JP2014146089A - 操作入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な操作を要する車両機器向けの操作コマンドの入力を、押下式ボタンやタッチパネルでの入力操作が不得手なユーザでも容易に行うことができる入力装置を提供する。
【解決手段】立方体などの多面体で構成されユーザより操作される操作体110と、操作体110の各面に搭載されるコマンドIDを格納するためのNFCタグ113と、NFCアンテナ123およびNFC制御部121を用いたNFC通信によって操作体110からコマンドIDを取得し、操作対象の車載器機に対するコマンドを生成する入力盤120とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は非接触通信を用いて、車両を操作するための情報を入出力する操作入力装置に関するものである。
従来の操作入力装置に関連して、サイコロ状( 多面体状) に形成された 操作体と、RFID通信機と、を含んで構成され、RFID 通信機によりゲーム用操作体にデータを送信したり、或いはゲーム用操作体のRFIDタグからRFID通信機により読み出されたデータ( サイコロ面ID )を取得したりすることができるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−97965号公報
しかしながら、上記従来のものを車載用に適用することを考慮した場合、車内では「後部右座席のスピーカの音量を下げる」のように「どこの位置」に対して「何の機器」を「どのように操作する」という複雑な車両コマンドを入力することに対応することは困難である。
本発明は、従来の車両に搭載されている押下式ボタンやタッチパネルなどで行っていた複雑な車載器機向けの操作入力(コマンドの入力)を、押下式ボタンやタッチパネルでの入力操作が不得手なユーザが行うことができ、また入力装置を操作する際に操作部を注視することなく入力できる操作入力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る操作入力装置は、を備えるものである。
本発明によれば、複雑な車載器機向けの操作入力(コマンドの入力)を、容易に、かつ、操作部を注視することなく入力することができる。
本発明の実施形態1における操作入力装置1のブロック図 本発明の実施形態1における操作入力装置1の外観図 本発明の実施形態1における操作入力装置1を車室内に配置した場合の一例を示す図 本発明の実施形態1における操作入力装置1のアンテナIDと座席データとを紐付けるためのデータベースを示す図 本発明の実施形態1における操作入力装置1のコマンドIDとコマンドとの紐付けるためのデータベースを示す図 本発明の実施形態1における操作入力装置1の動作説明のためのフロー図 本発明の実施形態2における操作入力装置2のブロック図 本発明の実施形態2における操作入力装置2の外観図 本発明の実施形態2における操作入力装置2の概略図 本発明の実施形態2における操作入力装置2の入力盤の使用例を説明するための図 本発明の実施形態2における操作入力装置2の動作説明のためのフロー図
(実施の形態1)
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
本実施の形態の操作入力装置は、操作体と操作盤との間をNFC(Near Field Communication)を用いた近距離無線通信(以下、NFC通信という)を利用して操作コマンドの入力(コマンドの確定)を行うように構成している。
図1は本実施の形態にかかる操作入力装置1のブロック図であり、図2は、は本実施の形態にかかる操作入力装置1の外観図である。
図示のとおり、操作入力装置1は操作体110および入力盤120からなる。本実施の形態において、入力盤120は自動車の車室内の運転席(図示せず)と助手席(左前部座席201)の間に配置されるものとする。
図1に示すように、操作体110は、操作体制御部111、LED112a〜LED112f(以下、LED112と略記する場合がある)、NFCタグ113a〜113f(以下、NFCタグ113と略記する場合がある)を備える。
図2に示すように、操作体110は多面体(本実施の形態では立方体)で構成され、多面体のそれぞれの面には、表示部として操作内容を表す簡略図が設けられている。
操作体110は、その多面体の各面にNFCタグ113a〜113fがそれぞれ1つずつ設けられている。同様に、操作体110の各面にはLED112a〜113fがそれぞれ1つずつ設けられている。
