JP2014147001A - 設定方法及び調整装置 - Google Patents

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【課題】表示出力のガンマ特性にばらつきがあっても適正に補正をする技術を提供する。
【解決手段】調整制御装置60は、GPIOインタフェイス23を介して輝度計50の計測結果をもとにして、次の(1)〜(6)の処理を行って、液晶表示装置10のWB調整とガンマ補正を行う。(1)最大輝度、HIGH、LOW3点の輝度を測定、HIGH、LOWでのガンマを算出する。ガンマ2.2になるように輝度を修正する。(2)HIGH階調の輝度がガンマ2.2になるように輝度を修正する。(3)HIGH階調でのWB調整する。(4)WB調整後のHIGH輝度から、最大輝度でのガンマ2.2からのずれを算出、最大輝度値を修正する。(5)修正後のMAX輝度から、LOW階調の輝度についてガンマ2.2からのずれを算出し、補正する。(6)LOW階調でのWB調整する。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置のガンマ補正を行う設定方法及びそのような機能を有する調整装置に関する。
一般的に、表示パネルの特性において、ガンマ特性は所定のガンマ(ガンマ値)になるように管理されている。例えば、液晶パネルのガンマは、2.2±0.2程度に管理されている。したがって、特にユーザ等が意図して変更する等をしない限り、TV回路側でのガンマ補正は原則不要であった。
しかし、表示パネルを外部から調達する場合、表示パネルのガンマ特性が上記のガンマに管理されていない場合も想定される。ガンマのバラツキが大きく、ガンマのバラツキが大きいパネルにおいて、ガンマ補正を行わないと、映像のコントラスト感の低下、低い階調での映像潰れ、高い階調での白当たり等が発生しうる。
そのため、表示パネルのガンマ補正を行う技術が各種提案されている。例えば、ガンマの補正量を理想輝度と実輝度との比率で算出する技術がある(例えば、特許文献1参照)。具体的には、この技術では、ガンマ補正曲線の離間した少なくとも2点を調整ポイントとして選択し、該調整ポイントにおいてホワイトバランス調整処理と、輝度レベル調整に基づく入出力値の対応を修正して各調整ポイントにおけるガンマを算出し、算出した各調整ポイントのガンマに基づく補間処理により調整ポイント以外のガンマを算出してガンマ補正曲線の修正処理を行う。
特開2008−166892号公報
ところで、ホワイトバランス(以下、単に「WB」と称する)の調整とガンマ補正は独立した関係ではない。WB調整を行った後にガンマ補正を行うとWBがずれてしまうし、ガンマ補正を行った後にWB調整を行うと、ガンマがずれてしまうことになる。そのため、両方を並行して行うような調整方法が必要となる。
ここで、図1に一般的なWB調整プロセスを示したフローチャートを示す。まず、WB調整を行う調整制御装置が、調整対象の液晶表示装置にGPIO(General Purpose Input/Output)インタフェイス等によって接続され、輝度計で測定した液晶表示装置のWBパターンを取得する(S110)。測定データの色度xyが目標範囲内であれば(S112のY)、調整が完了する(S114)。測定データの色度xyが目標範囲外であれば(S112のN)、RGB比率を調整し(S116)、再度WBパターンを測定する(S118)。その結果、測定データの色度xyが目標範囲内であれば(S120のY)、調整が完了する(S114)。測定データの色度xyが目標範囲外であれば(S120のN)、RGB比率の調整(S116)、WBパターンの測定(S118)を継続する。
一方で、特許文献1に開示の技術では、ガンマ補正量を理想輝度と実輝度との比率で算出しており、表示パネルのガンマバラツキが考慮されておらず、バラツキに応じて誤差は比例してしまうという課題があって、別の技術が求められていた。
本発明は以上のような状況に鑑みなされたものであって、上記課題を解決する技術を提供することを目的とする。
本発明は、表示装置の表示出力に対するガンマ補正を施す設定方法であって、ホワイトバランスを調整する階調でのガンマを計算する工程と、前記計算したガンマに基づき輝度の補正を前記表示装置に反映させる工程と、を有する。
