JP2014146573A - ランプ及び照明装置 - Google Patents

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正仁 山下
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誠 甲斐
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Abstract

【課題】点灯回路ユニットが高温状態になることを抑制する。
【解決手段】LEDの熱を放熱するヒートシンク10には、ランプ軸CL方向の一方の端部にLEDを搭載する搭載部17が設けられており、搭載部17からランプ軸方向の他方の端部に向って複数のフィン12が延伸している。各フィン12のそれぞれは、ランプ軸CLとは離間した状態で、ランプ軸CLに対して放射状に配置されている。ヒートシンク10におけるランプ軸方向の他方の端部には、点灯回路ユニット60が収容された回路ケース21が取り付けられている。回路ケース21に対して搭載部17側には、各フィン12の一部が、回路ケース21との間に空間が形成された状態で配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)等の半導体発光素子を光源とするランプ及びそれを用いた照明装置に関する。
白熱電球の代替として、LED等の半導体発光素子を光源とする電球形LEDランプが普及しつつある。電球形LEDランプは、従来の白熱電球用の照明器具に装着できるように、通常、白熱電球の形状に類似した形状に構成されている。
特許文献1には、LEDチップが基板(実装基板)に実装されたLEDモジュールを、円筒形状に構成された金属製の外郭部材に取り付けた電球形LEDランプが開示されている。この電球形LEDランプでは、外郭部材における軸方向の一方の端部にLEDモジュールが取り付けられている。外郭部材の内部には、LEDチップへ電流を供給する点灯回路ユニットが収容されている。点灯回路ユニットは、回路基板上に電子部品が実装された構成になっている。
このような構成の電球形LEDランプでは、外郭部材がヒートシンクとして機能するために、LEDチップの発光時に発生する熱を外郭部材によって外部に放熱することができる。
近年、電球形LEDランプの出力を高めるために、LEDチップの高輝度化が進められている。しかし、LEDチップを高輝度発光させると、LEDチップの発熱量が増加するために、LEDチップの劣化等が進み、LEDチップを長期にわたって安定的に発光させることができなくなるおそれがある。このために、LEDチップの熱を、一層、効率よく放熱する必要がある。
ところが、特許文献1に開示された電球形LEDランプでは、金属製の外郭部材が円筒形状に構成されており、外郭部材の外周面における空気との接触面積が比較的小さくなっている。このために、LEDチップが高輝度発光して発熱量が増加すると、外郭部材によってLEDチップの熱を効率よく放熱することができないおそれがある。
高輝度発光のLEDチップを効率よく放熱させるために、上記のような外郭部材の構成に替えて、放熱性に優れた構成のヒートシンクを用いることが提案されている。このようなヒートシンクとしては、例えば、ランプ軸方向の一方の端部にLEDチップが搭載される搭載部を設けて、搭載部からランプ軸方向の他方の端部に向って延伸する複数のフィンを設ける構成とすることが考えられる。この場合、複数のフィンを、ランプ軸に対して放射状に配置することにより、空気との接触面積が大きくなり、各フィンによる熱効率が向上する。
特開2006−313717号公報
ヒートシンクを上記のようなフィン構造とした場合、点灯回路ユニットに対する絶縁性を確保するために、点灯回路ユニットを絶縁性の回路ケース内に収容することが好ましい。しかも、その場合、LEDチップの熱による影響が抑制されるように、ヒートシンクにおける搭載部とは反対側の端部に回路ケースを取り付けることが好ましい。
しかしながら、このように、ヒートシンクにおける搭載部とは反対側の端部に回路ケースを取り付けた場合においても、LEDチップの熱がヒートシンクを通って回路ケースに伝達されることによって高温状態になり、回路ケース内の点灯回路ユニットが高温状態になるおそれがある。
点灯回路ユニットが継続して高温状態になると、点灯回路ユニットを構成する電子部品の劣化、損傷等が生じて、点灯回路ユニットからLEDチップに電流を供給することができなくなるおそれがある。