NFCタグ113は、NFCタグ113自体が設けられた操作体110の面に対応する固有の認識番号情報(例えばアドレスや認識ID(IDentification))を記憶し、また、後述する入力盤120との間で相互にNFC通信するための情報、後述する車載機器131の所定の機能を動作させるための操作内容を示す情報(コマンドID)を格納している。
操作体110の任意の1つの面に設けられ、操作内容を表す簡略図は、NFCタグ113の任意の1つが備えている操作内容を示す情報に対応しており、この簡略図は、対応する当該NFCタグ113の任意の1つが下側に向けられた状態において、ユーザが認識できる面(本実施の形態においては上面、すなわち、立方体の対面)側に設けられる。
また、この簡略図の部分は光透過性の材質で形成され、操作体110の内部に設けられているLEDが所定の状態において点灯することで強調表示される。ただし、表示部としてLCD(Liquid Cristal Display)などを用いてもよい。
操作体110の内部に設けられた操作体制御部111は、1対1に対応付けられたNFCタグ113とLED112とを連動させる制御を行うものでる。
より具体的には、操作体制御部111は、操作体110の任意の1つの面を下側(後述の入力盤120)に向けることによってNFC通信を行うNFCタグに対応したLEDを点灯させる処理を行なう。この場合、NFCタグ113とLED112との対応関係を予めデータテーブルとして備え、そのデータテーブルに基づいてLEDの点灯制御を行う。
本実施の形態において、LED112およびNFCタグ113は、立方体形状である操作体110を形成する各面の数と同数としているが、操作体110の形状が立方体(六面体)以外の多面体で形成しても良く、LED112およびNFCタグ113の数は操作体110が有する面の数と同数以下の数だけ備えられていても良い。
また、操作体110の各面に設けられる簡略図は、光透過性の部材として説明したが、これはLCDを用いた構成としても良い。
このように、操作体110を多面体で形成し、多面体のそれぞれの面に操作内容を表す簡略図が備えられたことによって、ユーザは視覚だけに頼らず触覚を利用して操作すべき機能の選択が容易に行え、さらに、簡略図の図柄に凹凸を設けることによって、触感のみによって操作すべき機能の選択が可能となるため、頻繁に視線を変えることなく入力操作を行うことができ、車載器機用に有用である。
入力盤120は、NFC制御部121、車両コマンド変換部122、アンテナ部として複数のNFCアンテナ123a〜123d(以下、NFCアンテナ123と略記する)を備える。
NFCアンテナ123は、操作体110のNFCタグ113と通信を行うためのアンテナであり、車両の座席数に応じて複数(本実施の形態においては4つ)設けられる。
NFC制御部121は、NFCタグ113が保持している情報をNFCアンテナ123を介して得るとともに、その情報を必要に応じて変換あるいは演算もしくは処理を施し、車両コマンド変換部122へ出力する。
車両コマンド変換部122は、NFC制御部121から得た情報に応じて、スピーカを介して音(あるいは音声)でユーザへ報知するための音源となる報知音信号を生成したり、接続先の車載機器131に応じた操作コマンドを生成するなどして、生成した信号を出力する。
NFC制御部121および車両コマンド変換部122は、本発明の操作制御部として機能する。
NFCアンテナ123は、操作体110と入力盤120の間でNFC通信を行うためのアンテナである。
本実施の形態において入力盤120には操作対象箇所に応じてNFCアンテナ123が4つ設けられている。これは、本実施の形態では、車両内の座席が前部右座席、前部左座席、後部右座席、後部左座席で構成されている場合を想定しているからであり、すなわち、この場合「操作対象箇所に応じて」とは、座席の数と座席の相対的な位置が考慮される。
図2に示す構成を車室内に配置した場合の一例を図3に示す。図3において、紙面手前に前部左座席301の一部が記載されている。すなわち、図3は助手席側から運転席側に
向かって見ている状態を示す図である(ただし右ハンドル車両を想定している)。
図3に示すとおり、入力盤120は、前部右座席(運転席)と前部左座席(助手席)との間に設けられたスペースに配置されている。
NFCアンテナ123は入力盤の配置位置と車両の各座席との相対位置とが容易に(直感的に)対応付けられるように配置されている。
すなわち、図3においてNFCアンテナ123aは前部右座席向けの操作を受け付けるものであり、NFCアンテナ123aに対して操作されたことをNFC制御部121が検知して、これに基づいて車両コマンド変換部122が前部右座席向けのコマンドに変換して車載機器131を制御する。