本発明は、表示パネルの表示出力に対するガンマ補正を施す設定方法であって、前記表示パネルの輝度のうち、最大輝度と、前記最大輝度とは異なる所定の高階調の第1の階調の輝度と、前記第1の階調より低い所定の低階調側の第2の階調の輝度とを計測する輝度計測工程と、前記輝度計測工程の計測結果をもとに、前記第1の階調のガンマ及び前記第2の階調のガンマを算出する第1のガンマ算出工程と、前記第1の階調において所定の目標ガンマとなる第1の目標輝度を算出する第1の目標輝度算出工程と、前記第1の目標輝度におけるホワイトバランスがとれたRGBの調整値を特定する第1のホワイトバランス調整工程と、前記第1のホワイトバランス調整工程で特定した前記調整値を反映させて前記目標ガンマとなる最大輝度を算出し、前記第2の階調において前記目標ガンマとなる第2の目標輝度を算出する第2の目標輝度算出工程と、前記第2の目標輝度におけるホワイトバランスがとれたRGBの調整値を特定する第2のホワイトバランス調整工程と、を有する。
本発明の調整装置は、上述の設定方法を実行する。
本発明によれば、表示パネルのガンマ特性にばらつきがあっても適正に補正をする技術を提供することができる。
背景技術に係る、一般的なWB調整プロセスを示したフローチャートを示す図である。 実施形態に係る、液晶表示装置のガンマ補正を施す輝度計及び調整制御装置のシステム構成図である。 実施形態に係る、液晶表示装置の機能ブロック図である。 実施形態に係る、HIGH階調ガンマ補正プロセスを示すフローチャートである。 実施形態に係る、LOW階調ガンマ補正プロセスを示すフローチャートである。 実施形態に係る、補正例において初期設定値を示すテーブルである。 実施形態に係る、補正例において調整後の輝度測定値を示すテーブルである。 実施形態に係る、HIGH階調ガンマ補正プロセスにおける各測定値をグラフ上に示したチャート図である。 実施形態に係る、LOW階調ガンマ補正プロセスにおける各測定値をグラフ上に示したチャート図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
図2は液晶表示装置10のガンマ補正を施す輝度計50及び調整制御装置60のシステム構成図である。また、図3は、液晶表示装置10の機能ブロック図である。この液晶表示装置10の構成自体は一般的な構成であるが簡単に説明する。また、本実施形態の特徴はガンマ補正等の表示出力に関するので、それと関連の無い音声出力等に関する説明については省略する。
液晶表示装置10は、映像入力部12と、映像制御部20と、表示部40とを備える。映像入力部12は、液晶表示装置10が液晶テレビであればチューナー部や外部入力部を備えて構成されている。
映像制御部20は、映像処理部21と、映像出力部22と、GPIOインタフェイス23と、調整・補正部30とを備える。
映像処理部21は、映像入力部12から所定の映像データを取得し、例えば、圧縮符号化データを取得し復号し、映像出力部22に出力するための映像データを生成する。映像出力部22は、復号処理等された最終的な映像データを表示部40へ出力する。
調整・補正部30は、ガンマ補正部31と、WB調整部32とを備える。ガンマ補正部31は、映像処理部21で生成される映像データに対して所定のガンマ補正を施す。上述のように、表示部40の出力特性は、ノーマルでガンマ2.2に調整されている。そこで映像データに表示部40の出力特性を反映させたときに、所望の特性、つまり、ガンマ1.0になるように、映像データ自体にいわゆる逆特性の補正を施す。WB調整部32は、白色を正確に白く映し出すように映像データのRGBの出力(データ)を調整する。なお、表示部40のガンマに関する出力特性についてガンマ2.2に対して偏差(バラツキ)が生じている場合に、ガンマ2.2を前提とした調整を映像に施すと、適正な映像出力が得られない。そこで、後述するように輝度計50及び調整制御装置60を用いた調整処理によって、調整・補正部30は表示部40のガンマ特性のバラツキも補正する。
表示部40は、タイミングコントローラー41と、パネル駆動部43と、バックライト駆動部44と、バックライトユニット45と、液晶パネルである表示パネル48とを備える。タイミングコントローラー41は、標準パネルガンマ補正部42を備える。
