JP2014135546A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】特別な予定が入っている期間に送信情報が受信された場合に受信を利用者等に知覚させ難くする。
【解決手段】受信部12は、外部から送信された送信情報を受信する。報知部14は、受信部12により送信情報が受信された場合に報知する。記憶部15は、期間で規定された予定を示す予定情報を記憶している。報知阻止部18は、記憶部15に記憶されている予定情報から特定される所定期間に受信部12により送信情報が受信された場合に、報知部14による報知を阻止する。
【選択図】図1

Description

開示の技術は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
子供向けの携帯電話機の機能として、学校や学習塾で勉強している時間帯は電話や電子メールをすることができない通信制限機能が知られている。しかし、子供向け携帯電話機の所有者である子供の保護者は、通信制限機能が働いているために子供と連絡が取れない状態が続くと、不安になったり苛立ったりすることがある。
このような問題を解消するために、特定の時間帯に着信があった場合に通信ができない理由や通信ができない時間帯を音声又はテキストで通知する技術が提案されている。これにより、保護者の不安や苛立ちは軽減されることが予想される。
特開2004−15159号公報 特開2008−294855号公報
しかしながら、子供向けの携帯電話機では、勉強に集中したい時間帯として予定に組み込まれている時間帯であっても、保護者の通信装置から送信された送信情報が受信されると、送信情報を受信した旨が報知されてしまう。そのため、勉強中の子供の集中力が途切れてしまう虞がある。なお、子供に限らず、大人であっても同様の問題が生ずる可能性はある。また、送信情報を受信した旨の報知は、携帯電話機の利用者だけでなく、携帯電話機の近所にいる者にまで影響を与える可能性もある。以下では、説明の便宜上、開示の技術における情報処理装置の利用者及び近所にいる者を「利用者等」と称する。
開示の技術は、1つの側面として、特別な予定が入っている期間に送信情報が受信された場合に受信を利用者等に知覚させ難くすることが目的である。
開示の技術は、受信部が、外部から送信された送信情報を受信する。また、開示の技術は、報知部が、前記受信部により前記送信情報が受信された場合に報知する。また、開示の技術は、記憶部が、期間で規定された予定を示す予定情報を記憶している。そして、開示の技術は、報知阻止部が、前記記憶部に記憶されている前記予定情報から特定される所定期間に前記受信部により前記送信情報が受信された場合に、前記報知部による報知を阻止する。
開示の技術は、1つの側面として、特別な予定が入っている期間に送信情報が受信された場合に受信を利用者等に知覚させ難くすることができる、という効果を有する。
第1及び第2実施形態に係るスマートフォンの要部機能の一例を示す機能ブロック図である。 第1及び第2実施形態に係るスマートフォンの電気系の構成の一例を示すブロック図である。 第1及び第2実施形態に係るスマートフォンの記憶部に記憶されているアドレス帳の構成の一例を示す模式図である。 第1実施形態に係る返信タスクの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る機能別処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る着信時処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る送信処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る通知処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7に示す送信処理とは異なる送信処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るスマートフォンの記憶部に記憶されている電話帳の構成の一例を示す模式図である。 第1実施形態に係るスマートフォンの要部機能の他の一例を示す機能ブロック図である。 第2実施形態に係る着信時処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るメッセージ更新処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る通常報知処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。なお、以下の説明では、情報処理装置の一例として、多機能型の携帯電話機、いわゆるスマートフォンを例に挙げて説明するが、開示の技術は、これに限定されるものではない。開示の技術は、例えば、携帯型のパーソナル・コンピュータやPDA(Personal Digital Assistants)、据置型のパーソナル・コンピュータなどの種々の情報処理装置にも適用可能である。
[第1実施形態]
先ず、図1に示すスマートフォン10の要部機能を説明する。スマートフォン10は、通話機能及び電子メール機能を備えている。通話機能とは、公衆電話網を介して特定の相手と受話及び送話を行う機能であり、一般的な電話機に搭載されている機能である。電子メール機能とは、電子メールの作成及び電子メールの送受信を行う機能である。
スマートフォン10は、受信部12、報知部14及び報知阻止部18を含む。受信部12は、外部から送信された送信情報を受信する。なお、本第1実施形態では、送信情報として電子メールを採用しているが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、公衆電話網を利用した電話(以下、「一般電話」という)で通信を行う場合(例えば通話機能を働かせる場合)は、電話信号(例えば通話相手の呼出に用いられる呼出信号)を送信情報とすればよい。また、スマートフォン10にIP電話機能が搭載されており、IP電話で通信を行う場合は、パケット(例えば通話相手の呼出に用いられるパケット)を送信情報とすればよい。
報知部14は、受信部12により送信情報が受信された場合に報知する。なお、本第1実施形態では、説明の便宜上、送信情報が受信された場合の報知形態の一例として電子メールの着信音を採用しているが、開示の技術はこれに限定されるものではない。報知形態としては、例えば、電子メールの着信時にバイブレーション機能を働かせる形態やスマートフォン10に備えられているタッチパネル・ディスプレイに電子メールの着信を示す着信画像を表示する形態が挙げられる。この他にも、スマートフォン10の外面に備えられている発光ダイオードを発光させる形態が例示できる。
記憶部15は、期間で規定された予定を示す予定情報を記憶している。予定情報としては、例えばスマートフォン10の利用者の1か月分の予定が分単位で割り振られた時間割表が挙げられる。
報知阻止部18は、記憶部15に記憶されている予定情報から特定される所定期間に受信部12により送信情報が受信された場合に、報知部14による報知を阻止する。ここで、所定期間とは、例えば時間割表における特別に指定された期間のことである。特別に指定された期間とは、例えばスマートフォン10の利用者が他者に邪魔されずに何らかの作業(例えば勉強)に集中して取り組むことを希望する期間(例えば20XX年10月20日17時〜19時)を指す。
スマートフォン10は、送信部19を含む。送信部19は、所定条件を満足した送信情報が受信部12により所定期間に受信された場合に、送信情報の送信元へ、予定情報により示される予定のうち所定期間を含む期間で規定された予定を示す所定予定情報を送信する。ここで、所定条件とは、例えば予め登録された送信元から送信されたという条件を指す。予め登録された送信元とは、例えばスマートフォン10の利用者が未成年(例えば小学生)の場合、スマートフォン10の利用者の保護者が所有する通信装置を指す。なお、本第1実施形態では、所定予定情報を電子メールで送信するが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、一般電話やIP電話で通信を行う場合は、所定予定情報を音声情報に変換して送信すればよい。
