JP2014135060A - 端末装置、情報管理装置及びプログラム - Google Patents

端末装置、情報管理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】個人情報の紛失及び漏洩を防ぎ、ユーザ認証の煩わしさを軽減し、膨大な情報を効率良く管理する。
【解決手段】サーバ装置10とクライアント携帯端末20とは近距離無線を介して其々通信可能となっている。サーバ装置10は、ユーザ識別コードとデータ識別コードと登録データとを関連付けて記憶する。クライアント携帯端末20は、要求コマンドを生成し、サーバ装置10に送信する。サーバ装置10は、要求コマンドに含まれるユーザ識別コード、又はユーザ識別コードとデータ識別コードとに基づいて、この要求コマンドに応じた、登録データに関するデータ処理を行い、コマンド応答データをクライアント携帯端末20に送信する。クライアント携帯端末20は、コマンド応答データを画面に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クライアント端末及びプログラムに関する。
近年、インターネットやPC(Personal Computer)、携帯電話等の普及に伴い、個人情報等を電子化して記憶する場面が多くなり、管理すべき情報が肥大化している。
例えば、携帯電話には、電話帳、住所録、予定表、メモ帳、メール等、多種多様の個人情報が蓄積されている。このため、携帯電話を紛失した場合、これらの個人情報が全て失われてしまうことになる。
この問題を解決するための技術として、携帯電話端末と充電装置とがRFID(Radio Frequency IDentification)による無線通信を行い、充電装置に携帯電話端末の個人情報がバックアップされる通信システムが開示されている(特許文献1参照)。
また、ノート型のPC(ノートPC)では、携帯電話と同様の使い方もされるが、ノートPCの紛失による情報の喪失や漏洩を防ぐために、各種情報をサーバに登録して、最寄りのネットワークを介してサーバにアクセスする使い方もされる。
このようにネットワークを介してノートPCからサーバにアクセスする場合、多数のユーザが使用する回線やサーバに接続するので、情報の漏洩や改ざんの恐れがある。そのため、サーバ接続時にはパスワードに代表されるユーザ認証が行われる。
特開2007−249305号公報
しかし、情報を登録しておくサーバが多くなれば、接続方法や接続先が多くなりユーザ認証に必要な情報も多くなる。そのため、ノートPCの紛失による情報の喪失や漏洩を防ぐことはできるが、紛失したノートPCにユーザ認証の情報が記憶されている場合、サーバにアクセスすることができなくなる。また、多くのパスワードを扱うことは、ユーザにとって煩わしい。
また、特許文献1の技術では、携帯電話端末を紛失した場合、携帯電話端末に記憶された個人情報が漏洩してしまう。更に、個人情報の情報量が膨大になった場合、バックアップに時間がかかるという問題点もある。
本発明は、複数のサーバに分散して記憶された複数のユーザ登録情報をユーザ所有のクライアント端末で簡易に読み出して受信できるようにすることである。
請求項1に記載の発明は、ユーザ毎の複数のユーザ登録情報を、複数のサーバで分散して記憶させるシステムにおいて、そのサーバとは近距離無線通信で情報交換が可能なクライアント端末であって、当該クライアント端末のユーザのユーザ識別情報を含む要求コマンドを、前記近距離無線通信によって、当該クライアント端末の近接範囲に対して繰り返し送信する第1送信手段と、前記複数のサーバの内で当該クライアント端末との近接位置にある何れかのサーバから前記要求コマンドに対する応答を受信したか否かを判別する第1判別手段と、前記近接位置にあるサーバからの応答を受信した際は、その近接位置にあるサーバが、そのサーバに記憶される各種情報の内で前記ユーザ識別情報に基づいて抽出した複数のユーザ登録情報を送信してきた場合に、その送信されてきた全ての前記ユーザ登録情報を受信したか否かを判別する第2判別手段と、前記全てのユーザ登録情報を受信した後に、その受信した全てのユーザ登録情報の内で任意のユーザ登録情報がユーザにより選択されて所定処理が指示された際は、その処理が当該ユーザ登録情報を記憶した前記サーバにも反映されるように、前記所定処理の要求コマンドを前記近距離無線通信で近接範囲に対して送信する第2送信手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、複数のサーバに分散して記憶された複数のユーザ登録情報をユーザ所有のクライアント端末で簡易に読み出して受信することができる。
分散データ管理システムのシステム構成を示すシステム構成図である。 サーバ装置のブロック図である。 登録データDBのデータ管理構成図である。 クライアント携帯端末のブロック図である。 サーバ装置とクライアント携帯端末との間の送受信データを示す図である。 サーバ装置において実行される処理を示すフローチャート図である。 クライアント携帯端末において実行される処理を示すフローチャート図である。 編集画面上処理を示すフローチャート図である。 リスト画面の画面例である。 編集画面の画面例である。