タイミングコントローラー41は、表示パネルに供給すべき映像データを各画素に配分するためのクロック信号などを生成し、パネル駆動部43(データドライバとゲートドライバ)に供給する。パネル駆動部43は、データドライバとゲートドライバとを備え、表示パネル48の各画素に映像データに対応する情報を書き込む。バックライト駆動部44は、バックライトユニット45の駆動を行うものであって、例えば表示する映像に応じてバックライトユニット45の発光をアクティブに制御する。バックライトユニット45は、冷陰極管(CCFL)やLED等を備えて構成されている。
標準パネルガンマ補正部42は、ガンマ2.2となるようにRGBの出力特性を調整する。ここでは、製品間では共通の設定となる補正がなされ、製品(表示部40)間のバラツキは補正されず、平均値としてガンマ2.2になる補正がなされる。ここで実際に生じるガンマ2.2からの偏差が後述の調整処理によって調整・補正部30により補正され映像に反映されるようになる。
輝度計50は、輝度計測に関して一般的な機能を備え、液晶表示装置10が出力するWBパターンを計測する。計測結果は、調整制御装置60に出力される。
調整制御装置60は、輝度計50と液晶表示装置10に接続されている。液晶表示装置10とは、液晶表示装置10のGPIOインタフェイス23で接続されている。したがって、調整制御装置60は、GPIOインタフェイス23を介して輝度計50の計測結果をもとにして液晶表示装置10のWB調整とガンマ補正を行う。
液晶表示装置10のWB調整とガンマ補正について、図4から9を参照して説明する。
まず、WB調整及びガンマ補正のプロセス概要を説明する。WBを調整する階調でのガンマを計算し、そのガンマに基づき輝度の補正を行い、目標のガンマに調整する。具体的には、次の(1)〜(6)の通りである。
(1)最大輝度、HIGH、LOW3点の輝度を測定、HIGH、LOWでのガンマを算出する。ガンマ2.2になるように輝度を修正する。
(2)HIGH階調の輝度がガンマ2.2になるように輝度を修正する。
(3)HIGH階調でのWB調整する。
(4)WB調整後のHIGH輝度から、最大輝度でのガンマ2.2からのずれを算出、最大輝度値を修正する。
(5)修正後のMAX輝度から、LOW階調の輝度についてガンマ2.2からのずれを算出し、補正する。
(6)LOW階調でのWB調整する。
以下、具体例を用いてWB調整及びガンマ補正のプロセスを詳細に説明する。
図4はHIGH階調ガンマ補正プロセスを示すフローチャートであり、図5はLOW階調ガンマ補正プロセスを示すフローチャートである。また、図6に示すテーブルにおいて、初期設定値は、パネルスペックであるパネルコントラストCnt=3000:1、RGBデジタル出力の最大値である最大調整階調WBMAX=4080、HIGH側の調整階調であるHigh調整階調WB=3664、LOW側の調整階調であるLOW調整階調WB=640となっている。さらに、図7は補正例において調整後の輝度測定値を示すテーブルである。
また、図8はHIGH階調ガンマ補正プロセスにおける各測定値をグラフ上に示したチャート図であり、図9はLOW階調ガンマ補正プロセスにおける各測定値をグラフ上に示したチャート図である。
まず、主に図4及び図8を参照して、HIGH階調ガンマ補正プロセスに関して説明する。調整制御装置60は、輝度計50の計測結果として、液晶表示装置10の最大階調の輝度(最大輝度)Lmax、High調整階調の輝度LxH、Low調整階調の輝度LxLを取得する(S11)。
より具体的には、(1)調整制御装置60は、最大輝度Lmaxを測定する。ここでは最大輝度Lmax=305.7cd/mとする。
(2)つづいて、調整制御装置60は、パネルコントラストCnt(=3000)及び測定した最大輝度Lmaxを用いて、最小階調の輝度(最小階調輝度)Lmin(=Lmax/Cnt)を計算する。ここでは、最小階調輝度Lmin=Lmax/Cnt=0.102となる。
(3)つづいて、調整制御装置60は、High調整階調WB=3664の輝度LxHを測定する。ここでは輝度LXH=235.1cd/mが計測されたものとする。図8のチャートのB点に対応する。
(4)さらに、調整制御装置60は、LOW調整階調WB=640での輝度LxLを測定する。ここでは、輝度LXL=2.06cd/mが計測されたものとする。
つづいて、調整制御装置60は、HIGH調整階調のガンマHγ及びLOW調整階調のガンマLγを算出する(S12)。