これにより、LEDチップを長期にわたって安定的に発光させることができなくなる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、半導体発光素子が高温状態になることを抑制するヒートシンクが高温状態になっても、点灯回路ユニットが高温状態になることを抑制することができるランプ及び照明装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るランプは、口金と、半導体発光素子と、前記口金から供給される電力から前記半導体発光素子の発光に適した電流を生成して前記半導体発光素子に供給する点灯回路ユニットと、点灯回路ユニットが収容された回路ケースと、前記半導体発光素子から発せられる熱を放熱するヒートシンクと、を有するランプであって、前記ヒートシンクは、ランプ軸方向の一方の端部に前記半導体発光素子が搭載された搭載部が設けられるとともに、当該搭載部からランプ軸方向の他方の端部に向って複数のフィンが延伸しており、前記フィンのそれぞれは、前記ランプ軸とは離間した状態で、前記ランプ軸に対して放射状に配置されており、前記回路ケースが、前記ヒートシンクにおける前記ランプ軸方向の他方の端部側に取り付けられており、前記回路ケースに対して前記各フィンの一部が近接しており、当該各フィンの一部と前記回路ケースとの間に空間が存在していることを特徴とする。
本発明に係る一形態では、前記フィンにおけるランプ軸に対する放射方向の外側に位置する部分における前記ランプ軸方向の他方の端部が、前記回路ケースの周囲に位置していることを特徴とする。
本発明に係る一形態では、前記点灯回路ユニットは、回路基板と、当該回路基板上における一方の表面に実装された電子部品とを有し、前記回路基板は、前記回路ケースの周囲に位置する各フィンにて囲まれた領域内に位置する前記回路ケースの内部に設けられており、前記電子部品が実装された表面とは反対側の裏面が、前記空間に連通する前記回路ケースの内部空間内に位置していることを特徴とする。
本発明に係る一形態では、前記各フィンの一部と前記回路ケースとの間の前記空間が、前記回路ケースに取り付けられた蓋体の内部に存在することを特徴とする。
本発明に係る一形態では、前記蓋体は、前記フィンの全てによって囲まれた空間内にランプ軸に沿って配置された中空の円錐台形状のガイド部を有し、当該ガイド部の内部が前記各フィンの一部と前記回路ケースとの間の前記空間に連通していることを特徴とする。
本発明に係る一形態では、前記ガイド部内を、前記半導体発光素子に電力を供給する配線が通過していることを特徴とする。
本発明に係る一形態では、前記口金が、前記回路ケースにおける前記ランプ軸方向の一方の端部側に位置する部分に取り付けられており、前記回路ケースにおける前記ヒートシンクと前記口金との間の部分を覆う絶縁性のカバーが前記ヒートシンクと前記口金との間に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る照明装置は、前記ランプを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係るランプでは、各フィンが、半導体発光素子の発する熱の蓄積によって高温状態になっても、回路ケースと、各フィンの一部との間に形成された空間によって、フィンの熱が回路ケースに伝達されることを抑制することができる。これにより、回路ケース内に収容された点灯回路ユニットが高温になることが抑制され、点灯回路ユニットから半導体発光素子への電流の供給を長期にわたって安定的に行うことができる。
実施形態に係る電球形LEDランプAが装着されてなる照明装置の構成を説明するための模式的な一部破断側面図。 電球形LEDランプAの構成を説明するための側面図。 電球形LEDランプAの縦断面図。 電球形LEDランプAの分解斜視図。 電球形LEDランプAにおけるヒートシンクを、口金側の端部を上方に向けた状態で示す斜視図。 図5に示すヒートシンクの平面図。 図5に示すヒートシンクから外殻部材を取り除いたヒートシンク本体部の斜視図。 図3に示された断面とは垂直な断面に沿ったヒートシンクの断面図。 回路ケースと蓋体とを分解した状態で、回路ケースを覆うケースカバーとともに示す斜視図。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
[照明装置]
図1は、本実施形態に係る電球形LEDランプAが装着されてなる照明装置の構成を説明するための模式的な一部破断側面図である。この照明装置は、天井Cに照明器具70が取り付けられて、その照明器具70に電球形LEDランプAが装着された構成をしている。
照明器具70は、電球形LEDランプAが装着される円筒形状のソケット71と、ソケット71に装着された電球形LEDランプAを覆うカバー72とを有している。ソケット71は、軸心が垂直な状態で、天井Cに、直接、取り付けられており、ソケット71には、商用の交流電源から交流電力が供給されるようになっている。
照明器具70のカバー72は、中空の円錐台形状をしており、小径部分を上側、大径部分を下側にして、ソケット71とは同軸状態で取り付けられている。カバー72は、ソケット71に取り付けられた電球形LEDランプAを内部に収容できる大きさになっている。カバー72の下側の大径部は、電球形LEDランプAがソケット71に下側から装着できるように、下方に向って開口している。カバー72の内周面には、電球形LEDランプAから照射される光を下側の開口部に向けて反射させる反射膜72aが設けられている。
[電球形LEDランプ]
<全体構成>
