JP2014131181A - 無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明による無線通信システムは、対向するアンテナ素子間のチャネルと斜め方向のアンテナ素子間のチャネルとの振幅比が1であり、位相差が90度となるように各アンテナ素子が配置され、受信アンテナ素子(211〜213)からの信号の各々を1:2−1/2:2−1/2なる振幅比で重み付けし、前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされた信号に−135度の位相回転を付与する重み付け部としての分配器(2211〜2213)および移相器(2221〜2223)と、前記位相回転が付与された信号と、前記振幅比の第2項および第3項にそれぞれ対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する復号部としての合成器(2231〜2233)および受信部(231〜233)とを具備する。
【選択図】図1
Description
図7の例では、送信アンテナ素子Tx1〜Tx3は、一辺がアンテナ素子間隔dの正三角形の頂点に位置するようにして、上述の図6に示す平面PT上に配置されている。即ち、送信アンテナ素子Tx1〜Tx3は、アンテナ素子間隔dだけ隔てて等間隔で配置されている。また、受信アンテナ素子Rx1〜Rx3は、それぞれ、送信アンテナ素子Tx1〜Tx3と対向するようにして、上述の図6に示す平面PR上に配置されている。従って、受信アンテナ素子Rx1〜Rx3もアンテナ素子間隔dだけ隔てて等間隔で配置されている。
即ち、本発明の一態様による無線通信装置は、第1の通信装置が具備する第1〜第3の送信アンテナ素子と第2の通信装置が具備する第1〜第3の受信アンテナ素子とが、それぞれ対向する位置に配置され、さらに、対向する配置関係にある前記送信アンテナ素子と前記受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルと斜め方向に位置する配置関係にある前記送信アンテナ素子と前記受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルとの振幅比が1でかつ位相差が90度となるように配置された無線通信装置であって、前記第2の通信装置が、前記第1〜第3の受信アンテナ素子から入力された信号の各々を1:2−1/2:2−1/2の振幅比で分岐させ、1の振幅比で分岐された信号に−135度の位相回転を付与し、位相回転が付与されていない2つの信号と、−135度の位相回転が付与された信号とを出力する重み付け手段と、前記重み付け手段が出力する信号のうち、前記第1の受信アンテナ素子から入力され−135度の位相回転が付与された信号と、前記第2の受信アンテナ素子から入力され位相回転が付与されていない信号と、前記第3の受信アンテナ素子から入力され位相回転が付与されていない信号とを合成して復号する第1の復号手段と、前記重み付け手段が出力する信号のうち、前記第2の受信アンテナ素子から入力され−135度の位相回転が付与された信号と、前記第1の受信アンテナ素子から入力され位相回転が付与されていない信号と、前記第3の受信アンテナ素子から入力され位相回転が付与されていない信号とを合成して復号する第2の復号手段と、前記重み付け手段が出力する信号のうち、前記第3の受信アンテナ素子から入力され−135度の位相回転が付与された信号と、前記第1の受信アンテナ素子から入力され位相回転が付与されていない信号と、前記第2の受信アンテナ素子から入力され位相回転が付与されていない信号とを合成して復号する第3の復号手段と、を具備することを特徴とする無線通信装置の構成を有する。
<第1の実施形態>
[構成の説明]
図1は、本発明の第1の実施形態による無線通信システム1の概略構成を示す構成図である。無線通信システム1は、3×3MIMO(3入力3出力のMIMO)伝送により、通信装置100から通信装置200へ3系列のデータ系列S1,S2,S3を伝送してデータ通信を行うものとして構成されている。
通信装置100は、3系列のデータ系列S1,S2,S3を送信する。具体的には、通信装置100が具備する送信部111は、データ系列S1を取得し、符号化や変調等の処理を行って、データ系列S1の送信信号を生成し、生成した送信信号を送信アンテナ素子121に出力する。同様に、送信部112はデータ系列S2を取得し、符号化や変調等の処理を行って、データ系列S2の送信信号を生成し、生成した送信信号を送信アンテナ素子122に出力する。同様に、送信部113はデータ系列S3を取得し、符号化や変調等の処理を行って、データ系列S3の送信信号を生成し、生成した送信信号を送信アンテナ素子123に出力する。ここで、データ系列S1とデータ系列S2とデータ系列S3は、互いに独立した系列であってもよいし、相関を有する系列であってもよい。
図2は、無線通信システム1の合成器2231における信号の合成の様子を示す説明図である。
送信アンテナ素子121から送信されたデータ系列S1の信号(受信アンテナ素子211に対しては所望信号成分)は、受信アンテナ素子211,212,213によりそれぞれ受信され、前述のウェイト演算回路220において、分配および位相回転の処理後に合成器2231に入力される。また、他の送信アンテナ素子122および送信アンテナ素子123からそれぞれ送信された他のデータ系列S2,S3の各信号(受信アンテナ素子211に対しては干渉信号成分)は、受信アンテナ素子211,212,213によりそれぞれ受信され、前述の分配および位相回転の処理後に合成器2231に入力される。すなわち、合成器2231には、移相器2221から入力された信号と、分配器2212から分配された信号と、分配器2213から分配された信号の3つの信号が入力される。
図3は、無線通信システム1における送信アンテナ素子121,122,123および受信アンテナ素子211,212,213の配置を決定する処理手順を示すフローチャートである。概略的には、前述の式(5)に示すチャネルの伝搬特性が得られるように、送信アンテナ素子121,122,123および受信アンテナ素子211,212,213の配置を決定する。
次に、アンテナ素子間隔dを徐々に変更しながら、各アンテナ素子間隔dにおける送信アンテナ素子121,122,123と受信アンテナ素子211,212,213との間の各伝搬チャネルの振幅比と位相差θHを推定する(ステップS12)。
