JP2014137042A - Fuel injection amount control device - Google Patents
Fuel injection amount control device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014137042A JP2014137042A JP2013007260A JP2013007260A JP2014137042A JP 2014137042 A JP2014137042 A JP 2014137042A JP 2013007260 A JP2013007260 A JP 2013007260A JP 2013007260 A JP2013007260 A JP 2013007260A JP 2014137042 A JP2014137042 A JP 2014137042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- amount
- fuel injection
- correction
- correction amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
Description
本発明は、燃料噴射量制御装置に関する。 The present invention relates to a fuel injection amount control device.
従来の燃料噴射量制御装置としては、内燃機関の複数の気筒の各々に燃料を噴射する複数のインジェクタと、複数のインジェクタに燃料を分配するデリバリパイプと、デリバリパイプ内の燃料を加熱するデリバリパイプヒータと、デリバリパイプヒータの動作を制御する燃料加熱制御手段と、複数のインジェクタからの燃料の噴射を制御する燃料噴射制御手段とを備え、燃料噴射制御手段が、複数のインジェクタの初回噴射時において、燃料加熱制御手段によって燃料が加熱された場合に、デリバリパイプの入口に最も近いインジェクタから順に加熱された燃料を噴射するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 As a conventional fuel injection amount control device, a plurality of injectors that inject fuel into each of a plurality of cylinders of an internal combustion engine, a delivery pipe that distributes fuel to the plurality of injectors, and a delivery pipe that heats the fuel in the delivery pipe A heater, a fuel heating control means for controlling the operation of the delivery pipe heater, and a fuel injection control means for controlling the injection of fuel from the plurality of injectors, the fuel injection control means at the time of initial injection of the plurality of injectors In addition, when the fuel is heated by the fuel heating control means, it is known to inject the heated fuel in order from the injector closest to the inlet of the delivery pipe (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、このような従来の燃料噴射量制御装置は、内燃機関の冷却水の温度と、燃料のアルコール濃度と、内燃機関の負荷とに基づいて、燃料噴射量を決定しているものの、デリバリパイプヒータによって加熱された燃料の温度について考慮されていなかった。 However, such a conventional fuel injection amount control device determines the fuel injection amount based on the temperature of the cooling water of the internal combustion engine, the alcohol concentration of the fuel, and the load of the internal combustion engine. The temperature of the fuel heated by the heater was not considered.
このため、従来の燃料噴射量制御装置は、過剰な加熱により燃料の気化が過剰になることでオーバリッチを生じさせたり、加熱不足により燃料の気化が不足することでオーバーリーンを生じさせたりすることにより、燃料の燃焼状態を悪化させてしまうことがあるため、ドライバビリティを悪化させてしまうことがあるといった課題があった。 For this reason, the conventional fuel injection amount control device causes overriching due to excessive fuel vaporization due to excessive heating, or overlean due to insufficient fuel vaporization due to insufficient heating. As a result, the combustion state of the fuel may be deteriorated, so that the drivability may be deteriorated.
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、従来のものと比較して、ドライバビリティを向上させることができる燃料噴射量制御装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve such a problem, and an object thereof is to provide a fuel injection amount control device capable of improving drivability as compared with the conventional one.
本発明の燃料噴射量制御装置は、上記目的を達成するため、(1)内燃機関に供給される燃料を加熱する燃料加熱手段と、前記内燃機関に対する燃料噴射量の補正量を調節する噴射補正量調節手段と、を備えた燃料噴射量制御装置において、前記噴射補正量調節手段は、前記燃料加熱手段が作動している状態では、前記燃料加熱手段が作動していない状態にあるときより、前記補正量が少なくなるように調節するように構成されている。 In order to achieve the above object, a fuel injection amount control apparatus according to the present invention includes (1) fuel heating means for heating fuel supplied to an internal combustion engine, and injection correction for adjusting a correction amount of the fuel injection amount for the internal combustion engine. In the fuel injection amount control device comprising the amount adjusting means, the injection correction amount adjusting means is in a state where the fuel heating means is not in operation when the fuel heating means is in operation. The correction amount is adjusted to be small.