たとえば図3においユーザが前部右座席向けに車載器機の操作を行いたい場合、ユーザはNFCアンテナ123aの領域内で操作体110の任意の1面を接触(あるいは接近)させる操作を行って操作体110と入力盤120との間でNFC通信が行われ、操作入力が確定することになる。
図3に示す例では、NFCアンテナ123bが前部左座席向けの操作に対応し、NFCアンテナ123cは後部右座席向けの操作に、NFCアンテナ123dは後部左座席向けの操作にそれぞれ対応する。
このようにNFCアンテナが配置されることによって、ユーザは各座席(位置)向けの車載機器操作を容易に行うことができる。
ここで、前部右座席向けの車載器機の操作とは、たとえば、前部右座席に向けられたエアコンの風量を変更する操作や、前部右座席付近に設けられたスピーカ(ここでは、一般的に前部右側のドアに設けられているスピーカを指す)から出力する音量を変更させる操作などがあり、他の席に対する操作も同様である。
入力盤120に設けられるNFCアンテナ123の数は、車両内(車室内)の座席数に応じて設定されれば良い。たとえば、車室内に座席が7つある場合は車室内の座席の配置に対応させて7つのNFCアンテナを設ければよい。
なお、図1において車載機器131およびスピーカ132はそれぞれ1つしか記載されていないが、複数の車載機器131およびスピーカ132に接続されているものとする。次に、図4および図5を用いて入力盤120が備える車両コマンド変換部122の詳細を説明する。
図4および図5は入力盤120の車両コマンド変換部122に予め記録されたデータベースを示すものであり、図4は、アンテナIDと座席データとを紐付けるためのデータベースを示す図であり、図5はコマンドIDとコマンドとの紐付けるためのデータベースを示す図である。
前述のように、ユーザが操作体110の任意の1面を入力盤120の任意の領域(各NFCアンテナに囲まれた領域)に接触(あるいは接近)させることによって、NFC通信が行われると、NFC制御部121は入力盤120に接触されたNFCタグ113に格納されたコマンドIDをNFCアンテナ123を介して受信する。
これと同時にNFC制御部121は、複数のNFCアンテナ123のうち、いずれのN
FCアンテナが操作体110と通信を行ったかを検知する。該当するNFCアンテナの特定には、NFCアンテナに個別に付与されているアンテナIDが用いられる。
NFC制御部121は、上記した様に操作体110と入力盤120との間で通信が行われると、NFCタグ113から受信したコマンドIDとアンテナIDとを車両コマンド変換部122へ出力する。
車両コマンド変換部122は、NFC制御部121からコマンドIDとアンテナIDとを受信すると、図4および図5に示すデータテーブルに基づいて、ユーザが「どの位置(座席)に対して」、「何の機器」を「どのように操作する」操作を行ったかを判別することができる。
なお、図1において、車両コマンド変換部122は入力盤120に内包されるよう記載されているが、必ずしも車両コマンド変換部122が入力盤120と一体である必要は無く、車載機器131の任意の1つに設けられていてもよく、あるいは、制御対象となる複数の車載機器131にそれぞれ設けられる構成としても良い。
以上のように構成された操作入力装置1について、図6を用いて以下にその処理動作を説明する。
なお、以下の処理動作の説明においては、理解を助けるために具体例として、ユーザが「後部右座席のスピーカの音量を下げる」という操作を行う場合についても併記するが、本発明の操作入力装置の動作は、この具体例に用途が限定されるものではない。
図6は、本実施の形態における操作入力装置1の動作説明のためのフロー図である。図6において、まず、ステップS010にてNFC制御部121は、NFCアンテナ123のそれぞれに対して、IDを設けてNFCタグ113の検出を行う。
このとき、NFC制御部121はNFCアンテナ123の複数を同時に制御しても、時分割で1つずつ制御してもよい。
具体例として、NFC制御部121は、NFCアンテナ123a〜123dのそれぞれに対して、アンテナIDをAID1〜AID4のそれぞれを付与する。
ユーザは「スピーカの音量を下げる」という操作内容を表す簡略図が表示された面の対面が下になるように操作体110の姿勢を変更し、図2に示すNFCアンテナ123dの上に設置する(接触させる、あるいは接近させる)と、NFC制御部121はNFCアンテナ123dを介して操作体110と入力盤120の設置面にあるNFCタグ(具体例においてはNFCタグ113aとする)が検出される(ステップS0010)。
