JP2014144403A - 油圧機器のドレンフィルタ - Google Patents

油圧機器のドレンフィルタ Download PDF

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聡 田中舘
Kiyofumi Hosokawa
清文 細川
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健一 藤谷
Seiichi Ichige
清一 市毛
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Abstract

【課題】ドレンフィルタ内部の油の状態やフィルタ体のゴミ目詰まり状況を直接目視確認しなくても、フィルタ体の目詰り状態を適切に判定できるドレンフィタの提供。
【解決手段】本発明のドレンフィルタ20は、フランジャ12を有する油圧ジャッキ11と、作動油2を供給する油圧ポンプ3と、油タンク1と、給排用配管5と、サクションフィルタ6と、油圧ジャッキ11から外部に出た作動油2を回収した戻り油を油タンク1内に戻す油戻し配管18とを備えた油圧機器の油戻し配管18に設けられ、フィルタ体22,23と、流入口25aと排出口21bを有する本体21,25とを備えたドレンフィルタ20において、フィルタ体22,23の重量に応じて保持高さを変化させるようにフィルタ体22,23を保持する保持部21a、24を有し、保持高さに応じて目詰まり状態を示す棒状部材21cが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、油圧エレベータなどに用いられる油圧機器のドレンフィルタに関する。
一般に油圧エレベータにおいては、油タンク内にサクションフィルタが設けられている。このサクションフィルタが目詰まりすると、油圧ポンプ内部でキャビテーションがおこり振動や騒音を発生させることがある。これがエレベータの乗りかご内や機械室前においても人が感じるレベルまでになると不快感を与えてしまう。またこのような段階で適切な対処を怠り、サクションフィルタの目詰まりがあるレベルを超えてさらに進行するとエレベータの乗りかごが走行中に目的階に到着せず、途中で停止してしまい、乗りかご内の人を閉じ込めてしまう事故が発生する危険性も想定される。
このようなエレベータの事故を防止するために、油タンク内のサクションフィルタの点検、清掃が必要となるが、このような作業は非常に煩雑なものであった。そのため、点検、清掃作業の発生頻度を低下させるために油タンク内から一度外部に出た油が油タンク内に戻る油戻し配管に対して、油戻し配管を流れる作動油をろ過してエレベータの昇降路内から油戻し配管を流れる油に混入した異物が油タンク内に入らないようにするためのドレンフィルクを油戻し配管の流路に設置している。
このドレンフィルタの構造としては、上端面が開口部からなる円筒状の収納体と、この収納体の上端に取付られる蓋体と、二重に重ねられた状態で、収納体に収納されるフィルタ体とから主に構成されるドレンフィルタの構造が提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−259314号公報(段落0013、図1)
特許文献1に記載のドレンフィルタでは、目視以外に本体内部のフィルタ体の目詰まりの状態を確認する手段がないため、ドレンフィルタ内部のメッシュ部の目詰まり点検を行う際には以下のような手順で行っていた。即ち、まず作業者が乗りかごの上部に乗り、ドレンフィルタの点検が可能な位置まで乗りかごを移動させて停止させ、この状態でドレンフィルタ本体の固定具を外して蓋体を取外した後、この本体内からフィル夕体を取出してメヅシュ部の目詰まり状態をそれぞれ目視にて点検するという手順である。そのため、蓋を外さない外観からではフィルタの目詰まり状態、目詰まりの進展度が分からないので点検の都度確認が必要となり、作業者の負担が大きかった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、その目的は、ドレンフィルタ内部の油の状態やフィルタ体のゴミ目詰まり状況を直接目視確認しなくても、フィルタ体の目詰り状態を適切に判定することができるドレンフィルタを提供することにある。