(5)より具体的には、調整制御装置60は、High調整階調WB=3664の輝度LXH==235.1cd/mからHIGH調整階調のガンマHγを算出する。図8のチャートのC点に対応する。ここでは、
Hγ=LOG((LXH−Lmin)/(Lmax−Lmin))/LOG(WB/WBMAX)=2.44。
(6)同様に、調整制御装置60は、LOW調整階調WB=640での輝度LXLから、LOW調整階調のガンマLγを算出する。
ここでは、次のようになる。
Lγ=LOG((LXL−Lmin)/(Lmax−Lmin))/LOG(WB/WBMAX
=2.73
(7)つづいて、調整制御装置60は、図8のチャートのA点の輝度でガンマ2.2での理想のHigh調整階調輝度LH22を算出する(S13)。
H22=(Lmax−Lmin)×(WB/WBMAX)^2.2+Lmin
=241.31
(8)つぎに、調整制御装置60は、最大輝度Lmax=305.7cd/mになる階調をHIGH調整階調のガンマHγで補正し、HIGH調整階の理想輝度の調整値WBHXを次のように算出する(S14)。図8のチャートのD点に対応する。
調整値WBHX=WBMAX×((LH22−Lmin)/(Lmax−Lmin))^(1/Hγ)
=3703
(9)さらに調整制御装置60は、上述の調整値WBHXをWB調整の初期値(R_HIGH、G_HIGH、B_HIGH)に設定する(S15)。
R_HIGH=WBHX=3703
G_HIGH=WBHX=3703
B_HIGH=WBHX=3703
(10)調整制御装置60は、上記初期値にて、一般的なWB調整を行い、R_HIGH、G_HIGH、B_HIGHを更新する(S16〜S21)。
より具体的には、調整制御装置60は、HIGH側のWBパターンの輝度を測定する(S16)。測定結果の色度xyが目標範囲内にあれば(S17のY)、調整制御装置60は測定を終了し、計測結果をR_HIGH、G_HIGH、B_HIGHに設定して保存する(S18)。
測定結果が目標範囲外にあれば(S17のN)、調整制御装置60はRGBの比率を調整して(S19)、再度WBパターンを測定し(S20)、測定結果の色度xyが所定の色差内にあれば(S21のY)、調整制御装置60は、計測結果をR_HIGH、G_HIGH、B_HIGHに設定して保存する(S18)。
色度xyが所定の色差外にあれば(S21のN)、調整制御装置60は、再度RGBの比率を調整して(S19)、再度WBパターンを測定する(S20)。
ここでは、最終的な調整後の値は次の通りであり、調整制御装置60は、それらの値を保存し記憶する(S18)。
R_HIGH=3702
G_HIGH=3641
B_HIGH=3703
つぎに、主に図5及び図9を参照してLOW階調ガンマ補正プロセスに関して説明する。
(11)調整制御装置60は、上記(10)の調整後のG_HIGHの値を次式のようにR、Bに設定し輝度LXHGを測定し取得する(S51)。
R_HIGH=G_HIGH
G_HIGH=G_HIGH
B_HIGH=G_HIGH
ここで、測定輝度LXHG=231.3となる。
(12)次に、調整制御装置60は、上記の測定輝度LXHG=231.3から、ガンマ2.2になるMAX階調の輝度LXMXを計算する(S52)。
XMX=LXHG/((WB/WBMAX)^2.2)=293.04
(13)上述のMAX階調の輝度LXMXから、調整制御装置60は、G_MAX、R_MAX、B_MAXを計算し設定する(S53)。なお、R_MAX、B_MAXは、HIGH階調でのGとの比率が反映される。
R_MAX=G_MAX×(R_HIGH/G_HIGH)=4077
G_MAX=WBMAX×((LXMX−Lmin)/(LMAX−Lmin))^(1/Hγ)=4010
B_MAX=G_MAX×(B_HIGH/G_HIGH)=4078
(14)続いて、調整制御装置60は、上述のMAX階調の輝度LXMXから目標調整輝度であるLOW階調輝度LXLXを計算する(S54)。図9のチャートのA点に対応する。
XLX=(LXMX−Lmin)×(WB/WBMAX)^2.2+Lmin
=5.08
(15)調整制御装置60は、(14)の輝度になる階調WBLXを計算する(S56)。
WBLX=WBMAX×((LXLX−Lmin)/(Lmax-Lmin))^(1/Hγ)
=901
(16)調整制御装置60は、(15)の結果をWB調整の初期値に設定する(S57)。
R_LOW=WBLX=901