以下、図面を参照して、本発明に係る分散データ管理システムの一実施形態について図1〜図10を参照して説明する。
[分散データ管理システムのシステム構成]
図1に、分散データ管理システム100のシステム構成を示す。図1に示すように、分散データ管理システム100は、複数のサーバ装置10(サーバ装置10a、10b等)と、複数のクライアント携帯端末20(クライアント携帯端末20a、20b等)とから構成されている。サーバ装置10とクライアント携帯端末20とは近距離無線を介して通信可能となっている。具体的に、クライアント携帯端末20a〜20bは、其々サーバ装置10a〜10bと近距離無線通信を行う。
ここで、近距離無線通信とは、近距離(数cm〜数m)の無線通信によってデータの送受信を行う技術である。例えば、近距離無線通信の技術としてRFIDが挙げられる。
サーバ装置10は、近距離無線通信機能を備えたデータ管理装置である。サーバ装置10は、近距離無線通信機能により、登録対象となるデータの受信、登録(管理)されているデータの送信を行う。
クライアント携帯端末20は、サーバ装置10のクライアント端末であり、携帯可能な大きさ、重さとなっている。クライアント携帯端末20は、近距離無線通信機能を備える。クライアント携帯端末20は、近距離無線通信機能により、サーバ装置10において登録されているデータを受信し、このデータを画面に表示する。また、クライアント携帯端末20は、近距離無線通信機能により、登録対象となるデータをサーバ装置10に送信する。尚、クライアント携帯端末20は、サーバ装置10から受信したデータ(登録データ)を自機に保存する機能を有しない。
例えば、サーバ装置10はオフィスの各部門に設置され、クライアント携帯端末20はこのオフィスの社員によって所持される。社員は、サーバ装置10において登録(管理)されているデータを閲覧するためには、オフィスに出社してサーバ装置10の近傍にてクライアント携帯端末20を用いる必要がある。
[サーバ装置の機能的構成]
図2に、サーバ装置10の機能的構成を示す。
図2に示すように、サーバ装置10は、CPU11、主記憶部12、近距離無線通信部13、補助記憶部14を備えて構成され、各部はバス15により接続されている。
CPU11は、近距離無線通信部13により受信される指示信号に応じて、補助記憶部14に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、主記憶部12内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
主記憶部12は、揮発性のメモリであり、CPU11により実行される各種処理プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
近距離無線通信部13は、クライアント携帯端末20との間で近距離無線通信を行う。近距離無線通信部13は、例えば、RFID規格に準じた無線通信装置である。
補助記憶部14は、ハードディスク等から構成され、制御プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。補助記憶部14は、サーバプログラム141、登録データDB142を記憶する。CPU11は、登録データDB142と協働して、ユーザ毎のデータを管理する。CPU11は、サーバプログラム141と協働して、クライアント携帯端末20から送信された要求コマンドに応じたデータ処理を行い、コマンド応答データを生成し、近距離無線通信部13を介してこのクライアント携帯端末20に送信する。
図3に、登録データDB142のデータ管理構成を示す。図3に示すように、管理対象となるデータ(登録データd1)の一単位は、ユーザ識別コード、データ識別コード、登録時刻、データ長、登録実データの5種類から構成される。登録データDB142は、登録データd1を管理するために、ユーザ単位、登録データ単位でのインデックス情報を持つ。
具体的に、登録データDB142は、一つの登録ユーザ管理テーブルT1を持つ。登録ユーザ管理テーブルT1は、登録ユーザ数、n個のユーザ定義から構成される。ユーザ定義は、「ユーザ識別コード」と「登録データ管理テーブル格納先」とから成る。「ユーザ識別コード」は、クライアント携帯端末20のユーザを識別するための情報(コード)である。また、「登録データ管理テーブル格納先」は、ユーザ識別コードにより識別されるユーザに関する登録データを管理するテーブル(登録データ管理テーブルT2)の格納先のアドレスを示す情報である。
登録データDB142は、n個の登録データ管理テーブルT2を持つ。登録データ管理テーブルT2は、登録データ数、m個の登録データ定義から構成される。登録データ定義は、「データ識別コード」と「登録データ格納先」とから成る。「データ識別コード」は、登録データd1を識別するための情報(コード)である。また、「登録データ格納先」は、データ識別コードにより識別される登録データd1の格納先のアドレスを示す情報である。