本発明における油圧機器のドレンフィルタは、かかる問題点を解決するためになされたもので、作動油の供給、排出により昇降するプランジャを有する油圧ジャッキと、この油圧ジャッキに作動油を供給する油圧ポンプと、作動油を溜めておく油タンクと、前記油圧ジャッキと前記油タンクとを互いに接続する給排用配管と、前記油圧ジャッキに供給される作動油から異物を除去するサクションフィルタと、前記プランジャが動作した際に前記油圧ジャッキから外部に出た作動油を回収した戻り油を前記油タンク内に戻す油戻し配管と、前記油戻し配管に設けられ、前記戻り油に混入した異物を除去するフィルタ体と、前記フィルタ体を内部に保持した状態で流入する前記戻り油を前記フィルタ体の上部より排出する流入口と前記フィルタ体を通過しだ戻り油を前記油タンクに排出する排出口とを有する本体とを備えた油圧機器のドレンフィルタにおいて、前記本体は前記フィルタ体を保持する保持部を有し、前記保持部は前記フィルタ体の重量に応じて前記フィルタ体の保持高さを変化させるように前記フィルタ体を保持し、前記保持部による前記フィルタ体の保持高さに応じて前記フィルタ体の目詰まり状態を示す目詰まり認識手段を備えたことを特徴とする。
本発明の油圧機器のドレンフィルタによれば、ドレンフィルタ内部の油の状態やフィルタ体のゴミ目詰まり状況を直接目視確認しなくても、フィルタ体の目詰り状態を適切に判定することができるドレンフィルタを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る油圧機器のドレンフィルタの断面図である。 本発明の一実施形態に係る油圧機器のドレンフィルタのフィルタ体が所定量目詰まりした状態の油圧ドレンフィルタの断面図である。 本実施形態のドレンフィルタをジャッキレールに取付けた状態を示す正面図である。 本実施形態のドレンフィルタをジャッキレールに取付けた状態を示す側面図である。 本発明の別の実施形態に係る油圧機器のドレンフィルタの断面図である。 本実施形態における油圧機器のドレンフィルタが適用された油圧エレベータの概要を示す正面図である。
図6は本実施形態における油圧機器のドレンフィルタが適用された油圧エレベータの概要を示す正面図である。まず、本実施形態の油圧機器のドレンフィルタが適用される油圧エレベーターについて簡単に説明する。
図6に示す油圧エレベータ100は、作動油2の供給、排出により昇降するプランジャ12を有する油圧ジャッキ11と、この油圧ジャッキ11に作動油2を供給する油圧ポンプ3と、作動油2を溜めておく油タンク1と、油圧ジャッキ11と油タンク1とを互いに接続する給排用の配管5と、油圧ジャッキ11に供給される作動油2から異物を除去するサクションフィルタ6と、プランジャ12が動作した際に油圧ジャッキ11から外部に出た作動油を回収した戻り油を油タンク1内に戻す油戻し配管18とを備えている。
油圧エレベータ100は、機械室10に設置される油タンク1内の作動油2を油圧ポンプ3で油圧ジャッキ11に供給することにより、プランジャ12を上昇させ、このプランジャ12の上部に設置されたプーリ13を介しワイヤロープ14により乗りかご15を上昇させる。ワイヤロープ14は一端がジャッキ台16に固定され、他端が乗りかご15に接続されており、コントロールバルブ4で作動油2の流量を制御することにより、乗りかご15の速度制御を行っている。また、油圧ジャッキ11内の作動油2を配管5を介して油タンク1内に戻すことによりプランジャ12を下降させることで、同時に乗りかご15を下降させるようになっている。
このような油圧エレベータ100では、油タンク1内部の配管5aの吸込み端にサクションフィルク6が設置されていて、油タンク1内に何らかの理由によりごみ等の異物が混入した場合、このサクションフィルク6で濾過されるので、油圧ポンプ3、コントロ―ルバルブ4や油圧ジャッキ11内への異物の混入が防止されている。例えば、乗りかご15が上昇するとき、油圧ポンプ3が回転すると油タンク1内の作動油2はサクションフィルク6を通過し、油圧ジャッキ11内に圧送されてプランジャ12を上昇させ、それによってプランジャ12とワイヤロープ14で連結されている乗りかご15を上昇させる。
