。
このとき、メインロール部分にのみ着目すれば、メインロール31全体を冷却しておいたとしても、メインロール31の外周面31fの内、シートSが巻き付けられた区間(つまり冷却区間34)が、シートSの搬送方向の上流側と下流側とで対称となっていない。しかし、サブロールR5が冷却されていることにより、チャンバー10内のシートS全体としては、冷却区間が上流側及び下流側が対称になっている場合と同様の効果(つまり、薄膜形成後のシートの巻き締まり現象の防止効果)が得られる。
薄膜形成装置1bは、このような構成をしているので、シートSを一方向に搬送する場合と、その逆方向に搬送する場合とで、装置構成的に上流側及び下流側が対称になっていなくても、対称の場合と同じ品質の薄膜形成を行うことができる。つまり、正転時と逆転時とで運転条件の変更や段取り替えなどをする必要がなく、運転切替のために要する停機時間や労力を減らすことができる。
[別の形態]
上述の薄膜形成装置1及びその別形態において、さらに別の形態として、下記の様な構成の薄膜形成装置1cとしても良い。
図3は、本発明を具現化する形態のさらに別の一例を示す断面図である。
つまり、薄膜形成装置1cは、薄膜形成装置1に対して下記の様な構成をしている点を特徴としている。
1)薄膜形成部2とメインロールとを2組み備えている(第1の薄膜形成部2A、第2の薄膜形成部2B、メインロール31,36)。
2)第1の薄膜形成部2Aでは薄膜形成前のシートSの片面に薄膜を形成する。
3)第2の薄膜形成部2Bでは薄膜を形成した当該片面とは反対側の面に薄膜を形成する。
このとき、第1の薄膜形成部2Aは、メインロール31と対向配置されており、第2の薄膜形成部2Bは、メインロール36と対向配置されている。また、第1の薄膜形成部2Aは、例えば2組みの成膜チャンバ20(20a,20b)、原料ガス導入部21(21a,21b)、高周波発生部22(22a,22b)を備えている。さらに同様に、第2の薄膜形成部2Bは、2組みの成膜チャンバ25(25a,25b)、原料ガス導入部26(26a,26b)、高周波発生部27(27a,27b)を備えている。
また、第1サブチャンバ6の第1ロール4から巻き出されたシートSは、メインロール31の外周面31fに沿わせて配置され、さらにメインロール36の外周面36fに沿わせて配置され、第2サブチャンバ7の第2ロール5にて巻き取られる。このとき、メインロール31の外周面31fの内、シートSが巻き付けられた区間を冷却区間34とし、メインロール36の外周面36fの内、シートSが巻き付けられた区間を冷却区間39とすることができる。或いは、サブロールR11〜R19のいずれかを冷却する形態としても良い。
搬送部3には、メインロール31を回転軸32周りに回転させる駆動モータ33と、メインロール36を回転軸37周りに回転させる駆動モータ38が備えられている。
搬送制御部は、駆動モータ33を制御し、メインロール31を矢印31vの方向やその逆方向に回転させたり、静止させたりする。同様に、搬送制御部は、駆動モータ38を制御し、メインロール36を矢印36vの方向やその逆方向に回転させたり、静止させたりする。そのため、搬送制御部は、シートSを矢印Svで示す方向やその逆の方向に搬送させたり、静止させたりすることができる。
なお、搬送部3には、シートSの搬送移動に追従して回転するサブロールR11〜R19が適宜備えられている。また、一部のサブロール(例えばR14,R16のいずれか)に張力検知手段を備え、一部のサブロール(例えばR15)を、シートSの厚み方向に揺動できるような構成としても良い。そうすることで、メインロール31,32の回転速度差により生じる、シートSの張力むらを軽減させることができる。
薄膜形成装置1cは、このような構成をしているので、シートSを一方向に搬送しただけで両面に薄膜を形成することができ、従来の装置であれば片面ずつ行っていた成膜を一度に行うことができる。つまり、片面成膜の後、反対面を成膜するためにロール交換する必要がなく、ロール交換のための時間や労力を減らすことができる。
1 薄膜形成装置
1b 薄膜形成装置
1c 薄膜形成装置
2 薄膜形成部
2A 第1薄膜形成部
2B 第2薄膜形成部
3 搬送部
4 第1ロール(巻出/巻取)
5 第2ロール(巻取/巻出)
6 第1サブチャンバ
7 第2サブチャンバ
8 サブチャンバ圧力切替制御部
10 メインチャンバ
20 成膜チャンバ
21 原料ガス導入部
22 高周波発生部
25 成膜チャンバ
26 原料ガス導入部
27 高周波発生部
31 メインロール(第1メインロール)
31f 外周面
31v 矢印(回転方向)