登録データDB142は、登録データd1を管理する。登録データd1の「登録時刻」は、登録データd1が登録データDB142に登録された時刻を示す情報である。「データ長」は、登録実データのデータ長を示す情報である。「登録実データ」は、登録データd1の実データ(ヘッダ情報でない実のデータ)である。
[クライアント携帯端末の機能的構成]
図4に、クライアント携帯端末20の機能的構成を示す。
図4に示すように、クライアント携帯端末20は、CPU21、主記憶部22、操作部23、表示部24、補助記憶部25、近距離無線通信部26を備えて構成され、各部はバス27により接続されている。
CPU21は、操作部23から入力される操作信号又は近距離無線通信部26により受信される指示信号に応じて、補助記憶部25に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、主記憶部22内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
主記憶部22は、揮発性のメモリであり、CPU21により実行される各種処理プログラム及びこれらのプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
操作部23は、数字入力ボタン及び各種機能ボタン等を備えて構成され、各ボタンに対する押下操作により入力された操作信号をCPU21に出力する。
表示部24は、LCDにより構成され、CPU21から入力される表示データに基づいて各種画面を表示する。
補助記憶部25は、ハードディスク等から構成され、制御プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。補助記憶部25は、クライアントプログラム251を記憶する。また、補助記憶部25は、各クライアント携帯端末20に割り当てられるユーザ識別コードを記憶する。
CPU21は、クライアントプログラム251と協働して、操作部23から入力される操作信号等に基づいて要求コマンドを生成する。そして、CPU21は、近距離無線通信部26を介して、要求コマンドをサーバ装置10に送信する。CPU21は、近距離無線通信部26を介して、要求コマンドに応じたコマンド応答データをサーバ装置10から受信する。CPU21は、コマンド応答データに基づいて表示部24にデータを表示させる。
近距離無線通信部26は、サーバ装置10との間で近距離無線通信を行う。近距離無線通信部26は、例えば、RFID規格に準じた無線通信装置である。
[サーバ装置とクライアント携帯端末間の送受信データ]
次に、サーバ装置10とクライアント携帯端末20との間の近距離無線通信によって送受信されるデータについて、図5を用いて説明する。
クライアント携帯端末20は、サーバ装置10に「要求コマンド」を送信する。そして、サーバ装置10は、この要求コマンドに応じた「コマンド応答データ」をクライアント携帯端末20に送信する。
要求コマンドには、「LIST」コマンド、「GET」コマンド、「DEL」コマンド、「STORE」コマンドの4種類がある。
「LIST」コマンドには、ユーザ識別コードが含まれる。「LIST」コマンドは、ユーザ識別コードに関連付けられている全ての登録データ(登録データ一覧)を取得するためのコマンドである。サーバ装置10は、クライアント携帯端末20から「LIST」コマンドを受信すると、自サーバ装置10の登録データDB142に登録されている登録データのうち、「LIST」コマンドに含まれるユーザ識別コードに関連付けられている登録データとこの登録データのデータ数をコマンド応答データとして、クライアント携帯端末20に送信する。
「GET」コマンドには、ユーザ識別コードとデータ識別コードが含まれる。「GET」コマンドは、ユーザ識別コードとデータ識別コードとに関連付けられている登録データを取得するためのコマンドである。サーバ装置10は、クライアント携帯端末20から「GET」コマンドを受信すると、自サーバ装置10の登録データDB142に登録されている登録データのうち、「GET」コマンドに含まれるユーザ識別コードとデータ識別コードとに関連付けられている登録データをコマンド応答データとして、クライアント携帯端末20に送信する。
「DEL」コマンドには、ユーザ識別コードとデータ識別コードが含まれる。「DEL」コマンドは、ユーザ識別コードとデータ識別コードとに関連付けられている登録データを削除するためのコマンドである。サーバ装置10は、クライアント携帯端末20から「DEL」コマンドを受信すると、自サーバ装置10の登録データDB142に登録されている登録データのうち、「DEL」コマンドに含まれるユーザ識別コードとデータ識別コードとに関連付けられている登録データを削除する。そして、サーバ装置10は、削除処理が成功すると、「OK」情報をコマンド応答データとしてクライアント携帯端末20に送信する。サーバ装置10は、削除対象の登録データが無い場合又は削除処理が失敗すると、「NG」情報をコマンド応答データとして、クライアント携帯端末20に送信する。