このとき、操作体110の操作体制御部111が、「スピーカの音量を下げる」というコマンドに対応したコマンドIDを格納しているNFCタグが搭載された面の対面に搭載されているLEDが点灯するよう制御処理を行うことで、ユーザが操作の有効性を確認することができる。
ステップS010でNFCタグ113のいずれかを検出すると、NFC制御部121は、NFCタグ113に格納されたコマンドIDを取得し(ステップS020)、NFCタグ113を検出したアンテナのアンテナIDを取得する(ステップS030)。
このとき具体例においては、NFCタグ113aに格納されたコマンドIDが「スピー
カの音量を下げる」に対応するCID1であり、これを入力盤120のNFCアンテナ123dを介してNFC制御部121が検出したことになる。
したがって具体例においては、NFC制御部121が、ステップS020にてCID1のコマンドIDを取得し、ステップS030にてAID4のNFCアンテナIDを取得する。
その後、ステップS020、ステップS030にて取得したNFCアンテナIDとコマンドIDを車両コマンド変換部122へ出力する(ステップS040)。
すると、車両コマンド変換部122ではNFC制御部121からNFCアンテナIDとコマンドIDを受信し(ステップS050)、受信したNFCアンテナIDと図4に示すデータベースとから座席データを取得するとともに、コマンドID図5に示すデータベースとから所望のコマンドを取得する(ステップS060)。
具体例においては、ステップS050では車両コマンド変換部122がNFC制御部121からCID1とAID4を取得し、ステップS060にて車両コマンド変換部122が入力されたAID4から車両コマンド変換部内の図4に示すデータベースと図5に示すデータベースに紐付けされた「後部右座席」を示す座席データと、CID1から「スピーカの音量を下げる」を示すコマンドを取得する。
その後ステップS060にて取得した座席データおよびコマンドからスピーカに出力するための車両コマンド音声データを生成し車両内のスピーカから出力する(ステップS070)。
具体例においては、ステップS070において、取得済の座席データ「後部右座席」とコマンド「スピーカの音量を下げる」から車両コマンド音声データを作成し、スピーカから「後部右座席のスピーカの音量を下げる」という音声が出力される。
この場合、「後部右座席のスピーカの音量を下げる」という音声は、後部右座席のみから出力してもよいし、車両に設けられた全スピーカあるいは予め設定される任意のスピーカから出力されても良い。
ステップS070の後に、NFC制御部121がステップS030で取得したNFCアンテナIDと同じアンテナIDを有するNFCアンテナを介してステップS020で取得したNFCタグに格納されたコマンドIDと同じコマンドIDが新たに検出されたか否かを判定する(ステップS080)。
具体例においては、NFC制御部121は、アンテナIDがAID4であるNFCアンテナ123dを介してコマンドIDがCID1であるNFCタグ113aが新たに検出されたか否かを判定する(ステップS080)。
ステップS080にてYesの場合は、S100に移行し車両コマンド変換部122が取得したコマンドと座席データに対応する被操作部への車両コマンド(所望の車載機器131に対する所望の操作コマンド)を生成して出力する。
具体例においては、車両コマンド変換部122は、コマンド「スピーカの音量を下げる」と座席データ「後部右座席」から被操作部への車両コマンド「後部右座席のスピーカの音量を下げる」を生成して出力する。これにより、後部右座席のスピーカに対し音量を下げる処理が実施される。
ステップS080にてNoの場合は、ステップS090に移行してステップS080における判定処理を5秒程度の一定時間継続する。
ステップS090にて、一定時間内にYesとなった場合はステップS100に移行し、Noとなった場合は、ステップS010に処理を戻す。
具体例においては、ステップS080にて新たにAID4とCID1を取得できなかった場合、5秒程度の一定時間のあいだ判定処理を継続する。
判定処理を継続してもAID4のアンテナIDとCID1のコマンドIDが検出されない場合は処理をステップS010に戻す。
判定処理の継続中にAID4のアンテナIDとCID1のコマンドIDが検出された場合は、ステップS100に移行し車両コマンド変換部はコマンド「スピーカの音量を下げる」と座席データ「後部右座席」から被操作部への車両コマンド「後部右座席のスピーカの音量を下げる」を生成して出力する。
