JP2014132147A - 地球温暖化と地震津波台風高潮対応の蓄電型発電防波堤 - Google Patents

地球温暖化と地震津波台風高潮対応の蓄電型発電防波堤 Download PDF

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Abstract

【課題】地球温暖化と地震津波台風高潮対応の蓄電型発電防波堤を提供する。
【解決手段】防波堤1を主堤防3第二堤防4第三堤防5と分割して立体的に複数層設置することで潮汐と高低差による複合の発電を脈脈と段階的に続けるようにする。即ち、内部に出来る各堤防の堤内の横蓋として主堤防3の堤内に任意に海水を注水と放水が出来るように上下可動する主堤防用自動扉6を据付け、第二堤防4、第三堤防5にも同様に第二、第三堤防用自動扉7、8を据付ける。さらに、主堤防用自動扉6の上部に海面17の潮位と該堤内水位の差を検出できる主潮位センサー9を装着している主堤防用発電機10を設置する。同様に第二、第三堤防用自動扉7,8の上部には第二、第三水位センサー11,13を装着している第二、第三堤防用発電機12、14を設置している。各堤防の自動扉が分担して注水放水することで各発電機は発電を繰り返し、総合蓄電装置に蓄電する。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、地球温暖化と地震津波台風高潮対応の蓄電型発電防波堤に関するものである。
海洋発電として直接海面上により波の波動を利用した潮流をエネルギーとしている発電装置や、入江などの地形を利用した潮位差による発電も以前より周知のとおり在り、海水面下の潮流を利用した水中発電や、また水門などに発電機を置いて、台風など災害時からは避難させる為に発電機を動かせる構造のものとか、潮の干満を利用して、潮の通路や調整池を造り夜間電力を買電して調整池に水を送り発電するというものもある。地球温暖化による異常気象や海面上昇はここ数年において顕著で確実に起こっており、平成十六年八月三十日の台風十六号による広範囲に及んだ瀬戸内海沿岸の高潮被害は、高松港において、TT2.46mと大きく実測最高潮位が上がり大被害をもたらした。平成二十三年三月十一日の東日本大震災において、堤防や町全体が巨大地震により発生した巨大津波により軒並み壊滅状態になってしまい、原子力発電所まで崩壊してしまった未曾有の大被害となり、平成二十四年夏には、グリーンランドの氷床が完全に溶けて、我が国でも海岸線における満潮時の潮位が驚異的に高くなったり、地球温暖化が引き金となっている大型台風による高波高潮に備え、現在の堤防の上に継ぎ足しの堤防を重ねてみたり、高さのある巨大な防波堤などが大津波に備えて建設されている。
しかし、上記原子力発電所の事故による止む終えない事情もある我が国において、世界最先端技術の化石燃料を用いた石炭ガス化複合発電IGCCや最新鋭火力発電システムMACCによる火力発電所をもってしても、化石燃料を燃やして二酸化炭素を排出することで地球温暖化の一因になることや、放射能汚染でふるさとが消滅してしまう危険性がある原子力発電に替わる将来のエネルギー供給源の有り方が大いに議論されている。また潮流の波による波動をエネルギーとしている発電装置や海水面下の潮流を利用したり、また水門などに発電機を置いて、台風の暴風波浪などに合わせて災害時は発電機を非難させながら発電する方法では、その度に発電を止め移動させる必要があり、人件コストも相当かかり、制御しにくいことや海上や海底で破壊されるリスクも高く不十分である。また潮の干満を利用したとしても、入江など特定の場所でしか出来ないものや、新たに水路、池を造ったとしても不安定で、それらが地震や津波台風時などの自然災害時にはまた新たな二次災害を及ぼす恐れが出来るので不十分である。調整池を造ってポンプでそこに安価な夜間電力を買電して水を送ったとしても、狭いわが国においては土地を有効利用するには設置場所も限られ不十分であり、そこに水が溜まるのを待つ間は発電できず、発電するために漠然と買電して発電するという方法では、発電コストが明瞭に出来ていなくて安定した発電も見込めない上、発電するという本来の目的は達成できずに本末転倒となってしまう場合も想定でき、単に潮流、潮汐を利用するというだけでは不十分である。