スマートフォン10は、第1送信阻止部21及び第2送信阻止部23を含む。第1送信阻止部21は、所定条件を満足し、かつ、送信阻止条件を満足した場合に、送信部19が送信情報の送信元へ所定予定情報を送信することを阻止する。ここで、送信阻止条件とは、例えば送信部19の機能に相当する機能を有する送信元から送信されたとの条件を満足した送信情報が受信部12により所定期間に受信されたとの条件を指す。第2送信阻止部23は、送信部19が所定期間に送信した所定予定情報の送信先と同一の送信先から送信された送信情報(以下、「再送情報」という)が受信部12により所定期間に受信された場合に、同一の送信元へ再び所定予定情報を送信することを阻止する。
スマートフォン10は、制御部24を含む。制御部24は、受信部12により所定期間に送信情報が受信され、かつ、受信された送信情報が例外的な送信情報の場合に、報知阻止部18が報知部14による報知を阻止しないように制御する。例外的な送信情報の一例としては、予め登録された送信元(例えば両親の通信装置)や緊急の対応を要する送信元(例えば救命機関や防災機関の通信装置)から送信された送信情報が挙げられる。
スマートフォン10は、送信元通知部28を含む。送信元通知部28は、受信部12により所定期間に受信された送信情報の送信元を、所定期間を経過した場合に通知する。送信元の通知は、例えばスマートフォン10に備えられているタッチパネル・ディスプレイに含まれるディスプレイに、送信元を特定する情報を表示させることにより実現される。また、送信元を特定する情報を、スマートフォン10に備えられているスピーカから音声で出力するようにしてもよいし、スマートフォン10に接続されている外部表示デバイスにテキスト形式で表示させてもよい。
スマートフォン10は、所定期間経過通知部30を含む。所定期間経過通知部30は、所定期間が経過した場合に通知する。所定期間の経過の通知は、例えばスマートフォン10に備えられているタッチパネル・ディスプレイに含まれるディスプレイに、所定期間が経過したことを示す文章やアニメーションを表示させることにより実現される。また、所定期間が通知したことを、スマートフォン10に備えられているスピーカから音声で出力するようにしてもよいし、スマートフォン10に接続されている外部表示デバイスにテキスト形式で表示させてもよい。
スマートフォン10は、使用阻止部32を含む。使用阻止部32は、所定期間に特定の通信機能以外の通信機能の使用を阻止する。ここで、特定の通信機能としては、例えば送信情報(例外的な送信情報を含む)を受信する通信機能、所定予定情報を送信する通信機能、及び緊急を要する際に連絡する先として予め登録された連絡先と通信する通信機能を少なくとも含む通信機能が挙げられる。
スマートフォン10は、更新部34を含む。記憶部15は、送信部19によって特定の送信元へ所定予定情報と共に送信される付加情報を記憶しており、更新部34は、記憶部15に記憶されている付加情報を、与えられた指示に応じて更新する。
一例として図2に示すように、スマートフォン10は、コンピュータ40及び各種の入出力デバイスを含む。受信部12、報知部14、報知阻止部18、送信部19、第1送信阻止部21及び第2送信阻止部23は、例えばコンピュータ40及び各種の入出力デバイスによって実現することができる。また、制御部24、送信元通知部28、所定期間経過通知部30、使用阻止部32及び更新部34は、例えばコンピュータ40及び各種の入出力デバイスによって実現することができる。
コンピュータ40は、CPU(Central Processing Unit)42、揮発性のメモリ44(例えばRAM(Random Access Memory))及び不揮発性の記憶部46(例えばHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなど)を備えている。
記憶部46には、着信時処理プログラム50及び通知処理プログラム51(以下、区別して説明する必要がない場合は単に「プログラム」という)が記憶されている。CPU42は、記憶部46から着信時処理プログラム50を読み出してメモリ44に展開し、着信時処理プログラム50が有するプロセスを順次実行する。着信時処理プログラム50は、受信プロセス50A、報知プロセス50B、送信プロセス50C、報知阻止プロセス50D、送信阻止プロセス50E、制御プロセス50F、使用阻止プロセス50J及び更新プロセス50Kを有する。
CPU42は、受信プロセス50Aを実行することで、図1に示す受信部12として動作する。また、CPU42は、報知プロセス50Bを実行することで、図1に示す報知部14として動作する。また、CPU42は、送信プロセス50Cを実行することで、図1に示す送信部19として動作する。また、CPU42は、報知阻止プロセス50Dを実行することで、図1に示す報知阻止部18として動作する。また、CPU42は、送信阻止プロセス50Eを実行することで、図1に示す第1送信阻止部21及び第2送信阻止部23として動作する。また、CPU42は、制御プロセス50Fを実行することで、図1に示す制御部24として動作する。また、CPU42は、使用阻止プロセス50Jを実行することで、図1に示す使用阻止部32として動作する。更に、CPU42は、更新プロセス50Kを実行することで、図1に示す更新部34として動作する。
CPU42は、記憶部46から通知処理プログラム51を読み出してメモリ44に展開し、通知処理プログラム51が有するプロセスを順次実行する。通知処理プログラム51は、所定期間経過通知プロセス51A及び送信元通知プロセス51Bを有する。CPU42は、所定期間経過通知プロセス51Aを実行することで、図1に示す所定期間経過通知部30として動作する。また、CPU42は、送信元通知プロセス51Bを実行することで、図1に示す送信元通知部28として動作する。
なお、ここではプログラムを記憶部46から読み出す場合を例示したが、必ずしも最初から記憶部46に記憶させておく必要はない。例えば、コンピュータ40に接続されて使用されるSSD(Solid State Drive)、DVDディスク、ICカード、光磁気ディスク、CD−ROMなどの任意の「可搬型の記憶媒体」に先ずはプログラムを記憶させておいてもよい。そして、コンピュータ40がこれらの可搬型の記憶媒体からプログラムを取得して実行するようにしてもよい。また、通信回線を介してコンピュータ40に接続される他のコンピュータ又はサーバ装置等の記憶部にプログラムを記憶させておき、コンピュータ40が他のコンピュータ又はサーバ装置等からプログラムを取得して実行してもよい。
記憶部46は、第1メッセージ54A及び付加情報の一例である第2メッセージ54Bを記憶している。第1メッセージ54Aは、例えば17時〜19時まで学習塾にて勉強中である旨の文章を示す文章情報である。第2メッセージ54Bは、特定の送信元に対してのみ送信するメッセージであり、例えば特定の相手へ向けた何らかの文章を示す文章情報や装飾文字(例えば絵文字やアニメーション文字)を指す。なお、以下では、説明の便宜上、第1メッセージ54A及び第2メッセージ54Bを区別して説明する必要がない場合は単に「メッセージ」と称する。
記憶部46は、予定情報の一例である時間割表55を記憶している。時間割表55は、スマートフォン10の利用者の1か月分の予定が分単位で規定されており、所定期間を指定する指定情報55Aが付与されている。本第1実施形態では、指定情報55Aにより、例えば20XX年10月20日17時〜19時が指定されており、この期間は、例えば学習塾での勉強が予定されている。
記憶部46は、アドレス帳56を記憶している。一例として図3に示すように、アドレス帳56は、電子メールの送信先を示す名称毎に電子メールの送信先のアドレスと重要度とが割り当てられている。重要度は、A,B,Cの3段階に分けられており、Aは重要度が最も高い送信先であることを意味し、Bは重要度Aに次いで重要度が高い送信先であることを意味し、Cは重要度が最も低いことを意味する。
図2に戻って、スマートフォン10は、コンピュータ40と各種の入出力デバイスとを電気的に接続してコンピュータ40と各種の入出力デバイスとの間の各種情報の送受信を司るインプット・アウトプット・インターフェース(I/O)60を備えている。スマートフォン10は、I/O60に接続されることでバス48を介してコンピュータ40と電気的に接続される入出力デバイスとして、タッチパネル・ディスプレイ62を備えている。