「STORE」コマンドには、ユーザ識別コードと登録データが含まれる。「STORE」コマンドは、新規のデータ登録や登録済みのデータ(登録データ)の内容を変更するためのコマンドである。サーバ装置10は、クライアント携帯端末20から「STORE」コマンドを受信すると、「STORE」コマンドに含まれるユーザ識別コードとデータ識別コード(登録データに含まれる)とに関連付けられている登録データが自サーバ装置10の登録データDB142に登録されているか検索する。該当する登録データが有る場合、サーバ装置10は、該当する登録データに、「STORE」コマンドに含まれる登録データを上書きする。一方、該当する登録データが無い場合、サーバ装置10は、「STORE」コマンドに含まれる登録データを自サーバ装置10に新規登録する。サーバ装置10は、上書き又は新規登録に成功すると、「OK」情報をコマンド応答データとして、クライアント携帯端末20に送信する。サーバ装置10は、上書き又は新規登録に失敗すると、「NG」情報をコマンド応答データとして、クライアント携帯端末20に送信する。
[サーバ装置において実行される処理]
次に、サーバ装置10において実行される処理の具体的な動作について、図6を用いて説明する。この処理は、CPU11とサーバプログラム141との協働により行われる。
図6に示すように、サーバ装置10のCPU11は、クライアント携帯端末20からの要求コマンドの受信を待機する(ステップS1)。
ユーザにより、クライアント携帯端末20がサーバ装置10の近傍に持って来られ、近距離無線通信部13においてクライアント携帯端末20からの要求コマンドを受信すると、CPU11は、受信した要求コマンドの種別を判定する(ステップS2)。
要求コマンドの種別が「LIST」コマンドである場合(ステップS2;LIST)、CPU11は、登録ユーザ管理テーブルT1を参照し、「LIST」コマンドに含まれるユーザ識別コードと同じユーザ識別コードを持つ「ユーザ定義」を検索する。CPU11は、検索した「ユーザ定義」に含まれる「登録データ管理テーブル格納先」に基づいて、該当する登録データ管理テーブルT2を読み出す。CPU11は、読み出した登録データ管理テーブルT2の「登録データ数」を近距離無線通信部13を介して、クライアント携帯端末20に送信する(ステップS3)。
そして、CPU11は、読み出した登録データ管理テーブルT2を参照し、各「登録データ定義」に含まれる「登録データ格納先」に基づいて、該当する登録データd1を読み出す。CPU11は、読み出した登録データ数分の登録データd1を近距離無線通信部13を介して、クライアント携帯端末20に送信する(ステップS4、ステップS5;NO)。
CPU11は、登録データ数分の登録データd1を送信すると(ステップS5;YES)、再び、クライアント携帯端末20からの要求コマンドの受信を待機する(ステップS1)。
ステップS2に戻り、要求コマンドの種別が「GET」コマンドである場合(ステップS2;GET)、CPU11は、登録ユーザ管理テーブルT1を参照し、「GET」コマンドに含まれるユーザ識別コードと同じユーザ識別コードを持つ「ユーザ定義」を検索する。CPU11は、検索した「ユーザ定義」に含まれる「登録データ管理テーブル格納先」に基づいて、該当する登録データ管理テーブルT2を読み出す。CPU11は、読み出した登録データ管理テーブルT2を参照し、「GET」コマンドに含まれるデータ識別コードと同じデータ識別コードを持つ「登録データ定義」を検索する。CPU11は、検索した「登録データ定義」に含まれる「登録データ格納先」に基づいて、該当する登録データd1を読み出す。CPU11は、読み出した登録データd1を近距離無線通信部13を介して、クライアント携帯端末20に送信する(ステップS6)。そして、CPU11は、再び、クライアント携帯端末20からの要求コマンドの受信を待機する(ステップS1)。
ステップS2に戻り、要求コマンドの種別が「DEL」コマンドである場合(ステップS2;DEL)、CPU11は、登録ユーザ管理テーブルT1を参照し、「DEL」コマンドに含まれるユーザ識別コードと同じユーザ識別コードを持つ「ユーザ定義」を検索する。CPU11は、検索した「ユーザ定義」に含まれる「登録データ管理テーブル格納先」に基づいて、該当する登録データ管理テーブルT2を読み出す。CPU11は、読み出した登録データ管理テーブルT2を参照し、「DEL」コマンドに含まれるデータ識別コードと同じデータ識別コードを持つ「登録データ定義」を検索する(ステップS7)。
検索の結果、該当する「登録データ定義」が有る場合(ステップS7;YES)、CPU11は、この「登録データ定義」に含まれる「登録データ格納先」に格納されている登録データd1を削除する(ステップS8)。具体的に、CPU11は、読み出した登録データ管理テーブルT2から該当する「登録データ定義」を削除する。そして、CPU11は、読み出した登録データ管理テーブルT2の「登録データ数」の値を1減らす。そして、CPU11は、「OK」情報を近距離無線通信部13を介して、クライアント携帯端末20に送信する(ステップS9)。そして、CPU11は、再び、クライアント携帯端末20からの要求コマンドの受信を待機する(ステップS1)。
一方、検索の結果、該当する「登録データ定義」が無い場合(ステップS7;NO)、CPU11は、「NG」情報を近距離無線通信部13を介して、クライアント携帯端末20に送信する(ステップS9)。そして、CPU11は、再び、クライアント携帯端末20からの要求コマンドの受信を待機する(ステップS1)。