地球温暖化が引き起こした手のつけられないほどに侵攻している海面上昇による人命に係わる危機的な環境破壊は世界的な大問題となっていて、現在の堤防に継ぎ足して堤防を重ねる方法ではもっと潮位が上がることが想定される将来に向けて、強度的にもほとんど対応できず、ビルのような巨大堤防では、津波の圧力にはその自重が災いしてかどうか不明ではあるが、衝撃を吸収もできずに崩壊してしまうことになったことも先の東日本大震災ではあったので不十分である。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題点を解決しようとするものであり、防波堤1を主堤防3第二堤防4第三堤防5と分割して立体的に複数層設置することで潮汐と高低差による複合の発電を脈脈と段階的に続けるようにするため、海側と陸側に隙間を開けてその外壁を二重にして強化し、内部に自ずと出来る各堤防の堤内の横蓋として前記主堤防3の堤内に任意に海水を注水と放水が出来るように上下可動する主堤防用自動扉6を据付けて、第二堤防4にも前記同様に上下可動する第二堤防用自動扉7を据付けて、第三堤防5にも前記同様に上下可動する第三堤防用自動扉8を据付けて、主堤防用自動扉6の上部に海面17の潮位と該堤内の水位の差を検出できる主潮位センサー9を装着している主堤防用発電機10を設置して、第二堤防用自動扉7の上部には該堤内の水位の検出ができる第二水位センサー11を装着している第二堤防用発電機12を設置して、第三堤防用自動扉8の上部には該堤内の水位の検出ができる第三水位センサー13を装着している第三堤防用発電機14を設置している。
潮汐に関係なく第三堤防5に海水を注水して該堤内を満水にするために、該堤内の満水状態から全放水したときの第三堤防用発電機14の満水あたりの総発電量の半分の電力で第三堤防5を満水にできる第三堤防専用ポンプ16を第三堤防5に装備して、防波堤1における上記各発電機からの発電された電力を蓄電出来る総合蓄電装置15を第三堤防5に装備して、上記各水位センサー、主潮位センサーの潮位や水位を検出することで上記の各自動扉や前記第三堤防専用ポンプ16などの稼動用消費電力を使う為の指示及び他すべての稼動の指示を与え、総蓄電量から任意に何分の一かだけで使うように規制することができるようにした電力浪費防止装置18を介して稼動用消費電力を使えるようにしている。
閉じている主堤防3の主堤防用自動扉6から満潮時に該堤内に海水を注水して主堤防発電機10は発電を開始、第三堤防専用ポンプ16が第三堤防5に注水する事で、第三堤防用自動扉8が第二堤防4に放水して第三堤防用発電機14は発電を開始、干潮に向けて潮位が下がり主堤防3の該堤内の水位と同調して発電が停止した場合、主潮位センサー9が同調を検出すると第二堤防4の第二堤防用自動扉7は前記主堤防3に放水を開始して第二堤防用発電機12にて発電を開始、同時に主堤防用自動扉6を上昇させることで、前記第三堤防用発電機14と共に高低差による段階的な複合の発電をしながら前記主堤防3の該堤内の水位を上げることが出来、それにて該堤内と海面17の水位差を検出した主潮位センサー9にて主堤防用自動扉6から主堤防用発電機10は潮汐による発電の再稼動ができ、総合蓄電装置15の蓄電量は効率良く増えるようにしている。
将来海面が上昇した場合海面上昇対応可動フロア2を海面上昇時に合わせて可動させた時に主堤防3の上部の堤内の高さを調整できる海面上昇時高さ調整用アタッチメント19を装着することと、其のときに合わせて該アタッチメントのサイズは誂えることで更に海面が上昇しても永続的に発電できることを特徴としている。
本発明は、従来の堤防が有していた問題点を解決しようとするものであり、津波や暴風波浪の波による想定外の波の衝撃圧力に対し強度不足にならないように防波堤1の外壁を間隔をとり二重にする事で強度を倍加させて、前記防波堤1に自ずと出来る堤内に衝撃を吸収出来るようにした連結補強フレームCを設置して補強したことにより、波の衝撃圧力で陸地までその被害が及ばないようにして、地震による津波や台風などによる暴風波浪の高波や高潮が襲来したときに海側の防波堤の外壁Aにその巨大な衝撃を受け止め緩和させるようにしたことで構成され、地震の振動やその外壁にかかる波の衝撃圧力を感知したら本堤内に向けて開くようにしている加速度センサーが内蔵された自然災害用ドレンハッチDを第二堤防4と第三堤防5の海側の防波堤の外壁Aに複数台設置して