プランジャ12が上昇した際、プランジャ12の表面には作動油2が付着しており、プランジャ12表面に付着した作動油2は上昇するプランジャ12の表面を流下してグランド部17の溝部(図示しない)に溜まり、油戻し配管18に導かれる。このとき、グランド部17内のパッキン(図示しない)の摩耗片や昇降路19内に浮遊していた繊維状の塵埃19aがプランジャ12の表面の作動油2に付着すると、前記の溝部に溜まる作動油2にパッキンの摩耗片や塵埃19aなどの異物が一緒に残留し、作動油2に混入する。そこで、このような油戻し配管18から油タンク1に戻される戻り油である作動油2から異物を除去するために、本実施形態の油圧エレベータ100は、油圧ジャッキ11のグランド部17の近傍にドレンフィルタ20を設けている。
図6に示すように本実施形態のドレンフィルタ20は、戻り油が流れる流路であるグランド部17に接続された油戻し配管18の途中に取付けられている。以下、ドレンフィルタ20の取付状態について説明する。図3は本実施形態のドレンフィルタ20をジャッキレールに取付けた状態を示す正面図、図4は同側面図である。同図に示すように、ドレンフィルタ20は、例えば油圧ジャプキ11のプランジャ12が上昇した際に左右にぶれないようプランジャ12の伸縮方向と平行に立設されてプランジャ12の伸縮をガイドするジャッキレール11a等の塔内固定部材にブラケット30a、30bを取付けて、これらのブラケット30a、30bにUボルト30c等で固定される。
以下、本実施形態におけるドレンフィルタ20の構造について説明する。図1は本発明のー実施形態に係る油圧機器のドレンフィルタの断面図、図2は油圧フィルタ体が所定量目詰まりした状態の油圧ドレンフィルタの断面図である。同図に示すドレンフィルタ20は、戻り油に混入した異物を除去するフィルタ体22及び23と、フィルタ体22,23を内部に保持した状態で流入する戻り油をフィルタ体22,23の上部より排出する流入口25aとフィルタ体22,23を通過した戻り油を油タンク1に排出する排出口21bとを有する本体を構成する蓋体25及び収納体21とを備えている。
収納体21は本実施形態では上部が開放された円筒形状をしており、上端面にフィルタ体受部21aを、収納体21の下部には開口部からなる作動油2の排出口21bを備えている。そしてフィルタ体受部21aには上方に向かってばね力を付勢するばね部24が設けられている。
フィルタ体22は、収納体21に収納され、外方に向かって突出したつば部22aを上方に、戻り油を通過させながら戻り油に混入した異物を除去するだめのメッシュ部22bを下方に、垂直方向に伸びた棒状の目詰まり量認識手段である棒状部材22cをつば部22a上面にそれぞれ備えている。またフィルタ体23は、フィルタ体22の棒状部材22cが付いていない以外は同様の構造となっている。そして、フィルタ体22のつば部22aの下側につば部23aを重ね、フィルタ体22のメッシュ部22bをフィルタ体23のメッシュ部23bに内包し、二重に重ねられた状態としている。フィルタ体22,23はそれぞれフィルタ体受部21a上でフィルタ体22,23のつば部22a,23aを下方から保持するばね部24を介して収納体21に保持されている。
本実施形態ではフィルタ体受部21aとつば部23aとの間に介在してフィルタ体22,23を下方から保持するばね部24によって保持部が構成されている。また蓋体25は収納体21の上端に取付けられる構造となっており、棒状部材22cを貫通させる穴部25bを備えている。収納体21の側壁にはクランプ装置26が取付けられており、クランプ装置26によって蓋体25を収納体21の開口部に固定する構成とされている。
また棒状部材22cはその表面に一定間隔で目盛り線が付けられており、蓋体25の表面からどの目盛り線までが見えるかによってフィルタ体22,23の沈み量が蓋体5を外さなくて心外部から見えるようになっている。なお、この目盛り線は例えば一定間隔で異なる色で塗り分けたり、蛍光塗料や内部にLEDなどを入れて発光するようにしたり、これらを組み合わせて例えば離れた位置からでも沈み量がよく見えるように様々な加工を施すことも可能である。