この構成により、本発明の燃料噴射量制御装置は、燃料加熱手段が作動している状態では、燃料加熱手段が作動していない状態にあるときより、燃料噴射量の補正量を少なくすることにより、内燃機関に噴射される燃料の温度に応じて燃料噴射量の補正量を調節するため、従来のものと比較して、ドライバビリティを向上させることができる。 With this configuration, the fuel injection amount control device according to the present invention reduces the correction amount of the fuel injection amount when the fuel heating unit is operating, compared to when the fuel heating unit is not operating. Since the correction amount of the fuel injection amount is adjusted according to the temperature of the fuel injected into the internal combustion engine, drivability can be improved as compared with the conventional one.
なお、上記(1)に記載の燃料噴射量制御装置において、(2)前記噴射補正量調節手段は、前記燃料加熱手段の作動量が大きいほど、前記補正量が少なくなるように調節するようにしてもよい。 In the fuel injection amount control device described in (1) above, (2) the injection correction amount adjusting means adjusts so that the correction amount decreases as the operating amount of the fuel heating means increases. May be.
この構成により、本発明の燃料噴射量制御装置は、内燃機関に噴射される燃料の温度に応じて燃料噴射量の補正量を高精細に調節することができる。 With this configuration, the fuel injection amount control device of the present invention can adjust the correction amount of the fuel injection amount with high definition according to the temperature of the fuel injected into the internal combustion engine.
なお、上記(1)または(2)に記載の燃料噴射量制御装置において、(3)前記補正量は、前記内燃機関が定常運転時にあるときの補正量と、前記内燃機関が始動した直後に吸気マニホールドの内壁に付着した燃料分の補正量と、前記内燃機関が始動してから前記内燃機関の機関回転数が予め定められた回転数に達したときに吸気マニホールドの内壁に付着した燃料分の補正量とを含むようにしてもよい。 In the fuel injection amount control device according to the above (1) or (2), (3) the correction amount includes a correction amount when the internal combustion engine is in steady operation, and immediately after the internal combustion engine is started. The correction amount of the fuel adhering to the inner wall of the intake manifold and the fuel adhering to the inner wall of the intake manifold when the engine speed of the internal combustion engine reaches a predetermined speed after the internal combustion engine is started. May be included.
この構成により、本発明の燃料噴射量制御装置は、内燃機関が定常運転時にあるときの補正量だけでなく、内燃機関が始動した直後に吸気マニホールドの内壁に付着した燃料分の補正量と、内燃機関が始動してから内燃機関の機関回転数が予め定められた回転数に達したときに吸気マニホールドの内壁に付着した燃料分の補正量とを内燃機関に噴射される燃料の温度に応じて調節することができる。 With this configuration, the fuel injection amount control device of the present invention is not only a correction amount when the internal combustion engine is in steady operation, but also a correction amount of fuel adhering to the inner wall of the intake manifold immediately after the internal combustion engine is started, The correction amount of the fuel adhering to the inner wall of the intake manifold when the engine speed of the internal combustion engine reaches a predetermined speed since the start of the internal combustion engine depends on the temperature of the fuel injected into the internal combustion engine Can be adjusted.
本発明によれば、従来のものと比較して、ドライバビリティを向上させることができる燃料噴射量制御装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a fuel injection amount control device capable of improving drivability as compared with the conventional one.
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
(第1の実施の形態)