、地震による振動や高波高潮の衝撃圧力を感知すれば前記自然災害用ドレンハッチDは即座に開いて、内部に海水が残っていた場合一旦排水することで次に襲来してくる波に備えて、やがて到達するその波の最高衝撃圧力を検出したら、本堤内の内側へ自然災害用ドレンハッチDが即座に開くことで、本堤内に波が浸水して衝撃圧力を緩衝して、さらに何度も繰り返し襲来する波の運動エネルギーに対して前記加速度センサーによりその運動エネルギーと連動するように自然災害用ドレンハッチDの開閉を繰り返すようにしたことで、内部に浸水している海水による液体の流通抵抗を利用している所謂ショックアブソーバーとしての役目を持たせて衝撃圧力を緩衝させるように構成されている。
上述の通り本発明の、地球温暖化による海面上昇が続いた場合に海面上昇対応フロア2を上記防波堤1の主堤防3と第二堤防4の間に組み込んだことで、その潮位に合わせて前記海面上昇対応フロア2を上昇させて、主堤防3の上部に海面上昇時高さ調整用アタッチメント19を装着することで、主堤防用自動扉6は前記潮位に合わせて更に上昇することができ、その上部に据付けられた主堤防用発電機10は潮位に合わせて発電を続行できるようになることで、地球温暖化による海面上昇があっても本発明の自然を利用したその発電を止め処なく、すべての働きにより脈脈と発電でき絶えずおこなわれる新たな発電の波動を起こす生命体のようなものとして、安全と地球環境の悪化を食い止めることが出来る地球温暖化と地震津波台風高潮対応の蓄電型発電防波堤である。
それぞれの上記各堤防の該自動扉がうまく分担して注水放水することで上記各発電機は発電を繰り返し、総合蓄電装置15に蓄電の上、電力浪費防止装置18を介して稼動用消費電力を使えるようにしているので、確実に蓄電できるようにして、毎日尽きることなく続く潮汐や高低差を旨く使うことで地震の津波や暴風や台風などの自然災害の影響もあまり受けず、日を重ねるごとに蓄電量は増すようになり非常に効率の良い、どこにもない唯一無二の本当に安全なエネルギー源となっている。
総合蓄電装置15や電力浪費防止装置18、第三堤防専用ポンプ16は、海抜の一番高い第三堤防5に設置されているので、津波や高波、高潮の災害時でも波に前記第三堤防5が水没しない場合において主堤防3と第二堤防4や第三堤防5が上記のとおり放水できる状態であれば災害時でも発電を続行することが出来、その場合には陸地側が浸水したとしても第三堤防専用ポンプ16はその浸水した海水を第三堤防5に送水することで浸水の被害を復旧することになり災害時は究極の必須装置であり日常の必需エネルギー源である。
防波堤に掛かる災害時の波による衝撃圧力を跳ね返す事や、耐える様にするのでは無く、二層にして隙間を空けることで防波堤1の強度は倍加し、自然災害用ドレンハッチDにより波の持つ巨大な衝撃圧力を分散させ徐々に圧力を消そうとする地震津波台風高潮対応の防波堤であり、波の襲来が止むまで自然災害用ドレンハッチDはその稼動をやり遂げるよう構成され、想像を絶するような想定外の巨大な衝撃圧力の波が襲来した場合、止む終えず海側の防波堤の外壁がたとえ損壊されたとしても、防波堤1の内部に設置された連結補強フレームCは前記損壊時に衝撃を吸収しながら押しつぶされることで、陸側には極力影響は及ばないようにしてあり、すなわち人命救助に基づいた最新鋭の地球温暖化と地震津波台風高潮対応の蓄電型発電防波堤の形としている。
発明を実施する為の最良の形態
以下、本発明の実施形態を図1、図2、図3、図4に基づいて説明する。
図1、図2、図4においては、主堤防用動自動扉6は、干潮時から閉じたままで満潮を待ち、満潮時には主潮位センサー9で満潮を感知したら主堤防用自動扉6が水位を調整しながら主堤防3の堤内に向けて放水することで主堤防用発電機10は発電を開始、干潮に向けて潮位が下がり、放水により水位が上がった主堤防3の堤内の水位と潮位が同調して、主堤防用発電機10が停止した場合、電力浪費防止装置18を介して潮汐に関係なく第三堤防専用ポンプ16で送水された第三堤防5の水位の高さを検出した第三水位センサー13の信号により第三堤防用自動扉8から第二堤防4に放水されることで、第三堤防用発電機14は発電を開始する。第二堤防4は、第二水位センサー11が放水可能水位を検出したら主堤防3に向けて放水させる信号を出すことで主潮位センサー9が主堤防用自動扉6を上昇させて海側より高い水位の差が出るように可動して第二堤防4からの放水で主堤防3の水位が上昇したら主潮位センサー9により水位と潮位との差を検出することで、海面17に向けて放水することで第二堤防用発電機12と主堤防用発電機10は干潮まで発電を続けることが出来、上記動作を日々繰り返すことができるので総合蓄電装置15の蓄電量は日増しに増える。