以上説明したとおり、本実施の形態によれば、ユーザは、入力操作体の姿勢を制御するだけで、例えば「後部右座席の音量を下げる」という複雑な車両コマンド入力をより簡易に行うことができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における操作入力装置2について図面を参照しながら説明する。本実施の形態において、実施の形態1と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図7は本実施の形態にかかる操作入力装置2のブロック図であり、図8は本実施の形態にかかる操作入力装置2の外観図、図9は本実施の形態にかかる操作入力装置2の概略図、図10は本実施の形態にかかる操作入力装置の入力盤の使用例を説明するための図である。
図示のとおり、実施の形態1にかかる操作入力装置1と実施の形態2にかかる操作入力装置2とは入力盤の構成が異なる。
実施の形態2における入力盤220は、1つのNFCアンテナ223と入力盤220上における操作体110の位置を検出する操作体位置検出部を備える。
本実施の形態において、操作体位置検出部は、NFCアンテナに周囲を囲まれるように設けられた光学式タッチパネル224が用いられる。光学式タッチパネル224は、より具体的には赤外線投光器と赤外線イメージセンサを組み合わせたセンサ部224aと反射粋224bとで構成される。
図示のとおり、NFCアンテナ223は入力盤220の外周を囲う閉ループ状に入力盤220に設けられている。
ただし、必ずしも入力盤220の外周を囲うような構成である必要は無く、操作体110の大きさを考慮したうえで、操作体110がNFCアンテナ223の領域内で車室内の座席の配置に対応できる程度の大きさがNFCアンテナ223の閉ループ内に確保できる程度であればよい。
光学式タッチパネル224は一般的なものが適用される。たとえば入力盤220の外周部分など、ユーザの操作を邪魔しない位置にセンサ部224aが設けられ、センサ部224aから照射された赤外線を反射させてセンサ部224aに戻すよう入力盤220の外周の3辺に反射枠224bが設けられている。
光学式タッチパネル224は、センサ部224aから出力された赤外線が操作体110に遮られると赤外線が戻ってこなくなるので、センサ部224aのイメージセンサ上の影となって検出さる。この影の位置から入力盤220上の操作体110が置かれた位置座標を検出することができる。
これを利用して、図10に示すように入力盤220の面を座席の配置にあわせてA〜Dの4つの領域に分け、例えば、光学式タッチパネル224が検出した操作体110の位置座標が領域A内の座標であった場合は、前部右座席に対する操作であることを車両コマンド変換部122が認識できる。
したがって、入力盤220の面を分割する領域と光学式タッチパネル224が検出する位置座標との対応をデータテーブルなどを用いてあらかじめ記憶させておけばよいため、車内の座席数毎に入力盤220に設けるNFCアンテナの数を変更させる必要が無く、汎用性を高めることができる。
以上のように構成された操作入力装置2について、図11を用いて以下にその処理動作を説明する。
図11は、実施の形態2における動作説明のためのフロー図である。図11において、まず、NFC制御部121は、NFCアンテナ223を制御しNFCタグ113の検出を行う(ステップS201)。
ステップS201でNFCタグ113のいずれかを検出すると、NFC制御部121は、NFCタグ113に格納されたコマンドIDを取得する(ステップS202)。
NFC制御部121は、ステップS202においてコマンドIDを取得すると、光学式タッチパネル224から操作体110の位置をあらわす位置データを取得し(ステップS203)、ステップS202、ステップS203にて取得したコマンドIDと位置データとを車両コマンド変換部122へ出力する(ステップS204)。
すると、車両コマンド変換部122ではNFC制御部121からコマンドIDと位置データを受信し(ステップS205)、受信した位置データがどの座席に対応するかをあらわす座席データを取得するとともに、コマンドIDから所望のコマンドを取得する(ステップS206)。
その後ステップS206にて取得した座席データおよびコマンドからスピーカに出力するための車両コマンド音声データを生成し車両内のスピーカから出力する(ステップS207)。
ステップS207の後に、NFC制御部121はステップS202で取得したNFCタグに格納されたコマンドIDと同じコマンドIDが新たに検出されたか否かを判定する(ステップS208)。
ステップS208にてNoの場合は、ステップS209に移行してステップS208における判定処理を5秒程度の一定時間継続する。ステップS209にて、一定時間内にY
esとなった場合はステップS210に移行し、Noとなった場合は、ステップS201に処理を戻す。