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る燃料噴射量制御装置を搭載した車両は、内燃機関としてエンジン1と、エンジン1に対する燃料噴射量を制御するためのEFI−ECU(Electric Fuel Injection-Electronic Control Unit)100と、エンジン1に噴射される燃料の温度を制御する加熱用ECU200とを備えている。
(First embodiment)
As shown in FIG. 1, a vehicle equipped with a fuel injection amount control device according to a first embodiment of the present invention includes an
エンジン1は、ピストン2が気筒としてのシリンダ3内を2往復する間に吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程をからなる一連の4行程を行うとともに、圧縮行程および膨張行程の間に点火を行う4サイクルのエンジンによって構成されている。
The
ピストン2は、コネクティングロッド4を介してクランクシャフト5に連結されている。コネクティングロッド4は、ピストン2の往復動をクランクシャフト5の回転運動に変換するようになっている。
The piston 2 is connected to the
エンジン1に用いられる燃料は、エタノールやメタノール等のアルコールを含む混合燃料である。すなわち、エンジン1は、ガソリン等の炭化水素燃料とアルコール燃料とが混合された混合燃料を利用することができる、いわゆるFFV(Flexible Fuel Vehicle)に搭載されるFFV用エンジンである。
The fuel used for the
エンジン1は、ガソリンのみ、アルコールとガソリンとの混合燃料、または、アルコールのみで作動することができるようになっている。すなわち、エンジン1に供給される燃料は、0%(ガソリンのみ)から100%(アルコールのみ)の間でアルコール濃度を変化させることができる。
The
エンジン1には、吸気管10が接続され、この吸気管10内に吸気通路10aが形成されている。吸気通路10aの最上流部には、エアクリーナ11が設けられている。また、エアクリーナ11の下流側には、吸入空気量Gaを検出するエアフローメータ12が設けられている。
An
エアフローメータ12の下流側には、スロットルモータ13によってその開度が調節されるスロットルバルブ14が設けられている。エアフローメータ12の下流側には、スロットルバルブ14に隣接してスロットル開度センサ15が設けられている。スロットル開度センサ15は、スロットルバルブ14の開度(スロットル開度)を検出するようになっている。
A throttle valve 14 whose opening degree is adjusted by a throttle motor 13 is provided on the downstream side of the
スロットルバルブ14の下流側には、サージタンク16が設けられている。サージタンク16には、エンジン1に形成された各気筒に空気を導入する吸気マニホールド17が接続されている。各気筒の吸気マニホールド17の吸気ポート近傍には、燃料を噴射する燃料噴射弁18が取り付けられている。
A
エンジン1のシリンダヘッドには、気筒毎に点火プラグ20が取り付けられている。点火プラグ20は、プラチナやイリジウム合金製の電極を有する公知の点火プラグによって構成されている。
A
すなわち、点火プラグ20は、電極間で火花放電させることにより、筒内の噴射された燃料に着火させるようになっている。各点火プラグ20が火花放電させるタイミングは、EFI−ECU100によって制御される。
That is, the
エンジン1の排気ポート側には、排気管21が接続され、排気管21には、排出ガスを浄化する三元触媒等を有する排気浄化装置23が設けられている。また、エンジン1のシリンダブロックには、エンジン1の冷却水の温度(以下、単に「エンジン水温」という)Tを検出する水温センサ25が設けられている。
An
クランクシャフト5の外周側には、クランクシャフト5が所定クランク角分回転するごとにパルス信号を出力するクランク角センサ26が設けられている。クランク角センサ26のパルス信号は、EFI−ECU100に出力される。EFI−ECU100は、クランク角センサ26から出力されたパルス信号に基づいて、エンジン1の機関回転数(以下、単に「エンジン回転数」という)Neを算出するようになっている。
A
また、エンジン1には、始動時にクランクシャフト5を回転駆動(クランキング)するためのスタータ30が設けられている。スタータ30は、EFI−ECU100による制御に応じてエンジン1をクランキングするようになっている。
Further, the
燃料噴射弁18は、デリバリパイプ31および燃料配管32を介して燃料タンク33に接続されている。本実施の形態において、燃料タンク33には、アルコールとガソリンとの混合燃料が貯留される。
The
燃料タンク33内には、電動式の燃料ポンプ34が設けられており、この燃料ポンプ34によって燃料タンク33内に貯留されている燃料が汲み上げられて燃料配管32に圧送されるようになっている。なお、本実施の形態においては、燃料ポンプ34が燃料タンク33内に設けられているが、燃料ポンプ34が燃料タンク33外に設けられていてもよい。
An
燃料ポンプ34から吐出された燃料は、燃料配管32を通じてデリバリパイプ31に圧送され、デリバリパイプ31から各気筒の燃料噴射弁18に分配される。燃料タンク33からデリバリパイプ31までの燃料供給系には、アルコール濃度センサ37が設けられている。
The fuel discharged from the
アルコール濃度センサ37は、例えば、燃料タンク33内や燃料配管32またはデリバリパイプ31に設けられ、燃料噴射弁18から噴射される燃料中のアルコール濃度を検出するようになっている。
The alcohol concentration sensor 37 is provided, for example, in the
ここで、エンジン1のようなFFV用エンジンは、エタノールまたはメタノール等のアルコールをガソリンと混合した混合燃料を用いることができるため、燃料のアルコール濃度が気筒内の燃焼状態に大きな影響を及ぼすことが知られている。
Here, since the FFV engine such as the
すなわち、ガソリンは、低沸点成分を含むため、低温時においても気化しやすいという特性を有する。一方で、アルコールは、沸点が高い(例えば、エタノールの場合には約78℃)という特性を有する。 That is, since gasoline contains a low boiling point component, it has a characteristic that it is easily vaporized even at low temperatures. On the other hand, alcohol has a high boiling point (for example, about 78 ° C. in the case of ethanol).