図2は、本発明の実施形態に係る電球形LEDランプAの構成を説明するための側面図である。図3は、その電球形LEDランプAの縦断面図である。図4は、その電球形LEDランプAの分解斜視図である。
図2〜図4に示すように、電球形LEDランプAは、従来の白熱電球の外形に類似した外形になるように、軸心(以下、ランプ軸CL(図3および図4参照)とする)を中心とした回転対称形状に構成されている。
電球形LEDランプAは、ヒートシンク10と、ヒートシンク10におけるランプ軸CLの軸方向の両側の端部にそれぞれ設けられた発光部50および回路ケース21(図3および図4にのみ示されている)と、回路ケース21に取り付けられた口金30とを有している。回路ケース21は、ケースカバー41によって覆われている。
口金30は、円筒形状をしており、従来の白熱電球に用いられるエジソンタイプ(ねじ込みタイプ)の口金が用いられている。本実施形態ではE26タイプの口金が使用されている。口金30の軸心は、ランプ軸CLに一致しており、照明器具70のソケット71に同軸状態で装着されている。
<ヒートシンク>
図5は、ヒートシンク10を、口金30側の端部を上方に向けた状態で示す斜視図、図6は、図5に示されたヒートシンク10の平面図である。
ヒートシンク10は、ヒートシンク本体部11(図5において、ランプ軸CL側に一部が露出している)と、ヒートシンク本体部11と一体的に設けられた絶縁性の外郭部材18とを有している。
図7は、図5に示すヒートシンク10から外殻部材18を取り除いたヒートシンク本体部11の斜視図である。図8は、図3に示された断面とは垂直な断面に沿ったヒートシンク10の断面図である。
図7に示すように、ヒートシンク本体部11は、円板形状の搭載部17と、複数(本実施形態では14枚)の平板状のフィン12と、一対のケース取付部13とを有している。
搭載部17は、ランプ軸CLの軸方向における口金30とは反対側の端部において、ランプ軸CLとは同軸状態で設けられている。図4に示すように、搭載部17における口金30側とは反対側に位置する表面は、発光部50の発光モジュール51が搭載される搭載面17aになっている。
図3および図4に示すように、搭載部17における中心部には、ランプ軸CLに沿って貫通する配線通過孔17cが形成されている。配線通過孔17cは、ランプ軸CLとは同軸状態に形成されている。
図4および図5に示すように、搭載部11には、後述する発光モジュール51を取り付けるための3つのネジ孔17dが設けられている。各ネジ孔17dは、ランプ軸CLの同心円上に、周方向に等しい間隔をあけて配置されている。
搭載部17における搭載面17aには、発光モジュール51を位置決めして固定するための4つの固定突部17fが、搭載面17aから突出した状態で設けられている。各固定突部17fは、ランプ軸CLの同心円上において、周方向に90度ずつ離れた位置に、上記の同心円の接線方向に沿って配置されている。各固定突部17fは、後述するように、発光モジュール51の正方形状になった実装基板51a(図4参照)を位置決めするようになっている。
図7に示すように、ヒートシンク本体部11の一対のケース取付部13は、搭載部17におけるランプ軸CLに対して軸対称の2か所の位置のそれぞれから、口金30側へ向かってランプ軸CLに沿って延伸した状態で設けられている。
各ケース取付部13は、円筒形状であってランプ軸CLに沿って設けられた取付本体部13aと、取付本体部13aに対して搭載部17の外周側においてランプ軸CLに沿って設けられた放熱板13bとを有している。取付本体部13aは、一定の外径および内径を有しており、後述するように、各取付本体部13aの口金30側の端部に、回路ケース21が取り付けられている。放熱板13bは、ランプ軸CLの放射方向に沿って、取付本体部13aのほぼ全長にわたって設けられている。
取付本体部13aにおける放熱板13bとは90°離れた位置には、取付本体部13aからランプ軸CLとは離れる方向に突出したリブ13cが設けられている。リブ13cは、取付本体部13aの全長にわたって、ランプ軸CLに沿って配置されている。
搭載部17の裏面17b(搭載面17aとは反対側の面)には、一対のケース取付部13の間のそれぞれの半周部分に、7枚の帯板状のフィン12がそれぞれ設けられている。各フィン12は、それぞれ同様の形状に構成されており、搭載部17の外周部分から、ランプ軸CLに沿って口金30側に延伸している。フィン12のそれぞれは、ランプ軸CLの周囲に、ランプ軸CLに対して放射方向に沿って設けられており、隣接するフィン12同士によって一定の中心角度が形成されている。
各フィン12における口金30側に位置する部分は、ランプ軸CL側(内側)に位置する内側部分が切り欠かれており、それぞれの切り欠かれた部分に対してランプ軸CLとは反対側(外側)に位置する部分が、各フィン12の先端部12aになっている。
各フィン12の先端部12aにおける口金30側の端面(先端面)12dは、ランプ軸CLに対して直交状態になった同一の平面上にそれぞれ位置している。