ステップS2に戻り、要求コマンドの種別が「STORE」コマンドである場合(ステップS2;STORE)、CPU11は、登録ユーザ管理テーブルT1を参照し、「STORE」コマンドに含まれるユーザ識別コードを持つ「ユーザ定義」を検索する。CPU11は、検索した「ユーザ定義」に含まれる「登録データ管理テーブル格納先」に基づいて、該当する登録データ管理テーブルT2を読み出す。CPU11は、読み出した登録データ管理テーブルT2を参照し、「STORE」コマンドに含まれる登録データ内のデータ識別コードと同じデータ識別コードを持つ「登録データ定義」を検索する(ステップS10)。
検索の結果、該当する「登録データ定義」が有る場合(ステップS10;YES)、CPU11は、この「登録データ定義」に含まれる「登録データ格納先」に格納されている登録データd1に、「STORE」コマンドに含まれる登録データを上書きする(ステップS11)。
一方、検索の結果、該当する「登録データ定義」が無い場合(ステップS10;NO)、CPU11は、補助記憶部14に「STORE」コマンドに含まれる登録データを記憶させる。そして、CPU11は、この記憶させた補助記憶部14の格納アドレスを「登録データ格納先」、「STORE」コマンドに含まれる登録データのデータ識別コードを「データ識別コード」とする登録データ定義を生成し、登録データ管理テーブルT2に追加する。即ち、CPU11は、「STORE」コマンドに含まれる登録データを新規登録する(ステップS12)。そして、CPU11は、読み出した登録データ管理テーブルT2の「登録データ数」の値を1増やす。
ステップS11、又はステップS12の処理を正常に終えると、CPU11は、「OK」情報を近距離無線通信部13を介して、クライアント携帯端末20に送信する(ステップS13)。一方、ステップS11、又はステップS12の処理が正常に行われなかった場合、CPU11は、「NG」情報を近距離無線通信部13を介して、クライアント携帯端末20に送信する(ステップS13)。
そして、CPU11は、再び、クライアント携帯端末20からの要求コマンドの受信を待機する(ステップS1)。
[クライアント携帯端末において実行される処理]
次に、クライアント携帯端末20において実行される処理の具体的な動作について、図7を用いて説明する。この処理は、CPU21とクライアントプログラム251との協働により行われる。
図7に示すように、クライアント携帯端末20のCPU21は、表示部24にリスト画面241を表示させる(ステップS101)。
CPU21は、補助記憶部25に記憶されているユーザ識別コードを読み出し、このユーザ識別コードを含むLISTコマンドを生成する。CPU21は、生成したLISTコマンドを近距離無線通信部26を介して定期的に送信する(ステップS102、ステップS103;NO)。
ユーザにより、クライアント携帯端末20がサーバ装置10の近傍に持って来られ、近距離無線通信部26からサーバ装置10にLISTコマンドが送信され、サーバ装置10からの応答が有ると(ステップS103;YES)、CPU21は、近距離無線通信部26を介して、コマンド応答データとして登録データ数を受信する(ステップS104)。
そして、CPU21は、近距離無線通信部26を介して、コマンド応答データとして登録データを受信する(ステップS105)。CPU21は、受信した登録データに含まれるデータ識別コード、登録時刻、登録実データを表示部24上のリスト画面241に表示させる(ステップS106)。CPU21は、登録データ数分の登録データを受信し、登録データ数分のデータ識別コード、登録時刻、登録実データを表示部24上のリスト画面241に表示させる(ステップS107;NO)。
登録データ数分の登録データを受信し、リスト画面241に各データを表示させると(ステップS107;YES)、CPU21は、リスト画面241上の操作信号入力を待機する(ステップS108)。
図9に、受信した登録データが表示されたリスト画面241の画面例を示す。図9に示すように、リスト画面241は、新規ボタンb1、データクリアボタンb2、終了ボタンb3、ユーザ識別コード表示領域c1、登録データリスト表示領域c2等から構成される。
ユーザ識別コード表示領域c1には、補助記憶部25に記憶されているユーザ識別コードが表示される。
登録データリスト表示領域c2には、サーバ装置10から送信された登録データのリストが表示される。リストの1レコードには、データ識別コード、登録時刻、登録実データ、変更ボタンb4、削除ボタンb5、が表示される。例えば、データ識別コードは「000001」であり、登録時刻は「2008/09/08 07:06」であり、登録実データは、「PC状況を確認する」の文字情報である。
新規ボタンb1は、サーバ装置10に新規のデータ登録を行うためのボタンである。データクリアボタンb2は、サーバ装置10から取得した登録データを破棄するためのボタンである。終了ボタンb3は、リスト画面241を閉じて処理を終了するためのボタンである。変更ボタンb4は、該当する登録データの内容を変更するためのボタンである。削除ボタンb5は、該当する登録データを削除するためのボタンである。