次に、上述の第1の実施形態における図面を援用して、本発明の第2の実施形態を説明する。
上述の第1の実施形態では、送受アンテナ素子間のチャネル行列が式(5)で表されるチャネル行列となるように各アンテナ素子を配置し、通信装置200のウェイト演算回路220において分配器2211,2212,2213と移相器2221,2222,2223と合成器2231,2232,2233とを用いて、式(7)に示すZFにおける受信ウェイト行列WZFと同等の受信ウェイト行列を得る構成としたが、第2の実施形態では、送受アンテナ素子間のチャネル行列が前述の式(6)で表されるチャネル行列となるように各アンテナ素子を配置し、通信装置200のウェイト演算回路220において分配器2211,2212,2213と移相器2221,2222,2223と合成器2231,2232,2233とを用いて、式(8)に示すZFにおける受信ウェイト行列WZFと同等の受信ウェイト行列を得る構成として、3×3近距離MIMO伝送を行う。ただし、本実施形態では式(8)に示す受信ウェイト行列WZFと同等の受信ウェイト行列を得る必要上、後述するように、分配器2211,2212,2213による信号分配において用いられる振幅比の値と、移相器2221,2222,2223において信号に付与される位相回転の値が上述の第1の実施形態とは異なる。
なお、第1の実施形態と同様に、受信側の通信装置200が備えるウェイト演算回路220を送信側の通信装置100に設け、受信側の通信装置200からウェイト演算回路220を削除して、受信アンテナ素子211,212,213と受信部231,232,233とが直接接続される構成としてもよい。
図4は、本実施形態による無線通信システムにおける送信アンテナ素子121,122,123および受信アンテナ素子211,212,213の配置を決定する処理手順を示すフローチャートである。概略的には、前述の式(6)に示すチャネルの伝搬特性が得られるように、送信アンテナ素子121,122,123および受信アンテナ素子211,212,213の配置を決定する。
次に、アンテナ素子間隔dを徐々に変更しながら、各アンテナ素子間隔dにおける送信アンテナ素子121,122,123と受信アンテナ素子211,212,213との間の各伝搬チャネルの振幅比と位相差θHを推定する(ステップS22)。
図5は、上述した本発明の第1または第2の実施形態の変形例による無線通信システム2の概略構成を示す構成図である。概略的には、本変形例による無線通信システム2は、本発明をSIMO(Single−Input Multiple−Output)伝送技術に適用したものである。
なお、本変形例では、3系列のデータ系列S1,S2,S3のうちの一つのデータ系列を伝送するものとしているが、これに限定されず、3系列のデータ系列S1,S2,S3のうちの任意の二つのデータ系列を伝送するように構成することもできる。
例えば、上述の実施形態では、本発明をMIMO伝送技術に適用した例を説明し、変形例では、本発明をSIMO伝送技術に適用して例を説明したが、本発明は、MISO(Multiple−Input Single−Output)伝送技術にも適用することが可能である。
また、本発明は、例えば2×2MIMO伝送または4×4MIMO伝送など、3×3MIMO伝送以外のMIMO伝送にも適用することが可能である。この場合、各伝送に応じて特定のチャネル行列が得られるように送受信アレーアンテナの各アンテナ素子を配置し、それに合わせてウェイト演算回路(220,2200)の分配器、移相器、合成器の各回路定数を選定することにより、上述の実施形態と同様に、簡易にMIMO受信復号を実施することができる。
111,112,113…送信部
120…送信アレーアンテナ
121,122,123…送信アンテナ素子
200,2000…通信装置(受信側)
210…受信アレーアンテナ
211,212,213…受信アンテナ素子
220,2200…ウェイト演算回路
231,232,233…受信部
2211,2212,2213…分配器
2221,2222,2223…移相器
2231,2232,2233…合成器
S1,S2,S3,S1’,S2’,S3’…データ系列
S11,S12,S13,S21,S22,S23…処理ステップ
Claims (8)
- 第1、第2、第3の送信アンテナ素子を具備する第1の通信装置と、第1、第2、第3の受信アンテナ素子を具備する第2の通信装置とを備え、前記第1、第2、第3の送信アンテナ素子と前記第1、第2、第3の受信アンテナ素子とがそれぞれ対向する位置に配置され、前記第1から第3の送信アンテナ素子および前記第1から第3の受信アンテナ素子のうち、相互に対向する配置関係にある送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルと、相互に斜め方向に位置する配置関係にある送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルとの振幅比が1であり、かつ、前記チャネル間の位相差が90度となるように、前記第1から第3の送信アンテナ素子と前記第1から第3の受信アンテナ素子とが配置された無線通信システムであって、
前記第2の通信装置が、
前記第1から第3の受信アンテナ素子から入力された信号の各々を1:2−1/2:2−1/2なる振幅比で重み付けして分岐し、前記分岐により得られた信号のうち、前記第1から第3の受信アンテナ素子の一つから入力されて前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされた信号に−135度の位相回転を付与する重み付け部と、
前記重み付け部により前記位相回転が付与された信号と、前記第1から第3の受信アンテナ素子の残りの二つから入力されて前記重み付け部により前記振幅比の第2項および第3項にそれぞれ対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する復号部と、
を具備することを特徴とする無線通信システム。 - 前記復号部は、