図4にある第二堤防4の海面上昇対応フロア2は海面上昇に合わせて上部に可動した状態になっており、海面上昇時高さ調整用アタッチメント19が主堤防3の上部に装着されたことにより主堤防用自動扉6は更に上昇することができ主堤防用発電機10に装備されている主潮位センサー9が潮汐や水位を正常に検出できることで、防波堤1における発電を永続的にできる。
図3は、第二堤防4であるが連結補強フレームCは、防波堤1における主堤防3、第二堤防4、第三堤防5の各堤内に設置されているもので、海側の防波堤外壁A、陸側の防波堤外壁Bにより倍加された強度の防波堤1に更に強度を持たせながら、想定外の巨大な衝撃圧力の波が襲来して海側の防波堤の外壁Aが損壊されたとしても、連結補強フレームCは押しつぶされることで衝撃を吸収して、陸側の防波堤外壁Bにはその衝撃圧力を伝えないよう極力影響を及ばせないようにしたうえ、波の襲来が止むまで自然災害用ドレンハッチDは上述のとおりその稼動をやり遂げるよう構成されている。
発明の効果
上述の各発電機の発電の繰り返しにより総合蓄電装置16の蓄電量が増加することで上記稼働用消費電力は多くとれることになり、そのことで、第三堤防専用ポンプ16や総合蓄電装置15の台数を増やすことや、第二堤防4も立体的に増やすことにすれば、余裕をもって更に発電は早く多く出来る、使うたびに効率よく増加し自然の力を利用して災害などに左右されず、安定して発電できるようになる。
本発明の実施形態を示す防波堤の海側から見た構成図 本発明の実施形態を示す防波堤の陸側から見た構成図 第二堤防の堤内断面図 主堤防、第二堤防、主堤防用自動扉、主堤防用発電機、主潮位センサー、海面上昇時高さ調整用アタッチメント、海面上昇対応可動フロア立体図
1、防波堤
2、海面上昇対応可動フロア
3、主堤防
4、第二堤防
5、第三堤防
6、主堤防用自動扉
7、第二堤防用自動扉
8、第三堤防用自動扉
9、主潮位センサー
10、主堤防用発電機
11、第二水位センサー
12、第二堤防用発電機
13、第三水位センサー
14、第三堤防用発電機
15、総合蓄電装置
16、第三堤防専用ポンプ
17、海面
18、電力浪費防止装置
19、海面上昇時高さ調整用アタッチメント
A、海側の防波堤外壁
B、陸側の防波堤外壁
C、連結補強フレーム
D、自然災害用ドレンハッチ
発明の詳細な説明
本発明は、地球温暖化と地震津波台風高潮対応の蓄電型発電防波堤に関するものである。
海洋発電として直接海面上により波の波動を利用した潮流をエネルギーとしている発電装置や、入江などの地形を利用した潮位差による発電海水面下の潮流を利用した水中発電も周知のとおり在り、また特許文献1は水門などに発電機を置いて、台風など災害時からは避難させる為に発電機を動かせる構造のものとか、特許文献2は潮の干満を利用して、潮の通路や調整池を造り、特許文献3は夜間電力を買電して調整池に水を送り発電するというものもある。地球温暖化による異常気象や海面上昇はここ数年において顕著で確実に起こっており、平成十六年八月三十日の台風十六号による広範囲に及んだ瀬戸内海沿岸の高潮被害は、高松港において、TT2.46mと大きく実測最高潮位が上がり大被害をもたらした。平成二十三年三月十一日の東日本大震災において、堤防や町全体が巨大地震により発生した巨大津波により軒並み壊滅状態になってしまい、原子力発電所まで崩壊してしまった未曾有の大被害となり、平成二十四年夏には、グリーンランドの氷床が完全に溶けて、我が国でも海岸線における満潮時の潮位が驚異的に高くなったり、地球温暖化が引き金となっている大型台風による高波高潮に備え、現在の堤防の上に継ぎ足しの堤防を重ねてみたり、高さのある巨大な防波堤などが大津波に備えて建設されている。
特開2010−065675 特開2012−145090 特開平11−029921