したがって、アルコール濃度の高い燃料は、アルコールの沸点より低い温度では気化しにくい。このため、燃料噴射弁18は、低温時の燃料の気化促進を目的として燃料を昇温するためのヒータ19を内部に有している。
Therefore, fuel with a high alcohol concentration is difficult to vaporize at a temperature lower than the boiling point of alcohol. For this reason, the
すなわち、ヒータ19は、燃料タンク33からエンジン1に供給され燃料噴射弁18から噴射される燃料を加熱するようになっている。本実施の形態において、ヒータ19は、例えば、電気駆動式の公知のヒータによって構成される。
That is, the
EFI−ECU100は、CPU(Central Processing Unit)101と、RAM(Random Access Memory)102と、ROM(Read Only Memory)103と、フラッシュメモリ104と、入出力ポート(以下、単に「I/Oポート」という)105とを備えたマイクロプロセッサによって構成されている。
The EFI-
EFI−ECU100のROM103には、各種制御定数や各種マップ等と共に、当該マイクロプロセッサをEFI−ECU100として機能させるためのプログラムが記憶されている。
The
すなわち、EFI−ECU100のCPU101がRAM103を作業領域としてROM103に記憶されたプログラムを実行することにより、当該マイクロプロセッサは、EFI−ECU100として機能する。
That is, the
EFI−ECU100のI/Oポート105の入力側には、エアフローメータ12、スロットル開度センサ15、水温センサ25、クランク角センサ26およびアルコール濃度センサ37等の各種センサ類が接続されている。
Various sensors such as an
EFI−ECU100のI/Oポート105の出力側には、スロットルモータ13、燃料噴射弁18、点火プラグ20、スタータ30および燃料ポンプ34等の各種制御対象類が接続されている。
Various control objects such as a throttle motor 13, a
EFI−ECU100は、I/Oポート105の入力側に接続された各種センサ類から入力される検出信号に基づいて定まるエンジン1の運転状態に応じて、I/Oポート105の出力側に接続された各種制御対象類を制御するようになっている。
The EFI-
例えば、EFI−ECU100は、燃料噴射弁18の燃料噴射量Iqを調節するようになっている。具体的には、EFI−ECU100は、燃料噴射弁18の燃料噴射時間および燃料噴射圧力の少なくとも一方を変化させることにより、燃料噴射量Iqを制御するようになっている。
For example, the EFI-
EFI−ECU100は、高速CAN(Controller Area Network)を介して、加熱用ECU200に接続されている。加熱用ECU200は、CPU201と、RAM202と、ROM203と、フラッシュメモリ204と、I/Oポート205とを備えたマイクロプロセッサによって構成されている。
The EFI-
加熱用ECU200のROM203には、当該マイクロプロセッサを加熱用ECU200として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、加熱用ECU200のCPU201がRAM202を作業領域としてROM203に記憶されたプログラムを実行することにより、当該マイクロプロセッサは、加熱用ECU200として機能する。
The
加熱用ECU200は、各ヒータ19を駆動するためのドライバ回路206を有している。加熱用ECU200は、EFI−ECU100から送信される指示信号に基づいて、ドライバ回路206を介して各ヒータ19を作動させたり停止させたりするようになっている。このように、加熱用ECU200は、ヒータ19と協働して、エンジン1に供給される燃料を加熱する燃料加熱手段を構成する。
The
ここで、EFI−ECU100は、例えば、アルコール濃度Cに対して予め対応付けられたエンジン水温Tonよりもエンジン水温Tが低いこと条件として、加熱用ECU200を介して、各ヒータ19を作動させ、エンジン水温Tがエンジン水温Ton以上となっていることを条件として、加熱用ECU200を介して、各ヒータ19を作動させるようになっている。
Here, for example, the EFI-
以下、燃料噴射弁18の燃料噴射量Iqを調節する噴射補正量調節手段を構成するEFI−ECU100について詳細に説明する。EFI−ECU100は、エンジン1の負荷率(以下、単に「エンジン負荷率」という)KL(=Ga/Ne)に応じて、燃料噴射量Iqを決定するようになっている。
Hereinafter, the EFI-
また、EFI−ECU100は、ヒータ19の作動状態と、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cと、エンジン負荷率KLとに応じて、定常運転時における燃料噴射量Iqの定常補正量dIq1を決定するようになっている。
Further, the EFI-
具体的には、図2に示すように、EFI−ECU100のROMには、ヒータ19を作動させているときに参照される第1定常運転時補正マップ300と、ヒータ19を作動させていないときに参照される第2定常運転時補正マップ301とが格納されている。各定常運転時補正マップ300、301は、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cと、エンジン負荷率KLとに対して定常補正量dIq1が対応付けられている。
Specifically, as shown in FIG. 2, in the ROM of the EFI-
ここで、各定常運転時補正マップ300、301は、エンジン水温Tが高くなるにつれて定常補正量dIq1が0になるまで少なくなるように定められ、アルコール濃度Cが高くなるほど定常補正量dIq1が多くなるように定められ、エンジン負荷率KLが高くなるほど定常補正量dIq1が多くなるように定められている。 Here, each of the steady operation correction maps 300 and 301 is determined so that the steady correction amount dIq1 decreases until the engine water temperature T increases, and the steady correction amount dIq1 increases as the alcohol concentration C increases. The steady correction amount dIq1 is determined to increase as the engine load factor KL increases.