32 回転軸
33 駆動モータ
34 冷却区間
36 メインロール(第2メインロール)
36f 外周面
36v 矢印(回転方向)
37 回転軸
38 駆動モータ
39 冷却区間
41 回転軸
42 モータ
43 矢印
51 回転軸
52 モータ
53 矢印
61 開口部
62 ゲート開閉部
71 開口部
72 ゲート開閉部
81 真空ポンプ
82 切替弁
83a 排気ポート
83b 排気ポート
85 切替信号
S シート(帯状基材,長尺のフィルムシート)
Sv 矢印(シート搬送方向)
R1〜R7 サブロール
R11〜R19 サブロール

Claims (6)

  1. 減圧チャンバー内で帯状基材の表面に薄膜を形成する薄膜形成装置であって、
    薄膜形成前の帯状基材が巻き付けられた第1ロールと、
    帯状基材を搬送する搬送部と、
    帯状基材の表面に薄膜を形成する薄膜形成部と、
    薄膜形成後の帯状基材を巻き付ける第2ロールと、
    薄膜形成部を収容するメインチャンバと、
    第1ロールを収容する第1サブチャンバと、
    第2ロールを収容する第2サブチャンバと、
    メインチャンバ内の圧力を減圧状態に維持しつつ第1サブチャンバ及び第2サブチャンバの圧力を個別に減圧状態又は大気開放状態に切り替えるサブチャンバ圧力切替制御部と、
    前記帯状基材の搬送方向及び搬送速度を制御して当該帯状基材を一方向に搬送させ又は停止させ、前記一方向とは逆の方向に搬送させる、搬送制御部と
    を備えた薄膜形成装置。
  2. 前記搬送制御部は、前記帯状基材を一方向に搬送して薄膜形成を終えた後に前記帯状基材の搬送を停止させ、
    前記サブチャンバ圧力切替制御部は、
    前記第2ロールが満杯となれば前記第2サブチャンバを大気開放状態に切り替え、
    薄膜形成後の帯状基材で満杯となった第2ロールが薄膜形成前の帯状基材が巻き付けられた新しい第2ロールに取り替えられれば再び当該第2サブチャンバを減圧状態に切り替え、
    前記搬送制御部は、前記取り替えられた薄膜形成前の帯状基材を前記一方向とは逆の方向に搬送させることを特徴とする、請求項1に記載の薄膜形成装置。
  3. 前記薄膜形成部には、
    第1成膜チャンバと、第2成膜チャンバと、
    前記第1成膜チャンバと前記第2成膜チャンバに導入する成膜用ガスを切り替える成膜用ガス切替部とをさらに備え、
    前記成膜用ガス切替部は、
    前記帯状基材を一方向に搬送して薄膜形成するときに、前記第1成膜チャンバに第1の成膜用ガスを導入し、前記第2成膜チャンバには第2の成膜用ガスを導入し、
    前記帯状基材を前記一方向とは逆の方向に搬送して薄膜形成するときに、前記第2成膜チャンバに第1の成膜用ガスを導入し、前記第1成膜チャンバには第2の成膜用ガスを導入することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の薄膜形成装置。
  4. 前記搬送部には、前記帯状基材をドラム状の外周面に巻き付けて搬送するメインロールを備え、
    前記薄膜形成部は、前記帯状基材を挟んで前記メインロールの外周面と対向する位置に配置されており、
    前記メインロールの表面温度が薄膜形成部で薄膜が形成されるときの温度よりも低く設定されており、
    当該メインロールに巻き付けられた帯状基材は前記薄膜形成部の上流側及び下流側に均等に配分して巻き付けられている
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の薄膜形成装置。
  5. 前記帯状基材の搬送経路中であって前記薄膜形成部の上流側及び下流側には、前記帯状基材と接触しつつ帯状基材の搬送に追従して回転する、上流側サブロール及び下流側サブロールが備えられ、
    上流側サブロール及び下流側サブロールの内、前記帯状基材が搬送されるときに前記薄膜形成部の下流側となる方のサブロールを冷却する
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の薄膜形成装置。
  6. 前記薄膜形成部及びメインロールを2組み備え、
    第1の薄膜形成部では薄膜形成前の帯状基材の片面に薄膜を形成し、
    第2の薄膜形成部では薄膜を形成した当該片面とは反対側の面に薄膜を形成する
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の薄膜形成装置。
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