ステップS208またはステップS209にてYesの場合、NFC制御部121は、ステップS208、もしくはステップS209でコマンドIDを検出した際に光学式タッチパネル224から出力された位置データ(座標)を取得して車両コマンド変換部122へ出力する(ステップS210)。
車両コマンド変換部122では、ステップS210にてNFC制御部121が出力した位置データから、操作体110が入力盤220のどの領域にて操作されたかを判別し、座席データを生成する(ステップS211)。
すると、車両コマンド変換部122ではステップS210において得られた座席データとステップS206で得られた座席データとが同一でであるかを判断し(ステップS212)、同一でなければ(ステップS212のNo)処理をステップS201へ戻し、同一であるならば(ステップS212のYes)ステップS213に移行する。
ステップS213では、車両コマンド変換部122が取得したコマンドと座席データに対応する被操作部への車両コマンド(所望の車載機器131に対する所望の操作コマンド)を生成して出力する。
以上説明したとおり、実施の形態2の操作入力装置2によれば、複数の座席を判別するために単数のNFCアンテナを利用することができるので、複数のNFCアンテナを用いる場合よりも操作入力装置2が生じる輻射を抑えることができ、EMC性能の向上につながる。
以上説明したとおり、本発明によれば、車内の空調機器やスピーカーの出力機器を操作するための車両コマンド入力インタフェースとして押下式ボタンや、静電スイッチ、ナビゲーション機器に表示されるGUIなどを用いることなく車載器機への入力操作を行うことができる。
すなわち、押下式ボタンや静電スイッチはそれらがどのような機能を有しているかを提示するスペースが少ないことにより、その車両にはじめて乗る人や、操作経験の少ない人にとっては、それらがどのような機能を有しているかを把握することは困難である。
本発明の操作入力装置によれば、操作体に設けられた簡略図によって被操作機能の概略が認識できるうえ、操作が確定する前に音声によって操作コマンドがユーザに報知されるため、上記した困難性を緩和することができる。
また、ナビゲーション機器に表示されるGUIでは、ナビゲーション機器にある程度使い慣れていることが求められる。さらに、これらのインタフェースを使い慣れていない人は操作部を注視して車両コマンド入力を行う必要がある。不特定多数が車内の空調機器やスピーカーを操作することを鑑みるとシンプルで誰でも操作しやすい入力装置が有用である。
本発明の操作入力装置によれば、このような課題も解消され、機器の利用に不慣れなユーザでも容易に入力操作を行うことができ、操作部を注視しなくともシンプルで使い易い操作入力装置を実現することができる。
本発明の入力操作体を用いた入出力手法は、電子機器を操作するための操作入力装置として有用である。
1、2 操作入力装置
110 操作体
111 操作体制御部
112 LED
113 NFCタグ
120、220 入力盤
121 NFC制御部
122 車両コマンド変換部
131 車載機器
132 スピーカ
224 光学式タッチパネル
301 前部左座席

Claims (4)

  1. 多面体からなる操作体と、前記操作体と通信することによって操作コマンドを特定する入力盤とを備えた操作入力装置であって、
    前記操作体は、前記多面体の少なくとも1つの面に設けられ、操作内容を表す簡略図を表示する表示部と、前記多面体の前記少なくとも1つの面の対向面側に設けられ、固有の認識番号情報と所定の機能を動作させるための操作内容を示す情報とを格納するタグと、を備え、
    前記入力盤は、操作対象箇所に応じて設けられ、前記タグと通信を行うためのアンテナ部と、前記操作対象箇所のうち前記入力盤における前記操作体の位置に対応した箇所に対し前記アンテナ部を介して受信した前記タグが格納する情報に応じたコマンドを出力する操作制御部と、を備えた、操作入力装置。
  2. 前記アンテナ部は、自装置を搭載する車両内の座席の位置と数に応じて複数設置される請求項1記載の操作入力装置。
  3. 前記アンテナ部は、自装置を搭載する車両内の座席の数よりも少ない数だけ設けられ、前記入力盤における前記操作体の位置を検出する操作体位置検出部を備えた請求項1記載の操作入力装置。
  4. 前記操作制御部は、前記アンテナ部を介して受信した前記タグが格納する情報に応じたコマンドおよび前記操作対象箇所のうち前記入力盤における前記操作体の位置に対応した箇所を前記車両内に設けられたスピーカから音声出力させる請求項2または3記載の操作入力装置。
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