本実施形態のドレンフィルタ20にあっては、油戻し配管18に導かれた作動油2が、グランド部17の近傍に設置されたドレンフィルタ20の蓋体25の流入口25aより流入して、内側のフィルタ体22のメッシュ部22bの底部に到達するとき、作動油2に含まれるパッキンの摩耗片や塵埃19aなどの異物がメッシュ部22bで濾過されるので、作動油2のみがメッシュ部22bを通過する。次いで、外側のフィルタ体23のメッシュ部23bで濾過された後、作動油2が排出口21bから流出し下流側の油戻し配管18を介して油タンク1内に到達する。これにより、油タンク1に混入するパッキンの摩耗片や塵埃19aなどの異物をメッシュ部22b、23bで濾過し、油タンク1内には混入させないので、困難な作業であったサクションフィルダ6の清掃作業の回数を減らすことができる。また、フィルタ体22,23は、上述のような濾過動作が繰り返されると、徐々にメッシュ部22b、23bの内壁にパッキンの摩耗片や塵埃19aなどの異物が付着していく。このとき、メッシュ部22b、23bの内側に異物が蓄積している状態においては、図2に示すようにコップのような状態になり、すなわち作動油2が溜まっている状態となる。この状態となると、フィルタ体22,23の重量が増すため、フィルタ体22,23のフィルタつば部22a、23aを保持しているフィルタ体受部21aへの荷重が増すことになり、フィルタ体受部21aとつば部23aの間に設けたばね部24が重量に応じて圧縮される。この圧縮量に応じた棒状部材22cの目盛り線が蓋体25から現れている部分を見ることによってフィルタ体22,23のメッシュ部22b,23bの目詰まり状態を把握できる。
このようにフィルタ体22のつば部22aに設けられた棒状部材22cは、フィルタ体22,23の沈み込みに同期して蓋体25からの突出部位が変化し、蓋体25からの出張り量も減少するので、作業員はドレンフィルタ20の点検を行う際、作業者が乗りかご15の上部に乗り、ドレンフィルタ20を点検可能な位置まで乗りかご15を移動させて停止させる。そしてこの状態で、目詰まり量認識手段22cの出張り量を確認し、目詰まりによるフィルタ体22,23の沈み込み量の状態を把握する。
このように、蓋体25を収納体21から取外し、フィルタ体22,23を外し直接確認することなく、フィルタ体22,23のメッシュ部の目詰まり状態を外部から認識できる。これにより、清掃・交換の要否または、点検時点では交換は不要でも交換が必要な時期への裕度を判断することができ、フィルタの目詰まり状況を簡単且つ、確実に点検することができる。
以上説明したように、本実施形態における収納体21及び蓋体25からなる本体は、フィルタ体受部21aとばね部24によって構成されたフィルタ体を保持する保持部を有し、この保持部はフィルタ体22及び23の重量に応じてフィルタ体22,23の保持高さを変化させるようにフィルタ体22,23を保持しており、フィルタ体22には保持部によるフィルタ体22,23の保持高さに応じてフィルタ体22,23の目詰まり状態を示す目詰まり認識手段としての棒状部材22cが設けられているので、フィルタ体22,23のメッシュ部22b,23bに目詰まりで作動油が溜まりフィルタ体22,23に異物や戻り油が滞留して重量増加する現象でフィルタ体22,23を保持するばね部24がフィルタ体22,23の重量に応じで伸縮し、その変化に合わせてフィルタ体22,23に設置され蓋体25に設けられた穴部25bから一部露出した目詰まり認識手段である棒状部材22cの出張り長さが変化するため、蓋体25を外さなくても内部の目詰まり状態を把握し、交換要否を判断することができる。また、目詰まりの進行状態も判るため、交換が必要な時期を予測することができる。
なお、本実施形態によれば、フィルタ体22,23は、下部に戻り油を通過させながら戻り油に混入した異物を除去するためのメッシュ部材22b,23bと、上部に外方に向かって突出したつば部22a,23aとを備え、目詰まり認識手段をつば部22aの上面から垂直方向に伸びる棒状部材22cによって構成し、フィルタ体受部21aとばね部24によって構成された保持部はばね部24を介してフィルタ体22,23のつば部22a,23aを下方から保持する構造にしたので、従来のドレンフィルタ20の構造を大きく変更することなく簡単な構成で実施するごとが可能となる。