図8に示すように、各フィン12におけるランプ軸CLとは反対側(外側)に位置する外側面12xは、それぞれ、搭載部17側の端部が、搭載部17の外周面よりも外側に位置している。各フィン12の外側面12xは、口金30側になるにつれて順次ランプ軸CL側に位置するように湾曲しており、口金30側の端部が先端面12dに連続している。
図3に示すように、各ケース取付部13の放熱板13bにおける外側面も、各フィン12の外側面12xと同様に、搭載部17側の端部が、搭載部17の外周面よりも外側に位置している。
図8に示すように、各フィン12におけるランプ軸CL側(内側)の側面(内側面)12mは、搭載部17の裏面17bから、切り欠かれた部分にわたって形成されており、ランプ軸CLに対して平行になっている。それぞれの内側面12mは、ランプ軸CLとは直交状態になった同一平面上に位置する平坦面12nに連続しており、それぞれの平坦面12nが、各フィン12における先端部12aのランプ軸CL側の側面(以下、先端部内面とする)12bに連続している。それぞれの先端部内面12bは、先端面12d側がランプ軸CLから離れるように、ランプ軸CLに対して3度程度の傾斜角度で傾斜している。
全てのフィン12における内側面12mは、ランプ軸CLを軸心とした円柱形状の空間(以下、軸部空間とする)14を取り囲んだ状態になっている。隣接するフィン12の内側面12mは相互に離間しており、従って、隣接するフィン12の間に、軸部空間14に連通する間隙が形成されている。
また、全てのフィン12における先端部内面12bも、ランプ軸CLを軸心とした円柱形状の空間16を取り囲んだ状態になっている。この空間16は、後述するように、回路ケース21の一部が収容されている。このことから、以下においては、この空間16をケース収容空間16とする。ケース収容空間16は、軸部空間14に連通している。
ヒートシンク本体部11は、例えば、放熱性に優れたアルミニウムのダイキャストによって一体的に形成されている。
なお、ヒートシンク本体部11は、アルミニウムに限らず、熱伝導性の高い材料、例えば、スチール、チタン、銅等の金属、樹脂に金属フィラーを混入して熱伝導性を向上させた熱伝導性樹脂、セラミック等を用いることができる。また、ヒートシンク本体部11は、アルミニウムのダイキャストに限らず、プレス、深絞り等を用いて作成することができる。
図3および図8に示すように、ヒートシンク10における外郭部材18は、ヒートシンク本体部11における各フィン12を、内側面12mに沿った側縁部以外の部分を覆っている。また、外郭部材18は、各取付本体部13aを、それぞれの口金30側の先端面以外の部分を覆っている。
外郭部材18には、搭載部17の周囲に位置する円筒部18aが設けられている。円筒部18aは、搭載部17と同心状態になっており、搭載部17の外周面と円筒部18aとの間には一定の間隔が全周にわたって形成されている。この円筒部18aには、外郭部材18における各フィン12の外側面12x、および各ケース取付13における放熱板13bの外側面を覆うそれぞれの部分が一体的に結合している。
外郭部材18における各フィン12の先端部内面12bを覆う部分は、ケース収容空間16の周囲に位置している。
外郭部材18は、本実施形態では、電気絶縁性のポリブチレンテレフタレート(PBT)によって構成されている。なお、樹脂材料としては、PBT以外に、ABS、PET等を用いることができる。外郭部材18は、電気絶縁性の材料であればよく、樹脂に限らず、セラミック等を用いることができる。
外郭部材18の厚さは、ヒートシンク本体部11が十分な電気絶縁性および放熱性を発揮するために、0.4〜2mmであればよく、より好ましくは1.0〜1.5mmであればよい。
<発光部>
図4に示すように、ヒートシンク10の搭載部17に設けられた発光部50は、搭載面17aに搭載された発光モジュール51と、発光モジュール51を覆う光拡散グローブ54とを有している。
発光モジュール51は、正方形状の実装基板51aと、実装基板51aにおける一方の表面(実装面)上に設けられた複数のLED光源51bとを有している。
実装基板51aは、例えば、アルミナ基板(セラミックス基板)によって構成されている。実装基板51aの実装面における外側の各側縁の近傍部分に、複数のLED光源51bが、各側縁に沿った状態で、一定の間隔をあけて配置されている。実装基板51aは、搭載面17a上に同軸状態で搭載されている。
実装基板51aは、搭載面17aに設けられた4つの固定突部17fによって囲まれた空間内に嵌め込まれて、各固定突部17fによって位置決めされている。
実装基板51aには、搭載面17aに設けられた3のネジ孔17dのそれぞれに整合状態で対向する3つのネジ孔51dが設けられている。実装基板51aは、各固定突部17fによって位置決めされた状態で、実装基板51のネジ孔51dにネジ53がそれぞれ挿入されて、搭載面17aのネジ孔51dにネジ結合することにより、搭載面17aに取り付けられている。
実装基板51aの中心部には、搭載部17に設けられた配線通過孔17cと同軸状態で対向する配線通過孔51cが形成されている。