しかし、上記原子力発電所の事故による止む終えない事情もある我が国において、世界最先端技術の化石燃料を用いた石炭ガス化複合発電IGCCや最新鋭火力発電システムMACCによる火力発電所をもってしても、化石燃料を燃やして二酸化炭素を排出することで地球温暖化の一因になることや、放射能汚染でふるさとが消滅してしまう危険性がある原子力発電に替わる将来のエネルギー供給源の有り方が大いに議論されている。また潮流の波による波動をエネルギーとしている発電装置や海水面下の潮流を利用したり、また特許文献1は水門などに発電機を置いて、台風の暴風波浪などに合わせて災害時は発電機を非難させながら発電する方法では、その度に発電を止め移動させる必要があり、人件コストも相当かかり、制御しにくいことや、水門の在る所でしか可動できないことや、水上や水中で破壊されるリスクも高く不十分である。特許文献2は潮の干満を利用したとしても、入江など特定の場所でしか出来ないものや、新たに水路、池を造ったとしても不安定で、それらが地震や津波台風時などの自然災害時にはまた新たな二次災害を及ぼす恐れが出来るので不十分である。特許文献3は調整池を造ってポンプでそこに安価な夜間電力を買電して水を送ったとしても、狭いわが国においては土地を有効利用するには設置場所も限られ不十分であり、そこに水が溜まるのを待つ間は発電できず、発電するために漠然と買電して発電するという方法では、発電コストが明瞭に出来ていなくて安定した発電も見込めない上、発電するという本来の目的は達成できずに本末転倒となってしまう場合も想定でき、単に潮流、潮汐を利用するというだけでは不十分である。地球温暖化が引き起こした手のつけられないほどに侵攻している海面上昇による人命に係わる危機的な環境破壊は世界的な大問題となっていて、現在の堤防に継ぎ足して堤防を重ねる方法ではもっと潮位が上がることが想定される将来に向けて強度的にもほとんど対応できず、ビルのような巨大堤防では、津波の圧力にはその自重が災いしてかどうか不明ではあるが、衝撃を吸収もできずに崩壊してしまうことになったことも先の東日本大震災ではあったので不十分である。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題点を解決しようとするものであり、該堤を総表して防波堤1としてさらに主堤防3第二堤防4第三堤防5と分割して立体的に複数層設置することで潮汐や水の高低差による複合の発電を脈脈と段階的に続けるようにするため、防波堤1の間に隙間を開けて空間を作り外壁二重になることで強化された該空間の横蓋となる様に前記主堤防3の該空間に水の注水と放水による水位より任意に発電が出来るように上下可動する主堤防用自動扉6を据付けて、第二堤防4にも前記同様に上下可動する第二堤防用自動扉7を据付けて、第三堤防5にも前記同様に上下可動する第三堤防用自動扉8を据付けて、主堤防用自動扉6の上部に海面17の潮位と該空間の水位の差を検出できる主潮位センサー9を装着している主堤防用発電機10を設置して、第二堤防用自動扉7の上部には該空間の水位の検出ができる第二水位センサー11を装着している第二堤防用発電機12を設置して、第三堤防用自動扉8の上部には該空間の水位の検出ができる第三水位センサー13を装着している第三堤防用発電機14を設置している。
第三堤防5に水を満水に注水した場合、空間の満水状態から全放水したときの第三堤防用発電機14の満水あたりの総発電量の半分の電力で第三堤防5を満水にできる第三堤防専用ポンプ16を第三堤防5に装備して、防波堤1における上記各発電機からの発電された電力を蓄電出来る総合蓄電装置15を第三堤防5に装備して、上記各水位センサー、主潮位センサーの潮位や水位を検出することで上記の各自動扉や前記第三堤防専用ポンプ16などの稼動用消費電力を使う為の指示及び他すべての稼動の指示、総蓄電量から任意に何分の一かだけで使うように規制制御している電力浪費防止装置18を介して総合蓄電装置15より稼動用消費電力を使えるようにしている。
閉じている主堤防3の主堤防用自動扉6から満潮時に該空間に海水を注水して主堤防発電機10は発電を開始、第三堤防専用ポンプ16が第三堤防5に注水する事で、第三堤防用自動扉8より第二堤防4に放水して第三堤防用発電機14は発電を開始、干潮に向けて潮位が下がり主堤防3の該空間の水位同調して発電が停止した場合、主潮位センサー9が同調を検出すると第二堤防4の第二堤防用自動扉7は前記主堤防3に放水を開始して第二堤防用発電機12にて発電を開始、同時に主堤防用自動扉6を上昇させることで、前記第三堤防用発電機14と共に高低差による段階的な複合の発電をしながら前記主堤防3の該空間の水位を上げることが出来、それにて該空間と海面17の水位差を検出した主潮位センサー9にて主堤防用自動扉6から放水されることで主堤防用発電機10は潮汐による発電の再稼動ができ、総合蓄電装置15の蓄電量は効率良く増えるようにしている。