なお、従来のドレンフィルタ20を改造する例として図5に示すような形態をとってもよい。図5は本発明の別実施形態に係る油圧機器のドレンフィルタの断面図である。前述の実施形態ではフィルタ体受部21aと、収納体21を一体とする構造を示したが、すでに取付けられているドレンフィルタ20の収納体21にばね部24がなくフィルタ体22,23を直接収納体21上部で受けている構造の場合は、図5に示すように収納体21をそのまま流用し、収納体21上部の淵部28全周と係合できる溝を備えた単体のフィルタ受体27を設け、このフィルタ受部27にばね部24を備えさせ、フィルタ22,23、蓋体25を組み合わせ可能とする構造としても良い。この場合、フィルタ受部27で蓋体25を受けた状態で固定できるクランプ部材もこのフィノレタ受部27に設ける構成であると、より安定した状態の組み立て状態とすることができるようになる。
本実施形態によれば、従来用いていたドレンフィルタに、より簡単な改造で本発明を適用することが可能となる。
なお、前述の各実施形態では目詰まり認識手段として棒状部材22cを用いる構成を例に挙げて説明したが本発明はこのような構成に限られるものではなく、例えばフィルタ受部21aとつば部22a,23aの間の変位を検知するセンサを設けたり、このセンサの出力を利用して、フィルタ受部21aとつば部22a,23aの間の距離が所定の距離より狭くなった場合に、警告ランプを表示させたり、監視センタなどに通報を出すような構成とすることもできる。
また、フィルタ22,23の清掃、交換の際に棒状部材22cの長さが邪魔になり、蓋体25が取り外しづらい場合には、フィルタ22のつば部22a棒状部材22cを立設状態で保持する棒状部材保持部を設け、棒状部材22cの根元部分を支えて立設できるようにし、蓋体25の取り外し時など、棒状部材22cが邪魔になる作業の場合には取り外して作業を行えるように構成してもよい。
1 油タンク
2 作動油
3 油圧ポンプ
4 コントロールバルブ
5 配管
6 サクションフィルタ
10 機械室
11 油圧ジャッキ
11a ジャッキレール
12 プランジャ
13 プーリ
14 ワイヤロープ
15 乗りかご
16 ジャッキ台
17 グランド部
18 油戻し配管
19 昇降路
19a 塵埃
20 ドレンフィルタ
21 収納体
21a フイルタ体受部
21b 排出口
22,23 フィルタ体
22a,23b つば部
22b,23b メッシュ部
22c 棒状部材
24 ばね部
25 蓋体
25a 流入口
25b 穴部
26 クランプ装置
27 フィルタ受体
28 収納部淵部
30a,30b ブラケット
30c Uボルト
100 油圧エレベータ

Claims (2)

  1. 作動油の供給、排出により昇降するプランジャを有する油圧ジャッキと、この油圧ジャッキに作動油を供給する油圧ポンプと、作動油を溜めておく油タンクと、前記油圧ジャッキと前記油タンクとを互いに接続する給排用配管と、前記油圧ジャッキに供給される作動油から異物を除去するサクションフィルタと、前記プランジャが動作した際に前記油圧ジャッキから外部に出た作動油を回収した戻り油を前記油タンク内に戻す油戻し配管と、前記戻し配管に設けられ、前記戻り油に混入した異物を除去するフィルタ体と、前記フィルタ体を内部に保持した状態で流入する前記戻り油を前記フィルタ体の上部より排出する流入口と前記フィルタ体を通過した戻り油を前記油タンクに排出する排出口とを有する本体とを備えた油圧機器のドレンフィルタにおいて、
    前記本体は前記フィルタ体を保持する保持部を有し、前記保持部は前記フィルタ体の重量に応じて前記フィルタ体の保持高さを変化させるように前記フィルタ体を保持し、前記保持部による前記フィルタ体の保持高さに応じて前記フィルタ体の目詰まり状態を示す目詰まり認識手段が設けられたことを特徴とする油圧機器のドレンフィルタ。
  2. 請求項1に記載の油圧機器のドレンフィルタにおいて、
    前記フィルタ体は、下部に前記戻り油を通過させながら前記戻り油に混入した異物を除去するためのメツシュ部材と、上部に外方に向かって突出したつば部とを備え、
    前記目詰まり認識手段は前記つば部の上面から垂直方向に伸びる棒状部材によって構成され、
    前記保持部は前記フィルタ体の前記つば部を下方から保持するばね部を介して保持することを特徴とする油圧機器のドレンフィルタ。
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