タッチパネル・ディスプレイ62は、透過型のタッチパネル62A及びディスプレイ62B(例えば液晶ディスプレイ)を有しており、タッチパネル62Aはディスプレイ62Bに重ねられている。タッチパネル62Aは、指示体(例えばスマートフォン10の利用者の指又はタッチペン等)による接触を検知し、タッチパネル62A上の指示体の接触位置を示す接触位置情報を出力することで指示を受け付ける。ディスプレイ62Bは各種情報を表示する。
スマートフォン10は、I/O60に接続される入出力デバイスとして、通信部64、送話部66、受話部68、スピーカ70、GPS受信部72及び外部インタフェース(I/F)74を備えている。
通信部64は、無線通信網の最寄の基地局との間で無線通信を行うことで、無線通信網に接続された情報処理装置(図示省略)とコンピュータ40との間の各種情報の送受信を司る。通信部64は、例えばアンテナ(図示省略)及びRF(Radio Frequency)回路(図示省略)を含む。この場合、通信部64は、例えば外部の情報処理装置から基地局を経由して無線で送信された信号をアンテナで受信し、受信した信号をRF回路で復調処理し、受信した信号に含まれる情報をコンピュータ40に供給する。また、通信部64は、コンピュータ40から供給された情報を変調処理し、アンテナを介し基地局経由で外部の情報処理装置へ送信する。
送話部66は、スマートフォン10の利用者が通話時に発した音声を検出し、検出した音声を示す音声信号をコンピュータ40に出力する。送話部66は、例えばマイクロフォン(図示省略)及び信号処理回路(図示省略)を含む。この場合、例えばマイクロフォンで音声を検出し、マイクロフォンで検出された音声を信号処理回路で音声データに変換してコンピュータ40を介して通信部64に出力する。なお、ここでは、音声データをコンピュータ40を介して通信部64に出力する態様を例示しているが、送話部66に含まれる信号処理部から通信部64に直接出力してもよい。
受話部68は、通信部64で受信された音声情報により示される音声を出力する。受話部68は、例えばD/A(デジタル/アナログ)変換回路(図示省略)、増幅器(図示省略)及びスピーカ(図示省略)を含む。この場合、例えばコンピュータ40から供給された音声データに対してD/A変換回路がD/A変換を行い、D/A変換後に増幅器で増幅された音声信号をスピーカに出力する。スピーカは、増幅器から入力された音声信号に応じた音声を外部に出力する。なお、ここでは、通信部64で受信された音声データがコンピュータ40を介して受話部68に供給される態様を例示しているが、通信部64で受信された音声データがコンピュータ40を介さずに受話部68に直接供給されてもよい。
スピーカ70は、コンピュータ40からの指示に応じて音を発する。GPS受信部72は、コンピュータ40からの指示に応じてGPS衛星から電波を受信する。外部I/F74は、外部装置(例えばパーソナル・コンピュータやUSBメモリ)が接続され、外部装置とコンピュータ40との間の各種情報送受信を司る。
次に本第1実施形態の作用として、スマートフォン10によって行われる返信タスクの処理の流れの一例について、図4を参照して説明する。なお、返信タスクは、記憶部46に予め記憶されている返信タスクプログラムがCPU42によって読み出されて実行されることにより実現される。
図4に示すように、ステップ80では、CPU42により、返信タスクが起動され、その後、ステップ82へ移行する。ステップ82では、CPU42により、割り込みがあったか否かが判定される。ステップ82において、割り込みがあった場合は、判定が肯定されてステップ84へ移行する。ステップ82において、割り込みがない場合は、判定が否定されてステップ82の判定が再び行われる。なお、ここでは、「割り込み」の種類の一例として、「着信」及び「スケジュール情報の更新」を採用している。
ステップ84では、CPU42により、割り込みの種類は着信か否かが判定される。ステップ84において、割り込みの種類が着信の場合は、判定が肯定されてステップ86へ移行する。ステップ84において、割り込みの種類が着信でない場合は、判定が否定されてステップ88へ移行する。
ステップ88では、CPU42により、スケジュール情報更新処理が行われ、その後ステップ82へ移行する。スケジュール情報更新処理とは、例えば予定情報を更新する処理を指す。なお、スケジュール情報更新処理は、特定の権限を有する者のみに対して許可されている処理である。この場合、予定情報は、例えばパスワード入力により許可された者がタッチパネル・ディスプレイ62を介して行った指示に応じて更新される。
ステップ86では、一例として図6に示す着信時処理がCPU42により行われ、その後、ステップ82へ移行する。
次に、スマートフォン10によって行われる機能別処理について、図5を参照して説明する。なお、機能別処理は、記憶部46に予め記憶されている機能別処理プログラムがCPU42によって読み出されて実行されることにより実現される。
図5に示すように、ステップ90Aでは、CPU42により、アプリケーションが起動され、その後、ステップ90Bへ移行する。ステップ90Bでは、CPU42により、返信・入力機能選択画面がディスプレイ62Bに表示される。返信・入力機能選択画面とは、返信機能及びメッセージ入力機能の何れかをユーザに選択させるためのインタフェース画面である。
次のステップ90Cでは、CPU42により、返信機能が選択されたか否かが判定される。ステップ90Cにおいて、返信機能が選択されなかった場合は、判定が否定されてステップ90Gへ移行する。ステップ90Cにおいて、返信機能が選択された場合は、判定が肯定されてステップ90Dへ移行する。
ステップ90Dでは、CPU42により、返信モードが設定されたか否かが判定される。なお、返信モードでは、CPU42を送信部19として動作させることが可能となる処理が行われる。また、返信モードは、例えばユーザがタッチパネル・ディスレプレイ62を介して返信機能を確定させる指示を行うことによって設定される。ステップ90Dにおいて、返信モードが設定された場合は、判定が肯定されてステップ90Eへ移行する。ステップ90Dにおいて、返信モードが設定されない場合は、判定が否定されてステップ90Fへ移行する。
ステップ90Eでは、CPU42により、返信モードフラグがオンされ、その後、機能別処理を終了する。ステップ90Fでは、CPU42により、返信モードフラグがオフされ、その後、機能別処理を終了する。
ステップ90Gでは、CPU42により、メッセージ入力モードが設定され、その後、ステップ90Hへ移行する。メッセージ入力モードは、例えばユーザがタッチパネル・ディスレプレイ62を介してメッセージ入力機能を確定させる指示を行うことによって設定される。
ステップ90Hでは、CPU42により、第2メッセージ54Bを更新する指示(以下、「メッセージ更新指示」という)がタッチパネル62Aを介して入力されたか否かが判定される。ステップ90Hにおいて、メッセージ更新指示がタッチパネル62Aを介して入力された場合は、判定が肯定されてステップ90Iへ移行する。ステップ90Hにおいて、メッセージ更新指示がタッチパネル62Aを介して入力されていない場合は、判定が否定されて機能別処理を終了する。
ステップ90Iでは、CPU42により、ステップ90Hで入力されたメッセージ更新指示に従って第2メッセージ54Bが更新され、その後、機能別処理を終了する。
次に、スマートフォン10によって行われる着信時処理について、図6を参照して説明する。なお、着信時処理は、CPU42が着信時処理プログラム50を実行することにより行われる。
図6に示す着信時処理では、先ず、ステップ100において、受信部12により、返信モードフラグがオンされているか否かが判定される。ステップ100において、返信モードフラグがオフされている場合は、判定が否定されて着信時処理を終了する。ステップ100において、返信モードフラグがオンされている場合は、判定が肯定されてステップ102へ移行する。