第1定常運転時補正マップ300は、エンジン水温T、アルコール濃度Cおよびエンジン負荷率KLがそれぞれ同一の場合、第2定常運転時補正マップ301より定常補正量dIq1が少なくなるように定められている。
The first steady
EFI−ECU100は、ヒータ19を作動させていることを条件として、第1定常運転時補正マップ300を参照して定常補正量dIq1を決定し、ヒータ19を作動させていないことを条件として、第2定常運転時補正マップ301を参照して定常補正量dIq1を決定するようになっている。
The EFI-
さらに、EFI−ECU100は、ヒータ19の作動状態と、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cとに応じて、エンジン1が始動した直後に生じたマニホールドウェット分の燃料噴射量Iqに対する始動分補正量dIq2を決定するようになっている。ここで、マニホールドウェットとは、吸気マニホールド17の内壁に付着する燃料のことをいう。
Further, the EFI-
具体的には、図3に示すように、EFI−ECU100のROMには、ヒータ19を作動させているときに参照される第1始動分補正マップ302と、ヒータ19を作動させていないときに参照される第2始動分補正マップ303とが格納されている。各始動分補正マップ302、303は、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cとに対して始動分補正量dIq2が対応付けられている。
Specifically, as shown in FIG. 3, in the ROM of the EFI-
ここで、各始動分補正マップ302、303は、エンジン水温Tが高くなるにつれて始動分補正量dIq2が0になるまで少なくなるように定められ、アルコール濃度Cが高くなるほど始動分補正量dIq2が多くなるように定められている。 Here, the start-up correction maps 302 and 303 are determined so that the start-up correction amount dIq2 decreases as the engine water temperature T increases, and the start-up correction amount dIq2 increases as the alcohol concentration C increases. It is determined to be.
第1始動分補正マップ302は、エンジン水温Tおよびアルコール濃度Cがそれぞれ同一の場合、第2始動分補正マップ303より始動分補正量dIq2が少なくなるように定められている。
The first
EFI−ECU100は、ヒータ19を作動させていることを条件として、第1始動分補正マップ302を参照して始動分補正量dIq2を決定し、ヒータ19を作動させていないことを条件として、第2始動分補正マップ303を参照して始動分補正量dIq2を決定するようになっている。
The EFI-
さらに、EFI−ECU100は、ヒータ19の作動状態と、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cとに応じて、エンジン1が始動モードから抜けたときに生じたマニホールドウェット分の燃料噴射量Iqに対する始動モード分補正量dIq3を決定するようになっている。ここで、エンジン1の始動モードとは、エンジン1が始動してからエンジン回転数Neが予め定められた回転数に達するまでの状態のことをいう。
Further, the EFI-
具体的には、図4に示すように、EFI−ECU100のROMには、ヒータ19を作動させているときに参照される第1始動モード分補正マップ304と、ヒータ19を作動させていないときに参照される第2始動モード分補正マップ305とが格納されている。各始動モード分補正マップ304、305は、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cとに対して始動モード分補正量dIq3が対応付けられている。
Specifically, as shown in FIG. 4, the ROM of the EFI-
ここで、各始動モード分補正マップ304、305は、エンジン水温Tが高くなるにつれて始動モード分補正量dIq3が0になるまで少なくなるように定められ、アルコール濃度Cが高くなるほど始動モード分補正量dIq3が多くなるように定められている。
Here, each start
第1始動モード分補正マップ304は、エンジン水温Tおよびアルコール濃度Cがそれぞれ同一の場合、第2始動モード分補正マップ305より始動モード分補正量dIq3が少なくなるように定められている。
The first start
EFI−ECU100は、ヒータ19を作動させていることを条件として、第1始動モード分補正マップ304を参照して始動モード分補正量dIq3を決定し、ヒータ19を作動させていないことを条件として、第2始動モード分補正マップ305を参照して始動モード分補正量dIq3を決定するようになっている。