図7に戻り、リスト画面241上の削除ボタンb5の何れかが押下され、操作部23から操作信号が入力されると(ステップS108;削除)、CPU21は、補助記憶部25に記憶されているユーザ識別コードと該当する登録データのデータ識別コードとを含むDELコマンドを生成する。そして、CPU21は、生成したDELコマンドを近距離無線通信部26を介してサーバ装置10に送信する(ステップS109)。そして、CPU11は、ステップS102の処理に戻る。
また、リスト画面241上の新規ボタンb1又は変更ボタンb4の何れかが押下され、操作部23から操作信号が入力されると(ステップS108;新規/変更)、CPU21は、表示部24に編集画面242を表示させる(ステップS110)。そしてCPU21は、編集画面上処理を行う(ステップS111)。CPU11は、編集画面上処理を終了すると、ステップS102の処理に戻る。
図10に、編集画面242の画面例を示す。図10に示すように、編集画面242は、登録ボタンb6、リセットボタンb7、戻るボタンb8、ユーザ識別コード表示領域c1、登録実データ編集領域c3等から構成される。
ユーザ識別コード表示領域c1には、補助記憶部25に記憶されているユーザ識別コードが表示される。
登録実データ編集領域c3は、登録実データを編集するための領域である。リスト画面241上の新規ボタンb1が押下されて編集画面242が表示された場合、CPU21により新たなデータ識別コードが発行される。そして、登録実データ編集領域c3には、新たなデータ識別コードと登録実データを編集するための空欄が初期表示される。一方、リスト画面241上の変更ボタンb4の何れかが押下されて編集画面242が表示された場合、登録実データ編集領域c3には、該当する登録データに含まれるデータ識別コードと登録実データが初期表示される。
登録ボタンb6は、編集したデータをサーバ装置10に登録するためのボタンである。リセットボタンb7は、編集中の登録実データの内容をリセットするためのボタンである。戻るボタンb8は、リスト画面241に戻るためのボタンである。
図7に戻り、リスト画面241上の終了ボタンb3が押下され、操作部23から操作信号が入力されると(ステップS108;終了)、CPU21は、表示部24を制御してリスト画面241を閉じ、処理を終了する。
尚、CPU21は、近距離無線通信部26を介してサーバ装置10から「NG」情報をコマンド応答データとして受信した場合、その旨を表示部24に表示させる。
[編集画面上処理]
次に、編集画面上処理(図7のステップS111)の具体的な動作について、図8を用いて説明する。
図8に示すように、リスト画面241上の新規ボタンb1が押下されて編集画面242が表示された場合(ステップS201;新規)、CPU21は、新規のデータ識別コードを発行し、自クライアント携帯端末20のユーザ識別コードと発行したデータ識別コードとを含む登録データを生成する(ステップS203)。
一方、リスト画面241上の変更ボタンb4の何れかが押下されて編集画面242が表示された場合(ステップS201;変更)、CPU21は、自クライアント携帯端末20のユーザ識別コードと該当する登録データのデータ識別コードとを含むGETコマンドを生成し、サーバ装置10に近距離無線通信部26を介して送信する。そしてCPU21は、サーバ装置10からGETコマンドに応じた登録データを近距離無線通信部26を介して取得(受信)する(ステップS202)。
ステップS202、又はステップS203の処理が行われた後、CPU21は、編集画面242上のユーザ操作による操作部23からの操作信号を受け付ける。例えば、ユーザは、登録実データ編集領域c3上で登録実データを編集するユーザ操作を行う。
編集画面242上の登録ボタンb6が押下され、操作部23からの操作信号が入力されると(ステップS204;登録)、CPU21は、生成又は取得した登録データに含まれる登録実データを、登録実データ編集領域c3に表示されている文字情報に更新する。そして、CPU21は、この登録データと自クライアント携帯端末20のユーザ識別コードとを含むSTOREコマンドを生成する。CPU21は、このSTOREコマンドを、サーバ装置10に近距離無線通信部26を介して送信し、サーバ装置10に編集したデータを登録する(ステップS205)。そして、CPU21は、ステップS201の処理に戻る。
編集画面242上のリセットボタンb7が押下され、操作部23からの操作信号が入力されると(ステップS204;リセット)、CPU21は、登録実データ編集領域c3において編集中の文字情報をリセットする(ステップS201〜S204)。即ち、CPU21は、登録実データ編集領域c3を編集前の状態に戻す。
編集画面242上の戻るボタンb8が押下され、操作部23からの操作信号が入力されると(ステップS204;戻る)、CPU21は、表示部24を制御して編集画面242を閉じ、編集画面上処理を終了する。