ステップ102では、受信部12により、現在が指定情報55Aにより指定された所定期間(特別なスケジュールが入っている期間)か否かが判定される。ステップ102において、現在が所定期間でない場合は、判定が否定されて着信時処理を終了する。ステップ102において、現在が所定期間の場合は、判定が肯定されてステップ108へ移行する。
ステップ108では、受信部12により、送信情報を受信したか否かが判定される。ステップ108において、送信情報を受信していない場合は、判定が否定されて着信時処理を終了する。ステップ108において、送信情報を受信した場合は、判定が肯定されてステップ110へ移行する。
ステップ110では、送信部19により、ステップ108で受信部12により受信された送信情報の送信元が特定され、特定された送信元を示す送信元情報がメモリ44に記憶される。なお、送信情報の送信元は、例えば送信情報のヘッダに含まれている情報に基づいて特定される。また、メモリ44に記憶された送信元情報は後述の送信処理及び通知処理でも用いられ、送信処理及び通知処理が終了すると送信部19によりメモリ44から消去される。
次のステップ112では、制御部24により、ステップ108で受信部12により受信された送信情報が例外的な送信情報であるか否かが判定される。例外的な送信情報であるか否かは、例えば送信情報のヘッダに含まれている情報に基づいて判定される。ステップ112において、ステップ108で受信部12により受信された送信情報が例外的な送信情報である場合は、判定が肯定されてステップ114へ移行する。ステップ112において、ステップ108で受信部12により受信された送信情報が例外的な送信情報でない場合は、判定が否定されてステップ116へ移行する。
ステップ114では、報知部14により、例外的な送信情報が受信部12により受信された旨がスピーカ70を介して可聴表示されることで報知され、その後、着信時処理を終了する。
ステップ116では、報知阻止部18により、送信情報が受信部12により受信された旨の報知が阻止され、その後、ステップ118へ移行する。
ステップ118では、送信部19により、ステップ108で受信部12により受信された送信情報が所定条件の一例である主返信条件を満足しているか否かが判定される。ここで、主返信条件とは、例えばステップ110でメモリ44に記憶された送信元情報により示される送信元が図3に示すアドレス帳56における重要度の“A”又は“B”に該当する送信元であるという条件を指す。ステップ118において、ステップ108で受信部12により受信された送信情報が主返信条件を満足していない場合は、判定が否定されて着信時処理を終了する。ステップ118において、ステップ108で受信部12により受信された送信情報が主返信条件を満足している場合は、判定が肯定されてステップ120へ移行する。
ステップ120では、ステップ108で受信部12により受信された送信情報が、第1送信阻止部21により第1副返信条件を満足しているか否かが判定され、第2送信阻止部23により第2副返信条件を満足しているか否かが判定される。ここで、第1副返信条件とは、例えばステップ108で受信部12により受信された送信情報のヘッダに送信機能情報が含まれていないという条件を指す。送信機能情報とは、送信情報の送信元が送信部19の機能に相当する機能を有すること示す情報を指す。また、第2副返信条件とは、例えば再送情報でないという条件を指す。
ステップ120において、第1及び第2副返信条件を満足していない場合は、判定が否定されて着信時処理を終了する。ステップ120において、第1及び第2副返信条件を満足している場合は、判定が肯定されてステップ121へ移行する。
ステップ121では、送信部19により、一例として図7に示す送信処理が行われる。図7に示す送信処理では、ステップ150において、送信部19により、上記ステップ108で受信部12により受信された送信情報にパスワードが付加されているか否かが判定される。ステップ150において、送信情報にパスワードが付加されている場合は、判定が肯定されてステップ152へ移行する。ステップ150において、送信情報にパスワードが付加されていない場合は、判定が否定されてステップ154へ移行する。
ステップ152,154では、開示の技術に係る所定加重条件を満足しているか否かが判定される。ステップ152では、送信部19により、ステップ108で受信部12により受信された送信情報に付加されているパスワードが予め登録されたパスワードと一致しているか否かが判定される。ステップ152において、ステップ108で受信部12により受信された送信情報に付加されているパスワードが予め登録されたパスワードと一致している場合(所定加重条件を満足した場合)は、判定が肯定されてステップ156へ移行する。ステップ152において、ステップ108で受信部12により受信された送信情報に付加されているパスワードが予め登録されたパスワードと一致していない場合(所定加重条件を満足していない場合)は、判定が否定されてステップ160へ移行する。
ステップ154では、送信部19により、ステップ108で受信部12により受信された送信情報に許可済み送信元情報が付加されているか否かが判定される。ここで、許可済み送信元情報とは、所定予定情報と共に送信すべき情報(以下、「参考情報」という)を指示することが許可された送信元を示す情報を指す。ステップ154において、ステップ108で受信部12により受信された送信情報に許可済み送信元情報が付加されている場合(所定加重条件を満足した場合)は、判定が肯定されてステップ156へ移行する。ステップ154において、上記ステップ108で受信部12により受信された送信情報に許可済み送信元情報が付加されていない場合(所定加重条件を満足していない場合)は、ステップ160へ移行する。
ステップ156では、ステップ108で受信部12により受信された送信情報に指示情報が付加されているか否かが判定される。ここで、指示情報とは、例えば送信情報に付加する参考情報を指示する情報を指す。ステップ156において、ステップ108で受信部12により受信された送信情報に指示情報が付加されている場合は、判定が肯定されてステップ158へ移行する。ステップ156において、ステップ108で受信部12により受信された送信情報に指示情報が付加されていない場合は、判定が否定されてステップ160へ移行する。
ステップ158では、送信部19により、指示情報により指示された参考情報及び所定予定情報(例えば時間割表55のうち指定情報55Aにより指定された所定期間を含む期間で規定された部分)が抽出され、その後、ステップ162へ移行する。なお、ここでは、指示情報により指示された参考情報の一例としては、時間割表55のうちの指示情報により指示された部分(所定予定情報と重複しない部分)や、GPS受信部72で受信された電波に基づいて算出された最新の位置情報が挙げられる。
ステップ160では、送信部19により、所定予定情報が抽出され、その後ステップ162へ移行する。
ステップ162では、送信部19により、メモリ44に記憶されている送信元情報により示される送信元の重要度に応じてメッセージが抽出され、その後、ステップ164へ移行する。ここで言う「重要度」とは、例えば図3に示すアドレス帳56が有する重要度を指す。送信部19は、重要度が“A”の場合に第1メッセージ54A及び第2メッセージ54Bを抽出し、重要度が“B”の場合に第1メッセージ54Aを抽出する。
ステップ164では、送信部19により、ステップ108で送信情報が受信されてから所定時間経過したか否かが判定される。ここで、所定時間とは、例えば所定の時間範囲内で無作為に決定された時間(例えば1〜10秒の範囲内から無作為に決定された時間)を指す。ステップ164において、ステップ108で送信情報が受信されてから所定時間経過した場合は、判定が肯定されてステップ166へ移行する。ステップ164において、ステップ108で送信情報が受信されてから所定時間経過していない場合は、判定が否定されてステップ164の判定が再び行われる。
ステップ166では、ステップ158又はステップ160及びステップ162で抽出された情報が、送信部19により、メモリ44に記憶されている送信元情報により示される送信元へ送信され、その後、送信処理を終了する。
次に、スマートフォン10によって行われる通知処理について、図8を参照して説明する。なお、通知処理は、図6に示す着信時処理におけるステップ110が送信部19によって行われた際にCPU42が所定周期で(例えば1秒毎に)通知処理プログラム51を実行することにより行われる。