The EFI-
EFI−ECU100は、燃料噴射量Iqに、定常補正量dIq1と、始動分補正量dIq2と、始動モード分補正量dIq3とを加算した量を燃料噴射弁18の燃料噴射量Iqとして決定することにより、燃料噴射量Iqを調節するようになっている。
The EFI-
以上のように構成されたEFI−ECU100による燃料噴射量補正動作について図5を参照して説明する。なお、以下に説明する燃料噴射量補正動作は、エンジン1が始動モードを抜けたときからエンジン1が停止するまでの間、気筒毎に繰り返し実行される。
The fuel injection amount correcting operation by the EFI-
まず、EFI−ECU100は、ヒータ19を作動させているか否かを判断する(ステップS1)。ここで、ヒータ19を作動させていると判断した場合には、EFI−ECU100は、第1定常運転時補正マップ300を参照して、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cと、エンジン負荷率KLとに対応する定常補正量dIq1を決定する(ステップS2)。
First, the EFI-
次いで、EFI−ECU100は、第1始動分補正マップ302を参照して、エンジン水温Tおよびアルコール濃度Cに対応する始動分補正量dIq2を決定する(ステップS3)。
Next, the EFI-
次いで、EFI−ECU100は、第1始動モード分補正マップ304を参照して、エンジン水温Tおよびアルコール濃度Cに対応する始動モード分補正量dIq3を決定する(ステップS4)。
Next, the EFI-
ステップS1において、ヒータ19を作動させていないと判断した場合には、EFI−ECU100は、第2定常運転時補正マップ301を参照して、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cと、エンジン負荷率KLとに対応する定常補正量dIq1を決定する(ステップS5)。
If it is determined in step S1 that the
次いで、EFI−ECU100は、第2始動分補正マップ303を参照して、エンジン水温Tおよびアルコール濃度Cに対応する始動分補正量dIq2を決定する(ステップS6)。
Next, the EFI-
次いで、EFI−ECU100は、第2始動モード分補正マップ305を参照して、エンジン水温Tおよびアルコール濃度Cに対応する始動モード分補正量dIq3を決定する(ステップS7)。
Next, the EFI-
このように、定常補正量dIq1と、始動分補正量dIq2と、始動モード分補正量dIq3とを決定すると、EFI−ECU100は、エンジン負荷率KLに応じて決定した燃料噴射量Iqに、定常補正量dIq1と、始動分補正量dIq2と、始動モード分補正量dIq3とを加算することにより(ステップS8)、燃料噴射弁18の燃料噴射量Iqを補正する。
Thus, when the steady correction amount dIq1, the start amount correction amount dIq2, and the start mode amount correction amount dIq3 are determined, the EFI-
以上のように、本実施の形態は、ヒータ19が作動している状態では、ヒータ19が作動していない状態にあるときより、燃料噴射量の補正量を少なくすることにより、エンジン1の燃料噴射弁18に噴射させる燃料の温度に応じて燃料噴射量の補正量を調節するため、従来のものと比較して、ドライバビリティを向上させることができる。
As described above, in the present embodiment, the fuel amount of the
(第2の実施の形態)
本実施の形態においては、本発明の第1の実施の形態との相違点について説明する。また、本実施の形態における構成要素のうち、本発明の第1の実施の形態と同様なものについては、同一の符号で示し、相違する点について説明する。
(Second Embodiment)
In the present embodiment, differences from the first embodiment of the present invention will be described. In addition, among the components in the present embodiment, the same components as those in the first embodiment of the present invention are denoted by the same reference numerals, and different points will be described.