複数のLED光源51bのそれぞれは、青色光を発光するLEDチップが樹脂封止体によって封止されて実装基板51aに実装された構成(COBタイプ)になっている。樹脂封止体は、樹脂材料(シリコーン樹脂)に、青色光を白色に波長変換する蛍光体が混入されて構成されている。従って、それぞれのLED光源51bからは、白色光が出射される。なお、LED光源51bから照射される光は、白色光に限らず、電球色であってもよい。
実装基板51aの配線通過孔51cおよび搭載部17の配線通過孔17cには、各LED光源51bのLEDチップに電気的に接続された配線(図示せず)が通過している。配線は、回路ケース21内に収容された点灯回路モジュール60に接続されている。LEDチップは、点灯回路モジュール60から供給される電流によって高輝度発光状態になる。
なお、LED光源51bの個数、実装基板51aの大きさ、搭載部17における搭載面17aの直径等は、電球形LEDランプAの出力、LED光源51bの発熱量等に応じて設定されている。
光拡散グローブ54は、ガラス材料等の透光性材料によって、中空の略半球形状に構成されており、ヒートシンク10の搭載部17に対向する部分に、円形状の開口部が設けられている。光拡散グローブ54における開口部の周縁部は、搭載面17aと、外郭部材18の円筒部18aとの間に挿入されて、接着剤によって固定されている。
光拡散グローブ54の内周面54aは、光拡散処理が施されており、それぞれのLED光源51bから出射された光が、内周面54aによって拡散された状態で、光拡散グローブ54の外部に照射される。
<回路ケースおよび蓋体>
図3および図4に示すように、回路ケース21は、円筒形状をしており、ヒートシンク10における搭載部17とは反対側に位置する端部に取り付けられている。回路ケース21における口金30とは反対側の端部には、円錐台形状をした蓋体22が取り付けられている。
図9は、回路ケース21と蓋体22とを分解した状態で、回路ケース21を覆うケースカバー41とともに示す斜視図(図4とは反対側から見た斜視図)である。
図4および図9に示すように、ヒートシンク10における口金30側の端部に取り付けられた回路ケース21は、搭載部17側に位置する円筒形状の収容部21aと、収容部21aの口金30側に連続して設けられた円筒形状の連結部21cとを有している。連結部21cは口金30と結合されている。
収容部21aは、ランプ軸CLとは同軸状態になっており、ヒートシンク10側に位置する部分が円筒形状になっている。収容部21aにおける連結部21c側に位置する部分は、連結部21cに接近するにつれて順次外径が小さくなった円錐台形状になっている。収容部21aの周面には、4つの開口部21fが周方向に一定の間隔をあけて設けられている。
図3に示すように、収容部21aにおけるヒートシンク10側に位置する部分の外径は、全てのフィン12の先端部12aによって囲まれたケース収容空間16の直径よりも若干小さくなっており、ヒートシンク10側に位置する端部が、ケース収容空間16内に収容された状態になっている。
回路ケース21の収容部21aにおける外周面には、各ケース取付部13における取付本体部13aの先端面13dに突き当てられた円環状のフランジ部21bが設けられている。フランジ部21bは、収容部21aの外周面から一定の長さで外側に突出している。
図4に示すように、フランジ部21bには、ランプ軸CLに対して軸対称の2位置に、ネジ貫通孔21gがそれぞれ設けられている。それぞれのネジ貫通孔21gは、各ケース取付部13における取付本体部13aの先端面13dに対向されて、図3に示すように、ネジ貫通孔21g内に挿入されたネジ24が、各ケース取付部13の先端部にネジ結合(螺合)することによってフランジ部21bが各ケース取付部13に取り付けられている。
フランジ部21bが各ケース取付部13に取り付けられた状態では、ケース収容空間16の内部に収容された収容部21aの端部は、図3に示すように、フィン12に設けられた平坦面12nとは適当な間隔が形成されている。
図4および図9に示すように、フランジ部21bには、それぞれのネジ貫通孔21gの内周側部分に、口金30とは反対側に突出した一対の係合部21hが設けられている。一対の係合部21hは、周方向に所定の間隔が形成されており、両者の間に各ケース取付部13が嵌合している。
図3および図4に示すように、ケース収容空間16内に収容された収容部21aの内周面には、搭載部17側の端縁に対して所定の間隔が形成された位置に、一対の係合部21hがそれぞれ設けられた部分を除いて、ランプ軸CL側に突出した段差部21dが形成されている。段差部21dは、フランジ部21bよりもヒートシンク10の搭載部17側に位置している。段差部21dには、後述するように、収容部21a内に収容された点灯回路ユニット60が支持されている。
収容部21aに対して口金30側に連続して設けられた連結部21cは、収容部21aよりも小さな直径の円筒形状になっている。連結部21cにおける収容部21aとは反対側部分の外周面にはネジ溝が設けられている。このネジ溝は、口金30内に挿入された状態で、口金30とはネジ結合(螺合)されている。