図8に示す通知処理では、先ず、ステップ200において、指定情報55Aにより指定された所定期間が経過したか否かが所定期間経過通知部30により判定される。ステップ200において、所定期間が経過した場合は、判定が肯定されてステップ202へ移行する。ステップ200において、所定期間が経過していない場合は、通知処理を終了する。
ステップ202では、所定期間経過通知部30により、所定期間が通知した旨がディスプレイ62B及びスピーカ70を介して可視表示及び可聴表示されることで通知され、その後、ステップ204へ移行する。
ステップ204では、送信元通知部28により、送信元の通知を要求する指示(送信元通知要求指示)がタッチパネル62Aを介して入力されたか否かが判定される。ステップ204において、送信元通知要求指示がタッチパネル62Aを介して入力された場合は、ステップ206へ移行する。ステップ204において、送信元通知要求指示がタッチパネル62Aを介して入力されていない場合は、通知処理を終了する。
ステップ206では、送信元通知部28により、ステップ110でメモリ44に記憶された送信元情報により示される送信元がディスプレイ62Bを介して可視表示されることで通知され、その後、通知処理を終了する。
以上説明したように、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、指定情報55Aにより指定された所定期間に受信部12により送信情報が受信された場合に、報知部14による報知が報知阻止部18によって阻止される。従って、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、特別な予定が入っている期間に送信情報が受信された場合に受信を利用者等に知覚させ難くすることができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、主返信条件を満足した送信情報が受信部12により所定期間に受信された場合に、送信情報の送信元へ送信部19によって所定予定情報が送信される。従って、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、特定の送信元に対してのみ所定期間を含む期間で規定された予定を把握させることができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、主返信条件としてアドレス帳56における重要度の“A”又は“B”に該当する送信元であるという条件を満足した送信情報が受信部12により所定期間に受信された場合に所定予定情報が送信される。従って、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、特に重要視している送信元に対してのみ所定期間を含む期間で規定された予定を把握させることができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、送信部19が所定期間に送信した所定予定情報の送信先と同一の送信元から送信された送信情報が受信部12により所定期間に受信された場合に、同一の送信元への再送が第2送信阻止部23により阻止される。従って、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、送信部19の機能に相当する機能を有する送信元と所定期間が重複している場合に起こり得る所定予定情報の応酬を回避することができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、送信部19の機能に相当する機能を有する送信元から送信された送信情報が受信部12により所定期間に受信された場合に、第1送信阻止部21によって所定予定情報の送信が阻止される。従って、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、送信部19の機能に相当する機能を有する送信元と所定期間が重複している場合に起こり得る所定予定情報の応酬を回避することができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、参考情報を指示することが許可された送信元から送信された送信情報に指示情報が付加されていた場合に、指示情報により指示された参考情報が所定予定情報と共に送信部19によって送信される。従って、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、信頼できる送信元に対して、要求に応じた参考情報を提供することができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、パスワード及び指示情報が付加された送信情報が所定期間に受信され、パスワードが正しかった場合に、指示情報により指示された参考情報が所定予定情報と共に送信部19によって送信される。従って、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、信頼できる送信元に対して、要求に応じた参考情報を提供することができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、受信部12により所定期間に送信情報が受信されてから、無作為に決定された時間遅延されて所定予定情報が送信部19によって送信される。従って、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、同様の機能を有する複数台の情報処理装置が同一の時間帯に所定予定情報を送信した場合に起こり得る通信回線の渋滞を緩和することに寄与することができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、与えられた指示に応じて第2メッセージ54Bが更新される。従って、本第1実施形態に係るスマートフォン10の利用者は、第2メッセージ54Bを容易に更新することができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、受信部12により所定期間に受信された送信情報が例外的な送信情報の場合に、報知阻止部18が報知部14による報知を阻止しないように制御部24によって制御される。従って、本第1実施形態に係るスマートフォン10は、所定期間であっても外部で緊急事態が発生している可能性があることをスマートフォン10の利用者に認識させることができる。
また、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、受信部12により所定期間に受信された送信情報の送信元が、所定期間が経過した場合に送信元通知部28によって通知される。従って、本第1実施形態に係るスマートフォン10の利用者は、所定期間の経過後であっても所定期間に受信された送信情報の送信元を把握することができる。
更に、本第1実施形態に係るスマートフォン10では、所定期間が経過した場合に所定期間の経過が所定期間経過通知部30によって通知される。従って、本第1実施形態に係るスマートフォン10の利用者は、所定期間の経過に気が付き易くなる。
なお、上記第1実施形態では、送信情報及び所定予定情報として電子メールを想定した場合を例示したが、開示の技術はこれに限定されるものではなく、一般電話で送信情報を受信し、一般電話で所定予定情報を送信してもよい。この場合、図4に示す着信時処理のステップ110では、送信部19により、例えば送信情報に含まれる電話番号に基づいて送信情報の送信元が特定され、送信元情報がメモリ44に記憶される。また、図5に示す送信処理に代えて、図9に示す送信処理が行われる。
図9に示す送信処理では、先ず、ステップ300において、メモリ44に記憶されている送信元情報により示される送信元が信頼できる送信元であるか否かが判定される。信頼できる送信元であるか否かは、例えば図10に示す電話帳60に基づいて判定される。図10に示す電話帳60は、図3に示すアドレス帳56と比較して、電子メールのアドレスに代えて電話番号を有している点が異なっている。ステップ300において、メモリ44に記憶されている送信元情報により示される送信元が電話帳60における重要度の“A”に該当する送信元の場合は信頼できる送信元と判定され、重要度の“B”に該当する送信元の場合は信頼できる送信元でないと判定される。