本発明の第1の実施の形態においては、EFI−ECU100がヒータ19を作動させているか否かに応じて、第1定常運転時補正マップ300と第2定常運転時補正マップ301とのうち、何れか一方のマップを参照して定常補正量dIq1を決定するようになっていた。
In the first embodiment of the present invention, depending on whether the EFI-
また、EFI−ECU100がヒータ19を作動させているか否かに応じて、第1始動分補正マップ302と第2始動分補正マップ303とのうち、何れか一方のマップを参照して始動分補正量dIq2を決定するようになっていた。
Further, depending on whether or not the EFI-
また、EFI−ECU100がヒータ19を作動させているか否かに応じて、第1始動モード分補正マップ304と第2始動モード分補正マップ305とのうち、何れか一方のマップを参照して始動モード分補正量dIq3を決定するようになっていた。
Further, depending on whether or not the EFI-
本実施の形態においては、第1定常運転時補正マップ300と第2定常運転時補正マップ301との2つのマップを用いるのに代えて、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cと、エンジン負荷率KLとに加えて、ヒータ19の作動量に対して定常補正量dIq1が対応付けられている定常運転時補正マップを用いる。ここで、定常運転時補正マップは、ヒータ19の作動量が大きくなるにつれて、定常補正量dIq1が少なくなるように設定されている。
In the present embodiment, instead of using two maps, the first steady
また、第1始動分補正マップ302と第2始動分補正マップ303との2つのマップを用いるのに代えて、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cとに加えて、ヒータ19の作動量に対して始動分補正量dIq2が対応付けられている始動分補正マップを用いる。ここで、始動分補正マップは、ヒータ19の作動量が大きくなるにつれて、始動分補正量dIq2が少なくなるように設定されている。
Further, instead of using the two maps of the first
また、第1始動モード分補正マップ304と第2始動モード分補正マップ305との2つのマップを用いるのに代えて、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cとに加えて、ヒータ19の作動量に対して始動モード分補正量dIq3が対応付けられている始動分モード補正マップを用いる。ここで、始動分モード補正マップは、ヒータ19の作動量が大きくなるにつれて、始動モード分補正量dIq3が少なくなるように設定されている。
Further, in place of using the two maps of the first start
すなわち、本実施の形態におけるEFI−ECU100は、ヒータ19の作動量が大きいほど、定常補正量dIq1、始動分補正量dIq2および始動モード分補正量dIq3の各補正量が少なくなるように制御するようになっている。
That is, the EFI-
ここで、本実施の形態におけるEFI−ECU100による燃料噴射量補正動作について図6を参照して説明する。なお、以下に説明する燃料噴射量補正動作は、エンジン1が始動モードを抜けたときからエンジン1が停止するまでの間、気筒毎に繰り返し実行される。
Here, the fuel injection amount correction operation by the EFI-
まず、EFI−ECU100は、定常運転時補正マップを参照して、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cと、エンジン負荷率KLと、ヒータ19の作動量とに対応する定常補正量dIq1を決定する(ステップS11)。
First, the EFI-
次いで、EFI−ECU100は、始動分補正マップを参照して、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cと、ヒータ19の作動量とに対応する始動分補正量dIq2を決定する(ステップS12)。
Next, the EFI-
次いで、EFI−ECU100は、始動モード分補正マップを参照して、エンジン水温Tと、アルコール濃度Cと、ヒータ19の作動量とに対応する始動モード分補正量dIq3を決定する(ステップS13)。
Next, the EFI-
このように、定常補正量dIq1と、始動分補正量dIq2と、始動モード分補正量dIq3とを決定すると、EFI−ECU100は、エンジン負荷率KLに応じて決定した燃料噴射量Iqに、定常補正量dIq1と、始動分補正量dIq2と、始動モード分補正量dIq3とを加算することにより(ステップS14)、燃料噴射弁18の燃料噴射量Iqを補正する。
As described above, when the steady correction amount dIq1, the start amount correction amount dIq2, and the start mode amount correction amount dIq3 are determined, the EFI-
以上のように、本実施の形態は、本発明の第1の実施の形態と同様な効果を有する。さらに、本実施の形態は、エンジン2に噴射される燃料の温度に応じて燃料噴射量の補正量を高精細に調節することができる。 As described above, the present embodiment has the same effects as the first embodiment of the present invention. Furthermore, in the present embodiment, the correction amount of the fuel injection amount can be adjusted with high definition according to the temperature of the fuel injected into the engine 2.