蓋体22は、図4および図9に示すように、口金30側の端部に設けられた中空円筒形状の支持部22bと、支持部22bにおける搭載部17側の端面に設けられた蓋部22aと、蓋部22aから搭載部17に向って突出した中空の円錐台形状のガイド部22cとを有している。
支持部22bは、ケース収容空間16内に収容された状態で、口金30側の端部が、回路ケース21の収容部21a内に嵌合している。
ガイド部22cは、支持部22bと同軸状態になっており、搭載部17側になるにつれて順次直径が小さくなっている。蓋部22aは、ガイド部22cの口金30側の周囲に設けられている。
蓋部22aは、ケース収容空間16における搭載部17側の端部を構成する各フィン12の平坦面12nに突き当たった状態になっている。従って、ケース収容空間16における回路ケース21の収容部21aと、各フィン12の平坦面12nとの間の空間は、支持部22bによって囲まれている。この空間は、ガイド部22cの内部空間に連通している。
ガイド部22cは、軸部空間14内に同軸状態で配置されており、ガイド部22cの先端部が、搭載部17における配線通過孔17cの近傍に位置している。ガイド部22cの先端部の外径は、配線通過孔17cよりも小さくなっている。ガイド部22c内には、点灯回路ユニット60からLED光源51bに電力を供給する配線(図示せず)が通過している。
支持部22bおよび蓋部22aには、回路ケース21に設けられた一対の係合部21hが嵌合するようにランプ軸CL側に凹状に窪んだ凹部22kがそれぞれ設けられている。
回路ケース21は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)等の絶縁性の樹脂材料によって構成されている。また、蓋体22も、同様に、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等の絶縁性の樹脂材料によって一体的に構成されている。
<点灯回路ユニット>
図9に示すように、回路ケース21内に収容された点灯回路ユニット60は、円板形状の回路基板61と、回路基板61の一方の表面に実装された各種電子部品(コンデンサ、チョークコイル、抵抗等)62とを有している。これらの電子部品62は、点灯回路を構成している。
回路基板61には、ランプ軸CLに対して軸対称の2か所の位置に、収容部21aに設けられた一対の係合部21hのそれぞれが嵌合する凹部61aが形成されている。
点灯回路ユニット60は、電子部品62が実装された回路基板61の表面を口金30側に向けた状態で、段差部21dに突き当てられている。従って、電子部品62が実装されていない回路基板61の表面(裏面)は、搭載部17側に向けられている。
回路基板61の直径は、収容部21aにおける搭載部17側の端部の内径よりも小さく、この端部よりも口金30側に位置する部分の内径よりも大きくなっている。これにより、回路基板61は、収容部21a内に、電子部品62が実装された実装面を口金30側に向けた状態で、収容部21aの内周面に形成された段差部21d上に支持されている。
このように、回路ケース21内の回路基板61は、フランジ部21bよりも搭載部17側において収容部21a内に支持されている。従って、回路基板61は、全てのフィン12の先端部12aによって囲まれたケース収容空間16内に位置している。このような状態では、回路基板61の裏面が、蓋体22の支持部22b内の空間内に位置しており、支持部22bの空間が、ガイド部22cの内部空間に連通している。
<口金>
図3に示すように、口金30は、回路ケース21の連結部21cに取り付けられた円筒形状のシェル31を有している。シェル31の周面はネジ形状に形成されており、連結部21cの外周面に設けられたネジ溝が、シェル31の内周面とネジ結合(螺合)している。
シェル31におけるヒートシンク10とは反対側の端部内には絶縁接続体32が設けられている。また、絶縁接続体32における中央部の外側には、アイレット33が取り付けられている。アイレット33は、シェル31がソケット71に装着されると、ソケット71における端子とは導電状態になり、ソケット71の端子から供給される交流電力を、図示しない配線によって、点灯回路ユニット60の点灯回路に供給する。
<ケースカバー>
図2、図4および図9に示すように、ヒートシンク10と口金30との間には、回路ケース21を覆う筒状のケースカバー41が設けられている。ケースカバー41は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)等の絶縁性の樹脂材料によって中空の円錐台形状に形成されており、口金30側の端面が、ヒートシンク10側の端面よりも小径になっている。
図3に示すように、ケースカバー41における口金30側の端部は、回路ケース21の回路ケース21における連結部21cに嵌合されており、連結部21cにケースカバー41が支持されている。ケースカバー41における口金30とは反対側の端面は、各ケース取付部13の先端面13dおよび各フィン12における口金30側の平坦面12nに当接している。