前記重み付け部により分岐された信号のうち、前記第1の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされて−135度の位相回転が付与された信号と、前記第2の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第2項に対応する重み付けがなされた信号と、前記第3の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第3項に対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する第1の復号部と、
前記重み付け部により分岐された信号のうち、前記第2の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされて−135度の位相回転が付与された信号と、前記第1の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第2項に対応する重み付けがなされた信号と、前記第3の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第3項に対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する第2の復号部と、
前記重み付け部により分岐された信号のうち、前記第3の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされて−135度の位相回転が付与された信号と、前記第1の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第2項に対応する重み付けがなされた信号と、前記第2の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第3項に対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する第3の復号部と、
を備えた請求項1に記載の無線通信システム。 - 第1、第2、第3の送信アンテナ素子を具備する第1の通信装置と、第1、第2、第3の受信アンテナ素子を具備する第2の通信装置とを備え、前記第1、第2、第3の送信アンテナ素子と前記第1、第2、第3の受信アンテナ素子とがそれぞれ対向する位置に配置され、前記第1から第3の送信アンテナ素子および前記第1から第3の受信アンテナ素子のうち、相互に対向する配置関係にある送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルと、相互に斜め方向に位置する配置関係にある送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルとの振幅比が2−1/2であり、かつ、前記チャネル間の位相差が135度となるように、前記第1から第3の送信アンテナ素子と前記第1から第3の受信アンテナ素子とが配置された無線通信システムであって、
前記第2の通信装置が、
前記第1から第3の受信アンテナ素子から入力された信号の各々を1:1:1なる振幅比で重み付けして分岐し、前記分岐により得られた信号のうち、前記第1から第3の受信アンテナ素子の一つから入力されて前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされた信号に−90度の位相回転を付与する重み付け部と、
前記重み付け部により前記位相回転が付与された信号と、前記第1から第3の受信アンテナ素子の残りの二つから入力されて前記重み付け部により前記振幅比の第2項および第3項にそれぞれ対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する復号部と、
を具備することを特徴とする無線通信システム。 - 前記復号部は、
前記重み付け部により分岐された信号のうち、前記第1の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされて−90度の位相回転が付与された信号と、前記第2の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第2項に対応する重み付けがなされた信号と、前記第3の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第3項に対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する第1の復号部と、
前記重み付け部により分岐された信号のうち、前記第2の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされて−90度の位相回転が付与された信号と、前記第1の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第2項に対応する重み付けがなされた信号と、前記第3の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第3項に対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する第2の復号部と、
前記重み付け部により分岐された信号のうち、前記第3の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされて−90度の位相回転が付与された信号と、前記第1の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第2項に対応する重み付けがなされた信号と、前記第2の受信アンテナ素子から入力され前記振幅比の第3項に対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する第3の復号部と、
を備えた請求項3に記載の無線通信システム。 - 送信アンテナ素子を具備する第1の通信装置と、第1から第3の受信アンテナ素子を具備する第2の通信装置とを備え、前記送信アンテナ素子と前記第1から第3の受信アンテナ素子の一つとが対向する位置に配置され、前記送信アンテナ素子および前記第1から第3の受信アンテナ素子のうち、相互に対向する配置関係にある前記送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルと、相互に斜め方向に位置する配置関係にある前記送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルとの振幅比が1であり、かつ、前記チャネル間の位相差が90度となるように、前記送信アンテナ素子と前記第1から第3の受信アンテナ素子とが配置された無線通信システムであって、