以上に説明したように、本発明に係る燃料噴射量制御装置は、従来のものと比較して、ドライバビリティを向上させることができるという効果を有し、FFV用エンジンに適用される燃料噴射量制御装置に有用である。 As described above, the fuel injection amount control device according to the present invention has an effect that drivability can be improved as compared with the conventional one, and the fuel injection amount applied to the FFV engine. Useful for control devices.
1…エンジン(内燃機関)、12…エアフローメータ、17…吸気マニホールド、18…燃料噴射弁、19…ヒータ(燃料加熱手段)、25…水温センサ、26…クランク角センサ、37…アルコール濃度センサ、100…EFI−ECU(燃料加熱手段)、200…加熱用ECU(噴射補正量調節手段)
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記内燃機関に対する燃料噴射量の補正量を調節する噴射補正量調節手段と、を備えた燃料噴射量制御装置において、
前記噴射補正量調節手段は、前記燃料加熱手段が作動している状態では、前記燃料加熱手段が作動していない状態にあるときより、前記補正量が少なくなるように調節することを特徴とする燃料噴射量制御装置。 Fuel heating means for heating the fuel supplied to the internal combustion engine;
A fuel injection amount control device comprising: an injection correction amount adjusting means for adjusting a correction amount of a fuel injection amount for the internal combustion engine;
The injection correction amount adjusting means adjusts the correction amount to be smaller when the fuel heating means is operating than when the fuel heating means is not operating. Fuel injection amount control device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013007260A JP2014137042A (en) | 2013-01-18 | 2013-01-18 | Fuel injection amount control device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013007260A JP2014137042A (en) | 2013-01-18 | 2013-01-18 | Fuel injection amount control device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014137042A true JP2014137042A (en) | 2014-07-28 |
Family
ID=51414689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013007260A Withdrawn JP2014137042A (en) | 2013-01-18 | 2013-01-18 | Fuel injection amount control device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014137042A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9951732B2 (en) | 2013-04-09 | 2018-04-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel injection amount control device |
CN115407143A (en) * | 2022-08-17 | 2022-11-29 | 江苏天合清特电气有限公司 | Calibration system and method for energy storage converter |
-
2013
- 2013-01-18 JP JP2013007260A patent/JP2014137042A/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9951732B2 (en) | 2013-04-09 | 2018-04-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel injection amount control device |
CN115407143A (en) * | 2022-08-17 | 2022-11-29 | 江苏天合清特电气有限公司 | Calibration system and method for energy storage converter |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014202176A (en) | Fuel injection control device of internal combustion engine | |
JP4470773B2 (en) | Control device for internal combustion engine | |
JP2010065604A (en) | Control device of multi-cylinder engine | |
JP2009185676A (en) | Fuel supply device for internal combustion engine | |
JP2009047055A (en) | Internal combustion engine | |
JP2017133395A (en) | Engine intake air temperature control device | |
JP2014137042A (en) | Fuel injection amount control device | |
JP2009250075A (en) | Fuel injection amount control device and fuel injection system | |
JP2008223676A (en) | Fuel injection control device for cylinder injection type engine | |
JP4968206B2 (en) | INTERNAL COMBUSTION ENGINE AND FUEL INJECTION CONTROL DEVICE FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINE | |
JP2009007991A (en) | Heater controller for exhaust gas sensor | |
JP2009002199A (en) | Fuel injection control device for internal combustion engine | |
JP5790558B2 (en) | Fuel injection control device for internal combustion engine | |
JP4052521B2 (en) | Control device for internal combustion engine | |
US20140261300A1 (en) | Fuel injection control apparatus for internal combustion engine | |
JP6152685B2 (en) | Fuel injection amount control device | |
JP5987765B2 (en) | Control device for spark ignition engine | |
JP2011157822A (en) | Fuel injection control device for internal combustion engine | |
JP6070412B2 (en) | Control device for spark ignition engine | |
JP4793308B2 (en) | Ignition control system for internal combustion engine | |
JP6390490B2 (en) | Engine fuel injection control device | |
JP2008232035A (en) | Operation controller of internal combustion engine | |
JP6305106B2 (en) | Fuel injection control device | |
JP4516140B2 (en) | Control device for internal combustion engine | |
JP2012082756A (en) | Control device of internal combustion engine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150610 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20151028 |