将来海面が上昇した場合海面上昇対応可動フロア2を海面上昇時に合わせて可動させた時に主堤防3の該空間の高さを調整できる海面上昇時高さ調整用アタッチメント19を装着することと、其のときに合わせて該アタッチメントのサイズは誂えることで更に海面が上昇しても永続的に発電できることを特徴としている。
本発明は、従来の堤防が有していた問題点を解決しようとするものであり、津波や暴風波浪のによる想定外のの衝撃圧力に対し強度不足にならないように防波堤1の外壁間隔をとり二重にする事で強度を倍加させ該空間に衝撃を吸収出来るようにした連結補強フレームCを設置して補強したことにより、の衝撃圧力で提内までその被害が及ばないようにして、地震による津波や台風などによる暴風波浪の高波や高潮が襲来したときに堤外の防波堤の外壁Aにその巨大な衝撃を受け止め緩和させるようにしたことで構成され、地震の振動やその外壁にかかる波の衝撃圧力を感知したら該空間に向けて開くようにしている加速度センサーが内蔵された自然災害用ドレンハッチDを第二堤防4と第三堤防5の堤外の防波堤の外壁Aに複数台設置して、地震による振動や高波高潮の衝撃圧力を感知すれば前記自然災害用ドレンハッチDは即座に開いて、内部に海水が残っていた場合一旦排水することで次に襲来してくるに備えて、やがて到達するそのの最高衝撃圧力を検出したら、該空間へ自然災害用ドレンハッチDが即座に開くことで、浸水して衝撃圧力を緩衝して、さらに何度も繰り返し襲来するの運動エネルギーに対して前記加速度センサーによりその運動エネルギーと連動するように自然災害用ドレンハッチDの開閉を繰り返すようにしたことで、内部に浸水しているによる液体の流通抵抗を利用している所謂ショックアブソーバーとしての役目を持たせて衝撃圧力を緩衝させるように構成されている。
上述の通り本発明の、地球温暖化による海面上昇が続いた場合に海面上昇対応フロア2を上記防波堤1の主堤防3と第二堤防4の間に組み込んだことで、その潮位に合わせて前記海面上昇対応フロア2を上昇させて、主堤防3の上部に海面上昇時高さ調整用アタッチメント19を装着することで、主堤防用自動扉6は前記潮位に合わせて更に上昇することができ、その上部に据付けられた主堤防用発電機10は潮位に合わせて発電を続行できるようになることで、地球温暖化による海面上昇があっても本発明の自然を利用したその発電を止め処なく、すべての働きにより脈脈と発電でき絶えずおこなわれる新たな発電の波動を起こす生命体のようなものとして、安全と地球環境の悪化を食い止めることが出来る地球温暖化と地震津波台風高潮対応の蓄電型発電防波堤である。
それぞれの上記各堤防の自動扉で効率よく注水、放水させることで上記各発電機は発電を繰り返し、総合蓄電装置15に蓄電の上、電力浪費防止装置18を介して稼動用消費電力を使えるようにしているので確実に蓄電でき、毎日尽きることなく続く潮汐や水の高低差を上手く使うことで、地震の津波や暴風や台風などの自然災害の影響もあまり受けず、日を重ねるごとに蓄電量は増すようになり非常に効率の良い、どこにもない唯一無二の本当に安全なエネルギー源となっている。
総合蓄電装置15や電力浪費防止装置18、第三堤防専用ポンプ16は、海抜の一番高い第三堤防5に設置されているので、津波や高波、高潮の災害時でも波に前記第三堤防5が水没しない場合において主堤防3と第二堤防4や第三堤防5が上記のとおり放水できる状態であれば災害時でも発電を続行することが出来、その場合には提内が浸水したとしても第三堤防専用ポンプ16はその浸水した海水を第三堤防5に送水することで浸水の被害を復旧することになり災害時は究極の必須装置であり日常の必需エネルギー源である。