前記第2の通信装置が、
前記第1から第3の受信アンテナ素子から入力された信号の各々を1:2−1/2:2−1/2なる振幅比で重み付けして分岐し、前記分岐により得られた信号のうち、前記第1から第3の受信アンテナ素子の一つから入力されて前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされた信号に−135度の位相回転を付与する重み付け部と、
前記重み付け部により前記位相回転が付与された信号と、前記第1から第3の受信アンテナ素子の残りの二つから入力されて前記重み付け部により前記振幅比の第2項および第3項にそれぞれ対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する復号部と、
を具備することを特徴とする無線通信システム。 - 送信アンテナ素子を具備する第1の通信装置と、第1、第2、第3の受信アンテナ素子を具備する第2の通信装置とを備え、前記送信アンテナ素子と前記第1、第2、第3の受信アンテナ素子の一つとが対向する位置に配置され、前記送信アンテナ素子および前記第1から第3の受信アンテナ素子のうち、相互に対向する配置関係にある前記送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルと、相互に斜め方向に位置する配置関係にある前記送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルとの振幅比が2−1/2であり、かつ、前記チャネル間の位相差が135度となるように、前記送信アンテナ素子と前記第1から第3の受信アンテナ素子とが配置された無線通信システムであって、
前記第2の通信装置が、
前記第1から第3の受信アンテナ素子から入力された信号の各々を1:1:1なる振幅比で重み付けして分岐し、前記分岐により得られた信号のうち、前記第1から第3の受信アンテナ素子の一つから入力されて前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされた信号に−90度の位相回転を付与する重み付け部と、
前記重み付け部により前記位相回転が付与された信号と、前記第1から第3の受信アンテナ素子の残りの二つから入力されて前記重み付け部により前記振幅比の第2項および第3項にそれぞれ対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する復号部と、
を具備することを特徴とする無線通信システム。 - 第1、第2、第3の送信アンテナ素子を具備する第1の通信装置と、第1、第2、第3の受信アンテナ素子を具備する第2の通信装置とを備え、前記第1、第2、第3の送信アンテナ素子と前記第1、第2、第3の受信アンテナ素子とがそれぞれ対向する位置に配置され、前記第1から第3の送信アンテナ素子および前記第1から第3の受信アンテナ素子のうち、相互に対向する配置関係にある送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルと、相互に斜め方向に位置する配置関係にある送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルとの振幅比が1であり、かつ、前記チャネル間の位相差が90度となるように、前記第1から第3の送信アンテナ素子と前記第1から第3の受信アンテナ素子とが配置された無線通信システムによる無線通信方法であって、
前記第2の通信装置による信号処理が、
前記第1から第3の受信アンテナ素子から入力された信号の各々を1:2−1/2:2−1/2なる振幅比で重み付けして分岐し、前記分岐により得られた信号のうち、前記第1から第3の受信アンテナ素子の一つから入力されて前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされた信号に−135度の位相回転を付与する重み付け手順と、
前記重み付け手順により前記位相回転が付与された信号と、前記第1から第3の受信アンテナ素子の残りの二つから入力されて前記重み付け手順により前記振幅比の第2項および第3項にそれぞれ対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する復号手順と、
を含むことを特徴とする無線通信方法。 - 第1、第2、第3の送信アンテナ素子を具備する第1の通信装置と、第1、第2、第3の受信アンテナ素子を具備する第2の通信装置とを備え、前記第1、第2、第3の送信アンテナ素子と前記第1、第2、第3の受信アンテナ素子とがそれぞれ対向する位置に配置され、前記第1から第3の送信アンテナ素子および前記第1から第3の受信アンテナ素子のうち、相互に対向する配置関係にある送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルと、相互に斜め方向に位置する配置関係にある送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルとの振幅比が2−1/2であり、かつ、前記チャネル間の位相差が135度となるように、前記第1から第3の送信アンテナ素子と前記第1から第3の受信アンテナ素子とが配置された無線通信システムによる無線通信方法であって、
前記第2の通信装置による信号処理が、
前記第1から第3の受信アンテナ素子から入力された信号の各々を1:1:1なる振幅比で重み付けして分岐し、前記分岐により得られた信号のうち、前記第1から第3の受信アンテナ素子の一つから入力されて前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされた信号に−90度の位相回転を付与する重み付け手順と、
前記重み付け手順により前記位相回転が付与された信号と、前記第1から第3の受信アンテナ素子の残りの二つから入力されて前記重み付け手順により前記振幅比の第2項および第3項にそれぞれ対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する復号手順と、
を含むことを特徴とする無線通信方法。
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