以上、本実施の形態によれば、分散データ管理システム100は、複数のサーバ装置10と複数のクライアント携帯端末20とから構成され、サーバ装置10とクライアント携帯端末20とは近距離無線を介して通信可能となっている。サーバ装置10は、登録データDB142において、ユーザ識別コードとデータ識別コードと登録データとを関連付けて記憶する。クライアント携帯端末20は、ユーザ識別コードを含む、又はユーザ識別コードとデータ識別コードとを含む要求コマンドを生成し、サーバ装置10に送信する。サーバ装置10は、ユーザ識別コード、又はユーザ識別コードとデータ識別コードとに基づいてこの要求コマンドに応じた、登録データに関するデータ処理を行い、コマンド応答データをクライアント携帯端末20に送信する。クライアント携帯端末20は、コマンド応答データを画面に表示する。具体的に、クライアント携帯端末20は、要求コマンドに応じた登録データ一覧や登録データ等を表示する。
即ち、分散データ管理システム100においてサーバ装置10のみが登録データを記憶するため、ユーザがクライアント携帯端末20を紛失した場合でも、個人情報の紛失及び漏洩を防ぐことができる。
また、複数のサーバ装置10に登録データを分散して記憶させることができるため、クライアント携帯端末20を用いてユーザが一度に参照する情報量が減り、情報アクセスが高速になる。よって、膨大な情報を効率よく管理することができる。
また、分散データ管理システム100では、近距離無線が使用されるので遠方からの情報の傍受が不可能となる。そのため、オフィス内に分散データ管理システム100を設置することにより、パスワード等の情報アクセスのためのユーザ認証を行う必要が無い。よって、ユーザ認証の煩わしさを軽減し、更にセキュリティに関するシステムのコストを抑えることができる。
尚、本実施の形態における記述は、本発明に係る分散データ管理システムの一例であり、これに限定されるものではない。システム及び各装置の細部構成及び細部動作に関しても適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態における近距離無線通信は、RFID規格を採用したがこれに限定されない。
また、本実施形態では、プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体としてハードディスクを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記憶媒体、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ等を適用することが可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も適用可能である。
10 サーバ装置
10a サーバ装置
10b サーバ装置
11 CPU
12 主記憶部
13 近距離無線通信部
14 補助記憶部
15 バス
20 クライアント携帯端末
20a クライアント携帯端末
20b クライアント携帯端末
21 CPU
22 主記憶部
23 操作部
24 表示部
25 補助記憶部
26 近距離無線通信部
27 バス
100 分散データ管理システム
141 サーバプログラム
142 登録データDB
241 リスト画面
242 編集画面
251 クライアントプログラム
d1 登録データ
T1 登録ユーザ管理テーブル
T2 登録データ管理テーブル
本発明は、端末装置、情報管理装置及びプログラムに関する。
本発明は、複数の場所に分散してユーザの情報を記憶し利用できるようにすることにある。
請求項1に記載の発明は、ユーザ毎の複数の報を所定の場所に対応づけて分散して記憶する情報分散システムにおいて利用可能な装置であって、当該端末装置を使用するユーザのユーザ識別情報を距離無線通信送信する制御手段と、装置の近位置にある情報管理装置が前記ユーザ識別情報を受信し、その情報管理装置が前記ユーザ識別情報で識別されるユーザの複数の情報の内で、当該端末装置の近傍位置の前記所定の場所に対応づけられた情報を送信してきた場合に、そのユーザの情報であって当該場所に対応付けられた情報を受信して取得する情報取得手段と、前記情報取得手段で取得した情報を出力制御する出力制御手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、ユーザ毎の複数の情報を所定の場所に対応づけて分散して記憶する情報分散システムにおいて利用可能な端末装置であって、当該端末装置の存在する前記所定の場所に対応づけてユーザの情報を保管する際は、当該端末装置の近傍位置にある情報管理装置に対して当該ユーザのユーザ識別情報と保管対象情報とを近距離無線通信で送信することで、当該保管対象情報を当該ユーザに対応し且つ当該所定の場所に対応する情報として保管させる保管制御手段と、当該端末装置を使用するユーザの複数の情報の内で、当該端末装置の存在する前記所定の場所に対応づけて記憶された情報を取得する際は、当該端末装置の近傍位置にある情報管理装置に対して当該ユーザのユーザ識別情報を前記近距離無線通信で送信することで、当該ユーザに対応付けて記憶された複数の情報の内で、前記所定の場所に対応づけて記憶された情報を前記情報管理装置から受信して取得する情報取得手