防波堤に掛かる災害時のによる衝撃圧力を跳ね返す事や、耐える様にするのでは無く、二層にして隙間を空けることで防波堤1の強度は倍加し、自然災害用ドレンハッチDにより波の持つ巨大な衝撃圧力を分散させ徐々に圧力を消そうとする地震津波台風高潮対応の防波堤であり、の襲来が止むまで自然災害用ドレンハッチDはその稼動をやり遂げるよう構成され、想像を絶するような想定外の巨大な衝撃圧力のが襲来した場合、止む終えず堤外の防波堤の外壁がたとえ損壊されたとしても、防波堤1の内部に設置された連結補強フレームCは前記損壊時に衝撃を吸収しながら押しつぶされることで、提内には極力影響は及ばないようにしてあり、すなわち人命救助に基づいた最新鋭の地球温暖化と地震津波台風高潮対応の蓄電型発電防波堤の形としている。
発明を実施する為の最良の形態
以下、本発明の実施形態を図1、図2、図3、図4に基づいて説明する。
図1、図2、図4においては、主堤防用動自動扉6は、干潮時から閉じたままで満潮を待ち、満潮時には主潮位センサー9で満潮を感知したら主堤防用自動扉6が水位を調整しながら主堤防3の空間に向けて注水することで主堤防用発電機10は発電を開始、干潮に向けて潮位が下がり、注水により水位が上がった主堤防3の空間の水位と潮位が同調して、主堤防用発電機10が停止しても、電力浪費防止装置18を介して潮汐に関係なく第三堤防専用ポンプ16で送水された第三堤防5の水位の高さを検出した第三水位センサー13の信号により第三堤防用自動扉8から第二堤防4に放水されることで、第三堤防用発電機14は発電を開始して、第二堤防4は、第二水位センサー11が放水可能水位を検出したら主堤防3に向けて放水させる信号を出すことで主潮位センサー9が主堤防用自動扉6を上昇させて海側より高い水位の差が出るように可動して第二堤防4からの放水で主堤防3の水位が上昇したら主潮位センサー9により水位と潮位との差を検出することで、海面17に向けて放水することで第二堤防用発電機12と主堤防用発電機10は干潮まで発電を続けることが出来、上記動作を日々繰り返すことができるので総合蓄電装置15の蓄電量は日増しに増える。
図4にある第二堤防4の海面上昇対応フロア2は海面上昇に合わせて上部に可動した状態になっており、海面上昇時高さ調整用アタッチメント19が主堤防3の上部に装着されたことにより主堤防用自動扉6は更に上昇することができ主堤防用発電機10に装備されている主潮位センサー9が潮汐や水位を正常に検出できることで、防波堤1における発電を永続的にできる。
図3は、第二堤防4であるが連結補強フレームCは、防波堤1における主堤防3、第二堤防4、第三堤防5の各空間に設置されているもので、堤外の防波堤外壁A、提内の防波堤外壁Bにより倍加された強度の防波堤1に更に強度を持たせながら、想定外の巨大な衝撃圧力の波が襲来して堤外の防波堤の外壁Aが損壊されたとしても、連結補強フレームCは押しつぶされることで衝撃を吸収して、提内の防波堤外壁Bにはその衝撃圧力を伝えないよう極力影響を及ばせないようにしたうえ、損壊しない場合は水の襲来が止むまで自然災害用ドレンハッチDは上述のとおりその稼動をやり遂げるよう構成されている。
発明の効果
上述の各発電機の発電の繰り返しにより総合蓄電装置1の蓄電量が増加することで上記稼働用消費電力は多くとれることになり、そのことで、第三堤防専用ポンプ16や総合蓄電装置15の台数を増やすことや、第二堤防4も立体的に増やすことにすれば、余裕をもって更に発電は早く多く出来る、使うたびに効率よく増加し自然の力を利用して災害などに左右されず、安定して発電できるようになる。
本発明の実施形態を示す防波堤の堤外から見た構成図 本発明の実施形態を示す防波堤の提内から見た構成図 第二堤防の堤内断面図 主堤防、第二堤防、主堤防用自動扉、主堤防用発電機、主潮位センサー、海面上昇時高さ調整用アタッチメント、海面上昇対応可動フロア立体図
1、防波堤
2、海面上昇対応可動フロア
3、主堤防
4、第二堤防
5、第三堤防
6、主堤防用自動扉
7、第二堤防用自動扉
8、第三堤防用自動扉
9、主潮位センサー
10、主堤防用発電機
11、第二水位センサー
12、第二堤防用発電機
13、第三水位センサー
14、第三堤防用発電機
15、総合蓄電装置
16、第三堤防専用ポンプ
17、海面
18、電力浪費防止装置
19、海面上昇時高さ調整用アタッチメント
A、堤外の防波堤外壁
B、提内の防波堤外壁
C、連結補強フレーム
D、自然災害用ドレンハッチ

Claims (2)