<電球形LEDランプAの機能>
電球形LEDランプAは、口金30がソケット71に装着されることにより、ランプ軸CLが垂直状態になり、発光部50が下方に向けられた状態で保持される。
回路ケース21内に収容された点灯回路には、照明器具70のソケット71から口金30を介して商用電源の交流電力が供給される。点灯回路は、ソケット71から供給される交流電流を整流した後に、増幅、フィルタリング等の処理をする。これにより、点灯回路は、各LED光源51bの発光に適した所定の電流を生成する。
点灯回路にて生成された電流は、蓋体22におけるガイド部22cの内部、搭載部17の配線通過孔17c、実装基板51aの配線通過孔51cをそれぞれ通過する配線によって、各LED光源51bのLEDチップに供給される。これにより、発光モジュール51の複数のLED光源51bから光が発せられて、光拡散グローブ54によって拡散されて、光拡散グローブ54の周囲に照射される。
各LED光源51bの点灯時には、各LED光源51bにおいて発生した熱が、実装基板51aからヒートシンク10におけるヒートシンク本体部11の搭載部17に伝達される。搭載部17に伝達された熱は、搭載部17と一体となった各フィン12に伝達される。
各フィン12の熱は、軸部空間14内の空気に直接伝達されるとともに、外郭部材18を介して、隣接するフィン12との間に形成された間隙内の空気に伝達される。これにより、フィン12の熱が奪われる。空気が高温状態になると、隣接するフィン12との間を流動してヒートシンク10の外部に放出される。これにより、各LED光源51bの熱がフィン12によって効率よく放熱され、各LED光源51bが高温状態になることが抑制される。その結果、LED光源51bを長期にわたって安定的に発光させることができる。
また、軸部空間14内に位置する蓋体22のガイド部22cも、隣接するフィン12との間を流動する空気によって放熱される。この場合、円筒形状の軸部空間14に対して、ガイド部22cが同軸状態で配置されているために、ガイド部22cにおける搭載部17側の外周面と、各フィン12との間に広い空間が形成されている。この広い空間内の空気が流動することによって、ガイド部22cの内部の空気が効率よく放熱される。
点灯回路ユニット60の回路基板61は、回路ケース21における収容部21aの搭載部17側の端部内に位置しており、収容部21aの端部が、全てのフィン12の先端部12aによって囲まれたケース収容空間16内に位置している。ケース収容空間16内に位置する収容部21aの端面と、各フィン12における平坦面12nとの間に存在する空間内には、蓋体22の支持部22bが位置している。支持部22bの内部の空間は、ガイド部22cの内部の空間に連通している。
収容部21a内の回路基板61は、支持部22b内の空気およびガイド部22c内の空気によって放熱される。この場合、ガイド部22c内の空気の熱は、軸部空間14内を流動する空気によって効率よく奪われるために、ガイド部22cの内部と連通状態になった支持部22b内の空気によって、回路基板61も効率よく放熱される。
従って、電子部品62の破損、寿命の低下等が生じることを抑制することができ、点灯回路ユニット60からLED光源51bに対する電流の供給を長期にわたって安定的に行うことができる。
さらに、回路ケース21の外周面における口金30とヒートシンク10との間の領域が絶縁性のケースカバー41によって覆われている。これにより、回路ケース21内の点灯回路ユニット60に対する絶縁性をケースカバー41によって確保することができる。
また、回路ケース21は、ヒートシンク10におけるケース取付部13にネジ24によって取り付けられており、ネジ24も、絶縁性のケースカバー41によって覆われている。これにより、ネジ24が導電性であっても、点灯回路ユニット60に対する絶縁性をケースカバー41によって確保することができる。
ヒートシンク10は、ヒートシンク本体部11が熱伝導性の高い金属材料から形成されて、外郭部材18によって覆われているため、ヒートシンク本体部11の全体が電気絶縁性の樹脂で形成されている場合と比較して、高い放熱性を実現することができる。
さらには、ヒートシンク本体部11と外郭部材18とが一体成形により一体的に形成されているため、両者が密着しており、両者の間には空間が存在しない。そのため、ヒートシンク本体部11と外郭部材18とが別部材として形成されて組み合わされる場合と比較して、ヒートシンク本体部11から外郭部材18への熱伝導の効率を高くすることができる。
また、ヒートシンク本体部11と外郭部材18とが一体成形により1つの部材として形成されている。これにより、ヒートシンク本体部11と外郭部材18とが別部材として形成されて組み合わされる場合よりも、組み立て工数が減少する。また、ヒートシンク本体部11と外郭部材18とを組み合わせる際に、それぞれを相互に結合させる部材を必要としない。これらにより、生産性を向上させることができる。
[変形例]