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、各ユーザ毎の複数の情報を所定の場所に対応づけて分散記憶する情報分散システムにおける情報管理装置であって、何れかの端末装置から、その端末装置を使用するユーザのユーザ識別情報を近距離無線通信で受信する受信制御手段と、前記端末装置から前記ユーザ識別情報を受信した際は、前記ユーザ識別情報で識別されるユーザの複数の情報の内で、当該端末装置の近傍位置の前記所定の場所に対応付けられた情報を前記端末装置に対して送信する情報送信手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、各ユーザ毎の複数の情報を所定の場所に対応づけて分散記憶する情報分散システムにおける情報管理装置であって、何れかの端末装置から、その端末装置を使用するユーザのユーザ識別情報と保管対象情報とを近距離無線通信で受信する受信制御手段と、前記端末装置から前記ユーザ識別情報と保管対象情報とを受信した際は、当該保管対象情報を、前記ユーザ識別情報で識別されるユーザの複数の情報の内で、当該端末装置の近傍位置の前記所定の場所に対応付けられる情報として保管記憶させる記憶制御手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、複数の場所に分散してユーザの情報を記憶し利用することができる。


Claims (4)

  1. ユーザ毎の複数のユーザ登録情報を、複数のサーバで分散して記憶させるシステムにおいて、そのサーバとは近距離無線通信で情報交換が可能なクライアント端末であって、
    当該クライアント端末のユーザのユーザ識別情報を含む要求コマンドを、前記近距離無線通信によって、当該クライアント装置の近接範囲に対して繰り返し送信する第1送信手段と、
    前記複数のサーバの内で当該クライアント端末との近接位置にある何れかのサーバから前記要求コマンドに対する応答を受信したか否かを判別する第1判別手段と、
    前記近接位置にあるサーバからの応答を受信した際は、その近接位置にあるサーバが、そのサーバに記憶される各種情報の内で前記ユーザ識別情報に基づいて抽出した複数のユーザ登録情報を送信してきた場合に、その送信されてきた全ての前記ユーザ登録情報を受信したか否かを判別する第2判別手段と、
    前記全てのユーザ登録情報を受信した後に、その受信した全てのユーザ登録情報の内で任意のユーザ登録情報がユーザにより選択されて所定処理が指示された際は、その処理が当該ユーザ登録情報を記憶した前記サーバにも反映されるように、前記所定処理の要求コマンドを前記近距離無線通信で近接範囲に対して送信する第2送信手段と、
    を具備したことを特徴とするクライアント端末。
  2. 前記第2判別手段は、前記近接位置にあるサーバからの応答を受信した際は、当該サーバに記憶される前記ユーザ識別情報に対応して記憶された複数のユーザ登録情報の数を受信し、その数分のユーザ登録情報を前記サーバから受信したか否かに基づいて、前記ユーザ登録情報を全て受信したか否かを判別する、
    ことを特徴とする請求項1記載のクライアント端末。
  3. 前記第2送信手段は、前記所定処理をサーバに指示する処理コマンドと、前記選択されたユーザ登録情報のデータ識別情報と、前記ユーザ識別情報と、を含む要求を前記所定処理の要求コマンドとして、前記近距離無線通信により近接範囲に対して送信する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のクライアント端末。
  4. ユーザ毎の複数のユーザ登録情報を、複数のサーバで分散して記憶させるシステムにおいて、そのサーバとは近距離無線通信で情報交換が可能なクライアント端末のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    当該クライアント端末のユーザのユーザ識別情報を含む要求コマンドを、前記近距離無線通信によって、当該クライアント装置の近接範囲に対して繰り返し送信する第1送信手段、
    前記複数のサーバの内で当該クライアント端末との近接位置にある何れかのサーバから前記要求コマンドに対する応答を受信したか否かを判別する第1判別手段、
    前記近接位置にあるサーバからの応答を受信した際は、その近接位置にあるサーバが、そのサーバに記憶される各種情報の内で前記ユーザ識別情報に基づいて抽出した複数のユーザ登録情報を送信してきた場合に、その送信されてきた全ての前記ユーザ登録情報を受信したか否かを判別する第2判別手段、
    前記全てのユーザ登録情報を受信した後に、その受信した全てのユーザ登録情報の内で任意のユーザ登録情報がユーザにより選択されて所定処理が指示された際は、その処理が当該ユーザ登録情報を記憶した前記サーバにも反映されるように、前記所定処理の要求コマンドを前記近距離無線通信で近接範囲に対して送信する第2送信手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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