ステップ300において、メモリ44に記憶されている送信元情報により示される送信元が信頼できる送信元である場合は、判定が肯定されてステップ302へ移行する。ステップ300において、メモリ44に記憶されている送信元情報により示される送信元が信頼できる送信元でない場合は、判定が否定されてステップ304へ移行する。
ステップ302では、送信部19により、第1参考情報が抽出され、その後、ステップ306へ移行する。第1参考情報の一例としては、時間割表55及びGPS受信部72で受信された電波に基づいて算出された最新の位置情報が挙げられる。
ステップ304では、送信部19により、第2参考情報が抽出され、その後、ステップ306へ移行する。第2参考情報の一例としては、所定予定情報が挙げられる。
ステップ306では、送信部19により、メモリ44に記憶されている送信元情報により示される送信元の重要度に応じた所定予定情報が抽出され、その後、ステップ308へ移行する。ここで言う「重要度」とは、例えば図10に示す電話帳60が有する重要度を指す。重要度が“A”の場合は第1メッセージ54A及び第2メッセージ54Bが抽出され、重要度が“B”の場合は所定予定情報として第1メッセージ54Aが抽出される。
ステップ308では、図7に示すステップ164と同様の処理が行われ、その後、ステップ310へ移行する。ステップ310では、ステップ302又はステップ304及びステップ306で抽出された情報が、送信部19により、メモリ44に記憶されている送信元情報により示される送信元へ送信され、その後、送信処理を終了する。
また、上記第1実施形態では、主返信条件、第1副返信条件及び第2副返信条件を満足した場合に送信フラグをオンする場合を例示したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、主返信条件を満足し、且つ、第1副返信条件及び第2副返信条件の少なくとも1つを満足した場合に送信フラグをオンするようにしてもよい。また、図6に示す着信時処理からステップ120を除去してもよい。
また、上記第1実施形態では、送信情報の送信元が送信部19の機能に相当する機能を有するか否かを送信機能情報に基づいて判定する場合を例示したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば送信部19の機能に相当する機能を有する送信元として予め登録された送信元から送信された送信情報であるか否か判定することにより、送信情報の送信元が送信部19の機能に相当する機能を有するか否かを判定してもよい。
また、上記第1実施形態では、タッチパネル62Aを介した指示に基づいて時間割表55が書き換え可能とされているが、これに限らず、一例として図11に示すスマートフォン10Aにより時間割表55の書き換えをできないようにしてもよい。図11に示すスマートフォン10Aは、図1に示すスマートフォン10と比較して、受付部20及び書換阻止部22を設けた点が異なっている。受付部20は、例えばタッチパネル62Aで実現されるものであり、外部から指示を受け付ける。書換阻止部22は、例えばソフトウェア構成で実現されるものであり、受付部20で受け付けられた指示に基づく予定情報(例えば時間割表55)の書き換えを阻止する。書換阻止部22により予定情報の書き換えが阻止されることで、予定情報を管理する者の意図に反して予定情報が書き換えられることを防止することができる。
また、スマートフォン10は、特別の権限を有する者(例えばスマートフォン10の利用者が子供の場合は子供の保護者)のみが予定情報を書き換えることを可能にするロック機能を有していてもよい。この場合、ロック機能を働かせることで、特別の権限を有する者以外の者の予定情報へのアクセスを制限するロック状態とし、ロック状態を、例えば非接触型ICカードの認証やパスワードの照合などを利用して解除する。
また、上記第1実施形態では、アドレス帳56に入力されている重要度A,Bに該当する送信元に対して所定予定情報を送信したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、重要度に拘らずアドレス帳56に入力されているアドレスに一致するアドレスから送信された送信情報の送信元へ送信し、アドレス帳56に入力されていないアドレスから送信された送信情報の送信元へ送信しないようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、主返信条件として特定の送信元から送信されたという条件を採用しているが、開示の技術はこれに限定されるものではなく、例えば電子メールであるという条件であってもよい。この条件を満足する場合、アドレス帳56に入力されている送信元であるか否かに拘らず受信された電子メールの送信元が所定予定情報の送信先となる。
また、上記第1実施形態では、所定期間が経過した場合に所定期間経過通知部30が所定期間の経過を通知し、送信元通知部28が所定期間に受信した送信情報の送信元を通知したが、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、送信部19が、所定予定情報を送信した場合に所定期間経過後に所定予定情報を送信した旨をディスプレイ62Bにより可視表示を行うことで通知したり、スピーカ70で可聴表示を行うことで通知したりしてもよい。
また、上記第1実施形態では、ソフトウェア構成で図1に示す各部(例えば受信部12、報知部14、送信部19及び報知阻止部18など)を実現する場合の形態例を挙げて説明したが、開示の技術はこれに限定されない。図1に示す受信部12、報知部14、送信部19及び報知阻止部18などの少なくとも1つがハードウェア構成で実現されてもよい。この場合、ハードウェア資源として、複数の機能の回路を1つにまとめた集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)やプログラマブルロジックデバイスを利用する例が挙げられる。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、返信タスク及び機能別処理が行われることによって着信時処理が行われる場合を例示したが、本第2実施形態では、返信タスク及び機能別処理を用いずに着信時処理が行われる場合について説明する。なお、上記第1実施形態で説明した構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付し、説明を省略する。
先ず、本第2実施形態の作用として、スマートフォン10によって行われる着信時処理について、図12を参照して説明する。なお、図12に示す着信時処理は、CPU42が所定周期で(例えば1秒毎に)着信時処理プログラム50を実行することにより行われる。スマートフォン10によって着信時処理が開始されると、スマートフォン10の利用者はタッチパネル62Aを介して指示することで返信モードとメッセージ更新モードとを選択することができる。返信モードでは、CPU42を送信部19として動作させる処理が行われる。メッセージ更新モードでは、CPU42を更新部34として動作させる処理が行われる。
図12に示す着信時処理では、先ず、ステップ100Aにおいて、受信部12により、返信モードであるか否かが判定される。ステップ100Aにおいて返信モードの場合は判定が肯定されてステップ102へ移行する。
ステップ102Aでは、受信部12により、現在が指定情報55Aにより指定された所定期間か否かが判定される。ステップ102Aにおいて、現在が所定期間の場合は、判定が肯定されてステップ104Aへ移行する。
ステップ104Aでは、使用阻止部32により、所定の通信機能(例えば前述した特定の通信機能以外の通信機能)の使用が阻止された状態か否かが判定される。ステップ104Aにおいて、所定の通信機能の使用が阻止された状態でない場合は、判定が否定されてステップ106Aへ移行する。ステップ104Aにおいて、所定の通信機能の使用が阻止された状態の場合は、判定が肯定されてステップ108Aへ移行する。
ステップ106Aでは、使用阻止部32により、所定の通信機能の使用が阻止される。なお、所定の通信機能の使用が阻止された状態は所定期間が経過すると使用阻止部32により解除される。