  1. 防波堤1の堤の内部に空間を設け、自ずとできるその堤内に任意に海水を注水と放水が出来る扉を据付け、その上部に注水と放水により発電出来る発電機を設置した防波堤1で潮汐や高低差により発電できるようにするために、海側と陸側に間隔のある二層の外壁で作られ、該天地を水平に上下遮断できるうえ任意に上下可動できるようにしてある海面上昇対応可動フロア2を装着して、海面17に向けた下側を潮汐による干潮時と満潮時の潮位が識別することができ満潮時以上の高さまでの空間を主堤防3として設置、上側を第二堤防4として設置して、第二堤防4の上部の海抜よりさらに高い位置に第二堤防4と同様な内部構造を持った第三堤防5などを立体的に複数層設置して、潮汐と高低差による複合の発電を段階的に続けられるようにするため、各堤防の堤内の横蓋として任意に上下稼動できて海水を注水したり放水したりすることできる自動扉を前記の各堤防に据付けた防波堤1において、主潮位センサー9が装備された主堤防用発電機10や、第二水位センサー11が装備された第二堤防用発電機12や第三水位センサー13が装備された第三堤防用発電機14など同一の発電容量の各発電機を前記各自動扉の上部に設置して、潮位や水位の検出をすることで任意に各自動扉を開閉稼動させて注水や放水をして、得た発電出力を第三堤防5に設置した総合蓄電装置15に蓄電したうえ、同様に第三堤防5に設置されて海面17から第三堤防5に注水できるようにしている第三堤防専用ポンプ16で、総蓄電量から防波堤1の総消費電力を規制している電力浪費防止装置18を介した電力で注水して、高低差により第二堤防4へ放水することで発電をしながら更に主堤防3に放水できるようにしたことで、潮汐による発電をおこなっている主堤防3が潮位と水位が同調して発電が止まるという事態を該主潮位センサーの指示により第二堤防4からの放水で補い、段階的に発電をすることで総合的な発電を早く確実にできるようにしたことを特徴にして、将来海面が上昇した場合海面上昇対応可動フロア2を海面上昇時に合わせて可動させた時に主堤防3の上部の堤内の高さを調整できる海面上昇時高さ調整用アタッチメント19を装着することで海面が上昇しても永続的に発電できることを特徴とする、尽きることのなく脈脈と続く潮汐や高低差を利用して二酸化炭素を排出せずに自然を利用することで効率よく発電できる安定したエネルギーを供給するように構成されている地球温暖化と地震津波台風高潮対応の蓄電型発電防波堤。
  2. 請求項1の防波堤1において、各堤内における海側の防波堤外壁Aと陸側の防波堤外壁Bを連結して衝撃を吸収出来るようにしている連結補強フレームCを設置して、地震による津波や台風などによる暴風波浪の高波や高潮による波が襲来して海側の防波堤外壁Aが巨大な衝撃を受けた場合に、前記連結補強フレームCは各堤内を二層になって強度が増している上に補強することで、陸側の防波堤外壁Bには大きな被害が及ばないような所謂モノコック形状として構成され、請求項1の第二堤防4と第三堤防5の海側の防波堤外壁Aの部分には、地震の振動やその外壁にかかる波の衝撃圧力を感知したら本堤内に向けて開くようにしている加速度センサーが内蔵された自然災害用ドレンハッチDを複数台設置して、地震の振動や波の衝撃圧力を前記加速度センサーが感知することで、請求項1の電力浪費防止装置18は、総合蓄電装置15の総蓄電量から任意に消費電力を使う規制を解除して、自然災害用ドレンハッチDは開いて本堤内に残留している海水を一時的に放出してすばやく閉じることで次に襲来してくる波の衝撃圧力を受け止める用意をして、やがて最高衝撃圧力を前記加速度センサーが検出したら、前記自然災害用ドレンハッチDを即座に開き波を本堤内に取り込むことで、最高衝撃圧力を緩衝させ、第二波、第三波と複数回に繰り返し襲来する波の衝撃圧力の運動エネルギーに対して前記加速度センサーはその動きを感知して検出することで、自然災害用ドレンハッチDを連動して開閉運動するようにして、すでに本堤内を浸している海水による液体の流通抵抗を利用することで波の衝撃を緩和させるようにした所謂ショックアブソーバーとしての役目を持たせて、さらに総合蓄電装置15が売電などで電力不足している場合は買電することは勿論、前記波の衝撃圧力が止むまでは自然災害用ドレンハッチDは稼働を続けるようにしていることを特徴とする請求項1記載の地球温暖化と地震津波台風高潮対応の蓄電型発電防波堤。
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