G_LOW=WBLX=901
B_LOW=WBLX=901
(17)上記初期値にて、調整制御装置60は、一般的なWB調整を行い、R_LOW、G_LOW、B_LOWを更新する(S58〜S60)。
より具体的には、調整制御装置60は、LOW側のWBパターンの輝度を測定する(S58)。測定結果の色度xyが目標範囲内にあれば(S59のY)、調整制御装置60は測定を終了し、計測結果をR_LOW、G_LOW、B_LOWに設定して保存する(S60)。
測定結果が目標範囲外にあれば(S59のN)、調整制御装置60はRGBの比率を調整して(S61)、再度WBパターンを測定し(S62)、測定結果の色度xyが所定の色差内にあれば(S63のY)、調整制御装置60は、計測結果をR_LOW、G_LOW、B_LOWに設定して保存する(S60)。なお、輝度の支配的なGは調整せず、R、Bの比率を調整することによりガンマのズレを効果的に抑制することができる。
色度xyが所定の色差外にあれば(S63のN)、調整制御装置60は、再度RGBの比率を調整して(S61)、再度WBパターンを測定する(S62)。
ここでは、最終的な調整後の値は次の通りである。
R_LOW=921
G_LOW=901
B_LOW=971
そして、調整・補正部30は、表示部40(特に表示パネル48)個別のバラツキ、つまり上記の調整後の値をもとに補正係数を算出して、映像処理部21で生成される映像データに反映させる。これによって、表示部40のガンマ特性に関する個別バラツキを相殺することができる。
以上、本実施形態によると、調整する表示パネル48のガンマを補正係数に使用しているので、ガンマにバラツキがあっても補正が容易に出来る。また、WB調整前に、ガンマ補正がなされるので、WBのズレは生じず、処理が1回で行うことができる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。例えば、本実施形態では、調整制御装置60は、液晶表示装置10とは別体に独立して設けられたが、これに限る趣旨ではない。つまり、液晶表示装置10が調整制御装置60を備えてもよい。その場合、経年によりガンマ補正が必要となった場合に例えば保守サービス担当者やユーザ等が対応することができる。
10 液晶表示装置
12 映像入力部
20 映像制御部
21 映像処理部
22 映像出力部
23 GPIOインタフェイス
30 調整・補正部
31 ガンマ補正部
32 ホワイトバランス調整部
40 表示部
41 タイミングコントローラー
42 標準パネルガンマ補正部
43 パネル駆動部
44 バックライト駆動部
45 バックライトユニット
48 表示パネル
50 輝度計
60 調整制御装置

Claims (3)

  1. 表示装置の表示出力に対するガンマ補正を施す設定方法であって、
    ホワイトバランスを調整する階調でのガンマを計算する工程と、
    前記計算したガンマに基づき輝度の補正を前記表示装置に反映させる工程と、
    を有することを特徴とする設定方法。
  2. 表示パネルの表示出力に対するガンマ補正を施す設定方法であって、
    前記表示パネルの輝度のうち、最大輝度と、前記最大輝度とは異なる所定の高階調の第1の階調の輝度と、前記第1の階調より低い所定の低階調側の第2の階調の輝度とを計測する輝度計測工程と、
    前記輝度計測工程の計測結果をもとに、前記第1の階調のガンマ及び前記第2の階調のガンマを算出する第1のガンマ算出工程と、
    前記第1の階調において所定の目標ガンマとなる第1の目標輝度を算出する第1の目標輝度算出工程と、
    前記第1の目標輝度におけるホワイトバランスがとれたRGBの調整値を特定する第1のホワイトバランス調整工程と、
    前記第1のホワイトバランス調整工程で特定した前記調整値を反映させて前記目標ガンマとなる最大輝度を算出し、前記第2の階調において前記目標ガンマとなる第2の目標輝度を算出する第2の目標輝度算出工程と、
    前記第2の目標輝度におけるホワイトバランスがとれたRGBの調整値を特定する第2のホワイトバランス調整工程と、
    を有することを特徴とする設定方法。
  3. 請求項1または2に記載の設定方法を実行することを特徴とする調整装置。
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