ステップ108Aでは、受信部12により、送信情報を受信したか否かが判定される。ステップ108Aにおいて、送信情報を受信していない場合は、判定が否定されて着信時処理を終了する。ステップ108Aにおいて、送信情報を受信した場合は、判定が肯定されてステップ110Aへ移行する。
ステップ110Aでは、送信部19により、ステップ108Aで受信部12により受信された送信情報の送信元が特定され、特定された送信元を示す送信元情報がメモリ44に記憶される。なお、送信情報の送信元は、例えば送信情報のヘッダに含まれている情報に基づいて特定される。また、メモリ44に記憶された送信元情報は後述の送信処理及び通知処理でも用いられ、送信処理及び通知処理が終了すると送信部19によりメモリ44から消去される。
次のステップ112Aでは、制御部24により、ステップ108Aで受信部12により受信された送信情報が例外的な送信情報であるか否かが判定される。例外的な送信情報であるか否かは、例えば送信情報のヘッダに含まれている情報に基づいて判定される。ステップ112Aにおいて、ステップ108Aで受信部12により受信された送信情報が例外的な送信情報である場合は、判定が肯定されてステップ114Aへ移行する。ステップ112Aにおいてステップ108Aで受信部12により受信された送信情報が例外的な送信情報でない場合は、判定が否定されてステップ116Aへ移行する。
ステップ114Aでは、報知部14により、例外的な送信情報が受信部12により受信された旨がスピーカ70を介して可聴表示されることで報知され、その後、着信時処理を終了する。
ステップ116Aでは、報知阻止部18により、送信情報が受信部12により受信された旨の報知が阻止され、その後、ステップ118Aへ移行する。
ステップ118Aでは、送信部19により、ステップ108Aで受信部12により受信された送信情報が所定条件の一例である主返信条件を満足しているか否かが判定される。ここで、主返信条件とは、例えばステップ110Aでメモリ44に記憶された送信元情報により示される送信元が図3に示すアドレス帳56における重要度の“A”又は“B”に該当する送信元であるという条件を指す。ステップ118Aにおいて、ステップ108Aで受信部12により受信された送信情報が主返信条件を満足していない場合は、判定が否定されて着信時処理を終了する。ステップ118Aにおいて、ステップ108Aで受信部12により受信された送信情報が主返信条件を満足している場合は、判定が肯定されてステップ120Aへ移行する。
ステップ120Aでは、ステップ108Aで受信部12により受信された送信情報が、第1送信阻止部21により第1副返信条件を満足しているか否かが判定され、第2送信阻止部23により第2副返信条件を満足しているか否かが判定される。ここで、第1副返信条件とは、例えばステップ108Aで受信部12により受信された送信情報のヘッダに送信機能情報が含まれていないという条件を指す。送信機能情報とは、送信情報の送信元が送信部19の機能に相当する機能を有すること示す情報を指す。また、第2副返信条件とは、例えば再送情報でないという条件を指す。
ステップ120Aにおいて、第1及び第2副返信条件を満足していない場合は、判定が否定されて着信時処理を終了する。ステップ120Aにおいて、第1及び第2副返信条件を満足している場合は、判定が肯定されてステップ122Aへ移行する。
ステップ122Aでは、送信部19により、所定予定情報の送信を指示する送信フラグがオンされ、その後、着信時処理を終了する。このように送信フラグがオンされると、送信部19により、一例として図7に示す送信処理が行われる。
一方、ステップ100Aにおいて返信モードでない場合(メッセージ更新モードの場合)は判定が否定されてステップ124αへ移行する。ステップ124αでは、更新部34により、一例として図13に示すメッセージ更新処理が行われる。
図13に示すメッセージ更新処理では、先ず、ステップ124Aにおいて、更新部34により、メッセージ更新指示がタッチパネル62Aを介して入力されたか否かが判定される。ステップ124Aにおいて、メッセージ更新指示がタッチパネル62Aを介して入力された場合は、判定が肯定されてステップ124Bへ移行する。ステップ124Aにおいて、メッセージ更新指示がタッチパネル62Aを介して入力されていない場合は、判定が否定されてメッセージ更新処理を終了する。
ステップ124Bでは、更新部34により、ステップ124Aで入力されたメッセージ更新指示に従って第2メッセージ54Bが更新され、その後、メッセージ更新処理を終了する。
図12に戻って、ステップ102Aにおいて、現在が所定期間でない場合は、判定が否定されてステップ126αへ移行する。ステップ126αでは、報知部14により、一例として図14に示す通常報知処理が行われ、その後、着信時処理を終了する。
図14に示す通常報知処理では、先ず、ステップ126Aにおいて、受信部12により、送信情報を受信したか否かが判定される。ステップ126Aにおいて、送信情報を受信していない場合は、判定が否定されて通常報知処理を終了する。ステップ126Aにおいて、送信情報を受信した場合は、判定が肯定されてステップ126Bへ移行する。
ステップ126Bでは、報知部14により、送信情報が受信部12により受信された旨がスピーカ70を介して可聴表示されることで報知され、その後、通常報知処理を終了する。
なお、上記第2実施形態では、ステップ104A,106Aが入っている着信時処理を例示したが、開示の技術はこれに限定されるものではなく、図12に示す着信時処理からステップ104A,106Aを除去してもよい。この場合、所定期間であってもスマートフォン10に搭載されている全ての通信機能を働かせることが可能となる。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
外部から送信された送信情報を受信する受信部と、前記受信部により前記送信情報が受信された場合に報知する報知部と、期間で規定された予定を示す予定情報を記憶した記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記予定情報から特定される所定期間に前記受信部により前記送信情報が受信された場合に、前記報知部による報知を阻止する報知阻止部と、を含む情報処理装置。
(付記2)
所定条件を満足した前記送信情報が前記受信部により前記所定期間に受信された場合に、前記送信情報の送信元へ、前記予定情報により示される予定のうち前記所定期間を含む期間で規定された予定を示す所定予定情報を送信する送信部を更に含む付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記送信部は、前記所定条件として予め登録された送信元から送信されたという条件を満足した前記送信情報が前記受信部により前記所定期間に受信された場合に、前記送信情報の送信元へ前記所定予定情報を送信する付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記所定条件を満足し、かつ、前記送信部の機能に相当する機能を有する送信元から送信されたとの条件を満足した前記送信情報が前記受信部により前記所定期間に受信された場合に、前記送信部が前記送信情報の送信元へ前記所定予定情報を送信することを阻止する第1送信阻止部を更に含む付記2又は付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記第1送信阻止部は、前記所定条件を満足し、かつ、前記送信部の機能に相当する機能を有する送信元から送信されたとの条件として前記送信部の機能に相当する機能を有することを示す送信機能情報が付加されているとの条件を満足した前記送信情報が前記受信部により前記所定期間に受信された場合に、前記送信部が前記送信情報の送信元へ前記所定予定情報を送信することを阻止する付記4に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記送信部が前記所定期間に送信した前記所定予定情報の送信先と同一の送信元から送信された前記送信情報が前記受信部により前記所定期間に受信された場合に、前記送信部が前記同一の送信元へ再び前記所定予定情報を送信することを阻止する第2送信阻止部を更に含む付記2〜付記5の何れか1項に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記送信部は、前記受信部により前記所定期間に前記送信情報が受信されてから、所定の時間範囲内で無作為に決定された時間遅延させて前記所定予定情報を送信する付記2〜付記6の何れか1つに記載の情報処理装置。