前記実施形態では、実装基板51aを正方形の平板状に構成したが、このような構成に限定されるものではなく、長方形、多角形等であってもよい。また、実装基板51aを円板形状として、複数のLED光源51bを実装基板51aに一定の間隔をあけて円環状に配置する構成としてもよい。
発光モジュール51に設けられた複数のLED光源51bのそれぞれは、LEDチップが実装基板51aに実装されたCOBタイプに限らず、SMDタイプであってもよい。
また、上記実施形態では、発光部50の光源としてLEDについて説明したが、半導体レーザー等の半導体発光素子を使用してもよい。
照明器具70は、図1に示したような構成に限るものではなく、例えば、カバー72が設けられていない構成であってもよい。また、カバー72は、下方に向って開口した構成に限らず、下方が閉鎖された閉塞型であってもよい。
さらに、照明器具70は、ランプ軸CLがソケット71に対して水平な状態で電球形LEDランプAが装着される構成、ランプ軸CLがソケットの軸心に対して傾斜した状態でLEDランプAが装着される構成等であってもよい。また、照明器具70は、1つのソケット71を有する構成に限らず、2つ以上の電球形LEDランプAがそれぞれ装着される2つ以上のソケット71を有する構成であってもよい。
さらに、照明器具70は、ソケット71が天井Cに設けられる構成に限らず、壁面に設けられる構成であってもよい。また、ソケット71は、天井、壁等に埋め込まれる構成(埋め込みタイプ)であってもよい。さらに、ソケット71は、天井、壁面等に直接取り付けられる構成(直付タイプ)に限らず、電気ケーブルによって天井から吊り下げられる構成(吊下タイプ)であってもよい。
A 電球形LEDランプ
10 ヒートシンク
11 ヒートシンク本体部
12 フィン
12a 先端部
12n 平坦面
13 ケース取付部
14 軸部空間
16 ケース収容空間
17 搭載部
18 外郭部材
20 回路ケース
21 ケース本体
22 蓋体
22a 支持部
22b 蓋部
22c ガイド部
30 口金
50 発光部
51 発光モジュール
51a 実装基板
51b LED光源

Claims (8)

  1. 口金と、半導体発光素子と、前記口金から供給される電力から前記半導体発光素子の発光に適した電流を生成して前記半導体発光素子に供給する点灯回路ユニットと、点灯回路ユニットが収容された回路ケースと、前記半導体発光素子から発せられる熱を放熱するヒートシンクと、を有するランプであって、
    前記ヒートシンクは、ランプ軸方向の一方の端部に前記半導体発光素子が搭載された搭載部が設けられるとともに、当該搭載部からランプ軸方向の他方の端部に向って複数のフィンが延伸しており、
    前記フィンのそれぞれは、前記ランプ軸とは離間した状態で、前記ランプ軸に対して放射状に配置されており、
    前記回路ケースが、前記ヒートシンクにおける前記ランプ軸方向の他方の端部側に取り付けられており、
    前記回路ケースに対して前記各フィンの一部が近接しており、当該各フィンの一部と前記回路ケースとの間に空間が存在していることを特徴とするランプ。
  2. 前記フィンにおけるランプ軸に対する放射方向の外側に位置する部分における前記ランプ軸方向の他方の端部が、前記回路ケースの周囲に位置していることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
  3. 前記点灯回路ユニットは、回路基板と、当該回路基板上における一方の表面に実装された電子部品とを有し、
    前記回路基板は、前記回路ケースの周囲に位置する各フィンにて囲まれた領域内に位置する前記回路ケースの内部に設けられており、前記電子部品が実装された表面とは反対側の裏面が、前記空間に連通する前記回路ケースの内部空間内に位置していることを特徴とする請求項2に記載のランプ。
  4. 前記各フィンの一部と前記回路ケースとの間の前記空間が、前記回路ケースに取り付けられた蓋体の内部に存在することを特徴とする請求項3に記載のランプ。
  5. 前記蓋体は、前記フィンの全てによって囲まれた空間内にランプ軸に沿って配置された中空の円錐台形状のガイド部を有し、当該ガイド部の内部が前記各フィンの一部と前記回路ケースとの間の前記空間に連通していることを特徴とする請求項4に記載のランプ。
  6. 前記ガイド部内を、前記半導体発光素子に電力を供給する配線が通過していることを特徴とする請求項5に記載のランプ。
  7. 前記口金が、前記回路ケースにおける前記ランプ軸方向の一方の端部側に位置する部分に取り付けられており、
    前記回路ケースにおける前記ヒートシンクと前記口金との間の部分を覆う絶縁性のカバーが前記ヒートシンクと前記口金との間に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のランプ。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のランプを備えることを特徴とする照明装置。
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