(付記8)
前記送信部は、前記所定条件及び所定加重条件を満足した前記送信情報であって前記所定予定情報と共に送信すべき情報を指示する指示情報が付加された前記送信情報が前記受信部により前記所定期間に受信された場合に、前記送信情報の送信元へ、前記指示情報により指示された情報を前記所定予定情報と共に送信する付記2〜付記7の何れか1つに記載の情報処理装置。
(付記9)
前記送信部は、前記所定条件及び前記所定加重条件として前記送信情報に付加されているパスワードが予め登録されたパスワードであるという条件を満足した前記送信情報であって前記指示情報が付加された前記送信情報が前記受信部により前記所定期間に受信された場合に、前記送信情報の送信元へ、前記指示情報により指示された情報を前記所定予定情報と共に送信する付記8に記載の情報処理装置。
(付記10)
前記記憶部は、前記送信情報の送信元のうち特定の送信元へ前記送信部によって前記所定予定情報と共に送信される付加情報を記憶し、前記記憶部に記憶されている前記付加情報を、与えられた指示に応じて更新する更新部を更に含む付記2〜付記9の何れか1つに記載の情報処理装置。
(付記11)
前記受信部により前記所定期間に前記送信情報が受信され、受信された前記送信情報が例外的な送信情報の場合に、前記報知阻止部が前記報知部による報知を阻止しないように制御する制御部を更に含む付記1〜付記10の何れか1つに記載の情報処理装置。
(付記12)
前記受信部により前記所定期間に受信された前記送信情報の送信元を、前記所定期間が経過した場合に通知する送信元通知部を更に含む付記1〜付記8の何れか1つに記載の情報処理装置。
(付記13)
前記所定期間が経過した場合に前記所定期間の経過を通知する所定期間経過通知部を更に含む付記1〜付記12の何れか1つに記載の情報処理装置。
(付記14)
前記所定期間に特定の通信機能以外の通信機能の使用を阻止する使用阻止部を更に含む付記1〜付記13の何れか1つに記載の情報処理装置。
(付記15)
指示を受け付ける受付部と、前記受付部で受け付けられた指示に基づく前記予定情報の書き換えを阻止する書換阻止部と、を更に含む付記1〜付記14の何れか1つに記載の情報処理装置。
(付記16)
前記受信部は、前記送信情報として電子メールを受信する付記1〜付記15の何れか1つに記載の情報処理情報。
(付記17)
前記受信部は、前記送信情報として電話信号を受信する付記1〜付記15の何れか1つに記載の情報処理装置。
(付記18)
外部から送信された送信情報を受信し、前記送信情報を受信した場合に報知し、期間で規定された予定を示す予定情報を記憶した記憶部に記憶されている前記予定情報から特定される所定期間に前記送信情報を受信した場合に、前記報知を阻止することを含む情報処理方法。
(付記19)
コンピュータに、外部から送信された送信情報を受信し、前記送信情報を受信した場合に報知し、期間で規定された予定を示す予定情報を記憶した記憶部に記憶されている前記予定情報から特定される所定期間に前記送信情報を受信した場合に、前記報知を阻止することを含む処理を実行させるための情報処理プログラム。
10,10A スマートフォン
12 受信部
14 報知部
18 報知阻止部
19 送信部
20 受付部
21 第1送信阻止部
22 書換阻止部
23 第2送信阻止部
24 制御部
28 送信元通知部
30 所定期間経過通知部
32 使用阻止部
34 更新部

Claims (12)

  1. 外部から送信された送信情報を受信する受信部と、
    前記受信部により前記送信情報が受信された場合に報知する報知部と、
    期間で規定された予定を示す予定情報を記憶した記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記予定情報から特定される所定期間に前記受信部により前記送信情報が受信された場合に、前記報知部による報知を阻止する報知阻止部と、
    を含む情報処理装置。
  2. 所定条件を満足した前記送信情報が前記受信部により前記所定期間に受信された場合に、前記送信情報の送信元へ、前記予定情報により示される予定のうち前記所定期間を含む期間で規定された予定を示す所定予定情報を送信する送信部を更に含む請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定条件を満足し、かつ、前記送信部の機能に相当する機能を有する送信元から送信されたとの条件を満足した前記送信情報が前記受信部により前記所定期間に受信された場合に、前記送信部が前記送信情報の送信元へ前記所定予定情報を送信することを阻止する第1送信阻止部を更に含む請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記送信部が前記所定期間に送信した前記所定予定情報の送信先と同一の送信元から送信された前記送信情報が前記受信部により前記所定期間に受信された場合に、前記送信部が前記同一の送信元へ再び前記所定予定情報を送信することを阻止する第2送信阻止部を更に含む請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記送信部は、前記受信部により前記所定期間に前記送信情報が受信されてから、所定の時間範囲内で無作為に決定された時間遅延させて前記所定予定情報を送信する請求項2〜請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記送信部は、前記所定条件及び所定加重条件を満足した前記送信情報であって前記所定予定情報と共に送信すべき情報を指示する指示情報が付加された前記送信情報が前記受信部により前記所定期間に受信された場合に、前記送信情報の送信元へ、前記指示情報により指示された情報を前記所定予定情報と共に送信する請求項2〜請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記記憶部は、前記送信情報の送信元のうち特定の送信元へ前記送信部によって前記所定予定情報と共に送信される付加情報を記憶し、
    前記記憶部に記憶されている前記付加情報を、与えられた指示に応じて更新する更新部を更に含む請求項2〜請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記受信部により前記所定期間に前記送信情報が受信され、受信された前記送信情報が例外的な送信情報の場合に、前記報知阻止部が前記報知部による報知を阻止しないように制御する制御部を更に含む請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記受信部により前記所定期間に受信された前記送信情報の送信元を、前記所定期間が経過した場合に通知する送信元通知部を更に含む請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記所定期間が経過した場合に前記所定期間の経過を通知する所定期間経過通知部を更に含む請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 外部から送信された送信情報を受信し、
    前記送信情報を受信した場合に報知し、
    期間で規定された予定を示す予定情報を記憶した記憶部に記憶されている前記予定情報から特定される所定期間に前記送信情報を受信した場合に、前記報知を阻止することを含む情報処理方法。
  12. コンピュータに、
    外部から送信された送信情報を受信し、
    前記送信情報を受信した場合に報知し、
    期間で規定された予定を示す予定情報を記憶した記憶部に記憶されている前記予定情報から特定される所定期間に前記送信情報を受信した場合に、前記報知を阻止することを含む処理を実行させるための情報処理プログラム。
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